JPS58179659A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はノンインパクト記録装置、特に圧力室の容積変
化によって印字ヘッドのオリフウスからインク小滴を噴
射するインクジェット記録装置に関するものである。

インクジェット記録装置は極めて低騒音で高速印字が可
能なほか、安価な普通紙が使え、現像・定着等の処理を
必要とせず、文字記録のほか漢字・図形等の記録の拡大
機能をそなえているという利点をもっている。

このインクジェット記録装置には、従来電界制御方式（
％公昭３６−１３７６８号公報）と荷電制御方式（％公
昭４２−４３８１号公報、特公昭４２−８３５０号公報
）とが早くがら知られているが、これらの方式では特に
インク小滴を形成する手段と、文字形成のだめの噴射方
向制御（偏向）手段とにおいて、複雑で高精度な構造を
必要とする。

そのため構造のより簡単な方式が近年開発され、注目さ
れている。それは特開昭４７−２００６号公報に示され
るように、印字のための電気信号に応答して、電気ノｆ
ルスが印字ヘッドに印加される都度、圧力室の容積変化
によってオリフィスからインク小滴を噴射する方式（以
下インク・オンデマンド方式という）のインクジェット
記録装置であるが、このインク・オンデマンド方式にお
いて□は、インク回収の必要がないからフィルターやイ
ンク用ポンプなどの複雑なインク供給系が不要であり、
ために当然インク消費量も少く、またインク小滴を偏向
制御させるための高電圧電源も必要ないという大きな利
点をもっている。

従来のこの種のインク・オンデマンド方式（例えば前記
特開昭４７−２００６号公報に記載の方式）の印字ヘッ
ドの構造は、第１図に示すように、１つの印字ヘッドか
ら１つのインク小滴を噴射するものである。この従来の
印字ヘッドの構造においては、英数字等の文字または図
形を効率的に記録紙に印字するためには、例えば特開昭
４７−２００６号公報の第９図または第１０図に示す如
く、複数の印字ヘッド（印字ヘッド）が並＃されねばな
らない。複数の印字ヘッドを並置することは製造コスト
を高め、小型化を阻げ、さらにまたインク小滴間の間隔
を小さくするのに限度がある等の欠点を有している。

本発明は上述の欠点を解消したインクオンデマンド方式
によるインクジェット記録装置を提供するものでるる。

本発明によれば、印字のための電気信号パルスが印加さ
れる都度、印字ヘッドの圧力室の容積を電気機様変換素
子によって変化させて、オリスイスからインク小滴を噴
射する方式のインクジェット記録装置において、複数の
ノズルと、該ノズルに連通ずる複数の圧力室と、該圧力
室内にインク溜りからのインクを分配供給し得一部が可
撓性部材で榎われた共通のＡＩルストラップ室と、を有
する印字ヘッドを備えたインクジェット記録装置が提供
される。

前述の如く、本発明のインクジェット記録装置において
は、複数の圧力室に連通ずる１つの共通のノｆルストラ
ップ室が設けられている。この共通のパルストラップ室
は、インクを噴射した際の圧力室から戻る圧力パルスを
吸収して、他の圧力室に対して影響を及ぼさないバッフ
ァーとして働く。

また、各圧力室を直接インク溜りに連通ずるような場合
には、各圧力室内の液圧をある範囲内で等しく保つこと
が困難であるが、ｉ！ルストラップ室　　　１を設ける
ことにより、各圧力室内の液圧をある範囲内で尋しく保
って、インク小滴の寸法、噴射速度等の制御を容易に行
なうことができる構造が与えられる。

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図は従来のインク・オンデマンド方式記録装置（％
開昭４７−２００６号公報）の概略を示す図である。図
中、１１は記録用媒体１２上に情報を記録するように設
けた装置を示す。１２は前記装置１１に関連する記録用
媒体で、送りローラ１３および巻取ローラ１４との間に
張架されており、矢印の如く移動するように構成されて
いる。

ここで、前記装置１１と記録用媒体１２との相対的な運
動は、装置１１または記録用媒体１２のいずれか一方を
苦しくはその両方を移動せしめる等適宜の方法により行
うことが出来る。

１６は使用される特定の記録液を貯蔵するためのインク
溜りであり、連通管１７を介して、小滴を噴射する装置
、すなわち印字ヘッド１８に通じている。１９はワイヤ
のような通商な電気接続手段２１を介して印字ヘッド１
８にパルスを供給するための電子パルス発生器である。

該発生器１９は共振周波数では作動せず、むしろ印字さ
れるべき予定したパターンに従って小滴を呼び出す。

２７は、前記発生器１９から電気信号を受けると圧力室
２６の内側へ撓むことの出来る通商な可撓板２７で、ピ
エゾ電気クリスタル２９．３０から成り、それらは互い
に導電性薄膜によって接着されてアセンブリーになって
いる。すなわち、パルス発生器１９から電気接続手段２
１を介して度板２７の両面に適尚な電圧を印加すると、
上側のクリスタル２９が収縮すると共に下側のクリスタ
ル３０が膨張して、それによって可撓板２７全体が圧力
室２６の内側へ撓む。

可撓板２７の内側への撓みは第１図において二点鎖線で
示しである。

この方法において、装置１１に対する記録用媒体１２あ
るいは逆に記録用媒体に対する装置の正確な位置決めは
、記録される情報で決定されるところの電子ｉ４ルス発
生器１９により発生される信号に従って予定のノｆター
ンに小滴を記録用媒体に衝突させることによって行われ
るが、この詳細については前記特開昭４７−２００６号
公報を参照されたい。

情報を最良に配録するためには、小滴は正確かつ所定の
形状および量にすべきである。すなわち、各小滴は・平
ルス発生器１９からの電気信号に厳密に従い、等間隔の
信号は等間隔で均一な小滴を作る。

さて、小滴２２は圧力室２６の容積の急激な減少により
印字ヘッド１８から射出されるものであり、従ってこの
容積の急激な減少は、小滴２２を形成するに充分なイン
クを変位する壕で圧力室２６内に可撓板２７を撓塘せる
ことによって達成される。

該撓みはノズル２８の中のインクに充分な運動エネルギ
ーを与え、その一部分が脱出速度を越えるように加速す
るために充分急激でなければならない。脱出最小速度と
は、ノズルから突出するインク柱を該ノズルから分断し
１分離した１個の小滴を形成し得る最小速度である。該
脱出最小速度は、小滴の表面を形成するのに必要なエネ
ルギーと小滴の運動エネルギーとを等しくすることによ
ここでσはインクの表面張力定数 μはインクの密度（ｄｅｎｓｉｔｙ） Ｄは小滴の直径である。

一例として、直径０，０／、！；ｃｘの水滴の脱出最小
速度は／Ａ７ｃｌｎ／ｓｅｅである。これを達成せしめ
るためには、可撓板はインクがオリフィスから一小滴の
直径にｔｌは等しいインク柱を突出するように液体の移
動終了時点までに、ノズル中のインクを休止から脱出最
小速度を越える速度にまで加速するようにインク中に圧
力を発生させねばならない。この最低圧力は次式によっ
て得られる。

ここで、には所定の印字ヘッドのノズルの有効長を定め
る無次元定数であり、σはインクの表面張力定数、Ｄは
小滴の直径である。Ｋは通常ｑ〜ｌＩｏの間である。０
．０／Ｓｃｘの水滴かに＝１０でヘッドから射出される
場合、最低圧力は、２．ｇＸ／θ５Ｄｙｎｅ　／ａｍ　
　、　６るいは平方インチ当りほぼｑポンドである。可
撓板２７は、また噴射される小滴の量よりも大きい量の
インクを変位しなければならないという事は前記可撓板
によって変位されたインクの一部分は入口を通して後方
に逆流するからである。可撓板の働きは、該可撓板が休
止位置に戻るに従って、正の圧力パルスの大きさとほぼ
等しい大きさを有する負の圧カッｆルスを生ぜしめる。

負の圧カハルスはノズル内のインクの流れの方向を逆転
させる。それは、ノズルから突出しているインク柱の分
断を促進し、分離した小滴を発生する。ヘッドが作動し
ているときの最大圧力は、負の圧力パルスが働いている
ときに液体中に発生するキャビテーション真空部により
決定される。

キャビテーションの発生は、各種ノ量うメータの中で特
に周波数およびインクの粘度に依存するので、分析的に
説明することは非常に困難である。

印字ヘッド内の圧力の実際的な上限は３，５Ｘｉｏ６Ｄ
ｙｎｅ　／硼または平方インチ当り略ＳＯポンドである
。このように、ノ４ルス発生器１９から１発の・（ルス
電圧を受けると、前記印字ヘッド１８はオリフィス２４
から不連続な一個のインク小滴２２を噴射する。夫々の
供給されたパルス電圧によって、先行する信号と独立し
て制御された滴下量を有する一個の小滴２２は、記録用
媒体１２が印字ヘッド１８を通過する時、該記録用媒体
上に正確な情報の記録を行うために、実質的に直線の軌
道を辿り、前記記録用媒体１２上に線２８を形成する。

小滴が噴射された後、前記可撓板２７は通常の位置に戻
り、そしてインクのメニスカスははは小滴の直径だけオ
リフィス内に引き戻される。このインクは印字ヘッドが
再び別の小滴を噴射するその作動前に元の位置にきてい
なければならないが、オリフィス内の液体の毛細管現象
が必要な力を供給する。この復帰過程中に、小滴群が噴
射される最大速度はほぼ次式で示される。

再び直径θ、０／！ｒａｍの水滴を例にとり、Ｋ＝／θ
であるような寸法の印字ヘッドによりこの小滴が噴射さ
れたとすれば、最大点滴周波数は秒尚り約１ＩＩｅｏ滴
である。小滴の寸法がもつと小さければ最大点滴速度は
増え、秒当りの文字での最大印字速度も増大する。もし
Ｋを＋ｅにし、小滴直径が０．００２ＫｃＩＬで印字す
るならば最大印字速度は秒当り１６００文字となり、小
滴寸法がｉｏ倍（０，０コＳｃ＋ｎ）になれば最大印字
速度は秒当りＳＯθ文字に減少する。この実施例におい
て最大点滴周数が最良の状態として論じているが、たと
えノズル内のインクが完全に復元さねない状態でも、よ
り速い速度の噴射操作を行なうことは可能である。

換言すれば、各小滴の形状、寸法等がすべてが完全でな
いけれども、実用上ではより一層高速度の噴射が達成さ
れる。そしてまた、噴射操作中この印字ヘッド内の液体
の運動量は、ノズル内のインクをオリフィスにまで急速
に復元させる。

前記実施例の一つの印字ヘッドは複数の印字ヘッド列に
よく適合しており、これを第２図に示す。

第２図は前記第１図に類似せる一つの印字ヘッドの断面
を示す。第２図において、可撓板はカパースリツ７″（
可撓壁）３１と該カバースリップに接着したピエゾ電気
クリスタル３２との二つの部材より成る。前記クリスタ
ルに電圧を印加すると、クリスタルは収縮し、そしてカ
バースリラグ３１上のクリスタル３２の収縮作用は、可
撓板を圧力室３３の内側に撓ませ、ノズル３６を通して
オリフィス３４から一小滴を噴射させるに充分な容積を
減少させる。

カパースリツ７°３１はベースプレー）３７Ｋｍ着され
ている。クリスタル３２とカバースリップ３１とが小滴
噴射のために充分な容積変化と圧力とを供給するように
関係させねばならない以上、必ず最適に（作用）する幾
つかの明確な関係があ　　　する。即ちクリスタル、カ
バースリップ、アセンブリーの中立軸（引張り零の点）
が、それらの中間面にあることが望ましい。この状態は
次式で満足される。

Ｅ、・ｔｌ　　”２・ｔ　２２ 但しＥｌ、ｔｌ　　はクリスタルの弾性係数と板厚Ｅ２
”２　　はカバースリップの弾性係数と板厚 である若しＥ１＋Ｅ２なる材料を選んだとすると、この
式で１１＋１２　となることは明らかである。第３図は
第２図に示された印字ヘッドの平面図および部分断面図
を示す。また第４図は第３図に示した印字ヘッドのＡ　
−Ａ’　　断面図である。幅においてクリスタル３２０
幅が圧力室３３の幅より小さいことがわかるであろう。

そして両者の幅寸法の差は所定の幅で達成し得る変形量
を最大にするように選択される。我々は、前記クリスタ
ルが圧力室の幅の約５θ〜９θ優程度であれば良く、好
ましくは約７０チであって、そして両側の間隙が尋しく
なるように中央におかれなければならないことを見出し
た。

圧力室３３とクリスタル３２は長い矩形の形になってい
る。この形状において、幅（矩形の短辺）は充分な圧力
を供給するように決定され、そして長さく長辺）は充分
な容積変形量を与えるように決定される。もし、その長
辺が幅の２０倍よりも大きければ、前記定数Ｋが不都合
に大きくなり最大点滴周波数を低くし、そして必要な最
低圧力は上昇する。また一方、長辺はクリスタルの両端
部　　　゛での最大撓みよりも少ない撓みをもつ面積を
最小にするために幅の二倍よりも大きくすべきである。

よって可撓壁面に取付けるピエゾ電気クリスタルの形状
は、次の条件を満たすように決定されるべきである。

、２　ａ　（ｂ　（コＯａ ここで、１は電気機械変換素子の幅、 ｂは電気機械変換素子の長さ。

である。

オリフィス３４の直径は、毛細管作用によって生ずるイ
ンクの復元ゝを早め且つ小滴の寸法を一定にするために
、小さいことが望ましい。ノズル３６は小滴がノズルと
同一方向に向って且つノズルの中央から実質的に直線の
軌道を辿るように充分長くなければならないが定数にお
よび必要な圧力を増大することなくそして最大印字速度
を減じてしまうほどには長すぎてはならない。我々はノ
ズルの長さがオリフィス３４の直径の２〜７倍の間にす
べきであることを見出した。

［Ｌ我々が発見したところでは、小滴群が印字表面にぶ
つかる際、飛行中の小滴の直径のコ〜ダ倍の印字スポッ
トを生ずる。所定の面積をカバーするに必要なインクの
点からみると、小滴をより小さくする程、印字作用はよ
り効率的にカるということは明らかである。加うるに、
射出されるインク小滴が小さい時は分解能および最大印
字速度が増大する。なお、第４図には電圧印加にょシフ
リスタル３２とカバースリップ３１とが圧力室の内方に
変形した状態をコ点鎖線で示しである。

第５図は７個のインク噴射系群から成る一組の印字ヘッ
ドの斜視図を示す。７個のインク噴射系群は＆Ｘ７のド
ツトマトリクスを用いた市販の文字発生器を利用できる
。しかし乍ら、他のドツトマトリクスおよびマトリクス
の垂直成分が３個から７６個の間のインク噴射系群から
成る一組の印字ヘッドを用いても、この噴射装置は良く
作動する。各インク噴射系は７個の噴射系（＠ａ図）に
ついて詳細に説明したものと同じ要素から成る。

第５図は噴射系の要素を形成するように食刻（エツチン
グ）した空洞を有するセラミックのペースデレートロ１
から成る印字ヘッドの一部を示す。

このように、デレートロ１は７つのノズル６２．７つの
ネック６３および７つのインク圧力室６４を有する。カ
バースリップ６８はペースデレートロ１に接着されてい
る。また、圧力室の上であって、カバースリップの上側
部分には７つのピエゾ電気クリスタル７１〜７７が接着
されている。

６１はまた、ノズル６２と対応する夫々の圧力室と連結
するようにパルストラップ室６６をその中に食刻Ｌ７で
ある。ノ４ルストラップ室６６はインクが満たされた時
、該インクの戻り圧力を吸収すルヨうに作用する。印字
に際しては、クリスタル７１〜７７にノｆルス発生器１
９からの／’Ｐルス電圧が印加されると、該クリスタル
とカバースリップは圧力室６４の内方に撓まされ、圧力
室の容積を急激に減少せしめ、圧力室内のインクに急激
外圧カッｆルスを与える。圧力室内のインクはこの圧力
パルスにより対応するノズル６２がら一小滴として噴射
されるのと同時にパルストラップ室６６に向ってインク
が押し戻される。このように圧力室６４の内方で変位し
た容積は、−小滴として噴射したインクの量を必ず越え
なければならない。また第５図においては、インク溜り
１６がらのインクを連通管１７、パルプアセンブリ（図
示せず）を介してノ９ルストラッゾ室６６に流入させる
ための開孔６７が示されている。

なお、前言口セラミックのベースグレート６１およびカ
バースリップ６８は精密食刻が可能な感光性ガラス材料
が最適である。

７１〜７７は前記カバースリップ６８と重なり、且つそ
れに接着されている七つのピエゾ電気クリスタルである
。クリスタルは電気パルスで変形し得る適当な材料で作
られる。一つの適当な材料は入手可能な鉛ジルコン酸塩
−鉛チタン酸塩七ラミックである。その他にはロッシェ
ル塩、アンモニウム−ジヒドロダン−フォスフエイト、
リチウムーザルフエイトおよびバリウムチタン酸塩があ
る。

第６図は印字ヘッドを制御するためのブロック・ダイヤ
グラムである。英数字の情報源１０１はデコーダ１０２
内に供給される。

該情報源はタイプライタ−のキー、コンピュータの読出
し、或いは他の英数字の情報源であってもよい。デコー
ダ１０２け６ビツトコードで英数字を形成するために必
要な情報を供給する。入手可能な種々のデコーダを使っ
てもよい。６ビツトの情報もしくはアドレスは文字発生
器１０８に供給される。Ｓ×７ビツトを使用し６４キヤ
ラクタを有するドットマ）　ＩＪクス文字発生器が入手
可能である。文字発生器は捷たクロック１０４からスト
ロープ・・やルス列を供給される。該ノｆルス列ｉｆ文
字発生器１０３の７個のアウトプットを行うように駆動
回路１０６に達する。該駆動回路１０６は種々のクリス
タルに対して、英数字を形成するに必要なドイツを印字
するためにどのように噴射すべきかを指示する。駆動回
路１０６からの７個の出力は、圧力室上に配置されてい
るクリスタル７１〜７７に達する。小滴の寸法はクリス
タルに対して供給される駆動電圧の大きさを変えること
により制御し得る。

増大した駆動電圧はより大きな小滴を発生し、減少した
駆動電圧はより小さな小滴を生ずる。

この方法によって印字文字の濃度が制御出来る。

−例として、直径θθ／θαのノズルから記録紙上に印
字されるか小滴の大きさは、はぼ０．θ１０傭からθ、
０４０ｃｍ’！で変えることが出来る。噴射装置の作動
において、印字されるべき記号を決める情報は情報源１
０１から来る６ビツトコードに変換され、文字発生器中
でｔＸ７マトリクスを選択する。駆動回路は印字ヘッド
が記録用媒体に相対的に移動するのに従い特定のクリス
タルを活動させる。駆動ノ母ルスが発射される都度、一
つもしくはそれ以上の圧力室内のインクの量は記録用媒
体に向けて任意的に一個の小滴となり急激に射出される
ように減少する。これは完全に要求に従うものであり、
何もない時間、つまり印字する記号と記号の間または印
字ヘッドが非作動である時には発射しない記録システム
を与える。所望の小滴は印字ヘッドが記録用媒体に関連
して進むに従って形成したり、しなかったり出来る。移
動用モータは各文字をＸ軸上に形成するように印字ヘッ
ドを移動すべく便利に使用される。一方発射される特定
の駆動クリスタルを選択的に作動させることによって小
滴をＹ軸上に形成することが出来る。

以上の通りに、本発明に係る装置を使用すれば、例エバ
コンピュータのプリントアウトを現在使用されているイ
ンパクトプリンタが持っている高価、騒音および高電力
の必要条件なしに、高速度（毎秒当り／θ００文字以上
）で作成することが出来る。

第７図は７個のインク噴射系を有する印字ヘラ　　　１
ドの他の実施例を示すものであり、そのペースプレート
６１を一つの要素として結合する分解部品配列図である
。図において、６１けペースプレートであり、前述した
室、ノズルおよびネックを閉じるためにペースプレート
上に接着してカバースリップ６８を有する。カバースリ
ップ６８は食刻された室を持つペースプレート６１とは
異なり二つの開孔を有している。大きい方はパルストラ
ップ室６６を形成するものであり、もう一つはパルプ用
開孔６９である。ペースシレートロ１およびカバースリ
ップ６８はニューヨーク、コーニングのコーニンググラ
スコーポレーションによ、す「フォトセラム」なる商品
名で製造されている。

７８は開孔６７に適合するチューブフィッティングで、
ペースプレートの下部にある。チューブ（図示せず）が
インク溜りをフィッティングに結合せしめる。装置の上
部であって、パルプ用開孔６９の部分には中央に開孔を
有するパルプシール７９が貼着けられる。８１は二つの
開孔に重なる隔壁でパルストラップ室６６の土壁を形成
するようになっている。また隔壁８１は後述するプラグ
が作動して該隔壁の上から前記開孔６９を開閉する際そ
のフレを限定し得るように、パルプシール７９と一致す
る位置であって、且つその反対側に円形の隆起部８１′
を有している。

隔壁８１は例えばサランプラスチック（ダウケミカルカ
ンノ！ニー、ミドランド、ミシガン州）のような可撓性
材料で作られている。

８２は隔壁８１と重々る制御フレームであり、好ましく
はスチールで作られる。該フレーム８２は・９ルスト２
ツデ室６６およびパルプ用開孔６９の両方を蔽うように
隔壁８１と実質的に相当する形状に作られている。

また、フレーム８２はペースデレートロ１上の開孔６９
に適合するように打ち抜いた一つの開孔と、長い舌片８
３を形成するＵ字形の切り込みを有している。舌片８３
は、一つの長い回転偶力腕をもつチャネルを形成するよ
うに、核舌片の両側を折りたたむことによって形成され
る。

８４は舌片８３の上方移動を制御するパーである。８６
および８７は舌片８３の基部に設、けたストレインデー
ジで、ノ母ルストラップ室６６内の圧力を感知するよう
に設計されており、一つは舌片がフレーム８２の残部に
取りつ目られている点の撓みを感知し、今一つは制御指
示を行う役割りを果す。すなわち、ストレインケゞ−ノ
８７が圧力の変化に対応する撓みを示すに従い、感知さ
れた圧力に関連してケ９−トパルグの解放を生ずる。８
８けバルブビーム８９により規制される制御プラグテ、
該ビーム８９、隔壁８１およびバルブシール７９により
確実に守られている。バルブビーム８９１−Ｌカバース
リップ６８上に設けられており、好ましくけステンレス
鋼の反動板である。

９１け、撓みｒ−ジ８６および８７により電気的に制御
される一つのピエゾ電気クリスタルで、ビーム８９に接
着されている。撓みケ゛−ノ８６が舌片８３の上昇ある
いは下降のために撓みの変化を知ると、ピエゾ電気クリ
スタルは示されている撓みに比例して収縮せたは膨張を
行い、その比例の様子でケ゛−トを開いたりまたは閉じ
たりする。

該？−）バルブは開孔６９を通して流出貧を規制する。

一方、インクは隔壁８１の下のノ♀ルストラツデ室６６
内に、開孔６９、流路６９′を経て流れることが出来る
。９０はセットネジで、クリスタル９１に電圧が印加さ
れない場合、開孔６９を通１〜でインクが流れないよう
にビーム８９を調整する役目をなす。

７つのピエゾ電気クリスタル７１〜７７が製雪のベース
プレート６１内の各々の室の上に接着されている。同様
に、回路板９２からのリード線は、装置を制御するため
に撓みｒ−・ゾ８６，８７およびピエゾ電気クリスタル
に接続している。

印刷回路板９２け７７個の導電性平面ケーブル９３によ
り供給される。

該ケーブル９３け印刷した抵抗回路板９４に接続され、
次いで／４を個のビンディップ・ソケットに接続されて
いる。

また、当装置は簡単な構成で確実な小滴を作ることが出
来る。なお、本発明は前記実施例により限定されるべき
ものではなく、特許請求の範囲を逸脱することのない応
用、変形等を含む。

【図面の簡単な説明】

第１図は記録装置の概略を示す図であり、断面図部は小
滴噴射手段を示す。第２図は本発明のインクジェット記
録装置において用いられる印字ヘッドの他の実施例の断
面図である。第３図は第２図に示した印字ヘッドの上面
図および部分断面図である。第４図は第３図に示した印
字ヘッドのＡ−Ａ′断面図である。第５図は７個のイン
ク噴射系を有する印字ヘッドの概略を示す図である。第
６図は本発明の印字ヘッドに結合する！ロック回路図で
ある。第７図は、印字ヘッドのさらに他の実施例の分解
部品配列図である。 １１は装置、　１２は記録用媒体、　１６はインク溜り
、　１７け連通管、　１８は印字ヘッド、　　１９は電
子パルス発生器、　２１は電気接続手段、　２２はイン
ク小滴、　２４゜３４はオリフィス、　２６．３３およ
び６４は圧力室、　　２７はピエゾ電気クリスタル２９
および３０から成る可撓板、　２８．３６および６２は
ノズル、　　３１．６８はカバースリップ、３２．７１
〜７７はピエゾ電気クリスタル、３７．６１ｆｄペース
プレート（下側プレート）６６はパルストラップ室、　
　６７は１７に連絡する開孔、　１０２はデコーダ、　
１０３は文字発生器、　１０４はクロック、　　１０６
は駆動回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字のための電気信号パルスが印加される都度、印字ヘ
   ッドの圧力室の容積を電気機械変換素子によって変化さ
   せて、オリフィスからインク小滴を噴射する方式のイン
   クジェット記録装置において、複数のノズルと、該ノズ
   ルに連通ずるＭ数の圧力室と、該圧力室内にインク溜り
   からのインクを分配供給し得一部が可撓性部材で覆われ
   た共通の・マルストラップ室と、を有する印字ヘッドを
   備えたインクジェット記録装置。