JPS58113934A - 多色写真要素 - Google Patents

多色写真要素

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JPS58113934A
JPS58113934A JP57198802A JP19880282A JPS58113934A JP S58113934 A JPS58113934 A JP S58113934A JP 57198802 A JP57198802 A JP 57198802A JP 19880282 A JP19880282 A JP 19880282A JP S58113934 A JPS58113934 A JP S58113934A
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ジヨン・アントニイ・ヘフナ−
ハ−バ−ト・セジウイツク・ウイルガス・ザ・サ−ド
フランシス・ジヨン・エバンス
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/0051Tabular grain emulsions

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ml 発明の技術分野 この発明は、支持体ならびに咳支持体上に配置された、
青色、緑色および赤色光をそれぞれ別々に記録する分散
媒とシ10グン化銀粒子とからなる乳剤層から構成され
、且つ、該緑色および赤色記録乳剤層がそれぞれ緑色お
よび赤色分光増感色素を含有する有用な多色写真要素に
関する。
(b)  従来技術 臭化銀およびヨウ臭化銀乳剤は本来青色分光増感なしに
スペクトルの青色部分に十分感応して青色放射線を記録
する能力を持つ。これらの乳剤を用いて緑色および/ま
たは赤色(マイナス青色)露光を記録する場合には、そ
れぞれそのように分光増感される。黒白およびモノクロ
ーム(例えは色原体)写真では、得られるオルソクロマ
チックまたはi4ンクロマチック感[は有利である。
多色写真において青色光を記録するための乳剤中の臭化
銀およびヨウ臭化銀本来の感度は有利である。しかしな
がら、これらの乳剤をスペクトルの緑色または赤色部分
の露光を記録するのに用い7)乳剤に使用すると、本来
の青色感応性はむしろ邪魔に々る。というのは、乳剤層
中で青色と緑色光がまたは青色と赤色光が再現すべき多
色像の色相に悪影響をおよばすからである。
臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤を用いて多色写真要素を構
成するに際し色の歪みは2つの顕著な観点から解析する
ことができる。第1の観点は、緑色または赤色記録乳剤
層の青色感度とその緑色または赤色感度との差である。
第2の観点は、各青色記録乳剤層の青色感度と対応する
緑色または赤色ie録乳剤層のW色感度との差である。
一般に昼光露光条件下(例えば5500°k)に像の色
を正確に記録すべき多色写真要素を製作するに際しては
各青色記録乳剤層の青色感度と対応する緑色または赤色
記録乳剤層の青色感度との間に約1ケタの差が生じるよ
うに意図される。そのような目的とする感度差は、色歪
を改善する1または2以上の知られた技法を組合わせ用
いないならば臭化銀またはヨウ臭イヒ銀乳剤では達成さ
れないとされてきた。それでもなお、完全にオーダーが
異なるスピード差は必ずしも実現されなかった。しかし
な達成されるとしても青色感度とマイナスに色感度との
間の分解がさらに増大する結果、マイナス青色露光を記
録すべき層による青色光の記録がさらに低下する。
赤色および緑色に分光増感せる臭化銀およびヨウ臭化銀
乳剤層の青色光に対する露光を低減し、それによってそ
れらの青色感度を有効に低減する最も普通の技法はこれ
らの乳剤層をイエロー(w色吸収性)フィルタ一層の背
後に位置せしめるこトチする。イエローフィルター色素
およびイエローコロイド銀共にこの目的のために用いら
れる。
共通の多色層構成ではすべての乳剤層が美化銀またはヨ
ウ臭化銀で構成される。緑色および赤色無光を記録すべ
き乳剤層はイエローフィルターの背後に配置されるが、
青色光を記録すべき乳剤層はイエローフィルター:の前
に配置される。
この配置には写真技術分野で認められている多くの難点
がある。緑色および赤色記録乳剤層の青色光露光は許容
可能な水準に低減するが、イエo−フィルターの使用に
よって、その低減は理想的な層配置に比べるとわずかで
ある。緑色および赤色乳剤層は、1または2以上の青色
乳剤層およびイエローフィルターをすでに通過した光を
受理する。
この光はある程度散乱しており、従って像鮮鋭度が低下
する。青色記録乳剤層は視覚的に重要な記録を最小限に
生成するに過ぎないので、この層を放射線源に最も近く
配置しても、赤色または緑色乳剤層を同様に配置した場
合と比較して像鮮鋭度の改善に寄与する程度は低い。さ
らに、イエローフィルター自身が完全ではなく実際にス
ペクトルの緑色部分に僅かに吸収を示すため、緑色感度
の低下を招来する。イエローフィルター材料は(特にそ
れがイエローコロイド銀である場合は)材料コストを増
大し、漂白溶液および漂白一定着溶液のような処理溶液
の交替を早める。
写真要素の1または2以上の青色乳剤層をイエローフィ
ルターを介在せしめることによって赤色および緑色乳剤
層から分解することに伴う他の難点は青色乳剤層の感度
が低下することである。これは、さもなくば反射して露
光を高めるであろう、lまたは2以上の青色乳剤層を通
過する青色光をイエローフィルタ一層が吸収するからで
ある。感度を高めるための1つの技法はイエローフィル
タ一層が青色乳剤層の直下に位置しないように移動する
ことである。このことは英国特許第1β60,963号
に教示されているが、この特許におけるブルー感度の向
上はイエローフィルタ一層の上に位置する緑色および赤
色増感乳剤層における色再現を犠牲にして達成されるに
過ぎない。
イエローフィルターを除くための多くの試みが提案され
たがいずれも難点を持っている。米国特許第2,344
,084号は緑色または赤色に分光増感せる塩化銀また
は臭塩化銀層を放射線源のもつとも近くに配置すること
を教示している。これらのハロダン化銀は本来無視し得
る程度の青色感度を示すに過ぎないからである。臭化銀
は本来高い青色感度を示すので放射線源に最も近い乳剤
層に配合することはできないが、下層の青色光を11.
光する乳剤層に配合される。
米国特許第2,388,859号および同第2,456
,954号は緑色および赤色記録乳剤層の感度をそれぞ
れ青色記録乳剤層と比較し?1150またはl/10に
低くすることによって緑色および赤色記録乳剤層の青色
光汚染を回避することを教示している。これらの乳剤層
にはイエローフィルターがオーバーコートされて、青色
、緑色および赤色光に対する青色、緑色および赤色記録
乳剤層の感度がつり合うようにされ、且つ、マイナス青
色記録乳剤層の青色感度とマイナス青色感度との分解が
増大される。
上述の技法によって乳剤層をいかなる所望する層配置構
成にもコーティングすることが可能となるが、イエロー
フィルターを用いる難点と共にその他の難点が残る。イ
エローフィルタ一層を用いずに青色およびマイナス青色
記録乳剤層に所望の感度差を生成せしめるには青色、記
録乳剤層に比較的多量の臭化銀1+はヨウ臭化銀粒子を
配合する。
粒子サイズの差のみに依存して所望する感度差を生成せ
しめようとする試みは青色乳剤j@を過度に粗くするか
、および/またはマイナス青色記録乳剤層の粒子サイズ
を過度に小さくしてマイナス青色乳剤層の感度を低くす
る結果を招く。このような難点を改善するために青色記
録乳剤層の粒子中のイオダイドの割合を増大して粒子サ
イズを増大することなく青色感度を増大せしめる手法が
知られている。もし、マイナス青色記録乳剤層が全く並
の写真感度を示さないならば、たとえ青色記録乳剤層中
のイオダイド含有景を増大しても通常計容される水準の
粒子サイズをもって少くとも10倍大きな感度を有する
青色記録乳剤層を得ることは不可能になる。
イエローフィルターはそれより下の乳剤層に対し青色光
が当たるのを低減するのに用いられるが、イエローフィ
ルターの使用によって青色光の透過が消えるわけではな
い。従っ1、イエローフィルターを用いた場合にも、ス
4クトルのマイナス育色部分に記録すべき臭化銀および
ヨウ美化銀乳剤層の青色感度およびマイナス青色感度が
さらに分解することによって追加的な利点が得られる。
ハロダン化銀写真乳剤には種々の規則的および不規則的
な粒子形状が観察さ、れている。規則的な粒子はしばし
は立方体または8面体である。粒子エツジは熟成効果に
よって丸みを示し得る。また、アンモニアのような強い
熟成剤の存在下に粒子社球状となったシ、球に近い厚い
板状となり得る。
このことは、例えば、ランド米国特許第J、894,8
71号およびツェリクマン(ZelIkman)および
レビ(Lsvl ) r写真乳剤の製造およびコーティ
ング(メーキング アンド・コーティング・フォトグラ
フィックーエマルジ菖ンズ)、」フオ −力ルプレス、
1964、pp・221−223に記載されている。ロ
ッド及び平板状粒子はとりわけ他の粒子形状の中に混じ
ってしはしは種々の割合で観察されている。これは特に
、乳剤のpAg (銀イオン濃度の対数の逆数)が、例
えば、シングルジェット沈澱法に見られるように沈澱生
成の過程で変わる場合に観察される。
平板状臭化銀粒子が広く研究されてきたが、はトントマ
クローサイズのものであって写真分野では利用できない
ものであった。ここで平板状粒子とは、粒子の他のいか
なる単結晶面よりも実質的に大きな2つの平行なまたは
実質的に平行な結晶面を有する粒子を指す。平板状粒子
のアメ4クト比(即ち、厚さに対する直径の比率)は実
質的に1:lより大きい、高アス(クト比平板状粒子臭
化銀乳剤はフナツク(Cugnae )およびシーrト
ー(Chateau’ ) 「物理的熟成時の臭化銀結
晶の形態学の進展(イyl?ll/−1−シ曹ン・オブ
・デ モルフオ、ルジー・オプ・シルバー・ブロマイド
・クリスタルズ・デエアリング・フィジカル・ライブニ
ング刀サイエンス・工・イーストマン・フォトグラフィ
ー、33巻、屋2(1962)、pp・121−125
に報告されている。
1  1937年から1950年代にかけてイーストマ
ン・コダック社はデエグリタイズド(登録商標)放射線
写′真フィ・ルム製品をノー・スクリーン・X線コード
5133なる名称で販売した。この製品はフィルム支持
体の互いに反対側の主要面に硫黄2増感臭化録乳剤コ一
テイング層をもクエいた。この乳剤はXIII照射に露
出する為のものであったから分光増感されていない。仁
の平板状粒子は平均アスペクト比的5〜7:1をもって
いた。この粒子は、その投映面積の50チを越える部分
を平板状粒子が占め、投映面積の25チを越える部分を
非平板状粒子が占めていた。これらの乳剤を何回か複製
するうち、何回か複製せるもののうち最高の平均アスペ
クト比を持つ乳剤は平均平板状粒子直径2.5マイクロ
メートル、平均平板状粒子厚0.36マイクロメードル
および平均アスペクト比7:1を示(た。他の複製品の
乳剤はよシ厚く、より直径の大きい平板状粒子であって
、その平均アスペクト比は小さい。
平板状粒子ヨウ臭化銀乳剤は写真業界において知られて
いるけれども、高い平均アスペクト比を示すものは知ら
れていない。平板状ヨウ臭化銀粒子はダフィ′ン(Du
ffin )口写真乳剤化学(フォトグラフィック・エ
マルジ冒ン・ケミスト!7−)Jフォーカル・プレス、
1966、pp・66−72およびトリペリ(Triv
elli )およびスミス(Smt th )[ヨウ臭
化物沈澱系列の構造におよぼすヨウ化銀の影響」デ・フ
ォトグラフィック・ジャーナル、LXXX巻、1940
.7月、pp・285−288に説明されている。トリ
ペリおよ、びスミスはヨウ化物の導入により粒子サイズ
およびアスペクト比両者の顕著な低減を観察している。
グトフ(Gutoff)[ハロゲン化銀写真乳剤の沈澱
生成における核生成および成長速度」、フォトグラフ4
ツク・サイエンシーズ・アンド・エンジニアリング、1
4巻、44.1970.7月−8月、pp  248−
257には、連続沈澱装置を用いて単一ジエツト沈澱生
      ゞ成により調製されるタイプの臭化銀およ
びヨウ臭化銀乳剤の調製が報告されている。
ハロダン化銀の主要部分が平板状粒子形態で存在する乳
剤の調製技法が最近の刊行物に記載されている。米国特
許第4,063,951号には(loo)立方体面によ
って規7定され且つアスペクト比(エッーゾ長に基づ(
)1.5〜7:1を有する平板状結晶ハロダン化銀を形
成することが開示されている。
この平板状粒子は方形および長方形主要向が(100)
結晶面の特性を示した。米国特許第4.067,739
号には、穫晶を形成し、オストワルド熟成によシ種晶の
サイズを増大せしめ、そしてpBr (臭化物イオン濃
度の対数の逆数5を制御しなから再核生成またはオスト
ワルド熟成を行うことなく粒子成長を完了することによ
って大部分が双晶を成す8Iili体結晶であるハロダ
ン化銀乳剤の調製が説明されている。米国特許第4,1
50,994号、同第4,184,877号および同第
4,184,878号、英国特許第1.570,581
号並びにドイツ特許公開第2,905,655号および
同第2,921,077号には少なくとも90モル慢が
ヨウ化物である種晶を用いることによって平坦な双晶8
面体状ハロrン化銀粒子の形成が教示されている。ここ
で、特に断わらない限り、ハロダン化物の百分率はすべ
て対応する乳剤、粒子または粒子領域に存在する銀に基
づく。上述の引例のいくつかには増大した被覆力を有す
る乳剤が報告され、これらが熊白およびカラー両カメラ
フィルムとして有用であることが説明されている。米国
特許第4,063,95 ]号には具体的に7スイクト
比の上限が7=1であると報告されているが、その実施
例には非常に低いアス(クト比即ち2:1が記載されて
いるに過ぎず、ここに記載される7:1アスイクト比は
現実的なものでないと考えられる。実施例および顕微鏡
写真から見ると他の上述の引例に見られるアスペクト比
は7:lより小さい。日本特許公開第14’2,329
号(1980年11月6日)には米国特許第4,150
,994号と実質的に同様な教示がなされているが、種
粒子としてヨウ化銀の使用に限定されてはいない。
平板状粒子ハcIダン化銀乳剤に関する上述の文献は多
色写真要素に関するものでもなければ、これらの写真要
素によシ生成されるマイナス青色記録の忠実度を改良す
るものでもない。
(C)  発明の開示 本発明の目的は、支持体ならびに該支持体上に配置され
た、青色、緑色および赤色光をそれぞれ別々に記録する
分散媒とハcxrン化銀粒子とからなる乳剤層から構成
され、且つ、該緑色および赤色記録乳剤層がそれぞれ緑
色および赤色分光増感色素を含有する多色写真要素であ
って、緑色および赤色記録乳剤層の少くとも1つが青色
光に対し比較的低減せる感応性を示す写真要素を提供す
るにある。
上記目的は、上述のようなタイプの多色写真要素であっ
て、緑色および赤色記録乳剤層の少くとも一つが厚さ0
.3マイクロメートル未満、直径少くとも0.6マイク
ロメードル、平均アスペクト比が8:lより大である化
学増感および分光増感せる平板状臭化銀またはヨー臭化
銀粒子を含み、且つ、該粒子が同一層中に存在するハロ
ゲン化銀粒子の全投映面積の少くとも50%を占めるこ
とを特徴とする多色写真要素によって達成される。
本発明に係る多色写真要素は多くの形態、例えは、像転
写フィルムユニットの形態をとることかできる。1象転
・写フィルムユニットは現像開始からより少ない経過時
間をもって可視像を生成することができる。本発明に係
る多色写真要素は、像転写フィルムユニットにおける銀
被覆量の低減および色素像形成体のよシ有効な利用を可
能にし、より有利な層配置構成を採ることを可能にし、
さらに像生成の温度依存性を低減せしめ得る。さらに、
本発明の多色写真要素では低濃度相反則不軌をほとんど
受けない。
A、平板状粒子乳剤およびその調製 本発明で用いるハロダン化銀乳剤に関し用いる用語「高
アスイク′ト比」はこの明細書におい又は、厚さが0.
3マイクロメートル未満、直径が少なくとも0.6マイ
クロメードル、平均アスペクト比が8:1よす大である
ハロゲン化銀粒子がノ・ロダン化銀粒子の全投映面積の
少なくとも50慢を占めるものを指す。
本発明に係る高アスイクト比平板状粒子ノ・ロケ゛ン化
銀乳剤の好ましいものは、厚さ0.3マイクロメートル
未満(最も好ましくは0.2マイクロメートル未満)、
直径少なくとも0.6マイクロメードル、平均アスペク
ト比少なくとも12:1(%に好ましくは少なくとも2
0:1)を有するノ・ロケ゛ン化銀粒子である。
本発明の実施に有用な高アスペクト比平板状粒子乳剤は
極端に高い平均アスペクト比を持ち得る。
平板状粒子の平均アスペクト比は平均粒子直径を増大す
ることにより増大することができる。アスペクト比の増
大によって鮮鋭度を大きくすることができるが、一般に
、最大平均粒子直径社それぞれ特定の写真用途に対する
粒状度の要求から制限を受ける。平板状粒子の平均アス
ペクト比は、直径増大に加えてまたは替えて平均粒子厚
を低減することによっても増大することができる。銀被
覆量を一定に保持する場合、平板状粒子の厚さを低減す
るとアスペクト比増大の直接的機能として粒状度が一般
に改善される。それ故、本発明に係る平板状粒子乳剤の
最高平均アスペクト比は、特定の写真用途で許容される
最大平均粒子直径および達成可能な最小の平板状粒子厚
さの関数である。
最高平均アスペクト比は、採用する沈澱生成技法及び平
板状ハロゲン化銀粒子組成に依存して変わることが観察
された。写真として有用な平均粒子直径を有し500:
1という最高平均アスペクト比を有する平板状粒子は臭
化銀粒子をオストワルド熟成することにより得られたし
、ま九アスイクト比100:1,200=Itたはそれ
より高いものがダブルジェット沈澱生成技法により得ら
れた。ヨウ化物が存在すると一般に最高平均アメ4クト
比は低減するが、平均アメ4クト比100:1または2
00:1もしくはそれ以上のヨウ臭化銀平板状粒子乳剤
の調製は可能である。本発明の好ましい形態では上述の
厚さ、直径およびアスペクト比基準を満足するノ・ロダ
ン化銀粒子がノ・ロダン化銀粒子の全投映面積の少なく
とも70チ、特に好ましくは少なくとも90%を占める
投映面積の所定百分率を占める平板状粒子の厚さが薄く
なればなる程乳剤の平均アスにクト比は高くなる。通常
平板状粒子の平均淳さは少なくとも0.03マイクロメ
ートル、好ましくは少なくとも0.05マイクロメート
ルである(もつとも、よシ薄い平板状粒子、例えば0.
01マイクロメートル厚の粒子も使用可能ではあるが)
。平板状粒子の直径は青色光を記録するために増大する
ことかできる。青色光管記録−するための平均粒子厚0
.5マイクロメートル以下の粒子については後で述べる
(アスぜクト比の測定についての0.3マイクロメート
ルという言及は青色光記録乳剤に対しては05マイクロ
メートルとすることができる)。しかしながら、粒子直
径を過度に大きくすることなく高アスペクト比を達成す
るには、通常本発明に係る多色写真要素の乳剤中の平板
状粒子の平均厚サラ0.3マイクロメートル未満とする
ことができる。
高アスイクト比平板状粒子ハロゲン化銀乳剤の上述の粒
子特性は当業界において周知の手法により容易に確める
ことができる。この明細誉において用いる用語「アスペ
クト比」とは粒子の厚さに対する直径の比を示す。粒子
の「直径」とは、乳剤を顕微鏡または電子顕微鏡で観察
し九時粒子の投映面積と等しい面積を有する円の直径を
指すものとする。乳剤試料の陰影のある電子顕微鏡写真
からそれぞれの粒子の厚さ及び直径を測定することがで
き、厚さ0.3′マイクロメートル未満及び直状粒子を
同足することができる。このようにして測°足せる直径
と厚さからそれぞれの平板状粒子のアスペクト比を計算
することかでき、そして、厚さ0.3マイクロメートル
未満および直径少なくとも0.6マイクロメードルとい
う基準を満足する試料中の全ての粒子のア・スイクト比
を平均化して平均アスペクト比を得ることができる。こ
のことから明らかなように平均アスペクト比とは個々の
平板状粒子のアスペクト比の平均である。実際には、通
常厚さ0.3マイクロメートルおよび直径少なくとも0
.6マイクロメードルを有する平板状粒子の平均厚さ及
び平均直径を求め、これら2つの平均値の比を計算して
平均アスペクト比を求めるのが簡便である。平均アス(
クト比を決定するのに個々のアスペクト比の平均値をと
っても、また厚さ及び直径の平均値から算出しても可能
な粒子測定の許容範囲内でありさえすれば得られる平均
アスペクト比は実質上差がない、厚さ及び直径基準を満
足する平板状ハロゲン化銀粒子の投映面積を積算し、ま
たその顕微鏡写真中の残シのハロゲン化銀粒子の投映表
面積を別に積算し、そしてこれら2つの積算値から、厚
さおよび直径基準を満足する平板状粒子がハロゲン化銀
粒子全体の投映表面漬中に占める百分率を算出すること
ができる。
上述の決定において厚さ0.3マイクロメートル未満の
標準平板状粒子を、マイナス青色記録層の写真特性に劣
るよシ厚い平板状粒子と区別するために選足した。標準
粒子としては少な−くとも、0.6マイクロメードルの
直径を有するものを李選んだ。というのは、直径がよシ
小さいと顕微鏡写真で平板状粒子と非平板状粒子とを必
ずしも区別できないからである。当業界で広く使われて
いる用語「投映面積(プロジェクション・エーリアまた
はグロジェクティプ・エーリア)」については例えはジ
ェームズ(Jamsm)およびヒギンス(Hl ggl
nsル写真理論の基礎(ファンダメンタルズ・オプ・フ
ォトグラフィック・セオリー)」モルガン・アンド・モ
ルカン、ニューヨク+p・15を参照されたい。
第1図は、存在し得る攬々異なる粒子を図示するために
選ばれた高7ス4クト比平板状粒子乳剤の1例を示す顕
微鏡写真である。粒子1otは前述の厚さ及び直径基準
を満足する平板状粒子である。第1図中に見られる粒子
の大多数は上述の厚さ及び直径基準を満足することは明
白である。これらの粒子の平均ケスペクト比は18:1
である。
顕微鏡写真中にはまた僅かに上記厚さ及び直径基準を満
足しない粒子が存在する。例えば、粒子103は非平板
状粒子である。粒子105は直径基準を満足しない微細
な粒子である。粒子107は直径基準ね−満足するが厚
さ基準は満足しない厚い平板状粒子である。
乳剤調製条件(後に詳述する)に依存して上述の厚さ及
び直径基準を満足する所望平板状ハロゲン化銀粒子の他
に主として非平板状粒子、微細粒子または厚い平板状粒
子から寿る第2の粒子群が存在し得る。時にはロッドの
ような他の平板状粒子が存在し、得る。一般には厚さ及
び直径基準を満足する平板状粒子の数を最大にすること
が望ましいが、粒子が前述の鍋い、アメ4クト比を満足
する限り@2の粒子群が存在しても差しつかえない。
広範囲に亘って観察された利点をもたらす本発明の好ま
しい乳剤は高アスペクト比ヨウ臭化銀乳剤である。発明
者等は高アスペクト比ヨウ臭化銀乳剤は本発明の実施に
有用であろうと考えたが、そのような乳剤は当業界に存
在しなかった。
高アスペクト比平板状粒子ヨウ臭化銀乳剤は以上に述べ
るような沈澱生成法によりm製することができる。攪拌
機構を備えた常用されるノ10グン化録沈澱生成用反応
器中に分散媒を入れる。通常最初の段階で反応器中に入
れる分散媒の量り最終粒子沈澱生成段階でヨウ臭化銀乳
剤中に存在する分散媒の置の少なくとも約10チ、好ま
しくは20〜80チである。ベルギー特許第866.6
45号(198]、 6.12 ) (フランス特許第
2,471,620号に対応する)に教示される如く、
分散媒はヨウ臭化銀粒子沈澱生成過程で限外r過によっ
て8反応器から除去することができるので、最初に反応
器中レイー存在せしめる分散媒の量は最終粒子沈澱生成
段階で反■し器中に存在するヨウ臭化銀乳剤の量と等量
またはそれ以上にさえすることができる。反応器中に最
初に入れる分散媒としては、水または解膠剤の水中分散
体であって、この分散媒は必要に応じて他の成分、例え
ば1または2以上のハロダン化銀熟成剤および/または
後で詳述する金属ドープ剤を配合する。解膠剤を最初に
存在せしめる場合その8度はヨウ臭化銀沈澱生成の最終
段階で存在する解膠剤全量の少なくとも10%、特に少
なくとも20%であることが好ましい。銀およびハライ
ド塩と共に反応器中に追加の分散媒を加えるが、これは
別のジェットから導入することができる。一般には、特
に解膠剤の割合を増大するためにハライド塩導入を完了
した後に分散媒の割合を調節する。
ヨウ臭化銀粒子の生成に用いるブロマイド塩の少割合、
通常10重量%未満を最初に反応器中に存在せしめて、
ヨウ臭−化銀沈澱生成の開始時における分散媒中のブロ
マイドイオン濃度を調節する。
iた、反応容器中の分散媒は当初は実質的にイオダイド
イオンを含まない。というのは、銀とブロマイド塩を同
時に加える前にイオダイドイオンを存在せしめると厚い
非平板状粒子が生成し易いからである。反応器の内°d
物に関しここで用いる月給「実質的にイオダイドイオン
を含まない」とは、ブロマイドイオンと比較して、イオ
ダイドイオンが別のヨウ化銀相として沈澱を生成するに
は不十分な量でしか存在しないことを意味する。銀塩を
導入する前の反応器中におけるイオダイド濃度は合計ハ
ライドイオン濃度の0.5モルチ未滴に維持することが
望ましい。分散媒のpBrが当初隔週きると生成する平
板状ヨウ臭化銀粒子は比較的厚く、アスペクト比の低い
ものとなる。反応器中のpBrは当初1,6またはそれ
未満、好ましくは1.5未満に維持することができる。
他方、pBrが低過ぎると非平板状ヨウ臭化銀粒子が生
成し易い。それ故、反応器中のpBrを0.6またはそ
れ以上、好ましくは1.1以上に維持することができる
。ここで用いラレルpBrはブロマイドイオン濃度の負
の対数として定義される。pi(、pct 、 pI 
、およびpAgはそれぞれ水素、クロライド、イオダイ
ドおよび銀イオン濃度について同様に定義される。
沈澱を生成せしめる間、ヨウ臭化銀粒子の沈澱生成に周
知の技法に従って銀、ブロマイドおよびイオダイド塩を
反応器に加える。通常ブロマイドおよびイオダイド塩の
導入と同時に反応器中に碩酸銀のような可溶性銀塩の水
溶液を導入する。また、ブロマイドおよびイオダイド塩
は通常、lまたri2以上の可溶性アンモニウム、アル
カリ金属(例えば、ナトリウムまたはカリウム)または
アルカリ土類金属(例えば、マグネシウムまたぐユカル
シウム)ハライド塩の水溶液のような塩水溶液として導
入する。銀塩は少なくとも当初はブロマイド及びイオダ
イド塩とは別に反応器中に導入する。
イオダイド及びブロマイド塩は反応器中に別々に加えて
もよいし混合物として導入してもよい。
銀塩を反応器中に導入すると粒子の核生成段階が開始さ
れる。銀、ブロマイドおよびイオダイド塩の導入を続け
ると、臭化銀およびヨウ化銅の沈澱生成位置として役立
つ粒子核の母集団か形成される。現存する粒子核上への
臭化銀およびヨウ化鍋の沈澱生成は粒子の成長段階を構
成する。形成いれる平板状粒子のアスペクト比は核生成
段階と比較して成長段階ではイオダイド及びブロマイド
濃度の影響を受けることが少ない。それ故、銀、ブロマ
イド及びイオダイド塩を同時に導入する段階におけるp
arの許”容範囲を成長段階の間K O,6以上、好ま
しくは約0.6〜2.2の範囲、よp好ましくは約0.
8〜約1.6の範囲に増大することができる。pBrの
許容範囲を約0.8〜約1.6増大せしめることは、高
度に多分赦せる乳剤を調製する場合のように銀、ブロマ
イドおよびイオダイド塩を導入する間ずつと粒子核生成
が実質的にある速度で持続する場合には特に有効である
。pBr値を平板状粒子成長段階において2.2以上増
大せしめると得られる粒子の厚さが増大するか、依然平
均アスペクト比8:1よυ大なる粒子が得られるため多
くの場合許容することがで遣る。
銀、ブロマイドおよびイオダイド塩を水溶液とし工導入
するのに代えて、銀、ブロマイドおよびイオダイド塩を
分散媒に懸濁せる微細なハロゲン化銀粒子の形態で当初
にまたは成長段階で導入することができる1粒子サイズ
は、反応器中に導入された時に、存在し得るよシ大きな
粒子核上へ容易にオストワルド熟成する程度である。有
用な最大粒子サイズは反応器内の条件、即ち温度並びに
可溶化及び熟成剤の存否に依存するであろう。臭化銀、
ヨウ化銀および/ま九はヨウ臭化錯粒子を導入、するこ
とができる。ブロマイドおよび/またはイオダイドはク
ロライドに優先して沈澱するので、臭塩化鋼およびヨウ
臭塩化銀粒子を用いることができる。ハロゲン化銀粒子
は非常に微細な、例えば、平均直径が0.1マイクロメ
ートル未満のものであることが望ましい。
上述のpBr条件が満足されることを条件として、銀、
ブロマイドおよびイオダイド塩の濃度および導入速度は
従来慣用されるものと同様であってよい。銀およびハラ
イ′□・ド塩はリットル当たり0.1〜5モルの濃度で
導入することが望ましいが、従来から常用されるより広
い濃度範囲、例えは、リットル当た#)0.01モルか
ら飽和度までの範囲が採用可能である。特に好ましい沈
澱生成技法は、操業の間における銀およびハライド塩の
導入速度を増大せしめプ沈澱生成時間を短縮せしめるこ
とである。銀およびハライド塩の導入速度は、分散媒並
びに鎖およびハライド塩を導入する速度を増大すること
によって、または導入される分散媒中の銀およびハライ
ド塩の濃度を増大することによって増大せしめることが
できる。銀およびノ・ライド場導入速度は増大すること
が望ましいが、米国特許第3,650,757号、°同
第3,672,900号、同第4.242,445号、
ドイツ特許出願公開第2.107,118号、ヨーロッ
パ特許出願第80.102,242号およびウェイ(W
ay)rゼラチン溶液中におけるAgBr結晶の成長機
構(グロース・メカニズム・オグ・AgBrクリスタル
ズ・イン・ダラチン・フルーシ璽ン)」フォトグラフィ
ック・サイエンス・アンド・エンジニアリング、21巻
At、1977年1月−2月、p、14以降に教示され
るように導入速度を新しい粒子核の生成が起こり易い限
界値未満に保持する(即ち再核生成を回避するために)
ことが特に望ましい。約30%未満の変動係数を有する
乳剤を調製することかできる。ここで用いる変動係数と
L粒子直径の標準偏差を平均粒子直径で割った値の10
0倍を意味する。沈澱生成の成長段階の過程で意図的に
再核生成を行わせることによ?て、もちろん、実質的に
より高い変動係数を有する多分散乳剤をp!製す   
   することかできる。
ヨウ臭化銀乳剤中のイオダイド濃度はイオダイド塩の導
入によって制御することができる。いか      4
・なる常用されるイオダイド濃度を採用することもでき
る。たとえごく僅かなイオダイド量、例えは、0.05
モルチという低い値でめりても有用であると認められる
。好ましい形態においてヨウ臭化銀乳剤は少なくとも約
0.1モル嗟のイオダイドを含む。粒子生成温度におけ
る臭化銀中の溶解限界までのヨウ化銀を平板状ヨウ臭化
銀粒子中に取9人れることができる。従って、沈澱生成
技法90℃において平板状ヨウ臭化銀粒子中にヨウ化銀
を約40モル%までの製置で存在せしめることかできる
。実際に沈澱生成a度はほぼ常温、例えば約30℃まで
低下せしめる。ことができる。一般に、沈澱生成は40
〜80℃の温度範囲で行うことが望ましい。大抵の写真
用途分野では最大イオダイド濃度を約20モルチとする
ことが望ましい。最良のイオダイド濃度は約15モルチ
までである。
沈澱生成過程で反応器中に導入されるイオダイド及びブ
ロマイド塩め相対的割合を一定の比率に保持して平板状
ヨウ臭化銀粒子中に実質的に一様なイオダイドプロフィ
ールを形成することもできるし、また上記相対的割合を
替えて異なる写真効果をもたらすこともできる。高アス
ペクト比平板状粒子ヨウ臭化銀乳剤の環状領域または横
方向に変位せる領域におけるイオダイドの割合を粒子の
中心領域と比較して増大せしめると特定の写真特性上の
利点がもたらされる。中心領域におけるイオダイド濃度
は0〜5モル−〇範′曲で変えることができ、また横方
向を取巻く環状領域におけるイオダイド濃度はそれより
少なくとも1モルチ高い値から臭化銀中ヨウ化銀の溶解
度限界まで、好ましくは約20モルStで、最適には約
15モル−までの範囲で変えることができる。変形態様
においては銀塩添加を終了する前に反応器中にイオダイ
ド塩またはブロマイドとイオダイド塩を添加するのを終
了せしめて、過剰量のハライドを銀塩と反応せしめるこ
とができる。これによって平板状ヨウ臭化銀粒子上に臭
化銀の鞘を形成する結果となる。従って、平板状ヨウ臭
化銀粒子は実質的に均一なtたは徐々に変化せるイオダ
イド濃度7°CMフィールを持たせることができること
は明らかであり、また、イオダイド、濃度の勾配を所望
の如く制御して平板状ヨウ臭化銀粒子の内部におけるイ
オダイド濃度を高くするかまたは外表面もしくはその近
傍におけるイオダイド濃度を高めることかできることも
明らかである。
中性または非アンモニア性乳剤を生成する上述の方法を
参照して高アスペクト比平板状粒子ヨウ臭化銀乳剤の調
製法を説明したが、この乳剤は他の方法によっても調製
可能である。別の一方法においては、高イオダイドハロ
グン化銀種粒子を最初に反応器、に入れる。反応器中に
おけるヨウ化銀濃度をリットル当九り、0.05モル未
満に低減し、また反応器中に最初に存在せしめるヨウ化
釧粒子の最大サイズ・を0205マイクロメートル未満
に低減せしめる。
イオダイドを含まない高アスぜクト比平板状粒子臭化銀
乳剤は上記に詳細に述べた方法をイオダイドを含まない
ように改変した方法によって調製することができる。高
アスペクト比平板状粒子臭化銀乳剤はまた、前に引用せ
るフナツクおよびシfトーに基づく方法によって調製す
ることもできる。方形および長方形粒子を含有する高ア
ス硬りト比臭化鋼乳剤は、1辺の長さが0.15マイク
ロメートル未満である立方体種粒子を用いる方法により
調製することができる。種籾子のpAgを5.0〜8.
0の範囲に維持しながら、非ハライド銀イオン錯化剤の
実質的不存在下に乳剤を熟成して、平均アスイクト比少
なくとも8:1を有する平板状臭化銀粒子を生成せしめ
る。イオダイドを含まない高アスペクト比平板状粒子臭
化銀乳剤を調製するさらに他の方法は後記実施例に記載
する。
改質用化合物を平板状粒子沈澱生成過程で存在せしめる
ことができる。そのような化合物は反応器中に最初に存
在せしめてもよいし、また常法に従って1もしくは2以
上の塩を加えると共に添加することもできる。米国特許
第1,195,432号。
第1,951,933号、第2,448,060号、第
2.628,167号、第2,950.′972号、第
3.488,709号、第3,737,313号、第3
.772,031号および第4,269,927号並ひ
にリサーチ・ディスクローノイー、134.$1975
年6月、アイテム13452に記載きれるように銅、タ
リウム、鉛、ビスマス、カドミラうな改質用化合物をハ
ロダン化銀沈澱生成過程で存在せしめることができる。
リサーチ・デ(スクロージf−及びその前身であるプロ
ダクト・ライセンシング・インデックスは英国、 PO
9−IEF 。
ハングシ1−.バーバンド、ホームウェル、インダスト
リアル・オポチュニテイーズ・リミテイタドの刊行物で
ある。モイザー(Moiaer)等、ジff−ナル・オ
プ・フォトグラフィック・サイエンス。
25巻、1977、PP、19−27に記載されるよう
に平板状粒子乳剤は沈澱生成過程において内部還元増感
することができる。
それぞれの銀塩およびノ・ライド塩e工、米国%許第3
,821,002号、同第3,031,304号およヒ
クレーズ(CIass)等、フォトグラフイツシエ・コ
レスポンデンツ、102巻、10号、 1967゜P、
162に記載されるように分配割合を調整し且つ反応器
内容物の−、 parおよび/またはpAgを調節する
ために分装置tiiを利用してtたは重量供給を利用し
て表面もしくは表面下供給管を通して反応器に加えるこ
とができる。反応器中に反応成分を急速に分配するため
に、米国特許第2.996,287号、同第3,342
,605号、同第3.418,650号、同第3,78
5,777号、同第4.147,551号及び同第4.
171,224号、英LF!3特許出M第2,022,
431A、ドイツ特許出願公開第2,555,364号
および同第2,556,885号並びにリサーチ・ディ
スクローノ+  r 16 h巻、1978年2月、ア
イテムl 6662に記載されるように特別に構威され
た混合装置を用いることができる。
平板状粒子乳剤の調製において分散媒は反応器中に最初
に入れておく。好ましい形態において分散媒は解膠剤の
水性分散液からなる。反応器中の乳剤成分全重量に基づ
いて0.2〜約10電量慢の解膠剤濃度を採用すること
ができる。ノ・ロダン化銀を生成する前および生成中に
反応器中における解膠剤巌度を全重量に基づき約6%未
満に維持し、且つ、最適のコーティング特性が得られる
ように後から乳剤ビヒクルを加えることによって乳剤ビ
ヒクル濃度を高濃度に調節するのか一般的な方法である
。最初に形成される乳剤にはノ・ロダン化銅モル当九り
約5〜:50gの解膠剤、好ましくは約10〜30.9
の解膠剤を含ませることができる。
追加のビヒクルは後から加えることによってその濃度を
ハロゲン化銀モル当たυ1000,9という高い値にま
で高めることができる。好ましくは最終エマルジョン中
のビヒクル濃度ハハロダン化銀モル当たり509よシ大
である。写真要素の製作時においてコーティングおよび
乾燥を行う際ビヒクルは乳剤層の約30〜70重量−を
占めることが望ましい。
ビ°ヒクル(バインダーおよび解膠剤の両者を含む)は
ハロゲン化銀乳剤の[11#!に常用されるものの中か
ら選ぶことができる。好ましい解膠剤は親水性コロイド
でらっ℃、これらは単独でもまた疎水性物質と組合わせ
て用いることもできる。適当な親水性物質には、蛋白質
、蛋白質誘導体、例えばセルロースエステルのよウナセ
ルロース誘導体、例えばアルカリ処理ゼラチン(牛骨ま
たは皮革ゼラチン)または酸処理ゼラチン(豚皮ゼラチ
ン)のようなゼラチン、例えばアセチル化ゼラチンおよ
びフタル化ゼラチンのようなゼラチン誘導体の如き物質
か含まれる。これらのビヒクルおよびその他のビヒクル
はリサーチ・ディスクロージャー。
176巻、1978年12月、アイテム17643゜セ
クシlン■に記載されている。
特に親水性コロイドを含めビヒクル物質は(またそれと
共に用いる疎水性物質も)本発明に係る写真要素の乳剤
層中のみならず、上途層、中間層並びに乳剤層下に位置
する層のような他の層中に配合することができる。
ハロゲン化銀乳剤の調製過程で粒子の熟成が起こヤ得る
。粒子の熟成は少なくともヨウ臭化銀粒子生成過程にお
いて反応器中で起こることか望ましい。熟成を促進する
のに既知のハロダン化銀酎剤が有用である。例えば、熟
成を促進するのに過剰量のブロマイドイオンを反応器中
に存在せしめることか知られている。それ故、ブロマイ
ド塩溶      φ”液を反応器中に導入するだけで
熟成を促進し得ることは明らかである。他の熟成剤を用
いることもできるし、これらの熟成剤は銀およびハライ
ド塩を添加する前に反応器中の分散媒中に全量を配合し
ておくことかできるし、ま7!jlもしくは2以上のハ
ライド塩、銀塩または解膠剤を加えると共に反応器中に
導入することもできる。別の髪形a様として、熟成剤を
ハラ、イド塩および銀塩添加段階で独立して導入するこ
ともできる。アンモニアは既知の熟成剤であるけれども
、最高に実現可能々感度−粒子関係を達成する本発明の
ヨウ臭化銀乳剤に用いる熟成剤゛としては好ましくはな
い。好ましい乳剤は非アンモニア性ま念は中性乳剤であ
る。
好ましい熟成剤は硫黄を含む。チオシアネート塩、例え
ばアルカリ金属チオシアネート塩1%にナトリウム及び
カリウムチオシアネート塩、並ひにアンモニウムチオシ
アネート塩を用いることができる。チオシアネート塩の
導入量は常用される坂でよいけれども、好ましい濃度は
一般にノ・ロダン化銀モル当たり約0.1〜20gの範
囲である。
チオシアネート熟成剤を用いることは米国特許第2.2
22,264号、同第2,448,534号および同第
3,320,069号に教示が見られる。あるいは、米
国特許第3,271,157号、同第3,574,62
8号および同第3,737,313号に記載されるよう
な常用されるチオエーテル熟成剤を用いることもできる
高アスペクト比平板状粒子乳剤は好ましくは洗浄して可
溶性塩類を除去する。可溶性塩類の除去は、リサーチ・
ディスクロージτ−、176巻。
1978年12月、アイテムl 7643 、セクシ璽
ン■に説明されるように、頌しゃ、p過、°および/ま
たは冷却沈降およびリーチングのようなよく知られた技
法によって行うことができる。使用に先立って、増感剤
を含むまたは含まない乳剤をよ乾燥し貯蔵する。平板状
粒子の厚さの増大、アスペクト比の低減および/または
直径の過度の増大を回避するために、沈澱生成φ工完了
した後平板状粒子の熟成を終了する際に洗浄することが
特に有利である。
一旦形成された高アスペクト比平板状粒子乳剤は当業界
において周知の技法によって鞘で包み、芯鞘乳剤とする
ことができる。調製される高アスペクト比平板状粒子乳
剤に鞘を形成するのにいかなる写真的に有用な銀塩も用
いることができる。
睦塩鞘を形成する技法は米国特許第3,367.778
号、同第3,206,313号、同第3,317,32
2号、同第3.9 I 7,485号、同第4.X 5
0,994号、同第4,184,877号および同第4
,184,878号に記載されている。常用される鞘形
成技法は高アスイクト比平板状粒子の形成には有利では
ない。
鞘形成が進むと乳剤の平均アスペクト比が低減するから
である。鞘形成過程において平板状粒子生成に有利な条
件が反応器中に存在するならは、鞘形成は粒子の外縁に
優先的に起こシ、その結果アスペクト比は必ずしも・低
下しない。
尚アス4り1比芯鞘平根状粒子乳剤は内部潜像の形成に
特に有用であって、ネガ型または直接反転型写真要素の
製作に用いることかできる。
上述の平板状ハロダン化銀粒子v!4#!方法に従えは
、アスペクト比に対する厚さ及び直径基準を満足する平
板状粒子が金ハロrン化銀粒子の合計投映面積の少なく
とも50チを占める高アスペクト比平板状粒子乳剤をp
4製することかできるが、そのような平板状粒子の割合
を増大することによってより大きな利点が達成されるこ
とが認められる。
厚さ及びI1径基準を満足する平板状ノ・ログン化嫁粒
子が全投映面積の少なくとも70チ(最適には少なくと
も90%)を占めることが望ましい。少量の非平板状粒
子が存在しても多くの写真用途分野では全く問題が起こ
らず、平板状粒子の利点が得られるが、平板状粒子の割
合を増大することができる。大きな平板状ハロダン化銀
粒子は、常用される分離技術、例えば、遠心分離または
ハイドロサイクロンを用いて粒子混合物中の小さな非平
板状粒子から分離することができる。ハイドロサイクロ
ンによる分離は米国特許第3,326,641号に教示
されている。
B、増感 本発明に係る多色写真要素中に存在する高アスペクト比
平板状粒子乳剤銀およびヨー臭化銀乳剤および従来周知
の乳剤は化学的に増感される。化学的増感はT 、 H
、James+デ・セオリ・オプ・ザ・フォトグラフィ
ック・プロセス、*4版、マクミラン、1977 、p
p、6フー76に記載されるように活性ゼ°ラチンを用
いて行うことができるし、またリサーチ・ディスクロー
ジ+  120巻。
1974年4月、アイテム12oo81リサーチ・ディ
スクロージャー、134巻、1975年6月。
アイテム13452 、米国特許!1,623,499
号、同第1,673,522号、同第2,399,08
3号、同第2,642,361号、同第3,297,4
47号、同第3,297,446号、同第3,772,
031号、同第3,761,267号、同第3,857
,711号、同第3,565,633号、同第3,90
1,714号および同第3,904,415号並びに英
国特許第1.315,755号および同第1,396,
696号に記載されるようにpAg 5〜10.pH5
〜8および温度30〜80℃において硫黄、セレン、テ
ルル、金、白金、ノ9ラジウム、イリジウム、オスミウ
ム、ロソウム、レニウムもしくは燐増感剤またはこれら
増感剤の7複数の組合わせを用いて行うことができる。
化喰増感は最適には、米国特許第2,642,361号
にS記載されるようにチオビアネート化合物の存在下に
、また米国特許第2,521,926号、同第3、(1
21,215号および同第4,054,457号に記載
されるタイプの硫黄含有化合物の存在下に行う。仕上げ
(化学増感)改質剤の存在下に化学的に増感することが
できる。用いられる仕上り改質剤には、アゾインデン、
アザピリダジン、アザピリミジン、ベンゾチアゾリウム
塩、並びに1もしくは2以上の複素環核を有する増感剤
のように、化学増感の過程でカプリを抑制し且つ感度を
増大するものとして知られた化合物が用いられる。仕上
げ改簀剤の例は、米国特許第2,131,038号。
同第3,411,914号、同第3,554,757号
同第3,565,631号および同第3.901,71
4号、カナダ特許第778,723号およびダフィン(
Duffin) 、フォトグラフィック・エマルジ四ン
ーケミストリー、フォーカル・プレス(1966)。
ニューヨーク、pp、138−143に記載されている
。化学増感に加えて、または代替して、米国特許第3,
891,446号および同第3,984,249号に記
載されるように、例えば水素を用いて還元増感すること
もできるし、また米国特許第2.983,609号、オ
フテダール(Ofteduhl )ら、リサーチ・ディ
スクロージ、−、136巻、 1975年8月、アイテ
ムlj 654 、米国特許負)2.518,698.
号、同第2.739,060号、同第2.743,18
2号、同第2,743,183号、同第3.026,2
03号および同第3,361,564号に記載されるよ
うに塩化第一錫、二酸化チオウレア、ポリアミンおよび
アミンボランのような還元剤を用いて、または低pAg
 (例えば5未満)及び/′または高FJ((例えば8
よシ太)処理によって還元増感することができる。米国
特許第3,917,485号および同第3,966,4
76号に記載される表面上増感を含め表面化学増感を行
うことができる。
化学増感に加えて、高アスペクト比平板状粒子マイナス
育記録臭化銀およびヨー臭化銀乳剤は、分光増感するこ
とができる。高アスイクト比平板状粗子乳剤およびここ
で用いる他の乳剤と組合わせて、可視スペクトルの宵お
よびマイナス青(即ち緑および赤)部分に吸収極大を示
す分光増感色素を用いることができる。多色写真要素の
青色記録乳剤層を構成するハロゲン化銀乳剤は青色吸収
性分光増感色素で増感することもできるし、ス被りトル
の青色部分に対する本来の感応性に依存することもでき
る。
ハロゲン化銀乳剤は種々の色素を用いて分光増感するこ
逅ができる。用いられる色素には、シアニン、メロシア
ニン、錯シアニンおよび錯メロシアニン(即ち、トリー
、テトラ−および多−核ミアニンおよびメロシアニン)
、オキソノール、ヘミオキソノール、スチリル、メロス
チリルおよびストレゾトシアニンを含むポリメチン染料
が含まれる。
シアニン分光増感色素には、キノリニウム、ピリジニウ
ム、イソキノリニウム、3H−イアトリウム、ベンツ[
、)インドリウム、オキサシリウム、オキサゾリニウム
、チアゾリウム、チアゾリニウム、セレナゾリウム、セ
レナシリニウム、イミダゾリウム、イミダゾリニウム、
ベンゾキサシリニウム、ベンゾチアゾリウム、ベンゾセ
レナゾリウム、ペンツィミダゾリクム、ナフトキサゾリ
ウム、ナフトチアゾリウム、ナフトセレナゾリウム、チ
アゾリニウム、ノヒドロナフトチアゾリウム、ピリリウ
ムおよびイミダゾピラジニウム第四級塩から導かれるよ
うな、メチン結合によって結合された2つの塩基性複素
環核が含まれる。
メロシアニン分光増感色素には、バルビッール酸、2−
チオバルビッール酸、ローダニン、ヒダントイン、2−
チオヒダントイン、4−チオヒダントイン、2−ピラゾ
リン−5−オン、2−インキサシリン−5−オン、イ/
ダン−1,3−ジオ/、シクロヘキサン−1,3−ジオ
ン、1.3−ジオキサン−41−ジオン、ピラゾリン−
3,5−ノオン、インタン−2,4−ジオン、アルキル
スルホニルアセトニトリル、マロノニトリル、イソキノ
リン−4−オンおよびクロマン−2,4−ジオンから誘
導されるような酸性核とシアニン色素型の塩基性複素環
核とがメチン結合により結合され穴ものを含む。
】または2以上の分光増感色素を用いることができる。
i5J視スペクトル全体に亘る波長に最大感#Lを有し
且つ非常にバラエティに富む分光感度曲線形状を有する
色素が知られている。色素の選択トルの領域並びに望ま
れている分光感度曲線の形状に依存する。重複せる分光
感度曲線を有する色素はしばしば、重複領域のそれぞれ
の波長における感度が個々の色素の感度の和とほぼ等し
い組合わされた形の曲線を示す。従って、異なる最大感
度を有する複数の色素を組合わせて用いることによって
、個々の色素の最大感度の中間に最大値を有する分光感
度曲線を得ることができる。
複数の分光増感色素を組合わせ使用することができ、そ
れによって超増感、即ち、ある分光領域において、それ
らの分光増感色素の一方を単独でいかなる濃度において
用いた場合よりも大きく、またそれらの分光増感色素の
郭成的効果に白米する増感よりも大きな分光増感が達成
される。超増感は、分光増感色素並びに他の添加剤(例
えば安定剤及びカプリ防止剤、現像促進剤または抑制剤
、コーティング助剤、螢光増白剤および帯電防止剤)の
選ばれた組合わせによって達成される。超増感の原因と
なり得るいくつかの機構および化合物についてはいずれ
もジルマン(Cllman) [超増感機構の概観(R
ay、law of the Mechani@ms 
ofStipers@nsitlzmtlon月フォト
グラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング
、18巻。
1974、pp、418−430に記載されている。
分光増感色素はまた他の方法で乳剤に影響を与える。ま
た、分光増感色素は、米国特許第2.131,038号
および同第3,930,860号に開示される↓うにハ
ロダン受容体または電子受容体、カプリ防止剤または安
定剤、現像促進剤または抑制剤として作用する。
以下余白 ハロダン化銀乳剤を増感するのに有用な分光増感色素は
、英国特許第742,112号、米国特許第1.846
,300号、同第1,846,301号、同第1.84
6,302号、同第1.846,303号、同第1.8
46.3 Q 4号、同第2.078,233号、同第
2.089,729号、同第2,165,338号、同
第2.213,238号、同第2,231,658号、
同第2.493,747号、同第2,493,748号
、同第2.526,632号、同第2.739,96.
4号(再発行特許第24,292号)、同@2,778
,823号、同第2.917,516号、同第3.35
λ857号、同第3.411,916号、同第3,43
1,111号、同第2.295,276号、同第2,4
81,698号、同第2.503,776号、同第2.
688.545号、同第2.704,714号、同第2
.921,067号、同第2.945,763号、同第
3,282,933号、同第3.397,060号、同
第3.660.102号、同第3.660.103号、
同第3,335,010号、同第3.352,680号
、同第3.384,486号、同第2〔 3,397,981号、同第3.482,978号、−
1第3.623,881号、同第3.718,470号
および同第4.025,349号に記載されている。超
増感色素組合わせを含む有用な色素の組合わせの例は米
国特許@3,506,443号オヨび同第3,672,
898号に記載されている。分光増感色素と非光吸収性
添加物からなる超増感組合わせの例としては、米国特許
第2,221,805号に教示されるように分光増感の
過程でチオシアネートを使用し、米国特許第2.933
,390号に教示されるようにピスート1人アジニルア
ミノスプルペンを使用し、米国特許第2.937,08
9号に教示されるようにスルホン化芳香族化合物を便用
し、米国特許第3,457,078号に教示されるよう
にメルカプト置換複素環化合物を使用し、英l特許第1
,413.826号に教示されるようにイオダイドを使
用し、前に引用せるギルマン(Gjlman ) 「レ
ビュー惨オプ・デ・メカニズム壷オプ瞳スーツーセン7
タイゼー7警ン」ニ・′1′ 記載されるような化合物を含め他の化合物を使用するこ
とができる。
非平板状または低アス(クト比へDfン化銀粒子を含む
乳剤を分光増感するのに常用される量の色素を用いるこ
とができる。本発明の完全な利点をもたらすために、最
適量(即ち、可能な露光条件下に粒子から達成し得る最
大写真感度の少なくとも60チを達成するに十分な量)
の分光増感色素を高アスイクト比平板状粒子表面に吸収
せしめることが望ましい、使用する色素の量は、用いる
特定の色素もしくは選ばれた色素の組合わせ並びに粒子
の大きさ及びアスペクト比に基づいて変わるであろう。
最適の分光増感が、表面増感ハロダン化銀粒子の利用可
能な合計表面積の約25〜io。
チもしくは千れ以上に相当する単分子層被覆隈において
有機色素を用いる場合に達成されることは写真技術分野
において知られている。即ち、このことは例えば、ウェ
ス) (West )等[写真乳剤における増感色素の
吸着(ザ・アドンーデシ冒ン・オプ・センシタイビイン
グ・ダイオ・イン・フォトグラフィック・エマルジ璽ン
ズ)」、ジャーナル・オツ・フィジカル・ケミストリー
、56巻。
p、1065e1952:スペンス(Sp@nee )
等「増感f!!、索の減感(デセンシタイゼイシ曹ン・
オブ・センシタイズイングーダイズ)」、ジャーナル・
オプ・フィジカル・アンド・コロイド串ケミストリー、
56巻#6号、1948年6月、 pp、1090−1
103:および米国特許第3,979,213号に記法
によって選定できる。
實色光に対する露光を記録すべき乳剤層においては通常
臭化鋼またはヨウ化臭化銀の本来の青色感度に依存する
1本発明で用いる乳剤が高アスイクト比平板状粒子臭化
銀およびヨウ臭化銀乳剤である場合は!色分光増感色素
を用することによりて感度が非常に大きく増大する。本
発明の1つの好ましい形態においては責合記録乳剤層中
の乳剤が、厚さ0.5マイクロメートル−未満、直径少
くとも0.6マイクロメードルを有する平板状粒子が8
=1より大きな平均アス(クト比、好ましくは少くとも
12:1の平均アス(クト比を有し且つ乳剤層中に存在
するへロrン化銀粒子の全投映面積の少くとも50%、
好ましくは少くとも70チ、最も好ましくは少くとも9
0%を占める青色に増感された臭化銀およびヨウ臭化銀
乳剤である。もちろん、本発明の精神から逸脱すること
なく上述の0.5マイクロメートルを0.3マイクロメ
ートルで置き変えることができる。
分光増感は、これまで有用であると知られている乳剤v
Il製のいかなる段階において行うこともできる。最も
普通にけ、分光増感は化学増感の完了後に引続いて行わ
れる。しかしながら、箪国特許第3.628,960号
及び同第4,225,666号に教示されるように分光
°増感は化学増感と同時に行うことができ、また化学増
感に全く先位って行うこともでき、さらにハロダン化銀
粒子沈澱生成の完了前に分光増感を開始することもでき
る。米国特許第4,225,666号に教示されるよう
に、分光増感色素を分けて乳剤中に導入すること、即ち
、分光増感色素の一部を化学増感に先立って存在せしめ
、残部を化学増感の後で導入することが可能である。
米国特許第4.225,666号とは相違して、ハロr
ン化鎖の80gIIが沈澱した後に分光増感色素を乳剤
に加えることができる。化学および/または分光増感の
過程で循環を含めpAg ?A節によって増感を高める
ことができる。pAg 調節の例はリサーチ・ディスク
ロージャー、181巻、1979年5月。
アイテム18155に記載されている。
一つの好ましい形態において、分光増感剤は化学増感に
先立って高アスペクト比平板状粒子乳剤中に混入するこ
とができる。また、ある場合には、仕上げ変性剤のよう
な他の吸着可能物質を化学増感に先立って乳剤中に導入
することにより同様な結果が達成された。
吸着可能物質を前もって混入することとは独立して、前
記引用せる米国特許@2,642,361号に教示され
るように化学増感の過程で銀に基づいて約2×10〜2
モルチのチオシアネートを用いることが望ましい。化学
増感の過程で他の熟成剤を用いることもできる。
上述の技法のいずれか一方または両者と組番わせて、捷
たはこれらとは独立して、第3の技法として、化学増感
の直前または化学増感の間に存在する鎖および/lたは
ハライド塩の濃度を調節することが望ましい。粒子表面
に沈澱を生成し得るチオシアン酸銀、燐酸銀、炭酸銀等
のような417に壇並びに酢酸銀、トリ・フルオロ酢酸
銀および硝酸銀のような可溶性銀塩を導入することがで
きる。平板状粒子表面上にオストワルド熟成し得る微細
なへロrン化銀(即ち、臭化銀、ヨウ化銀および/また
は塩化銀)粒子を導入することができる。例えば、す、
デマン乳剤を化学増感の過程で導入することができる。
さらに、分光増感せる高アスにクト比平板状粒子乳剤の
化学増感は、平板状粒子の1またFi2以上の所定の別
々の位置で達成することができる。分光増感色素が平板
状粒子の主要表面を形成する結晶表面に優先的に吸着さ
れることによって、化学増感が平板状粒子の互いに異な
る結晶表面で起こシ得る。
達成できる最高の感度−粒状度関係を得るために好まし
い化学増感剤は金および硫黄増感剤、金およびセレン増
感剤、並びに金、硫黄およびセレン増感剤である。従っ
て、本発明の好ましい態様においては、高アスペクト比
平板状粒子乳剤中およびヨウ臭化銀乳剤は硫黄および/
オたはセレンのような中間カルコダン(検出可能でなく
ともよい)および検出可能な金を含む。また、乳剤は通
常検出可能な量のチオシアネートを含む。もっとも、最
終乳剤中におけるチオシアネートの濃度は既知の乳剤洗
浄技法によって大幅に低減することができる。上述の穐
種の好ましい態様においては、平板状臭化銀またはヨウ
美化銀粒子はそれらの表面にチオシアン酸銀のような別
の銀塩または・・ロrノ化銀含有量の異彦る別のハロダ
ン化銀(例えば、塩化銀または臭化銀)を含み得る。ま
九、検出可能な水準以下の量の他の銀塩が存在してもさ
しつかえない。
すべての利点を達成する丸めに必ずしも必要ではないが
、本発明に係る多色写真要素中の乳剤は最適に化学およ
び分光増感される。このことは、OT能な使用および処
理条件下に増感ス(クトル領域においてそれらの粒子か
ら達成される最大Log感度の少くとも60慢に相当す
る感度を達成することが望ましいことを意味する。ここ
でtag感度とは100 (1−1,og E )を意
味し、この式においてEはカプリ上0.1の濃度におい
てメートル−キャントルー秒で表示せる露光量である。
乳剤層中のへロrン化銀粒子を一旦特徴づけたがらば、
ある生成物の乳剤層が他の製造者の匹敵し得る商品に関
して最適に化学および分光増感されているか否かはさら
に製品分析および性能評価を行うことKより判断するこ
とができる。
通常の多色写真要素中 子サイズの範囲内においては、最良の増感時に得られる
最大感度は粒子サイズの増大に伴って直線的に増大する
。粒子を現便可能にするのに必要な吸収された量子の数
は粒子サイズとは実質的に無関係であるが、所定数の粒
子が現像時に示すfs闇はそれらの大きさKntIl!
関係する。もし、最大濃度2を得るのが目的であるなら
ば、例えば、平均直径0.2マイクロメートルのものと
比較して0.4マイクロメートルの粒子をよシ少量用い
ることが必要である。粒子が少なければ少ないほど粒子
を現前可能とするのに所要な照射量は小さくなる。
不都合々ことに1よシ大きな粒子によって生成する#l
Jjはより少ない位置で高められるために、2点間の濃
度変動はより大きくなる。2点間の濃度変動の観察者に
よる知覚は「粒状性」と呼ばれる。2点間のfIIk度
変動の客観的測定は「粒状度」と呼ばれる。粒状度の定
量的測定は種々の形態で行われてきたが、粒状度は最も
普通にはRM8(ルート平均平方)粒状度として測定さ
れる。RMS粒状度は観察ミクロ開孔(例えば24〜4
8マイクロメートル)内の濃度の標準偏差として定義さ
れる。特定の乳剤層に対する最大許容粒状度(tた一般
に粒子とも呼ばれるが、)・ロダン化銀粒子と混同して
はならない)が決定されると、その乳剤に対し実現され
得る最大感度が有効に限定される。
以上のことから窺えるように、写真技術分野に1) おいては長年に亘って、絶対的意味における最大写真感
度を達成する研究はほとんど行われることなく、むしろ
実用上の粒状度または粒子基準を満足せしめつつ最良の
増感における最大感度を追求することに研究が向けられ
てきた。ノ・ロダン化銀乳剤感度の真の改良は、粒状度
を増大せしめることなく感度を増大し、感度を低減する
ことなく粒状度を低減し、または感度と粒状度の両者を
同時に改良することである。このような感度の改良は一
般に写真分野において乳剤の感度−粒状度関係の改良と
略称されている。
第2図に示すグラフは組成は同一であるが粒子サイズが
異々る5つのハロダン化銀乳剤1,2゜3.4および5
について同様力増感を施し、(1)1−のコーティング
を施し、さらに同一の処理を行ったものについて感度−
粒状度関係をグロ、トシたものである。個々の乳剤は最
高速度および粒状度において相違するが、感度−粒状度
@Aが示すように乳剤同士の間に予測可能な直線関係が
存在する。線Aに沿って存在する全ての乳剤は同一の感
度−粒状度関係を示す、感度における真の改良を示す乳
剤は感度−粒状度線Aの上側に存在する。
例えば、共通の感度−粒状度線B上に存在する乳剤6お
よび7祉乳剤1〜5のいずれよシも感度−粒状度関係に
おいて優れている。乳剤6は乳剤1よりも高い感度を示
すが、粒状度は高くはない。
乳剤6は乳剤2と同一の感度を示すが、粒状度はかなル
低い、乳剤7は乳剤2よシ高い感度を示すが粒状度は乳
剤3よシ低い、乳剤3の感度は乳剤7より低い。感度−
粒状度@Aの下側に位置する乳剤8は第2図の中で最も
低い感度−粒状度関係を示す。乳剤8は上記乳剤の中で
は最も高い写真感度を示すが、その感度は粒状度に非比
例的に増大するに過ぎない。
写真技術分野においては、感度−粒状度関係が重要であ
るため、感度−粒状度測定を定量化し一般化するのに非
常な勢力が払われてきた。ハロダン化銀粒子サイズのよ
うな単一の特性が相違する一連の乳剤の感度−粒状度関
係を正確に比較するのは通常単純なことである。同様な
特性曲線を示す写真製品の感度−粒状度関係がしばしば
比較されている。銀像および色素骨における粒状度測定
の詳細については「粒状性および粒状度の理解(tln
dermtandlng  Gralnlnesa  
and  Granularity刀コダック刊行物A
F−20,改訂1l−79(イーストマン・コダ、り社
、ロチニスター、ニューヲーク14650発行)ツビッ
タ(zwlek) r粒状度に影響を及ぼす要因の定量
的研究 (Quantltatlvs 8tadl*s of 
FaetorsAffeeting Granular
ity ) J、フtトグラフィ、り・サイエンス・ア
ンド・エンジニアリング、9巻、/に3.5月−6月、
1965:エリクンン(Er1eion )およびマー
チヤント(Marehant)「単分散写真乳剤の閣粒
状度」、フナトグラフイ、り・サイエンス・アンド・エ
ンジニアリング、16巻、A4.7月−8月、1972
、pp、253−257:並びにトラデカ(Trabk
a ) r色素雲に対するランダム球モデル」、フォト
グラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング
、21巻、A4.7月−8月、1977、pp、 18
3−192を参照されたい。
1または2以上の最適に化学増感およびマイナス青色増
感された高アスイクト比平板状粒子夷化銀またはヨウ臭
化銀乳剤層を含む本発明に係る多層写真要素は責合感応
性が比較的低減している他に感度−粒状度関係が改善さ
れているという特性を示す。1つの好ましい形態に誉い
ては本発−明に係る多色写真要素の高アスイクト比平板
状粒子乳剤層のそれぞれが最適に化学増感および分光増
感されている。
C2その他の成分および添加物 上述のように沈澱生成方法によって一旦高アスシクト比
平板状粒子乳剤を生成せしめ、洗浄し、増感したならば
、常用される写真用添加剤を配合することによりそれら
の調製を完了することができる。
本発明に係る写真要素は現俸前に追加の硬膜剤を配合す
るのを省ける程度に硬膜化することができる。代表的な
有用な配合硬膜剤(前硬膜化剤)はリサーチ・ディスク
ロージャー、176巻、1978年12月、アイテム1
7643、X項に記載されている。
リサーチ・ディスクロージャー、176%。
1978年12月、アイテム17643.M項に記載止
剤、潜傷安定剤および同様な添加剤をコーティング前に
乳剤及び隣傍層に混入することKより、ネガ型乳剤コー
ティングにおける最小S度(即ちカプリ)を増大し、ま
たは直接Iジ型乳剤コーティングにおける最小濃度を増
大し、もしくは最大濃度を低減せしめる不安定性から解
放することができる。C,E、に、メー!(Me・1)
、デ・セオリー・オプ・デ・フォトグラフィ、り・グロ
セス、第2版、マクミラy、1954.pp、677−
680に記載されるように、乳剤に有効ネヵプリ防、止
剤の多くはまた現像剤に配合することができ、゛また2
゜3の一般的な見出しのもとに分類することができる。
増感剤、硬膜剤、並びにカプリ防止剤及び安定剤の他に
種々の他の常用される写真用添加剤を存在せしめること
ができる。使用する添加剤の具体的な選出は写真利用分
野における特性に依存し、当業者ならば容易に達成し得
る。穐々の有用な添加剤はリサーチ・ディスクロージャ
ー、176JJ。
1978年12月、アイテム17643 K記載されて
いる。同文献アイテム17643.V項に記載されるよ
うに螢光増白剤を配合することができる。
また1、同文献■項に記載される如く、本発明に係る乳
剤および写真要素の別々の層中に吸収性及び散乱性物質
を用いることができる。tた、X項に記載される如く、
コーティング助剤およびM項に記載される如“く可塑剤
および滑剤を存在せしめることができる。XI[1項に
記載されるように帯電防止剤を存在せしめることができ
る。添加物の添加方法は窟項に記載されている。■項に
記載されるように艶消剤を配合することができる。所望
ならば、豆項およびXXIJIIに記載されるように現
儂剤および現儂変性剤を配合することができる。
本発明に係る乳剤を含む写真要素ラジオグラフィー分野
で利用する場合にはラジオグラフィー要素の乳剤および
その他の層を上に引用せるリサーチ・ディスクロージャ
ー、184巻噌 1979年8月(アイテム18431
に具体的に記載されるいかなる形態とすることもできる
。高アスシクト比平板状粒子乳剤並びに写真要素中に常
用される他のハロダン化銀乳剤層、中間層、オーバーコ
ートおよび下塗層を存在せしめる場合これらはリサーチ
ディスク冒−ジャー、176巻、1978年12月。
アイテム17643.XV項に記載される如くコーティ
ングし、乾燥することができる。
当業者間に確立された慣行に従って高アスシクト比平板
状粒子乳剤を相互にまたはこれらと常用される乳剤とを
ブレンドすることに4よって特定の乳剤層に要求される
特性を満足せしめることができる。例えば、複数の乳剤
をブレンドすることによって、所定目的を満足するよう
に写真要素の特性曲線を調節することができる。ブレン
ド9によって、露光および処理によって達成される最大
!IIIを増大し、または低減し、最小濃度を低減し、
または増大し、且つ特性曲線の形状をつま先と肩部の間
で調節することができる。この為に本発明に係る乳剤を
上記リサーチ・ディスクロージャー176巻、1978
年12月、アイテム17643゜1項に記載されるよう
な常用されるハロダン化鎖乳剤とブビンドすることがで
きる。また、■項Fに記載されるような乳剤をブレンド
することも可能である。比較的微細な塩化銀粒子乳剤を
本発明に係る乳剤、特に田つ臭化銀乳剤とブレンドする
か隣接してコーティングすると、米国特許第3.140
,179号および同第3,152,907号に教示され
るようにコントラスト及び/または感度(即ち、感度−
粒状度関係)をさらに増大せしめることができる。
上述の如く乳剤をブレンドするのに代えてブレンドすべ
き乳剤を別個の層としてコーティングすることにより同
一効果を通常達成することができる。別々の乳剤コーテ
ィング層を形成して露光寛容度を達成する技術は写真分
野において周知であって、ツェリクマン(zellkm
an )およびレビ(Leマ1)、メイキングーコーテ
ィング・フナトグラフィ、り拳エマルジ目ンズ、フす−
カルプレス、1964.pp・234−238:米国特
許第3.662,228号および英国特許第923,0
45号に記載されている。さらに、高感度および低感度
ノ・ロダン化銀乳剤をブレンドではなく別々の層にコー
ティングすることによって写真感度が増大できることも
写真技術分野において周知である。通常高感度乳剤層を
低感度乳剤層よりも放射#jl源に近い位置にコーティ
ングする。この技法は3またはそれ以上重合せる乳剤層
にも適用できる。このような層の配置構成は本発明の実
施において可能である。
写真要素の層は種々の支持体上にコーティング、0形成
することができる0代表的な写真支持体には重合体フィ
ルム、木材繊維(例えば紙)、金属シートおよびフォイ
ル、がラスおよびセラミ、り支持体要素があり、これら
は支持体表面の接着性、帯電防止性、寸法安定性、耐摩
耗性、硬さ、庵擦15特性、ハレー71ン防止性および
/lたはその他の特性を向上する為に1ま九は2以上の
下塗層を形成することがゼきる。これらの支持体は当業
界において周知であって、例えば、リサーチ・ディスク
ロージャー、176巻、1978年12月、ア2oイテ
ム17643.XW項に記載されている。
単数または複数の乳剤層は通常対向せる平らな主要表面
を有する支持体上に連続層としてコーティングされるが
、必ずし本そうでなくともよい。
乳剤層は平らな支持体表面上に複数の横方向に変位せる
層セグメントとしてコーティングすることができる。単
数または複数の乳剤層を竜グメントとする場合、微孔性
支持体を用いることが望ましい。有用な微孔性支持体は
PCT出願公告第WO30101614(1980年8
月7日公告;ベルギー特許第881,513号、198
0年8月1日。
K対応)および米国特許第4.307,165号に開示
されている。微細孔の大きさは幅1〜200マイクロメ
ートル、深さ1000マイクロメートル以下とすること
ができる。一般に1通常の黒白写真分野、特に写真儂を
引伸ばす場合には、微細孔の大きさは幅小くと44マイ
クロメートル、深さ200マイクロメートル未満が好ま
しく、最良の大きさは幅および深さいずれも約10〜1
00マイクロメートルである。
本発明に係る乳剤を用いた写真要素は常用されるいかな
る方法によっても惨状に露光することができる。これに
ついては上記リサーチ・ディスクロージャー、アイテム
17643 、XVII項を参照されたい。
写真要素に含まれる感光性ノ・ロダン化銀は、露光に引
続いて、アルカリ性媒体または写真要素中に含まれる現
儂剤の存在下に・・ロダン化銀を水性アルカリ媒体と組
合わせることによって常法に従って処理し、可視儂を形
成することができる。
写真要素中に一旦銀像を形成せしめた後、未現偉のハロ
ゲン化鉄を定着するのが普通の方法である。高アスイク
ト比平板状粒子乳剤は特により短時間に定着を完了可能
とする点で有利である。これによって加速された処理が
可能となる。
01色素像への応用 ハロゲン化銀写真要素は色素の選択的破壊または形成に
よって色素儂を形成するのに用いることができる。写真
要素は、リサーチ・ディスクロージャー、176巻、1
978年12月、アイテム17643、XIX、D項に
記載されるようにカラーカプラーのような色素僧形成剤
を含有する現像剤を用いることによって色素債を形成す
るのに用いることができる。このような形態において、
現像剤は、酸化された形態において力グラーと反応(カ
プリング)して色素儂を形成し侍るカラー現像剤(例え
ば、芳香族@1アミン)を含む。
色素形成性力グラ−は常法に従って写真要素中に混入す
ることもできる。色素形成性カプラーは異なる写真効果
を達成するために異なる量で混入することができる。例
えば、鋼被覆量に関しカプラーのM度は高感度及び中間
感度乳剤層に通常用いられる量よシ低く制限することが
できる。
配合する色素形成性カプラーは通常、減法混色原色(即
ち、黄、マゼンタおよびシアン)債色素を形成するよう
に選ばれ、これらのカプラーは非拡散性無色カプラーで
ある。特定の写真応用分野で望まれる効果を達成するた
めに単一または複数の別々の層における反応速度が相違
する色素形成性力グラ−を用いることができる。
色素形成性力グラ−はカプリングによって、現像抑制剤
または促進剤、漂白促進剤、現像剤、l・ロダン化銀溶
剤、トナー、硬膜剤、カプリ剤、カプリ防止剤、競争カ
プラー、化学または分光増感剤および減感剤のような写
真的に有用iフラグメントを放出する。現像抑制剤放出
性(DIR)カプラーは写真分計において周知である。
それらは、米国特許第4,248,962号に記載され
るようにカプリング時に穐々の写真的に有用な基を放出
する非色素形成性化合物、並びに色素形成性カプラーで
ある。酸化せるカラー現像剤と反応する際色素を形成し
かいDTR化合物をまた用いることができる。リップマ
ン乳剤のように比較的感光性に乏しいハロダン化銀乳剤
は現俸抑制剤フラグメントの移行を阻止または抑制する
ために中間層およびオーバーコート層として利用した。
写真要素には、ネがカラー倫用積層マスクを形□ 成するのに用いられる着色色素形成性力f−7−のよう
な着色せる色素形成性力!ラー及び/″dfたは競争カ
プラーを混入することができる。写真要素にはさらに常
用される僧色素安定剤を配合するととができる。これら
はすべてリサーチ・ディスクロージャー、176巻、1
978年12月、アイテム17643,4項に記載され
ている。
色素前形成性還元剤に組合わせて不活性遷移金属イオン
錯体の形態を有する酸化剤および/または過酸化物酸化
剤を用いる方法を採用することによって色素儂を形成し
または増幅することができる。
銀−色素−漂白法のような色素または色素前駆物質の選
択的破壊によって写真要素に色素偉を形成することがで
きる。
漂白によって現像せる銀を除去するのはハロダン化銀写
真要素に色素1象を形成する技法における普通の慣行で
ある。そのような銀の除去は処理溶液または写真要素の
ある層に漂白促進剤またはその@躯物質を混入すること
により促進することができる。ある場合には、現像によ
シ形成される銀の量は生成する色素の量と比較して小さ
い。従って、実質的に目に晃える影響なく銀漂白が省略
される。
E、多色写真 この発明は多色写真骨の生成に利用することができる。
本発明に係る多色写真要素を利用して減法混色原色素を
組み合わせ多色倫を生成することによシ顕著な利点が得
られる。利用する写真要素は支持体並びに、通常、青色
、緑色および赤色露光をそれぞれイエロー、マゼンタお
よびシアン色素偉として別々に記録する少くとも3つ組
の重合せるハロゲン化銀乳剤層とからなる。本発明は一
般に、少くとも1つのマイナス青色(緑色または赤色)
増感せる高アスペクト比平板状粒子臭化銀またはヨウ臭
化銀乳剤を含むいかなる多色写真要素をも含む。好まし
い態様では、多色写真要素の全ての乳剤層に臭化銀また
はヨウ臭化銀乳剤、よυ好ましくは高アスペクト比平板
状粒子乳剤が含まれる。
本発明の1つの特に好ましい形態では、マイナス宵色増
感せる高アスペクト比平板状粒子臭化銀またはヨウ臭化
銀乳剤が多色写真要素の3つ組のw色、緑色および赤色
記録乳剤層中に緑色または赤色光を記録すべき乳剤層の
少くとも1つを形成している。この乳剤は、写真要素の
露光段階において、“記録すべく意図されている光の他
に55ocf’に青色光における中性光を受理するよう
に配置される。この乳剤層が受ける責合およびマイナス
育色光の関係はΔtogEで表わすことができる。
Δtag E = log E7− log E11上
式においてETは平板状粒子乳剤が記録すべき緑色また
は赤色光に対する露光量の対数であり、オたlog(−
はその平板状粒子乳剤が同時に受ける青色光に対する露
光量の対数である。いずれの場合も塀光−W#、Eは特
に断わらない限シメートルーキャンドルー秒で表わす。
本発明の実施においてΔtogEは0.7未満(好オし
くけ0.3未満)とすることができ、なお多色被写体の
許容できる複製傷を得ることができる。
これは、本発明で用いる平均直径が0.7マイクロメー
ドルより大きい乳剤中に乳剤粒子が高割合で存在するこ
とから見ると驚くべきことである。もし本発明で用いる
高アスイクト比平版状粒子臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤
に替えて同様な・・ライド組成および平均粒子直径を有
する等しい量の非平板状または低アス(クト比平板状粒
子乳剤を使用するならばよシ高く通常は許容限界水準を
越える色の歪みを生じるであろう。緑色または赤色増感
せる臭化銀およびヨウ臭化銀乳剤による色の歪みは平均
粒子直径を小さくすることにより低減できることが写真
技術分野において知られているが、粒子直径を小さくす
ると達成可能な最大厚真感度が制限される。本発明#′
i*色とマイカ21色感度を有利に分解するばかりでな
く、達成可能な最大マイナス責合写真感度に伺ら影響を
及ぼすことなくそのような利点を達成する。本発明の特
に好ましい形態においては3つ組のW色、緑色および赤
色記録乳剤層の少くともマイナス育色記録乳剤層を高ア
スイクト比平板状粒子臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤で構
成する。3つ、組乳剤層中のw色記録乳剤層もまた有利
に高アス(クト比平板状粒子乳剤で構成することができ
る。本発明の特に好ましい形轡においては、3つ組乳剤
層のそれぞれに存在する厚さ0.3マイクロメートル未
満の平板状粒子が少くとも1.0マイクロメートル、好
ましくは少くとも2.0マイクロメートルの平均粒子直
径を有する。
本発明のさらに好ましい形態においては多色写真要素が
少くとも180の180感度指数を持ち得る。
本発明に係る多色写真要素は高アスイクト比平板状粒子
緑色および/または赤色乳剤層を青色光露光から保護す
るためにこれらの層と露光源との間にイエローフィルタ
一層を配置する必要がなく、また、十のようなイエロー
フィルタ一層を配置するとしても、昼光露光すべき写真
要素の赤色または緑色記録乳剤層を青色光露光から保護
するのにこれまで用いられてきたイエローフィルタ一層
濃度よりも低い濃度に低減することができる。本発明の
1つの%に好ましい形態では3つ組の乳剤層のうち緑色
および/または赤色記録乳剤層と放射線源との間に責合
記録乳剤層を介在せしめない。
それ故、写真要素は緑色および/または赤色乳剤層と入
射放射線との間に実質的に責合吸収材料を持たない。
上述の1つの緑色または赤色記録高アス4クト比平板状
粒子臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤が必要であるに過ぎな
いが、多色写真要素は!色、緑色および赤色光をそれぞ
れ露光するための少くと本3つの別^の乳剤層を含む。
必要である高アス(クト比平板状粒子緑色オたは赤色記
録乳剤層以外の乳剤はいかなる従来の形式のものでちっ
てもよい。種々の常用される乳剤は前に引用せるリサー
チ・ディスクロージャー。
アイテム17643,1項、「乳剤調製およびタイプ」
に記載されている。本発明に係る要素の好ましい形態で
は全ての乳剤層が臭化壕またはヨウ臭化鋼粒子を含む。
本発明の特に好ましい形態においては少くとも1つの緑
色記録乳剤層と少くとも1つの赤色記録乳剤層が高アス
イクト比平板状粒子乳剤からなる。もしス(クトルの緑
色および/または赤色部分を記録するのに2以上の乳剤
層を配置する彦らは少くとも高感度乳剤層に上記高アス
ーξクト比平板状粒子乳剤を配合することが1まましい
。もちろん、ダ真要素のすべての育色、緑色および赤色
記録乳剤層を上述の平板状粒子で構成することは本発明
にとって必須ではないが好ましい。
本発明は種々広範囲に亘る感度とコントラストを示す青
色、−緑色および赤色記録乳剤層を有する多色写真要素
に応用可能である。本発明で用いる緑色または赤色に分
光増感せる高アスペクト比平板状粒子臭化銀またはヨウ
臭化銀乳剤層は相対的に青色に非感応性であるため、緑
色および/または赤色記録乳剤層は他の乳剤層とは係わ
シなく多色写真要素内のいかなる位置に配置することも
でき、また、それらが青色光に露光しないよう従来採ら
れてきた注意を払う必要もない。
本発明は特に、昼光露光によって正確に色を再現すべき
多色写真要素に応用できる。このようなタイプの写真要
素は、5500°K(昼光)源に露光する時実質的に匹
敵せるコン・トラストと制限された感度変化を示す責合
、緑色および赤色光の記録を生成する特徴を持つ。ここ
で用語「実質的に匹敵するコントラスト」とは、青色、
緑色および赤色の記録のコントラストが、青色記録のコ
ントラストを基準にして20チ未満(好ましくは10嗟
未満)相違することを意味する。1色、緑色および赤色
記録の制限された感度変動は0.31ogE未満の感度
変動(Δt・gE)として表わすことができる(・ここ
で感度変動とは緑色および赤色記録の感度と青色記録の
感度との2つの差のうち大きい方を指す)。
本発明に係る写真要素の上記関係を決定するのに必要な
コントラストおよびtag感度のfi11定は、色温度
5500°Kにおいて写真要素を炭素試験体のような分
光非選択的(中性濃度)階段ウェッジを通して写真要素
を露光し、好ましくは便用時に用い得る処理条件下に写
真要素を処理することによシ行うことができる。アメリ
カン・スタンダードPH2,1−1952(アメリカン
・ナシロナル・スタンダード・イ/スティテー−ト[A
NSI j 。
1430ブロードウエイ、ニューヨーク、 N、Y。
10018刊行)に記載されるように波長435.8r
unの青色光、波長546.1nmの緑色光および波長
643.8 nmの赤色光の透過に対する写真要素の青
色、緑色および赤色濃度を測定することにより、写真要
素の責合、緑色および赤色特性曲線をプロ、トすること
ができる。もし写真要素が透明支持体ではなく反射支持
体を持つ々らば透過濃度に替えて反射濃度を用いること
ができる。青色、緑色および赤色特性曲線から感度およ
びコントラストを写真技術分野において周知の技法によ
り確かめることができる。責合、緑色および赤色記録の
それぞれが比較目的のために同様に測定される限シ採用
する特定の感度およびコントラストの測定方法自体は重
要ではない。異なる写真応用分野に用いられる多色写真
要素の種々の標準センシトメトリー技法がANS Iに
よって刊行されている。代表的な刊行物は、アメリカン
・スタンダードPH2,21−1979,PH2,47
−1979およびPH2,27−1979であろう 怪光露光時に正確に色を再現し得る本発明に係る多色写
真要素は上述の特性を示す従来の写真要素に比べてかか
りの利点を有する。本発明に係る写真要素において、緑
色および赤色に分光増感せる平板状臭化銀またはヨウ臭
化銀乳剤層の限られた青色感度に依存して、青色記録乳
剤層の青色感度とマイナス青色記録乳剤層の青色感度と
を分解することができる。特定の応用分野に応じて、緑
色および赤色記録乳剤層における平板状粒子の利用それ
自体によって青色およびマイナス青色記録乳剤層の青色
感応に所望の大きさの分解を生ぜしめることができる。
以下余白 ある応用分野では、常用されるW色感度分解技法を用い
て9色およびマイナスW色記録乳剤層の實色感度分解を
さらに高め、高アスペクト比平板状位子の存在によって
得られるW色感度分解を補うことが1ましい。例えば、
最も感度の大きい緑色記録乳剤層を散村線源に近い位置
に配置し、且つ最も感度の高い賞色記嫌乳剤層を放射線
源から最も遠い位置に配置するならばt色および緑色記
録乳剤層のW色感度の分解は(乳剤を別々にコーティン
グし露光せる場合は完全なオーダーの大きさr 1.O
LogE Jは異なるが)そのような層配置構成によっ
て有効に低減することができる。なぜならば、緑色記録
乳剤層が露光の間に全ての5色光を受理するが、緑色記
録乳剤層およびその他の上層は9色光がW色記録乳剤層
に達する前にその一部を吸収または反射するからである
。このような場合に色記録乳剤層中にイオダイドを高割
合で配合することによって平板状粒子に責合およびアイ
ナスR色記嫌乳削層のW色感度分解の増大を補うことが
できる。ft色記録乳剤層がマイナスぎ色記号乳剤層よ
りも放射線fiK近く配置される場合は、責合およびマ
イナスW色記邊乳剤層の間にコーティングされた限られ
た濃度のイエローフィルター材料を利用して、責合およ
びマイナスR色分解を増大することができる。しかしな
がら、従来の感度分解技法自身がW色感度分解にある大
きさの差またはそれに近似せる値を撮供する限り、これ
まで写真技術分野において必要とされていたように従来
の感度分解技法を利用することは必要ではない。しかし
ながら、特定の利用分野に対し異常に大きな9色および
マイナスW色感度分解が望まれる場合は上述のことは除
外されない。従って、本発明に係る多色写真要−はつシ
合いのとれた喋光条件下において露光する時正確に鷹の
色を再現可能とするものであって、しかも、これまで可
能とされていた以上に写真要素の構成における選択可能
範囲をはるかく拡げるものである。
多色写真要素はしばしばカラー形成性1ユニツトについ
て説明される。最も普通の多色写真要素は3つの改なり
合った色形成層ユニットをなみ、それぞれの色形成層ユ
ニットはス4クトルの異なi 1/3を配湯することが
でき且つ補色減法原色色ill象を生成し得る少くとも
1つの・・ロダン化銀乳剤層を含む、即ち、を色、緑色
および赤色記録カラー形成性層ユニットがそれぞれイエ
ロー、マビンタおよびシアン色(鷹を生成するのに用い
られる。色真゛条垂成物質は必ずしもいかなるカラー形
成性層ユニット中に存在せしめなくともよく、処理溶液
から全く供給することができる0色素1象生成物質を写
真要素中に設けるに際しては、ある乳剤層中に配置する
こともでき、また同じカラー形成性層ユニットの隣接乳
剤層から酸化せる現、象または電子移動剤を受容すべく
位置せる層中に配置することができる。
カラー形成性層ユニット間で震化せる現壜または電子移
動剤が移動して色が劣化するのを且止するために一般に
はスカペンノヤーが用いられる。
ヌカペンツヤ−は米国特許第2,937,086号に教
示されるように乳剤層自身中に位置せしめることができ
、および/または米国特許−第2,336,327号に
記載されるように傳接カラー形成性層ユニット間の中間
層に配置することもできる。
各カラー形成性層ユニットには単一の乳剤層を含ませる
ことができるが、単一のカラー形成性層ユニット中にし
ばしば2,3またはそれ以上の写真感度の異なる乳剤層
が設けられる。所望1構成が感度の異なる複数の多色乳
剤層を単一カラー形成性層ユニット中に配置するのを許
さぬ場合は、単一写真要素中に複数の(通常2または3
)を色、緑色および/−またけ赤色起源カラー形成性1
11ユニットを設けるのが一般である。
多色写真要素中に上述の平板状鶴6化銀またはヲウ臭化
銀粒子を含む少くとも1つの緑色または赤色記録乳剤層
を配置し、写真要農の露光時に増大した割合のw色光を
受理せしめるのが本発明の1特徴でちる。増大した割合
の責合光を高アス(クト比平板状泣子乳剤層に到達せし
めるには、上に配置するイエローフィルタ IcKよる
9色光の貰収を低減せしめるか、または好ましくは上に
イ、エロ2(−フィルタ一層を全く配置しないことであ
る。また、高アスRクト比平吸状乳剤を含むカラー形成
層ユニットを枚吋線源に近く配置することによっても増
大した割合の責合尤を高アス4クト比平板状乳剤層に糊
達せしめることができる。例えば、緑色および赤色記録
高アスシクト比平板状位子乳剤をそれぞれ含む緑色およ
び寺色記鎌カラー形成層ユニットをW色記鎌カラー形成
層ユニットよりも吹射′l1lyiAに近く配置するこ
とができる。
本発明に係る乳剤を用いた多色写真装置は上述の要求を
角たす限り常用されるいかなる形轢であってもよい。ゴ
oarフスキイ(Gorokhovski l ) r
スペクトル・スタディズ・オデ・デ・フォトグラフィッ
ク・グロセス、フす−カル・グレス、ニュー1−ク:’
p−zn、表27亀に記載される6つの可能な層配置の
いずれも渫用可能である。簡易かつ明確に説明するなら
ば、常用される多色ノ・ロビン化銀写真要素の調製過程
においてそのような写真1[Aに、ス〈クトルのマイナ
ス9色部分に感応され、1つ他の乳剤層に先立って枚吋
線曝露を受けるように1または2以上の高アスペクト比
平板状粒子乳剤層を設けることができる。しかしながら
、大抵の場合、必要に応じて層配置を改変したうえ従来
のマイナス青色記録乳剤層を1または2以上の高アス(
クト比平板状粒子マイナスW色記嫌乳削ノーで置き替え
ることが望ましい。
本発明は以下に示す好ましい層配置構成を見ればより容
易に理解される。
以下余白 rIJ TT。
1し R 上記層配置構成において、B、GおよびRはそれぞれ従
来のタイプのR色、緑色および赤色記録カラー形成層エ
ニットを表わし; カラー形成層ユニッ)B、GまたはRに先立って記載さ
れるTは、前に具体的に説明した高アスシクト比平板状
泣子夷化銀または1つ臭化銀乳剤を倉むlまたは2以上
の乳剤層を示し;カラー形成層ユニットB、Gま念はR
K先立って<SされるRは、そのカラー形成層単位の写
真感度が、同一層配置構成におけるスペクトルの同一1
/3の露光を記録する少くとも1つの他のカラー杉成!
−ユニットの・感度よシ大きいことを表わし;カラー形
成層単位B、GまたはRK先立って記載せるSは、その
カラー形成層単位の写真感度が、同一層配置構成のスペ
クトルの同−IAの露光を記載する少くとも一つの池の
−カラー形成層単位の感度より低いことを示し; ルはスカペンノヤーを含むが黄色フィルター材料を実質
的に含まない中間署を表わす。各高感度ま九は低4度カ
ラー形成層ユニットは、その層配置構成における位置、
固有の感度特性またはそれら両者の結果としてスペクト
ルの同一1/3の露光を記載する他のカラー形成層ユニ
、トとは異なる写真感度を持つことができる。
1〜■に示す層配置構成において支持体の位置は示して
いない。従来の慣行に従って大抵の場合支持体は放射線
から最も遠い位置、即ち、各図における層配置構成の最
下に位置せしめられるであろう。支持体が無色で正透過
性、即ち、1明であるならば、支持体は放射線源と各層
配置構成との間に配置することができる。よシ一般的に
言、うならば、支持体は露光源と、その支持体が透過す
る光を記録すべきいかなるカラー形成層ユニットとの間
にも配置することができる。
ここで層配置構成Iに戻るが、この写真装置は実質的に
イエローフィルター材料を含まない。しかしながら、イ
エローフィルター材料を含むgJ票に関する従来技術に
従えば、W色記録カラー形成層ユニットは放射線源に最
も近く配置する。簡単な形慢ではそれぞれのカラー形成
層ユニ、l:単−へロrン化銀乳剤層で構成する。別の
形態ではそれぞれのカラー形成層ユニ、トに2.3また
はそれμ上の異なるハロJIJン化銀乳剤を配合する。
1つが最高の感度を有する3つ組の乳剤層を相互に比較
する時、それらのコントラストが実質的に匹敵すること
が望ましく、また緑色および赤色記録孔剤層の写真濃度
が青色記録乳剤層の写真感度と0.3 Log E未・
宵異なることが望ましい。スピードが異なる2、31念
はそれ以上の異なる乳剤層、がそれぞれのカラー形成層
二二、ト中に存在する場合所定のコントラストおよび感
度関係を有する層配置構成■における3つ組の乳剤層が
2.3fたはそれ以上存在することが望ましい、青色記
録カラー形成層ユニットの真下にイエローフィルター材
料が存在しないとヤ色記鎌カラー形成ユニットの写真唱
度が増大する。
層配置構成Iにおける中間層が実質的にイエロ1:1 −フィルター材料を含まないこ・とけ必須ではない。
常用される量より少量のイエローフィルター材料を鐸色
と壕色記録カラー彩成ユニ、トの間に配置することがで
きる。さらに、緑色と赤色カラー形成層ユニットを分蟻
する中間層に常用される量以下のイエローフィルター材
料を配合することもできる。常用される量のイエローフ
ィルター材料を用いる場合、赤色記載カラー形成ユニッ
トは上述の高アス(クト比平板状臭化銀または1つ夷化
銀位子に限定されるものではなく、コントラストおよび
感度を考慮量る限り、従来のいかなる形態を採ることも
できる。
1復を瞬けるために層配置構成u〜■と層配置構成夏と
を区別する特徴のみについて具体的に説明する0層配置
構成■においては同一カラー形成層ユニットにおいてγ
1合高室度および低喀度W色、赤色または緑色記録乳剤
層ではなく、2つの別々のイ色、緑色および赤色紀祿カ
ラー形成1ユニ。
トが設けられている。高感度カラー形成ユニ、トのIt
たは2以上の屍剤層のみが前述の平板状美化#!または
ヲウ臭化#I粒子を含まなければならない。低感度緑色
および赤色記録カラー形成層ユニットは、それらの感度
が低いことと高感度を色記′嫌カラー形成層ユニットが
酸上部(配置されることとが相まって、恢色フィルター
材料を用いゐことなく苛色露光から適切に保護される。
もちろん、氏唯度碌色および/または赤色記録カラー形
成層学位の1−または2以上の乳剤層に高アスイクト比
平板状位子鶴化銀または1つ具化銀乳剤を用いることを
排除するものではない。高感度赤色記鎌色形戎層ユニッ
トを低感度碌色記録カラー形成層ユニットの上に配置す
ると、米国特許第4,184,876号、ト冒ツ特許公
開第2,704,797号、同第2.622.923号
、同第2,622,924号および同第2.704,8
26号に教示されるように感度の増大が達成される。
層配置構成厚はW色記録カラー形成層単位を露丸傾から
最も遠く配置した点で層配置構成■とは相異している。
従って、暖色記録カラー形成層ユニットが光源、に最も
近く、また、赤色記録カラー形成11位が光噸に比較的
近く配置されている。
この1配ff*成はW税賓が高く高品質の多色壕を生成
するのに有利である。多色嗜の生成に最も電装なfJl
、+i!、的評与をする緑色記載カラー形成層ユニット
が露′#、源に最も近く配置されていて、その上に光を
敗乱する上層が形成されていないためにこの緑色記録カ
ラー形成層は非常に解説な儂を生成し得る。多色鷹の生
成に次いで重要な1覚的寄与をする赤色記録カラー形成
層単位は、緑色記録カラー形成層単位のみを通過し、そ
のため青色記録かシー形成層単位中に牧乱することがな
い光を受理する。R色記鎌カラー形成層単位は層配置構
成Iの場合と比較して支障を受けるが、鮮鋭度の1失が
上記緑色および赤色記録カラー形成層単位の利点を相段
するものではないつというのは、w色記録カラー形成層
ユニットの多色潅に対するr見覚的寄与はそれほど重要
でないからである。
層配置構成■は層配置構成■を拡張したものであって、
高感度および低域車高アスイクト比平板状位子乳剤を別
々に含む緑色および赤色記号カラー形成層を設けたもの
である。層配置構成Vは低感度緑色、赤色およびt色記
祿カラー形成層ユニット上に追加のw色記録カラー形成
層ユニットを設けた点で層配置構成■とは相違している
。高感度r色記様カラー形成層ユニットには、上述の高
アスくクト比平板状位子島化銀またはコラ臭化銀L/1
1が用いられている。この場合この高′iS度W色記壕
カラー形成層ユニットはR色光を吸収するので、低武度
壕色および示色記様カラー形成層ユニ、トに到達するr
色光の割合が低減する。変形帽様に分いて!、よ低感度
緑色および赤色記録カラー形成層ユニットに高アス・く
クト比平板状粒子九剤を配合する必要はない。
)−配置構成■は平板状粒子臭化銀録カラー形成1ユニ
ットを緑色および赤色記録カラー形成層ユニットと露光
員との間に配置せしめ要点で層配置構成■と相違してい
る。すでに指摘したように、平板状持子を色紀碌カラー
形成層ユニットは1または2以上の平板状粒子彎色記様
乳剤層から構成することができ、そして、煩数のW色記
載乳剤層−。
が存存する場合にはf&度が相違し得る。層配置構成■
では、赤色記録カラー形成層ユニットが受ける不利益を
補償するために1配置構成■とは異なり、平板状位子W
色記録カラー形成層琳位とI九傾との間に第2の高域度
承色記録カラー形成4ユニットが配置されている。この
第2の平板状位子高喚度赤色記録カラー形成層ユニット
は好位置に配置されているので、2つのユニットに同一
の乳剤を用いるならば、第2の高感度赤色記録j@ユニ
、トの病変は第1高域度水色記i&11ニットの病変よ
り大きくなるであろう。もちろん、これら第1および第
2の高名度平板状位子赤色記載カラー形成層二二、トは
所望によ#)lff]−または異なる乳剤で構成するこ
とができ、また、それらの相付的感度は写真技術分野に
おいて周知の技法に従って調節することができる。上述
のように2つの高感度赤色記4層ユニットを用いる替わ
りに所罎により第2の高感度・か色記録層ユニットを第
2の高感度碌色紀鐘カラー形成層1ニットで置換できる
つ層配置構成■は層配置構成■と同一であってもよマ。
いが、第2の高感度平板状位子参色記最カラー形成層ユ
ニットおよび第2の高感度平阪状位子峨色記様カラー形
成層ユニットが露光源と平板状位fq色記録カラー形成
層ネニットの間に介在している点で相盲亀している。
1tI配置構成■および■は、q色光を記録する層のす
ぐ丁に位置する中1iJ1層に鍛色フィルターを用いた
従来用いられている構成である。しかしながら、これら
の構成においては露光源にもっとも近い乳剤層中に高ア
スペクト比平板状喧子・・ロダン化銀九剤が用いられて
いる。平板状粒子乳剤は前述のように増感して赤色光を
記録し、もしくは緑色光を記録し、またはそれぞれ対の
層を増感して赤色光と緑色光をそれぞれ記録することが
できる。
もちろん、上述の層配置構成I〜■は単なる例示であっ
てこれ以外には多くの有利な層配置構成がある。種々の
層配置構成のそれぞれにおいて、対応する緑色および赤
色起源カラー形成層ユニットを配置転換することができ
る、即ち、高感度赤色および緑色記録カラー形成層単位
を種々の層配置構成において配置転換することができ、
それに加えてまたは交替的に低喋度緑色および赤色記録
カラー形成層単位を配置転換することができる。
僕数の減法混色原色色素の組合わせからなる多色1象を
形成すべき写真乳剤は通常色素形成性力グラ−のような
色素形成性材料を配合した複数の層を重合した形態を採
るが、これは必ずしも必潰ではなり。それぞれ可視スペ
クトルの1/3を記録するた・めのハロダン化銀乳剤お
よび補色減法1色原色色素を形成し得るカプラーを含む
3つの色形成成分(通常)4ケツトと呼ばれる)を写真
要素中の単一層中に一緒に配置して多色型を生成するこ
とができる。代表的な混合・臂ケ、ト多色写真要素は米
国特許第2,698,794号および同第2,843,
489号に記載されている。
平板状粒子臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤を含む緑色およ
び赤色記録色形成層ユニットの責合およびマイナス才色
感度の分解が比較的大きいと、イエローフィルター材料
の消去または低減および/または新規な層配置構成の採
用が可能となる。多色写真要素においてW色光に対する
緑色および赤色記録カラー形成層ユニ、トの相対的感応
性を定量的に測定可能にする1つの技法は、本発明に係
る多色写真要素の試料を1段タブレットをネじてまず中
性11九性(即ち、55006にの吃)に露光し次いで
この試料を処理することである。次いで、第2の試料を
同様に露光する。但し、400 nmと49On+vs
の間の光のみを透過するう、テン98フイルターを介在
せずに露光し、その後同様に処理する。前述のようにア
メリカン・スタンダードP)12.1−1952に従っ
て決定せる才色、緑色および孝色透過横度を利用してそ
れぞれのサンノルについて3つの色素特性1線をプロッ
トする。R色記載カラー形成層ユニットのt包格度と緑
色またはか色記凍カラー形成層ユニットの才色感度との
差は次の関係式から決定することができる。
(〜 (Bwy6  GW9B)−(BN  GW)ま
たは(B3  (BW98−RW?8)  (BN−R
N)上式において、1w96  ラ、テン98フィルタ
ーを通じて露光せるぎ色記、槽カラー形成層ユニットの
一色感度であり。
Gwqt3はラフテン98フイルターを通じてlll九
ぜる緑色記録カラー形成層ユニットの一色感度であり; Rv?Bはラフテン98フイルターを通じて露光せるか
色記壊カラー形成層ユニットの一色感度であり; 8Nは中性(5500°K)yt、に露yt亡るW色記
録カラー形成ノーユニットの才色感度でアリ;GMは中
性(5sno1K ) tKjl ffiセ、64P!
、atF嫌カラー形成層ユニットのゆ色感度であり;R
Nは中性(5500°K)光に露光ぜる赤色起源カラー
形成層ユニットの赤色感度である。
上述の記述では、イエロー、マビンタおよびシアン色素
による好ましからざるスペクトル反収を無視して、を色
、緑色および淳色潰度はW色、緑色および赤色記録カラ
ー形成II単位に基づいて表1・現した。そのような好
ましからざるスイクトル吸収が本発明の目的のためにこ
こで得られる結果に本質的な影響を与える′はどの大き
さを持つことはまずない。
本発明に係る多色写真要素はイエローフィルタ2〔−材
料の存在なしに上述の如き高アスイクト比平板状瞠子U
剣を含有する緑色および/iたは伊色記啼カラー形成層
ユニットの才色1eの少くとも6倍、好ましくは少くと
も8倍、さらに好ましくは少くとも10倍のR色記婦カ
ラー形成層単位による一色感度を示す。比較のために、
1例を示すと、イエロ4−フィルター材料を持たない従
来の多色写真g!鷹の庁色記禄カラー形成層ユニットと
緑色記録カラー形成層ユニットとの間の重色感度差は4
倍未遺(0,55Log E)であるのl’ljし、こ
れに1夷敵する本発明に係る多色写真要素ではほぼ10
倍(0,95AogE)である。この比較かられかるよ
うに、高アス(クト比平板状位子鶴化銀またはヨウ鶴化
鋼乳剤を用いれば緑色記録カラー形成層ユニットのW色
感度を有利に低減することが可能となる。
本発明に係る多色写真要素の重色およびマイナス一色感
度における大きな分解を測定する別の技法は、緑色記録
カラー形成層ユニットの緑色感度または綱色記婦カラー
形成層ユニットの赤色感度をその一色感度になぞらえる
ことでちる。上記と同一のatおよび処理技法を用いる
。倶し、45Qnmを越える光のみを透過するラブテン
9フイ“ルターを介在せしめるこ七によって中性露光を
マイナスイ色露光に変える。定量的な羨は次式で表わさ
れる。
(C)  GW9− GW98  または(D)  R
w9− aW9a 上式において、GW98およびRW?8は前に定義した
通り′tl′あり; Gwgはクツテン9フイルターを、1てIx丸せる#負
記′碌カラー形成層ユニットの、緑色感度であυ; aw9はクツテン9フイルターを通じて露光せる赤色記
婦カラー形成層ユニットの赤色感度である。ここでも色
素による好ましがらざるス(クトル吸収は重要でないの
で無視することとする。
上述の平板状臭化銀またはヨウ臭化銀乳剤を含む赤色お
よび緑色記録カラー形成層ユニ、トはス(クトルのW色
領′或における感度と分光増感せる、ス(クトル部分に
おける感度との間(即ち、ダ色とマイナスイ色感度の差
)少くとも10倍(1,0Log E )、好ましくは
少くとも20倍(1,31層gE)の差を有する。1例
を挙げるならば、その差は20倍よシ大きい(1,35
AoぎE)が、イエローフィルター材料を欠く匹敵する
従来の多色写真要素ではこの差は10倍未7119’(
0,951oz K )である。
同一写真要素におけるAとBとの定量的関係およびCと
Dの定量的関係は緑色および赤色記録カラー形成層単位
がたとえ同一であるにせよ(分光増感の波長を除く)結
果は同一とはならないであろう。その理由は、大抵の場
合、赤色記録カラー形成層ユニットが既に対応する緑色
配湯カラー形成層ユ三ットを通過した光を受けるからで
ある。
しかしながら、対応する緑色および赤色記録カラー形成
層ユニットの位置を交換した点を除けば第1のl!!素
と同一である第2の要素を準備するならば、この第2の
要素の参色記鎌カラー形成層ユニットは、前記第1の要
素の緑色記録カラー形成層ユニットがAとCとの関係に
対し示したのと実質潔に言うならば、赤色分光増感に対
立するものとして単に緑色分光増感を選択することは上
述の定量的比較によって得られる数値に大きな影響を与
えない。それ故、緑色および赤色感度を青色感度と比較
して区別せずに、を色感度および赤色感度を相対的にマ
イナス賞色感度として扱のうが一般の慣行である。
F、鮮鋭度 一般に光散乱による像鮮鋭度の損失はハロビン化銀乳剤
層の厚さが増大するに伴い増大する。この理由は添付第
3図から理解することができる。
もし光子lが点2においてハロダン化鎖粒子によらて原
進路からの傾きとして測定せる角度−だけ偏向せしめら
れ、その後乳剤層の厚さt を横切った後点3において
第2のノ・ロダン化銀粒子によって吸収されるならば1
.、光子の写真記録順は、glIIXだけ横方向に変位
する。もし、厚さt の乳剤層で吸収されることなく光
量子が第2の等しい厚さt2を横切って点4において吸
収されると、光子の写真記@(峻は横方向にXの2倍の
距峻変位する。それ故、写真装置中におけるハロ位置化
銀位置の厚さが大きくなればなる程光攻乱に起因する1
象#暁度の低下が大きくなる恐れがある。第3図は原理
を非常に簡易(示したものであるが、実際には光子は通
常現実に吸収される前にいくつかの位置から反対するの
で、を標的な吸収点を予測するには唆計的手法が不可欠
であることを理解されたい。
2また・)まそれ以上の重合せるハロrノ化銀乳剤層を
有する多層写真要義でFi+a鱒税度が低下する危険が
太きい、なぜならば、・・ロダン化優位子が少なくとも
2層に1うて分布しているからである。
ある応用分野では追IJIIIの材料が存在する為にハ
ロピン化銀位置の厚さ変位はさらに増大する。即ち、+
1加の材料によって、(1)例えば、色素・象形成材料
が/l、 剤層中に配合される場合のように九剤iI自
身の厚さが増大するか、または(2)例えば、別のスカ
々ンノヤーおよび色素1形h12.It料層が隣接乳剤
層を9喘する場合のように、)良加の層が・・ローン化
銀乳削層を分け、それによって厚さ変位を増大せしめる
。さらに、多色写真要素では通常それぞれ少くとも1つ
のハロダン化鋼乳剤層を有する少くとも3つの重合せる
層単位が存在する。かくして、散乱によって1鮮鋭度が
損われる機会が多くなる。
重合せるハロビン化銀乳剤層では散乱が率積するために
暴露攻村線娠からI4@せる乳剤層では岬税度低下が非
常に失色くなる。
本発明で使用する高アスペクト比平板状位置ハ゛ロrン
化銀乳削は非平板状位置および低アスイクト比平板状粒
子乳剤と比較してハイアングル光散乱が低減している点
で優れている。第3図を参照して前に説明したように、
ifたは2μ上のへロrン化銀乳剤層の厚さが増大する
につれて鷹鮮鋭度は低下することが長く写真技術分野に
おいて認められてきた。しかしながら、第3図からまた
、光散乱の横方向成分(Xおよび2x)は角度θと共に
直接増大することが明らかである。角度θが小さい限り
、散a九の横方向変位は小さく、(唆群税度は高い状・
謂に保持される。
高アスイクト比平板状粒子[11を含む本発明の写真要
素を用いて有利なl!I悦度製度特性られるのはハイア
ングル歌乱が低いことに基づく。これは定量的に示すこ
とができる。第4図において、乳剤1の試料を透明(正
着過性)支持に3上に銀被慢量1.08 fi/m  
Icてコーティングする。図面には示していないがた剤
および支持体は実質的につり合う屈折率を有する液体中
に浸漬して、乳剤および支持体表面におけるフレスネル
反射を最小にすることが壜ましい。乳剤コーティング層
は平行光源5によって支持体面に直交する方向から露光
する。丸)原から出る光は点線7で示される光軸を形成
する路を通って点Aにおいて乳剤コーティング層に突当
九る。支持体および乳剤を透過する光は乳剤から一定の
距離をおいて置かれた半球状検知表面9において検知す
ることができる。最初の光路の延長線と検知表面との交
A゛に相当する点B。
において最大強度水準の光が検出される。
第4図には検知表面上に任意に選ばれた点Cが示されて
いる。AC間を結ぶ点線は電制コーティング層と角度φ
をなしている。検知表面上の点Cを移動することによっ
てφをO〜90’の範囲で変えることができる。散乱光
の゛強度を角度φの関数として測定することKよって、
(光軸7の周りに光歌乱の回転対称が存在するが故K)
角度φの関数として累積的光分布を測定することができ
る。
累積的光分布の背喰的記述についてはデ・母ルマ(DI
pmlmm )およびガス−4−(Ga5p@r )、
「デターミニング・デ・オプティカル・グロノタティー
ズ・オプ・フォトグラフィック・エマルノ、ンズ・パイ
・デ・モンテ・カル口・メン、ド」、フすトゲラフイッ
ク・サイエンス・アンP・エン2ニアリング、16傳、
No、3.1971手5月−6月、pp181−191
 を参照されたい。
上述の如く乳1@1についてO〜906の範囲の角度φ
の関数として累積的光分布を測定した後、同じ平均粒子
容量を有する従来の乳剤を支持体3の別の部分に同じ銀
被覆量をもってコーティングし、上述の手法を繰返す。
2つの乳剤について角度−の関数としての累積的光分布
を比較するに際し、70’までのφの値(ある場合には
8σまであるいはそれ以上)に対しては本発明で用いる
乳剤の歌、it′#、の曖が少ない。第4図には角度θ
が角度φの余角として示されている。散乱角はここでは
角度θとして述べることとする。従って、本発明で用い
る高アスイクト比平板状位置乳剤はより少さな・・イア
ングル牧乱を示す。ハイアングル九故乱は1會鮮鋭度を
ひどく低下させるので、本発明の写真q!!真に用いる
高アスシクト比平板状粒子乳剤はいずれの場合にも#説
度の憂れた儂を生成し得る。
ここで用いる用語[コレクション(eoll@otlo
n )角」とは、検知表面に突き当たる光の半分が、角
度θを々して甑線軸の周りを回転する線ACによって形
成される円IK対応する面積内にあるが、検知11面に
尖き当たる光の半分は残りの面涜内において検知表面に
突き当たる時の角度0の値を指す。
本発明の写真要素に用いる高アス(クト比平板状位置乳
剤が低減された・・イアングル′&乱を示すという特性
に理由付けすることにより制約を受けることは望まない
が、高アスペクト比−P板状位置の大きくモ旦な1*結
1面とコーティング−中における粒子の配向性とが**
’t−の改良に寄与すると考えられる。ハロビン化l1
fL剤コーティング層中に存在する平板状粒子はコーテ
ィング・iが形成されたモらな支持体表面上に実質的に
瞥回された状嶺にあることがA本釣に41[された、従
って、写真要素に直交する方向から乳剤層に突舞当たる
光は平板状粒子の一つの主要結I1面に実質的にIK角
に突き当たる。平板状粒子が2奪いこととコーティング
に際しそれらが配向することとが相まって、高アス(ク
ト比平阪状粒子乳剤層は従来の孔荊コーティング層と比
較して実質的Kl<なり、その結果鮮鋭度が向上する。
しかしながら、これらの乳剤層はたとえ従来の乳剤層と
同一厚さにコーティングしてもより優れた#脱炭を示す
以下余白 本発明の特に好ましい形態においては高アスペクト比平
板状粒子乳剤層は少なくとも1.0マイクロメートル、
より好ましくは少なくとも2マイクロメートルの最小平
均粒子直径を示す、平均粒子直径が増大すると感・度お
よび鮮鋭度ともに改良される。有用な最大平均粒子直径
は傷形成利用分野に応じて許容される粒状性に依存して
変わるであろうが、本発明の写真要素に用いる高アスペ
クト比平板状粒子乳剤の最大平均粒子直径はいずれの場
合にも30マイクロメートル未満、好ましくは15マイ
クロメートル未満、より好ましくは10マイクロメート
ル以下である。
上述の平均直径におい゛て上述のように優れた鮮鋭度が
達成されることに加えて、高アス(クト比平板状粒子乳
剤を使用すると、そのように大きな平均粒子直径を有す
る従来の乳剤を用いた場合に見られる多くの難点がない
。第1に、平均粒子直径が2マイクロメートルを越える
従来の非平板状乳剤を調製するのは困難である。さらに
、平均粒子直径が大きい従来の乳剤を用いると、同様な
直径を有する平板状粒子と比較してそれぞれの粒子中に
はるかに大きな容量の銀が存在する。従って、従来の乳
剤をよシ高い水銀被覆量をもってコーティングしないな
らば(もちろん、高い銀被覆量をもってコーティングす
ることは全く実用的には不利である)、大きな平均粒子
直径を有する従来の乳剤から生成する粒状性は同様な平
均粒子直径を有する本発明で高アスペクト比平板状粒子
乳剤と比較して大きい。さらに、粒子直径が大きい従来
の乳剤を用いると、銀被覆量を増大してもしなくても、
大きな直径を有する粒子は対応して大きな厚さを有する
ためのコーティング層を厚くする必要がある。しかしな
がら、平板状粒子の厚さは直径が大きくとも非常に小さ
くできるので、鮮鋭度が向上で西る。最後に、平板状粒
子が鮮鋭度に優ることは、単にそれらの平均直径とは別
に部分的には粒子形状の明瞭、な関数であシ、従って、
従来の非平板状粒子と比較して鮮鋭度に優る。
上述の高アス(クト比平板状粒子乳剤の多層コーティン
グではハイアングル散乱を低減することが可能となるが
、ハイアングル散乱の低減は必ずしも多層コーティング
において当然の結果として達成されるわけではない。高
アスペクト比平板状粒子乳剤を用いたある種の多1コー
ティング構成においては鮮鋭度の向上が達成されるが、
他の多層コーティング構成においては高アスペクト比平
板状粒子乳剤は実際に下の乳剤層の鮮鋭度を低下せしめ
得る。
層配置構成Iに戻ると、青色記録乳剤層が露光源に最も
近く配置されるが、下の緑色記録乳剤層は平板状粒子乳
剤で構成される。さらに、緑色記録乳剤層が赤色記録乳
剤層の上に配置される。多くの非平板状粒子乳剤におい
てそうであるように緑色記録乳剤層に平均直径0.2〜
0.6マイクロメードルの粒子を配合するならば、それ
を通って緑色および赤色記録乳剤層に達する光に最大の
散乱が見られるであろう。不幸にも、緑色記録乳剤層を
形成する高アスペク・トル平板状粒子乳剤に到達する前
に既に光が散乱するならば、平板状粒子はそれを過って
赤色記録乳剤層へ、向かう光を従来の乳剤よシはるかに
大きく散乱せしめ得る。従ってこの特定の乳剤および層
配置構成の選択によって赤色記録乳剤層の鮮一度は、こ
こで説明した乳剤を含まない層配置構成と比較してよシ
大きく低下することになる。
本発明の多色写真要素中の高アスペクト比平板状粒子乳
剤層の下に位置する乳剤層に本発明の目的である鮮鋭度
を得るために、実質的な散乱のない(好ましくは正透通
せる)光を受理するように平板状粒子乳剤層を配置する
ことが望ましい。換言するならば、本発明の写真におい
て平板状粒子乳剤の下に位置する乳剤層に最良の鮮鋭度
を達成することは、平板状粒子乳剤層自身が混濁層の下
に位置しない場合に限られる。例えば、高アスペクト比
平板状粒子青色記録乳剤層が赤色記録乳剤層の上に配置
され且つリップマン乳剤層および/または前述の高アス
ペクト比平板状粒子青色記録乳剤層の下に配置されるな
らば、赤色記録乳剤層の鮮鋭度はその上に配置され念l
または2以上の平板状粒子乳剤層の存在によって改良さ
れるであろう。定量的に言えば、高アスイクト比平板状
粒子緑色記録乳剤層上の1または2以上の膚のコレクシ
、ン角が約10’未満であるならば、赤色記録乳剤層の
・鮮鋭度が改善される。もちろん、鮮鋭度についての上
層の効果に関する限り、赤色記録乳剤層自身が前述の高
アス(クト比平板状粒子乳剤層であることは重要ではな
い。
複数のカラー形成ユニットを重合してなる多色写真要素
においては、本発明が目的とする鮮鋭度の利点を達成す
るために放射線源に近い乳剤層を高アスペクト比平板状
粒子乳剤で構成することが望ましい。本発明の特に好ま
しい形態においては、他の像記録乳剤層よりも放射線源
により近く位置する各乳剤層を高アスにクト比平板状粒
子乳剤で構成する。前述の層配置構成■〜■は下の乳剤
層の鮮鋭度をかなり改善することができる本発明に係る
多色写真要素の層配置を示す本のである。高アスペクト
比平板状粒子乳剤の多層写真要素における儂鮮鋭度に対
する優れた寄与を多色写真要素を参照して詳細に説明し
たが、そのような利点は銀儂を生成する多層黒白写真要
素においても認められる。黒白儂を形成する乳剤を高感
度および低感度の層に分けることは慣用される技術であ
る。
放射線源に近い層に前述の高アスペクト比平板状粒子乳
剤を用いることによってその下に配電する乳剤層の鮮鋭
度が改善される。
(d)  実施の具体例 以下、本発明を実施例および応用例についてさらに説明
する。
乳剤調製および増感 種々のアスペクト比を有する一連のヨウ臭化銀乳剤を以
下のように調製した。本項および引続く′各項の実施例
において銀およびハライド塩を導入する過糧では反応器
の内容物を激しく攪拌した。
また、用語「チ」は特に断わらない限り重量%を意味す
る。用語「M」は特に断わらない限りモルを意味する。
さらに、溶□液はすべて特に断わらない限り水溶液であ
る。
得られた乳剤の物性は後記乳剤A7の調製の後の表■に
示す。
乳剤1 0.17M臭化カリウム含有1.5チゼラチン溶液5.
51を80℃において攪拌しながら、これにダデルノエ
、ト法によ、92.2M臭化カリウムおよび2.0M硝
酸銀溶液を2分間に亘って加え念。この間pBrを0.
8に維持した・(使用した硝酸銀合計量の0.56%を
消費した)。臭化カリウム溶液の添加を停止′し、硝酸
銀溶液の添加を3分間継続した(使用した合計硝酸銀の
5.521を消費した)。
pBrを1.0に維持し、流量を加速しながら(終了時
における流量を開始時の2.2倍とした)臭化カリウム
と硝酸鋼溶液とを同時に13分間に亘って加えた(使用
した硝酸銀全量の34.8%を消費した)、臭化カリウ
ム溶液の添加を停止し、硝酸銀混液を1.7分間加えた
(使用した全硝酸銀の6.44係を消費し九)、ヨウ化
カリウム0.24Mを含む臭化カリウム1.8M溶液を
硝酸銀溶液と共に流量を加速しながら(完了時流量を開
始時の1.6倍とした)ググルジェ、ト法によfi15
.5分間に亘って加えた。pBrは1.6に維持した(
使用した全硝酸銀の45.’lを消費した)0両溶液の
添加を停止し、チオシアン酸ナトリウムを1.517モ
ルAg用いて5分間熟成した。ヨウ化カリウム溶液0.
18Mと硝酸銀溶液を等しい流量でpBrが2.9に達
するまでダプルジェ、ト法によシ加えた(使用した全硝
酸銀の6.8チを消費した)0合計約11モルの硝酸銀
を使用した。乳剤を30℃に冷却し、米国特許第2,6
14,929号に記載される凝固方法によって洗浄した
。この乳剤に40℃において、アンヒドロ−510ロー
9−エチル−5′−フェニル−3’−(3−スルホゾチ
ル)−3−(3−スルホゾロビル)−オキデカルデシア
ニン・ヒドロキシド・ナトリウム塩(緑色分光増感剤)
464ダ1モルAgを加え、20分間保持した後pAg
を8.4に調節し九。この乳剤にチオ硫酸ナトリウム5
水和物3.5〜1モルAgとテトラクロロ金酸カリウム
1.5〜1モルkgを加えたe pAgを8.1に―節
し、再び乳剤を65℃に5分間加熱した。
乳剤2 臭化カリウム0.17M含有1.5%ゼラチン溶液5.
5!に80℃1.H5,9において攪拌しながらダブル
ジェット法により臭化カリウム2.1Mおよび硝酸銀溶
液2.0Mを2分間に亘って加えた。pBrを0.8に
維持した(使用した全硝酸銀の0.53%を消費した)
、臭化カリウム溶液の添加を停止し硝酸銀溶液を4.6
分間添加し続けた(使用全硝酸銀の8.6俤を消費した
)。次いで、臭化カリウム溶液および硝酸銀溶液を同時
に13分間添加した。
この間pBrを1.2に維持し、添加流量は完了時が開
始時の2.5倍となるように加速せしめた(使用した全
硝酸鋼の43.6%を消費した。臭化カリウム溶液の添
加を停止し、硝酸銀溶液を1分間加えた(使用した全硝
酸銀の4.7%を消費した)。ヨウ化カリウム0.30
Mを含む臭化カリウム2.0M溶液を硝酸銀溶液と共に
13.3分間に亘って加えた。この間pBrを1.7に
維持し、流量は完了時に開始時の1.5倍となるように
加速した(使用し之全硝酸銀の35.9%を消費した)
。この乳剤にチオシアン酸ナトリウムx、5g7モルA
gを加え、25分間保持した。ヨウ化カリウム溶液0.
35Mと硝酸銀溶液をダブルジェット法によシ等流量で
約5分間pBrが3.0に達するまで加えた(使用した
全硝酸銀の約6.6%を消費した)。消費し死金硝酸銀
の量は約11モルであった。フタル化ゼラチン350g
を水1.21に溶解せる溶液を加え、乳剤を30℃に冷
却し、乳剤1の凝固方法によっそ洗浄した。次いで、乳
剤を′乳剤1と同様な手法により分光増感および化学増
感を行った。フタル化ゼラチンは米国特許第2,614
,928号および同第2.614,929号に記載され
ている。
乳剤3 臭化カリウム0.10M含有0.8%ゼラチン溶液30
.01に75℃において攪拌しながらダブルジェット法
によシ臭化カリウム1.2Mおよび硝酸銀溶液1.2M
を5分間に亘って加えた。この間pBrを1,0に維持
した(使用した全硝酸銀の2.1%を消費した)。次い
一’C”フタル化ゼラチン17.6 %を含有する溶液
5.Olを加え、乳剤を1分間保持した。次いで硝酸銀
溶液をpBrが1.35に達するまで加えた(使用した
全硝酸銀の5.241を消費した)。ヨウ化カリウム0
.14Mを含有する臭化カリウム溶液1.06Mをダブ
ルジェット法により硝酸銀溶液と共に流量を加速しなが
ら(完了時流量を開始時の2倍とし九)加え念。この間
pBrを1.35に維持した(使用した全硝酸銀の92
.7%を消費した)、使用し九硝酸銀の合計量は約20
モルであった。乳剤を35℃に冷却し、凝固洗浄を行い
、乳剤1の場合と同様な手法で分光増感及び化学増感を
行った。
乳剤4 臭化カリウム0.17’Mを含有するゼラチン1.5係
溶液4.5ノに55℃、pH5,6においてダブルジェ
ット法により攪拌しながら臭化カリウム1.8Mおよび
硝酸銀2.0MをpBrを0.8に維持しながら1分間
に亘って等流量で加えた(使用した全硝酸銀の0.7%
を消費した)。臭化カリウム、硝酸銀およびヨウ化カリ
ウム0.26M溶液を等流量で同時にpBrを0.8に
維持しながら7分間に亘って加え次(使用した全硝酸銀
の4゜8qIbを消費した)。
次いで、この三重添加をpBrを0.8に維持しながら
さらに37分間流量を加速して(完了時流量を開始時の
4倍とした)行った(使用した全硝酸銀の94.5%を
消費した)、使用し次硝酸銀の合計量は約5モルであっ
た。乳剤を35℃に冷却し、フタル化ゼラチン2001
Iを含む水1.0ノを加え、乳剤を凝固洗浄した。
次いで、乳剤lと同様な手法により分光増感および化学
増感を行った。
乳剤5(比較例:この乳剤は米国特許第4.184,8
77号に記載されるのと同様な手法によシ調製した) ゼラチン5チ水溶液17.51を65Cにおいて攪拌し
ながら、これにダブルジェット法によりヨウ化アンモニ
ウム4.7Mおよび硝酸銀4.7M溶液を一定の等流量
で3分間に亘って加えた。この間pIを2.1に維持し
た(種粒子調製に使用した硝酸銀の約22%を消費した
)。次いで両溶液の流量を、種粒子調製に使用した合計
硝酸銀の約78チが消費されるに見合う流量に調節して
15分間添20加を行っ念。次いで、ヨウ化アンモニウ
ム溶液の添加を中止し、硝酸銀溶液の添加をpIが5.
0に達するまで続は念。2種粒子の調製に使用した硝酸
銀の合計量は約56モルであっ念。乳剤を30℃に冷却
し、以下に述べるようにさらに乳剤を調製するための種
粒子として用いた。種粒子の平均粒子直径は0.24マ
イクロメートルであった。
上述のように調製したAgl乳剤4.1モルを含有する
5qbゼラチン溶液15.01を65℃に加熱し念。臭
化アンモニウム溶液4.7Mと硝酸銀溶液4.7Mをダ
プルジェ、ト法によシ一定の等流量で7.1分間に亘っ
て加えた。この間pBrを4.7に維持し念(種粒子の
調製に用いた全硝酸銀の40.2チを消費し几)。次い
で、臭化アンモニウム溶液のみの添加を続け、pBrが
約0.9に達した時点でその添加を停止し次。水酸化ア
ンモニウム11.7Mの溶液2.71を加え、溶剤を1
0分間保持した。
硫酸を用いて−を5.0に調節し、臭化アンモニウムと
硝酸銀画溶液のダプルジェ・ット添加を再び14分間行
った。この間pBrを約0.9に維持した(全硝酸銀の
56.8%を消費した)。次いでparを3.3に調節
し、乳剤を30℃に冷却した。使用した硝酸銀の合計量
は約87モルであっ念。フタル化ゼラチン900Iを含
有する溶液を加え、乳剤を凝固洗浄した。
乳剤のpAgを8.8に調節し、この乳剤にチオ硫酸ナ
トリウム5水和物4.2〜1モルkgおよびテトラクロ
ロ金酸カリウム0.61v1モルAgを加えた。
次いで、乳剤を16分間80℃に加熱し、40’CK冷
却し、アンヒドロ−5−クロロ−9−エチル−5′−フ
ェニル−3’−(3−スルホグチル)−3−(3−スル
ホグチル)−オキサヵルゲシアニン・ヒドロキシド・ナ
トリウム塩(緑色分光増感剤)387〜1モルAgを加
え、乳剤を10分間保持した。この用いた増感剤に対し
ては化学および分光増感が最適であり九。
乳剤6(比較例:この乳剤は米国特許第3.320,0
69号に記載されるタイプである)臭化カリウム0.0
50M、ヨウ化カリウム0.012Mおよびチオシアン
酸カリウム0.051Mを含有する溶液42.(1(フ
タル化ゼラチン1.25%含有)を68℃において、攪
拌しながらこれにヨウ化カリウム0.11Mを含む臭化
カリ1.32Mおよび硝酸銀溶液1.43Mを等流量で
約40分間に亘って加えた。沈澱生成によって硝酸銀2
1モルを消費した。次いで、乳剤を35℃に冷却し、米
国特許第*、614,928号に記載される手法に従っ
て凝固洗浄した。
上記乳剤のpAhgを8.lK11i1節し、これにチ
オ硫酸す) IJウム5水和物S、OV1モルAgおよ
びテトラクロロ金酸カリウム2.011kg1モルAg
を加えた。
次いで、乳剤を65℃に加熱し、40℃に冷却し、アン
ヒドロ−510ロー9−エチル−5′−フェニル−3’
−(3−スルホブチル)−3−(3−スルホグロビル)
−オキザカルボシアニン・ヒドロキシド・ナトリウム塩
(緑色分光増感剤)464〜1モルAgを加え、さらに
乳剤を10分間保持した。この増感剤に対しては化学増
感および分光増感が最適であっ九。
乳剤7(比較例:この乳剤は米国特許第3.320,0
69号に記載されるタイプのものである) 臭化カリウム0.050M、ヨウ化カリウム0.012
Mおよびチオシアン酸カリウム0.051Mを含む溶液
42.olCフタル化ゼラチン1.25チ含有)を68
℃において攪拌しつつ、これにダゾルゾエ、ト法によシ
ョウ化カリウム0.053Mを含む臭化カリウム溶液1
.37Mと硝酸銀溶液1.43Mを当流量で約40分間
に亘って加えた。
沈澱生成によって硝酸銀21モルを消費した。次いで、
乳剤を35Cに冷却し、乳剤6と同様な手法によシ凝固
洗浄した。
上記乳剤のpAgを8.8に調節し、チオ硫酸ナトリウ
ム5水和物10rn91モルAgおよびテトラクロロ金
酸カリウム2.0〜1モルAgを加えた0次いで、乳剤
を55℃に加熱し、40℃に冷却し、アンヒドロ−5−
10ロー9−エチル−5’−フェニル−3’−(3−ス
ルホブチル)−3−(3−スルホグロビル)−オキサカ
ルゲシアニン・ヒドロキシド・ナトリウム塩(緑色分光
増感剤)3871n91モルAg2oを加え、次いで乳
剤を10分間保持した。この増感剤に対しては化学およ
び分光増感が最適であった。
以下余白 1111 乳剤1〜4は本発明の要件を満足する高アスイクト比平
板状粒子乳剤である。これらの乳剤並びに以後に記載す
る例において平板状粒子平均直径および投映面積係を計
算した際直径0.6マイクロメ一ドル未満の平板状粒子
が若干貴官まれてい九が、特にその排除を具体的に記述
した場合を除き、記載した数に事実上影響しない程度の
少量の小径平板状粒子を存在せしめた。
比較例乳剤粒子の代表的な平均アスペクト比を求めるた
めに平均粒子直径と平均粒子厚さを比較した。測定はし
なかったが、厚さ0.3マイクロメートル未満、直径少
くとも0.6マイクロメードルという基準を満足する僅
かな平板状粒子の投映面積はいずれの場合にも肉眼検査
で評価したが、そのような粒子は存在するとしても比較
例乳剤中の合計粒子が占める全投映面積のごく僅かであ
った。
以下余白 分光増感せる感度領埴および本来の感度領域における感
度分解の増大を示す例 4つの多色写真要素を製作した(以下、構造i〜■と呼
ぶ)。これら4つの写真要素は以下に説明する際を除け
ば実質的に同一6構造を持つ。
露光    晰光    露光    露光0COCO
COC B          B          B  
        BIL+YF    IL     
IL     IL+fFG     FG     
TFG     TFGIL         IL 
        IL         ILSG  
   SG     SG     SGoch保護ゼ
ラチンオーバーコートでアリ、YFは0.6917m”
の割合でコーティングせるイエローコロイド鋏であって
、イエローフィルター材料として作用する。その他の用
語の意味Vi層配置榊成l〜■について鎗に説明したの
と同様である。
前に記号Tが付かない青色(B)、緑色(G)および赤
色(R)記録カラー形成層ユニットは米国特許第3.3
20.069号に教示される手法によりv!4製された
低アスイクト比ヨウ臭化銀乳剤を含ん・でいた(それぞ
れの構造における対応する層は特に断わらない限り同一
イオダイド含有量を有する)。
それぞれの乳剤層の頭にTを付けた高感度平板状粒子緑
色感応性乳剤層には次のように調製した平板状ヨウ臭化
鉛乳剤を用いた。
臭化カリウム(0,17モル)を含有する骨ゼラチン1
.5%ゼラチンに基づく溶液(溶液A)2.25!に8
0℃、pBr 0.77において、ダブルジェ。
ト法により臭化カリ219モルの水溶液(溶液B−1)
および硝酸@20モルの水溶液(溶液C−1)を同時に
一定の流量で2分間に亘って加えた(全硝酸銀の0.6
1%を消費した)。
当初の2分間が経過した時溶液B−1の添加を中止した
が、溶液C−IVi80℃においてpBrが1.00に
達するまで添加を続けた(使用した全硝酸鋼の2,44
%を消費した)。次いで、臭化カリウム0.10モルヲ
含有するフタル化ゼラチン20チ水溶液(溶液D)0.
047をpBrl、0.80°Cにおいて加えた。次い
で、反応器中に溶液B−1とC−1をダブルジェット法
により24分間に亘って流量を加速しながら(完了時流
量を開始時の4.0倍とした)加えた(全硝酸銀の44
チを消費した)。24分間の後溶液B−1の添加を中止
したが、溶液C−1は80℃においてpBrが1,80
に達するまで添加を続けた。
溶液C−]および臭化カリウム2.17モルとヨウ化カ
リウム0.03モルを含有する水溶液(溶液B−2)を
次いで反応器中ヘダブルジェ、ト法により流量を加速し
ながら(完了時流量を開始時の1.37倍とした)12
分間に亘って加えた(全硝酸銀の504%を消費した)
ヨウ化カリ03モルを含有する水溶液(溶液B−3)と
硝酸鋼20モルの水溶液(溶液C−2)をダブルジェッ
ト法により一定の流量で80℃においてpBrが216
に達するまで加えた(使用した全硝酸銀の=2.59 
%を消費した)。この乳剤の調製に使用した硝酸鋼の量
は657モルであった。
次いで乳剤を35℃に冷却し、フタル化ゼラチン13.
3チ(ゼラチイに基づく)溶液0.30Aを加え、2回
凝固洗浄した。
高感度平板状緑色感応性乳剤層には、平均粒子直径5.
0μおよび平均粒子直径0,11μmを有する平板状ヨ
ウ臭化銀乳剤を配合した。厚さ0.3マイクロメートル
未満、平均直径少くとも0.6マイクロメードルを有す
る平板状粒子は全粒子投映面積の約90%を占め、平均
アスペクト比的45:1を示した。構造Iおよび■の高
感度緑色および赤色感応性乳剤#t19モルチのイオダ
イドを含有していたが、構造■および■の高感度平板状
緑色および赤色感応性乳剤層はそれぞれ1.5モルチお
よび12モΔ・チのイ→ダイトを含有し、ていた。
次いで、高感度平板状粒子緑色感応性乳剤はアンヒドロ
−5−クロロ−9−エチル−5′−フェニル−3’−(
3−スルホブチル)−3−(3−スルホゾロビル)オキ
サカルボシアニン・ヒドロキシド・ナトリウム塩35(
J1nQ1モルAg、アンヒドロ−11−エチル−1,
1′−ビス(3−スルホゾロビル)ナフト−[:1.2
−d〕−オキサゾロ力ルゲシアニン・ヒドロキシド・ナ
トリウ上塩101睨1モルAg1チオシアン酸ナトリウ
ム800■1モルAg1チオシアン酸ナトリウム・5水
和物6鞭1モルAgおよびテトラクロロ含酸カリウム3
1モルAgを用いて最適に分光および化学増感した。
高感度平板状粒子赤色感応性乳剤層は上記平板状緑色感
応性ヨウ臭化銀乳剤と同様な方法により調製し分光増感
した平板状ヨウ臭化鉛乳剤で構成した。但し、分光増感
剤としてアンヒドロ−5,6−シクロロー1−エチル−
3−(3−スルホブチル)−3’−(3−スルホプロピ
ル)ペンツイミダゾロナフ) [1,2−d〕−チアゾ
ロカルボシアニン:71ヒトr+ヤシドx+4mg1モ
ルAgおよびアンヒドロー5.5’−・シクロロー3.
9−ジエチル−3′−(3−スルホブチル)チアカルゲ
シアニン・ヒドロキシド224rnq1モルAgを用い
た。
その他構造I〜■に関する詳細については米国特許第4
,184,876号を参照されたい。
構造■〜■は昼光5フイルターおよび0.20階段を有
する0〜4濃度階段タブレットを通し1 /100秒間
同一条件下IC600W2850’に光源に露光した。
、また、構造1〜■の別のサンプルを上記と同様に露光
したが、ラッテン98フィルターを追加的に介在せしめ
て青色露光を得た。さらに、構造1〜■の別のサンプル
を上記と同様に露光したが、う、テン9フイルターを追
加的に介在せしめてマイナス青色露光を得た。全ての試
料はブリティッシュ・ジャーナル・オプ・フォトグラフ
ィー・アニュアル、1979、P2O4に記載されるC
−41カラー・ネガ・プロセスに従って同一条件下に処
理した。現像は38℃において3分15秒間行った。そ
れぞれの試料についてイエロー、マゼンタおよびシアン
特性曲線をプロットした。
異なる試料から得たこれらの曲線をそれらの最小濃度水
準を合わせることによって、即ち、曲線の最小濃度部分
を重合することにより比較した。
結果を要約して表Iに示す。
表  ! 構造  Ill[[11V 緑色構造差異   、FG    FG    TFG
   TFG赤色構造差異    FRFRTFRTF
Rイエローフィルター  使用 使用せず使用せず 使
用log E青色/マイナス青色感度差 A          1.3    0,55   
0,95   1.75B         1.9 
  0.95   1.60   >2.40C1,8
0,951,352,25 D、、、        2.5   1,55   
2.20   >3.10Aは、前記式囚、即ち、(B
W98−GII198 )−(BN−GN)   ・に
よって規定される青色記録カラー形成ユニットの青色感
度の対数と緑色記録カラー形成ユニ、トの青色感度の対
数との差である。
Bは前記式(B)、即ち、(Bwvs−Rwvs)−(
BN−RN)によって規定される青色記録カラー形放ユ
ニットの青色感度の対数と赤色記録カラー形成ユニット
の青色感度の対数との差である。
cVisb記式(C)、即ち、GN9−GN98によっ
て規定される緑色記録カラー形成ユニ、トの緑色記録カ
ラー形成ユニットの緑色感度の対数と緑色記録カラー形
成ユニ、トの青色感度の対数との差である。
Dは前記式■)、即ちRw9=Rwvaによって規定さ
れる赤色配録カラー形成ユニ、トの赤色感度の対数と赤
色記録カラー形成単位の青色感度の対数との差である。
構造■と■を比較すると前記平板状粒子を用いた構造■
の場合に優れた感度分解が得られることがわかる。構造
mによっては構造■の場合のように優れた感度分解は達
成されないが、構造■ではイエローフィルター材、料を
用いていないので、前述のようなイエローフィルター材
料の使用に伴う難点がない。構造■は本発明に係る写真
要素に用いるのに必要な素より多量のイエローフィルタ
ー材料を含むが、構造■は、僅かなイエローフィルター
濃度の利用によって所望ならば構造■の感度分解を増大
できることを示している。
上述の高感度緑色増感せる平板状粒子乳剤組成う物をフ
ィルム支持体上にコーティングし、ゼラチン保護層をオ
ーバーコートすることによりモノクローム写真要素を製
作した。次いで、上述メ算光および処理技法に従ってこ
の写真要素の青色〜マイナス青色感度分解を測定した。
前記式(0、即ち、HGW9−GN98により規定され
る定量的な差は1,28togEであった。このことは
、本発明に係る写真要素において高アスイクト比平板状
粒子マイナス青色記録乳剤層が放射線源に近く配置され
且つ青色吸収層がその上に配置されないならば適切な宵
1E色〜マイナス青色感度分解が達成できることを示し
ている。
平板状粒子乳剤を含有する多層写真要素における像鮮鋭
度の改良を示す応用例 以下の応用例は写真材料に高アスイクト比平板2〔状粒
子乳剤を用いることによって達成される増鮮鋭度の改良
を示すものである。これらの例において比較対照写真要
素は米国特許第3.320,069号に記載される夕、
イブの低アスペクト比ヨウ臭化銀乳剤を用いたものであ
る。これらの例において低アスペクト比乳剤は従来の乳
剤と呼ぶこととする。
これらの物性は下記表■に示す通りである。
表  ] CI  1.1μm−3:I C20,4−0,8μm  3 : IC30,8μm
   3:I C41,5μm   3:I C50,4,−0,5μyn  3 : IC60,4
,−0,8μm  3 : 1「乳剤の調製および増感
」の項に記載せるのと同様な方法に従って4つの高アス
イクト比平板状粒子ヨウ臭化鋼乳剤を調製した。これら
の乳剤の物性を下記表■に示す。
以下余白 表   ■ Tl    7.5ttm  約0.191nrL40
:1   約65T 2   3.Ottm  約0.
07ttm  40:l    >5tlT3   2
.4pm  約0.09jtm  27:1    >
70、T 4   1.6 μm  約0.06IIT
rL27:]    >70次いで、一連の多層要素に
おいて上述のヨウ臭化銀乳剤(C1〜C6およびT1〜
T4)のコーティング層を形成した。層構成のバリエー
ションを後記表に結果と共に示す。乳剤は化学増感およ
び分光増感を行ったが、鮮鋭度の改善を達成するのに増
感は必須ではない。
以下余白 共通の#構成△ オーツマーコート層 高感度宵色感応性イエロー色素形成層 低感度青色感応性イエロー色素形、成層中間f@(イエ
ローフィルターM) 高感度緑色感応性マゼンタ色素形5y膚中間層 高感度赤色感応性シアン色素形成層 中間層 低感度緑色感応性マゼンタ色素形成層 中間層 低感度赤色感応性シアン色素形成層 支持体 露光および処理 各試料は次のように露光し現像した。鮮鋭度の測定は変
調伝達関数(MTF)を測定することにより行った。こ
の方法は写真技術分野において知られており、例えば、
ジャーナル・オプ・アゲライド・フォトグラフィック・
エンジニアリング、6巻(1):1−8.1980に記
載されている。
赤色光に対する変調伝達関数は多層コーティング層をラ
ッテン2′9および0.7中間濃度フィルターを用いて
60チ変調において】/15秒間算光することにより測
定した。緑色MTFiう、テン99フイルターを用いて
6oチ変″調にそ1/】5秒間露光することにより測定
した。処理はプリティッシュ・ジャーナル・オプ・フォ
トグラフィー・アニュアル、1979.p204に記載
されるC−41カラーネがプロセスに準じて行った。現
像は38°C(100’F″)にて325分行った。現
像後にMTF曲線から16簡倍率にてカスケード変調伝
達(CMT )アキュータンスの評価を行った。
結果 各コーティング層の組成並びに赤色および緑色霧光に対
するCMTアキュータンス値を下記表IVK示す。
表  ■ 従来の乳剤層および平板状粒子乳剤層を含有する構造A
の鮮鋭度 FY    CI   CI   T−I  T−I 
 T−I  T−I  T−ISY    C2C2T
−2、T−2T−2T−2T−2FM    、C3T
−3T−3T−3(”3   T−2T−2FCC4C
4C4’−C4C4C4T−2SM    C5T、−
4T−4C5C5C5C55CC6C6C6C6C6C
fi   C6赤色CMT アキュータンス 79,7 78,7 82,7 84
.0 83.1 85.3 86.3ΔCMT ユニット   ・・・  −1,0+3.0  +4.
3  +3.4  +5.6  +6.6緑色CMT アキュータンス86,5 87.1’l  93.1 
92,8 90.1 92J(92,1ΔCMT ユニット   ・・・  +2.3  +6.6  +
6.3  手36  +63  +5.6表■に示すよ
うに、多層カラーコーティング層に平板状粒子乳剤を用
いると鮮鋭度が低下し得る。
赤色CMTアキュータンスについて見ると、2つの平板
状粒子層を含むコーティングA2の鮮鋭度は従来の乳剤
のみからなる比較対照コーティング層1より小寧い(−
1,OCMTユニット)。同様に、4つの平板状粒子層
を有するコーティング43の鮮鋭度は3つの平板状粒子
層を有するコーティング層4より1,3CMT単位だけ
鮮鋭度が犬^<1..2つの平板状粒子層を有するコー
ティングI65よりQ、4CMTユニットだけ鮮鋭度が
低い。しかしながら、コーティング層6および扁7では
、特定の平板状粒子乳剤を放射線源に近い層中に適切に
配置府することによって(コーティング46の赤色CM
Tアキュータンスはコーティング憲4と比較して1.3
ユニツトだけ鮮鋭度が大きい)、すべて位来の乳剤のみ
からなる比較対照コーティングI−と比較してかなりの
鮮鋭度改善が達成され得る。上Me表に見られるように
、コーティングA6aコーティングA1と比較して鮮鋭
度が63緑色CMTユニットだけ大きく、コーティング
層7はコーティング41と片較して6.6赤色CMT単
位だけm欽度が高い。      桔 以下余白 共通の構造B オーバーコート層 高感度緑色感応性マゼンタ色l形p層 低感度緑色感応性マゼンタ色素形#層 中  間 層 高感度赤色感応性シアン色素形成層 低感度赤色感応性シアン色素形成層 中l’Ji層 支持体 コーティングの後上記共通棹造Bを有する多色リー^、
要素を前述の具体例と同様な手法により露光し@理した
。コーティングの構成およびCMTアキーータンス評価
結果を下記表■に示す。
以下余白 表   ■ 従来の乳剤1および平板状粒子乳剤層を含有する構造A
の鮮鋭度 コーティング層41234 FY      CI    CI    T−1,T
−1SY      C2C2T−2T−2FM   
   C3T−3T−3035M      C5T−
4T−405FCC4C4C4C4 5CC6C6C6C6 赤色CMT アキュータンス  80.0  78.4  83,9
  82.8Δ CMT ユニット     ・・・   −1,6+3.9  
 +2.8緑色CMT アキュータンス  87.3  88,9  94.3
  92.3Δ CMT ユニット     ・・・   +1.6   +7.
0   +5.0上記表■のデータから、イ板状粒子を
放射1fll源に最も近く配置することにより写真要素
の軒4g度がかなり改善されること、および中間層の平
板状粒子乳剤を光散乱乳剤層の下に配置することにより
解鎖度が損われることがわかる。
カプラー配合多層材料における感度/粒状度の改良を示
す応用例 次に列挙する層をその順番でセルローズトリアセテート
フィルム支持体上にコーティングすることに゛よりカプ
ラー配合多色写真要素を論戦した。
〔rf41〕低感度シアン膚:赤色増感ヨウ臭化銅粒子
 ゼラチン、シアン像形成性カプラー、着色力グラ−及
びDIRカプラーを含有。
〔層2〕高感度シアン層;高感度赤色増感ヨウ臭化銀粒
子、ゼラチン、シアン像形成性カプラー、着色カプラー
及びDIRカプラーを含有。
〔鳴3〕中間層:ゼラチン及び2.5−・ジーlee 
−ト°デシルヒドロキノン汚染防止剤を含有。
[:l*4]低感度マゼンタ層:緑色増感ヨウ臭化銀粒
子(1,48g鋏/m2)、ゼラチン(1,21シー)
、マゼンタカプラー1− (2,4,6−トリクロロフ
ェニル) −3−[3−(2,4・−ノアミルフェノキ
シアセトアミド)−ペンツアミド〕−5−ピラゾロy 
(0,8817m” )、着色カプラー1− (2,4
,6−トリクロロフェニル)−3−[α−(3−ter
t−ジチル−4−ヒドロキシフェノキシ)テトラデカン
アミド−2−クロロアニリノ]−4−(3,4−ジメト
キシ)−7エニルーアゾー5−ピラゾロン(0,1OI
//fn” )、DIRカプラー1−(4−[α−(2
,4−ジーtert−アミルーフェノキシ)ブチルアミ
ド〕フェニル)−3−ピロリジノ−4−(1−フェニル
−5−テトラゾリルチオ)−5−ピラゾロン(0,02
/i/m2)および汚染防止剤5− p+ec−オクタ
デシルヒドロキノン−2−スルホネート、カリウム[(
0,0997m2 )を含有。
〔層5〕高感度マゼンタ層:高感度緑色増感ヨー臭化銀
粒子(1,23,!F銀/m” )、ゼラチン(088
y/慴2)、マゼンタカプラー] −(2,4,f5−
 トリクロロフェニル)−3−[3−(2,4−シアミ
ルフェノキシアセトアミド)−ペンツアミドヨー5−ピ
ラゾロン(0,121/?FL2 )、着色カプラー1
−(2,4,6−)リクロロフェニル)−3−[α−(
3−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ) 
 −テトラデカンアミド9−2−クロロアニリノ〕−4
−(3,4−ジメトキシ)フェニルアゾ−5−ピラゾロ
ン(0,0317m2 )および汚染防止剤5−3@c
−オクタデシルヒドロキノン−2−スルボネート、カリ
ウム塩(0,0511/m2)を含有。
〔層6〕中間層:ゼラチンおよび汚染防止剤2.5−ジ
ー1Iec−ドデシルヒドロキノンを含有。
C層7 〕イエローフィルタ一層:イエローコロイド鋼
およびゼラチンを含有。
〔層8〕低感度イエロ一層:青色増感ヨウ臭化銀粒子、
ゼラチン、イエロー色素形成性カゾラー及び汚染防止剤
5−5ee−オクタデシルヒドロキノン−2−スルホネ
ート、カリウム塩を含有。
C、lfl 9 )高感度イエロ一層:高感度青色増感
ヨー臭化銀粒子、ゼラチン、イエロー色素形成性カゾラ
ー及び汚染防止剤5−5ee−オクメデシルヒドロキノ
ンー2−スルホネート・カリウム塩を含有。
[1#10]UV吸収層:UV吸収剤3− (シーn−
ヘキシルアミノ)アリリデンマロニトリルおよびゼラチ
ンを含有。
〔層11〕保護オーバーコート層:ゼラチンおよび硬膜
剤ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルを含有。
このコーティングのそれぞれのカラー像形成性層中のハ
ロダン化銀乳剤は米国特許! 3.320,069号に
記載されるタイプの多分散低アスイクト比平板状粒子を
含有していた。これらの乳剤は全てチオシアネートの存
在下に硫黄および金で適当に増感し、可視光線の適当な
細繊に対し分光増感した。
高感度マゼンタ層に用いた乳剤は多分散(05〜1.5
μm)低アスイクト比(約3:l)ヨウ臭化観(イオダ
イド12M%)乳剤であって、前記乳剤A6と同様な手
法によV調製した。
第2の多色像形成性写真要素を同様な手法により調製し
た。但し、高感度マゼンタ層には上述の低アスイクト比
乳剤に代えて平板状粒子ヨウ臭化@(イオダイド8.4
 Mチ)乳剤を同−欽被覆雫で用いた。@配と同様に測
定したところ、この乳剤2の平均平板状粒子直径は約2
.5μm1千枚状粒子厚さtio、12#ffLtたL
それ以下、平均アスイクト比は20:1より大、上可己
平板状粒子の投映面積は75%より大であった。高アス
イクト比および低アスペクト比乳剤は共に同様に適当に
化学および分光増感し九〇 2つの写真要素を共に多色0〜3.0濃度段階タブレッ
ト(プラス0.60中性fs度)を通して1.750秒
600W5500’にタングステン光源に露光した。ブ
リティ、シュ・ジャーナル・オプ・フォトグラフィー・
アニュアル、1979.pp−204−206に記載さ
れるタイプのカラー現偉剤を用いて3−1/4分間処理
した。感光特性11111定結果を下記表■に示す。
以下余白 表  ■ 多層多色像形成要素における平板状(高アス4クト比)
および3次元(低アスペクト比)粒子乳剤の比較 比較例   225   220 0.011  24
0冥施例   225   240 0.012  2
40率カブリ上0.25の濃度で測定ニア、4−チャ−
48μm上記表■の結果から、本発明に係る平板状粒子
は粒状度をごく僅かしか増大しないが、緑色感度を実質
的に増大せしめることがわかる。
以下余白 臭化銀の特性を示す例 A、乳剤調製 乳剤l(実施例) 臭化カリウム0.14モルを含有する1、5−骨ゼラチ
ン水溶液8.OLをよく攪拌しながら、これにダブルジ
ェット法により臭化カリウム1615モルと硝酸IN 
1.0モル溶液とを一定流量で2分間に亘って60℃、
pBr 0.85において加えたく使用し以下余白 た全蒙の2.3%を消費した)、汐いて稙シー溶液2.
0モルをpBrか1.2に達するまで60℃において一
定沖tで約5分間に亘シ加メfC(使用また全伽の5.
7チfff1費した)すp、化カリ2.3モルWi液お
よび稙#釧2.0モルfP−液をダブへジェ、 ト訪I
<。
よシ加奔を加速しながら(T7時のfilを11飴時の
56倍とした)256分間に亘って加λた。1度を60
℃としparを1.2に保持17た(使用した全件の4
94チを消費した)。次いで、石ζ李←′rM2.Oモ
ルをpAぎが8.25に達するまで5.4分i−に亘っ
て60℃で一定流量で加えた(使用した全鉾の77チを
消費した)、!、化カリ2.3モ/LIE液および鞘争
炉20モルW!4液をダブルシア、ト決によ#)pAπ
を8.25に維持しながら60℃にiいて49.4分1
’lfiに亘って一9filでが沃た(停片した全鋼の
349%を消費した)、この乳剤Pp・K使用したーの
Iは約11.3モルであ−た。沈澱を7後乳剤を40℃
に冷却し、フタル什ゼラ千ン153%溶液2.2Iを加
え、ユ、ツイ(Yotπy)ふよひう、セル(、RuP
l+pl )米1141特t’rlI 2.614,9
29号にFtされる#1法によって乳剤1を洗浄した。
rKいで骨ゼラチン1351P液1.9メを加え、乳斉
1のpalを55、pAgを8.2にそれぞれ40℃に
おいて調節した。
得られた平板状ヤl子臭化銀乳剤の平均粒子Tl径N1
.67μ密、胛さは(’1.10mm、平均アスイクト
比Fi167:1であり、この平板状粒子は全投映迫1
F#0951!N上を占tていた。
乳剤2(!I!施例) !イヒカリウbn、14モルを含有する1、6%骨ゼラ
チン水#1ll160#をよ〈欅拌しなから、これにメ
プルリクエ、ト法により奥什カリウム1.15モルと硝
帛11.0モル#i液とを一定fFF鵞で2分間に亘っ
て65℃pBr 0.85において加えた(使用した金
銀の1.6チを消費した)。05分間65℃、pBr 
O,R5に夜持した徒硝雫4’2.0モル芦液をpBr
が123に達するまで65℃において一定済節で約7,
5分間に亘シ加乏た(使用した全卵の6.0チを?l!
19IIシた)。臭化カリ2.3千ル溶沿および?ir
−降142.0モル溶液を65℃にオ、いてpTIr 
123に保持しながらダブルジェット法によ!11汗l
管加速しながら(守了時の流量を!P始麟の56倍とし
た)25.5分間に亘って加えた。(使用し、た全一の
29.8−を沖費した)。゛次いで、硝e#斜20モル
溶液をTIAぎか815に達するまで65分間に夏って
65℃で一定fIW′Ikで加えた(使用した全にの6
4−を炉!シた)。臭化カリ2.3モル溶液および硝酸
り2.θモルF4液をダブルジェット法によりpA、を
815に維持しながら65℃において708分間に亘つ
て一定*、1Nで加えた(使用した全一の56.2チを
消費した)、このテ側V#製を使用した−の合計量は約
10モルであった。f!を澱完了贅乳剤を40℃に冷却
し、フタル化ゼラチン153嗟111.651を加j、
弊許IF 2.Fi 14.929会Kl’載される#
同法によって乳斉1を2回洗浄した。。次いで骨ゼラチ
ン333S#!!I S Sjf加jl、調剤1の−を
55、pAぎを83にそれぞれ40℃において調節した
得られたツ板状粒子AgBr乳斉1の平均粒子直径け2
、0811m、理さU n 121hn、平灼アスイク
ト肚は17゜3二】であり、この平板状粒子は全投映面
一の95%壇上を占めていた。
乳剤3(実施例) p3化カリウムの014モルを含有する15%1ゼラチ
ン水1g液8.0!をよく攪拌しながら、これにダブル
ジェット法によシ臭化カリウム115モル溶液と硝11
.0モル溶液とを一定流量で2分間に目って60℃、p
Br 0.85 において加えた(使用また全一の36
チを消費した)。次いでrP@42.nモル溶液をpB
rが1.2に達するまで60℃において一定流量で約5
分間にpシ加えた(使用した全pの8.8%を革費し7
た)“、JI化カリ2.3モル一群および硝#銀2.0
モルP液をダプルジェ、ト法によシ汗量を加速しながら
(w7時のデtを開始時の56倍とした)255分間に
芦って加えた。*閃を60℃としpBrを1.2に保持
また(使用した全一の752チを消費した)0次いで、
硝酸銀2.0モル溶液をpAgが7.8に達するまで5
73分…1にpっで60℃で一定流量で加えた(使用し
た全炒の12.4−を?PI費した)、この乳剤調製に
使用した釦の量は約7.4モルであった。
沈澱完了稜乳側を40℃に冷却し、フタル化ゼラチン1
53SP液14Jlを加え、米−1特許艷。
2.614.929号に記載される#許状によって■舞
Iを洗浄した0次いて、骨ゼラチン13511fP1.
3!を加え、gAAl1−1を55、PAW、を82I
7それぞれ40℃においてP・節した。
得られた平枦状粒子臭化銀乳剤の平均粒子PI杼け1゜
43輛、厚さは(10771密、平泊アスイクト辻t1
20.4:1であり、この平板状粒子は全役−面幹の9
5チ以上を占めていた。
乳剤4(iiF施91・) 臭化カリウム0.14モルを含有する0751%骨ゼラ
チン水溶液4.5!をよく押押しながら、これにダブル
ジェット法によシ臭化カリウAn、:4Rモルと硝酸P
o、10モル−液とを一定流量で8分間に戸って55℃
、pBr 0.85において加オた(使用した全一の3
.4−を消費した)。55℃においてpBr 0.85
に05分間4!j!持した後、??夕12.0モル溶液
をpBrが123に達するまで55″C′において一定
潰Iで約18分間VC1lシ加えた(使用した全一の1
54チを消費した)。臭化カリ2.3モル都液および硝
酸120モル溶液をダブメジエツト法により流量を加速
しがから(児了時の流量を開始時の56倍とした)27
分間に亘ワて加えた。
湛序を55℃としpBrを1,23に惺持した(使用し
た全εpの641チを炉譬した)。次いで、硝−fl’
32.0モルP液をphiか80に達するまで約8分間
にり、て55℃で一定流量で加えた(使用した全舒の1
7.1チをff!!シた)。この乳剤p興に使用した仲
の量の約47モルであった。沈澱完了後ff1Pl?4
0℃に□冷却し、フタA化ゼラチン153%−液085
メを加え、米−1特許杭2.614.929号に1″1
される#同法によって乳剤を2回洗浄した。
次いで骨ゼラチン133チ溶% 0.8 Jを加夕、゛
°乳乳剤の−を55、pAgをS3t<それぞれ40℃
においてPIF′il、た。
得られた平!jL状刺・子6゛化r乳剤の平均刺子t!
径は2.09#l、胛さけ0.08酬、平均アスイクト
汁は261:1であり、この平板状粒子は全投映面積の
91S s b+上を占めていた。
乳斉15(寮施例) 臭化カリウム0.14モルを含有する15%骨ゼラチン
水F#60ノをよ〈榎拌し7ながら、これにダブ^ジェ
、ト法によシ臭化カリウム1.15モルと硝酸120モ
ル溶液とを一定加量で16分間に春って55℃、pBr
 (1,85において加えた(使用した全ダの3.4%
を消費した)。次いで臭化カリ2.3モル溶#ふよび硝
酸# 2.0モルPIをタブルジ8.F法により流量を
加速しながら(γ1時のテ事を!Ir飴時0S0錦とし
た)25分間にpって加えた。f’il[ff’tF+
5℃としpBrを085にイ、゛「持したく使用した全
舒の644%をl’l’1lllた)。次いで、硝駅鈷
20モル溶液をpAMが80に達する壕で15分間に亘
りて55℃で一定沖量で加メた(使用した全一の32.
2%を枦費した)、この乳剤t11製に使用した夢の景
り釣466千八であった・沈#/完了e乳舞1を40℃
に冷却し、フタ臭化ゼラチン15.3チー液085!を
加え、牙11特I第2、fi 14.929号に1幹さ
れるIII腔法によってf声1を夛浄1、た0次いで骨
ゼラチン1331HFi08Iを加え、¥I鄭1の−を
55、pANを8.1にそれぞれ40℃においてp艷[
7た、 得られた平枡状りl子実化−1肩剤の平均粒子声径け2
.96 yt密、埋さけ008趣、平均アスイクトl+
137゛:1であり、この平板状粒子は全投映面一の0
5弔Jす上を占めていた。
f、作IA(比較例) フタル化ゼラ峰ン454S水PP液2.27に−56に
おいて、臭化カリウJ−35モル水F:Piおよび硝f
!I#33モル水r液をIブAジェ1、ト汁により7(
IT”、rAy83K>いてカ1夕た。臭化カリウムお
よび硝PPP液をドイツ弊散公間第1107.118号
KFIieされる千炉に待って段階酌に加メた。10ち
添加rかとから添加T了に到るオでの間そf1イ゛れ4
分間づOlh X (F’i ’FJ’F f m大ナ
シ)、2.3X。
4X、R3X、9X、12JXおよび16X*//分の
ように7段階で阿剥を一大ゼしめた。この乳1I−1K
’ ?’ Kイ、vp+ [、−gf℃1it約7 n
 ’F A T I; ッ* @灯−を#:がせしめた
什フタル什ゼライン100チ水溶液04!を40℃にお
いて加え、fllIIIlを米国特許$1’!2.61
4,929号に記載される#−法に従って2回洗浄した
0次いで、骨ゼラチン10!16.1111m液2、O
jを加え゛、40℃において老剖の−を55、pA、を
8.5 i′それぞれIjiml’lした。
調剤IB(比較例) 骨ゼラチ“ン1.25チおよびフタル化ゼラチン375
嘔を含有する水fIIJ液20JFC前計“デー1A!
S58#((’16モル)を加え、F)1158におい
て捜拌した。次いで臭化カリウム35モル水溶液および
v4If$35モル水fI4液を70℃においてダブル
・ノエット波によシpAぎ83に保持しガから加オた。
臭化カリウムおよび硝酸−溶液はドイツ特詐公rg2.
107.118に記載されるwf=決に従って段−釣に
加えた。即ち添加P#から簀子に至る壕で4分間づつ約
X 、 1.2X 、 3 りX 、 1.8X 、 
2.OX 。
2.4Xおよび2.7XII//分の割合で増大ゼし衿
力から7段階で加えた。ζOテ斉1p1#に使用するた
めに種粒子にかえた個の量は約64モルであ−)た。
沈澱を生成せしめた稜フタル化ゼラチン10畳水竺液O
65!を40℃において加え、米−1特許第2,614
.929号に」参される凝固法に従って老削を2回洗浄
した0次いで、骨ゼラチン105%水1’F1F20J
を加え、40℃において寥剤の−を55に、pAMを8
.5 Kそれぞれ14節[、た。
1斉IC(比較例) 骨ゼラチン2.8チおよびフタル化ゼラチン22チを専
有する水溶w1.2. OAに上計乳剖Bを1169!
i(1,3モル)を加夕1、FJI 5.7において攪
拌した。
次いで?化カリウム35モA水溶液および硝酸−35モ
ル氷IP液をダブルジェット法により70℃、p〜83
において加えた。5化カリウムおよび硝酸東Fl液1.
4ドイツ特許公1第2.107.118号に記載される
手法に従りて段Rt酌に加えた。ν1ノち、を加P虻か
ら児了に至るまで4分間づつFlX、1.2X、13X
、1.5X、1.6X、18X、1.9X。
21X、2.3X、2.号X、27Xおよび2.9Xm
l 7分のように12段階にYって段階的に増大そしぬ
た。この乳査1゛を訃トするのに種粒子に加えて使用し
六やの量は約57モルであり九。沈P實了稜乳側を40
℃に冷却し、フタル化ヤラチン10チ溶llI!096
7を加え、米シ特許詑2.614,929号に配置され
る凝固法によってflヲを2回洗浄した。次いで骨ゼラ
チン1n、511F#2.Ojlを加え、乳を1の−を
55、PANを8.5 Kそれぞれ40℃において訓節
した。
f′l斎ID(比較例) 骨ゼラチン5.07哄水デ静1.3AK上記学剤C13
959(1,4モル)を加え、p)l!53において攪
拌した0次いで臭化カリウム3.5モル水−酵および硝
W1偕35モル水W!4液をダブルジェット法によシフ
0℃においてphiを83に制御しながら加えた。臭化
カリウムおよび硝キーの添加Vi60分間に亘りて流量
を増大しながらく児了時ms’+q始時の1,86倍と
した)加えた(加えた#l埠の89−を消費した)。次
いで上FハライVおよびU填溶液を一定流量で5分間に
亘って加えた(加□ えた欽墳溶液の11−を消費した)、このデ却Iのiv
aに種粒子に加えて使用した#!隼の量は約21モルで
あった。沈澱を生成せしめ六贅フ!Iル化ゼラチ21 
()*水溶液0701を40℃において加オ、米国特許
第2.614.929号にF敞される凝固法に従って乳
剤1を2回洗浄した。次いで、骨ゼラ+y111Jll
水P液l、0!を加身、40℃において乳剤1の−1を
55、pAxを85にそれぞれpt製した。
平板状粒子乳剤および比較対跡臭化銅乳斉1の物性を下
1c”i!XVIK示す。
表xvm 】  平板状  1.67#F!  0.10酬 16
7:1  )952  1  2.08μWtO,12
酬 17.2:1  )953   F   1.43
1sW10.07Xm  204:I  :>954 
 1  2.09Am  0.086密 26.1:1
  )955  1  2.96輛 008綿 37:
1  )95A   8?ti体 0.27JIFFl
   中  約1=1    **Fl      l
     064#PPI”     約1:1   
 申◆C#     1.20酬    中    約
1:1     命中D        #     
   1.30輛      中     約 1 :
1       *命中 粒子I!杼とほぼ等しかった 命中I]1径が06ミクロンより大きい平板状粒子は実
實的に存在しなかった。
B、乳剤増感 平板状粒子AqBr乳斉1および8面体AgBr $1
 a’(比較例)をいずれもjlJK化学増感し、次い
で下記t!I’ XIXに示すφ件に従ってスイクトル
の緑色領竣に対し最適に分光増感した。!!P中の全て
の増感斉1の1は智1モルAにである。
表XIX 平1i2状 1  3.5 70  175 30’70″C500
25、OInn   175 10’70℃  700
3  5.0 100  225 30’7Q℃  7
504  5.0 1n、0  225 1(1’ 7
0℃   7505  4.0 80  225 30
’7(1℃  700比較例 A  10.0 15.0  800  3(1’ 7
0℃   700B   32  4.8  800 
 30’70t’    37(ICO,91,351
5030’ 70℃   17(ID   1.0  
15  150  3n’70℃   80傘 金=テ
トラクロロ金降カリウム 硫黄=チ第5N酸ナトリウム5水和物 千オシアネート=チオシアンやナトリウム申傘 e實A
=アンヒドロ−5−クロ゛ロー9−エチル−ぎ一フェニ
ルー3’−(3スルホブチル)−3−(3−スルホゾロ
ピル)オキサカルボシアニン−ヒドロキシド・ナトリウ
ム増C0乳劃コーティング 平板状粒子AgBr lll斉’および片較対QAgB
r乳剤;を別々にセAロープトリアセテートフィルム支
持体上に謝−シマー考−ンタ絹成として菅1.071/
p?およびゼラチン2.1597dの割合でコーティン
グした。このコーティング1p雰にFiまたマゼンタ(
lP彫酸性カゾラー1−(2,4−ジ−メチル−6−ク
ロロフェニル)−3−(α−(3−n−ペンタデシルフ
ァノキシ)ブチルアミド〕−5−ピラゾロンを(1,7
511/w/、カゾリ防I)側4−ヒドロヤシ−6−メ
チル−1+3+3as7−チトラアザインデンナトリウ
ム増を36g1モルAπおよび汚染肪止剤15−go@
−オクタデシルヒドロキノン−2−スルホン酬カリウム
を3511/4−ルAぎの溶剤I分散液を含有せし、め
九、コーティング層の土にゼラチン05111/ff/
の屡今オーバーコートし、全ゼラチン含有量に基づき1
0%のビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルを用い
て硬膜化し7た。
D、 lf一度/粒状度比較 コーティング層を0〜30#1度Wr段タプレ、トゾラ
スラッテン扁9フィルター及び12−塵中性フイルター
を逆して]7100秒間600W、3000″にタング
ステン光源に露光した。15分〜6分間の間で秤々弄な
る時間、377℃においてプリティ、シュ・ジャーナル
・オプ・フォトグラフィ・アニュアル、1979 、 
pp204−206に記−される!イブのカラー坤伸斉
1を用いてそれぞれ警合うカプリ水準が得られるように
ψ珂し、た。
相対陣度値および粒状度の一1定はそれぞわ独立してカ
プリ上0.25*1度単位にて行った。PI*jKlo
g緑色#度対闘i状度(XIO’)を示す、ここで1o
gF度け100 (1−log E )であり、この式
においてE−カプリ上025の渉度におけるメートル・
碑ヤンドル参秒で着示せるフ光量である。前述のように
平Ii状粒子AにBrは非平板状片側t1 IF、 f
L剤と片軸して一戸して優ねtt度−粒状度−ダ・を示
また。
E、マイナス背合〜實色感度分だ マイナス青金〜青e#度分解に関し平版状粒子乳剖A1
.3.4およびsj−非平板状片1対−事斉)^、Bお
よびDと11?較した。乳剤1け上述のように最適に化
学および分光増感し九。テ薊H上翫°感度/粒状F!片
豐の場合と同根にコーティングし、IF理した。スイク
)/lの青色IP#に対するjl[光を0〜30pI?
’一段!グレ、トグラスラツテン肩36+38Aフィル
!−を通して17100秒間600■、5!SOO”K
タングステア、光枦を用いて行った。マイナス青色露嚢
41口秤に行ったがラグテンl636’38Aフイルタ
ーに替えてラツテン扁9フィルターを用いた。相対的を
度をカプリ上025P壓二二、トで1針しまた。一度櫂
1定結果を下引’xxデ・に示す。
以下余白 表XX 平板状庫 1     28     173     1453
     33     192     1594 
    43     203     1605  
   57     220      ] 63此較
例 A             81      )81
B      37     160     123
1;)     109     187      
78*  10Q=1.0O1ogIC 3!FXXに示されるように平板状粒子AgBr1ll
F’はかなル高い官舎感度およびマイナス青色P11度
分vPt−示す、これらの結果から、奇清にマイナス宵
f】増感せる岸、アスイクト片平板状粒子AgBr名敵
はえ良に増/Fした非平板獣粒子AgBr乳剖と片−し
てマイナス育含および青倉分責fljl[おいて中太し
た。11′度分声、を示すことがわかる。
均−なイオダイド分布f有するヨウ臭化−の特性を示す
例 A、乳剤のWIA# 1斎11(実施例) 臭化カリウム010モルを含有する08チ骨ゼラチン水
溶液30.0ノ奪よ〈攪拌し力から、これに/ブルジェ
、ト法により臭化カリウム1.20モルと硝#f#液1
2モルとを一定汗量で5分間に亘って75℃、pBrl
、oにおいて加えた(使用した全t5の2.401を消
費した)、フタル化ゼラチンfP−液・(2011,2
47)を反応器中に加え、75℃において1分子lf攪
拌した0次いで、上Iの硝酸S溶液をpBrが1.36
に達するまで75℃にi・いて一定流量で約5分間に亘
り加えた(使用した全便の480−を消費した)l化カ
リ溶液1.06モルおよび冒つ化カリウム”014モル
を含有する水溶液および鞘酸伊12モルの水溶液をダプ
ルジェ、ト法により流量を加速し力から(を1時の汚′
11を開始時の2.4倍とした)硝酸チ溶液が伊勢され
るまで約50分間に栢って加えた。溶度を75℃としp
Brを1.36に保持した(使μし、た全一の92.8
%を消費した)、この乳剤討製に使用した炉の量は約2
゛0モルであった。沈澱實了徒ff1I斎1を35℃に
冷却し、7タル化ゼラチン3501を加え、よく攪拌し
、米Fq#許第2.614.929号に記tされる#1
法によって乳剤を3回洗浄した。次いで骨ゼラチン12
.3チP液2.0!を加え、デ剤の−を55、pAぎを
8.3にそれぞれ40℃において一節した。
得られた平板秋粒子実化炉(8g:12)lj斉1の平
均き7子直径は2.8 sm s jFさけ0.095
jm。
平均アスイクト片は29.5:1であり、このり参状粒
子はfl剤中に存在するヨウ臭化−粒′子の臂捗咬面移
の85%以上を占めていた。
乳剤2(実施例) 臭化カリウム0.10モルを含有する081!骨ゼラチ
ン水溶# 7.5 jをよ、〈停拌しながら、とれにダ
プルジ8.ト法によシ臭化カリウム1.20千鼻と枦酸
釧120モル溶液とを叫ν量で5分間にpって65℃、
pBrLoに驚いて加λ念(便用した全一の2.41!
を消費した)、フタル化ゼラチン溶液(17,1係、0
7j)を加えた#乳斧1を65℃において1分間攪拌し
た。次いで1149#120モル溶液をpBrが1.3
6に達する甘で65℃において加えた(使用した全駅の
4.1幅を消費した)。
臭化カリ1.06モルとヨウ化カリウム014モルを含
有する溶液および枦111P1.20モルの溶液をダプ
ルジ8.ト法により流量を加速しながら(完了時の流量
を開始時の2倍とした)52分間に亘って加えた。一度
を65℃とじparを1.36に保持した(使7V′l
L7た全一の935−を消費した)。
とのfL It” IF! ?すに使用(−た・炉の量
は約5.0モルであった。沈#簀了後乳剤を35℃に冷
却し、−を3.7KF#L、米51等NF 2.614
.9294+KIF、eされる方法によりて馴斉1を洗
浄した。声加のフタル化ゼラチン#Pl(176チ、0
5j)を加え、5分間攪拌したり乳剤1を再びp)14
1において35℃に冷却し、米EFI@t’rF、 2
.614.929号に1蒙される方決に従ってf!#浄
した。次いで骨ゼラチン] 1.4%lf?滑117.
#を加え、テ斉1ノーを55、pAxを8.3にそれぞ
れ40tにおいて一節した。
得られたヨウ臭化銀乳剤(88:12)の平均平板状粒
子直径は2.2−1厚さは011細、千泊アスイクト比
は2o:1であシ、この平板状粒子はfl斉1中に存在
するヨウ臭化−粒子全投映1梗の85係り上を占めてい
た。
以下余白 乳剤3(実施例) 臭化カリウムo、ioモルを含1!する0、8%骨ゼラ
チン水溶液7.5tをよく攪拌しなから−これにダブル
ジェット法により臭化カリウム1.2モルと硝酸81.
20モル溶液とを一定流量で5分間に亘って55℃、 
pBr 1.0において加えた(使用した金銀の2.4
09kを消費した)、フタル化ゼラチン水浴11(17
,1チ+0.7 t )を加え55℃で1分間攪拌した
後、硝酸銀1.20モル溶液をpBrが1.36に運す
るまで調定itで加えた(使用した全一の4.1−を消
費した)、臭化カリ1.06モルとヨウ化カリウム0.
14モルを含有する溶液および硝酸M1.20モル11
!!液をダグルー)エツト法により流量を7107しな
がら(完了時の流量を開始時の2倍とした)52分間に
亘って加えた。温度を55℃としpBrを1.36に保
持した(使用した全一の935%を消費し九)、この乳
剤調製に使用した銀の量は約5.0モルでありた。沈澱
完了後乳剤を35℃に冷却し、−を3.7にl1lll
’+1.、米国特許第2.614,929号に記載され
る方法によって洗浄した。追加の7タル化ゼラチンIF
!(17,61゜0.5j)を加え、5分間攪拌した後
、乳剤分再びp)14.1において35℃に冷却し、米
国特許第2.614,929号□に記載される方法に従
って洗浄ハ した0次いで、骨ゼラチン水@M(11,4%)0.7
1を加え、40℃において−を5.5、pA胃を8.3
にそれぞれ調節した。
得られた平板状粒子ヨク臭化l1l(88:12)乳剤
は平均平板状粒子直径1.711m、厚さは0.11μ
m1平均アスペクト比は15.5:1であり、この平板
状粒子は乳剤中に存在する四つ臭化銀乳剤全投映面積の
85%以上を占めていた。
乳剤4(実施例) 臭化カリウム0.10モルを含有する0、8チ骨ゼラチ
ン水溶液7.51をよく攪拌しながら、これにダブルジ
ェット法によシ臭化カリウム1.20モルと硝酸銀1.
20モル溶液とを一定流量で2.5分間に亘って55℃
+ pBr・1,0においてLilえ念(使用した全一
の2.40−を消費した)、Iフタル化ゼラチン水溶[
(17,1io、7j)tzi、t55℃において1分
間攪拌した後硝酸1Iifi、*1.20モルをpBr
が1.36に達するまで一定流量で加えた(使用した全
県の4.1量%ll−消費した)、臭化力91.06モ
ルと冒つ化カリウム0.14モルを含有する溶液および
硝酸機2.0モルの溶液をダブルジェット法により流量
を加速しなから(’W:、了時の1量を開始時の2倍と
した)52分間に亘って加えた。a度を55℃としpB
rを1.36に保持した(使用した全一の934慢を消
費した。この乳剤の!ll1l製に使用した銀の―は約
50モルであった。沈澱を生成せしめた後乳剤を35℃
に冷却し、−を3.7に―製し、米国特許第2.614
,929号に記載される方法に従って洗浄した。追加の
フタル化ゼラチン溶液(17,610,5J)を加え乳
剤を40℃、−6,0において再分散し九、5分間攪拌
した故乳剤をp)14.1において再び35Cに冷却し
、米国特許第2.614,929号に記載される方法に
従って洗浄した8次いで骨ゼラチン11.491水溶液
0.7!を加え、40℃において乳剤の−を5.5、P
Agを8.3に調節した。
得られた叢つ臭化銀(88:12 )乳剤は平均平板状
粒子直径0.81m1厚さは0.08jyn、平均アス
ペクト比は10:1であり、この平板状粒子は乳剤中に
存在する。Nつ臭化銀粒子の全投映面積の5596以上
を占めていた。
乳剤人(比較例) 臭化カリウム0.045モル、璽つ化カリウム0.01
モルおよびチオシアン酸ナトリウムo、iiモルを含有
するフタル化ゼラチン1.07%水溶液9、oiを沈澱
生成用反応器中に入れ、攪拌した。
温度を600に調節した。この反応器中にfブルジェタ
ト法によショウ化カリウム0.147モルを含有する臭
化カリウム1.46モル溶ff1.および硝酸銀1.5
7モル溶液を60℃において一定流量で40分間に亘っ
て加え、銀の4.0モルを消費した。
1分間で反応を完了せしめ、ハライド塩pP+液の添加
を停止した。沈澱を生成せしめ次後乳剤を33℃に冷却
し米国特許第2.614,929号に記載される凝固方
法に従って2回洗浄した。仄いで、骨セ9fy 16.
5 *溶[680ydt加L、40℃において乳剤の−
を6.4に調節した。
乳剤B(比較例) 上記乳剤Aと同様な手法により乳剤を1llI!したー
但し、温度を50℃に低減し、合計反応時間を20分間
に低減した。
乳剤C(比較例) 上記乳剤ムと同横な手法K・よシ乳剤をvI4製した。
但し、温度を50℃に低減し、合計反応時間を30分間
に低減した。
乳剤D(比較例) 上記乳剤Aと同様な手法により乳剤を調製した。
111iシ、温度75℃に増大した0合計反応時間は4
0分間とした。
得られた平板状粒子および比較対Hmつ臭化銀乳剤の物
性を下記1!!XXIに示す。
リド′余白 1、、、′ 1  平板状  2.8am  O,095sa  2
9.5 : 1  ) 8 Fi2  平板状  2.
2*ra  O,1111m  20:1  )853
  平板状  1.7MO,!1μII  15,5:
1  )8F+4  平板状  0.8 Jim  0
1) 8声ts  10二l 〉55A    球 状
   0,99 tna    傘      Σ1:
1  傘申B 球状 0.89#a  *  =l:l
 *傘C球  状   0.91.am    *  
     !1:1   傘型D    球  状  
 1.10Am     *       さl:1 
 中本中粒子直径とほぼ等しいと考えられる。
**[径0.6オクロンより大きい平成状粒子は実質的
に存在しなかった。
乳剤1〜4並びにλ〜Dのそれぞれはブロマイド88モ
ル嘩、イオダイド12モル−を金屑していた。それぞれ
の乳剤においてイオダイドは粒子中に実質的に均一に分
散していた。
B9色素儂生成 平板状粒子および比較灯照AgBrI乳剤は、下記!l
!川に記載せ為条件に従って40℃、pAg 8.25
Pておいて最適に化学増感した・平板状粒子乳剤に対し
ては化学増$に先立って40℃、PAg 9.95にお
いて分光増感を何りたが、比較対照乳剤は化学増感の後
でさらにpAgMW5を行うことなく最適に分光増感し
た。下記表中のm感剤の量は全てダ1モルAgである。
以下余白 表m 平板状 1   3.0 9.0  100    Fm’60
℃  7002   4.0 12.0  100  
 0’60℃  7933   4.0 12.0  
100   0’[)℃  8004   5.0 1
5.0  100   5’60℃  900比較例 A    1.02.9    0   5’6Fs℃
  210B    1.13.2    0   5
’6Ft℃  290C0,82,4015’65℃ 
 233D    0.51.50   5’65℃ 
 200傘金冨テトラクロロ金酸カリウム 硫黄=チオ硫酸ナトリウム5水和物 チオシアネート=チオシアン酸ナトリウム矛傘色素人=
アンヒドロ−5−クロeI−9−エチルー51−フ、ニ
ル−3’ −(3−スルホブチル)−3−(3−スルホ
プロ ピル)オキデカルゲシアニン・ヒド ロキシド・ナトリウム塩 野川における増感条件は相違しているが、この相違はそ
れぞれ異なる乳剤に最適の増感を達成するのに必要であ
った。もし比較対照乳剤を平板状粒子乳剤と同様に化学
m感および分光増感を行ったならばそれらの相対的特性
は上述の結果より劣ったはずである。平板状粒子と比較
対照乳剤に同一の増感を施しその結果を考察するために
、乳剤2の一部および乳剤Cの一部(それぞれ乳剤2x
および乳剤Cxと呼ぶ)を取シ出して下記のように化学
増感および分光増感を行った。各乳剤は色素900〜1
モル銀を用いて40℃、 pkK9.95において分光
増感し、pkKを40℃において8.2Kv4節し、次
いでテトラクロロ金酸カリウム4.0・ψ1モルAg 
%チオ硫酸ナトリウ牟5水和物12.0jIli!/′
モルAぎおよびチオシアン4酸ナトリウム100〜1モ
ルAlを用いて65℃において20分間化学増感した。
平板状粒子および比較対照AgtlrI乳剤を別々にセ
ルローズトリアセテートフィルム支持体上に単一層マゼ
ンタ構成、として鎖1.071/r−およびゼラチン2
.15.P/−の割合でコーティングした。
このコーティング要素には、マゼンタ骨形成性カダラー
1−(2,4−ジメチル−6−クロロペンチル)−3−
[α(3−1−ペンタデシル−フェノキシ〕−ブチルア
きド〕−5−ピラゾロン0,751/m”、カプリ防止
剤4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3m、7−チ
トラアヂインデン・ナトリウム塩3.6111モルAg
および汚染防止剤5−s@C−オクタデシルヒドロキノ
ン−2−スルホン酸カリウム3.5111モルA「を含
む溶剤分散体を配合しておいた。このコーティング順に
ゼラチン0.51j’/mオ 層をオーバーコートし、
全ゼラチン       1゜ff 有IK、Nづ11
.556のビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルを
用いて硬膜化処理した。
上聞コーティングをO〜3.Oa度1ftNタブレ′ッ
トグラスラ、テンJf69フィルターおよび1.811
11’中性フイルターを通してV100秒関60OW 
3000@にタングステン光源に@光した。プリティ、
シ、・ジャーナル・オシ・フォトグラフィー・−r二、
アル、1979.204−206員に記載されるタング
のカラー現攬剤を用いて37.7℃において1.5分〜
6分間の間でそれぞれ罪なる時間視像処理し均衡せるカ
プリ水準が得られるようにした。相対的感度および粒状
度full定をいずれも独立してカブIJ −Eo、 
25濃度単位で行った。第6図にlog緑色感度対RM
8粒状度(xlO)を示す、同図に示すように平板状粒
子AirBrI乳剤は比較対照乳剤と比較して優れた感
度−粒状度関俤を示した。
特に乳剤2xとCxの感度−粒状度関係を比較すべきで
ある。乳剤2および乳剤Cの場合のようにそれぞれ最適
の化学増感および分光増感を行った場合と比較して平板
状粒子および比較対照乳剤2!およびCxに同一の化学
および分光増感を施した場合には乳剤2にの感朋−粒状
度関係は乳剤Cxのそれと比較してはるかに優れている
。これは全く驚くべきことである。なぜならrよ、乳剤
2x およびCxは粒子当たりの平均容量がそれぞれo
、418μm1および0.394μr11sであって実
質的に同機であるからである。
発・引例および比較対照側乳剤のマイナス青色および青
色感度における相対的分解を比較するために、上述のよ
うに増感しコーティングした乳剤を0〜3.01111
度段階タゾレy)(0,15濃度階段デラスラ、テンA
 36 + 38 m フィルターおよび1.0濃度中
性フィルターを通して1/100秒間600W3000
”Kタングステン光fiKよってス(クトルの實色軸域
に露光した。マイナスW色病尤も同機に行った。但し、
う、テンA 36 + 38 mフィルターK11lえ
てラッテンA9フィルターを便申し、中性フィルターと
しては1,8濃度ユニ、トのものを用いた。ブリティッ
シ、・ジャーナル・オシ・フォトグラフィ・アユ。アル
、 1979 、 pp、204−206に記載される
タイプのカラー現情剤を用いて37.7℃において1.
5〜6分間の間で適当な時間処理した。#度/カプリを
グロ、トシ、カプリ上0.20濃肢ユニ、トにおいて相
対的重色およびマイナスW色感度を記録した。感度副定
結幣を下記表XXIK示す。
表 八属 平板状 1           +45傘 2         +42 3         +43 4         +37 比較例 A          −5 B          +5 C+O D          、% 傘30相対感度ユニット=0.30 L#or K上記
表xxmに示されるように平板状粒子AgBr I乳剤
は同じ・・ライl−組成を有す暮比較対照乳剤と比較し
てかなり大きなマイナス青色−青色感度分解を示した。
これらの結果がら、秦適Kjll感した高アスペクト止
子板状粒子AgHrl乳剤は一般Kjl適に増感した従
来のAgBrI乳剤と比較してスイクトル領域において
増大した感度を示す、もしイオダイド含有傘を低減する
ならば鱈記実施例で既に説明したように−fイナス青色
および青色感度の分解はかなり増大する。
乳剤1.2および3並びに比較対照乳剤A、B。
CおよびDKついて鮮鋭度を比較した。増感、コーティ
ングおよび処理は上記と同様に行った。う、テン499
フイルターlul!し601G1’いにおいてl/30
〜1/2秒の閣で適当な時間コーティングを露光するこ
とにより緑色光に対する変−伝達関数を得た。処理の後
、上記MTF曲繕から16−増幅においてカスケード変
調伝達(CMT)アキ、−タンス評価を行った。発引例
乳剤の緑色CMI’アキあ一タンスは98,6〜93.
5であった。比較対照乳剤の緑色CMTアキュータンス
は93,1〜97,6でありた。実質的に同様な粒子当
たυ平均答飯を肩していた乳剤2およびCの碌色C’M
Tアキ、−タンスを比較した結果を下記表xxtvに示
す。
以下余白 表へ■ 緑色CMTアキ、−タンス 発引例乳剤2      97.2 比較対照乳剤C96,I C1鎖俸の生成 40℃において比較対照乳剤の−を6.2、pAgを8
..2にそれぞれ!!−節し、次いでチオ硫酸ナトリウ
ム5水和物とテトラクロロ金酸カリウムを加えて最適に
化学増感し、この乳剤を一定時間所定温度に保持しfI
:、、この乳剤に/9I定欺のアンヒドロ−5−クロロ
−9−エチル−5−7,ニル−3−(3−スルホブチル
)−3−(3−スルホグチル)−オキザ力ルポシアニン
・ヒドロキシド・ナトリウム#l(色素人)およびアン
ヒドロ−3−エチル−9−メチル−3’ −(3−スル
ホグチル)チオカルゲシアニン・ヒドロキシド(色素B
)を加えて分光増感し2!:(絆細については下記表W
を#照されたい)。
平板状粒子乳剤は40℃、pAg 9゜95において色
素AおよびBを乳剤に加えて分光増感し、次いでチオシ
アン酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム5水和物および
号トラクロロ金酸カリウムを用いて所定垢・度で所定期
間化学増感した(下記表Xxv参ff)。
表豆■ * 1 100/4.5/1.5   0/60  31(
7/236 101.32 100/4.5/1.5 
  5/60  387/236 101.53 10
0/4.5/1.5   5/60  581/354
 100.84 100/12/4    0155 
 581/354  97.3A  O/1.94/(
1,975/65  123/77  97.6B  
O/1.94/l)、97  15/65  139/
88  96.5CO/1.9410.9.7  10
/65  116/73  97.5D  O/1.5
010.525   5/60  68.1/43  
98.0中8CN :チオシアン酸ナトリウム S:チオ硫酸ナトリウム5水和物 Au:テトラクロロ金酸カリウム 乳剤はフィルム支持体上に鋏4.31/rn” 、ゼラ
チン7、531/m”の割合でコーティングシタ、コ−
ティング層はいずれもムコクロルI!(1,(1゜ゼラ
チン)を用いて硬膜化した。各コーティングにはゼラチ
ン0.8917m”のオーバーコートを施した。
写真変訴伝′S閏数を得る手法はジャーナル・第1゛・
アプライド・フォトグラフィ、り・エンジニアリンク、
旦(1ン:1−8,1980に記載されティる。
12中性濃度フィルターを用いて60%変−において1
715秒間露光して変調伝達間敬を求めた。
N−メチル−p−7iノフエノールサルフエート〜ヒド
ロキノン現僧剤(コタ′ツク現情剤−76)を用いて2
0℃において6分間処理した。現f象のvkMTF@紳
から35w増暢においてカスケード変調伝達(CMT)
アキ、−タンス評価を行った(上記表豆■を参照された
い)。
四−。
上記表XXvのデータから平板状粒子乳剤を黒白構成に
応甲すると鮮鋭度が明らかに改轡されることがわかる。
@債感度−粒状度関係を比較する九めに、上述のコーテ
ィング層の別々の部分をO〜4.0連続濃度タツレフト
を通して1/100秒関600w、5500”Kタング
ステン光源に露光し、N−メチル−p−アオノフェノー
ル暑サルフェート・ヒドロキノン環I)剤(コダ、りl
l倫剤o −76)奢用いて20℃にかいて4.6およ
び8分間現儂した。相対的感度値をカプリ上0.30濃
賓単位にシいそ測定し、またRM8セ建平行光(緑色)
粒状度をカプリ上0.6濃度単位において測定した。6
分間現情で得たLog感度対RMSセず平行光粒状度を
プロットし九結果をWc9図に示す、明らかに平板状粒
子AgBrI乳剤の感度−粒状度関係はAgBr1比較
対照乳剤と比較して優れている。塊借時間4分および8
分の場合にも同様な結果が得られた。
これらの例ではつり合うコントラストは得られず、平板
状粒子乳剤の方が高いコントラストを示した。
このことは、コントラストの高い平板状粒子乳剤はもし
乳剤のコントラストをりり合わせ九時に達成される粒状
度よシも高い粒状度を持つことを示している。従って、
第9図には平板状粒子乳剤の方が比較対照乳剤より高い
コントラストを示すという点で平板状粒子乳剤が明らか
に比較対線乳剤よシ優れていることが示されているが、
優れた感度−粒状度関係の全容は示されていない。
アスイクト比(175:1)乳剤の特性を示す例 この実施例で用いた高アスイクト止子板状粒子ヨウ臭化
銀乳剤は平均平版状粒子直径約27(クロン、平均平板
状粒子厚さ0.156μおよび平均アスイクト比約17
5:1を示した。この平板状粒子はヨウ臭化銀粒子全投
映面積の95−以上を占めていた・ チオシアン酸ナトリウム(1501モルAg)、アンヒ
ドロ−5,5−ジクロロ−3,3゛−ビス(3−スルホ
グロビル)チアシアニン・ヒドロキシドφトリエチルア
ミン塩(850〜1モルA「)、チオ硫酸ナトリウム5
水和物(1,501モルAg)及びテトラクロロ全階カ
リウム(0,75mg1モルAg)の存在下に乳剤を6
5℃において10分間保持することKよって化学増感お
よび分光増感を行りたO 増感した乳剤にイエロー倫形成性カグラーα−(4−(
4−ヒドロキシベンゼン−スルホニル)フ、ニル〕−2
−クロロ−5−(n−ヘキすデカンスルホンア建?)−
アセドアエリP(0,9117m” )、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1a 3 +31.7−チトラアデイ
ンデン(3,711モルAg)、2−(2−オクタデシ
ル)−5−スルホヒドロキノン・ナトリウムtllc3
.41AルAg)を加叉、$ 1J工ステルフイルム支
持体上に4! 1351/a”およびゼラチン2.ss
y/−の割合でコーティングした。この乳剤層にビス(
ビニルスルホニルメチル)エーテル(全ゲルに対し1.
0−)を含!するゼラチン層(0,5417m” )を
オーバーコート しデヒ。
乾燥したコーティング層を1.0中性濃度フィルターグ
ラスラッテン2Bフィルターを備えた勾配濃度段階ウェ
ッジを通して1/100秒関500W、5500°′に
光源に露光し、デ・プリティ、シュ・ジャーナル・オツ
・フォトグラフィ・アユ。アル、1979 、pp 2
04−206に1叡されるタイプのカラー現像剤を用い
て37.8℃において4.5分間処理した。この要素の
Dml。は0.13.1)maxは1.45、コントラ
ットは0.56であった。
以t−余白 本発明に係る多色写真要素は少くとも1つのマイナス青
色記録乳剤層が青色光露光に対し予測できない程低いレ
スポンスを示す。さらに、イエローフィルターを用いる
ことなくまたは多色写真要素の青色とマイナス青色感度
との間に差を生じろことなく、1′!だは2以上の青色
記録乳剤層の青色感度と比較して異常に低い青色感度を
1オたけ2以上のマイナス青色記録乳剤層に得ることが
できる。従って、これまで許容できるマイナス責合露光
記録を得るために採られて負たイエローフィルターによ
る保膿およびその仙の不利益な技術への依存を解消する
かまたは依存度を低減することができる。あるいは、こ
れらの従来の技法を絹入合わせ用いることによって優れ
たマイナス芹色胃光記録を得ることができる。中庸写真
感度以上の感度を有し、マイナス育色増感高アスにクト
止子板状粒子乳剤層における平均粒子直径が少くとも0
7マイクロメードルであるかISO感度示数が小くとも
180である本発明に係る多色写真曲寧イ實色記録乳剤
層の背合感度とマイナス青色記録乳剤層のマイナス青色
感度が0.3 log E (Eはカブリ上濃度0.1
においてメートル−キャントルー秒で表示せる露光量で
ある)未満だけ異なる場合に従来のイエローフィルター
の不存在下に5500’にの昼光のような中性光露光時
に許容できるマイナス青色鱈光記録を生じ得ることは特
に驚くべきことである。本発明に係る多色写真要素は、
最適に化学増感する時、換言すれば、相対的カプリ感度
が達成可能な最大tag W&度(hgg度は1001
00(1−6oである)の少くとも60%となるように
化学増感する時、同じハロゲン化銀含有量を有する既知
の多色写真要素と比較して改良された感度−粒状度関係
を示す。本発明の多色写真要素において1または2以上
の高アスペクト比平板状粒子乳剤層またはヨウ臭化銀乳
剤層を正透過光を受理すべく且つ少くとも1つの他の乳
剤層の(高アスペクト比平板状粒子乳剤層であってもな
くともよい)上に配置するならば、高アスペクト比平板
状粒子乳剤層を含まない匹敵する多色写真要素と比較し
て、当該他の乳剤層における鮮鋭度がさらに改善される
【図面の簡単な説明】
第1図は高アスペクト止子板状粒子乳剖の顕微鏡写真で
ある。 第2図は乳剤の粒状度と感度との関係を示すグラフであ
る。 第3図および第4図は光散乱の説明図である、第5図、
第6図および第7図はいずれ本乳剖の粒状度と感度との
関係を示すグラフである。 特許出願人 イーストマン コダック カンパニー 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士西舘和之 弁理士内田幸男 弁理士 山 口 昭 之 RG、3 FIG、 4 第1頁の続き 優先権主張 01982年9月30日■釆国(US)■
429407 0発 明 者 ジョン・アントニイ・ヘフナーアメリカ
合衆国ニューヨーク14 580ウエブスター・ウッドラン ド・レイン410 0発 明 者 バーバート・セジウイツク・ウィルガス
・ザ・サード アメリカ合衆国ニューヨーク14 435コネサス・ダグウェイ・ロ ード6770 @発明者  フランンス・ジョン・エバンスアメリカ合
衆国ニューヨーク14 6170チエスター・コロナト・ ドライブ58

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体ならびに該支持体上に配置された、青色、緑
    色および赤色光をそれぞれ別々に記録する分散媒とハロ
    ダン化銀粒子とからなる乳剤層から、構成され、且つ、
    該緑色および赤色記録乳剤層がそれぞれ緑色および、赤
    色分光増感色素を含有する多色写真llI素において、 i緑色および赤色記録乳剤層の少くとも一つか厚さ0.
    3マイクロメートル未満、直径少くとも0.6マイクロ
    メニトル、平均アスペクト比が8:lより大である化学
    増感および分光増感せる平板状臭化像またはヨー臭化銀
    粒子を含み、且つ、該粒子が同一層中に存在するハロダ
    ン化銀粒子の全投映面積の少くとも50%を占めること
    を特徴と。 する多色写真g!累。
JP57198802A 1981-11-12 1982-11-12 多色写真要素 Granted JPS58113934A (ja)

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BR8206559A (pt) 1983-09-27
ZA828345B (en) 1983-09-28
BE894964A (fr) 1983-05-09
JPH0428094B2 (ja) 1992-05-13
JPS58113930A (ja) 1983-07-07

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