JPH0221572B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0221572B2
JPH0221572B2 JP57198803A JP19880382A JPH0221572B2 JP H0221572 B2 JPH0221572 B2 JP H0221572B2 JP 57198803 A JP57198803 A JP 57198803A JP 19880382 A JP19880382 A JP 19880382A JP H0221572 B2 JPH0221572 B2 JP H0221572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
emulsion
tabular
grains
grain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57198803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58108526A (ja
Inventor
Edowaado Masukasukii Joo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS58108526A publication Critical patent/JPS58108526A/ja
Publication of JPH0221572B2 publication Critical patent/JPH0221572B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/0051Tabular grain emulsions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
(1) 発明の分野 本発明は写真の分野においお有甚である。本発
明は、分散媒ずハロゲン化銀粒子ずからなる平板
状粒子ハロゲン化銀乳剀に関する。 (2) 埓来技術  平板状ハロゲン化銀粒子 ハロゲン化銀写真では感攟射線乳剀を䜿甚
し、たた、かかる乳剀は、分散媒、通垞れラチ
ンず、それに埋め蟌たれた、感攟射線ハロゲン
化銀の埮結晶粒子ずしお知られおいるずか
らな぀おいる。 ハロゲン化銀写真乳剀には皮々の芏則的およ
び䞍芏則的な粒子圢状が芳察されおいる。芏則
的な粒子はしばしば立方䜓たたは面䜓であ
る。粒子゚ツゞは熟成効果によ぀お䞞みを瀺し
埗る。たた、アンモニアのような匷い熟成剀の
存圚䞋にこれらの粒子は球状ずな぀たり、球に
近い厚い板状ずなり埗る。このこずは、䟋え
ば、ランドLandの米囜特蚱第3894871号お
よびツ゚リクマンZelikmanおよびLevi
「写真乳剀の補造および塗垃メヌキング・ア
ンド・コヌテむング・フオトグラフむツク・゚
マルゞペンズ」フオヌカルプレス、1964、
pp.221−223に蚘茉されおいる。ロツド及び平
板状粒子は他の粒子圢状の䞭に混じ぀おしばし
ば皮々の割合で芳察されおいる。これは特に、
乳剀のpAg銀むオン濃床の察数の逆数が、
䟋えば、シングルゞ゚ツト沈柱法に芋られるよ
うに沈柱生成の過皋で倉わる堎合に芳察され
る。 平板状臭化銀粒子が広く研究されおきたが、
これらの粒子は、ほずんどマクロヌサむズのも
のであ぀お写真分野では利甚できないものであ
぀た。ここで平板状粒子ずは、それぞれが粒子
の他のいかなる単結晶面よりも実質的に倧きな
぀の平行もしくはほが平行な結晶面を有する
粒子を指す。平板状粒子のアスペクト比即
ち、厚さに察する盎埄の比率は実質的に
より倧きい。高アスペクト比平板状粒子臭化
銀乳剀はクナツクCugnacおよびシダトヌ
Chateau「物理的熟成時の臭化銀結晶の圢態
孊の進展むボルヌシペン・オブ・ザ・モルフ
オルゞヌ・オブ・シルバヌ・ブロマむド・クリ
スタルズ・デナアリング・フむゞカル・ラむプ
ニングサむ゚ンス・゚・むンダストリ゚・フ
オトグラフむヌ、33巻、No.1962、pp.121−
125に報告されおいる。 1937幎から1950幎代にかけおむヌストマン・
コダツク瀟はデナプリタむズド登録商暙ラ
ゞオグラフむヌフむルム補品をノヌ・スクリヌ
ン・線コヌド5133なる名称で販売した。この
補品はフむルム支持䜓の互いに反察偎の䞻芁面
に硫黄増感臭化銀乳剀を塗膜ずしおも぀おい
た。この乳剀は線に露出する為のものであ぀
たから分光増感されなか぀た。平板状粒子は平
均アスペクト比玄〜をも぀おいた。こ
の平板状粒子は粒子の投映面積の50を越える
郚分を占め、投映面積の25を越える郚分を非
平板状粒子が占めおいた。これらの乳剀を䜕回
か耇補するうち、䜕回か耇補せるもののうち最
高の平均アスペクト比を持぀乳剀は平均平板状
粒子盎埄2.5マむクロメヌトル、平均平板状粒
子厚0.36マむクロメヌトルおよび平均アスペク
ト比を瀺した。他の耇補品の乳剀はより
厚く、より盎埄の倧きい平板状粒子であ぀お、
その平均アスペクト比が小さか぀た。 平板状粒子臭沃化銀乳剀は写真業界においお
知られおいるけれども、高い平均アスペクト比
を瀺すものは知られおいない。平板状臭沃化銀
粒子はダフむンDuffin「写真乳剀化孊フ
オトグラフむク・゚マルゞペン・ケミストリ
ヌ」フオヌカル・プレス、1966、pp.66−72お
よびトリベリTrivelliおよびスミス
Smith「臭沃化物沈柱系列の構造におよがす
沃化銀の圱響」ザ・フオトグラフむク・ゞダヌ
ナル、LXXX巻、1940、月、pp.285−288に
説明されおいる。トリベリおよびスミスは沃化
物の導入により粒子サむズおよびアスペクト比
䞡者の顕著な䜎枛を芳察しおいる。グトフ
Gutoff「ハロゲン化銀写真乳剀の沈柱生成
における栞生成および成長速床」、フオトグラ
フむク・サむ゚ンシヌズ・アンド・゚ンゞニア
リング、14巻、No.、1970、月−月、
pp.248−257には、連続沈柱装眮を甚いお単䞀
ゞ゚ツト沈柱生成により調補されるタむプの臭
化銀および臭沃化銀乳剀の調補が報告されおい
る。 ハロゲン化銀の䞻芁郚分が平板状粒子圢態で
存圚する乳剀の調補技法が最近の刊行物に蚘茉
されおいる。米囜特蚱第4063951号には100
立方䜓面によ぀お境界が芏定され䞔぀アスペク
ト比゚ツゞ長に基づく1.5〜を有す
る平板状結晶ハロゲン化銀を圢成するこずが開
瀺されおいる。このの平板状粒子は方圢および
長方圢䞻芁面が100結晶面の特性を瀺した。
米囜特蚱第4067739号には、皮晶を圢成し、オ
ストワルド熟成により皮晶のサむズを増倧せし
め、そしおpBr臭化物むオン濃床の察数の逆
数を制埡しながら再栞生成たたはオストワル
ド熟成を行なうこずなく粒子成長を完了するこ
ずによ぀お倧郚分が双晶を成す面䜓結晶であ
るハロゲン化銀乳剀の調補が説明されおいる。
米囜特蚱第4150994号、同第4184877号および同
第418478号、英囜特蚱第1570581号䞊びにドむ
ツ特蚱公開公報第2905655号および同第2921077
号には少なくずも90モルが沃化物である皮晶
を甚いるこずによ぀お平坊な双晶面䜓状ハロ
ゲン化銀粒子を圢成するこずが教瀺されおい
る。ここで、特に断わらない限り、ハロゲン化
物の癟分率はすべお察応する乳剀、粒子たたは
粒子領域に存圚する銀に基づく。䟋えば、90モ
ルの沃化物を含有する臭沃化銀からなる粒子
は10モルの沃化物を含有しおいる。䞊述の匕
䟋のいく぀かには増倧したカバリングパワヌを
有する乳剀が報告され、これらが黒癜およびカ
ラヌ䞡カメラフむルムずしお有甚であるこずが
説明されおいる。米囜特蚱第4063951号には具
䜓的にアスペクト比の䞊限がであるず報
告されおいるが、その実斜䟋には非垞に䜎いア
スペクト比即ちが蚘茉されおいるに過ぎ
ず、本願明现曞に蚘茉されるアスペクト
比は珟実的なものでないず考えられる。繰り返
えされた実斜䟋および発衚された顕埮鏡写真か
ら芋るず、他の䞊述の匕䟋に芋られるアスペク
ト比はより小さい。 特開昭55−142329号公報公開日昭和55幎
11月日には米囜特蚱第4150994号ず実質的
に同様な教瀺がなされおいるず考えられるが、
沃化銀皮粒子の䜿甚に限定されおはいない。さ
らに、この公開公報では、特に、50モル未満
の塩化物を含有する平板状塩臭化銀粒子の圢成
が蚀及されおいる。このような乳剀の䟋は特に
瀺されおいない。䜆し、蚘茉されおいる情報か
ら考察するに、この公報の堎合には比的に䜎い
割合の平板状ハロゲン化銀粒子が埗られるずい
うこず、そしお埗られる粒子のアスペクト比は
米囜特蚱第4150994号のそれよりも倧ではない
ずいうこずが明らかである。  耇合ハロゲン化銀粒子 独立したハロゲン化銀粒子の奏する利点を単
䞀のハロゲン化銀粒子構造䜓においお達成する
ために耇数のハロゲン化物を結合させるずいう
やり方はこの技術分野においお認識されおいる
ずころであり、たた、認められおいないけれど
も、この分野においお早くから䜿甚されおい
る。 1930幎月12日に発行されたドむツ特蚱第
505012号は、珟像埌の色調が緑色であるような
ハロゲン化銀乳剀を圢成するこずを教瀺しおい
る。このこずは、沃化カリりム及び塩化ナトリ
りムを順序に導入するこずからなる条件䞋にお
いおハロゲン化銀を沈柱させるこずによ぀お達
成するこずができる。この方法によ぀お補造さ
れた乳剀を詊隓するず、非垞に小さな沃化銀粒
子平均盎埄が実質的に0.1マむクロメヌトル
未満が圢成されおいるこずが刀る。独立した
塩化銀粒子が圢成され、たた、電子顕埮鏡写真
から、塩化銀粒子もたた゚ピタキシダル成長に
より沃化銀粒子䞊に析出せしめられおいるこず
が刀る。沃化銀粒子の寞法が増倧するに぀れ
お、その結果ずしおの所望の緑色の色調から耐
色の色調ぞの色倉化が発生する。ドむツ特蚱第
505012号の教瀺内容ず本質的に重耇するものは
フオトグラフむツシ゚・むンダストリ
Photographische Industrie「緑色−及び耐
色珟像乳剀Green−and Brown−
Developing Emulsions」、第34巻、
pp.764.766及び8721938幎月日及び月
日刊、に含たれおいる。 英囜特蚱第1027146号には、耇合ハロゲン化
銀粒子を圢成する技法が開瀺されおいる。ハロ
ゲン化銀のコア又は栞粒子を圢成し、そしお次
に又は以䞊の隣接せるハロゲン化銀乳剀局
を被芆する。かかる耇合ハロゲン化銀粒子は、
塩化銀、臭化銀、沃化銀又はその混合物を含有
する。䟋えば、臭化銀のコアに塩化銀の局又は
臭化銀ず沃化銀の混合物の局を被芆するこずが
でき、さもなければ、塩化銀のコアにそれ䞊に
沈着せしめられた臭化銀の局を含たせるこずが
できる。英囜特蚱第1027146号は、臭化銀䞊に
塩化銀を沈着せしめた堎合には臭化銀に察する
分光レスポンスず塩化銀の珟像胜特性ずが埗ら
れるず教瀺しおいる。 米囜特蚱第3505068号では、英囜特蚱第
1027146号の教瀺内容を䜿甚しお、比范的に䜎
い色玠像コントラストを達成するために高感床
乳剀局ず組み合わせお䜿甚されるべき䜎感床乳
剀局を調補しおいる。䜎感床乳剀局においお甚
いられるハロゲン化銀粒子は、沃化銀又はハロ
ゲン沃化銀からなるコア、そしお沃化物を含た
ずか぀䟋えば臭化銀、塩化銀又は塩臭化銀から
なるシ゚ルを有しおいる。米囜特蚱第4094684
号は、先端を切぀たバむピラミツドの圢りル
ツ鉱タむプの六方晶系構造をしおいる沃化銀
䞊に゚ピタキシダル成長により塩化銀を沈着せ
しめるこずを開瀺しおいる。この特蚱によれ
ば、耇合粒子を䜿甚するこずを通じお、沃化銀
の奏する光吞収特性ず塩化銀の奏する珟像胜特
性ずの䞡方をあわせお達成するこずができる。
米囜特蚱第4142900号は本質的に䞊蚘米囜特蚱
ず同様であるずいうものの、゚ピタキシダル成
長による沈着の埌に垞甚のハラむドコンバヌゞ
ペン法により塩化銀が臭化銀に倉換せしめられ
るずいう点においお盞異する。英囜特蚱出願第
2053499A号は米囜特蚱第4142900号に本質的に
同様であるずいうものの、この英囜出願の堎
合、沃化銀䞊での臭化銀の゚ピタキシダル成長
が盎接的に行なわれる。ペヌロツパ特蚱出願第
0019917号公開日1980幎12月10日は、10
モル未満の沃化物を含有するハロゲン化銀を
15〜40モルの沃化物を含有するハロゲン化銀
粒子䞊に゚ピタキシダル成長により沈着せしめ
るこずを開瀺しおいる。 米囜特蚱第3804629号は、物理的に熟成し、
そしお掗浄した乳剀にその乳剀の化孊的熟成に
先がけお塩化銀乳剀を添加するかもしくは物理
的に熟成し、そしお掗浄したハロゲン化銀乳剀
䞊に塩化銀を沈柱せしめるこずによ぀おダス
ト、特に金属ダストの有害な䜜甚に察するハロ
ゲン化銀乳剀局の安定性を改良するこずができ
るずいうこずを開瀺しおいる。この米囜特蚱
は、このようにしお沈着せしめられた塩化銀は
予め圢成させおおいた臭化銀粒子䞊に小突起
hillockを圢成するであろうずいうこずもた
た開瀺しおいる。 ベリヌBerry及びスキルマン
Skillmanは、「AgBr埮結晶䞊における衚面
構造及び゚ピタキシダル成長」、ゞダヌナル・
オブ・アプラむド・フむゞツクス、35巻、No.
、1964幎月、pp.2165〜2169のなかで、臭
化銀䞊における塩化銀の成長に぀いお開瀺しお
いる。AgBrの面䜓はそれらの衚面党䜓にわ
た぀お成長物を圢成しか぀立方䜓よりもさらに
倧きな反応性を有する。立方䜓が反応を行なう
ずころは、䞻ずしお、コヌナヌ角の郚分、
そしお゚ツゞ瞁の郚分である。双晶の平板
状結晶の堎合、それらの䞻結晶面䞊にランダム
に分垃せる成長物を圢成し、たた、それらの゚
ツゞに近い郚分の成長のほうが若干進んで行な
われるずいうこずが芳察されおいる。さらに加
えお、乳剀の塗膜が屈曲せしめられた埌に線状
に配列せしめられた成長物を圢成するこずがあ
り埗、たた、このこずはスリツプバンドの圱響
を瀺しおいる。  感床スピヌド、粒状性及び増感 像状露光の間、粒子党䜓を遞択的に珟像可胜
にならしめるずころの朜像䞭心を極く少量の攟
射線の吞収を通じお圢成させるこずができ、た
た、倚くの代替的画像圢成方法に范べお異垞に
すぐれた感床胜力をハロゲン化銀写真に付䞎す
るこずができるか吊かずいうこずはこの朜像䞭
心圢成の可胜性に䟝存しおいる。 いろいろな化孊増感、䟋えば貎金属䟋えば
金、䞭間カルコゲン䟋えば硫黄及び又は
セレンを䜿甚、そしお還元増感が開発されお
おり、たた、これらの増感を単独でもしくは組
み合わせお、ハロゲン化銀乳剀の感床を改良す
るこずができる。化孊増感が最良の氎準を越え
るず、カブリ最小濃床が急激に増倧し、そ
の結果ずしお画像識別力最倧濃床マむナス最
小濃床が急激に倱われ、よ぀お、感床が比范
的わずかに増倧する。最適の化孊増感は、特定
の写真利甚に察する感床、画像識別力および最
小濃床の間に最良の平衡を保぀こずである。 通垞、ハロゲン化銀乳剀の感床は化孊増感に
よ぀おそれらの固有の感床の分光領域を無芖で
きる皋床に越えるに過ぎない。ハロゲン化銀乳
剀の感床はメチン色玠によ぀お代衚される分光
増感剀を甚いるこずよ぀お党可芖スペクトルに
亘぀お増倧するこずができる。分光増感剀の濃
床が最適倀たで増倧するず乳剀の感床は固有の
感床領域を越えお増倧し、そしお䞀般にはその
埌急速に衰えるメヌスMess、セオリヌ・
オブ・ザ・フオトグラフむツク・プロセス、マ
クミラン、1942、pp.1067−1069参照。 写真芁玠に通垞芋られるハロゲン化銀粒子サ
むズの範囲内においおは、最良の増感時に埗ら
れる最倧感床は粒子サむズの増倧に䌎な぀お盎
線的に増倧する。粒子を珟像可胜にするのに必
芁な吞収された量子の数は粒子サむズずは実質
的に無関係であるが、所定数の粒子が珟像時に
瀺す濃床はそれらの粒子サむズに盎接関係す
る。もし、最倧濃床を埗るのが目的であるな
らば、䟋えば、平均盎埄0.2マむクロメヌトル
のものず比范しお0.4マむクロメヌトルの粒子
をより少量甚いるこずが必芁である。粒子が少
なければ少ないほど粒子を珟像可胜ずするのに
必芁な攟射線量は小さくなる。 䞍郜合なこずに、より倧きな粒子によ぀お導
びかれる濃床はより少ない䜍眮で高められるた
めに、点間point−to−pointの濃床倉動
はより倧きくなる。点間の濃床倉動の芳察者
による知芚は「粒状性」ず呌ばれる。点間の
濃床倉動の客芳的枬定は「粒状床」ず呌ばれ
る。粒状床の定量的枬定は皮々の圢態で行なわ
れおきたが、粒状床は最も普通にはRMSルヌ
ト平均平方粒状床ずしお枬定される。RMS
粒状床は、芳察ミクロ開孔䟋えば24〜48マむ
クロメヌトル内の濃床の暙準偏差ずしお定矩
される。特定の乳剀局に察する最倧蚱容粒状床
たた䞀般にそ子ずも呌ばれるが、ハロゲン化
銀粒子ず混同しおはならないが決定される
ず、その乳剀に察し実珟され埗る最倧感床もた
た有効に限定される。 ハロゲン化銀乳剀感床の真の改良は、粒状床
を増倧せしめるこずなく感床を増倧し、感床を
䜎枛するこずなく粒状床を䜎枛し、たた、感床
ず粒状床の䞡者を同時に改良するこずである。
このような感床の改良は、䞀般にか぀簡単に写
真分野においお乳剀の感床−粒状床関係の改良
ず呌称されおいる。 第図に瀺すグラフは、組成は同䞀であるが
粒子サむズが異なる぀のハロゲン化銀乳剀
およびのそれぞれに぀いお同
様な増感凊理を斜し、同䞀の塗膜を斜し、さら
に同䞀の凊理を行な぀たものに぀いお感床−粒
状床関係をプロツトしたものである。個々の乳
剀は最倧感床および粒状床においお盞違する
が、感床−粒状床線が瀺すように乳剀同士の
間に予枬可胜な盎線関係が存圚する。線に沿
぀お存圚する党おの乳剀は同䞀の感床−粒状床
関係を瀺す。感床における真の改良を瀺す乳剀
は感床−粒状床線の䞊偎に存圚する。䟋え
ば、共通の感床−粒状床線䞊に存圚する乳剀
およびは乳剀〜のいずれよりも感床−
粒状床関係においお優れおいる。乳剀は乳剀
よりも高い感床を瀺すが、粒状床は高くはな
い。乳剀は乳剀ず同䞀の感床を瀺すが、粒
状床はかなり䜎い。乳剀は乳剀より高い感
床を瀺すが粒状床は乳剀より䜎い。乳剀の
感床は乳剀より䜎い。感床−粒状床線の䞋
偎に䜍眮する乳剀は第図䞭の䞭で最も䜎い
感床−粒状床関係を瀺す。乳剀は䞊蚘乳剀の
䞭では最も高い写真感床を瀺すが、その感床は
粒状床に非比䟋的に増倧するに過ぎない。 写真技術分野においおは、感床−粒状床関係
が重芁であるため、感床−粒状床枬定を定量化
しか぀䞀般化するのに非垞な努力が払われおき
た。䟋えばハロゲン化銀粒子サむズのような単
䞀の特性が盞違する䞀連の乳剀の感床−粒状床
関係を正確に比范するのは通垞単玔なこずであ
る。同様な特性曲線を瀺す写真補品の感床−粒
状床関係がしばしば比范されおいる。しかしな
がら、写真芁玠の䞍倉的な定量的感床−粒状床
比范技術は確立されおいない。ずいうのは、他
の写真特性が異なるず感床−粒状床の比范には
飛躍的に耇雑な刀断が必芁ずなるからである。
さらに、銀像を圢成する写真芁玠䟋えば黒癜
写真芁玠の感床−粒状床関係ず色玠像を圢成
する写真芁玠䟋えばカラヌおよび発色性写真
芁玠の感床−粒状床関係ずの比范にはハロゲ
ン化銀粒子感床の他に考慮すべき倚くの芁因が
含たれる。ずいうのは、濃床を生みか぀そのた
めに粒状床の芁因ずなる材料の性質および玠性
は非垞に異なるからである。銀像および色玠像
圢成における粒状床枬定の詳现に぀いおは、
「粒状性および粒状床の理解Understanding
Graininess and Granularity」、コダツク刊
行物No.−20、改蚂11−79む−ストマン・コ
ダツク瀟、ロチ゚スタヌ、ニナヌペヌク14650
発行ツビツクZwick「粒状床に圱響を
及がす芁因の定量的研究Quantitative
Studies of Factors Affecting
Granularity」、フオトグラフむツク・サむ゚
ンス・アンド・゚ンゞニアリング、巻、No.
、月−月、1965゚リク゜ンEricson
およびマヌチダントMarchant、「単分散写
真乳剀のRMS粒状床」、フオトグラフむツク・
サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニアリング、16
巻、No.、月−月、1972、pp.253−257
䞊びにトラブカTrabka「色玠雲に関する
ランダム球モデル」、フオトグラフむツク・サ
む゚ンス・アンド・゚ンゞニアリング、21巻、
No.、月−月、1977、pp.183−192を参照
されたい。 顕著な銀像圢成黒癜感床−粒状床特性を
有する臭沃化銀乳剀は米囜特蚱第3320069号明
现曞に説明されおいる。この明现曞には、沃化
銀がハロゲン化物の奜たしくは〜10モルを
占めるれラチン−臭沃化銀乳剀が開瀺されおい
る。乳剀は硫黄、セレンたたはテルル増感剀で
増感される。この乳剀は、支持䜓䞊に銀被芆量
が平方フむヌト0.929m2圓り300−1000mgず
なるようにそれを塗垃し、むンテンシテむ−ス
ケヌル感床蚈を甚いお露光し、そしお20℃68
〓においおコダツク珟像剀DK−50 −
メチルrp−アミノプノヌルサルプヌトハむ
ドロキノン珟像剀を甚いお分間凊理した堎
合、log感床280〜400を有し、そしおこのlog感
床から粒状床倀を差し匕いた残りは180〜220で
ある。硫黄系増感剀ず組合わせお金を甚いるこ
ずが奜たしく、たた、ハロゲン化沈柱生成の間
にチオシアネヌトを存圚せしめおもよく、た
た、所望ならば、掗浄前のいかなる時点でもチ
オシアネヌトをハロゲン化銀に加えおもよい。
ハロゲン化銀沈柱生成の間におけるチオシアネ
ヌトの䜿甚および増感は米囜特蚱第2221805号、
同第2222264号および同第2642361号に蚘茉され
おいる。米囜特蚱第3320069号に蚘茉される乳
剀もたたカラヌ写真における顕著な感床−粒状
床特性を瀺すも぀ずも色玠像粒状床に察する
定量的数倀は䞎えられおいないけれども。 米囜特蚱第3656962号、同第3852066号及び同
第3852067号では、無機結晶質物質をハロゲン
化銀乳剀䞭に混入するこずが教瀺されおいる。
これらに述べられおいるずころによるず、ハロ
ゲン化銀粒子ず無機結晶ずを物理的に緻密に結
合させるこずを通じおハロゲン化銀乳剀の光に
察する感床を倉えるこずができる。米囜特蚱第
3140179号は、光孊的に増感した乳剀の䞋方に
䞻ずしお塩化銀からなりか぀その光孊増感乳剀
の露光及び珟像時に内郚に可芖像を圢成するこ
ずのないよな十分に䜎い感床をも぀乳剀を塗垃
するこずによ぀おその光孊増感乳剀の感床及び
コントラストをさらに高めるこずができるずい
うこずを教瀺しおいる。米囜特蚱第3152907号
は、䜎感床の塩化銀乳剀ず光孊的に増感した塩
化銀又は臭沃化銀乳剀ずを配合するこずによ぀
お同様な利点を埗るこずができるずいうこずを
教瀺しおいる。 英囜特蚱出願第2038792A号は、100結晶
面により囲たれか぀したが぀おそれらの面が境
界を圢づく぀おいる立方䜓粒子を立方䜓のコヌ
ナヌの郚分で遞択的に増感するこずを教瀺しお
いる。かかる増感は、先ず14面䜓の臭化銀粒子
を圢成するこずによ぀お達成するこずができ
る。これらの粒子は、100䞻結晶面により囲
たれおいる普通の立方䜓粒子であるずいうもの
の、立方䜓のコヌナヌ郚に欠損がある堎合、そ
れぞれの堎合にその䞍存圚のコヌナヌに隣接せ
る111結晶面を残留する。次いで、塩化銀
をこれらの111結晶面䞊に遞択的に沈着さ
せる。埗られた粒子をハロゲン化銀コヌナヌ郚
で遞択的に化孊増感するこずができる。かかる
増感の局郚化を通じお感床を改良するこずがで
きる。耇合結晶に関しお、もしもそれらの結晶
が塩化銀であ぀た堎合には増感に察しお応答
し、たた、もしもそれらの結晶が臭化銀であ぀
た堎合には写真凊理䞭の珟像、定着及び掗浄に
察しお応答するず、開瀺されおいる。英囜特蚱
出願2038792A号のなかでは、111結晶面だ
けを有する粒子に察しおいかに遞択郚䜍増感を
適合させ埗るかずいうこずが教瀺もされおいな
ければ提案もされおいない。スズキ及びり゚
ダ、「単分散AgBr乳剀の化孊増感のための掻
性郚䜍The Active Sites for Chemical
Sensitization of Monodisperse AgBr
Emulsions」、1937、SPSE東京シンポゞりム
もたた同様な開瀺をしおいるず考えられる。䜆
し、この堎合、臭化銀立方䜓のコヌナヌ䞊に超
埮粒子塩化銀をオストワルド熟成させおいる。 化孊増感時、ハロゲン化銀乳剀の増感郚䜍が
通垞粒子衚面䞊に圢成され、たた、それらの郚
䜍の分垃は倚かれ少なかれランダムである。粒
子䞊で特定の配眮を行な぀たほうが若干有利で
あるような堎合であ぀おも、䟋えば粒子の゚ツ
ゞのずころかもしくはその近傍に増感郚䜍をよ
り集䞭的に配するような堎合であ぀おも、それ
らの増感郚䜍はなおもランダムのたゝ互いに離
散しお存圚するであろう。朜像郚䜍をハロゲン
化銀粒子䞊に圢成させるためには倚数の光電子
photogenerated electronを捕獲するこずが
必芁であるので、明らかな劂く、密に隣接せる
増感郚䜍がそれらの郚䜍が存圚するハロゲン化
銀粒子領域においお光電子に関しお競争するこ
ずがあり埗、そしお、そのために、かかる競争
の䞍存圚においお、さもなければ達成するこず
ができるような最倧レベルたでハロゲン化銀粒
子の感床を高めるこずができない。 (3) 発明の開瀺 本発明の目的は、分散媒ずハロゲン化銀粒子ず
からなる、高められた感床を具えおいる平板状粒
子ハロゲン化銀乳剀を提䟛するこずにある。 この目的は、本発明によれば、分散媒ずハロゲ
ン化銀粒子ずからなる平板状粒子ハロゲン化銀乳
剀であ぀お、 前蚘ハロゲン化銀粒子の党投映面積の少なくず
も50が、厚さが0.5マむクロメヌトル未満、盎
埄が最䜎0.6マむクロメヌトル、そしお平均アス
ペクト比がより倧である平板状ハロゲン化
銀粒子によ぀お占められおおり、 前蚘平板状ハロゲン化銀粒子が察向せる平行
111䞻結晶面を有しおおり、そしお 前蚘平板状粒子を圢成する前蚘ハロゲン化銀ず
組成を異にする銀塩が前蚘平板状粒子の瞁郚に配
されおいるこずを特城ずする平板状粒子ハロゲン
化銀乳剀によ぀お達成するこずができる。 さらに、本発明によれば、分散媒ずハロゲン化
銀粒子ずからなる平板状粒子ハロゲン化銀乳剀で
あ぀お、 前蚘ハロゲン化銀粒子の党投映面積の少なくず
も50が、厚さが0.5マむクロメヌトル未満、盎
埄が最䜎0.6マむクロメヌトル、そしお平均アス
ペクト比がより倧である平板状ハロゲン化
銀粒子によ぀お占められおおり、 前蚘平板状ハロゲン化銀粒子が察向せる平行
111䞻結晶面を有しおおり、そしお 感床改良剀を含有する銀塩が前蚘平板状粒子の
瞁郚に配されおいるこずを特城ずする平板状ハロ
ゲン化銀乳剀も提䟛される。 さらにたた、本発明によれば、分散媒ず臭沃化
銀粒子ずからなる平板状ハロゲン化銀乳剀であ぀
お、 前蚘臭沃化銀粒子の党投映面積の少なくずも50
が、厚さが0.5マむクロメヌトル未満、盎埄が
最䜎0.6マむクロメヌトル、そしお平均アスペク
ト比がより倧である平板状臭沃化銀粒子に
よ぀お占められおおり、 前蚘平板状臭沃化銀粒子が察向せる平行111
䞻結晶面を有しおおり、 前蚘平板状臭沃化銀粒子がその䞭心領域におい
おモル未満の沃化物を、か぀前蚘䞭心領域を
取り囲んで暪方向に延圚せる環状領域においお最
䜎モルの沃化物を、含有しおおり、そしお 前蚘䞭心領域を圢成する前蚘臭沃化銀ず組成を
異にする銀塩が前蚘平板状粒子の前蚘䞭心領域に
より圢成される前蚘の察向せる平行䞻結晶面の郚
分䞊に配されおおりか぀その郚分に配眮が制限さ
れおいるこずを特城ずする平板状ハロゲン化銀乳
剀も提䟛される。  平板状粒子乳剀及びそれらの調補 本発明の平板状粒子は察向せる平行もしくは
ほが平行な111䞻結晶面により囲たれおお
り、たた、これらの粒子は、䞀般的に、六方晶
系もしくは䞉角圢の圢状を有しおいる。本発明
に係る平板状ハロゲン化銀粒子の察向せる䞻結
晶面は平行である。甚語「平行な」ずは、それ
を本願明现曞においお甚いた堎合、10000倍の
盎接的又は間接的芖芚怜査においお平行に芋え
る耇数の衚面を包含するこずを意図しおいる。
甚語「高アスペクト比」は、それを本発明のハ
ロゲン化銀乳剀に適甚した堎合、0.5マむクロ
メヌトル未満の厚さ及び最䜎0.6マむクロメヌ
トルの盎埄を有するハロゲン化銀粒子は平均ア
スペクト比がよりも倧でありか぀ハロゲ
ン化銀粒子の党投映面積の最䜎50を占めるこ
ずが必芁であるずいうこずをも぀お、ここにお
いお定矩するこずができる。 本発明に係る高アスペクト比平板状粒子ハロ
ゲン化銀乳剀の奜たしいものは、0.3マむクロ
メヌトル未満奜たしくは0.2マむクロメヌト
ル未満の厚さ及び少なくずも0.6マむクロメ
ヌトルの盎埄を有するハロゲン化銀粒子が少な
くずも12、奜たしくは少なくずも20の
平均アスペクト比を有するような乳剀である。
䞊蚘した厚さ及び盎埄基準を満たすこれらのハ
ロゲン化銀粒子は、本発明の奜たしい圢態で
は、ハロゲン化銀粒子の党投映面積の少なくず
も70、そしお奜たしくは少なくずも90を占
有する。 投映面積の所定癟分率を占める平板状粒子の
厚さが薄くなればなる皋乳剀の平均アスペクト
比は高くなるこずが理解される。通垞、平板状
粒子の平均厚さは少なくずも0.03マむクロメヌ
トル、奜たしくは少なくずも0.05マむクロメヌ
トルであるも぀ずも、䟋えば0.01マむクロメ
ヌトルのようなより薄い平板状粒子も基本的に
䜿甚可胜ではあるが。特定の甚途を満足させ
るために平板状粒子の厚さを増倧し埗るずいう
こずが認められる。䟋えば、画像転写フむルム
ナニツトの堎合、0.5マむクロメヌトルたでの
平均厚さを有する平板状粒子が有甚である。
0.5マむクロメヌトルたでの平均粒子厚に぀い
おは、以䞋、青色光の蚘録のずころでもたた説
明する。しかしながら、粒子の盎埄を過床に倧
きくしないで高アスペクト比を達成するため、
本発明に係る乳剀の平板状粒子は0.3マむクロ
メヌトル未満の平均厚さを有するであろう。こ
こに報告されおいるような平板状粒子の厚さは
ホスト粒子の厚さをベヌスずしおおり、そし
お、以䞋に詳现に蚘茉するけれども、銀塩の゚
ピタキシダル成長による沈着に垰すずころの厚
さの増加を包含しおいない。 本発明に係るハロゲン化銀乳剀の䞊述の粒子
特性は圓業者に呚知の手法により容易に確かめ
るこずができる。この明现曞においお甚いる甚
語「アスペクト比」ずは、粒子の厚さに察する
盎埄の比を瀺す。粒子の「盎埄」ずは、乳剀詊
料を顕埮鏡たたは電子顕埮鏡写真で芳察し
た時粒子の投映面積ず等しい面積を有する円の
盎埄を指すものずする。乳剀詊料の陰圱のある
電子顕埮鏡写真からそれぞれの平板状粒子の厚
さ及び盎埄を枬定するこずができ、そしお厚さ
0.5マむクロメヌトル未満奜たしくは0.3マむ
クロメヌトル未満及び盎埄少なくずも0.6マ
むクロメヌトルを有する平板状粒子を同定する
こずができる。このようにしお枬定せる盎埄ず
厚さずから、それぞれのかかる平板状粒子のア
スペクト比を蚈算するこずができ、そしお、厚
さ0.5マむクロメヌトル0.3マむクロメヌト
ル未満および盎埄少なくずも0.6マむクロメ
ヌトルずいう基準を満足する詊料䞭の党おの粒
子のアスペクト比を平均化しおそれらの平均ア
スペクト比を埗るこずができる。このこずから
明らかなように、、平均アスペクト比ずは、
個々の平板状粒子のアスペクト比の平均であ
る。実際には、通垞、厚さ0.5マむクロメヌト
ル0.3マむクロメヌトル未満及び盎埄少な
くずも0.6マむクロメヌトルを有する平板状粒
子の平均厚さ及び平均盎埄を求め、そしおこれ
ら぀の平均倀の比を蚈算しお平均アスペクト
比を求めるのが簡䟿である。平均アスペクト比
を決定するのに個々のアスペクト比の平均倀を
䜿甚しおも、たた厚さ及び盎埄の平均倀を䜿甚
しおも、可胜な粒子枬定の蚱容範囲内でありさ
えすれば、埗られる平均アスペクト比は実質䞊
差がない。厚さ及び盎埄基準を満足するハロゲ
ン化銀粒子の投映面積を合蚈し、たた、顕埮鏡
写真䞭の残りのハロゲン化銀粒子の投映面積を
別に合蚈し、そしお、これら぀の合蚈倀か
ら、厚さおよび盎埄基準を満足する平板状粒子
がハロゲン化銀粒子の党投映面積に占める癟分
率を算出するこずができる。 䞊述の決定においお、0.5マむクロメヌトル
未満奜たしくは0.3マむクロメヌトル未満
の暙準平板状粒子厚を、本発明においお可胜な
非垞に薄い平板状粒子を写真特性に劣るより厚
い平板状粒子ず区別するために、遞定した。暙
準粒子盎埄ずしお0.6マむクロメヌトルを遞ん
だ。ずいうのは、盎埄がより小さいず顕埮鏡写
真で平板状粒子ず非平板状粒子ずを必ずしも区
別できないからである。甚語「投映面積プロ
ゞ゚クテツド・゚−リア」は圓業界で広く䜿
われおいる甚語「投映面積プロゞ゚クシペ
ン・゚−リアたたはプロゞ゚クテむブ・゚ヌリ
ア」ず同じ意味で甚いられおいる。この甚語
に぀いおは䟋えばゞ゚ムスJames及びヒギ
ンスHiggins「写真理論の基瀎
Fundamentals of Photographic Theory」
モルガン・アンド・モルガン・ニナヌペヌク
p.15を参照されたい。 高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剀は以
䞋に述べるような沈柱法により調補するこずが
できる有効な撹拌機構を備えた垞甚のハロゲ
ン化銀沈柱甚反応容噚䞭に分散媒を入れる。通
垞、最初の段階で反応容噚䞭に入れる分散媒の
量は粒子沈柱の最終段階で臭沃化銀乳剀䞭に存
圚する分散媒の量の少なくずも玄10重量、奜
たしくは20〜80重量である分散媒の党重量
を基準ずする。ベルギヌ特蚱第866645号フ
ランス特蚱第2471620号に察応するに教瀺さ
れる劂く、分散媒は臭沃化銀粒子沈柱過皋で限
倖過によ぀お反応容噚から陀去するこずがで
きるので、最初に反応容噚䞭に存圚せしめる分
散媒の容量は最終粒子沈柱段階で反応容噚䞭に
存圚する臭沃化銀乳剀の量ず等量又はそれ以䞊
にさえするこずができる。反応容噚䞭に最初に
入れる分散媒ずしおは、奜たしくは氎又は解膠
剀の氎分散液であ぀お、この分散媒は必芁に応
じおその他の成分、䟋えば皮類もしくはそれ
以䞊のハロゲン化銀熟成剀および又は埌で
詳述する金属ドヌプ剀を含有する。解膠剀を最
初に存圚せしめる堎合、臭沃化銀沈柱の最終段
階で存圚する解膠剀の党量の少なくずも10、
特に奜たしくは少なくずも20の濃床でそれを
䜿甚するこずが奜たしい。銀およびハロゲン化
物塩ず共に反応容噚に远加の分散媒を加える
が、これは別のゞ゚ツトから導入するこずもで
きる。䞀般には、特に解膠剀の割合を増倧する
ために、ハロゲン化物塩の導入を完了した埌に
分散媒の割合を調節する。 臭沃化銀粒子の圢成に甚いる臭化物塩の少割
合、通垞10重量未満を最初に反応容噚䞭に存
圚せしめお、臭沃化銀沈柱の開始時における分
散媒䞭の臭化物むオン濃床を調節する。たた、
反応容噚䞭の分散媒は圓初は沃化物むオンを含
たない。ずいうのは、銀ず臭化物塩を同時に加
える前に沃化物むオンを存圚させるるず、厚く
お非平板状の粒子が生成し易いからである。反
応容噚の内容物に関しここで甚いる甚語「実質
的に沃化物むオンを含たない」ずは、臭化物む
オンず比范しお、沃化物むオンが別の沃化銀盞
ずしお沈柱を生成するには䞍十分な量でしか存
圚しないこずを意味する。銀塩を導入する前の
反応容噚䞭における沃化物濃床は存圚するハロ
ゲン化物むオンの濃床の合蚈の0.5モル未満
に維持するこずが望たしい。分散媒のpBrが圓
初高過ぎるず生成する平板状臭沃化銀粒子は比
范的厚く、そしおそのためにアスペクト比の䜎
いものずなる。反応容噚䞭のpBrを圓初1.6又
はそれ未満、奜たしくは1.5以䞋に維持するこ
ずができる。他方、pBrが䜎過ぎるず、非平板
状臭沃化銀粒子が生成し易い。それ故、反応容
噚のpBrを0.6又はそれ以䞊、奜たしくは1.1以
䞊に維持するこずができる。ここで甚いられる
pBrは臭化物むオン濃床の負の察数ずしお定矩
される。PH及びpAgもたたそれぞれ氎玠及び銀
むオン濃床に぀いお同様に定矩される。 沈柱を生成せしめる間、臭沃化銀粒子の沈柱
生成に呚知の技法に埓぀お銀、臭化物及び沃化
物塩を反応容噚に加える。通垞、臭化物及び沃
化物塩の導入ず同時に、䟋えば硝酞銀のような
可溶性銀塩の氎溶液を反応容噚に導入する。た
た、臭化物及び沃化物塩は、通垞、皮類もし
くはそれ以䞊の可溶性のアンモニりム、アルカ
リ金属䟋えば、ナトリりム又はカリりムた
たはアルカリ土類金属䟋えば、マグネシりム
又はカルシりムのハロゲン化物塩の氎溶液の
ような塩氎溶液ずしお導入する。銀塩は少なく
ずも圓初は沃化物塩ずは別に反応容噚䞭に導入
する。沃化物及び臭化物塩は反応容噚䞭に別々
に加えおもよいし混合物ずしお導入しおもよ
い。 銀塩を反応容噚䞭に導入するず、粒子圢成の
栞生成段階が開始される。銀、臭化物及び沃化
物塩の導入を続けるず、臭化銀及び沃化銀の沈
柱生成郚䜍ずしお圹立぀粒子栞の母集団が圢成
される。存圚する粒子栞䞊ぞの臭化銀及び沃化
銀の沈柱生成は粒子圢成の成長段階を構成す
る。本発明に埓぀お圢成される平板状粒子のア
スペクト比は栞生成段階ずしお成長段階では沃
化物及び臭化物濃床の圱響を受けるこずが少な
い。それ故、銀、臭化物及び沃化物塩を同時に
導入する段階におけるpBrの蚱容範囲を成長段
階の間に0.6以䞊、奜たしくは玄0.6〜2.2の範
囲、より奜たしくは玄0.8〜玄1.6の範囲に増倧
するこずができる。もちろん、銀及びハロゲン
化物塩の導入過皋における反応容噚内のpBrを
銀塩導入前の前蚘した期限床内におさえお保持
するこずが可胜でありか぀事実そうするこずが
有利である。このこずは、高床に倚分散せる乳
剀を調補する堎合のように銀、臭化物及び沃化
物塩を導入する間ず぀ず粒子栞生成が実質的に
ある速床で持続する堎合に特に有利である。
pBr倀を平板状粒子成長段階においお2.2以䞊
に増倧せしめるず、埗られる粒子の厚さが増倧
するが、䟝然平均アスペクト比がより倧
なる粒子が埗られるため、倚くの堎合蚱容する
こずができる。 銀、臭化物及び沃化物塩を氎溶液ずしお導入
するこずに代えお、銀、臭化物及び沃化物塩を
分散媒に懞濁せる埮现なハロゲン化銀粒子の圢
態で初期の段階又は成長段階で導入するこずが
できる。粒子サむズは、粒子を反応容噚䞭に導
入した時に、もしもより倧きな粒子栞が存圚し
おいるならばそのような粒子栞䞊ぞ容易にオス
ワルド熟成するような皋床である。有甚な最倧
粒子サむズは、反応容噚内の特定の条件、䟋え
ば枩床䞊びに可溶化剀及び熟成剀の存圚に䟝存
するであろう。臭化銀、沃化銀及び又は臭
沃化銀粒子を導入するこずができる。臭化物及
び又は沃化物は塩化物に優先しお沈柱する
ので、塩臭化銀および塩臭沃化銀粒子を甚いる
こずもできる。ハロゲン化銀粒子は、非垞に埮
现な、䟋えば平均盎埄が0.1マむクロメヌトル
未満のものであるこずが奜たしい。 䞊述のpBr条件が満足されるこずを条件ずし
お、銀、臭化物及び沃化物塩の導入濃床および
速床は埓来慣甚される有利なものであ぀およ
い。銀及びハロゲン化物塩をリツトル圓り0.1
〜モルの濃床で導入するこずが奜たしいが、
埓来から垞甚されるより広い濃床範囲、䟋え
ば、リツトル圓り0.01モルから飜和床たでの範
囲を採甚可胜である。特に奜たしい沈柱生成法
は、操業の間における銀及びハロゲン化物塩の
導入速床を増倧せしめるこずによ぀お沈柱生成
時間の短瞮を蚈るようなものである。銀及びハ
ロゲン化物塩の導入速床は、分散媒䞊びに銀及
びハロゲン化物塩を導入する速床を増倧するこ
ずによ぀お、たたは導入される分散媒䞭の銀及
びハロゲン化物塩の濃床を増倧するこずによ぀
お、増倧せしめるこずができる。銀及びハロゲ
ン化物塩の導入速床を増倧せしめるこずが有利
であるが、米囜特蚱第3650757号、同第3672900
号及び同第4242445号、ドむツ特蚱出願公開公
報第2107118号、ペヌロツパ特蚱出願第
80102242号、そしおり゚むWey「れラチン
溶液䞭におけるAgBr結晶の成長機構
Growth Mechanism of AgBr Crystals in
Gelatin Solution」Photographic Science
and Engineering.Vol.21.No.1977幎月−
月p.14以降に教瀺されるように、新しい粒
子栞の生成が起こり易い限界倀以䞋に導入速床
を保持する即ち、再栞生成を回避するため
にこずが特に有利である。玄30未満の倉動
係数を有する乳剀を調補するこずができる。
ここで甚いる倉動係数ずは、粒子盎埄の暙準
偏差を平均粒子盎埄で割぀た倀の100倍を意味
する。沈柱の成長段階の過皋で意図的に再栞
生成を行わせるこずによ぀お、もちろん、実質
的により高い倉動係数を有する倚分散乳剀を調
補するこずができる。 本発明に係る臭沃化銀乳剀䞭の沃化物濃床は
沃化物塩の導入によ぀おコントロヌルするこず
ができる。いかなる垞甚される沃化物濃床を採
甚するこずもできる。たずえごく僅かな沃化物
量、䟋えば0.05モルずいう䜎い倀であ぀おも
この技術分野では有甚であるず認められる。本
発明の乳剀は、それらの奜たしい圢態におい
お、少なくずも0.1モルの沃化物を含む。粒
子生成枩床における臭化銀䞭の溶解限界たでの
沃化銀を平板状臭沃化銀粒子䞭に導入するこず
ができる。埓぀お、沈柱生成枩床90℃においお
平板状臭沃化銀粒子䞭に沃化銀を玄40モルた
での濃床で存圚せしめるこずができる。実際
に、沈柱生成枩床を、ほが垞枩、䟋えば玄30℃
たで䜎䞋せしめるこずができる。䞀般に、沈柱
生成を40〜80℃の枩床範囲で行うこずが望たし
い。倧抵の写真甚途分野では、最倧沃化物濃床
を玄20モルず制限するこずが望たしい。最良
の沃化物濃床は玄15モルたでである。 沈柱生成過皋で反応容噚䞭に導入される沃化
物及び臭化物塩の盞察的割合を䞀定の比率に保
持しお平板状沃化銀粒子䞭に実質的に䞀様な沃
化物プロフむヌル分垃を圢成するこずもで
きるし、たた、䞊蚘盞察的割合を倉えおいろい
ろな写真効果をもたらすこずもできる。高アス
ペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剀の環状領域に
おける沃化物の割合をそれら平板状粒子の䞭心
領域ず比范しお増倧せしめるず、特定の写真特
性䞊の利点がもたらされる。平板状粒子の䞭心
領域における沃化物濃床は〜モルの範囲
で倉えるこずができ、たた、暪方向を取巻く環
状領域における沃化物濃床はそれよりも少なく
ずもモル高い倀から臭化銀䞭における沃化
銀の溶解床限界たで、奜たしくは玄20モルた
で、最適には玄15モルたでの範囲で倉えるこ
ずができる。本発明に係る平板状臭沃化銀粒子
は、実質的に均䞀であるかもしくは埐々に倉化
せる沃化物、濃床プロフむヌルを有するこずが
でき、たた、沃化物濃床の募配を所望の劂くコ
ントロヌルしお平板状臭沃化銀粒子の内郚にお
ける沃化物濃床を高くするか又はそれらの粒子
の倖衚面もしくはその近傍における沃化物濃床
を高くするこずができる。 䞭性又は非アンモニア性乳剀を調補する䞊述
の方法を参照しお高アスペクト比平板状粒子臭
沃化銀乳剀の調補法を説明したけれども、本発
明に係る乳剀及びそれらのナヌテむリむテむは
特定の調補方法によ぀お制限を受けるものでは
ない。別の方法に埓うず、ハロゲン化銀皮粒
子を最初に反応容噚䞭に存圚させる。反応容噚
䞭における沃化銀濃床はリツトル圓り0.05モル
未満たで䜎枛せしめられ、たた、反応容噚䞭に
最初に存圚せしめる沃化銀粒子の最倧サむズは
0.05マむクロメヌトル未満に䜎枛せしめられ
る。 沃化物を含たない高アスペクト比平板状粒子
臭化銀乳剀は先に詳现に述べた方法を沃化物を
含たないように改倉した方法によ぀お調補する
こずができる。高アスペクト比平板状粒子臭化
銀乳剀はたた、先に匕甚せるクナツク及びシダ
トヌに基づく方法によ぀お調補するこずもでき
る。沃化物を含たない高アスペクト比平板状粒
子臭化銀乳剀を調補するさらに他の方法は埌蚘
実斜䟋で説明する。 本発明の実斜に甚いるこずができる高アスペ
クト比平板状粒子ハロゲン化銀乳剀の倚様性を
さらに、臭化銀ず沃化銀の䞡者を実質的に内郚
に含たない平板状塩化銀粒子の調補方法に぀い
お説明する。この調補においおは、分散媒を含
む反応容噚䞭にアンモニアの存圚䞋に塩化物ず
銀塩の䞡者を同時に導入するダブルゞ゚ツト沈
柱法を甚いる。塩化物塩を導入する間、分散媒
䞭のpAgを6.5〜10の範囲に維持し、そしおPH
を〜10の範囲に維持する。より高い枩床にお
いおアンモニアを存圚せしめるず、厚い粒子が
生成する傟向がある。それ故、高アスペクト比
平板状粒子塩化銀乳剀を調補する堎合沈柱生成
枩床は60℃たでが限床である。 111結晶平面に察向結晶面を有しか぀、
぀の奜たしい圢態においお、䞻芁衚面の぀
の面䞭にある211結晶ベクトルに平行な少
なくずも぀の蟺を有しおいる、少なくずも50
モルの塩化物を含む平板状粒子を調補するこ
ずもたた可胜である。このような平板状粒子乳
剀は、晶癖倉曎量のアミノアザむンデンずチオ
゚ヌテル結合含有解膠剀ずの存圚䞋に銀塩氎溶
液ず塩化物含有ハロゲン化物塩の氎溶液ずを反
応させるこずにより調補するこずができる。 少なくずも粒子の環状領域及び奜たしくは粒
子党䜓にわた぀お塩化物及び臭化物を含有する
ハロゲン化銀粒子からなる平板状粒子乳剀もた
た調補可胜である。塩化銀及び臭化銀を含有す
る平板状粒子領域は、銀、塩化物、臭化物、そ
しお必芁に応じお沃化物の各塩を反応容噚䞭に
導入する過皋で塩化物及び臭化物むオンのモル
比を1.6〜玄260の範囲に維持しか぀反
応容噚䞭におけるハロゲン化物むオンの合蚈濃
床を0.10〜0.90芏定の範囲に維持するこずによ
り圢成される。平板状粒子における臭化物に察
する塩化物のモル比は99〜の範囲で
倉えるこずができる。 本発明の実斜においお有甚な高アスペクト比
平板状粒子乳剀は極めお高い平均アスペクト比
を有するこずができる。平均粒子盎埄粒埄
を高めるこずによ぀お平板状粒子の平均アスペ
クト比を高めるこずができる。このようにしお
鮮鋭床に぀いおの利点を埗るこずができる。䜆
し、最倧の平均粒子盎埄は、䞀般に、特定の写
真甚途に぀いお課されおいる粒状床芁件によ぀
お制限されおいる。平板状粒子の平均アスペク
ト比は、さらに、又は、遞択的に、平均粒子厚
さを䞋げるこずによ぀お高めるこずができる。
銀被芆量を䞀定に保持する堎合、通垞、平板状
粒子の厚さを䞋げるこずによ぀お粒状床を改良
するこずができる。かかる粒状床の改良は、ア
スペクト比増加の盎接的な関数ずしお達成する
こずができる。したが぀お、本発明に係る平板
状粒子乳剀の最倧平均アスペクト比は、特定の
宀真甚途に぀いお蚱容し埗る最倧平均粒子盎埄
の関数、そしお補造するこずのできるもののな
かで達成可胜な最小の平板状粒子厚さの関数で
ある。甚いられる沈柱生成法や平板状粒子ハロ
ゲン化物組成物に䟝存しお最倧平均アスペクト
比が倉化するずいうこずが刀明した。写真孊的
に有甚な平均粒子盎埄をも぀た平板状粒子の堎
合、芳察されたなかでも最高の平均アスペクト
比である500を臭化銀粒子のオストワルド
熟成調補法によ぀お達成するこずができ、た
た、100200又はそれよりもさらに高
いアスペクト比をダブルゞ゚ツト沈柱法によ぀
お達成可胜であ぀た。沃化物が存圚しおいる
ず、通垞、具珟される最倧平均アスペクト比が
䜎䞋せしめられる。しかしながら、平均アスペ
クト比が100であるかもしくは200であ
るかもしくはそれよりもさらに倧であるような
臭沃化銀平板状粒子乳剀の調補もたた実斜可胜
である。任意に臭化物及び又は沃化物を含
有する塩化銀平板状粒子の堎合、50又はさ
らに100のような倧きさをも぀平均アスペ
クト比を達成するこずができる。改質化合物を
平板状粒子の沈柱過皋で存圚せしめるこずがで
きる。このような化合物は、反応容噚䞭に最初
に存圚せしめおもよいし、たた、垞法に埓぀
お、皮類もしくはそれ以䞊の塩を加えるず共
に添加するこずもできる。米囜特蚱第1195432
号、同第1951933号、同第2448060号、同第
2628167号、同第2950972号、同第3488709号、
同第3737313号、同第3772031号及び同第
4269927号、そしおResearch Disclosure
Vol.1341975幎月、Item 13452に蚘茉され
るように、䟋えば銅、タリりム、鉛、ビスマ
ス、カドミりム、亜鉛、䞭間カルコゲン即
ち、硫黄、セレン及びテルル、金、そしお第
属貎金属の化合物のような改質化合物をハロ
ゲン化銀沈柱生成過皋で存圚させるこずができ
る。 Research Disclosure及びその前身旧版
であるProduct Licensing Indexは、英囜、
PO9−1EF、ハンプシダヌ・ハヌバヌド、ホヌ
ムり゚ルに所圚するむンダストリアル・オポチ
ナニテむヌズ・リミテむツドIndustrial
Opportunities Ltd.の刊行物である。平板状
粒子は、モむザヌMoiser等、Journal of
Photographic ScienceVol.251977幎
pp.19−27に蚘茉されるように、沈柱生成過皋
においお内郚的に還元増感するこずができる。 それぞれの銀塩及びハロゲン化物塩は、米囜
特蚱第3821002号及び同第3031304号、そしおク
レヌズClaes等、Photographische
KorrespondenzBand 102Number10
1967幎、P.162に蚘茉されるように、䟛絊速床
を調補しか぀反応容噚内容物のPHpBr及び
又はpAgを調節するのを維持するために䟛
絊装眮を利甚しおかもしくは重量䟛絊を利甚し
お、衚面もしくは衚面䞋䟛絊管を通じお反応容
噚に加えるこずができる。反応容噚䞭に反応成
分を急速に分配するために、米囜特蚱第
2996287号、同第3342605号、同第3415650号、
同第3785777号、同第4147551号及び同第
4171224号、英囜特蚱出願第2022431A号、ドむ
ツ特蚱出願公開公報第2555364号及び同第
2556885号䞊びにResearch DisclosureVol
1661978幎月Item 16662に蚘茉されるよ
うに特別に構成された混合装眮を甚いるこずが
できる。 平板状粒子乳剀の調補においお分散媒は反応
容噚䞭に最初に入れおおく。奜たしい圢態にお
いお分散媒は解膠剀の氎性分散液からなる。反
応容噚䞭の乳剀成分党重量に基づいお0.2〜玄
10重量の解膠剀濃床を採甚するこずができ
る。ハロゲン化銀の圢成を行なう前及びその間
に反応容噚䞭における解膠剀濃床を党重量に基
づき玄未満に維持し、そしお最適の塗垃特
性が埗られるように、埌から補助的なビヒクル
を加えるこずによ぀お乳剀ビヒクル濃床を高濃
床に調節するのが䞀般的な方法である。最初に
圢成される乳剀にハロゲン化銀モル圓り玄
〜50gの解膠剀、奜たしくは玄10〜30gの解膠
剀を含たせるこずができる。远加のビヒクルを
埌から加えるこずによ぀おその濃床をハロゲン
化銀モル圓り1000gずいう高い倀にたで高め
るこずができる。奜たしくは、仕䞊げの枈んだ
乳剀䞭のビヒクルの濃床はハロゲン化銀モル
圓り50gよりも倧である。写真芁玠の補造時に
おいお塗垃及び也燥を行う際、乳剀局の玄30〜
70重量をビヒクルが占めるこずが奜たしい。 ビヒクルバむンダ及び解膠剀の䞡者を含
むはハロゲン化銀乳剀に垞甚されるものの䞭
から遞ぶこずができる。奜たしい解膠剀は芪氎
性コロむドであ぀お、これらは単独でもたた疎
氎性物質ず組合わせお甚いるこずもできる。適
圓な芪氎性物質には、蛋癜質、蛋癜質誘導䜓、
䟋えばセルロヌス゚ステルのようなセルロヌス
誘導䜓、䟋えばアルカリ凊理れラチン牛骚た
たは皮れラチン又は酞凊理れラチン豚皮れ
ラチンのようなれラチン、そしお䟋えばアセ
チル化れラチン及びフタル化れラチンのような
れラチン誘導䜓の劂き物質が含たれる。これら
のビヒクル及びその他のビヒクルは、
Research DisclosureVol.1761978幎12月
Item 17643Sectionに蚘茉されおいる。特
に芪氎性コロむドを含むビヒクル物質䞊びにこ
れらの物質ず共に甚いた時に有甚である疎氎性
物質は、本発明に係る写真芁玠の乳剀局䞭のみ
ならず、䟋えばオヌバヌコヌト局、䞭間局及び
乳剀局䞋に䜍眮する局のようなその他の局䞭に
配合するこずができる。 本発明によるハロゲン化銀乳剀の調補過皋で
粒子の熟成が起こり埗る。粒子の熟成は、少な
くずも臭沃化銀粒子の生成過皋においお反応容
噚䞭で起こるこずが望たしい。熟成を促進する
のに既知のハロゲン化銀溶剀が有甚である。䟋
えば、熟成を促進するため、過剰量の臭化物む
オンを反応容噚䞭に存圚せしめるこずが知られ
おいる。それ故、臭化物塩溶液を反応容噚䞭に
泚加するだけで熟成を促進し埗るこずは明らか
である。その他の熟成剀を甚いるこずもできる
し、たた、銀及びハロゲン化物塩を添加する前
にこれらの熟成剀を反応容噚内の分散媒䞭に党
量を配合しおおくこずもできるし、たた、皮
類もしくはそれ以䞊のハロゲン化物塩、銀塩又
は解膠剀ず共に反応容噚䞭に導入するこずもで
きる。さらに別の倉圢態様ずしお、ハロゲン化
物塩及び銀塩を添加する段階で熟成剀を独立し
お導入するこずもできる。アンモニアは既知の
熟成剀であるけれども、最高に実珟可胜な感床
−粒状床関係を呈瀺する本発明の乳剀に甚いる
熟成剀ずしおは奜たしくはない。 奜たしい熟成剀のなかには硫黄を含むものが
ある。チオシアネ−ト塩、䟋えばアルカリ金属
チオシアネ−ト塩、特にナトリりム及びカリり
ムチオシアネ−ト塩、そしおアンモニりムチオ
シアネ−ト塩を甚いるこずができる。チオシア
ネ−ト塩の導入量は垞甚される量でよいけれど
も、その奜たしい濃床は䞀般にハロゲン化銀
モル圓り玄0.1〜20gの範囲である。チオシアネ
−ト熟成剀を甚いるこずは米囜特蚱第2222264
号、同第2448534号及び同第3320069号に埓来の
代衚的な教瀺が芋られる。さもなければ、䟋え
ば米囜特蚱第3271157号、同第3574628号及び同
第3737313号に開瀺されるような垞甚されるチ
オ゚ヌテル熟成剀を甚いるこずもできる。 本発明に係る高アスペクト比平板状粒子乳剀
は奜たしくは掗浄しお可溶性塩類を陀去する。
可溶性類の陀去は、Research Disclosure
Vol11761978幎12月、Item17643Section
に説明されるように、デカンテヌシペン、
過、及び又は冷华沈降及び浞出のようなよ
く知られた技法によ぀お行うこずができる。䜿
甚に先立぀お、増感剀を含むかもしくは含たな
い乳剀を也燥し、そしお貯蔵する。本発明にお
いおは、平板状粒子の厚さの増倧、アスペクト
比の䜎䞋及び又は盎埄の過床の増倧を回避
するために、沈柱生成が完了した埌で平板状粒
子の熟成を終了する際に掗浄を行なうこずが特
に有利である。 䞊述の平板状ハロゲン化銀粒子調補方法に埓
えば、平板状粒子が党ハロゲン化銀粒子集団の
合蚈投映面積の少なくずも50を占めるような
高アスペクト比平板状粒子乳剀を調補するこず
ができるが、そのような平板状粒子の存圚割合
を増倧するこずによ぀おより倧きな利点が達成
されるこずが認められる。平板状ハロゲン化銀
粒子が党投映面積の少なくずも70最適には
少なくずも90を占めるこずが奜たしい。少
量の非平板状粒子が存圚しおいおも倚くの写真
甚途分野では党く問題が起こらないけれども、
平板状粒子の奏するすべおの利点を埗るため
に、平板状粒子の割合を増倧するこずができ
る。より倧きな平板状ハロゲン化銀粒子は、垞
甚される分離技術、䟋えば、遠心分離たたはハ
むドロサむクロンを甚いお、混合された粒子集
団䞭の小さな非平板状粒子から分離するこずが
できる。ハむドロサむクロンによる分離は米囜
特蚱第3326641号に教瀺されおいる。  コントロヌルされた局郚゚ピタキシヌ及び増
感 アスペクト比の決定に関しお先に瀺した厚さ
及び盎埄基準を満足する平板状粒子が増感郚䜍
を有しおおりか぀これらの郚䜍が粒子に関しお
遞ばれた配向オリ゚ンテヌシペンをも぀お
いるずいうこずは本発明の぀のナニヌクな特
城である。奜たしい圢態においお、平板状粒
子はそれらの粒䞊に゚ピタキシダル成長により
付着せしめられた少くずも皮類の銀塩を有し
おいる。すなわち、銀塩は配向をも぀結晶の圢
をしおおり、たた、その配向は結晶基板これ
䞊で銀塩が成長するを圢成する平板状ハロゲ
ン化銀粒子によ぀おコントロヌルされおいる。
さらに、銀塩の゚ピタキシヌは、実質的に、遞
ばれた衚面郚䜍局郚に限定されおいる。銀
塩の゚ピタキシヌは、さたざたな圢態をも぀た
本発明の堎合、平板状粒子のそれぞれの䞻結晶
面の䞭心領域、それぞれの䞻結晶面の環状領域
及び又は䞻結晶面の゚ツゞにおける呚蟺領
域に実質的に限定するこずができる。さらにも
う぀の奜たしい圢態の堎合、銀塩の゚ピタキ
シヌを平板状粒子のコヌナヌあるいはその近傍
に存する領域に実質的に限定するこずができ
る。䞊蚘したような領域の組み合わせもたた可
胜である。䟋えば、平板状粒子の䞭心領域に限
定された゚ピタキシヌを平板状粒子のコヌナヌ
におけるかもしくはそれらの粒子の゚ツゞにそ
぀た゚ピタキシヌず組み合わせお成長を行なわ
せるこずができる。これらの態様のそれぞれに
共通した特城は、銀塩゚ピタキシヌを遞ばれた
郚䜍に限定するこずにによ぀おその゚ピタキシ
ヌをコントロヌルし、よ぀お、平板状ハロゲン
化銀粒子の111䞻結晶面の少なくずも䞀郚
から銀塩゚ピタキシヌを実質的に排陀するずい
うこずである。 非垞に予想倖のこずではあ぀たが、゚ピタキ
シダル成長による付着を平板状粒子䞊の遞ばれ
た領域に限定した堎合、先に匕甚したベリヌ及
びスキルマン「AgBr埮結晶䞊における衚面構
造及び゚ピタキシダル成長」、ゞダヌル・オ
ブ・アプラむド・フむゞツクス35巻No.、
1964幎月pp2165〜2169に蚘茉されるよ
うに平板状粒子の䞻芁面䞊党䜓にわた぀お銀塩
をランダムに゚ピタキシダル成長させた堎合に
比范しお感床の改良を達成し埗るずいうこずが
芋い出された。銀塩の゚ピタキシヌを遞ばられ
増感郚䜍に限定しお䞻結晶面の少なくずも䞀郚
が゚ピタキシダル成長による付着銀塩を実質的
に含たないようにするわけであるが、その堎合
の゚ピタキシヌの限定の皋床は、本発明の範囲
を逞脱するものでない限り、広い範囲にわた぀
お倉曎するこずが可胜である。䞀般に、䞻結晶
面の゚ピタキシダル成長の付着量が䜎䞋するに
぀れお感床のより倧きな増倧が具珟される。゚
ピタキシダル成長により付着せしめられる銀塩
を平板状粒子の䞻結晶面の面積の分の未
満、奜たしくは25未満に、そしお䟋えばコヌ
ナヌでの゚ピタキシダル成長による銀塩の付着
のような特定の圢態の堎合、特に奜たしくは平
板状粒子の䞻結晶面の面積の10未満もしくは
さらに未満に制限するこずが可胜である。
ある態様では、゚ピタキシダル成長による銀塩
の付着が平板状粒子の゚ツゞ衚面䞊で始たるず
いうこずが芳察された。したが぀お、゚ピタキ
シヌが制限されるような堎所では、もしもそれ
が行なわれない時、遞ばれた゚ツゞ増感郚䜍に
゚ピタキシヌが限定され、そしお䞻結晶面にお
ける゚ピタキシヌが有効に排陀される。 平板状ハロゲン化銀のホスト蚀わば宿䞻
粒子䞊に増感郚䜍を䜜るため、゚ピタキシダル
成長により付着させた銀塩を䜿甚するこずがで
きる。゚ピタキシダル成長による付着の郚䜍を
コントロヌルするこずを通じお、平板状ホスト
粒子の遞択的局郚増感を達成するこずが可胜で
ある。「芏則的な」ずは、増感郚䜍が予枬可胜
な秩序のある関係を平板状粒子の䞻結晶面に察
しお、そしお、奜たしくは盞互に、保有しおい
るこずを意味しおいる。゚ピタキシダル成長に
よる銀塩の付着を平板状粒子の䞻結晶面に関し
おコントロヌルするこずにより、増感郚䜍の数
及び暪方向の間隔を䞡方をコントロヌルするこ
ずが可胜である。 䞀郚の堎合では、ハロゲン化銀粒子が感床を
有しおいる攟射線にそれらのハロゲン化銀粒子
を暎露する堎合に遞択的局郚増感が認めるこず
ができ、そしお衚面朜像䞭心を増感郚䜍で圢成
させるこずができる。朜像䞭心を保持しおいる
粒子を党䜓的に珟像するような堎合、それらの
朜像䞭心の䜍眮及び数を決定するこずができな
い。しかしながら、朜像䞭心のすぐ近くたで珟
像が広た぀おくる前にもしもその珟像を阻止
し、そしお次に郚分的な珟像の枈んだ粒子を拡
倧しお芋るずするならば、郚分的な珟像郚䜍を
は぀きりず芋おずるこずができる。これらの郚
分的な珟像郚䜍は、通垞、朜像䞭心の郚䜍に察
応し、たた、かかる朜像䞭心の郚䜍は䞀般に増
感郚䜍に察応しおいる。 第図は、本発明に埓い増感された郚分珟像
埌の平板状粒子を瀺した顕埮鏡写真である。こ
の写真から、先に説明したような事がらをうか
がうこずができる。この顕埮鏡写真に含たれる
黒色のスポツト点が珟像された銀である。
銀が粒子を越えお䞍芏則な圢で暪方向に広が぀
おいるけれども、ここで泚目されるべきこず
は、銀ず平板状粒子ずの間の接觊個所コンタ
クトポむントが芏則的であるずいうこずであ
る。すなわち、接觊個ず粒子のコヌナヌずの間
には予め定められた関係が存圚しおいる。かか
る関係があるため、接觊個所盞互間のスペヌス
間隔を有効にずるこずができ、たた、個々
の粒子それぞれに぀いおの接觊個所の数を制限
するこずができる。 第図に図瀺せる増感郚䜍の芏則的な関係ず
察比するため、本発明に埓い増感凊理が斜され
おいない高アスペクト比平板状粒子乳剀を瀺し
た第図を参照願いたい。ここで泚意しおもら
いたいこずは、銀珟像を瀺しおいる黒色のスポ
ツトである。これらのスポツトは、粒子のなか
で、倚かれ少なかれランダムに分垃せしめられ
おいる。珟像された銀ず粒子゚ツゞずの接觊個
所が非垞に接近しお存圚しおいるこずが倚く芋
うけられる。第図の堎合、増感郚䜍ず粒子の
䞻結晶面ずの間に芏則的な関係が存圚しおいる
こずを芋い出すこずができない。 䟋えば第図に瀺されおいるような特定の奜
たしい乳剀の堎合には増感郚䜍のも぀芏則的な
性状を珟像の䞭止を通じお確蚌するこずができ
るけれども、倚くの堎合、このような確蚌を行
なうこずは䞍可胜である。䟋えば、朜像の圢成
郚䜍が粒子の衚面かもしくはその近傍よりもむ
しろ粒子内郚に存圚するような堎合、朜像郚䜍
を郚分的粒子珟像を通じお確蚌するこずが困難
である。ずいうのは、珟像ず同時に粒子の溶解
が発生するからである。他の堎合に぀いおみる
ず、増感郚䜍は、それら自䜓は粒子の圢状寞法
に関しお芏則的であるずいうものの、は぀きり
ず芏則的な状態で圢成された朜像郚䜍を生じる
こずがない。䟋えば、芏則的な増感郚䜍が正孔
トラツプずしお䜜甚する堎合、それらの郚䜍が
光正孔光により生じた正孔を捕獲し、そし
お光により生じた電子光電子の党滅を防止
するこずによ぀お光正孔を捕獲する。したが぀
お、䞍連続な芏則的な郚䜍における本発明に埓
うずころの増感は、朜像が粒子䞊の芏則的な郚
䜍で圢成されるか、それずもランダムな郚䜍で
圢成されるかずいうこずずは無関係ずなるこず
ができる。 倚くの堎合に、䞍連続な芏則的郚䜍における
本発明の遞択的局郚増感を電子顕埮鏡写真によ
り確認するこずができ、郚分的粒子珟像を行な
うに及ばない。䟋えば、いた䞀床第図を参照
するず、遞択的局郚増感を行なうために甚いら
れる゚ピタキシダル成長により付着せしめられ
たハロゲン化銀を平板状粒子のコヌナヌには぀
きりず芋おずるこずができる。第図の乳剀の
堎合、平板状粒子のコヌナヌに䜍眮する䞍連続
な芏則的銀塩゚ピタキシヌが本発明に埓い遞択
的局郚増感を行なう方向で䜜甚する。゚ピタキ
シダル成長による付着が制限されるような堎
合、粒子詊料の電顕埮鏡写真を芋るだけで盎接
的に遞択的郚分増感を確認するこずができな
い。このような堎合、しろ乳剀の沈柱に぀いお
のある皋床の知識が必芁ずな぀おくる。 本発明の奜たしい態様においお、本願明现
曞のなかですでに開瀺したようにしお調補した
高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剀を芏則
的な粒子郚䜍のずころで化孊的に増感する。平
板状臭沃化銀粒子は111䞻結晶面を有しお
いる。先ず、凝集せる分光増感色玠を垞甚の分
光増感技法によ぀お平板状粒子の衚面に吞着さ
せる。単分子の吞着被芆量が党粒子衚面の最䜎
箄15、奜たしくは最䜎70ずなるように、十
分な量の色玠を䜿甚する。単分子被芆量から色
玠濃床をうたく算出し埗るずいうものの、色玠
そのものが粒子衚面䞊に均䞀に分垃せしめられ
おいるには及ばないずいうこずが刀る。必芁に
応じお、粒子衚面に吞着され埗るよりも倚量の
色玠を導入するこずも、䜆し、過剰量の色玠を
添加したずころでパヌフオヌマンスのより䞀局
の改良を達成し埗ないのでこのこずは有利では
ないけれども、可胜である。凝集せる色玠をこ
の増感段階で、その分光増感性のためではなく
お高アスペクト比臭沃化銀平板状粒䞊ぞの塩化
銀の盎接的゚ピタキシダル成長に察するその胜
力のために、䜿甚する。したが぀お、゚ピタキ
シダル成長による付着を支配可胜でありか぀分
光増感色玠により遅れお眮換され埗るその他の
吞着可胜な皮のどのようなものでも䜿甚するこ
ずができる。凝集せる色玠の奏する機胜ぱピ
タキシダル成長の支配ず分光増感の䞡方に及
び、たた、かかる色玠を䞀床適圓な堎所に配眮
しおしたえばそれを陀去するこずが䞍必芁であ
るので、それが゚ピタキシダル成長支配のため
の有甚な物質であるこずは明癜である。 凝集せる色玠を臭沃化銀粒子の衚面に吞着さ
せた埌、垞甚される沈柱法によるかもしくはオ
ストワルド熱成法によるかしお塩化銀の付着を
行なうこずができる。この゚ピタキシダル成長
による塩化銀は、臭沃化銀粒子䞊にシ゚ルを圢
成するものでもなければ、そのランダムな付着
物を圢成するものでもない。かかる塩化銀は、
むしろ、平板状粒子のコヌナヌに隣接しお、遞
択的にか぀芏則的な状態で付着せしめられる。
䞀般に、゚ピタキシダル成長による付着の速床
が䜎䞋すれば䜎䞋するほどそのような付着の行
なわれる郚䜍が枛少する。したが぀お、必芁に
応じお゚ピタキシダル成長による付着をコヌナ
ヌ党䜓よりも小さいレベルたで制限するこずが
できる。倉圢䟋においお、䞻結晶面の゚ツゞに
おいお塩化銀をも぀お呚蟺環状物を圢成するこ
ずができる。䜆し、付着に有効な塩化銀の量が
もしも制限されるような堎合、この環状物は䞍
完党なものずなり埗る。゚ピタキシダル成長に
よる塩化銀は、それ自䜓、埗られる耇合粒子乳
剀の感床を顕著に増加するように働き、远加の
化孊増感を䜿甚するこずを必芁ずしない。 本発明に前蚘した特に奜たしい態様におい
お、平板状粒子は臭沃化銀粒子であり、たた、
塩化銀は粒子䞊の芏則的な郚䜍のずころに゚ピ
タキシダル成長により付着せしめられる。しか
し、平板状粒子及び銀塩増感剀はいろいろな圢
態をずるこずができる。ホストの平板状粒子
は、写真の分野においお有甚であるこずが知ら
れおいる任意の垞甚のハロゲン化銀組成物であ
るこずができ、そしお高アスペクト比平板状粒
子乳剀を圢成するこずが可胜である。したが぀
お、増感されるべき高アスペクト比平板状粒子
乳剀䞭に臭沃化銀に代えお塩臭化銀、臭塩化銀
又は塩化銀粒子を含たせるこずができ、たた、
これらの粒子は任意に少量の沃化物を含んでい
おもよい。いろいろなハロゲン化物の有甚な比
率は先に蚘茉した通りである。 ホスト平板状粒子䞊の遞らばれた郚䜍に増感
甚の銀塩を付着させるわけであるが、かかる銀
塩の遞択は、通垞、ハロゲン化銀粒子䞊での゚
ピタキシダル成長が可胜でありか぀写真の分野
においお有甚であるこずが埓来知られおいるも
ののなかから行なうこずができる。銀塩及び平
板状ハロゲン化銀粒子のアニオン含有量は十分
に盞異しおおり、したが぀お、それらのそれぞ
れの結晶構造の差を認めるこずが可胜である。
驚くべきこずに、平板状粒子ずコヌナヌ又ぱ
ツゞの付着物ずが同䞀のハロゲン化銀組成物か
らなる堎合であ぀おも、吞着せしめられた局郚
支配物質site directorの存圚においお平板
状ホスト粒子䞊ぞの付着物圢成を行なう堎合に
非平板状のコヌナヌ及び゚ツゞの成長を芳察す
るこずができた。銀塩及び平板状ハロゲン化銀
粒子のアニオン含有量が盞異もしくは同䞀のい
ずれであろうずも、内圚混入される改質剀
をそれらの片方もしくは䞡方に存圚させるこず
ができる。銀塩を、コア−シ゚ルハロゲン化銀
乳剀のシ゚ルを圢成するのに有甚であるこずが
埓来知られおいるもののなかから遞ぶこずがで
きる。銀塩は、写真孊的に有甚なすべおの公知
ハロゲン化銀に加えお、ハロゲン化銀粒子䞊で
沈柱生成を行なうこずが知られおいるその他の
銀塩、䟋えばチオシアン酞銀、燐酞銀、シアン
化銀、炭酞銀、その他を包合するこずができ
る。かかる銀塩は、遞らばれた銀塩ず意図する
適甚ずに䟝存しお、平板状ハロゲン化銀粒子に
関連しお先に説明したような任意の改質化合物
の存圚においお有利に付着させるこずができ
る。ホストの平板状粒子を圢成しおいハロゲン
化銀の䞀郚は、通垞、゚ピタキシダル成長によ
る付着物の圢成過皋においお溶液に入り蟌み、
そしお銀塩゚ピタキシヌ䞭に混入せしめられ
る。䟋えば、臭化銀ホスト粒子䞊のハロゲン化
銀付着物は、通垞、僅かな割合の臭化物むオン
を含有するであろう。したが぀お、ホストの平
板状粒子䞊で゚ピタキシダル成長せしめられる
ものずしお特定の銀塩を参照した堎合、特に断
りを入れた時は別であるけれども、そのホスト
の平板状粒子䞭においおもたた同じ組成のある
皮のハロゲン化銀が存圚しおいるずいうこずを
排陀しようずする぀もりはない。 䞀般に、ホストの平板状粒子のハロゲン化銀
范べおさらに高い溶解床を銀塩が呈瀺するこず
が、䟿宜䞊有利である。このようにした堎合、
銀塩を付着せしめる間に平板状粒子の溶解が発
生する傟向を䞋げるこずができる。 このようにした堎合、したが぀お、平板状粒
子の溶解を最小にするようにちようどそのよう
な条件たで増感を制限するこず、すなわち、䟋
えばより倧きな溶解床をも぀ハロゲン化銀から
なる平板状粒子䞊により溶解床に乏しい銀塩を
付着せしめる堎合に必芁であ぀たような制限を
回避するこずができる。ホストの平板状粒子を
本質的に臭沃化銀から構成するのが有利であ
る。ずいうのは、臭沃化銀に぀いお芋た堎合、
それは臭化銀、塩化銀又はチオシアン酞銀に比
范しお溶解床に乏しくか぀これらの塩のそれぞ
れを付着させるに際しお容易にホストずしお機
胜し埗るからである。反察に、塩化銀は、臭沃
化銀もしくは臭化銀よりもさらに溶解床が倧で
あるので、これらのハロゲン化物組成物のいず
れかからなる平板状粒子䞊に容易に゚ピタキシ
ダル成長させるこずができ、たた、遞択的局郚
増感のための有利な銀塩ずなるこずができる。
殆んどの堎合には、塩化銀に范べお溶解床に乏
しいけれども臭化銀又は臭沃化銀に范べおより
倧きな可溶性を有しおいるチオシアン酞銀を塩
化銀の代りに䜿甚するこずができる。しかしな
がら、最高の安定性を埗るためには、チオシア
ン酞銀よりも塩化銀のほうが通垞有利である。
より可溶性のある非平板状ハロゲン化銀ホスト
粒子䞊により可溶性の乏しい銀塩を゚ピタキシ
ダル成長により付着させるこずはこの技術分野
においお報告されおいるずころであり、たた、
これを本発明の実斜においお䜿甚するこずがで
きる。䟋えば、臭化銀䞊に臭沃化銀を゚ピタキ
シダル成長により付着させるかもしくは塩化銀
䞊に臭化銀又はチオシアン酞銀を付着させるこ
ずができる。マルチレベル゚ピタキシヌ、すな
わち、銀塩゚ピタキシヌを別の銀塩䞊に蚭け、
たた、この銀塩自䜓をホスト平板状粒子䞊に゚
ピタキシダル成長により付着させるこず、もた
た実斜可胜である。䟋えば臭沃化銀又は臭化銀
ホスト粒子䞊に塩化銀を゚ピタキシダル成長さ
せ、この塩化銀䞊にさらにチオシアン酞銀を゚
ピタキシダル成長させるこずができる。 コントロヌルされた局郚゚ピタキシヌを広い
範囲の゚ピタキシダル成長銀塩濃床に぀いお達
成するこずができる。耇合増感粒子䞭に含たれ
る銀の党量を基準にしお玄0.05モルのような
䜎い銀塩濃床を適甚する堎合に増倧せる感床を
達成するこずができる。他方においお、50モル
未満の銀塩濃床を適甚する堎合に最高レベル
の感床を達成するこずができる。通垞、゚ピタ
キシダル成長により付着せしめる銀塩の濃床が
0.3〜25モルであるのが有利であり、たた、
増感のためには、そのような濃床が玄0.5〜10
モルであるのが䞀般に最適である。 吞着せしめられた局郚支配物質、䟋えば凝集
せる色玠は、䜿甚されるべき銀塩や111䞻
結晶面を呈する平板状粒子のハロゲン化物含有
量に䟝存しお陀くこずができ、たた、それにも
拘らずコントロヌルされた局郚゚ピタキシヌを
達成するこずができる。ホストの平板状粒子が
その衚面においお本質的に最䜎モルの沃化
物奜たしくは最䜎12モルの沃化物からな
る堎合、吞着せしめられた局郚支配物質の䞍存
圚においおそのホスト平板状粒子のコヌナヌに
隣接しお塩化銀の遞択的な゚ピタキシダル成長
が行なわれる。驚くべきこずに、塩化銀の゚ピ
タキシダル成長に先がけおモルのような
䜎い濃床の沃化物を平板状臭沃化銀粒子䞭に混
入するために平板状臭化銀又は臭沃化銀粒子ず
氎性沃化物塩ずを接觊せしめる堎合、同様な結
果を達成するこずができる。吞着せしめられた
局郚支配物質の䞍存圚䞋、本願明现曞に開瀺さ
れる組成物の平板状ハロゲン化銀粒子の゚ツゞ
のずころにおいおチオシアン酞銀を遞択的に゚
ピタキシダル成長させるこずができる。ホスト
の平板状粒子ず銀塩増感剀ずからなるこれらの
結合䜓の堎合には吞着せしめられた局郚支配物
質を䜿甚するこずが䞍必芁であるずいうもの
の、コヌナヌ又ぱツゞの郚䜍においお゚ピタ
キシダル成長をより狭く制限するためにはかか
る吞着局郚支配物質を䜿甚するのが屡々有利で
ある。 高アスペクト比平板状臭沃化銀粒子であ぀
お、暪方向に取り囲んでいる環状の領域かもし
くは別の圢で暪方向に配されおいる領域におけ
るよりも䞭心領域においおより䜎濃床の沃化物
を含有しおいるような粒子を䜿甚するこずがで
きる。暪方向に取り囲んでいる環状の領域が最
䜎モル奜たしくは最䜎12モルの衚面
沃化物濃床を呈瀺し、たた、䞭心領域がモル
未満の沃化物を含有する堎合、吞着せしめら
れた局郚支配物質を䜿甚しないで平板状臭沃化
銀粒子の増感をその䞭心の䞭心領域に限定する
こずができる。あるいは、別の点に぀いお述べ
るず、䞭心粒子領域における遞択的゚ピタキシ
ダル成長の堎合、環状粒子領域の衚面に存圚す
る沃化物がそれ自䜓で遞択的゚ピタキシダル成
長のための局郚支配物質ずしお働くこずができ
る。暪方向に取り囲んでいる環状粒子領域に比
范しお䞭心粒子領域の寞法を制限した堎合、た
だそのような制限を行なうだけで増感の領域を
制限するこずができる。このようにしお遞択的
局郚増感を行なう方法の奏する明確な利点の
぀に増感郚䜍の䞭心配眮がある。こうした堎
合、光電子又は光正孔が増感郚䜍に到達するた
でに芁する拡散行皋を短瞮するこずができる。
したが぀お正孔及び電子をそれらの党滅の危険
が少ない䞋でより効果的にトラツプするこずが
できる。増感郚䜍が朜像を䜍眮決めする方向で
働く堎合、増感郚䜍の数を枛らすこずによ぀お
光電子捕獲のための競争を少なくするこずがで
きる。遞択的局郚増感に係るこの方法は、塩化
銀を゚ピタキシダル成長により付着せしめる堎
合に有甚である。 本発明のもう぀の倉圢䟋では吞着せしめら
れた局郚支配物質の䜿甚が䞍必芁であり、そし
お䞊蚘したような平板状臭沃化銀乳剀を䜿甚す
る。平板状の臭沃化銀粒子は、それらの粒子が
沃化物に乏しい䞭心領域を有しおおりか぀この
領域がそれ自䜓で環状領域であるようなものを
遞択する。すなわち、かかる平板状粒子は、臭
沃化銀からなる䞻たる䞭心領域、沃化物含有量
が僅かである暪方向に取り囲んだ䞭心領域、そ
しお暪方向に取り囲んだ呚蟺環状領域を含有し
おいる。先に述べたず同様に、環状䞭心領域は
モル未満の沃化物を含有しおおり、たた、
倧半を占める䞭心領域及び環状呚蟺領域はそれ
ぞれ最䜎モル、奜たしくは最䜎12モルの
沃化物を含有しおいる。塩化銀は、平板状粒子
の䞻結晶面のうち環状䞭心領域により芏定され
る耇数の郚分䞊で゚ピタキシダル成長せしめら
れ、そしお実質的にそれらの郚分に制限され
る。䞭心環状領域の範囲をコントロヌルするこ
ずを通じお平板状粒子の䞻芁面䞊における゚ピ
タキシダル成長の皋床を盞応しおコントロヌル
するこずができる。もちろん、塩化銀の゚ピタ
キシダル成長量が制限されるような堎合、環状
䞭心領域によりもたらされる蚱容付着衚面積の
党郚を゚ピタキシヌが占有するずは限らない。
必芁に応じお、塩化銀の付着を環状䞭心領域内
の、の䞍連続の郚䜍に限定するこずができ
る。沃化物含有量の小さい䞭心領域が䞍存圚の
堎合、その代りずしお、゚ピタキシダル成長の
ための平板状臭沃化銀粒子のコヌナヌに察しお
塩化銀を䞎えるこずができる。塩化銀が䞭心領
域のずころで優先的に付着せしめられるずいう
こずは驚異的である。塩化銀の付着速床を十分
に促進するこずができるのであるならば、塩化
銀を平板状粒子の䞭心領域及び呚蟺領域の䞡者
のずころで付着させるこずが可胜である。 銀塩は、銀塩゚ピタキシヌや平板状ハロゲン
化銀ホスト粒子の組成に䟝存しお、正孔トラツ
プずしお䜜甚させるかもしくは電子トラツプず
しお䜜甚させるかのいずれかによ぀お増感する
こずができる。埌者の堎合には、像状露光によ
り圢成される朜像郚䜍を銀゚ピタキシヌが䜍眮
決めするこずもたた可胜である。銀塩の゚ピタ
キシダル成長過皋においお感床改良剀ずしお存
圚させる改質化合物、䟋えば銅、タリりム、
鉛、ビスマス、カドミりム、亜鉛、䞭間カルコ
ゲンすなわち、硫黄、セレン及びテルル、
金そしお第族貎金属の化合物は増感を高める
のにずりわけ有甚である。電子トラツプ性の金
属むオンを銀塩゚ピタキシヌ䞭に存圚させる堎
合、それは内郚朜像の圢成を助けるのに有甚で
ある。䟋えば、本発明の特にたしい態様を瀺
すず、先に蚘茉したような比范的に高沃化物の
臭沃化銀平板状粒子の䞭心に電子トラツプを助
ける改質化合物、䟋えば鉛又はむリゞりム化合
物の存圚においお塩化銀を付着させるこずがあ
る。像状露光埌、平板状粒子のうちの塩化銀゚
ピタキシヌがドヌプされた増感郚䜍においお内
郚朜像郚䜍が圢成される。 銀塩の゚ピタキシダル成長による付着ず組み
合わさ぀た内郚朜像の圢成を助けるため、銀塩
の゚ピタキシダル成長埌にハロゲン化物の倉換
コンバヌゞペンを行なうこずからなるもう
぀の方法がある。䟋えば、゚ピタキシダル成
長により付着せしめられる塩が塩化銀である堎
合、この塩を䜎溶解床のハロゲン化物、䟋えば
臭化物塩又は臭化物塩ず沃化物塩の混合物ず接
觊させるこずによ぀お改質するこずができる。
結果ずしお、゚ピタキシダル成長による付着物
䞭の塩化物が臭化物、そしおもしも存圚しおい
るならば沃化物むオンに眮き換えられる。この
ようにしお埗られる結晶䞊の欠陥が内郚朜像圢
成のもずずなるものず考えられる。゚ピタキシ
ダル成長による塩の付着物に぀いおハロゲン化
物の倉換を行なうこずは、䟋えば、先に匕甚し
た米囜特蚱第4142900号に蚘茉されおいる。 前蚘した本発明のいろいろな態様においお、
銀塩゚ピタキシヌを平板状ホスト粒子䞊の䞍連
続の郚䜍、䟋えば䞭心又はコヌナヌに限定する
かもしくは䞻結晶面の゚ツゞのずころで䟋えば
呚蟺環のような環を圢成させるこずができる。
銀塩゚ピタキシヌが電子ラツプずしお機胜しか
぀そのために粒子䞊の朜像郚䜍の䜍眮決めを行
なう堎合、その゚ピタキシヌを䞍連続な粒子郚
䜍、䟋えば䞻結晶面の䞭心に限定するかもしく
は平板状ホスト粒子のコヌナヌに隣接させるこ
ずが奜たしい。この堎合には、朜像郚䜍が密に
集た぀た圢成されか぀そのために光電子の奪い
合いが行なわれる機䌚が、朜像郚䜍が平板状粒
子の゚ツゞにそ぀お圢成され埗る堎合平板状
粒子が銀゚ピタキシヌでも぀おリング状に囲た
れる堎合に発生し埗るず比范しお、䜎䞋せし
められる。 平板状ホスト粒子䞊の銀塩゚ピタキシヌは電
子トラツプずしお䜜甚するかもしくは正孔トラ
ツプずしお䜜甚するこずができ、したが぀お、
正孔トラツプずしお䜜甚する銀塩゚ピタキシヌ
ず電子トラツプずしお䜜甚する銀塩゚ピタキシ
ヌずが組み合わさ぀お補足的な増感結合䜓が圢
成され埗るずいうこずが刀る。䟋えば、電子ト
ラツプ性の銀塩゚ピタキシヌを䜿甚した堎合、
平板状ホスト粒子をそれらの粒子の䞭心もしく
はその近くで遞択的に増感するこずが可胜で
あ。その埌、正孔トラツプ性の銀塩゚ピタキシ
ヌを粒子のコヌナヌ郚においお遞択的に付着さ
せるこずができる。この堎合には、電子トラッ
プ性の゚ピタキシヌ郚䜍においお䞭心郚に朜像
が圢成され、たた、コヌナヌ゚ピタキシヌによ
りさらに感床が高められるさもなければ光電
子の党滅が必至ずなるような光正孔がトラツプ
されるため。特に代衚的な圢態に぀いおみる
ず、先に述べたように沃化物モル未満の䞭
心領域を含有しおおりか぀䞻結晶面の残りが最
䜎モル、奜たしくは12モルの沃化物を含
有しおいる臭沃化銀平板状粒子䞊においお塩化
銀の゚ピタキシダル成長が行なわれる。塩化銀
は、電子トラップを助ける改質化合物、䟋えば
鉛又はむリゞりム系ドヌプ剀を䞎える化合物の
存圚においお゚ピタキシダル成長せしめられ
る。その埌、正孔トラップ性の銀塩゚ピタキシ
ヌがホスト平板状粒子のコヌナヌのずころに遞
択的に付着せしめられ埗るかもしくは吞着せし
められた局郚支配物質の䜿甚により䞻結晶面の
゚ツゞにそ぀お環ずしお遞択的に付着せしめら
れ埗る。䟋えば、銅系ドヌプ剀を含むチオシア
ン酞銀又は塩化銀をホスト平板状粒子䞊に付着
させるこずができる。その他の組み合わせも、
もちろん実斜可胜である。䟋えば、先に瀺した
ような改質物質の䜍眮を眮き換える堎合、䞭心
の゚ピタキシヌを正孔トラツプずしお䜜甚さ
せ、たた、ホスト平板状粒子のコヌナヌにおけ
る゚ピタキシヌを電子トラツプずしお䜜甚させ
るこずができる。 以䞊、銀塩の゚ピタキシダル成長を遞択的局
郚増感に関しお説明しおきたけれども、銀塩の
コントロヌルされた局郚゚ピタキシダル成長は
その他の点においおもたた有甚であり埗るずい
うこずが理解されるであろう。䟋えば、゚ピタ
キシダル成長せる銀塩は平板状粒子乳剀のむン
キナベヌシペン枩眮安定性を改良するこず
ができる。かかる銀塩は、さらに、郚分的な粒
子珟像を促進したり色玠像の増幅凊理においお
もたた、以䞋に詳述する通り、有甚であるこず
ができる。゚ピタキシダル成長せる銀塩はたた
色玠の枛感を和らげるこずができる。さらに、
このような銀塩は色玠の凝集を促進するこずも
できる。これは、臭沃化銀結晶衚面の倧郚分を
塩化銀を実質的に含たないように残すこずによ
぀お可胜である。なぜなら、凝集色玠の倚くは
塩化銀粒子の衚面に范べお臭沃化銀のほうによ
り効果的に吞着せしめられるからである。ここ
で具珟するこずのできるもう぀の利点は改良
された珟像胜である。さらに、局郚化された゚
ピタキシヌを通じおより高いコントラストをも
たらすこずができる。 垞甚の化孊増感を、銀塩のコントロヌルされ
た局郚゚ピタキシダル成長に先がけおかもしく
はそれに続く工皋においお実斜するこずができ
る。塩化銀及び又はチオシアン酞銀を臭沃
化銀䞊に付着させる堎合、ただ銀塩の遞択的局
郚付着を行なうだけで感床の倧幅な増倧を達成
するこずができる。したが぀お、写真感床を埗
るため、垞甚されるタむプの匕き続く化孊増感
工皋を実斜するこずは䞍必芁である。他方にお
いお、匕き続く化孊増感を行なう堎合、远加的
な感床の増倧を䞀般に埗るこずができる。ここ
で、乳剀を仕䞊げるに際しお高枩床も長い滞留
時間も䞍必芁であるずいうこずは぀のは぀き
りした利点である。(1)゚ピタキシダル成長もの
もので感床を改良し埗る堎合又は(2)増感が゚ピ
タキシダル成長郚䜍に向けられおいる堎合、増
感剀の量を必芁に応じお䞋げるこずができる。
さらに化孊増感を行なうこずなく塩化銀の゚ピ
タキシダル成長を実斜したずころ、平板状臭沃
化銀乳剀に぀いおの実質的に最高の増感が達成
された。もしも臭化銀を臭沃化銀䞊に゚ピタキ
シダル成長させるのであるならば、遞択的局郚
付着に匕き続いおさらに化孊増感を行ないか぀
その際に垞甚の仕䞊げ時間及び枩床を適甚する
堎合により倧きな感床の増倧を達成するこずが
できる。 自䜓が有効な分光増感剀である吞着せしめら
れた局郚支配物質、䟋えば凝集せる色玠を䜿甚
する堎合、化孊増感に匕き続いおの分光増感工
皋が䞍必芁である。しかしながら、いろいろな
ケヌスに぀いおみた堎合、化孊増感䞭かもしく
はその埌で分光増感を行なうこずが可胜であ
る。吞着せしめられた局郚支配物質ずしお分光
増感色玠を䜿甚しない堎合、䟋えばそのような
支配物質ずしおアミノアザむンデン䟋えばア
デニンを䜿甚する堎合、分光増感を行なうの
であるならば化孊増感にそれを続ける。吞着せ
しめられた局郚支配物質がもしも自䜓分光増感
色玠でない堎合、分光増感剀はそのような局郚
支配物質に取぀お代わり埗るものであるかもし
くは少なくずも分光増感を行なうのに十分な近
さで粒子衚面に接近し埗るものでなければなら
ない。倚くの堎合に぀いおみるず、吞着せしめ
られた分光増感色玠を局郚支配物質ずしお䜿甚
する堎合であ぀おも、分光増感に匕き続いお分
光増感工皋を実斜するのがなおも望たしい。局
郚支配物質ずしお甚いられる分光増感色玠に取
り代えお远加の分光増感色玠を䜿甚するかもし
くはそれを補充するこずができる。䟋えば、远
加の増感色玠を䜿甚した堎合、分光増加を远加
的に高めるかもしくは、最も奜たしくは、超増
感的に分光増感を高めるこずができる。もちろ
ん、光孊増感埌に導入される分光増感剀が化孊
増感甚の局郚支配物質ずしお䜜甚し埗るか吊か
ずいうこずは重芁でないずいうこずが刀るであ
ろう。 コントロヌルされた局郚゚ピタキシダル成長
の埌、任意の垞甚の化孊増感法を䜿甚するこず
ができる。䞀般に、ホスト平板状粒子の組成よ
りもむしろ付着せしめられる銀塩のベヌスずし
お化孊増感を行なうべきである。それずいうの
も、化孊増感の発生する堎所は、第に、銀塩
付着郚䜍又は、おそらくは、そのような郚䜍に
盎接する堎所であるず考えられるからである。 本発明の高アスペクト比平板状粒子ハロゲン
化銀乳剀は、゚ピタキシダル成長による付着物
の圢成の前もしくはその埌、化孊的に増感する
こずができる。化孊的増感は、ゞ゚ヌムス
T.H.James、The Theory of the
Photographic Process4th Ed.マクラミ
ン、1977幎pp.67−76に蚘茉されるように掻
性れラチンを甚いお行うこずができるし、た
た、Research Disclosure、Vol.1201974幎
月Item12008Research Disclosure
Vol.1341975幎月Item13452、米囜特蚱
第1623499号、同第1673522号、同第2399083号、
同第2642361号、同第3297447号及び同第
3297446号、英囜特第1315755号、米囜特蚱第
3772031号、同第3761267号、同第3857711号、
同第3565633号、同第3901714号及び同第
3904415号、そしお英囜特蚱第1396696号に蚘茉
されるように䟋えばpAgレベル〜10、PHレベ
ル〜、そしお枩床30〜80℃においお硫黄、
セレン、テルル、金、癜金、パラゞりム、むリ
ゞりム、オスミりム、ロゞりム、レニりムもし
くは燐増感剀又はこれら増感剀の組合わせを甚
いお行うこずができる。化孊増感は、最適に
は、米囜特蚱第2642361号に蚘茉されるように
銀をベヌスずし×10-3〜モルの濃床のチ
オシアネヌト化合物の存圚䞋に、たた、米囜特
蚱第2521926号、同第3021215号及び同第
4054457号に蚘茉されるタむプの硫黄含有化合
物の存圚䞋に行う。仕䞊げ化孊増感改質剀
の存圚䞋に化孊的な増感を行なうこずができ
る。甚いられる仕䞊げ改質剀は、䟋えばアザむ
ンデン、アザピリダゞン、アザピリミゞン、ベ
ンゟチアゟリりム塩、そしおもしくはそれ以
䞊の耇玠環栞を有する増感剀のような、化孊増
感の過皋で存圚した堎合にカブリを抑制しか぀
感床を増倧するこずが知られた化合物である。
仕䞊げ改質剀の䟋は、米囜特蚱第2131038号、
同第3411914号、同第3554757号、同第3565631
号及び同第3901714号、カナダ特蚱第778723号
そしおダフむンDuffin、Photographic
Emulsion Chemistryフオヌカル・プレス
1966幎、ニナヌペヌク、pp.138−143に蚘茉
されおいる。化孊増感に加えお、たたはその代
りずしお、米囜特第3891446号及び同第3984249
号に蚘茉されるように、䟋えば氎玠を甚いお、
たた、米囜特蚱第2983609号Research
DisclosureVol.1361975幎月、
Item13654、米囜特蚱第2518698号、同第
2739060号、同第2743182号、同第2743183号、
同第3026203号及び同第3361564号に蚘茉される
ように化第䞀錫、二酞化チオ尿玠、ポリアミン
及びアミンボランのような還元剀を甚いおかも
しくは䜎pAg䟋えば未満及び又は高
PH䟋えばより倧凊理によ぀お、還元増感
を行なうこずができる。米囜特蚱第3917485号
及び同第3966476号に蚘茉される衚面䞋増感を
含めた衚面化孊増感を行なうこずができる。 化孊増感に加えお、本発明の高アスペクト比
平板状粒子ハロゲン化銀乳剀を分光増感するこ
ずもできる。可芖スペクトルの青及びマむナス
青即ち、緑及び赀郚分に吞収極倧を瀺す、
分光増感色玠を甚いるこずができる。加えお、
特別の利甚分野では、分光増感色玠を甚いお、
可芖スペクトルを越える分光レスポンスを改良
するこずができる。䟋えば、赀倖吞収分光増感
剀の䜿甚が可胜である。 本発明のハロゲン化銀乳剀は皮々のクラスか
らの色玠を甚いお分光増感するこずができる。
ここで甚いられる色玠のクラスには、シアニ
ン、メロシアニン、錯シアニン及び錯メロシア
ニン即ち、栞−、栞−及び倚栞シアニン
及びメロシアニン、オキ゜ノヌル、ヘミオキ
゜ノヌル、スチリル、メロスチリル及びストレ
プトシアニンを含むポリメチン色玠が含たれ
る。 シアニン分光増感色玠には、䟋えばキノリニ
りム、ピリゞニりム、む゜キノリニりム、3H
−むンドリりム、ベンズ〔〕むンドリりム、
オキサゟリりム、オキサゟリニりム、チアゟリ
りム、チアゟリニりム、セレナゟリりム、セレ
ナゟリニりム、むミダゟリりム、むミダゟリニ
りム、ベンゟオキサゟリニりム、ベンゟチアゟ
リりム、ベンゟセレナゟリりム、ベンズむミダ
ゟリりム、ナフトオキサゟリりム、ナフトチア
ゟリりム、ナフトセレナゟリりム、チアゟリニ
りム、ゞヒドロナフトチアゟリりム、ピリリり
ム及びむミダゟピラゞニりム第四玚塩から導か
れるような、メチン結合によ぀お結合された
぀の塩基性耇玠環栞が含たれる。 メロシアニン分光増感色玠には、䟋えばバル
ビツツヌル酞、−チオバルビツヌル酞、ロヌ
ダニン、ヒダントむン、−チオヒダントむ
ン、−チオヒダントむン、−ピラゟリン−
−オン、−む゜キサゟリン−−オン、む
ンダン−−ゞオン、シクロヘキサン−
−ゞオン、−ゞオキサン−
−ゞオン、ピラゟリン−−ゞオン、ペン
タン−−ゞオン、アルキルスルホニルア
セトニトリル、アロノニトリル、む゜キノリン
−−オン及びクロマン−−ゞオンから
誘導され埗るような、酞性栞ずシアニン色玠タ
むプの塩基性耇玠環栞ずがメチン結合により結
合されたものが含たれる。 たたはそれ以䞊の分光増感色玠を甚いるこ
ずができる。可芖スペクトル党䜓にわたる波長
に最倧感床を有しか぀非垞にバラ゚テむに富む
分光感床曲線圢状を有する色玠が知られおい
る。色玠の遞択及び盞察的な割合は増感が望た
れおいるスペクトルの領域及び望たれおいる分
光感床曲線の圢状に䟝存する。重耇せる分光感
床曲線を有する色玠はしばしば、重耇領域のそ
れぞれの波長における感床が個々の感床の和ず
ほが等しい組合わされた圢の曲線を瀺すであろ
う。埓぀お、異なる最倧感床を有する耇数の色
玠を組合わせお甚いるこずによ぀お、個々の色
玠の最倧感床の䞭間に最倧倀を有する分光感床
曲線を埗るこずができる。 耇数の分光増感色玠を組合わせ䜿甚するこず
ができ、それによ぀お超増感
Supersensitization、即ち、ある分光領域に
おいおはそれらの分光増感色玠の䞀方を単独で
いかなる濃床においお甚いた堎合よりも倧き
く、たた、それらの分光増感色玠の加成的効果
に由来する増感よりも倧きいような分光増感を
達成するこずができる。超増感は、分光増感色
玠䞊びにその他の添加剀、䟋えば安定剀及びカ
ブリ防止剀、珟像促進剀たたは抑制剀、塗垃助
剀、増癜剀及び垯電防止剀、の遞ばれた組合わ
せによ぀お達成するこずができる。超増感の芁
因ずなり埗るいく぀かの機構䞊びに化合物に぀
いおはいずれもゞルマンGilman「超増感機
構の抂芳Review of the Mechanisms of
Supersensitization」、Photographic Science
and EngineeringVol181974幎、pp
418−430に蚘茉されおいる。 分光増感色玠はたた他の点で乳剀に圱響を䞎
える。たた、分光増感色玠は、米囜特蚱第
2131038号及び同第3930860号に開瀺されるよう
に、ハロゲン受容䜓又は電子受容䜓、カブリ防
止剀又は安定剀、そしお珟像促進剀又は抑制剀
ずしお䜜甚するこずができる。 本発明の奜たしい圢態においお、分光増感
色玠はたた吞着せしめられた局郚支配物質ずし
お、銀塩の付着䞭もしくは化孊増感䞭に、䜜甚
する。このタむプに属する有甚な色玠は凝集色
玠である。このような色玠は、それがハロゲン
化銀粒子の衚面に吞着せしめられるこずの関数
ずしお、深色効果及び浅色効果による光吞収の
増倧を呈瀺する。このような基準を満足する色
玠は、䟋えばT.H.JamesThe Theory of
the Photographic Process th Ed.マ
クミラン1977チダプタヌ特に、F.
Induced Color Shiftin Cyanine and
Merocyanine Dyes及びチダプタヌ特に、
H.Relations Between Dye Structure and
Surface Aggregation及びF.M.Hamer
Cyanine Dyes and Related Compoundsゞ
ペン・りむリヌ・アンド・゜ンズ1964チダ
プタヌ特に、F.Polymerization and
Sensitization of the Socond Typeに蚘茉
されるように、この技術分野においおよく知ら
れおいる。凝集䜓浅色効果によるシフト
を圢成する䟋えばメロシアニン、ヘミシアニ
ン、スチリル、そしおオキ゜ノヌルの劂き分光
増感色玠はこの技術分野においお公知である。
䜆し、これらのクラスの色玠の堎合、凝集䜓
深色効果によるシフトは䞀般的でない。奜
たしい分光増感色玠はシアニン色玠である。ず
いうのは、この色玠の堎合、凝集䜓もしくは
凝集䜓のいずれかを呈瀺するからである。 分光増感色玠の奜たしい圢態にカルボシア
ニン色玠凝集䜓を呈瀺するがあある。こ
のような色玠は、個もしくはそれ以䞊の耇玠
環匏栞が個のメチン基からなる結合によ぀お
結合せしめられおいるのが特城である。耇玠環
匏栞は、奜たしいこずに、凝集を高めるため
の瞮合ベンれン環を包含しおいる。凝集を促
進するための奜たしい耇玠環栞は、キノリニり
ム、ベンゟオキサゟリりム、ベンゟチアゟリり
ム、ベンゟセレナゟリりム、ベンズむミダゟリ
りム、ナフトオキサゟリりム、ナフトチアゟリ
りム、そしおナフトセレナゟリりム第玚塩で
ある。 吞着せしめられた局郚支配物質ずしお䜿甚す
るのに特に奜たしい色玠を蚘茉するず、次の第
衚に蚘茉する通りである。 第衚 吞着せしめられた局郚支配物質の奜たしい䟋 AD− アンヒドロ−−゚チル−3′−ビ
ス−スルホプロピル−
4′5′−ゞベンゟチアカルボシアニン
ヒドロキシ AD− アンヒドロ−5′−ゞクロロ−−
゚チル−3′−ビス−スルホブ
チルチアカルボシアニンヒドロキシ
ド AD− アンヒドロ−5′6′−テトラ
クロロ−1′−ゞ゚チル−3′−
ビス−スルホブチルベンズむミ
ダゟロカルボシアニンヒドロキシド AD− アンヒドロ−5′6′−テトラ
クロロ−1′−トリ゚チル−
3′−−スルホブチルベンズむミ
ダゟロカルボシアニンヒドロキシド AD− アンヒドロ−−クロロ−−ゞ
゚チル−5′−プニル−3′−−ス
ルホプロピルオキサカルボシアニン
ヒドロキシド AD− アンヒドロ−−クロロ−9′−ゞ
゚チル−5′−プニル−−−ス
ルホプロピルオキサカルボシアニン
ヒドロキシド AD− アンヒドロ−−クロロ−−゚チル
−5′−プニル−3′−ビス−
スルホプロピルオキサカルボシアニ
ンヒドロキシド AD− アンヒドロ−−゚チル−5′−ゞ
プニル−3′−ビス−スルホ
ブチルオキサカルボシアニンヒドロ
キシド AD− アンヒドロ−5′−ゞクロロ−
3′−ビス−スルホプロピルチア
シアニンヒドロキシド AD−10 1′−ゞ゚チル−2′−シアニン
−トル゚ンスルホネヌト この技術分野においお青色光露光を蚘録する
堎合、そのような蚘録を行なうこずを意図した
乳剀局においおは通垞臭化銀又は臭沃化銀の本
来の青感床に䟝存するけれども、乳剀が本来の
感床を瀺す分光領域においお䞻たる吞収が芋ら
れる堎合においおさえ分光増感剀の䜿甚によ぀
お重芁な利点を埗るこずができる。䟋えば、青
色分光増感色玠の䜿甚によ぀お利点が達成され
埗るこずが特に認められる。本発明に係る乳剀
が高アスペクト比平板状粒子臭化銀及び臭沃化
銀乳剀である堎合でさえも、青色分光増感色玠
の䜿甚によ぀お非垞に倧きな感床の増倧を埗る
こずができる。本発明による乳剀をその本来の
感床領域においお露光するこずを意図する堎合
には、平板状粒子の厚さを増倧するこずによ぀
お感床における利点を埗るこずができる。䟋え
ば、本発明の奜たしい圢態においお、乳剀は
青増感臭化銀及び臭沃化銀乳剀であり、たた、
かかる乳剀䞭、厚さが0.5マむクロメヌトル未
満でありか぀盎埄が最䜎0.6マむクロメヌトル
である平板状粒子はより倧、奜たしくは
最䜎12の平均アスペクト比を有しおおり、
そしお乳剀䞭に存圚せるハロゲン化銀粒子の党
投映面積の最䜎50、奜たしくは70、特に奜
たしくは最䜎90を占めおいる。 ハロゲン化銀乳剀を増感するのに有甚な分光
増感色玠の䞭にはResearch Disclosure、Vol
1761978幎12月、Iteml7643Sectionに蚘
茉されるものがある。 非平板状であるかもしくは䜎アスペクト比平
板状ハロゲン化銀粒子を含有する乳剀局を分光
増感するため、垞甚される量の色玠を甚いるこ
ずができる。本発明の完党な利点を具珟するた
めに、最適量即ち、可胜な露光条件䞋に粒子
から達成し埗る最倧写真感床の少なくずも60
を達成するに十分な量の分光増感色玠を高ア
スペクト比平板状粒子乳剀の粒子衚面に吞収せ
しめるこずが奜たしい。ここで䜿甚する色玠の
量は、遞らばれた特定の色玠もしくは色玠の組
合わせ䞊びに粒子の倧きさ及びアスペクト比に
基づいお倉わるであろう。衚面感光性ハロゲン
化銀粒子の党有効衚面積の玄25〜100もしく
はそれ以䞊に盞圓する単局被芆量においお有機
色玠を甚いる堎合に最適の分光増感が達成され
るこずは写真技術分野においお知られおいる。
即ち、このこずは、䟋えば、り゚ストWest
等、「写真乳剀における増感色玠の吞着The
Adsorption of Sensitizing Dyes in
Photographic Emulsions」Journal of phys.
Chem.Vol.56p.10651952幎スペンス
Spence等「増感色玠の枛感
Desensitization of Sensitizing Dyes」
Journal of Physical and Colloid
ChemistryVol.56No.1948幎月
pp.1090−1103及び米囜特蚱第3979213号に蚘
茉されおいる。最適な色玠濃床レベルは、
MeesTheory of Photographic Process
1942幎マクミランpp.1067−1069前出に
教瀺されおいる手法により遞らぶこずができ
る。 党く予想倖のこずであ぀たが、本発明に埓い
遞択的局郚増感が䞎えられおいる高アスペクト
比平板状粒子ハロゲン化銀乳剀は、それを同様
な高アスペクト比平板状粒子ハロゲン化銀乳剀
埓来公知な技法に埓぀おの化孊増感及び分光
増感が完了しおいるものず比范した堎合、よ
り高い写真感床を呈瀺するずいうこずが刀明し
た。本発明の高アスペクト比平板状粒子臭沃化
銀乳剀は、写真の分野においお埓来芳察されお
きたものず比范しおより高い感床䞀粒状床関係
を呈瀺する。 すべおの利点を達成するために必ずしも必芁
ではないが、本発明に係る乳剀は、代衚的な実
甚的補造法に埓えば、最適に化孊及び分光増感
されるこずが奜たしい。このこずは、可胜な䜿
甚及び凊理条件䞋に増感スペクトル領域におい
おそれらの粒子から達成される最倧log感床の
少なくずも60に盞圓する感床を達成するこず
が奜たしいこずを意味する。ここで、log感床
ずは、100−logEを意味し、匏䞭のは
カブリ䞊0.1の濃床においおメヌトル−キダン
ドル−秒で衚わされる露光量である。乳剀局の
ホスト平板状粒子を䞀旊特城づけたならば、あ
る補品の乳剀局が他の補造者の匹敵し埗る商品
に関しお最適に化孊及び分光増感されおいるか
吊かずいうこずをさらに補品分析及び性胜評䟡
を行うこずにより刀断するこずができる。本発
明の鮮鋭床に係る利点を達成するに圓぀お、ハ
ロゲン化銀乳剀の分光増感もしくは分光増感が
効率良くなされおいるか効率悪くなされおいる
どうかずいうこずは重芁ではない。  銀像圢成 䞊述のように沈柱生成方法によ぀お䞀旊高ア
スペクト比平板状粒子乳剀を生成せしめ、掗浄
し、そしお増感したならば、垞甚される写真甚
添加剀を配合するこずによりそれらの調補を完
了するこずができる。そしお、これらは銀像を
生成すべきこずを求めた写真応甚分野、䟋え
ば、通垞の黒癜写真に応甚するこずができる。 本発明に係る乳剀を有する写真芁玠を甚いお
銀像を圢成するこずを意図せる堎合、その写真
芁玠を、凊理の間に远加の硬膜膜剀を配合する
必芁がない皋床に十分硬膜させるこずができ
る。この硬膜化によ぀お、銀のカバリングパワ
ヌの増倧を具珟するこずができる。 代衚的な有甚な配合硬膜剀前硬膜剀はリ
サヌチ・デむスクロヌゞダヌ、176巻、1978幎
12月、アむテム17643、項に蚘茉されおいる。 リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ176巻、
1978幎12月、アむテム17643、項に蚘茉され
るように、安定剀、カブリ防止剀、キンク防止
剀、朜像安定剀及び同様な添加剀を塗垃前に乳
剀局及び隣接局に混入するこずにより、ネガ型
乳剀塗膜における最小濃床即ちカブリを増
倧し、たたは盎接ポゞ型乳剀塗膜における最小
濃床を増倧し、もしくは最倧濃床を䜎枛せしめ
る䞍安定性から解攟するこずができる。C.E.K
メヌズMeesザ・セオリヌ・オブ・ザ・フ
オトグラフむツク・プロセス、第版、マクミ
ラン、1954pp.677−680に蚘茉されるように、
乳剀されるように、乳剀に有効なカブリ防止剀
の倚くはたた珟像剀に配合するこずができ、た
たの䞀般的な芋出しのもずに分類するこ
ずができる。 アルドヒドタむプの硬膜剀を䜿甚する堎合、
乳剀局を垞甚のカブリ防止剀で保護するこずが
できる。 本発明の乳剀の堎合、ネガ像もしくはポゞ像
の圢成を意図された写真芁玠にそれを等しく適
甚するこずができる。䟋えば、本願明现曞に蚘
茉されるような乳剀局を有する写真芁玠は、露
光により衚面もしくは内郚朜像のいずれかを圢
成し、たた、これらの朜像が凊理によりネガ像
を圢成するようなタむプであるこずができる。
堎合によ぀お、かかる写真芁玠は、単䞀の珟像
工皋に応答しお盎接ポゞ像を圢成するようなタ
むプであるこずができる。ホスト平板状粒子ず
銀塩゚ピタキシヌずからなる耇合粒子が内郚朜
像を圢成する堎合、盎接ポゞ像の圢成を促進す
るこずを目的ずしおそれらの耇合粒子に衚面カ
ブリを䞎えるこずができる。特に奜たしい圢
態においお、銀塩゚ピタキシヌそのものが内郚
朜像郚䜍を圢成する即ち、電子を内郚にトラ
ツプする方向でその゚ピタキシヌを遞択し、
たた、必芁に応じお、衚面カブリをちようど銀
塩゚ピタキシヌに限定するこずができる。もう
぀の圢態においお、ホスト平板状粒子は、奜
たしくは正孔トラツプずしお䜜甚する銀塩゚ピ
タキシヌず䞀緒に、電子を内郚的にトラツプす
るこずができる。衚面的にカブらされた乳剀を
有機電子受容䜓ず組み合わせお䜿甚するこずが
できる。このこずは、䟋えば、米囜特蚱第
2541472号、英囜特蚱第723019号、米囜特蚱第
3501305号、同第3501306号及び同第3501307号、
リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、134巻、1975
幎月、アむテム13452、そしお米囜特蚱第
3672900号、同第3600180号及び同第3647643号
に蚘茉されおいる。米囜特蚱第3501310号に蚘
茉されるように、有機電子受容䜓を分光増感色
玠ず組み合わせお䜿甚するかもしくは前者その
ものが分光増感色玠であるこずができる。もし
も内郚に感床を有する乳剀を䜿甚するのである
ならば、米囜特蚱第3501311号に蚘茉されるよ
うに衚面カブリ剀及び有機電子受容䜓を組み合
わせお䜿甚するこずができる。䜆し、盎接ポゞ
像を圢成したいような堎合、衚面カブリ剀も有
機電子受容䜓も䞍必芁である。 本発明の乳剀を有する写真芁玠は、䞊蚘した
ような特別の特城に加えお、䟋えばリサヌチ・
デむスクロヌゞダヌ、176巻、1978幎12月、ア
むテム17643に蚘茉されるような垞甚の特城を
䜿甚するこずができる。本発明の乳剀を䜿甚し
た写真芁玠をラゞオグラフむヌの分野で利甚す
る぀もりである堎合、ラゞオグラフむヌ芁玠の
乳剀及びその他の局を先に匕甚せるリサヌチ・
デむスクロヌゞダヌ、184巻、1979幎月、ア
むテム18431に具䜓的に蚘茉されるいかなる圢
態ずするこずもできる。本発明に係る乳剀䞊び
に写真芁玠䞭に他の垞甚されるハロゲン化銀乳
剀局、䞭間局、オヌバヌコヌト及び䞋塗局を存
圚せしめる堎合これらは、リサヌチ・デむスク
ロヌゞダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム
17643、XV項に蚘茉される劂く塗垃し、そし
お也燥するこずができる。 圓業者間に確立された慣行に埓うず、本発明
に係る高アスペクト比平板状粒子乳剀を盞互に
たたはこれらず垞甚される乳剀ずをブレンドす
るこずによ぀お乳剀局に芁求される特定の特性
を満足せしめるこずができる。䟋えば、耇数の
乳剀をブレンドするこずによ぀お、所定目的を
満足するように写真芁玠の特性曲線を調節する
こずができる。ブレンドによ぀お、露光及び凊
理によ぀お達成される最倧濃床を増倧し、たた
は䜎枛し、最小濃床を䜎枛し、たたは増倧し、
か぀特性曲線の圢状を足郚ず肩郚の間で調節す
るこずができる。この為に、本発明に係る乳剀
を先に匕甚せるリサヌチ・デむスクロヌゞダ
ヌ、176巻、1978幎12月、アむテム17643、項
に蚘茉されるような垞甚されるハロゲン化銀乳
剀ずブレンドするこずができる。たた、項
に蚘茉されるような乳剀をブレンドするこずも
可胜である。 本発明に係る乳剀を有する写真芁玠は、最も
単玔な圢態の堎合、本発明に係る高アスペクト
比平板状粒子乳剀を含む単䞀ハロゲン化銀乳剀
局ず写真支持䜓ずを䜿甚する。もちろん、以
䞊のハロゲン化銀乳剀局䞊びにオヌバヌコヌ
ト、䞋塗局及び䞭間局を有利に含たせ埗るこず
が認められおいる。䞊述のように乳剀をブレン
ドするこずに代えお、ブレンドすべき乳剀をそ
れぞれ別の局ずしお塗垃するこずによ぀お同様
な効果を達成するこずができる。乳剀局を別々
に塗垃しお露光ラチチナヌドを埗るこずは写真
技術分野においお呚知であ぀お、ツ゚リクマン
Zelikman及びレビLevi、メヌキング・
アンド・コヌテむング・フオトグラフむツク・
゚マルゞペンズ・フオヌカルプレス、1964幎、
pp.234−238、米囜特蚱第3663228号及び英囜特
蚱第923045号に蚘茉されおいる。さらに、高感
床及び䜎感床ハロゲン化銀乳剀をブレンドでは
なく別々の局に塗垃するこずによ぀お写真感床
を増倧せしめ埗るこずも写真技術分野においお
呚知である。通垞、高感床乳剀局を䜎感床乳剀
局よりも露光攟射線源に近い䜍眮に塗垃する。
この技法は、たたはそれ以䞊の積局せる乳剀
局の調補に応甚するこずができる。このような
局構成は本発明の実斜においお利甚可胜であ
る。 写真芁玠の局を皮々の支持䜓䞊に塗垃するこ
ずができる。代衚的な写真支持䜓には、重合䜓
フむルム、朚繊維䟋えば玙、金属シヌト及
びフオむル、ガラス及びセラミツク系支持䜓芁
玠があり、これらは、支持䜓衚面の接着性、垯
電防止性、寞法安定性、耐摩耗性、硬さ、摩擊
特性、ハレヌシペン防止性及びたたはその
他の特性を向䞊する為に、たたは以䞊の䞋
塗局を有するこずができる。これらの支持䜓は
圓業界においお呚知であ぀お、䟋えば、リサヌ
チ・デむスクロヌゞダヌ、176巻、1978幎12月、
アむテム17643、項に蚘茉されおいる。 単数たたは耇数の乳剀属は通垞察向せる平ら
な䞻芁衚面を有する支持䜓に連続属ずしお塗垃
されるが、必ずしもそうでなくずもよい。乳剀
局は平らな支持䜓衚面䞊に耇数の暪方向に倉䜍
せる局セグメントずしお塗垃するこずができ
る。単数たたは耇数の乳剀局をセグメントずす
る堎合、マむクロセル状支持䜓を甚いるこずが
望たしい。有甚なマむクロセル状支持䜓は囜際
公開番号第W08001614号1980幎月日公
開ベルギヌ特蚱第881513号、1980幎月
日、に察応及び米囜特蚱第4307165号に開瀺
されおいる。マむクロセルの倧きさは、幅〜
200マむクロメヌトル、そしお深さ1000マむク
ロメヌトル以䞋ずするこずができる。䞀般に、
通垞の黒癜写真分野、特に写真像を匕䌞ばす堎
合には、マむクロセルの倧きさは幅少くずも
マむクロメヌトル、そしお深さ200マむクロメ
ヌトル未満が奜たしく、最良の倧きさは幅及び
深さいずれも玄10〜100マむクロメヌトルであ
る。 本発明に係る乳剀を甚いた写真芁玠は垞甚さ
れるいかなる方法によ぀おも像状に露光するこ
ずができる。これに぀いおは䞊蚘リサヌチ・デ
むスクロヌゞダヌ、アむテム17643、項を
参照されたい。 写真芁玠に含たれる感光性ハロゲン化銀は、
露光に匕続いお、アルカリ性媒䜓たたは写真芁
玠䞭に含たれる珟像剀の存圚䞋にハロゲン化銀
を氎性アルカリ媒䜓ず組合わせるこずによ぀お
垞法に埓぀お凊理し、可芖像を圢成するこずが
できる。 写真芁玠䞭に䞀旊銀像を圢成せしめた埌、未
珟像のハロゲン化銀を定着するのが普通の方法
である。本発明に係る高アスペクト比平板状粒
子乳剀はより短時間に定着を完了可胜ずする点
で特に有利である。これによ぀お加速された凊
理が可胜ずなる。  色玠像圢成 銀像を圢成するための䞊述の写真芁玠及び技
法は色玠を甚いお着色像を圢成するのに容易に
適甚するこずができる。おそらく投映可胜な色
像を埗る最も簡易な技法においおは、垞甚され
る色玠を写真芁玠の支持䜓䞭に混入するこずが
でき、そしお䞊述の劂く銀像の圢成を行うこず
ができる。銀像が圢成される領域においおは写
真芁玠は実質的に光透過性でなくなり、その他
の領域では支持䜓の色に察応しお光を透過す
る。このようにしお着色像が容易に圢成され埗
る。これず同䞀効果はたた、別の色玠フむルタ
ヌ局たたは色玠フむルタヌ芁玠ず透明支持䜓芁
玠を有する芁玠ずを甚いるこずによ぀お達成す
るこずができる。 ハロゲン化銀写真芁玠は、色玠の遞択的砎壊
たたは圢成によ぀お色玠像を圢成するのに甚い
るこずができる。銀像を圢成するための䞊述の
写真芁玠は、リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、
176巻、1978幎12月、アむテム17643、、
項に蚘茉されるように、䟋えばカラヌカプラヌ
のような色玠像圢成剀ダむむメヌゞフオヌマ
ヌを含有する珟像剀を甚いるこずによ぀お色
玠像を圢成するのに甚いるこずができる。この
ような圢態においお、珟像剀は、酞化された圢
態においおカプラず反応応カプリングしお
画像色玠を圢成し埗る発色珟像剀䟋えば、芳
銙族第アミンを含む。 堎合によ぀お、色玠圢成性カプラヌを垞法に
埓぀お写真芁玠䞭に混入するこずもできる。色
玠圢成性カプラヌは、異なる写真効果を達成す
るために異なる量で混入するこずができる。䟋
えば、銀被芆量に関連しお、カプラヌの濃床を
高感床及び䞭庞感床乳剀局に通垞甚いられる量
より䜎く制限するこずができる。 色玠圢成性カプラヌは、通垞、枛法混色法に
よる原色即ち、黄、マれンタ及びシアンの
画像色玠を圢成するように遞ばれ、たた、これ
らのカプラヌは非拡散性無色カプラヌである。
特定の写真応甚分野で望たれる効果を達成する
ために、単䞀たたは耇数の別々の局における反
応速床が盞違する色玠圢成甚カプラヌを甚いる
こずができる。 色玠圢成性カプラヌは、カプリングによ぀
お、䟋えば珟像抑制剀たたは促進剀、挂癜促進
剀、珟像剀、ハロゲン化銀溶剀、調色剀、硬膜
剀、カブリ剀、カブリ防止剀、競争カプラヌ、
化孊たたは分光増感剀及び枛感剀のような写真
孊的に有甚なフラグメントを攟出するこずがで
きる。珟像抑制剀攟出DIRカプラヌは凊写分野
においお呚知である。さらに、酞化的に開裂す
るDIR化合物を甚いるこずもできる。䟋えばリ
ツプマン乳剀のように比范的感光性に乏しいハ
ロゲン化銀乳剀は珟像抑制剀フラグメントの移
行マむグレヌシペンを阻止たたは抑制する
ために䞭間局及びオヌバヌコヌト局ずしお利甚
した。 写真芁玠には、ネガ色像甚積局マスクを圢成
するのに甚いられるもののような着色せる色玠
圢成性カプラヌ及びたたは競争カプラヌを
混入するこずができる。写真芁玠にはさらに垞
甚される画像色玠安定剀を配合するこずができ
る。これらはすべお、リサヌチ・デむスクロヌ
ゞダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム117643、
項に蚘茉されおいる。 色玠像圢成性還元剀に組合わせお䞍掻性遷移
金属むオン錯䜓の圢態を有する酞化剀を甚いる
方法を採甚するこずによ぀お色玠像を圢成たた
は増幅するこずができる。写真芁玠はそのよう
な方法によ぀お色玠像を圢成するのに特に適合
する。本発明の平板状粒子ハロゲン化銀乳剀が
沃化物を含有する堎合、増幅反応、特に觊媒毒
のための沃化物むオンを利甚したものを実斜す
るこずができる。 䟋えば銀−色玠−挂癜法のような色玠たたは
色玠プレカヌサ前駆物質の遞択的砎壊によ
぀お写真芁玠に色玠像を圢成するこずができ
る。 挂癜によ぀お珟像せる銀を陀去するのはハロ
ゲン化銀写真芁玠に色玠像を圢成する技法にお
ける普通の方法である。そのような銀の陀去
は、凊理溶液たたは写真芁玠のある局に挂癜促
進剀たたはそのプレカヌサを混入するこずによ
り促進するこずができる。ある堎合には、特に
䞊述のように色玠像を増幅する時、珟像により
圢成される銀の量は生成する色玠の量ず比范し
お少ない。埓぀お、実質的に目に芋える圱響な
く銀挂癜が省略される。さらに他の応甚におい
おは、銀像が保持され、そしお色玠像はこの銀
像により提䟛される濃床を高めるかたたは補う
ために掻甚される。銀像の圢成を色玠で高める
堎合、䞭性の単䞀色玠たたは党䜓ずしお䞭性画
像を生成し埗る耇数の色玠を組合わせ甚いるこ
ずが通垞望たしい。  郚分的粒子珟像 ある皮の光怜出玠子䟋えば、ビデオカメラ
等における半導䜓がハロゲン化銀写真芁玠の
怜出量子効率より優れた怜出量子効率を瀺すこ
ずが写真分野においお認められ、そしお報告さ
れおいる。埓来のハロゲン化銀写真芁玠の基本
的性質を研究した結果、これは䞻ずしおハロゲ
ン化銀粒子の量子感床が䜎いこずよりもむしろ
個々のハロゲン化銀粒子の二元的オンオフ特性
によるこずが蚌明されおいる。このこずは、䟋
えば、シペりShaw、「マルチレベル・グレ
むンズ・アンド・アむデむアル・フオトグラフ
むツク・デむテクタヌ」フオトグラフむツ
ク・サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニアリング
16巻、No.、1972幎月月pp.192−200
に蚘茉されおいる。ここで、ハロゲン化銀粒子
のオンオフ特性ずは、䞀旊ハロゲン化銀粒子䞊
に朜像䞭心が圢成されるず粒子が完党に珟像可
胜ずなるこずを意味する。珟垞、珟像は、朜像
圢成限界量より倧きい、粒子に圓た぀た光の量
ずは無関係である。ハロゲン化銀粒子が倚くの
光子を吞収しおいく぀かの朜像䞭心を圢成する
かたたは最少数の光子を吞収するのみで単䞀の
朜像䞭心を生成するかそのいずれであ぀おも、
ハロゲン化銀粒子は珟像時に党く同䞀の生成物
を生じる。 䟋えば、本発明に係る高アスペクト比平板状
粒子乳剀の堎合、それに露光を斜すず、その乳
剀のハロゲン化銀粒子䞭及び䞊に朜像䞭心が圢
成される。䞀郚の粒子には単䞀の朜像䞭心が圢
成されるのみであるが、䞀郚の粒子には倚くの
朜像䞭心が圢成され、たた、䞀郚の粒子には圢
成されない。しかしながら、圢成される朜像䞭
心の数は攟射線暎露量に関係する。平板状粒子
は盎埄が比范的倧きいが故に、たた、感床−粒
状床関係が高い特に、実質的に最適に化孊及
び分光増感せる臭沃化銀から圢成せる粒子では
顕著であるが故に、それらの感床は比范的高
い。それぞれの粒子䞭たたは䞊の朜像䞭心の数
は粒子が受けた暎露量に盎接に関連するが故
り、そのような情報が珟像に際しお倱なわれな
いこずを条件に、高い怜出量子効率に察しポテ
ンシダルが存圚する。 奜たしい圢態においおは、それぞれの朜像
䞭心は珟像されお、ハロゲン化銀粒子を完党に
珟像するこずなく朜像䞭心の倧きさが増倧す
る。これは、通垞より早い段階においお、通垞
の写真応甚分野では最適の珟像を達成するより
かなり前においおハロゲン化銀の珟像を阻止す
るこずにより行うこずができる。他の技法ずし
おDIRカプラヌおよび発色珟像剀を甚いる技法
がある。カプリング時に攟出される抑制剀を利
甚しおハロゲン化銀粒子の完党な珟像を阻止す
るこずができる。この工皋を実斜するもう぀
の方法においおは自己抑制型珟像剀を甚いる。
自己抑制型珟像剀は、ハロゲン化銀粒子の珟像
を開始するが、ハロゲン化銀粒子が完党に珟像
される前にそれ自身珟像を停止するものであ
る。このタむプの奜たしい珟像剀は、ノむバヌ
ガヌNeuberger等、「アノヌマラス・コン
セントレヌシペン・゚プクトアン・むンバ
ヌス・リレむシペンシツプ・ビトりむヌン・
ザ・レヌト・オブ・デベロツプメント・アン
ド・デベロツパヌ・コンセントレヌシペン・オ
ブ・サム・−プニレンゞアミン」、フオト
グラフむツク・サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニ
アリング、19巻、 19巻、号、1975幎11月−
12月、pp.327−332に蚘茉されるような−フ
゚ニレンゞアミン含有自己抑制型珟像剀であ
る。珟像を䞭断したたはDIRカプラヌの存圚䞋
に珟像を行うこずにより、隣接する珟像粒子よ
り長い珟像誘導期間を有するハロゲン化銀粒子
の珟像を完党に劚げるこずができる。しかしな
がら、自己抑制型珟像剀を甚いるず、個々の粒
子の珟像がある皋床起぀た埌たではその珟像が
抑制されない利点がある。さらに、゚ピタキシ
ダル成長による銀塩の珟像胜ずホスト平板状粒
子を圢成するハロゲン化銀のそれずの差に基づ
いお郚分的粒子珟像を埗るかもしくはそれを補
助するこずができるずいうこずも認められる。
米囜特蚱第4094684号は、珟像剀及び珟像条件
の遞択を通じお郚分的粒子珟像剀を達成する技
法を開瀺しおいる。 朜像䞭心の珟像を促進するず倚数の銀栞が生
成する。これらの銀栞の倧きさ及び数はそれぞ
れの粒子の暎露の皋床に比䟋する。奜たしい自
己制型珟像剀が発色珟像剀を含む限り、生成し
た酞化された珟像剀を色玠圢成性カプラヌず反
応させお色玠像を圢成せしめるこずができる。
しかしながら、ごく限定された量のハロゲン化
銀が珟像されるに過ぎないので、このようにし
お圢成され埗る色玠の量もたた限定される。か
かる制限を排陀しお最倧の色玠濃床圢成を達成
するような、䜆し、暎露皋床に察する色玠濃床
の比䟋的生成性を確保するための技法ずしお
は、酞化剀ずしおペルオキシドたたは遷移金属
むオン錯䜓を甚い、たた、䟋えば発色珟像剀の
ような色玠像圢成性還元剀を甚いお銀接觊酞化
−還元反応を行う技法がある。ハロゲン化銀粒
子に衚面朜像䞭心が圢成される堎合には、これ
らの䞭心自身が、色玠像増幅反応に觊媒䜜甚を
成すに十分な銀を提䟛する。埓぀お、珟像によ
぀お朜像を促進する工皋は奜たしいけれども必
ずしも必須ではない。奜たしい圢態においお
は、カラヌ写真においおは垞法ずされれおいる
ように、色玠像を圢成した埌写真芁玠䞭に残留
するいかなる可芖銀も挂癜によ぀お陀去する。 埗られる写真像は、攟射線暎露量に正比䟋せ
る点間point−to−point色玠濃床を瀺す
色玠像である。その結果、写真芁玠の怜出量子
効率は非垞に高い。䞊述のように酞化還元反応
によ぀お粒状性のレベルが増倧し埗るが、高い
写真感床が容易に埗られる。 先に匕甚せる囜際公開番号第W08001614号
に教瀺されるようにマむクロセル型支持䜓を甚
いるこずによ぀お粒状性を䜎枛するこずができ
る。粒状性の感芚は個々の画像色玠雲の倧きさ
のみならずそれらの䜍眮のランダム性によ぀お
䜜り出される。支持䜓が圢成せる芏則的に配列
せるマむクロセルに乳剀を塗垃し、そしお生成
せる色玠をそれぞれのマむクロセルに党䜓に亘
぀お均䞀に塗り付けるこずによ぀お、粒状性の
感芚を䜎枛するこずができる。 以䞊、特に色玠像の圢成を匕甚しお郚分的粒
子珟像を説明したが、これは銀像の圢成に぀い
おも同様に適甚できる。朜像郚䜍を含む粒子が
完党に珟像されないうちに珟像を完了するこず
によ぀お、銀像の粒状性を芖るための銀像の珟
像段階における生成を䜎枛するこずができる。
党䜓粒子珟像ず比范しお、郚分粒子珟像によれ
ば、より倚数の銀䞭心たたは栞スペツクを
生成できるので、所定濃床における粒状性の感
芚を䜎枛するこずができる。たた、カプラヌを
配合しお行なう色玠像圢成の堎合においおも、
カプラヌの量をハロゲン化銀に関し通垞甚いる
化孊量論的量より少なくなるようにカプラヌ濃
床を制限するこずによ぀お同様に粒状性の䜎枛
を達成できる。写真芁玠における銀被芆量は、
党䜓粒子珟像の割合ず比范しお郚分粒子珟像の
堎合には最倧の濃床氎準を達成するために圓初
より倧きくなければならないが、珟像されない
ハロゲン化銀は定着および回収によ぀お陀去す
るこずができ、埓぀お、銀の正味消費量は必ず
しも増倧しない。 マむクロセル型支持䜓を有する写真芁玠の銀
像圢成においお郚分的粒子珟像を採甚するこず
により、色玠像圢成に関し䞊述したのず同様に
銀像の粒状性を䜎枛するこずができる。䟋え
ば、本発明に係るハロゲン化銀乳剀を支持䜓䞊
に配列せるマむクロセルに入れ、そしお像状露
光埌に郚分珟像するならば、暎露時に受容せる
攟射線量及び圢成された朜像郚䜍の数に比䟋し
お倚数の埮现な銀の栞が圢成される。銀栞のカ
バリングパワヌは党䜓粒子珟像により達成され
る堎合ず比范しお小さいが、未珟像のハロゲン
化銀を定着陀去し、マむクロセル䞭に存圚する
銀を再ハロゲン化し、次いでマむクロセル䞭に
含たれる物理的珟像栞の均䞀な塗膜局䞊に銀を
物理的に珟像せしめるこずによ぀おカバリング
パワヌを増倧するこずができる。埮现な栞䞊に
物理的に珟像された銀は化孊的に珟像された銀
ず比范しおかなり高い濃床を持぀こずができる
ので、かなり高い最倧濃床を容易に埗るこずが
できる。さらに、物理的に珟像された銀はそれ
ぞれのマむクロセル䞭に均䞀な濃床で生成す
る。このために粒状性が䜎枛する。なぜなら
ば、銀濃床のランダムな発生はマむクロセルパ
タヌンの芏則性に取぀お代わるからである。  スペクトル領域の関数ずしおの感床 本発明の高アスペクト比平板状粒子乳剀を遞
らばれたスペクトル領域内で䞊述したように任
意に増感し、そしおそのスペクトル領域内の乳
剀の感床をその乳剀がそのハロゲン化物の組成
に原因しお本来の感床を有するず予想されるよ
うなスペクトル領域ず比范したずころ、普通の
乳剀においお埓来芳察されたものよりも非垞に
倧きな感床差が存圚するずいうこずが認められ
た。臭化銀及び臭沃化銀乳剀の堎合、それらの
乳剀の青及び緑又は赀感床における分離が䞍適
圓であるずいうこずは倚色写真においお長きに
わた぀お欠点ずしおあ぀た。本発明に埓うず臭
化銀及び臭沃化銀乳剀の分光感床の差を有利に
䜿甚し埗るわけであるが、以䞋、このこずを特
に倚色写真芁玠を参照しお説明する。䜆し、こ
の説明は単に甚途の䞀䟋を䟋瀺するにずどたる
ずいう点に留意されたい。本発明によ぀お導び
かれるずころの分光感床差の増倧は、倚色写真
にも、たた、臭化銀又は臭沃化銀乳剀にも限定
されるものではない。本発明の乳剀の分光感床
差を単䞀乳剀局からなる写真芁玠においお芳察
し埗るずいうこずを理解するこずができる。䟋
えば、塩化銀及び塩臭銀乳剀の堎合、十分に䜎
い本来の青感床を有しおいるのでこれらの乳剀
を倚色写真で䜿甚しお緑又は赀色光を蚘録する
こずができか぀、その堎合、青色光露光からの
保護を行なう必芁がないずいうこずが知られお
いるけれども、いろいろなスペクトル領域間に
おける感床差の増倧に぀いおの利点がその他の
甚途においお存圚しおいる。䟋えば、高アスペ
クト比平板状粒子塩化銀乳剀を赀倖線に察しお
増感し、そしお分光増感領域においお像状露光
を行な぀た堎合、最小濃床のより少ない増倧を
䌎なうだけで光照射䞋に凊理を行なうこずがで
きる。ずいうのは、本発明による乳剀では分光
増感を含たないスペクトル領域においお感床の
䜎䞋があるからである。  倚色写真 本発明は倚色写真像を圢成するのに甚いるこ
ずができる。䞀般に、少なくずも぀のハロゲ
ン化銀乳剀局を含むいかなる垞甚される倚色像
圢成芁玠も、本発明に係る高アスペクト比平板
状粒子乳剀を添加たたは該乳剀で眮換するこず
のみによ぀お改良可胜である。本発明は加法に
よる倚色像圢成法および枛法による倚色像圢成
法のいずれにも応甚可胜である。 たず、本発明の加法倚色像圢成ぞの応甚に぀
いお説明するず、銀像を圢成し埗る本発明に係
る乳剀を含む写真芁玠ず組合わせお、挿入せる
青色、緑色および赀色フむルタヌ芁玠を含むフ
むルタヌアレむを甚いるこずができる。パンク
ロマテむツクに増感され䞔぀写真芁玠の぀の
局を圢成する本発明に係る高アスペクト比平板
状粒子乳剀に加法混色原色フむルタヌアレむを
通しお像状露光を斜す。銀像を圢成する凊理を
斜し、そしおフむルタヌアレむを通しお芖る
ず、倚色像がみられる。このような像を投映す
るず最も良く芖られる。それ故、写真芁玠及び
フむルタヌアレむはいずれも透明支持䜓を保有
するかたたは共有する。 枛法原色像圢成色玠の組合わせによ぀お倚色
像を圢成する圢匏の倚色写真芁玠に本発明を応
甚するこずにより栌別の利点をもたらすこずも
できる。このような写真芁玠は支持䜓䞊びに、
通垞、青色、緑色および赀色露光をそれぞれ
黄、マれンタおよびシアン色玠像ずしお別々に
蚘録する重なり合぀た少なくずも組のハロゲ
ン化銀乳剀局からなる。本発明は䞀般に少なく
ずも皮の高アスペクト比平板状粒子ハロゲン
化銀乳剀を含むこの皮のいかなる倚色写真芁玠
をも包含するが、高アスペクト比平板状粒子臭
化銀および臭沃化銀を甚いた堎合にはさらに別
の利点がもたらされる。埓぀お、臭化銀および
臭沃化銀乳剀が混入された奜たしい態様に぀い
お以䞋に説明するが、いかなるハロゲン化物組
成を有する高アスペクト比平板状粒子乳剀も所
望により甚いるこずができる。特に断わらない
限り、倚色写真芁玠は前述の写真芁玠の特城を
持぀こずができる。 本発明の぀の特に奜たしい圢態では、マむ
ナス青色増感せる高アスペクト比平板状粒子臭
化銀たたは臭沃化銀乳剀が倚色写真芁玠の぀
組の青色、緑色および赀色蚘録乳剀局䞭に緑色
たたは赀色光を蚘録すべき乳剀局の少くずも
぀の圢成しおいる。この平板状粒子乳剀は、写
真芁玠の露光段階においお、蚘録すべく意図さ
れおいる光の他に5500〓青色光における䞭性光
を受理するように配眮される。この乳剀局が受
ける青色およびマむナス青色光の関係はΔlogE
で衚わすこずができる。 ΔlogElogET−logEB 䞊匏においお、ETは平板状粒子乳剀が蚘録
すべき緑色たたは赀色光に察する露光量の察数
あり、たたlogEBはその平板状粒子乳剀が同時
に受ける青色光に察する露光量の察数である。
いずれの堎合も、露光量は特に断わらない限
りメヌトル−キダンドル−秒で衚わす。 本発明の実斜においお、ΔlogEは0.7未満
奜たしくは0.3未満ずするこずができ、これ
でもなお倚色被写䜓の蚱容できる耇補像を埗る
こずができる。これは、本発明で甚いる平均盎
埄が0.7マむクロメヌトルより倧きい乳剀䞭に
乳剀粒子が高割合で存圚するこずから芋お驚く
べきこずである。もしも本発明で甚いる高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀たたは臭沃化銀乳剀
に替えお同様なハロゲン化物組成および平均粒
子盎埄を有する等しい量の非平板状たたは䜎ア
スペクト比平板状粒子乳剀を䜿甚するならば、
より高くか぀通垞は蚱容限界氎準を越える色の
歪みを生じるであろう。緑色たたは赀色増感せ
る臭化銀および臭沃化銀乳剀による色の歪みは
平均粒子盎埄を小さくするこずにより䜎枛でき
るこずが写真技術分野においお知られおいる
が、粒子盎埄を小さくするず達成可胜な最倧写
真感床が制限される。本発明は青色ずマむナス
青色感床ずを有利に分離するばかりでなく、達
成可胜な最倧マむナス青色写真感床に䜕ら圱響
を及がすこずなくそのような利点を達成する。
本発明の特に奜たしい圢態においお、少くずも
マむナス青色蚘録乳剀局を本発明に係る臭化銀
たたは臭沃化銀乳剀で構成する。぀組乳剀局
䞭の青色蚘録乳剀局もたた有利に本発明に係る
高アスペクト比平板状粒子乳剀で構成するこず
ができる。本発明の特に奜たしい圢態においお
は、぀組乳剀局のそれぞれに存圚する厚さ
0.3マむクロメヌトル未満の平板状粒子が少く
ずも1.0マむクロメヌトル、奜たしくは少くず
も2.0マむクロメヌトルの平均粒子盎埄を有す
る。本発明のさらに別の奜たしい圢態においお
は、倚色写真芁玠が少くずも180のISO感床指
数を持぀こずができる。 本発明に係る乳剀を有する倚色写真芁玠は、
高アスペクト比平板状粒子緑色およびたた
は赀色乳剀局を青色光露光から保護するため
にこれらの局ず露光源ずの間に黄フむルタヌ局
を配眮する必芁がなく、たた、そのような黄フ
むルタヌ局を配眮するずしおも、昌光露光すべ
き写真芁玠の赀色たたは緑色蚘録乳剀局を青色
露光から保護するのにこれたで甚いられおきた
黄フむルタヌ局濃床よりも䜎い濃床に䜎枛する
こずができる。本発明぀の特に奜たしい圢態
では、぀組の乳剀局のうち緑色およびたた
は赀色蚘録乳剀局ず露光攟射線源ずの間に青
色蚘録乳剀局を介圚せしめない。それ故、写真
芁玠は緑色およびたたは赀色乳剀局ず入射
露光攟射線ずの間に実質的に青色吞収材料を持
たない。 䞊述のような぀の緑色たたは赀色蚘録高ア
スペクト比平板状粒子臭化銀たたは臭沃化銀乳
剀が必芁であるに過ぎないが、倚色写真芁玠は
青色、緑色および赀色光をそれぞれ露光するた
めの少くずも぀の別々の乳剀局を含有する。
必芁である高アスペクト比平板状粒子緑色たた
は赀色蚘録乳剀局以倖の乳剀はいかなる埓来の
圢匏のものであ぀おもよい。皮々の垞甚される
乳剀は前に匕甚せるリサヌチ・デむスクロヌゞ
ダヌ、アむテム17643、第節に蚘茉されおい
る。党おの乳剀局が臭化銀たたはは臭沃化銀平
板状ホスト粒子を含むのが奜たしい。特に奜た
しい圢態においおは、少くずも぀の緑色蚘録
乳剀局ず少くずも぀の赀色蚘録乳剀局ずが本
発明の高アスペクト比平板状粒子乳剀からな
る。もしもスペクトルの緑色およびたたは
赀色郚分を蚘録するのに以䞊の乳剀局を配眮
するならば、少くずも高感床乳剀局に䞊蚘高ア
スペクト比平板状粒子乳剀を配合するこずが望
たしい。もちろん、写真芁玠のすべおの青色、
緑色および赀色蚘録乳剀局を必芁に応じお䞊述
の平板状粒子で構成するこずは本発明にず぀お
必須ではないが奜たしいこずが刀る。 本発明は皮々広範囲に亘る感床ずコントラス
トずを瀺す青色、緑色および赀色蚘録乳剀局を
有する倚色写真芁玠に十分に応甚可胜である。
本発明で甚いる緑色たたは赀色に分光増感せる
高アスペクト比平板状粒子臭化銀たたは臭沃化
銀乳剀局は盞察的に青色に非感応性であるた
め、緑色およびたたは赀色蚘録乳剀局は他
の乳剀局ずは係わりなく倚色写真芁玠内のいか
なる䜍眮に配眮するこずもでき、たた、それら
が青色光に露光しないよう埓来採られおきた泚
意を払う必芁もない。 本発明は特に、昌光露光によ぀お正確に色を
再珟すべき倚色写真芁玠に応甚できる。このよ
うなタむプの写真芁玠は、5500〓昌光源に
露光する時実質的に匹敵せるコントラストず制
限された感床倉化を瀺す青色、緑色および赀色
光の蚘録を圢成するずいう特城を持぀。ここ
で、甚語「実質的に匹敵するコントラスト」ず
は、青色、緑色および赀色の蚘録のコントラス
トが、青色蚘録のコントラストを基準にしお20
未満奜たしくは10未満盞違するこずを
意味する。青色、緑色および赀色蚘録の制限さ
れた感床倉化は0.3logE未満の感床倉化
ΔlogEずしお衚わすこずができるここで、
感床倉化ずは、緑色および赀色蚘録の感床ず青
色蚘録の感床ずの぀の差のうち倧きい方を指
す。 本発明に係る写真芁玠の䞊蚘関係を決定する
のに必芁なコントラストおよびlog感床の枬定
は、色枩床5500〓においお写真芁玠を䟋えば炭
玠詊隓被写䜓のような分光非遞択的䞭性濃
床ステツプり゚ツゞを通しお露光し、奜たし
くは䜿甚時に甚い埗る凊理条件䞋に写真芁玠を
凊理するこずにより行うこずができる。アメリ
カン・スタンダヌドPH2.1−1952アメリカン・
ナシペナル・スタンダヌズ・むンステむテナヌ
ト「ANSI」1430ブロヌドり゚むニナヌペ
ヌク、N.Y.10018刊行に蚘茉されるように波
長435.8nmの青色光、波長546.1nmの緑色光お
よび波長643.8nmの赀色光の透過に察する写真
芁玠の青色、緑色および赀色濃床を枬定するこ
ずにより、写真芁玠の青色、緑色および赀色特
性曲線をプロツトするこずができる。もし写真
芁玠が透明支持䜓ではなく反射性支持䜓を持぀
ならば、透過濃床に替えお反射濃床を甚いるこ
ずができる。青色、緑色および赀色特性曲線か
ら感床およびコントラストを写真技術分野にお
いお呚知の技法により確かめるこずができる。
青色、緑色および赀色蚘録のそれぞれが比范目
的のために同様に枬定される限り採甚する特定
の感床およびコントラストの枬定方法自䜓は重
芁ではない。異なる写真応甚分野に甚いられる
倚色写真芁玠の皮皮の暙準センシトメトリヌ枬
定技法がANSIによ぀お刊行されおいる。代衚
的な刊行物は、アメリカン・スタンダヌド
PH2.21−1979PH2.47−1979およびPH2.27−
1979である。 昌光露光時に正確に色を再珟し埗る本発明に
係る乳剀を䜿甚した倚色写真芁玠は䞊述の特性
を瀺す埓来の写真芁玠に比べおかなりの利点を
有する。本発明に係る写真芁玠においお、緑色
および赀色に分光増感せる平板状臭化銀たたは
臭沃化銀乳剀局の限られた青色感床に䟝存し
お、青色蚘録乳剀局の青色感床ずマむナス青色
蚘録乳剀局の青色感床ずを分離するこずができ
る。特定の応甚分野に応じお、緑色および赀色
蚘録乳剀局における平板状粒子の利甚それ自䜓
によ぀お青色およびマむナス青色蚘録乳剀局の
青色レスポンスに所望の倧きさの分離を生ぜし
めるこずができる。 ある応甚分野では、垞甚される青色感床分離
技法を甚いお青色およびマむナス青色蚘録乳剀
局の、青色感床分離をさらに高め、高アスペク
ト比平板状粒子の存圚によ぀お埗られる青色感
床分離を補うこずが望たしい。䟋えば、最も感
床の倧きい緑色蚘録乳剀局を露光攟射線源に最
も近い䜍眮に配眮し、䞔぀最も感床の高い青色
蚘録乳剀局を露光攟射線源から最も遠い䜍眮に
配眮するならば、青色および緑色蚘録乳剀局の
青色感床の分離は乳剀を別々に塗垃し、そし
お露光せる堎合は完党なオヌダヌの倧きさ
「1.0logE」は異なるがそのような局配眮構成
によ぀お有効に䜎枛するこずができる。なぜな
らば、緑色蚘録乳剀局は露光の間に党おの青色
光を受理するが、緑色蚘録乳剀局およびその他
の䞊局は青色光が青色蚘録乳剀局に達する前に
その䞀郚を吞収たたは反射するからである。こ
のような堎合、青色蚘録乳剀局䞭に沃化物を高
割合で配合するこずによ぀お、平板状粒子に青
色およびマむナス青色蚘録乳剀局の青色感床分
離の増倧を補うこずができる。青色蚘録乳剀局
がマむナス青色蚘録乳剀局よりも露光攟射線源
に近く配眮される堎合は、青色およびマむナス
青色蚘録乳剀局の間に塗垃された限られた濃床
の黄フむルタヌ材料を利甚しお、青色およびマ
むナス青色分離を増倧するこずができる。しか
しながら、埓来の感床分離技法自身が青色感床
分離にある倧きさの差たたはそれに近䌌せる倀
を提䟛する限り、これたで写真技術分野におい
お必芁ずされおいたように埓来の感床分離技法
を利甚するこずは必芁ではない。しかしなが
ら、特定の利甚分野に察し異垞に倧きな青色お
よびマむナス青色感床分離が望たれる堎合は䞊
述のこずは陀倖されない。埓぀お、本発明に係
る倚色写真芁玠は、぀り合いのずれたラむテむ
ング条件䞋においお露光する時正確に画像の色
を再珟可胜ずするものであ぀お、しかも、これ
たで可胜ずされおいた以䞊に写真芁玠の構成に
おける遞択可胜範囲をはるかに拡げるものであ
る。 倚色写真芁玠は、しばしぱ、発色性局ナニツ
トに぀いお説明される。最も普通の倚色写真芁
玠は぀の重なり合぀た発色性局ナニツトを含
み、それぞれの発色性局ナニツトはスペクトル
の異なるを蚘録するこずができ䞔぀補色
枛法原色色玠像を生成し埗る少くずも぀のハ
ロゲン化銀乳剀局を含む。即ち、青色、緑色お
よび赀色蚘録発色性局ナニツトがそれぞれ黄、
マれンタおよびシアン色玠像を生成するのに甚
いられる。色玠像圢成物質は必ずしもいかなる
発色性局ナニツト䞭に存圚せしめなくずもよ
く、凊理溶液から党く䟛絊するこずができる。
色玠像圢成物質を写真芁玠䞭に蚭けるに際しお
は、ある乳剀局䞭に配眮するこずもでき、たた
同じ発色性局ナニツトの隣接乳剀局から酞化せ
る珟像たたは電子移動剀を受容すべく䜍眮せる
局䞭に配眮するこずができる。 発色性局ナニツト間で酞化せる珟像剀たたは
電子移動剀が移行しお色が劣化するのを阻止す
るために䞀般にはスカベンゞダヌが甚いられ
る。スカベンゞダヌは、米囜特蚱第2937086号
に教瀺されるように乳剀局自身䞭に及び又
は米囜特蚱第2336327号に蚘茉されるように
隣接せる発色性局ナニツト間の䞭間局䞭に配眮
するこずができる。 各発色性局ナニツトには単䞀の乳剀局を含た
せるこずができるが、単䞀の発色性局ナニツト
䞭にしばしば、たたはそれ以䞊の写真感床
の異なる乳剀局が蚭けられる。所望の局構成が
感床の異なる耇数の乳剀局を単䞀発色性局ナニ
ツト䞭に配眮するのを蚱さぬ堎合は、単䞀写真
芁玠䞭に耇数の通垞たたは青色、緑色
およびたたは赀色蚘録発色性局ナニツトを
蚭けるのが䞀般である。 倚色写真芁玠䞭に䞊述の平板状臭化銀たたは
臭沃化銀粒子を含む少くずも぀の緑色たたは
赀色蚘録乳剀局を配眮し、写真芁玠の像状露光
時に増倧した割合の青色光を受理せしめるのが
本発明の乳剀を有する写真芁玠の独特な特城
である。増倧した割合の青色光を高アスペクト
比平板状粒子乳剀局に到達せしめるには、䞊に
配眮する黄フむルタヌ局による青色光の吞収を
䜎枛せしめるか、たたは、奜たしくは、䞊に黄
フむルタヌ局を党く配眮しないこずである。た
た、高アスペクト比平板状乳剀を含む発色性局
ナニツトを露光攟射線源に近く配眮するこずに
よ぀おも増倧した割合の青色光を高アスペクト
比平板状乳剀局に到達せしめるこずがででき
る。䟋えば、緑色および赀色蚘録高アスペクト
比平板状粒子乳剀をそれぞれ含む緑色および赀
色蚘録発色性局ナニツトを青色蚘録発色性局ナ
ニツトよりも露光攟射線源に近く配眮するこず
ができる。 本発明に係る倚色写真芁玠は、䞊述の芁求を
満たす限り垞甚されるいかなる圢態であ぀おも
よい。ゎロコフスキむGorokhovskii、スペ
クトル・スタデむズ・オブ・ザ・フオトグラフ
むツク・プロセス、フオヌカルプレスニナヌ
ペヌク、p.211衚27aに蚘茉される぀の可胜
な局構成のいずれも採甚可胜である。簡易か぀
明確に説明するならば、垞甚されれる倚色ハロ
ゲン化銀写真芁玠の調補過皋においおそのよう
な写真芁玠に、スペクトルのマむナス青色郚分
に増感され、䞔぀他の乳剀局に先立぀お露光攟
射線を受けるように配されたたたは以䞊の
高アスペクト比平板状粒子乳剀局を蚭けるこず
ができる。しかしながら、倧抵の堎合、必芁に
応じお局構成を改倉したうえ、埓来のマむナス
青色蚘録乳剀局をたたは以䞊の高アスペク
ト比平板状粒子マむナス青色蚘録乳剀局で眮き
替えるこずが望たしい。以䞋に奜たしい局構成
を蚘茉するので、これらからより完党に本発明
を理解するこずができるであろう。
【衚】
【衚】
【衚】 䞊蚘局構成においお、、およびは、そ
れぞれ埓来のタむプの青色、緑色および赀色蚘
録発色性局ナニツトを衚わし 発色性局ナニツト、たたはに先立぀お
蚘茉されるは、前に具䜓的に説明した高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀たたは臭沃化銀乳剀
を含むたたは以䞊の乳剀局を瀺し 発色性局ナニツト、たたはに先立぀お
蚘茉されるは、その発色性局ナニツトの写真
感床が、同䞀局構成におけるスペクトルの同䞀
の露光を蚘録する少くずも぀の他の発
色性局ナニツトの感床より倧きいこずを衚わ
し 発色性局ナニツト、たたはに先立぀お
蚘茉されるは、その発色性局ナニツトの写真
感床が、同䞀局構成のスペクトルの同䞀
の露光を蚘録する少くずも぀の他の発色性局
ナニツト感床より䜎いこずを瀺し ILは、スカベンゞダヌを含むが黄フむルタ
ヌ材料を実質的に含たない䞭間局を衚わす。各
高感床たたは䜎感床発色性局ナニツトは、その
局構成における䜍眮、固有の感床特性たたはそ
れら䞡者の結果ずしおスペクトルの同䞀
の露光を蚘録する他の発色性局ナニツトずは異
なる写真感床を持぀こずができる。 〜に瀺す局構成においお、支持䜓の䜍眮
は瀺しおいない。垞法に埓぀お、倧抵の堎合、
支持䜓は露光攟射線源から最も遠い䜍眮、即
ち、各局構成の最䞋方に䜍眮せしめられるであ
ろう。支持䜓が無色で正透過性、即ち、透明で
あるならば、支持䜓は露光源ず蚘茉せる構成ず
の間に配眮するこずができる。より䞀般的に蚀
うならば、支持䜓は、露光源ず、その支持䜓が
透過する光を蚘録すべきいかなる発色性局ナニ
ツトずの間にも配眮するこずができる。 ここで局構成に戻るが、この写真芁玠は実
質的に黄フむルタヌ材料を含たない。しかしな
がら、黄フむルタヌ材料を含む芁玠に関する埓
来技術に埓えば、青色蚘録発色性局ナニツトは
露光攟射線源に最も近く配眮する。簡単な圢態
では、それぞれの発色性局ナニツトは単䞀ハロ
ゲン化銀乳剀局で構成する。別の圢態では、そ
れぞれの発色性局ナニツトにたたはそれ
以䞊の異なるハロゲン化銀乳剀局を合䜓するこ
ずができる。぀が最高の感床を有する぀組
の乳剀局を盞互に比范する時、それらのコント
ラストが実質的に匹敵するこずが望たしく、た
た緑色および赀色蚘録乳剀局の写真感床が青色
蚘録乳剀局の写真感床ず0.3logE未満異なるこ
ずが望たしい。感床が異なるたたはそれ
以䞊の異なる乳剀局がそれぞれの発色性局ナニ
ツト䞭に存圚する堎合、所定のコントラストお
よび感床関係を有する局構成における぀組
の乳剀局がたたはそれ以䞊存圚するこず
が望たしい。青色蚘録発色性局ナニツトの真䞋
に黄フむルタヌ材料が存圚しないず、青色蚘録
発色性局ナニツトの写真感床が増倧する。 局構成における䞭間局が実質的に黄フむル
タヌ材料を含たないこずは必須ではない。本発
明の教瀺内容を逞脱するこずなく垞甚される量
より少量の黄フむルタヌ材料を青色ず緑色蚘録
発色性局ナニツトの間に配眮するこずができ
る。さらに、本発明を逞脱するこずなく、緑色
ず赀色蚘録発色性局ナニツトを分離する䞭間局
に垞甚される量以䞋の黄フむルタヌ材料を配合
するこずもできる。垞甚される量の黄フむルタ
ヌ材料を甚いる堎合、赀色蚘録発色性局ナニツ
トは䞊述の平板状臭化銀たたは臭沃化銀粒子に
限定されるものではなく、コントラストおよび
感床を考慮する限り、埓来のいかなる圢態を採
甚するこずもできる。 重耇を避けるために、局構成〜ず局構成
ずを区別する特城のみに぀いお具䜓的に説明
する。局構成においおは同䞀発色性局ナニツ
トにおいお混合高感床および䜎感床青色、赀色
たたは緑色蚘録乳剀局ではなく、぀の別々の
青色、緑色および赀色蚘録発色性局ナニツトが
蚭けられおいる。高感床発色性局ナニツトの
たたは以䞊の乳剀局のみが前述の平板状臭化
銀たたは臭沃化銀粒子を含たなければならな
い。䜎感床緑色および赀色蚘録発色性局ナニツ
トは、それらの感床が䜎いこずず高感床青色蚘
録発色性局ナニツトが最䞊郚に配眮されるこず
ずが盞た぀お、黄フむルタヌ材料を甚いるこず
なく青色光露光から適切に保護される。もちろ
ん、䜎感床緑色およびたたは赀色蚘録発色
性局ナニツトのたたは以䞊の乳剀局に高ア
スペクト比平板状粒子臭化銀たたは臭沃化銀乳
剀を甚いるこずを排陀するものではない。高感
床赀色蚘録発色性局ナニツト䜎感床緑色蚘録発
色性局ナニツトの䞊に配眮するず、米囜特蚱第
4184876号、そしおドむツ特蚱公開公報第
2704797号、同第2622923号、同第2622924号お
よび同第2704826号に教瀺されるように感床の
増倧が達成される。 局構成は、青色蚘録発色性局ナニツトを露
光源から最も遠く配眮した点で局構成ずは盞
異しおいる。埓぀お、緑色蚘録発色性局ナニツ
トが光源に最も近く、たた、赀色蚘録発色性局
ナニツトが光源に比范的近く配眮されおいる。
この局構成は、鮮鋭床が高く高品質の倚色像を
圢成するのに有利である。倚色像の圢成に最も
重芁な芖芚的寄䞎をする緑色蚘録発色性局ナニ
ツトが露光源に最も近く配眮されおいお、その
䞊に光を散乱する䞊局が圢成されおいないため
に、この緑色蚘録発色性局ナニツトは非垞に鮮
鋭な画像を圢成し埗る。倚色像の圢成に次いで
重芁な芖芚的寄䞎をする赀色蚘録発色性局ナニ
ツトは、緑色蚘録発色性局ナニツトのみを通過
し、そのため青色蚘録発色性局ナニツト䞭に散
乱するこずがない光を受理する。青色蚘録発色
性局ナニツトは局構成の堎合ず比范しお支障
を受けるが、鮮鋭床の損倱が䞊蚘緑色および赀
色蚘録発色性局ナニツトの利点を盞殺するもの
ではない。ずいうのは、青色蚘録発色性局ナニ
ツトの倚色像に察する芖芚的寄䞎はそれほど重
芁でないからである。 局構成は局構成を拡匵したものであ぀
お、高感床および䜎感床高アスペクト比平板状
粒子乳剀を別々に含む緑色および赀色蚘録発色
性局ナニツトを蚭けたものである。局構成
は、䜎感床緑色、赀色および青色蚘録発色性局
ナニツト䞊に远加の青色蚘録発色性局ナニツト
を蚭けた点で局構成ずは盞違しおいる。高感
床青色蚘録発色性局ナニツトには䞊述の高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀たたは臭沃化銀乳剀
が甚いられおいる。この堎合、この高感床青色
蚘録発色性局ナニツトは青色光を吞収するの
で、䜎感床緑色および赀色蚘録発色性局ナニツ
トに到達する青色光の割合が䜎枛する。倉圢態
様においおは、䜎感床緑色および赀色蚘録発色
性局ナニツトに高アスペクト比平板状粒子乳剀
を䜿甚する必芁はない。 局構成は、平板状粒子青色蚘録発色性局ナ
ニツトを緑色および赀色蚘録発色性局ナニツト
ず露光攟射線源ずの間に配眮せしめた点で局構
成ず盞違しおいる。すでに指摘したように、
平板状粒子青色蚘録発色性局ナニツトはたた
は以䞊の平板状粒子青色蚘録乳剀局から構成
するこずができ、そしお、耇数の青色蚘録乳剀
局が存圚する堎合には、感床が盞違し埗る。局
構成では、赀色蚘録発色性局ナニツトが受け
る䞍利益を補償するために局構成ずは異な
り、平板状粒子青色蚘録発色性局ナニツトず露
光攟射線源ずの間に第の高感床赀色蚘録発色
性局ナニツトが配眮されおいる。この第の平
板状粒子高感床赀色蚘録発色性局ナニツトは奜
䜍眮に配眮されおいるので、぀のナニツトに
同䞀の乳剀を甚いるならば、第の高感床赀色
蚘録局ナニツトの感床は第高感床赀色蚘録局
ナニツトの感床より倧きくなるであろう。もち
ろん、これら第および第の高感床平板状粒
子赀色蚘録発色性局ナニツトは所望により同䞀
たたは異なる乳剀で構成するこずができ、た
た、それらの盞察的感床は写真技術分野におい
お呚知の技法に埓぀お調節するこずができる。
䞊述のように぀の高感床赀色蚘録局ナニツト
を甚いる替わりに所望により第の高感床赀色
蚘録局ナニツトを第の高感床緑色蚘録発色性
局ナニツトで眮換できる。局構成は局構成
ず同䞀であ぀おもよいが、第の高感床平板状
粒子赀色蚘録発色性局ナニツトおよび第の高
感床平板状粒子緑色蚘録発色性局ナニツトが露
光攟射線源ず平板状粒子青色蚘録発色性局ナニ
ツトの間に介圚しおいる点で盞違しおいる。 もちろん、䞊述の局構成〜は単なる䟋瀺
であ぀おこれ以倖にも倚くの有利な局構成があ
る。皮々の局構成のそれぞれにおいお、察応す
る緑色および赀色蚘録発色性局ナニツトを配眮
転換するこずができる、即ち、高感床赀色およ
び緑色蚘録発色性局ナニツトを皮々の局構成に
おいお配眮転換するこずができ、それに加えお
たたは代替的に䜎感床緑色および赀色蚘録発色
性局ナニツトを配眮転換するこずができる。 耇数の枛法混色原色色玠の組合わせからなる
倚色像を圢成すべき写真乳剀は通垞色玠圢成性
カプラヌのような色玠圢成材料を配合した耇数
の局を重合した圢態を採るが、これは必ずしも
必須ではない。それぞれ可芖スペクトルの
を蚘録するためのハロゲン化銀乳剀および補
色枛法混色原色色玠を圢成し埗るカプラヌを含
む぀の発色成分通垞パケツトず呌ばれる
を写真芁玠䞭の単䞀局䞭に䞀緒に配眮しお倚色
像を圢成するこずができる。代衚的な混合パケ
ツト倚色写真芁玠は米囜特蚱第2698794号およ
び同第2843489号に蚘茉されおいる。 平板状粒子臭化銀たたは臭沃化銀乳剀を含む
緑色および赀色蚘録発色性局ナニツトの青色お
よびマむナス青色感床の分離が比范的倧きい
ず、黄フむルタヌ材料の消去たたは䜎枛および
たたは新芏な局構成の採甚が可胜ずなる。
倚色写真芁玠においお青色光に察する緑色およ
び赀色蚘録発色性局ナニツトの盞察レスポンス
を定量的に枬定可胜にする぀の技法は、本発
明に係る倚色写真芁玠の詊料をステツプタブレ
ツトを通じおたず䞭性露光源即ち、5500〓の
光に露光し、次いでこの詊料を凊理するこず
である。次いで、第の詊料を同様に露光す
る。䜆し、400nmず490nmの間の光のみを透過
するラツテン98フむルタヌを介圚せずに露光
し、その埌同様に凊理する。前述のようにアメ
リカン・スタンダヌドPH2.1−1952に埓぀お決
定せる青色、緑色および赀色透過濃床を利甚し
おそれぞれの詊料に぀いお぀の色玠特性曲線
をプロツトするこずができる。青色蚘録発色性
局ナニツトの青色感床ず緑色たたは赀色蚘録発
色性局ナニツトの青色感床ずの差は次の関係匏
から決定するこずができる。 (A) ΔBW98−GW98−BN−GNたたは (B) ΔBW98−RW98−BN−RN 䞊匏においお、BW98はラツテン98フむルタ
ヌを通じお露光せる青色蚘録発色性局ナニツト
の青色感床であり GW98はラツテン98フむルタヌを通じお露光
せる緑色蚘録発色性局ナニツトの青色感床であ
り RW98はラツテン98フむルタヌを通じお露光
せる赀色蚘録発色性局ナニツトの青色感床であ
り BNは䞭性5500〓光に露光せる青色蚘録
発色性局ナニツトの青色感床であり GNは䞭性5500〓光に露光せる緑色蚘録
発色性局ナニツトの緑色感床であり RNは䞭性5500〓光に露光せる赀色蚘録
発色性局ナニツトの赀色感床である。 䞊述の蚘述では、黄、マれンタおよびシアン
色玠による奜たしからざるスペクトル吞収を無
芖しお、青色、緑色および赀色濃床は青色、緑
色および赀色蚘録発色性局ナニツトに基づいお
衚珟した。そのような奜たしからざるスペクト
ル吞収が本発明の目的のためにここで埗られる
結果に本質的な圱響を䞎えるほどの倧きさを持
぀こずはたずない。 本発明に係る乳剀を䜿甚した倚色写真芁玠は
黄フむルタヌ材料の存圚なしに䞊述の劂き高ア
スペクト比平板状粒子乳剀を含有する緑色およ
びたたは赀色蚘録発色性局ナニツトの青色
感床の少くずも倍、奜たしくは少くずも
倍、さらに奜たしくは少くずも10倍の青色蚘録
発色性局ナニツトによる青色感床を瀺す。 本発明に係る倚色写真芁玠の青色およびマむ
ナス青色感床における倧きな分離を枬定する別
の技法は、緑色蚘録発色性局ナニツトの緑色感
床たたは赀色蚘録発色性局ナニツトの赀色感床
をその青色感床になぞらえるこずである。䞊蚘
ず同䞀の露光および凊理技法を甚いる。䜆し、
450nmを越える光のみを透過するラツテンフ
むルタヌを介圚せしめるこずによ぀お䞭性光露
光をマむナス青色光露光に代える。定量的な差
Δ″及びΔは次匏で衚わされる。 (C) Δ″GW9−GW98たたは (D) ΔRW9−RW98 䞊匏においお、GW98およびRW98は前に定矩
した通りであり GW9はラツテンフむルタヌを通じお露光せ
る緑色蚘録発色性局ナニツトの緑色感床であ
りそしお RW9はラツテンフむルタヌを通じお露光せ
る赀色蚘録発色性局ナニツトの赀色感床であ
る。ここでも色玠による奜たしからざるスペク
トル吞収は重芁でないので無芖するこずずす
る。 䞊述の平板状臭化銀たたは臭沃化銀乳剀を含
む赀色および緑色蚘録発色性局ナニツトはスペ
クトルの青色領域における感床ず分光増感せる
スペクトル郚分における感床ずの間即ち、青
色ずマむナス青色感床の差少くずも10倍
1.0logE、奜たしくは少くずも20倍
1.3logEの差を有する。 同䞀芁玠における定量的関係および
は緑色および赀色蚘録発色性局ナニツト
がたずえ同䞀であるにせよ分光増感の波長を
陀く結果は同䞀ずはならないであろう。その
理由は、倧抵の堎合、赀色蚘録発色性局ナニツ
トが既に察応する緑色蚘録発色性局ナニツトを
通過した光を受けるからである。しかしなが
ら、察応する緑色および赀色蚘録発色性局ナニ
ツトの䜍眮を倉換した点を陀けば第の芁玠ず
同䞀である第の芁玠を準備するならば、この
第の芁玠の赀色蚘録発色性局ナニツトは、前
蚘第の芁玠の緑色蚘録発色性局ナニツトが
ずずの関係に察し瀺したのず実質的に同じ倀
をずの関係に瀺すはずである。簡朔に蚀う
ならば、赀色分光増感に察立するものずしお単
に緑色分光増感を遞択するこずは䞊述の定量的
比范によ぀お埗られる数倀に倧きな圱響を䞎え
ない。それ故、緑色および赀色感床を青色感床
ず比范しお区別せずに、青色感床および赀色感
床を盞察的にマむナス青色感床ずしお扱うのが
䞀般の慣行である。  䜎枛せるハむアングル散乱 本発明の高アスペクト比平板状粒子乳剀は非
平板状粒子および䜎アスペクト比平板状粒子乳
剀ず比范しおハむアングル光散乱が䜎枛しおい
る点で優れおいる。 これは定量的に瀺すこずができる。第図に
おいお、乳剀の詊料を透明正透過性支持
䜓䞊に銀被芆量1.08gm2にお塗垃する。図
面には瀺しおいないが、乳剀および支持䜓は実
質的に぀り合う屈折率を有する液䜓䞭に浞挬し
お、乳剀および支持䜓衚面におけるフレスネル
反射を最小にするこずが望たしい。乳剀塗膜は
平行光源によ぀お支持䜓面に盎亀する方向か
ら露光する。光源から出る光は点線で瀺され
る光軞を圢成する光路を通぀お点においお乳
剀塗膜に突き圓たる。支持䜓および乳剀を透過
する光は乳剀から䞀定の距離をおいお眮かれた
半球状怜知衚面においお怜知するこずができ
る。最初の光路の延長線ず怜知衚面ずの亀点に
盞圓する点においお最倧匷床氎準の光が怜出
される。 第図には、怜知衚面䞊に任意に遞ばれた点
が瀺されおいる。AC間を結ぶ点線は乳剀塗
膜ず角床φをなしおいる。怜知衚面䞊の点を
移動するこずによ぀おφを〜90゜の範囲で倉
えるこずができる。散乱光の匷床を角床φの関
数ずしお枬定するこずによ぀お、光軞の呚
りに光散乱の回転察称が存圚するが故に角床
φの関数ずしお环積的光分垃を枬定するこずが
できる。环積的光分垃の背景的蚘述に぀いお
は、デパルマDepalmaおよびガスパヌ
Gasper、「デタヌミニング・ザ・オプテむカ
ル・プロパテむ−ズ・オブ・フオトグラフむツ
ク・゚マルゞペンズ・バむ・ザ・モンテ・カル
ロ・メ゜ツド」、フオトグラフむツク・サむ゚
ンス・アンド・゚ンゞニアリング、16巻、No.
、1971幎月−月、pp181−191参照され
たい。 本発明による乳剀に぀いお〜90゜範囲の
角床φの関数ずしお环積的光分垃を枬定した
埌、同じ平均粒子容量を有する埓来の乳剀を支
持䜓の別の郚分に同じ銀被芆量をも぀お塗垃
し、そしお䞊述の手法を繰返す。これら぀の
乳剀に぀いお角床φの関数ずしおの环積的光分
垃を比范するに際し、70゜たでのφの倀ある
堎合には80゜たであるいはそれ以䞊に察しお
は本発明による乳剀の散乱光の量が少ない。第
図には、角床Ξが角床φの䜙角ずしお瀺され
おいる。散乱角はここでは角床Ξずしお述べる
こずずする。埓぀お、本発明の高アスペクト比
平板状粒子乳剀はより小さなハむアングル散乱
を瀺す。ハむアングル光散乱は画像鮮鋭床をひ
どく䜎䞋させるので、本発明の高アスペクト比
平板状粒子乳剀はいずれの堎合にも鮮鋭床の優
れた画像を圢成し埗る。 ここで甚いる甚語「コレクシペン
Collection角」ずは、怜知衚面に突き圓た
る光の半分が、角床Ξをなしお極線軞の呚りを
回転する線ACによ぀お圢成される円錘に察応
する面積内にあるが、怜知衚面に突き圓たる光
の半分は残りの面積内においお怜知衚面に突き
圓たる時の角床Ξの倀を指す。 本発明による高アスペクト比平板状粒子乳剀
が䜎枛されたハむアングル散乱を瀺すずいう特
性に理由付けするこずにより制玄を受けるこず
は望たないが、高アスペクト比平板状粒子の倧
きく平坊な䞻芁結晶面ず塗膜䞭における粒子の
配向性ずが鮮鋭床の改良に寄䞎するず考えられ
る。ハロゲン化銀乳剀塗膜䞭に存圚する平板状
粒子はそれらの粒子が圢成された平らな支持䜓
衚面䞊に実質的に敎列された状態にあるこずが
具䜓的に芳察された。埓぀お、写真芁玠に盎亀
する方向から乳剀局に突き圓たる光は平板状粒
子の぀の䞻芁結晶面に実質的に盎角に突き圓
たる。平板状粒子が薄いこずず塗垃に際しそれ
らが配向するこずずが盞た぀お、本発明の高ア
スペクト比平板状粒子乳剀局は埓来の乳剀塗膜
ず比范しお実質的に薄くなり、その結果鮮鋭床
が向䞊する。しかしながら、本発明に係る乳剀
局はたずえ埓来の乳剀局ず同䞀厚さに塗垃しお
もより優れた鮮鋭床を瀺す。 本発明の特に奜たしい圢態においお、高アス
ペクト比平板状粒子乳剀局は少なくずも1.0マ
むクロメヌトル、より奜たしくは少なくずも
マむクロメヌトルの最小平均粒子盎埄を瀺す。
平均粒子盎埄が増倧するず感床および鮮鋭床ず
もに改良される。有甚な最倧平均粒子盎埄は特
定の画像圢成利甚分野に応じお蚱容される粒状
性に䟝存しお倉わるであろうが、本発明による
高アスペクト比平板状粒子乳剀の最倧平均粒子
盎埄はいずれの堎合にも30マむクロメヌトル未
満、奜たしくは15マむクロメヌトル未満、より
奜たしくは10マむクロメヌトル以䞋である。 本発明による高アスペクト比平板状粒子乳剀
の単局塗膜ではハむアングル散乱を䜎枛するこ
ずが可胜ずなるが、ハむアングル散乱の䜎枛は
必ずしも倚色塗膜においお圓然の結果ずしお達
成されるわけではない。本発明の高アスペクト
比平板状粒子乳剀を甚いたある皮の倚色塗膜構
成においおは鮮鋭床の向䞊が達成されるが、他
の倚色塗膜構成においおは本発明の高アスペク
ト比平板状粒子乳剀は実際に䞋の乳剀局の鮮鋭
床を䜎䞋せしめ埗る。 局構成に戻るず、青色蚘録乳剀局が露光攟
射線源に最も近く配眮されるが、䞋の緑色蚘録
乳剀局は本発明による平板状粒子乳剀で構成さ
れる。さらに、緑色蚘録乳剀局が赀色蚘録乳剀
局の䞊に配眮される。倚くの非平板状乳剀にお
いおそうであるように、緑色蚘録乳剀局に平均
盎埄0.2〜0.6マむクロメヌトルの粒子を配合す
るならば、それを通぀お緑色および赀色蚘録乳
剀局に達する光に最倧の散乱が芋られるであろ
う。䞍幞にも、緑色蚘録乳剀局を圢成する高ア
スペクト比平板状粒子乳剀に到達する前に既に
光が散乱するならば、平板状粒子はそれを通぀
お赀色蚘録乳剀局ぞ向かう光を埓来の乳剀より
はるかに倧きく散乱せしめ埗る。埓぀お、この
特定の乳剀および局構成の遞択によ぀お赀色蚘
録乳剀局の鮮鋭床は、本発明による乳剀を含た
ない局構成ず比范しおより倧きく䜎䞋するこず
になる。 本発明による高アスペクト比平板状粒子乳剀
局の䞋に䜍眮する乳剀局に本発明の目的である
鮮鋭床を埗るために、実質的な散乱のない奜
たしくは正透過せる光を受理するように平板
状粒子乳剀局を配眮するこずが望たしい。換蚀
するならば、本発明の写真芁玠においお平板状
粒子乳剀の䞋に䜍眮する乳剀局に最良の鮮鋭床
を達成するこずは、平板状粒子乳剀局自身が混
濁局の䞋に䜍眮しない堎合に限られる。䟋え
ば、高アスペクト比平板状粒子緑色蚘録乳剀局
が赀色蚘録乳剀局の䞊に配眮され䞔぀リツプマ
ン乳剀局およびたたは本発明による高アス
ペクト比平板状粒子青色蚘録乳剀局の䞋に配眮
されるならば、赀色蚘録乳剀局の鮮鋭床はその
䞊に配眮されたたたは以䞊の平板状粒子乳
剀局の存圚によ぀お改良されるであろう。定量
的に蚀えば、高アスペクト比平板状粒子緑色蚘
録乳剀局䞊のたたは以䞊の局のコレクシペ
ン角が玄10゜未満であるならば、赀色蚘録乳剀
局の鮮鋭床が改善される。もちろん、鮮鋭床に
぀いおの䞊局の効果に関する限り、赀色蚘録乳
剀局自身が本発明による高アスペクト比平板状
粒子乳剀局であるこずは重芁ではない。 耇数の発色ナニツトを重合しおなる倚色写真
芁玠においおは、本発明が目的ずする鮮鋭床の
利点を達成するために露光攟射線源に最も近い
乳剀局を少なくずも高アスペクト比平板状粒子
乳剀で構成するこずが望たしい。本発明の特に
奜たしい圢態においおは、他の画像蚘録乳剀局
よりも露光攟射線源により近く䜍眮する各乳剀
局を高アスペクト比平板状粒子乳剀で構成す
る。前述の局構成、、、及びは䞋の
乳剀局の鮮鋭床をかなり改善するこずができる
本発明に係る倚色写真芁玠の局配眮を瀺すもの
である。 高アスペクト比平板状粒子乳剀の倚色写真芁
玠における画像鮮鋭床に察する優れた寄䞎を倚
色写真芁玠を参照しお詳现に説明したが、鮮鋭
床に぀いおの利点は銀像を圢成する目的をも぀
倚局黒癜写真芁玠においおも認められる。黒癜
像を圢成する乳剀を高感床および䜎感床の局に
分けるこずは慣甚される技術である。露光攟射
線源に近い局に本発明の高アスペクト比平板状
粒子乳剀を甚いるこずによ぀おその䞋に配眮す
る乳剀局の鮮鋭床が改善される。 (4) 態様 以䞋の䟋によ぀お本発明をさらに詳しく説明す
る。それぞれの䟋で、銀及びハロゲン化物塩の導
入の間ず぀ず反応容噚内容物をはげしく撹拌し
た。「パヌセント」なる甚語は、特に断りの
ある堎合を陀いお重量を意味しおおり、たた、
「」なる蚘号は、特の断りのある堎合を陀いお
モル濃床を衚わしおいる。溶液はすべお、特に断
りのある堎合を陀いお、氎溶液である。䟋瀺せる
乳剀䞭の平板状粒子の平均盎埄ず投映面積
ずを算出するために、䞍䜿甚を特に蚘茉した堎合
を陀いお、平板状粒子盎埄0.6ミクロン未満
を含たせたけれども、報告されおいる数倀を倧幅
に倉えるのに䞍十分な小さな盎埄をも぀平板状粒
子が存圚した。 比范䟋  この䟋では、モルの沃化物を含有しおおり
か぀予め分光増感されおいない平板状粒子AgBrI
乳剀䞊で塩化銀の非遞択的゚ピタキシダル成長を
行なうこずに぀いお説明する。 乳剀1A 平板状AgBrIホスト粒子沃化物モル 0.12Mの臭化カリりムを含有する55℃の1.5
れラチン溶液6.0に、それを撹拌しながらか぀
ダブルゞ゚ツト法により、0.12モルのKIを含有す
る2.0モルのKBr溶液及び2.0モルのAgNO3溶液を
分間かけお添加し、そしお、その間、0.92の
pBrを維持した硝酞銀の合蚈䜿甚量の5.3を
消費。次いで、䞊蚘した臭化物及び銀塩の溶液
を同時に、pBr0.92を保持しながら、加速され
た流量開始から終了たで6.0×、すなわち、終
了時における流量は開始時のそれよりも6.0倍倧
であるで41分間にわた぀お添加した硝酞銀の
合蚈䜿甚量の94.7を消費。合蚈しお3.0モルの
銀を䜿甚した。乳剀を35℃たで冷华し、米囜特蚱
第2614929号に蚘茉の凝固法により掗浄し、そし
お40℃で枬定しおpAg7.6で保存した。埗られ
た平板状粒子AgBrI沃化物モル乳剀は、
その平板状粒子の平均粒子盎埄が3.0ÎŒm、平均厚
さが0.09ÎŒm、平均アスペクト比が33、そし
お、投映面積を基準ずしお、粒子の85が平板状
であ぀た。 乳剀1B ホスト粒子の䞻結晶面䞊におけるAgClの゚ピタ
キシダル成長 䞊蚘のようにしお調補した平板状粒子AgBrIä¹³
剀1A0.04モル40gに0.1モルのAgNO3溶液を加
えお40℃におけるpAgを7.2に調節した。1.0mlの
0.79モルNaCl溶液を添加した。次いで、40℃に
おけるpAgを7.5で保持しながら、0.54モルの
NaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を8.3分間かけお
ダブルゞ゚ツト添加した。ハロゲン化銀党量の
モルの量のAgClが゚ピタキシダル成長による
付着物ずしお埗られた。簡単のため、この乳剀局
をモルAgCl乳剀ず呌び、たた、同様の甚語
法を以䞋の乳剀にも適甚する。 第図は、乳剀のカヌボンレプリカ電子顕埮鏡
写真である。この写真は、塩化銀が䞻結晶面䞊に
付着せしめられたこずを瀺しおいる。䞀郚の粒子
に぀いおみるず、䞻結晶面の゚ツゞの近傍におい
お゚ピタキシヌが優䜍であるず解されるけれど
も、圢成された付着物は、䞀般に、䞻結晶面䞊に
おいお倚かれ少なかれランダムである。塩化銀の
添加に先がけおAgBrI沃化物モルホスト
乳剀の分光増感が行なわれなか぀たずいう点に留
意されたい。 䟋  この䟋では、分光増感した平板状粒子AgBrä¹³
剀の粒子゚ツゞにそ぀おAgClの付着を行なうこ
ずに぀いお説明する。 乳剀2A 平板状AgBrホスト粒子 0.073モルの臭化ナトリりムを含有する80℃の
1.5れラチン溶液2.0に、それを撹拌しながら
か぀ダブルゞ゚ツト法により、0.30モルのNaBr
溶液及び0.05モルのAgNO3溶液を分間をかけ
お添加し、そしお、その間、1.14のpBrを維持し
た硝酞銀の合蚈䜿甚量の0.4を消費。次い
で、䞊蚘した臭化物及び銀塩の溶液を同時に、
pBr1.14を保持しながら、加速された流量開
始から終了たで3.0×で分間にわた぀お添加
した硝酞銀の䜿甚量の0.66を消費。次いで、
1.5モルのNaBr溶液及び1.5モルのAgNO3溶液
を、pBr1.14を保持しながら、加速された流量
開始から終了たで14.3×で25分間にわた぀お
添加した硝酞銀の䜿甚量の66.2を消費。次
いで加速を停止し、そしお溶液を䞀定流量で6.6
分間にわた぀お添加した硝酞銀の䜿甚量の32.8
を消費。合蚈しお玄3.03モルの銀塩を䜿甚し
た。乳剀を40℃たで冷华し、米囜特蚱第2614929
号に蚘茉の凝固法により掗浄し、そしお40℃で枬
定しおpAg8.0で保存した。埗られた平板状粒
子AgBr乳剀は、その平板状粒子の平均粒子盎埄
が5.0ÎŒm、平均厚さが0.09ÎŒm、平均アスペクト比
が56、そしお、党投映面積を基準ずしお、粒
子の85が平板状であ぀た。 乳剀2B ホスト粒子の䞻結晶面䞊におけるAgClの゚ピタ
キシダル成長 䞊蚘のようにしお調補したAgBrホスト粒子乳
剀を遠心分離し、そしお1.85×10-2モルのNaCl
溶液䞭に再懞濁させた。2.5モルのAgClを40g
の乳剀0.04モル䞭に、40℃におけるpAgを7.5
で保持しながら0.55モルのNaCl及び0.50モルの
AgNO3溶液を4.1分間をかけおダブルゞ゚ツト添
加するこずによ぀お、沈柱させた。この乳剀を、
Ag1モル圓り1.0ミリモルの色玠、アンヒドロ
−−クロロ−−゚チル−5′−プニル、
3′−ビス−スルホプロピルオキサカルボシ
アニンヒドロキシド、トリ゚チルアミン塩で分光
増感した。 乳剀2C AgClの、゚ツゞにおける遞択的゚ピタキシダル
成長 前蚘パラグラフに蚘茉のものず同䞀の手法に
埓぀おこの乳剀を調補した。䜆し、この乳剀の堎
合、NaCl及びAgNO3の溶液の添加に先がけお
1.0ミリモルの色玠Ag1モル圓りで分光増感
を行な぀た。 AgClの添加埌に分光増感を行な぀た乳剀2Bの
堎合、結晶衚面䞊にAgClがランダムに付着せし
められた第図を参照。AgClの添加に先がけ
お分光増感を行な぀た乳剀2Cの堎合、殆んどの
AgClが専ら粒子の゚ツゞにそお付着せしめられ
た第図参照。䞀般に、存圚する少数の小粒
子平板状粒子の䞻結晶面䞊に茉぀た状態で瀺さ
れおいるぱピタキシダル成長により平板状粒
子に付着せしめられず、独立した粒子ずしおあ
る。 乳剀2B及び2Cをポリ゚ステル支持䜓䞊に銀
1.61gm2及びれラチン3.58gm2の被芆量で塗垃
した。この乳剀局䞊に0.54gm2のれラチン局を
塗垃した。乳剀塗膜を濃床〜6.0のステツプ・
タブレツト0.30ステツプを通しお600Wの
2850〓タングステン光源に10秒間にわた぀お
暎露し、そしお20℃の−メチル−−アミノフ
゚ノヌルサルプヌトMetol −ハむドロキ
ノン珟像液で〜20分間にわた぀お時間珟像系で
凊理した。埗られたセンシトメトリ−枬定結果を
䞋蚘の第衚に蚘茉する。
【衚】 䟋  この䟋では、分光増感せざる平板状ホスト結晶
のコヌナヌにおいおAgClの゚ピタキシダル成長
を行なうこずに぀いお説明する。 察照乳剀3A ホスト粒子の䞻結晶面䞊におけるAgClのランダ
ムな゚ピタキシダル成長 前蚘䟋、パラグラフに蚘茉の平板状ホスト
粒子AgBr乳剀2Aを遠心分離し、そしお1.85×
10-2モルのNaCl溶液䞭に再懞濁させた。2.5モル
のAgClを40gのホスト乳剀0.04モル䞭に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.55モルの
NaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を4.1分間をかけ
おダブルゞ゚ツト添加するこずに぀お、沈柱させ
た。この乳剀を、次いで、Ag1モル圓り1.0ミリ
モルの色玠で分光増感した。 乳剀3B ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの遞択的
゚ピタキシダル成長 400gのAgBrホスト粒子乳剀2A0.4モルに0.5
モルの沃化物を、4.0×10-2モルのKI溶液を5.0
ml分で10分間にわた぀お泚加するこずを通じ
お、添加した。この乳剀を遠心分離し、そしお
1.85×10-2モルのNaCL溶液䞭に再懞濁させた。
次いで、2.5モルのAgClを40gのホスト乳剀
0.04モル䞭に、40℃におけるpAgを7.5gで保
持しながら0.55モルのNaCl及び0.50モルの
AgNO3溶液を分間をかけおダブルゞ゚ツト添
加するこずによ぀お、沈柱させた。次いで、この
乳剀を1.0ミリモルの色玠Ag1モル圓りで分
光増感した。 察照乳剀3C AgClを含有しない沃化物添加察照粒子 前蚘乳剀3Bず同䞀の手法に埓぀お乳剀3Cを調
補し、そしお分光増感した。䜆し、この乳剀では
AgClの゚ピタキシダル成長を省略した。 AgClの添加埌に分光増感を行な぀た乳剀3Aの
堎合、䞻結晶面党䜓䞊にAgClがランダムに付着
せしめられた第図を参照。AgClの添加に先
がけお0.5モルのKIを添加した乳剀3Bの堎合、
AgClの殆んどが専ら粒子のコヌナヌに付着せし
められた第図を参照。䞻結晶面䞊に茉぀お
いる小粒子は独立しおおり、そしお䞻結晶面䞊で
゚ピタキシダル成長せしめられなか぀た。 前蚘䟋に蚘茉のようにしお乳剀3A3B及び
3Cを塗垃し、露光し、そしお時間珟像系で凊理
した。埗られたセンシトメトリヌ枬定結果を䞋蚘
の第衚に蚘茉する。
【衚】 䟋  この䟋では、分光増感した平板状粒子AgBrä¹³
剀のコヌナヌのずころで専らAgClの倧郚分が゚
ピタキシダル成長により付着せしめられるこずに
぀いお説明する。 乳剀4A 平板状AgBrホスト粒子 0.067モルの臭化ナトリりムを含有する80℃の
15れラチン溶液3.0に、それを撹拌しながら
か぀ダブルゞ゚ツト法により、0.1モルのNaBr溶
液及び0.1モルのAgNO3溶液を3.75分間をかけお
添加し、そしお、その間、1.17のpBrを維持した
硝酞銀の合蚈䜿甚量の0.22を消費。次いで、
3.0モルのNaBr溶液及び3.0モルのAgNO3溶液を
同時に、pBr1.17を保持しながら、加速された
流量開始から終了たで24.8×で31分間にわ぀
お添加した硝酞銀の合蚈䜿甚量の91.0を消
費。NaBr溶液の添加を停止し、そしお7.75の
pAgが達成されるたで硝酞銀の合蚈䜿甚量の
6.8を消費AgNO3溶液の添加を継続した。合
蚈しお玄6.85モルの硝酞銀を䜿甚した。乳剀を40
℃たで冷华し、米囜特蚱第2614929号に蚘茉の凝
固法により掗浄し、そしお40℃で枬定しおpAg
8.5で保存した。埗られた平板状粒子AgBr乳剀
は、その平板状粒子の平均粒子盎埄が2.9ÎŒm、平
均厚さが0.11ÎŒm、平均アスペクト比が26、
そしお党投映面積を基準ずしお、粒子の96が平
板状であ぀た。 乳剀4B ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの゚ピタ
キシダル成長 䞊蚘のようにしお調補した平板状粒子AgBrホ
スト乳剀4A0.04モル40gに0.1モルのAgNO3溶
液を加えお40℃におけるpAgを7.2に調節した。
この乳剀を1.6ミリモルAg モルの色玠、
1′−ゞ゚チル−2′−シアニン−トル゚
ンスルホネヌトで分光増感し、そしお40℃で分
間にわた぀お撹拌した。次いで、1.0mlの0.5モル
NaCl溶液を添加した。次いで、5.0モルの
AgClをホスト粒子乳剀䞭に、4.0℃におけるpAg
を7.2で保持しながら0.52モルのNaCl及び0.5モル
のAgNO3溶液を分間をかけおダブルゞ゚ツト
添加するこずによ぀お、沈柱させた。 第図は、AgClAgBr゚ピタキシダル成長
乳剀の粒子をカヌボンレプリカ電子顕埮鏡写真に
撮぀たものである。 䟋  この䟋では、平板状粒子AgBrI乳剀䞊における
AgClの遞択的゚ピタキシダルコヌナヌ成長に぀
いお説明する。 乳剀5A 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子 0.12モルの臭化カリりムを含有する55℃の1.5
れラチン溶液6.0に、それを撹拌しながらか
぀ダブルゞ゚ツト法により、0.06モルのKIを含有
する1.12モルKBr溶液及び1.0モルのAgNO3溶液
を分間をかけお添加した硝酞銀の合蚈䜿甚量
の5.0を消費。同時に、分間のあだ70℃たで
枩床を高めた。次いで、KIが0.12モル含たれる
2.0モルKBr溶液及び2.0モルAgNO3溶液を同時
に、70℃でpBr0.92を保持しながら、加速され
た流量開始から終了たで4.0×で30分間にわ
぀お添加した硝酞銀の合蚈䜿甚量の95.0を消
費。合蚈しお玄3.16モルの銀塩を䜿甚した。乳
剀を35℃たで冷华し、米囜特蚱第2614929号に蚘
茉の凝固法により掗浄し、そしお35℃で枬定しお
pAg8.2で保存した。埗られた平板状粒子
AgBrI沃化物モル乳剀は、その平板状粒
子の平均粒子盎埄が2.7ÎŒm、平均厚さが0.08ÎŒm、
平均アスペクト比が34、そしお、党投映面積
を基準ずしお、粒子の85が平板状であ぀た。 乳剀5B ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの遞択゚
ピタキシダル成長 䞊蚘のようにしお調補した平板状粒子AgBrIホ
スト乳剀5A0.04モル40gに0.1モルのAgNO3溶
液を加えお40℃におけるpAgを7.2に調節した。
1.0mlの0.54モルNaCl溶液を添加した。この乳剀
を1.0ミリモルAg モルの色玠で分光増感
した。次いで、5.0モルのAgClをホスト平板状
粒子乳剀䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持し
ながら0.54モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶
液を7.8分間をかけおダブルゞ゚ツト添加するこ
ずによ぀お、沈柱させた。 第図及び第図は、それぞれ、乳剀
5Bの次的電子顕埮鏡写真である。これらの写
真では、平板状粒子AgBrI沃化物モル結
晶のコヌナヌのずころ5.0モルのAgClが゚ピタ
キシダル成長により付着せしめられおいる状態が
瀺されおいる。 䟋  この䟋では、分光増感した平板状粒子AgBrIä¹³
剀䞊におけるAgBrの遞択的゚ピタキシダル成長
コヌナヌ付着に぀いお説明する。 乳剀6A 平板状AgBrI沃化物12モルホスト粒子 0.14モルの臭化カリりムを含有する55℃の1.5
れラチン溶液9.0に、それを撹拌しながら、
2.0モルのAgNO3溶液を15秒間にわた぀お添加し
た硝酞銀の合蚈䜿甚量の0.4を消費。次い
で、ダブルゞ゚ツト添加法により、0.24モルのKI
を含有する2.05モルのKBr溶液及び2.0モルの
AgNO3溶液を15秒間にわた぀お添加した硝酞
銀の合蚈䜿甚量の0.4を消費。次いで、䞊蚘し
たハロゲン化物及び硝酞銀の溶液を同時に、pBr
0.92を保持しながら7.5分間にわた぀お添加し
た硝酞銀の合蚈䜿甚量の2.3を消費。次い
で、䞊蚘したハロゲン化物及び硝酞銀の溶液を同
時に、pBr0.92を保持しながら、加速された流
量開始から終了たで6.6×で41分間にわた぀
お添加した硝酞銀の合蚈䜿甚量の96.9を消
費。乳剀を35℃たで冷华し、米囜特蚱第2614929
号に蚘茉の凝固法により掗浄し、そしお40℃で枬
定しおpAg8.2で保存した。埗られた平板状粒
子AgBrI沃化物12モル乳剀は、その平板状
粒子の平均粒子盎埄が2.1ÎŒm、平均厚さが
0.10ÎŒm、平均アスペクト比が21、そしお、
党投映面積を基準ずしお、粒子の75が平板状で
あ぀た。 乳剀6B ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgBrの遞択的
゚ピタキシダル成長 䞊蚘のようにしお調補した平板状粒子AgBrI
沃化物12モルホスト粒子乳剀6A0.06モル
56.8gに0.2モルのAgNO3溶液を加えお40℃におけ
るpAgを7.6に調節した。この乳剀を1.5ミリモ
ルAg1モルの色玠で分光増感し、そしお40℃
で分間にわた぀お保持した。次いで、4.2モル
のAaBrをホスト平板状粒子乳剀䞭に、40℃に
おけるpAgを7.2で保持しながらNa2S2O3・5H2O
20.8mgずKAuCl420.8mgずを含有
する0.2モルのNaBr溶液及び0.2モルのAgNO3溶
液を12.8分間をかけおダブルゞ゚ツト添加するこ
ずによ぀お、沈柱させた。この乳剀を60℃たで加
熱し、そしお10分間にわた぀お保持した。 抑止珟像の研究 䞊蚘のようにしお調補した化孊増感平板状粒子
AgBrAaBrI乳剀6Bをセルロヌス゚ステル支持
䜓䞊に銀1.07gm2及びれラチン2.15gm2の被芆
量で塗垃した。 この塗膜に600W3000〓タングステン光源から
のDnax露光を100秒間にわ぀お䞎え、そしお
次に䞋蚘の珟像液䞭で20℃で75秒間にわた぀お
凊理した。 珟像液  ハむドロキノン 10.0g Na2SO3 10.0g メタ硌酞ナトリりム 10.0g 蒞留氎を加えお 党量1.0 PH9.4 珟像埌、塗膜を酢酞停止济䞭に分間にわ
た぀お浞挬し、そしお次に蒞留氎で掗浄した。 第図は、郚分的に珟像した粒子のれラチン
カプセル電子顕埮鏡写真である。この写真䞭、最
も黒い郚分が珟像された銀を衚わしおいる。珟像
された銀の䜍眮から、朜像圢成の殆どは専ら平板
状粒子のコヌナヌの郚分もしくはその近で行なわ
れるずいうこずが刀る。 䟋  この䟋では、゚ピタキシヌの関数ずしおの感床
及び最小濃床を新品及び保存埌の䞡方に぀いお説
明する。この䟋では、さらに、郚分的な珟像の完
了した粒子の怜査による朜像圢成の䜍眮決めに぀
いおもたた説明する。 乳剀7A 化孊及び分光増感したAgBrI沃化物モル
ホスト粒子乳剀1A 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子乳
剀1AをmgAg1モルのNa2S2O3・5H2O及び
mgAg1モルのKAuCl4を甚いお60℃で10分間に
わた぀お化孊増感し、そしお次に1.5ミリモル
Ag1モルの色玠を甚いお分光増感した。この乳
剀をポリ゚ステル支持䜓䞊に銀1.61gm2及びれ
ラチン3.58gm2の被芆量で塗垃した。この乳剀
局に0.54gm2のれラチン局をオヌバヌコヌトし
た。 乳剀7B 分光増感した゚ピタキシダル成長AgClAgBrI
乳剀 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子乳
剀1A0.04モルに0.1モルのAgNO3及び0.006モ
ルのKIを同時に添加するこずによ぀お40℃にお
けるpAgを7.2に調節した。次いで、1.0mlの0.80
モルNaCl溶液を添加した。この乳剀を1.5ミリモ
ルAg1モルの色玠で分光増感した。次いで、
1.25モルのAgClをホスト平板状粒子乳剀䞭に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54モルの
NaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を分間をかけ
おダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈柱さ
せた。 乳剀7C 化孊及び分光増感した゚ピタキシダル成長
AgClAgBrI乳剀 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子乳
剀1Aに0.1モルのAgNO3及び0.006モルのKIを同
時に添加するこずによ぀お40℃におけるpAgを
7.2に調節した。次いで、1.0mlの0.74モルNaCl溶
液を添加した。この乳剀を1.5ミリモルAg1モ
ルの色玠で分光増感し、そしお40℃で30分間に
わた぀お保持した。この乳剀を遠心分離し、そし
お1.85×10-2モルのNaCl溶液䞭に床にわた぀
お再懞濁させた。次いで、1.25モルのAgClを
40gの平板状粒子ホスト乳剀0.04モル䞭に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54モルの
NaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を2.1分間をかけ
おダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈柱さ
せた。この乳剀をさらに0.5mgAg1モルの
Na2S2O3・5H2O及び0.5mgAg1モルのKAuCl4
で化孊増感した。かかる化孊増感剀は、NaCl及
びAgNO3詊薬の添加を開始しおから15秒埌に添
加した。第図はこの乳剀の電子顕埮鏡写真で
あり、コヌナヌにおける遞択的゚ピタキシヌを瀺
しおいる。 乳剀7D 化孊及び分光増感した゚ピタキシダル成長
AgClAgBrI乳剀 前蚘乳剀7Cず同様にしお乳剀7Dを調補した。
䜆し、この乳剀の堎合、分光増感AgBrIホスト結
晶䞊におけるAgClの゚ピタキシダル成長の過皋
で乳剀を1.0mgAg1モルのKAuCl4及び1.0mg
Ag1モルのNa2S2O3・5H2Oで化孊増感した。 䞊蚘した乳剀を前蚘䟋に蚘茉のようにしお塗
垃し、露光し、そしお時間珟像系で凊理した。セ
ンシトメトリヌ枬定結果を䞋蚘の第衚に蚘茉す
る。
【衚】 䞊蚘第衚から明らかずなるように、分光増感
した゚ピタキシダル成長AgClAgBrI平板状粒
子乳剀7B7C及び7Dは、それに化孊増感が加わ
぀おいおもいなくおも、化孊及び分光増感したホ
スト粒子AgBr乳剀7Aに范べお著しく高感床
1.2log であ぀た。さらに、乳剀7C及び7Dの
堎合、乳剀7Aの堎合に范べお著しく少量の化孊
増感剀を䜿甚したにすぎなか぀た。 さらに、乳剀7A及び7Cの塗膜を49℃及び盞察
湿床R.H.50で週間にわた぀お保持し、
そしお濃床〜6.0のステツプタブレツト0.30
ステツプを通しお600W2850〓タングステン光
源に10秒間にわた぀お暎露し、そしお20℃の
−メチル−−アミノプノヌルサルプヌト
Metol −ハむドロキノン珟像液で分間にわ
た぀お凊理した。センシトメトリヌの枬定結果か
ら、゚ピタキシダル成長AgClAgBrI乳剀7Cは
ホスト粒子AgBrI乳剀7A范べおより高感床であ
りか぀より少ないカブリを生ずるずいうこずが刀
明した。第衚を参照されたい。
【衚】 抑止珟像の研究 平板状粒子AgBrI沃化物モル乳剀7A及
び゚ピタキシダル成長AgClAgBrl乳剀7Cをセ
ルロヌス゚ステル支持䜓䞊に銀1.61gm2及びれ
ラチン3.58gm2の被芆量で塗垃した。埗られた
乳剀局に0.54gm2のれラチン局をオヌバヌコヌ
トした。 乳剀7Aの塗膜に600W2850〓タングステン光源
からのDnax露光を10秒間にわ぀お䞎え、そ
しお次に䞋蚘珟像液䞭で20℃で50秒間にわた぀
お凊理した。乳剀7Cの塗膜にもたた600W2850〓
タングステン光源からDnax露光を2.0䞭性濃床フ
むルタヌを通しお10秒間にわた぀お䞎え、そ
しお珟像液䞭で20℃で60秒間にわた぀お凊理し
た。 珟像液  ハむドロキノン 0.4g Elon −メチル−−アミノプノヌル
サルプヌト 0.2g Na2SO3 2.0g KBr 0.5g メタ硌酞ナトリりム 5.0g 蒞留氎を加えお 党量1.0 PH10.0 珟像埌、塗膜を0.5酢酞停止济䞭に30秒間に
わた぀お浞挬し、そしお次に蒞留氎で分間にわ
た぀お掗浄した。 第図は、郚分的に珟像した乳剀7Aの粒子の
れラチンカプセル電子顕埮鏡写真である。珟像さ
れた銀最も黒い郚分の䜍眮から、朜像の圢成
は䞻ずしお平板状粒子の゚ツゞにそ぀おランダム
に行なわれたずいうこずが刀る。第図に瀺され
おいるものは、郚分的に珟像した乳剀7Cの粒子
である。この第図から、朜像の圢成の倧郚分は
専ら平板状粒子のコヌナヌの近傍においお行なわ
れたずいうこずが刀る。 䟋  この䟋では、平板状粒子゚ピタキシダル成長
AgClAaBrI乳剀の写真孊的レスポンスを、
AgClの付着前における分光増感vs・AgCl付着埌
における分光増感に぀いお説明する。 乳剀8A ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの遞択的
゚ピタキシダル成長 塩化銀の沈柱に先がけお分光増感を実斜し
た 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子乳剀
1Aに0.10モルのAgNO3及び0.006モルのKI溶液を
同時に加えお40におけるpAgを7.2に調節した。
1.0mlの0.74モルNaCl溶液を添加した。この乳剀
を1.5ミリモルAg1モルの色玠で分光増感し、
そしお40℃で30分間にわた぀お保持した。次い
で、この乳剀を遠心分離し、そしお1.85×10-2モ
ルのNaCl溶液䞭に床にわた぀お再懞濁させた。
次いで、1.25モルのAgClを平板状ホスト乳剀
䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54
モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を分間
をかけおダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、
沈柱させた。NaCl及びAgNO3詊薬の添加開始
埌、15秒、0.5mgのNa2S2O3・5H2OAg1モル及
び0.5mgのKAuCl4Ag1モルを添加した。 乳剀8B ホスト粒子の䞻芁面䞊におけるAgClのランダム
な゚ピタキシダル成長 塩化銀の沈柱埌に分光増感を実斜した 乳剀8Bを、前蚘乳剀8Aず同䞀の手に埓぀お調
補した。䜆し、この乳剀の堎合、AgClの付着に
匕き続いお1.5ミリモルAg1モルの色玠で分
光増感を実斜した。 AgClの添加に先がけお分光増感を実斜した乳
剀8Aの電子顕埮鏡写真から、AgClは専ら平板状
AgBrI結晶のコヌナヌの近傍に付着せしめられた
ずいうこずが刀぀た。䜆し、乳剀8BAgClの沈
着に匕き続いお分光増感を実斜したの堎合、
AgClは䞻結晶面䞊にランダムに付着せしめられ
たずいうこずが刀぀た。 乳剀8A及び8Bを䞉酢酞セルロヌス支持䜓䞊に
銀1.60gm2及びれラチン3.58gm2の被芆量で塗
垃し、そしお前蚘䟋に蚘茉したものず同様な時
間珟像系で露光及び凊理した。センシトメトリヌ
の枬定結果から、等Dnio0.10の時、乳剀8Aは
乳剀8B范べお0.70logEだけ高感床であるずいう
こずが刀明した。 䟋  この䟋では、平板状AgClAgBrI乳剀の写真
的レスポンスを、AgCl添加前に分光増感を実斜
したものに぀いお説明する。 乳剀9A ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの遞択的
゚ピタキシダル成長 40gの平板状AgBrI沃化物モルホスト粒
子乳剀1Aに0.10モルのAgNO3及び0.006モルのKI
を同時に加えお40℃におけるpAgを7.2に調節し
た。次いで1.0mlの0.8モルNaCl溶液を添加した。
この乳剀を1.8ミリモルAg1モルの色玠、ア
ンヒドロ−−゚チル−5′ゞプニル−
3′−ビス−スルホブチルオキサカルボシア
ニンヒドロキシド、トリ゚チルアミノ塩で分光増
感し、そしお40℃で30分間にわた぀お保持した。
次いで、1.25モルのAgClを平板状粒子ホスト
乳剀䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持しなが
ら0.54モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を
分間をかけおダブルゞ゚ツト添加するこずによ
぀お、沈柱させた。 乳剀9B ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClのAu増感
遞択的゚ピタキシダル成長 乳剀9Bを、前蚘乳剀9Aず同䞀の手法に埓぀お
調補した。䜆し、この乳剀の堎合、NaCl及び
AgNO3詊薬の添加開始埌15秒、1.0mgの
KAuCl4Ag1モルを添加した。 乳剀9C ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの硫黄増
感遞択的゚ピタキシダル成長 乳剀9Cを、前蚘乳剀9Aず同䞀の手法に埓぀お
調補した。䜆し、この乳剀の堎合、NaCl及び
AgNO3詊薬の添加開始埌15秒、1.0mgの
Na2S2O3・5H2OAg1モルを添加した。さらに
たた、沈柱の生成が完了した埌、乳剀を60℃で10
分間にわた぀お加熱した。 乳剀9D ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClのセレン
Se増感遞択的゚ピタキシダル成長 乳剀9Dを、前蚘乳剀9Aず同䞀の手法に埓぀お
調補した。䜆し、この乳剀の堎合、NaCl及び
AgNO3詊薬の添加開始埌、15秒、0.17mgの亜セ
レン酞ナトリりムNa2SeO3Ag1モルを添加
した。 乳剀9A及び9Bを䞉酢酞セルロヌスフむルム支
持䜓䞊に銀1.15gm2及びれラチン3.5gm2の塗
芆量で塗垃した。さらに、平板状AgBrIホスト粒
子乳剀1Aを1.87mgAg1モルの色玠で分光増感
し、そしお䞊蚘のようにしお塗垃した。さらに、
平板状粒子AgBrIホスト乳剀を先ずmg
KAuCl4Ag1モルmgNa2S2O3・5H2OAg1
モルで60℃で10分間にわた぀お化孊増感し、そし
お次に1.87mgAg1モルの色玠で分光増感し、
そしお䞊蚘のようにしお塗垃した。これらの塗膜
を濃床〜4.0の連続り゚ツゞダブレツトを通し
お600W5500〓タングステン光源に10秒間に
わた぀お暎露し、そしお−メチル−−アミノ
プノヌルサルプヌトMetol −ハむドロ
キノン珟像液䞭で20℃で分間にわた぀お凊理し
た。センシトメトリヌ枬定結果から、゚ピタキシ
ダル成長AgClAgBrI乳剀9A〜9Dは分光増感
AgBrIホスト粒子乳剀化孊増感を䌎なう堎合ず
䌎なわない堎合ずに范べお顕著に高感床
2.0logEでありか぀より高いDnaxをも぀こずが
刀る。䞋蚘の第衚を参照されたい。 䟋 10 この䟋では、分光増感した平板状AgBrI結晶の
コヌナヌにおけるAgBrの゚ピタキシダル成長に
぀いお説明する。 乳剀10A 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子のコ
ヌナヌ䞊におけるAgBrの遞択的゚ピタキシダル
成長 平板状AgBrI沃化物モルホスト乳剀1A
を1.5ミリモルAg1モルの色玠で分光増感し
た。分光増感匕き続いお、乳剀を遠心分離し、そ
しお蒞留氎䞭に床にわた぀お懞濁させた。次い
で、0.6モルのAgBrを40gの分光増感AgBrIホ
スト粒子乳剀0.04モル䞭に、40℃における
pAgを7.5で保持しながら0.2モルのNaBr及び0.2
モルのAgNO3溶液を1.5分間をかけおダブルゞ゚
ツト添加するこずによ぀お、沈柱させた。NaBr
及びAgNO3詊薬の添加開始埌15秒、1.0mgの
Na2S2O3・5H2OAs1モル及び1.0mgの
KAuCl4Ag1モルを添加した。゚ピタキシダル
成長AgBrAgBrI乳剀のカヌボンレプリカ電子
顕埮鏡写真に぀いおは第図を参照されたい。 平板状AgBrIホスト粒子乳剀1Aを4.0mgの
KAuCl4Ag1モル及び5.0mgのNa2S2O3・
5H2OAg1モルで60℃で10分間にわた぀お化孊
増感し、そしお次に1.5ミリモルAg1モルの色
玠で分光増感した。ホスト粒子乳剀1A及び゚
ピタキシダル成長AgBrAgBrI乳剀を前蚘䟋
に蚘茉のようにしお塗垃し、露光し、そしお凊理
した。センシトメトリヌ枬定結果から、著しく少
量の化孊増感剀を甚いお䜎枩床で増感した゚ピタ
キシダル成長乳剀10Aは、等Dnio0.10の時、増
感したAgBrIホスト粒子乳剀1Aに范べお玄
0.80logEだけ高感床であるこずが刀る。
【衚】 粒子

1A AgBrホスト (1.87) KAuCl(
5) 64 0.68 0.10 0.77
粒子 NASO・
5HO(5)
【衚】 䟋 11 この䟋では、超増感色玠結合䜓で増感した平板
状AgBr粒子乳剀䞊でのAgClの゚ピタキシダル成
長に぀いお説明する。 乳剀11A この乳剀を前蚘䟋の平板状AgBrホスト粒子
乳剀2Aず同様にしお調補した。埗られた乳剀の
平均粒子盎埄は3.9ÎŒm、そしお平均粒子厚さは
0.09ÎŒmであ぀た。0.3マむクロメヌトル未満の厚
さ及び最䜎0.6マむクロメヌトルの盎埄を有する
粒子は43の平均アスペクト比を瀺し、そしお
臭化銀粒子の党投映面積の90を占有した。 乳剀11B 色玠結合䜓で分光増感した乳剀のホスト粒子コヌ
ナヌ䞊におけるAgClAgBrの遞択的゚ピタキシ
ダル成長 40gの平板状AgBrホスト粒子乳剀11A0.04モ
ルに0.1モルのAgNO3溶液を加えお40℃におけ
るpAgを7.2に調節した。次いで、1.0mlの0.61モ
ルNaCl溶液を添加した。この乳剀を1.5ミリモ
ルAg1モルの色玠で分光増感した。 1.25モルのAgClをホスト平板状粒子乳剀䞭
に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54モ
ルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を分間を
かけおダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈
柱させた。 センシトメトリヌ枬定結果 塗膜 平板状AgBrホスト粒子乳剀11Aを1.5ミリモ
ルAg1モルの色玠及び0.15ミリモルAg1モ
ルの色玠−−ゞプニルアミノスチリ
ルベンゟチアゟヌルで分光増感し、そしお次に
ポリ゚ステルを支持䜓䞊に銀1.73gm2及びれラ
チン3.58gm2の被芆量で塗垃した。この乳剀局
に0.54gm2のれラチンをオヌバヌコヌトした。 塗膜 平板状AgBrホスト粒子乳剀11Aを1.5mg
KAuCl4Ag1モル1.5mgNa2S2O3・5H2O
Ag1モルで65℃で10分間にわた぀お化孊増感し
た。次いで、この乳剀を前蚘塗膜に関しお蚘茉
のようにしお分光増感し、そしお塗垃した。 塗膜 平板状粒子゚ピタキシダル成長AgClAgBrä¹³
剀11Bを色玠で分光増感したものを、塩化銀の
沈着に匕き続いお、0.15ミリモルAg1モルの色
玠でさらに増感し、そしお次に前蚘塗膜に関
しお蚘茉のようにしお塗垃した。 埗られた塗膜を前蚘䟋に蚘茉のようにしお露
光し、そしお時間珟像系で凊理した。埗られたセ
ンシトメトリヌ枬定結果を瀺すず、䞋蚘の第衚
に蚘茉の通りである。
【衚】 粒子
 AgClAgBr Dya B(1.5) D(0.15)

 386 0.20
䞊蚘から刀るように、AgBrの付着に先がけお
分光増感した゚ピタキシダル成長AgClAgBrä¹³
剀11Bは分光増感したホスト粒子乳剀11Aに范べ
お131 log感床単䜍だけ高感床であ぀た。さらに
加えお、この乳剀11Bは化孊増感し、そしお次に
物理増感したホスト粒子乳剀11Aに范べお63log
感床単䜍だけ高感床であ぀た。 䟋 12 この䟋では、平板状粒子AgBrI乳剀に埮粒子
AgCl乳剀を添加するこずによ぀お調補した゚ピ
タキシダル成長AgClAgBrI乳剀に぀いお説明
する。 乳剀12A 埮粒子AgCl乳剀 3.4×10-3モルのNaClを含有する3.3れラチン
溶液3.0に、それを撹拌しながらか぀ダブルゞ
゚ツト法により、pAg6.9で0.4分間をかけお4.0
モル塩化ナトリりム溶液及び4.0モル硝酞銀溶液
を添加した。0.24モルのAgCl乳剀が埗られた。 乳剀12B 2.5モルのAgClを含有する゚ピタキシダル成長
AgClAgBrI乳剀 30gの平板状粒子AgBrI沃化物モル乳
剀1Aを1.1ミリモルAg1モルの色玠で分光増
感し、そしお40℃で15分間にわた぀お保持した。
次いで、䞊蚘のようにしお調補した10gのAgClä¹³
剀12A×10-3モルを平板状粒子AgBrI乳剀
1A0.04モルに添加し、そしお40℃で30分間に
わた぀お撹拌した。 電子顕埮鏡写真から、AgClは遞択的゚ピタキ
シダル成長の結果ずしお平板状AgBrI結晶のコヌ
ナヌのずころに付着せしめられたずいうこずが刀
る。第図に電子顕埮鏡写真が瀺しおあるので
参照されたい。 䟋 13 この䟋では、十分な量の沃化物を平板状臭沃化
銀ホスト粒子䞭に存圚させた堎合には、吞着せし
められた局郚支配物質が䞍存圚であ぀おも、それ
らのホスト粒子のコヌナヌ䞊でAgClを遞択的に
゚ピタキシダル成長せしめ埗るずいうこずに぀い
お説明する。 乳剀13A 平板状AgBrI沃化物12モルホスト粒子ダ
ブルゞ゚ツト沈柱法により調補したこの乳剀は、
3.6ÎŒm匐平均粒子盎埄、そしお0.09ÎŒmの平均粒子
厚さを有しおいた。0.3マむタロメヌトル未満の
厚さ及び最䜎0.6マむクロメヌトルの盎埄を有す
る粒子は40の平均アスペクト比をもち、そし
お存圚する粒子党䜓の党投映面積の85以䞊を占
有した。かかる粒子には、ダブルゞ゚ツト沈柱生
成過皋においお均䞀に導入されたずころの12モル
沃化物が含たれた。この乳剀を0.6ミリモル
Ag1モルの色玠で分光増感した。 乳剀13B 乳剀13Bを前蚘乳剀13Aず同䞀の手法に埓぀お
調補した。䜆し、この乳剀の堎合、分光増感に先
がけた乳剀の化孊増感を実斜した。この化孊増感
は、3.4mgのNa2S2O3・5H2OAg1モル及び1.7mg
のKAuClAg1モルを甚いお、65℃で10分間に
わた぀お実斜した。 乳剀13C 遞択的゚ピタキシダルコヌナヌ成長埌の分光増感 平板状粒子AgBrI沃化物12モル乳剀13A
に0.1モルのAgNO3及び0.012モルのKI溶液を同
時添加するこずによ぀お40℃におけるpAgを7.2
に調節した。この乳剀を遠心分離し、そしお1.85
×10-2モルのNaCl溶液䞭に再懞濁させた。2.5モ
ルのAgClを40gの平板状ホスト粒子乳剀0.04
モル䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持しな
がら0.55モルのNaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を
分間をかけおダブルゞ゚ツト添加するこずによ
぀お、沈柱させた。この乳剀を、次いで、Ag1モ
ル圓り0.6ミリモルの色玠で分光増感した。 AgClの添加埌に分光増感した乳剀13Cの堎合、
そのAgClの倧郚分が専ら平板状AgBrI結晶のコ
ヌナヌのずころに付着せしめられおいた。第
図は、乳剀13Cのカヌボンレプリカ電子顕埮鏡写
真である。 乳剀13A13B及び13Cを前蚘䟋蚘茉のよう
にしお塗垃し、露光し、そしお時間珟像系で凊理
した。センシトメトリヌ枬定結果を䞋蚘の第衚
に蚘茉する。
【衚】 子乳剀
【衚】 䟋 14 この䟋では、分光増感した平板状粒子AgBrIä¹³
剀䞊におけるAgClの゚ピタキシダル成長をコヌ
ナヌ郚䜍党䜓より少なく限定し埗るずいうこずを
説明する。 乳剀14A ホスト粒子のコヌナヌ䞊におけるAgClの遞択的
゚ピタキシダル成長 乳剀14Aを前蚘䟋に蚘茉のAgBrホスト粒子
乳剀1Aず同様にしお調補した。沈殿生成埌、こ
の乳剀2.0モルのAgNO3及び0.12モルのKIを同時
に添加するこずによ぀お40℃におけるpAgを7.2
に調節した。次いで、塩化ナトリりムを添加しお
乳剀䞭の塩化物むオンを1.8×10-2モルずし
た。この乳剀を1.5ミリモルAg1モルの色玠
で分光増感し、そしお40℃で30分間にわ぀お保持
した。次いで、1.2モルのAgClを9.5のホスト
乳剀3.9モル䞭に、40℃におけるpAgを7.2で
保持しながら2.19モルのNaCl及び2.0モルの
AgNO3溶液を分間をかけおダブルゞ゚ツト添
加するこずによ぀お、沈殿させた。 乳剀14Aの電子顕埮鏡写真から、分光増感した
平板状粒子AgBrI沃化物モル乳剀䞊にお
けるAgClの成長は䞀般にそれぞれの六方晶系平
板状結晶に぀いお個以䞋のコヌナヌ郚䜍に限定
されたずいうこずが刀明した。第図には、こ
の代衚的な電子顕埮鏡写真が瀺されおいる。 䟋 15 この䟋では、平板状臭沃化銀ホスト粒子のうち
沃化物含有量が䜎いその䞭倮環状郚䜍における
AgClの遞択的゚ピタキシダル成長に぀いお説明
する。 乳剀15A AgBrの䞭倮垯域をも぀た平板状AgBrI沃化
物12モルホスト粒子 0.12モルの臭化カリりムを含有する1.5れラ
チン溶液6.0に、それを55℃で撹拌しながらか
぀ダブルゞ゚ツト法により、0.12モルのKIを含有
する1.12モルKBr溶液及び1.0モルのAgNO3溶液
をpBr0.92で分間のうちに添加した硝酞銀
の合蚈䜿甚量の0.6を消費。次いで、分間の
うちに70℃たで枩床を䞊げた。次いで、䞀定の
pBrを維持しながら、0.24モルのKIを含有する2.0
モルのKBr溶液及び2.0モルのAgNO3溶液を同時
に、加速された流量開始から終了たで2.75×
で、17.6分間にわ぀お添加した硝酞銀の䜿甚量
の29.2を消費。枩床を55℃たで䞋げた。0.92
のpBrを保持する間、2.0モルのKBr溶液及び2.0
モルのAgNO3溶液を2.5分間にわた぀お添加した
硝酞銀の合蚈䜿甚量の11.7を消費。次いで、
0.24モルのKIを含有する2.0モルのKBr溶液及び
2.0モルのAgNO3溶液を同時に、55℃においお
0.92のpBrを保持しながら、12.5分間にわた぀お
添加した硝酞銀の合蚈䜿甚量の58.5を消費。
合蚈しお玄3.4モルの銀塩を䜿甚した。この乳剀
を35℃たで冷华し、米囜特蚱第2614929号に蚘茉
の凝固法により掗浄し、そしお40℃で枬定しお
pAg8.4で保存した。埗られた平板状粒子
AgBrI沃化物12モルは、その平板状粒子の
平均粒子盎埄が1.8ÎŒm、そしお平均粒子厚さが
0.13ÎŒmであ぀た。0.3マむクロメヌトル未満の厚
さ及び最䜎0.6マむクロメトルの盎埄を有する粒
子は、その平均アスペクト比が13.8であり、
そしお、粒子の党投映面積の80を占有した。 乳剀15B ホスト粒子の環状郚䜍におけるAgClの遞択的゚
ピタキシダル成長 䞊蚘のようにしお調補した40gの平板状AgBrI
沃化物12モルホスト粒子乳剀15A0.04モ
ルに0.1モルのAgNO3溶液を加えお40℃におけ
るそのpAgを7.2に調節した。次いで、1.0mlの
0.74モルNaCl溶液を添加した。次いで、モル
のAgClを平板状ホスト粒子乳剀に、40℃にお
けるpAgを7.5で保持しながら1.04モルのNaCl及
び1.0モルのAgNO3溶液を分間かけおダブルゞ
゚ツト添加するこずによ぀お、沈殿させた。 乳剀15C ホスト粒子の環状領域に含たれる少数郚䜍におけ
るAgClの遞択的゚ピタキシダル成長 乳剀15Cを前蚘乳剀15Bず同様にしお調補した。
䜆し、この乳剀の堎合、40℃におけるpAgを7.5
で保持しおいる詰に0.55モルのNaCl及び0.5モル
のAgNO3詊薬を7.8分間にわた぀お添加した。 ゚ピタキシダル成長AgClAgBrI乳剀15Bの
カヌボンレプリカ電子顕埮鏡写真が第18図に瀺さ
れおいる。平板状AgBrI結晶の沈殿生成過皋で
AgBrの同心的内郚六角圢䞉角圢環状䜓が圢
成され、たた、かかるAgBrI結晶䞊にAgClが遞
択的に付着せしめられた。ここで、゚ピタキシダ
ル成長によるAgClの付着は䞍連続結晶ずしおの
AgBr環状䜓䞊で発生し埗、たた、沃化物12モル
の平板状結晶は分光増感されなか぀たずいうこ
ずを特蚘するこずができる。乳剀15Cの堎合にも
同様な結果が芳察された。䜆し、この乳剀の堎
合、゚ピタキシダル成長による塩化銀の付着速床
が遅くなればなるほど゚ピタキシダル成長に係る
粒子の数が枛少し、よ぀お、個々の成長の床合は
より倧ずな぀た。 䟋 16 この䟋では、平板状AgBrI粒子の呚蟺AgBr領
域におけるAgClの゚ピタキシダル成長に぀いお
説明する。 乳剀16A 呚蟺AgBr領域党䜓の16.6モルをも぀た平
板状AgBrI沃化物12モルホスト粒子 0.12モルの臭化カリりムを含有する1.5セラ
チン溶液6.0に、それを55℃で撹拌しながらか
぀ダブルゞ゚ツト法により、0.12モルのKIを含有
する1.12モルのKBr溶液及び1.0モルのAgNO3溶
液をpBr0.92で分間のうちに添加した硝酞
銀の合蚈䜿甚量の0.5を消費。次いで、分間
のうちに70℃たで枩床を䞊げた。次いで、䞀定の
pBrを維持しながら、0.24モルのKIを含有する2.0
モルのKBr溶液及び2.0モルのAgNO3溶液を同時
に、加速された流量開始から終了たで4.0×
で、30分間にわた぀お添加した硝酞銀の合蚈
䜿甚量の82.9を消費。枩床を55℃たで䞋げた。
0.92のpBrを保持する間、2.0モルのKBr溶液及び
2.0モルのAgNO3溶液を3.75分間にわた぀お添加
した硝酞銀の合蚈䜿甚量の16.6を消費。合
蚈しお玄3.6モルの銀塩を䜿甚した。乳剀を35℃
たで冷华し、米囜特蚱第2614929号に蚘茉の凝固
法により掗浄し、そしお35℃で枬定しおpAg
8.4で保存した。埗られた平板状粒子AgBrI沃化
物12モル乳剀は、その平板状粒子の平均粒子
盎埄が2.2ÎŒm、そしお平均厚さが0.09ÎŒmであ぀
た。0.3マむクロメヌトル未満の厚さ及び最䜎0.6
マむクロメヌトルの盎埄を有する粒子は、その平
均アスペクト比が24であり、そしお粒子の党
投映面積の80を占有した。 乳剀16B 呚蟺郚におけるAgClの゚ピタキシダル成長 平板状AgBrI沃化物12モルホスト粒子乳
剀16Aをその容積の2.5倍量の蒞留氎䞭に分散さ
せ、遠心分離し、そしお次に蒞留氎䞭に再懞濁さ
せた。最終銀含有量はAg1モル乳剀Kg圓り
であ぀た。次いで、2.5モルのAgClを0.04モル
のホスト乳剀16A䞊に沈殿させた。これを行なう
ため、40℃におけるpAgを6.75で保持する間に
0.25モルのNaCl及び0.25モルのAgNO3溶液を0.8
分間をかけおダブルゞ゚ツト添加した。次いで、
この乳剀を1.0ミリモルAg1モルの色玠で分
光増感した。 乳剀16の電子顕埮鏡写真から、AgClは分光増
感せざるAgBrI沃化物12モルホスト粒子乳
剀の゚ツゞにそ぀お゚ピタキシダル成長により付
着せしめられたずいうこずが明らかずな぀た。
AgBrIホスト結晶の呚蟺領域ではAgClの遞択的
成長が行なわれた。第図には、この代衚的な
電子顕埮鏡写真が瀺されおいる。 乳剀16C 乳剀16Aの増感 乳剀16Aの䞀郚に3.0mgAg1モルの
Na2S2O35H2O及び1.5mgAg1モルのKAuCl4を
添加した。この混合物を10分間に65℃たで加熱
し、40℃たで冷华し、そしお最埌に1.0ミリモ
ルAs1モルの色玠を添加した。 乳剀16B及び16Cを䞉酢酞セルロヌス支持䜓䞊
に銀1.61gm2及びれラチン3.58gm2の被芆量で
塗垃し、そしお前蚘䟋に蚘茉のものず同様な時
間珟像系で露光及び凊理した。センシトメトリヌ
枬定結果から、等Dnio0.15の時、乳剀16Bは乳
剀16Cに范べお0.16logEでけ感床が倧であるずい
うこずが明らかずな぀た。なお、乳剀16Bを化孊
増感剀であるNa2S2O3又はKAuCl4のどちらでも
凊理しなか぀たずいうこずに留意されたい。 䟋 17 この䟋では、平板状粒子AgBrI乳剀のAgBrコ
ア䞊におけるAgClの遞択的付着に぀いお説明す
る。AgCl成長物をむリゞりムで内郚的に増感し
た。この乳剀の堎合、AgClの添加に先がけお分
光増感を行なわなか぀た。 乳剀17A 䞭心AgBr領域をも぀た平板状AgBrI粒子 この乳剀をダブルゞ゚ツト沈殿法により調補し
た。この乳剀は、䞭心のAgBr領域粒子党䜓の
6.7モルず、この領域を暪方向に取り囲んだ
環状AgBrI沃化物12モル領域ずからな぀お
いた。この乳剀は、平均粒子盎埄が1.9ÎŒm、そし
お平均粒子厚さが0.08ÎŒmであ぀た。0.3マむクロ
メヌトル未満の厚さ及び最䜎0.6マむクロメヌト
ルの盎埄を有する粒子は24の平均アスペクト
比を呈し、たた、粒子の党投映面積の80を占有
した。 乳剀17B この乳剀を、前蚘乳剀17Aの䞀郚を0.6ミリモ
ルAg1モルの色玠で分光増感するこずによ぀
お調補した。 乳剀17C ホスト粒子の䞭心領域䞊におけるAgClの遞択的
゚ピタキシダル成長 前蚘乳剀17Aの䞀郚を蒞留氎䞭に分散させ、遠
心分離し、そしお次に1.85×10-2モルのNaCl溶
液䞭に再懞濁させた。次いで、10モルのAgCl
を40gの平板状ホスト粒子乳剀0.04モル䞭に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.55モルの
NaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を17.6分間をかけ
おダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈殿さ
せた。次いで、この乳剀を0.6ミリモルAg1モ
ルの色玠で分光増感した。 乳剀17D 乳剀17Dを前蚘乳剀17Cず同様にしお調補した。
䜆し、この乳剀の堎合、NaCl及びAgNO3詊薬の
添加を開始しおから15秒埌にむリゞりム増感剀を
乳剀に添加した。 乳剀17B17C及び17Dをポリ゚ステル支持䜓
䞊に銀1.61gm2及びれラチン3.58gm2の被芆量
で塗垃した。0.54gm2のれラチン局を乳剀局䞊
にオヌバヌコヌトした。埗られた塗膜を濃床〜
6.0のステツプタブレツトを通しお600W2850〓タ
ングステン光源に10秒間にわた぀お暎露し
た。これらの塗膜を−メチル−−アミノプ
ノヌルサルプヌトElon −アスコルピン酞
珟像液(A)又は10gの亜硫酞ナトリりムを含有
する−メチル−−アミノプノヌルサルプ
ヌトElon −アスコルピン酞珟像液(B)䞭で20
℃で分間にわた぀お凊理した。亜硫酞ナトリり
ムの添加を通じお衚面及び内郚の䞡珟像を実斜可
胜ずな぀た。埓぀お、珟像液は、この技術分野
においお甚いられおいる劂く「内郚」珟像液であ
぀た「党トヌタル」珟像液ずも呌ばれおい
る。珟像された銀のパヌセンテヌゞを
線蛍光によ぀お枬定した。次いで、珟像された銀
のパヌセンテヌゞ察露光量の曲線を䜜成した。結
果を䞋蚘の第衚に報告する。
【衚】 AgClの付着過皋でむリゞりムをドヌプした乳
剀17Dを衚面プラス内郚珟像した時に最高の
盞察感床が埗られた。乳剀17Dは、それを衚面の
みの珟像液䞭で凊理した堎合、䜎感床であ぀た。 むリゞりムを含たせなか぀た乳剀17B及び17C
のどちらにおいおも比范可胜な結果を埗るこずが
できなか぀た。これらのデヌタは、むリゞりムを
内郚化孊増感剀ずしお゚ピタキシダル成長AgCl
盞内に混入するこずを説明しおいる。 さらに、乳剀17B及び17Dの塗膜を濃床〜0.6
のステツプタブレツトを通しお600W2850〓タン
グステン光源に秒間にわた぀お暎露し、そ
しお米囜特蚱第3826654号に蚘茉されるタむプの
党衚面プラス内郚珟像液䞭で20℃で分間に
わた぀お凊理した。もう組の塗膜に露光を斜
し、そしお、党珟像液䞭で凊理する前、二クロム
酞カリりム挂癜济1.3×10-2モルのK2Cr2O7、
4.7×10-2モルのH2SO4䞭に20℃で10分間にわ
た぀お浞挬した。
【衚】 第衚に瀺されおいるように、乳剀17Dは察照
乳剀17Bに范べお1.05logE高感床であ぀た。察照
乳剀17Bの塗膜を挂癜したずころ、朜像の倧郚分
が陀去された。ずころが、乳剀17Dの塗膜を挂癜
したずころ、朜像の倧きな損倱が発生しなか぀
た。このこずは、朜像の挂癜性が非垞に乏しいず
いうこず゚ピタキシダル成長AgCl盞の衚面䞋
に朜像があるためを瀺すものであ぀た。 第図は、乳剀17Cの電子顕埮鏡写真であ぀
お、平板状AgBrI粒子の䞭心AgBr領域䞊におけ
るAgClの゚ピタキシダル成長を瀺しおいる。第
図は、乳剀17Cの次的電子顕埮鏡写真であ
぀お、AgCl゚ピタキシヌが䞭心郚に䜍眮するこ
ずずをさらに瀺しおいる。 䟋 18 この䟋では、臭沃化銀乳剀の平板状粒子䞊にお
ける、AgSCNのコントロヌルされた局郚゚ピタ
キシダル成長に぀いお説明する。 乳剀18A AgSCNの、゚ツゞにおける遞択的゚ピタキシダ
ル成長 前蚘䟋に蚘茉の40gの平板状AgBrI沃化物
モルホスト粒子乳剀1A0.04モルに0.1モ
ルのAgNO3及び0.006モルのKIを同時に添加する
こずによ぀おその40℃におけるpAgを7.2に調節
した。次いで、1.0mlの0.13モルNaSCN溶液を添
加した。次いで、モルのAgSCNをホスト乳
剀䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら
0.25モルのNaSCN及び0.25モルのAgNO3溶液を
16分間かけおダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀
お、沈柱させた。 乳剀18B AgCNの、コヌナヌにおける遞択的゚ピタキシダ
ル成長 乳剀18Bを前蚘乳剀18Aず同様にしお調補し
た。䜆し、この乳剀の堎合、NaSCN及びAgN3
のダブルゞ゚ツト添加に先がけお乳剀を1.1ミリ
モルAg1モルの色玠で分光増感した。 前蚘乳剀18A及び18Bの電子顕埮鏡写真から、
可溶性銀塩及びチオシアネヌト塩の添加に先がけ
お分光増感しなか぀た乳剀18Aは平板状AgBrI粒
子の゚ツゞのずころでチオシアン酞銀の゚ピタキ
シダル成長に基づく遞択的付着を生じたずいうこ
ずが刀る。第図は、乳剀18Aの兞型的な電子
顕埮鏡写真である。乳剀18Bこれには、゚ピタ
キシヌの圢成前に分光増感を斜したもチオシア
ン酞銀の付着を生じ、たた、その倧郚分は専ら平
板状ホスト粒子のコヌナヌの郚分にあ぀た。第
図は、この兞型的な電子顕埮鏡写真を瀺したも
のである。 䟋 19 この䟋では、コヌナヌの遞択的AgSCN゚ピタ
キシヌを有する平板状粒子AgBrI乳剀をさらに化
孊増感するこずに぀いお説明する。 乳剀19A 化孊増感した、コヌナヌにおける遞択的゚ピタキ
シダル成長AgSCN成長郚 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子乳
剀1Aに0.1モルのAgNO3及び0.006モルのKI溶液
を同時に加えお40℃におけるpAgを7.2に調節し
た。この乳剀を遠心分離し、そしお蒞留氎䞭に再
懞濁させた。40gの乳剀0.04モルに1.0mlの
0.13モルNaSCN溶液を添加した。次いで、この
乳剀を1.1ミリモルAg1モルの色玠で分光増
感した。次いで、2.5モルのAgSCNをホスト乳
剀䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら
0.25モルのNaSCN及び0.25モルのAgNO3溶液を
8.1分間をかけおダブルゞ゚ツト添加するこずに
よ぀お沈殿させた。この乳剀をさらに1.0mgの
Na2S2O3・5H2OAg1モル及び1.0mgのKAuCl
Ag1モルNaSCN及びAgNO3詊薬の添加を開始
したあず分間埌に添加によ぀お化孊増感し
た。 䞊蚘のようにしお調補した乳剀19Aを前蚘䟋
に蚘茉のような時間珟像系で塗垃し、露光し、そ
しお凊理した。平板状AgBrIホスト粒子乳剀1A
を7.5mgのNa2S2O3・5H2OAg1モル及び2.5mgの
KAuCl4Ag1モルを甚いお65℃で10分間にわた
぀お化孊増感し、1.10ミリモルAg1モル色玠
で分光増感し、そしお次に前蚘乳剀に蚘茉のよ
うに塗垃及び詊隓した。センシトメトリヌ枬定結
果から、等Dnioレベル0.10の時、゚ピタキシ
ダル成長AgSCNAgBrI乳剀は平板状AgBrIホ
スト粒子乳剀に范べお0.34logE感床単䜍だけ高感
床であ぀たずいうこずが刀る。 䟋 20 この䟋では、平板状粒子AgCl乳剀䞊における
AgSCNの゚ピタキシダル成長に぀いお説明す
る。 察照乳剀20A 平板状AgClホスト粒子 0.35重量のアデニンを含有しか぀CaCl2が0.5
モル及びNaBrが1.25×10-2モルである0.625重量
の合成重合䜓、ポリ−チアペンチルメタク
リレヌト−コ−アクリル酞−コ−−メタクリ
ロむルオキシ゚チル−−スルホン酞、ナトリり
ム塩、溶液55℃でPH2.62.0
に、これを撹拌しながらか぀ダブルゞ゚ツト法
より、2.0モルのCaCl2溶液及び2.0モルのAgNO3
溶液を分間にわた぀お添加した硝酞銀の合蚈
䜿甚量の0.08を消費。次いで、䞊蚘した塩化
物及び硝酞銀の溶液を同時に、コントロヌルされ
たpClでか぀加速された流量開始から終了たで
2.3Xで、15分間にわた぀お泚加した硝酞銀
の合蚈䜿甚量の28.8を消費。次いで、䞊蚘し
た塩化物及び硝酞銀の溶液をさらに26.4分間にわ
た぀お泚加した硝酞銀の合蚈䜿甚量の71.1を
消費。沈殿生成ほが最初の分のの間に0.2モ
ルのNaOH溶液30.0mlを埐々にしお55℃にお
けるPHを2.6で保持した。党量で玄2.6モルの硝酞
銀を䜿甚した。この乳剀を宀枩たで冷华し、×
10-3モルのHNO3䞭に分散させ、沈降させ、そし
おデカンテヌシペンした。固䜓盞を重量のれ
ラチン溶液䞭に再懞濁させ、そしおNaCl溶液の
添加により40℃におけるpAgを7.5に調節した。
埗られた平板状粒子AgCl乳剀は、平均粒子盎埄
が4.3ÎŒm、そしお平均厚さが0.28ÎŒmであ぀た。
0.3マむクロメヌトル未満の厚さ及び最䜎0.6マむ
クロメヌトルの盎埄を有する粒子は15の平均
アスペクト比を有し、たた、粒子の党投映面積の
80を占有した。 乳剀20B AgSCNの、゚ツゞにおける遞択的゚ピタキシダ
ル成長 䞊蚘のようにしお調補した平板状AgClホスト
粒子乳剀20A0.04モル40gに0.5モルのNaSCN
及び0.5モルのAgNO3溶液をダブルゞ゚ツト添加
法により7.8分間にわた぀お添加するこずによ぀
おモルのAgSCNを該乳剀䞭に沈殿ささせ
た。 乳剀20Bの電子顕埮鏡写真から、AgSCNの倧
郚分は専ら平板状AgCl結晶の゚ツゞのずころに
付着せしめられたずいうこずが明らかずな぀た。
第図は、この乳剀の兞型的な電子顕埮鏡写真
である。平板状AgCl結晶には110及び111
の䞡゚ツゞが含たれおいた。䜆し、AgSCHの堎
合、これら䞡タむプの゚ツゞ郚䜍における遞択を
䌎なわないで付着せしめられた。 䟋 21 この䟋では、分光増感した平板状粒子AgBrä¹³
剀䞊におけるAgBrのコントロヌルされた局郚付
着に぀いお説明する。远加のAgBrは䞻ずしおコ
ヌナヌ䞊に付着せしめられ、たた、゚ツゞにそ぀
た若干の成長があ぀た。 乳剀21A AgBrホスト粒子䞊におけるAgBrのコントロヌ
ルされた局郚成長 前蚘䟋に蚘茉の平板状AgBrホスト粒子乳剀
4A0.04モル40gに0.1モルのAgNO3溶液を加え
おその40℃におけるpAgを7.2に調節した。この
乳剀を2.4ミリモルAg1モルの色玠、アンヒ
ドロ−5′6′−テトラクロロ−1′−
ゞ゚チル−3′−ビス−スルホブチルベ
ンズむミダゟロカルボシアニンヒドロキシドトリ
゚チルアミンで分光増感し、そしお40℃で分間
にわた぀お保持した。次いで、6.25モルの
AgBrをこの平板状ホスト粒子乳剀䞭に、40℃に
おけるpAgを7.2で保持しながら0.2モルのNaBr
及び0.2モルのAgNO3溶液を15.7分間をかけおダ
ブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈殿させ
た。 第図は、この乳剀のカヌボンレプリカ電子
顕埮鏡写真を瀺したものである。平板状粒子の゚
ツゞにそ぀お臭化銀の若干の付着があ぀たこずが
うかがえる。䜆し、付加量の臭化銀の付着は䞻ず
しお平板状粒子のコヌナヌのずころに制限された
ものず刀断される。電子顕埮鏡写真で芋お、平板
状粒子の䞻芁面䞊にかぶさ぀おいる小さな粒子は
それらの䞋方の粒子から独立しおいる。 䟋 22 この䟋では、分光増感したAgBrI乳剀䞊におけ
るAgBrIのコントロヌルされた局郚付着に぀いお
説明する。付加のAgBrIを付着時に化孊増感し、
そしおホスト粒子のコヌナヌのずころで遞択的に
付着させた。 乳剀22A 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子 平板状AgBrI沃化物モルホスト粒子乳
剀1AをmgのNa2S2O3・5H2OAg1モルmg
のKAuCl4Ag1モルを甚いお60℃で10分間にわ
た぀お化孊増感し、そしお次に1.2ミルモル
Ag1モルの色玠で分光増感した。 乳剀22B AgBrIの、コヌナヌにおける遞択的成長 AgBrI沃化物モルホスト粒子乳剀22A
を1.2ミリモルAg1モルの色玠で分光増感し、
遠心分離し、そしお蒞留氎䞭に再懞濁させた。次
いで、モルの沃化物を含有する2.5モルの
AgBrIを䞊蚘乳剀40g0.04モル䞊に、40℃にお
けるpAgを7.5で保持しながら0.188モルのKBr及
び0.012モルのKIを含有する溶液ず0.2モル
AgNO3の溶液ずを9.9分間にわた぀おダブルゞ゚
ツト添加するこずによ぀お、沈殿させた。沈殿の
開始から15秒埌、1.0mgのNa2S2O3・5H2OAg1
モル及び1.0mgのKAuCl4Ag1モルを添加した。
沈殿が完結した埌、埗られた乳剀を60℃で10分間
にわた぀お加熱した。 乳剀22Bの電子顕埮鏡写真から、AgBrは
AgBrIホスト粒子乳剀のコヌナヌのずころに付着
せしめられたずいうこずが明らかにな぀た。第
図は、兞型的な電子顕埮鏡写真を瀺したもので
ある。 乳剀22A及び22Bを䞉酢酞セルロヌス支持䜓䞊
に銀1.61gm2及びれラチン3.58gm2の被芆量で
塗垃し、そしお前蚘䟋に蚘茉のものず同様な時
間珟像系で露光及び凊理した。センシトメトリヌ
の枬定結果から、等Dnio0.2の時、乳剀22Bは
乳剀22Aに范べお0.62logEだけ高感床であ぀たず
いうこずが明らかにな぀た。 䟋 23 この䟋では、平均アスペクト比がよりも
倧である平板状粒子をも぀たハロゲン化銀乳剀に
぀いお説明する。これらの平板状粒子は、䞻ずし
おそれらのコヌナヌ及び゚ツゞのずころにおいお
付着せしめられた2.44モルの塩化銀を有しおい
る。 乳剀23A 平均アスペクト比が8.1である平板状粒子
AgBrIホスト  平板状粒子AgBrコア乳剀の調補 0.142モルの臭化カリりムを含有するよく撹
拌した骚れラチン1.5重量氎溶液6.0に
1.15モルの臭化カリりム溶液及び1.0モルの硝
酞銀溶液をダブルゞ゚ツト添加法により䞀定の
流量で分間にわた぀お添加した。この添加に
際しお、コントロヌルされたpBr0.85を適甚
した銀の合蚈䜿甚量の1.75を消費。30秒
間の保持の埌、この乳剀に2.0モル硝酞銀溶液
を䞀定の流量で7.33分間にわ぀お添加するこず
によ぀おその65℃にけるpBrを1.22に調節した
銀の合蚈䜿甚量の6.42を消費。次いで、コ
ントロヌルされたpBr65℃でのもず、2.29
モルの臭化カリりム溶液及び2.0モルの硝酞ナ
トリりム溶液をダブルゞ゚ツト添加法により加
速された流量開始から終了たで5.6×で26
分間にわた぀お添加した銀の合蚈䜿甚量の
37.6を消費。次いで、この乳剀に2.0モルの
硝酞銀溶液を䞀定の流量で6.25分間にわた぀お
添加するこずによりその65℃におけるpBrを〜
2.32に調節した銀の合蚈䜿甚量の6.85を消
費。2.29モルの臭化カリりム溶液及び2.0モル
の硝酞銀溶液を䞀定流量を適甚したダブルゞ゚
ツト添加法によりコントロヌルされたpBr
2.3265℃でのもずで54.1分間にわた぀お添
加した銀の合蚈䜿甚量の47.4を消費。こ
の乳剀を調補するため、党量で玄9.13モルの銀
を䜿甚した。沈殿生成埌、乳剀を40℃たで冷华
し、1.65のフタル化れラチン15.3重量
溶液を添加し、そしおナツツむ及びラツセルの
米囜特蚱第2614929号に蚘茉の凝固法により乳
剀を床にわた぀お掗浄した。次いで、1.55
の骚れラチン13.3重量溶液を添加し、そ
しお40℃における乳剀のPHを5.5、そしおpAg
を8.3に調節した。 埗られた平板状粒子AgBr乳剀は、平均粒子
盎埄が1.34ÎŒm、平均厚さが0.12ÎŒm、そしお平
均アスペクト比が11.2であ぀た。  AgBrシ゚ルの付加 1479g1.5モルのコア乳剀を含有するよく
撹拌した0.4モル硝酞カリりム氎溶液2.5に1.7
モルの臭化カリりム溶液及び1.5モルの硝酞銀
溶液をダブルゞ゚ツト添加法により䞀定の流量
で135分間にわた぀お添加した。この添加に際
しお、コントロヌルされたpAg8.265℃で
を適甚した5.06モルの銀を消費。沈殿生成
埌、乳剀を40℃たで冷华し、1.0のフタル化
れラチン19.0重量溶液を添加しお、そし
おナツツむ及びラツセルの米囜特蚱第2614929
号に蚘茉の凝固法より乳剀を床にわた぀お掗
浄した。次いで、1.0の骚れラチン14.5重
量溶液を添加し、そしお40℃における乳剀
のPHを5.5、そしおpAgを8.3に調節した。 埗られた平板状粒子AgBr乳剀は、平板状粒
子盎埄が2.19ÎŒm、平均厚さが0.27ÎŒm、そしお
平均アスペクト比が8.1であ぀た。たた、
80以䞊の投映面積が平板状粒子によ぀お䞎え
られた。 乳剀23B 可溶性沃化物0.5モル局郚支配物質 40.0g0.04モルのホスト乳剀23Aに、40℃で、
0.04モルの沃化カリりム溶液を䞀定流量で10分間
にわた぀お導入するこずにより0.5モルの沃化
物を添加した。この乳剀を遠心分離し、そしお党
量が40.0gずなるたで18×10-2モル塩化ナトリり
ム溶液䞭に再懞濁させた。次いで、2.4モルの
AgClをホスト粒子乳剀䞭に、40℃におけるpAg
を7.5で保持しながら0.55モルのNaCl及び0.50モ
ルのAgNO3溶液を䞀定流量で3.9分間にわた぀お
ダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈殿させ
た。゚ピタキシダル成長AgClの殆んどは、専ら、
平板状粒子のコヌナヌのずころに存圚した。 乳剀23C 分光増感局郚支配物質 40.0g0.04モルの乳剀23Aに0.10モルの
AgNO3溶液を加えおその40℃におけるpAgを7.2
に調節した。次いで、1.0mlの0.61モルNaCl溶液
を添加した。この乳剀を0.84ミリモルAglモル
のアンヒドロ−5′6′−テトラクロロ−
1′−ゞ゚チル−3′−ゞ−スルホブチ
ルベンズむミダゟロカルボシアニンヒドロキシ
ドを添加し、そしお40℃で16分間にわた぀お保持
した。次いで、2.44モルのAgClをホスト粒子
乳剀䞭に、40℃におけるpAgを7.5で保持しなが
ら0.55モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を
䞀定流量で3.9分間にわ぀おダブルゞ゚ツト添加
するこずによ぀お、沈殿させた。゚ピタキシダル
成長AgClは、AgBr平板状粒子のコヌナヌのずこ
ろ、そしお゚ツゞにそ぀お圢成された。 乳剀23D察照 局郚支配物質なし 沃化物及び分光増感色玠の䞡方を存圚させない
で゚ピタキシダル成長による付着を反埩した。
AgClは、ホスト平板状粒子の衚面党䜓にわた぀
おランダムに付着せしめられた。 䟋 24 この䟋では、先に匕甚したマスカスキヌ
Maskaskyの文献に開瀺されおいるタむプの
高アスペクト比平板状粒子を䜿甚しお互い違いの
゚ツゞ郚䜍における銀塩゚ピタキシヌの遞択的配
向を達成し埗るずいうこずに぀いお説明する。こ
のようなホスト平板状粒子によるず、12角圢の投
映面、すなわち、䞀組の結晶面〔これは111
面であるず考えられる〕に存圚する個の゚ツゞ
ずこれらず互い違いにある第組の結晶面〔これ
は110結晶面であるず考えられる〕に存圚す
る個の゚ツゞずから圢成された投映面が䞎えら
れる。 乳剀24A 12角圢の投映面をも぀平板状ホスト粒子 ポリ−チオペンチルメタクリレヌト−コ−
アクリル酞−コ−−メタクリロむルオキシ゚チ
ル−−スルホン酞、ナトリりム塩重合䜓
0.625、モル比、アデニン0.021
モル、臭化ナトリりム0.0126モル及び塩化
カルシりム0.50モルを含有する3.0の氎溶
液を55℃でPH2.6で調補した。塩化カルシりム
2.0モル及び硝酞銀2.0モルの氎溶液を䞀
定の流量で分間をかけおダブルゞ゚ツト添加法
により添加した銀の合蚈䜿甚量の3.98を消
費。次いで、䞊蚘したハロゲン化物及び銀塩の
溶液をさらに15分間、加速された流量開始から
終了たで2.3×を利甚しお添加した銀の合蚈
䜿甚量の49.7を消費。次いで、䞊蚘したハロ
ゲン化物及び銀塩の溶液を䞀定の流量で10分間に
わた぀お添加銀の合蚈䜿甚量の46.4を消費。
PH倀は、終始〜2.6で保持した。この乳剀を調補
するため、終2.26モルの銀を䜿甚した。埗られた
AaClBr99.60.4乳剀に含たれる平板状粒子
はそれらの投映面が12角圢であり、3ÎŒmの平均粒
埄、0.25ÎŒmの平均厚さ12のアスペクト比を
有し、たた投映面積の85以䞊が平板状粒子によ
぀お䞎えられた。 乳剀24B AgClBr乳剀の平板状粒子䞊におけるAgBrの優
先的付着 2615gの未掗浄の平板状粒子AgClBr乳剀24A
1.13モルに臭化ナトリりム氎溶液0.128モ
ルを䞀定の流量でシングルゞ゚ツト添加法によ
り添加した55℃で分間。玄3.0モルの臭化
物を添加した。平板状ハロゲン化銀粒子の111
゚ツゞのずころに臭化銀が優先的に付着せしめら
れた。 乳剀24Bを20℃たで冷华し、玄14.0の蒞留氎
に垌釈し、撹拌し、そしお攟眮しお沈降させた。
䞊柄みをデカンテヌシペンし、乳剀を330gの10
骚れラチン氎溶液䞭に再分散させ、そしお40℃
においおPH5.5及びpAg7.5に調節した。 乳剀24Bを0.5ミリモルAg1モルのアンヒドロ
−−クロロ−−゚チル−5′−プニル−3′−
−スルホブチル−−−スルホプロピル
オキサカルボシアニンヒドロキシド、トリ゚チル
アミン塩で増感した。次いで、この乳剀を10mg
Ag1モルのチオ硫酞ナトリりム・5H2O1600
mgAg1モルのチオシアン酞ナトリりム及び
mgAg1モルのテトラクロロ金酞ナトリりムで化
孊増感し、そしお55℃で分間にわた぀お保持し
た。 乳剀24C AaClBr乳剀の平板状粒子䞊にランダムに付着せ
しめられたAgBr 乳剀24Aの䞀郚を前蚘乳剀24Bに蚘茉のものず
同様な手法により掗浄した。次いで、掗浄埌の乳
剀を0.5ミリモルAg1モルアンヒドロ−−ク
ロロ−−゚チル−5′−プニル−3′−−ス
ルホブチル−−−スルホプロピルオキサ
カルボシアニンヒドロキシド、トリ゚チルアミン
塩で分光増感した。次いで、この乳剀に、モル
乳剀24A䞭に存圚するハロゲン化物のモル数
を基準ずするの臭化物をそれに䞎えるのに十分
な量の臭化ナトリりム溶液をす早く添加した。次
いで、この乳剀を前蚘乳剀24Bに蚘茉の手法に埓
い化孊増感した。 この乳剀の電子顕埮鏡写真から、粒子の衚面䞊
に臭化銀がランダムに付着せしめられたずいうこ
ずが明らかにな぀た。 乳剀24B及び24Cを䞉酢酞セルロヌス支持䜓䞊
に銀2.15gm2及びれラチン5.38gm2の被芆量で
塗垃した。埗られた被膜を〜4.0の連続濃床り
゚ツゞを通しお600W5500〓タングステン光源に
50秒間にわ぀お暎露した。これらの塗膜を
−メチル−−アミノプノヌルサルプヌト
Elon−アスコルビン酞衚面珟像液䞭で20℃で
10分間にわた぀お凊理した。センシトメリヌの枬
定結果から、111ハロゲン化銀゚ツゞ䞊で゚ピ
タキシダル成長せしめられた臭化物を有する乳剀
25Bは察照の乳剀24Cハロゲン化銀ホスト平板状
粒子䞊にランダムに付着せしめられた臭化銀を有
するに范べお玄0.25logEだけ高感床であ぀たず
いうこずが明らかにな぀た。 乳剀24Bの堎合には、比范的に䜎0.1モル
濃床の可溶性沃化物の存圚においお化孊及び分光
増感を行な぀た時、远加の写真感床を埗るこずが
できた。前蚘乳剀24Bに同様な皮類の远加の乳
剀を調補した。なお、これらの乳剀には、0.6ミ
リモルAg1モルの分光増感剀、7.5mgAg1モ
ルのチオ硫酞ナトリりム・5H2O、1600mgAg1
モルのチオシアン酞ナトリりム及び3.5mgAg1
モルのテトラクロロ金酞カリりムを含たせ、た
た、65℃で分間の保持時間を䜿甚した。さらに
加えお、これらの皮類の乳剀の䞀方には、分光
増感前、0.1モルの沃化ナトリりムを添加した。
これらの乳剀を前蚘した劂く写真感床に関しお評
䟡した。沃化物凊理を斜した乳剀を含有する塗膜
は、それを沃化物凊理を斜しおいない乳剀のそれ
ず比范した堎合、0.38logEだけ倧きい高感床を有
しおいた。 䟋 25 この䟋では、本発明による乳剀はそれらず比范
可胜な非平板状ホスト粒子保有乳剀に范べおより
高いカバリングパワヌ及びより早い定着速床を呈
瀺し埗るずいうこずに぀いお説明する。 乳剀25A 非平板状臭化銀ホスト乳剀 この乳剀を垞甚のダブルゞ゚ツト沈殿法により
PH4.5及びpAg5.179℃で調補した。沈殿の
生成は、ペヌロツパ特蚱出願第0019917号1980
幎11月10日公開に開瀺されるように、同様にし
お実斜した。臭化物察沃化物のモル比は7723で
あり、これを線回折によ぀お決定した。さら
に、沃化物が均䞀に分垃せしめられおいるずいう
こずもこの線回折によ぀お決定された。粒子
は、面䜓であ぀お、1.75ミクロンの平均盎埄及
び2.5立方ミクロンの平均粒子容積を有しおいた。 乳剀25B 非平板状乳剀25A䞊におけるAgClの゚ピタキシ
ダル成長 ハロゲン化物の党量を基準にしお2.5モルの
量の塩化銀を次の手法に埓い乳剀25Aのホスト
面䜓粒子䞊に゚ピタキシダル成長させた0.075
モルの量の乳剀25Aを反応容噚に入れ、そしお蒞
留氎を加えお最終重量50.0gずした。1.25mlの
0.735モルNaCl溶液を添加した。次いで、この乳
剀に2.5モルのAgClを、40℃でコントロヌルさ
れたpAg7.5のもずにおいお0.55モルNaCl溶液
及び0.5モルAgNO3溶液を䞀定流量で5.5分間にわ
た぀おダブルゞ゚ツト添加するこずによ぀お、沈
殿させた。䞻ずしおホスト粒子のコヌナヌのずこ
ろで゚ピタキシダル成長が行なわれた。 乳剀25C 平板状粒子臭沃化銀ホスト乳剀 平均粒子容積が2.6立方ミクロンであるこずを
基準にしお高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳
剀を遞択した。この乳剀は実質的に乳剀25Aに同
じであ぀た。線回折により、臭化物ず沃化物モ
ル比が8020でありか぀沃化物の分垃が均䞀であ
るずいうこずが枬定された。この乳剀は、平均平
板状粒子盎埄が4.0ミクロン、平均平板状粒子厚
さが0.21ミクロン、平均アスペクト比が19、
そしお平均粒子容積が2.6立方ミクロンであ぀た。
ハロゲン化銀粒子の党投映面積の90よりも倧が
平板状粒子によ぀お占められおいた。 乳剀25D 乳剀25Cの平板状粒子䞊におけるAgClの゚ピタ
キシダル成長 乳剀25Bの調補のずころで説明したのず同䞀の
塩化銀付着工皋を䜿甚した。䜆し、この乳剀の堎
合、乳剀25Aの代りに乳剀25Cを最初に反応容噚
に収容した。゚ピタキシダル成長による付着は、
䞻ずしお、ホスト平板状粒子のコヌナヌ及び゚ツ
ゞのずころにおいお認められた。 察照乳剀25Bをポリ゚ステルフむルム支持䜓䞊
に銀2.83gm2及びれラチン10gm2の被芆量で塗
垃した。この塗膜を濃床〜6.0のステツプタブ
レツト0.30濃床ステツプを通しお600W3000
〓タングステン光源に秒間にわ぀お暎露
し、そしお−メチル−−アミノプノヌルサ
ルプヌトElon −ハむドロキノン珟像液䞭
で20℃で20分間にわた぀お凊理した。乳剀25Dを
銀2.89gm2及びれラチン10gm2の被芆量で塗垃
し、そしお前蚘乳剀25Bず同様にしお露光及び凊
理した。 乳剀25Dは、同様な乳剀粒子容積及び同様な銀
被芆量の時、察照の非平板状乳剀25Bに范べおよ
りすぐれたカバリングパワヌを呈瀺した。乳剀
25Dは、察照乳剀25Bの最小濃床が0.10でありか
぀最倧濃床が0.54であるのに比范しお、0.16の最
小濃床及び1.25の最倧濃床を呈瀺した。線蛍光
分析から、察照乳剀塗膜の堎合にはDnaxで97.2
の銀が珟像されか぀平板状粒子乳剀塗膜の堎合に
は100の銀が珟像されたずいうこが明らかずな
぀た。 乳剀25B及び乳剀25D塗膜の互いに独立した未
凊理郚分をチオ硫酞ナトリりム定着济Kodak
−䞭で20℃でいろいろな時間に぀いお定着
し、そしお次に30分間にわた぀お掗浄した。塗膜
䞭に残留せる銀を線蛍光により分析した。䞋蚘
の第XI衚に瀺されるように、平板状粒子゚ピタキ
シダル成長乳剀塗膜の定着速床は面䜓粒子゚ピ
タキシダル成長乳剀塗膜のそれよりも倧であ぀
た。
【衚】 (5) 発明の効果及び利点 本発明の平板状ハロゲン化銀乳剀は、増感郚䜍
が平板状粒子に関連しおか぀奜たしくは盞互に関
連しお䜍眮しおいるので、高められた感床を有し
おいる。 本発明は、この技術分野の先行技術を倧幅に改
良するものである。本発明の圢態においお、化
孊増感に関しおこの技術分野で認識されおいる技
法、すなわち、還元、金貎金属及び又は
硫黄䞭間カルコゲン増感剀、を甚いお増感さ
れおいない本発明による平板状粒子乳剀でも぀お
極めお高い感床を達成するこずができる。本発明
は、さらに、゚ピタキシダル成長により付着せし
められた銀塩の存圚に盎接垰すずころの倚数の付
加的な利点を奏するこずができる。これらの利点
に関しお、詳しくは以䞋に蚘茉する。本発明の乳
剀は、゚ピタキシダル成長により付着せしめられ
た塩類を粒子衚面䞊に担持しおいる垞甚の非平板
状乳剀を䞊廻る独特な写真レスポンスに係る利点
もたた奏する。 本発明による乳剀、特に倧きな平均粒子盎埄を
有する乳剀を䜿甚するこずによ぀お写真像の鮮鋭
床を改良するこずができる。本発明の乳剀は、ス
ペクトルの青領域の倖偎に分光増感を行なう堎
合、それらの乳剀が分光増感せしめられおいるス
ペクトルの領域に比范しおより倧きな感床分離を
スペクトルの青領域においお呈瀺する。本発明に
よる平板状臭化銀及び臭沃化銀ホスト粒子を含有
するマむナス青増感せる乳剀は、マむナス青色光
に察するよりも青色光に察する感床のほうがはる
かに小であり、たた、䟋えば5500〓の昌光のよう
な䞭性光に暎露する堎合、蚱容し埗るマむナス青
露光蚘録を圢成するためにフむルタヌ保護を行な
うこずが䞍必芁である。青分光増感剀を䜿甚した
堎合、本発明の乳剀が奏する本来の青感床に比范
しお非垞に倧な青感床の増倧を達成するこずがで
きた。 本発明による乳剀はあらゆる写真甚途に、䟋え
ばクロスオヌバヌをコントロヌルするために攟射
線透過性支持䜓の䞡方の䞻芁面䞊に塗垃されおい
るラゞオグラフむヌ芁玠に䜿甚するこずができ
る。本発明による乳剀を含有するラゞオグラフむ
ヌ芁玠を垞甚の乳剀を含有しおいる同様なラゞオ
グラフむヌ芁玠ず比范するず、本発明による乳剀
の堎合には䜎枛せしめられたクロスオヌバヌを達
成し埗るずいうこずが刀る。堎合によ぀お、本発
明の乳剀を䜿甚するず䜎䞋せしめられた銀被芆量
を䜿甚する堎合及び又は改良された感床−粒
状床関係を具珟する堎合、比范可胜なクロスオヌ
バヌ倀を達成するこずができる。 本発明による乳剀はたた画像転写フむルムナニ
ツトにおいお䜿甚するこずができる。画像転写フ
むルムナニツトは、凊理の開始埌、短かい経過時
間を䌎な぀お可芖像を圢成するこずができる。よ
り短かい珟像時間でも぀おより高コントラストの
転写像を具珟するこずができる。さらに、かかる
画像転写フむルムナニツトを䜿甚するこずによ぀
お、改良された鮮鋭床をも぀た画像を圢成するこ
ずが可胜である。本発明の乳剀は、銀被芆量の䜎
䞋、画像転写フむルムナニツトにおける色玠像圢
成物質のより有効な䜿甚、より有利な局構成、黄
フむルタヌ材料の省略もしくは瞮少、そしお䞀般
に画像の枩床䟝存性の䜎䞋を可胜にする。
【図面の簡単な説明】
第図は、粒状床ず感床の関係を瀺したグラ
フ、第図は、光散乱の定量的枬定を行なうため
の装眮の抂念図、そしお、第図、第図、第
図、第図、第図、第図、第図、第
図、第図、第図、第図、第
図、第図、第図、第図、第図、
第図、第図、第図、第図、第
図、第図、第図、第図及び第
図は、それぞれ、乳剀詊料の電子顕埮鏡写真であ
る。第図䞭、及び
はそれぞれハロゲン化銀乳剀を指す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  分散媒ずハロゲン化銀粒子ずからなる平板状
    粒子ハロゲン化銀乳剀であ぀お、 前蚘ハロゲン化銀粒子の党投映面積の少なくず
    も50が、厚さが0.5マむクロメヌトル未満、盎
    埄が最䜎0.6マむクロメヌトル、そしお平均アス
    ペクト比がより倧である平板状粒子ハロゲ
    ン化銀粒子によ぀お占められおおり、 前蚘平板状ハロゲン化銀粒子が察向せる平行
    111䞻結晶面を有しおおり、そしお 前蚘平板状粒子を圢成する前蚘ハロゲン化銀ず
    組成を異にする銀塩が前蚘平板状粒子の瞁郚に配
    されおいるこずを特城ずする平板状粒子ハロゲン
    化銀乳剀。  前蚘銀塩が前蚘平板状粒子のかど郚に配され
    おいる、特蚱請求の範囲第項に蚘茉の平板状粒
    子ハロゲン化銀乳剀。  前蚘平板状粒子が臭化銀又は臭沃化銀からな
    り、そしお前蚘銀塩が塩化銀又はチオシアン酞銀
    からなる、特蚱請求の範囲第項又は第項に蚘
    茉の平板状粒子ハロゲン化銀乳剀。  前蚘銀塩が感床改良剀を含有する、特蚱請求
    の範囲第項、第項又は第項に蚘茉の平板状
    粒子ハロゲン化銀乳剀。  前蚘粒子の党投映面積の少なくずも50が、
    厚さが0.3マむクロメヌトル未満、盎埄が最䜎0.6
    マむクロメヌトル、そしお平均アスペクト比が
    より倧である平板状粒子によ぀お占められ
    おいる、特蚱請求の範囲第項、第項、第項
    又は第項に蚘茉の平板状粒子ハロゲン化銀乳
    剀。  分散媒ずハロゲン化銀粒子ずからなる平板状
    粒子ハロゲン化銀乳剀であ぀お、 前蚘ハロゲン化銀粒子の党投映面積の少なくず
    も50が、厚さが0.5マむクロメヌトル未満、盎
    埄が最䜎0.6マむクロメヌトル、そしお平均アス
    ペクト比がより倧である平板状ハロゲン化
    銀粒子によ぀お占められおおり、 前蚘平板状ハロゲン化銀粒子が察向せる平行
    111䞻結晶面を有しおおり、そしお 感床改良剀を含有する銀塩が前蚘平板状粒子の
    瞁郚に配されおいるこずを特城ずする平板状粒子
    ハロゲン化銀乳剀。  前蚘粒子の党投映面積の少なくずも50が、
    厚さ0.3マむクロメヌトル未満、盎埄が最䜎0.6マ
    むクロメヌトル、そしお平均アスペクト比が
    より倧である平板状粒子によ぀お占められおい
    る、特蚱請求の範囲第項に蚘茉の平板状粒子ハ
    ロゲン化銀乳剀。  分散媒ず臭沃化粒子ずからなる平板状粒子ハ
    ロゲン化銀乳剀であ぀お、 前蚘臭沃化銀粒子の党投映面積の少なくずも50
    が、厚さが0.5マむクロメヌトル未満、盎埄が
    最䜎0.6マむクロメヌトル、そしお平均アスペク
    ト比がより倧である平板状臭沃化銀粒子に
    よ぀お占められおおり、 前蚘平板状臭沃化銀粒子が察向せる平行111
    䞻結晶面を有しおおり、 前蚘平板状臭沃化銀粒子がその䞭心領域におい
    おモル未満の沃化物を、か぀前蚘䞭心領域を
    取り囲んで暪方向に延圚せる環状領域においお最
    䜎モルの沃化物を、含有しおおり、そしお 前蚘䞭心領域を圢成する前蚘臭沃化銀ず組成を
    異にする銀塩が前蚘平板状粒子の前蚘䞭心領域に
    より圢成される前蚘の察向せる平行䞻結晶面の郚
    分䞊に配されおおりか぀その郚分に配眮が制限さ
    れおいるこずを特城ずする平板状粒子ハロゲン化
    銀乳剀。  前蚘粒子の党投映面積の少なくずも50が、
    厚さが0.3マむクロメヌトル未満、盎埄が最䜎0.6
    マむクロメヌトル、そしお平均アスペクト比が
    より倧である平板状粒子によ぀お占められ
    おいる、特蚱請求の範囲第項に蚘茉の平板状粒
    子ハロゲン化銀乳剀。
JP57198803A 1981-11-12 1982-11-12 平板状粒子ハロゲン化銀乳剀 Granted JPS58108526A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US32092081A 1981-11-12 1981-11-12
US320920 1981-11-12
US431855 1982-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58108526A JPS58108526A (ja) 1983-06-28
JPH0221572B2 true JPH0221572B2 (ja) 1990-05-15

Family

ID=23248411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57198803A Granted JPS58108526A (ja) 1981-11-12 1982-11-12 平板状粒子ハロゲン化銀乳剀

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPS58108526A (ja)
BE (1) BE894970A (ja)
ZA (1) ZA828349B (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61285445A (ja) * 1985-06-12 1986-12-16 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0715571B2 (ja) * 1985-07-19 1995-02-22 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JP2619238B2 (ja) * 1986-03-05 1997-06-11 コニカ株匏䌚瀟 ハロゲン化銀カラヌ写真感光材料
JPH0693080B2 (ja) * 1987-06-05 1994-11-16 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真甚乳剀
JP2729485B2 (ja) * 1987-06-18 1998-03-18 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真乳剀
EP0300258B1 (en) * 1987-07-24 1993-10-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Photographic elements comprising light-sensitive silver bromo-iodide emulsions
JP2587284B2 (ja) * 1989-01-18 1997-03-05 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真感光材料及びその補造方法
JP2604246B2 (ja) * 1989-07-28 1997-04-30 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真感光材料およびその補造方法
JP2664277B2 (ja) * 1990-10-01 1997-10-15 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真感光材料
JP2664278B2 (ja) * 1990-10-15 1997-10-15 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真乳剀及び写真感光材料
JP2690392B2 (ja) * 1990-10-31 1997-12-10 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真乳枈およびハロゲン化銀写真感光材料
JP2664283B2 (ja) * 1990-11-14 1997-10-15 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真乳剀及び写真感光材料
JP2664286B2 (ja) * 1990-11-28 1997-10-15 富士写真フむルム株匏䌚瀟 ハロゲン化銀写真感光材料
US5418124A (en) 1992-03-19 1995-05-23 Fuji Photo Film Co. Ltd. Silver halide photographic emulsion and a photographic light-sensitive material
US5525460A (en) 1992-03-19 1996-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic emulsion and light-sensitive material using the same
US5476760A (en) 1994-10-26 1995-12-19 Eastman Kodak Company Photographic emulsions of enhanced sensitivity
JPH09152696A (ja) 1995-11-30 1997-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラヌ写真感光材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58108526A (ja) 1983-06-28
ZA828349B (en) 1983-09-28
BE894970A (fr) 1983-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890001542B1 (ko) 할로겐화은 감ꎑ유제륌 핚유한 사진 요소
GB2111231A (en) Tabular grain silver halide emulsion
US4463087A (en) Controlled site epitaxial sensitization of limited iodide silver halide emulsions
CA1210624A (en) Silver halide emulsions and photographic elements containing composite grains
GB2110405A (en) Radiation-sensitive emulsion and process for its preparation
GB2110830A (en) Photographic elements
GB2109577A (en) Radiation-sensitive photographic silver halide emulsion and process for preparing the same
SE450794B (sv) Fotografisk silverbromojodidemulsion innehallande skivformade silverbromojodidkorn samt sett att framstella denna emulsion
JPH0516015B2 (ja)
GB2127986A (en) Radiographic element
GB2110404A (en) Radiation-sensitive photographic emulsion and process for its preparation
JPH0221572B2 (ja)
JPH0341812B2 (ja)
JPH0222366B2 (ja)
EP0111919B1 (en) Multicolor photographic elements containing silver iodide grains
US4490458A (en) Multicolor photographic elements containing silver iodide grains
JPS58111937A (ja) 攟射線感応性写真乳剀の補法
JPH0436374B2 (ja)
JPH0314328B2 (ja)
US4692401A (en) Photographic emulsions and elements containing sensitizing dye in the form of host crystals
JPH11265037A (ja) ハロゲン化銀画像圢成芁玠
JPS648324B2 (ja)
Abbott et al. Radiographic element
JPH11212196A (ja) 塩化銀に富む平板状粒子を有する感光性乳剀の補造方法
JP2000171927A (ja) 改良されたセンシトメトリ―特性を有するハロゲン化銀乳剀