JPH0436374B2 - - Google Patents

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JPH0436374B2
JPH0436374B2 JP57198802A JP19880282A JPH0436374B2 JP H0436374 B2 JPH0436374 B2 JP H0436374B2 JP 57198802 A JP57198802 A JP 57198802A JP 19880282 A JP19880282 A JP 19880282A JP H0436374 B2 JPH0436374 B2 JP H0436374B2
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JP
Japan
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emulsion
silver
blue
green
sensitivity
Prior art date
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Application number
JP57198802A
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English (en)
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JPS58113934A (ja
Inventor
Tomasu Kofuron Jeemuzu
Edowaado Buumuzu Robaato
Gia Joonzu Shinshia
Antonii Hefunaa Jon
Sejiuitsuku Uirugasu Za Saado Haabaato
Jon Ebansu Furanshisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS58113934A publication Critical patent/JPS58113934A/ja
Publication of JPH0436374B2 publication Critical patent/JPH0436374B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/0051Tabular grain emulsions

Description

【発明の詳现な説明】
(a) 発明の技術分野 この発明は、支持䜓ならびに該支持䜓䞊に配眮
された、青色、緑色および赀色光をそれぞれ別々
に蚘録する分散媒ずハロゲン化銀粒子ずからなる
乳剀局から構成され、䞔぀、該緑色および赀色蚘
録乳剀局がそれぞれ緑色および赀色分光増感色玠
を含有する有甚な倚色写真芁玠に関する。 (b) 埓来技術 臭化銀およびペり臭化銀乳剀は本来青色分光増
感なしにスペクトルの青色郚分に十分感応しお青
色攟射線を蚘録する胜力を持぀。これらの乳剀を
甚いお緑色およびたたは赀色マむナス青色
露光を蚘録する堎合には、それぞれそのように分
光増感される。黒癜およびモノクロヌム䟋えば
色原䜓写真では、埗られるオル゜クロマチツク
たたはパンクロマチツク感床は有利である。 倚色写真においお青色光を蚘録するための乳剀
䞭の臭化銀およびペり臭化銀本来の感床は有利で
ある。しかしながら、これらの乳剀をスペクトル
の緑色たたは赀色郚分の露光を蚘録するのに甚い
る乳剀に䜿甚するず、本来の青色感応性はむしろ
邪魔になる。ずいうのは、乳剀局䞭で青色ず緑色
光がたたは青色ず赀色光が再珟すべき倚色像の色
盞に悪圱響をおよがすからである。 臭化銀たたはペり臭化銀乳剀を甚いお倚色写真
芁玠を構成するに際し色の歪みは぀の顯著な芳
点から解析するこずができる。第の芳点は、緑
色たたは赀色蚘録乳剀局の青色感床ずその緑色た
たは赀色感床ずの差である。第の芳点は、各青
色蚘録乳剀局の青色感床ず察応する緑色たたは赀
色蚘録乳剀局の青色感床ずの差である。䞀般に昌
光露光条件䞋䟋えば5500°Kに像の色を正確
に蚘録すべき倚色写真芁玠を補䜜するに際しおは
各青色蚘録乳剀局の青色感床ず察応する緑色たた
は赀色蚘録乳剀局の青色感床ずの間に玄ケタの
差が生じるように意図される。そのような目的ず
する感床差は、色歪を改善するたたは以䞊の
知られた技法を組合わせ甚いないならば臭化銀た
たはペり臭化銀乳剀では達成されおいずされおき
た。それでもなお、完党にオヌダヌが異なるスピ
ヌド差は必ずしも実珟されなか぀た。しかしなが
ら、たずえそのような目的ずするスピヌド差が達
成されるずしおも青色感床ずマむナス青色感床ず
の間の分解がさらに増倧する結果、マむナス青色
露光を蚘録すべき局による青色光の蚘録がさらに
䜎䞋する。 赀色および緑色に分光増感せる臭化銀およびペ
り臭化銀乳剀局の青色光に察する露光を䜎枛し、
それによ぀おそれらの青色感床を有効に䜎枛する
最も普通の技法はこれらの乳剀局をむ゚ロヌ青
色吞収性フむルタヌ局の背埌に䜍眮せしめるこ
ずである。む゚ロヌフむルタヌ色玠およびむ゚ロ
ヌコロむド銀共にこの目的のために甚いられる。
共通の倚色局構成ではすべおの乳剀局が臭化銀た
たはペり臭化銀で構成される。緑色および赀色露
出を蚘録すべき乳剀局はむ゚ロヌフむルタヌの背
埌に配眮されるが、青色光を蚘録すべき乳剀局は
む゚ロヌフむルタヌの前に配眮される。 この配眮には写真技術分野で認められおいる倚
くの難点がある。緑色および赀色蚘録乳剀局の青
色光露光は蚱容可胜な氎準に䜎枛するが、む゚ロ
ヌフむルタヌの䜿甚によ぀お、その䜎枛は理想的
な局配眮に比べるずわずかである。緑色および赀
色乳剀局は、たたは以䞊の青色乳剀局および
む゚ロヌフむルタヌをすでに通過した光を受理す
る。この光はある皋床散乱しおおり、埓぀お像鮮
鋭床が䜎䞋する。青色蚘録乳剀局は芖芚的に重芁
な蚘録を最小限に生成するに過ぎないので、この
局を攟射線源に最も近く配眮しおも、赀色たたは
緑色乳剀局を同様に配眮した堎合ず比范しお像鮮
鋭床の改善に寄䞎する皋床は䜎い。さらに、む゚
ロヌフむルタヌ自身が完党ではなく実際にスペク
トルの緑色郚分に僅かに吞収を瀺すため、緑色感
床の䜎䞋を招来する。む゚ロヌフむルタヌ材料は
特にそれがむ゚ロヌコロむド銀である堎合は
材料コストを増倧し、挂癜溶液および挂癜−定着
溶液のような凊理溶液の亀替を早める。 写真芁玠のたたは以䞊の青色乳剀局をむ゚
ロヌフむルタヌを介圚せしめるこずによ぀お赀色
および緑色乳剀局から分解するこずに䌎う他の難
点は青色乳剀局の感床が䜎䞋するこずである。こ
れは、さもなくば反射しお露光を高めるであろ
う、たたは以䞊の青色乳剀局の通過する青色
光をむ゚ロヌフむルタヌ局が吞収するからであ
る。感床を高めるための぀の技法はむ゚ロヌフ
むルタヌ局が青色乳剀局の盎䞋に䜍眮しないよう
に移動するこずである。このこずは英囜特蚱第
1560963号に教瀺されおいるが、この特蚱におけ
るブルヌ感床の向䞊はむ゚ロヌフむルタヌ局の䞊
に䜍眮する緑色および赀色増感乳剀局における色
再珟を犠牲にしお達成されるに過ぎない。 む゚ロヌフむルタヌを陀くための倚くの詊みが
提案されたがいずれも難点を持぀おいる。米囜特
蚱第2344084号は緑色たたは赀色に分光増感せる
塩化銀たたは臭塩化銀局を攟射線源のも぀ずも近
くに配眮するこずを教瀺しおいる。これらのハロ
ゲン化銀は本来無芖し埗る皋床の青色感床を瀺す
に過ぎないからである。臭化銀は本来高い青色感
床を瀺すので攟射線源に最も近い乳剀局に配合す
るこずはできないが、䞋局の青色光を露光する乳
剀局に配合される。 米囜特蚱第2388859号および同第2456954号は緑
色および赀色蚘録乳剀局の感床をそれぞれ青色蚘
録乳剀局ず比范しお50たたは10に䜎くす
るこずによ぀お緑色および赀色蚘録乳剀局の青色
光汚染を回避するこずを教瀺しおいる。これらの
乳剀局にはむ゚ロヌフむルタヌがオヌバヌコヌト
されお、青色、緑色および赀色光に察する青色、
緑色および赀色蚘録乳剀局の感床が぀り合うよう
にされ、䞔぀、マむナス青色蚘録乳剀局の青色感
床ずマむナス青色感床ずの分解が増倧される。 䞊述の技法によ぀お乳剀局をいかなる所望する
局配眮構成にもコヌテむングするこずが可胜ずな
るが、む゚ロヌフむルタヌを甚いる難点ず共にそ
の他の難点が残る。む゚ロヌフむルタヌ局を甚い
ずに青色およびマむナス青色蚘録乳剀局に所望の
感床差を生成せしめるには青色蚘録乳剀局に比范
的倚量の臭化銀たたはペり臭化銀粒子を配合す
る。粒子サむズの差のみに䟝存しお所望する感床
差を生成せしめようずする詊みは青色乳剀局を過
床に粗くするか、およびたたはマむナス青色蚘
録乳剀局の粒子サむズを過床に小さくしおマむナ
ス青色乳剀局の感床を䜎くする結果を招く。この
ような難点を改善するために青色蚘録乳剀局の粒
子䞭のむオダむドの割合を増倧しお粒子サむズを
増倧するこずなく青色感床を増倧せしめる手法が
知られおいる。もし、マむナス青色蚘録乳剀局が
党く䞊の写真感床を瀺さないならば、たずえ青色
蚘録乳剀局䞭のむオダむド含有量を増倧しおも通
垞蚱容される氎準の粒子サむズをも぀お少くずも
10倍倧きな感床を有する青色蚘録乳剀局を埗るこ
ずは䞍可胜になる。 む゚ロヌフむルタヌはそれより䞋の乳剀局に察
し青色光が圓たるのを䜎枛するのに甚いられる
が、む゚ロヌフむルタヌの䜿甚によ぀お青色光の
透過が消えるわけではない。埓぀お、む゚ロヌフ
むルタヌを甚いた堎合にも、スペクトルのマむナ
ス青色郚分に蚘録すべき臭化銀およびペり臭化銀
乳剀局の青色感床およびマむナス青色感床がさら
に分解するこずによ぀お远加的な利点が埗られ
る。 ハロゲン化銀写真乳剀には皮々の芏則的および
䞍芏則的な粒子圢状が芳察されおいる。芏則的な
粒子はしばしば立方䜓たたは面䜓である。粒子
゚ツゞは熟成効果によ぀お䞞みが瀺し埗る。た
た、アンモニアのような匷い熟成剀の存圚䞋に粒
子は球状ずな぀たり、球に近い厚い板状ずなり埗
る。このこずは、䟋えば、ランド米囜特蚱第
3894871号およびゞ゚リクマンZelikmanおよ
びレビLevi「写真乳剀の補造およびコヌテむ
ングメヌキング・アンド・コヌテむング・フオ
グラフむツク・゚マルゞペンズ」フオヌカルプ
レス、1964、pp・221−223に蚘茉されおいる。
ロツド及び平板状粒子はずりわけ他の粒子圢状の
䞭に混じ぀おしばしば皮々の割合で芳察されおい
る。これは特に、乳剀のpAg銀むオン濃床の察
数の逆数が、䟋えば、シングルゞ゚ツト沈柱法
に芋られるように沈柱生成の過皋で倉わる堎合に
芳察される。 平板状臭化銀粒子が広く研究されおきたが、ほ
ずんどマクロ−サむズのものであ぀お写真分野で
利甚できないものであ぀た。ここで平板状粒子ず
は、粒子の他のいかなる単結晶面よりも実質的に
倧きな぀の平行なたたは実質的に平行な結晶面
を有する粒子を指す。平板状粒子のアスペクト比
即ち、厚さに察する盎埄の比率は実質的に
より倧きい、高アスペクト比平板状粒子臭
化銀乳剀局はクナツクCugnac及びシダトヌ
Chateau「物理的熟成時の臭化銀結晶の圢態孊
の進展むボルヌシペン・オブ・モルフオルゞ
ヌ・オブ・シルバヌ・ブロマむド・クリスタル
ズ・デナアリング・フむゞカル・ラむプニング」
サむ゚ンス・゚・むンダストリ゚・フオトグラフ
むヌ、33巻、No.1962、pp・121−125に報告
されおいる。 1937幎から1950幎代にかけおむヌストマン・コ
ダツク瀟はデナプリタむズド登録商暙攟射線
写真フむルム補品をノヌ・スクリヌン・線コヌ
ド5133なる名称で販売した。この補品はフむルム
支持䜓の互いに反察偎の䞻芁面に硫黄増感臭化銀
乳剀コヌテむング局をも぀おいた。この乳剀は
線照射に露出する為のものであ぀たから分光増感
されおいない。この平板状粒子は平均アスペクト
比玄〜をも぀おいた。この粒子は、その
投映面積の50を越える郚分を平板状粒子が占
め、投映面積の25を越える郚分を非平板状粒子
が占めおいた。これらの乳剀を䜕回か耇補するう
ち、䜕回か耇補せるもののうち最高の平均アスペ
クト比を持぀乳剀は平均平板状粒子盎埄2.5マむ
クロメヌトル、平均平板状粒子厚0.36マむクロメ
ヌトルおよび平均アスペクト比を瀺した。。
他の耇補品の乳剀はより厚く、より盎埄の倧きい
平板状粒子であ぀お、その平均アスペクト比は小
さい。 平板状粒子ペり臭化銀乳剀は写真業界においお
知られおいるけれども、高い平均アスペクト比を
瀺すものは知られおいない。平板状ペり臭化銀粒
子はダフむンDuffin「写真乳剀化孊フオト
グラフむツク・゚マルゞペン・ケミストリヌ」
フオヌカル・プレス、1966、pp・66−72および
トリベリTrivelliおよびスミスSmith「ペ
り臭化物沈柱系列の構造におよがすペり臭化銀の
圱響」ザ・フオトグラフむツク・ゞダヌナル、
LXXX巻、1940、月、pp・285−288に説明さ
れおいる。トリベリおよびスミスはペり化物の導
入により粒子サむズおよびアスペクト比䞡者の顯
著な䜎枛を芳察しおいる。グトフGutoff「ハ
ロゲン化銀写真乳剀の沈柱生成における栞生成お
よび成長速床」、フオトグラフむツク・サむ゚ン
シヌズ・アンド・゚ンゞニアリング、14巻、No.
、1970、月−月、pp・248−257には、連
続沈柱装眮を甚いお単䞀ゞ゚ツト沈柱生成により
調補されるタむプの臭化銀およびペり臭化銀乳剀
の調補が報告されおいる。 ハロゲン化銀の䞻芁郚分が平板状粒子圢態で存
圚する乳剀の調補技法が最近の刊行物に蚘茉され
おいる。米囜特蚱第4063951号には100立方䜓
面によ぀お芏定され䞔぀アスペクト比゚ツゞ長
に基づく1.5〜を有する平板状結晶ハロ
ゲン化銀を圢成するこずが開瀺されおいる。この
平板状粒子は方圢および長方圢䞻芁面が100
結晶面の特性を瀺した。米囜特蚱第4067739号に
は、皮晶を圢成し、オストワルド熟成により皮晶
のサむズを増倧せしめ、そしおpBr臭化物むオ
ン濃床の察数の逆数を制埡しながら再栞生成た
たはオストワルド熟成を行うこずなく粒子成長を
完了するこずによ぀お倧郚分が双晶を成す面察
結晶であるハロゲン化銀乳剀の調補が説明されお
いる。米囜特蚱第4150994号、同第4184877号およ
び同第4184878号、英囜特蚱第1570581号䞊びにド
むツ特蚱公開第2905655号および同第2921077号に
は少なくずも90モルがペり化物である皮晶を甚
いるこずによ぀お平坊な双晶面察状ハロゲン化
銀粒子の圢成が教瀺されおいる。ここで、特に断
わらない限り、ハロゲン化物の癟分率はすべお察
応する乳剀、粒子たたは粒子領域に存圚する銀に
基づく。䞊述の匕䟋のいく぀かには増倧した被芆
力を有する乳剀が報告され、これらが黒癜および
カラヌ䞡カメラフむルムずしお有甚であるこずが
説明されおいる。米囜特蚱第4063951号には具䜓
的にアスペクト比の䞊限がであるず報告さ
れおいるが、その実斜䟋には非垞に䜎いアスペク
ト比即ちが蚘茉されおいるに過ぎず、ここ
に蚘茉されるアスペクト比は珟実的なもの
でないず考えられる。実斜䟋および顕埮鏡写真か
ら芋るず他の䞊述の匕䟋に芋られるアスペクト比
はより小さい。日本特蚱公開第142329号
1980幎11月日には米囜特蚱第4150994号ず実
質的に同様な教瀺がなされおいるが、皮粒子ずし
おペり化銀の䜿甚に限定されおはいない。 平板状粒子ハロゲン化銀乳剀に関する䞊述の文
献は倚色写真芁玠に関するものでもなければ、こ
れらの写真芁玠により生成されるマむナス青色蚘
録の忠実床を改良するものでもない。 (c) 発明の開瀺 本発明の目的は、支持䜓ならびに該支持䜓䞊に
配眮された、青色、緑色および赀色光をそれぞれ
別々に蚘録する分散媒ずハロゲン化銀粒子ずから
なる乳剀局から構成され、䞔぀、該緑色および赀
色蚘録乳剀局がそれぞれ緑色および赀色分光増感
色玠を含有する倚色写真芁玠であ぀お、緑色およ
び赀色蚘録乳剀局の少くずも぀が青色光に察し
比范的䜎枛せる感応性を瀺す写真芁玠を提䟛する
にある。 䞊蚘目的は、䞊述のようなタむプの倚色写真芁
玠であ぀お、緑色および赀色蚘録乳剀局の少くず
も䞀぀が厚さ0.3マむクロメヌトル未満、盎埄少
くずも0.6マむクロメヌトル、平均アスペクト比
がより倧である化孊増感および分光増感せ
る平板状臭化銀たたはペヌ臭化銀粒子を含み、䞔
぀、該粒子が同䞀局䞭に存圚するハロゲン化銀粒
子の党投映面積の少くずも50を占め、曎に10マ
むクロメヌトル以䞋の最倧平均粒子盎埄を有する
こずを特城ずする倚色写真芁玠によ぀お達成され
る。 本発明に係る倚色写真芁玠は倚くの圢態、䟋え
ば、像転写フむルムナニツトの圢態をずるこずが
できる。像転写フむルムナニツトは珟像開始から
より少ない経過時間をも぀お可芖像を生成するこ
ずができる。本発明に係る倚色写真芁玠は、像転
写フむルムナニツトにおける銀被芆量の䜎枛およ
び色玠像圢成䜓のより有効な利甚を可胜にし、よ
り有利な局配眮構成を採るこずを可胜にし、さら
に像生成の枩床䟝存性を䜎枛せしめ埗る。さら
に、本発明の倚色写真芁玠では䜎濃床盞反則䞍軌
をほずんど受けない。  平板状粒子乳剀およびその調補 本発明で甚いるハロゲン化銀乳剀に関し甚いる
甚語「高アスペクト比」はこの明现曞においお
は、厚さが0.3マむクロメヌトル未満、盎埄が少
なくずも0.6マむクロメヌトル、平均アスペクト
比がより倧であるハロゲン化銀粒子がハロ
ゲン化銀粒子の党投映面積の少なくずも50を占
めるものを指す。 本発明に係る高アスペクト比平板状粒子ハロゲ
ン化銀乳剀の奜たしいものは、厚さ0.3マむクロ
メヌトル未満最も奜たしくは0.2マむクロメヌ
トル未満、盎埄少なくずも0.6マむクロメヌト
ル、平均アスペクト比少なくずも12特に奜
たしくは少なくずも20を有するハロゲン化
銀粒子である。 本発明の実斜に有甚な高アスペクト比平板状粒
子乳剀は極端に高い平均アスペクト比を持ち埗
る。平板状粒子の平均アスペクト比は平均粒子盎
埄を増倧するこずにより増倧するこずができる。
アスペクト比の増倧によ぀お鮮鋭床を倧きくする
こずができるが、䞀般に、最倧平均粒子盎埄はそ
れぞれ特定の写真甚途に察する粒状床の芁求から
制限を受ける。平板状粒子の平均アスペクト比
は、盎埄増倧に加えおたたは替えお平均粒子厚を
䜎枛するこずによ぀おも増倧するこずができる。
銀被芆量を䞀定に保持する堎合、平板状粒子の厚
さを䜎枛するずアスペクト比増倧の盎接的機胜ず
しお粒状床が䞀般に改善される。それ故、本発明
に係る平板状粒子乳剀の最高平均アスペクト比
は、特定の写真甚途で蚱容される最倧平均粒子盎
埄および達成可胜な最小の平板状粒子厚さの関数
である。最高平均アスペクト比は、採甚する沈柱
生成技法および平板状ハロゲン化銀粒子組成に䟝
存しお倉わるこずが芳察された。写真ずしお有甚
な平均粒子盎埄を有し500ずいう最高平均ア
スペクト比を有する平板状粒子は臭化銀粒子をオ
ストワルド熟成するこずにより埗られたし、たた
アスペクト比1001200たたはそれより高い
ものがダブルゞ゚ツト沈柱生成技法により埗られ
た。ペり化物が存圚するず䞀般に最高平均アスペ
クト比は䜎枛するが、平均アスペクト比100
たたは200もしくはそれ以䞊のペり臭化銀平
板状粒子乳剀の調補は可胜である。本発明の奜た
しい圢態では䞊述の厚さ、盎埄およびアスペクト
比基準を満足するハロゲン化銀粒子がハロゲン化
銀粒子の党投映面積の少なくずも70、特に奜た
しくは少なくずも90を占める。 投映面積の所定癟分率を占める平板状粒子の厚
さが薄くなればなる皋乳剀の平均アスペクト比は
高くなる。通垞平板状粒子の平均厚さは少なくず
も0.03マむクロメヌトル、奜たしくは少なくずも
0.05マむクロメヌトルであるも぀ずも、より薄
い平板状粒子、䟋えば0.01マむクロメヌトル厚の
粒子も䜿甚可胜ではあるが。平板状粒子の盎埄
は青色光を蚘録するために増倧するこずができ
る。青色光を蚘録するための平均粒子厚0.5マむ
クロメヌトル以䞋の粒子に぀いおは埌で述べる
アスペクト比の枬定に぀いおの0.3マむクロメヌ
トルずいう蚀及は青色光蚘録乳剀に察しおは0.5
マむクロメヌトルずするこずができる。しかし
ながら、粒子盎埄を過床に倧きくするこずなく高
アスペクト比を達成するには、通垞本発明に係る
倚色写真芁玠の乳剀䞭の平板状粒子の平均厚さを
0.3マむクロメヌトル未満ずするこずができる。 高アスペクト比平板状粒子ハロゲン化銀乳剀の
䞊述の粒子特性は圓業界においお呚知の手法によ
り容易に確めるこずができる。その明现曞におい
お甚いる甚語「アスペクト比」ずは粒子の厚さに
察する盎埄の比を瀺す。粒子の「盎埄」ずは、乳
剀を顕埮鏡たたは電子顕埮鏡で芳察した時粒子の
投映面積ず等しい面積を有する円の盎埄を指すも
のずする。乳剀詊料の陰圱のある電子顕埮鏡写真
からそれぞれの粒子の厚さ及び盎埄を枬定するこ
ずができ、厚さ0.3マむクロメヌトル未満及び盎
埄少なくずも0.6マむクロメヌトルを有する平板
状粒子を同定するこずができる。このようにしお
枬定せる盎埄ず厚さからそれぞれの平板状粒子の
アスペクト比を蚈算するこずができ、そしお、厚
さ0.3マむクロメヌトル未満および盎埄少なくず
も0.6マむクロメヌトルずいう基準を満足する詊
料䞭の党おの粒子のアスペクト比を平均化しお平
均アスペクト比を埗るこずができる。このこずか
ら明らかなように平均アスペクト比ずは個々の平
板状粒子のアスペクト比の平均である。実際に
は、通垞厚さ0.3マむクロメヌトルおよび盎埄少
なくずも0.6マむクロメヌトルを有する平板状粒
子の平均厚さ及び平均盎埄を求め、これら぀の
平均倀の比を蚈算しお平均アスペクト比を求める
のが簡䟿である。平均アスペクト比を決定するの
に個々のアスペクト比の平均倀をず぀おも、たた
厚さ及び盎埄の平均倀から算出しおも可胜な粒子
枬定の蚱容範囲内でありさえすれば埗られる平均
アスペクト比は実質䞊差がない。厚さ及び盎埄基
準を満足する平板状ハロゲン化銀粒子の投映面積
を積算し、たたその顕埮鏡写真䞭の残りのハロゲ
ン化銀粒子の投映衚面積を別に積算し、そしおこ
れら぀の積算倀から、厚さおよび盎埄基準を満
足する平板状粒子がハロゲン化銀粒子党䜓の投映
衚面積䞭に占める癟分率を算出するこずができ
る。 䞊述の決定においお厚さ0.3マむクロメヌトル
未満の暙準平板状粒子を、マむナス青色蚘録局の
写真特性に劣るより厚い平板状粒子ず区別するた
めに遞定した。暙準粒子ずしおは少なくずも、
0.6マむクロメヌトルの盎埄を有するものを遞ん
だ。ずいうのは、盎埄がより小さいず顕埮鏡写真
で平板状粒子ず非平板状粒子ずを必ずしも区別で
きないからである。圓業界で広く䜿われおいる甚
語「投映面積プロゞ゚クシペン・゚ヌリアたた
はプロゞ゚クテむブ・゚ヌリア」に぀いおは䟋
えばゞ゚ヌムズJamesおよびヒギンス
Higgins「写真理論の基瀎フアンダメンタル
ズ・オブ・フオトグラフむツク・セオリヌ」モ
ルガン・アンド・モトガン・ニナヌペク、・15
を参照されたい。 第図は、存圚し埗る皮々異なる粒子を図瀺す
るために遞ばれた高アスペクト比平板状粒子乳剀
の䟋を瀺す顕埮鏡写真である。粒子は前
述の厚さ及び盎埄基準を満足する平板状粒子であ
る。第図䞭に芋られる粒子の倧倚数は䞊述の厚
さ及び盎埄基準を満足するこずは明癜である。こ
れらの粒子の平均アスペクト比は18である。
顕埮鏡写真䞭にはたた僅かに䞊蚘厚さ及び盎埄基
準を満足しない粒子が存圚する。䟋えば、粒子
は非平板状粒子である。粒子は盎埄基
準を満足しない埮现な粒子である。粒子は
盎埄基準は満足するが厚さ基準は満足しない厚い
平板状粒子である。 乳剀調補条件埌に詳述するに䟝存しお䞊述
の厚さ及び盎埄基準を満足する所望平板状ハロゲ
ン化銀粒子の他に䞻ずしお非平板状粒子、埮现粒
子たたは厚い平板状粒子からなる第の粒子矀が
存圚し埗る。時にはロツドのような他の平板状粒
子が存圚し埗る。䞀般には厚さ及び盎埄基準を満
足する平板状粒子の数を最倧にするこずが望たし
いが、粒子が前述の高いアスペクト比を満足する
限り第の粒子矀が存圚しおも差し぀かえない。 広範囲に亘぀お芳察された利点をもたらす本発
明の奜たしい乳剀は高アスペクト比ペり臭化銀乳
剀である。発明者等は高アスペクト比ペり臭化銀
乳剀は本発明の実斜に有甚であろうず考えたが、
そのような乳剀は圓業界に存圚しなか぀た。 高アスペクト比平板状粒子ペり臭化銀乳剀は以
䞋に述べるような沈柱生成法により調補するこず
ができる。攪拌機構を備えた垞甚されるハロゲン
化銀沈柱生成甚反応噚䞭に分散媒を入れる。通垞
最初の段階で反応噚䞭に入れる分散媒の量は最終
粒子沈柱生成段階でペり臭化銀乳剀䞭に存圚する
分散媒の量の少なくずも玄10、奜たしくは20〜
80である。ベルギヌ特蚱第866645号
1981.6.12フランス特蚱第2471620号に察応す
るに教瀺される劂く、分散媒はペり臭化銀粒子
沈柱生成過皋で限倖過によ぀お反応噚から陀去
するこずができるので、最初に反応噚䞭に存圚せ
しめる分散媒の量は最終粒子沈柱生成段階で反応
噚䞭に存圚するペり臭化銀乳剀の量ず等量たたは
それ以䞊にさえするこずができる。反応噚䞭に最
初に入れる分散媒ずしおは、氎たたは解膠剀の氎
䞭分散䜓であ぀お、この分散媒は必芁に応じお他
の成分、䟋えばたたは以䞊のハロゲン化銀成
剀およびたたは埌で詳述する金属ドヌプ剀を配
合する。解膠剀を最初に存圚せしめる堎合その濃
床はペり臭化銀沈柱生成の最終段階で存圚する解
膠剀党量の少なくずも10、特に少なくずも20
であるこずが奜たしい。銀およびハラむド塩ず共
に反応噚䞭に远加の分散媒を加えるが、これは別
のゞ゚ツトから導入するこずができる。䞀般に
は、特に解膠剀の割合を増倧するためにハラむド
塩導入を完了した埌に分散媒の割合を調節する。 ペり臭化銀粒子の生成に甚いるブロマむド塩の
少割合、通垞10重量未満を最初に反応噚䞭に存
圚せしめお、ペり臭化銀沈柱生成の開始時におけ
る分散媒䞭のブロマむドむオン濃床を調節する。
たた、反応容噚䞭の分散媒は圓初は実質的にむオ
ダむドむオンを含たない。ずいうのは、銀ずブロ
マむド塩を同時に加える前にむオダむドむオンを
存圚せしめるず厚い非平板状粒子が生成し易いか
らである。反応噚の内容物に関しここで甚いる甚
語「実質的にむオダむドむオンを含たない」ず
は、ブロマむドむオンず比范しお、むオダむドむ
オンが別のペり化銀盞ずしお沈柱を生成するには
䞍十分な量でしか存圚しないこずを意味する。銀
塩を導入する前の反応噚䞭におけるむオダむド濃
床は合蚈ハラむドむオン濃床の0.5モル未満に
維持するこずが望たしい。分散媒のpBrが圓初高
過ぎるず生成する平板状ペり臭化銀粒子は比范的
厚く、アスペクト比の䜎いものずなる。反応噚䞭
のpBrは圓初1.6たたはそれ未満、奜たしくは1.5
未満に維持するこずができる。他方、pBrが䜎過
ぎるず非平板状ペり臭化銀粒子が生成し易い。そ
れ故、反応噚䞭のpBrを0.6たたはそれ以䞊、奜
たしくは1.1以䞊に維持するこずができる。ここ
で甚いられるpBrはブロマむドむオン濃床の負の
察数ずしお定矩される。PH、pCl、pIおよびpAg
はそれぞれ氎玠、クロラむド、むオダむドおよび
銀むオン濃床に぀いお同様に定矩される。 沈柱を生成せしめる間、ペり臭化銀粒子の沈柱
生成に呚知の技法に埓぀お銀、ブロマむドおよび
むオダむド塩を反応噚に加える。通垞ブロマむド
およびむオダむド塩の導入ず同時に反応噚䞭に硝
酞銀のような可溶性銀塩の氎溶液を導入する。た
た、ブロマむドおよびむオタむド塩は通垞、た
たは以䞊の可溶性アンモニりム、アルカリ金属
䟋えば、ナトリりムたたはカリりムたたはア
ルカリ土類金属䟋えば、マグネシりムたたはカ
ルシりムハラむド塩の氎溶液のような塩氎溶液
ずしお導入する。銀塩は少なくずも圓初はブロマ
むド及びむオダむド塩ずは別に反応噚䞭に導入す
る。むオダむド及びブロマむド塩は反応噚䞭に
別々に加えおもよいし混合物ずしお導入しおもよ
い。 銀塩を反応噚䞭に導入するず粒子の栞生成段階
が開始される。銀、ブロマむドおよびむオダむド
塩の導入を続けるず、臭化銀およびペり化銀の沈
柱生成䜍眮ずしお圹立぀粒子栞の母集団が圢成さ
れる。珟存する粒子栞䞊ぞの臭化銀およびペり化
銀の沈柱生成は粒子の成長段階を構成する。圢成
される平板状粒子のアスペクト比は栞生成段階ず
比范しお成長段階ではむオダむドおよびブロマむ
ド濃床の圱響を受けるこずが少ない。それ故、
銀、ブロマむド及びむオダむド塩を同時に導入す
る段階におけるpBrの蚱容範囲を成長段階の間に
0.6以䞊、奜たしくは玄0.6〜2.2の範囲、より奜た
しくは玄0.8〜玄1.6の範囲に増倧するこずができ
る。pBrの蚱容範囲を玄0.8〜玄1.6増倧せしめる
こずは、硬床に倚分散せる乳剀を調補する堎合の
ように銀、ブロマむド及びむオダむド塩を導入す
る間ず぀ず粒子栞生成が実質的にある速床で持続
する堎合には特に有効である。pBr倀を平板状粒
子成長段階においお2.2以䞊増倧せしめるず埗ら
れる粒子の厚さが増倧するが、䟝然平均アスペク
ト比より倧なる粒子が埗られるため倚くの
堎合蚱容するこずができる。 銀、ブロマむドおよびむオダむド塩を氎溶液ず
しお導入するのに代えお、銀、ブロマむドおよび
むオダむド塩を分散媒に懞濁せる埮现なハロゲン
化銀粒子の圢態で圓初にたたは成長段階で導入す
るこずができる。粒子サむズは、反応噚䞭に導入
された時に、存圚し埗るより倧きな粒子栞䞊ぞ容
易にオストワルド熟成する皋床である。有甚な最
倧粒子サむズは反応噚内の条件、即ち枩床䞊びに
可溶化及び熟成剀の存吊に䟝存するであろう。臭
化銀、ペり化銀およびたたはペり臭化銀粒子を
導入するこずができる。ブロマむドおよびたた
はむオダむドはクロラむドに優先しお沈柱するの
で、臭塩化銀およびペり臭塩化銀粒子を甚いるこ
ずができる。ハロゲン化銀粒子は非垞に埮现な、
䟋えば、平均盎埄が0.1マむクロメヌトル未満の
ものであるこずが望たしい。 䞊述のpBr条件が満足されるこずを条件ずし
お、銀、ブロマむドおよびむオダむド塩の濃床お
よび導入速床は埓来慣甚されるものず同様であ぀
およい。銀およびハラむド塩はリツトル圓たり
0.1〜モルの濃床で導入するこずが望たしいが、
埓来から垞甚されるより広い濃床範囲、䟋えば、
リツトル圓たり0.01モルから飜和床たでの範囲が
採甚可胜である。特に奜たしい沈柱生成技法は、
操業の間における銀およびハラむド塩の導入速床
を増倧せしめお沈柱生成時間を短瞮せしめるこず
である。銀およびハラむド塩の導入速床は、分散
媒䞊びに銀およびハラむド塩を導入する速床を増
倧するこずによ぀お、たたは導入される分散媒䞭
の銀およびハラむド塩の濃床を増倧するこずによ
぀お増倧せしめるこずができる。銀およびハラむ
ド塩導入速床は増倧するこずが望たしいが、米囜
特蚱第3650757号、同第3672900号、同第4242445
号、ドむツ特蚱出願公開第2107118号、ペヌロツ
パ特蚱出願第80102242号およびり゚むWey
「れラチン溶液䞭におけるAgBr結晶の成長機構
グロヌス・メカニズム・オブ・AgBrクリスタ
ルズ・むン、ゲラチン・゜ルヌシペン」フオト
グラフむツク・サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニア
リング、21å·»No.、1977幎月−月、p.14以降
に教瀺されるように導入速床を新しい粒子栞の生
成が起こり易い限界倀未満に保持する即ち再栞
生成を回避するためにこずが特に望たしい。玄
30未満の倉動係数を有する乳剀を調補するこず
ができる。ここで甚いる倉動係数ずは粒子盎埄の
暙準偏差を平均粒子盎埄で割぀た倀の100倍を意
味する。沈柱生成の成長段階の過皋で意図的に再
栞生成を行わせるこずによ぀お、もちろん、実質
的により高い倉動係数を有する倚分散乳剀を調補
するこずができる。 ペり臭化銀乳剀䞭のむオダむド濃床はむオダむ
ド塩の導入によ぀お制埡するこずができる。いか
なる垞甚されるむオダむド濃床を採甚するこずも
できる。たずえごく僅かなむオダむド量、䟋え
ば、0.05モルずいう䜎い倀であ぀おも有甚であ
るず認められる。奜たしい圢態においおペり臭化
銀乳剀は少なくずも玄0.1モルのむオダむドを
含む。粒子生成枩床における臭化銀䞭の溶解限界
たでのペり化銀を平板状ペり臭化銀粒子䞭に取り
入れるこずができる。埓぀お、沈柱生成枩床90℃
においお平板状ペり臭化銀粒子䞭にペり化銀を玄
40モルたでの濃床で存圚せしめるこずができ
る。実際に沈柱生成枩床はほが垞枩、䟋えば玄30
℃たで䜎䞋せしめるこずができる。䞀般に、沈柱
生成は40〜80℃の枩床範囲で行うこずが望たし
い。倧抵の写真甚途分野では最倧むオダむド濃床
を玄20モルずするこずが望たしい。最良のむオ
ダむド濃床は玄15モルたでである。 沈柱生成過皋で反応噚䞭に導入されるむオダむ
ドおよびブロマむド塩の盞察的割合を䞀定の比率
に保持しお平板状ペり臭化銀粒子䞭に実質的に䞀
様なむオダむドプロフむヌルを圢成するこずもで
きるし、たた䞊蚘盞察的割合を替えお異なる写真
効果をもたらすこずもできる。高アスペクト比平
板状粒子ペり臭化銀乳剀の環状領域たたは暪方向
に倉䜍せる領域におけるむオダむドの割合を粒子
の䞭心領域ず比范しお増倧せしめるず特定の写真
特性䞊の利点がもたらされる。䞭心領域における
むオダむド濃床は〜モルの範囲で倉えるこ
ずができ、たた暪方向を取巻く環状領域における
むオダむド濃床はそれより少なくずもモル高
い倀から臭化銀䞭ペり化銀の溶解床限界たで、奜
たしくは玄20モルたで、最適には玄15モルた
での範囲で倉えるこずができる。倉圢態様におい
おは銀塩添加を終了する前に反応噚䞭にむオダむ
ド塩たたはブロマむドずむオダむド塩を添加する
のを終了せしめお、過剰量のハラむドを銀塩ず反
応せしめるこずができる。これによ぀お平板状ペ
り臭化銀粒子䞊に臭化銀の鞘を圢成する結果ずな
る。埓぀お、平板状ペり臭化銀粒子は実質的に均
䞀なたたは埐々に倉化せるむオダむド濃床プロフ
むヌルを持たせるこずができるこずは明らかであ
り、たた、むオダむド濃床の募配を所望の劂く制
埡しお平板状ペり臭化銀粒子の内郚におけるむオ
ダむド濃床を高くするかたたは倖衚面もしくはそ
の近傍におけるむオダむド濃床を高めるこずがで
きるこずも明らかである。 䞭性たたは非アンモニア性乳剀を生成する䞊述
の方法を参照しお高アスペクト比平板状粒子ペり
臭化銀乳剀の調補法を説明したが、この乳剀は他
の方法によ぀おも調補可胜である。別の䞀方法に
おいおは、高むオダむドハロゲン化銀皮粒子を最
初に反応噚に入れる。反応噚䞭におけるペり化銀
濃床をリツトル圓たり、0.05モル未満に䜎枛し、
たた反応噚䞭に最初に存圚せしめるペり化銀粒子
の最倧サむズを0.05マむクロメヌトル未満に䜎枛
せしめる。 むオダむドを含たない高アスペクト比平板状粒
子臭化銀乳剀は䞊蚘に詳现に述べた方法をむオダ
むドを含たないように改倉した方法によ぀お調補
するこずができる。高アスペクト比平板状粒子臭
化銀乳剀はたた、前に匕甚せるクナツクおよびシ
ダトヌに基づく方法によ぀お調補するこずもでき
る。方圢および長方圢粒子を含有する高アスペク
ト比臭化銀乳剀は、蟺の長さが0.15マむクロメ
ヌトル未満である立方䜓皮粒子を甚いる方法によ
り調補するこずができる。皮粒子のpAgを5.0〜
8.0の範囲に維持しながら、非ハラむド銀むオン
錯化剀の実質的䞍存圚䞋に乳剀を熟成しお、平均
アスペクト比少なくずもを有する平板状臭
化銀粒子を生成せしめる。むオダむドを含たない
高アスペクト比平板状粒子臭化銀乳剀を調補する
さらに他の方法は埌蚘実斜䟋に蚘茉する。 改質甚化合物を平板状粒子沈柱生成過皋で存圚
せしめるこずができる。そのような化合物は反応
噚䞭に最初に存圚せしめおもよいし、たた垞法に
埓぀おもしくは以䞊の塩を加えるず共に添加
するこずもできる。米囜特蚱第1195432号、第
1951933号、第2448060号、第2628167号、第
2950972号、第3488709号、第3737313号、第
3772031号および第4269927号䞊びにリサヌチ・デ
むスクロヌゞダヌ、134å·»1975幎月、アむテム
13452に蚘茉されるように銅、タリりム、鉛、ビ
スマス、カドミりム、亜鉛、䞭間カルコゲン即
ち、硫黄、セレン及びテルル、金および第属
貎金属の化合物のような改質甚化合物をハロゲン
化銀沈柱生成過皋で存圚せしめるこずができる。
リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ及びその前身であ
るプロダクト・ラむセンシング・むンデツクスは
英囜、PO9−1EF、ハンプシダヌ、ハヌバンド、
ホヌムり゚ル、むンダストリアル・オポチナニテ
むヌズ・リミテむツドの刊行物である。モむザヌ
Moiser等、ゞダヌナル・オブ・フオトグラフ
むツク、サむ゚ンス、25巻、1977、PP.19−27に
蚘茉されるように平板状粒子乳剀は沈柱生成過皋
においお内郚還元増感するこずができる。 それぞれの銀塩およびハラむド塩は、米囜特蚱
第3821002号、同第3031304号およびクレヌズ
CLaes等、フオトグラフむツシ゚・コレスポ
ンデンツ、102巻、10号、1967、P.162に蚘茉され
るように分配割合を調補し䞔぀反応噚内容物の
PH、pBrおよびたたはpAgを調節するために分
配装眮を利甚しおたたは重量䟛絊を利甚しお衚面
もしくは衚面䞋䟛絊管を通じお反応噚に加えるこ
ずができる。反応噚䞭に反応成分を急速に分配す
るために、米囜特蚱第2996287号、同第3342605
号、同第3415650号、同第3785777号、同第
4147551号及び同4171224号、英囜特蚱出願第
2022431A、ドむツ特蚱出願公開第2555364号およ
び同第2556885号䞊びにリサヌチ・デむスクロヌ
ゞダヌ、166巻、1978幎月、アむテム16662に蚘
茉されるように特別に構成された混合装眮を甚い
るこずができる。 平板状粒子乳剀の調補においけ分散媒は反応噚
䞭に最初に入れおおく。奜たしい圢態においお分
散媒は解膠剀の氎性分散液からなる。反応噚䞭の
乳剀成分党重量に基づいお0.2〜玄10重量の解
膠剀濃床を採甚するこずができる。ハロゲン化銀
を生成する前および生成䞭に反応噚䞭における解
膠剀濃床を党重量に基づき玄未満に維持し、
䞔぀、最適のコヌテむング特性が埗られるように
埌から乳剀ビヒクルを加えるこずによ぀お乳剀ビ
ヒクル濃床を高濃床に調節するのが䞀般的な方法
である。最初に圢成される乳剀にはハロゲン化銀
モル圓たり玄〜50の解膠剀、奜たしくは玄10
〜30の解膠剀を含たせるこずができる。远加の
ビヒクルは埌から加えるこずによ぀おその濃床を
ハロゲン化銀モル圓たり1000ずいう高い倀にた
で高めるこずができる。奜たしくは最終゚マルゞ
ペン䞭のビヒクル濃床はハロゲン化銀モル圓たり
50より倧である。写真芁玠の補䜜時においおコ
ヌテむングおよび也燥を行う際ビヒクルは乳剀局
の玄30〜70重量を占めるこずが望たしい。 ビヒクルバむンダヌおよび解膠剀の䞡者を含
むはハロゲン化銀乳剀の調補に垞甚されるもの
の䞭から遞ぶこずができる。奜たしい解膠剀は芪
氎性コロむドであ぀お、これらは単独でもたた疎
氎性物質ず組合わせお甚いるこずもできる。適圓
な芪氎性物質には、蛋癜質、蛋癜質誘導䜓、䟋え
ばセルロヌス゚ステルのようなセルロヌス誘導
䜓、䟋えばアルカリ凊理れラチン牛骚たたは皮
革れラチンたたは酞凊理れラチン豚皮れラチ
ンのようなれラチン、䟋えばアセチル化れラチ
ンおよびフタル化れラチンのようなれラチン誘導
䜓の劂き物質が含たれる。これらのビヒクルおよ
びその他のビヒクルはリサヌチ・デむスクロヌゞ
ダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム17643、セク
シペンに蚘茉されおいる。 特に芪氎性コロむドを含めビヒクル物質はた
たそれず共に甚いる疎氎性物質も本発明に係る
写真ペり玠の乳剀局䞭のみならず、䞊途局、䞭間
局䞊びに乳剀局䞋に䜍眮する局のような他の局䞭
に配合するこずができる。 ハロゲン化銀乳剀の調補過皋で粒子の熟成が起
こり埗る。粒子の熟成は少なくずもペり臭化銀粒
子生成過皋においお反応噚䞭で起こるこずが望た
しい。熟成を促進するのに既知のハロゲン化銀溶
剀が有甚である。䟋えば、熟成を促進するのに過
剰量のブロマむドむオンを反応噚䞭に存圚せしめ
るこずが知られおいる。それ故、ブロマむド塩溶
液を反応噚䞭に導入するだけで熟成を促進し埗る
こずは明らかである。他の熟成剀を甚いるこずも
できるし、これらの熟成剀は銀およびハラむド塩
を添加する前に反応噚䞭の分散媒䞭に党量を配合
しおおくこずができるし、たたもしくは以䞊
のハラむド塩、銀塩たたは解膠剀を加えるず共に
反応噚䞭に導入するこずもできる。別の倉圢態様
ずしお、熟成剀をハラむド塩および銀塩添加段階
で独立しお導入するこずもできる。アンモニアは
既知の熟成剀であるけれども、最高に実珟可胜な
感床−粒子関係を達成する本発明のペり臭化銀乳
剀に甚いる熟成剀ずしおは奜たしくはない。奜た
しい乳剀は非アンモニア性たたは䞭性乳剀であ
る。 奜たしい熟成剀は硫黄を含む。チオシアネヌト
塩、䟋えばアルカリ金属チオシアネヌト塩、特に
ナトリりムおよびカリりムチオシアネヌト塩、䞊
びにアンモニりムチオシアネヌト塩を甚いるこず
ができる。チオシアネヌト塩の導入量は垞甚され
る量でよいけれども、奜たしい濃床は䞀般にハロ
ゲン化銀モル圓たり玄0.1〜20の範囲である。
チオシアネヌト熟成剀を甚いるこずは米囜特蚱第
2222264号、同第2448534号および同第3320069号
に教瀺が芋られる。あるいは、米囜特蚱第
3271157号、同第3574628号および同第3737313号
に蚘茉されるような垞甚されるチオ゚ヌテル熟成
剀を甚いるこずもできる。 高アスペクト比平板状粒子乳剀は奜たしくは掗
浄しお可溶性塩類を陀去する。可溶性塩類の陀去
は、リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、176巻、
1978幎12月、アむテム17643、セクシペンに説
明されるように、傟しや、過、およびたたは
冷华沈降およびリヌチングのようなよく知られた
技法によ぀お行うこずができる。䜿甚に先立぀
お、増感剀を含むたたは含たない乳剀は也燥し貯
蔵する。平板状粒子の厚さの増倧、アスペクト比
の䜎枛およびたたは盎埄の過床の増倧を回避す
るために、沈柱生成が完了した埌平板状粒子の熟
成を終了する際に掗浄するこずが特に有利であ
る。 䞀旊圢成された高アスペクト比平板状粒子乳剀
は等業界においお呚知の技法によ぀お鞘で包み、
芯鞘乳剀ずするこずができる。調補される高アス
ペクト比平板状粒子乳剀に鞘を圢成するのにいか
なる写真的に有甚な銀塩も甚いるこずができる。
銀塩鞘を圢成する技法は米囜特蚱第3367778号、
同第3206313号、同第3317322号、同第3917485号、
同第4150994号、同第4184877号および同第
4184878号に蚘茉されおいる。垞甚される鞘圢成
技法は高アスペクト比平板状粒子の圢成には有利
ではない。鞘圢成が進むず乳剀の平均アスペクト
比が䜎枛するからである。鞘圢成過皋においお平
板状粒子生成に有利な条件が反応噚䞭に存圚する
ならば、鞘圢成は粒子の倖瞁に優先的に起こり、
その結果アスペクト比は必ずしも䜎䞋しない。 高アスペクト比芯鞘平板状粒子乳剀は内郚朜像
の圢成に特に有甚であ぀お、ネガ型たたは盎接反
転型写真芁玠の補䜜に甚いるこずができる。 䞊述の平板状ハロゲン化銀粒子調補方法に埓え
ば、アスペクト比に察する厚さ及び盎接基準を満
足する平板状粒子が党ハロゲン化銀粒子の合蚈投
映面積の少なくずも50を占める高アスペクト比
平板状粒子乳剀を調補するこずができるが、その
ような平板状粒子の割合を増倧するこずによ぀お
より倧きな利点が達成されるこずが認められる。
厚さ及び盎埄基準を満足する平板状ハロゲン化銀
粒子が党投映面積の少なくずも70最適には少
なくずも90を占めるこずが望たしい。少量の
非平板状粒子が存圚しおも倚くの写真甚途分野で
は党く問題が起こらず、平板状粒子の利点が埗ら
れるが、平板状粒子の割合を増倧するこずができ
る。倧きな平板状ハロゲン化銀粒子は、垞甚され
る分離技術、䟋えば、遠心分離たたはハむドロサ
むクロンを甚いお粒子混合物䞭の小さな非平板状
粒子から分離するこずができる。ハむドロサむク
ロンによる分離は米囜特蚱第3326641号に教瀺さ
れおいる。  増感 本発明に係る倚色写真芁玠䞭に存圚する高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀およびペヌ臭化銀乳剀
および埓来呚知の乳剀は化孊的に増感される。化
孊的増感はT.H.Jamesザ・セオリ・オブ・
ザ・フオトグラフむツク・プロセス、第版、マ
クミラン、1977、pp.67−76に蚘茉されるように
掻性れラチンを甚いお行うこずができるし、たた
リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ120巻、1974幎
月、アむテム12008、リサヌチ・デむスクロヌゞ
ダヌ、134巻、1975幎月、アむテム13452、米囜
特蚱第1623499号、同第1673522号、同第2399083
号、同第2642361号、同第3297447号、同第
3297446号、同第3772031号、同第3761267号、同
第3857711号、同第3565633号、同第3901714号お
よび同第3904415号䞊びに英囜特蚱第1315755号お
よび同第1396696号に蚘茉されるようにpAg5〜
10、PH〜および枩床30〜80℃においお硫黄、
セレン、テルル、金、癜金、パラゞりム、むリゞ
りム、オスミりム、ロゞりム、レニりムもしくは
燐増感剀たたはこれら増感剀の耇数の組合わせを
甚いお行うこずができる。化孊増感は最適には、
米囜特蚱第2642361号に蚘茉されるようにチオシ
アネヌト化合物の存圚䞋に、たた米囜特蚱第
2521926号、同第3021215号および同第4054457号
に蚘茉されるタむプの硫黄含有化合物の存圚䞋に
行う。仕䞊げ化孊増感改質剀の存圚䞋に化孊
的に増感するこずができる。甚いられる仕䞊げ改
質剀には、アザむンデン、アザピリダゞン、アザ
ピリミゞン、ベンゟチアゟリりム塩、䞊びにも
しくは以䞊の耇玠環栞を有する増感剀のよう
に、化孊増感の過皋でカブリを抑制し䞔぀感床を
増倧するものずしお知られた化合物が甚いられ
る。仕䞊げ改質剀の䟋は、米囜特蚱第2131038号、
同第3411914号、同第3554757号、同第3565631号
および同第3901714号、カナダ特蚱第778723号お
よびダフむンDuffin、フオトグラフむツク・
゚マルゞペン・ケミストリヌ、フオヌカル・プレ
ス1966、ニナヌペヌク、pp.138−143に蚘茉さ
れおいる。化孊増感に加えお、たたは代替しお、
米囜特蚱第3891446号および同第3984249号に蚘茉
されるように、䟋えば氎玠を甚いお還元増感する
こずもできるし、たた米囜特蚱第2983609号、オ
フテダヌルOfteduhlら、リサヌチ・デむス
クロヌゞダヌ、136巻、1975幎月、アむテム
13654、米囜特蚱第2518687号、同第2739060号、
同第2743182号、同第2743183号、同第3026203号
および同第3361564号に蚘茉されるように塩化第
䞀錫、二酞化チオりレア、ポリアミンおよびアミ
ンボランのような還元剀を甚いお、たたは䜎pAg
䟋えば未満及びたたは高PH䟋えばよ
り倧凊理によ぀お還元増感するこずができる。
米囜特蚱第3917485号および同第3966476号に蚘茉
される衚面䞋増感を含め衚面化孊増感を行うこず
ができる。 化孊増感に加えお、高アスペクト比平板状粒子
マむナス青蚘録臭化銀およびペヌ臭化銀乳剀は、
分光増感するこずができる。高アスペクト比平板
状粒子乳剀およびここで甚いる他の乳剀ず組合わ
せお、可芖スペクトルの青およびマむナス青即
ち緑および赀郚分に吞収極倧を瀺す分光増感色
玠を甚いるこずができる。倚色写真芁玠の青色蚘
録乳剀局を構成するハロゲン化銀乳剀は青色吞収
性分光増感色玠で増感するこずもできるし、スペ
クトルの青色郚分に察する本来の感応性に䟝存す
るこずもできる。 ハロゲン化銀乳剀は皮々の色玠を甚いお分光増
感するこずができる。甚いられる色玠には、シア
ニン、メロシアニン、錯シアニンおよび錯メロシ
アニン即ち、トリ−、テトラ−および倚−栞ミ
アニンおよびメロシアニン、オキ゜ノヌル、ヘ
ミオキ゜ノヌル、スチリル、メロスチリルおよび
ストレプトシアニンを含むポリメチン染料が含た
れる。 シアニン分光増感色玠には、キノリニりム、ピ
リゞニりム、む゜キノリニりム、3H−むンドリ
りム、ベンツ〔〕むンドリりム、オキサゟリり
ム、オキサゟリニりム、チアゟリりム、チアゟリ
ニりム、セレナゟリりム、セレナゟリニりム、む
ミダゟリりム、むミダゟリニりム、ベンゟキサゟ
リニりム、ベンゟチアゟリりム、ベンゟセレナゟ
リりム、ベンツむミダゟリりム、アフトキサゟリ
りム、ナフトチアゟリりム、ナフトセレナゟリり
ム、チアゟリニりム、ゞヒドロナフトチアゟリり
ム、ピリリりムおよびむミド゜ピラゞニりム第四
玚塩から導かれるような、メチン結合によ぀お結
合された぀の塩基性耇玠環栞が含たれる。 メロシアニン分光増感色玠には、バルビツヌル
酞、−チオバルビツヌル酞、ロヌダニン、ヒダ
ントむン、−チオヒダントむン、−チオヒダ
ントむン、−ピラゟリン−−オン、−む゜
キサゟリン−−オン、むンダン−−ゞオ
ン、シクロヘキサン−−ゞオン、−
ゞオキサン−−ゞオン、ピラゟリン−
−ゞオン、ペンタン−−ゞオン、アルキ
ルスルホニルアセトニトリル、マロノニトリル、
む゜キノリン−−オンおよびクロマン−
−ゞオンから誘導されるような酞性栞ずシアニン
色玠型の塩基性耇玠環栞ずがメチン結合により結
合されたものを含む。 たたは以䞊の分光増感色玠を甚いるこずが
できる。可芖スペクトル党䜓に亘る波長に最倧感
床を有し䞔぀非垞にバラ゚テむに富む分光感床曲
線圢状を有する色玠が知られおいる。色玠の遞択
および盞察的を割合は増感が望たれおいるスペク
トルの領域䞊びに望たれおいる分光感床曲線の圢
状に䟝存する。重耇せる分光感床曲線を有する色
玠はしばしば、重耇領域のそれぞれの波長におけ
る感床が個々の色玠の感床の和ずほが等しい組合
わされた圢の曲線を瀺す。埓぀お、異なる最倧感
床を有する耇数の色玠を組合わせお甚いるこずに
よ぀お、個々の色玠の最倧感床の䞭間に最倧倀を
有する分光感床曲線を埗るこずができる。 耇数の分光増感色玠を組合わせ䜿甚するこずが
でき、それによ぀お超増感、即ち、ある分光領域
においお、それらの分光増感色玠の䞀方を単独で
いかなる濃床においお甚いた堎合よりも倧きく、
たたそれらの分光増感色玠の加成的効果に由来す
る増感よりも倧きな分光増感が達成される。超増
感は、分光増感色玠䞊びに他の添加剀䟋えば安
定剀及びカブリ防止剀、珟像促進剀たたは抑制
剀、コヌテむング助剀、蛍光増癜剀および垯電防
止剀の遞ばれた組合わせによ぀お達成される。
超増感の原因ずなり埗るいく぀かの機構および化
合物に぀いおはいずれもゞルマンCilman「超
増感機構の抂芳Review of the Mechanisms
of Supersensitization」フオトグラフむツク・
サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニアリング、18巻、
1974、pp.418−430に蚘茉されおいる。 分光増感色玠はたた他の方法で乳剀に圱響を䞎
える。たた、分光増感色玠は、米囜特蚱第
2131038号および同第3930860号に開瀺されるよう
にハロゲン受容䜓たたは電子受容䜓、カブリ防止
剀たたは安定剀、珟像促進剀たたは抑制剀ずしお
䜜甚する。 ハロゲン化銀乳剀を増感するのに有甚な分光増
感色玠は、英囜特蚱第742112号、米囜特蚱第
1846300号、同第1846301号、同第1846302号、同
第1846303号、同第1846304号、同第2078233号、
同第2089729号、同第2165338号、同第2213238号、
同第2231658号、同第2493747号、同第2493748号、
同第2526632号、同第2739694号再発行特蚱第
24292号、同第2778823号、同第2917516号、同第
3352857号、同第3411916号、同第3431111号、同
第2295276号、同第2481698号、同第2503776号、
同第2688545号、同第2704714号、同第2921067号、
同第2945763号、同第3282933号、同第3397060号、
同第3360102号、同第3660103号、同第3335010号、
同第3352680号、同第3384486号、同第3397981号、
同第3482978号、同第3623881号、同第3718470号
および同第4025349号に蚘茉されおいる。超増感
色玠組合わせを含む有甚な色玠の組合わせの䟋は
米囜特蚱第3506443号および同第3672898号に蚘茉
されおいる。分光増感色玠ず非光吞収性添加物か
らなる超増感組合わせの䟋ずしおは、米囜特蚱第
2221805号に教瀺されるように分光増感の過皋で
チオシアネヌトを䜿甚し、米囜特蚱第2933390号
に教瀺されるようにビス−トリアゞルアミノスチ
ルベンを䜿甚し、米囜特蚱第2937089号に教瀺さ
れるようにスルホン化芳銙属化合物を䜿甚し、米
囜特蚱第3457078号に教瀺されるようにメルカプ
ト眮換耇玠環化合物を䜿甚し、英囜特蚱第
1413826号に教瀺されるようにむオダむドを䜿甚
し、前に匕甚せるギルマンGilman「レビナ
ヌ・オブ・ザ・メカニズル・オブ・スパヌセンシ
タむれヌシペン」に蚘茉されるような化合物を含
め他の化合物を䜿甚するこずができる。 非平板状たたは䜎アスペクト比ハロゲン化銀粒
子を含む乳剀を分光増感するのに垞甚される量の
色玠を甚いるこずができる。本発明の完党な利点
をもたらすために、最適量即ち、可胜な露光条
件䞋に粒子から達成し埗る最倧写真感床の少なく
ずも60を達成するに十分な量の分光増感色玠
を高アスペクト比平板状粒子衚面に吞収せしめる
こずが望たしい。䜿甚する色玠の量は、甚いる特
定の色玠もしくは遞ばれた色玠の組合わせ䞊びに
粒子の倧きさ及びアスペクト比に基づいお倉わる
であろう。最適の分光増感が、衚面増感ハロゲン
化銀粒子の利甚可胜な合蚈衚面積の玄25〜100
もしくはそれ以䞊に盞圓する単分子局被芆量にお
いお有機色玠を甚いる堎合に達成されるこずは写
真技術分野においお知られおいる。即ち、このこ
ずは䟋えば、り゚ストWest等「写真乳剀に
おける増感色玠の吞着ザ・アド゜ヌプシペン・
オブ・センシタむゞむング・ダむズ・むン・フオ
トグラフむツク・゚マルゞペンズ」、ゞダヌナ
ル・オブ・フむゞカル・ケミストリヌ、56巻、
p.1065、1952スペンスSpence等「増感色
玠の枛感デセンシタむれむシペン・オブ・セン
シタむズむング・ダむズ」、ゞダヌナル・オブ・
フむゞカル・アンド・コロむド・ケミストリヌ、
56巻、号、1948幎月、pp.1090−1103およ
び米囜特蚱第3979213号に蚘茉されおいる。最適
な色玠濃床氎準はメヌズMeesセオリヌ・オ
ブ・フオトグラフむツク・プロセス、pp.1067−
1069に教瀺される方法によ぀お遞定できる。 青色光に察する露光を蚘録すべき乳剀局におい
おは通垞臭化銀たたはペり化臭化銀の本来の青色
感床に䟝存する。本発明で甚いる乳剀が高アスペ
クト比平板状粒子臭化銀およびペり臭化銀乳剀で
ある堎合は青色分光増感色玠を甚いるこずによ぀
お感床が非垞に倧きく増倧する。本発明の぀の
奜たしい圢態においおは青色蚘録乳剀局䞭の乳剀
が、厚さ0.5マむクロメヌトル未満、盎埄少くず
も0.6マむクロメヌトルを有する平板状粒子が
より倧きな平均アスペクト比、奜たしくは
少くずも12の平均アスペクト比を有し䞔぀乳
剀局䞭に存圚するハロゲン化銀粒子の党投映面積
の少くずも50、奜たしくは少くずも70、最も
奜たしくは少くずも90を占める青色に増感され
た臭化銀およびペり臭化銀乳剀である。もちろ
ん、本発明の粟神から逞脱するこずなく䞊述の
0.5マむクロメヌトルを0.3マむクロメヌトルで眮
き倉えるこずができる。 分光増感は、これたで有甚であるず知られおい
る乳剀調補のいかなる段階においお行うこずもで
きる。最も普通には、分光増感は化孊増感の完了
埌に匕続いお行われる。しかしながら、米囜特蚱
第3628960号及び同第4225666号に教瀺されるよう
に分光増感は化孊増感ず同時に行うこずができ、
たた化孊増感に党く先立぀お行うこずもでき、さ
らにハロゲン化銀粒子沈柱生成の完了前に分光増
感を開始するこずもできる。米囜特蚱第4225666
号に教瀺されるように、分光増感色玠を分けお乳
剀䞭に導入するこず、即ち、分光増感色玠の䞀郚
を化孊増感に先立぀お存圚せしめ、残郚を化孊増
感の埌で導入するこずが可胜である。米囜特蚱第
4225666号ずは盞違しお、ハロゲン化銀の80が
沈柱した埌に分光増感色玠を乳剀に加えるこずが
できる。化孊およびたたは分光増感の過皋で埪
環を含めpAg調節によ぀お増感を高めるこずがで
きる。pAg調節の䟋はリサヌチ・デむスクロヌゞ
ダヌ、181巻、1979幎月、アむテム18155に蚘茉
されおいる。 䞀぀の奜たしい圢態においお、分光増感剀は化
孊増感に先立぀お高アスペクト比平板状粒子乳剀
䞭に混入するこずができる。たた、ある堎合に
は、仕䞊げ倉成剀のような他の吞着可胜物質を化
孊増感に先立぀お乳剀䞭に導入するこずにより同
様な結果が達成された。 吞着可胜物質を前も぀お混入するこずずは独立
しお、前蚘匕甚せる米囜特蚱第2642361号に教瀺
されるように化孊増感の過皋で銀に基づいお玄
×10-3〜モルのチオシアネヌトを甚いるこず
が望たしい。化孊増感の過皋で他の熟成剀を甚い
るこずもできる。 䞊述の技法のいずれか䞀方たたは䞡者ず組合わ
せお、たたはこれらずは独立しお、第の技法ず
しお、化孊増感の盎前たたは化孊増感の間に存圚
する銀およびたたはハラむド塩の濃床を調節す
るこずが望たしい。粒子衚面に沈柱を生成し埗る
チオシアン酞銀、燐酞銀、炭酞銀等のような銀塩
䞊びに酢酞銀、トリフルオロ酢酞銀および硝酞銀
のような可溶性銀塩を導入するこずができる。平
板状粒子衚面䞊にオストワルド熟成し埗る埮现な
ハロゲン化銀即ち、臭化銀ペり化銀および
たたは塩化銀粒子を導入するこずができる。䟋
えば、リツプマン乳剀を化孊増感の過皋で導入す
るこずができる。さらに、分光増感せる高アスペ
クト比平板状粒子乳剀の化孊増感は、平板状粒子
のたたは以䞊の所定の別々の䜍眮で達成する
こずができる。分光増感色玠が平板状粒子の䞻芁
衚面を圢成する結晶衚面に優先的に吞着されるこ
ずによ぀お、化孊増感が平板状粒子の互いに異な
る結晶衚面で起こり埗る。 達成できる最高の感床−粒状床関係を埗るため
に奜たしい化孊増感剀は金および硫黄増感剀、金
およびセレン増感剀、䞊びに金、硫黄およびセレ
ン増感剀である。埓぀お、本発明の奜たしい態様
においおは、高アスペクト比平板状粒子臭化銀お
よびペり臭化銀乳剀は硫黄およびたたはセレン
のような䞭間カルコゲン怜出可胜でなくずもよ
いおよび怜出可胜な金を含む。たた、乳剀は通
垞怜出可胜な量のチオシアネヌトを含む。も぀ず
も、最終乳剀䞭におけるチオシアネヌトの濃床は
既知の乳剀掗浄技法によ぀お倧幅に䜎枛するこず
ができる。䞊述の皮皮の奜たしい態様においお
は、平板状臭化銀たたはペり臭化銀粒子はそれら
の衚面にチオシアン酞銀のような別の銀塩たたは
ハロゲン化銀含有量の異なる別のハロゲン化銀
䟋えば、塩化銀たたは臭化銀を含み埗る。た
た、怜出可胜な氎準以䞋の量の他の銀塩が存圚し
おもさし぀かえない。 すべおの利点を達成するために必ずしも必芁で
はないが、本発明に係る倚色写真芁玠䞭の乳剀は
最適に化孊および分光増感される。このこずは、
可胜な䜿甚および凊理条件䞋に増感スペクトル領
域においおそれらの粒子から達成される最倧log
感床の少くずも60に盞圓する感床を達成するこ
ずが望たしいこずを意味する。ここでlog感床ず
は100−logEを意味し、この匏においお
はカブリ䞊0.1の濃床においおメヌトル−キダン
ドル−秒で衚瀺せる露光量である。乳剀局䞭のハ
ロゲン化銀粒子を䞀旊特城づけたならば、ある生
成物の乳剀局が他の補造者の匹敵し埗る商品に関
しお最適に化孊および分光増感されおいるか吊か
はさらに補品分析および性胜評䟡を行うこずによ
り刀断するこずができる。 通垞の倚色写真芁玠に芋られるハロゲン化銀粒
子サむズの範囲内においおは、最良の増感時に埗
られる最倧感床は粒子サむズの増倧に䌎぀お盎線
的に増倧する。粒子を珟像可胜にするのに必芁な
吞収された量子の数は粒子サむズずは実質的に無
関係であるが、所定数の粒子が珟像時に瀺す濃床
はそれらの倧きさに盎接関係する。もし、最倧濃
床を埗るのが目的であるならば、䟋えば、平均
盎埄0.2マむクロメヌトルのものず比范しお0.4マ
むクロメヌトルの粒子をより少量甚いるこずが必
芁である。粒子が少なければ少ないほど粒子を珟
像可胜ずするのに所芁な照射量は小さくなる。 䞍郜合なこずに、より倧きな粒子によ぀お生成
する濃床はより少ない䜍眮で高められるために、
点間の濃床倉動はより倧きくなる。点間の濃
床倉動の芳察者による知芚は「粒状性」ず呌ばれ
る。点間の濃床倉動は客芳的枬定は「粒状床」
ず呌ばれる。粒状床の定量的枬定は皮々の圢態で
行われおきたが、粒状床は最も普通にはRMSル
ヌト平均平方粒状床ずしお枬定される。RMS
粒状床は芳察ミクロ開孔䟋えば24〜48マむクロ
メヌトル内の濃床の暙準偏差ずしお定矩され
る。特定の乳剀局に察する最倧蚱容粒状床たた
䞀般に粒子ずも呌ばれるが、ハロゲン化銀粒子ず
混同しおはならないが決定されるず、その乳剀
に察し実珟され埗る最倧感床が有効に限定され
る。 以䞊のこずから窺えるように、写真技術分野に
おいおは長幎に亘぀お、絶察的意味における最倧
写真感床を達成する研究はほずんど行われるこず
なく、むしろ実甚䞊の粒状床たたは粒子基準を満
足せしめ぀぀最良の増感における最倧感床を远求
するこずに研究が向けられおきた。ハロゲン化銀
乳剀感床の真の改良は、粒状床を増倧せしめるこ
ずなく感床を増倧し、感床を䜎枛するこずなく粒
状床を䜎枛し、たたは感床ず粒状床の䞡者を同時
に改良するこずである。このような感床の改良は
䞀般に写真分野においお乳剀の感床−粒状床関係
の改良ず略称されおいる。 第図に瀺すグラフは組成は同䞀であるが粒子
サむズが異なる぀のハロゲン化銀乳剀
およびに぀いお同様な増感を斜し、同䞀
のコヌテむングを斜し、さらに同䞀の凊理を行぀
たものに぀いお感床−粒状床関係をプロツトした
ものである。個々の乳剀は最高速床および粒状床
においお盞違するが、感床−粒状床線が瀺すよ
うに乳剀同士の間に予枬可胜な盎線関係が存圚す
る。線に沿぀お存圚する党おの乳剀は同䞀の感
床−粒状床関係を瀺す。感床における真の改良を
瀺す乳剀は感床−粒状床線の䞊偎に存圚する。
䟋えば、共通の感床−粒状床線䞊に存圚する乳
剀およびは乳剀〜のいずれよりも感床−
粒状床関係においお優れおいる。乳剀は乳剀
よりも高い感床を瀺すが、粒状床は高くはない。
乳剀は乳剀ず同䞀の感床を瀺すが、粒状床は
かなり䜎い。乳剀は乳剀より高い感床を瀺す
が粒状床は乳剀より䜎い。乳剀の感床は乳剀
より䜎い。感床−粒状床線の䞋偎に䜍眮する
乳剀は第図の䞭で最も䜎い感床−粒状床関係
を瀺す。乳剀は䞊蚘乳剀の䞭では最も高い写真
感床を瀺すが、その感床は粒状床に非比䟋的に増
倧するに過ぎない。 写真技術分野においおは、感床−粒状床関係が
重芁であるため、感床−粒状床枬定を定量化し䞀
般化するのに非垞な努力が払われおきた。ハロゲ
ン化銀粒子サむズのような単䞀の特性が盞違する
䞀連の乳剀の感床−粒状床関係を正確に比范する
のは通垞単玔なこずである。同様な特性曲線を瀺
す写真補品の感床−粒状床関係がしばしば比范さ
れおいる。銀像および色玠像における粒状床枬定
の詳现に぀いおは「粒状性および粒状床の理解
Understanding Graininess and Granularity」
コダツク刊行物No.−20、改蚂11−79むヌスト
マン・コダツク瀟、ロチ゚スタヌ、ニナヌペヌク
14650発行ツビツクZwick「粒状床に圱響を
及がす芁因の定量的研究Quantitative Studies
of Factors Affecting Granularity」、フオトグ
ラフむツク・サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニアリ
ング、巻、No.、月−月、1965゚リク゜
ンEricsonおよびマヌチダントMarchant
「単分散写真乳剀のRMS粒状床」、フオトグラフ
むツク・サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニアリン
グ、16巻、No.、月−月、1972、pp.253−
257䞊びにトラブカTrabka「色玠雲に察す
るランダム球モデル」、フオトグラフむツク・サ
む゚ンス・アンド・゚ンゞニアリング、21巻、No.
、月−月、1977、pp.183−192を参照され
たい。 たたは以䞊の最適に化孊増感およびマむナ
ス青色増感された高アスペクト比平板状粒子臭化
銀たたはペり臭化銀乳剀局を含む本発明に係る倚
局写真芁玠は青色感応性が比范的䜎枛しおいる他
に感床−粒状床関係が改善されおいるずいう特性
を瀺す。぀の奜たしい圢態においおは本発明に
係る倚色写真芁玠の高アスペクト比平板状粒子乳
剀局のそれぞれが最適に化孊増感および分光増感
されおいる。  その他の成分および添加物 䞊述のように沈柱生成方法によ぀お䞀旊高アス
ペクト比平板状粒子乳剀を生成せしめ、掗浄し、
増感したならば、垞甚される写真甚添加剀を配合
するこずによりそれらの調補を完了するこずがで
きる。 本発明に係る写真芁玠は珟像前に远加の硬膜剀
を配合するのを省ける皋床に硬膜化するこずがで
きる。代衚的な有甚な配合硬膜剀前硬膜化剀
はリサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、176巻、1978
幎12月、アむテム17643、項に蚘茉されおいる。 リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、176巻、1978
幎12月、アむテム17643、項に蚘茉されるよう
に、安定剀、カブリ防止剀、キンク防止剀、朜像
安定剀および同様な添加剀をコヌテむング前に乳
剀および隣接局に混入するこずにより、ネガ型乳
剀コヌテむングにおける最小濃床即ちカブリ
増倧し、たたは盎接ポゞ型乳剀コヌテむングにお
ける最小濃床を増倧し、もしくは最倧濃床を䜎枛
せしめる䞍安定性から解攟するこずができる。C.
E.X.メヌズMees、ザ・セオリヌ・オブ・ザ・
フオトグラフむツク・プロセス、第版、マクミ
ラン、1954、pp.677−680に蚘茉されるように、
乳剀に有効なカブリ防止剀の倚くはたた珟像剀に
配合するこずができ、たたの䞀般的な芋出
しのもずに分類するこずができる。 増感剀、硬膜剀、䞊びにカブリ防止剀及び安定
剀の他に皮々の他の垞甚される写真甚添加剀を存
圚せしめるこずができる。䜿甚する添加剀の具䜓
的な遞出は写真利甚分野における特性に䟝存し、
圓業者ならば容易に達成し埗る。皮々の有甚な添
加剀はリサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、176巻、
1978幎12月、アむテム17643に蚘茉されおいる。
同文献アむテム17643、項に蚘茉されるように
蛍光増癜剀を配合するこずができる。たた、同文
献項に蚘茉される劂く、本発明に係る乳剀およ
び写真芁玠の別々の局䞭に吞収性及び散乱性物質
を甚いるこずができる。たた、項に蚘茉され
る劂く、コヌテむング助剀および項に蚘茉さ
れる劂く可塑剀および滑剀を存圚せしめるこずが
できる。項に蚘茉されるように垯電防止剀を
存圚せしめるこずができる。添加物の添加方法は
項に蚘茉されおいる。項に蚘茉されるよ
うに艶消剀を配合するこずができる。所望なら
ば、項および項に蚘茉されるように珟
像剀および珟像倉性剀を配合するこずができる。
本発明に係る乳剀を含む写真芁玠ラゞオグラフむ
ヌ分野で利甚する堎合にはラゞオグラフむヌ芁玠
の乳剀およびその他の局を䞊に匕甚せるリサヌ
チ・デむスクロヌゞダヌ、184巻、1979幎月、
アむテム18431に具䜓的に蚘茉されるいかなる圢
態ずするこずもできる。高アスペクト比平板状粒
子乳剀䞊びに写真芁玠䞭に垞甚される他のハロゲ
ン化銀乳剀局、䞭間局、オヌバヌコヌトおよび䞋
塗装を存圚せしめる堎合これらはリサヌチ・デむ
スクロヌゞダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム
17643、項に蚘茉される劂くコヌテむングし、
也燥するこずができる。 圓業者間に確率された慣行に埓぀お高アスペク
ト比平板状粒子乳剀を盞互にたたはこれらず垞甚
される乳剀ずをブレンドするこずによ぀お特定の
乳剀局に芁求される特性を満足せしめるこずがで
きる。䟋えば、耇数の乳剀をブレンドするこずに
よ぀お、所定目的を満足するように写真芁玠の特
性曲線を調節するこずができる。ブレンドによ぀
お、露光および凊理によ぀お達成される最倧濃床
を増倧し、たたは䜎枛し、最小濃床を䜎枛し、た
たは増倧し、䞔぀特性曲線の圢状を぀た先ず肩郚
の間で調節するこずができる。この為に本発明に
係る乳剀を䞊蚘リサヌチ・デむスクロヌゞダヌ
176巻、1978幎12月、アむテム17643、項に蚘茉
されるような垞甚されるハロゲン化銀乳剀ずブレ
ンドするこずができる。たた、項に蚘茉され
るような乳剀をブレンドするこずも可胜である。
比范的埮现な塩化銀粒子乳剀を本発明に係る乳
剀、特にペり臭化銀乳剀ずブレンドするか隣接し
おコヌテむングするず、米囜特蚱第3140179号お
よび同第3152907号に教瀺されるようにコントラ
スト及びたたは感床即ち、感床−粒状床関
係をさらに増倧せしめるこずができる。 䞊述の劂く乳剀をブレンドするのに代えおブレ
ンドすべき乳剀を別個の局ずしおコヌテむングす
るこずにより同䞀効果を通垞達成するこずができ
る。別々の乳剀コヌテむング局を圢成しお露光寛
容床を達成する技術は写真分野においお呚知であ
぀お、ツ゚リクマンZelikmanおよびレビ
Levi、メむキング・コヌテむング・フオトグ
ラフむツク・゚マルゞペン、フオヌカルプレス、
1964、pp.234−238米囜特蚱第3663228号および
英囜特蚱第923045号に蚘茉されおいる。さらに、
高感床および䜎感床ハロゲン化銀乳剀をブレンド
ではなく別々の局にコヌテむングするこずによ぀
お写真感床が増倧できるこずも写真技術分野にお
いお呚知である。通垞高感床乳剀局を䜎感床乳剀
局よりも攟射線源に近い䜍眮にコヌテむングす
る。この技法はたたはそれ以䞊重合せる乳剀局
にも適甚できる。このような局の配眮構成は本発
明の実斜においお可胜である。 写真芁玠の局は皮々の支持䜓䞊にコヌテむング
圢成するこずができる。代衚的な写真支持䜓には
重合䜓フむルム、朚材繊維䟋えば玙、金属シ
ヌトおよびフオむル、ガラスおよびセラミツク支
持䜓芁玠があり、これらは支持䜓衚面の接着性、
垯電防止性、寞法安定性、耐摩耗性、硬さ、摩擊
特性、ハレヌシペン防止性およびたたはその他
の特性を向䞊する為にたたは以䞊の䞋塗局を
圢成するこずができる。これらの支持䜓は圓業界
においお呚知であ぀お、䟋えば、リサヌチ・デむ
スクロヌゞダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム
17643、項に蚘茉されおいる。 単数たたは耇数の乳剀局は通垞察向せる平らな
䞻芁衚面を有する支持䜓䞊に連続局ずしおコヌテ
むングされるが、必ずしもそうでなくずもよい。
乳剀局は平らな支持䜓衚面䞊に耇数の暪方向に倉
䜍せる局セグメントずしおコヌテむングするこず
ができる。単数たたは耇数の乳剀局をセグメント
ずする堎合、埮孔性支持䜓を甚いるこずが望たし
い。有甚な埮孔性支持䜓はPCT出願公告第
W080016141980幎月日公告ベルギヌ特
蚱第881513号、1980幎月日、に察応および
米囜特蚱第4307165号に開瀺されおいる。埮现孔
の倧きさは幅〜200マむクロメヌトル、深さ
1000マむクロメヌトル以䞋ずするこずができる。
䞀般に、通垞の黒癜写真分野、特に写真像を匕䌞
ばす堎合には、埮现孔の倧きさは幅少くずもマ
むクロメヌトル、深さ200マむクロメヌトル未満
が奜たしく、最良の倧きさは幅および深さいずれ
も玄10〜100マむクロメヌトルである。 本発明に係る乳剀を甚いた写真芁玠は垞甚され
るいかなる方法によ぀おも像状に露光するこずが
できる。これに぀いおは䞊蚘リサヌチ・デむスク
ロヌゞダヌ、アむテム17643、項を参照され
たい。 写真芁玠に含たれる感光性ハロゲン化銀は、露
光に匕続いお、アルカリ性媒䜓たたは写真芁玠䞭
に含たれる珟像剀の存圚䞋にハロゲン化銀を氎性
アルカリ媒䜓ず組合わせるこずによ぀お垞法に埓
぀お凊理し、可芖像を圢成するこずができる。 写真芁玠䞭に䞀旊銀像を圢成せしめた埌、未珟
像のハロゲン化銀を定着するのが普通の方法であ
る。高アスペクト比平板状粒子乳剀は特により短
時間に定着を完了可胜ずする点で有利である。こ
れによ぀お加速された凊理が可胜ずなる。  色玠像ぞの応甚 ハロゲン化銀写真芁玠は色玠の遞択的砎壊たた
は圢成によ぀お色玠像を圢成するのに甚いるこず
ができる。写真芁玠は、リサヌチ・デむスクロヌ
ゞダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム17643、
、項に蚘茉されるようにカラヌカプラヌの
ような色玠像圢成剀を含有する珟像剀を甚いるこ
ずによ぀お色玠像を圢成するのに甚いるこずがで
きる。このような圢態においお、珟像剀は、酞化
された圢態においおカプラヌず反応カプリン
グしお色玠像を圢成し埗るカラヌ珟像剀䟋え
ば、芳銙族第アミンを含む。 色玠圢成性カプラヌは垞法に埓぀お写真芁玠䞭
に混入するこずもできる。色玠圢成性カプラヌは
異なる写真効果を達成するために異なる量で混入
するこずができる。䟋えば、銀被芆量に関しカプ
ラヌの濃床は高感床及び䞭間感床乳剀局に通垞甚
いられる量より䜎く制限するこずができる。 配合する色玠圢成性カプラヌは通垞、枛法混色
原色即ち、黄、マれンタおよびシアン像色玠
を圢成するように遞ばれ、これらのカプラヌは非
拡散性無色カプラヌである。特定の写真応甚分野
で望たれる効果を達成するために単䞀たたは耇数
の別々の局における反応速床が盞違する色玠圢成
性カプラヌを甚いるこずができる。 色玠圢成性カプラヌはカプリングによ぀お、珟
像抑制剀たたは促進剀、挂癜促進剀、珟像剀、ハ
ロゲン化銀溶剀、トナヌ、硬膜剀、カブリ剀、カ
ブリ防止剀、競争カプラヌ、化孊たたは分光増感
剀および枛感剀のような写真的に有甚なフラグメ
ントを攟出する。珟像抑制剀攟出性DIRカプ
ラヌは写真分野においお呚知である。それらは、
米囜特蚱第4248962号に蚘茉されるようにカプリ
ング時に皮々の写真的に有甚な基を攟出する非色
玠圢成性化合物、䞊びに色玠圢成性カプラヌであ
る。酞化せるカラヌ珟像剀ず反応する際色玠を圢
成しないDTR化合物をたた甚いるこずができる。
リツプマン乳剀のように比范的感光性に乏しいハ
ロゲン化銀乳剀は珟像抑制剀フラグメントの移行
を阻止たたは抑制するために䞭間局およびオヌバ
ヌコヌト局ずしお利甚した。 写真芁玠には、ネガカラヌ像甚積局マスクを圢
成するのに甚いられる着色色玠圢成性カプラヌの
ような着色せる色玠圢成性カプラヌ及びたたは
競争カプラヌを混入するこずができる。写真芁玠
にはさらに垞甚される像色玠安定剀を配合するこ
ずができる。これらはすべおリサヌチ・デむスク
ロヌゞダヌ、176巻、1978幎12月、アむテム
17643、項に蚘茉されおいる。 色玠像圢成性還元剀に組合わせお䞍掻性遷移金
属むオン錯䜓の圢態を有する酞化剀およびたた
は過酞化物酞化剀を甚いる方法を採甚するこずに
よ぀お色玠像を圢成したたは増幅するこずができ
る。 銀−色玠−挂癜法のような色玠たたは色玠前駆
物質の遞択的砎壊によ぀お写真芁玠に色玠像を圢
成するこずができる。 挂癜によ぀お珟像せる銀を陀去するのはハロゲ
ン化銀写真芁玠に色玠像を圢成する技法における
普通の慣行である。そのような銀の陀去は凊理溶
液たたは写真芁玠のある局に挂癜促進剀たたはそ
の前駆物質を混入するこずにより促進するこずが
できる。ある堎合には、珟像により圢成される銀
の量は生成する色玠の量ず比范しお小さい。埓぀
お、実質的に目に芋える圱響なく銀挂癜が省略さ
れる。  倚色写真 この発明は倚色写真像の生成に利甚するこずが
できる。本発明に係る倚色写真芁玠を利甚しお枛
法枛色像色玠を組み合わせ倚色像を生成するこず
により顯著な利点が埗られる。利甚する写真芁玠
は支持䜓䞊びに、通垞、青色、緑色および赀色露
光をそれぞれむ゚ロヌ、マれンタおよびシアン色
玠像ずしお別々に蚘録する少くずも぀組の重合
せるハロゲン化銀乳剀局ずからなる。本発明は䞀
般に、少くずも぀のマむナス青色緑色たたは
赀色増感せる高アスペクト比平板状粒子臭化銀
たたはペり臭化銀乳剀を含むいかなる倚色写真芁
玠をも含む。奜たしい態様では、倚色写真芁玠の
党おの乳剀局に臭化銀たたはペり臭化銀乳剀、よ
り奜たしくは高アスペクト比平板状粒子乳剀が含
たれる。 本発明の぀の特に奜たしい圢態では、マむナ
ス青色増感せる高アスペクト比平板状粒子臭化銀
たたはペり臭化銀乳剀が倚色写真芁玠の぀組の
青色、緑色および赀色蚘録乳剀局䞭に緑色たたは
赀色光を蚘録すべき乳剀局の少くずも぀を圢成
しおいる。この乳剀は、写真芁玠の露光段階にお
いお、蚘録すべく意図されおいる光の他に
5500°K青色光における䞭性光を受理するように
配眮される。この乳剀局が受ける青色およびマむ
ナス青色光の関係はΔlogEで衚わすこずができ
る。 ΔlogElogET−logEB 䞊匏においおETは平板状粒子乳剀が蚘録すべ
き緑色たたは赀色光に察する露光量の察数であ
り、たたlogEBはその平板状粒子乳剀が同時に受
ける青色光に察する露光量の察数である。いずれ
の堎合も露光量は特に断わらない限りメヌトル
−キダンドル−秒で衚わす。 本発明の実斜においおΔlogEは0.7未満奜た
しくは0.3未満ずするこずができ、なお倚色被
写䜓の蚱容できる耇補像を埗るこずができる。こ
れは、本発明で甚いる平均盎埄が0.7マむクロメ
ヌトルより倧きい乳剀䞭に乳剀粒子が高割合で存
圚するこずから芋るず驚くべきこずである。もし
本発明で甚いる高アスペクト比平板状粒子臭化銀
たたはペり臭化銀乳剀に替えお同様なハラむド組
成および平均粒子盎埄を有する等しい量の非平板
状たたは䜎アスペクト比平板状粒子乳剀を䜿甚す
るならばより高く通垞は蚱容限界氎準を越える色
の歪みを生じるであろう。緑色たたは赀色増感せ
る臭化銀およびペり臭化銀乳剀による色の歪みは
平均粒子盎埄を小さくするこずにより䜎枛できる
こずが写真技術分野においお知られおいるが、粒
子盎埄を小さくするず達成可胜な最倧写真感床が
制限される。本発明は青色ずマむナス青色感床を
有利に分解するばかりでなく、達成可胜な最倧マ
むナス青色写真感床に䜕ら圱響を及がすこずなく
そのような利点を達成する。本発明の特に奜たし
い圢態においおは぀の青色、緑色および赀色蚘
録乳剀局の少くずもマむナス青色蚘録乳剀局を高
アスペクト比平板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀
乳剀で構成する。぀組乳剀局䞭の青色蚘録乳剀
局もたた有利に高アスペクト比平板状粒子乳剀で
構成するこずができる。本発明の特に奜たしい圢
態においおは、぀組乳剀局のそれぞれに存圚す
る厚さ0.3マむクロメヌトル未満の平板状粒子が
少くずも1.0マむクロメヌトル、奜たしくは少く
ずも2.0マむクロメヌトルの平均粒子盎埄を有す
る。本発明のさらに奜たしい圢態においおは倚色
写真芁玠が少くずも180のISO感床指数を持ち埗
る。 本発明に係る倚色写真芁玠は高アスペクト比平
板状粒子緑色およびたたは赀色乳剀局を青色光
露光から保護するためにこれらの局ず露光源ずの
間にむ゚ロヌフむルタヌ局を配眮する必芁がな
く、たた、そのようなむ゚ロヌフむルタヌ局を配
眮するずしおも、昌光露光すべき写真芁玠の赀色
たたは緑色蚘録乳剀局を青色光露光から保護する
のにこれたで甚いられおきたむ゚ロヌフむルタヌ
局濃床よりも䜎い濃床に䜎枛するこずができる。
本発明の぀の特に奜たしい圢態では぀組の乳
剀局のうち緑色およびたたは赀色蚘録乳剀局ず
攟射線源ずの間に青色蚘録乳剀局を介圚せしめな
い。それ故、写真芁玠は緑色およびたたは赀色
乳剀局ず入射攟射線ずの間に青色吞収材料を持た
ない。 䞊述の぀の緑色たたは赀色蚘録高アスペクト
比平板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀乳剀が必芁
であるに過ぎないが、倚色写真芁玠は青色、緑色
および赀色光をそれぞれ露光するための少くずも
぀の別々の乳剀局を含む。 必芁である高アスペクト比平板状粒子緑色たた
は赀色蚘録乳剀局以倖の乳剀はいかなる埓来の圢
匏のものであ぀おもよい。皮々の垞甚される乳剀
は前に匕甚せるリサヌチ・デむスクロヌゞダヌ、
アむテム17643、項、「乳剀調補およびタむプ」
に蚘茉されおいる。本発明に係る芁玠の奜たしい
圢態では党おの乳剀局が臭化銀たたはペり臭化銀
粒子を含む。本発明の特に奜たしい圢態においお
は少くずも぀の緑色蚘録乳剀局ず少くずも぀
の赀色蚘録乳剀局が項アスペクト比平板状粒子乳
剀からなる。もしスペクトルの緑色およびたた
は赀色郚分を蚘録するのに以䞊の乳剀局を配眮
するならば少くずも高感床乳剀局に䞊蚘高アスペ
クト比平板状粒子乳剀を配合するこずが望たし
い。もちろん、写真芁玠のすべおの青色、緑色お
よび赀色蚘録乳剀局を䞊述の平板状粒子で構成す
るこずは本発明にず぀お必須ではないが奜たし
い。 本発明は皮々広範囲に亘る感床ずコントラスト
を瀺す青色、緑色および赀色蚘録乳剀局を有する
倚色写真芁玠に応甚可胜である。本発明で甚いる
緑色たたは赀色に分光増感せる高アスペクト比平
板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀乳剀局は盞察的
に青色に非感応性であるため、緑色およびたた
は赀色蚘録乳剀局は他の乳剀局ずは係わりなく倚
色写真芁玠内のいかなる䜍眮に配眮するこずもで
き、たた、それらが青色光に露光しないよう埓来
採られおきた泚意を払う必芁もない。 本発明は特に、昌光露光によ぀お正確に色を再
珟すべき倚色写真芁玠に応甚できる。このような
タむプの写真芁玠は、5500°K昌光源に露光す
る時実質的に匹敵せるコントラストず制限された
感床倉化に瀺す青色、緑色および赀色光の蚘録を
生成する特城を持぀。ここで甚語「実質的に匹敵
するコントラスト」ずは、青色、緑色および赀色
の蚘録のコントラストが、青色蚘録のコントラス
トを基準にしお20未満奜たしくは10未満
盞違するこずを意味する。青色、緑色および赀色
蚘録の制限された感床倉動は0.3logE未満の感床
倉動ΔlogEずしお衚わすこずができるここ
で感床倉動ずは緑色および赀色蚘録の感床ず青色
蚘録の感床ずの぀の差のうち倧きい方を指す。 本発明に係る写真芁玠の䞊蚘関係を決定するの
に必芁なコントラストおよびlog感床の枬定は、
色枩床5500°Kにおいお写真芁玠を炭玠詊隓䜓の
ような分光非遞択的䞭性濃床段階り゚ツゞを
通しお写真芁玠を露光し、奜たしくは䜿甚時に甚
い埗る凊理条件䞋に写真芁玠を凊理するこずによ
り行うこずができる。アメリカン・スタンダヌド
PH2.1−1952アメリカン・ナシペナル・スタン
ダヌズ・むンステむテナヌト「ANSI」、1430ブ
ロヌドり゚む、ニナヌペヌク、N.Y.10018刊行
に蚘茉されるように波長435.8nmの青色光、波長
546.1nmの緑色光および波長643.8nmの赀色光の
透過に察する写真芁玠の青色、緑色および赀色濃
床を枬定するこずにより、写真芁玠の青色、緑色
および赀色特性曲線をプロツトするこずができ
る。もし写真芁玠が透明支持䜓ではなく反射支持
䜓を持぀ならば透過濃床に替えお反射濃床を甚い
るこずができる。青色、緑色および赀色特性曲線
から感床およびコントラストを写真技術分野にお
いお呚知の技法により確かめるこずができる。青
色、緑色および赀色蚘録のそれぞれが比范目的の
ために同様に枬定される限り採甚する特定の感床
およびコントラストの枬定方法自䜓は重芁ではな
い。異なる写真応甚分野に甚いられる倚色写真芁
玠の皮々の暙準センシトメトリヌ技法がANSIに
よ぀お刊行されおいる。代衚的な刊行物は、アメ
リカン・スタンダヌドPH2.21−1979、PH2.47−
1979およびPH2.27−1979である。 昌光露光時に正確に色を再珟し埗る本発明に係
る倚色写真芁玠は䞊述の特性を瀺す埓来の写真芁
玠に比べおかなりの利点を有する。本発明に係る
写真芁玠においお、緑色および赀色に分光増感せ
る平板状臭化銀たたはペり臭化銀乳剀局の限られ
た青色感床に䟝存しお、青色蚘録乳剀局の青色感
床ずマむナス青色蚘録乳剀局の青色感床ずを分解
するこずができる。特定の応甚分野に応じお、緑
色および赀色蚘録乳剀局における平板状粒子の利
甚それ自䜓によ぀お青色およびマむナス青色蚘録
乳剀局の青色感応に所望の倧きさの分解を生ぜし
めるこずができる。 ある応甚分野では、垞甚される青色感床分解技
法を甚いお青色およびマむナス青色蚘録乳剀局の
青色感床分解をさらに高め、高アスペクト比平板
状粒子の存圚によ぀お埗られる青色感床分解を補
うこずが望たしい。䟋えば、最も感床の倧きい緑
色蚘録乳剀局を攟射線源に近い䜍眮に配眮し、䞔
぀最も感床の高い青色蚘録乳剀局を攟射線源から
最も遠い䜍眮に配眮するならば青色および緑色蚘
録乳剀局の青色感床の分解は乳剀を別々にコヌ
テむングし露光せる堎合は完党なオヌダヌの倧き
さ「1.0logE」は異なるがそのような局配眮構
成によ぀お有効に䜎枛するこずができる。なぜな
らば、緑色蚘録乳剀局が露光の間に党おの青色光
を受理するが、緑色蚘録乳剀局およびその他の䞊
局は青色光が青色蚘録乳剀局に達する前にその䞀
郚を吞収たたは反射するからである。このような
堎合青色蚘録乳剀局䞭にむオダむドを高割合で配
合するこずによ぀お平板状粒子に青色およびマむ
ナス青色蚘録乳剀局の青色感床分解の増倧を補う
こずができる。青色蚘録乳剀局がマむナス青色蚘
録乳剀局よりも攟射線源に近く配眮される堎合
は、青色およびマむナス青色蚘録乳剀局の間にコ
ヌテむングされた限られた濃床のむ゚ロヌフむル
タヌ材料を利甚しお、青色およびマむナス青色分
解を増倧するこずができる。しかしなから、埓来
の感床分解技法自身が青色感床分解にある倧きさ
の差たたはそれに近䌌せる倀を提䟛する限り、こ
れたで写真技術分野においお必芁ずされおいたよ
うに埓来の感床分解技法を利甚するこは必芁では
ない。しかしながら、特定の利甚分野に察し異垞
に倧きな青色およびマむナス青色感床分解が望た
れる堎合は䞊述のこずは陀倖されない。埓぀お、
本発明に係る倚色写真芁玠は぀り合いのずれた採
光条件䞋においお露光する時正確に像の色を再珟
可胜ずするものであ぀お、しかも、これたで可胜
ずされおいた以䞊に写真芁玠の構成における遞択
可胜範囲をはるかに拡げるものである。 倚色写真芁玠はしばしばカバヌ圢成性局ナニツ
トによ぀お説明される。最も普通の倚色写真芁玠
は぀の重なり合぀た色圢成性局ナニツトを含
み、それぞれの色圢成局ナニツトはスペクトルの
異なる1/3を蚘録するこずができ䞔぀補色枛法原
色色玠像を生成し埗る少くずも぀のハロゲン化
銀乳剀局を含む。即ち、青色、緑色および赀色蚘
録カラヌ圢成性局ナニツトがそれぞれむ゚ロヌ、
マれンタおよびシアン色玠像を生成するのに甚い
られる。色玠像生成物質は必ずしもいかなるカラ
ヌ圢成性局ナニツト䞭に存圚せしめなくずもよ
く、凊理溶液から党く䟛絊するこずができる。色
玠像生成物質を写真芁玠䞭に蚭けるに際しおは、
ある乳剀局䞭に配眮するこずもでき、たた同じカ
ラヌ圢成性局ナニツトの隣接乳剀局から酞化せる
珟像たたは電子移動剀を受容すべく䜍眮せる局䞭
に配眮するこずができる。 カラヌ圢成性局ナニツト間で酞化せる珟像たた
は電子移動剀を移動しお色が劣化するのを阻止す
るために䞀般にはスカベンゞダヌが甚いられる。
スカベンゞダヌは米囜特蚱第2937086号に教瀺さ
れるように乳剀局自身䞭に䜍眮せしめるこずがで
き、およびたたは米囜特蚱第2336327号に蚘茉
されるように隣接カラヌ圢成性局ナニツト間の䞭
間局に配眮するこずもできる。 各カラヌ圢成性局ナニツトには単䞀の乳剀局を
含たせるこずができるが、単䞀のカラヌ圢成性局
ナニツト䞭にしばしばたたはそれ以䞊の写
真感床の異なる乳剀局が蚭けられる。所望局構成
が感床の異なる耇数の倚色乳剀局を単䞀カラヌ圢
成性局ナニツト䞭に配眮するのを蚱さぬ堎合は、
単䞀写真芁玠䞭に耇数の通垞たたは青
色、緑色およびたたは赀色蚘録カラヌ圢成性局
ナニツトを蚭けるのが䞀般である。 倚色写真芁玠䞭に䞊述の平板状臭化銀たたはペ
り臭化銀粒子を含む少くずも぀の緑色たたは赀
色蚘録乳剀局を配眮し、写真芁玠の露光時に増倧
した割合の青色光を受理せしめるのが本発明の
特城である。増倧した割合の青色光を高アスペク
ト比平板状粒子乳剀局に到達せしめるには、䞊に
配眮するむ゚ロヌフむルタヌ局による青色光の吞
収を䜎枛せしめるか、たたは奜たしくは䞊にむ゚
ロヌフむルタヌ局を党く配眮しないこずである。
たた、高アスペクト比平板状乳剀を含むカラヌ圢
成局ナニツトを攟射線源に近く配眮するこずによ
぀おも増倧した割合の青色光を高アスペクト比平
板状乳剀局に到達せしめるこずができる。䟋え
ば、緑色および赀色蚘録高アスペクト比平板状粒
子乳剀をそれぞれ含む緑色および赀色蚘録カラヌ
圢成局ナニツトを青色蚘録カラヌ圢成局ナニツト
よりも攟射線源に近く配眮するこずができる。 本発明に係る乳剀を甚いた倚色写真芁玠は䞊述
の芁求を満たす限り垞甚されるいかなる圢態であ
぀おもよい。ゎロコフスキむGorokhovskii、
スペクトル・スタデむズ・オブ・ザ・フオトグラ
フむツク・プロセス、フオヌカル・プレス、ニナ
ヌペヌク、p.211、衚27aに蚘茉される぀の可胜
な局配眮のいずれも採甚可胜である。簡易䞔぀明
確に説明するならば、垞甚される倚色ハロゲン化
銀写真芁玠の調補過皋においおそのような写真芁
玠に、スペクトルのマむナス青色郚分に感応さ
れ、䞔぀他の乳剀局に先立぀お攟射線曝露を受け
るようにたたは以䞊の高アスペクト比平板状
粒子乳剀局を蚭けるこずができる。しかしなが
ら、倧抵の堎合、必芁に応じお局配眮を改倉した
うえ埓来のマむナス青色蚘録乳剀局をたたは
以䞊の高アスペクト比平板状粒子マむナス青色蚘
録乳剀局で眮き替えるこずが望たしい。 本発明は以䞋に瀺す奜たしい局配眮構成を芋れ
ばより容易に理解される。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 䞊蚘局配眮構成においお、およびはそ
れぞれ埓来のタむプの青色、緑色および赀色蚘録
カラヌ圢成局ナニツトを衚わし カラヌ圢成局ナニツトたたはに先立぀
お蚘茉されるは、前に具䜓的に説明した高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀乳剀
を含むたたは以䞊の乳剀局を瀺し カラヌ圢成局ナニツトたたはに先立぀
お蚘茉されるは、そのカラヌ圢成局単䜍の写真
感床が、同䞀局配眮構成におけるスペクトルの同
侀1/3の露光を蚘録する少くずも぀の他のカラ
ヌ圢成局ナニツトの感床より倧きいこずを衚わ
しカラヌ圢成局単䜍たたはに先立぀お
蚘茉せるは、そのカラヌ圢成局単䜍の写真感床
が、同䞀局配眮構成のスペクトルの同䞀1/3の露
光を蚘録する少くずも䞀぀の他のカラヌ圢成局単
䜍の感床より䜎いこずを瀺し ILはスカベンゞダヌを含むが黄色フむルタヌ
材料を実質的に含たない䞭間局を衚わす。各高感
床たたは䜎感床カラヌ圢成局ナニツトは、その局
配眮構成における䜍眮、固有の感床特性たたはそ
れら䞡者の結果ずしおスペクトルの同䞀1/3の露
光を蚘録する他のカラヌ圢成局ナニツトずは異な
る写真感床を持぀こずができる。 〜に瀺す局配眮構成においお支持䜓の䜍眮
は瀺しおいない。埓来の慣行に埓぀お倧抵の堎合
支持䜓は攟射線から最も遠い䜍眮、即ち、各図に
おける局配眮構成の最䞋に䜍眮せしめられるであ
ろう。支持䜓が無色で正透過性、即ち、透明であ
るならば、支持䜓は攟射線源ず各局配眮構成ずの
間に配眮するこずができる。より䞀般的に蚀うな
らば、支持䜓は露光源ず、その支持䜓が透過する
光を蚘録すべきいかなるカラヌ圢成局ナニツトず
の間にも配眮するこずができる。 ここで局配眮構成に戻るが、この写真芁玠は
実質的にむ゚ロヌフむルタヌ材料を含たない。し
かしながら、む゚ロヌフむルタヌ材料を含む芁玠
に関する埓来技術に埓えば、青色蚘録カラヌ圢成
局ナニツトは攟射線源に最も近く配眮する。簡単
な圢態ではそれぞれのカラヌ圢成局ナニツトは単
䞀ハロゲン化銀乳剀局で構成する。別の圢態では
それぞれのカラヌ圢成局ナニツトにたたは
それ以䞊の異なるハロゲン化銀乳剀を配合する。
぀が最高の感床を有する぀組の乳剀局を盞互
に比范する時、それらのコントラストが実質的に
匹敵するこずが望たしく、たた緑色および赀色蚘
録乳剀局の写真感床が青色蚘録乳剀局の写真感床
ず0.3logE未満異なるこずが望たしい。スピヌト
が異なるたたはそれ以䞊の異なる乳剀局が
それぞれのカラヌ圢成局ナニツト䞭に存圚する堎
合所定のコントラストおよび感床関係を有する局
配眮構成における぀組の乳剀局がたた
はそれ以䞊存圚するこずが望たしい。青色蚘録カ
ラヌ圢成局ナニツトの真䞋にむ゚ロヌフむルタヌ
材料が存圚しないず青色蚘録カラヌ圢成ナニツト
の写真感床が増倧する。 局配眮構成における䞭間局が実質的にむ゚ロ
ヌフむルタヌ材料を含たないこずは必須ではな
い。垞甚される量より少量のむ゚ロヌフむルタヌ
材料を青色ず緑色蚘録カラヌ圢成ナニツトの間に
配眮するこずができる。さらに、緑色ず赀色カラ
ヌ圢成局ナニツトを分離する䞭間局に垞甚される
量以䞋のむ゚ロヌフむルタヌ材料を配合するこず
もできる。垞甚される量のむ゚ロヌフむルタヌ材
料を甚いる堎合、赀色蚘録カラヌ圢成ナニツトは
䞊述の高アスペクト比平板状臭化銀たたはペり臭
化銀粒子に限定されるものではなく、コントラス
トおよび感床を考慮する限り、埓来のいかなる圢
態を採るこずもできる。 重耇を避けるために局配眮構成〜ず局配眮
構成ずを区別する特城のみに぀いお具䜓的に説
明する。局配眮構成においおは同䞀カラヌ圢成
局ナニツトにおいお混合高感床および䜎感床青
色、赀色たたは緑色蚘録乳剀局ではなく、぀の
別々の青色、緑色および赀色蚘録カラヌ圢成局ナ
ニツトが蚭けられおいる。高感床カラヌ圢成ナニ
ツトのたたは以䞊の乳剀局のみが前述の平板
状臭化銀たたはペり臭化銀粒子を含たなければな
らない。䜎感床緑色および赀色蚘録カラヌ圢成局
ナニツトは、それらの感床が䜎いこずず高感床青
色蚘録カラヌ圢成局ナニツトが最䞊郚に配眮され
るこずずが盞た぀お、黄色フむルタヌ材料を甚い
るこずなく青色露光から適切に保護される。もち
ろん、䜎感床緑色およびたたは赀色蚘録カラヌ
圢成局単䜍のたたは以䞊の乳剀局に孔アスペ
クト比平板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀乳剀を
甚いるこずを排陀するものではない。高感床赀色
蚘録色圢成局ナニツトを䜎感床緑色蚘録カラヌ圢
成局ナニツトの䞊に配眮するず、米囜特蚱第
4184876号、ドむツ特蚱公開第2704797号、同第
2622923号、同第2622924号および同第2704826号
に教瀺されるように感床の増倧が達成される。 局配眮構成は青色蚘録カラヌ圢成局単䜍を露
光源から最も遠く配眮した点で局配眮構成ずは
盞異しおいる。埓぀お、緑色蚘録カラヌ圢成局ナ
ニツトが光源に最も近く、たた、赀色蚘録カラヌ
圢成局単䜍が光源に比范的近く配眮されおいる。
この局配眮構成は鮮鋭床が高く高品質の倚色像を
生成するのに有利である。倚色像の生成に最も重
芁な芖芚的寄䞎をする緑色蚘録カラヌ圢成局ナニ
ツトが露光源に最も近く配眮されおいお、その䞊
に光を散乱する䞊局が圢成されおいないためにこ
の緑色蚘録カラヌ圢成局は非垞に鮮鋭な像を生成
し埗る。倚色像の生成に次いで重芁な芖芚的寄䞎
をする赀色蚘録カラヌ圢成局単䜍は、緑色蚘録カ
ラヌ圢成局単䜍のみを通過し、そのため青色蚘録
カラヌ圢成局単䜍䞭に散乱するこずがない光を受
理する。青色蚘録カラヌ圢成局単䜍は局配眮構成
の堎合ず比范しお支障を受けるが、鮮鋭床の損
倱が䞊蚘緑色および赀色蚘録カラヌ圢成局単䜍の
利点を盞殺するものではない。ずいうのは、青色
蚘録カラヌ圢成局ナニツトの倚色像に察する芖芚
的寄䞎はそれほど重芁でないからである。 局配眮構成は局配眮構成を拡匵したもので
あ぀お、高感床および䜎感床高アスペクト比平板
状粒子乳剀を別々に含む緑色および赀色蚘録カラ
ヌ圢成局を蚭けたものである。局配眮構成は䜎
感床緑色、赀色および青色蚘録カラヌ圢成局ナニ
ツト䞊に远加の青色蚘録カラヌ圢成局ナニツトを
蚭けた点で局配眮構成ずは盞違しおいる。高感
床青色蚘録カラヌ圢成局ナニツトには、䞊述の高
アスペクト比平板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀
乳剀が甚いられおいる。この堎合この高感床青色
蚘録カラヌ圢成局ナニツトは青色光を吞収するの
で、䜎感床緑色および赀色蚘録カラヌ圢成局ナニ
ツトに到達する青色光の割合が䜎枛する。倉圢態
様においおは䜎感床緑色および赀色蚘録カラヌ圢
成局ナニツトに高アスペクト比平板状粒子乳剀を
配合する必芁はない。 局配眮構成は平板状粒子青色蚘録カラヌ圢成
局ナニツトを緑色および赀色蚘録カラヌ圢成局ナ
ニツトず露光源ずの間に配眮せしめた点で局配眮
構成ず盞違しおいる。すでに指摘したように、
平板状粒子青色蚘録カラヌ圢成局ナニツトはた
たは以䞊の平板状粒子青色蚘録乳剀局から構成
するこずができ、そしお、耇数の青色蚘録乳剀局
が存圚する堎合には感床が盞違し埗る。局配眮構
成では、赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツトが受け
る䞍利益が補償するために局配眮構成ずは異な
り、平板状粒子青色蚘録カラヌ圢成局単䜍ず露光
源ずの間に第の高感床赀色蚘録カラヌ圢成局ナ
ニツトが配眮されおいる。この第の平板状粒子
高感床赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツトは奜䜍眮に
配眮されおいるので、぀のナニツトの同䞀の乳
剀を甚いるならば、第の高感床赀色蚘録局ナニ
ツトの感床は第高感床赀色蚘録局ナニツトの感
床より倧きくなるであろう。もちろん、これら第
および第の高感床平板状粒子赀色蚘録カラヌ
圢成局ナニツトは所望により同䞀たたは異なる乳
剀で構成するこずができ、たた、それらの盞察的
感床は写真技術分野においお呚知の技法に埓぀お
調節するこずができる。䞊述のように぀の高感
床赀色蚘録局ナニツトを甚いる替わりに所望によ
り第の高感床赀色蚘録局ナニツトを第の高感
床緑色蚘録カラヌ圢成局ナニツトで眮換できる。
局配眮構成は局配眮構成ず同䞀であ぀おもよ
いが、第の高感床平板状粒子赀色蚘録カラヌ圢
成局ナニツトおよび第の高感床平板状粒子緑色
蚘録カラヌ圢成局ナニツトが露光源ず平板状粒子
青色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの間に介圚しおい
る点で盞違しおいる。 局配眮構成およびは、青色光を蚘録する局
のすぐ䞋に䜍眮する䞭間局に黄色フむルタヌを甚
いた埓来甚いられおいる構成である。しかしなが
ら、これらの構成においおは露光源にも぀ずも近
い乳剀局䞭に高アスペクト比平板状粒子ハロゲン
化銀乳剀が甚いられおいる。平板状粒子乳剀は前
述のように増感しお赀色光を蚘録し、もしくは緑
色光を蚘録し、たたはそれぞれ察の局を増感しお
赀色光ず緑色光をそれぞれ蚘録するこずができ
る。 もちろん、䞊述の局配眮構成−は単なる䟋
瀺であ぀おこれ以倖には倚くの有利な局配眮構成
がある。皮々の局配眮構成のそれぞれにおいお、
察応する緑色および赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツ
トを配眮転換するこずができる。即ち、高感床赀
色および緑色蚘録カラヌ圢成局単䜍を皮々の局配
眮構成においお配眮転換するこずができ、それに
加えおたたは亀替的に䜎感床緑色および赀色蚘録
カラヌ圢成局単䜍を配眮転換するこずができる。 耇数の枛法混色原色色玠の組合わせからなる倚
色像を圢成すべき写真乳剀は通垞色玠圢成性カプ
ラヌのような色玠圢成性材料を配合した耇数の局
を重合した圢態を採るが、これは必ずしも必須で
はない。それぞれ可芖スペクトルの1/3を蚘録す
るためのハロゲン化銀乳剀および補色枛法混色原
色色玠を圢成し埗るカプラヌを含む぀の色圢成
成分通垞パケツトず呌ばれるを写真芁玠䞭の
単䞀局䞭に䞀緒に配眮しお倚色像を生成するこず
ができる。代衚的な混合パケツト倚色写真芁玠は
米囜特蚱第2698794号および同第2843489号に蚘茉
されおいる。 平板状粒子臭化銀たたはペり臭化銀乳剀を含む
緑色および赀色蚘録色圢成局ナニツトの青色およ
びマむナス青色感床の分解が比范的倧きいず、む
゚ロヌフむルタヌ材料の消去たたは䜎枛および
たたは新芏な局配眮構成の採甚が可胜ずなる。倚
色写真芁玠においお青色光に察する緑色および赀
色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの盞察的感応性を定
量的に枬定可胜にする぀の技法は、本発明に係
る倚色写真芁玠の詊料を階段タブレツトを通じお
たず䞭性露光性即ち、5500°Kの光に露光し
次いでこの詊料を凊理するこずである。次いで、
第の詊料を同様に露光する。䜆し、400nmず
490nmの間の光のみを透過するラツテン98フむル
タヌを介圚せずに露光し、その埌同様に凊理する
前述のようにアメリカン・スタンダヌドPH2.1−
1952に埓぀お決定せる青色、緑色および赀色透過
濃床を利甚しおそれぞれのサンプルに぀いお぀
の色玠特性曲線をプロツトする。青色蚘録カラヌ
圢成局ナニツトの青色感床ず緑色たたは赀色蚘録
カラヌ圢成局ナニツトの青色感床ずの差は次の関
係匏から決定するこずができる。 (A) BW98−GW98−BN−GNたたは (B) BW98−RW98−BN−RN 䞊匏においお、BW98ラツテン98フむルタヌを
通じお露光せる青色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの
青色感床であり GW98はラツテン98フむルタヌ通じお露光せる
緑色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの青色感床であ
り RW98はラツテン98フむルタヌを通じお露光せ
る赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの青色感床であ
り BNは䞭性5500°K光に露光せる青色蚘録カ
ラヌ圢成局ナニツトの青色感床であり GNは䞭性5500°K光に露光せる緑色蚘録カ
ラヌ圢成局ナニツトの青色感床であり RNは䞭性5500°K光に露光せる赀色蚘録カ
ラヌ圢成局ナニツトの青色感床である。 䞊述の蚘述では、む゚ロヌ、マれンタおよびシ
アン色玠による奜たしからざるスペクトル吞収を
無芖しお、青色、緑色および赀色濃床は青色、緑
色および赀色蚘録カラヌ圢成局単䜍に基づいお衚
珟した。そのような奜たしいからざるスペクトル
吞収が本発明の目的のためにここで埗られる結果
に本質的な圱響を䞎えるほどの倧きさを持぀こず
はたずない。 本発明に係る倚色写真芁玠はむ゚ロヌフむルタ
ヌ材料の存圚なしに䞊述の劂き高アスペクト比平
板状粒子乳剀を含有する緑色およびたたは赀色
蚘録カラヌ圢成局ナニツトの青色感床の少くずも
倍、奜たしくは少くずも倍、さらに奜たしく
は少くずも10倍の青色蚘録カラヌ圢成局単䜍によ
る青色感床を瀺す。比范のために、䟋を瀺す
ず、む゚ロヌフむルタヌ材料を持たない埓来の倚
色写真芁玠の青色蚘録カラヌ圢成局ナニツトず緑
色蚘録カラヌ圢成局ナニツトずの間の青色感床差
は倍未満0.55logEであるのに察し、これに
匹敵する本発明に係る倚色写真芁玠ではほが10倍
0.95logEである。この比范からわかるように、
高アスペクト比平板状粒子臭化銀たたはペり臭化
銀乳剀を甚いれば緑色蚘録カラヌ圢成局ナニツト
の青色感床を有利に䜎枛するこずが可胜ずなる。 本発明に係る倚色写真芁玠の青色およびマむナ
ス青色感床における倧きな分解を枬定する別の技
法は、緑色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの緑色感床
たたは赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの赀色感床
をその青色感床になぞらえるこずである。䞊蚘ず
同䞀の露光および凊理技法を甚いる。䜆し、
450nmを越える光のみを透過するラツテンフむ
ルタヌを介圚せしめるこずによ぀お䞭性露光をマ
むナス青色露光に倉える。定量的な差は次匏で衚
わされる。 (C) GW9−GW98たたは (D) RW9−RW98 䞊匏においお、GW98およびRW98は前に定矩し
た通りであり GW9はラツテンフむルタヌを通じお露光せる
緑色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの緑色感床であ
り RW9はラツテンフむルタヌを通じお露光せる
赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツトの赀色感床であ
る。ここでも色玠による奜たしからざるスペクト
ル吞収は重芁でないので無芖するこずずする。 䞊述の平板状臭化銀たたはペり臭化銀乳剀を含
む赀色および緑色蚘録カラヌ圢成局ナニツトはス
ペクトルの青色領域における感床ず分光増感せる
スペクトル郚分における感床ずの間即ち、青色
ずマむナス青色感床の差少くずも10倍
1.0logE、奜たしくは少くずも20倍1.3logE
の差を有する。䟋を挙げるならば、その差は20
倍より倧きい1.35logEが、む゚ロヌフむルタ
ヌ材料を欠く匹敵する埓来の倚色写真芁玠ではこ
の差は10倍未満0.95logEである。 同䞀写真芁玠におけるずずの定量的関係お
よびずの定量的関係は緑色および赀色蚘録カ
ラヌ圢成局単䜍がたずえ同䞀であるにせよ分光
増感の波長を陀く結果は同䞀ずはならないので
あろう。その理由は、倧抵の堎合、赀色蚘録カラ
ヌ圢成局ナニツトが既に察応する緑色蚘録カラヌ
圢成局ナニツトを通過した光を受けるからであ
る。しかしながら、察応する緑色および赀色蚘録
カラヌ圢成局ナニツトの䜍眮を亀換した点を陀け
ば第の芁玠ず同䞀である第の芁玠を準備する
ならは、この第の芁玠の赀色蚘録カラヌ圢成局
ナニツトは、前蚘第の芁玠の緑色蚘録カラヌ圢
成局ナニツトがずずの関係に察し瀺したのず
実質的に同じ倀をずの関係に瀺すはずであ
る。簡朔に蚀うならば、赀色分光増感に察立する
ものずしお単に緑色分光増感を遞択するこずは䞊
述の定量的比范によ぀お埗られる数倀に倧きな圱
響を䞎えない。それ故、緑色および赀色感床を青
色感床ず比范しお区別せずに、青色感床および赀
色感床を盞察的にマむナス青色感床ずしお扱のう
が䞀般の慣行である。  鮮鋭床 䞀般に光散乱による像鮮鋭床の損倱はハロゲン
化銀乳剀局の厚さが増倧するに䌎い増倧する。こ
の理由は添付第図から理解するこずができる。
もし光子が点においおハロゲン化銀粒子によ
぀お原進路からの傟きずしお枬定せる角床Ξだけ
偏向せしめられ、その埌乳剀局の厚さt1を暪切぀
た埌点においお第のハロゲン化銀粒子によ぀
お吞収されるならば、光子の写真蚘録像は距離
だけ暪方向に倉䜍する。もし、厚さt1の乳剀局で
吞収されるこずおく光量子が第の等しい厚さt2
を暪切぀お点においお吞収されるず、光子の写
真蚘録像は暪方向にの倍の距離倉䜍する。そ
れ故、写真芁玠䞭におけるハロゲン化銀粒子の厚
さが倧きくなればなる皋光散乱に起因する像鮮鋭
床の䜎䞋が倧きくなる恐れがある。第図は原理
を非垞に簡易に瀺したものであるが、実際には光
子は通垞珟実に吞収される前にいく぀かの粒子か
ら反射するので、究極的な吞収点を予枬するには
統蚈的手法が䞍可欠であるこずを理解されたい。 たたはそれ以䞊の重合せるハロゲン化銀乳剀
局を有する倚局写真芁玠では像鮮鋭床が䜎䞋する
危険が倧きい。なぜならば、ハロゲン化銀粒子が
少なくずも局に亘぀お分垃しおいるからであ
る。ある応甚分野では远加の材料が存圚する為に
ハロゲン化銀粒子の厚さ倉䜍はさらに増倧する。
即ち、远加の材料によ぀お、(1)䟋えば、色玠像圢
成材料が乳剀局䞭に配合される堎合のように乳剀
局自身の厚さが増倧するか、たたは(2)䟋えば、別
のスカベンゞダヌおよび色玠像圢成材料局が隣接
乳剀局を分離する堎合のように、远加の局がハロ
ゲン化銀乳剀局を分け、それによ぀お厚さ倉䜍を
増倧せしめる。さらに、倚色写真芁玠では通垞そ
れぞれ少くずも぀のハロゲン化銀乳剀局を有す
る少くずも぀の重合せる局単䜍が存圚する。か
くしお、散乱によ぀お像鮮鋭床が損われる機䌚が
倚くなる。重合せるハロゲン化銀乳剀局では散乱
が环積するために曝露攟射線源から隔離せる乳剀
局では鮮鋭床䜎䞋が非垞に倧きくなる。 本発明で䜿甚する高アスペクト比平板状粒子ハ
ロゲン化銀乳剀は非平板状粒子および䜎アスペク
ト比平板状粒子乳剀ず比范しおハむアングル光散
乱が䜎枛しおいる点で優れおいる。第図を参照
しお前に説明したように、たたは以䞊のハロ
ゲン化銀乳剀局の厚さが増倧するに぀れお像鮮鋭
床は䜎䞋するこずが長く写真技術分野においお認
められおきた。しかしながら、第図からたた、
光散乱の暪方向成分および2xは角床Ξず
共に盎接増倧するこずが明らかである。角床Ξが
小さい限り、散乱光の暪方向倉䜍は小さく、像鮮
鋭床は高い状態に保持される。 高アスペクト比平板状粒子乳剀を含む本発明の
写真芁玠を甚いお有利な鮮鋭床特性が埗られるの
はハむアングル散乱が䜎いこずに基づく。これは
定量的に瀺すこずができる。第図においお、乳
剀の詊料を透明正透過性支持䜓䞊に銀被
芆量1.08m2におコヌテむングする。図面には
瀺しおいないが乳剀および支持䜓は実質的に぀り
合う屈折率を有する液䜓䞭に浞挬しお、乳剀およ
び支持䜓衚面におけるフレスネル反射を最小にす
こずが望たしい。乳剀コヌテむング局は平行光源
によ぀お支持䜓面に盎亀する方向から露光す
る。光源から出る光は点線で瀺される光軞を圢
成する路を通぀お点においお乳剀コヌテむング
局に突圓たる。支持䜓および乳剀を透過する光は
乳剀から䞀定の距離をおいお眮かれた半球状怜知
衚面においお怜知するこずができる。最初の光
路の延長線ず怜地衚面ずの亀点に盞圓する点に
おいお最倧匷床氎準の光が怜出される。 第図には怜知衚面䞊に任意に遞ばれた点が
瀺されおいる。AC間を結ぶ点線は乳剀コヌテむ
ング局ず角床φをなしおいる。怜知衚面䞊の点
を移動するこずによ぀おφを〜90°の範囲で倉
えるこずができる。散乱光の匷床を角床φの関数
ずしお枬定するこずによ぀お、光軞の呚りに
光散乱の回転察称するが故に角床φの関数ずし
お环積的光分垃を枬定するこずができる。环積的
光分垃の背景的蚘述に぀いおはデパルマ
DepalmaおよびガスパヌGasper、「デタヌ
ミニング・ザ・オプテむカル・プロパテむヌズ・
オブ・フオトグラフむツク・゚マルゞペンズ・バ
む・ザ・モンテ・カルロ・メ゜ツド」、フオトグ
ラフむツク・サむ゚ンス・アンド・゚ンゞニアリ
ング、16巻、No.、1971幎月−月、pp181−
191を参照されたい。 䞊述の劂く乳剀に぀いお〜90°の範囲の角
床φの関数ずしお环積的光分垃を枬定した埌、同
じ平均粒子容量を有する埓来の乳剀を支持䜓の
別の郚分に同じ銀被芆量をも぀おコヌテむング
し、䞊述の手法を繰返す。぀の乳剀に぀いお角
床φの関数ずしおの环積的光分垃を比范するに際
し、70°たでのφの倀ある堎合には80°たである
いはそれ以䞊に察しおは本発明で甚いる乳剀の
散乱光の量が少ない。第図には角床Ξが角床φ
の䜙角ずしお瀺されおいる。散乱角はここでは角
床Ξずしお述べるこずずする。埓぀お、本発明で
甚いる高アスペクト比平板状粒子乳剀はより小さ
なハむアングル散乱を瀺す。ハむアングル光散乱
は像鮮鋭床をひどく䜎䞋させるので、本発明の写
真芁玠に甚いる高アスペクト平板状粒子乳剀はい
ずれの堎合にも鮮鋭床の優れた像を生成し埗る。 ここで甚いる甚語「コレクシペン
collection角」ずは、怜知衚面に突き圓たる
光の半分が、角床Ξをなしお極線軞の呚りを回転
する線ACによ぀お圢成される円錐に察応する面
積内にあるが、怜知衚面に突き圓たる光の半分は
残りの面積内においお怜知衚面に突き圓たる時の
角床Ξの倀を指す。 本発明の写真芁玠に甚いる高アスペクト比平板
状粒子乳剀が䜎枛されたハむアングル散乱を瀺す
ずいう特性に理由付けするこずにより制玄を受け
るこずは望たないが、高アスペクト比平板状粒子
の倧きく平坊な䞻芁結晶面ずコヌテむング局䞭に
おける粒子の配向性ずが鮮鋭床の改良に寄䞎する
ず考えられる。ハロゲン化銀乳剀コヌテむング局
䞭に存圚する平板状粒子はコヌテむング局が圢成
された平らな支持䜓衚面䞊に実質的に敎列された
状態にあるこずが具䜓的に芳察された。埓぀お、
写真芁玠に盎亀する方向から乳剀局に突き圓たる
光は平板状粒子の䞀぀の䞻芁結晶面に実質的に盎
角に突き圓たる。平板状粒子が薄いこずずコヌテ
むングに際しそれらが配向するこずずが盞た぀お
高アスペクト比平板状粒子乳剀局は埓来の乳剀コ
ヌテむング局ず比范しお実質的に薄くなり、その
結果鮮鋭床が向䞊する。しかしながら、これらの
乳剀局はたずえ埓来の乳剀局ず同䞀厚さにコヌテ
むングしおもより優れた鮮鋭床を瀺す。 本発明の特に奜たしい圢態においおは高アスペ
クト比平板状粒子乳剀局は少なくずも1.0マむク
ロメヌトル、より奜たしくは少なくずもマむク
ロメヌトルの最小平均粒子盎埄を瀺す。平均粒子
盎埄が増倧するず感床および鮮鋭床ずもに改良さ
れる。有甚な最倧平均粒子盎埄は像圢成利甚分野
に応じお蚱容される粒状性に䟝存しお倉わるので
あろうが、本発明の写真芁玠に甚いる高アスペク
ト比平板状粒子乳剀の最倧平均粒子盎埄はいずれ
の堎合にも10マむクロメヌトル以䞋である。 䞊述の平均盎埄においお䞊述のように優れた鮮
鋭床が達成されるこずに加えお、高アスペクト比
平板状粒子乳剀を䜿甚するず、そのように倧きな
平均粒子盎埄を有する埓来の乳剀を甚いた堎合に
芋られる倚くの難点がない。第に、平均粒子盎
埄がマむクロメヌトルを越える埓来の非平板状
乳剀を調補するのは困難である。さらに、平均粒
子盎埄が倧きい埓来の乳剀を甚いるず、同様な盎
埄を有する平板状粒子ず比范しおそれぞれの粒子
䞭にはるかに倧きな容量の銀が存圚する。埓぀
お、埓来の乳剀をより高い氎銀被芆量をも぀おコ
ヌテむングしないならばもちろん、高い銀被芆
量をも぀おコヌテむングするこずは党く実甚的に
は䞍利である、倧きな平均粒子盎埄を有する埓
来の乳剀から生成する粒状性は同様な平均粒子盎
埄を有する本発明で高アスペクト比平板状粒子乳
剀ず比范しお倧きい。さらに、粒子盎埄が倧きい
埓来の乳剀を甚いるず、銀被芆量を増倧しおもし
なくおも、倧きな盎埄を有する粒子は察応しお倧
きな厚さを有するためのコヌテむング局を厚くす
る必芁がある。しかしながら、平板状粒子の厚さ
は盎埄が倧きくずも非垞に小さくできるので、鮮
鋭床が向䞊できる。最埌に、平板状粒子が鮮鋭床
に優れるこずは、単にそれらの平均盎埄ずは別に
郚分的には粒子圢状の明瞭な関数であり、埓぀
お、埓来の非平板状粒子ず比范しお鮮鋭床に優
る。 䞊述の高アスペクト比平板状粒子乳剀の倚局コ
ヌテむングではハむアングル散乱を䜎枛するこず
が可胜ずなるが、ハむアングル散乱の䜎枛は必ず
しも倚局コヌテむングにおいお圓然の結果ずしお
達成されるわけではない。高アスペクト比平板状
粒子乳剀を甚いたある皮の倚局コヌテむング構成
においおは鮮鋭床の向䞊が達成されるが、他の倚
局コヌテむング構成においおは高アスペクト比平
板状粒子乳剀は実際に䞋の乳剀局の鮮鋭床を䜎䞋
せしめ埗る。 局配眮構成に戻るず、青色蚘録乳剀局が露光
源に最も近く配眮されるが、䞋の緑色蚘録乳剀局
は平板状粒子乳剀で構成される。さらに、緑色蚘
録乳剀局が赀色蚘録乳剀局の䞊に配眮される。倚
くの非平板状粒子乳剀においおそうであるように
緑色蚘録乳剀局に平均盎埄0.2〜0.6マむクロメヌ
トルの粒子を配合するならば、それを通぀お緑色
および赀色蚘録乳剀局に達する光に最倧の散乱が
芋られるであろう。䞍幞にも、緑色蚘録乳剀局を
圢成する高アスペクト比平板状粒子乳剀に到達す
る前に既に光が散乱するならば、平板状粒子はそ
れを通぀お赀色蚘録乳剀局ぞ向かう光を埓来の乳
剀よりはるかに倧きく散乱せしめ埗る。埓぀おこ
の特定の乳剀および局配眮構成の遞択によ぀お赀
色蚘録乳剀局の鮮鋭床は、ここで説明した乳剀を
含たない局配眮構成ず比范しおより倧きく䜎䞋す
るこずになる。 本発明の倚色写真芁玠䞭の高アスペクト比平板
状粒子乳剀局の䞋に䜍眮する乳剀局に本発明の目
的である鮮鋭床を埗るために、実質的な散乱のな
い奜たしくは正透過せる光を受理するように
平板状粒子乳剀局を配眮するこずが望たしい。換
蚀するならば、本発明の写真においお平板状粒子
乳剀の䞋に䜍眮する乳剀局に最良の鮮鋭床を達成
するこずは、平板状粒子乳剀局自身が混濁局の䞋
に䜍眮しない堎合に限られる。䟋えば、高アスペ
クト比平板状粒子緑色蚘録乳剀局が赀色蚘録乳剀
局の䞊に配眮され䞔぀リツプマン乳剀局および
たたは前述の高アスペクト比平板状粒子青色蚘録
乳剀局の䞋に配眮されるならば、赀色蚘録乳剀局
の鮮鋭床はその䞊に配眮されたたたは以䞊の
平板状粒子乳剀局の存圚によ぀お改良されるので
あろう。定量的に蚀えば、高アスペクト比平板状
粒子緑色蚘録乳剀局䞊のたたは以䞊の局のコ
レクシペン角が玄10°未満であるならば、赀色蚘
録乳剀局の鮮鋭床が改善される。もちろん、鮮鋭
床に぀いおの䞊局の効果に関する限り、赀色蚘録
乳剀局自身が前述の高アスペクト比平板状粒子乳
剀局であるこずは重芁ではない。 耇数のカラヌ圢成ナニツトを重合しおなる倚色
写真芁玠においおは、本発明が目的ずする鮮鋭床
の利点を達成するために攟射線に近い乳剀局を高
アスペクト比平板状粒子乳剀で構成するこずが望
たしい。本発明の特に奜たしい圢態においおは、
他の像蚘録乳剀局よりも攟射線源により近く䜍眮
する各乳剀局を高アスペクト比平板状粒子乳剀で
構成する。前述の局配眮構成〜は䞋の乳剀局
の鮮鋭床をかなり改善するこずができる本発明に
係る倚色写真芁玠の局配眮を瀺すものである。高
アスペクト比平板状粒子乳剀の倚局写真芁玠にお
ける像鮮鋭床に察する優れた寄䞎を倚色写真芁玠
を参照しお詳现に説明したが、そのような利点は
銀像を生成する倚局黒癜写真芁玠においおも認め
られる。黒癜像を圢成する乳剀を高感床および䜎
感床の局に分けるこずは慣甚される技術である。
攟射線源に近い局に前述の高アスペクト比平板状
粒子乳剀を甚いるこずによ぀おその䞋に配眮する
乳剀局の鮮鋭床が改善される。 (d) 実斜の具䜓䟋 以䞋、本発明を実斜䟋および応甚䟋に぀いおさ
らに説明する。 乳剀調補および増感 皮々のアスペクト比を有する䞀連のペり臭化銀
乳剀を以䞋のように調補した。本項および匕き続
く各項の実斜䟋においお銀およびハラむド塩を導
入する過皋では反応噚の内容物を激しく攪拌し
た。たた、甚語「」は特に断わらない限り重量
を意味する。甚床「」は特に断わらない限り
モルを意味する。さらに、溶液はすべお特に断わ
らない限り氎溶液である。 埗られた乳剀の物性は埌蚘乳剀No.の調補の埌
の衚に瀺す。 乳剀  0.17M臭化カリりム含有1.5れラチン溶液5.5
を80℃においお攪拌しながら、これにダブルゞ
゚ツト法により2.2M臭化カリりムおよび2.0M硝
酞銀溶液を分間に亘぀お加えた。この間pBrを
0.8に維持した䜿甚した硝酞銀合蚈量の0.56
を消費した。臭化カリりム溶液の添加を停止し、
硝酞銀溶液の添加を分間継続した䜿甚した合
成硝酞銀の5.52を消費した。pBrを1.0に維持
し、流量を加速しながら終了時における流量を
開始時の2.2倍ずした臭化カリりムず硝酞銀溶
液ずを同時に13分間に亘぀お加えた䜿甚した硝
酞銀党量の34.8を消費した。臭化カリりム溶
液の添加を停止し、硝酞銀溶液を1.7分間加えた
䜿甚した党硝酞銀の6.44を消費した。ペり化
カリりム0.24Mを含む臭化カリりム1.8M溶液を
硝酞銀溶液ず共に流量を加速しながら完了時流
量を開始時の1.6倍ずしたダブルゞ゚ツト法に
より15.5分間に亘぀お加えた。pBrは1.6に維持し
た䜿甚した党硝酞銀の45.9を消費した。䞡
溶液の添加を停止し、チオシアン酞ナトリりムを
1.5モルAg甚いお分間熟成した。ペり化カ
リりム溶液0.18Mず硝酞銀溶液を等しい流量で
pBrが2.9に達するたでダブルゞ゚ツト法により
加えた䜿甚した党硝酞銀の6.8を消費した。
合蚈玄11モルの硝酞銀を䜿甚した。乳剀を30℃に
冷华し、米囜特蚱第2614929号に蚘茉される凝固
方法によ぀お掗浄した。この乳剀に40℃におい
お、アンヒドロ−−クロロ−−゚チル−5′−
プニル−3′−−スルホブチル−−−
スルホプロピル−オキザカルボシアニン・ヒド
ロキシド・ナトリりム塩緑色分光増感剀464
mgモルAgを加え、20分間保持した埌pAgを8.4
に調節した。この乳剀にチオ硫酞ナトリりム氎
和物3.5mgモルAgずテトラクロロ金酞カリりム
1.5mgモルAgを加えた。pAgを8.1に調節し、再
び乳剀を65℃に分間加熱した。 乳剀  臭化カリりム0.17M含有1.5れラチン溶液5.5
に80℃、PH5.9においお攪拌しながらダブルゞ
゚ツト法により臭化カリりム2.1Mおよび硝酞銀
溶液2.0Mを分間に亘぀お加えた。pBrを0.8に
維持した䜿甚した党硝酞銀の0.53を消費し
た。臭化カリりム溶液の添加を停止し硝酞銀溶
液を4.6分間添加し続けた䜿甚党硝酞銀の8.6
を消費した。次いで、臭化カリりム溶液および
硝酞銀溶液を同時に13分間添加した。この間pBr
を1.2に維持し、添加流量は完了時が開始時の2.5
倍ずなるように加速せしめた䜿甚した党硝酞銀
の43.6を消費した。臭化カリりム溶液の添加を
停止し、硝酞銀溶液を分間加えた䜿甚した党
硝酞銀の4.7を消費した。ペり化カリりム
0.30Mを含む臭化カリりム2.0M溶液を硝酞銀溶
液ず共に13.3分間に亘぀お加えた。この間pBrを
1.7に維持し、流量は完了時に開始時の1.5倍ずな
るように加速した䜿甚した党硝酞銀の35.9を
消費した。この乳剀にチオシアン酞ナトリりム
1.5モルAgを加え、25分間保持した。ペり化
カリりム溶液0.35Mず硝酞銀溶液をダブルゞ゚ツ
ト法により等流量で玄分間pBrが3.0に達する
たで加えた䜿甚した党硝酞銀の玄6.6を消費
した。消費した党硝酞銀の量は玄11モルであ぀
た。フタル化れラチン350を氎1.2に溶解せる
溶液を加えけ、乳剀を30℃に冷华し、乳剀の凝
固方法によ぀お掗浄した。次いで、乳剀を乳剀
ず同様な手法により分光増感および化孊増感を行
぀た。フタル化れラチンは米囜特蚱第2614928号
および同第2614929号に蚘茉されおいる。 乳剀  臭化カリりム0.10M含有0.8れラチン溶液30.0
に75℃においお攪拌しながらダブルゞ゚ツト法
により臭化カリりム1.2Mおよび硝酞銀溶液1.2M
を分間に亘぀お加えた。この間pBrを1.0に維
持した䜿甚した党硝酞銀の2.1を消費した。
次いでフタル化れラチン17.6を含有する溶液
5.0を加え、乳剀を分間保持した。次いで硝
酞銀溶液をpBrが1.35に達するたで加えた䜿甚
した党硝酞銀の5.24を消費した。ペり化カリ
りム0.14Mを含有する臭化カリりム溶液1.06Mを
ダブルゞ゚ツト法により硝酞銀溶液ず共に流量を
加速しながら完了時流量を開始時の倍ずし
た加えた。この間pBrを1.35に維持した䜿甚
した党硝酞銀の92.7を消費した。䜿甚した硝
酞銀の合蚈量は玄20モルであ぀た。乳剀を35℃に
冷华し、凝固掗浄を行い、乳剀の堎合ず同様な
手法で分光増感および化孊増感を行぀た。 乳剀  臭化カリりム0.17Mを含有するれラチン1.5
溶液4.5に55℃、PH5.6においおダブルゞ゚ツト
法により攪拌しながら臭化カリりム1.8Mおよび
硝酞銀2.0MをpBrを0.8に維持しながら分間に
亘぀お等流量で加えた䜿甚した党硝酞銀の0.7
を消費した。臭化カリりム、硝酞銀およびペ
り化カリりム0.26M溶液を等流量で同時にpBrを
0.8に維持しながら分間に亘぀お加えた䜿甚
した党硝酞銀の4.8を消費した。次いで、この
䞉重添加をpBrを0.8に維持しながらさらに37分
間流量を加速しお完了時流量を開始時の倍ず
した行぀た䜿甚した党硝酞銀の94.5を消費
した。䜿甚した硝酞銀の合蚈量は玄モルであ
぀た。乳剀を35℃に冷华し、フタル化れラチン
200を含む氎1.0を加え、乳剀を凝固掗浄し
た。 次いで、乳剀ず同様な手法により分光増感お
よび化孊増感を行぀た。 乳剀 比范䟋この乳剀は米囜特蚱第4184877
号に蚘茉されるのず同様な手法により調補した れラチン氎溶液17.5を65℃においお攪拌
しながら、これにダブルゞ゚ツト法によりペり化
アンモニりム4.7Mおよび硝酞銀4.7M溶液を䞀定
の等流量で分間に亘぀お加えた。この間pIを
2.1に維持した皮粒子調補に䜿甚した硝酞銀の
箄22を消費した。次いで䞡溶液の流量を、皮
粒子調補に䜿甚した合蚈硝酞銀の玄78が消費さ
れるに芋合う流量に調節しお15分間添加を行぀
た。次いで、ペり化アンモニりム溶液の添加を䞭
止し、硝酞銀溶液の添加をpIが5.0に達するたで
続けた。皮粒子の調補に䜿甚した硝酞銀の合蚈量
は玄56モルであ぀た。乳剀を30℃に冷华し、以䞋
に述べるようにさらに乳剀を調補するための皮粒
子ずしお甚いた。皮粒子の平均粒子盎埄は0.24マ
むクロメヌトルであ぀た。 䞊述のように調補したAgI乳剀4.1モルを含有
するれラチン溶液15.0を65℃に加熱した。
臭化アンモニりム溶液4.7Mず硝酞銀溶液4.7Mを
ダブルゞ゚ツト法により䞀定の等流量で7.1分間
に亘぀お加えた。この間pBrを4.7に維持した
皮粒子の調補に甚いた党硝酞銀の40.2を消費
した。次いで、臭化アンモニりム溶液のみの添
加を続け、pBrが玄0.9に達した時点でその添加
を停止した。氎酞化アンモニりム11.7Mの溶液
2.7を加え、溶剀を10分間保持した。硫酞を甚
いおPHを5.0に調節し、臭化アンモニりムず硝酞
銀䞡溶液のダブルゞ゚ツト添加を再び14分間行぀
た。この間pBrを玄0.9に維持した党硝酞銀の
56.8を消費した。次いでpBrを3.3に調節し、
乳剀を30℃に冷华した。䜿甚した硝酞銀の合蚈量
は玄87モルであ぀た。フタル化れラチン900を
含有する溶液を加え、乳剀を凝固掗浄した。 乳剀のpAgを8.8に調節し、この乳剀にチオ硫
酞ナトリりム氎和物4.2mgモルAgおよびテト
ラクロロ金酞カリりム0.6mgモルAgを加えた。
次いで、乳剀を16分間80℃に加熱し、40℃に冷华
し、アンヒドロ−−クロロ−−゚チル−5′−
プニル−3′−−スルホブチル−−−
スルホプロピル−オキサカルボシアニン・ヒド
ロキシド・ナトリりム塩緑色分光増感剀387
mgモルAgを加え、乳剀を10分間保持した。こ
の甚いた増感剀に察しおは化孊および分光増感が
最適であ぀た。 乳剀 比范䟋この乳剀は米囜特蚱第3320069
号に蚘茉されるタむプである 臭化カリりム0.050M、ペり化カリりム0.012M
およびチオシアン酞カリりム0.051Mを含有する
溶液42.0フタル化れラチン1.25含有を68
℃においお、攪拌しながらこれにペり化カリりム
0.11Mを含む臭化カリりム1.32Mおよび硝酞銀溶
液1.43Mを等流量で玄40分間に亘぀お加えた。沈
柱生成によ぀お硝酞銀21モルを消費した。次い
で、乳剀を35℃に冷华し、米囜特蚱第2614928号
に蚘茉される手法に埓぀お凝固掗浄した。 䞊蚘乳剀のpAgを8.1に調節し、これにチオ硫
酞ナトリりム氎和物5.0mgモルAgおよびテト
ラクロロ金属カリりム2.0mgモルAgを加えた。
次いで、乳剀を65℃に加熱し、40℃に冷华し、ア
ンヒドロ−−クロロ−−゚チル−5′−プニ
ル−3′−−スルホブチル−−−スルホ
プロピル−オキザカルボシアニン・ヒドロキシ
ド・ナトリりム塩緑色分光増感剀464mgモ
ルAgを加え、さらに乳剀を10分間保持した。こ
の増感剀に察しおは化孊増感および分光増感が最
適であ぀た。 乳剀 比范䟋この乳剀は米囜特蚱第3320069
号に蚘茉されるタむプのものである 臭化カリりム0.050M、ペり化カリりム0.012お
よびチオシアン酞カリりム0.051Mを含む溶液
42.0フタル化れラチン1.25含有を68に
おいお攪拌し぀぀、これにダブルゞ゚ツト法によ
りペり化カリりム0.053Mを含む臭化カリりム溶
液1.37Mず硝酞銀溶液1.43Mを圓流量で玄40分間
に亘぀お加えた。沈柱生成によ぀お硝酞銀21モル
を消費した。次いで、乳剀を35℃に冷华し、乳剀
ず同様な手法により凝固掗浄した。 䞊蚘乳剀のpAgを8.8に調節し、チオ硫酞ナト
リりム氎和物10mgモルAgおよびテトラクロ
ロ金酞カリりム2.0mgモルAgを加えた。次い
で、乳剀を55℃に加熱し、40℃に冷华し、アンヒ
ドロ−−クロロ−−゚チル−5′−プニル−
3′−−スルホブチル−−−スルホプロ
ピル−オキサカルボシアニン・ヒドロキシド・
ナトリりム塩緑色分光増感剀387mgモルAg
を加え、次いで乳剀を10分間保持した。この増感
剀に察しおは化孊および分光増感が最適であ぀
た。
【衚】 乳剀〜は本発明の芁件を満足する高アスペ
クト比平板状粒子乳剀である。これらの乳剀䞊び
に以埌に蚘茉する䟋においお平板状粒子平均盎埄
および投映面積を蚈算した際盎埄0.6マむクロ
メヌトル未満の平板状粒子が若干量含たれおいた
が、特にその排陀を具䜓的に蚘述した堎合を陀
き、蚘茉した数に事実䞊圱響しない皋床の少量の
小埄平板状粒子を存圚せしめた。 比范䟋乳剀粒子の代衚的な平均アスペクト比を
求めるために平均粒子盎埄ず平均粒子厚さを比范
した。枬定はしなか぀たが、厚さ0.3マむクロメ
ヌトル未満、盎埄少くずも0.6マむクロメヌトル
ずいう基準を満足する僅かな平板状粒子の投映面
積はいずれの堎合にも肉県怜査で評䟡したが、そ
のような粒子は存圚するずしおも比范䟋乳剀䞭の
合蚈粒子が占める党投映面積のごく僅かであ぀
た。 分光増感せる感床領域および本来の感床領域にお
ける感床分解の増倧を瀺す䟋 ぀の倚色写真芁玠を補䜜した以䞋、構造
〜ず呌ぶ。これら぀の写真芁玠は以䞋に説
明する際を陀けば実質的に同䞀の構造を持぀。
【衚】 OCは保護れラチンオヌバヌコヌトであり、YF
は0.69m2の割合でコヌテむングせるむ゚ロヌ
コロむド銀であ぀お、む゚ロヌフむルタヌ材料ず
しお䜜甚する。その他の甚語の意味は局配眮構成
〜に぀いお前に説明したのず同様でしる。前
に蚘号が付かない青色、緑色およ
び赀色蚘録カラヌ圢成局ナニツトは米囜特
蚱第3320069号に教瀺される手法により調補され
た䜎アスペクト比ペり臭化銀乳剀を含んでいた
それぞれの構造における察応する局は特に断わ
らない限り同䞀むオダむド含有量を有する。 それぞれの乳剀局の頭にを付けた高感床平板
状粒子緑色感応性乳剀局には次のように調補した
平板状ペり臭化銀乳剀を甚いた。 臭化カリりム0.17モルを含有する骚れラチ
ン1.5れラチンに基づく溶液溶液2.25
に80℃、pBr0.77においお、ダブルゞ゚ツト法に
より臭化カリ2.19モルの氎溶液溶液−お
よび硝酞銀2.0モルの氎溶液溶液−を同
時に䞀定の流量で分間に亘぀お加えた党硝酞
銀の0.61を消費した。 圓初の分間が経過した時溶液−の添加を
䞭止したが、溶液−は80℃においおpBrが
1.00に達するたで添加を続けた䜿甚した党硝酞
銀の2.44を消費した。次いで、臭化カリりム
0.10モルを含有するフタル化れラチン20氎溶液
溶液0.04をpBr1.0、80℃においお加えた。
次いで、反応噚䞭に溶液−ず−をダブル
ゞ゚ツト法により24分間に亘぀お流量を加速しな
がら完了時流量を開始時の4.0倍ずした加え
た党硝酞銀の44を消費した。24分間の埌溶
液−の添加を䞭止したが、溶液−は80℃
においおpBrが1.80に達するたで添加を続けた。 溶液−および臭化カリりム2.17モルずペり
化カリりム0.03モルを含有する氎溶液溶液−
を次いで反応噚䞭ぞダブルゞ゚ツト法により
流量を加速しながら完了時流量を開始時の1.37
倍ずした12分間に亘぀お加えた党硝酞銀の
50.4を消費した。 ペり化カリ0.3モルを含有する氎溶液溶液
−ず硝酞銀2.0モルの氎溶液溶液−
をダブルゞ゚ツト法により䞀定の流量で80℃にお
いおpBrが2.16に達するたで加えた䜿甚した党
硝酞銀の2.59を消費した。この乳剀の調補に
䜿甚した硝酞銀の量は6.57モルであ぀た。 次いで乳剀を35℃に冷华し、フタル化れラチン
13.3れラチンに基づく溶液0.30を加え、
回凝固掗浄した。 高感床平板状緑色感応性乳剀局には、平均粒子
盎埄5.0Όおよび平均粒子厚玄0.11ÎŒmを有する平
板状ペり臭化銀乳剀を配合した。厚さ0.3マむク
ロメヌトル未満、平均盎埄少くずも0.6マむクロ
メヌトルを有する平板状粒子は党粒子投映面積の
箄90を占め、平均アスペクト比玄45を瀺し
た。構造およびの高感床緑色および赀色感応
性乳剀局はモルのむオダむドを含有しおいた
が、構造およびの高感床平板状緑色および赀
色感応性乳剀局はそれぞれ1.5モルおよび1.2モ
ルのむオダむドを含有しおいた。 次いで、高感床平板状粒子緑色感応性乳剀はア
ンヒドロ−−クロロ−−゚チル−5′−プニ
ル−3′−−スルホブチル−−−スルホ
プロピル−オキサカルボシアニン・ヒドロキシ
ド・ナトリりム塩350mgモルAg、アンヒドロ−
11−゚チル−1′−ビス−スルホプロピ
ルナフト−〔−〕−オキサゟロカルボシ
アニン・ヒドロキシド・ナトリりム塩101mgモ
ルAg、チオシアン酞ナトリりム800mgモルAg、
チオシアン酞ナトリりム・氎和物mgモル
Agおよびテトラクロロ金酞カリりムmgモル
Agを甚いお最適に分光および化孊増感した。 高感床平板状粒子赀色感応乳剀局は䞊蚘平板状
緑色感応性ペり臭化銀乳剀ず同様な方法により調
補し分光増感した平板状ペり臭化銀乳剀で構成し
た。䜆し、分光増感剀ずしおアンヒドロ−
−ゞクロロ−−゚チル−−−スルホブチ
ル−3′−−スルホプロピルベンツむミダゟ
ロナフト〔−〕−チアゟロカルポシアニ
ンヒドロキシド144mgモルAgおよびアンヒドロ
−5′−ゞクロロ−−ゞ゚チル−3′−
−スルホブチルチアカルボシアニン・ヒド
ロキシド224mgモルAgを甚いた。 その他構造〜に関する詳现に぀いおは米囜
特蚱第4184876号を参照されたい。 構造〜は昌光フむルタヌおよび0.20階段
を有する〜濃床階段タブレツトを通し1/100
秒間同䞀条件䞋に600W2850°K光源に露光した。
たた、構造〜の別のサンプルを䞊蚘ず同様に
露光したが、ラツテン98フむルタヌを远加的に介
圚せしめお青色露光を埗た。さらに、構造〜
の別のサンプルを䞊蚘ず同様に露光したが、ラツ
テンフむルタヌを远加的に介圚せしめおマむナ
ス青色露光を埗た。党おの詊料はブリテむツシ
ナ・ゞダヌナル・オブ・フオトグラフむヌ・アニ
ナアル、1979、P204に蚘茉される−41カラ
ヌ・ネガ・プロセスに埓぀お同䞀条件䞋に凊理し
た。珟像は38℃においお分15秒間行぀た。それ
ぞれの詊料に぀いおむ゚ロヌ、マれンタおよびシ
アン特性曲線をプロツトした。異なる詊料から埗
たこれらの曲線をそれらの最小濃床氎準を合わせ
るこずによ぀お、即ち、曲線の最小濃床郚分を重
合するこずにより比范した。 結果を芁玄しお衚に瀺す。
【衚】 は、前蚘匏、即ち、BW98−GW98−BN−
GNによ぀お芏定される青色蚘録カラヌ圢成ナ
ニツトの青色感床の察数ず緑色蚘録カラヌ圢成ナ
ニツトの青色感床の察数ずの差である。 は前蚘匏、即ち、BW98−RW98−BN−
RNによ぀お芏定される青色蚘録カラヌ圢成ナ
ニツトの青色感床の察数ず赀色蚘録カラヌ圢成ナ
ニツトの青色感床の察数ずの差である。 は前蚘匏、即ち、GW9−GW98によ぀お芏定
される緑色蚘録カラヌ圢成ナニツトの緑色蚘録カ
ラヌ圢成ナニツトの緑色感床の察数ず緑色蚘録カ
ラヌ圢成ナニツトの青色感床の察数ずの差であ
る。 は前蚘匏、即ちRW9−RW98によ぀お芏定さ
れる赀色蚘録カラヌ圢成ナニツトの赀色感床の察
数ず赀色蚘録カラヌ圢成単䜍の青色感床の察数ず
の差である。 構造ずを比范するず前蚘平板状粒子を甚い
た構造の堎合に優れた感床分解が埗られるこず
がわかる。構造によ぀おは構造の堎合のよう
に優れた感床分解は達成されないが、構造では
む゚ロヌフむルタヌ材料を甚いおいないので、前
述のようなむ゚ロヌフむルタヌ材料の䜿甚に䌎う
難点がない。構造は本発明に係る写真芁玠に甚
いるのに必芁な量より倚量のむ゚ロヌフむルタヌ
材料を含むが、構造は、僅かなむ゚ロヌフむル
タヌ濃床の利甚によ぀お所望ならば構造の感床
分解を増倧できるこずを瀺しおいる。 䞊述の高感床緑色増感せる平板状粒子乳剀組成
物をフむルム支持䜓䞊にコヌテむングし、れラチ
ン保護局をオヌバヌコヌトするこずによりモノク
ロヌム写真芁玠を補䜜した。次いで、䞊述の露光
および凊理技法に埓぀おこの写真芁玠の青色〜マ
むナス青色感床分解を枬定した。前蚘匏、即
ち、GW9−GW98により芏定される定量的な差は
1.28logEであ぀た。このこずは、本発明に係る写
真芁玠においお高アスペクト比平板状粒子マむナ
ス青色蚘録乳剀局が攟射線源に近く配眮され䞔぀
青色吞収局がその䞊に配眮されないならば適切な
青色〜マむナス青色感床分解が達成できるこずを
瀺しおいる。 平板状粒子乳剀を含有する倚局写真芁玠における
像鮮鋭床の改良を瀺す応甚䟋 以䞋の応甚䟋は写真材料に高アスペクト比平板
状粒子乳剀を甚いるこずによ぀お達成される像鮮
鋭床の改良を瀺すものである。これらの䟋におい
お比范察照写真芁玠は米囜特蚱第3320069号に蚘
茉されるタむプの䜎アスペクト比ペり臭化銀乳剀
を甚いたものである。これらの䟋においお䜎アス
ペクト比乳剀は埓来の乳剀ず呌ぶこずずする。こ
れらの物性は䞋蚘衚に瀺す通りである。
【衚】 「乳剀の調補および増感」の項に蚘茉せるのず
同様な方法に埓぀お぀の高アスペクト比平板状
粒子ペり臭化銀乳剀を調補した。これらの乳剀の
物性を䞋蚘衚に瀺す。
【衚】 次いで、䞀連の倚局芁玠においお䞊述のペり臭
化銀乳剀C1〜C6およびT1〜T4のコヌテむン
グ局を圢成した。局構成のバリ゚ヌシペンを埌蚘
衚に結果ず共に瀺す。乳剀は化孊増感および分光
増感を行぀たが、鮮鋭床の改善を達成するのに増
感は必須ではない。
【衚】 支持䜓

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  支持䜓ならびに該支持䜓䞊に配眮された、青
    色、緑色および赀色光をそれぞれ別々に蚘録する
    分散媒ずハロゲン化銀粒子ずからなる乳剀局から
    構成され、䞔぀、該緑色および赀色蚘録乳剀局が
    それぞれ緑色および赀色分光増感色玠を含有する
    倚色写真芁玠においお、 該緑色および赀色蚘録乳剀局の少くずも䞀぀が
    厚さ0.3マむクロメヌトル未満、盎埄少くずも0.6
    マむクロメヌトル、平均アスペクト比がよ
    り倧である化孊増感および分光増感せる平板状臭
    化銀たたはペり臭化銀粒子を含み、䞔぀、該粒子
    が同䞀局䞭に存圚するハロゲン化銀粒子の党投映
    面積の少くずも50を占め、曎に10マむクロメヌ
    トル以䞋の最倧平均粒子盎埄を有するこずを特城
    ずする倚色写真芁玠。  前蚘の平板状臭化銀たたはペり臭化銀粒子を
    含む該緑色たたは赀色蚘録乳剀局がむ゚ロヌフむ
    ルタヌ局を通過しおいない像様露光甚攟射線を受
    ける堎所に䜍眮する特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    倚色写真芁玠。
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