JPH0221572B2 - - Google Patents

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JPH0221572B2
JPH0221572B2 JP57198803A JP19880382A JPH0221572B2 JP H0221572 B2 JPH0221572 B2 JP H0221572B2 JP 57198803 A JP57198803 A JP 57198803A JP 19880382 A JP19880382 A JP 19880382A JP H0221572 B2 JPH0221572 B2 JP H0221572B2
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JP
Japan
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silver
emulsion
tabular
grains
grain
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JP57198803A
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Japanese (ja)
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JPS58108526A (en
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Edowaado Masukasukii Joo
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS58108526A publication Critical patent/JPS58108526A/en
Publication of JPH0221572B2 publication Critical patent/JPH0221572B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/0051Tabular grain emulsions

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(1) 発明の分野 本発明は写真の分野において有用である。本発
明は、分散媒とハロゲン化銀粒子とからなる平板
状粒子ハロゲン化銀乳剤に関する。 (2) 従来技術 A 平板状ハロゲン化銀粒子 ハロゲン化銀写真では感放射線乳剤を使用
し、また、かかる乳剤は、分散媒、通常ゼラチ
ンと、それに埋め込まれた、感放射線ハロゲン
化銀の微結晶(粒子として知られている)とか
らなつている。 ハロゲン化銀写真乳剤には種々の規則的およ
び不規則的な粒子形状が観察されている。規則
的な粒子はしばしば立方体または8面体であ
る。粒子エツジは熟成効果によつて丸みを示し
得る。また、アンモニアのような強い熟成剤の
存在下にこれらの粒子は球状となつたり、球に
近い厚い板状となり得る。このことは、例え
ば、ランド(Land)の米国特許第3894871号お
よびツエリクマン(Zelikman)および(Levi)
「写真乳剤の製造および塗布(メーキング・ア
ンド・コーテイング・フオトグラフイツク・エ
マルジヨンズ)」フオーカルプレス、1964、
pp.221−223に記載されている。ロツド及び平
板状粒子は他の粒子形状の中に混じつてしばし
ば種々の割合で観察されている。これは特に、
乳剤のpAg(銀イオン濃度の対数の逆数)が、
例えば、シングルジエツト沈澱法に見られるよ
うに沈澱生成の過程で変わる場合に観察され
る。 平板状臭化銀粒子が広く研究されてきたが、
これらの粒子は、ほとんどマクローサイズのも
のであつて写真分野では利用できないものであ
つた。ここで平板状粒子とは、それぞれが粒子
の他のいかなる単結晶面よりも実質的に大きな
2つの平行もしくはほぼ平行な結晶面を有する
粒子を指す。平板状粒子のアスペクト比(即
ち、厚さに対する直径の比率)は実質的に1:
1より大きい。高アスペクト比平板状粒子臭化
銀乳剤はクナツク(Cugnac)およびシヤトー
(Chateau)「物理的熟成時の臭化銀結晶の形態
学の進展(イボルーシヨン・オブ・ザ・モルフ
オルジー・オブ・シルバー・ブロマイド・クリ
スタルズ・デユアリング・フイジカル・ライプ
ニング)サイエンス・エ・インダストリエ・フ
オトグラフイー、33巻、No.2(1962)、pp.121−
125に報告されている。 1937年から1950年代にかけてイーストマン・
コダツク社はデユプリタイズド(登録商標)ラ
ジオグラフイーフイルム製品をノー・スクリー
ン・X線コード5133なる名称で販売した。この
製品はフイルム支持体の互いに反対側の主要面
に硫黄増感臭化銀乳剤を塗膜としてもつてい
た。この乳剤はX線に露出する為のものであつ
たから分光増感されなかつた。平板状粒子は平
均アスペクト比約5〜7:1をもつていた。こ
の平板状粒子は粒子の投映面積の50%を越える
部分を占め、投映面積の25%を越える部分を非
平板状粒子が占めていた。これらの乳剤を何回
か複製するうち、何回か複製せるもののうち最
高の平均アスペクト比を持つ乳剤は平均平板状
粒子直径2.5マイクロメートル、平均平板状粒
子厚0.36マイクロメートルおよび平均アスペク
ト比7:1を示した。他の複製品の乳剤はより
厚く、より直径の大きい平板状粒子であつて、
その平均アスペクト比が小さかつた。 平板状粒子臭沃化銀乳剤は写真業界において
知られているけれども、高い平均アスペクト比
を示すものは知られていない。平板状臭沃化銀
粒子はダフイン(Duffin)「写真乳剤化学(フ
オトグラフイク・エマルジヨン・ケミストリ
ー)」フオーカル・プレス、1966、pp.66−72お
よびトリベリ(Trivelli)およびスミス
(Smith)「臭沃化物沈澱系列の構造におよぼす
沃化銀の影響」ザ・フオトグラフイク・ジヤー
ナル、LXXX巻、1940、7月、pp.285−288に
説明されている。トリベリおよびスミスは沃化
物の導入により粒子サイズおよびアスペクト比
両者の顕著な低減を観察している。グトフ
(Gutoff)「ハロゲン化銀写真乳剤の沈澱生成
における核生成および成長速度」、フオトグラ
フイク・サイエンシーズ・アンド・エンジニア
リング、14巻、No.4、1970、7月−8月、
pp.248−257には、連続沈澱装置を用いて単一
ジエツト沈澱生成により調製されるタイプの臭
化銀および臭沃化銀乳剤の調製が報告されてい
る。 ハロゲン化銀の主要部分が平板状粒子形態で
存在する乳剤の調製技法が最近の刊行物に記載
されている。米国特許第4063951号には{100}
立方体面によつて境界が規定され且つアスペク
ト比(エツジ長に基づく)1.5〜7:1を有す
る平板状結晶ハロゲン化銀を形成することが開
示されている。このの平板状粒子は方形および
長方形主要面が{100}結晶面の特性を示した。
米国特許第4067739号には、種晶を形成し、オ
ストワルド熟成により種晶のサイズを増大せし
め、そしてpBr(臭化物イオン濃度の対数の逆
数)を制御しながら再核生成またはオストワル
ド熟成を行なうことなく粒子成長を完了するこ
とによつて大部分が双晶を成す8面体結晶であ
るハロゲン化銀乳剤の調製が説明されている。
米国特許第4150994号、同第4184877号および同
第418478号、英国特許第1570581号並びにドイ
ツ特許公開公報第2905655号および同第2921077
号には少なくとも90モル%が沃化物である種晶
を用いることによつて平坦な双晶8面体状ハロ
ゲン化銀粒子を形成することが教示されてい
る。ここで、特に断わらない限り、ハロゲン化
物の百分率はすべて対応する乳剤、粒子または
粒子領域に存在する銀に基づく。例えば、90モ
ル%の沃化物を含有する臭沃化銀からなる粒子
は10モル%の沃化物を含有している。上述の引
例のいくつかには増大したカバリングパワーを
有する乳剤が報告され、これらが黒白およびカ
ラー両カメラフイルムとして有用であることが
説明されている。米国特許第4063951号には具
体的にアスペクト比の上限が7:1であると報
告されているが、その実施例には非常に低いア
スペクト比即ち2:1が記載されているに過ぎ
ず、本願明細書に記載される7:1アスペクト
比は現実的なものでないと考えられる。繰り返
えされた実施例および発表された顕微鏡写真か
ら見ると、他の上述の引例に見られるアスペク
ト比は7:1より小さい。 特開昭55−142329号公報(公開日:昭和55年
11月6日)には米国特許第4150994号と実質的
に同様な教示がなされていると考えられるが、
沃化銀種粒子の使用に限定されてはいない。さ
らに、この公開公報では、特に、50モル%未満
の塩化物を含有する平板状塩臭化銀粒子の形成
が言及されている。このような乳剤の例は特に
示されていない。但し、記載されている情報か
ら考察するに、この公報の場合には比的に低い
割合の平板状ハロゲン化銀粒子が得られるとい
うこと、そして得られる粒子のアスペクト比は
米国特許第4150994号のそれよりも大ではない
ということが明らかである。 B 複合ハロゲン化銀粒子 独立したハロゲン化銀粒子の奏する利点を単
一のハロゲン化銀粒子構造体において達成する
ために複数のハロゲン化物を結合させるという
やり方はこの技術分野において認識されている
ところであり、また、認められていないけれど
も、この分野において早くから使用されてい
る。 1930年8月12日に発行されたドイツ特許第
505012号は、現像後の色調が緑色であるような
ハロゲン化銀乳剤を形成することを教示してい
る。このことは、沃化カリウム及び塩化ナトリ
ウムを順序に導入することからなる条件下にお
いてハロゲン化銀を沈澱させることによつて達
成することができる。この方法によつて製造さ
れた乳剤を試験すると、非常に小さな沃化銀粒
子(平均直径が実質的に0.1マイクロメートル
未満)が形成されていることが判る。独立した
塩化銀粒子が形成され、また、電子顕微鏡写真
から、塩化銀粒子もまたエピタキシヤル成長に
より沃化銀粒子上に析出せしめられていること
が判る。沃化銀粒子の寸法が増大するにつれ
て、その結果としての所望の緑色の色調から褐
色の色調への色変化が発生する。ドイツ特許第
505012号の教示内容と本質的に重複するものは
フオトグラフイツシエ・インダストリ
(Photographische Industrie),「緑色−及び褐
色現像乳剤(Green−and Brown−
Developing Emulsions)」、第34巻、
pp.764.766及び872,1938年7月8日及び8月
5日刊、に含まれている。 英国特許第1027146号には、複合ハロゲン化
銀粒子を形成する技法が開示されている。ハロ
ゲン化銀のコア又は核粒子を形成し、そして次
に1又は2以上の隣接せるハロゲン化銀乳剤層
を被覆する。かかる複合ハロゲン化銀粒子は、
塩化銀、臭化銀、沃化銀又はその混合物を含有
する。例えば、臭化銀のコアに塩化銀の層又は
臭化銀と沃化銀の混合物の層を被覆することが
でき、さもなければ、塩化銀のコアにそれ上に
沈着せしめられた臭化銀の層を含ませることが
できる。英国特許第1027146号は、臭化銀上に
塩化銀を沈着せしめた場合には臭化銀に対する
分光レスポンスと塩化銀の現像能特性とが得ら
れると教示している。 米国特許第3505068号では、英国特許第
1027146号の教示内容を使用して、比較的に低
い色素像コントラストを達成するために高感度
乳剤層と組み合わせて使用されるべき低感度乳
剤層を調製している。低感度乳剤層において用
いられるハロゲン化銀粒子は、沃化銀又はハロ
ゲン沃化銀からなるコア、そして沃化物を含ま
ずかつ例えば臭化銀、塩化銀又は塩臭化銀から
なるシエルを有している。米国特許第4094684
号は、先端を切つたバイピラミツドの形(ウル
ツ鉱タイプの六方晶系構造)をしている沃化銀
上にエピタキシヤル成長により塩化銀を沈着せ
しめることを開示している。この特許によれ
ば、複合粒子を使用することを通じて、沃化銀
の奏する光吸収特性と塩化銀の奏する現像能特
性との両方をあわせて達成することができる。
米国特許第4142900号は本質的に上記米国特許
と同様であるというものの、エピタキシヤル成
長による沈着の後に常用のハライドコンバージ
ヨン法により塩化銀が臭化銀に変換せしめられ
るという点において相異する。英国特許出願第
2053499A号は米国特許第4142900号に本質的に
同様であるというものの、この英国出願の場
合、沃化銀上での臭化銀のエピタキシヤル成長
が直接的に行なわれる。ヨーロツパ特許出願第
0019917号(公開日:1980年12月10日)は、10
モル%未満の沃化物を含有するハロゲン化銀を
15〜40モル%の沃化物を含有するハロゲン化銀
粒子上にエピタキシヤル成長により沈着せしめ
ることを開示している。 米国特許第3804629号は、物理的に熟成し、
そして洗浄した乳剤にその乳剤の化学的熟成に
先がけて塩化銀乳剤を添加するかもしくは物理
的に熟成し、そして洗浄したハロゲン化銀乳剤
上に塩化銀を沈澱せしめることによつてダス
ト、特に金属ダストの有害な作用に対するハロ
ゲン化銀乳剤層の安定性を改良することができ
るということを開示している。この米国特許
は、このようにして沈着せしめられた塩化銀は
予め形成させておいた臭化銀粒子上に小突起
(hillock)を形成するであろうということもま
た開示している。 ベリー(Berry)及びスキルマン
(Skillman)は、「AgBr微結晶上における表面
構造及びエピタキシヤル成長」、ジヤーナル・
オブ・アプライド・フイジツクス、35巻、No.
7、1964年7月、pp.2165〜2169のなかで、臭
化銀上における塩化銀の成長について開示して
いる。AgBrの8面体はそれらの表面全体にわ
たつて成長物を形成しかつ立方体よりもさらに
大きな反応性を有する。立方体が反応を行なう
ところは、主として、コーナー(角)の部分、
そしてエツジ(縁)の部分である。双晶の平板
状結晶の場合、それらの主結晶面上にランダム
に分布せる成長物を形成し、また、それらのエ
ツジに近い部分の成長のほうが若干進んで行な
われるということが観察されている。さらに加
えて、乳剤の塗膜が屈曲せしめられた後に線状
に配列せしめられた成長物を形成することがあ
り得、また、このことはスリツプバンドの影響
を示している。 C 感度(スピード)、粒状性及び増感 像状露光の間、粒子全体を選択的に現像可能
にならしめるところの潜像中心を極く少量の放
射線の吸収を通じて形成させることができ、ま
た、多くの代替的画像形成方法に較べて異常に
すぐれた感度能力をハロゲン化銀写真に付与す
ることができるか否かということはこの潜像中
心形成の可能性に依存している。 いろいろな化学増感、例えば貴金属(例えば
金)、中間カルコゲン(例えば硫黄及び(又は)
セレン)を使用、そして還元増感が開発されて
おり、また、これらの増感を単独でもしくは組
み合わせて、ハロゲン化銀乳剤の感度を改良す
ることができる。化学増感が最良の水準を越え
ると、カブリ(最小濃度)が急激に増大し、そ
の結果として画像識別力(最大濃度マイナス最
小濃度)が急激に失われ、よつて、感度が比較
的わずかに増大する。最適の化学増感は、特定
の写真利用に対する感度、画像識別力および最
小濃度の間に最良の平衡を保つことである。 通常、ハロゲン化銀乳剤の感度は化学増感に
よつてそれらの固有の感度の分光領域を無視で
きる程度に越えるに過ぎない。ハロゲン化銀乳
剤の感度はメチン色素によつて代表される分光
増感剤を用いることよつて全可視スペクトルに
亘つて増大することができる。分光増感剤の濃
度が最適値まで増大すると乳剤の感度は固有の
感度領域を越えて増大し、そして一般にはその
後急速に衰える(メース(Mess)、セオリー・
オブ・ザ・フオトグラフイツク・プロセス、マ
クミラン、1942、pp.1067−1069参照)。 写真要素に通常見られるハロゲン化銀粒子サ
イズの範囲内においては、最良の増感時に得ら
れる最大感度は粒子サイズの増大に伴なつて直
線的に増大する。粒子を現像可能にするのに必
要な吸収された量子の数は粒子サイズとは実質
的に無関係であるが、所定数の粒子が現像時に
示す濃度はそれらの粒子サイズに直接関係す
る。もし、最大濃度2を得るのが目的であるな
らば、例えば、平均直径0.2マイクロメートル
のものと比較して0.4マイクロメートルの粒子
をより少量用いることが必要である。粒子が少
なければ少ないほど粒子を現像可能とするのに
必要な放射線量は小さくなる。 不都合なことに、より大きな粒子によつて導
びかれる濃度はより少ない位置で高められるた
めに、2点間(point−to−point)の濃度変動
はより大きくなる。2点間の濃度変動の観察者
による知覚は「粒状性」と呼ばれる。2点間の
濃度変動の客観的測定は「粒状度」と呼ばれ
る。粒状度の定量的測定は種々の形態で行なわ
れてきたが、粒状度は最も普通にはRMS(ルー
ト平均平方)粒状度として測定される。RMS
粒状度は、観察ミクロ開孔(例えば24〜48マイ
クロメートル)内の濃度の標準偏差として定義
される。特定の乳剤層に対する最大許容粒状度
(また一般にそ子とも呼ばれるが、ハロゲン化
銀粒子と混同してはならない)が決定される
と、その乳剤に対し実現され得る最大感度もま
た有効に限定される。 ハロゲン化銀乳剤感度の真の改良は、粒状度
を増大せしめることなく感度を増大し、感度を
低減することなく粒状度を低減し、また、感度
と粒状度の両者を同時に改良することである。
このような感度の改良は、一般にかつ簡単に写
真分野において乳剤の感度−粒状度関係の改良
と呼称されている。 第1図に示すグラフは、組成は同一であるが
粒子サイズが異なる5つのハロゲン化銀乳剤
1,2,3,4および5のそれぞれについて同
様な増感処理を施し、同一の塗膜を施し、さら
に同一の処理を行なつたものについて感度−粒
状度関係をプロツトしたものである。個々の乳
剤は最大感度および粒状度において相違する
が、感度−粒状度線Aが示すように乳剤同士の
間に予測可能な直線関係が存在する。線Aに沿
つて存在する全ての乳剤は同一の感度−粒状度
関係を示す。感度における真の改良を示す乳剤
は感度−粒状度線Aの上側に存在する。例え
ば、共通の感度−粒状度線B上に存在する乳剤
6および7は乳剤1〜5のいずれよりも感度−
粒状度関係において優れている。乳剤6は乳剤
1よりも高い感度を示すが、粒状度は高くはな
い。乳剤6は乳剤2と同一の感度を示すが、粒
状度はかなり低い。乳剤7は乳剤2より高い感
度を示すが粒状度は乳剤3より低い。乳剤3の
感度は乳剤7より低い。感度−粒状度線Aの下
側に位置する乳剤8は第1図中の中で最も低い
感度−粒状度関係を示す。乳剤8は上記乳剤の
中では最も高い写真感度を示すが、その感度は
粒状度に非比例的に増大するに過ぎない。 写真技術分野においては、感度−粒状度関係
が重要であるため、感度−粒状度測定を定量化
しかつ一般化するのに非常な努力が払われてき
た。例えばハロゲン化銀粒子サイズのような単
一の特性が相違する一連の乳剤の感度−粒状度
関係を正確に比較するのは通常単純なことであ
る。同様な特性曲線を示す写真製品の感度−粒
状度関係がしばしば比較されている。しかしな
がら、写真要素の不変的な定量的感度−粒状度
比較技術は確立されていない。というのは、他
の写真特性が異なると感度−粒状度の比較には
飛躍的に複雑な判断が必要となるからである。
さらに、銀像を形成する写真要素(例えば黒白
写真要素)の感度−粒状度関係と色素像を形成
する写真要素(例えばカラーおよび発色性写真
要素)の感度−粒状度関係との比較にはハロゲ
ン化銀粒子感度の他に考慮すべき多くの要因が
含まれる。というのは、濃度を生みかつそのた
めに粒状度の要因となる材料の性質および素性
は非常に異なるからである。銀像および色素像
形成における粒状度測定の詳細については、
「粒状性および粒状度の理解(Understanding
Graininess and Granularity)」、コダツク刊
行物No.F−20、改訂11−79(イ−ストマン・コ
ダツク社、ロチエスター、ニユーヨーク14650
発行);ツビツク(Zwick),「粒状度に影響を
及ぼす要因の定量的研究(Quantitative
Studies of Factors Affecting
Granularity)」、フオトグラフイツク・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング、9巻、No.
3、5月−6月、1965;エリクソン(Ericson)
およびマーチヤント(Marchant)、「単分散写
真乳剤のRMS粒状度」、フオトグラフイツク・
サイエンス・アンド・エンジニアリング、16
巻、No.4、7月−8月、1972、pp.253−257;
並びにトラブカ(Trabka)「色素雲に関する
ランダム球モデル」、フオトグラフイツク・サ
イエンス・アンド・エンジニアリング、21巻、
No.4、7月−8月、1977、pp.183−192を参照
されたい。 顕著な銀像形成(黒白)感度−粒状度特性を
有する臭沃化銀乳剤は米国特許第3320069号明
細書に説明されている。この明細書には、沃化
銀がハロゲン化物の好ましくは1〜10モル%を
占めるゼラチン−臭沃化銀乳剤が開示されてい
る。乳剤は硫黄、セレンまたはテルル増感剤で
増感される。この乳剤は、支持体上に銀被覆量
が平方フイート(0.929m2)当り300−1000mgと
なるようにそれを塗布し、インテンシテイ−ス
ケール感度計を用いて露光し、そして20℃(68
〓)においてコダツク現像剤DK−50 (N−
メチルrp−アミノフエノールサルフエートハイ
ドロキノン現像剤)を用いて5分間処理した場
合、log感度280〜400を有し、そしてこのlog感
度から粒状度値を差し引いた残りは180〜220で
ある。硫黄系増感剤と組合わせて金を用いるこ
とが好ましく、また、ハロゲン化沈澱生成の間
にチオシアネートを存在せしめてもよく、ま
た、所望ならば、洗浄前のいかなる時点でもチ
オシアネートをハロゲン化銀に加えてもよい。
ハロゲン化銀沈澱生成の間におけるチオシアネ
ートの使用および増感は米国特許第2221805号、
同第2222264号および同第2642361号に記載され
ている。米国特許第3320069号に記載される乳
剤もまたカラー写真における顕著な感度−粒状
度特性を示す(もつとも色素像粒状度に対する
定量的数値は与えられていないけれども)。 米国特許第3656962号、同第3852066号及び同
第3852067号では、無機結晶質物質をハロゲン
化銀乳剤中に混入することが教示されている。
これらに述べられているところによると、ハロ
ゲン化銀粒子と無機結晶とを物理的に緻密に結
合させることを通じてハロゲン化銀乳剤の光に
対する感度を変えることができる。米国特許第
3140179号は、光学的に増感した乳剤の下方に
主として塩化銀からなりかつその光学増感乳剤
の露光及び現像時に内部に可視像を形成するこ
とのないよな十分に低い感度をもつ乳剤を塗布
することによつてその光学増感乳剤の感度及び
コントラストをさらに高めることができるとい
うことを教示している。米国特許第3152907号
は、低感度の塩化銀乳剤と光学的に増感した塩
化銀又は臭沃化銀乳剤とを配合することによつ
て同様な利点を得ることができるということを
教示している。 英国特許出願第2038792A号は、{100}結晶
面により囲まれかつしたがつてそれらの面が境
界を形づくつている立方体粒子を立方体のコー
ナーの部分で選択的に増感することを教示して
いる。かかる増感は、先ず14面体の臭化銀粒子
を形成することによつて達成することができ
る。これらの粒子は、{100}主結晶面により囲
まれている普通の立方体粒子であるというもの
の、立方体のコーナー部に欠損がある場合、そ
れぞれの場合にその不存在のコーナーに隣接せ
る{111}結晶面を残留する。次いで、塩化銀
をこれらの{111}結晶面上に選択的に沈着さ
せる。得られた粒子をハロゲン化銀コーナー部
で選択的に化学増感することができる。かかる
増感の局部化を通じて感度を改良することがで
きる。複合結晶に関して、もしもそれらの結晶
が塩化銀であつた場合には増感に対して応答
し、また、もしもそれらの結晶が臭化銀であつ
た場合には写真処理中の現像、定着及び洗浄に
対して応答すると、開示されている。英国特許
出願2038792A号のなかでは、{111}結晶面だ
けを有する粒子に対していかに選択部位増感を
適合させ得るかということが教示もされていな
ければ提案もされていない。スズキ及びウエ
ダ、「単分散AgBr乳剤の化学増感のための活
性部位(The Active Sites for Chemical
Sensitization of Monodisperse AgBr
Emulsions)」、1937、SPSE東京シンポジウム
もまた同様な開示をしていると考えられる。但
し、この場合、臭化銀立方体のコーナー上に超
微粒子塩化銀をオストワルド熟成させている。 化学増感時、ハロゲン化銀乳剤の増感部位が
通常粒子表面上に形成され、また、それらの部
位の分布は多かれ少なかれランダムである。粒
子上で特定の配置を行なつたほうが若干有利で
あるような場合であつても、例えば粒子のエツ
ジのところかもしくはその近傍に増感部位をよ
り集中的に配するような場合であつても、それ
らの増感部位はなおもランダムのまゝ互いに離
散して存在するであろう。潜像部位をハロゲン
化銀粒子上に形成させるためには多数の光電子
(photogenerated electron)を捕獲することが
必要であるので、明らかな如く、密に隣接せる
増感部位がそれらの部位が存在するハロゲン化
銀粒子領域において光電子に関して競争するこ
とがあり得、そして、そのために、かかる競争
の不存在において、さもなければ達成すること
ができるような最大レベルまでハロゲン化銀粒
子の感度を高めることができない。 (3) 発明の開示 本発明の目的は、分散媒とハロゲン化銀粒子と
からなる、高められた感度を具えている平板状粒
子ハロゲン化銀乳剤を提供することにある。 この目的は、本発明によれば、分散媒とハロゲ
ン化銀粒子とからなる平板状粒子ハロゲン化銀乳
剤であつて、 前記ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少なくと
も50%が、厚さが0.5マイクロメートル未満、直
径が最低0.6マイクロメートル、そして平均アス
ペクト比が8:1より大である平板状ハロゲン化
銀粒子によつて占められており、 前記平板状ハロゲン化銀粒子が対向せる平行
{111}主結晶面を有しており、そして 前記平板状粒子を形成する前記ハロゲン化銀と
組成を異にする銀塩が前記平板状粒子の縁部に配
されていることを特徴とする平板状粒子ハロゲン
化銀乳剤によつて達成することができる。 さらに、本発明によれば、分散媒とハロゲン化
銀粒子とからなる平板状粒子ハロゲン化銀乳剤で
あつて、 前記ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少なくと
も50%が、厚さが0.5マイクロメートル未満、直
径が最低0.6マイクロメートル、そして平均アス
ペクト比が8:1より大である平板状ハロゲン化
銀粒子によつて占められており、 前記平板状ハロゲン化銀粒子が対向せる平行
{111}主結晶面を有しており、そして 感度改良剤を含有する銀塩が前記平板状粒子の
縁部に配されていることを特徴とする平板状ハロ
ゲン化銀乳剤も提供される。 さらにまた、本発明によれば、分散媒と臭沃化
銀粒子とからなる平板状ハロゲン化銀乳剤であつ
て、 前記臭沃化銀粒子の全投映面積の少なくとも50
%が、厚さが0.5マイクロメートル未満、直径が
最低0.6マイクロメートル、そして平均アスペク
ト比が8:1より大である平板状臭沃化銀粒子に
よつて占められており、 前記平板状臭沃化銀粒子が対向せる平行{111}
主結晶面を有しており、 前記平板状臭沃化銀粒子がその中心領域におい
て5モル%未満の沃化物を、かつ前記中心領域を
取り囲んで横方向に延在せる環状領域において最
低8モル%の沃化物を、含有しており、そして 前記中心領域を形成する前記臭沃化銀と組成を
異にする銀塩が前記平板状粒子の前記中心領域に
より形成される前記の対向せる平行主結晶面の部
分上に配されておりかつその部分に配置が制限さ
れていることを特徴とする平板状ハロゲン化銀乳
剤も提供される。 D 平板状粒子乳剤及びそれらの調製 本発明の平板状粒子は対向せる平行もしくは
ほぼ平行な{111}主結晶面により囲まれてお
り、また、これらの粒子は、一般的に、六方晶
系もしくは三角形の形状を有している。本発明
に係る平板状ハロゲン化銀粒子の対向せる主結
晶面は平行である。用語「平行な」とは、それ
を本願明細書において用いた場合、10000倍の
直接的又は間接的視覚検査において平行に見え
る複数の表面を包含することを意図している。
用語「高アスペクト比」は、それを本発明のハ
ロゲン化銀乳剤に適用した場合、0.5マイクロ
メートル未満の厚さ及び最低0.6マイクロメー
トルの直径を有するハロゲン化銀粒子は平均ア
スペクト比が8:1よりも大でありかつハロゲ
ン化銀粒子の全投映面積の最低50%を占めるこ
とが必要であるということをもつて、ここにお
いて定義することができる。 本発明に係る高アスペクト比平板状粒子ハロ
ゲン化銀乳剤の好ましいものは、0.3マイクロ
メートル未満(好ましくは0.2マイクロメート
ル未満)の厚さ及び少なくとも0.6マイクロメ
ートルの直径を有するハロゲン化銀粒子が少な
くとも12:1、好ましくは少なくとも20:1の
平均アスペクト比を有するような乳剤である。
上記した厚さ及び直径基準を満たすこれらのハ
ロゲン化銀粒子は、本発明の好ましい形態で
は、ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少なくと
も70%、そして好ましくは少なくとも90%を占
有する。 投映面積の所定百分率を占める平板状粒子の
厚さが薄くなればなる程乳剤の平均アスペクト
比は高くなることが理解される。通常、平板状
粒子の平均厚さは少なくとも0.03マイクロメー
トル、好ましくは少なくとも0.05マイクロメー
トルである(もつとも、例えば0.01マイクロメ
ートルのようなより薄い平板状粒子も基本的に
使用可能ではあるが)。特定の用途を満足させ
るために平板状粒子の厚さを増大し得るという
ことが認められる。例えば、画像転写フイルム
ユニツトの場合、0.5マイクロメートルまでの
平均厚さを有する平板状粒子が有用である。
0.5マイクロメートルまでの平均粒子厚につい
ては、以下、青色光の記録のところでもまた説
明する。しかしながら、粒子の直径を過度に大
きくしないで高アスペクト比を達成するため、
本発明に係る乳剤の平板状粒子は0.3マイクロ
メートル未満の平均厚さを有するであろう。こ
こに報告されているような平板状粒子の厚さは
ホスト粒子の厚さをベースとしており、そし
て、以下に詳細に記載するけれども、銀塩のエ
ピタキシヤル成長による沈着に帰すところの厚
さの増加を包含していない。 本発明に係るハロゲン化銀乳剤の上述の粒子
特性は当業者に周知の手法により容易に確かめ
ることができる。この明細書において用いる用
語「アスペクト比」とは、粒子の厚さに対する
直径の比を示す。粒子の「直径」とは、乳剤試
料を顕微鏡(または電子顕微鏡)写真で観察し
た時粒子の投映面積と等しい面積を有する円の
直径を指すものとする。乳剤試料の陰影のある
電子顕微鏡写真からそれぞれの平板状粒子の厚
さ及び直径を測定することができ、そして厚さ
0.5マイクロメートル未満(好ましくは0.3マイ
クロメートル未満)及び直径少なくとも0.6マ
イクロメートルを有する平板状粒子を同定する
ことができる。このようにして測定せる直径と
厚さとから、それぞれのかかる平板状粒子のア
スペクト比を計算することができ、そして、厚
さ0.5マイクロメートル(0.3マイクロメート
ル)未満および直径少なくとも0.6マイクロメ
ートルという基準を満足する試料中の全ての粒
子のアスペクト比を平均化してそれらの平均ア
スペクト比を得ることができる。このことから
明らかなように、、平均アスペクト比とは、
個々の平板状粒子のアスペクト比の平均であ
る。実際には、通常、厚さ0.5マイクロメート
ル(0.3マイクロメートル)未満及び直径少な
くとも0.6マイクロメートルを有する平板状粒
子の平均厚さ及び平均直径を求め、そしてこれ
ら2つの平均値の比を計算して平均アスペクト
比を求めるのが簡便である。平均アスペクト比
を決定するのに個々のアスペクト比の平均値を
使用しても、また厚さ及び直径の平均値を使用
しても、可能な粒子測定の許容範囲内でありさ
えすれば、得られる平均アスペクト比は実質上
差がない。厚さ及び直径基準を満足するハロゲ
ン化銀粒子の投映面積を合計し、また、顕微鏡
写真中の残りのハロゲン化銀粒子の投映面積を
別に合計し、そして、これら2つの合計値か
ら、厚さおよび直径基準を満足する平板状粒子
がハロゲン化銀粒子の全投映面積に占める百分
率を算出することができる。 上述の決定において、0.5マイクロメートル
未満(好ましくは0.3マイクロメートル未満)
の標準平板状粒子厚を、本発明において可能な
非常に薄い平板状粒子を写真特性に劣るより厚
い平板状粒子と区別するために、選定した。標
準粒子直径として0.6マイクロメートルを選ん
だ。というのは、直径がより小さいと顕微鏡写
真で平板状粒子と非平板状粒子とを必ずしも区
別できないからである。用語「投映面積(プロ
ジエクテツド・エ−リア)」は当業界で広く使
われている用語「投映面積(プロジエクシヨ
ン・エ−リアまたはプロジエクテイブ・エーリ
ア)」と同じ意味で用いられている。この用語
については例えばジエムス(James)及びヒギ
ンス(Higgins)「写真理論の基礎
(Fundamentals of Photographic Theory)」
モルガン・アンド・モルガン・ニユーヨーク.
p.15を参照されたい。 高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剤は以
下に述べるような沈澱法により調製することが
できる:有効な撹拌機構を備えた常用のハロゲ
ン化銀沈澱用反応容器中に分散媒を入れる。通
常、最初の段階で反応容器中に入れる分散媒の
量は粒子沈澱の最終段階で臭沃化銀乳剤中に存
在する分散媒の量の少なくとも約10重量%、好
ましくは20〜80重量%である(分散媒の全重量
を基準とする)。ベルギー特許第866645号(フ
ランス特許第2471620号に対応する)に教示さ
れる如く、分散媒は臭沃化銀粒子沈澱過程で限
外過によつて反応容器から除去することがで
きるので、最初に反応容器中に存在せしめる分
散媒の容量は最終粒子沈澱段階で反応容器中に
存在する臭沃化銀乳剤の量と等量又はそれ以上
にさえすることができる。反応容器中に最初に
入れる分散媒としては、好ましくは水又は解膠
剤の水分散液であつて、この分散媒は必要に応
じてその他の成分、例えば1種類もしくはそれ
以上のハロゲン化銀熟成剤および(又は)後で
詳述する金属ドープ剤を含有する。解膠剤を最
初に存在せしめる場合、臭沃化銀沈澱の最終段
階で存在する解膠剤の全量の少なくとも10%、
特に好ましくは少なくとも20%の濃度でそれを
使用することが好ましい。銀およびハロゲン化
物塩と共に反応容器に追加の分散媒を加える
が、これは別のジエツトから導入することもで
きる。一般には、特に解膠剤の割合を増大する
ために、ハロゲン化物塩の導入を完了した後に
分散媒の割合を調節する。 臭沃化銀粒子の形成に用いる臭化物塩の少割
合、通常10重量%未満を最初に反応容器中に存
在せしめて、臭沃化銀沈澱の開始時における分
散媒中の臭化物イオン濃度を調節する。また、
反応容器中の分散媒は当初は沃化物イオンを含
まない。というのは、銀と臭化物塩を同時に加
える前に沃化物イオンを存在させるると、厚く
て非平板状の粒子が生成し易いからである。反
応容器の内容物に関しここで用いる用語「実質
的に沃化物イオンを含まない」とは、臭化物イ
オンと比較して、沃化物イオンが別の沃化銀相
として沈澱を生成するには不十分な量でしか存
在しないことを意味する。銀塩を導入する前の
反応容器中における沃化物濃度は存在するハロ
ゲン化物イオンの濃度の合計の0.5モル%未満
に維持することが望ましい。分散媒のpBrが当
初高過ぎると生成する平板状臭沃化銀粒子は比
較的厚く、そしてそのためにアスペクト比の低
いものとなる。反応容器中のpBrを当初1.6又
はそれ未満、好ましくは1.5以下に維持するこ
とができる。他方、pBrが低過ぎると、非平板
状臭沃化銀粒子が生成し易い。それ故、反応容
器のpBrを0.6又はそれ以上、好ましくは1.1以
上に維持することができる。ここで用いられる
pBrは臭化物イオン濃度の負の対数として定義
される。PH及びpAgもまたそれぞれ水素及び銀
イオン濃度について同様に定義される。 沈澱を生成せしめる間、臭沃化銀粒子の沈澱
生成に周知の技法に従つて銀、臭化物及び沃化
物塩を反応容器に加える。通常、臭化物及び沃
化物塩の導入と同時に、例えば硝酸銀のような
可溶性銀塩の水溶液を反応容器に導入する。ま
た、臭化物及び沃化物塩は、通常、1種類もし
くはそれ以上の可溶性のアンモニウム、アルカ
リ金属(例えば、ナトリウム又はカリウム)ま
たはアルカリ土類金属(例えば、マグネシウム
又はカルシウム)のハロゲン化物塩の水溶液の
ような塩水溶液として導入する。銀塩は少なく
とも当初は沃化物塩とは別に反応容器中に導入
する。沃化物及び臭化物塩は反応容器中に別々
に加えてもよいし混合物として導入してもよ
い。 銀塩を反応容器中に導入すると、粒子形成の
核生成段階が開始される。銀、臭化物及び沃化
物塩の導入を続けると、臭化銀及び沃化銀の沈
澱生成部位として役立つ粒子核の母集団が形成
される。存在する粒子核上への臭化銀及び沃化
銀の沈澱生成は粒子形成の成長段階を構成す
る。本発明に従つて形成される平板状粒子のア
スペクト比は核生成段階として成長段階では沃
化物及び臭化物濃度の影響を受けることが少な
い。それ故、銀、臭化物及び沃化物塩を同時に
導入する段階におけるpBrの許容範囲を成長段
階の間に0.6以上、好ましくは約0.6〜2.2の範
囲、より好ましくは約0.8〜約1.6の範囲に増大
することができる。もちろん、銀及びハロゲン
化物塩の導入過程における反応容器内のpBrを
銀塩導入前の前記した期限度内におさえて保持
することが可能でありかつ事実そうすることが
有利である。このことは、高度に多分散せる乳
剤を調製する場合のように銀、臭化物及び沃化
物塩を導入する間ずつと粒子核生成が実質的に
ある速度で持続する場合に特に有利である。
pBr値を平板状粒子成長段階において2.2以上
に増大せしめると、得られる粒子の厚さが増大
するが、依然平均アスペクト比が8:1より大
なる粒子が得られるため、多くの場合許容する
ことができる。 銀、臭化物及び沃化物塩を水溶液として導入
することに代えて、銀、臭化物及び沃化物塩を
分散媒に懸濁せる微細なハロゲン化銀粒子の形
態で初期の段階又は成長段階で導入することが
できる。粒子サイズは、粒子を反応容器中に導
入した時に、もしもより大きな粒子核が存在し
ているならばそのような粒子核上へ容易にオス
ワルド熟成するような程度である。有用な最大
粒子サイズは、反応容器内の特定の条件、例え
ば温度並びに可溶化剤及び熟成剤の存在に依存
するであろう。臭化銀、沃化銀及び(又は)臭
沃化銀粒子を導入することができる。臭化物及
び(又は)沃化物は塩化物に優先して沈澱する
ので、塩臭化銀および塩臭沃化銀粒子を用いる
こともできる。ハロゲン化銀粒子は、非常に微
細な、例えば平均直径が0.1マイクロメートル
未満のものであることが好ましい。 上述のpBr条件が満足されることを条件とし
て、銀、臭化物及び沃化物塩の導入濃度および
速度は従来慣用される有利なものであつてよ
い。銀及びハロゲン化物塩をリツトル当り0.1
〜5モルの濃度で導入することが好ましいが、
従来から常用されるより広い濃度範囲、例え
ば、リツトル当り0.01モルから飽和度までの範
囲を採用可能である。特に好ましい沈澱生成法
は、操業の間における銀及びハロゲン化物塩の
導入速度を増大せしめることによつて沈澱生成
時間の短縮を計るようなものである。銀及びハ
ロゲン化物塩の導入速度は、分散媒並びに銀及
びハロゲン化物塩を導入する速度を増大するこ
とによつて、または導入される分散媒中の銀及
びハロゲン化物塩の濃度を増大することによつ
て、増大せしめることができる。銀及びハロゲ
ン化物塩の導入速度を増大せしめることが有利
であるが、米国特許第3650757号、同第3672900
号及び同第4242445号、ドイツ特許出願公開公
報第2107118号、ヨーロツパ特許出願第
80102242号、そしてウエイ(Wey)「ゼラチン
溶液中におけるAgBr結晶の成長機構
(Growth Mechanism of AgBr Crystals in
Gelatin Solution)」Photographic Science
and Engineering.Vol.21.No.1,1977年1月−
2月,p.14以降に教示されるように、新しい粒
子核の生成が起こり易い限界値以下に導入速度
を保持する(即ち、再核生成を回避するため
に)ことが特に有利である。約30%未満の変動
係数を有する乳剤を調製することができる。
(ここで用いる変動係数とは、粒子直径の標準
偏差を平均粒子直径で割つた値の100倍を意味
する。)沈澱の成長段階の過程で意図的に再核
生成を行わせることによつて、もちろん、実質
的により高い変動係数を有する多分散乳剤を調
製することができる。 本発明に係る臭沃化銀乳剤中の沃化物濃度は
沃化物塩の導入によつてコントロールすること
ができる。いかなる常用される沃化物濃度を採
用することもできる。たとえごく僅かな沃化物
量、例えば0.05モル%という低い値であつても
この技術分野では有用であると認められる。本
発明の乳剤は、それらの好ましい形態におい
て、少なくとも0.1モル%の沃化物を含む。粒
子生成温度における臭化銀中の溶解限界までの
沃化銀を平板状臭沃化銀粒子中に導入すること
ができる。従つて、沈澱生成温度90℃において
平板状臭沃化銀粒子中に沃化銀を約40モル%ま
での濃度で存在せしめることができる。実際
に、沈澱生成温度を、ほぼ常温、例えば約30℃
まで低下せしめることができる。一般に、沈澱
生成を40〜80℃の温度範囲で行うことが望まし
い。大抵の写真用途分野では、最大沃化物濃度
を約20モル%と制限することが望ましい。最良
の沃化物濃度は約15モル%までである。 沈澱生成過程で反応容器中に導入される沃化
物及び臭化物塩の相対的割合を一定の比率に保
持して平板状沃化銀粒子中に実質的に一様な沃
化物プロフイール(分布)を形成することもで
きるし、また、上記相対的割合を変えていろい
ろな写真効果をもたらすこともできる。高アス
ペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剤の環状領域に
おける沃化物の割合をそれら平板状粒子の中心
領域と比較して増大せしめると、特定の写真特
性上の利点がもたらされる。平板状粒子の中心
領域における沃化物濃度は0〜5モル%の範囲
で変えることができ、また、横方向を取巻く環
状領域における沃化物濃度はそれよりも少なく
とも1モル%高い値から臭化銀中における沃化
銀の溶解度限界まで、好ましくは約20モル%ま
で、最適には約15モル%までの範囲で変えるこ
とができる。本発明に係る平板状臭沃化銀粒子
は、実質的に均一であるかもしくは徐々に変化
せる沃化物、濃度プロフイールを有することが
でき、また、沃化物濃度の勾配を所望の如くコ
ントロールして平板状臭沃化銀粒子の内部にお
ける沃化物濃度を高くするか又はそれらの粒子
の外表面もしくはその近傍における沃化物濃度
を高くすることができる。 中性又は非アンモニア性乳剤を調製する上述
の方法を参照して高アスペクト比平板状粒子臭
沃化銀乳剤の調製法を説明したけれども、本発
明に係る乳剤及びそれらのユーテイリイテイは
特定の調製方法によつて制限を受けるものでは
ない。別の1方法に従うと、ハロゲン化銀種粒
子を最初に反応容器中に存在させる。反応容器
中における沃化銀濃度はリツトル当り0.05モル
未満まで低減せしめられ、また、反応容器中に
最初に存在せしめる沃化銀粒子の最大サイズは
0.05マイクロメートル未満に低減せしめられ
る。 沃化物を含まない高アスペクト比平板状粒子
臭化銀乳剤は先に詳細に述べた方法を沃化物を
含まないように改変した方法によつて調製する
ことができる。高アスペクト比平板状粒子臭化
銀乳剤はまた、先に引用せるクナツク及びシヤ
トーに基づく方法によつて調製することもでき
る。沃化物を含まない高アスペクト比平板状粒
子臭化銀乳剤を調製するさらに他の方法は後記
実施例で説明する。 本発明の実施に用いることができる高アスペ
クト比平板状粒子ハロゲン化銀乳剤の多様性を
さらに、臭化銀と沃化銀の両者を実質的に内部
に含まない平板状塩化銀粒子の調製方法につい
て説明する。この調製においては、分散媒を含
む反応容器中にアンモニアの存在下に塩化物と
銀塩の両者を同時に導入するダブルジエツト沈
澱法を用いる。塩化物塩を導入する間、分散媒
中のpAgを6.5〜10の範囲に維持し、そしてPH
を8〜10の範囲に維持する。より高い温度にお
いてアンモニアを存在せしめると、厚い粒子が
生成する傾向がある。それ故、高アスペクト比
平板状粒子塩化銀乳剤を調製する場合沈澱生成
温度は60℃までが限度である。 {111}結晶平面に対向結晶面を有しかつ、
1つの好ましい形態において、主要表面の1つ
の面中にある<211>結晶ベクトルに平行な少
なくとも1つの辺を有している、少なくとも50
モル%の塩化物を含む平板状粒子を調製するこ
ともまた可能である。このような平板状粒子乳
剤は、晶癖変更量のアミノアザインデンとチオ
エーテル結合含有解膠剤との存在下に銀塩水溶
液と塩化物含有ハロゲン化物塩の水溶液とを反
応させることにより調製することができる。 少なくとも粒子の環状領域及び好ましくは粒
子全体にわたつて塩化物及び臭化物を含有する
ハロゲン化銀粒子からなる平板状粒子乳剤もま
た調製可能である。塩化銀及び臭化銀を含有す
る平板状粒子領域は、銀、塩化物、臭化物、そ
して必要に応じて沃化物の各塩を反応容器中に
導入する過程で塩化物及び臭化物イオンのモル
比を1.6:1〜約260:1の範囲に維持しかつ反
応容器中におけるハロゲン化物イオンの合計濃
度を0.10〜0.90規定の範囲に維持することによ
り形成される。平板状粒子における臭化物に対
する塩化物のモル比は1:99〜2:3の範囲で
変えることができる。 本発明の実施において有用な高アスペクト比
平板状粒子乳剤は極めて高い平均アスペクト比
を有することができる。平均粒子直径(粒径)
を高めることによつて平板状粒子の平均アスペ
クト比を高めることができる。このようにして
鮮鋭度についての利点を得ることができる。但
し、最大の平均粒子直径は、一般に、特定の写
真用途について課されている粒状度要件によつ
て制限されている。平板状粒子の平均アスペク
ト比は、さらに、又は、選択的に、平均粒子厚
さを下げることによつて高めることができる。
銀被覆量を一定に保持する場合、通常、平板状
粒子の厚さを下げることによつて粒状度を改良
することができる。かかる粒状度の改良は、ア
スペクト比増加の直接的な関数として達成する
ことができる。したがつて、本発明に係る平板
状粒子乳剤の最大平均アスペクト比は、特定の
室真用途について許容し得る最大平均粒子直径
の関数、そして製造することのできるもののな
かで達成可能な最小の平板状粒子厚さの関数で
ある。用いられる沈澱生成法や平板状粒子ハロ
ゲン化物組成物に依存して最大平均アスペクト
比が変化するということが判明した。写真学的
に有用な平均粒子直径をもつた平板状粒子の場
合、観察されたなかでも最高の平均アスペクト
比である500:1を臭化銀粒子のオストワルド
熟成調製法によつて達成することができ、ま
た、100:1,200:1又はそれよりもさらに高
いアスペクト比をダブルジエツト沈澱法によつ
て達成可能であつた。沃化物が存在している
と、通常、具現される最大平均アスペクト比が
低下せしめられる。しかしながら、平均アスペ
クト比が100:1であるかもしくは200:1であ
るかもしくはそれよりもさらに大であるような
臭沃化銀平板状粒子乳剤の調製もまた実施可能
である。任意に臭化物及び(又は)沃化物を含
有する塩化銀平板状粒子の場合、50:1又はさ
らに100:1のような大きさをもつ平均アスペ
クト比を達成することができる。改質化合物を
平板状粒子の沈澱過程で存在せしめることがで
きる。このような化合物は、反応容器中に最初
に存在せしめてもよいし、また、常法に従つ
て、1種類もしくはそれ以上の塩を加えると共
に添加することもできる。米国特許第1195432
号、同第1951933号、同第2448060号、同第
2628167号、同第2950972号、同第3488709号、
同第3737313号、同第3772031号及び同第
4269927号、そしてResearch Disclosure
Vol.134,1975年6月、Item 13452に記載され
るように、例えば銅、タリウム、鉛、ビスマ
ス、カドミウム、亜鉛、中間カルコゲン(即
ち、硫黄、セレン及びテルル)、金、そして第
属貴金属の化合物のような改質化合物をハロ
ゲン化銀沈澱生成過程で存在させることができ
る。 Research Disclosure及びその前身(旧版)
であるProduct Licensing Indexは、英国、
PO9−1EF、ハンプシヤー・ハーバード、ホー
ムウエルに所在するインダストリアル・オポチ
ユニテイーズ・リミテイツド(Industrial
Opportunities Ltd.)の刊行物である。平板状
粒子は、モイザー(Moiser)等、Journal of
Photographic Science,Vol.25,1977年,
pp.19−27に記載されるように、沈澱生成過程
において内部的に還元増感することができる。 それぞれの銀塩及びハロゲン化物塩は、米国
特許第3821002号及び同第3031304号、そしてク
レーズ(Claes)等、Photographische
Korrespondenz,Band 102,Number10,
1967年、P.162に記載されるように、供給速度
を調製しかつ反応容器内容物のPH,pBr及び
(又は)pAgを調節するのを維持するために供
給装置を利用してかもしくは重量供給を利用し
て、表面もしくは表面下供給管を通じて反応容
器に加えることができる。反応容器中に反応成
分を急速に分配するために、米国特許第
2996287号、同第3342605号、同第3415650号、
同第3785777号、同第4147551号及び同第
4171224号、英国特許出願第2022431A号、ドイ
ツ特許出願公開公報第2555364号及び同第
2556885号並びにResearch Disclosure,Vol,
166,1978年2月,Item 16662に記載されるよ
うに特別に構成された混合装置を用いることが
できる。 平板状粒子乳剤の調製において分散媒は反応
容器中に最初に入れておく。好ましい形態にお
いて分散媒は解膠剤の水性分散液からなる。反
応容器中の乳剤成分全重量に基づいて0.2〜約
10重量%の解膠剤濃度を採用することができ
る。ハロゲン化銀の形成を行なう前及びその間
に反応容器中における解膠剤濃度を全重量に基
づき約6%未満に維持し、そして最適の塗布特
性が得られるように、後から補助的なビヒクル
を加えることによつて乳剤ビヒクル濃度を高濃
度に調節するのが一般的な方法である。最初に
形成される乳剤にハロゲン化銀1モル当り約5
〜50gの解膠剤、好ましくは約10〜30gの解膠
剤を含ませることができる。追加のビヒクルを
後から加えることによつてその濃度をハロゲン
化銀1モル当り1000gという高い値にまで高め
ることができる。好ましくは、仕上げの済んだ
乳剤中のビヒクルの濃度はハロゲン化銀1モル
当り50gよりも大である。写真要素の製造時に
おいて塗布及び乾燥を行う際、乳剤層の約30〜
70重量%をビヒクルが占めることが好ましい。 ビヒクル(バインダ及び解膠剤の両者を含
む)はハロゲン化銀乳剤に常用されるものの中
から選ぶことができる。好ましい解膠剤は親水
性コロイドであつて、これらは単独でもまた疎
水性物質と組合わせて用いることもできる。適
当な親水性物質には、蛋白質、蛋白質誘導体、
例えばセルロースエステルのようなセルロース
誘導体、例えばアルカリ処理ゼラチン(牛骨ま
たは皮ゼラチン)又は酸処理ゼラチン(豚皮ゼ
ラチン)のようなゼラチン、そして例えばアセ
チル化ゼラチン及びフタル化ゼラチンのような
ゼラチン誘導体の如き物質が含まれる。これら
のビヒクル及びその他のビヒクルは、
Research Disclosure,Vol.176,1978年12月,
Item 17643,Sectionに記載されている。特
に親水性コロイドを含むビヒクル物質並びにこ
れらの物質と共に用いた時に有用である疎水性
物質は、本発明に係る写真要素の乳剤層中のみ
ならず、例えばオーバーコート層、中間層及び
乳剤層下に位置する層のようなその他の層中に
配合することができる。 本発明によるハロゲン化銀乳剤の調製過程で
粒子の熟成が起こり得る。粒子の熟成は、少な
くとも臭沃化銀粒子の生成過程において反応容
器中で起こることが望ましい。熟成を促進する
のに既知のハロゲン化銀溶剤が有用である。例
えば、熟成を促進するため、過剰量の臭化物イ
オンを反応容器中に存在せしめることが知られ
ている。それ故、臭化物塩溶液を反応容器中に
注加するだけで熟成を促進し得ることは明らか
である。その他の熟成剤を用いることもできる
し、また、銀及びハロゲン化物塩を添加する前
にこれらの熟成剤を反応容器内の分散媒中に全
量を配合しておくこともできるし、また、1種
類もしくはそれ以上のハロゲン化物塩、銀塩又
は解膠剤と共に反応容器中に導入することもで
きる。さらに別の変形態様として、ハロゲン化
物塩及び銀塩を添加する段階で熟成剤を独立し
て導入することもできる。アンモニアは既知の
熟成剤であるけれども、最高に実現可能な感度
−粒状度関係を呈示する本発明の乳剤に用いる
熟成剤としては好ましくはない。 好ましい熟成剤のなかには硫黄を含むものが
ある。チオシアネ−ト塩、例えばアルカリ金属
チオシアネ−ト塩、特にナトリウム及びカリウ
ムチオシアネ−ト塩、そしてアンモニウムチオ
シアネ−ト塩を用いることができる。チオシア
ネ−ト塩の導入量は常用される量でよいけれど
も、その好ましい濃度は一般にハロゲン化銀1
モル当り約0.1〜20gの範囲である。チオシアネ
−ト熟成剤を用いることは米国特許第2222264
号、同第2448534号及び同第3320069号に従来の
代表的な教示が見られる。さもなければ、例え
ば米国特許第3271157号、同第3574628号及び同
第3737313号に開示されるような常用されるチ
オエーテル熟成剤を用いることもできる。 本発明に係る高アスペクト比平板状粒子乳剤
は好ましくは洗浄して可溶性塩類を除去する。
可溶性類の除去は、Research Disclosure,
Vol,1176,1978年12月、Item17643,Section
に説明されるように、デカンテーシヨン、
過、及び(又は)冷却沈降及び浸出のようなよ
く知られた技法によつて行うことができる。使
用に先立つて、増感剤を含むかもしくは含まな
い乳剤を乾燥し、そして貯蔵する。本発明にお
いては、平板状粒子の厚さの増大、アスペクト
比の低下及び(又は)直径の過度の増大を回避
するために、沈澱生成が完了した後で平板状粒
子の熟成を終了する際に洗浄を行なうことが特
に有利である。 上述の平板状ハロゲン化銀粒子調製方法に従
えば、平板状粒子が全ハロゲン化銀粒子集団の
合計投映面積の少なくとも50%を占めるような
高アスペクト比平板状粒子乳剤を調製すること
ができるが、そのような平板状粒子の存在割合
を増大することによつてより大きな利点が達成
されることが認められる。平板状ハロゲン化銀
粒子が全投映面積の少なくとも70%(最適には
少なくとも90%)を占めることが好ましい。少
量の非平板状粒子が存在していても多くの写真
用途分野では全く問題が起こらないけれども、
平板状粒子の奏するすべての利点を得るため
に、平板状粒子の割合を増大することができ
る。より大きな平板状ハロゲン化銀粒子は、常
用される分離技術、例えば、遠心分離またはハ
イドロサイクロンを用いて、混合された粒子集
団中の小さな非平板状粒子から分離することが
できる。ハイドロサイクロンによる分離は米国
特許第3326641号に教示されている。 E コントロールされた局部エピタキシー及び増
感 アスペクト比の決定に関して先に示した厚さ
及び直径基準を満足する平板状粒子が増感部位
を有しておりかつこれらの部位が粒子に関して
選ばれた配向(オリエンテーシヨン)をもつて
いるということは本発明の1つのユニークな特
徴である。好ましい1形態において、平板状粒
子はそれらの粒上にエピタキシヤル成長により
付着せしめられた少くとも1種類の銀塩を有し
ている。すなわち、銀塩は配向をもつ結晶の形
をしており、また、その配向は結晶基板(これ
上で銀塩が成長する)を形成する平板状ハロゲ
ン化銀粒子によつてコントロールされている。
さらに、銀塩のエピタキシーは、実質的に、選
ばれた表面部位(局部)に限定されている。銀
塩のエピタキシーは、さまざまな形態をもつた
本発明の場合、平板状粒子のそれぞれの主結晶
面の中心領域、それぞれの主結晶面の環状領域
及び(又は)主結晶面のエツジにおける周辺領
域に実質的に限定することができる。さらにも
う1つの好ましい形態の場合、銀塩のエピタキ
シーを平板状粒子のコーナーあるいはその近傍
に存する領域に実質的に限定することができ
る。上記したような領域の組み合わせもまた可
能である。例えば、平板状粒子の中心領域に限
定されたエピタキシーを平板状粒子のコーナー
におけるかもしくはそれらの粒子のエツジにそ
つたエピタキシーと組み合わせて成長を行なわ
せることができる。これらの態様のそれぞれに
共通した特徴は、銀塩エピタキシーを選ばれた
部位に限定することにによつてそのエピタキシ
ーをコントロールし、よつて、平板状ハロゲン
化銀粒子の{111}主結晶面の少なくとも一部
から銀塩エピタキシーを実質的に排除するとい
うことである。 非常に予想外のことではあつたが、エピタキ
シヤル成長による付着を平板状粒子上の選ばれ
た領域に限定した場合、先に引用したベリー及
びスキルマン「AgBr微結晶上における表面構
造及びエピタキシヤル成長」、ジヤール・オ
ブ・アプライド・フイジツクス,35巻,No.7、
1964年7月,pp,2165〜2169に記載されるよ
うに平板状粒子の主要面上全体にわたつて銀塩
をランダムにエピタキシヤル成長させた場合に
比較して感度の改良を達成し得るということが
見い出された。銀塩のエピタキシーを選ばられ
増感部位に限定して主結晶面の少なくとも一部
がエピタキシヤル成長による付着銀塩を実質的
に含まないようにするわけであるが、その場合
のエピタキシーの限定の程度は、本発明の範囲
を逸脱するものでない限り、広い範囲にわたつ
て変更することが可能である。一般に、主結晶
面のエピタキシヤル成長の付着量が低下するに
つれて感度のより大きな増大が具現される。エ
ピタキシヤル成長により付着せしめられる銀塩
を平板状粒子の主結晶面の面積の2分の1未
満、好ましくは25%未満に、そして例えばコー
ナーでのエピタキシヤル成長による銀塩の付着
のような特定の形態の場合、特に好ましくは平
板状粒子の主結晶面の面積の10%未満もしくは
さらに5%未満に制限することが可能である。
ある態様では、エピタキシヤル成長による銀塩
の付着が平板状粒子のエツジ表面上で始まると
いうことが観察された。したがつて、エピタキ
シーが制限されるような場所では、もしもそれ
が行なわれない時、選ばれたエツジ増感部位に
エピタキシーが限定され、そして主結晶面にお
けるエピタキシーが有効に排除される。 平板状ハロゲン化銀のホスト(言わば宿主)
粒子上に増感部位を作るため、エピタキシヤル
成長により付着させた銀塩を使用することがで
きる。エピタキシヤル成長による付着の部位を
コントロールすることを通じて、平板状ホスト
粒子の選択的局部増感を達成することが可能で
ある。「規則的な」とは、増感部位が予測可能
な秩序のある関係を平板状粒子の主結晶面に対
して、そして、好ましくは相互に、保有してい
ることを意味している。エピタキシヤル成長に
よる銀塩の付着を平板状粒子の主結晶面に関し
てコントロールすることにより、増感部位の数
及び横方向の間隔を両方をコントロールするこ
とが可能である。 一部の場合では、ハロゲン化銀粒子が感度を
有している放射線にそれらのハロゲン化銀粒子
を暴露する場合に選択的局部増感が認めること
ができ、そして表面潜像中心を増感部位で形成
させることができる。潜像中心を保持している
粒子を全体的に現像するような場合、それらの
潜像中心の位置及び数を決定することができな
い。しかしながら、潜像中心のすぐ近くまで現
像が広まつてくる前にもしもその現像を阻止
し、そして次に部分的な現像の済んだ粒子を拡
大して見るとするならば、部分的な現像部位を
はつきりと見てとることができる。これらの部
分的な現像部位は、通常、潜像中心の部位に対
応し、また、かかる潜像中心の部位は一般に増
感部位に対応している。 第2図は、本発明に従い増感された部分現像
後の平板状粒子を示した顕微鏡写真である。こ
の写真から、先に説明したような事がらをうか
がうことができる。この顕微鏡写真に含まれる
黒色のスポツト(点)が現像された銀である。
銀が粒子を越えて不規則な形で横方向に広がつ
ているけれども、ここで注目されるべきこと
は、銀と平板状粒子との間の接触個所(コンタ
クトポイント)が規則的であるということであ
る。すなわち、接触個と粒子のコーナーとの間
には予め定められた関係が存在している。かか
る関係があるため、接触個所相互間のスペース
(間隔)を有効にとることができ、また、個々
の粒子それぞれについての接触個所の数を制限
することができる。 第2図に図示せる増感部位の規則的な関係と
対比するため、本発明に従い増感処理が施され
ていない高アスペクト比平板状粒子乳剤を示し
た第3図を参照願いたい。ここで注意してもら
いたいことは、銀現像を示している黒色のスポ
ツトである。これらのスポツトは、粒子のなか
で、多かれ少なかれランダムに分布せしめられ
ている。現像された銀と粒子エツジとの接触個
所が非常に接近して存在していることが多く見
うけられる。第3図の場合、増感部位と粒子の
主結晶面との間に規則的な関係が存在している
ことを見い出すことができない。 例えば第2図に示されているような特定の好
ましい乳剤の場合には増感部位のもつ規則的な
性状を現像の中止を通じて確証することができ
るけれども、多くの場合、このような確証を行
なうことは不可能である。例えば、潜像の形成
部位が粒子の表面かもしくはその近傍よりもむ
しろ粒子内部に存在するような場合、潜像部位
を部分的粒子現像を通じて確証することが困難
である。というのは、現像と同時に粒子の溶解
が発生するからである。他の場合についてみる
と、増感部位は、それら自体は粒子の形状寸法
に関して規則的であるというものの、はつきり
と規則的な状態で形成された潜像部位を生じる
ことがない。例えば、規則的な増感部位が正孔
トラツプとして作用する場合、それらの部位が
光正孔(光により生じた正孔)を捕獲し、そし
て光により生じた電子(光電子)の全滅を防止
することによつて光正孔を捕獲する。したがつ
て、不連続な規則的な部位における本発明に従
うところの増感は、潜像が粒子上の規則的な部
位で形成されるか、それともランダムな部位で
形成されるかということとは無関係となること
ができる。 多くの場合に、不連続な規則的部位における
本発明の選択的局部増感を電子顕微鏡写真によ
り確認することができ、部分的粒子現像を行な
うに及ばない。例えば、いま一度第2図を参照
すると、選択的局部増感を行なうために用いら
れるエピタキシヤル成長により付着せしめられ
たハロゲン化銀を平板状粒子のコーナーにはつ
きりと見てとることができる。第2図の乳剤の
場合、平板状粒子のコーナーに位置する不連続
な規則的銀塩エピタキシーが本発明に従い選択
的局部増感を行なう方向で作用する。エピタキ
シヤル成長による付着が制限されるような場
合、粒子試料の電顕微鏡写真を見るだけで直接
的に選択的部分増感を確認することができな
い。このような場合、しろ乳剤の沈澱について
のある程度の知識が必要となつてくる。 本発明の好ましい1態様において、本願明細
書のなかですでに開示したようにして調製した
高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳剤を規則
的な粒子部位のところで化学的に増感する。平
板状臭沃化銀粒子は{111}主結晶面を有して
いる。先ず、凝集せる分光増感色素を常用の分
光増感技法によつて平板状粒子の表面に吸着さ
せる。単分子の吸着被覆量が全粒子表面の最低
約15%、好ましくは最低70%となるように、十
分な量の色素を使用する。単分子被覆量から色
素濃度をうまく算出し得るというものの、色素
そのものが粒子表面上に均一に分布せしめられ
ているには及ばないということが判る。必要に
応じて、粒子表面に吸着され得るよりも多量の
色素を導入することも、但し、過剰量の色素を
添加したところでパーフオーマンスのより一層
の改良を達成し得ないのでこのことは有利では
ないけれども、可能である。凝集せる色素をこ
の増感段階で、その分光増感性のためではなく
て高アスペクト比臭沃化銀平板状粒上への塩化
銀の直接的エピタキシヤル成長に対するその能
力のために、使用する。したがつて、エピタキ
シヤル成長による付着を支配可能でありかつ分
光増感色素により遅れて置換され得るその他の
吸着可能な種のどのようなものでも使用するこ
とができる。凝集せる色素の奏する機能はエピ
タキシヤル成長の支配と分光増感の両方に及
び、また、かかる色素を一度適当な場所に配置
してしまえばそれを除去することが不必要であ
るので、それがエピタキシヤル成長支配のため
の有用な物質であることは明白である。 凝集せる色素を臭沃化銀粒子の表面に吸着さ
せた後、常用される沈澱法によるかもしくはオ
ストワルド熱成法によるかして塩化銀の付着を
行なうことができる。このエピタキシヤル成長
による塩化銀は、臭沃化銀粒子上にシエルを形
成するものでもなければ、そのランダムな付着
物を形成するものでもない。かかる塩化銀は、
むしろ、平板状粒子のコーナーに隣接して、選
択的にかつ規則的な状態で付着せしめられる。
一般に、エピタキシヤル成長による付着の速度
が低下すれば低下するほどそのような付着の行
なわれる部位が減少する。したがつて、必要に
応じてエピタキシヤル成長による付着をコーナ
ー全体よりも小さいレベルまで制限することが
できる。変形例において、主結晶面のエツジに
おいて塩化銀をもつて周辺環状物を形成するこ
とができる。但し、付着に有効な塩化銀の量が
もしも制限されるような場合、この環状物は不
完全なものとなり得る。エピタキシヤル成長に
よる塩化銀は、それ自体、得られる複合粒子乳
剤の感度を顕著に増加するように働き、追加の
化学増感を使用することを必要としない。 本発明に前記した特に好ましい態様におい
て、平板状粒子は臭沃化銀粒子であり、また、
塩化銀は粒子上の規則的な部位のところにエピ
タキシヤル成長により付着せしめられる。しか
し、平板状粒子及び銀塩増感剤はいろいろな形
態をとることができる。ホストの平板状粒子
は、写真の分野において有用であることが知ら
れている任意の常用のハロゲン化銀組成物であ
ることができ、そして高アスペクト比平板状粒
子乳剤を形成することが可能である。したがつ
て、増感されるべき高アスペクト比平板状粒子
乳剤中に臭沃化銀に代えて塩臭化銀、臭塩化銀
又は塩化銀粒子を含ませることができ、また、
これらの粒子は任意に少量の沃化物を含んでい
てもよい。いろいろなハロゲン化物の有用な比
率は先に記載した通りである。 ホスト平板状粒子上の選らばれた部位に増感
用の銀塩を付着させるわけであるが、かかる銀
塩の選択は、通常、ハロゲン化銀粒子上でのエ
ピタキシヤル成長が可能でありかつ写真の分野
において有用であることが従来知られているも
ののなかから行なうことができる。銀塩及び平
板状ハロゲン化銀粒子のアニオン含有量は十分
に相異しており、したがつて、それらのそれぞ
れの結晶構造の差を認めることが可能である。
驚くべきことに、平板状粒子とコーナー又はエ
ツジの付着物とが同一のハロゲン化銀組成物か
らなる場合であつても、吸着せしめられた局部
支配物質(site director)の存在において平板
状ホスト粒子上への付着物形成を行なう場合に
非平板状のコーナー及びエツジの成長を観察す
ることができた。銀塩及び平板状ハロゲン化銀
粒子のアニオン含有量が相異もしくは同一のい
ずれであろうとも、内在(混入される)改質剤
をそれらの片方もしくは両方に存在させること
ができる。銀塩を、コア−シエルハロゲン化銀
乳剤のシエルを形成するのに有用であることが
従来知られているもののなかから選ぶことがで
きる。銀塩は、写真学的に有用なすべての公知
ハロゲン化銀に加えて、ハロゲン化銀粒子上で
沈澱生成を行なうことが知られているその他の
銀塩、例えばチオシアン酸銀、燐酸銀、シアン
化銀、炭酸銀、その他を包合することができ
る。かかる銀塩は、選らばれた銀塩と意図する
適用とに依存して、平板状ハロゲン化銀粒子に
関連して先に説明したような任意の改質化合物
の存在において有利に付着させることができ
る。ホストの平板状粒子を形成していハロゲン
化銀の一部は、通常、エピタキシヤル成長によ
る付着物の形成過程において溶液に入り込み、
そして銀塩エピタキシー中に混入せしめられ
る。例えば、臭化銀ホスト粒子上のハロゲン化
銀付着物は、通常、僅かな割合の臭化物イオン
を含有するであろう。したがつて、ホストの平
板状粒子上でエピタキシヤル成長せしめられる
ものとして特定の銀塩を参照した場合、特に断
りを入れた時は別であるけれども、そのホスト
の平板状粒子中においてもまた同じ組成のある
種のハロゲン化銀が存在しているということを
排除しようとするつもりはない。 一般に、ホストの平板状粒子のハロゲン化銀
較べてさらに高い溶解度を銀塩が呈示すること
が、便宜上有利である。このようにした場合、
銀塩を付着せしめる間に平板状粒子の溶解が発
生する傾向を下げることができる。 このようにした場合、したがつて、平板状粒
子の溶解を最小にするようにちようどそのよう
な条件まで増感を制限すること、すなわち、例
えばより大きな溶解度をもつハロゲン化銀から
なる平板状粒子上により溶解度に乏しい銀塩を
付着せしめる場合に必要であつたような制限を
回避することができる。ホストの平板状粒子を
本質的に臭沃化銀から構成するのが有利であ
る。というのは、臭沃化銀について見た場合、
それは臭化銀、塩化銀又はチオシアン酸銀に比
較して溶解度に乏しくかつこれらの塩のそれぞ
れを付着させるに際して容易にホストとして機
能し得るからである。反対に、塩化銀は、臭沃
化銀もしくは臭化銀よりもさらに溶解度が大で
あるので、これらのハロゲン化物組成物のいず
れかからなる平板状粒子上に容易にエピタキシ
ヤル成長させることができ、また、選択的局部
増感のための有利な銀塩となることができる。
殆んどの場合には、塩化銀に較べて溶解度に乏
しいけれども臭化銀又は臭沃化銀に較べてより
大きな可溶性を有しているチオシアン酸銀を塩
化銀の代りに使用することができる。しかしな
がら、最高の安定性を得るためには、チオシア
ン酸銀よりも塩化銀のほうが通常有利である。
より可溶性のある非平板状ハロゲン化銀ホスト
粒子上により可溶性の乏しい銀塩をエピタキシ
ヤル成長により付着させることはこの技術分野
において報告されているところであり、また、
これを本発明の実施において使用することがで
きる。例えば、臭化銀上に臭沃化銀をエピタキ
シヤル成長により付着させるかもしくは塩化銀
上に臭化銀又はチオシアン酸銀を付着させるこ
とができる。マルチレベルエピタキシー、すな
わち、銀塩エピタキシーを別の銀塩上に設け、
また、この銀塩自体をホスト平板状粒子上にエ
ピタキシヤル成長により付着させること、もま
た実施可能である。例えば臭沃化銀又は臭化銀
ホスト粒子上に塩化銀をエピタキシヤル成長さ
せ、この塩化銀上にさらにチオシアン酸銀をエ
ピタキシヤル成長させることができる。 コントロールされた局部エピタキシーを広い
範囲のエピタキシヤル成長銀塩濃度について達
成することができる。複合増感粒子中に含まれ
る銀の全量を基準にして約0.05モル%のような
低い銀塩濃度を適用する場合に増大せる感度を
達成することができる。他方において、50モル
%未満の銀塩濃度を適用する場合に最高レベル
の感度を達成することができる。通常、エピタ
キシヤル成長により付着せしめる銀塩の濃度が
0.3〜25モル%であるのが有利であり、また、
増感のためには、そのような濃度が約0.5〜10
モル%であるのが一般に最適である。 吸着せしめられた局部支配物質、例えば凝集
せる色素は、使用されるべき銀塩や{111}主
結晶面を呈する平板状粒子のハロゲン化物含有
量に依存して除くことができ、また、それにも
拘らずコントロールされた局部エピタキシーを
達成することができる。ホストの平板状粒子が
その表面において本質的に最低8モル%の沃化
物(好ましくは最低12モル%の沃化物)からな
る場合、吸着せしめられた局部支配物質の不存
在においてそのホスト平板状粒子のコーナーに
隣接して塩化銀の選択的なエピタキシヤル成長
が行なわれる。驚くべきことに、塩化銀のエピ
タキシヤル成長に先がけて.1モル%のような
低い濃度の沃化物を平板状臭沃化銀粒子中に混
入するために平板状臭化銀又は臭沃化銀粒子と
水性沃化物塩とを接触せしめる場合、同様な結
果を達成することができる。吸着せしめられた
局部支配物質の不存在下、本願明細書に開示さ
れる組成物の平板状ハロゲン化銀粒子のエツジ
のところにおいてチオシアン酸銀を選択的にエ
ピタキシヤル成長させることができる。ホスト
の平板状粒子と銀塩増感剤とからなるこれらの
結合体の場合には吸着せしめられた局部支配物
質を使用することが不必要であるというもの
の、コーナー又はエツジの部位においてエピタ
キシヤル成長をより狭く制限するためにはかか
る吸着局部支配物質を使用するのが屡々有利で
ある。 高アスペクト比平板状臭沃化銀粒子であつ
て、横方向に取り囲んでいる環状の領域かもし
くは別の形で横方向に配されている領域におけ
るよりも中心領域においてより低濃度の沃化物
を含有しているような粒子を使用することがで
きる。横方向に取り囲んでいる環状の領域が最
低8モル%(好ましくは最低12モル%)の表面
沃化物濃度を呈示し、また、中心領域が5モル
%未満の沃化物を含有する場合、吸着せしめら
れた局部支配物質を使用しないで平板状臭沃化
銀粒子の増感をその中心の中心領域に限定する
ことができる。あるいは、別の点について述べ
ると、中心粒子領域における選択的エピタキシ
ヤル成長の場合、環状粒子領域の表面に存在す
る沃化物がそれ自体で選択的エピタキシヤル成
長のための局部支配物質として働くことができ
る。横方向に取り囲んでいる環状粒子領域に比
較して中心粒子領域の寸法を制限した場合、た
だそのような制限を行なうだけで増感の領域を
制限することができる。このようにして選択的
局部増感を行なう方法の奏する明確な利点の1
つに増感部位の中心配置がある。こうした場
合、光電子又は光正孔が増感部位に到達するま
でに要する拡散行程を短縮することができる。
したがつて正孔及び電子をそれらの全滅の危険
が少ない下でより効果的にトラツプすることが
できる。増感部位が潜像を位置決めする方向で
働く場合、増感部位の数を減らすことによつて
光電子捕獲のための競争を少なくすることがで
きる。選択的局部増感に係るこの方法は、塩化
銀をエピタキシヤル成長により付着せしめる場
合に有用である。 本発明のもう1つの変形例では吸着せしめら
れた局部支配物質の使用が不必要であり、そし
て上記したような平板状臭沃化銀乳剤を使用す
る。平板状の臭沃化銀粒子は、それらの粒子が
沃化物に乏しい中心領域を有しておりかつこの
領域がそれ自体で環状領域であるようなものを
選択する。すなわち、かかる平板状粒子は、臭
沃化銀からなる主たる中心領域、沃化物含有量
が僅かである横方向に取り囲んだ中心領域、そ
して横方向に取り囲んだ周辺環状領域を含有し
ている。先に述べたと同様に、環状中心領域は
5モル%未満の沃化物を含有しており、また、
大半を占める中心領域及び環状周辺領域はそれ
ぞれ最低8モル%、好ましくは最低12モル%の
沃化物を含有している。塩化銀は、平板状粒子
の主結晶面のうち環状中心領域により規定され
る複数の部分上でエピタキシヤル成長せしめら
れ、そして実質的にそれらの部分に制限され
る。中心環状領域の範囲をコントロールするこ
とを通じて平板状粒子の主要面上におけるエピ
タキシヤル成長の程度を相応してコントロール
することができる。もちろん、塩化銀のエピタ
キシヤル成長量が制限されるような場合、環状
中心領域によりもたらされる許容付着表面積の
全部をエピタキシーが占有するとは限らない。
必要に応じて、塩化銀の付着を環状中心領域内
の2、3の不連続の部位に限定することができ
る。沃化物含有量の小さい中心領域が不存在の
場合、その代りとして、エピタキシヤル成長の
ための平板状臭沃化銀粒子のコーナーに対して
塩化銀を与えることができる。塩化銀が中心領
域のところで優先的に付着せしめられるという
ことは驚異的である。塩化銀の付着速度を十分
に促進することができるのであるならば、塩化
銀を平板状粒子の中心領域及び周辺領域の両者
のところで付着させることが可能である。 銀塩は、銀塩エピタキシーや平板状ハロゲン
化銀ホスト粒子の組成に依存して、正孔トラツ
プとして作用させるかもしくは電子トラツプと
して作用させるかのいずれかによつて増感する
ことができる。後者の場合には、像状露光によ
り形成される潜像部位を銀エピタキシーが位置
決めすることもまた可能である。銀塩のエピタ
キシヤル成長過程において感度改良剤として存
在させる改質化合物、例えば銅、タリウム、
鉛、ビスマス、カドミウム、亜鉛、中間カルコ
ゲン(すなわち、硫黄、セレン及びテルル)、
金そして第族貴金属の化合物は増感を高める
のにとりわけ有用である。電子トラツプ性の金
属イオンを銀塩エピタキシー中に存在させる場
合、それは内部潜像の形成を助けるのに有用で
ある。例えば、本発明の特にましい1態様を示
すと、先に記載したような比較的に高沃化物の
臭沃化銀平板状粒子の中心に電子トラツプを助
ける改質化合物、例えば鉛又はイリジウム化合
物の存在において塩化銀を付着させることがあ
る。像状露光後、平板状粒子のうちの塩化銀エ
ピタキシーがドープされた増感部位において内
部潜像部位が形成される。 銀塩のエピタキシヤル成長による付着と組み
合わさつた内部潜像の形成を助けるため、銀塩
のエピタキシヤル成長後にハロゲン化物の変換
(コンバージヨン)を行なうことからなるもう
1つの方法がある。例えば、エピタキシヤル成
長により付着せしめられる塩が塩化銀である場
合、この塩を低溶解度のハロゲン化物、例えば
臭化物塩又は臭化物塩と沃化物塩の混合物と接
触させることによつて改質することができる。
結果として、エピタキシヤル成長による付着物
中の塩化物が臭化物、そしてもしも存在してい
るならば沃化物イオンに置き換えられる。この
ようにして得られる結晶上の欠陥が内部潜像形
成のもととなるものと考えられる。エピタキシ
ヤル成長による塩の付着物についてハロゲン化
物の変換を行なうことは、例えば、先に引用し
た米国特許第4142900号に記載されている。 前記した本発明のいろいろな態様において、
銀塩エピタキシーを平板状ホスト粒子上の不連
続の部位、例えば中心又はコーナーに限定する
かもしくは主結晶面のエツジのところで例えば
周辺環のような環を形成させることができる。
銀塩エピタキシーが電子ラツプとして機能しか
つそのために粒子上の潜像部位の位置決めを行
なう場合、そのエピタキシーを不連続な粒子部
位、例えば主結晶面の中心に限定するかもしく
は平板状ホスト粒子のコーナーに隣接させるこ
とが好ましい。この場合には、潜像部位が密に
集まつた形成されかつそのために光電子の奪い
合いが行なわれる機会が、潜像部位が平板状粒
子のエツジにそつて形成され得る場合(平板状
粒子が銀エピタキシーでもつてリング状に囲ま
れる場合に発生し得る)と比較して、低下せし
められる。 平板状ホスト粒子上の銀塩エピタキシーは電
子トラツプとして作用するかもしくは正孔トラ
ツプとして作用することができ、したがつて、
正孔トラツプとして作用する銀塩エピタキシー
と電子トラツプとして作用する銀塩エピタキシ
ーとが組み合わさつて補足的な増感結合体が形
成され得るということが判る。例えば、電子ト
ラツプ性の銀塩エピタキシーを使用した場合、
平板状ホスト粒子をそれらの粒子の中心もしく
はその近くで選択的に増感することが可能で
あ。その後、正孔トラツプ性の銀塩エピタキシ
ーを粒子のコーナー部において選択的に付着さ
せることができる。この場合には、電子トラッ
プ性のエピタキシー部位において中心部に潜像
が形成され、また、コーナーエピタキシーによ
りさらに感度が高められる(さもなければ光電
子の全滅が必至となるような光正孔がトラツプ
されるため)。特に代表的な形態についてみる
と、先に述べたように沃化物5モル%未満の中
心領域を含有しておりかつ主結晶面の残りが最
低8モル%、好ましくは12モル%の沃化物を含
有している臭沃化銀平板状粒子上において塩化
銀のエピタキシヤル成長が行なわれる。塩化銀
は、電子トラップを助ける改質化合物、例えば
鉛又はイリジウム系ドープ剤を与える化合物の
存在においてエピタキシヤル成長せしめられ
る。その後、正孔トラップ性の銀塩エピタキシ
ーがホスト平板状粒子のコーナーのところに選
択的に付着せしめられ得るかもしくは吸着せし
められた局部支配物質の使用により主結晶面の
エツジにそつて環として選択的に付着せしめら
れ得る。例えば、銅系ドープ剤を含むチオシア
ン酸銀又は塩化銀をホスト平板状粒子上に付着
させることができる。その他の組み合わせも、
もちろん実施可能である。例えば、先に示した
ような改質物質の位置を置き換える場合、中心
のエピタキシーを正孔トラツプとして作用さ
せ、また、ホスト平板状粒子のコーナーにおけ
るエピタキシーを電子トラツプとして作用させ
ることができる。 以上、銀塩のエピタキシヤル成長を選択的局
部増感に関して説明してきたけれども、銀塩の
コントロールされた局部エピタキシヤル成長は
その他の点においてもまた有用であり得るとい
うことが理解されるであろう。例えば、エピタ
キシヤル成長せる銀塩は平板状粒子乳剤のイン
キユベーシヨン(温置)安定性を改良すること
ができる。かかる銀塩は、さらに、部分的な粒
子現像を促進したり色素像の増幅処理において
もまた、以下に詳述する通り、有用であること
ができる。エピタキシヤル成長せる銀塩はまた
色素の減感を和らげることができる。さらに、
このような銀塩は色素の凝集を促進することも
できる。これは、臭沃化銀結晶表面の大部分を
塩化銀を実質的に含まないように残すことによ
つて可能である。なぜなら、凝集色素の多くは
塩化銀粒子の表面に較べて臭沃化銀のほうによ
り効果的に吸着せしめられるからである。ここ
で具現することのできるもう1つの利点は改良
された現像能である。さらに、局部化されたエ
ピタキシーを通じてより高いコントラストをも
たらすことができる。 常用の化学増感を、銀塩のコントロールされ
た局部エピタキシヤル成長に先がけてかもしく
はそれに続く工程において実施することができ
る。塩化銀及び(又は)チオシアン酸銀を臭沃
化銀上に付着させる場合、ただ銀塩の選択的局
部付着を行なうだけで感度の大幅な増大を達成
することができる。したがつて、写真感度を得
るため、常用されるタイプの引き続く化学増感
工程を実施することは不必要である。他方にお
いて、引き続く化学増感を行なう場合、追加的
な感度の増大を一般に得ることができる。ここ
で、乳剤を仕上げるに際して高温度も長い滞留
時間も不必要であるということは1つのはつき
りした利点である。(1)エピタキシヤル成長もの
もので感度を改良し得る場合又は(2)増感がエピ
タキシヤル成長部位に向けられている場合、増
感剤の量を必要に応じて下げることができる。
さらに化学増感を行なうことなく塩化銀のエピ
タキシヤル成長を実施したところ、平板状臭沃
化銀乳剤についての実質的に最高の増感が達成
された。もしも臭化銀を臭沃化銀上にエピタキ
シヤル成長させるのであるならば、選択的局部
付着に引き続いてさらに化学増感を行ないかつ
その際に常用の仕上げ時間及び温度を適用する
場合により大きな感度の増大を達成することが
できる。 自体が有効な分光増感剤である吸着せしめら
れた局部支配物質、例えば凝集せる色素を使用
する場合、化学増感に引き続いての分光増感工
程が不必要である。しかしながら、いろいろな
ケースについてみた場合、化学増感中かもしく
はその後で分光増感を行なうことが可能であ
る。吸着せしめられた局部支配物質として分光
増感色素を使用しない場合、例えばそのような
支配物質としてアミノアザインデン(例えばア
デニン)を使用する場合、分光増感を行なうの
であるならば化学増感にそれを続ける。吸着せ
しめられた局部支配物質がもしも自体分光増感
色素でない場合、分光増感剤はそのような局部
支配物質に取つて代わり得るものであるかもし
くは少なくとも分光増感を行なうのに十分な近
さで粒子表面に接近し得るものでなければなら
ない。多くの場合についてみると、吸着せしめ
られた分光増感色素を局部支配物質として使用
する場合であつても、分光増感に引き続いて分
光増感工程を実施するのがなおも望ましい。局
部支配物質として用いられる分光増感色素に取
り代えて追加の分光増感色素を使用するかもし
くはそれを補充することができる。例えば、追
加の増感色素を使用した場合、分光増加を追加
的に高めるかもしくは、最も好ましくは、超増
感的に分光増感を高めることができる。もちろ
ん、光学増感後に導入される分光増感剤が化学
増感用の局部支配物質として作用し得るか否か
ということは重要でないということが判るであ
ろう。 コントロールされた局部エピタキシヤル成長
の後、任意の常用の化学増感法を使用すること
ができる。一般に、ホスト平板状粒子の組成よ
りもむしろ付着せしめられる銀塩のベースとし
て化学増感を行なうべきである。それというの
も、化学増感の発生する場所は、第1に、銀塩
付着部位又は、おそらくは、そのような部位に
直接する場所であると考えられるからである。 本発明の高アスペクト比平板状粒子ハロゲン
化銀乳剤は、エピタキシヤル成長による付着物
の形成の前もしくはその後、化学的に増感する
ことができる。化学的増感は、ジエームス
(T.H.James)、The Theory of the
Photographic Process,4th Ed.,マクラミ
ン、1977年,pp.67−76に記載されるように活
性ゼラチンを用いて行うことができるし、ま
た、Research Disclosure、Vol.120,1974年
4月,Item12008,Research Disclosure,
Vol.134,1975年6月,Item13452、米国特許
第1623499号、同第1673522号、同第2399083号、
同第2642361号、同第3297447号及び同第
3297446号、英国特第1315755号、米国特許第
3772031号、同第3761267号、同第3857711号、
同第3565633号、同第3901714号及び同第
3904415号、そして英国特許第1396696号に記載
されるように例えばpAgレベル5〜10、PHレベ
ル5〜8、そして温度30〜80℃において硫黄、
セレン、テルル、金、白金、パラジウム、イリ
ジウム、オスミウム、ロジウム、レニウムもし
くは燐増感剤又はこれら増感剤の組合わせを用
いて行うことができる。化学増感は、最適に
は、米国特許第2642361号に記載されるように
銀をベースとし2×10-3〜2モル%の濃度のチ
オシアネート化合物の存在下に、また、米国特
許第2521926号、同第3021215号及び同第
4054457号に記載されるタイプの硫黄含有化合
物の存在下に行う。仕上げ(化学増感)改質剤
の存在下に化学的な増感を行なうことができ
る。用いられる仕上げ改質剤は、例えばアザイ
ンデン、アザピリダジン、アザピリミジン、ベ
ンゾチアゾリウム塩、そして1もしくはそれ以
上の複素環核を有する増感剤のような、化学増
感の過程で存在した場合にカブリを抑制しかつ
感度を増大することが知られた化合物である。
仕上げ改質剤の例は、米国特許第2131038号、
同第3411914号、同第3554757号、同第3565631
号及び同第3901714号、カナダ特許第778723号
そしてダフイン(Duffin)、Photographic
Emulsion Chemistry,フオーカル・プレス
(1966年)、ニユーヨーク、pp.138−143に記載
されている。化学増感に加えて、またはその代
りとして、米国特第3891446号及び同第3984249
号に記載されるように、例えば水素を用いて、
また、米国特許第2983609号Research
Disclosure,Vol.136,1975年8月、
Item13654、米国特許第2518698号、同第
2739060号、同第2743182号、同第2743183号、
同第3026203号及び同第3361564号に記載される
ように化第一錫、二酸化チオ尿素、ポリアミン
及びアミンボランのような還元剤を用いてかも
しくは低pAg(例えば5未満)及び(又は)高
PH(例えば8より大)処理によつて、還元増感
を行なうことができる。米国特許第3917485号
及び同第3966476号に記載される表面下増感を
含めた表面化学増感を行なうことができる。 化学増感に加えて、本発明の高アスペクト比
平板状粒子ハロゲン化銀乳剤を分光増感するこ
ともできる。可視スペクトルの青及びマイナス
青(即ち、緑及び赤)部分に吸収極大を示す、
分光増感色素を用いることができる。加えて、
特別の利用分野では、分光増感色素を用いて、
可視スペクトルを越える分光レスポンスを改良
することができる。例えば、赤外吸収分光増感
剤の使用が可能である。 本発明のハロゲン化銀乳剤は種々のクラスか
らの色素を用いて分光増感することができる。
ここで用いられる色素のクラスには、シアニ
ン、メロシアニン、錯シアニン及び錯メロシア
ニン(即ち、3核−、4核−及び多核シアニン
及びメロシアニン)、オキソノール、ヘミオキ
ソノール、スチリル、メロスチリル及びストレ
プトシアニンを含むポリメチン色素が含まれ
る。 シアニン分光増感色素には、例えばキノリニ
ウム、ピリジニウム、イソキノリニウム、3H
−インドリウム、ベンズ〔e〕インドリウム、
オキサゾリウム、オキサゾリニウム、チアゾリ
ウム、チアゾリニウム、セレナゾリウム、セレ
ナゾリニウム、イミダゾリウム、イミダゾリニ
ウム、ベンゾオキサゾリニウム、ベンゾチアゾ
リウム、ベンゾセレナゾリウム、ベンズイミダ
ゾリウム、ナフトオキサゾリウム、ナフトチア
ゾリウム、ナフトセレナゾリウム、チアゾリニ
ウム、ジヒドロナフトチアゾリウム、ピリリウ
ム及びイミダゾピラジニウム第四級塩から導か
れるような、メチン結合によつて結合された2
つの塩基性複素環核が含まれる。 メロシアニン分光増感色素には、例えばバル
ビツツール酸、2−チオバルビツール酸、ロー
ダニン、ヒダントイン、2−チオヒダントイ
ン、4−チオヒダントイン、2−ピラゾリン−
5−オン、2−イソキサゾリン−5−オン、イ
ンダン−1,3−ジオン、シクロヘキサン−
1,3−ジオン、1,3−ジオキサン−4,6
−ジオン、ピラゾリン−3,5−ジオン、ペン
タン−2,4−ジオン、アルキルスルホニルア
セトニトリル、アロノニトリル、イソキノリン
−4−オン及びクロマン−2,4−ジオンから
誘導され得るような、酸性核とシアニン色素タ
イプの塩基性複素環核とがメチン結合により結
合されたものが含まれる。 1またはそれ以上の分光増感色素を用いるこ
とができる。可視スペクトル全体にわたる波長
に最大感度を有しかつ非常にバラエテイに富む
分光感度曲線形状を有する色素が知られてい
る。色素の選択及び相対的な割合は増感が望ま
れているスペクトルの領域及び望まれている分
光感度曲線の形状に依存する。重複せる分光感
度曲線を有する色素はしばしば、重複領域のそ
れぞれの波長における感度が個々の感度の和と
ほぼ等しい組合わされた形の曲線を示すであろ
う。従つて、異なる最大感度を有する複数の色
素を組合わせて用いることによつて、個々の色
素の最大感度の中間に最大値を有する分光感度
曲線を得ることができる。 複数の分光増感色素を組合わせ使用すること
ができ、それによつて超増感
(Supersensitization)、即ち、ある分光領域に
おいてはそれらの分光増感色素の一方を単独で
いかなる濃度において用いた場合よりも大き
く、また、それらの分光増感色素の加成的効果
に由来する増感よりも大きいような分光増感を
達成することができる。超増感は、分光増感色
素並びにその他の添加剤、例えば安定剤及びカ
ブリ防止剤、現像促進剤または抑制剤、塗布助
剤、増白剤及び帯電防止剤、の選ばれた組合わ
せによつて達成することができる。超増感の要
因となり得るいくつかの機構並びに化合物につ
いてはいずれもジルマン(Gilman)「超増感機
構の概観(Review of the Mechanisms of
Supersensitization)」、Photographic Science
and Engineering,Vol,18,1974年、pp,
418−430に記載されている。 分光増感色素はまた他の点で乳剤に影響を与
える。また、分光増感色素は、米国特許第
2131038号及び同第3930860号に開示されるよう
に、ハロゲン受容体又は電子受容体、カブリ防
止剤又は安定剤、そして現像促進剤又は抑制剤
として作用することができる。 本発明の好ましい1形態において、分光増感
色素はまた吸着せしめられた局部支配物質とし
て、銀塩の付着中もしくは化学増感中に、作用
する。このタイプに属する有用な色素は凝集色
素である。このような色素は、それがハロゲン
化銀粒子の表面に吸着せしめられることの関数
として、深色効果及び浅色効果による光吸収の
増大を呈示する。このような基準を満足する色
素は、例えばT.H.James,The Theory of
the Photographic Process,4 th Ed.,マ
クミラン,1977,チヤプター8(特に、F.
Induced Color Shiftin Cyanine and
Merocyanine Dyes)及びチヤプター9(特に、
H.Relations Between Dye Structure and
Surface Aggregation)及びF.M.Hamer,
Cyanine Dyes and Related Compounds,ジ
ヨン・ウイリー・アンド・ソンズ,1964,チヤ
プターX(特に、F.Polymerization and
Sensitization of the Socond Type)に記載
されるように、この技術分野においてよく知ら
れている。H凝集体(浅色効果によるシフト)
を形成する例えばメロシアニン、ヘミシアニ
ン、スチリル、そしてオキソノールの如き分光
増感色素はこの技術分野において公知である。
但し、これらのクラスの色素の場合、J凝集体
(深色効果によるシフト)は一般的でない。好
ましい分光増感色素はシアニン色素である。と
いうのは、この色素の場合、H凝集体もしくは
J凝集体のいずれかを呈示するからである。 分光増感色素の好ましい1形態にカルボシア
ニン色素(J凝集体を呈示する)があある。こ
のような色素は、2個もしくはそれ以上の複素
環式核が3個のメチン基からなる結合によつて
結合せしめられているのが特徴である。複素環
式核は、好ましいことに、J凝集を高めるため
の縮合ベンゼン環を包含している。J凝集を促
進するための好ましい複素環核は、キノリニウ
ム、ベンゾオキサゾリウム、ベンゾチアゾリウ
ム、ベンゾセレナゾリウム、ベンズイミダゾリ
ウム、ナフトオキサゾリウム、ナフトチアゾリ
ウム、そしてナフトセレナゾリウム第4級塩で
ある。 吸着せしめられた局部支配物質として使用す
るのに特に好ましい色素を記載すると、次の第
I表に記載する通りである。 第I表 吸着せしめられた局部支配物質の好ましい例 AD−1 アンヒドロ−9−エチル−3,3′−ビ
ス(3−スルホプロピル)−4,5,
4′,5′−ジベンゾチアカルボシアニン
ヒドロキシ AD−2 アンヒドロ−5,5′−ジクロロ−9−
エチル−3,3′−ビス(3−スルホブ
チル)チアカルボシアニンヒドロキシ
ド AD−3 アンヒドロ−5,5′,6,6′−テトラ
クロロ−1,1′−ジエチル−3,3′−
ビス(3−スルホブチル)ベンズイミ
ダゾロカルボシアニンヒドロキシド AD−4 アンヒドロ−5,5′,6,6′−テトラ
クロロ−1,1′,3−トリエチル−
3′−(3−スルホブチル)ベンズイミ
ダゾロカルボシアニンヒドロキシド AD−5 アンヒドロ−5−クロロ−3,9−ジ
エチル−5′−フエニル−3′−(3−ス
ルホプロピル)オキサカルボシアニン
ヒドロキシド AD−6 アンヒドロ−5−クロロ−3,9′−ジ
エチル−5′−フエニル−3−(3−ス
ルホプロピル)オキサカルボシアニン
ヒドロキシド AD−7 アンヒドロ−5−クロロ−9−エチル
−5′−フエニル−3,3′−ビス(3−
スルホプロピル)オキサカルボシアニ
ンヒドロキシド AD−8 アンヒドロ−9−エチル−5,5′−ジ
フエニル−3,3′−ビス(3−スルホ
ブチル)オキサカルボシアニンヒドロ
キシド AD−9 アンヒドロ−5,5′−ジクロロ−3,
3′−ビス(3−スルホプロピル)チア
シアニンヒドロキシド AD−10 1,1′−ジエチル−2,2′−シアニン
p−トルエンスルホネート この技術分野において青色光露光を記録する
場合、そのような記録を行なうことを意図した
乳剤層においては通常臭化銀又は臭沃化銀の本
来の青感度に依存するけれども、乳剤が本来の
感度を示す分光領域において主たる吸収が見ら
れる場合においてさえ分光増感剤の使用によつ
て重要な利点を得ることができる。例えば、青
色分光増感色素の使用によつて利点が達成され
得ることが特に認められる。本発明に係る乳剤
が高アスペクト比平板状粒子臭化銀及び臭沃化
銀乳剤である場合でさえも、青色分光増感色素
の使用によつて非常に大きな感度の増大を得る
ことができる。本発明による乳剤をその本来の
感度領域において露光することを意図する場合
には、平板状粒子の厚さを増大することによつ
て感度における利点を得ることができる。例え
ば、本発明の好ましい1形態において、乳剤は
青増感臭化銀及び臭沃化銀乳剤であり、また、
かかる乳剤中、厚さが0.5マイクロメートル未
満でありかつ直径が最低0.6マイクロメートル
である平板状粒子は8:1より大、好ましくは
最低12:1の平均アスペクト比を有しており、
そして乳剤中に存在せるハロゲン化銀粒子の全
投映面積の最低50%、好ましくは70%、特に好
ましくは最低90%を占めている。 ハロゲン化銀乳剤を増感するのに有用な分光
増感色素の中にはResearch Disclosure、Vol,
176,1978年12月、Iteml7643,Sectionに記
載されるものがある。 非平板状であるかもしくは低アスペクト比平
板状ハロゲン化銀粒子を含有する乳剤層を分光
増感するため、常用される量の色素を用いるこ
とができる。本発明の完全な利点を具現するた
めに、最適量(即ち、可能な露光条件下に粒子
から達成し得る最大写真感度の少なくとも60%
を達成するに十分な量)の分光増感色素を高ア
スペクト比平板状粒子乳剤の粒子表面に吸収せ
しめることが好ましい。ここで使用する色素の
量は、選らばれた特定の色素もしくは色素の組
合わせ並びに粒子の大きさ及びアスペクト比に
基づいて変わるであろう。表面感光性ハロゲン
化銀粒子の全有効表面積の約25〜100%もしく
はそれ以上に相当する単層被覆量において有機
色素を用いる場合に最適の分光増感が達成され
ることは写真技術分野において知られている。
即ち、このことは、例えば、ウエスト(West)
等、「写真乳剤における増感色素の吸着(The
Adsorption of Sensitizing Dyes in
Photographic Emulsions)」Journal of phys.
Chem.,Vol.56,p.1065,1952年;スペンス
(Spence)等「増感色素の減感
(Desensitization of Sensitizing Dyes)」,
Journal of Physical and Colloid
Chemistry,Vol.56,No.6,1948年6月,
pp.1090−1103;及び米国特許第3979213号に記
載されている。最適な色素濃度レベルは、
Mees,Theory of Photographic Process,
1942年,マクミラン,pp.1067−1069(前出)に
教示されている手法により選らぶことができ
る。 全く予想外のことであつたが、本発明に従い
選択的局部増感が与えられている高アスペクト
比平板状粒子ハロゲン化銀乳剤は、それを同様
な高アスペクト比平板状粒子ハロゲン化銀乳剤
(従来公知な技法に従つての化学増感及び分光
増感が完了しているもの)と比較した場合、よ
り高い写真感度を呈示するということが判明し
た。本発明の高アスペクト比平板状粒子臭沃化
銀乳剤は、写真の分野において従来観察されて
きたものと比較してより高い感度一粒状度関係
を呈示する。 すべての利点を達成するために必ずしも必要
ではないが、本発明に係る乳剤は、代表的な実
用的製造法に従えば、最適に化学及び分光増感
されることが好ましい。このことは、可能な使
用及び処理条件下に増感スペクトル領域におい
てそれらの粒子から達成される最大log感度の
少なくとも60%に相当する感度を達成すること
が好ましいことを意味する。ここで、log感度
とは、100(1−logE)を意味し、式中のEは
カブリ上0.1の濃度においてメートル−キヤン
ドル−秒で表わされる露光量である。乳剤層の
ホスト平板状粒子を一旦特徴づけたならば、あ
る製品の乳剤層が他の製造者の匹敵し得る商品
に関して最適に化学及び分光増感されているか
否かということをさらに製品分析及び性能評価
を行うことにより判断することができる。本発
明の鮮鋭度に係る利点を達成するに当つて、ハ
ロゲン化銀乳剤の分光増感もしくは分光増感が
効率良くなされているか効率悪くなされている
どうかということは重要ではない。 F 銀像形成 上述のように沈澱生成方法によつて一旦高ア
スペクト比平板状粒子乳剤を生成せしめ、洗浄
し、そして増感したならば、常用される写真用
添加剤を配合することによりそれらの調製を完
了することができる。そして、これらは銀像を
生成すべきことを求めた写真応用分野、例え
ば、通常の黒白写真に応用することができる。 本発明に係る乳剤を有する写真要素を用いて
銀像を形成することを意図せる場合、その写真
要素を、処理の間に追加の硬膜膜剤を配合する
必要がない程度に十分硬膜させることができ
る。この硬膜化によつて、銀のカバリングパワ
ーの増大を具現することができる。 代表的な有用な配合硬膜剤(前硬膜剤)はリ
サーチ・デイスクロージヤー、176巻、1978年
12月、アイテム17643、X項に記載されている。 リサーチ・デイスクロージヤー,176巻、
1978年12月、アイテム17643、項に記載され
るように、安定剤、カブリ防止剤、キンク防止
剤、潜像安定剤及び同様な添加剤を塗布前に乳
剤層及び隣接層に混入することにより、ネガ型
乳剤塗膜における最小濃度(即ちカブリ)を増
大し、または直接ポジ型乳剤塗膜における最小
濃度を増大し、もしくは最大濃度を低減せしめ
る不安定性から解放することができる。C.E.K
メーズ(Mees),ザ・セオリー・オブ・ザ・フ
オトグラフイツク・プロセス、第2版、マクミ
ラン、1954,pp.677−680に記載されるように、
乳剤されるように、乳剤に有効なカブリ防止剤
の多くはまた現像剤に配合することができ、ま
た2,3の一般的な見出しのもとに分類するこ
とができる。 アルドヒドタイプの硬膜剤を使用する場合、
乳剤層を常用のカブリ防止剤で保護することが
できる。 本発明の乳剤の場合、ネガ像もしくはポジ像
の形成を意図された写真要素にそれを等しく適
用することができる。例えば、本願明細書に記
載されるような乳剤層を有する写真要素は、露
光により表面もしくは内部潜像のいずれかを形
成し、また、これらの潜像が処理によりネガ像
を形成するようなタイプであることができる。
場合によつて、かかる写真要素は、単一の現像
工程に応答して直接ポジ像を形成するようなタ
イプであることができる。ホスト平板状粒子と
銀塩エピタキシーとからなる複合粒子が内部潜
像を形成する場合、直接ポジ像の形成を促進す
ることを目的としてそれらの複合粒子に表面カ
ブリを与えることができる。特に好ましい1形
態において、銀塩エピタキシーそのものが内部
潜像部位を形成する(即ち、電子を内部にトラ
ツプする)方向でそのエピタキシーを選択し、
また、必要に応じて、表面カブリをちようど銀
塩エピタキシーに限定することができる。もう
1つの形態において、ホスト平板状粒子は、好
ましくは正孔トラツプとして作用する銀塩エピ
タキシーと一緒に、電子を内部的にトラツプす
ることができる。表面的にカブらされた乳剤を
有機電子受容体と組み合わせて使用することが
できる。このことは、例えば、米国特許第
2541472号、英国特許第723019号、米国特許第
3501305号、同第3501306号及び同第3501307号、
リサーチ・デイスクロージヤー、134巻、1975
年6月、アイテム13452、そして米国特許第
3672900号、同第3600180号及び同第3647643号
に記載されている。米国特許第3501310号に記
載されるように、有機電子受容体を分光増感色
素と組み合わせて使用するかもしくは前者その
ものが分光増感色素であることができる。もし
も内部に感度を有する乳剤を使用するのである
ならば、米国特許第3501311号に記載されるよ
うに表面カブリ剤及び有機電子受容体を組み合
わせて使用することができる。但し、直接ポジ
像を形成したいような場合、表面カブリ剤も有
機電子受容体も不必要である。 本発明の乳剤を有する写真要素は、上記した
ような特別の特徴に加えて、例えばリサーチ・
デイスクロージヤー、176巻、1978年12月、ア
イテム17643に記載されるような常用の特徴を
使用することができる。本発明の乳剤を使用し
た写真要素をラジオグラフイーの分野で利用す
るつもりである場合、ラジオグラフイー要素の
乳剤及びその他の層を先に引用せるリサーチ・
デイスクロージヤー、184巻、1979年8月、ア
イテム18431に具体的に記載されるいかなる形
態とすることもできる。本発明に係る乳剤並び
に写真要素中に他の常用されるハロゲン化銀乳
剤層、中間層、オーバーコート及び下塗層を存
在せしめる場合これらは、リサーチ・デイスク
ロージヤー、176巻、1978年12月、アイテム
17643、XV項に記載される如く塗布し、そし
て乾燥することができる。 当業者間に確立された慣行に従うと、本発明
に係る高アスペクト比平板状粒子乳剤を相互に
またはこれらと常用される乳剤とをブレンドす
ることによつて乳剤層に要求される特定の特性
を満足せしめることができる。例えば、複数の
乳剤をブレンドすることによつて、所定目的を
満足するように写真要素の特性曲線を調節する
ことができる。ブレンドによつて、露光及び処
理によつて達成される最大濃度を増大し、また
は低減し、最小濃度を低減し、または増大し、
かつ特性曲線の形状を足部と肩部の間で調節す
ることができる。この為に、本発明に係る乳剤
を先に引用せるリサーチ・デイスクロージヤ
ー、176巻、1978年12月、アイテム17643、I項
に記載されるような常用されるハロゲン化銀乳
剤とブレンドすることができる。また、I項F
に記載されるような乳剤をブレンドすることも
可能である。 本発明に係る乳剤を有する写真要素は、最も
単純な形態の場合、本発明に係る高アスペクト
比平板状粒子乳剤を含む単一ハロゲン化銀乳剤
層と写真支持体とを使用する。もちろん、2以
上のハロゲン化銀乳剤層並びにオーバーコー
ト、下塗層及び中間層を有利に含ませ得ること
が認められている。上述のように乳剤をブレン
ドすることに代えて、ブレンドすべき乳剤をそ
れぞれ別の層として塗布することによつて同様
な効果を達成することができる。乳剤層を別々
に塗布して露光ラチチユードを得ることは写真
技術分野において周知であつて、ツエリクマン
(Zelikman)及びレビ(Levi)、メーキング・
アンド・コーテイング・フオトグラフイツク・
エマルジヨンズ・フオーカルプレス、1964年、
pp.234−238、米国特許第3663228号及び英国特
許第923045号に記載されている。さらに、高感
度及び低感度ハロゲン化銀乳剤をブレンドでは
なく別々の層に塗布することによつて写真感度
を増大せしめ得ることも写真技術分野において
周知である。通常、高感度乳剤層を低感度乳剤
層よりも露光放射線源に近い位置に塗布する。
この技法は、3またはそれ以上の積層せる乳剤
層の調製に応用することができる。このような
層構成は本発明の実施において利用可能であ
る。 写真要素の層を種々の支持体上に塗布するこ
とができる。代表的な写真支持体には、重合体
フイルム、木繊維(例えば紙)、金属シート及
びフオイル、ガラス及びセラミツク系支持体要
素があり、これらは、支持体表面の接着性、帯
電防止性、寸法安定性、耐摩耗性、硬さ、摩擦
特性、ハレーシヨン防止性及び(または)その
他の特性を向上する為に、1または2以上の下
塗層を有することができる。これらの支持体は
当業界において周知であつて、例えば、リサー
チ・デイスクロージヤー、176巻、1978年12月、
アイテム17643、X項に記載されている。 単数または複数の乳剤属は通常対向せる平ら
な主要表面を有する支持体に連続属として塗布
されるが、必ずしもそうでなくともよい。乳剤
層は平らな支持体表面上に複数の横方向に変位
せる層セグメントとして塗布することができ
る。単数または複数の乳剤層をセグメントとす
る場合、マイクロセル状支持体を用いることが
望ましい。有用なマイクロセル状支持体は国際
公開番号第W080/01614号(1980年8月7日公
開;ベルギー特許第881513号、1980年8月1
日、に対応)及び米国特許第4307165号に開示
されている。マイクロセルの大きさは、幅1〜
200マイクロメートル、そして深さ1000マイク
ロメートル以下とすることができる。一般に、
通常の黒白写真分野、特に写真像を引伸ばす場
合には、マイクロセルの大きさは幅少くとも4
マイクロメートル、そして深さ200マイクロメ
ートル未満が好ましく、最良の大きさは幅及び
深さいずれも約10〜100マイクロメートルであ
る。 本発明に係る乳剤を用いた写真要素は常用さ
れるいかなる方法によつても像状に露光するこ
とができる。これについては上記リサーチ・デ
イスクロージヤー、アイテム17643、X項を
参照されたい。 写真要素に含まれる感光性ハロゲン化銀は、
露光に引続いて、アルカリ性媒体または写真要
素中に含まれる現像剤の存在下にハロゲン化銀
を水性アルカリ媒体と組合わせることによつて
常法に従つて処理し、可視像を形成することが
できる。 写真要素中に一旦銀像を形成せしめた後、未
現像のハロゲン化銀を定着するのが普通の方法
である。本発明に係る高アスペクト比平板状粒
子乳剤はより短時間に定着を完了可能とする点
で特に有利である。これによつて加速された処
理が可能となる。 G 色素像形成 銀像を形成するための上述の写真要素及び技
法は色素を用いて着色像を形成するのに容易に
適用することができる。おそらく投映可能な色
像を得る最も簡易な技法においては、常用され
る色素を写真要素の支持体中に混入することが
でき、そして上述の如く銀像の形成を行うこと
ができる。銀像が形成される領域においては写
真要素は実質的に光透過性でなくなり、その他
の領域では支持体の色に対応して光を透過す
る。このようにして着色像が容易に形成され得
る。これと同一効果はまた、別の色素フイルタ
ー層または色素フイルター要素と透明支持体要
素を有する要素とを用いることによつて達成す
ることができる。 ハロゲン化銀写真要素は、色素の選択的破壊
または形成によつて色素像を形成するのに用い
ることができる。銀像を形成するための上述の
写真要素は、リサーチ・デイスクロージヤー、
176巻、1978年12月、アイテム17643、X、D
項に記載されるように、例えばカラーカプラー
のような色素像形成剤(ダイイメージフオーマ
ー)を含有する現像剤を用いることによつて色
素像を形成するのに用いることができる。この
ような形態において、現像剤は、酸化された形
態においてカプラと反応応(カプリング)して
画像色素を形成し得る発色現像剤(例えば、芳
香族第1アミン)を含む。 場合によつて、色素形成性カプラーを常法に
従つて写真要素中に混入することもできる。色
素形成性カプラーは、異なる写真効果を達成す
るために異なる量で混入することができる。例
えば、銀被覆量に関連して、カプラーの濃度を
高感度及び中庸感度乳剤層に通常用いられる量
より低く制限することができる。 色素形成性カプラーは、通常、減法混色法に
よる原色(即ち、黄、マゼンタ及びシアン)の
画像色素を形成するように選ばれ、また、これ
らのカプラーは非拡散性無色カプラーである。
特定の写真応用分野で望まれる効果を達成する
ために、単一または複数の別々の層における反
応速度が相違する色素形成用カプラーを用いる
ことができる。 色素形成性カプラーは、カプリングによつ
て、例えば現像抑制剤または促進剤、漂白促進
剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜
剤、カブリ剤、カブリ防止剤、競争カプラー、
化学または分光増感剤及び減感剤のような写真
学的に有用なフラグメントを放出することがで
きる。現像抑制剤放出DIRカプラーは処写分野
において周知である。さらに、酸化的に開裂す
るDIR化合物を用いることもできる。例えばリ
ツプマン乳剤のように比較的感光性に乏しいハ
ロゲン化銀乳剤は現像抑制剤フラグメントの移
行(マイグレーシヨン)を阻止または抑制する
ために中間層及びオーバーコート層として利用
した。 写真要素には、ネガ色像用積層マスクを形成
するのに用いられるもののような着色せる色素
形成性カプラー及び(または)競争カプラーを
混入することができる。写真要素にはさらに常
用される画像色素安定剤を配合することができ
る。これらはすべて、リサーチ・デイスクロー
ジヤー、176巻、1978年12月、アイテム117643、
項に記載されている。 色素像形成性還元剤に組合わせて不活性遷移
金属イオン錯体の形態を有する酸化剤を用いる
方法を採用することによつて色素像を形成また
は増幅することができる。写真要素はそのよう
な方法によつて色素像を形成するのに特に適合
する。本発明の平板状粒子ハロゲン化銀乳剤が
沃化物を含有する場合、増幅反応、特に触媒毒
のための沃化物イオンを利用したものを実施す
ることができる。 例えば銀−色素−漂白法のような色素または
色素プレカーサ(前駆物質)の選択的破壊によ
つて写真要素に色素像を形成することができ
る。 漂白によつて現像せる銀を除去するのはハロ
ゲン化銀写真要素に色素像を形成する技法にお
ける普通の方法である。そのような銀の除去
は、処理溶液または写真要素のある層に漂白促
進剤またはそのプレカーサを混入することによ
り促進することができる。ある場合には、特に
上述のように色素像を増幅する時、現像により
形成される銀の量は生成する色素の量と比較し
て少ない。従つて、実質的に目に見える影響な
く銀漂白が省略される。さらに他の応用におい
ては、銀像が保持され、そして色素像はこの銀
像により提供される濃度を高めるかまたは補う
ために活用される。銀像の形成を色素で高める
場合、中性の単一色素または全体として中性画
像を生成し得る複数の色素を組合わせ用いるこ
とが通常望ましい。 H 部分的粒子現像 ある種の光検出素子(例えば、ビデオカメラ
等における半導体)がハロゲン化銀写真要素の
検出量子効率より優れた検出量子効率を示すこ
とが写真分野において認められ、そして報告さ
れている。従来のハロゲン化銀写真要素の基本
的性質を研究した結果、これは主としてハロゲ
ン化銀粒子の量子感度が低いことよりもむしろ
個々のハロゲン化銀粒子の二元的オンオフ特性
によることが証明されている。このことは、例
えば、シヨウ(Shaw)、「マルチレベル・グレ
インズ・アンド・アイデイアル・フオトグラフ
イツク・デイテクター」,フオトグラフイツ
ク・サイエンス・アンド・エンジニアリング,
16巻、No.3、1972年5月/6月,pp.192−200
に記載されている。ここで、ハロゲン化銀粒子
のオンオフ特性とは、一旦ハロゲン化銀粒子上
に潜像中心が形成されると粒子が完全に現像可
能となることを意味する。現常、現像は、潜像
形成限界量より大きい、粒子に当たつた光の量
とは無関係である。ハロゲン化銀粒子が多くの
光子を吸収していくつかの潜像中心を形成する
かまたは最少数の光子を吸収するのみで単一の
潜像中心を生成するかそのいずれであつても、
ハロゲン化銀粒子は現像時に全く同一の生成物
を生じる。 例えば、本発明に係る高アスペクト比平板状
粒子乳剤の場合、それに露光を施すと、その乳
剤のハロゲン化銀粒子中及び上に潜像中心が形
成される。一部の粒子には単一の潜像中心が形
成されるのみであるが、一部の粒子には多くの
潜像中心が形成され、また、一部の粒子には形
成されない。しかしながら、形成される潜像中
心の数は放射線暴露量に関係する。平板状粒子
は直径が比較的大きいが故に、また、感度−粒
状度関係が高い(特に、実質的に最適に化学及
び分光増感せる臭沃化銀から形成せる粒子では
顕著である)が故に、それらの感度は比較的高
い。それぞれの粒子中または上の潜像中心の数
は粒子が受けた暴露量に直接に関連するが故
り、そのような情報が現像に際して失なわれな
いことを条件に、高い検出量子効率に対しポテ
ンシヤルが存在する。 好ましい1形態においては、それぞれの潜像
中心は現像されて、ハロゲン化銀粒子を完全に
現像することなく潜像中心の大きさが増大す
る。これは、通常より早い段階において、通常
の写真応用分野では最適の現像を達成するより
かなり前においてハロゲン化銀の現像を阻止す
ることにより行うことができる。他の技法とし
てDIRカプラーおよび発色現像剤を用いる技法
がある。カプリング時に放出される抑制剤を利
用してハロゲン化銀粒子の完全な現像を阻止す
ることができる。この工程を実施するもう1つ
の方法においては自己抑制型現像剤を用いる。
自己抑制型現像剤は、ハロゲン化銀粒子の現像
を開始するが、ハロゲン化銀粒子が完全に現像
される前にそれ自身現像を停止するものであ
る。このタイプの好ましい現像剤は、ノイバー
ガー(Neuberger)等、「アノーマラス・コン
セントレーシヨン・エフエクト:アン・インバ
ース・リレイシヨンシツプ・ビトウイーン・
ザ・レート・オブ・デベロツプメント・アン
ド・デベロツパー・コンセントレーシヨン・オ
ブ・サム・p−フエニレンジアミン」、フオト
グラフイツク・サイエンス・アンド・エンジニ
アリング、19巻、 19巻、6号、1975年11月−
12月、pp.327−332に記載されるようなp−フ
エニレンジアミン含有自己抑制型現像剤であ
る。現像を中断しまたはDIRカプラーの存在下
に現像を行うことにより、隣接する現像粒子よ
り長い現像誘導期間を有するハロゲン化銀粒子
の現像を完全に妨げることができる。しかしな
がら、自己抑制型現像剤を用いると、個々の粒
子の現像がある程度起つた後まではその現像が
抑制されない利点がある。さらに、エピタキシ
ヤル成長による銀塩の現像能とホスト平板状粒
子を形成するハロゲン化銀のそれとの差に基づ
いて部分的粒子現像を得るかもしくはそれを補
助することができるということも認められる。
米国特許第4094684号は、現像剤及び現像条件
の選択を通じて部分的粒子現像剤を達成する技
法を開示している。 潜像中心の現像を促進すると多数の銀核が生
成する。これらの銀核の大きさ及び数はそれぞ
れの粒子の暴露の程度に比例する。好ましい自
己制型現像剤が発色現像剤を含む限り、生成し
た酸化された現像剤を色素形成性カプラーと反
応させて色素像を形成せしめることができる。
しかしながら、ごく限定された量のハロゲン化
銀が現像されるに過ぎないので、このようにし
て形成され得る色素の量もまた限定される。か
かる制限を排除して最大の色素濃度形成を達成
するような、但し、暴露程度に対する色素濃度
の比例的生成性を確保するための技法として
は、酸化剤としてペルオキシドまたは遷移金属
イオン錯体を用い、また、例えば発色現像剤の
ような色素像形成性還元剤を用いて銀接触酸化
−還元反応を行う技法がある。ハロゲン化銀粒
子に表面潜像中心が形成される場合には、これ
らの中心自身が、色素像増幅反応に触媒作用を
成すに十分な銀を提供する。従つて、現像によ
つて潜像を促進する工程は好ましいけれども必
ずしも必須ではない。好ましい形態において
は、カラー写真においては常法とされれている
ように、色素像を形成した後写真要素中に残留
するいかなる可視銀も漂白によつて除去する。 得られる写真像は、放射線暴露量に正比例せ
る2点間(point−to−point)色素濃度を示す
色素像である。その結果、写真要素の検出量子
効率は非常に高い。上述のように酸化還元反応
によつて粒状性のレベルが増大し得るが、高い
写真感度が容易に得られる。 先に引用せる国際公開番号第W080/01614号
に教示されるようにマイクロセル型支持体を用
いることによつて粒状性を低減することができ
る。粒状性の感覚は個々の画像色素雲の大きさ
のみならずそれらの位置のランダム性によつて
作り出される。支持体が形成せる規則的に配列
せるマイクロセルに乳剤を塗布し、そして生成
せる色素をそれぞれのマイクロセルに全体に亘
つて均一に塗り付けることによつて、粒状性の
感覚を低減することができる。 以上、特に色素像の形成を引用して部分的粒
子現像を説明したが、これは銀像の形成につい
ても同様に適用できる。潜像部位を含む粒子が
完全に現像されないうちに現像を完了すること
によつて、銀像の粒状性を視るための銀像の現
像段階における生成を低減することができる。
全体粒子現像と比較して、部分粒子現像によれ
ば、より多数の銀中心または核(スペツク)を
生成できるので、所定濃度における粒状性の感
覚を低減することができる。また、カプラーを
配合して行なう色素像形成の場合においても、
カプラーの量をハロゲン化銀に関し通常用いる
化学量論的量より少なくなるようにカプラー濃
度を制限することによつて同様に粒状性の低減
を達成できる。写真要素における銀被覆量は、
全体粒子現像の割合と比較して部分粒子現像の
場合には最大の濃度水準を達成するために当初
より大きくなければならないが、現像されない
ハロゲン化銀は定着および回収によつて除去す
ることができ、従つて、銀の正味消費量は必ず
しも増大しない。 マイクロセル型支持体を有する写真要素の銀
像形成において部分的粒子現像を採用すること
により、色素像形成に関し上述したのと同様に
銀像の粒状性を低減することができる。例え
ば、本発明に係るハロゲン化銀乳剤を支持体上
に配列せるマイクロセルに入れ、そして像状露
光後に部分現像するならば、暴露時に受容せる
放射線量及び形成された潜像部位の数に比例し
て多数の微細な銀の核が形成される。銀核のカ
バリングパワーは全体粒子現像により達成され
る場合と比較して小さいが、未現像のハロゲン
化銀を定着除去し、マイクロセル中に存在する
銀を再ハロゲン化し、次いでマイクロセル中に
含まれる物理的現像核の均一な塗膜層上に銀を
物理的に現像せしめることによつてカバリング
パワーを増大することができる。微細な核上に
物理的に現像された銀は化学的に現像された銀
と比較してかなり高い濃度を持つことができる
ので、かなり高い最大濃度を容易に得ることが
できる。さらに、物理的に現像された銀はそれ
ぞれのマイクロセル中に均一な濃度で生成す
る。このために粒状性が低減する。なぜなら
ば、銀濃度のランダムな発生はマイクロセルパ
ターンの規則性に取つて代わるからである。 I スペクトル領域の関数としての感度 本発明の高アスペクト比平板状粒子乳剤を選
らばれたスペクトル領域内で上述したように任
意に増感し、そしてそのスペクトル領域内の乳
剤の感度をその乳剤がそのハロゲン化物の組成
に原因して本来の感度を有すると予想されるよ
うなスペクトル領域と比較したところ、普通の
乳剤において従来観察されたものよりも非常に
大きな感度差が存在するということが認められ
た。臭化銀及び臭沃化銀乳剤の場合、それらの
乳剤の青及び緑又は赤感度における分離が不適
当であるということは多色写真において長きに
わたつて欠点としてあつた。本発明に従うと臭
化銀及び臭沃化銀乳剤の分光感度の差を有利に
使用し得るわけであるが、以下、このことを特
に多色写真要素を参照して説明する。但し、こ
の説明は単に用途の一例を例示するにとどまる
という点に留意されたい。本発明によつて導び
かれるところの分光感度差の増大は、多色写真
にも、また、臭化銀又は臭沃化銀乳剤にも限定
されるものではない。本発明の乳剤の分光感度
差を単一乳剤層からなる写真要素において観察
し得るということを理解することができる。例
えば、塩化銀及び塩臭銀乳剤の場合、十分に低
い本来の青感度を有しているのでこれらの乳剤
を多色写真で使用して緑又は赤色光を記録する
ことができかつ、その場合、青色光露光からの
保護を行なう必要がないということが知られて
いるけれども、いろいろなスペクトル領域間に
おける感度差の増大についての利点がその他の
用途において存在している。例えば、高アスペ
クト比平板状粒子塩化銀乳剤を赤外線に対して
増感し、そして分光増感領域において像状露光
を行なつた場合、最小濃度のより少ない増大を
伴なうだけで光照射下に処理を行なうことがで
きる。というのは、本発明による乳剤では分光
増感を含まないスペクトル領域において感度の
低下があるからである。 J 多色写真 本発明は多色写真像を形成するのに用いるこ
とができる。一般に、少なくとも1つのハロゲ
ン化銀乳剤層を含むいかなる常用される多色像
形成要素も、本発明に係る高アスペクト比平板
状粒子乳剤を添加または該乳剤で置換すること
のみによつて改良可能である。本発明は加法に
よる多色像形成法および減法による多色像形成
法のいずれにも応用可能である。 まず、本発明の加法多色像形成への応用につ
いて説明すると、銀像を形成し得る本発明に係
る乳剤を含む写真要素と組合わせて、挿入せる
青色、緑色および赤色フイルター要素を含むフ
イルターアレイを用いることができる。パンク
ロマテイツクに増感され且つ写真要素の1つの
層を形成する本発明に係る高アスペクト比平板
状粒子乳剤に加法混色原色フイルターアレイを
通して像状露光を施す。銀像を形成する処理を
施し、そしてフイルターアレイを通して視る
と、多色像がみられる。このような像を投映す
ると最も良く視られる。それ故、写真要素及び
フイルターアレイはいずれも透明支持体を保有
するかまたは共有する。 減法原色像形成色素の組合わせによつて多色
像を形成する形式の多色写真要素に本発明を応
用することにより格別の利点をもたらすことも
できる。このような写真要素は支持体並びに、
通常、青色、緑色および赤色露光をそれぞれ
黄、マゼンタおよびシアン色素像として別々に
記録する重なり合つた少なくとも3組のハロゲ
ン化銀乳剤層からなる。本発明は一般に少なく
とも1種の高アスペクト比平板状粒子ハロゲン
化銀乳剤を含むこの種のいかなる多色写真要素
をも包含するが、高アスペクト比平板状粒子臭
化銀および臭沃化銀を用いた場合にはさらに別
の利点がもたらされる。従つて、臭化銀および
臭沃化銀乳剤が混入された好ましい態様につい
て以下に説明するが、いかなるハロゲン化物組
成を有する高アスペクト比平板状粒子乳剤も所
望により用いることができる。特に断わらない
限り、多色写真要素は前述の写真要素の特徴を
持つことができる。 本発明の1つの特に好ましい形態では、マイ
ナス青色増感せる高アスペクト比平板状粒子臭
化銀または臭沃化銀乳剤が多色写真要素の3つ
組の青色、緑色および赤色記録乳剤層中に緑色
または赤色光を記録すべき乳剤層の少くとも1
つの形成している。この平板状粒子乳剤は、写
真要素の露光段階において、記録すべく意図さ
れている光の他に5500〓青色光における中性光
を受理するように配置される。この乳剤層が受
ける青色およびマイナス青色光の関係はΔlogE
で表わすことができる。 ΔlogE=logET−logEB 上式において、ETは平板状粒子乳剤が記録
すべき緑色または赤色光に対する露光量の対数
あり、またlogEBはその平板状粒子乳剤が同時
に受ける青色光に対する露光量の対数である。
いずれの場合も、露光量Eは特に断わらない限
りメートル−キヤンドル−秒で表わす。 本発明の実施において、ΔlogEは0.7未満
(好ましくは0.3未満)とすることができ、これ
でもなお多色被写体の許容できる複製像を得る
ことができる。これは、本発明で用いる平均直
径が0.7マイクロメートルより大きい乳剤中に
乳剤粒子が高割合で存在することから見て驚く
べきことである。もしも本発明で用いる高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀または臭沃化銀乳剤
に替えて同様なハロゲン化物組成および平均粒
子直径を有する等しい量の非平板状または低ア
スペクト比平板状粒子乳剤を使用するならば、
より高くかつ通常は許容限界水準を越える色の
歪みを生じるであろう。緑色または赤色増感せ
る臭化銀および臭沃化銀乳剤による色の歪みは
平均粒子直径を小さくすることにより低減でき
ることが写真技術分野において知られている
が、粒子直径を小さくすると達成可能な最大写
真感度が制限される。本発明は青色とマイナス
青色感度とを有利に分離するばかりでなく、達
成可能な最大マイナス青色写真感度に何ら影響
を及ぼすことなくそのような利点を達成する。
本発明の特に好ましい形態において、少くとも
マイナス青色記録乳剤層を本発明に係る臭化銀
または臭沃化銀乳剤で構成する。3つ組乳剤層
中の青色記録乳剤層もまた有利に本発明に係る
高アスペクト比平板状粒子乳剤で構成すること
ができる。本発明の特に好ましい形態において
は、3つ組乳剤層のそれぞれに存在する厚さ
0.3マイクロメートル未満の平板状粒子が少く
とも1.0マイクロメートル、好ましくは少くと
も2.0マイクロメートルの平均粒子直径を有す
る。本発明のさらに別の好ましい形態において
は、多色写真要素が少くとも180のISO感度指
数を持つことができる。 本発明に係る乳剤を有する多色写真要素は、
高アスペクト比平板状粒子緑色および(また
は)赤色乳剤層を青色光露光から保護するため
にこれらの層と露光源との間に黄フイルター層
を配置する必要がなく、また、そのような黄フ
イルター層を配置するとしても、昼光露光すべ
き写真要素の赤色または緑色記録乳剤層を青色
露光から保護するのにこれまで用いられてきた
黄フイルター層濃度よりも低い濃度に低減する
ことができる。本発明1つの特に好ましい形態
では、3つ組の乳剤層のうち緑色および(また
は)赤色記録乳剤層と露光放射線源との間に青
色記録乳剤層を介在せしめない。それ故、写真
要素は緑色および(または)赤色乳剤層と入射
露光放射線との間に実質的に青色吸収材料を持
たない。 上述のような1つの緑色または赤色記録高ア
スペクト比平板状粒子臭化銀または臭沃化銀乳
剤が必要であるに過ぎないが、多色写真要素は
青色、緑色および赤色光をそれぞれ露光するた
めの少くとも3つの別々の乳剤層を含有する。
必要である高アスペクト比平板状粒子緑色また
は赤色記録乳剤層以外の乳剤はいかなる従来の
形式のものであつてもよい。種々の常用される
乳剤は前に引用せるリサーチ・デイスクロージ
ヤー、アイテム17643、第I節に記載されてい
る。全ての乳剤層が臭化銀またはは臭沃化銀平
板状ホスト粒子を含むのが好ましい。特に好ま
しい形態においては、少くとも1つの緑色記録
乳剤層と少くとも1つの赤色記録乳剤層とが本
発明の高アスペクト比平板状粒子乳剤からな
る。もしもスペクトルの緑色および(または)
赤色部分を記録するのに2以上の乳剤層を配置
するならば、少くとも高感度乳剤層に上記高ア
スペクト比平板状粒子乳剤を配合することが望
ましい。もちろん、写真要素のすべての青色、
緑色および赤色記録乳剤層を必要に応じて上述
の平板状粒子で構成することは本発明にとつて
必須ではないが好ましいことが判る。 本発明は種々広範囲に亘る感度とコントラス
トとを示す青色、緑色および赤色記録乳剤層を
有する多色写真要素に十分に応用可能である。
本発明で用いる緑色または赤色に分光増感せる
高アスペクト比平板状粒子臭化銀または臭沃化
銀乳剤層は相対的に青色に非感応性であるた
め、緑色および(または)赤色記録乳剤層は他
の乳剤層とは係わりなく多色写真要素内のいか
なる位置に配置することもでき、また、それら
が青色光に露光しないよう従来採られてきた注
意を払う必要もない。 本発明は特に、昼光露光によつて正確に色を
再現すべき多色写真要素に応用できる。このよ
うなタイプの写真要素は、5500〓(昼光)源に
露光する時実質的に匹敵せるコントラストと制
限された感度変化を示す青色、緑色および赤色
光の記録を形成するという特徴を持つ。ここ
で、用語「実質的に匹敵するコントラスト」と
は、青色、緑色および赤色の記録のコントラス
トが、青色記録のコントラストを基準にして20
%未満(好ましくは10%未満)相違することを
意味する。青色、緑色および赤色記録の制限さ
れた感度変化は0.3logE未満の感度変化
(ΔlogE)として表わすことができる(ここで、
感度変化とは、緑色および赤色記録の感度と青
色記録の感度との2つの差のうち大きい方を指
す)。 本発明に係る写真要素の上記関係を決定する
のに必要なコントラストおよびlog感度の測定
は、色温度5500〓において写真要素を例えば炭
素試験被写体のような分光非選択的(中性濃
度)ステツプウエツジを通して露光し、好まし
くは使用時に用い得る処理条件下に写真要素を
処理することにより行うことができる。アメリ
カン・スタンダードPH2.1−1952(アメリカン・
ナシヨナル・スタンダーズ・インステイテユー
ト「ANSI」,1430ブロードウエイ,ニユーヨ
ーク、N.Y.10018刊行)に記載されるように波
長435.8nmの青色光、波長546.1nmの緑色光お
よび波長643.8nmの赤色光の透過に対する写真
要素の青色、緑色および赤色濃度を測定するこ
とにより、写真要素の青色、緑色および赤色特
性曲線をプロツトすることができる。もし写真
要素が透明支持体ではなく反射性支持体を持つ
ならば、透過濃度に替えて反射濃度を用いるこ
とができる。青色、緑色および赤色特性曲線か
ら感度およびコントラストを写真技術分野にお
いて周知の技法により確かめることができる。
青色、緑色および赤色記録のそれぞれが比較目
的のために同様に測定される限り採用する特定
の感度およびコントラストの測定方法自体は重
要ではない。異なる写真応用分野に用いられる
多色写真要素の種種の標準センシトメトリー測
定技法がANSIによつて刊行されている。代表
的な刊行物は、アメリカン・スタンダード
PH2.21−1979,PH2.47−1979およびPH2.27−
1979である。 昼光露光時に正確に色を再現し得る本発明に
係る乳剤を使用した多色写真要素は上述の特性
を示す従来の写真要素に比べてかなりの利点を
有する。本発明に係る写真要素において、緑色
および赤色に分光増感せる平板状臭化銀または
臭沃化銀乳剤層の限られた青色感度に依存し
て、青色記録乳剤層の青色感度とマイナス青色
記録乳剤層の青色感度とを分離することができ
る。特定の応用分野に応じて、緑色および赤色
記録乳剤層における平板状粒子の利用それ自体
によつて青色およびマイナス青色記録乳剤層の
青色レスポンスに所望の大きさの分離を生ぜし
めることができる。 ある応用分野では、常用される青色感度分離
技法を用いて青色およびマイナス青色記録乳剤
層の、青色感度分離をさらに高め、高アスペク
ト比平板状粒子の存在によつて得られる青色感
度分離を補うことが望ましい。例えば、最も感
度の大きい緑色記録乳剤層を露光放射線源に最
も近い位置に配置し、且つ最も感度の高い青色
記録乳剤層を露光放射線源から最も遠い位置に
配置するならば、青色および緑色記録乳剤層の
青色感度の分離は(乳剤を別々に塗布し、そし
て露光せる場合は完全なオーダーの大きさ
「1.0logE」は異なるが)そのような層配置構成
によつて有効に低減することができる。なぜな
らば、緑色記録乳剤層は露光の間に全ての青色
光を受理するが、緑色記録乳剤層およびその他
の上層は青色光が青色記録乳剤層に達する前に
その一部を吸収または反射するからである。こ
のような場合、青色記録乳剤層中に沃化物を高
割合で配合することによつて、平板状粒子に青
色およびマイナス青色記録乳剤層の青色感度分
離の増大を補うことができる。青色記録乳剤層
がマイナス青色記録乳剤層よりも露光放射線源
に近く配置される場合は、青色およびマイナス
青色記録乳剤層の間に塗布された限られた濃度
の黄フイルター材料を利用して、青色およびマ
イナス青色分離を増大することができる。しか
しながら、従来の感度分離技法自身が青色感度
分離にある大きさの差またはそれに近似せる値
を提供する限り、これまで写真技術分野におい
て必要とされていたように従来の感度分離技法
を利用することは必要ではない。しかしなが
ら、特定の利用分野に対し異常に大きな青色お
よびマイナス青色感度分離が望まれる場合は上
述のことは除外されない。従つて、本発明に係
る多色写真要素は、つり合いのとれたライテイ
ング条件下において露光する時正確に画像の色
を再現可能とするものであつて、しかも、これ
まで可能とされていた以上に写真要素の構成に
おける選択可能範囲をはるかに拡げるものであ
る。 多色写真要素は、しばしぱ、発色性層ユニツ
トについて説明される。最も普通の多色写真要
素は3つの重なり合つた発色性層ユニツトを含
み、それぞれの発色性層ユニツトはスペクトル
の異なる1/3を記録することができ且つ補色
減法原色色素像を生成し得る少くとも1つのハ
ロゲン化銀乳剤層を含む。即ち、青色、緑色お
よび赤色記録発色性層ユニツトがそれぞれ黄、
マゼンタおよびシアン色素像を生成するのに用
いられる。色素像形成物質は必ずしもいかなる
発色性層ユニツト中に存在せしめなくともよ
く、処理溶液から全く供給することができる。
色素像形成物質を写真要素中に設けるに際して
は、ある乳剤層中に配置することもでき、また
同じ発色性層ユニツトの隣接乳剤層から酸化せ
る現像または電子移動剤を受容すべく位置せる
層中に配置することができる。 発色性層ユニツト間で酸化せる現像剤または
電子移動剤が移行して色が劣化するのを阻止す
るために一般にはスカベンジヤーが用いられ
る。スカベンジヤーは、米国特許第2937086号
に教示されるように乳剤層自身中に及び(又
は)米国特許第2336327号に記載されるように
隣接せる発色性層ユニツト間の中間層中に配置
することができる。 各発色性層ユニツトには単一の乳剤層を含ま
せることができるが、単一の発色性層ユニツト
中にしばしば2、3またはそれ以上の写真感度
の異なる乳剤層が設けられる。所望の層構成が
感度の異なる複数の乳剤層を単一発色性層ユニ
ツト中に配置するのを許さぬ場合は、単一写真
要素中に複数の(通常2または3)青色、緑色
および(または)赤色記録発色性層ユニツトを
設けるのが一般である。 多色写真要素中に上述の平板状臭化銀または
臭沃化銀粒子を含む少くとも1つの緑色または
赤色記録乳剤層を配置し、写真要素の像状露光
時に増大した割合の青色光を受理せしめるのが
本発明の乳剤を有する写真要素の独特な1特徴
である。増大した割合の青色光を高アスペクト
比平板状粒子乳剤層に到達せしめるには、上に
配置する黄フイルター層による青色光の吸収を
低減せしめるか、または、好ましくは、上に黄
フイルター層を全く配置しないことである。ま
た、高アスペクト比平板状乳剤を含む発色性層
ユニツトを露光放射線源に近く配置することに
よつても増大した割合の青色光を高アスペクト
比平板状乳剤層に到達せしめることがででき
る。例えば、緑色および赤色記録高アスペクト
比平板状粒子乳剤をそれぞれ含む緑色および赤
色記録発色性層ユニツトを青色記録発色性層ユ
ニツトよりも露光放射線源に近く配置すること
ができる。 本発明に係る多色写真要素は、上述の要求を
満たす限り常用されるいかなる形態であつても
よい。ゴロコフスキイ(Gorokhovskii)、スペ
クトル・スタデイズ・オブ・ザ・フオトグラフ
イツク・プロセス、フオーカルプレス,ニユー
ヨーク、p.211,表27aに記載される6つの可能
な層構成のいずれも採用可能である。簡易かつ
明確に説明するならば、常用されれる多色ハロ
ゲン化銀写真要素の調製過程においてそのよう
な写真要素に、スペクトルのマイナス青色部分
に増感され、且つ他の乳剤層に先立つて露光放
射線を受けるように配された1または2以上の
高アスペクト比平板状粒子乳剤層を設けること
ができる。しかしながら、大抵の場合、必要に
応じて層構成を改変したうえ、従来のマイナス
青色記録乳剤層を1または2以上の高アスペク
ト比平板状粒子マイナス青色記録乳剤層で置き
替えることが望ましい。以下に好ましい層構成
を記載するので、これらからより完全に本発明
を理解することができるであろう。
(1) Field of the Invention The present invention is useful in the field of photography. Main departure
The light shows a flat plate consisting of a dispersion medium and silver halide grains.
This invention relates to shaped grain silver halide emulsions. (2) Prior art A: Tabular silver halide grains A radiation-sensitive emulsion is used in silver halide photography.
However, such emulsions also contain a dispersion medium, usually gelatin.
and a radiation-sensitive halogen embedded in it.
Silver microcrystals (also known as particles)
It's flowing. Silver halide photographic emulsions contain various regular and
and irregular particle shapes have been observed. rules
particles are often cubic or octahedral.
Ru. Particle edges show roundness due to aging effect.
obtain. Also, use of strong ripening agents such as ammonia
In the presence of
It can be almost like a thick plate. This is an example
For example, Land U.S. Patent No. 3,894,871 and
and Zelikman and (Levi)
“Manufacturing and Coating of Photographic Emulsions”
Coating Photography
Focal Press, 1964,
Described on pp.221-223. rod and flat
Platy particles are often mixed in with other particle shapes.
It has been observed in various proportions. This is especially
The pAg (reciprocal of the logarithm of the silver ion concentration) of the emulsion is
For example, as seen in single-jet precipitation
Observed when sea urchin changes during the process of sediment formation.
Ru. Although tabular silver bromide grains have been extensively studied,
These particles are mostly macro-sized.
Therefore, it cannot be used in the field of photography.
Ivy. Here, tabular grains are each a grain.
substantially larger than any other single crystal plane in
Has two parallel or nearly parallel crystal planes
Refers to particles. Aspect ratio of tabular grains (immediately
The ratio of diameter to thickness is substantially 1:
Greater than 1. High aspect ratio tabular grain bromide
Silver emulsions are Cugnac and Chateau.
(Chateau) “Morphology of silver bromide crystals during physical ripening
Advances in Science (Evolution of the Morph)
Orgy of Silver Bromide Chestnut
Stars Due to Physical Life
) Science and Industry
Otography, Vol. 33, No. 2 (1962), pp. 121−
125 reported. Eastman from 1937 to the 1950s
Kodatsuku Co., Ltd. is Duplicated (registered trademark)
Geographic e-film products at no cost
It was sold under the name X-ray code 5133. this
The product is attached to opposite major sides of the film support.
with a sulfur-sensitized silver bromide emulsion as a coating film.
Ta. This emulsion is for exposure to X-rays and
Therefore, it was not spectral sensitized. Tabular grains are flat
It had an average aspect ratio of about 5-7:1. child
The tabular grains account for more than 50% of the projected area of the grain.
occupies more than 25% of the projected area.
It was dominated by tabular grains. How many times are these emulsions
Of the things that can be replicated several times, the most
Emulsions with high average aspect ratios have an average tabular
Grain diameter 2.5 micrometers, average tabular grain
Child thickness 0.36 micrometer and average aspect
A contrast ratio of 7:1 was shown. The emulsions of other reproductions are more
thicker, larger diameter tabular grains,
Its average aspect ratio was small. Tabular grain silver bromoiodide emulsions are used in the photographic industry.
Although known, high average aspect ratio
There are no known indications. tabular silver bromoiodide
The grains are manufactured by Duffin “Photographic Emulsion Chemistry”
Otographic Emulsion Chemistry
)” Focal Press, 1966, pp.66-72
and Trivelli and Smith.
(Smith) “Influences on the structure of the bromoiodide precipitation series”
The Effects of Silver Iodide” The Photographic Journal
Nall, Volume LXXX, July 1940, pp. 285-288.
explained. Trivelli and Smith Iodized
particle size and aspect ratio by introducing
We have observed a significant reduction in both. Gutov
(Gutoff) “Precipitate formation in silver halide photographic emulsions”
"Nucleation and growth rate in
Fuku Sciences and Engineers
Ring, Volume 14, No. 4, 1970, July-August,
pp. 248-257 describes single precipitation using a continuous precipitation device.
Odors of the type prepared by diet precipitation
The preparation of silver oxide and silver bromoiodide emulsions has been reported.
Ru. The main part of silver halide is in the form of tabular grains.
Existing emulsion preparation techniques are described in recent publications.
has been done. US Patent No. 4,063,951 {100}
Boundary defined by cubic faces and aspect
has a pitch ratio (based on edge length) of 1.5 to 7:1
It has been discovered that the formation of tabular crystalline silver halide
It is shown. The tabular grains of this are square and
The rectangular main plane exhibited the characteristics of a {100} crystal plane.
U.S. Pat. No. 4,067,739 describes the formation of seed crystals and
Stowald ripening increases the size of the seed crystals
and pBr (the inverse of the logarithm of the bromide ion concentration)
renucleation or Ostwal while controlling
Grain growth can be completed without dry ripening.
It is an octahedral crystal with mostly twin crystals.
The preparation of silver halide emulsions is described.
U.S. Patent No. 4150994, U.S. Patent No. 4184877 and U.S. Pat.
No. 418478, British Patent No. 1570581 and Doi
TS Patent Publication Nos. 2905655 and 2921077
Seed crystals with at least 90 mol% iodide
By using a flat twinned octahedral halo
has been taught to form silver germide grains.
Ru. Here, unless otherwise specified, halogenated
All percentages are for the corresponding emulsion, grain or
Based on the silver present in the grain region. For example, 90 mo
grains consisting of silver bromoiodide containing 1% iodide
contains 10 mol% iodide. The pull mentioned above
Some examples include increased covering power.
Emulsions with black and white and black and white are reported.
It can be useful as a camera film for both cameras.
explained. U.S. Patent No. 4,063,951
Physically, it is reported that the upper limit of the aspect ratio is 7:1.
However, the example has a very low
It only mentions a spectral ratio of 2:1.
First, the 7:1 aspect described in this specification
The ratio is considered unrealistic. repeat
Examples developed and micrographs published
If you look at it, the aspects seen in the other above-mentioned citations.
The ratio is less than 7:1. Japanese Patent Application Laid-open No. 142329 (Publication date: 1982)
No. 4150994 (November 6)
It is thought that similar teachings have been made in
It is not limited to the use of silver iodide seed grains. difference
Furthermore, this publication specifically states that less than 50 mol%
Formation of tabular silver chlorobromide grains containing chloride of
is mentioned. Examples of such emulsions are especially
Not shown. However, the information listed
Considering this, in the case of this publication, it is relatively low.
The percentage of tabular silver halide grains obtained is
and the aspect ratio of the resulting particles is
Not larger than that of U.S. Patent No. 4150994
That is clear. B Composite silver halide grains The advantages of independent silver halide grains are simply explained.
Achieved in one silver halide grain structure
It is said that multiple halides are combined in order to
The method is recognized in this technical field.
By the way, although it is not acknowledged,
has also been used in this field since early on.
Ru. German Patent No. 12 August 1930
No. 505012 has a green color tone after development.
teaches forming silver halide emulsions.
Ru. This means that potassium iodide and sodium chloride
under conditions consisting of sequentially introducing
achieved by precipitating silver halide.
can be achieved. manufactured by this method
When the emulsion was tested, very small silver iodide grains were found.
children (with an average diameter of virtually 0.1 micrometers)
It can be seen that the formation of Independent
Silver chloride grains are formed and also electron micrograph
Therefore, silver chloride grains also undergo epitaxial growth.
Precipitated on silver iodide grains
I understand. As the silver iodide grain size increases
and the resulting desired green tone to brown.
A color change to the color tone occurs. German patent no.
What essentially overlaps with the teaching content of No. 505012
Photographer Industry
(Photographische Industrie), “Green-and-brown
Color developing emulsion (Green-and-Brown-
Developing Emulsions), Volume 34,
pp.764.766 and 872, July 8 and August 1938
Included in 5 daily newspapers. British Patent No. 1027146 describes complex halogenated
Techniques for forming silver particles are disclosed. Halo
Forming a core or core particle of silver genide, and then
one or more silver halide emulsion layers adjacent to
Cover. Such composite silver halide grains are
Contains silver chloride, silver bromide, silver iodide or mixtures thereof
do. For example, a layer of silver chloride on a core of silver bromide or
Coating a layer of a mixture of silver bromide and silver iodide
You can, otherwise, put it on the core of silver chloride
Including a layer of deposited silver bromide
can. British Patent No. 1027146 is based on silver bromide.
When silver chloride is deposited, the resistance to silver bromide is
The spectral response and developability characteristics of silver chloride are obtained.
It teaches that it can be done. In US Patent No. 3505068, UK Patent No.
Using the teaching content of No. 1027146, relatively low
High sensitivity to achieve deep dye image contrast
Low sensitivity milk to be used in combination with emulsion layer
The agent layer is being prepared. Used in low-speed emulsion layers
The silver halide grains used are silver iodide or halide grains.
Core consisting of silver iodide, and containing iodide
For example, from silver bromide, silver chloride or silver chlorobromide
It has a shell. US Patent No. 4094684
The name is in the shape of a truncated bipyramid (Ururu).
Silver iodide with a hexagonal crystal structure (Tsunite type)
Silver chloride is deposited on top by epitaxial growth.
Discloses the details. According to this patent
For example, through the use of composite grains, silver iodide
The light absorption properties of silver chloride and the developing performance properties of silver chloride
Both can be achieved together.
U.S. Pat. No. 4,142,900 is essentially the above-mentioned U.S. patent.
Although it is similar to
Conventional halide convergence after long deposition
Silver chloride is converted to silver bromide by the Yon method.
They differ in that they are UK patent application no.
No. 2053499A is essentially U.S. Pat. No. 4,142,900.
Although similar, this UK application
Epitaxial growth of silver bromide on silver iodide
is carried out directly. European patent application no.
Issue 0019917 (release date: December 10, 1980) is 10
Silver halide containing less than mol% iodide
Silver halide containing 15-40 mol% iodide
Deposited by epitaxial growth on particles
Discloses that. U.S. Patent No. 3,804,629 physically matures
The washed emulsion is then subjected to chemical ripening.
Add silver chloride emulsion in advance or physically
Aged and washed silver halide emulsion
by precipitating silver chloride on top.
against the harmful effects of dust, especially metal dust.
Can improve the stability of the silver emulsion layer
It is disclosed that This US patent
The silver chloride thus deposited is
Small protrusions on pre-formed silver bromide grains
It is also true that it will form a hillock.
It has been disclosed. Berry and Skillman
(Skillman), “Surface on AgBr microcrystals
"Structures and Epitaxial Growth", Journal
of Applied Physics, Volume 35, No.
7, July 1964, pp.2165-2169,
Disclose the growth of silver chloride on silver chloride.
There is. The octahedrons of AgBr are
Forms erect growths and is more than a cube
Has great reactivity. the cube carries out the reaction
However, mainly the corners,
And this is the edge part. twin plate
For crystals with random
It forms growths that are distributed in
The growth of the part near the azalea is slightly more advanced.
It has been observed that Add more
After the emulsion coating is bent, it forms a linear shape.
may form growths arranged in
This is also due to the effect of the slip band.
It shows. C Sensitivity (speed), graininess and sensitization During imagewise exposure, the entire grain can be selectively developed.
A very small amount of radiation is applied to the center of the latent image where it is to be smoothed.
can be formed through the absorption of radiation, or
It is also unusually superior to many alternative imaging methods.
Gives silver halide photography superior sensitivity capability.
Whether or not it is possible to do so depends on this latent image.
Depends on cardiogenic potential. Various chemical sensitizations, e.g. noble metals (e.g.
gold), intermediate chalcogens (e.g. sulfur and/or
selenium), and reduction sensitization was developed.
In addition, these sensitizations can be used alone or in combination.
In addition, it is possible to improve the sensitivity of silver halide emulsions.
can be done. Chemical sensitization exceeds the best level
As a result, fog (minimum density) increases rapidly and
As a result of image discrimination power (maximum density minus maximum
small concentrations) are rapidly lost, and therefore the sensitivity is
The target increases slightly. Optimal chemical sensitization is specific
sensitivity to photo usage, image discrimination ability and
The best balance is between small concentrations. Usually, the sensitivity of silver halide emulsions depends on chemical sensitization.
Therefore, the spectral region of their inherent sensitivity cannot be ignored.
It's just a matter of going as far as you can. silver halide milk
The sensitivity of the agent is spectral as represented by methine dyes.
By using sensitizers, the entire visible spectrum can be
can be increased over time. Concentration of spectral sensitizer
As the sensitivity increases to an optimum value, the sensitivity of the emulsion becomes
increases beyond the sensitivity range, and generally its
(Mess, theory)
of the photography process,
(See Cumilan, 1942, pp. 1067-1069). Silver halide grains commonly found in photographic elements
Within the range of
The maximum sensitivity increases directly with increasing particle size.
increases linearly. required to make the particles developable.
The number of absorbed quanta required is essentially the same as the particle size.
Although it is technically unrelated, a certain number of particles are
The concentrations shown are directly related to their particle size.
Ru. If the purpose is to obtain a maximum density of 2.
mule, for example, average diameter 0.2 micrometers
0.4 micrometer particles compared to those
It is necessary to use smaller amounts of Few particles
The fewer particles there are, the more the particles can be developed.
The required radiation dose is smaller. Unfortunately, larger particles
The concentration is increased at fewer locations, so
For this purpose, point-to-point concentration fluctuations
becomes larger. Observer of concentration fluctuation between two points
This perception is called "graininess." between two points
An objective measurement of concentration variation is called “granularity”.
Ru. Quantitative measurement of granularity can be done in various forms.
However, granularity is most commonly measured using RMS (routine
(average mean square) granularity. RMS
The granularity is the observed micro-aperture (e.g. 24-48 micro-pores)
defined as the standard deviation of the concentration in chromium
be done. Maximum allowed granularity for a particular emulsion layer
(Also commonly called soko, but halogenated
(not to be confused with silver particles) is determined
and the maximum sensitivity that can be achieved for that emulsion.
Validly limited. The real improvement in silver halide emulsion sensitivity is due to granularity
Increases sensitivity without increasing sensitivity.
Reduces granularity without reducing and also increases sensitivity
and granularity at the same time.
Such sensitivity improvements are generally and easily
Improving the sensitivity-granularity relationship of emulsions in the true field
It is called. The graph shown in Figure 1 shows that although the composition is the same,
Five silver halide emulsions with different grain sizes
Same for each of 1, 2, 3, 4 and 5.
After applying various sensitization treatments and applying the same coating film,
Sensitivity − Grain for those subjected to the same processing
This is a plot of the state relationship. individual breasts
agents differ in maximum sensitivity and granularity
However, as shown by the sensitivity-granularity line A, the difference between emulsions
A predictable linear relationship exists between them. along line A
All emulsions present have the same sensitivity-granularity
Show relationships. Emulsions that show real improvement in sensitivity
exists above the sensitivity-granularity line A. example
For example, an emulsion existing on the common sensitivity-granularity line B
Emulsions 6 and 7 have higher sensitivity than any of emulsions 1 to 5.
Excellent in terms of granularity. Emulsion 6 is an emulsion
It has higher sensitivity than 1, but the granularity is not high.
stomach. Emulsion 6 shows the same sensitivity as emulsion 2, but with grain
The condition is quite low. Emulsion 7 has a higher feel than emulsion 2
However, the granularity is lower than that of Emulsion 3. Emulsion 3
Sensitivity is lower than Emulsion 7. Sensitivity-below granularity line A
Emulsion 8 located on the side is the lowest in Figure 1.
The sensitivity-granularity relationship is shown. Emulsion 8 is the above emulsion.
Among them, it shows the highest photographic sensitivity;
It only increases non-proportionally with granularity. In the field of photographic technology, the relationship between sensitivity and granularity is
Quantify sensitivity-granularity measurements because
And great efforts have been made to generalize it.
Ta. For example, a single particle such as silver halide grain size
Sensitivity-granularity of a series of emulsions differing in one property
Comparing relationships accurately is usually a simple matter.
Ru. Sensitivity-grain of photographic products showing similar characteristic curves
State relationships are often compared. However,
Invariant quantitative sensitivity of photographic elements - granularity
Comparison techniques have not been established. That is, other
When comparing the sensitivity and granularity when the photographic characteristics of
This is because dramatically more complex judgments are required.
In addition, photographic elements that form silver images (e.g. black and white
Sensitivity-granularity relationship of photographic elements) and formation of dye images
photographic elements (e.g. color and chromogenic photographs)
For comparison with the sensitivity-granularity relationship of
There are many factors to consider in addition to silver grain sensitivity.
included. This is because it produces concentration and
The properties and origins of materials that contribute to granularity
This is because they are very different. silver and dye images
For more information on granularity measurements in formation,
“Understanding Granularity and Granularity”
Graininess and Granularity), published by Kodatsuk.
Commemoration No. F-20, revised 11-79 (Eastman Co.
Datsuku Corporation, Rochiester, New York 14650
(Publisher); Zwick, “Influence on Granularity”
Quantitative study of the factors that influence
Studies of Factors Affecting
Granularity)”, Fotographik Saie
Science and Engineering, Volume 9, No.
3, May-June, 1965; Ericson
and Marchant, “Monodispersion
RMS granularity of true emulsions, Photographic
Science and Engineering, 16
Volume, No. 4, July-August, 1972, pp.253-257;
and Trabka, “On Pigment Clouds”
"Random Sphere Model", Photographic Service
Science and Engineering, vol. 21,
See No. 4, July-August, 1977, pp.183-192.
I want to be Outstanding silver image formation (black and white) sensitivity-granularity characteristics
The silver bromoiodide emulsion with
explained in the specification. In this specification, iodine
Silver preferably contains 1 to 10 mol% of halide
Gelatin-silver bromoiodide emulsions are disclosed.
Ru. Emulsions are sensitized with sulfur, selenium or tellurium
Sensitized. This emulsion has a silver coverage on the support.
is a square foot (0.929m 2 ) 300-1000mg per
Apply it until the intensity is
Exposure using a Kehl sensitometer and temperature at 20 °C (68
〓) Kodatsu developer DK-50 (N-
Methyl rp-aminophenol sulfate high
When processed for 5 minutes using droquinone developer)
has a log sensitivity of 280 to 400, and this log sensitivity
After subtracting the granularity value from the degree, the remainder is 180 to 220.
be. Using gold in combination with sulfur-based sensitizers
and during the formation of the halogenated precipitate.
Thiocyanate may also be present in the
If desired, you can also check at any time before cleaning.
Oceanate may be added to the silver halide.
Thiocyanate during silver halide precipitation formation
U.S. Pat. No. 2,221,805,
Described in the same No. 2222264 and the same No. 2642361
ing. Milk as described in U.S. Patent No. 3,320,069
The agent also has remarkable sensitivity in color photography - graininess.
granularity characteristics (especially for dye image granularity)
Although quantitative figures are not given). U.S. Patent No. 3656962, U.S. Patent No. 3852066 and U.S. Pat.
In No. 3852067, inorganic crystalline materials are treated with halogens.
It is taught that it is mixed into silver oxide emulsions.
According to these, Halo
Physically and densely bonding silver germide grains and inorganic crystals
By combining the silver halide emulsion with light
You can change the sensitivity to US Patent No.
No. 3140179 is an optically sensitized emulsion.
An optically sensitized emulsion consisting primarily of silver chloride
Forming a visible image inside during exposure and development
Coating an emulsion with sufficiently low sensitivity
The sensitivity and sensitivity of the optically sensitized emulsion can be increased by
It is possible to further increase the contrast.
It teaches that. U.S. Patent No. 3152907
is a low-speed silver chloride emulsion and an optically sensitized salt.
By blending with silver oxide or silver bromoiodide emulsion,
that you can get similar benefits by using
teaching. UK Patent Application No. 2038792A is based on {100} crystals.
is surrounded by surfaces and therefore those surfaces are boundaries.
The cubic particles that form the field are
teaches selective sensitization in the
There is. Such sensitization begins with tetradecahedral silver bromide grains.
This can be achieved by forming
Ru. These particles are surrounded by {100} major crystal planes.
It is an ordinary cubic particle that is
If there is a defect in the corner of the cube,
in each case adjacent to that absent corner.
{111} crystal plane remains. Then silver chloride
selectively deposited on these {111} crystal faces.
let The obtained grains are separated into silver halide corner parts.
can be selectively chemically sensitized. It takes
Sensitivity can be improved through localization of sensitization.
Wear. Regarding composite crystals, if those crystals
responds to sensitization when silver chloride
However, if those crystals were silver bromide,
for developing, fixing and cleaning during photographic processing.
If you respond to this, it will be disclosed. british patent
In application No. 2038792A, the {111} crystal plane
How to selectively sensitize particles with
There was no instruction as to whether it could be adapted.
If so, it has not been proposed. Sea bass and fish
``Activities for chemical sensitization of monodisperse AgBr emulsions''
The Active Sites for Chemical
Sensitization of Monodisperse AgBr
Emulsions), 1937, SPSE Tokyo Symposium
is also considered to have made similar disclosures. However
In this case, a superstructure is placed on the corner of the silver bromide cube.
Fine-grained silver chloride is subjected to Ostwald ripening. During chemical sensitization, the sensitized area of the silver halide emulsion
Usually formed on the particle surface and also in their parts.
The distribution of positions is more or less random. grain
It is slightly more advantageous to perform a specific arrangement on the child.
Even in some cases, e.g.
Place the sensitized site at or near the
Even in cases where the
Their sensitized sites are still randomly separated from each other.
They will exist scattered. Halogen latent image area
A large number of photoelectrons are required to form on silver oxide grains.
(photogenerated electron)
Because it is necessary, it is obvious that they should be closely adjacent.
The sensitizing sites are halogenated where those sites are present.
Competing for photoelectrons in the silver particle area
and therefore such competition
to achieve otherwise in the absence of
silver halide grains to the maximum level that can be
Unable to increase child's sensitivity. (3) Disclosure of the invention An object of the present invention is to provide a dispersion medium and silver halide grains.
Tabular grains with enhanced sensitivity consisting of
The object of the present invention is to provide a child silver halide emulsion. This purpose, according to the invention, is achieved by using a dispersion medium and a halogen.
Tabular grain silver halide milk consisting of silver halide grains
an agent that covers at least the total projected area of the silver halide grains;
50% are less than 0.5 micrometers thick, direct
A minimum diameter of 0.6 micrometers and an average as
Tabular halogenation with a spectral ratio greater than 8:1
occupied by silver grains, and parallel to each other where the tabular silver halide grains face each other.
the silver halide having {111} main crystal faces and forming the tabular grains;
Silver salts having different compositions are arranged at the edges of the tabular grains.
Tabular grain halogen characterized by
This can be achieved by using a silver oxide emulsion. Furthermore, according to the present invention, the dispersion medium and the halogenated
A tabular grain silver halide emulsion consisting of silver grains.
At least the total projected area of the silver halide grains is
50% are less than 0.5 micrometers thick, direct
A minimum diameter of 0.6 micrometers and an average as
Tabular halogenation with a spectral ratio greater than 8:1
occupied by silver grains, and parallel to each other where the tabular silver halide grains face each other.
{111} main crystal faces, and the silver salt containing the sensitivity improver is
A flat halo characterized by being placed on the edge
Silver germide emulsions are also provided. Furthermore, according to the present invention, the dispersion medium and bromoiodination
A tabular silver halide emulsion consisting of silver grains.
and at least 50% of the total projected area of the silver bromoiodide grains.
%, thickness less than 0.5 micrometer, diameter
Minimum 0.6 micrometer and average aspect
tabular silver bromoiodide grains with a to ratio of greater than 8:1.
The tabular silver bromoiodide grains face parallel {111}
The tabular silver bromoiodide grain has a main crystal plane, and the tabular silver bromoiodide grain has a main crystal plane in its central region.
less than 5 mol% of iodide in the central region;
Maximum in an annular area that surrounds and extends laterally.
contains as low as 8 mol% iodide, and has a composition similar to that of the silver bromoiodide forming the central region.
different silver salts in the central region of the tabular grains.
The portions of the opposing parallel principal crystal planes formed by
are placed above the area and the placement is restricted to that area.
A tabular silver halide milk characterized by
Agents are also provided. D. Tabular grain emulsions and their preparation The tabular grains of the present invention can be prepared by
surrounded by nearly parallel {111} principal crystal planes.
Also, these particles are generally hexagonal
It has a system or triangular shape. The present invention
The main grains facing each other in the tabular silver halide grains are
The crystal planes are parallel. The term "parallel" means that
When used in this specification, 10000 times
appear parallel on direct or indirect visual inspection.
It is intended to encompass multiple surfaces.
The term "high aspect ratio" refers to it as a feature of the present invention.
0.5 micro when applied to silver halide emulsions
Thickness less than meter and minimum 0.6 micrometer
Silver halide grains with a diameter of
Spectral ratio greater than 8:1 and halogen
occupy at least 50% of the total projected area of the silver
We hereby state that this is necessary.
can be defined as High aspect ratio tabular grain halo according to the present invention
The preferred silver generide emulsion is 0.3 micro
less than 0.2 micrometers (preferably 0.2 micrometers)
thickness of at least 0.6 micrometers) and at least 0.6 micrometers thick.
silver halide grains with a diameter of
at least 12:1, preferably at least 20:1
It is an emulsion having an average aspect ratio.
These halves meet the thickness and diameter criteria listed above.
In a preferred form of the invention, silver halide grains are
is at least the total projected area of silver halide grains.
also account for 70%, and preferably at least 90%.
have of tabular grains occupying a given percentage of the projected area
The thinner the emulsion, the higher the average aspect ratio of the emulsion.
It is understood that the ratio will be higher. usually flat
The average thickness of the particles is at least 0.03 micrometers.
torr, preferably at least 0.05 micrometers.
(for example, 0.01 micrometres)
Thinner tabular grains such as
Although it is available). satisfy a specific purpose
It is said that the thickness of tabular grains can be increased to
It is recognized that For example, image transfer film
For units, up to 0.5 micrometers
Tabular grains having an average thickness are useful.
For average particle thickness up to 0.5 micrometers
This will also be explained below in the record of blue light.
I will clarify. However, if the diameter of the particles is increased too much,
In order to achieve a high aspect ratio without
The tabular grains of the emulsion according to the invention are 0.3 microns.
It will have an average thickness of less than a meter. child
The thickness of tabular grains as reported here is
It is based on the thickness of the host particle, and
As described in detail below, silver salt
Thickness due to deposition by pitaxial growth
does not include an increase in The above-mentioned grains of the silver halide emulsion according to the present invention
Characteristics can be easily verified by methods well known to those skilled in the art.
can be done. As used in this specification
The term "aspect ratio" refers to the ratio of particle thickness to
Shows the ratio of diameters. The “diameter” of a particle is
Observe the material using a microscope (or electron microscope) photo.
of a circle with an area equal to the projected area of the particle
It refers to the diameter. Shaded emulsion sample
Thickness of each tabular grain from electron micrograph
Can measure thickness and diameter, and thickness
Less than 0.5 micrometers (preferably 0.3 micrometers)
chroma) and at least 0.6 mm in diameter
Identify tabular grains with ichromators
be able to. The diameter that can be measured in this way and
From the thickness, the aptitude of each such tabular grain is determined.
The spectral ratio can be calculated, and the thickness
0.5 micrometers (0.3 micrometers)
) and at least 0.6 micrometers in diameter.
All grains in the sample that meet the criteria of
Average the aspect ratios of the children and calculate their average aspect ratio.
Spectral ratio can be obtained. From this
As is clear, the average aspect ratio is
It is the average aspect ratio of individual tabular grains.
Ru. In practice, typically 0.5 micrometers thick
(0.3 micrometers) and diameter
Tabular grains with at least 0.6 micrometers
Find the average thickness and average diameter of the child, and
The average aspect is calculated by calculating the ratio of the two average values.
It is easy to find the ratio. average aspect ratio
The average value of the individual aspect ratios is used to determine
Also use the average value of thickness and diameter
However, it is still within the acceptable range for possible particle measurements.
Then, the average aspect ratio obtained is effectively
There is no difference. Halogen that meets thickness and diameter standards
Sum the projected area of the silver oxide grains, and also
The projected area of the remaining silver halide grains in the photograph is
Sum them separately, and then calculate the sum of these two
Tabular grains satisfying the thickness and diameter criteria
percentage of the total projected area of silver halide grains
rate can be calculated. In the above determination, 0.5 micrometer
less than (preferably less than 0.3 micrometer)
The standard tabular grain thickness of
Very thin tabular grains with poor photographic properties
It was selected to distinguish it from the tabular grains. mark
Choose 0.6 micrometer as quasiparticle diameter
is. This is because the smaller the diameter, the smaller the microscopic image.
True, tabular grains and non-tabular grains are not necessarily distinguished.
This is because they cannot be separated. The term “projection area”
Extended Area) is widely used in this industry.
The term “projection area”
area or project area
A) is used in the same sense. this term
For example, James and Higgi
Higgins, “Fundamentals of Photographic Theory”
(Fundamentals of Photographic Theory)”
Morgan & Morgan New York.
Please refer to p.15. High aspect ratio tabular grain silver bromoiodide emulsions are
It can be prepared by precipitation method as described below.
Possible: Regular halogen with effective stirring mechanism
A dispersion medium is placed in a reaction vessel for silver oxide precipitation. General
Usually, the dispersion medium is added to the reaction vessel in the first step.
amount present in the silver bromoiodide emulsion at the final stage of grain precipitation.
at least about 10% by weight of the amount of dispersion medium present, preferably
Preferably 20 to 80% by weight (total weight of dispersion medium)
). Belgian Patent No. 866645 (Full)
(corresponding to Lance Patent No. 2471620)
As shown in the figure, the dispersion medium is limited in the silver bromoiodide grain precipitation process.
Can be removed from the reaction vessel by filtration.
Since the amount of water present in the reaction vessel can be
The volume of dispersion medium is increased in the reaction vessel during the final particle precipitation stage.
equal to or greater than the amount of silver bromoiodide emulsion present
It can even be done. first in the reaction vessel
The dispersion medium to be added is preferably water or peptizer.
This is an aqueous dispersion of the agent, and this dispersion medium can be used as needed.
and other ingredients, e.g.
silver halide ripening agent and/or after
Contains metal dopants as detailed below. Remove the deflocculant
If present at the beginning, the final stage of silver bromoiodide precipitation
at least 10% of the total amount of deflocculant present in the floor;
Particularly preferably it at a concentration of at least 20%
It is preferable to use silver and halogenated
Add additional dispersion medium to the reaction vessel along with the salt
However, this can also be introduced from another jet.
Wear. Generally, especially increasing the proportion of peptizer
After completing the introduction of halide salts for
Adjust the proportion of dispersion medium. A small fraction of bromide salt used to form silver bromoiodide grains
In most cases, less than 10% by weight is initially present in the reaction vessel.
minutes at the beginning of silver bromoiodide precipitation.
Adjust the bromide ion concentration in the dispersion medium. Also,
The dispersion medium in the reaction vessel initially contains iodide ions.
No. This is because silver and bromide salts are added at the same time.
If iodide ions are present before the
This is because non-tabular grains are likely to be produced. anti
The term ``substantially'' used herein with respect to the contents of the reaction vessel.
"free of iodide ions" means "free of bromide ions"
Iodide ion has a separate silver iodide phase compared to on
present in insufficient amounts to form a precipitate as
means not present. Before introducing silver salt
The iodide concentration in the reaction vessel depends on the amount of halogen present.
Less than 0.5 mol% of the total concentration of genide ions
It is desirable to maintain the The pBr of the dispersion medium is
If the initial height is too high, the tabular silver bromoiodide grains formed will be
relatively thick and therefore has a low aspect ratio.
Become something. The pBr in the reaction vessel was initially set to 1.6 or
should be kept below that, preferably below 1.5.
I can do it. On the other hand, if pBr is too low, a non-flat plate
Silver bromoiodide grains are likely to form. Therefore, the reaction volume
The pBr of the device should be 0.6 or higher, preferably 1.1 or higher.
can be maintained on. used here
pBr is defined as the negative logarithm of bromide ion concentration
be done. PH and pAg also represent hydrogen and silver, respectively.
Similarly defined for ion concentration. During precipitation, silver bromoiodide grains are precipitated.
silver, bromide and iodide according to well-known techniques for production
Add the salt to the reaction vessel. Usually bromide and iodine
Simultaneously with the introduction of compound salts, such as silver nitrate,
An aqueous solution of soluble silver salt is introduced into the reaction vessel. Ma
In addition, bromide and iodide salts are usually one type or another.
Soluble ammonium, alkali
metals (e.g. sodium or potassium) or
or alkaline earth metals (e.g. magnesium
or calcium) in an aqueous solution of a halide salt.
It is introduced as an aqueous salt solution. Less silver salt
Both were initially introduced into the reaction vessel separately from the iodide salt.
do. Iodide and bromide salts are separated in the reaction vessel.
It can be added to or introduced as a mixture.
stomach. Introducing a silver salt into the reaction vessel can reduce particle formation.
The nucleation phase begins. Silver, bromide and iodide
Continuing to introduce salts leads to precipitation of silver bromide and silver iodide.
A population of particle nuclei is formed that serves as a site for sediment formation.
be done. Silver bromide and iodide on the grain nuclei present
Silver precipitation constitutes the growth stage of grain formation.
Ru. Ata of tabular grains formed in accordance with the present invention
The spectral ratio is the nucleation stage and the growth stage.
Less affected by chemical and bromide concentrations
stomach. Therefore, silver, bromide and iodide salts at the same time
The permissible range of pBr at the introduction stage is determined by the growth stage.
between floors 0.6 or more, preferably in the range of about 0.6 to 2.2
range, more preferably in the range of about 0.8 to about 1.6.
can do. Of course, silver and halogen
pBr in the reaction vessel during the process of introducing compound salts.
Keep it within the above-mentioned period before introducing silver salt.
It is possible and in fact possible to do so.
It's advantageous. This means that highly polydispersed milk
Silver, bromide and iodide as when preparing agents
During the introduction of salt, particle nucleation is substantially
This is particularly advantageous when sustained at a certain speed.
pBr value of 2.2 or more at tabular grain growth stage
The thickness of the resulting particles increases as
However, the average aspect ratio is still larger than 8:1.
is acceptable in many cases because it yields particles that
be able to. Introducing silver, bromide and iodide salts as aqueous solutions
silver, bromide and iodide salts instead of
Form of fine silver halide particles suspended in dispersion medium
can be introduced at an early or growing stage in the
can. The particle size is determined by the amount of particles introduced into the reaction vessel.
If there is a larger particle nucleus when
If the particles are
It's like a Waldo ripening. useful max
Particle size depends on specific conditions within the reaction vessel, e.g.
depending on the temperature and the presence of solubilizers and ripening agents.
will. Silver bromide, silver iodide and/or odor
Silver iodide grains can be introduced. Bromide and
and (or) iodides precipitate in preference to chlorides.
Therefore, silver chlorobromide and silver chlorobromoiodide grains are used.
You can also do that. Silver halide grains are extremely fine.
fine, e.g. 0.1 micrometer in average diameter
It is preferable that it is less than Provided that the above pBr condition is satisfied.
The concentration of silver, bromide and iodide salts introduced and
Speed is a conventionally used advantage.
stomach. 0.1 silver and halide salts per liter
Although preferably introduced at a concentration of ~5 molar,
A wider concentration range than conventionally used, e.g.
For example, from 0.01 mole per liter to saturation.
It is possible to adopt Particularly preferred method of forming a precipitate
silver and halide salts during operations.
Precipitate formation by increasing the introduction rate
It's like trying to save time. silver and ha
The rate of introduction of the halide salt depends on the dispersion medium and silver and
and increasing the rate of introduction of halide salts.
Silver and silver in the dispersion medium introduced by or
by increasing the concentration of salts and halide salts.
can be increased. silver and halogen
It is advantageous to increase the rate of introduction of the chloride salt.
However, U.S. Patent No. 3650757 and U.S. Patent No. 3672900
No. 4242445, German Patent Application Publication No. 4242445
Report No. 2107118, European Patent Application No.
No. 80102242, and Wey “Gelatin
Growth mechanism of AgBr crystals in solution
(Growth Mechanism of AgBr Crystals in
Gelatin Solution) Photographic Science
and Engineering.Vol.21.No.1, January 1977-
New grains as taught in February, p.14 et seq.
Introducing speed below the limit value at which generation of child nuclei is likely to occur
(i.e. to avoid re-nucleation)
) is particularly advantageous. Fluctuations of less than approximately 30%
An emulsion can be prepared that has a coefficient of
(The coefficient of variation used here is the standard particle diameter
Means 100 times the deviation divided by the average particle diameter
do. ) Deliberately renucleated during the growth phase of the precipitate
Of course, by causing the generation
to prepare polydisperse emulsions with higher coefficients of variation.
can be manufactured. The iodide concentration in the silver bromoiodide emulsion according to the present invention is
Controlled by the introduction of iodide salts
Can be done. Any commonly used iodide concentration can be used.
It can also be used. even a very small amount of iodide
amount, even at low values, e.g. 0.05 mol%
It is recognized as useful in this technical field. Book
The emulsions of the invention in their preferred form are
and contains at least 0.1 mol% iodide. grain
up to the solubility limit in silver bromide at the particle formation temperature.
Introducing silver iodide into tabular silver bromoiodide grains
Can be done. Therefore, at the precipitation temperature of 90℃
Approximately 40 mol% of silver iodide is contained in tabular silver bromoiodide grains.
It can be present at a concentration of . actual
Then, the precipitation temperature is set to about room temperature, for example about 30℃.
It can be reduced to Generally, precipitation
It is desirable to carry out the production at a temperature range of 40-80°C.
stomach. For most photographic applications, the maximum iodide concentration
It is desirable to limit the amount to about 20 mol%. best
The iodide concentration of is up to about 15 mol%. Iodide introduced into the reaction vessel during the precipitation process
The relative proportions of bromide and bromide salts are kept constant.
With this, there is substantially uniform iodine in the tabular silver iodide grains.
It is also possible to form a compound profile (distribution).
You can also change the above relative proportions.
You can also create cool photo effects. high ass
In the annular region of a tabular grain silver bromoiodide emulsion,
The proportion of iodide in the center of the tabular grains
When increased compared to the area, certain photographic features
Provides sexual benefits. center of tabular grain
The iodide concentration in the region ranges from 0 to 5 mol%
It can also be changed by a ring surrounding the lateral
The iodide concentration in the
Iodination in silver bromide from 1 mol% higher value for both
Up to the solubility limit of silver, preferably about 20 mol%
Optimally, it can be varied within a range of up to about 15 mol%.
I can do it. Tabular silver bromoiodide grains according to the present invention
is substantially uniform or gradually changing
iodide concentration profile
It is also possible to control the iodide concentration gradient as desired.
inside the tabular silver bromoiodide grains.
increase the concentration of iodide in the particles or
Iodide concentration at or near the outer surface of
can be made higher. Preparing a neutral or non-ammoniac emulsion as described above
See how to remove high aspect ratio tabular grain odors
Although we have explained the method for preparing silver iodide emulsions,
Emulsions and their utilities related to light
Not limited by specific preparation methods
do not have. According to another method, silver halide seeds
The child is initially present in the reaction vessel. reaction vessel
The silver iodide concentration inside is 0.05 mol per liter
In addition, the amount of water in the reaction vessel was reduced to less than
The maximum size of silver iodide grains initially present is
reduced to less than 0.05 micrometers
Ru. Iodide-free high aspect ratio tabular grains
Silver bromide emulsions are prepared using iodide using the method detailed above.
Prepared by a method modified so that it does not contain
be able to. High aspect ratio tabular grain bromide
Silver emulsions are also used in Kunatsuk and Schier, cited earlier.
It can also be prepared by a method based on
Ru. High aspect ratio tabular grains without iodide
Further methods for preparing silver bromide emulsions are described below.
This will be explained in examples. High aspect ratio that can be used to practice the present invention
The versatility of tabular grain silver halide emulsions
In addition, both silver bromide and silver iodide are
Regarding the preparation method of tabular silver chloride grains that do not contain
I will explain. In this preparation, a dispersion medium is included.
chloride in the presence of ammonia in a reaction vessel containing
Double-jet precipitation that introduces both silver salts at the same time
Use the lees method. During the introduction of the chloride salt, the dispersion medium
Maintain pAg in the range of 6.5-10, and pH
Keep it in the range of 8-10. to a higher temperature
When ammonia is present in the
There is a tendency to generate. Therefore, high aspect ratio
Precipitate formation when preparing tabular grain silver chloride emulsions
The temperature limit is 60℃. {111} has opposing crystal planes in the crystal plane, and
In one preferred form, one of the major surfaces
A small number parallel to the <211> crystal vector in the plane of
At least 50 with at least one edge
Preparing tabular grains containing mol% chloride
It is also possible. Such tabular grain milk
The agent is a crystal habit-changing amount of aminoazaindene and thiol.
Aqueous silver salt in the presence of an ether bond-containing peptizer
and an aqueous solution of a chloride-containing halide salt.
It can be prepared by reacting. at least the annular region of the particle and preferably the annular region of the particle
Contains chloride and bromide throughout the product
Tabular grain emulsions consisting of silver halide grains are also
can be prepared. Containing silver chloride and silver bromide
The tabular grain region contains silver, chloride, bromide, etc.
Add each iodide salt to the reaction vessel as needed.
moles of chloride and bromide ions in the process of introducing
Maintain the ratio between 1.6:1 and about 260:1 and
The total concentration of halide ions in the reaction vessel
By maintaining the degree within the specified range of 0.10 to 0.90.
is formed. Against bromide in tabular grains
The molar ratio of chloride is in the range of 1:99 to 2:3.
It can be changed. High aspect ratios useful in practicing the invention
Tabular grain emulsions have extremely high average aspect ratios
can have. Average particle diameter (particle size)
By increasing the average asperity of tabular grains,
can increase the effective ratio. In this way
Benefits regarding sharpness can be obtained. However
However, the maximum average particle diameter is generally
Depending on the granularity requirements imposed for the actual application.
is restricted. Average aspect of tabular grains
The ratio may also or alternatively be the average grain thickness.
It can be increased by lowering the value.
When maintaining a constant silver coverage, flat plate
Improved granularity by reducing particle thickness
can do. Such granularity improvement is
achieved as a direct function of spectral ratio increase
be able to. Therefore, the flat plate according to the present invention
The maximum average aspect ratio of a shaped grain emulsion is
Maximum average particle diameter acceptable for chamber applications
functions, and things that can be manufactured.
as a function of the minimum tabular grain thickness achievable at
be. The precipitation method used and the tabular grain halo
Maximum average aspect depending on genide composition
It turns out that the ratio changes. Photographic
For tabular grains with average grain diameters useful for
the highest average aspect observed
Ostwald ratio of silver bromide grains is 500:1.
This can be achieved by the ripening method, or
100:1, 200:1 or even higher
A high aspect ratio is obtained by double jet precipitation method.
It was achievable. iodide is present
, the maximum average aspect ratio that can be realized is
be lowered. However, the average asper
100:1 or 200:1.
or even larger than that.
Preparation of silver bromoiodide tabular grain emulsions is also possible.
It is. Optionally containing bromide and/or iodide
silver chloride tabular grains with 50:1 or
Furthermore, the average asperity with a size such as 100:1
It is possible to achieve a high efficiency ratio. modifying compound
It can be made to exist during the precipitation process of tabular grains.
Wear. Such compounds are initially introduced into the reaction vessel.
may be made to exist in
and add one or more types of salt.
It can also be added to. US Patent No. 1195432
No. 1951933, No. 2448060, No. 2448060, No.
No. 2628167, No. 2950972, No. 3488709,
Same No. 3737313, Same No. 3772031 and Same No.
Issue 4269927 and Research Disclosure
Vol.134, June 1975, Item 13452
For example, copper, thallium, lead, bismuth
gas, cadmium, zinc, intermediate chalcogen (immediately
sulfur, selenium and tellurium), gold, and
Halo modified compounds such as compounds of noble metals
It can be present in the process of silver generide precipitate formation.
Ru. Research Disclosure and its predecessors (old editions)
The Product Licensing Index, which is
PO9−1EF, Hampshire Harvard, Ho
Industrial Opochi located in Muueru
Unity's Limited (Industrial)
Opportunities Ltd.). flat plate
Particles are described in Moiser et al., Journal of
Photographic Science, Vol.25, 1977,
Precipitate formation process as described on pp.19-27
Internal reduction sensitization can be carried out. Each silver salt and halide salt is
Patent No. 3821002 and Patent No. 3031304, and Ku
Claes etc., Photographische
Korrespondenz,Band 102,Number10,
1967, feed rate as stated in P.162
and the PH, pBr and
(or) provided to maintain pAg regulation.
Using a feeding device or using a gravimetric feed
to the reaction volume through surface or subsurface supply pipes.
Can be added to the container. reaction product in the reaction vessel.
For rapid dispensing of minutes, U.S. Patent No.
No. 2996287, No. 3342605, No. 3415650,
Same No. 3785777, Same No. 4147551 and Same No.
No. 4171224, UK Patent Application No. 2022431A, Doi
TS Patent Application Publication No. 2555364 and the same No.
No. 2556885 and Research Disclosure, Vol.
166, February 1978, Item 16662
Specially configured mixing equipment may be used.
can. In the preparation of tabular grain emulsions, the dispersion medium is
Place it in a container first. in the preferred form
The dispersion medium consists of an aqueous dispersion of a deflocculant. anti
Based on the total weight of the emulsion components in the reaction vessel, from 0.2 to approx.
A peptizer concentration of 10% by weight can be adopted
Ru. Before and during silver halide formation
Based on the total weight of the peptizer concentration in the reaction vessel.
6% and maintain optimal application characteristics.
auxiliary vehicle later to obtain
The emulsion vehicle concentration can be increased by adding
A common method is to adjust the At first
5 per mole of silver halide in the emulsion formed.
~50g peptizer, preferably around 10-30g peptizer
can contain agents. additional vehicle
The concentration can be increased by adding halogens later.
Increased to a high value of 1000g per mole of silveride
can be done. Preferably finished
The concentration of vehicle in the emulsion is 1 mole of silver halide.
It is larger than 50g per serving. During the production of photographic elements
When coating and drying the emulsion layer, approximately 30~
Preferably, 70% by weight is vehicle. Vehicle (contains both binder and peptizer)
) are among those commonly used in silver halide emulsions.
You can choose from. Preferred deflocculants are hydrophilic
These are sexual colloids, and they are also sparse when used alone.
It can also be used in combination with aqueous substances. suitable
Appropriate hydrophilic substances include proteins, protein derivatives,
Cellulose such as cellulose esters
Derivatives, such as alkali-treated gelatin (beef bone)
skin gelatin) or acid-treated gelatin (pork skin gelatin) or acid-treated gelatin (pork skin gelatin)
gelatin, such as
such as chilled gelatin and phthalated gelatin
Included are materials such as gelatin derivatives. these
vehicle and other vehicles are
Research Disclosure, Vol. 176, December 1978,
Listed in Item 17643, Section. Special
Vehicle materials containing hydrophilic colloids and
Hydrophobic properties that are useful when used with these materials
The substance is present only in the emulsion layer of the photographic element according to the invention.
For example, overcoat layer, intermediate layer and
in other layers, such as those located below the emulsion layer.
Can be blended. In the process of preparing the silver halide emulsion according to the present invention
Particle ripening can occur. Particle ripening is less
In the production process of silver bromoiodide grains, the reaction volume
It is desirable that this occurs in the vessel. promote ripening
Known silver halide solvents are useful. example
For example, excessive amounts of bromide may be added to promote ripening.
is known to exist in the reaction vessel.
ing. Therefore, the bromide salt solution is added to the reaction vessel.
It is clear that ripening can be promoted simply by adding
It is. Other ripening agents can also be used.
and also before adding silver and halide salts.
All of these ripening agents are added to the dispersion medium in the reaction vessel.
You can mix the amounts in advance, or you can use one type.
Halide salts, silver salts or
can also be introduced into the reaction vessel together with a deflocculant.
Wear. Yet another variant is halogenation.
The ripening agent is separated at the stage of adding salt and silver salt.
It can also be introduced. Ammonia is a known
Highest achievable sensitivity even though it is a ripening agent
- used in emulsions of the invention exhibiting granularity relationships
It is not preferred as a ripening agent. Some preferred ripening agents contain sulfur.
be. Thiocyanate salts, e.g. alkali metals
Thiocyanate salts, especially sodium and potassium
Muthiocyanate salts and ammonium thio
Cyanate salts can be used. Thiosia
The amount of nate salt introduced can be the amount commonly used.
However, the preferred concentration is generally silver halide 1
It ranges from about 0.1 to 20 g per mole. Thiocyanene
- U.S. Patent No. 2,222,264 uses a ripening agent.
No. 2448534 and No. 3320069
Representative teachings can be seen. Otherwise, e.g.
U.S. Pat. No. 3,271,157, U.S. Pat. No. 3,574,628 and U.S. Pat.
Commonly used channels such as those disclosed in No. 3737313
Oether ripening agents can also be used. High aspect ratio tabular grain emulsions according to the invention
is preferably washed to remove soluble salts.
Removal of soluble species is carried out by Research Disclosure,
Vol, 1176, December 1978, Item 17643, Section
Decantation, as described in
such as filtration and/or cooling sedimentation and leaching.
This can be done using well-known techniques. messenger
Contains or does not contain sensitizers prior to use.
Dry the emulsion and store. The present invention
Increasing tabular grain thickness and aspect ratio
Avoid reduction in ratio and/or excessive increase in diameter
tabular grains after precipitation is complete in order to
It is especially important to wash the eggs when finishing their ripening.
advantageous to According to the tabular silver halide grain preparation method described above.
For example, tabular grains account for the entire silver halide grain population.
occupying at least 50% of the total projected area
Preparing high aspect ratio tabular grain emulsions
However, the proportion of such tabular grains
Greater benefits are achieved by increasing
It is permitted to do so. tabular silver halide
Particles occupy at least 70% of the total projected area (optimally
preferably at least 90%). Small
Even in the presence of large amounts of non-tabular grains, many photographs
Although there are no problems at all in the field of application,
To get all the benefits of tabular grains
In addition, the proportion of tabular grains can be increased.
Ru. Larger tabular silver halide grains are
The separation technique used, e.g. centrifugation or
Mixed particle collection using hydrocyclone
can be separated from the small non-tabular grains in the group.
can. Separation by hydrocyclone is done in the US
As taught in Patent No. 3,326,641. E. Controlled local epitaxy and augmentation
Thickness as indicated earlier regarding determination of aspect ratio
and tabular grains that satisfy the diameter criteria are the sensitized sites.
and these parts are related to the particle.
with a chosen orientation
This is one unique feature of the present invention.
It is a sign. In one preferred form, tabular grains
The particles are grown by epitaxial growth on those grains.
It has at least one kind of silver salt attached to it.
ing. In other words, silver salt has an oriented crystalline form.
and its orientation is determined by the crystal substrate (this
a plate-like halogen on which silver salts grow)
controlled by silver particles.
Furthermore, silver salt epitaxy is virtually selective.
Limited to exposed surface areas (local areas). Silver
Salt epitaxy takes many forms.
In the case of the present invention, each main crystal of the tabular grains
central region of the plane, annular region of each main crystal plane
and/or surrounding areas at the edges of the main crystal planes.
can be substantially limited to the area. Furthermore
In another preferred form, silver salt epitaxy
The sea is at or near the corner of the tabular grain.
can be substantially limited to an area located in
Ru. Combinations of areas as described above are also possible.
It is Noh. For example, it is limited to the central region of tabular grains.
Determined epitaxy at the corners of tabular grains
or at the edges of those particles.
Growth performed in combination with ivy epitaxy
can be set. Each of these aspects
Common characteristics led to the selection of silver salt epitaxy
Its epitaxy by localizing
of the flat halogen
At least a part of the {111} main crystal plane of the silver oxide grain
It is said to virtually eliminate silver salt epitaxy from
That is true. Although it was very unexpected, epitaxy
Selected tabular grains adhere to tabular grains through shear growth.
When limited to the area of
and Skillman “Surface structure on AgBr microcrystals”
``Structural and Epitaxial Growth'', by Jared O.
Bu Applied Physics, Volume 35, No.7,
July 1964, pp. 2165-2169.
Silver salt over the entire major surface of the sea urchin tabular grains
When randomly grown epitaxially,
It is possible to achieve improved sensitivity by comparison.
Found out. Silver salt epitaxy was chosen.
At least a portion of the main crystal plane limited to the sensitized area
substantially removes deposited silver salts by epitaxial growth.
However, in that case,
The degree of limitation of epitaxy is within the scope of the present invention.
covering a wide range unless it deviates from the
It is possible to change the Generally, the main crystal
As the amount of epitaxial growth on the surface decreases,
A greater increase in sensitivity is realized over time. workman
Silver salt deposited by pitaxial growth
is less than half the area of the main crystal plane of the tabular grain.
full, preferably less than 25%, and e.g.
Deposition of silver salt by epitaxial growth on
For certain forms such as
Less than 10% of the area of the main crystal plane of the plate-shaped particles or
It is possible to further limit the amount to less than 5%.
In some embodiments, the silver salt by epitaxial growth
When the adhesion of starts on the edge surface of tabular grains,
It was observed that. Therefore, epitaxy
In places where access is limited, if
is not performed, the selected edge sensitized areas
Epitaxy is limited and located on the main crystal planes.
This effectively eliminates epitaxy. Host of tabular silver halide (so to speak)
To create sensitized sites on the particles, epitaxial
It is possible to use silver salts deposited by growth.
Wear. The site of attachment by epitaxial growth
Through controlling the tabular host
It is possible to achieve selective local sensitization of particles.
be. “Regular” means that the sensitized areas can be predicted.
A well-ordered relationship is established for the main crystal planes of tabular grains.
and preferably mutually held.
It means that For epitaxial growth
Regarding the adhesion of silver salts to the main crystal planes of tabular grains,
By controlling the number of sensitized areas,
and horizontal spacing.
is possible. In some cases, silver halide grains increase sensitivity.
Those silver halide grains have radiation
Selective local sensitization is observed when exposed to
is formed, and the surface latent image center is formed at the sensitized area.
can be done. retains the latent image center
When developing particles in their entirety,
It is not possible to determine the location and number of latent image centers.
stomach. However, the image appears very close to the center of the latent image.
What if we can stop the development of the image before it spreads?
and then expand the partially developed particles.
If you want to take a big look at it, look at the partial development area.
You can clearly see it. these parts
The partial development area usually corresponds to the area at the center of the latent image.
Accordingly, the area at the center of the latent image generally increases.
Corresponds to sensitive areas. FIG. 2 shows a partial development sensitized according to the present invention.
This is a micrograph showing the later tabular grains. child
Can you see the things I explained earlier from the photo?
can be done. included in this micrograph
The black spots are developed silver.
The silver spreads laterally across the grain in an irregular manner.
However, what should be noted here is
is the contact point between silver and tabular grains.
point) is regular.
Ru. That is, between the contact piece and the corner of the particle
There is a predetermined relationship. Kaka
Due to the relationship between
(interval) can be taken effectively, and individual
limit the number of contact points for each particle in
can do. The regular relationship of sensitized areas illustrated in Figure 2 and
For comparison, sensitization was performed according to the present invention.
Indicates a high aspect ratio tabular grain emulsion that does not
Please refer to Figure 3. Please be careful here
What you want is to see the black spots that indicate silver development.
It's Tsuto. These spots are inside the particles.
, and are more or less randomly distributed.
ing. Contact between developed silver and particle edge
It is often seen that places are located very close together.
I can accept it. In the case of Figure 3, the sensitized site and the particle
A regular relationship exists between the main crystal planes.
I can't find out anything. For example, certain preferences as shown in Figure 2
In the case of a desirable emulsion, the regularity of the sensitized areas is
properties can be confirmed through cessation of development.
However, in many cases it is not possible to perform such corroboration.
It is impossible. For example, the formation of a latent image
The part is on or near the surface of the particle.
If it exists inside the white particle, the latent image part
difficult to establish through partial particle development
It is. This is because particles are dissolved at the same time as development.
This is because Let's look at other cases
and the sensitizing sites are themselves due to the particle geometry.
Although it is said that it is regular with respect to
A latent image area is formed in a regular manner.
Never. For example, regular sensitizing sites are
When these parts act as traps,
Captures photoholes (holes generated by light) and
prevents the extinction of electrons (photoelectrons) generated by light.
The photoholes are captured by I want to
Therefore, according to the present invention in discontinuous regular regions,
However, in sensitization, the latent image is formed in regular areas on the particle.
Is it formed at random locations or at random locations?
It has nothing to do with whether it is formed or not.
Can be done. Often at discontinuous regular sites
Selective local sensitization of the present invention is shown in electron micrographs.
It is possible to perform partial particle development.
Not as good as sea urchins. For example, refer to Figure 2 again.
Then, it is used to perform selective local sensitization.
Deposited by epitaxial growth
silver halide is attached to the corners of the tabular grains.
You can clearly see it. of the emulsion in Figure 2.
If the discontinuities located at the corners of tabular grains
A regular silver salt epitaxy is selected according to the present invention.
It acts in the direction of local sensitization. epitaxy
In situations where attachment by shear growth is limited.
directly by looking at the electron micrograph of the particle sample.
It is not possible to confirm selective partial sensitization.
stomach. In such cases, regarding precipitation of white emulsion
A certain amount of knowledge is required. In a preferred embodiment of the present invention, the specification of the present application
Prepared as previously disclosed in the book
Regular high aspect ratio tabular grain silver bromoiodide emulsions
chemically sensitize at specific particle sites. flat
The plate-shaped silver bromoiodide grains have {111} main crystal faces.
There is. First, the spectral sensitizing dye that aggregates is
adsorbed to the surface of tabular grains by photosensitization technique.
let Single molecule adsorption coverage is the lowest on all particle surfaces
about 15%, preferably at least 70%.
Use sufficient amount of dye. Color from monomolecular coverage
Although the elementary concentration can be calculated successfully, the pigment
itself is distributed uniformly on the particle surface.
It turns out that it is not as good as it is. as necessary
Accordingly, a larger amount than can be adsorbed on the particle surface
It is also possible to introduce dyes, but if an excessive amount of dye is
Even better performance when added.
This is not advantageous since it is not possible to achieve an improvement in
No, but it is possible. This will remove the pigment that aggregates.
at the sensitization stage, not because of its spectral sensitization.
chloride onto high aspect ratio silver bromoiodide tabular grains.
Its ability for direct epitaxial growth of silver
Use it for power. Therefore, epitaxy
It is possible to control adhesion by shear growth and
Other substances that can be replaced later by photosensitizing dyes
Any adsorbable species may be used.
I can do it. The function played by the pigment that aggregates is epi
affects both taxial growth control and spectral sensitization.
and also, once the dye is placed in the appropriate place.
Once done, it is unnecessary to remove it.
This is because epitaxial growth dominates.
It is clear that it is a useful substance. The agglomerating dye is adsorbed onto the surface of silver bromoiodide grains.
After that, it can be treated by conventional precipitation methods or by
Deposition of silver chloride using the Stowald thermal formation method
can be done. This epitaxial growth
silver chloride forms a shell on silver bromoiodide grains
The random attachment of
It does not form things. Such silver chloride is
Rather, adjacent to the corners of the tabular grains,
It is selectively and regularly deposited.
In general, the rate of deposition by epitaxial growth
The lower the line of such adhesion
The number of parts affected by this decreases. Therefore, it is necessary
Corner deposition by epitaxial growth
– can be limited to a level smaller than the whole
can. In the modified example, the edges of the main crystal planes
Forming a peripheral ring with silver chloride
I can do it. However, the amount of silver chloride effective for adhesion is
If there are any restrictions, this ring may be
It can be complete. For epitaxial growth
The silver chloride itself is the resultant composite grain milk.
The additional
No need to use chemical sensitization. In the particularly preferred embodiments of the present invention,
The tabular grains are silver bromoiodide grains, and
Silver chloride is epitaxially deposited at regular locations on the grains.
Attached by taxial growth. deer
However, tabular grains and silver salt sensitizers come in various forms.
can take a position. Host tabular grain
is known to be useful in the field of photography.
Any conventional silver halide composition
and high aspect ratio tabular grains
It is possible to form a child emulsion. I want to
High aspect ratio tabular grains to be sensitized
Silver chlorobromide, silver bromochloride instead of silver bromoiodide in the emulsion
or silver chloride particles may be included;
These grains optionally contain small amounts of iodide.
It's okay. Useful ratios of various halides
The rates are as described above. Sensitization of selected sites on host tabular grains
The purpose is to attach a silver salt for
Salt selection is usually based on the etching on the silver halide grains.
The field of photography where pitaxial growth is possible
Although it is conventionally known to be useful in
You can do it from inside. Silver salt and flat
Sufficient anion content in plate-shaped silver halide grains
are different, and therefore each of them
It is possible to recognize differences in their crystal structures.
Surprisingly, tabular grains and corner or edge
Is the silver halide composition the same as that of the azalea deposits?
Even in cases where the adsorbed local area
flat plate in the presence of a site director
When forming deposits on shaped host particles,
Observe the growth of non-tabular corners and edges.
I was able to Silver salts and tabular silver halides
If the anion content of the particles is different or the same,
Even if there is a difference, the modifier that is present (mixed in)
to exist in one or both of them
Can be done. silver salt, core-shell silver halide
be useful in forming emulsion shells
You can choose from among the previously known ones.
Wear. All known photographically useful silver salts
In addition to silver halide, on silver halide grains
Other known precipitate-forming
Silver salts, such as silver thiocyanate, silver phosphate, cyanide
Silver compound, silver carbonate, etc. can be encapsulated.
Ru. Such silver salts are intended as selected silver salts.
Depending on the application, tabular silver halide grains
Any modifying compound as described above in connection
can be attached advantageously in the presence of
Ru. Halogen forming tabular grains of the host
Some silver oxides are usually grown by epitaxial growth.
In the process of forming deposits, they enter the solution.
and mixed into silver salt epitaxy.
Ru. For example, halogenation on silver bromide host grains
Silver deposits usually contain a small percentage of bromide ions
will contain. Therefore, the host
grown epitaxially on plate-like grains
When referring to a specific silver salt as
It is different when the host
The tabular grains also have the same composition.
The existence of species silver halide
I'm not trying to eliminate it. Typically, the host tabular grain silver halide
silver salt exhibits higher solubility compared to
However, it is advantageous for convenience. If you do this,
Dissolution of the tabular grains occurs during the deposition of silver salt.
This can reduce the tendency for this to occur. In this case, the tabular grain
Just like that to minimize child dissolution.
Limiting sensitization to conditions that
For example, silver halide with greater solubility
Silver salts with poor solubility are deposited on tabular grains.
Restrictions such as those required when attaching
can be avoided. host tabular grains
Advantageously, it consists essentially of silver bromoiodide.
Ru. This is because when looking at silver bromoiodide,
It is compared to silver bromide, silver chloride or silver thiocyanate.
Each of these salts has a relatively poor solubility and
It can easily act as a host when attaching
This is because it is possible. On the other hand, silver chloride is
It has higher solubility than silver oxide or silver bromide.
Since there are
Easily epitaxy onto tabular grains consisting of
It can also be selectively grown locally
It can be an advantageous silver salt for sensitization.
In most cases, it has poor solubility compared to silver chloride.
However, compared to silver bromide or silver bromoiodide,
Salt silver thiocyanate which has great solubility
It can be used in place of silver oxide. However,
However, for maximum stability, thiothia
Silver chloride is usually preferred over silver phosphate.
More soluble nontabular silver halide hosts
Epitaxy of less soluble silver salts onto particles
This technical field is capable of attaching by means of yarn growth.
It has been reported in
This can be used in the practice of the invention.
Wear. For example, epitaxial silver bromoiodide on silver bromide.
Deposited by shear growth or silver chloride
Depositing silver bromide or silver thiocyanate on top
I can do it. multilevel epitaxy
That is, silver salt epitaxy is provided on another silver salt,
In addition, this silver salt itself can be etched onto host tabular grains.
Attachment by pitaxial growth,
It is possible to implement For example silver bromoiodide or silver bromide
Epitaxial growth of silver chloride on host grains
Then, further etch silver thiocyanate onto this silver chloride.
Pitaxyial can be grown. Wide controlled local epitaxy
A range of epitaxial growth silver salt concentrations reached
can be achieved. Contained in composite sensitized particles
approximately 0.05 mol% based on the total amount of silver
Increased sensitivity when applying low silver salt concentrations
can be achieved. On the other hand, 50 mol
The highest level when applying silver salt concentrations of less than %
sensitivity can be achieved. Usually epitaph
The concentration of silver salt deposited by crystallization is
Advantageously, it is between 0.3 and 25 mol%, and
For sensitization, such concentrations are approximately 0.5-10
Mole % is generally optimal. Adsorbed locally dominant substances, e.g. agglomerates
The dye to be used depends on the silver salt to be used and the {111}
Halide content in tabular grains exhibiting crystal planes
It can be excluded depending on the amount, and also
Controlled local epitaxy regardless of
can be achieved. host tabular grains
Essentially at least 8 mol% iodide on its surface
(preferably at least 12 mol% iodide).
absence of adsorbed locally dominant substances.
at the corners of its host tabular grains
Selective epitaxial growth of adjacent silver chloride
will be carried out. Surprisingly, silver chloride epi
Prior to taxial growth. like 1 mol%
Mixing low concentrations of iodide into tabular silver bromoiodide grains
tabular silver bromide or silver bromoiodide grains to
Similar results occur when contacting with aqueous iodide salts.
can achieve results. adsorbed
In the absence of a locally controlling substance, the
The edges of the tabular silver halide grains of the composition
selectively etch silver thiocyanate at
Pitaxyial can be grown. host
These are composed of tabular grains and a silver salt sensitizer.
In the case of a conjugate, the adsorbed local substances
that it is unnecessary to use quality
epitaph at the corners or edges of
In order to more narrowly limit the growth of
It is often advantageous to use adsorbent locally dominant substances.
be. High aspect ratio tabular silver bromoiodide grains
It is an annular region surrounding the area laterally.
or in areas that are otherwise horizontally arranged.
lower concentration of iodide in the central region than in the
It is possible to use particles that contain
Wear. The horizontally surrounding annular region is the
Low 8 mol% (preferably at least 12 mol%) surface
iodide concentration, and the central region is 5 molar.
If it contains less than % iodide, the adsorption
Tabular bromoiodination without the use of localized substances
Confining the sensitization of the silver particle to the central region of its center
be able to. Or make a different point.
Then, selective epitaxy in the central grain region
In the case of circular growth, the particles present on the surface of the annular particle region
The iodide produced by itself is capable of selective epitaxial formation.
Can act as a local control substance for long
Ru. relative to the laterally surrounding annular particle region.
If we limit the size of the central particle region by comparing
Just by applying such restrictions, the area of sensitization can be reduced.
can be restricted. In this way selective
One clear advantage of the method of local sensitization
There is a central location of the sensitized site. places like this
When photoelectrons or photoholes reach the sensitized site,
The diffusion process required can be shortened.
Therefore, holes and electrons are at risk of being annihilated.
can trap more effectively under conditions of less
can. in the direction in which the sensitized region positions the latent image.
If it works, by reducing the number of sensitized sites
This can reduce competition for photoelectron capture.
Wear. This method of selective local sensitization is based on chloride
Where silver is deposited by epitaxial growth
This is useful when In another variant of the invention, the suction
The use of locally controlled substances is unnecessary and
When using a tabular silver bromoiodide emulsion as described above,
Ru. Tabular silver bromoiodide grains are
It has an iodide-poor central region and this
such that the region is itself a circular region.
select. That is, such tabular grains have no odor.
Main central region consisting of silver iodide, iodide content
a laterally surrounding central region with a slight
contains a peripheral annular region laterally surrounded by
ing. As mentioned earlier, the annular central region is
Contains less than 5 mol% iodide, and
The central region and the annular peripheral region that occupy the majority are
each at least 8 mol%, preferably at least 12 mol%.
Contains iodide. Silver chloride is a tabular grain
defined by the annular central region among the main crystal planes of
Epitaxial growth on multiple parts
and are substantially limited to those parts.
Ru. Controlling the extent of the central annular region
epitaxial growth on major surfaces of tabular grains through
Control the degree of taxial growth accordingly
can do. Of course, silver chloride epitaph
In cases where the amount of axial growth is limited, annular
of the allowable adhesion surface area provided by the central region.
Epitaxy does not necessarily occupy all of the space.
If necessary, deposit silver chloride within the annular center area.
can be limited to a few discontinuous parts of
Ru. Absence of central region with low iodide content
Alternatively, epitaxial growth
against the corners of tabular silver bromoiodide grains for
Silver chloride can be given. Silver chloride is the center
It is said that it is preferentially deposited in areas where
That is amazing. Sufficient silver chloride deposition speed
chloride if it can be promoted to
silver in both the central and peripheral regions of the tabular grains.
It is possible to attach it at the location. Silver salts can be used for silver salt epitaxy or tabular halogen
Hole trapping depends on the composition of silveride host particles.
act as a trap or as an electronic trap.
sensitize by either
be able to. In the latter case, imagewise exposure
Silver epitaxy positions the latent image area formed by
It is also possible to decide. Silver salt epita
It exists as a sensitivity improver in the crystal growth process.
Modifying compounds such as copper, thallium,
Lead, bismuth, cadmium, zinc, intermediate calco
gen (i.e. sulfur, selenium and tellurium),
Gold and noble group metal compounds enhance sensitization
It is especially useful for electronic trap gold
When ions of the genus are present in silver salt epitaxy,
It is useful in helping to form an internal latent image
be. For example, one particularly preferred embodiment of the present invention is shown.
In this case, relatively high iodide compounds such as those mentioned above
Helps trap electrons in the center of silver bromoiodide tabular grains.
Modifying compounds such as lead or iridium compounds
silver chloride may be deposited in the presence of
Ru. After imagewise exposure, silver chloride in the tabular grains
Pitaxy is internalized at the doped sensitized site.
A latent image area is formed. Deposition and assembly by epitaxial growth of silver salts
silver salt to help form a combined internal latent image.
Halide conversion after epitaxial growth of
(conversion)
There is one way. For example, epitaxial
When the salt deposited by the length is silver chloride,
If this salt is combined with a halide of low solubility, e.g.
Contact with bromide salts or mixtures of bromide and iodide salts
It can be modified by touching it.
As a result, epitaxial growth deposits
The chloride in it is bromide, and if there is
If so, it is replaced by iodide ions. this
The defects on the crystal obtained in this way are in the form of internal latent images.
It is thought that this is the basis for the formation of epitaxy
Halogenation of salt deposits due to slug growth
For example, performing the transformation of things is
No. 4,142,900. In the various aspects of the present invention described above,
Discontinuous silver salt epitaxy on tabular host grains
limit to the following parts, e.g. center or corners
Or at the edge of the main crystal plane, for example
A ring such as a peripheral ring can be formed.
Silver salt epitaxy can only function as an electronic wrap.
To achieve this, positioning of the latent image on the particle is performed.
If the epitaxy is
For example, it may be limited to the center of the main crystal plane.
should be placed adjacent to the corner of the tabular host grain.
is preferable. In this case, the latent image area is densely
are formed and therefore deprived of photoelectrons.
The opportunity for this to occur is that the latent image area is a tabular grain.
If it can be formed along the edge of the child (tabular
The particles are surrounded by a ring of silver epitaxy.
(which can occur if
I can't stand it. Silver salt epitaxy on tabular host grains
Acts as a child trap or acts as a hole trap
can act as a tup, and therefore,
Silver salt epitaxy acts as a hole trap
and silver salt epitaxy acting as an electron trap.
- are combined to form a complementary sensitizing conjugate.
It turns out that it can be done. For example, electronic
When using lapping silver salt epitaxy,
tabular host grains at the center of their grains or
can be selectively sensitized near the
a. After that, hole-trapping silver salt epitaxy
selectively adheres to the corners of particles.
can be set. In this case, the electronic truck
A latent image in the center of the epitaxy site
is formed, and also by corner epitaxy.
further increases the sensitivity (otherwise photovoltaic
A photohole is trapped that will inevitably destroy all children.
). Let's take a look at the typical forms in particular.
And, as mentioned earlier, in less than 5 mol% of iodide
contains the core region and the remainder of the main crystal planes are the most
Contains as low as 8 mol% iodide, preferably 12 mol%.
chloride on silver bromoiodide tabular grains with
Epitaxial growth of silver is performed. silver chloride
is a modifying compound that helps electron trapping, e.g.
Compounds that provide lead or iridium dopants
epitaxial growth in existence
Ru. After that, hole-trapping silver salt epitaxy
is selected at the corner of the host tabular grain.
Can be selectively attached or adsorbed
The main crystal planes are
selectively attached as a ring along the edge
It can be done. For example, thiocyanin containing copper-based dopants
silver chloride or silver chloride deposited on host tabular grains
can be done. Other combinations are also
Of course it is possible. For example, as shown above
When replacing the position of a modifying substance such as
The epitaxy of
In addition, at the corners of the host tabular grains
The epitaxy that occurs acts as an electron trap.
can be done. The above describes the selective control of epitaxial growth of silver salt.
Although I have explained about partial sensitization, silver halide
Controlled localized epitaxial growth
It can also be useful in other ways.
It will be understood that For example, epitaph
Aggressively grown silver salts can be used as insulators in tabular grain emulsions.
Improving incubation stability
Can be done. Such silver salts may also be partially grained.
For promoting secondary development and amplifying dye images
may also be useful, as detailed below.
Can be done. Epitaxially grown silver salts are also
It can relieve the desensitization of pigments. moreover,
Such silver salts can also promote dye aggregation.
can. This removes most of the silver bromoiodide crystal surface.
by leaving it substantially free of silver chloride.
It is possible. This is because many of the aggregated dyes
silver bromoiodide compared to the surface of silver chloride grains.
This is because it can be effectively adsorbed. here
Another advantage that can be realized is improved
This is the developed ability. In addition, localized
Even higher contrast can be achieved through pitaxy.
can be used. Regular chemical sensitization is controlled by silver salt.
may be used prior to localized epitaxial growth.
can be carried out in subsequent steps.
Ru. Silver chloride and/or silver thiocyanate
When deposited on silver oxide, only selective deposition of the silver salt
Achieving a significant increase in sensitivity simply by attaching
can do. Therefore, the photographic sensitivity is
Subsequent chemical sensitization of the type commonly used to
It is unnecessary to carry out the process. on the other hand
For subsequent chemical sensitization, additional
A significant increase in sensitivity can generally be obtained. here
When finishing the emulsion, high temperatures also require long residence times.
One of the benefits is that time is unnecessary.
This is a great advantage. (1)Epitaxial growth
or (2) if the sensitization is episodic.
If directed to the taxial growth site, the increase
The amount of sensitizer can be lowered as needed.
Silver chloride epitaxial growth without further chemical sensitization
When taxial growth was carried out, a tabular odor was formed.
Virtually the highest sensitization achieved for silveride emulsions
It was done. If silver bromide is epitaxied on silver bromoiodide,
If you want to make the skin grow, selectively localize it.
Following adhesion, further chemical sensitization is performed and
Apply customary finishing times and temperatures.
Large increases in sensitivity can be achieved in some cases.
can. Adsorbed seshimera itself is an effective spectral sensitizer
using localized substances, e.g. agglomerating dyes.
If so, chemical sensitization followed by spectral sensitization
The process is unnecessary. However, various
If you look at the case, it may be chemically sensitized.
can be followed by spectral sensitization.
Ru. Spectroscopy as locally dominant substances adsorbed
If no sensitizing dye is used, e.g.
Aminoazaindene (e.g. azaindene) as the dominant substance
denine), perform spectral sensitization.
If so, continue with chemical sensitization. Adsorb it
If the locally dominant substance itself becomes spectral sensitizer
If not a dye, the spectral sensitizer is
It may be something that can replace the dominant substance.
or at least close enough to perform spectral sensitization.
The particle surface must be accessible at
do not have. In many cases, adsorption
Using the spectral sensitizing dye as a local controlling substance
spectral sensitization followed by spectral sensitization.
It is still desirable to carry out a photosensitization step. Bureau
The spectral sensitizing dye used as the dominant substance
Additional spectral sensitizing dyes may be used instead.
Or you can replenish it. For example,
Additional spectral gain when using additional sensitizing dyes
or, most preferably, hyperincrease.
Spectral sensitization can be sensitively increased. Of course
The spectral sensitizer introduced after optical sensitization is chemical
Whether it can act as a locally controlling substance for sensitization
This means that it is not important.
Dew. Controlled localized epitaxial growth
After that, use any conventional chemical sensitization method.
Can be done. In general, the composition of the host tabular grains
It also serves as a base for the silver salt to which it is attached.
Chemical sensitization should be performed. That's what I mean
The first place where chemical sensitization occurs is silver salt.
At the site of attachment or perhaps at such site
This is because it is considered to be a place where you can do it directly. High aspect ratio tabular grain halogens of the present invention
Silver oxide emulsions are deposits caused by epitaxial growth.
Chemically sensitize before or after formation of
be able to. Chemical sensitization is James
(TH James), The Theory of the
Photographic Process, 4th Ed., Makrami
Activities as described in John, 1977, pp.67-76.
It can be done using gelatin or
Research Disclosure, Vol.120, 1974
April, Item12008, Research Disclosure,
Vol.134, June 1975, Item13452, US Patent
No. 1623499, No. 1673522, No. 2399083,
Same No. 2642361, Same No. 3297447 and Same No.
3297446, British Patent No. 1315755, US Patent No.
No. 3772031, No. 3761267, No. 3857711,
Same No. 3565633, Same No. 3901714 and Same No.
3904415 and described in UK Patent No. 1396696
For example, pAg level 5-10, PH level
5 to 8, and sulfur at a temperature of 30 to 80°C,
Selenium, tellurium, gold, platinum, palladium, iris
Dium, osmium, rhodium, rhenium
or using a phosphorous sensitizer or a combination of these sensitizers.
It can be done by Chemical sensitization is optimally
As described in U.S. Patent No. 2,642,361
2×10 based on silver -3 Chi at a concentration of ~2 mol%
In the presence of oceanate compounds, the US
Permit No. 2521926, No. 3021215, and No. 3021215
Sulfur-containing compounds of the type described in No. 4054457
Perform in the presence of an object. Finishing (chemical sensitization) modifier
Chemical sensitization can be performed in the presence of
Ru. The finish modifier used may be e.g.
ndene, azapyridazine, azapyrimidine,
ndzothiazolium salt, and one or more
Chemical sensitizers, such as sensitizers with heterocyclic nuclei
Suppresses fogging when present during the printing process and
A compound known to increase sensitivity.
Examples of finish modifiers include U.S. Patent No. 2,131,038;
Same No. 3411914, Same No. 3554757, Same No. 3565631
No. 3901714, Canadian Patent No. 778723
and Duffin, Photographic
Emulsion Chemistry, Focal Press
(1966), New York, pp. 138-143.
has been done. In addition to or instead of chemical sensitization
As such, U.S. Patent No. 3891446 and U.S. Patent No. 3984249
For example, using hydrogen, as described in No.
Also, US Patent No. 2983609 Research
Disclosure, Vol. 136, August 1975,
Item 13654, U.S. Patent No. 2518698, same no.
No. 2739060, No. 2743182, No. 2743183,
Described in No. 3026203 and No. 3361564
So, stannous oxide, thiourea dioxide, polyamine
and with reducing agents such as amine borane.
or low pAg (e.g. less than 5) and/or high pAg.
Reduction sensitization by PH (e.g. greater than 8) treatment
can be done. U.S. Patent No. 3917485
and subsurface sensitization described in No. 3966476.
Including surface chemical sensitization can be performed. In addition to chemical sensitization, the high aspect ratio of the present invention
Spectral sensitization of tabular grain silver halide emulsions
You can also do it. Blue and negative of the visible spectrum
exhibiting an absorption maximum in the blue (i.e., green and red) region;
Spectral sensitizing dyes can be used. In addition,
In special fields of application, spectral sensitizing dyes are used to
Improved spectral response beyond the visible spectrum
can do. For example, infrared absorption spectral sensitization
It is possible to use agents. The silver halide emulsions of the present invention are of various classes.
Spectral sensitization can be performed using these dyes.
The classes of dyes used here include cyanide.
merocyanine, complex cyanine and complex merocyanine
cyanines (i.e., trinuclear-, tetranuclear-, and polynuclear cyanines)
and merocyanine), oxonol, hemioxol
sonor, styril, merostyril and stre
Contains polymethine pigments including ptocyanin
Ru. Cyanine spectral sensitizing dyes include, for example, quinolini
um, pyridinium, isoquinolinium, 3H
- indolium, benz[e] indolium,
oxazolium, oxazolinium, thiazoli
um, thiazolinium, selenazolium, sele
nazolinium, imidazolium, imidazolini
um, benzoxazolinium, benzothiazo
Lium, benzoselenazolium, benzimida
Zolium, naphthoxazolium, naphthothia
Zolium, naphthoselena zolium, thiazolini
dihydronaphthothiazolium, pyriliu
derived from imidazopyrazinium quaternary salts and imidazopyrazinium quaternary salts.
2 bound by a methine bond, such that
It contains two basic heterocyclic nuclei. Merocyanine spectral sensitizing dyes include, for example,
Bitturic acid, 2-thiobarbituric acid, rho
Danine, hydantoin, 2-thiohydantoy
4-thiohydantoin, 2-pyrazoline-
5-one, 2-isoxazolin-5-one, i
Ndan-1,3-dione, cyclohexane-
1,3-dione, 1,3-dioxane-4,6
-dione, pyrazoline-3,5-dione, pen
Tan-2,4-dione, alkylsulfonyla
Setonitrile, arononitrile, isoquinoline
-4-one and chroman-2,4-dione
Acidic nuclei and cyanine pigments such as those that can be induced
The basic heterocyclic nucleus of i.p.
Includes combined items. Using one or more spectral sensitizing dyes
I can do it. Wavelengths across the visible spectrum
has maximum sensitivity and is extremely versatile.
Dyes with spectral sensitivity curve shapes are known.
Ru. The selection and relative proportions of dyes are desirable for sensitization.
region of the spectrum desired and the desired fraction.
Depends on the shape of the photosensitivity curve. Overlapping spectral sensation
Dyes with a degree curve often
The sensitivity at each wavelength is the sum of the individual sensitivities.
will show curves of approximately equal combined shape.
cormorant. Therefore, multiple colors with different maximum sensitivities
Individual colors can be created by combining elements.
Spectral sensitivity with maximum value midway between the original maximum sensitivity
You can get a curve. Using multiple spectral sensitizing dyes in combination
and thereby supersensitize
(Supersensitization), that is, in a certain spectral region.
In some cases, one of these spectral sensitizing dyes is used alone.
greater than when used at any concentration.
and the additive effects of those spectral sensitizing dyes.
spectral sensitization that is greater than the sensitization derived from
can be achieved. Supersensitization is spectrally sensitized color
and other additives such as stabilizers and carbon.
Anti-blur agents, development accelerators or inhibitors, coating aids
selected combinations of whitening agents, brighteners and antistatic agents.
This can be achieved by The key to supersensitization
Some mechanisms and compounds that may be responsible
All of them are Gilman's ``supersensitizer''.
Review of the Mechanisms of
Supersensitization)”, Photographic Science
and Engineering, Vol, 18, 1974, pp.
418-430. Spectral sensitizing dyes also affect emulsions in other ways.
I can do it. In addition, the spectral sensitizing dye is
As disclosed in No. 2131038 and No. 3930860
halogen acceptor or electron acceptor, anti-fogging
inhibitors or stabilizers, and development accelerators or inhibitors
can act as. In one preferred form of the invention, spectral sensitization
Pigments are also adsorbed locally dominant substances.
During silver salt deposition or chemical sensitization,
do. Useful pigments belonging to this type are agglomerated colors
It is basic. Such dyes are halogenated
Function of being adsorbed onto the surface of silver oxide particles
As a result of light absorption due to bathochromic and hypsochromic effects,
Presenting an increase. Colors that meet these criteria
For example, TH James, The Theory of
the Photographic Process, 4th Ed., Ma
Cumilan, 1977, Chapter 8 (especially F.
Induced Color Shiftin Cyanine and
Merocyanine Dyes) and Chapter 9 (especially
H.Relations Between Dye Structure and
Surface Aggregation) and FMHamer,
Cyanine Dyes and Related Compounds, Di
Yong Willie and Sons, 1964, Chia
Pter-X (especially F.Polymerization and
Sensitization of the Socond Type)
well-known in this technical field, as
It is. H aggregate (shift due to hypsochromic effect)
For example, merocyanine, hemicyanine, which forms
spectroscopy such as n, styryl, and oxonol
Sensitizing dyes are known in the art.
However, for these classes of dyes, J aggregates
(shift due to bathochromic effect) is not common. good
Preferred spectral sensitizing dyes are cyanine dyes. and
This is because, in the case of this dye, H aggregates or
This is because it exhibits any of the J aggregates. Carbosia is a preferred form of spectral sensitizing dye.
There is a nin dye (which exhibits J aggregates). child
Pigments such as are composed of two or more complex
The cyclic nucleus is formed by a bond consisting of three methine groups.
It is characterized by being combined. heterocycle
The formula nucleus is preferably
contains a fused benzene ring. Promote J aggregation
A preferred heterocyclic nucleus for proceeding is quinoliniu
Benzoxazolium, Benzothiazolium
Mu, benzoselenazolium, benzimidazoli
um, naphthoxazolium, naphthothiazolium
um, and naphthoselenazolium quaternary salt.
be. Used as an adsorbed locally dominant substance.
Particularly preferable dyes for coloring are listed below.
As described in Table I. Table I Preferred example of adsorbed locally dominant substance AD-1 Anhydro-9-ethyl-3,3'-bi
Su(3-sulfopropyl)-4,5,
4′,5′-dibenzothiacarbocyanine
Hydroxy AD-2 Anhydro-5,5'-dichloro-9-
Ethyl-3,3'-bis(3-sulfobyl)
Chill) thiacarbocyanine hydroxy
AD-3 Anhydro-5,5',6,6'-tetra
Chloro-1,1'-diethyl-3,3'-
Bis(3-sulfobutyl)benzimine
Dazolocarbocyanine hydroxide AD-4 anhydro-5,5',6,6'-tetra
Chloro-1,1',3-triethyl-
3'-(3-sulfobutyl)benzimine
Dazolocarbocyanine hydroxide AD-5 anhydro-5-chloro-3,9-di
Ethyl-5'-phenyl-3'-(3-st)
Lufopropyl) oxacarbocyanine
Hydroxide AD-6 Anhydro-5-chloro-3,9'-di
Ethyl-5'-phenyl-3-(3-st)
Lufopropyl) oxacarbocyanine
Hydroxide AD-7 Anhydro-5-chloro-9-ethyl
-5'-phenyl-3,3'-bis(3-
sulfopropyl) oxacarbocyani
Anhydrohydroxide AD-8 Anhydro-9-ethyl-5,5'-di
Phenyl-3,3'-bis(3-sulfo)
butyl) oxacarbocyanine hydro
Oxide AD-9 Anhydro-5,5'-dichloro-3,
3'-bis(3-sulfopropyl)thia
Cyanine hydroxide AD-10 1,1'-diethyl-2,2'-cyanine
p-Toluenesulfonate Record blue light exposure in this technical field
If such records are intended to be made
In the emulsion layer, silver bromide or silver bromoiodide is usually used.
Although it depends on the original blue sensitivity, if the emulsion
Main absorption is seen in the spectral region that shows sensitivity.
Even in cases where the use of spectral sensitizers
can provide important benefits. For example, blue
Advantages are achieved through the use of color spectral sensitizing dyes.
It is particularly recognized that Emulsion according to the present invention
High aspect ratio tabular grain silver bromide and bromoiodide
Blue spectral sensitizing dyes, even in silver emulsions
A very large increase in sensitivity is obtained by the use of
be able to. The emulsion according to the invention can be
When intending to expose in the sensitivity range
by increasing the thickness of the tabular grains.
advantage in sensitivity can be obtained. example
For example, in one preferred form of the invention, the emulsion is
Blue sensitized silver bromide and silver bromoiodide emulsions, and
In such emulsions, the thickness of less than 0.5 micrometers
full and at least 0.6 micrometers in diameter
The tabular grains have a ratio of greater than 8:1, preferably
Has an average aspect ratio of at least 12:1,
All of the silver halide grains present in the emulsion are
At least 50% of the projected area, preferably 70%, especially preferably
Preferably, it accounts for at least 90%. Spectroscopy useful for sensitizing silver halide emulsions
Some sensitizing dyes include Research Disclosure, Vol.
176, December 1978, Item 7643, Section
There is something to be posted. Non-planar or low aspect ratio
Spectroscopy of the emulsion layer containing plate-like silver halide grains
To sensitize, use a commonly used amount of dye.
I can do it. In order to realize the full advantages of the present invention,
the optimum amount of particles (i.e. under possible exposure conditions)
at least 60% of the maximum photographic sensitivity achievable from
high-altitude spectral sensitizing dye (in sufficient amount to achieve
Spectral ratio Absorption on the grain surface of tabular grain emulsions
It is preferable to tighten it. The dye used here
The amount depends on the particular dye or set of dyes selected.
alignment and particle size and aspect ratio.
will vary based on. surface photosensitive halogen
Approximately 25 to 100% of the total effective surface area of silver oxide particles or
is organic at a monolayer coverage equivalent to
Optimal spectral sensitization is achieved when dyes are used.
This is known in the photographic field.
That is, this means that, for example, the waist
et al., “Adsorption of sensitizing dyes in photographic emulsions (The
Adsorption of Sensitizing Dyes in
Photographic Emulsions)” Journal of phys.
Chem., Vol.56, p.1065, 1952; Spence
(Spence) et al. “Desensitization of sensitizing dyes”
(Desensitization of Sensitizing Dyes)”
Journal of Physics and Colloids
Chemistry, Vol.56, No.6, June 1948,
pp. 1090-1103; and U.S. Pat. No. 3,979,213.
It is listed. The optimal dye concentration level is
Mees, Theory of Photographic Process,
1942, Macmillan, pp. 1067-1069 (ibid.)
You can choose according to the method taught.
Ru. Although it was completely unexpected, according to the present invention,
High aspect ratio with selective local sensitization
The ratio of tabular grain silver halide emulsions is similar to that of
high aspect ratio tabular grain silver halide emulsions
(Chemical sensitization and spectroscopy according to conventionally known techniques)
When compared with the one for which sensitization has been completed,
It was found that the camera exhibits high photographic sensitivity.
Ta. High aspect ratio tabular grain bromoiodination of the present invention
Silver emulsions have traditionally been observed in the field of photography.
Higher sensitivity compared to conventional granularity relationship
Present. Necessary to achieve all benefits
However, the emulsion according to the present invention
Optimum chemical and spectral sensitization can be achieved by following conventional manufacturing methods.
It is preferable that This means that possible uses
in the sensitized spectral region under application and processing conditions.
of the maximum log sensitivity achieved from those particles
Achieve a sensitivity equivalent to at least 60%
means that it is preferable. Here, log sensitivity
means 100 (1-logE), and E in the formula is
m-can at a density of 0.1 above fog
It is the exposure amount expressed in dollars-seconds. emulsion layer
Once the host tabular grains have been characterized,
The emulsion layer of the product is comparable to that of other manufacturers.
Optimally chemically and spectrally sensitized for
Further product analysis and performance evaluation to determine whether
This can be determined by doing the following. main departure
In achieving the benefits of brightness and sharpness,
Spectral sensitization or spectral sensitization of silver halide emulsions
Is it done efficiently or is it done inefficiently?
It doesn't matter what it is. F Silver image formation As mentioned above, once high silver
Formation and washing of spectral tabular grain emulsions
and once sensitized, it can be used for commonly used photography.
Their preparation can be completed by blending additives.
can be completed. And these are silver statues
Photography application field that sought what should be generated, an example
For example, it can be applied to ordinary black and white photography. Using a photographic element having an emulsion according to the invention
Photographs of silver statues if they are intended to form
The elements are compounded with additional hardener during processing.
The membrane can be sufficiently hardened so that it is not necessary.
Ru. This hardening increases the covering power of silver.
can realize an increase in A typical useful compound hardener (pre-hardener) is Ri
Search Disclosure, Volume 176, 1978
December, Item 17643, Section X. Research Disclosure, Volume 176,
December 1978, Item 17643, Section
stabilizers, antifoggants, anti-kink agents, etc.
emulsifiers, latent image stabilizers and similar additives before application.
By mixing into the agent layer and the adjacent layer, negative tone
Increases the minimum density (i.e. fog) in emulsion coatings.
Large or minimum in direct positive emulsion coatings
Increase the concentration or reduce the maximum concentration
can be freed from the instability caused by CEK
Mees, The Theory of the F
Autograph Process, 2nd edition, Makumi
As described in Lan, 1954, pp. 677-680,
An effective antifogging agent for emulsions as they are emulsified.
Many of these can also be incorporated into developers, or
They can be classified under a few general headings.
I can do it. When using aldehyde type hardeners,
The emulsion layer can be protected with a commonly used antifoggant.
can. In the case of the emulsion of the present invention, a negative image or a positive image
Apply it equally to the photographic element intended to form
can be used. For example,
A photographic element having an emulsion layer such as
Shape either a surface or internal latent image with light
These latent images can also be processed into negative images.
It can be of such type as to form.
In some cases, such photographic elements are
A type that directly forms a positive image in response to the process.
It can be ip. host tabular grains and
Composite particles consisting of silver salt epitaxy
When forming an image, directly promote the formation of a positive image.
A surface charge is applied to these composite particles for the purpose of
You can give yellowtail. Particularly preferred type 1
In this case, the silver salt epitaxy itself
form a latent image region (i.e., transport electrons inside)
Select that epitaxy in the direction of
Also, if necessary, remove the surface fog from the silver.
Can be limited to salt epitaxy. already
In one form, the host tabular grains are preferably
In particular, the silver salt epitaxial layer acts as a hole trap.
Trap electrons internally with taxi
can be done. Emulsion with a superficial fog
Can be used in combination with organic electron acceptors
can. This is true, for example, in U.S. Patent No.
2541472, UK Patent No. 723019, US Patent No.
No. 3501305, No. 3501306 and No. 3501307,
Research Disclosure, Volume 134, 1975
June, Item 13452, and U.S. Patent No.
No. 3672900, No. 3600180 and No. 3647643
It is described in. Described in U.S. Patent No. 3501310
Spectrally sensitized organic electron acceptors as shown in
Either use it in combination with the original or the former.
can be a spectral sensitizing dye. if
It also uses an internally sensitive emulsion.
If so, it is described in U.S. Patent No. 3501311.
Combining sea urchin surface fogging agent and organic electron acceptor
Can be used together. However, direct positive
If you want to form an image, a surface fogging agent may also be used.
Electron acceptors are also unnecessary. Photographic elements having emulsions of the present invention are described above.
In addition to special features such as research
Disclosure, Volume 176, December 1978,
Regular features as described in Item 17643
can be used. Using the emulsion of the present invention
The use of photographic elements in the field of radiography
of the radiographic element if you intend to
Research that allows emulsions and other layers to be cited first
Disclosure, Volume 184, August 1979,
In any form specifically described in Item 18431
It can also be set as Emulsion arrangement according to the present invention
Other commonly used silver halide elements in photographic elements
Contains agent layer, intermediate layer, overcoat and undercoat layer.
If so, these are the research disks.
Rosier, Volume 176, December 1978, Item
17643, applied as described in Section XV, and
Can be dried. In accordance with established practice among those skilled in the art, the present invention
High aspect ratio tabular grain emulsions related to
Or blend these with commonly used emulsions.
specific properties required of the emulsion layer by
can be satisfied. For example, multiple
By blending emulsions, a given purpose can be achieved.
Adjust characteristic curves of photographic elements to your satisfaction
be able to. By blending, exposure and processing
increases the maximum concentration achieved by
is reduced, the minimum concentration is reduced or increased,
and adjust the shape of the characteristic curve between the foot and shoulder.
can be done. For this purpose, the emulsion according to the present invention
Research disclosure that can be cited first
-, Volume 176, December 1978, Item 17643, Section I
Commonly used silver halide milks as described in
Can be blended with agents. Also, I term F
It is also possible to blend emulsions such as those described in
It is possible. Photographic elements having emulsions according to the invention are most
For simple forms, high aspect ratio according to the invention
Single silver halide emulsions including tabular grain emulsions
using a layer and a photographic support. Of course, more than 2
The upper silver halide emulsion layer and overcoat
Advantageously, it may contain a base coat layer and an interlayer layer.
is recognized. Blend the emulsion as described above.
The emulsions to be blended can be
Similarly, by applying each as a separate layer.
effects can be achieved. Separate emulsion layers
It is possible to obtain exposure latitude by applying the photo
Well known in the technical field, Zerikmann
(Zelikman) and Levi (Levi), making/
and coating photography
Emulsions Focal Press, 1964,
pp.234-238, U.S. Patent No. 3,663,228 and British Patent No.
It is described in Permit No. 923045. In addition, high sensation
In blending high and low sensitivity silver halide emulsions
photographic sensitivity by coating in separate layers without
In the field of photographic technology, it is possible to increase
It is well known. Usually, the high-speed emulsion layer is replaced with the low-speed emulsion layer.
It is applied closer to the exposing radiation source than the layer.
This technique consists of three or more stacked emulsions.
It can be applied to the preparation of layers. like this
Layer configurations can be utilized in the practice of the present invention.
Ru. Coating layers of photographic elements onto various supports
I can do it. Typical photographic supports include polymers
films, wood fibers (e.g. paper), metal sheets and
Bicarbonate, glass and ceramic supports
These are the adhesive properties of the support surface, the band
Antistatic property, dimensional stability, wear resistance, hardness, friction
properties, antihalation properties and/or its
Under 1 or 2 or more conditions to improve other properties
It can have a coating layer. These supports are
Well known in the art, e.g.
Disclosure, Volume 176, December 1978,
Listed in Item 17643, Section X. The emulsion or emulsions are usually opposed flat
applied as a continuous layer onto a support with a major surface of
However, this does not necessarily have to be the case. emulsion
Layers are displaced in multiple lateral directions on a flat support surface
Can be applied as a layer segment
Ru. Segment one or more emulsion layers
microcellular supports can be used when
desirable. Useful microcellular supports are internationally
Publication number W080/01614 (published on August 7, 1980)
Opened; Belgian Patent No. 881513, August 1, 1980
) and disclosed in U.S. Patent No. 4,307,165
has been done. The size of the microcell is 1~
200 micrometers, and 1000 mics deep
It can be less than or equal to rom. in general,
In the field of ordinary black and white photography, especially when enlarging photographic images.
In this case, the size of the microcell should be at least 4 mm wide.
micrometers, and 200 micrometers deep
Preferably smaller than the width and width.
The depth is approximately 10 to 100 micrometers.
Ru. Photographic elements employing emulsions according to the invention are not commonly used.
imagewise exposure by any method that
I can do it. Regarding this, please refer to the above research data.
Is Closure, Item 17643, Item X
Please refer. The photosensitive silver halide contained in photographic elements is
Exposure is followed by alkaline media or photographic media.
silver halide in the presence of a developer contained in the base.
by combining with an aqueous alkaline medium
It can be processed according to conventional methods to form a visible image.
can. Once a silver image has been formed in a photographic element, it is
The usual method is to fix silver halide for development.
It is. High aspect ratio tabular grains according to the invention
Emulsion can complete fixation in a shorter time
It is particularly advantageous. The process accelerated by this
theory becomes possible. G. Dye Image Formation Photographic elements and techniques described above for forming silver images.
The method is easy to use to form colored images using dyes.
Can be applied. Possibly projectable colors
The simplest technique for obtaining images is
It is possible to incorporate dyes into the support of a photographic element.
and forming a silver image as described above.
Can be done. In the area where the silver image is formed,
True elements become virtually non-light transparent and other
In the region of , light is transmitted according to the color of the support.
Ru. Colored images can be easily formed in this way.
Ru. This same effect can also be achieved with another dye filter.
- layer or dye filter element and transparent support
This can be achieved by using elements with
can be done. Silver halide photographic elements selectively destroy dyes
or used to form a dye image by forming
can be done. The above-mentioned method for forming a silver image
Photographic elements include research disclosure,
Volume 176, December 1978, Item 17643, X, D
For example, color couplers as described in section
Dye image forming agents such as
-) by using a developer containing
It can be used to form a prime image. this
In such a form, the developer is in oxidized form.
In the state, it reacts with the coupler (coupling)
A color developer capable of forming an image dye (e.g., an aromatic
aromatic primary amines). In some cases, dye-forming couplers are used conventionally.
Therefore, they can also be incorporated into photographic elements. color
Prime forming couplers can achieve different photographic effects.
can be mixed in different amounts to achieve example
For example, the concentration of the coupler in relation to the amount of silver coverage
Amounts commonly used in high-speed and moderate-speed emulsion layers
can be limited lower. Dye-forming couplers are typically used in subtractive color mixing methods.
primary colors (i.e. yellow, magenta and cyan)
selected to form the image dye, which also
These couplers are non-diffusive colorless couplers.
Achieve desired effects in specific photographic applications
reaction in single or multiple separate layers for
Using dye-forming couplers with different response rates
be able to. Dye-forming couplers are
For example, development inhibitors or accelerators, bleach accelerators, etc.
agent, developer, silver halide solvent, toning agent, hardening film
agent, fogging agent, antifogging agent, competitive coupler,
Photos like chemical or spectral sensitizers and desensitizers
can release scientifically useful fragments.
Wear. Development inhibitor releasing DIR couplers are used in the processing field.
It is well known in Furthermore, oxidative cleavage
DIR compounds can also be used. For example,
A compound with relatively poor photosensitivity, such as Tupmann emulsion,
Silver halide emulsions are known for the transfer of development inhibitor fragments.
Prevent or suppress migration
Used as intermediate layer and overcoat layer for
did. Photographic elements form a laminated mask for negative color images
coloring pigments, such as those used to
forming couplers and/or competitive couplers
Can be mixed. Photographic elements are additionally
Can be blended with image dye stabilizers used in
Ru. All of these are included in the Research Discrow.
Jiya, Volume 176, December 1978, Item 117643,
It is described in the section. Inert transition in combination with dye image-forming reducing agent
Using an oxidizing agent in the form of a metal ion complex
By employing the method of forming a dye image or
can be amplified. Photo elements are like that
Particularly suitable for forming dye images by
do. The tabular grain silver halide emulsion of the present invention is
If iodide is present, the amplification reaction, especially the catalyst poison.
Implementation using iodide ions for
can be done. For example, dyes such as silver-dye-bleach method or
By selective destruction of dye precursors
can form a dye image on a photographic element.
Ru. Halo removes developable silver by bleaching.
A technique for forming dye images on silver-genide photographic elements.
This is the normal way to do this. Removal of such silver
processing solutions or bleaching agents in certain layers of the photographic element.
By mixing promoters or their precursors,
can be promoted. In some cases, especially
When amplifying a dye image as described above, development
The amount of silver formed is compared to the amount of dye formed.
There aren't many. Therefore, there is virtually no visible impact.
Silver bleaching is omitted. Furthermore, other applications
In this case, a silver image is retained, and a dye image is
Enhance or supplement the density provided by the image
used for. Enhance the formation of silver images with dyes
If a single neutral dye or an overall neutral painting
Using a combination of multiple dyes that can form an image
is usually desirable. H Partial particle development Certain photodetectors (e.g. video cameras)
etc.) of silver halide photographic elements.
It is possible to show a detection quantum efficiency superior to the detection quantum efficiency.
recognized and reported in the field of photography.
It is. Basics of conventional silver halide photographic elements
As a result of research on the properties of
rather than the low quantum sensitivity of silver oxide grains.
Binary on-off properties of individual silver halide grains
It has been proven that. This means that e.g.
For example, see Shaw, “Multilevel Grading.”
Ins and ideal photograph
Itsuku Detector”, Fotographies
science and engineering,
Volume 16, No. 3, May/June 1972, pp. 192-200
It is described in. Here, silver halide grains
The on-off characteristics of
When the latent image center is formed, the particles can be completely developed.
It means to become capable. Currently, development is a latent image
The amount of light that hits a particle that is greater than the formation limit
It has nothing to do with it. There are many silver halide grains.
Absorb photons and form several latent image centers
or a single one that absorbs only the minimum number of photons
Generate a latent image center or either
Silver halide grains are identical products during development.
occurs. For example, a high aspect ratio flat plate according to the present invention
In the case of a grain emulsion, when it is exposed to light, the emulsion
A latent image center forms in and on the silver halide grains of the agent.
will be accomplished. Some particles have a single latent image center.
However, some particles have many
A latent image center is formed, and some particles also have a shape.
Not done. However, in the latent image formed
The number of hearts is related to the amount of radiation exposure. tabular grain
Since the diameter is relatively large, the sensitivity-grain
(in particular, virtually optimal chemical effects)
In grains formed from silver bromoiodide that can be spectrally sensitized,
(remarkable), their sensitivity is relatively high.
stomach. Number of latent image centers in or on each particle
is directly related to the amount of exposure the particles received.
to ensure that such information is not lost during processing.
Potential for high detection quantum efficiency, provided that
nsial exists. In one preferred form, each latent image
The center is developed to completely remove the silver halide grains.
The size of the latent image center increases without development.
Ru. This is usually done at an earlier stage than usual.
in photographic applications to achieve optimal development.
Prevent silver halide development long in advance
This can be done by other techniques
Techniques using DIR couplers and color developers
There is. Taking advantage of the inhibitor released during coupling
to prevent complete development of the silver halide grains.
can be done. Another way to carry out this process
In this method, a self-suppressing developer is used.
Self-suppressing developers are used to develop silver halide grains.
begins, but the silver halide grains are not fully developed.
It stops the development itself before it is processed.
Ru. A preferred developer of this type is Neuver
Neuberger et al., “Anomalous Con
Centration Effect: An Inba
Earth Relationship Between
The Rate of Development Anne
developer concentration o
Bu Sam p-phenylenediamine”, Huoto
Graphics Science and Engineering
Alling, Volume 19, Volume 19, Issue 6, November 1975-
p-file as described in December, pp. 327-332.
A self-suppressing developer containing enylenediamine.
Ru. Interrupt development or in the presence of DIR coupler
By performing development on the adjacent developer particles,
Silver halide grains with a longer development induction period
development can be completely prevented. However,
However, when using a self-suppressing developer, individual particles
Until after the development of the child has occurred to a certain extent, the development
There are unrestrained advantages. Furthermore, epitaxy
Developability of silver salt and host tabular grains due to yarn growth
Based on the difference from that of silver halide that forms
to obtain or compensate for partial grain development.
It is recognized that we can help.
U.S. Patent No. 4,094,684 describes the developer and development conditions.
Techniques for achieving partial particle developers through the selection of
Discloses the law. Accelerating the development of the latent image center produces many silver nuclei.
to be accomplished. The size and number of these silver nuclei are
is proportional to the degree of exposure of the particles. preferred self
As long as the self-limiting developer contains a color developer, no
The oxidized developer is reacted with the dye-forming coupler.
Accordingly, a dye image can be formed.
However, only a limited amount of halogenation
This way the silver is only developed.
The amount of dye that can be formed is also limited. mosquito
Achieve maximum dye density formation by eliminating such limitations
However, the dye concentration relative to the degree of exposure
As a technique to ensure the proportional productivity of
peroxides or transition metals as oxidizing agents
Using ionic complexes, and also using e.g. color developers.
Silver catalytic oxidation using dye image-forming reducing agents such as
-There are techniques to perform reduction reactions. silver halide grains
If a surface latent image center is formed on the child, this
The center itself catalyzes the dye image amplification reaction.
provide enough silver to Therefore, development
Although the process of promoting the latent image by
Sushi is also not required. In a preferred form
is considered a standard method in color photography.
so that the dye remains in the photographic element after forming the image
Any visible silver that appears is removed by bleaching. The resulting photographic image is directly proportional to the amount of radiation exposure.
Indicates the point-to-point dye density.
It is a dye image. As a result, the detection quantum of photographic elements
The efficiency is very high. Redox reaction as mentioned above
The level of graininess can be increased by
Photographic sensitivity can be easily obtained. International publication number W080/01614 that can be cited first
using a microcellular support as taught in
graininess can be reduced by
Ru. The sense of graininess is the size of individual image dye clouds.
but also by the randomness of their positions.
produced. Supports can form regular arrays
Apply the emulsion to the microcells that
Apply the dye throughout each microcell.
By applying it evenly, you can reduce the graininess.
Sensation can be reduced. Particularly referring to the formation of dye images, the above describes partial grain
Although we have explained secondary development, this does not apply to the formation of silver images.
It can be applied in the same way. Particles containing latent image parts
To complete development before it is completely developed
Development of silver images to see the graininess of silver images
Generation at the image stage can be reduced.
Compared to whole grain development, partial grain development
For example, a larger number of silver centers or nuclei (specks)
The graininess at a given concentration can be reduced by
It can reduce the sense of awareness. Also, coupler
Even in the case of dye image formation performed by blending,
The amount of coupler normally used for silver halide
Concentrate the coupler so that it is less than the stoichiometric amount.
Similarly reduces graininess by limiting the degree of
can be achieved. The amount of silver coverage in a photographic element is
The percentage of partial grain development compared to the percentage of whole grain development.
initially to achieve maximum concentration levels.
Must be larger but not developed
Silver halide is removed by fixation and recovery.
Therefore, the net consumption of silver must be
It doesn't increase either. Silver in photographic elements with microcellular supports
Employing partial grain development in image formation
In the same way as described above regarding dye image formation,
Graininess of silver images can be reduced. example
For example, a silver halide emulsion according to the present invention is deposited on a support.
placed in microcells arranged in
If partially developed after light, it will be accepted upon exposure.
It is proportional to the radiation dose and the number of latent image areas formed.
As a result, many fine silver nuclei are formed. silver core power
Burling power is achieved by whole grain development.
Although it is smaller than when using undeveloped halogen
Fix and remove silver oxides present in microcells
Re-halogenating the silver and then into the microcell
Silver is deposited onto a uniform coating layer of contained physical development nuclei.
Covering by physical development
Power can be increased. on the minute nucleus
Physically developed silver is chemically developed silver
can have a considerably higher concentration compared to
so that fairly high maximum concentrations can be easily obtained.
can. Additionally, physically developed silver is
generated at a uniform concentration in each microcell.
Ru. This reduces graininess. because
For example, the random occurrence of silver concentration
This is because it replaces the regularity of turns. I Sensitivity as a function of spectral region Selecting high aspect ratio tabular grain emulsions of the present invention
within the defined spectral region as described above.
sensitizes the milk within that spectral region.
The sensitivity of an emulsion is determined by its halide composition.
is expected to have inherent sensitivity due to
When compared with the normal spectral range,
much more than previously observed in emulsions.
It is recognized that there are large sensitivity differences.
Ta. In the case of silver bromide and silver bromoiodide emulsions, their
Improper separation in blue and green or red sensitivity of emulsion
Being true has long been a feature of multicolor photography.
It was considered a shortcoming. According to the present invention, the odor
Taking advantage of the difference in spectral sensitivity between silver oxide and silver bromoiodide emulsions
However, this point will be specifically explained below.
will be described with reference to multicolor photographic elements. However, this
The description only serves as an example of its use.
Please note that. guided by the present invention
The increase in spectral sensitivity difference in multicolor photography
Also limited to silver bromide or silver bromoiodide emulsions
It is not something that will be done. Spectral sensitivity of the emulsion of the present invention
Differences observed in photographic elements consisting of a single emulsion layer
I can understand that it is possible. example
For example, in the case of silver chloride and silver chloride emulsions, the
These emulsions have a natural blue sensitivity.
to record green or red light using in multicolor photography
and if so, from blue light exposure
It is known that there is no need for protection.
However, there are differences between various spectral regions.
The advantage of increased sensitivity difference in
It exists in its intended use. For example,
ct ratio tabular grain silver chloride emulsion to infrared radiation
sensitization and imagewise exposure in the spectral sensitization region
a smaller increase in the minimum concentration if
Processing can be performed under light irradiation simply by
Wear. This is because the emulsion according to the invention has a spectral
Sensitivity in the spectral region that does not include sensitization
This is because there is a decline. J Multicolor Photography This invention describes the use of
I can do it. Generally at least one halogen
Any conventional polychrome image containing a silver emulsion layer
The forming element is also a high aspect ratio flat plate according to the present invention.
Adding or substituting a shaped grain emulsion
It can be improved only by The present invention is additive
Multicolor image formation method by method and multicolor image formation method by subtractive method
It can be applied to any law. First, regarding the application of the present invention to additive multicolor image formation.
To explain, the present invention that can form a silver image
can be inserted in combination with photographic elements containing emulsions.
A filter containing blue, green and red filter elements.
Ilter arrays can be used. punk
Romantically sensitized and one of the photographic elements
High aspect ratio flat plate according to the invention forming layers
Additive primary color filter array is applied to the grain emulsion.
Imagewise exposure is performed through the image. Process to form a silver image
See through the filter array
A multicolored image can be seen. project an image like this
It is best seen when Therefore, photographic elements and
All filter arrays have transparent supports
or share. Multicolor by combination of subtractive primary color image forming dyes
Application of the present invention to multicolor photographic elements in image-forming format
It can also bring special benefits by using
can. Such photographic elements include a support as well as
Typically blue, green and red exposures respectively
Separately as yellow, magenta and cyan dye images
Record at least 3 sets of overlapping halogens
It consists of a silver emulsion layer. The present invention generally
High aspect ratio tabular grain halogen
Any multicolor photographic element of this type containing a silver oxide emulsion
including high aspect ratio tabular grain odors.
Further, when silver oxide and silver bromoiodide are used,
benefits are brought about. Therefore, silver bromide and
Regarding preferred embodiments in which silver bromoiodide emulsion is mixed
As explained below, any halide group
High aspect ratio tabular grain emulsions with
It can be used as desired. Not specifically stated
As far as multicolor photographic elements are concerned, the above-mentioned characteristics of photographic elements are
You can have it. In one particularly preferred form of the invention, the micro
Eggplant blue sensitized high aspect ratio tabular grain odor
Silver oxide or silver bromoiodide emulsions are three types of multicolor photographic elements.
A set of blue, green and red recording emulsion layers with green in them
or at least one of the emulsion layers to record red light.
Forming two. This tabular grain emulsion is
During the exposure stage of the true element, the
In addition to the light that is present, 5500〓neutral light in blue light
will be arranged to receive. This emulsion layer
The relationship between blue and negative blue light is ΔlogE
It can be expressed as ΔlogE=logE T −logE B In the above equation, E T is recorded by tabular grain emulsions.
The logarithm of the amount of exposure to green or red light that should be
Yes, also logE B The tabular grain emulsion is
is the logarithm of the amount of exposure to blue light received by
In either case, unless otherwise specified, the exposure amount E is
It is expressed in meters-candle-seconds. In the practice of the invention, ΔlogE is less than 0.7
(preferably less than 0.3), which
Yet still obtain an acceptable reproduction of a multicolored object
be able to. This is the average straightness used in the present invention.
in emulsions with diameters greater than 0.7 micrometers.
This is surprising given the high proportion of emulsion grains present.
It is the right thing to do. If the high surface area used in the present invention
Pect ratio tabular grain silver bromide or silver bromoiodide emulsions
Similar halide composition and average grain
an equal amount of non-tabular or low apertures with child diameters
If a spectral tabular grain emulsion is used,
of color that is higher and usually exceeds acceptable limit levels.
This will cause distortion. green or red sensitized
Color distortion caused by silver bromide and silver bromoiodide emulsions
can be reduced by reducing the average particle diameter.
It is known in the photographic field that
However, the maximum image density that can be achieved by decreasing the particle diameter
True sensitivity is limited. The invention is blue and minus
It not only advantageously separates the blue sensitivity, but also achieves
Maximum achievable minus no effect on blue photographic sensitivity
Achieve such benefits without any adverse effects.
In particularly preferred forms of the invention, at least
The minus blue recording emulsion layer is made of silver bromide according to the present invention.
Or composed of silver bromoiodide emulsion. triple emulsion layer
The blue recording emulsion layer therein is also advantageously according to the invention.
Consisting of high aspect ratio tabular grain emulsions
Can be done. In a particularly preferred form of the invention
is the thickness present in each of the triple emulsion layers
Few tabular grains less than 0.3 micrometers
1.0 micrometers, preferably at least
also has an average particle diameter of 2.0 micrometers
Ru. In yet another preferred embodiment of the invention
The multicolor photographic element must have an ISO sensitivity of at least 180.
can have a number. A multicolor photographic element having an emulsion according to the invention comprises:
High aspect ratio tabular grains green and (also
) to protect the red emulsion layer from blue light exposure
A yellow filter layer is placed between these layers and the exposure source.
There is no need to place
Even if a filter layer is placed, no daylight exposure is required.
The red or green recording emulsion layer of a photographic element is
Traditionally used to protect against exposure to light
Reduce the concentration to lower than the yellow filter layer concentration
be able to. One particularly preferred form of the invention
Now, of the three emulsion layers, green and (also
) between the red recording emulsion layer and the exposing radiation source;
No intervening color recording emulsion layer. Therefore, the photo
The elements are incident with green and/or red emulsion layers
Having a substantially blue-absorbing material between it and the exposing radiation
Not worth it. One green or red record high aperture as described above.
Spectral ratio tabular grain silver bromide or silver bromoiodide milk
Multicolor photographic elements are
for exposure to blue, green and red light respectively.
Contains at least three separate emulsion layers.
High aspect ratio tabular grain green or
Emulsions other than the red recording emulsion layer are of any conventional type.
It may be of any format. various commonly used
Emulsions can be cited in Research Disclosure
Y., Item 17643, Section I.
Ru. All emulsion layers are silver bromide or silver bromoiodide.
Preferably, it includes plate-like host particles. Especially preferred
At least one green record in the new form
The emulsion layer and at least one red recording emulsion layer are
High aspect ratio tabular grain emulsions of the invention
Ru. If the spectrum is green and/or
Two or more emulsion layers are placed to record the red part
If so, at least the high speed emulsion layer should be
It is desirable to incorporate a spectral ratio tabular grain emulsion.
Delicious. Of course all the blue color of the photo elements,
Green and red recording emulsion layers described above as required
According to the present invention, it is composed of tabular grains of
It turns out that this is not essential, but preferred. The present invention has a wide range of sensitivity and contrast characteristics.
Blue, green and red recording emulsion layers showing
It is fully applicable to multicolor photographic elements with.
Spectrally sensitized to green or red used in the present invention
High aspect ratio tabular grain silver bromide or bromoiodide
The silver emulsion layer is relatively insensitive to blue, so
The green and/or red recording emulsion layers are
color within a multicolor photographic element, regardless of the emulsion layer.
You can also place them in
Conventionally, precautions have been taken to prevent exposure to blue light.
There's no need to pay attention. The present invention particularly provides accurate color reproduction by daylight exposure.
It can be applied to multicolor photographic elements to be reproduced. This way
Eel type photographic elements should be placed on a 5500〓 (daylight) source.
Virtually comparable contrast and control when exposed to light
Blue, green and red with limited sensitivity changes
It has the characteristic of forming a record of light. here
In, the term "substantially comparable contrast" and
The contrast of blue, green and red records
20 based on the contrast of the blue record.
less than % (preferably less than 10%) different
means. Limited blue, green and red records
Sensitivity change is less than 0.3logE
(ΔlogE) (where,
Sensitivity changes are the sensitivity of green and red records and the sensitivity of blue records.
Indicates the larger of the two differences with the sensitivity of the color record.
vinegar). Determining the above relationships of photographic elements according to the invention
Measuring the contrast and log sensitivity required for
At a color temperature of 5500〓, the photographic element is
Spectrally non-selective (neutral density) like the raw test subject
exposure through a step wedge, preferably
photographic elements under the processing conditions available for use.
This can be done by processing. Amelie
Can Standard PH2.1−1952 (American
National Standards Institute
"ANSI", 1430 Broadway, New York
The wave as described in
Blue light with a wavelength of 435.8 nm, green light with a wavelength of 546.1 nm, and
and photos for transmission of red light with a wavelength of 643.8nm
Measuring the blue, green and red density of elements
and the blue, green, and red characteristics of photographic elements.
The sex curve can be plotted. if photo
The element has a reflective support rather than a transparent support
If so, use reflection density instead of transmission density.
I can do it. Blue, green and red characteristic curves?
sensitivity and contrast in the photographic field.
This can be verified using well-known techniques.
Each blue, green and red record is a comparison target.
specific to be adopted as long as it is similarly measured for the purpose of
The sensitivity and contrast measurement method itself is important.
It's not important. Used for different photographic applications
Standard sensitometric measurements of various types of multicolor photographic elements
A standard technique is published by ANSI. representative
Publications such as American Standard
PH2.21−1979, PH2.47−1979 and PH2.27−
It was 1979. The present invention enables accurate color reproduction during daylight exposure.
Multicolor photographic elements using such emulsions have the above-mentioned properties.
shows considerable advantages over traditional photographic elements.
have In the photographic element according to the invention, green
and tabular silver bromide or red spectrally sensitized
Depends on the limited blue sensitivity of the silver bromoiodide emulsion layer
The blue sensitivity of the blue recording emulsion layer and the negative blue
It is possible to separate the blue sensitivity of the recording emulsion layer.
Ru. Green and red depending on the specific application field
Utilization of tabular grains in the recording emulsion layer itself
of the blue and minus blue recording emulsion layers by
produce the desired amount of separation in the blue response.
You can In some applications, commonly used blue sensitivity separation
Blue and minus blue recording emulsions using techniques
The blue sensitivity separation of the layer is further improved, resulting in a high aspect ratio.
Blue color obtained due to the presence of tabular grains
It is desirable to compensate for degree separation. For example, the most sensitive
The green recording emulsion layer with high intensity is the best choice for the exposure radiation source.
The blue color has the highest sensitivity and is located close to the
Place the recording emulsion layer furthest from the exposing radiation source.
If arranged, the blue and green recording emulsion layers
Separation of blue sensitivity is done by applying the emulsion separately and
Complete order size if exposed to light
Although "1.0logE" is different) such a layer arrangement configuration
can be effectively reduced by Why
In contrast, the green recording emulsion layer loses all blue color during exposure.
Accepts light, but green recording emulsion layer and other
The upper layer of the blue light before it reaches the blue recording emulsion layer
This is because some of it is absorbed or reflected. child
In such cases, high iodide content is added to the blue recording emulsion layer.
By blending in this proportion, tabular grains can be colored blue.
Color and minus blue sensitivity of blue recording emulsion layer
This can compensate for the increase in distance. Blue recording emulsion layer
is minus the blue recording emulsion layer than the exposed radiation source
blue and negative if placed close to
Limited density coated between blue recording emulsion layers
Utilizing yellow filter material, blue and magenta
blue color separation can be increased. deer
However, the conventional sensitivity separation technique itself has low blue sensitivity.
The difference in magnitude in the separation or a value that approximates it
Until now, in the field of photographic technology,
Traditional sensitivity separation techniques as required
It is not necessary to use . But long
For certain fields of use, abnormally large blue and
and minus blue sensitivity separation is desired.
The above shall not be excluded. Therefore, according to the present invention,
The multicolored photographic element has a balanced lightness.
Accurate image color when exposed under lighting conditions
It is possible to reproduce the
Composition of photographic elements goes beyond what was previously possible.
This greatly expands the range of choices that can be made.
Ru. Multicolor photographic elements often contain color-forming layer units.
will be explained. The most common multicolor photo required
The element contains three overlapping chromogenic layer units.
Each chromogenic layer unit has a spectral
can record different 1/3 of colors and complementary colors
at least one pigment capable of producing a subtractive primary dye image;
Contains a silver halide emulsion layer. That is, blue, green and
The yellow and red recording color forming layer units are yellow and red, respectively.
Used to produce magenta and cyan dye images.
I can stay. Dye image-forming substances are not necessarily
It does not have to be present in the color forming layer unit.
can be supplied entirely from the processing solution.
In providing dye image-forming substances in photographic elements
can also be placed in an emulsion layer or
Oxidation from adjacent emulsion layers in the same color-forming layer unit
positioned to receive a developing or electron transfer agent.
can be arranged in layers. A developer that oxidizes between color forming layer units or
Prevents color deterioration due to migration of electron transfer agents
Scavengers are commonly used to
Ru. Scavenger U.S. Patent No. 2937086
within the emulsion layer itself (or
) as described in U.S. Patent No. 2,336,327
Placed in the intermediate layer between adjacent color forming layer units
can do. Each color forming layer unit contains a single emulsion layer.
A single chromogenic layer unit
Often 2, 3 or more photographic sensitivities in
Different emulsion layers are provided. desired layer structure
Multiple emulsion layers with different sensitivities are combined into a single color-developing layer.
If you do not allow placement in a single photo
Multiple (usually 2 or 3) blue, green colors in an element
and/or a red recording chromogenic layer unit.
Generally, it is provided. Tabular silver bromide or
at least one green color containing silver bromoiodide grains or
Placing a red recording emulsion layer and imagewise exposure of the photographic element
What causes us to accept an increased proportion of blue light is
One Unique Feature of Photographic Elements Having Emulsions of the Invention
It is. High aspect for increased proportion of blue light
To reach the tabular grain emulsion layer,
Absorption of blue light by the yellow filter layer placed
or preferably yellow on top.
No filter layer is provided at all. Ma
In addition, a color forming layer containing a high aspect ratio tabular emulsion
By placing the unit close to the exposure radiation source
High aspect ratio increases the proportion of blue light
It is possible to reach the tabular emulsion layer.
Ru. For example, green and red record high aspect
green and red containing tabular grain emulsions, respectively
The color recording color forming layer unit is replaced with the blue recording color forming layer unit.
be placed closer to the exposure radiation source than the nits.
Can be done. The multicolor photographic element according to the invention meets the above requirements.
Any form commonly used as long as it satisfies
good. Gorokhovskii, Sp.
Kutle Studies of the Photography
Itsuku Process, Focal Press, New
Six possibilities listed in York, p.211, table 27a
Any layer configuration can be adopted. Simple and
To explain clearly, the commonly used multicolored halo
During the preparation of silver-genide photographic elements, such
photographic elements, the negative blue part of the spectrum
sensitized and exposed prior to other emulsion layers.
one or more placed in the line of fire
Providing a high aspect ratio tabular grain emulsion layer
Can be done. However, in most cases it is necessary
In addition to changing the layer structure accordingly, the conventional minus
Blue recording emulsion layer with one or more high aspect ratios
Ratio of tabular grains minus blue recording emulsion layer
It is desirable to change it. Layer composition preferred below
The present invention can be more fully understood from these
will be able to understand.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 上記層構成において、B、GおよびRは、そ
れぞれ従来のタイプの青色、緑色および赤色記
録発色性層ユニツトを表わし; 発色性層ユニツトB、GまたはRに先立つて
記載されるTは、前に具体的に説明した高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀または臭沃化銀乳剤
を含む1または2以上の乳剤層を示し; 発色性層ユニツトB、GまたはRに先立つて
記載されるRは、その発色性層ユニツトの写真
感度が、同一層構成におけるスペクトルの同一
1/3の露光を記録する少くとも1つの他の発
色性層ユニツトの感度より大きいことを表わ
し; 発色性層ユニツトB、GまたはRに先立つて
記載されるSは、その発色性層ユニツトの写真
感度が、同一層構成のスペクトルの同一1/3
の露光を記録する少くとも1つの他の発色性層
ユニツト感度より低いことを示し; ILは、スカベンジヤーを含むが黄フイルタ
ー材料を実質的に含まない中間層を表わす。各
高感度または低感度発色性層ユニツトは、その
層構成における位置、固有の感度特性またはそ
れら両者の結果としてスペクトルの同一1/3
の露光を記録する他の発色性層ユニツトとは異
なる写真感度を持つことができる。 I〜に示す層構成において、支持体の位置
は示していない。常法に従つて、大抵の場合、
支持体は露光放射線源から最も遠い位置、即
ち、各層構成の最下方に位置せしめられるであ
ろう。支持体が無色で正透過性、即ち、透明で
あるならば、支持体は露光源と記載せる構成と
の間に配置することができる。より一般的に言
うならば、支持体は、露光源と、その支持体が
透過する光を記録すべきいかなる発色性層ユニ
ツトとの間にも配置することができる。 ここで層構成Iに戻るが、この写真要素は実
質的に黄フイルター材料を含まない。しかしな
がら、黄フイルター材料を含む要素に関する従
来技術に従えば、青色記録発色性層ユニツトは
露光放射線源に最も近く配置する。簡単な形態
では、それぞれの発色性層ユニツトは単一ハロ
ゲン化銀乳剤層で構成する。別の形態では、そ
れぞれの発色性層ユニツトに2,3またはそれ
以上の異なるハロゲン化銀乳剤層を合体するこ
とができる。1つが最高の感度を有する3つ組
の乳剤層を相互に比較する時、それらのコント
ラストが実質的に匹敵することが望ましく、ま
た緑色および赤色記録乳剤層の写真感度が青色
記録乳剤層の写真感度と0.3logE未満異なるこ
とが望ましい。感度が異なる2,3またはそれ
以上の異なる乳剤層がそれぞれの発色性層ユニ
ツト中に存在する場合、所定のコントラストお
よび感度関係を有する層構成Iにおける3つ組
の乳剤層が2,3またはそれ以上存在すること
が望ましい。青色記録発色性層ユニツトの真下
に黄フイルター材料が存在しないと、青色記録
発色性層ユニツトの写真感度が増大する。 層構成Iにおける中間層が実質的に黄フイル
ター材料を含まないことは必須ではない。本発
明の教示内容を逸脱することなく常用される量
より少量の黄フイルター材料を青色と緑色記録
発色性層ユニツトの間に配置することができ
る。さらに、本発明を逸脱することなく、緑色
と赤色記録発色性層ユニツトを分離する中間層
に常用される量以下の黄フイルター材料を配合
することもできる。常用される量の黄フイルタ
ー材料を用いる場合、赤色記録発色性層ユニツ
トは上述の平板状臭化銀または臭沃化銀粒子に
限定されるものではなく、コントラストおよび
感度を考慮する限り、従来のいかなる形態を採
用することもできる。 重複を避けるために、層構成〜と層構成
Iとを区別する特徴のみについて具体的に説明
する。層構成においては同一発色性層ユニツ
トにおいて混合高感度および低感度青色、赤色
または緑色記録乳剤層ではなく、2つの別々の
青色、緑色および赤色記録発色性層ユニツトが
設けられている。高感度発色性層ユニツトの1
または2以上の乳剤層のみが前述の平板状臭化
銀または臭沃化銀粒子を含まなければならな
い。低感度緑色および赤色記録発色性層ユニツ
トは、それらの感度が低いことと高感度青色記
録発色性層ユニツトが最上部に配置されること
とが相まつて、黄フイルター材料を用いること
なく青色光露光から適切に保護される。もちろ
ん、低感度緑色および(または)赤色記録発色
性層ユニツトの1または2以上の乳剤層に高ア
スペクト比平板状粒子臭化銀または臭沃化銀乳
剤を用いることを排除するものではない。高感
度赤色記録発色性層ユニツト低感度緑色記録発
色性層ユニツトの上に配置すると、米国特許第
4184876号、そしてドイツ特許公開公報第
2704797号、同第2622923号、同第2622924号お
よび同第2704826号に教示されるように感度の
増大が達成される。 層構成は、青色記録発色性層ユニツトを露
光源から最も遠く配置した点で層構成Iとは相
異している。従つて、緑色記録発色性層ユニツ
トが光源に最も近く、また、赤色記録発色性層
ユニツトが光源に比較的近く配置されている。
この層構成は、鮮鋭度が高く高品質の多色像を
形成するのに有利である。多色像の形成に最も
重要な視覚的寄与をする緑色記録発色性層ユニ
ツトが露光源に最も近く配置されていて、その
上に光を散乱する上層が形成されていないため
に、この緑色記録発色性層ユニツトは非常に鮮
鋭な画像を形成し得る。多色像の形成に次いで
重要な視覚的寄与をする赤色記録発色性層ユニ
ツトは、緑色記録発色性層ユニツトのみを通過
し、そのため青色記録発色性層ユニツト中に散
乱することがない光を受理する。青色記録発色
性層ユニツトは層構成Iの場合と比較して支障
を受けるが、鮮鋭度の損失が上記緑色および赤
色記録発色性層ユニツトの利点を相殺するもの
ではない。というのは、青色記録発色性層ユニ
ツトの多色像に対する視覚的寄与はそれほど重
要でないからである。 層構成は層構成を拡張したものであつ
て、高感度および低感度高アスペクト比平板状
粒子乳剤を別々に含む緑色および赤色記録発色
性層ユニツトを設けたものである。層構成V
は、低感度緑色、赤色および青色記録発色性層
ユニツト上に追加の青色記録発色性層ユニツト
を設けた点で層構成とは相違している。高感
度青色記録発色性層ユニツトには上述の高アス
ペクト比平板状粒子臭化銀または臭沃化銀乳剤
が用いられている。この場合、この高感度青色
記録発色性層ユニツトは青色光を吸収するの
で、低感度緑色および赤色記録発色性層ユニツ
トに到達する青色光の割合が低減する。変形態
様においては、低感度緑色および赤色記録発色
性層ユニツトに高アスペクト比平板状粒子乳剤
を使用する必要はない。 層構成は、平板状粒子青色記録発色性層ユ
ニツトを緑色および赤色記録発色性層ユニツト
と露光放射線源との間に配置せしめた点で層構
成と相違している。すでに指摘したように、
平板状粒子青色記録発色性層ユニツトは1また
は2以上の平板状粒子青色記録乳剤層から構成
することができ、そして、複数の青色記録乳剤
層が存在する場合には、感度が相違し得る。層
構成では、赤色記録発色性層ユニツトが受け
る不利益を補償するために層構成とは異な
り、平板状粒子青色記録発色性層ユニツトと露
光放射線源との間に第2の高感度赤色記録発色
性層ユニツトが配置されている。この第2の平
板状粒子高感度赤色記録発色性層ユニツトは好
位置に配置されているので、2つのユニツトに
同一の乳剤を用いるならば、第2の高感度赤色
記録層ユニツトの感度は第1高感度赤色記録層
ユニツトの感度より大きくなるであろう。もち
ろん、これら第1および第2の高感度平板状粒
子赤色記録発色性層ユニツトは所望により同一
または異なる乳剤で構成することができ、ま
た、それらの相対的感度は写真技術分野におい
て周知の技法に従つて調節することができる。
上述のように2つの高感度赤色記録層ユニツト
を用いる替わりに所望により第2の高感度赤色
記録層ユニツトを第2の高感度緑色記録発色性
層ユニツトで置換できる。層構成は層構成
と同一であつてもよいが、第2の高感度平板状
粒子赤色記録発色性層ユニツトおよび第2の高
感度平板状粒子緑色記録発色性層ユニツトが露
光放射線源と平板状粒子青色記録発色性層ユニ
ツトの間に介在している点で相違している。 もちろん、上述の層構成I〜は単なる例示
であつてこれ以外にも多くの有利な層構成があ
る。種々の層構成のそれぞれにおいて、対応す
る緑色および赤色記録発色性層ユニツトを配置
転換することができる、即ち、高感度赤色およ
び緑色記録発色性層ユニツトを種々の層構成に
おいて配置転換することができ、それに加えて
または代替的に低感度緑色および赤色記録発色
性層ユニツトを配置転換することができる。 複数の減法混色原色色素の組合わせからなる
多色像を形成すべき写真乳剤は通常色素形成性
カプラーのような色素形成材料を配合した複数
の層を重合した形態を採るが、これは必ずしも
必須ではない。それぞれ可視スペクトルの1/
3を記録するためのハロゲン化銀乳剤および補
色減法混色原色色素を形成し得るカプラーを含
む3つの発色成分(通常パケツトと呼ばれる)
を写真要素中の単一層中に一緒に配置して多色
像を形成することができる。代表的な混合パケ
ツト多色写真要素は米国特許第2698794号およ
び同第2843489号に記載されている。 平板状粒子臭化銀または臭沃化銀乳剤を含む
緑色および赤色記録発色性層ユニツトの青色お
よびマイナス青色感度の分離が比較的大きい
と、黄フイルター材料の消去または低減および
(または)新規な層構成の採用が可能となる。
多色写真要素において青色光に対する緑色およ
び赤色記録発色性層ユニツトの相対レスポンス
を定量的に測定可能にする1つの技法は、本発
明に係る多色写真要素の試料をステツプタブレ
ツトを通じてまず中性露光源(即ち、5500〓の
光)に露光し、次いでこの試料を処理すること
である。次いで、第2の試料を同様に露光す
る。但し、400nmと490nmの間の光のみを透過
するラツテン98フイルターを介在せずに露光
し、その後同様に処理する。前述のようにアメ
リカン・スタンダードPH2.1−1952に従つて決
定せる青色、緑色および赤色透過濃度を利用し
てそれぞれの試料について3つの色素特性曲線
をプロツトすることができる。青色記録発色性
層ユニツトの青色感度と緑色または赤色記録発
色性層ユニツトの青色感度との差は次の関係式
から決定することができる。 (A) Δ=(BW98−GW98)−(BN−GN)または (B) Δ=(BW98−RW98)−(BN−RN) 上式において、BW98はラツテン98フイルタ
ーを通じて露光せる青色記録発色性層ユニツト
の青色感度であり; GW98はラツテン98フイルターを通じて露光
せる緑色記録発色性層ユニツトの青色感度であ
り; RW98はラツテン98フイルターを通じて露光
せる赤色記録発色性層ユニツトの青色感度であ
り; BNは中性(5500〓)光に露光せる青色記録
発色性層ユニツトの青色感度であり; GNは中性(5500〓)光に露光せる緑色記録
発色性層ユニツトの緑色感度であり; RNは中性(5500〓)光に露光せる赤色記録
発色性層ユニツトの赤色感度である。 上述の記述では、黄、マゼンタおよびシアン
色素による好ましからざるスペクトル吸収を無
視して、青色、緑色および赤色濃度は青色、緑
色および赤色記録発色性層ユニツトに基づいて
表現した。そのような好ましからざるスペクト
ル吸収が本発明の目的のためにここで得られる
結果に本質的な影響を与えるほどの大きさを持
つことはまずない。 本発明に係る乳剤を使用した多色写真要素は
黄フイルター材料の存在なしに上述の如き高ア
スペクト比平板状粒子乳剤を含有する緑色およ
び(または)赤色記録発色性層ユニツトの青色
感度の少くとも6倍、好ましくは少くとも8
倍、さらに好ましくは少くとも10倍の青色記録
発色性層ユニツトによる青色感度を示す。 本発明に係る多色写真要素の青色およびマイ
ナス青色感度における大きな分離を測定する別
の技法は、緑色記録発色性層ユニツトの緑色感
度または赤色記録発色性層ユニツトの赤色感度
をその青色感度になぞらえることである。上記
と同一の露光および処理技法を用いる。但し、
450nmを越える光のみを透過するラツテン9フ
イルターを介在せしめることによつて中性光露
光をマイナス青色光露光に代える。定量的な差
Δ″及びΔは次式で表わされる。 (C) Δ″=GW9−GW98または (D) Δ=RW9−RW98 上式において、GW98およびRW98は前に定義
した通りであり; GW9はラツテン9フイルターを通じて露光せ
る緑色記録発色性層ユニツトの緑色感度であ
り;そして RW9はラツテン9フイルターを通じて露光せ
る赤色記録発色性層ユニツトの赤色感度であ
る。ここでも色素による好ましからざるスペク
トル吸収は重要でないので無視することとす
る。 上述の平板状臭化銀または臭沃化銀乳剤を含
む赤色および緑色記録発色性層ユニツトはスペ
クトルの青色領域における感度と分光増感せる
スペクトル部分における感度との間(即ち、青
色とマイナス青色感度の差)少くとも10倍
(1.0logE)、好ましくは少くとも20倍
(1.3logE)の差を有する。 同一要素における定量的関係A:Bおよび
C:Dは緑色および赤色記録発色性層ユニツト
がたとえ同一であるにせよ(分光増感の波長を
除く)結果は同一とはならないであろう。その
理由は、大抵の場合、赤色記録発色性層ユニツ
トが既に対応する緑色記録発色性層ユニツトを
通過した光を受けるからである。しかしなが
ら、対応する緑色および赤色記録発色性層ユニ
ツトの位置を変換した点を除けば第1の要素と
同一である第2の要素を準備するならば、この
第2の要素の赤色記録発色性層ユニツトは、前
記第1の要素の緑色記録発色性層ユニツトがA
とCとの関係に対し示したのと実質的に同じ値
をBとDの関係に示すはずである。簡潔に言う
ならば、赤色分光増感に対立するものとして単
に緑色分光増感を選択することは上述の定量的
比較によつて得られる数値に大きな影響を与え
ない。それ故、緑色および赤色感度を青色感度
と比較して区別せずに、青色感度および赤色感
度を相対的にマイナス青色感度として扱うのが
一般の慣行である。 F 低減せるハイアングル散乱 本発明の高アスペクト比平板状粒子乳剤は非
平板状粒子および低アスペクト比平板状粒子乳
剤と比較してハイアングル光散乱が低減してい
る点で優れている。 これは定量的に示すことができる。第4図に
おいて、乳剤1の試料を透明(正透過性)支持
体3上に銀被覆量1.08g/m2にて塗布する。図
面には示していないが、乳剤および支持体は実
質的につり合う屈折率を有する液体中に浸漬し
て、乳剤および支持体表面におけるフレスネル
反射を最小にすることが望ましい。乳剤塗膜は
平行光源5によつて支持体面に直交する方向か
ら露光する。光源から出る光は点線7で示され
る光軸を形成する光路を通つて点Aにおいて乳
剤塗膜に突き当たる。支持体および乳剤を透過
する光は乳剤から一定の距離をおいて置かれた
半球状検知表面9において検知することができ
る。最初の光路の延長線と検知表面との交点に
相当する点Bにおいて最大強度水準の光が検出
される。 第4図には、検知表面上に任意に選ばれた点
Cが示されている。AC間を結ぶ点線は乳剤塗
膜と角度φをなしている。検知表面上の点Cを
移動することによつてφを0〜90゜の範囲で変
えることができる。散乱光の強度を角度φの関
数として測定することによつて、(光軸7の周
りに光散乱の回転対称が存在するが故に)角度
φの関数として累積的光分布を測定することが
できる。累積的光分布の背景的記述について
は、デパルマ(Depalma)およびガスパー
(Gasper)、「デターミニング・ザ・オプテイカ
ル・プロパテイ−ズ・オブ・フオトグラフイツ
ク・エマルジヨンズ・バイ・ザ・モンテ・カル
ロ・メソツド」、フオトグラフイツク・サイエ
ンス・アンド・エンジニアリング、16巻、No.
3、1971年5月−6月、pp181−191参照され
たい。 本発明による乳剤1について0〜90゜範囲の
角度φの関数として累積的光分布を測定した
後、同じ平均粒子容量を有する従来の乳剤を支
持体3の別の部分に同じ銀被覆量をもつて塗布
し、そして上述の手法を繰返す。これら2つの
乳剤について角度φの関数としての累積的光分
布を比較するに際し、70゜までのφの値(ある
場合には80゜まであるいはそれ以上)に対して
は本発明による乳剤の散乱光の量が少ない。第
4図には、角度θが角度φの余角として示され
ている。散乱角はここでは角度θとして述べる
こととする。従つて、本発明の高アスペクト比
平板状粒子乳剤はより小さなハイアングル散乱
を示す。ハイアングル光散乱は画像鮮鋭度をひ
どく低下させるので、本発明の高アスペクト比
平板状粒子乳剤はいずれの場合にも鮮鋭度の優
れた画像を形成し得る。 ここで用いる用語「コレクシヨン
(Collection)角」とは、検知表面に突き当た
る光の半分が、角度θをなして極線軸の周りを
回転する線ACによつて形成される円錘に対応
する面積内にあるが、検知表面に突き当たる光
の半分は残りの面積内において検知表面に突き
当たる時の角度θの値を指す。 本発明による高アスペクト比平板状粒子乳剤
が低減されたハイアングル散乱を示すという特
性に理由付けすることにより制約を受けること
は望まないが、高アスペクト比平板状粒子の大
きく平坦な主要結晶面と塗膜中における粒子の
配向性とが鮮鋭度の改良に寄与すると考えられ
る。ハロゲン化銀乳剤塗膜中に存在する平板状
粒子はそれらの粒子が形成された平らな支持体
表面上に実質的に整列された状態にあることが
具体的に観察された。従つて、写真要素に直交
する方向から乳剤層に突き当たる光は平板状粒
子の1つの主要結晶面に実質的に直角に突き当
たる。平板状粒子が薄いことと塗布に際しそれ
らが配向することとが相まつて、本発明の高ア
スペクト比平板状粒子乳剤層は従来の乳剤塗膜
と比較して実質的に薄くなり、その結果鮮鋭度
が向上する。しかしながら、本発明に係る乳剤
層はたとえ従来の乳剤層と同一厚さに塗布して
もより優れた鮮鋭度を示す。 本発明の特に好ましい形態において、高アス
ペクト比平板状粒子乳剤層は少なくとも1.0マ
イクロメートル、より好ましくは少なくとも2
マイクロメートルの最小平均粒子直径を示す。
平均粒子直径が増大すると感度および鮮鋭度と
もに改良される。有用な最大平均粒子直径は特
定の画像形成利用分野に応じて許容される粒状
性に依存して変わるであろうが、本発明による
高アスペクト比平板状粒子乳剤の最大平均粒子
直径はいずれの場合にも30マイクロメートル未
満、好ましくは15マイクロメートル未満、より
好ましくは10マイクロメートル以下である。 本発明による高アスペクト比平板状粒子乳剤
の単層塗膜ではハイアングル散乱を低減するこ
とが可能となるが、ハイアングル散乱の低減は
必ずしも多色塗膜において当然の結果として達
成されるわけではない。本発明の高アスペクト
比平板状粒子乳剤を用いたある種の多色塗膜構
成においては鮮鋭度の向上が達成されるが、他
の多色塗膜構成においては本発明の高アスペク
ト比平板状粒子乳剤は実際に下の乳剤層の鮮鋭
度を低下せしめ得る。 層構成Iに戻ると、青色記録乳剤層が露光放
射線源に最も近く配置されるが、下の緑色記録
乳剤層は本発明による平板状粒子乳剤で構成さ
れる。さらに、緑色記録乳剤層が赤色記録乳剤
層の上に配置される。多くの非平板状乳剤にお
いてそうであるように、緑色記録乳剤層に平均
直径0.2〜0.6マイクロメートルの粒子を配合す
るならば、それを通つて緑色および赤色記録乳
剤層に達する光に最大の散乱が見られるであろ
う。不幸にも、緑色記録乳剤層を形成する高ア
スペクト比平板状粒子乳剤に到達する前に既に
光が散乱するならば、平板状粒子はそれを通つ
て赤色記録乳剤層へ向かう光を従来の乳剤より
はるかに大きく散乱せしめ得る。従つて、この
特定の乳剤および層構成の選択によつて赤色記
録乳剤層の鮮鋭度は、本発明による乳剤を含ま
ない層構成と比較してより大きく低下すること
になる。 本発明による高アスペクト比平板状粒子乳剤
層の下に位置する乳剤層に本発明の目的である
鮮鋭度を得るために、実質的な散乱のない(好
ましくは正透過せる)光を受理するように平板
状粒子乳剤層を配置することが望ましい。換言
するならば、本発明の写真要素において平板状
粒子乳剤の下に位置する乳剤層に最良の鮮鋭度
を達成することは、平板状粒子乳剤層自身が混
濁層の下に位置しない場合に限られる。例え
ば、高アスペクト比平板状粒子緑色記録乳剤層
が赤色記録乳剤層の上に配置され且つリツプマ
ン乳剤層および(または)本発明による高アス
ペクト比平板状粒子青色記録乳剤層の下に配置
されるならば、赤色記録乳剤層の鮮鋭度はその
上に配置された1または2以上の平板状粒子乳
剤層の存在によつて改良されるであろう。定量
的に言えば、高アスペクト比平板状粒子緑色記
録乳剤層上の1または2以上の層のコレクシヨ
ン角が約10゜未満であるならば、赤色記録乳剤
層の鮮鋭度が改善される。もちろん、鮮鋭度に
ついての上層の効果に関する限り、赤色記録乳
剤層自身が本発明による高アスペクト比平板状
粒子乳剤層であることは重要ではない。 複数の発色ユニツトを重合してなる多色写真
要素においては、本発明が目的とする鮮鋭度の
利点を達成するために露光放射線源に最も近い
乳剤層を少なくとも高アスペクト比平板状粒子
乳剤で構成することが望ましい。本発明の特に
好ましい形態においては、他の画像記録乳剤層
よりも露光放射線源により近く位置する各乳剤
層を高アスペクト比平板状粒子乳剤で構成す
る。前述の層構成、、V、及びは下の
乳剤層の鮮鋭度をかなり改善することができる
本発明に係る多色写真要素の層配置を示すもの
である。 高アスペクト比平板状粒子乳剤の多色写真要
素における画像鮮鋭度に対する優れた寄与を多
色写真要素を参照して詳細に説明したが、鮮鋭
度についての利点は銀像を形成する目的をもつ
多層黒白写真要素においても認められる。黒白
像を形成する乳剤を高感度および低感度の層に
分けることは慣用される技術である。露光放射
線源に近い層に本発明の高アスペクト比平板状
粒子乳剤を用いることによつてその下に配置す
る乳剤層の鮮鋭度が改善される。 (4) 態様 以下の例によつて本発明をさらに詳しく説明す
る。それぞれの例で、銀及びハロゲン化物塩の導
入の間ずつと反応容器内容物をはげしく撹拌し
た。「パーセント(%)」なる用語は、特に断りの
ある場合を除いて重量%を意味しており、また、
「M」なる記号は、特の断りのある場合を除いて
モル濃度を表わしている。溶液はすべて、特に断
りのある場合を除いて、水溶液である。例示せる
乳剤中の平板状粒子の平均直径と投映面積(%)
とを算出するために、不使用を特に記載した場合
を除いて、平板状粒子(直径0.6ミクロン未満)
を含ませたけれども、報告されている数値を大幅
に変えるのに不十分な小さな直径をもつ平板状粒
子が存在した。 比較例 1 この例では、6モル%の沃化物を含有しており
かつ予め分光増感されていない平板状粒子AgBrI
乳剤上で塩化銀の非選択的エピタキシヤル成長を
行なうことについて説明する。 乳剤1A 平板状AgBrIホスト粒子(沃化物6モル%) 0.12Mの臭化カリウムを含有する55℃の1.5%
ゼラチン溶液6.0に、それを撹拌しながらかつ
ダブルジエツト法により、0.12モルのKIを含有す
る2.0モルのKBr溶液及び2.0モルのAgNO3溶液を
8分間かけて添加し、そして、その間、0.92の
pBrを維持した(硝酸銀の合計使用量の5.3%を
消費)。次いで、上記した臭化物及び銀塩の溶液
を同時に、pBr=0.92を保持しながら、加速され
た流量(開始から終了まで6.0×、すなわち、終
了時における流量は開始時のそれよりも6.0倍大
である)で41分間にわたつて添加した(硝酸銀の
合計使用量の94.7%を消費)。合計して3.0モルの
銀を使用した。乳剤を35℃まで冷却し、米国特許
第2614929号に記載の凝固法により洗浄し、そし
て40℃で測定してpAg=7.6で保存した。得られ
た平板状粒子AgBrI(沃化物6モル%)乳剤は、
その平板状粒子の平均粒子直径が3.0μm、平均厚
さが0.09μm、平均アスペクト比が33:1、そし
て、投映面積を基準として、粒子の85%が平板状
であつた。 乳剤1B ホスト粒子の主結晶面上におけるAgClのエピタ
キシヤル成長 上記のようにして調製した平板状粒子AgBrI乳
剤1A(0.04モル)40gに0.1モルのAgNO3溶液を加
えて40℃におけるpAgを7.2に調節した。1.0mlの
0.79モルNaCl溶液を添加した。次いで、40℃に
おけるpAgを7.5で保持しながら、0.54モルの
NaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を8.3分間かけて
ダブルジエツト添加した。ハロゲン化銀全量の5
モル%の量のAgClがエピタキシヤル成長による
付着物として得られた。簡単のため、この乳剤層
を5モル%AgCl乳剤と呼び、また、同様の用語
法を以下の乳剤にも適用する。 第5図は、乳剤のカーボンレプリカ電子顕微鏡
写真である。この写真は、塩化銀が主結晶面上に
付着せしめられたことを示している。一部の粒子
についてみると、主結晶面のエツジの近傍におい
てエピタキシーが優位であると解されるけれど
も、形成された付着物は、一般に、主結晶面上に
おいて多かれ少なかれランダムである。塩化銀の
添加に先がけてAgBrI(沃化物6モル%)ホスト
乳剤の分光増感が行なわれなかつたという点に留
意されたい。 例 2 この例では、分光増感した平板状粒子AgBr乳
剤の粒子エツジにそつてAgClの付着を行なうこ
とについて説明する。 乳剤2A 平板状AgBrホスト粒子 0.073モルの臭化ナトリウムを含有する80℃の
1.5%ゼラチン溶液2.0に、それを撹拌しながら
かつダブルジエツト法により、0.30モルのNaBr
溶液及び0.05モルのAgNO3溶液を5分間をかけ
て添加し、そして、その間、1.14のpBrを維持し
た(硝酸銀の合計使用量の0.4%を消費)。次い
で、上記した臭化物及び銀塩の溶液を同時に、
pBr=1.14を保持しながら、加速された流量(開
始から終了まで3.0×)で4分間にわたつて添加
した(硝酸銀の使用量の0.66%を消費)。次いで、
1.5モルのNaBr溶液及び1.5モルのAgNO3溶液
を、pBr=1.14を保持しながら、加速された流量
(開始から終了まで14.3×)で25分間にわたつて
添加した(硝酸銀の使用量の66.2%を消費)。次
いで加速を停止し、そして溶液を一定流量で6.6
分間にわたつて添加した(硝酸銀の使用量の32.8
%を消費)。合計して約3.03モルの銀塩を使用し
た。乳剤を40℃まで冷却し、米国特許第2614929
号に記載の凝固法により洗浄し、そして40℃で測
定してpAg=8.0で保存した。得られた平板状粒
子AgBr乳剤は、その平板状粒子の平均粒子直径
が5.0μm、平均厚さが0.09μm、平均アスペクト比
が56:1、そして、全投映面積を基準として、粒
子の85%が平板状であつた。 乳剤2B ホスト粒子の主結晶面上におけるAgClのエピタ
キシヤル成長 上記のようにして調製したAgBrホスト粒子乳
剤を遠心分離し、そして1.85×10-2モルのNaCl
溶液中に再懸濁させた。2.5モル%のAgClを40g
の乳剤(0.04モル)中に、40℃におけるpAgを7.5
で保持しながら0.55モルのNaCl及び0.50モルの
AgNO3溶液を4.1分間をかけてダブルジエツト添
加することによつて、沈澱させた。この乳剤を、
Ag1モル当り1.0ミリモルの色素A、アンヒドロ
−5−クロロ−9−エチル−5′−フエニル、3,
3′−ビス(3−スルホプロピル)オキサカルボシ
アニンヒドロキシド、トリエチルアミン塩で分光
増感した。 乳剤2C AgClの、エツジにおける選択的エピタキシヤル
成長 前記パラグラフBに記載のものと同一の手法に
従つてこの乳剤を調製した。但し、この乳剤の場
合、NaCl及びAgNO3の溶液の添加に先がけて
1.0ミリモルの色素A(Ag1モル当り)で分光増感
を行なつた。 AgClの添加後に分光増感を行なつた乳剤2Bの
場合、結晶表面上にAgClがランダムに付着せし
められた(第6図を参照)。AgClの添加に先がけ
て分光増感を行なつた乳剤2Cの場合、殆んどの
AgClが専ら粒子のエツジにそて付着せしめられ
た(第7図参照)。一般に、存在する少数の小粒
子(平板状粒子の主結晶面上に載つた状態で示さ
れている)はエピタキシヤル成長により平板状粒
子に付着せしめられず、独立した粒子としてあ
る。 乳剤2B及び2Cをポリエステル支持体上に銀
1.61g/m2及びゼラチン3.58g/m2の被覆量で塗布
した。この乳剤層上に0.54g/m2のゼラチン層を
塗布した。乳剤塗膜を濃度0〜6.0のステツプ・
タブレツト(0.30ステツプ)を通して600Wの
2850〓タングステン光源に1/10秒間にわたつて
暴露し、そして20℃のN−メチル−p−アミノフ
エノールサルフエート(Metol )−ハイドロキ
ノン現像液で1〜20分間にわたつて時間現像系で
処理した。得られたセンシトメトリ−測定結果を
下記の第表に記載する。
[Table] In the above layer structure, B, G and R represent conventional types of blue, green and red recording color forming layer units, respectively; , represents one or more emulsion layers comprising a high aspect ratio tabular grain silver bromide or silver bromoiodide emulsion as specifically described above; R represents that the photographic sensitivity of the color-forming layer unit is greater than the sensitivity of at least one other color-forming layer unit recording exposures in the same 1/3 of the spectrum in the same layer configuration; S written before B, G or R means that the photographic sensitivity of the color forming layer unit is the same 1/3 of the spectrum of the same layer structure.
IL represents an intermediate layer containing scavenger but substantially free of yellow filter material. Each fast or slow chromogenic layer unit has the same one-third of the spectrum as a result of its position in the layer configuration, its inherent sensitivity characteristics, or both.
It can have a different photographic sensitivity than other color-forming layer units that record exposures. In the layer structure shown in I~, the position of the support is not shown. According to common law, in most cases,
The support will be positioned furthest from the exposing radiation source, ie at the bottom of each layer arrangement. If the support is colorless and specular, ie transparent, the support can be placed between the exposure source and the described arrangement. More generally, the support can be placed between the exposure source and any color-forming layer unit in which the light transmitted by the support is to be recorded. Returning now to layer configuration I, this photographic element is substantially free of yellow filter material. However, according to the prior art for elements containing yellow filter material, the blue recording color forming layer unit is located closest to the source of exposing radiation. In simple form, each color forming layer unit consists of a single silver halide emulsion layer. In another form, two, three or more different silver halide emulsion layers can be combined into each color forming layer unit. When comparing three sets of emulsion layers, one of which has the highest sensitivity, it is desirable that their contrast be substantially comparable, and that the photographic speed of the green and red recording emulsion layers is as high as that of the blue recording emulsion layer. Desirably differs from sensitivity by less than 0.3 logE. If two, three or more different emulsion layers with different sensitivities are present in each color-forming layer unit, two, three or more emulsion layers in the triplet in layer configuration I with a given contrast and speed relationship It is desirable that there be at least one. The absence of yellow filter material directly beneath the blue recording color forming layer unit increases the photographic sensitivity of the blue recording color forming layer unit. It is not essential that the intermediate layer in layer configuration I is substantially free of yellow filter material. Less than the amount commonly used of yellow filter material may be placed between the blue and green recording color forming layer units without departing from the teachings of this invention. Additionally, less than the amount commonly used of yellow filter material may be included in the intermediate layer separating the green and red recording color forming layer units without departing from the invention. When using a conventional amount of yellow filter material, the red recording color forming layer unit is not limited to the above-mentioned tabular silver bromide or silver bromoiodide grains, but may be any conventional one, as long as contrast and sensitivity are considered. Any form can be adopted. In order to avoid duplication, only the features that distinguish layer configurations ~ and layer configuration I will be specifically described. The layer configuration provides two separate blue, green and red recording color layer units, rather than mixed fast and slow blue, red or green recording emulsion layers in the same color layer unit. High sensitivity coloring layer unit 1
or only two or more emulsion layers must contain the aforementioned tabular silver bromide or silver bromoiodide grains. The low-sensitivity green and red recording color-forming layer units, combined with their low sensitivity and the fact that the high-sensitivity blue recording color-forming layer unit is placed on top, allow blue light exposure without the use of yellow filter material. be adequately protected from Of course, this does not preclude the use of high aspect ratio tabular grain silver bromide or silver bromoiodide emulsions in one or more emulsion layers of the slow green and/or red recording color forming layer unit. When the high-sensitivity red recording color-forming layer unit is placed on top of the low-sensitivity green recording color-forming layer unit,
4184876 and German Patent Publication no.
Increased sensitivity is achieved as taught in US Pat. The layer structure differs from layer structure I in that the blue recording color forming layer unit is disposed farthest from the exposure source. Therefore, the green recording color forming layer unit is located closest to the light source, and the red recording color forming layer unit is located relatively close to the light source.
This layer structure is advantageous for forming a high-quality multicolor image with high sharpness. This green color recording layer unit, which makes the most important visual contribution to the formation of a polychromatic image, is located closest to the exposure source and no light-scattering upper layer is formed on top of it. Chromogenic layer units can form very sharp images. The red recording chromophoric layer unit, which makes the next most important visual contribution to the formation of a polychromatic image, receives light that passes only through the green recording chromophoric layer unit and is therefore not scattered into the blue recording chromophoric layer unit. do. Although the blue recording color-forming layer unit suffers compared to layer configuration I, the loss in sharpness does not offset the advantages of the green and red recording color-forming layer units. This is because the visual contribution of the blue recording color forming layer unit to the polychromatic image is not very important. The layer structure is an extension of the layer structure to provide green and red recording color forming layer units containing separate high speed and low speed high aspect ratio tabular grain emulsions. Layer configuration V
This differs from the layer structure in that an additional blue recording color forming layer unit is provided on the low-sensitivity green, red and blue recording color forming layer units. The high aspect ratio tabular grain silver bromide or silver bromoiodide emulsion described above is used in the high sensitivity blue recording color forming layer unit. In this case, since this high-sensitivity blue recording color-forming layer unit absorbs blue light, the proportion of blue light reaching the low-sensitivity green and red recording color-forming layer units is reduced. In a variant, it is not necessary to use high aspect ratio tabular grain emulsions in the slow green and red recording color forming layer units. The layer configuration differs from the layer configuration in that a tabular grain blue recording color forming layer unit is disposed between the green and red recording color forming layer units and the exposing radiation source. As already pointed out,
A tabular grain blue recording color-forming layer unit can be comprised of one or more tabular grain blue recording emulsion layers, and if multiple blue recording emulsion layers are present, the sensitivities can differ. In the layer structure, unlike the layer structure, in order to compensate for the disadvantages suffered by the red recording color forming layer unit, a second high-sensitivity red recording color forming layer is provided between the tabular grain blue recording color forming layer unit and the exposure radiation source. The gender unit is located. Since this second tabular grain high-sensitivity red recording color-forming layer unit is arranged at a favorable position, if the same emulsion is used in the two units, the sensitivity of the second high-sensitivity red recording layer unit will be the highest. 1 high sensitivity red recording layer unit. Of course, these first and second high speed tabular grain red recording color forming layer units can be constructed of the same or different emulsions as desired, and their relative sensitivities can be determined according to techniques well known in the photographic art. It can therefore be adjusted.
Instead of using two high-sensitivity red recording layer units as described above, the second high-sensitivity red recording layer unit can be replaced by a second high-sensitivity green recording color forming layer unit, if desired. The layer structure may be the same as that of the layer structure, but the second high-sensitivity tabular grain red recording color-forming layer unit and the second high-sensitivity tabular grain green recording color-forming layer unit are connected to the exposing radiation source and the tabular grain layer unit. The difference is that the particles are interposed between the blue recording color forming layer units. Of course, the above-mentioned layer configurations I~ are merely examples and there are many other advantageous layer configurations. In each of the various layer configurations, the corresponding green and red recording color forming layer units can be rearranged, i.e. the sensitive red and green recording color forming layer units can be rearranged in the various layer configurations. Additionally or alternatively, the low speed green and red recording chromophoric layer units can be rearranged. Photographic emulsions that form multicolor images consisting of a combination of multiple subtractive primary color dyes usually take the form of polymerizing multiple layers containing dye-forming materials such as dye-forming couplers, but this is not always necessary. isn't it. 1/1 of the visible spectrum, respectively
3 color-forming components (commonly called packets), including a silver halide emulsion for recording 3 and a coupler capable of forming complementary subtractive primary color dyes.
can be placed together in a single layer in a photographic element to form a multicolor image. Representative mixed packet multicolor photographic elements are described in US Pat. No. 2,698,794 and US Pat. No. 2,843,489. The relatively large separation of blue and minus blue sensitivities of green and red recording color forming layer units containing tabular grain silver bromide or silver bromoiodide emulsions allows for the elimination or reduction of yellow filter material and/or the creation of new layers. configuration can be adopted.
One technique that makes it possible to quantitatively measure the relative response of the green and red recording chromogenic layer units to blue light in a multicolor photographic element is to first pass a sample of the multicolor photographic element according to the invention through a step tablet to a neutral state. The first step is to expose the sample to an exposure source (ie, 5500 〓 of light) and then process the sample. A second sample is then exposed in the same manner. However, exposure is performed without intervening a Wratten 98 filter that transmits only light between 400 nm and 490 nm, and then the same process is performed. Three dye characteristic curves can be plotted for each sample using the blue, green and red transmission densities determined according to American Standard PH2.1-1952 as described above. The difference between the blue sensitivity of the blue recording color forming layer unit and the blue sensitivity of the green or red recording color forming layer unit can be determined from the following relational expression. (A) Δ=(B W98 −G W98 )−(B N −G N ) or (B) Δ=(B W98 −R W98 )−(B N −R N ) In the above formula, B W98 is Ratsuten98 G W98 is the blue sensitivity of the blue recording color forming layer unit exposed through a Wratten 98 filter; R W98 is the blue sensitivity of the green recording color forming layer unit exposed through a Wratten 98 filter; BN is the blue sensitivity of the layer unit; BN is the blue sensitivity of the blue recording layer unit exposed to neutral (5500〓) light; G N is the green recording chromogenic layer unit exposed to neutral (5500〓) light. is the green sensitivity of the layer unit; R N is the red sensitivity of the red recording color forming layer unit exposed to neutral (5500〓) light. In the above description, blue, green and red densities have been expressed based on blue, green and red recording chromophoric layer units, ignoring undesirable spectral absorption by yellow, magenta and cyan dyes. Such undesirable spectral absorptions are unlikely to be of sufficient magnitude to substantially influence the results obtained here for the purposes of the present invention. Multicolor photographic elements employing emulsions according to the present invention can achieve at least the blue sensitivity of a green and/or red recording color forming layer unit containing a high aspect ratio tabular grain emulsion as described above without the presence of a yellow filter material. 6 times, preferably at least 8
and more preferably at least 10 times the blue sensitivity due to the blue recording color forming layer unit. Another technique for measuring the large separation in blue and minus blue sensitivities of multicolor photographic elements according to the invention is to compare the green sensitivity of a green recording chromophoric layer unit or the red sensitivity of a red recording chromophoric layer unit to its blue sensitivity. That's true. The same exposure and processing techniques as above are used. however,
Neutral light exposure is replaced by negative blue light exposure by interposing a Wratten 9 filter that transmits only light above 450 nm. The quantitative differences Δ″ and Δ are expressed by the following formula: (C) Δ″=G W9 −G W98 or (D) Δ=R W9 −R W98 In the above equation, G W98 and R W98 are defined as before. G W9 is the green sensitivity of the green recording chromophoric layer unit exposed through the Wratten 9 filter; and R W9 is the red sensitivity of the red recording chromophoric layer unit exposed through the Wratten 9 filter. Again, undesired spectral absorption by the dye is not important and will be ignored. Red and green recording color forming layer units containing tabular silver bromide or silver bromoiodide emulsions as described above have a sensitivity between the sensitivity in the blue region of the spectrum and the part of the spectrum that is spectrally sensitized (i.e. between blue and minus blue sensitivity). difference) of at least 10 times (1.0 logE), preferably at least 20 times (1.3 logE). The quantitative relationships A:B and C:D for the same elements will not result in identical results (except for the wavelength of spectral sensitization) even if the green and red recording color forming layer units are identical. The reason for this is that in most cases the red recording color forming layer unit receives light that has already passed through the corresponding green recording color forming layer unit. However, if a second element is provided that is identical to the first element except that the positions of the corresponding green and red recording color forming layer units have been changed, the red recording color forming layer of this second element The green recording color forming layer unit of the first element is A.
Substantially the same value shown for the relationship between and C should be shown for the relationship between B and D. In short, simply choosing green spectral sensitization as opposed to red spectral sensitization does not significantly affect the numbers obtained by the quantitative comparisons described above. Therefore, it is common practice to treat blue and red sensitivities as relatively negative blue sensitivities, without distinguishing between green and red sensitivities compared to blue sensitivities. F. Reduced High Angle Scattering The high aspect ratio tabular grain emulsions of the present invention are superior to nontabular grains and low aspect ratio tabular grain emulsions in that they exhibit reduced high angle light scattering. This can be shown quantitatively. In FIG. 4, a sample of Emulsion 1 is coated onto a transparent (specular) support 3 at a silver coverage of 1.08 g/m 2 . Although not shown in the figures, it is desirable that the emulsion and support be immersed in liquids having substantially matched refractive indices to minimize Fresnel reflections at the emulsion and support surfaces. The emulsion coating is exposed to light by a parallel light source 5 from a direction perpendicular to the surface of the support. The light from the light source impinges on the emulsion coating at point A through a light path forming an optical axis indicated by dotted line 7. Light transmitted through the support and emulsion can be detected at a hemispherical sensing surface 9 placed at a distance from the emulsion. The maximum intensity level of light is detected at point B, which corresponds to the intersection of the first optical path extension and the sensing surface. In FIG. 4, an arbitrarily chosen point C on the sensing surface is shown. The dotted line connecting AC makes an angle φ with the emulsion coating. By moving point C on the sensing surface, φ can be varied in the range 0-90°. By measuring the intensity of the scattered light as a function of the angle φ, it is possible to measure the cumulative light distribution as a function of the angle φ (because of the rotational symmetry of the light scattering around the optical axis 7). . For a background discussion of cumulative light distribution, see Depalma and Gasper, Determining the Optical Properties of Photographic Emulsions by the Monte Carlo Method. , Photographic Science and Engineering, Volume 16, No.
3, May-June 1971, pp181-191. After measuring the cumulative light distribution as a function of the angle φ in the range 0 to 90° for emulsion 1 according to the invention, a conventional emulsion with the same average grain volume and the same silver coverage on another part of the support 3 was measured. and repeat the above procedure. In comparing the cumulative light distribution as a function of the angle φ for these two emulsions, it is found that for values of φ up to 70° (in some cases up to 80° or more), the scattered light of the emulsion according to the invention The amount of is small. In FIG. 4, the angle θ is shown as a complementary angle to the angle φ. The scattering angle will be described here as an angle θ. Therefore, the high aspect ratio tabular grain emulsions of this invention exhibit less high angle scattering. Since high angle light scattering severely reduces image sharpness, the high aspect ratio tabular grain emulsions of this invention can form images with excellent sharpness in either case. As used herein, the term "collection angle" means that half of the light impinging on the sensing surface lies within the area corresponding to the cone formed by the line AC rotating around the polar axis at an angle θ. , which refers to the value of the angle θ when half of the light that hits the sensing surface hits the sensing surface within the remaining area. While not wishing to be limited by reasoning that the high aspect ratio tabular grain emulsions of this invention exhibit reduced high angle scattering, it is important to note that the large, flat major crystal faces of the high aspect ratio tabular grains It is believed that the orientation of particles in the coating film contributes to improving sharpness. It has specifically been observed that the tabular grains present in the silver halide emulsion coating are substantially aligned on the flat support surface on which they are formed. Thus, light impinging on the emulsion layer from a direction perpendicular to the photographic element impinges substantially perpendicularly to one major crystal face of the tabular grains. The thinness of the tabular grains, combined with their orientation during coating, results in the high aspect ratio tabular grain emulsion layers of this invention being substantially thinner than conventional emulsion coatings, resulting in improved sharpness. will improve. However, the emulsion layer according to the present invention exhibits superior sharpness even when coated to the same thickness as a conventional emulsion layer. In particularly preferred forms of the invention, the high aspect ratio tabular grain emulsion layer is at least 1.0 micrometers, more preferably at least 2
Indicates the minimum average particle diameter in micrometers.
Increasing the average particle diameter improves both sensitivity and sharpness. Although the maximum average grain diameter that is useful will vary depending on the graininess that is acceptable for the particular imaging application, the maximum average grain diameter of high aspect ratio tabular grain emulsions according to the present invention is in any case It is also less than 30 micrometers, preferably less than 15 micrometers, more preferably less than 10 micrometers. Although it is possible to reduce high-angle scattering in single-layer coatings of high aspect ratio tabular grain emulsions according to the present invention, reduction in high-angle scattering is not necessarily achieved as a corollary in multicolor coatings. do not have. Although improved sharpness is achieved in certain multicolor coating configurations using the high aspect ratio tabular grain emulsions of the present invention, in other multicolor coating configurations, the high aspect ratio tabular grain emulsions of the present invention Grain emulsions can actually reduce the sharpness of the underlying emulsion layer. Returning to Layer Configuration I, the blue recording emulsion layer is located closest to the exposing radiation source, while the underlying green recording emulsion layer is comprised of a tabular grain emulsion according to the present invention. Additionally, a green recording emulsion layer is disposed over the red recording emulsion layer. If the green recording emulsion layer contains grains with an average diameter of 0.2 to 0.6 micrometers, as is the case in many non-tabular emulsions, there will be maximum scattering of light passing through it to the green and red recording emulsion layers. will be seen. Unfortunately, if the light is already scattered before it reaches the high aspect ratio tabular grain emulsion that forms the green recording emulsion layer, the tabular grains will prevent the light passing through it to the red recording emulsion layer from the conventional emulsion. can be scattered much more than Therefore, this particular emulsion and layer configuration selection results in a greater reduction in the sharpness of the red recording emulsion layer compared to a layer configuration without emulsion according to the invention. The emulsion layer underlying the high aspect ratio tabular grain emulsion layer according to the invention is designed to receive substantially unscattered (preferably specularly transmitted) light in order to achieve the sharpness object of the invention. It is desirable to arrange the tabular grain emulsion layer in the second layer. In other words, achieving the best sharpness in the emulsion layer underlying the tabular grain emulsion in the photographic elements of this invention is only possible if the tabular grain emulsion layer itself is not located beneath the turbid layer. It will be done. For example, if a high aspect ratio tabular grain green recording emulsion layer is disposed above a red recording emulsion layer and below a Lippmann emulsion layer and/or a high aspect ratio tabular grain blue recording emulsion layer according to the present invention. For example, the sharpness of the red recording emulsion layer may be improved by the presence of one or more tabular grain emulsion layers disposed thereon. Quantitatively, the sharpness of the red recording emulsion layer is improved if the collection angle of one or more layers above the high aspect ratio tabular grain green recording emulsion layer is less than about 10 degrees. Of course, as far as the effect of the overlying layer on sharpness is concerned, it is not important that the red recording emulsion layer itself be a high aspect ratio tabular grain emulsion layer according to the invention. In multicolor photographic elements formed by polymerizing multiple color-forming units, the emulsion layer closest to the exposing radiation source is comprised of at least a high aspect ratio tabular grain emulsion to achieve the sharpness benefits aimed at by the present invention. It is desirable to do so. In a particularly preferred form of the invention, each emulsion layer located closer to the exposing radiation source than the other image-recording emulsion layers is comprised of a high aspect ratio tabular grain emulsion. The foregoing layer configurations, , V, and are illustrative of layer configurations of multicolor photographic elements according to the present invention that can significantly improve the sharpness of the underlying emulsion layers. Although the superior contribution of high aspect ratio tabular grain emulsions to image sharpness in multicolor photographic elements has been discussed in detail with reference to multicolor photographic elements, the sharpness advantage is It is also recognized in black and white photographic elements. It is a common technique to separate emulsions that form black-and-white images into fast and slow layers. The use of the high aspect ratio tabular grain emulsions of this invention in layers close to the exposing radiation source improves the sharpness of the underlying emulsion layers. (4) Embodiments The present invention will be explained in more detail with the following examples. In each instance, the reaction vessel contents were vigorously stirred during each introduction of the silver and halide salts. The term "percentage" means percentage by weight, unless otherwise specified;
The symbol "M" represents molar concentration unless otherwise specified. All solutions are aqueous unless otherwise noted. Average diameter and projected area (%) of tabular grains in emulsions
Tabular grains (less than 0.6 microns in diameter), unless otherwise specified
However, there were tabular grains with small diameters that were insufficient to significantly change the reported values. Comparative Example 1 In this example, tabular grain AgBrI containing 6 mol% iodide and not previously spectrally sensitized was used.
The non-selective epitaxial growth of silver chloride on an emulsion will be explained. Emulsion 1A Tabular AgBrI host grains (6 mol% iodide) 1.5% at 55°C containing 0.12M potassium bromide
A 2.0 mol KBr solution containing 0.12 mol KI and a 2.0 mol AgNO 3 solution were added to the gelatin solution 6.0 over 8 minutes while stirring it and by double-jet method, and during that time 0.92
maintained pBr (consumed 5.3% of total silver nitrate usage). The bromide and silver salt solutions described above were then introduced simultaneously at an accelerated flow rate (6.0× from start to finish, i.e., the flow rate at the end was 6.0 times greater than that at the start) while maintaining pBr = 0.92. was added over a period of 41 minutes (consuming 94.7% of the total amount of silver nitrate used). A total of 3.0 moles of silver were used. The emulsion was cooled to 35°C, washed by the coagulation method described in US Pat. No. 2,614,929, and stored at 40°C with pAg = 7.6. The resulting tabular grain AgBrI (6 mol% iodide) emulsion was
The average grain diameter of the tabular grains was 3.0 μm, the average thickness was 0.09 μm, the average aspect ratio was 33:1, and 85% of the grains were tabular based on projected area. Emulsion 1B Epitaxial growth of AgCl on the main crystal planes of host grains 0.1 mol of AgNO 3 solution was added to 40 g of tabular grain AgBrI emulsion 1A (0.04 mol) prepared as above to adjust the pAg at 40°C to 7.2. Adjusted. 1.0ml
A 0.79M NaCl solution was added. Then, while keeping the pAg at 7.5 at 40 °C, 0.54 molar
NaCl and 0.5M AgNO 3 solution were added in a double jet over 8.3 minutes. 5 of the total amount of silver halide
AgCl in the amount of mol % was obtained as a deposit by epitaxial growth. For simplicity, this emulsion layer will be referred to as the 5 mol% AgCl emulsion, and similar nomenclature will apply to the emulsions below. FIG. 5 is a carbon replica electron micrograph of the emulsion. This photograph shows that silver chloride was deposited on the main crystal faces. The deposits formed are generally more or less random on the main crystal faces, although for some grains epitaxy appears to predominate near the edges of the main crystal faces. Note that no spectral sensitization of the AgBrI (6 mole % iodide) host emulsion was performed prior to the addition of silver chloride. Example 2 This example describes the deposition of AgCl along the grain edges of a spectrally sensitized tabular grain AgBr emulsion. Emulsion 2A Tabular AgBr host grains at 80°C containing 0.073 moles of sodium bromide
Add 0.30 mol NaBr to the 1.5% gelatin solution 2.0 while stirring it and by double jet method.
The solution and 0.05M AgNO 3 solution were added over 5 minutes, during which time a pBr of 1.14 was maintained (consuming 0.4% of the total silver nitrate usage). Then, the bromide and silver salt solutions described above were added at the same time.
It was added over 4 minutes at an accelerated flow rate (3.0x from start to finish) while maintaining pBr = 1.14 (consuming 0.66% of the amount of silver nitrate used). Then,
A 1.5 molar NaBr solution and a 1.5 molar AgNO3 solution were added over 25 minutes at an accelerated flow rate (14.3x from start to finish) while maintaining pBr = 1.14 (66.2% of silver nitrate usage). ). Then stop the acceleration, and let the solution flow at a constant flow rate of 6.6
(32.8 of the amount of silver nitrate used)
%). In total, about 3.03 moles of silver salt were used. Cool the emulsion to 40°C, US Patent No. 2614929
The cells were washed by the coagulation method described in the above issue and stored at pAg = 8.0 as measured at 40°C. The resulting tabular grain AgBr emulsion has an average tabular grain diameter of 5.0 μm, an average thickness of 0.09 μm, an average aspect ratio of 56:1, and, based on the total projected area, 85% of the grains. was plate-like. Emulsion 2B Epitaxial Growth of AgCl on the Major Crystal Faces of Host Grains The AgBr host grain emulsion prepared as described above was centrifuged and 1.85 x 10 -2 mol of NaCl
Resuspend in solution. 40g of 2.5mol% AgCl
pAg at 40°C is 7.5 in an emulsion (0.04 mol) of
while holding at 0.55 mol NaCl and 0.50 mol
Precipitation was performed by double jet addition of AgNO 3 solution over 4.1 minutes. This emulsion
1.0 mmol of dye A per mole of Ag, anhydro-5-chloro-9-ethyl-5'-phenyl, 3,
Spectral sensitization was performed with 3'-bis(3-sulfopropyl)oxacarbocyanine hydroxide, triethylamine salt. Selective Epitaxial Growth of Emulsion 2C AgCl at the Edge This emulsion was prepared following the same procedure as described in paragraph B above. However, in the case of this emulsion, prior to the addition of NaCl and AgNO 3 solutions,
Spectral sensitization was performed with 1.0 mmol of dye A (per mole of Ag). In the case of emulsion 2B, which was spectrally sensitized after addition of AgCl, AgCl was randomly deposited on the crystal surface (see Figure 6). In the case of emulsion 2C, which was spectrally sensitized prior to the addition of AgCl, most
AgCl was deposited exclusively along the edges of the particles (see Figure 7). Generally, the few small grains present (shown as resting on the major crystal faces of the tabular grains) are not attached to the tabular grains by epitaxial growth, but are independent grains. Emulsions 2B and 2C were deposited with silver on a polyester support.
A coverage of 1.61 g/m 2 and gelatin 3.58 g/m 2 was applied. A gelatin layer of 0.54 g/m 2 was coated on top of this emulsion layer. The emulsion coating film is coated in steps with a density of 0 to 6.0.
600W through tablet (0.30 steps)
2850 = exposed to a tungsten light source for 1/10 second and processed in a time development system for 1 to 20 minutes in N-methyl-p-aminophenol sulfate (Metol)-hydroquinone developer at 20°C. . The sensitometric measurement results obtained are listed in the table below.

【表】 例 3 この例では、分光増感せざる平板状ホスト結晶
のコーナーにおいてAgClのエピタキシヤル成長
を行なうことについて説明する。 対照乳剤3A ホスト粒子の主結晶面上におけるAgClのランダ
ムなエピタキシヤル成長 前記例2、パラグラフAに記載の平板状ホスト
粒子AgBr乳剤2Aを遠心分離し、そして1.85×
10-2モルのNaCl溶液中に再懸濁させた。2.5モル
%のAgClを40gのホスト乳剤(0.04モル)中に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.55モルの
NaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を4.1分間をかけ
てダブルジエツト添加することにつて、沈澱させ
た。この乳剤を、次いで、Ag1モル当り1.0ミリ
モルの色素Aで分光増感した。 乳剤3B ホスト粒子のコーナー上におけるAgClの選択的
エピタキシヤル成長 400gのAgBrホスト粒子乳剤2A(0.4モル)に0.5
モル%の沃化物を、4.0×10-2モルのKI溶液を5.0
ml/分で10分間にわたつて注加することを通じ
て、添加した。この乳剤を遠心分離し、そして
1.85×10-2モルのNaCL溶液中に再懸濁させた。
次いで、2.5モル%のAgClを40gのホスト乳剤
(0.04モル)中に、40℃におけるpAgを7.5gで保
持しながら0.55モルのNaCl及び0.50モルの
AgNO3溶液を4分間をかけてダブルジエツト添
加することによつて、沈澱させた。次いで、この
乳剤を1.0ミリモルの色素A(Ag1モル当り)で分
光増感した。 対照乳剤3C AgClを含有しない沃化物添加対照粒子 前記乳剤3Bと同一の手法に従つて乳剤3Cを調
製し、そして分光増感した。但し、この乳剤では
AgClのエピタキシヤル成長を省略した。 AgClの添加後に分光増感を行なつた乳剤3Aの
場合、主結晶面全体上にAgClがランダムに付着
せしめられた(第8図を参照)。AgClの添加に先
がけて0.5モル%のKIを添加した乳剤3Bの場合、
AgClの殆んどが専ら粒子のコーナーに付着せし
められた(第9図を参照)。主結晶面上に載つて
いる小粒子は独立しており、そして主結晶面上で
エピタキシヤル成長せしめられなかつた。 前記例2に記載のようにして乳剤3A,3B及び
3Cを塗布し、露光し、そして時間現像系で処理
した。得られたセンシトメトリー測定結果を下記
の第表に記載する。
[Table] Example 3 This example describes the epitaxial growth of AgCl at the corners of a tabular host crystal that is not spectrally sensitized. Control Emulsion 3A Random Epitaxial Growth of AgCl on the Major Crystal Faces of the Host Grains The tabular host grain AgBr emulsion 2A described in Example 2, paragraph A above, was centrifuged and 1.85×
Resuspended in 10 −2 molar NaCl solution. 2.5 mol% AgCl in 40 g of host emulsion (0.04 mol)
0.55 mol while keeping the pAg at 7.5 at 40 °C.
Precipitation was achieved by double jet addition of NaCl and 0.5M AgNO 3 solution over 4.1 minutes. This emulsion was then spectrally sensitized with 1.0 mmol of dye A per mole of Ag. Emulsion 3B Selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains 0.5 to 400 g of AgBr host grain Emulsion 2A (0.4 mol)
5.0 mol% iodide, 4.0 x 10 -2 mol KI solution
Addition was made through infusion over 10 minutes at ml/min. This emulsion is centrifuged and
Resuspended in 1.85×10 −2 molar NaCL solution.
2.5 mol % AgCl was then added to 40 g of the host emulsion (0.04 mol) with 0.55 mol NaCl and 0.50 mol while keeping the pAg at 40°C at 7.5 g.
Precipitation was carried out by double jet addition of AgNO 3 solution over 4 minutes. The emulsion was then spectrally sensitized with 1.0 mmole of Dye A (per mole of Ag). Control Emulsion 3C Iodide-doped control grains containing no AgCl Emulsion 3C was prepared and spectrally sensitized following the same procedure as Emulsion 3B above. However, in this emulsion
Epitaxial growth of AgCl was omitted. In the case of emulsion 3A, which was spectrally sensitized after addition of AgCl, AgCl was randomly deposited over the entire main crystal plane (see Figure 8). For emulsion 3B with 0.5 mol% KI added prior to the addition of AgCl,
Most of the AgCl was deposited exclusively on the corners of the particles (see Figure 9). The small grains resting on the main crystal planes were independent and were not allowed to grow epitaxially on the main crystal planes. Emulsions 3A, 3B and
3C was coated, exposed and processed with a time development system. The obtained sensitometric measurement results are listed in the table below.

【表】 例 4 この例では、分光増感した平板状粒子AgBr乳
剤のコーナーのところで専らAgClの大部分がエ
ピタキシヤル成長により付着せしめられることに
ついて説明する。 乳剤4A 平板状AgBrホスト粒子 0.067モルの臭化ナトリウムを含有する80℃の
15%ゼラチン溶液3.0に、それを撹拌しながら
かつダブルジエツト法により、0.1モルのNaBr溶
液及び0.1モルのAgNO3溶液を3.75分間をかけて
添加し、そして、その間、1.17のpBrを維持した
(硝酸銀の合計使用量の0.22%を消費)。次いで、
3.0モルのNaBr溶液及び3.0モルのAgNO3溶液を
同時に、pBr=1.17を保持しながら、加速された
流量(開始から終了まで24.8×)で31分間にわつ
て添加した(硝酸銀の合計使用量の91.0%を消
費)。NaBr溶液の添加を停止し、そして7.75の
pAgが達成されるまで(硝酸銀の合計使用量の
6.8%を消費)AgNO3溶液の添加を継続した。合
計して約6.85モルの硝酸銀を使用した。乳剤を40
℃まで冷却し、米国特許第2614929号に記載の凝
固法により洗浄し、そして40℃で測定してpAg=
8.5で保存した。得られた平板状粒子AgBr乳剤
は、その平板状粒子の平均粒子直径が2.9μm、平
均厚さが0.11μm、平均アスペクト比が26:1、
そして全投映面積を基準として、粒子の96%が平
板状であつた。 乳剤4B ホスト粒子のコーナー上におけるAgClのエピタ
キシヤル成長 上記のようにして調製した平板状粒子AgBrホ
スト乳剤4A(0.04モル)40gに0.1モルのAgNO3
液を加えて40℃におけるpAgを7.2に調節した。
この乳剤を1.6ミリモル/Ag 1モルの色素B、
1,1′−ジエチル−2,2′−シアニンp−トルエ
ンスルホネートで分光増感し、そして40℃で5分
間にわたつて撹拌した。次いで、1.0mlの0.5モル
NaCl溶液を添加した。次いで、5.0モル%の
AgClをホスト粒子乳剤中に、4.0℃におけるpAg
を7.2で保持しながら0.52モルのNaCl及び0.5モル
のAgNO3溶液を8分間をかけてダブルジエツト
添加することによつて、沈澱させた。 第10図は、AgCl/AgBrエピタキシヤル成長
乳剤の粒子をカーボンレプリカ電子顕微鏡写真に
撮つたものである。 例 5 この例では、平板状粒子AgBrI乳剤上における
AgClの選択的エピタキシヤルコーナー成長につ
いて説明する。 乳剤5A 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子 0.12モルの臭化カリウムを含有する55℃の1.5
%ゼラチン溶液6.0に、それを撹拌しながらか
つダブルジエツト法により、0.06モルのKIを含有
する1.12モルKBr溶液及び1.0モルのAgNO3溶液
を8分間をかけて添加した(硝酸銀の合計使用量
の5.0%を消費)。同時に、7分間のあだ70℃まで
温度を高めた。次いで、KIが0.12モル含まれる
2.0モルKBr溶液及び2.0モルAgNO3溶液を同時
に、70℃でpBr=0.92を保持しながら、加速され
た流量(開始から終了まで4.0×)で30分間にわ
つて添加した(硝酸銀の合計使用量の95.0%を消
費)。合計して約3.16モルの銀塩を使用した。乳
剤を35℃まで冷却し、米国特許第2614929号に記
載の凝固法により洗浄し、そして35℃で測定して
pAg=8.2で保存した。得られた平板状粒子
AgBrI(沃化物6モル%)乳剤は、その平板状粒
子の平均粒子直径が2.7μm、平均厚さが0.08μm、
平均アスペクト比が34:1、そして、全投映面積
を基準として、粒子の85%が平板状であつた。 乳剤5B ホスト粒子のコーナー上におけるAgClの選択エ
ピタキシヤル成長 上記のようにして調製した平板状粒子AgBrIホ
スト乳剤5A(0.04モル)40gに0.1モルのAgNO3
液を加えて40℃におけるpAgを7.2に調節した。
1.0mlの0.54モルNaCl溶液を添加した。この乳剤
を1.0ミリモル/Ag 1モルの色素Aで分光増感
した。次いで、5.0モル%のAgClをホスト平板状
粒子乳剤中に、40℃におけるpAgを7.5で保持し
ながら0.54モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3
液を7.8分間をかけてダブルジエツト添加するこ
とによつて、沈澱させた。 第11a図及び第11b図は、それぞれ、乳剤
5Bの2次的電子顕微鏡写真である。これらの写
真では、平板状粒子AgBrI(沃化物6モル%)結
晶のコーナーのところ5.0モル%のAgClがエピタ
キシヤル成長により付着せしめられている状態が
示されている。 例 6 この例では、分光増感した平板状粒子AgBrI乳
剤上におけるAgBrの選択的エピタキシヤル成長
コーナー付着について説明する。 乳剤6A 平板状AgBrI(沃化物12モル%)ホスト粒子 0.14モルの臭化カリウムを含有する55℃の1.5
%ゼラチン溶液9.0に、それを撹拌しながら、
2.0モルのAgNO3溶液を15秒間にわたつて添加し
た(硝酸銀の合計使用量の0.4%を消費)。次い
で、ダブルジエツト添加法により、0.24モルのKI
を含有する2.05モルのKBr溶液及び2.0モルの
AgNO3溶液を15秒間にわたつて添加した(硝酸
銀の合計使用量の0.4%を消費)。次いで、上記し
たハロゲン化物及び硝酸銀の溶液を同時に、pBr
=0.92を保持しながら7.5分間にわたつて添加し
た(硝酸銀の合計使用量の2.3%を消費)。次い
で、上記したハロゲン化物及び硝酸銀の溶液を同
時に、pBr=0.92を保持しながら、加速された流
量(開始から終了まで6.6×)で41分間にわたつ
て添加した(硝酸銀の合計使用量の96.9%を消
費)。乳剤を35℃まで冷却し、米国特許第2614929
号に記載の凝固法により洗浄し、そして40℃で測
定してpAg=8.2で保存した。得られた平板状粒
子AgBrI(沃化物12モル%)乳剤は、その平板状
粒子の平均粒子直径が2.1μm、平均厚さが
0.10μm、平均アスペクト比が21:1、そして、
全投映面積を基準として、粒子の75%が平板状で
あつた。 乳剤6B ホスト粒子のコーナー上におけるAgBrの選択的
エピタキシヤル成長 上記のようにして調製した平板状粒子AgBrI
(沃化物12モル%)ホスト粒子乳剤6A(0.06モル)
56.8gに0.2モルのAgNO3溶液を加えて40℃におけ
るpAgを7.6に調節した。この乳剤を1.5ミリモ
ル/Ag1モルの色素Aで分光増感し、そして40℃
で5分間にわたつて保持した。次いで、4.2モル
%のAaBrをホスト平板状粒子乳剤中に、40℃に
おけるpAgを7.2で保持しながらNa2S2O3・5H2O
(20.8mg/)とKAuCl4(20.8mg/)とを含有
する0.2モルのNaBr溶液及び0.2モルのAgNO3
液を12.8分間をかけてダブルジエツト添加するこ
とによつて、沈澱させた。この乳剤を60℃まで加
熱し、そして10分間にわたつて保持した。 抑止現像の研究 上記のようにして調製した化学増感平板状粒子
AgBr/AaBrI乳剤6Bをセルロースエステル支持
体上に銀1.07g/m2及びゼラチン2.15g/m2の被覆
量で塗布した。 この塗膜に600W3000〓タングステン光源から
のDnax露光を1/100秒間にわつて与え、そして
次に下記の現像液A中で20℃で75秒間にわたつて
処理した。 現像液 A ハイドロキノン 10.0g Na2SO3 10.0g メタ硼酸ナトリウム 10.0g 蒸留水を加えて 全量1.0 PH=9.4 現像後、塗膜を1%酢酸停止浴中に1分間にわ
たつて浸漬し、そして次に蒸留水で洗浄した。 第12図は、部分的に現像した粒子のゼラチン
カプセル電子顕微鏡写真である。この写真中、最
も黒い部分が現像された銀を表わしている。現像
された銀の位置から、潜像形成の殆どは専ら平板
状粒子のコーナーの部分もしくはその近で行なわ
れるということが判る。 例 7 この例では、エピタキシーの関数としての感度
及び最小濃度を新品及び保存後の両方について説
明する。この例では、さらに、部分的な現像の完
了した粒子の検査による潜像形成の位置決めにつ
いてもまた説明する。 乳剤7A 化学及び分光増感したAgBrI(沃化物6モル%)
ホスト粒子乳剤1A 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子乳
剤1Aをmg/Ag1モルのNa2S2O3・5H2O及び5
mg/Ag1モルのKAuCl4を用いて60℃で10分間に
わたつて化学増感し、そして次に1.5ミリモル/
Ag1モルの色素Aを用いて分光増感した。この乳
剤をポリエステル支持体上に銀1.61g/m2及びゼ
ラチン3.58g/m2の被覆量で塗布した。この乳剤
層に0.54g/m2のゼラチン層をオーバーコートし
た。 乳剤7B 分光増感したエピタキシヤル成長AgCl/AgBrI
乳剤 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子乳
剤1A(0.04モル)に0.1モルのAgNO3及び0.006モ
ルのKIを同時に添加することによつて40℃にお
けるpAgを7.2に調節した。次いで、1.0mlの0.80
モルNaCl溶液を添加した。この乳剤を1.5ミリモ
ル/Ag1モルの色素Aで分光増感した。次いで、
1.25モル%のAgClをホスト平板状粒子乳剤中に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54モルの
NaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を2分間をかけ
てダブルジエツト添加することによつて、沈澱さ
せた。 乳剤7C 化学及び分光増感したエピタキシヤル成長
AgCl/AgBrI乳剤 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子乳
剤1Aに0.1モルのAgNO3及び0.006モルのKIを同
時に添加することによつて40℃におけるpAgを
7.2に調節した。次いで、1.0mlの0.74モルNaCl溶
液を添加した。この乳剤を1.5ミリモル/Ag1モ
ルの色素Aで分光増感し、そして40℃で30分間に
わたつて保持した。この乳剤を遠心分離し、そし
て1.85×10-2モルのNaCl溶液中に2度にわたつ
て再懸濁させた。次いで、1.25モル%のAgClを
40gの平板状粒子ホスト乳剤(0.04モル)中に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54モルの
NaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を2.1分間をかけ
てダブルジエツト添加することによつて、沈澱さ
せた。この乳剤をさらに0.5mg/Ag1モルの
Na2S2O3・5H2O及び0.5mg/Ag1モルのKAuCl4
で化学増感した。かかる化学増感剤は、NaCl及
びAgNO3試薬の添加を開始してから15秒後に添
加した。第13図はこの乳剤の電子顕微鏡写真で
あり、コーナーにおける選択的エピタキシーを示
している。 乳剤7D 化学及び分光増感したエピタキシヤル成長
AgCl/AgBrI乳剤 前記乳剤7Cと同様にして乳剤7Dを調製した。
但し、この乳剤の場合、分光増感AgBrIホスト結
晶上におけるAgClのエピタキシヤル成長の過程
で乳剤を1.0mg/Ag1モルのKAuCl4及び1.0mg/
Ag1モルのNa2S2O3・5H2Oで化学増感した。 上記した乳剤を前記例2に記載のようにして塗
布し、露光し、そして時間現像系で処理した。セ
ンシトメトリー測定結果を下記の第表に記載す
る。
EXAMPLE 4 This example illustrates that the majority of AgCl is deposited by epitaxial growth exclusively at the corners of a spectrally sensitized tabular grain AgBr emulsion. Emulsion 4A Tabular AgBr host grains at 80°C containing 0.067 moles of sodium bromide
A 0.1 molar NaBr solution and a 0.1 molar AgNO 3 solution were added to a 15% gelatin solution 3.0 ml while stirring and by double-jet method over 3.75 min, maintaining a pBr of 1.17 (silver nitrate). (consuming 0.22% of total usage). Then,
A 3.0 molar NaBr solution and a 3.0 molar AgNO 3 solution were added simultaneously at an accelerated flow rate (24.8× from start to finish) over 31 min while maintaining pBr = 1.17 (of the total amount of silver nitrate used). consumed 91.0%). Stop adding NaBr solution, and at 7.75
Until pAg is achieved (of total silver nitrate usage)
(consumed 6.8%) continued addition of AgNO3 solution. In total, approximately 6.85 moles of silver nitrate were used. 40 emulsion
℃, washed by the coagulation method described in U.S. Pat. No. 2,614,929, and measured at 40℃ to pAg=
Saved in 8.5. The tabular grain AgBr emulsion obtained had an average grain diameter of 2.9 μm, an average thickness of 0.11 μm, and an average aspect ratio of 26:1.
Based on the total projected area, 96% of the particles were tabular. Emulsion 4B Epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains 0.1 mol of AgNO 3 solution was added to 40 g of tabular grain AgBr host emulsion 4A (0.04 mol) prepared as above to adjust pAg to 7.2 at 40°C. did.
This emulsion was mixed with 1.6 mmol/Ag 1 mol of dye B,
Spectrally sensitized with 1,1'-diethyl-2,2'-cyanine p-toluenesulfonate and stirred at 40°C for 5 minutes. Then 1.0ml 0.5mol
NaCl solution was added. Then, 5.0 mol%
AgCl in host grain emulsion, pAg at 4.0℃
Precipitation was carried out by double jet addition of a 0.52 molar NaCl and 0.5 molar AgNO 3 solution over a period of 8 minutes, while holding the pH at 7.2. FIG. 10 is a carbon replica electron micrograph of grains of an AgCl/AgBr epitaxially grown emulsion. Example 5 In this example, on a tabular grain AgBrI emulsion,
Selective epitaxial corner growth of AgCl will be explained. Emulsion 5A Tabular AgBrI (6 mol% iodide) host grains 1.5 at 55°C containing 0.12 mol potassium bromide
A 1.12 molar KBr solution containing 0.06 molar KI and a 1.0 molar AgNO 3 solution were added to a 6.0% gelatin solution while stirring it and by double-jet method over a period of 8 minutes (5.0 molar of the total amount of silver nitrate used). %). At the same time, the temperature was increased to 70°C for 7 minutes. Then 0.12 mol of KI is included
A 2.0 molar KBr solution and a 2.0 molar AgNO 3 solution were added simultaneously over 30 min at an accelerated flow rate (4.0x from start to finish) while maintaining pBr = 0.92 at 70 °C (total amount of silver nitrate used). (consumed 95.0% of the total). In total, about 3.16 moles of silver salt were used. The emulsion was cooled to 35°C, washed by the coagulation method described in U.S. Pat. No. 2,614,929, and measured at 35°C.
Stored at pAg=8.2. Obtained tabular grains
The AgBrI (6 mol% iodide) emulsion has tabular grains with an average grain diameter of 2.7 μm, an average thickness of 0.08 μm,
The average aspect ratio was 34:1, and 85% of the grains were tabular, based on the total projected area. Emulsion 5B Selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains To 40 g of tabular grain AgBrI host emulsion 5A (0.04 mol) prepared as above was added 0.1 mol of AgNO 3 solution to give a pAg of 7.2 at 40°C. Adjusted.
1.0 ml of 0.54 molar NaCl solution was added. This emulsion was spectrally sensitized with Dye A at 1.0 mmol/1 mole of Ag. 5.0 mol % AgCl was then added into the host tabular grain emulsion by double jet addition of 0.54 mol NaCl and 0.50 mol AgNO 3 solution over 7.8 minutes while maintaining the pAg at 40°C at 7.5. , precipitated. Figures 11a and 11b are emulsions, respectively.
This is a secondary electron micrograph of 5B. These photographs show 5.0 mole % AgCl deposited epitaxially at the corners of a tabular grain AgBrI (6 mole % iodide) crystal. Example 6 This example describes selective epitaxial growth corner deposition of AgBr on a spectrally sensitized tabular grain AgBrI emulsion. Emulsion 6A Tabular AgBrI (12 mol% iodide) host grains 1.5 at 55°C containing 0.14 mol potassium bromide
Stir it to 9.0% gelatin solution.
A 2.0M AgNO3 solution was added over 15 seconds (consuming 0.4% of the total silver nitrate usage). Next, 0.24 mol of KI was added using the double-jet addition method.
2.05 mol KBr solution containing and 2.0 mol
AgNO3 solution was added over 15 seconds (consuming 0.4% of total silver nitrate usage). Next, the above halide and silver nitrate solutions were simultaneously mixed with pBr.
= 0.92 over a period of 7.5 minutes (consuming 2.3% of the total amount of silver nitrate used). The halide and silver nitrate solutions described above were then added simultaneously over 41 minutes at an accelerated flow rate (6.6x from start to finish) while maintaining pBr = 0.92 (96.9% of the total amount of silver nitrate used). ). Cool the emulsion to 35°C, US Patent No. 2614929
The cells were washed by the coagulation method described in the above issue and stored at pAg = 8.2 measured at 40°C. The resulting tabular grain AgBrI (12 mol% iodide) emulsion had an average grain diameter of 2.1 μm and an average thickness of
0.10μm, average aspect ratio 21:1, and
Based on the total projected area, 75% of the particles were tabular. Emulsion 6B Selective epitaxial growth of AgBr on the corners of host grains Tabular grains AgBrI prepared as above
(Iodide 12 mol%) Host grain emulsion 6A (0.06 mol)
A 0.2M AgNO 3 solution was added to 56.8g to adjust the pAg at 40°C to 7.6. This emulsion was spectrally sensitized with 1.5 mmol/mol of Ag of Dye A and
It was held for 5 minutes. 4.2 mol% AaBr was then added to the host tabular grain emulsion with Na 2 S 2 O 3 .5H 2 O while maintaining the pAg at 40°C at 7.2.
(20.8 mg/) and KAuCl 4 (20.8 mg/) by double-jet addition of a 0.2 molar NaBr solution and a 0.2 molar AgNO 3 solution over 12.8 minutes. The emulsion was heated to 60°C and held for 10 minutes. Study on inhibited development Chemically sensitized tabular grains prepared as above
AgBr/AaBrI emulsion 6B was coated on a cellulose ester support at a coverage of 1.07 g/m 2 silver and 2.15 g/m 2 gelatin. The coating was given a D nax exposure from a 600 W 3000 tungsten light source for 1/100 second and then processed in Developer A described below at 20°C for 75 seconds. Developer A Hydroquinone 10.0g Na 2 SO 3 10.0g Sodium metaborate 10.0g Add distilled water Total volume 1.0 PH = 9.4 After development, the coating film was immersed in a 1% acetic acid stop bath for 1 minute, and then Washed with distilled water. FIG. 12 is a gelatin capsule electron micrograph of partially developed particles. In this photo, the blackest part represents the developed silver. The location of the developed silver indicates that most of the latent image formation occurs exclusively at or near the corners of the tabular grains. Example 7 This example illustrates sensitivity and minimum concentration as a function of epitaxy both new and after storage. This example also describes the positioning of latent image formation by inspection of partially developed particles. Emulsion 7A Chemically and spectrally sensitized AgBrI (6 mol% iodide)
Host Grain Emulsion 1A Tabular AgBrI (6 mol % iodide) Host Grain Emulsion 1A with mg/Ag mol Na 2 S 2 O 3 5H 2 O and 5
Chemically sensitized with KAuCl 4 at 60 °C for 10 min at 1 mg/mol of Ag, and then 1.5 mmol/mol/Ag.
Spectral sensitization was performed using Dye A with 1 mole of Ag. This emulsion was coated on a polyester support at a coverage of 1.61 g/m 2 silver and 3.58 g/m 2 gelatin. This emulsion layer was overcoated with a 0.54 g/m 2 gelatin layer. Emulsion 7B Spectrally sensitized epitaxially grown AgCl/AgBrI
Emulsion The pAg at 40° C. was adjusted to 7.2 by simultaneous addition of 0.1 mole AgNO 3 and 0.006 mole KI to tabular AgBrI (6 mole % iodide) host grain Emulsion 1A (0.04 mole). Then 0.80 for 1.0ml
A molar NaCl solution was added. This emulsion was spectrally sensitized with Dye A at 1.5 mmol/mol of Ag. Then,
1.25 mol% AgCl in the host tabular grain emulsion;
0.54 mol while keeping the pAg at 7.5 at 40°C.
Precipitation was carried out by double jet addition of NaCl and 0.50 molar AgNO 3 solution over 2 minutes. Emulsion 7C Chemically and spectrally sensitized epitaxial growth
AgCl/AgBrI Emulsion The pAg at 40°C was reduced by simultaneously adding 0.1 mol AgNO 3 and 0.006 mol KI to tabular AgBrI (6 mol % iodide) host grain emulsion 1A.
Adjusted to 7.2. Then 1.0 ml of 0.74 molar NaCl solution was added. The emulsion was spectrally sensitized with 1.5 mmol/mol Ag of Dye A and held at 40°C for 30 minutes. The emulsion was centrifuged and resuspended twice in 1.85 x 10 -2 molar NaCl solution. Then 1.25 mol% AgCl
In 40 g of tabular grain host emulsion (0.04 mol),
0.54 mol while keeping the pAg at 7.5 at 40 °C.
Precipitation was carried out by double jet addition of NaCl and 0.50M AgNO 3 solution over 2.1 minutes. This emulsion was further added to 0.5mg/1 mole of Ag.
Na 2 S 2 O 3 5H 2 O and 0.5 mg/Ag mol KAuCl 4
Chemically sensitized with The chemical sensitizer was added 15 seconds after starting the addition of NaCl and AgNO 3 reagents. Figure 13 is an electron micrograph of this emulsion showing selective epitaxy at the corners. Emulsion 7D Chemically and spectrally sensitized epitaxial growth
AgCl/AgBrI Emulsion Emulsion 7D was prepared in the same manner as Emulsion 7C.
However, in the case of this emulsion, in the process of epitaxial growth of AgCl on the spectrally sensitized AgBrI host crystal, the emulsion was mixed with 1.0 mg/1 mole of Ag and 1.0 mg/mol of KAuCl4 .
Chemical sensitization was performed with 1 mol of Ag of Na 2 S 2 O 3 .5H 2 O. The emulsion described above was coated, exposed and processed in a time development system as described in Example 2 above. The sensitometric measurement results are listed in the table below.

【表】 上記第表から明らかとなるように、分光増感
したエピタキシヤル成長AgCl/AgBrI平板状粒
子乳剤7B,7C及び7Dは、それに化学増感が加わ
つていてもいなくても、化学及び分光増感したホ
スト粒子AgBr乳剤7Aに較べて著しく高感度(
1.2log E)であつた。さらに、乳剤7C及び7Dの
場合、乳剤7Aの場合に較べて著しく少量の化学
増感剤を使用したにすぎなかつた。 さらに、乳剤7A及び7Cの塗膜を49℃及び相対
湿度(R.H.)50%で1週間にわたつて保持し、
そして濃度0〜6.0のステツプタブレツト(0.30
ステツプ)を通して600W2850〓タングステン光
源に1/10秒間にわたつて暴露し、そして20℃の
N−メチル−p−アミノフエノールサルフエート
(Metol )−ハイドロキノン現像液で6分間にわ
たつて処理した。センシトメトリーの測定結果か
ら、エピタキシヤル成長AgCl/AgBrI乳剤7Cは
ホスト粒子AgBrI乳剤7A較べてより高感度であ
りかつより少ないカブリを生ずるということが判
明した。第表を参照されたい。
[Table] As is clear from the table above, the spectrally sensitized epitaxially grown AgCl/AgBrI tabular grain emulsions 7B, 7C and 7D, with or without chemical sensitization, Significantly higher sensitivity than spectrally sensitized host grain AgBr emulsion 7A (
1.2log E). Furthermore, significantly less chemical sensitizer was used in emulsions 7C and 7D than in emulsion 7A. Furthermore, coatings of emulsions 7A and 7C were held at 49°C and 50% relative humidity (RH) for one week,
and a step tablet with a density of 0 to 6.0 (0.30
The sample was exposed to a 600 W 2850 tungsten light source for 1/10 second through a 600 W 2850 tungsten light source and treated with a 20 DEG C. N-methyl-p-aminophenol sulfate (Metol)-hydroquinone developer for 6 minutes. Sensitometric measurements showed that epitaxially grown AgCl/AgBrI emulsion 7C was more sensitive and produced less fog than host grain AgBrI emulsion 7A. Please refer to table.

【表】 抑止現像の研究 平板状粒子AgBrI(沃化物6モル%)乳剤7A及
びエピタキシヤル成長AgCl/AgBrl乳剤7Cをセ
ルロースエステル支持体上に銀1.61g/m2及びゼ
ラチン3.58g/m2の被覆量で塗布した。得られた
乳剤層に0.54g/m2のゼラチン層をオーバーコー
トした。 乳剤7Aの塗膜に600W2850〓タングステン光源
からのDnax露光を1/10秒間にわつて与え、そ
して次に下記現像液B中で20℃で50秒間にわたつ
て処理した。乳剤7Cの塗膜にもまた600W2850〓
タングステン光源からDnax露光を2.0中性濃度フ
イルターを通して1/10秒間にわたつて与え、そ
して現像液B中で20℃で60秒間にわたつて処理し
た。 現像液 B ハイドロキノン 0.4g Elon (N−メチル−p−アミノフエノール
サルフエート) 0.2g Na2SO3 2.0g KBr 0.5g メタ硼酸ナトリウム 5.0g 蒸留水を加えて 全量1.0 PH=10.0 現像後、塗膜を0.5%酢酸停止浴中に30秒間に
わたつて浸漬し、そして次に蒸留水で2分間にわ
たつて洗浄した。 第3図は、部分的に現像した乳剤7Aの粒子の
ゼラチンカプセル電子顕微鏡写真である。現像さ
れた銀(最も黒い部分)の位置から、潜像の形成
は主として平板状粒子のエツジにそつてランダム
に行なわれたということが判る。第2図に示され
ているものは、部分的に現像した乳剤7Cの粒子
である。この第2図から、潜像の形成の大部分は
専ら平板状粒子のコーナーの近傍において行なわ
れたということが判る。 例 8 この例では、平板状粒子エピタキシヤル成長
AgCl/AaBrI乳剤の写真学的レスポンスを、
AgClの付着前における分光増感vs・AgCl付着後
における分光増感について説明する。 乳剤8A ホスト粒子のコーナー上におけるAgClの選択的
エピタキシヤル成長 (塩化銀の沈澱に先がけて分光増感を実施し
た) 平板状AgBrI(沃化物6モル)ホスト粒子乳剤
1Aに0.10モルのAgNO3及び0.006モルのKI溶液を
同時に加えて40におけるpAgを7.2に調節した。
1.0mlの0.74モルNaCl溶液を添加した。この乳剤
を1.5ミリモル/Ag1モルの色素Aで分光増感し、
そして40℃で30分間にわたつて保持した。次い
で、この乳剤を遠心分離し、そして1.85×10-2
ルのNaCl溶液中に2度にわたつて再懸濁させた。
次いで、1.25モル%のAgClを平板状ホスト乳剤
中に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54
モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を2分間
をかけてダブルジエツト添加することによつて、
沈澱させた。NaCl及びAgNO3試薬の添加開始
後、15秒、0.5mgのNa2S2O3・5H2O/Ag1モル及
び0.5mgのKAuCl4/Ag1モルを添加した。 乳剤8B ホスト粒子の主要面上におけるAgClのランダム
なエピタキシヤル成長 (塩化銀の沈澱後に分光増感を実施した) 乳剤8Bを、前記乳剤8Aと同一の手に従つて調
製した。但し、この乳剤の場合、AgClの付着に
引き続いて1.5ミリモル/Ag1モルの色素Aで分
光増感を実施した。 AgClの添加に先がけて分光増感を実施した乳
剤8Aの電子顕微鏡写真から、AgClは専ら平板状
AgBrI結晶のコーナーの近傍に付着せしめられた
ということが判つた。但し、乳剤8B(AgClの沈
着に引き続いて分光増感を実施した)の場合、
AgClは主結晶面上にランダムに付着せしめられ
たということが判つた。 乳剤8A及び8Bを三酢酸セルロース支持体上に
銀1.60g/m2及びゼラチン3.58g/m2の被覆量で塗
布し、そして前記例2に記載したものと同様な時
間現像系で露光及び処理した。センシトメトリー
の測定結果から、等Dnio(0.10)の時、乳剤8Aは
乳剤8B較べて0.70logEだけ高感度であるという
ことが判明した。 例 9 この例では、平板状AgCl/AgBrI乳剤の写真
的レスポンスを、AgCl添加前に分光増感を実施
したものについて説明する。 乳剤9A ホスト粒子のコーナー上におけるAgClの選択的
エピタキシヤル成長 40gの平板状AgBrI(沃化物6モル)ホスト粒
子乳剤1Aに0.10モルのAgNO3及び0.006モルのKI
を同時に加えて40℃におけるpAgを7.2に調節し
た。次いで1.0mlの0.8モルNaCl溶液を添加した。
この乳剤を1.8ミリモル/Ag1モルの色素C、ア
ンヒドロ−9−エチル−5,5′ジフエニル−3,
3′−ビス(3−スルホブチル)オキサカルボシア
ニンヒドロキシド、トリエチルアミノ塩で分光増
感し、そして40℃で30分間にわたつて保持した。
次いで、1.25モル%のAgClを平板状粒子ホスト
乳剤中に、40℃におけるpAgを7.5で保持しなが
ら0.54モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を
2分間をかけてダブルジエツト添加することによ
つて、沈澱させた。 乳剤9B ホスト粒子のコーナー上におけるAgClのAu増感
選択的エピタキシヤル成長 乳剤9Bを、前記乳剤9Aと同一の手法に従つて
調製した。但し、この乳剤の場合、NaCl及び
AgNO3試薬の添加開始後15秒、1.0mgの
KAuCl4/Ag1モルを添加した。 乳剤9C ホスト粒子のコーナー上におけるAgClの硫黄増
感選択的エピタキシヤル成長 乳剤9Cを、前記乳剤9Aと同一の手法に従つて
調製した。但し、この乳剤の場合、NaCl及び
AgNO3試薬の添加開始後15秒、1.0mgの
Na2S2O3・5H2O/Ag1モルを添加した。さらに
また、沈澱の生成が完了した後、乳剤を60℃で10
分間にわたつて加熱した。 乳剤9D ホスト粒子のコーナー上におけるAgClのセレン
(Se)増感選択的エピタキシヤル成長 乳剤9Dを、前記乳剤9Aと同一の手法に従つて
調製した。但し、この乳剤の場合、NaCl及び
AgNO3試薬の添加開始後、15秒、0.17mgの亜セ
レン酸ナトリウム(Na2SeO3)/Ag1モルを添加
した。 乳剤9A及び9Bを三酢酸セルロースフイルム支
持体上に銀1.15g/m2及びゼラチン3.5g/m2の塗
覆量で塗布した。さらに、平板状AgBrIホスト粒
子乳剤1Aを1.87mg/Ag1モルの色素Cで分光増感
し、そして上記のようにして塗布した。さらに、
平板状粒子AgBrIホスト乳剤を先ず5mg
KAuCl4/Ag1モル+5mgNa2S2O3・5H2O/Ag1
モルで60℃で10分間にわたつて化学増感し、そし
て次に1.87mg/Ag1モルの色素Cで分光増感し、
そして上記のようにして塗布した。これらの塗膜
を濃度0〜4.0の連続ウエツジダブレツトを通し
て600W5500〓タングステン光源に1/10秒間に
わたつて暴露し、そしてN−メチル−p−アミノ
フエノールサルフエート(Metol )−ハイドロ
キノン現像液中で20℃で6分間にわたつて処理し
た。センシトメトリー測定結果から、エピタキシ
ヤル成長AgCl/AgBrI乳剤9A〜9Dは分光増感
AgBrIホスト粒子乳剤(化学増感を伴なう場合と
伴なわない場合と)に較べて顕著に高感度(>
2.0logE)でありかつより高いDnaxをもつことが
判る。下記の第表を参照されたい。 例 10 この例では、分光増感した平板状AgBrI結晶の
コーナーにおけるAgBrのエピタキシヤル成長に
ついて説明する。 乳剤10A 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子のコ
ーナー上におけるAgBrの選択的エピタキシヤル
成長 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト乳剤1A
を1.5ミリモル/Ag1モルの色素Aで分光増感し
た。分光増感引き続いて、乳剤を遠心分離し、そ
して蒸留水中に2度にわたつて懸濁させた。次い
で、0.6モル%のAgBrを40gの分光増感AgBrIホ
スト粒子乳剤(0.04モル)中に、40℃における
pAgを7.5で保持しながら0.2モルのNaBr及び0.2
モルのAgNO3溶液を1.5分間をかけてダブルジエ
ツト添加することによつて、沈澱させた。NaBr
及びAgNO3試薬の添加開始後15秒、1.0mgの
Na2S2O3・5H2O/As1モル及び1.0mgの
KAuCl4/Ag1モルを添加した。エピタキシヤル
成長AgBr/AgBrI乳剤のカーボンレプリカ電子
顕微鏡写真については第14図を参照されたい。 平板状AgBrIホスト粒子乳剤1Aを4.0mgの
KAuCl4/Ag1モル及び5.0mgのNa2S2O3
5H2O/Ag1モルで60℃で10分間にわたつて化学
増感し、そして次に1.5ミリモル/Ag1モルの色
素Aで分光増感した。ホスト粒子乳剤1A及びエ
ピタキシヤル成長AgBr/AgBrI乳剤を前記例2
に記載のようにして塗布し、露光し、そして処理
した。センシトメトリー測定結果から、著しく少
量の化学増感剤を用いて低温度で増感したエピタ
キシヤル成長乳剤10Aは、等Dnio(0.10)の時、増
感したAgBrIホスト粒子乳剤1Aに較べて約
0.80logEだけ高感度であることが判る。
Table: Inhibited development studies Tabular grain AgBrI (6 mol % iodide) emulsion 7A and epitaxially grown AgCl/AgBrl emulsion 7C were deposited on a cellulose ester support with 1.61 g/m 2 of silver and 3.58 g/m 2 of gelatin. It was applied in a covering amount. The resulting emulsion layer was overcoated with a 0.54 g/m 2 gelatin layer. The coating of Emulsion 7A was given a D nax exposure from a 600 W 2850 tungsten light source for 1/10 second and then processed in Developer B below for 50 seconds at 20°C. Also 600W2850 for the coating film of emulsion 7C
D nax exposure was applied from a tungsten light source through a 2.0 neutral density filter for 1/10 second and processed in developer B at 20°C for 60 seconds. Developer B Hydroquinone 0.4g Elon (N-methyl-p-aminophenol sulfate) 0.2g Na 2 SO 3 2.0g KBr 0.5g Sodium metaborate 5.0g Add distilled water Total amount 1.0 PH = 10.0 After development, paint film was immersed in a 0.5% acetic acid stop bath for 30 seconds and then washed with distilled water for 2 minutes. FIG. 3 is a gelatin capsule electron micrograph of partially developed emulsion 7A grains. The location of the developed silver (blackest area) indicates that latent image formation occurred primarily randomly along the edges of the tabular grains. Shown in FIG. 2 are grains of partially developed emulsion 7C. It can be seen from FIG. 2 that most of the latent image formation occurred exclusively near the corners of the tabular grains. Example 8 In this example, tabular grain epitaxial growth
The photographic response of AgCl/AaBrI emulsion,
Spectral sensitization before attachment of AgCl vs. spectral sensitization after attachment of AgCl will be explained. Emulsion 8A Selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains (spectral sensitization was performed prior to silver chloride precipitation) Tabular AgBrI (6 moles iodide) host grain emulsion
The pAg at 40 was adjusted to 7.2 by simultaneously adding 0.10M AgNO 3 and 0.006M KI solution to 1A.
1.0 ml of 0.74 molar NaCl solution was added. This emulsion was spectrally sensitized with 1.5 mmol/1 mol of Ag dye A,
It was then held at 40°C for 30 minutes. The emulsion was then centrifuged and resuspended twice in 1.85 x 10 -2 molar NaCl solution.
Then, 1.25 mol% AgCl was added to the tabular host emulsion at a concentration of 0.54 while keeping the pAg at 40°C at 7.5.
By double-jet addition of 0.50 molar NaCl and 0.50 molar AgNO 3 solutions over 2 minutes,
precipitated. 15 seconds after starting the addition of the NaCl and AgNO 3 reagents, 0.5 mg of Na 2 S 2 O 3 .5H 2 O/1 mole of Ag and 0.5 mg of KAuCl 4 /1 mole of Ag were added. Emulsion 8B Random epitaxial growth of AgCl on major faces of host grains (spectral sensitization was performed after silver chloride precipitation) Emulsion 8B was prepared according to the same procedure as Emulsion 8A above. However, for this emulsion, the AgCl deposition was followed by spectral sensitization with Dye A at 1.5 mmol/Ag1 mole. The electron micrograph of emulsion 8A, which was spectrally sensitized prior to the addition of AgCl, shows that AgCl is exclusively tabular.
It was found that it was deposited near the corners of the AgBrI crystal. However, for emulsion 8B (AgCl deposition followed by spectral sensitization),
It was found that AgCl was deposited randomly on the main crystal faces. Emulsions 8A and 8B were coated on a cellulose triacetate support at a coverage of 1.60 g/m 2 silver and 3.58 g/m 2 gelatin and exposed and processed in a time development system similar to that described in Example 2 above. did. From the results of sensitometry measurements, it was found that at equal D nio (0.10), emulsion 8A had a higher sensitivity by 0.70 logE than emulsion 8B. Example 9 This example describes the photographic response of a tabular AgCl/AgBrI emulsion with spectral sensitization performed before addition of AgCl. Emulsion 9A Selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains 40 g tabular AgBrI (6 moles iodide) host grain Emulsion 1A with 0.10 moles AgNO 3 and 0.006 moles KI
was added at the same time to adjust the pAg at 40°C to 7.2. Then 1.0 ml of 0.8 molar NaCl solution was added.
This emulsion was mixed with 1.8 mmol/Ag1 mole of dye C, anhydro-9-ethyl-5,5'diphenyl-3,
Spectrally sensitized with 3'-bis(3-sulfobutyl)oxacarbocyanine hydroxide, triethylamino salt and held at 40°C for 30 minutes.
1.25 mol% AgCl was then added into the tabular grain host emulsion by double-jet addition of 0.54 mol NaCl and 0.50 mol AgNO 3 solution over 2 minutes while maintaining the pAg at 40°C at 7.5. , precipitated. Emulsion 9B Au-sensitized selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains Emulsion 9B was prepared following the same procedure as Emulsion 9A above. However, in the case of this emulsion, NaCl and
15 seconds after start of addition of AgNO3 reagent, 1.0 mg
1 mole of KAuCl 4 /Ag was added. Emulsion 9C Sulfur-sensitized selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains Emulsion 9C was prepared following the same procedure as Emulsion 9A above. However, in the case of this emulsion, NaCl and
15 seconds after start of addition of AgNO3 reagent, 1.0 mg
1 mole of Na2S2O3.5H2O / Ag was added. Furthermore, after the formation of the precipitate was completed, the emulsion was heated at 60°C for 10
Heated for minutes. Emulsion 9D Selenium (Se) Sensitized Selective Epitaxial Growth of AgCl on the Corners of Host Grains Emulsion 9D was prepared following the same procedure as Emulsion 9A above. However, in the case of this emulsion, NaCl and
15 seconds after the start of the addition of the AgNO 3 reagent, 0.17 mg of sodium selenite (Na 2 SeO 3 )/1 mole of Ag was added. Emulsions 9A and 9B were coated on a cellulose triacetate film support at a coverage of 1.15 g/m 2 silver and 3.5 g/m 2 gelatin. Additionally, tabular AgBrI host grain emulsion 1A was spectrally sensitized with 1.87 mg/Ag mole of Dye C and coated as described above. moreover,
First, 5 mg of tabular grain AgBrI host emulsion was added.
KAuCl 4 /Ag1 mol + 5mgNa 2 S 2 O 3・5H 2 O /Ag1
chemically sensitized for 10 minutes at 60° C. and then spectrally sensitized with Dye C at 1.87 mg/Ag mole;
It was then applied as described above. These coatings were exposed to a 600W 5500〓 tungsten light source for 1/10 of a second through a continuous wedge doublet with a density of 0 to 4.0 and then exposed to a 600W 5500〓 tungsten light source for 1/10 second in a N-methyl-p-aminophenol sulfate (Metol)-hydroquinone developer. The mixture was treated at 20°C for 6 minutes. From the sensitometric measurement results, epitaxially grown AgCl/AgBrI emulsions 9A to 9D are spectrally sensitized.
Significantly higher sensitivity (>
2.0logE) and higher D nax . Please refer to the table below. Example 10 This example describes the epitaxial growth of AgBr at the corners of a spectrally sensitized tabular AgBrI crystal. Emulsion 10A Selective epitaxial growth of AgBr on the corners of tabular AgBrI (6 mol% iodide) host grains Tabular AgBrI (6 mol% iodide) host emulsion 1A
was spectrally sensitized with 1.5 mmol/mol of Ag of dye A. Spectral sensitization Subsequently, the emulsion was centrifuged and suspended twice in distilled water. Then, 0.6 mol% AgBr was added into 40 g of spectrally sensitized AgBrI host grain emulsion (0.04 mol) at 40°C.
0.2M NaBr and 0.2 while keeping pAg at 7.5
Precipitation was carried out by double-jet addition of molar AgNO 3 solution over 1.5 minutes. NaBr
and 1.0 mg 15 seconds after the start of addition of AgNO3 reagent.
Na2S2O35H2O / As1mol and 1.0mg
1 mole of KAuCl 4 /Ag was added. See Figure 14 for a carbon replica electron micrograph of the epitaxially grown AgBr/AgBrI emulsion. 4.0 mg of tabular AgBrI host grain emulsion 1A
KAuCl 4 /Ag 1 mol and 5.0 mg Na 2 S 2 O 3 .
Chemical sensitization was carried out with 5H 2 O/1 mole Ag for 10 minutes at 60° C. and then spectrally sensitized with 1.5 mmol/1 mole Ag of dye A. Host grain emulsion 1A and epitaxially grown AgBr/AgBrI emulsion were prepared in Example 2 above.
It was coated, exposed and processed as described in . The sensitometric measurements show that epitaxially grown emulsion 10A, sensitized at low temperatures with significantly lower amounts of chemical sensitizers, exhibits higher sensitization than sensitized AgBrI host grain emulsion 1A at equal D nio (0.10). about
It can be seen that the sensitivity is high by 0.80logE.

【表】 粒子

1A AgBrホスト (1.87) KAuCl(
5)+ 64 0.68 0.10 0.77
粒子 NASO
5HO(5)
[Table] Particles

1A AgBr host (1.87) KAuCl 4 (
5)+64 0.68 0.10 0.77
Particle NA 2 S 2 O 3
5H 2 O(5)

【表】 例 11 この例では、超増感色素結合体で増感した平板
状AgBr粒子乳剤上でのAgClのエピタキシヤル成
長について説明する。 乳剤11A この乳剤を前記例2の平板状AgBrホスト粒子
乳剤2Aと同様にして調製した。得られた乳剤の
平均粒子直径は3.9μm、そして平均粒子厚さは
0.09μmであつた。0.3マイクロメートル未満の厚
さ及び最低0.6マイクロメートルの直径を有する
粒子は43:1の平均アスペクト比を示し、そして
臭化銀粒子の全投映面積の90%を占有した。 乳剤11B 色素結合体で分光増感した乳剤のホスト粒子コー
ナー上におけるAgCl/AgBrの選択的エピタキシ
ヤル成長 40gの平板状AgBrホスト粒子乳剤11A(0.04モ
ル)に0.1モルのAgNO3溶液を加えて40℃におけ
るpAgを7.2に調節した。次いで、1.0mlの0.61モ
ルNaCl溶液を添加した。この乳剤を1.5ミリモ
ル/Ag1モルの色素Bで分光増感した。 1.25モル%のAgClをホスト平板状粒子乳剤中
に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.54モ
ルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を2分間を
かけてダブルジエツト添加することによつて、沈
澱させた。 センシトメトリー測定結果 塗膜1: 平板状AgBrホスト粒子乳剤11Aを1.5ミリモ
ル/Ag1モルの色素B及び0.15ミリモル/Ag1モ
ルの色素D,2−(p−ジフエニルアミノスチリ
ル)ベンゾチアゾールで分光増感し、そして次に
ポリエステルを支持体上に銀1.73g/m2及びゼラ
チン3.58g/m2の被覆量で塗布した。この乳剤層
に0.54g/m2のゼラチンをオーバーコートした。 塗膜2: 平板状AgBrホスト粒子乳剤11Aを1.5mg
KAuCl4/Ag1モル+1.5mgNa2S2O3・5H2O/
Ag1モルで65℃で10分間にわたつて化学増感し
た。次いで、この乳剤を前記塗膜1に関して記載
のようにして分光増感し、そして塗布した。 塗膜3: 平板状粒子エピタキシヤル成長AgCl/AgBr乳
剤11Bを色素Bで分光増感したものを、塩化銀の
沈着に引き続いて、0.15ミリモル/Ag1モルの色
素Dでさらに増感し、そして次に前記塗膜1に関
して記載のようにして塗布した。 得られた塗膜を前記例2に記載のようにして露
光し、そして時間現像系で処理した。得られたセ
ンシトメトリー測定結果を示すと、下記の第表
に記載の通りである。
Table Example 11 This example describes the epitaxial growth of AgCl on a tabular AgBr grain emulsion sensitized with a supersensitizing dye conjugate. Emulsion 11A This emulsion was prepared in the same manner as tabular AgBr host grain emulsion 2A of Example 2 above. The average grain diameter of the obtained emulsion was 3.9 μm, and the average grain thickness was
It was 0.09 μm. Particles with a thickness of less than 0.3 micrometer and a diameter of at least 0.6 micrometer exhibited an average aspect ratio of 43:1 and occupied 90% of the total projected area of the silver bromide grains. Emulsion 11B Selective epitaxial growth of AgCl/AgBr on host grain corners of emulsion spectrally sensitized with dye conjugates 40 g of tabular AgBr host grain emulsion 11A (0.04 mol) was added with 0.1 mol of AgNO 3 solution to 40 The pAg at °C was adjusted to 7.2. Then 1.0 ml of 0.61 molar NaCl solution was added. This emulsion was spectrally sensitized with Dye B at 1.5 mmol/mol of Ag. 1.25 mol % AgCl was precipitated into the host tabular grain emulsion by double jet addition of 0.54 mol NaCl and 0.50 mol AgNO 3 solution over 2 minutes while maintaining the pAg at 7.5 at 40°C. I let it happen. Sensitometric measurement results Coating film 1: Tabular AgBr host grain emulsion 11A was spectrally enhanced with 1.5 mmol/Ag1 mole of dye B and 0.15 mmol/Ag1 mole of dye D, 2-(p-diphenylaminostyryl)benzothiazole. The polyester was then coated onto the support at a coverage of 1.73 g/m 2 silver and 3.58 g/m 2 gelatin. This emulsion layer was overcoated with 0.54 g/m 2 of gelatin. Coating film 2: 1.5 mg of tabular AgBr host grain emulsion 11A
KAuCl 4 /Ag1 mol + 1.5mgNa 2 S 2 O 3・5H 2 O /
Chemical sensitization was performed with 1 mole of Ag at 65°C for 10 minutes. This emulsion was then spectrally sensitized and coated as described for Coating 1 above. Coating 3: Tabular grain epitaxially grown AgCl/AgBr emulsion 11B spectrally sensitized with Dye B, followed by silver chloride deposition, further sensitized with Dye D at 0.15 mmol/Ag mole, and then The coating was applied as described for Coating 1 above. The resulting coating was exposed as described in Example 2 above and processed in a time development system. The obtained sensitometric measurement results are shown in the table below.

【表】 粒子
3 AgCl/AgBr Dya B(1.5)+ D(0.15)
… 386 0.20
上記から判るように、AgBrの付着に先がけて
分光増感したエピタキシヤル成長AgCl/AgBr乳
剤11Bは分光増感したホスト粒子乳剤11Aに較べ
て131 log感度単位だけ高感度であつた。さらに
加えて、この乳剤11Bは化学増感し、そして次に
物理増感したホスト粒子乳剤11Aに較べて63log
感度単位だけ高感度であつた。 例 12 この例では、平板状粒子AgBrI乳剤に微粒子
AgCl乳剤を添加することによつて調製したエピ
タキシヤル成長AgCl/AgBrI乳剤について説明
する。 乳剤12A 微粒子AgCl乳剤 3.4×10-3モルのNaClを含有する3.3%ゼラチン
溶液3.0に、それを撹拌しながらかつダブルジ
エツト法により、pAg=6.9で0.4分間をかけて4.0
モル塩化ナトリウム溶液及び4.0モル硝酸銀溶液
を添加した。0.24モルのAgCl乳剤が得られた。 乳剤12B 2.5モル%のAgClを含有するエピタキシヤル成長
AgCl/AgBrI乳剤 30gの平板状粒子AgBrI(沃化物6モル%)乳
剤1Aを1.1ミリモル/Ag1モルの色素1で分光増
感し、そして40℃で15分間にわたつて保持した。
次いで、上記のようにして調製した10gのAgCl乳
剤12A(1×10-3モル)を平板状粒子AgBrI乳剤
1A(0.04モル)に添加し、そして40℃で30分間に
わたつて撹拌した。 電子顕微鏡写真から、AgClは選択的エピタキ
シヤル成長の結果として平板状AgBrI結晶のコー
ナーのところに付着せしめられたということが判
る。第15図に電子顕微鏡写真が示してあるので
参照されたい。 例 13 この例では、十分な量の沃化物を平板状臭沃化
銀ホスト粒子中に存在させた場合には、吸着せし
められた局部支配物質が不存在であつても、それ
らのホスト粒子のコーナー上でAgClを選択的に
エピタキシヤル成長せしめ得るということについ
て説明する。 乳剤13A 平板状AgBrI(沃化物12モル%)ホスト粒子ダ
ブルジエツト沈澱法により調製したこの乳剤は、
3.6μm弐平均粒子直径、そして0.09μmの平均粒子
厚さを有していた。0.3マイタロメートル未満の
厚さ及び最低0.6マイクロメートルの直径を有す
る粒子は40:1の平均アスペクト比をもち、そし
て存在する粒子全体の全投映面積の85%以上を占
有した。かかる粒子には、ダブルジエツト沈澱生
成過程において均一に導入されたところの12モル
%沃化物が含まれた。この乳剤を0.6ミリモル/
Ag1モルの色素Aで分光増感した。 乳剤13B 乳剤13Bを前記乳剤13Aと同一の手法に従つて
調製した。但し、この乳剤の場合、分光増感に先
がけた乳剤の化学増感を実施した。この化学増感
は、3.4mgのNa2S2O3・5H2O/Ag1モル及び1.7mg
のKAuCl/Ag1モルを用いて、65℃で10分間に
わたつて実施した。 乳剤13C 選択的エピタキシヤルコーナー成長後の分光増感 平板状粒子AgBrI(沃化物12モル%)乳剤13A
に0.1モルのAgNO3及び0.012モルのKI溶液を同
時添加することによつて40℃におけるpAgを7.2
に調節した。この乳剤を遠心分離し、そして1.85
×10-2モルのNaCl溶液中に再懸濁させた。2.5モ
ル%のAgClを40gの平板状ホスト粒子乳剤(0.04
モル)中に、40℃におけるpAgを7.5で保持しな
がら0.55モルのNaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を
4分間をかけてダブルジエツト添加することによ
つて、沈澱させた。この乳剤を、次いで、Ag1モ
ル当り0.6ミリモルの色素Aで分光増感した。 AgClの添加後に分光増感した乳剤13Cの場合、
そのAgClの大部分が専ら平板状AgBrI結晶のコ
ーナーのところに付着せしめられていた。第16
図は、乳剤13Cのカーボンレプリカ電子顕微鏡写
真である。 乳剤13A,13B及び13Cを前記例2記載のよう
にして塗布し、露光し、そして時間現像系で処理
した。センシトメトリー測定結果を下記の第表
に記載する。
[Table] Particles
3 AgCl/AgBr Dya B(1.5)+ D(0.15)
…386 0.20
As can be seen from the above, epitaxially grown AgCl/AgBr emulsion 11B, spectrally sensitized prior to AgBr deposition, was 131 log sensitivity units more sensitive than spectrally sensitized host grain emulsion 11A. In addition, this emulsion 11B has a 63 log
Only the sensitivity unit was highly sensitive. Example 12 In this example, a tabular grain AgBrI emulsion contains fine grains.
An epitaxially grown AgCl/AgBrI emulsion prepared by adding an AgCl emulsion will be described. Emulsion 12A Fine grain AgCl emulsion A 3.3% gelatin solution containing 3.4 x 10 -3 moles of NaCl was added to a 3.0% gelatin solution with stirring and by the double jet method for 0.4 minutes at pAg = 6.9.
A molar sodium chloride solution and a 4.0 molar silver nitrate solution were added. A 0.24 molar AgCl emulsion was obtained. Emulsion 12B Epitaxial growth containing 2.5 mol% AgCl
AgCl/AgBrI Emulsion 30 g of tabular grain AgBrI (6 mole % iodide) Emulsion 1A was spectrally sensitized with 1.1 mmol/Ag mole Dye 1 and held at 40°C for 15 minutes.
Next, 10 g of AgCl emulsion 12A (1 x 10 -3 mol) prepared as described above was added to the tabular grain AgBrI emulsion.
1A (0.04 mol) and stirred at 40°C for 30 minutes. Electron micrographs show that AgCl was deposited at the corners of the tabular AgBrI crystals as a result of selective epitaxial growth. Please refer to FIG. 15, which shows an electron micrograph. Example 13 In this example, when a sufficient amount of iodide is present in the tabular silver bromoiodide host grains, even in the absence of an adsorbed locally dominant substance, those host grains The fact that AgCl can be epitaxially grown selectively on corners will be explained. Emulsion 13A This emulsion was prepared by double-jet precipitation with tabular AgBrI (12 mole % iodide) host grains.
It had an average particle diameter of 3.6 μm, and an average particle thickness of 0.09 μm. Particles with a thickness of less than 0.3 mitarometers and a diameter of at least 0.6 micrometers had an average aspect ratio of 40:1 and occupied more than 85% of the total projected area of all particles present. The particles contained 12 mole percent iodide, which had been uniformly introduced during the double jet precipitation process. This emulsion is 0.6 mmol/
Spectral sensitization was performed with Dye A containing 1 mole of Ag. Emulsion 13B Emulsion 13B was prepared according to the same procedure as Emulsion 13A. However, in the case of this emulsion, chemical sensitization of the emulsion was performed prior to spectral sensitization. This chemical sensitization consisted of 3.4 mg of Na 2 S 2 O 3 5H 2 O/mol of Ag and 1.7 mg of
of KAuCl/Ag for 10 minutes at 65°C. Emulsion 13C Spectral sensitization after selective epitaxial corner growth Tabular grain AgBrI (12 mol% iodide) Emulsion 13A
pAg at 40 °C to 7.2 by simultaneous addition of 0.1 M AgNO 3 and 0.012 M KI solution to
It was adjusted to This emulsion was centrifuged and 1.85
Resuspended in ×10 −2 molar NaCl solution. 2.5 mol% AgCl was added to 40 g of a tabular host grain emulsion (0.04
mol) by double-jet addition of 0.55 molar NaCl and 0.5 molar AgNO 3 solution over 4 minutes while maintaining the pAg at 7.5 at 40°C. This emulsion was then spectrally sensitized with 0.6 mmol of dye A per mole of Ag. For emulsion 13C spectrally sensitized after addition of AgCl,
Most of the AgCl was deposited exclusively at the corners of the tabular AgBrI crystals. 16th
The figure is a carbon replica electron micrograph of Emulsion 13C. Emulsions 13A, 13B and 13C were coated, exposed and processed in a time development system as described in Example 2 above. The sensitometric measurement results are listed in the table below.

【表】 子乳剤
[Table] Child emulsion

【表】 例 14 この例では、分光増感した平板状粒子AgBrI乳
剤上におけるAgClのエピタキシヤル成長をコー
ナー部位全体より少なく限定し得るということを
説明する。 乳剤14A ホスト粒子のコーナー上におけるAgClの選択的
エピタキシヤル成長 乳剤14Aを前記例1に記載のAgBrホスト粒子
乳剤1Aと同様にして調製した。沈殿生成後、こ
の乳剤2.0モルのAgNO3及び0.12モルのKIを同時
に添加することによつて40℃におけるpAgを7.2
に調節した。次いで、塩化ナトリウムを添加して
乳剤中の塩化物イオンを1.8×10-2モル/とし
た。この乳剤を1.5ミリモル/Ag1モルの色素A
で分光増感し、そして40℃で30分間にわつて保持
した。次いで、1.2モル%のAgClを9.5のホスト
乳剤(3.9モル)中に、40℃におけるpAgを7.2で
保持しながら2.19モルのNaCl及び2.0モルの
AgNO3溶液を4分間をかけてダブルジエツト添
加することによつて、沈殿させた。 乳剤14Aの電子顕微鏡写真から、分光増感した
平板状粒子AgBrI(沃化物6モル%)乳剤上にお
けるAgClの成長は一般にそれぞれの六方晶系平
板状結晶について6個以下のコーナー部位に限定
されたということが判明した。第17図には、こ
の代表的な電子顕微鏡写真が示されている。 例 15 この例では、平板状臭沃化銀ホスト粒子のうち
沃化物含有量が低いその中央環状部位における
AgClの選択的エピタキシヤル成長について説明
する。 乳剤15A AgBrの中央帯域をもつた平板状AgBrI(沃化
物12モル%)ホスト粒子 0.12モルの臭化カリウムを含有する1.5%ゼラ
チン溶液6.0に、それを55℃で撹拌しながらか
つダブルジエツト法により、0.12モルのKIを含有
する1.12モルKBr溶液及び1.0モルのAgNO3溶液
をpBr=0.92で1分間のうちに添加した(硝酸銀
の合計使用量の0.6%を消費)。次いで、7分間の
うちに70℃まで温度を上げた。次いで、一定の
pBrを維持しながら、0.24モルのKIを含有する2.0
モルのKBr溶液及び2.0モルのAgNO3溶液を同時
に、加速された流量(開始から終了まで2.75×)
で、17.6分間にわつて添加した(硝酸銀の使用量
の29.2%を消費)。温度を55℃まで下げた。0.92
のpBrを保持する間、2.0モルのKBr溶液及び2.0
モルのAgNO3溶液を2.5分間にわたつて添加した
(硝酸銀の合計使用量の11.7%を消費)。次いで、
0.24モルのKIを含有する2.0モルのKBr溶液及び
2.0モルのAgNO3溶液を同時に、55℃において
0.92のpBrを保持しながら、12.5分間にわたつて
添加した(硝酸銀の合計使用量の58.5%を消費)。
合計して約3.4モルの銀塩を使用した。この乳剤
を35℃まで冷却し、米国特許第2614929号に記載
の凝固法により洗浄し、そして40℃で測定して
pAg=8.4で保存した。得られた平板状粒子
AgBrI(沃化物12モル%)は、その平板状粒子の
平均粒子直径が1.8μm、そして平均粒子厚さが
0.13μmであつた。0.3マイクロメートル未満の厚
さ及び最低0.6マイクロメトルの直径を有する粒
子は、その平均アスペクト比が13.8:1であり、
そして、粒子の全投映面積の80%を占有した。 乳剤15B ホスト粒子の環状部位におけるAgClの選択的エ
ピタキシヤル成長 上記のようにして調製した40gの平板状AgBrI
(沃化物12モル%)ホスト粒子乳剤15A(0.04モ
ル)に0.1モルのAgNO3溶液を加えて40℃におけ
るそのpAgを7.2に調節した。次いで、1.0mlの
0.74モルNaCl溶液を添加した。次いで、5モル
%のAgClを平板状ホスト粒子乳剤に、40℃にお
けるpAgを7.5で保持しながら1.04モルのNaCl及
び1.0モルのAgNO3溶液を1分間かけてダブルジ
エツト添加することによつて、沈殿させた。 乳剤15C ホスト粒子の環状領域に含まれる少数部位におけ
るAgClの選択的エピタキシヤル成長 乳剤15Cを前記乳剤15Bと同様にして調製した。
但し、この乳剤の場合、40℃におけるpAgを7.5
で保持している詰に0.55モルのNaCl及び0.5モル
のAgNO3試薬を7.8分間にわたつて添加した。 エピタキシヤル成長AgCl/AgBrI乳剤15Bの
カーボンレプリカ電子顕微鏡写真が第18図に示さ
れている。平板状AgBrI結晶の沈殿生成過程で
AgBrの同心的内部六角形(三角形)環状体が形
成され、また、かかるAgBrI結晶上にAgClが選
択的に付着せしめられた。ここで、エピタキシヤ
ル成長によるAgClの付着は不連続結晶としての
AgBr環状体上で発生し得、また、沃化物12モル
%の平板状結晶は分光増感されなかつたというこ
とを特記することができる。乳剤15Cの場合にも
同様な結果が観察された。但し、この乳剤の場
合、エピタキシヤル成長による塩化銀の付着速度
が遅くなればなるほどエピタキシヤル成長に係る
粒子の数が減少し、よつて、個々の成長の度合は
より大となつた。 例 16 この例では、平板状AgBrI粒子の周辺AgBr領
域におけるAgClのエピタキシヤル成長について
説明する。 乳剤16A 周辺AgBr領域(全体の16.6モル%)をもつた平
板状AgBrI(沃化物12モル%)ホスト粒子 0.12モルの臭化カリウムを含有する1.5%セラ
チン溶液6.0に、それを55℃で撹拌しながらか
つダブルジエツト法により、0.12モルのKIを含有
する1.12モルのKBr溶液及び1.0モルのAgNO3
液をpBr=0.92で1分間のうちに添加した(硝酸
銀の合計使用量の0.5%を消費)。次いで、7分間
のうちに70℃まで温度を上げた。次いで、一定の
pBrを維持しながら、0.24モルのKIを含有する2.0
モルのKBr溶液及び2.0モルのAgNO3溶液を同時
に、加速された流量(開始から終了まで4.0×)
で、30分間にわたつて添加した((硝酸銀の合計
使用量の82.9%を消費)。温度を55℃まで下げた。
0.92のpBrを保持する間、2.0モルのKBr溶液及び
2.0モルのAgNO3溶液を3.75分間にわたつて添加
した(硝酸銀の合計使用量の16.6%を消費)。合
計して約3.6モルの銀塩を使用した。乳剤を35℃
まで冷却し、米国特許第2614929号に記載の凝固
法により洗浄し、そして35℃で測定してpAg=
8.4で保存した。得られた平板状粒子AgBrI(沃化
物12モル%)乳剤は、その平板状粒子の平均粒子
直径が2.2μm、そして平均厚さが0.09μmであつ
た。0.3マイクロメートル未満の厚さ及び最低0.6
マイクロメートルの直径を有する粒子は、その平
均アスペクト比が24:1であり、そして粒子の全
投映面積の80%を占有した。 乳剤16B 周辺部におけるAgClのエピタキシヤル成長 平板状AgBrI(沃化物12モル%)ホスト粒子乳
剤16Aをその容積の2.5倍量の蒸留水中に分散さ
せ、遠心分離し、そして次に蒸留水中に再懸濁さ
せた。最終銀含有量はAg1モル(乳剤1Kg当り)
であつた。次いで、2.5モル%のAgClを0.04モル
のホスト乳剤16A上に沈殿させた。これを行なう
ため、40℃におけるpAgを6.75で保持する間に
0.25モルのNaCl及び0.25モルのAgNO3溶液を0.8
分間をかけてダブルジエツト添加した。次いで、
この乳剤を1.0ミリモル/Ag1モルの色素Aで分
光増感した。 乳剤16の電子顕微鏡写真から、AgClは分光増
感せざるAgBrI(沃化物12モル%)ホスト粒子乳
剤のエツジにそつてエピタキシヤル成長により付
着せしめられたということが明らかとなつた。
AgBrIホスト結晶の周辺領域ではAgClの選択的
成長が行なわれた。第19図には、この代表的な
電子顕微鏡写真が示されている。 乳剤16C 乳剤16Aの増感 乳剤16Aの一部に3.0mg/Ag1モルの
Na2S2O35H2O及び1.5mg/Ag1モルのKAuCl4
添加した。この混合物を10分間に65℃まで加熱
し、40℃まで冷却し、そして最後に1.0ミリモ
ル/As1モルの色素Aを添加した。 乳剤16B及び16Cを三酢酸セルロース支持体上
に銀1.61g/m2及びゼラチン3.58g/m2の被覆量で
塗布し、そして前記例2に記載のものと同様な時
間現像系で露光及び処理した。センシトメトリー
測定結果から、等Dnio(0.15)の時、乳剤16Bは乳
剤16Cに較べて0.16logEでけ感度が大であるとい
うことが明らかとなつた。なお、乳剤16Bを化学
増感剤であるNa2S2O3又はKAuCl4のどちらでも
処理しなかつたということに留意されたい。 例 17 この例では、平板状粒子AgBrI乳剤のAgBrコ
ア上におけるAgClの選択的付着について説明す
る。AgCl成長物をイリジウムで内部的に増感し
た。この乳剤の場合、AgClの添加に先がけて分
光増感を行なわなかつた。 乳剤17A 中心AgBr領域をもつた平板状AgBrI粒子 この乳剤をダブルジエツト沈殿法により調製し
た。この乳剤は、中心のAgBr領域(粒子全体の
6.7モル%)と、この領域を横方向に取り囲んだ
環状AgBrI(沃化物12モル%)領域とからなつて
いた。この乳剤は、平均粒子直径が1.9μm、そし
て平均粒子厚さが0.08μmであつた。0.3マイクロ
メートル未満の厚さ及び最低0.6マイクロメート
ルの直径を有する粒子は24:1の平均アスペクト
比を呈し、また、粒子の全投映面積の80%を占有
した。 乳剤17B この乳剤を、前記乳剤17Aの一部を0.6ミリモ
ル/Ag1モルの色素Aで分光増感することによつ
て調製した。 乳剤17C ホスト粒子の中心領域上におけるAgClの選択的
エピタキシヤル成長 前記乳剤17Aの一部を蒸留水中に分散させ、遠
心分離し、そして次に1.85×10-2モルのNaCl溶
液中に再懸濁させた。次いで、10モル%のAgCl
を40gの平板状ホスト粒子乳剤(0.04モル)中に、
40℃におけるpAgを7.5で保持しながら0.55モルの
NaCl及び0.5モルのAgNO3溶液を17.6分間をかけ
てダブルジエツト添加することによつて、沈殿さ
せた。次いで、この乳剤を0.6ミリモル/Ag1モ
ルの色素Aで分光増感した。 乳剤17D 乳剤17Dを前記乳剤17Cと同様にして調製した。
但し、この乳剤の場合、NaCl及びAgNO3試薬の
添加を開始してから15秒後にイリジウム増感剤を
乳剤に添加した。 乳剤17B,17C及び17Dをポリエステル支持体
上に銀1.61g/m2及びゼラチン3.58g/m2の被覆量
で塗布した。0.54g/m2のゼラチン層を乳剤層上
にオーバーコートした。得られた塗膜を濃度0〜
6.0のステツプタブレツトを通して600W2850〓タ
ングステン光源に1/10秒間にわたつて暴露し
た。これらの塗膜をN−メチル−p−アミノフエ
ノールサルフエート(Elon )−アスコルピン酸
現像液(A)又は10g/の亜硫酸ナトリウムを含有
するN−メチル−p−アミノフエノールサルフエ
ート(Elon )−アスコルピン酸現像液(B)中で20
℃で6分間にわたつて処理した。亜硫酸ナトリウ
ムの添加を通じて表面及び内部の両現像を実施可
能となつた。従つて、現像液Bは、この技術分野
において用いられている如く「内部」現像液であ
つた(「全(トータル)」現像液とも呼ばれてい
る)。現像された銀のパーセンテージ(%)をX
線蛍光によつて測定した。次いで、現像された銀
のパーセンテージ対露光量の曲線を作成した。結
果を下記の第表に報告する。
EXAMPLE 14 This example illustrates that epitaxial growth of AgCl on a spectrally sensitized tabular grain AgBrI emulsion can be confined to less than the entire corner region. Emulsion 14A Selective epitaxial growth of AgCl on the corners of host grains Emulsion 14A was prepared similarly to AgBr host grain emulsion 1A described in Example 1 above. After precipitation, the pAg at 40°C was reduced to 7.2 by simultaneously adding 2.0 mol of AgNO 3 and 0.12 mol of KI to this emulsion.
It was adjusted to Next, sodium chloride was added to adjust the concentration of chloride ions in the emulsion to 1.8×10 −2 mol/. This emulsion was mixed with 1.5 mmol/Ag1 mol of dye A.
and held at 40°C for 30 minutes. Then 1.2 mol % AgCl was added into the host emulsion (3.9 mol) of 9.5 mol 2.19 mol NaCl and 2.0 mol NaCl while maintaining the pAg at 40°C at 7.2.
Precipitation was achieved by double jet addition of AgNO 3 solution over 4 minutes. Electron micrographs of emulsion 14A show that AgCl growth on the spectrally sensitized tabular grain AgBrI (6 mol % iodide) emulsion was generally confined to six or fewer corner sites for each hexagonal tabular crystal. It turned out that. FIG. 17 shows a representative electron micrograph of this. Example 15 In this example, the central annular region of a tabular silver bromoiodide host grain with low iodide content is
Selective epitaxial growth of AgCl will be explained. Emulsion 15A Tabular AgBrI (12 mol % iodide) host grains with a central zone of AgBr were added to a 1.5% gelatin solution containing 0.12 mol of potassium bromide at 55°C with stirring and by the double jet method. A 1.12 molar KBr solution containing 0.12 molar KI and a 1.0 molar AgNO 3 solution at pBr = 0.92 were added in 1 minute (consuming 0.6% of the total silver nitrate usage). The temperature was then raised to 70°C within 7 minutes. Then a constant
2.0 containing 0.24 mol KI while maintaining pBr
molar KBr solution and 2.0 molar AgNO3 solution simultaneously at accelerated flow rate (2.75× from start to finish)
and was added over a period of 17.6 minutes (consuming 29.2% of the amount of silver nitrate used). The temperature was lowered to 55°C. 0.92
2.0 M KBr solution and 2.0 M while keeping pBr of
Molar AgNO 3 solution was added over 2.5 minutes (consuming 11.7% of the total silver nitrate usage). Then,
2.0 molar KBr solution containing 0.24 molar KI and
2.0M AgNO3 solution simultaneously at 55℃
It was added over a period of 12.5 minutes (consuming 58.5% of the total amount of silver nitrate used) while maintaining a pBr of 0.92.
In total, about 3.4 moles of silver salt were used. The emulsion was cooled to 35°C, washed by the coagulation method described in U.S. Pat. No. 2,614,929, and measured at 40°C.
Stored at pAg=8.4. Obtained tabular grains
AgBrI (12 mol% iodide) has an average tabular grain diameter of 1.8 μm and an average grain thickness of
It was 0.13 μm. Particles having a thickness of less than 0.3 micrometers and a diameter of at least 0.6 micrometers have an average aspect ratio of 13.8:1;
And it occupied 80% of the total projected area of the particles. Emulsion 15B Selective epitaxial growth of AgCl on the annular sites of host grains 40 g of tabular AgBrI prepared as above
(12 mol % iodide) Host grain emulsion 15A (0.04 mol) was adjusted to have a pAg of 7.2 at 40°C by adding 0.1 mol AgNO 3 solution. Then 1.0ml
A 0.74 molar NaCl solution was added. 5 mol % AgCl was then precipitated to the tabular host grain emulsion by double jet addition of 1.04 M NaCl and 1.0 M AgNO 3 solution over 1 minute while maintaining the pAg at 7.5 at 40°C. I let it happen. Emulsion 15C Selective epitaxial growth of AgCl on a few sites contained in the annular region of the host grain Emulsion 15C was prepared in the same manner as Emulsion 15B.
However, in the case of this emulsion, the pAg at 40°C is 7.5.
0.55M NaCl and 0.5M AgNO 3 reagent were added to the buffer held at 7.8 minutes. A carbon replica electron micrograph of epitaxially grown AgCl/AgBrI emulsion 15B is shown in FIG. In the precipitation process of tabular AgBrI crystals
Concentric internal hexagonal (triangular) rings of AgBr were formed and AgCl was selectively deposited onto such AgBrI crystals. Here, the adhesion of AgCl by epitaxial growth forms a discontinuous crystal.
It may be noted that the 12 mole % iodide tabular crystals were not spectrally sensitized. Similar results were observed for emulsion 15C. However, in the case of this emulsion, the slower the deposition rate of silver chloride by epitaxial growth, the fewer the number of epitaxially grown grains, and therefore the greater the degree of individual growth. Example 16 This example describes the epitaxial growth of AgCl in the peripheral AgBr region of a tabular AgBrI grain. Emulsion 16A Tabular AgBrI (12 mol % iodide) host grains with peripheral AgBr areas (16.6 mol % of total) were stirred into a 1.5% Seratin solution containing 0.12 mol potassium bromide 6.0 at 55°C. However, in a double jet method, a 1.12 molar KBr solution containing 0.12 molar KI and a 1.0 molar AgNO 3 solution were added at pBr=0.92 within 1 minute (consuming 0.5% of the total amount of silver nitrate used). The temperature was then raised to 70°C within 7 minutes. Then a constant
2.0 containing 0.24 mol KI while maintaining pBr
molar KBr solution and 2.0 molar AgNO3 solution simultaneously at accelerated flow rates (4.0× from start to finish)
(consuming 82.9% of the total amount of silver nitrate used) over a period of 30 minutes.The temperature was lowered to 55°C.
2.0 molar KBr solution and while maintaining a pBr of 0.92.
A 2.0M AgNO3 solution was added over 3.75 minutes (consuming 16.6% of the total silver nitrate usage). In total, about 3.6 moles of silver salt were used. Emulsion at 35℃
pAg=
Saved in 8.4. The resulting tabular grain AgBrI (12 mole % iodide) emulsion had an average tabular grain diameter of 2.2 μm and an average thickness of 0.09 μm. Thickness less than 0.3 micrometers and minimum 0.6
The particles with a micrometer diameter had an average aspect ratio of 24:1 and occupied 80% of the total projected area of the particles. Epitaxial Growth of AgCl in the Periphery of Emulsion 16B Tabular AgBrI (12 mol % iodide) host grain Emulsion 16A was dispersed in 2.5 times its volume of distilled water, centrifuged, and then resuspended in distilled water. Made it muddy. Final silver content is 1 mol of Ag (per 1 kg of emulsion)
It was hot. 2.5 mole % AgCl was then precipitated onto 0.04 mole host emulsion 16A. To do this, while keeping the pAg at 6.75 at 40°C,
0.8 mol of 0.25 mol NaCl and 0.25 mol AgNO3 solution
A double jet addition was made over a period of minutes. Then,
This emulsion was spectrally sensitized with Dye A at 1.0 mmol/1 mole of Ag. Electron micrographs of Emulsion 16 revealed that the AgCl was deposited by epitaxial growth along the edges of the spectrally unsensitized AgBrI (12 mole % iodide) host grain emulsion.
Selective growth of AgCl occurred in the peripheral region of the AgBrI host crystal. FIG. 19 shows a representative electron micrograph of this. Emulsion 16C Sensitization of Emulsion 16A A portion of Emulsion 16A contains 3.0 mg/1 mole of Ag.
Na 2 S 2 O 3 5H 2 O and 1.5 mg/Ag mole KAuCl 4 were added. The mixture was heated to 65°C for 10 minutes, cooled to 40°C and finally 1.0 mmol/mol As of Dye A was added. Emulsions 16B and 16C were coated on a cellulose triacetate support at a coverage of 1.61 g/m 2 silver and 3.58 g/m 2 gelatin and exposed and processed in a development system for a time similar to that described in Example 2 above. did. The sensitometric measurement results revealed that at equal D nio (0.15), emulsion 16B has a higher sensitivity than emulsion 16C by 0.16 logE. Note that emulsion 16B was not treated with either the chemical sensitizers Na 2 S 2 O 3 or KAuCl 4 . Example 17 This example describes the selective deposition of AgCl on the AgBr core of a tabular grain AgBrI emulsion. AgCl growth was internally sensitized with iridium. For this emulsion, no spectral sensitization was performed prior to the addition of AgCl. Emulsion 17A Tabular AgBrI grains with central AgBr region This emulsion was prepared by double jet precipitation. This emulsion has a central AgBr region (overall grain
6.7 mol %) and a cyclic AgBrI (12 mol % iodide) region laterally surrounding this region. This emulsion had an average grain diameter of 1.9 μm and an average grain thickness of 0.08 μm. Particles with a thickness of less than 0.3 micrometers and a diameter of at least 0.6 micrometers exhibited an average aspect ratio of 24:1 and occupied 80% of the total projected area of the particles. Emulsion 17B This emulsion was prepared by spectrally sensitizing a portion of Emulsion 17A above with 0.6 mmol/mol Ag of Dye A. Emulsion 17C Selective epitaxial growth of AgCl on the central region of host grains A portion of the emulsion 17A was dispersed in distilled water, centrifuged, and then resuspended in a 1.85 x 10 -2 molar NaCl solution. I let it happen. Then 10 mol% AgCl
in 40 g of tabular host grain emulsion (0.04 mol),
0.55 mol while keeping the pAg at 7.5 at 40 °C.
Precipitation was achieved by double jet addition of NaCl and 0.5M AgNO 3 solution over 17.6 minutes. This emulsion was then spectrally sensitized with 0.6 mmol/mol of Ag of Dye A. Emulsion 17D Emulsion 17D was prepared in the same manner as Emulsion 17C.
However, for this emulsion, the iridium sensitizer was added to the emulsion 15 seconds after starting the addition of the NaCl and AgNO 3 reagents. Emulsions 17B, 17C and 17D were coated on a polyester support at a coverage of 1.61 g/m 2 silver and 3.58 g/m 2 gelatin. A gelatin layer of 0.54 g/m 2 was overcoated on the emulsion layer. The concentration of the obtained coating film is 0~
A 600 W 2850 Tungsten light source was exposed for 1/10 second through a 6.0 step tablet. These coatings were developed using N-methyl-p-aminophenolsulfate (Elon)-ascorbic acid developer (A) or N-methyl-p-aminophenolsulfate (Elon)-ascorpine containing 10 g/ml of sodium sulfite. 20 in acid developer (B)
℃ for 6 minutes. Through the addition of sodium sulfite, both surface and internal development became possible. Thus, developer B was an "internal" developer (also referred to as a "total" developer) as used in the art. The percentage (%) of developed silver is
Measured by line fluorescence. A curve of percentage of silver developed versus light exposure was then constructed. The results are reported in the table below.

【表】 AgClの付着過程でイリジウムをドープした乳
剤17Dを(表面プラス)内部現像した時に最高の
相対感度が得られた。乳剤17Dは、それを表面の
みの現像液中で処理した場合、低感度であつた。 イリジウムを含ませなかつた乳剤17B及び17C
のどちらにおいても比較可能な結果を得ることが
できなかつた。これらのデータは、イリジウムを
内部化学増感剤としてエピタキシヤル成長AgCl
相内に混入することを説明している。 さらに、乳剤17B及び17Dの塗膜を濃度0〜0.6
のステツプタブレツトを通して600W2850〓タン
グステン光源に1/2秒間にわたつて暴露し、そ
して米国特許第3826654号に記載されるタイプの
全(表面プラス内部)現像液中で20℃で1分間に
わたつて処理した。もう1組の塗膜に露光を施
し、そして、全現像液中で処理する前、二クロム
酸カリウム漂白浴(1.3×10-2モルのK2Cr2O7
4.7×10-2モルのH2SO4)中に20℃で10分間にわ
たつて浸漬した。
[Table] The highest relative sensitivity was obtained when emulsion 17D doped with iridium during the AgCl deposition process was internally developed (surface plus). Emulsion 17D had low sensitivity when it was processed in surface-only developer. Emulsions 17B and 17C without iridium
It was not possible to obtain comparable results in either case. These data support epitaxially grown AgCl with iridium as internal chemical sensitizer.
It explains that it mixes into the phase. Furthermore, coating films of emulsions 17B and 17D were coated with a density of 0 to 0.6.
exposure to a 600W2850〓 tungsten light source for 1/2 second through a step tablet and for 1 minute at 20°C in a total (surface plus internal) developer of the type described in U.S. Pat. No. 3,826,654. Processed. Another set of coatings was exposed and processed in a potassium dichromate bleach bath (1.3 x 10 -2 moles K 2 Cr 2 O 7 ,
4.7×10 −2 mol of H 2 SO 4 ) at 20° C. for 10 minutes.

【表】 第表に示されているように、乳剤17Dは対照
乳剤17Bに較べて1.05logE高感度であつた。対照
乳剤17Bの塗膜を漂白したところ、潜像の大部分
が除去された。ところが、乳剤17Dの塗膜を漂白
したところ、潜像の大きな損失が発生しなかつ
た。このことは、潜像の漂白性が非常に乏しいと
いうこと(エピタキシヤル成長AgCl相の表面下
に潜像があるため)を示すものであつた。 第20図は、乳剤17Cの電子顕微鏡写真であつ
て、平板状AgBrI粒子の中心AgBr領域上におけ
るAgClのエピタキシヤル成長を示している。第
21図は、乳剤17Cの2次的電子顕微鏡写真であ
つて、AgClエピタキシーが中心部に位置するこ
ととをさらに示している。 例 18 この例では、臭沃化銀乳剤の平板状粒子上にお
ける、AgSCNのコントロールされた局部エピタ
キシヤル成長について説明する。 乳剤18A AgSCNの、エツジにおける選択的エピタキシヤ
ル成長 前記例1に記載の40gの平板状AgBrI(沃化物
6モル%)ホスト粒子乳剤1A(0.04モル)に0.1モ
ルのAgNO3及び0.006モルのKIを同時に添加する
ことによつてその40℃におけるpAgを7.2に調節
した。次いで、1.0mlの0.13モルNaSCN溶液を添
加した。次いで、5モル%のAgSCNをホスト乳
剤中に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら
0.25モルのNaSCN及び0.25モルのAgNO3溶液を
16分間かけてダブルジエツト添加することによつ
て、沈澱させた。 乳剤18B AgCNの、コーナーにおける選択的エピタキシヤ
ル成長 乳剤18Bを前記乳剤18Aと同様にして調製し
た。但し、この乳剤の場合、NaSCN及びAgN3
のダブルジエツト添加に先がけて乳剤を1.1ミリ
モル/Ag1モルの色素Aで分光増感した。 前記乳剤18A及び18Bの電子顕微鏡写真から、
可溶性銀塩及びチオシアネート塩の添加に先がけ
て分光増感しなかつた乳剤18Aは平板状AgBrI粒
子のエツジのところでチオシアン酸銀のエピタキ
シヤル成長に基づく選択的付着を生じたというこ
とが判る。第22図は、乳剤18Aの典型的な電子
顕微鏡写真である。乳剤18B(これには、エピタ
キシーの形成前に分光増感を施した)もチオシア
ン酸銀の付着を生じ、また、その大部分は専ら平
板状ホスト粒子のコーナーの部分にあつた。第2
3図は、この典型的な電子顕微鏡写真を示したも
のである。 例 19 この例では、コーナーの選択的AgSCNエピタ
キシーを有する平板状粒子AgBrI乳剤をさらに化
学増感することについて説明する。 乳剤19A 化学増感した、コーナーにおける選択的エピタキ
シヤル成長AgSCN成長部 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子乳
剤1Aに0.1モルのAgNO3及び0.006モルのKI溶液
を同時に加えて40℃におけるpAgを7.2に調節し
た。この乳剤を遠心分離し、そして蒸留水中に再
懸濁させた。40gの乳剤(0.04モル)に1.0mlの
0.13モルNaSCN溶液を添加した。次いで、この
乳剤を1.1ミリモル/Ag1モルの色素Aで分光増
感した。次いで、2.5モル%のAgSCNをホスト乳
剤中に、40℃におけるpAgを7.5で保持しながら
0.25モルのNaSCN及び0.25モルのAgNO3溶液を
8.1分間をかけてダブルジエツト添加することに
よつて沈殿させた。この乳剤をさらに1.0mgの
Na2S2O3・5H2O/Ag1モル及び1.0mgのKAuCl/
Ag1モル(NaSCN及びAgNO3試薬の添加を開始
したあと1分間後に添加)によつて化学増感し
た。 上記のようにして調製した乳剤19Aを前記例2
に記載のような時間現像系で塗布し、露光し、そ
して処理した。平板状AgBrIホスト粒子乳剤1A
を7.5mgのNa2S2O3・5H2O/Ag1モル及び2.5mgの
KAuCl4/Ag1モルを用いて65℃で10分間にわた
つて化学増感し、1.10ミリモル/Ag1モル色素A
で分光増感し、そして次に前記乳剤Aに記載のよ
うに塗布及び試験した。センシトメトリー測定結
果から、等Dnioレベル(0.10)の時、エピタキシ
ヤル成長AgSCN/AgBrI乳剤は平板状AgBrIホ
スト粒子乳剤に較べて0.34logE感度単位だけ高感
度であつたということが判る。 例 20 この例では、平板状粒子AgCl乳剤上における
AgSCNのエピタキシヤル成長について説明す
る。 対照乳剤20A 平板状AgClホスト粒子 0.35重量%のアデニンを含有しかつCaCl2が0.5
モル及びNaBrが1.25×10-2モルである0.625重量
%の合成重合体、ポリ(3−チアペンチルメタク
リレート)−コ−アクリル酸−コ−2−メタクリ
ロイルオキシエチル−1−スルホン酸、ナトリウ
ム塩(1:2:7)、溶液(55℃でPH=2.6)2.0
に、これを撹拌しながらかつダブルジエツト法
より、2.0モルのCaCl2溶液及び2.0モルのAgNO3
溶液を1分間にわたつて添加した(硝酸銀の合計
使用量の0.08%を消費)。次いで、上記した塩化
物及び硝酸銀の溶液を同時に、コントロールされ
たpClでかつ加速された流量(開始から終了まで
2.3X)で、15分間にわたつて注加した(硝酸銀
の合計使用量の28.8%を消費)。次いで、上記し
た塩化物及び硝酸銀の溶液をさらに26.4分間にわ
たつて注加した(硝酸銀の合計使用量の71.1%を
消費)。沈殿生成ほぼ最初の3分の1の間に0.2モ
ルのNaOH溶液(30.0ml)を徐々にして55℃にお
けるPHを2.6で保持した。全量で約2.6モルの硝酸
銀を使用した。この乳剤を室温まで冷却し、1×
10-3モルのHNO3中に分散させ、沈降させ、そし
てデカンテーシヨンした。固体相を3重量%のゼ
ラチン溶液中に再懸濁させ、そしてNaCl溶液の
添加により40℃におけるpAgを7.5に調節した。
得られた平板状粒子AgCl乳剤は、平均粒子直径
が4.3μm、そして平均厚さが0.28μmであつた。
0.3マイクロメートル未満の厚さ及び最低0.6マイ
クロメートルの直径を有する粒子は15:1の平均
アスペクト比を有し、また、粒子の全投映面積の
80%を占有した。 乳剤20B AgSCNの、エツジにおける選択的エピタキシヤ
ル成長 上記のようにして調製した平板状AgClホスト
粒子乳剤20A(0.04モル)40gに0.5モルのNaSCN
及び0.5モルのAgNO3溶液をダブルジエツト添加
法により7.8分間にわたつて添加することによつ
て5モル%のAgSCNを該乳剤中に沈殿ささせ
た。 乳剤20Bの電子顕微鏡写真から、AgSCNの大
部分は専ら平板状AgCl結晶のエツジのところに
付着せしめられたということが明らかとなつた。
第24図は、この乳剤の典型的な電子顕微鏡写真
である。平板状AgCl結晶には{110}及び{111}
の両エツジが含まれていた。但し、AgSCHの場
合、これら両タイプのエツジ部位における選択を
伴なわないで付着せしめられた。 例 21 この例では、分光増感した平板状粒子AgBr乳
剤上におけるAgBrのコントロールされた局部付
着について説明する。追加のAgBrは主としてコ
ーナー上に付着せしめられ、また、エツジにそつ
た若干の成長があつた。 乳剤21A AgBrホスト粒子上におけるAgBrのコントロー
ルされた局部成長 前記例4に記載の平板状AgBrホスト粒子乳剤
4A(0.04モル)40gに0.1モルのAgNO3溶液を加え
てその40℃におけるpAgを7.2に調節した。この
乳剤を2.4ミリモル/Ag1モルの色素E、アンヒ
ドロ−5,5′,6,6′−テトラクロロ−1,1′−
ジエチル−3,3′−ビス(3−スルホブチル)ベ
ンズイミダゾロカルボシアニンヒドロキシドトリ
エチルアミンで分光増感し、そして40℃で5分間
にわたつて保持した。次いで、6.25モル%の
AgBrをこの平板状ホスト粒子乳剤中に、40℃に
おけるpAgを7.2で保持しながら0.2モルのNaBr
及び0.2モルのAgNO3溶液を15.7分間をかけてダ
ブルジエツト添加することによつて、沈殿させ
た。 第25図は、この乳剤のカーボンレプリカ電子
顕微鏡写真を示したものである。平板状粒子のエ
ツジにそつて臭化銀の若干の付着があつたことが
うかがえる。但し、付加量の臭化銀の付着は主と
して平板状粒子のコーナーのところに制限された
ものと判断される。電子顕微鏡写真で見て、平板
状粒子の主要面上にかぶさつている小さな粒子は
それらの下方の粒子から独立している。 例 22 この例では、分光増感したAgBrI乳剤上におけ
るAgBrIのコントロールされた局部付着について
説明する。付加のAgBrIを付着時に化学増感し、
そしてホスト粒子のコーナーのところで選択的に
付着させた。 乳剤22A 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子 平板状AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子乳
剤1Aを4mgのNa2S2O3・5H2O/Ag1モル+4mg
のKAuCl4/Ag1モルを用いて60℃で10分間にわ
たつて化学増感し、そして次に1.2ミルモル/
Ag1モルの色素Aで分光増感した。 乳剤22B AgBrIの、コーナーにおける選択的成長 AgBrI(沃化物6モル%)ホスト粒子乳剤22A
を1.2ミリモル/Ag1モルの色素Aで分光増感し、
遠心分離し、そして蒸留水中に再懸濁させた。次
いで、6モル%の沃化物を含有する2.5モル%の
AgBrIを上記乳剤40g(0.04モル)上に、40℃にお
けるpAgを7.5で保持しながら0.188モルのKBr及
び0.012モルのKIを含有する溶液と0.2モル
AgNO3の溶液とを9.9分間にわたつてダブルジエ
ツト添加することによつて、沈殿させた。沈殿の
開始から15秒後、1.0mgのNa2S2O3・5H2O/Ag1
モル及び1.0mgのKAuCl4/Ag1モルを添加した。
沈殿が完結した後、得られた乳剤を60℃で10分間
にわたつて加熱した。 乳剤22Bの電子顕微鏡写真から、AgBrは
AgBrIホスト粒子乳剤のコーナーのところに付着
せしめられたということが明らかになつた。第2
6図は、典型的な電子顕微鏡写真を示したもので
ある。 乳剤22A及び22Bを三酢酸セルロース支持体上
に銀1.61g/m2及びゼラチン3.58g/m2の被覆量で
塗布し、そして前記例2に記載のものと同様な時
間現像系で露光及び処理した。センシトメトリー
の測定結果から、等Dnio(0.2)の時、乳剤22Bは
乳剤22Aに較べて0.62logEだけ高感度であつたと
いうことが明らかになつた。 例 23 この例では、平均アスペクト比が8:1よりも
大である平板状粒子をもつたハロゲン化銀乳剤に
ついて説明する。これらの平板状粒子は、主とし
てそれらのコーナー及びエツジのところにおいて
付着せしめられた2.44モル%の塩化銀を有してい
る。 乳剤23A 平均アスペクト比が8.1:1である平板状粒子
AgBrIホスト A 平板状粒子AgBrコア乳剤の調製 0.142モルの臭化カリウムを含有するよく撹
拌した骨ゼラチン(1.5重量%)水溶液6.0に
1.15モルの臭化カリウム溶液及び1.0モルの硝
酸銀溶液をダブルジエツト添加法により一定の
流量で2分間にわたつて添加した。この添加に
際して、コントロールされたpBr=0.85を適用
した(銀の合計使用量の1.75%を消費)。30秒
間の保持の後、この乳剤に2.0モル硝酸銀溶液
を一定の流量で7.33分間にわつて添加すること
によつてその65℃にけるpBrを1.22に調節した
(銀の合計使用量の6.42%を消費)。次いで、コ
ントロールされたpBr(65℃で)のもと、2.29
モルの臭化カリウム溶液及び2.0モルの硝酸ナ
トリウム溶液をダブルジエツト添加法により加
速された流量(開始から終了まで5.6×)で26
分間にわたつて添加した(銀の合計使用量の
37.6%を消費)。次いで、この乳剤に2.0モルの
硝酸銀溶液を一定の流量で6.25分間にわたつて
添加することによりその65℃におけるpBrを〜
2.32に調節した(銀の合計使用量の6.85%を消
費)。2.29モルの臭化カリウム溶液及び2.0モル
の硝酸銀溶液を一定流量を適用したダブルジエ
ツト添加法によりコントロールされたpBr=
2.32(65℃で)のもとで54.1分間にわたつて添
加した(銀の合計使用量の47.4%を消費)。こ
の乳剤を調製するため、全量で約9.13モルの銀
を使用した。沈殿生成後、乳剤を40℃まで冷却
し、1.65のフタル化ゼラチン(15.3重量%)
溶液を添加し、そしてユツツイ及びラツセルの
米国特許第2614929号に記載の凝固法により乳
剤を2度にわたつて洗浄した。次いで、1.55
の骨ゼラチン(13.3重量%)溶液を添加し、そ
して40℃における乳剤のPHを5.5、そしてpAg
を8.3に調節した。 得られた平板状粒子AgBr乳剤は、平均粒子
直径が1.34μm、平均厚さが0.12μm、そして平
均アスペクト比が11.2:1であつた。 B AgBrシエルの付加 1479g(1.5モル)のコア乳剤を含有するよく
撹拌した0.4モル硝酸カリウム水溶液2.5に1.7
モルの臭化カリウム溶液及び1.5モルの硝酸銀
溶液をダブルジエツト添加法により一定の流量
で135分間にわたつて添加した。この添加に際
して、コントロールされたpAg=8.2(65℃で)
を適用した(5.06モルの銀を消費)。沈殿生成
後、乳剤を40℃まで冷却し、1.0のフタル化
ゼラチン(19.0重量%)溶液を添加して、そし
てユツツイ及びラツセルの米国特許第2614929
号に記載の凝固法より乳剤を3度にわたつて洗
浄した。次いで、1.0の骨ゼラチン(14.5重
量%)溶液を添加し、そして40℃における乳剤
のPHを5.5、そしてpAgを8.3に調節した。 得られた平板状粒子AgBr乳剤は、平板状粒
子直径が2.19μm、平均厚さが0.27μm、そして
平均アスペクト比が8.1:1であつた。また、
80%以上の投映面積が平板状粒子によつて与え
られた。 乳剤23B 可溶性沃化物(0.5モル%)局部支配物質 40.0g(0.04モル)のホスト乳剤23Aに、40℃で、
0.04モルの沃化カリウム溶液を一定流量で10分間
にわたつて導入することにより0.5モル%の沃化
物を添加した。この乳剤を遠心分離し、そして全
量が40.0gとなるまで18×10-2モル塩化ナトリウ
ム溶液中に再懸濁させた。次いで、2.4モル%の
AgClをホスト粒子乳剤中に、40℃におけるpAg
を7.5で保持しながら0.55モルのNaCl及び0.50モ
ルのAgNO3溶液を一定流量で3.9分間にわたつて
ダブルジエツト添加することによつて、沈殿させ
た。エピタキシヤル成長AgClの殆んどは、専ら、
平板状粒子のコーナーのところに存在した。 乳剤23C 分光増感局部支配物質 40.0g(0.04モル)の乳剤23Aに0.10モルの
AgNO3溶液を加えてその40℃におけるpAgを7.2
に調節した。次いで、1.0mlの0.61モルNaCl溶液
を添加した。この乳剤を0.84ミリモル/Aglモル
のアンヒドロ−5,5′,6,6′−テトラクロロ−
1,1′−ジエチル−3,3′−ジ(3−スルホブチ
ル)ベンズイミダゾロカルボシアニンヒドロキシ
ドを添加し、そして40℃で16分間にわたつて保持
した。次いで、2.44モル%のAgClをホスト粒子
乳剤中に、40℃におけるpAgを7.5で保持しなが
ら0.55モルのNaCl及び0.50モルのAgNO3溶液を
一定流量で3.9分間にわつてダブルジエツト添加
することによつて、沈殿させた。エピタキシヤル
成長AgClは、AgBr平板状粒子のコーナーのとこ
ろ、そしてエツジにそつて形成された。 乳剤23D(対照) 局部支配物質なし 沃化物及び分光増感色素の両方を存在させない
でエピタキシヤル成長による付着を反復した。
AgClは、ホスト平板状粒子の表面全体にわたつ
てランダムに付着せしめられた。 例 24 この例では、先に引用したマスカスキー
(Maskasky)の文献に開示されているタイプの
高アスペクト比平板状粒子を使用して互い違いの
エツジ部位における銀塩エピタキシーの選択的配
向を達成し得るということについて説明する。こ
のようなホスト平板状粒子によると、12角形の投
映面、すなわち、一組の結晶面〔これは(111)
面であると考えられる〕に存在する6個のエツジ
とこれらと互い違いにある第2組の結晶面〔これ
は(110)結晶面であると考えられる〕に存在す
る6個のエツジとから形成された投映面が与えら
れる。 乳剤24A 12角形の投映面をもつ平板状ホスト粒子 ポリ(3−チオペンチルメタクリレート−コ−
アクリル酸−コ−2−メタクリロイルオキシエチ
ル−1−スルホン酸、ナトリウム塩)(重合体
0.625%、モル比1:2:7)、アデニン(0.021
モル)、臭化ナトリウム(0.0126モル)及び塩化
カルシウム(0.50モル)を含有する3.0の水溶
液を55℃でPH2.6で調製した。塩化カルシウム
(2.0モル)及び硝酸銀(2.0モル)の水溶液を一
定の流量で2分間をかけてダブルジエツト添加法
により添加した(銀の合計使用量の3.98%を消
費)。次いで、上記したハロゲン化物及び銀塩の
溶液をさらに15分間、加速された流量(開始から
終了まで2.3×)を利用して添加した(銀の合計
使用量の49.7%を消費)。次いで、上記したハロ
ゲン化物及び銀塩の溶液を一定の流量で10分間に
わたつて添加(銀の合計使用量の46.4%を消費)。
PH値は、終始〜2.6で保持した。この乳剤を調製
するため、終2.26モルの銀を使用した。得られた
AaClBr(99.6:0.4)乳剤に含まれる平板状粒子
はそれらの投映面が12角形であり、3μmの平均粒
径、0.25μmの平均厚さ12:1のアスペクト比を
有し、また投映面積の85%以上が平板状粒子によ
つて与えられた。 乳剤24B AgClBr乳剤の平板状粒子上におけるAgBrの優
先的付着 2615gの未洗浄の平板状粒子AgClBr乳剤24A
(1.13モル)に臭化ナトリウム水溶液(0.128モ
ル)を一定の流量でシングルジエツト添加法によ
り添加した(55℃で5分間)。約3.0モル%の臭化
物を添加した。平板状ハロゲン化銀粒子の(111)
エツジのところに臭化銀が優先的に付着せしめら
れた。 乳剤24Bを20℃まで冷却し、約14.0の蒸留水
に希釈し、撹拌し、そして放置して沈降させた。
上澄みをデカンテーシヨンし、乳剤を330gの10
%骨ゼラチン水溶液中に再分散させ、そして40℃
においてPH5.5及びpAg7.5に調節した。 乳剤24Bを0.5ミリモル/Ag1モルのアンヒドロ
−5−クロロ−9−エチル−5′−フエニル−3′−
(3−スルホブチル)−3−(3−スルホプロピル)
オキサカルボシアニンヒドロキシド、トリエチル
アミン塩で増感した。次いで、この乳剤を10mg/
Ag1モルのチオ硫酸ナトリウム・5H2O,1600
mg/Ag1モルのチオシアン酸ナトリウム及び5
mg/Ag1モルのテトラクロロ金酸ナトリウムで化
学増感し、そして55℃で5分間にわたつて保持し
た。 乳剤24C AaClBr乳剤の平板状粒子上にランダムに付着せ
しめられたAgBr 乳剤24Aの一部を前記乳剤24Bに記載のものと
同様な手法により洗浄した。次いで、洗浄後の乳
剤を0.5ミリモル/Ag1モルアンヒドロ−5−ク
ロロ−9−エチル−5′−フエニル−3′−(3−ス
ルホブチル)−3−(3−スルホプロピル)オキサ
カルボシアニンヒドロキシド、トリエチルアミン
塩で分光増感した。次いで、この乳剤に、3モル
%(乳剤24A中に存在するハロゲン化物のモル数
を基準とする)の臭化物をそれに与えるのに十分
な量の臭化ナトリウム溶液をす早く添加した。次
いで、この乳剤を前記乳剤24Bに記載の手法に従
い化学増感した。 この乳剤の電子顕微鏡写真から、粒子の表面上
に臭化銀がランダムに付着せしめられたというこ
とが明らかになつた。 乳剤24B及び24Cを三酢酸セルロース支持体上
に銀2.15g/m2及びゼラチン5.38g/m2の被覆量で
塗布した。得られた被膜を0〜4.0の連続濃度ウ
エツジを通して600W5500〓タングステン光源に
1/50秒間にわつて暴露した。これらの塗膜をN
−メチル−p−アミノフエノールサルフエート
(Elon−アスコルビン酸表面現像液中で20℃で
10分間にわたつて処理した。センシトメリーの測
定結果から、{111}ハロゲン化銀エツジ上でエピ
タキシヤル成長せしめられた臭化物を有する乳剤
25Bは対照の乳剤24C(ハロゲン化銀ホスト平板状
粒子上にランダムに付着せしめられた臭化銀を有
する)に較べて約0.25logEだけ高感度であつたと
いうことが明らかになつた。 乳剤24Bの場合には、比較的に低(0.1モル%)
濃度の可溶性沃化物の存在において化学及び分光
増感を行なつた時、追加の写真感度を得ることが
できた。前記乳剤24Bに同様な2種類の追加の乳
剤を調製した。なお、これらの乳剤には、0.6ミ
リモル/Ag1モルの分光増感剤、7.5mg/Ag1モ
ルのチオ硫酸ナトリウム・5H2O、1600mg/Ag1
モルのチオシアン酸ナトリウム及び3.5mg/Ag1
モルのテトラクロロ金酸カリウムを含ませ、ま
た、65℃で5分間の保持時間を使用した。さらに
加えて、これらの2種類の乳剤の一方には、分光
増感前、0.1モル%の沃化ナトリウムを添加した。
これらの乳剤を前記した如く写真感度に関して評
価した。沃化物処理を施した乳剤を含有する塗膜
は、それを沃化物処理を施していない乳剤のそれ
と比較した場合、0.38logEだけ大きい高感度を有
していた。 例 25 この例では、本発明による乳剤はそれらと比較
可能な非平板状ホスト粒子保有乳剤に較べてより
高いカバリングパワー及びより早い定着速度を呈
示し得るということについて説明する。 乳剤25A 非平板状臭化銀ホスト乳剤 この乳剤を常用のダブルジエツト沈殿法により
PH=4.5及びpAg=5.1(79℃)で調製した。沈殿の
生成は、ヨーロツパ特許出願第0019917号(1980
年11月10日公開)に開示されるように、同様にし
て実施した。臭化物対沃化物のモル比は77:23で
あり、これをX線回折によつて決定した。さら
に、沃化物が均一に分布せしめられているという
こともこのX線回折によつて決定された。粒子
は、8面体であつて、1.75ミクロンの平均直径及
び2.5立方ミクロンの平均粒子容積を有していた。 乳剤25B 非平板状乳剤25A上におけるAgClのエピタキシ
ヤル成長 ハロゲン化物の全量を基準にして2.5モル%の
量の塩化銀を次の手法に従い乳剤25Aのホスト8
面体粒子上にエピタキシヤル成長させた:0.075
モルの量の乳剤25Aを反応容器に入れ、そして蒸
留水を加えて最終重量50.0gとした。1.25mlの
0.735モルNaCl溶液を添加した。次いで、この乳
剤に2.5モル%のAgClを、40℃でコントロールさ
れたpAg=7.5のもとにおいて0.55モルNaCl溶液
及び0.5モルAgNO3溶液を一定流量で5.5分間にわ
たつてダブルジエツト添加することによつて、沈
殿させた。主としてホスト粒子のコーナーのとこ
ろでエピタキシヤル成長が行なわれた。 乳剤25C 平板状粒子臭沃化銀ホスト乳剤 平均粒子容積が2.6立方ミクロンであることを
基準にして高アスペクト比平板状粒子臭沃化銀乳
剤を選択した。この乳剤は実質的に乳剤25Aに同
じであつた。X線回折により、臭化物と沃化物モ
ル比が80:20でありかつ沃化物の分布が均一であ
るということが測定された。この乳剤は、平均平
板状粒子直径が4.0ミクロン、平均平板状粒子厚
さが0.21ミクロン、平均アスペクト比が19:1、
そして平均粒子容積が2.6立方ミクロンであつた。
ハロゲン化銀粒子の全投映面積の90%よりも大が
平板状粒子によつて占められていた。 乳剤25D 乳剤25Cの平板状粒子上におけるAgClのエピタ
キシヤル成長 乳剤25Bの調製のところで説明したのと同一の
塩化銀付着工程を使用した。但し、この乳剤の場
合、乳剤25Aの代りに乳剤25Cを最初に反応容器
に収容した。エピタキシヤル成長による付着は、
主として、ホスト平板状粒子のコーナー及びエツ
ジのところにおいて認められた。 対照乳剤25Bをポリエステルフイルム支持体上
に銀2.83g/m2及びゼラチン10g/m2の被覆量で塗
布した。この塗膜を濃度0〜6.0のステツプタブ
レツト(0.30濃度ステツプ)を通して600W3000
〓タングステン光源に1/2秒間にわつて暴露
し、そしてN−メチル−p−アミノフエノールサ
ルフエート(Elon )−ハイドロキノン現像液中
で20℃で20分間にわたつて処理した。乳剤25Dを
銀2.89g/m2及びゼラチン10g/m2の被覆量で塗布
し、そして前記乳剤25Bと同様にして露光及び処
理した。 乳剤25Dは、同様な乳剤粒子容積及び同様な銀
被覆量の時、対照の非平板状乳剤25Bに較べてよ
りすぐれたカバリングパワーを呈示した。乳剤
25Dは、対照乳剤25Bの最小濃度が0.10でありか
つ最大濃度が0.54であるのに比較して、0.16の最
小濃度及び1.25の最大濃度を呈示した。X線蛍光
分析から、対照乳剤塗膜の場合にはDnaxで97.2%
の銀が現像されかつ平板状粒子乳剤塗膜の場合に
は100%の銀が現像されたというこが明らかとな
つた。 乳剤25B及び乳剤25D塗膜の互いに独立した未
処理部分をチオ硫酸ナトリウム定着浴(Kodak
F−5)中で20℃でいろいろな時間について定着
し、そして次に30分間にわたつて洗浄した。塗膜
中に残留せる銀をX線蛍光により分析した。下記
の第XI表に示されるように、平板状粒子エピタキ
シヤル成長乳剤塗膜の定着速度は8面体粒子エピ
タキシヤル成長乳剤塗膜のそれよりも大であつ
た。
[Table] As shown in the table, emulsion 17D had a 1.05 logE higher sensitivity than control emulsion 17B. Bleaching a coating of control emulsion 17B removed most of the latent image. However, when the coating of emulsion 17D was bleached, no significant loss of latent image occurred. This indicated that the latent image had very poor bleaching properties (because the latent image was located below the surface of the epitaxially grown AgCl phase). FIG. 20 is an electron micrograph of emulsion 17C showing the epitaxial growth of AgCl on the central AgBr region of the tabular AgBrI grains. FIG. 21 is a secondary electron micrograph of emulsion 17C further showing that the AgCl epitaxy is centrally located. Example 18 This example describes the controlled localized epitaxial growth of AgSCN on tabular grains of a silver bromoiodide emulsion. Selective epitaxial growth at the edge of Emulsion 18A AgSCN 40 g of tabular AgBrI (6 mol % iodide) host grain emulsion 1A (0.04 mol) as described in Example 1 above with 0.1 mol of AgNO 3 and 0.006 mol of KI Its pAg at 40°C was adjusted to 7.2 by simultaneous addition. Then 1.0 ml of 0.13 molar NaSCN solution was added. Then, 5 mol% AgSCN was added into the host emulsion while maintaining the pAg at 7.5 at 40°C.
0.25 mol NaSCN and 0.25 mol AgNO 3 solution
Precipitation was carried out by double jet addition over 16 minutes. Emulsion 18B Selective Epitaxial Growth of AgCN in the Corners Emulsion 18B was prepared similarly to Emulsion 18A above. However, in the case of this emulsion, NaSCN and AgN 3
The emulsion was spectrally sensitized with 1.1 mmol/mol of Ag of Dye A prior to double jet addition. From the electron micrographs of emulsions 18A and 18B,
It can be seen that emulsion 18A, which was not spectrally sensitized prior to the addition of soluble silver and thiocyanate salts, produced selective deposition based on epitaxial growth of silver thiocyanate at the edges of the tabular AgBrI grains. Figure 22 is a typical electron micrograph of Emulsion 18A. Emulsion 18B (which was spectrally sensitized prior to epitaxy formation) also produced silver thiocyanate deposition, and most of it was exclusively at the corners of the tabular host grains. Second
Figure 3 shows this typical electron micrograph. Example 19 This example describes further chemical sensitization of a tabular grain AgBrI emulsion with selective AgSCN epitaxy at the corners. Emulsion 19A Chemically sensitized, selectively epitaxially grown AgSCN growth in the corners Tabular AgBrI (6 mol% iodide) host grain emulsion 1A with simultaneous addition of 0.1 mol AgNO 3 and 0.006 mol KI solution at 40°C pAg was adjusted to 7.2. The emulsion was centrifuged and resuspended in distilled water. 1.0ml in 40g emulsion (0.04mol)
A 0.13M NaSCN solution was added. The emulsion was then spectrally sensitized with 1.1 mmol/mol of Ag of Dye A. Then, 2.5 mol% AgSCN was added into the host emulsion while keeping the pAg at 40 °C at 7.5.
0.25 mol NaSCN and 0.25 mol AgNO 3 solution
Precipitation was carried out by double jet addition over a period of 8.1 minutes. Add 1.0mg of this emulsion
Na 2 S 2 O 3・5H 2 O/1 mol of Ag and 1.0 mg of KAuCl/
Chemical sensitization was performed with 1 mol of Ag (added 1 minute after starting addition of NaSCN and AgNO 3 reagents). Emulsion 19A prepared as above was used in Example 2.
Coated, exposed and processed with a time development system as described in . Tabular AgBrI host grain emulsion 1A
7.5 mg of Na 2 S 2 O 3 5H 2 O/Ag mol and 2.5 mg of
Chemically sensitized with KAuCl 4 /1 mol of Ag at 65°C for 10 min to give 1.10 mmol/1 mol of Ag dye A.
and then coated and tested as described for Emulsion A above. Sensitometric measurements show that at equal D nio levels (0.10), the epitaxially grown AgSCN/AgBrI emulsion was 0.34 logE sensitivity units more sensitive than the tabular AgBrI host grain emulsion. Example 20 In this example, on a tabular grain AgCl emulsion,
Epitaxial growth of AgSCN will be explained. Control emulsion 20A Tabular AgCl host grains containing 0.35% by weight adenine and 0.5 % CaCl2
0.625% by weight of synthetic polymer, poly(3- thiapentyl methacrylate)-co-acrylic acid-co-2-methacryloyloxyethyl-1-sulfonic acid, sodium salt ( 1:2:7), solution (PH=2.6 at 55℃) 2.0
Next, 2.0 mol of CaCl 2 solution and 2.0 mol of AgNO 3 were added while stirring and using the double jet method.
The solution was added over a period of 1 minute (consuming 0.08% of the total amount of silver nitrate used). The chloride and silver nitrate solutions described above were then added simultaneously at controlled pCl and at accelerated flow rates (from start to finish).
2.3X) over a period of 15 minutes (consuming 28.8% of the total amount of silver nitrate used). The chloride and silver nitrate solution described above was then added over an additional 26.4 minutes (consuming 71.1% of the total amount of silver nitrate used). During approximately the first third of precipitation formation, a 0.2M NaOH solution (30.0ml) was added gradually to maintain the pH at 55°C at 2.6. A total of about 2.6 moles of silver nitrate was used. This emulsion was cooled to room temperature and 1×
Dispersed in 10 −3 molar HNO 3 , precipitated and decanted. The solid phase was resuspended in a 3% by weight gelatin solution and the pAg at 40°C was adjusted to 7.5 by addition of NaCl solution.
The resulting tabular grain AgCl emulsion had an average grain diameter of 4.3 μm and an average thickness of 0.28 μm.
Particles with a thickness of less than 0.3 micrometers and a diameter of at least 0.6 micrometers have an average aspect ratio of 15:1 and also have a
80% occupied. Selective epitaxial growth of Emulsion 20B AgSCN at the edge 0.5 mol of NaSCN in 40 g of tabular AgCl host grain emulsion 20A (0.04 mol) prepared as described above.
5 mole % of AgSCN was precipitated into the emulsion by adding 0.5 molar AgNO 3 solution over 7.8 minutes by double jet addition method. Electron micrographs of emulsion 20B revealed that most of the AgSCN was deposited exclusively at the edges of the tabular AgCl crystals.
Figure 24 is a typical electron micrograph of this emulsion. {110} and {111} for tabular AgCl crystals
Both edges were included. However, in the case of AgSCH, it was deposited without selection at both types of edge sites. Example 21 This example describes controlled local deposition of AgBr on a spectrally sensitized tabular grain AgBr emulsion. Additional AgBr was deposited primarily on the corners, with some growth along the edges. Emulsion 21A Controlled local growth of AgBr on AgBr host grains Tabular AgBr host grain emulsion as described in Example 4 above.
A 0.1 mol AgNO 3 solution was added to 40 g of 4A (0.04 mol) to adjust its pAg at 40°C to 7.2. This emulsion was mixed with 2.4 mmol/Ag1 mole of dye E, anhydro-5,5',6,6'-tetrachloro-1,1'-
Spectrally sensitized with diethyl-3,3'-bis(3-sulfobutyl)benzimidazolocarbocyanine hydroxide triethylamine and held at 40°C for 5 minutes. Then 6.25 mol%
AgBr was added to this tabular host grain emulsion with 0.2 mol of NaBr while keeping the pAg at 40°C at 7.2.
and 0.2M AgNO 3 solution over 15.7 minutes. FIG. 25 shows a carbon replica electron micrograph of this emulsion. It can be seen that some silver bromide was deposited along the edges of the tabular grains. However, it is judged that the adhesion of the additional amount of silver bromide was mainly limited to the corners of the tabular grains. In electron micrographs, the small grains overlying the major faces of tabular grains are independent of the grains below them. Example 22 This example describes controlled local deposition of AgBrI on a spectrally sensitized AgBrI emulsion. Addition of AgBrI is chemically sensitized during attachment,
Then, it was selectively attached to the corners of the host particles. Emulsion 22A Tabular AgBrI (6 mol% iodide) host grain Tabular AgBrI (6 mol% iodide) host grain Emulsion 1A was mixed with 4 mg of Na 2 S 2 O 3 5H 2 O / 1 mol of Ag + 4 mg
of KAuCl 4 /Ag for 10 min at 60°C and then 1.2 mmol/Ag.
Spectral sensitization was performed with Dye A containing 1 mole of Ag. Emulsion 22B Selective growth of AgBrI in the corners AgBrI (6 mol% iodide) host grain emulsion 22A
was spectrally sensitized with 1.2 mmol/Ag1 mol of dye A,
Centrifuged and resuspended in distilled water. Then 2.5 mol% containing 6 mol% iodide
AgBrI was added to 40 g (0.04 mol) of the above emulsion with 0.2 mol of a solution containing 0.188 mol KBr and 0.012 mol KI while maintaining the pAg at 7.5 at 40°C.
Precipitation was performed by double jet addition of a solution of AgNO 3 over 9.9 minutes. 15 seconds after the start of precipitation, 1.0 mg Na 2 S 2 O 3 5H 2 O/Ag1
mol and 1.0 mg KAuCl 4 /Ag mol were added.
After the precipitation was complete, the resulting emulsion was heated at 60°C for 10 minutes. From the electron micrograph of emulsion 22B, AgBr is
It was found that the AgBrI host grains were deposited at the corners of the emulsion. Second
Figure 6 shows a typical electron micrograph. Emulsions 22A and 22B were coated on a cellulose triacetate support at a coverage of 1.61 g/m 2 silver and 3.58 g/m 2 gelatin and exposed and processed in a development system for a time similar to that described in Example 2 above. did. Sensitometric measurements revealed that at equal D nio (0.2), emulsion 22B was more sensitive than emulsion 22A by 0.62 logE. Example 23 This example describes a silver halide emulsion with tabular grains having an average aspect ratio greater than 8:1. These tabular grains have 2.44 mole percent silver chloride deposited primarily at their corners and edges. Emulsion 23A Tabular grains with an average aspect ratio of 8.1:1
AgBrI Host A Preparation of Tabular Grain AgBr Core Emulsion In a well-stirred aqueous bone gelatin (1.5% by weight) solution containing 0.142 moles of potassium bromide,
A 1.15 molar potassium bromide solution and a 1.0 molar silver nitrate solution were added at a constant flow rate over 2 minutes using a double jet addition method. A controlled pBr=0.85 was applied during this addition (consuming 1.75% of the total silver usage). After a 30 second hold, the emulsion's pBr at 65°C was adjusted to 1.22 (6.42% of total silver usage) by adding a 2.0 molar silver nitrate solution at a constant flow rate over 7.33 minutes. ). Then under controlled pBr (at 65°C) 2.29
26 molar potassium bromide solution and 2.0 molar sodium nitrate solution at accelerated flow rates (5.6x from start to finish) by double jet addition method.
added over a period of minutes (total amount of silver used)
(consumed 37.6%). The pBr at 65°C was then reduced to ~ by adding a 2.0 molar silver nitrate solution to the emulsion at a constant flow rate over 6.25 minutes.
Adjusted to 2.32 (consuming 6.85% of total silver usage). pBr = 2.29 molar potassium bromide solution and 2.0 molar silver nitrate solution controlled by double jet addition method applying constant flow rate
2.32 (at 65°C) over 54.1 minutes (consuming 47.4% of total silver usage). A total of about 9.13 moles of silver was used to prepare this emulsion. After precipitation, the emulsion was cooled to 40°C and 1.65 phthalated gelatin (15.3% by weight)
The solution was added and the emulsion was washed twice by the coagulation method described in U.S. Pat. No. 2,614,929 to Yutsui and Ratsel. Then 1.55
bone gelatin (13.3% by weight) solution, and the pH of the emulsion at 40 °C was 5.5, and the pAg
was adjusted to 8.3. The resulting tabular grain AgBr emulsion had an average grain diameter of 1.34 μm, an average thickness of 0.12 μm, and an average aspect ratio of 11.2:1. Addition of B AgBr shell 2.5 to 1.7 in a well-stirred 0.4 molar aqueous potassium nitrate solution containing 1479 g (1.5 mol) of the core emulsion.
A molar potassium bromide solution and a 1.5 molar silver nitrate solution were added at constant flow rates over a period of 135 minutes using the double jet addition method. Upon this addition, the controlled pAg = 8.2 (at 65°C)
(consumed 5.06 moles of silver). After precipitation, the emulsion was cooled to 40°C, a 1.0 phthalated gelatin (19.0% by weight) solution was added, and U.S. Pat.
The emulsion was washed three times using the coagulation method described in the above issue. A 1.0 bone gelatin (14.5% by weight) solution was then added and the pH of the emulsion at 40°C was adjusted to 5.5 and pAg to 8.3. The resulting tabular grain AgBr emulsion had a tabular grain diameter of 2.19 μm, an average thickness of 0.27 μm, and an average aspect ratio of 8.1:1. Also,
More than 80% of the projected area was provided by tabular grains. Emulsion 23B Soluble iodide (0.5 mol %) locally dominant substance 40.0 g (0.04 mol) of host emulsion 23A was added at 40°C.
0.5 mole % iodide was added by introducing a 0.04 mole potassium iodide solution at a constant flow rate over 10 minutes. The emulsion was centrifuged and resuspended in 18 x 10 -2 molar sodium chloride solution to a total volume of 40.0 g. Then 2.4 mol%
AgCl in host grain emulsion, pAg at 40°C
Precipitation was carried out by double jet addition of 0.55 M NaCl and 0.50 M AgNO 3 solution at constant flow rate over 3.9 minutes while holding the pH at 7.5. Most of the epitaxially grown AgCl is exclusively
It was present at the corners of the tabular grains. Emulsion 23C Spectral sensitizing locally controlled substance 40.0g (0.04mol) of Emulsion 23A contains 0.10mol of
Add AgNO3 solution and its pAg at 40 °C is 7.2
It was adjusted to Then 1.0 ml of 0.61 molar NaCl solution was added. This emulsion was mixed with 0.84 mmol/Agl mol of anhydro-5,5',6,6'-tetrachloro-
1,1'-diethyl-3,3'-di(3-sulfobutyl)benzimidazolocarbocyanine hydroxide was added and held at 40°C for 16 minutes. 2.44 mol % AgCl was then added into the host grain emulsion by double jet addition of 0.55 mol NaCl and 0.50 mol AgNO 3 solution at constant flow over 3.9 min while maintaining the pAg at 7.5 at 40°C. and allowed to precipitate. Epitaxially grown AgCl was formed at the corners and along the edges of the AgBr tabular grains. Emulsion 23D (Control) No Local Dominants Deposition by epitaxial growth was repeated in the absence of both iodide and spectral sensitizing dye.
AgCl was deposited randomly over the entire surface of the host tabular grains. Example 24 In this example, selective orientation of silver salt epitaxy at staggered edge sites may be achieved using high aspect ratio tabular grains of the type disclosed in the Maskasky reference cited above. This will be explained. According to such a host tabular grain, a dodecagonal projection plane, i.e., a set of crystal planes [this is (111)
It is formed from 6 edges that exist on the crystal plane [which is considered to be a (110) crystal plane] and 6 edges that exist on a second set of crystal planes that alternate with these [this is considered to be a (110) crystal plane]. A projected surface is given. Emulsion 24A Tabular host grains with dodecagonal projection surface Poly(3-thiopentyl methacrylate co-coated)
Acrylic acid-co-2-methacryloyloxyethyl-1-sulfonic acid, sodium salt) (polymer
0.625%, molar ratio 1:2:7), adenine (0.021
A 3.0 aqueous solution containing sodium bromide (0.0126 mol) and calcium chloride (0.50 mol) was prepared at 55° C. and pH 2.6. An aqueous solution of calcium chloride (2.0 moles) and silver nitrate (2.0 moles) was added at a constant flow rate over a period of 2 minutes using the double jet addition method (consuming 3.98% of the total amount of silver used). The halide and silver salt solutions described above were then added using accelerated flow rates (2.3x from start to finish) for an additional 15 minutes (consuming 49.7% of the total silver usage). The halide and silver salt solution described above was then added at a constant flow rate over 10 minutes (consuming 46.4% of the total amount of silver used).
The PH value was maintained at ~2.6 throughout. A total of 2.26 moles of silver was used to prepare this emulsion. obtained
The tabular grains contained in the AaClBr (99.6:0.4) emulsion have dodecagonal projection surfaces, an average grain size of 3 μm, an average thickness of 0.25 μm, an aspect ratio of 12:1, and Over 85% was contributed by tabular grains. Preferential deposition of AgBr on the tabular grains of Emulsion 24B AgClBr Emulsion 2615 g of unwashed tabular grain AgClBr Emulsion 24A
An aqueous sodium bromide solution (0.128 mol) was added to (1.13 mol) at a constant flow rate by a single jet addition method (at 55°C for 5 minutes). Approximately 3.0 mole percent bromide was added. (111) of tabular silver halide grains
Silver bromide was preferentially deposited on the edges. Emulsion 24B was cooled to 20° C., diluted to about 14.0° C. in distilled water, stirred, and allowed to settle.
Decant the supernatant and add 330 g of the emulsion to 10
% bone gelatin in aqueous solution, and at 40 °C.
The pH was adjusted to 5.5 and pAg to 7.5. Emulsion 24B was mixed with 0.5 mmol/Ag 1 mol of anhydro-5-chloro-9-ethyl-5'-phenyl-3'-
(3-sulfobutyl)-3-(3-sulfopropyl)
Sensitized with oxacarbocyanine hydroxide and triethylamine salt. Next, this emulsion was added to 10mg/
Ag1 mole sodium thiosulfate 5H 2 O, 1600
mg/Agmol sodium thiocyanate and 5
Chemically sensitized with sodium tetrachloroaurate at mg/mol Ag and held at 55°C for 5 minutes. Emulsion 24C A portion of AgBr emulsion 24A randomly deposited on the tabular grains of AaClBr emulsion was washed in a manner similar to that described for emulsion 24B above. Then, the washed emulsion was mixed with 0.5 mmol/Ag1 mol anhydro-5-chloro-9-ethyl-5'-phenyl-3'-(3-sulfobutyl)-3-(3-sulfopropyl)oxacarbocyanine hydroxide, triethylamine. Spectrally sensitized with salt. To this emulsion was then quickly added a sufficient amount of sodium bromide solution to give it 3 mole percent bromide (based on the moles of halide present in Emulsion 24A). This emulsion was then chemically sensitized according to the method described for Emulsion 24B. Electron micrographs of this emulsion revealed that silver bromide was deposited randomly on the surface of the grains. Emulsions 24B and 24C were coated on a cellulose triacetate support at a coverage of 2.15 g/m 2 silver and 5.38 g/m 2 gelatin. The resulting coating was exposed to a 600 W 5500 tungsten light source for 1/50 second through a continuous density wedge from 0 to 4.0. These coatings are N
-Methyl-p-aminophenol sulfate (Elon-ascorbic acid surface developer at 20°C)
The treatment was carried out for 10 minutes. From the sensitomere measurement results, it was found that the emulsion containing bromide was epitaxially grown on a {111} silver halide edge.
25B was found to be approximately 0.25 logE more sensitive than the control emulsion 24C (having silver bromide randomly deposited on the silver halide host tabular grains). In the case of emulsion 24B, relatively low (0.1 mol%)
Additional photographic sensitivity could be obtained when chemical and spectral sensitization was performed in the presence of concentrations of soluble iodide. Two additional emulsions similar to Emulsion 24B were prepared. These emulsions contained 0.6 mmol/Ag1 mol of spectral sensitizer, 7.5 mg/Ag1 mol of sodium thiosulfate/5H 2 O, and 1600 mg/Ag1 spectral sensitizer.
Mol Sodium Thiocyanate and 3.5mg/Ag1
molar of potassium tetrachloroaurate and a hold time of 5 minutes at 65°C was used. In addition, 0.1 mol % of sodium iodide was added to one of these two emulsions before spectral sensitization.
These emulsions were evaluated for photographic speed as described above. The coating containing the iodide treated emulsion had a higher sensitivity by 0.38 logE when it was compared to that of the non-iodide treated emulsion. Example 25 This example illustrates that emulsions according to the present invention can exhibit higher covering power and faster fixing speeds than comparable emulsions containing nontabular host grains. Emulsion 25A Nontabular silver bromide host emulsion This emulsion was prepared by the conventional double jet precipitation method.
Prepared at PH=4.5 and pAg=5.1 (79°C). The formation of precipitates is described in European Patent Application No. 0019917 (1980
It was conducted in the same manner as disclosed in (published on November 10, 2017). The molar ratio of bromide to iodide was 77:23, as determined by X-ray diffraction. Furthermore, it was determined by this X-ray diffraction that the iodide was uniformly distributed. The particles were octahedral with an average diameter of 1.75 microns and an average particle volume of 2.5 cubic microns. Emulsion 25B Epitaxial growth of AgCl on nontabular emulsion 25A Silver chloride in an amount of 2.5 mol %, based on the total amount of halides, was added to host 8 of emulsion 25A according to the following procedure.
Epitaxially grown on hedral grains: 0.075
A molar amount of emulsion 25A was placed in a reaction vessel and distilled water was added to give a final weight of 50.0 g. 1.25ml
A 0.735M NaCl solution was added. 2.5 mol% AgCl was then added to this emulsion by double-jet addition of a 0.55 molar NaCl solution and a 0.5 molar AgNO 3 solution at a constant flow over 5.5 minutes at 40°C and a controlled pAg = 7.5. and allowed to precipitate. Epitaxial growth occurred primarily at the corners of the host grains. Emulsion 25C Tabular Grain Silver Bromoiodide Host Emulsion A high aspect ratio tabular grain silver bromoiodide emulsion was selected based on an average grain volume of 2.6 cubic microns. This emulsion was substantially the same as Emulsion 25A. It was determined by X-ray diffraction that the molar ratio of bromide to iodide was 80:20 and that the iodide distribution was uniform. This emulsion has an average tabular grain diameter of 4.0 microns, an average tabular grain thickness of 0.21 microns, and an average aspect ratio of 19:1.
The average particle volume was 2.6 cubic microns.
More than 90% of the total projected area of the silver halide grains was occupied by tabular grains. Emulsion 25D Epitaxial Growth of AgCl on the Tabular Grains of Emulsion 25C The same silver chloride deposition process as described in the preparation of Emulsion 25B was used. However, in the case of this emulsion, emulsion 25C was first placed in the reaction vessel instead of emulsion 25A. Deposition by epitaxial growth is
It was mainly observed at the corners and edges of the host tabular grains. Control emulsion 25B was coated on a polyester film support at a coverage of 2.83 g/m 2 silver and 10 g/m 2 gelatin. This coating film was passed through a step tablet with a density of 0 to 6.0 (0.30 density step) to 600W3000.
Exposure to a tungsten light source for 1/2 second and processing in N-methyl-p-aminophenol sulfate (Elon)-hydroquinone developer for 20 minutes at 20°C. Emulsion 25D was coated at a coverage of 2.89 g/m 2 silver and 10 g/m 2 gelatin and exposed and processed in the same manner as Emulsion 25B. Emulsion 25D exhibited superior covering power compared to the control nontabular emulsion 25B at similar emulsion grain volumes and similar silver coverage. emulsion
25D exhibited a minimum density of 0.16 and a maximum density of 1.25 compared to the control emulsion 25B's minimum density of 0.10 and maximum density of 0.54. Based on X-ray fluorescence analysis, the control emulsion coating had a D nax of 97.2%.
of silver was developed, and in the case of tabular grain emulsion coatings, 100% of the silver was developed. Separate untreated portions of Emulsion 25B and Emulsion 25D coatings were washed in a sodium thiosulfate fixing bath (Kodak
F-5) at 20° C. for various times and then washed for 30 minutes. Silver remaining in the coating film was analyzed by X-ray fluorescence. As shown in Table XI below, the fixing rate of the tabular grain epitaxially grown emulsion coatings was greater than that of the octahedral grain epitaxially grown emulsion coatings.

【表】 (5) 発明の効果及び利点 本発明の平板状ハロゲン化銀乳剤は、増感部位
が平板状粒子に関連してかつ好ましくは相互に関
連して位置しているので、高められた感度を有し
ている。 本発明は、この技術分野の先行技術を大幅に改
良するものである。本発明の1形態において、化
学増感に関してこの技術分野で認識されている技
法、すなわち、還元、金(貴金属)及び(又は)
硫黄(中間カルコゲン)増感剤、を用いて増感さ
れていない本発明による平板状粒子乳剤でもつて
極めて高い感度を達成することができる。本発明
は、さらに、エピタキシヤル成長により付着せし
められた銀塩の存在に直接帰すところの多数の付
加的な利点を奏することができる。これらの利点
に関して、詳しくは以下に記載する。本発明の乳
剤は、エピタキシヤル成長により付着せしめられ
た塩類を粒子表面上に担持している常用の非平板
状乳剤を上廻る独特な写真レスポンスに係る利点
もまた奏する。 本発明による乳剤、特に大きな平均粒子直径を
有する乳剤を使用することによつて写真像の鮮鋭
度を改良することができる。本発明の乳剤は、ス
ペクトルの青領域の外側に分光増感を行なう場
合、それらの乳剤が分光増感せしめられているス
ペクトルの領域に比較してより大きな感度分離を
スペクトルの青領域において呈示する。本発明に
よる平板状臭化銀及び臭沃化銀ホスト粒子を含有
するマイナス青増感せる乳剤は、マイナス青色光
に対するよりも青色光に対する感度のほうがはる
かに小であり、また、例えば5500〓の昼光のよう
な中性光に暴露する場合、許容し得るマイナス青
露光記録を形成するためにフイルター保護を行な
うことが不必要である。青分光増感剤を使用した
場合、本発明の乳剤が奏する本来の青感度に比較
して非常に大な青感度の増大を達成することがで
きた。 本発明による乳剤はあらゆる写真用途に、例え
ばクロスオーバーをコントロールするために放射
線透過性支持体の両方の主要面上に塗布されてい
るラジオグラフイー要素に使用することができ
る。本発明による乳剤を含有するラジオグラフイ
ー要素を常用の乳剤を含有している同様なラジオ
グラフイー要素と比較すると、本発明による乳剤
の場合には低減せしめられたクロスオーバーを達
成し得るということが判る。場合によつて、本発
明の乳剤を使用すると低下せしめられた銀被覆量
を使用する場合及び(又は)改良された感度−粒
状度関係を具現する場合、比較可能なクロスオー
バー値を達成することができる。 本発明による乳剤はまた画像転写フイルムユニ
ツトにおいて使用することができる。画像転写フ
イルムユニツトは、処理の開始後、短かい経過時
間を伴なつて可視像を形成することができる。よ
り短かい現像時間でもつてより高コントラストの
転写像を具現することができる。さらに、かかる
画像転写フイルムユニツトを使用することによつ
て、改良された鮮鋭度をもつた画像を形成するこ
とが可能である。本発明の乳剤は、銀被覆量の低
下、画像転写フイルムユニツトにおける色素像形
成物質のより有効な使用、より有利な層構成、黄
フイルター材料の省略もしくは縮少、そして一般
に画像の温度依存性の低下を可能にする。
[Table] (5) Effects and Advantages of the Invention The tabular silver halide emulsion of the present invention has enhanced sensitization sites because the sensitization sites are located in relation to the tabular grains and preferably in relation to each other. It has sensitivity. The present invention represents a significant improvement over the prior art in this field. In one form of the invention, art-recognized techniques for chemical sensitization, i.e. reduction, gold (noble metal) and/or
Very high sensitivities can be achieved even with tabular grain emulsions according to the invention that have not been sensitized with sulfur (intermediate chalcogen) sensitizers. The present invention can also provide a number of additional advantages that are directly attributable to the presence of epitaxially deposited silver salts. These advantages are described in detail below. The emulsions of this invention also offer the advantage of unique photographic response over conventional non-tabular emulsions which carry epitaxially deposited salts on the grain surfaces. By using emulsions according to the invention, especially emulsions with large average grain diameters, the sharpness of photographic images can be improved. Emulsions of the invention, when spectrally sensitized outside the blue region of the spectrum, exhibit greater sensitivity separation in the blue region of the spectrum compared to the region of the spectrum to which they are spectrally sensitized. . Negative blue sensitized emulsions containing tabular silver bromide and silver bromoiodide host grains according to the invention are much less sensitive to blue light than to negative blue light, and also have, for example, 5500 When exposed to neutral light such as daylight, filter protection is unnecessary to produce an acceptable negative blue exposure record. When a blue spectral sensitizer was used, a very large increase in blue sensitivity could be achieved compared to the original blue sensitivity exhibited by the emulsions of the present invention. The emulsions according to the invention can be used in any photographic application, for example in radiographic elements coated on both major sides of a radiolucent support to control crossover. Comparing a radiographic element containing an emulsion according to the invention with a similar radiographic element containing a conventional emulsion shows that reduced crossover can be achieved with the emulsion according to the invention. I understand. Achieving comparable crossover values when using reduced silver coverage and/or realizing an improved speed-granularity relationship when using emulsions of the present invention, as the case may be. Can be done. Emulsions according to the invention can also be used in image transfer film units. The image transfer film unit is capable of forming a visible image with a short elapsed time after the start of processing. A transfer image with higher contrast can be realized even with a shorter development time. Furthermore, by using such an image transfer film unit, it is possible to form images with improved sharpness. The emulsions of the present invention provide reduced silver coverage, more efficient use of dye imaging materials in the image transfer film unit, more advantageous layer configurations, elimination or reduction of yellow filter material, and generally reduced temperature dependence of the image. Allow for decline.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は、粒状度と感度の関係を示したグラ
フ、第4図は、光散乱の定量的測定を行なうため
の装置の概念図、そして、第2図、第3図、第5
図、第6図、第7図、第8図、第9図、第10
図、第11a図、第11b図、第12図、第13
図、第14図、第15図、第16図、第17図、
第18図、第19図、第20図、第21図、第2
2図、第23図、第24図、第25図及び第26
図は、それぞれ、乳剤試料の電子顕微鏡写真であ
る。第1図中、1,2,3,4,5,6,7及び
8はそれぞれハロゲン化銀乳剤を指す。
Figure 1 is a graph showing the relationship between granularity and sensitivity, Figure 4 is a conceptual diagram of an apparatus for quantitatively measuring light scattering, and Figures 2, 3, and 5 are graphs showing the relationship between granularity and sensitivity.
Fig. 6, Fig. 7, Fig. 8, Fig. 9, Fig. 10
11a, 11b, 12, 13
Fig. 14, Fig. 15, Fig. 16, Fig. 17,
Figure 18, Figure 19, Figure 20, Figure 21, Figure 2
Figures 2, 23, 24, 25, and 26
Each figure is an electron micrograph of an emulsion sample. In FIG. 1, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 and 8 each indicate a silver halide emulsion.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 分散媒とハロゲン化銀粒子とからなる平板状
粒子ハロゲン化銀乳剤であつて、 前記ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少なくと
も50%が、厚さが0.5マイクロメートル未満、直
径が最低0.6マイクロメートル、そして平均アス
ペクト比が8:1より大である平板状粒子ハロゲ
ン化銀粒子によつて占められており、 前記平板状ハロゲン化銀粒子が対向せる平行
{111}主結晶面を有しており、そして 前記平板状粒子を形成する前記ハロゲン化銀と
組成を異にする銀塩が前記平板状粒子の縁部に配
されていることを特徴とする平板状粒子ハロゲン
化銀乳剤。 2 前記銀塩が前記平板状粒子のかど部に配され
ている、特許請求の範囲第1項に記載の平板状粒
子ハロゲン化銀乳剤。 3 前記平板状粒子が臭化銀又は臭沃化銀からな
り、そして前記銀塩が塩化銀又はチオシアン酸銀
からなる、特許請求の範囲第1項又は第2項に記
載の平板状粒子ハロゲン化銀乳剤。 4 前記銀塩が感度改良剤を含有する、特許請求
の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の平板状
粒子ハロゲン化銀乳剤。 5 前記粒子の全投映面積の少なくとも50%が、
厚さが0.3マイクロメートル未満、直径が最低0.6
マイクロメートル、そして平均アスペクト比が
8:1より大である平板状粒子によつて占められ
ている、特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
又は第4項に記載の平板状粒子ハロゲン化銀乳
剤。 6 分散媒とハロゲン化銀粒子とからなる平板状
粒子ハロゲン化銀乳剤であつて、 前記ハロゲン化銀粒子の全投映面積の少なくと
も50%が、厚さが0.5マイクロメートル未満、直
径が最低0.6マイクロメートル、そして平均アス
ペクト比が8:1より大である平板状ハロゲン化
銀粒子によつて占められており、 前記平板状ハロゲン化銀粒子が対向せる平行
{111}主結晶面を有しており、そして 感度改良剤を含有する銀塩が前記平板状粒子の
縁部に配されていることを特徴とする平板状粒子
ハロゲン化銀乳剤。 7 前記粒子の全投映面積の少なくとも50%が、
厚さ0.3マイクロメートル未満、直径が最低0.6マ
イクロメートル、そして平均アスペクト比が8:
1より大である平板状粒子によつて占められてい
る、特許請求の範囲第6項に記載の平板状粒子ハ
ロゲン化銀乳剤。 8 分散媒と臭沃化粒子とからなる平板状粒子ハ
ロゲン化銀乳剤であつて、 前記臭沃化銀粒子の全投映面積の少なくとも50
%が、厚さが0.5マイクロメートル未満、直径が
最低0.6マイクロメートル、そして平均アスペク
ト比が8:1より大である平板状臭沃化銀粒子に
よつて占められており、 前記平板状臭沃化銀粒子が対向せる平行{111}
主結晶面を有しており、 前記平板状臭沃化銀粒子がその中心領域におい
て5モル%未満の沃化物を、かつ前記中心領域を
取り囲んで横方向に延在せる環状領域において最
低8モル%の沃化物を、含有しており、そして 前記中心領域を形成する前記臭沃化銀と組成を
異にする銀塩が前記平板状粒子の前記中心領域に
より形成される前記の対向せる平行主結晶面の部
分上に配されておりかつその部分に配置が制限さ
れていることを特徴とする平板状粒子ハロゲン化
銀乳剤。 9 前記粒子の全投映面積の少なくとも50%が、
厚さが0.3マイクロメートル未満、直径が最低0.6
マイクロメートル、そして平均アスペクト比が
8:1より大である平板状粒子によつて占められ
ている、特許請求の範囲第8項に記載の平板状粒
子ハロゲン化銀乳剤。
[Scope of Claims] 1. A tabular grain silver halide emulsion comprising a dispersion medium and silver halide grains, wherein at least 50% of the total projected area of the silver halide grains has a thickness of less than 0.5 micrometer. is dominated by tabular grain silver halide grains having a diameter of at least 0.6 micrometers and an average aspect ratio greater than 8:1, said tabular silver halide grains having opposing parallel {111} main grains. A tabular grain halogen having crystal planes, and a silver salt having a composition different from the silver halide forming the tabular grain is arranged at the edge of the tabular grain. Silver emulsion. 2. The tabular grain silver halide emulsion according to claim 1, wherein the silver salt is arranged at the corner of the tabular grain. 3. The halogenated tabular grain according to claim 1 or 2, wherein the tabular grain consists of silver bromide or silver bromoiodide, and the silver salt consists of silver chloride or silver thiocyanate. silver emulsion. 4. The tabular grain silver halide emulsion according to claim 1, 2 or 3, wherein the silver salt contains a sensitivity improver. 5. At least 50% of the total projected area of the particles is
Thickness less than 0.3 micrometer, diameter minimum 0.6
Tabular grains according to claim 1, 2, 3 or 4, dominated by tabular grains of micrometers and having an average aspect ratio greater than 8:1. Grain silver halide emulsion. 6. A tabular grain silver halide emulsion comprising a dispersion medium and silver halide grains, wherein at least 50% of the total projected area of the silver halide grains have a thickness of less than 0.5 micrometer and a diameter of at least 0.6 micrometer. m, and is dominated by tabular silver halide grains having an average aspect ratio of greater than 8:1, and the tabular silver halide grains have opposing parallel {111} principal crystal faces. , and a tabular grain silver halide emulsion, characterized in that a silver salt containing a sensitivity improver is arranged at the edges of the tabular grains. 7. At least 50% of the total projected area of the particles is
Thickness less than 0.3 micrometers, diameter at least 0.6 micrometers, and average aspect ratio 8:
7. A tabular grain silver halide emulsion according to claim 6, which is dominated by tabular grains of greater than 1. 8. A tabular grain silver halide emulsion comprising a dispersion medium and bromoiodide grains, wherein at least 50 of the total projected area of the silver bromoiodide grains
% is dominated by tabular silver bromoiodide grains having a thickness of less than 0.5 micrometers, a diameter of at least 0.6 micrometers, and an average aspect ratio greater than 8:1; Parallel {111} in which silver oxide grains face each other
the tabular silver bromoiodide grains contain less than 5 mol % iodide in their central region and at least 8 mol % iodide in a laterally extending annular region surrounding said central region; % of iodide, and a silver salt having a composition different from the silver bromoiodide forming the central region forms the opposing parallel main grains formed by the central region of the tabular grain. A tabular grain silver halide emulsion characterized in that it is arranged on a portion of a crystal plane and its arrangement is restricted to that portion. 9. At least 50% of the total projected area of the particles is
Thickness less than 0.3 micrometer, diameter minimum 0.6
9. A tabular grain silver halide emulsion according to claim 8, which is dominated by tabular grains of micrometers and having an average aspect ratio greater than 8:1.
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