JPH11354263A - 組込み式誘導加熱式調理器 - Google Patents

組込み式誘導加熱式調理器

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JPH11354263A
JPH11354263A JP15908098A JP15908098A JPH11354263A JP H11354263 A JPH11354263 A JP H11354263A JP 15908098 A JP15908098 A JP 15908098A JP 15908098 A JP15908098 A JP 15908098A JP H11354263 A JPH11354263 A JP H11354263A
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induction heating
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Tamotsu Izumitani
保 泉谷
Hirofumi Nakakura
弘文 仲倉
Koichi Hosoi
弘一 細井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸排気仕切り工事をなくし、設置工事性の向
上を図ること。 【解決手段】 本体21の下面に吸気孔31を設け、流し台
22の内部に配すると共に、排気孔32を流し台22の上面に
位置する本体の任意の箇所に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る組込み式誘導加熱式調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種組込み式誘導式加熱調理器
は、図10〜図11に示すような構造になっていた。
【0003】図10は、組込み式誘導式加熱調理器を流し
台に組み込んだ斜視図、図11は、組込み形態を示す説明
図である。図において、1は流し台2の上面開口部に落
とし込まれる組込式誘導加熱式調理器本体で、内部に
は、加熱コイル、発振用トランジスタや多くの電子部品
を備えた回路基板、それらを冷却するファンモ−タ−等
を有し、上面をセラミックプレ−ト3で覆っている。操
作部は、流し台2の前面から挿入固定され、流し台2内
部で電気的に本体1と接続される。また、5は冷却用大
気を吸気する吸気孔であり、本体1の下面に設けられて
いる。6は冷却に使用した大気を排気する排気孔であ
り、本体1の側面に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、吸排気とも流し台内部でおこなっ
ているため、対流のリ−クを防止するために仕切り板7
および底板8にて両者を分離し、かつ流し台1の前面に
も空気吸込口9・空気排出口10を設ける必要性があり
(図中の黒矢印Aは、冷却用大気の流れを示してい
る。)、設置工事性が著しく悪くなる上に、設置工事費
用まで含めたト−タルコストも大幅にアップしていると
いう課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、外郭に配設された冷却用ファンの吸気孔
と、本体に配設された排気孔とを備え、前記吸気孔を調
理器本体を組み込んだ流し台の内部に配すると共に、前
記排気孔を流し台の上面に位置して配してなることによ
り、組込み式誘導式加熱調理器を、流し台に組込む際に
は、本体を流し台の上面開口部より落とし込んで固定す
るだけで冷却に必要な吸気/排気経路が確立でき、流し
台内部の吸排気リ−ク防止のための設置工事も不要とな
り、設置工事性の著しい向上が図れるとともに、設置工
事ミス等に対する信頼性も向上し、さらに設置工事費用
の大幅な削減ができるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、外郭に
配設された冷却用ファンの吸気孔と、本体に配設された
排気孔とを備え、前記吸気孔を調理器本体を組み込んだ
流し台の内部に配すると共に、前記排気孔を流し台の上
面に位置して配してなることにより、組込み式誘導式加
熱調理器を、流し台に組込む際には、本体を流し台の上
面開口部より落とし込んで固定するだけで冷却に必要な
吸気/排気経路が確立でき、流し台内部の吸排気リ−ク
防止のための設置工事も不要となり、設置工事性の著し
い向上が図れるとともに、設置工事ミス等に対する信頼
性も向上し、さらに設置工事費用の大幅な削減ができる
ものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、排気孔を本体の
側壁に設けたことにより、使用中の調理物や鍋等からふ
きこぼれた水等の、排気孔からの本体内侵入の可能性を
減少させることができ、侵入物による故障の防止が図
れ、信頼性の向上が得られるものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、排気孔に沿って
上壁を覆設したことにより、使用中の調理物や鍋等から
ふきこぼれた水は上壁により排気孔より外方へ排除さ
れ、さらに排気孔からの本体内侵入の可能性を減少させ
ることができ、侵入物による故障の防止が図れ、信頼性
のさらなる向上が得られるものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、排気孔の内部
で、排気孔に相対する位置に下壁を並設したことによ
り、使用者が鍋等に入った水を流し台の奥壁方向にこぼ
し、そのはね返りで排気孔に向かって侵入しようとした
際にも、下壁によって侵入を阻止することができ、本体
への侵入物による故障の防止が図れ、信頼性のさらなる
向上が得られるものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、排気孔の内部
に、排気孔に相対する位置に下壁を並設するとともに、
さらに本体内部側天面に天壁を下壁に相対する位置に併
設したことにより、使用者が鍋等に入った水を流し台の
奥壁方向に勢いよくこぼし、そのはね返りで排気孔に向
かって侵入しようとするとともに、その一部が下壁の上
端を飛び越えた際にも、天壁によってこれをブロック
し、本体内に設けられている制御基板等への直接の被水
を防止することができ、信頼性のさらなる向上が得られ
るものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、天壁の下方に位
置する本体ケ−ス内に、天壁の先端部の延長線よりさら
に本体内部側下面にリブを設け、一定の体積を有する箱
部を形成したことにより、使用者が鍋等に入った水を流
し台の奥壁方向に勢いよくこぼし、そのはね返りで排気
孔に向かって侵入しようとするとともに、その一部が下
壁の上端を飛び越えた際にも、天壁によってこれをブロ
ックし、本体内に設けられている制御基板等への直接の
被水を防止し、さらに浸入した水を箱部によって溜める
ことによって、流入による制御基板裏面等への水の付着
を防止することができ、信頼性のさらなる向上が得られ
るものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、箱部の側面の所
定の高さの位置に開口部を設けたことにより、使用者が
鍋等に入った水を流し台の奥壁方向に勢いよくこぼし、
そのはね返りで排気孔に向かって侵入しようとするとと
もに、その一部が下壁の上端を飛び越えた際にも、天壁
によってこれをブロックし、本体内に設けられている制
御基板等への直接の被水を防止し、さらに浸入した水を
箱部によって溜めることによって、流入による制御基板
裏面等への水の付着を防止した後、万一大量に本体内に
溢水した際に、箱部に溜める許容値を越えるまえに、開
口部によって流し台内に逃がすことにより、流入による
制御基板裏面等への水の付着を防止することができ、信
頼性のさらなる向上が得られるものである。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1〜図2において、21は流し台22の上面
開口部23に落とし込まれる組込み式誘導加熱式調理器の
本体で、内部には、加熱コイル24やその中央部に取りつ
けられた温度検知用センサ−25、発振用トランジスタや
多くの電子部品を備えた回路基板26、それらを冷却する
ファンモ−タ−27等を有し、上面をセラミックプレ−ト
28で覆っている。29は本体前方に設けられた操作部であ
り、操作基板30を下方に有している。31は冷却用大気を
吸気する吸気孔であり、本体21の下面前方に設けられて
いる。32は冷却に使用した大気を排気する排気孔であ
り、外郭ケ−ス33内に配列よく収められた前記各部品を
効率よく冷却するよう上ケ−ス34上面後方に配置されて
いる。
【0015】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。本体21を流し台22に組み込む際には、本体を
上面開口部に落とし込んで固定するだけで冷却に必要な
吸気/排気経路が確立でき(冷却用大気の流れを黒矢印
Bで示す)、流し台22の内部には余分な設置工事は何ら
不要となり、設置工事性の著しい向上が図れるととも
に、設置工事ミス等に対する信頼性も向上し、さらに設
置工事費用の大幅な削減ができるものである。
【0016】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0017】図3〜図4の実施例では、冷却に使用した
大気を排気する排気孔41を、本体42後方の側壁に設けた
ものである(冷却用大気の流れを黒矢印Cで示す)。
【0018】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が誤ってセラミックプレ−ト43上に水
をこぼしたり、鍋からのふきこぼれが発生した際にも、
排気孔41は側壁に設けられているため、本体内への水浸
入の可能性を減少させることができ、それによる故障の
防止が図れ、信頼性の向上が得られるものである。
【0019】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0020】図5の実施例では、本体51後方の側壁に設
けた排気孔52の上方に沿って上壁53を屋根状に設けたも
のである(冷却用大気の流れを黒矢印Dで示す)。
【0021】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が誤って白矢印Eの如くセラミックプ
レ−ト上や本体後方に向けて水をこぼしたり、鍋からの
ふきこぼれが発生した際にも、上壁53により水は排気孔
52より外方へ排除され、さらに排気孔からの本体内侵入
の可能性を減少させることができ、侵入物による故障の
防止が図れ、信頼性の向上が得られるものである。
【0022】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0023】図6の実施例では、冷却に使用した大気を
排気する排気孔61を、本体62後方の側壁に設け、さらに
排気孔61内部の外郭ケ−ス63に排気孔61に相対する位置
に一定の高さの下壁64を併設したものである(冷却用大
気の流れを黒矢印Dで示す)。
【0024】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が誤って鍋等に入った水を流し台の奥
壁65方向にこぼし、そのはね返りで白矢印Gの如く水が
排気孔61に向かって侵入しようとした際にも、下壁64に
よってその侵入を阻止することができ、本体62への侵入
物による故障の防止が図れ、信頼性の向上が得られるも
のである。
【0025】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0026】図7の実施例では、冷却に使用した大気を
排気する排気孔71を、本体72後方の側壁に設け、さらに
排気孔71内部の外郭ケ−ス73に排気孔71に相対する位置
に一定の高さの下壁74を併設し、さらに下壁74より内側
に上ケ−ス75の天面から一定の高さの天壁76を下壁74に
相対する位置に併設したものである(冷却用大気の流れ
を黒矢印Hで示す)。
【0027】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が誤って鍋等に入った水を流し台の奥
壁77方向に勢いよくこぼし、そのはね返りで白矢印Iの
如く排気孔に向かって侵入しようとするとともに、白矢
印Jの如くその一部が下壁74のの上端を飛び越えた際に
も、天壁76によりこれをブロックし,本体72の内部に設
けられている制御基板78等への被水を防止することがで
き、信頼性の向上が得られるものである。
【0028】(実施例6)以下、本発明の第6の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0029】図8の実施例では、冷却に使用した大気を
排気する排気孔81を、本体82後方の側壁に設け、さらに
排気孔81内部の外郭ケ−ス83に排気孔81に相対する位置
に一定の高さの下壁84を併設し、さらに下壁84より内側
に上ケ−ス85の天面から一定の高さの天壁86を下壁84に
相対する位置に併設し、かつ天壁86の先端部の延長線
(2点鎖線で指示)よりさらに本体内方側の外郭ケ−ス
83内下面にリブ87を設け、一定の体積を有する箱部88を
形成したものである(冷却用大気の流れを黒矢印Kで示
す)。
【0030】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が誤って鍋等に入った水を流し台の奥
壁89方向に勢いよくこぼし、そのはね返りで白矢印Lの
如く排気孔81に向かって侵入しようとするとともに、白
矢印Mの如くその一部が下壁84の上端を飛び越えた際に
も、天壁86によりこれをブロックし、本体82の内部に設
けられている制御基板89等への被水を防止し、さらに白
矢印N・Pのように移動した水を箱部88によって溜める
ことにより、流入による制御基板89裏面等への水の付着
を防止することができ、信頼性の向上が得られるもので
ある。
【0031】(実施例7)以下、本発明の第7の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0032】図9の実施例では、冷却に使用した大気を
排気する排気孔91を、本体92後方の側壁に設け、さらに
排気孔91内部の外郭ケ−ス93に排気孔91に相対する位置
に一定の高さの下壁94を併設し、さらに下壁94より内側
に上ケ−ス95の天面から一定の高さの天壁96を下壁94に
相対する位置に併設し、かつ天壁96の先端部の延長線
(2点鎖線で指示)よりさらに本体内方側の外郭ケ−ス
93内下面にリブ97を設け、一定の体積を有する箱部98を
形成し、箱部98の側面に一定の高さZを有した開口部99
を設けたものである(冷却用大気の流れを黒矢印Qで示
す)。
【0033】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。使用者が誤って鍋等に入った水を流し台の奥
壁100 方向に勢いよくこぼし、そのはね返りで白矢印R
の如く排気孔91に向かって侵入しようとするとともに、
白矢印Sの如くその一部が下壁94の上端を飛び越えた際
にも、天壁96によりこれをブロックし、本体92の内部に
設けられている制御基板101 等への被水を防止し、さら
に白矢印T・Uのように移動した水を箱部98によって溜
めることにより、流入による制御基板101 裏面等への水
の付着を防止した後、万一大量に本体内に溢水した際
に、箱部98に溜める許容量を越える前に開口部99によっ
て流し台内に逃がすことにより、流入による制御基板10
1 裏面等への水の付着を防止することができ、信頼性の
向上が得られるものである。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、外郭に配設された冷却用ファンの吸気孔と、本
体に配設された排気孔とを備え、前記吸気孔を調理器本
体を組み込んだ流し台の内部に配すると共に、前記排気
孔を流し台の上面に位置して配してなることにより、組
込み式誘導式加熱調理器を、流し台に組込む際には、本
体を流し台の上面開口部より落とし込んで固定するだけ
で冷却に必要な吸気/排気経路が確立でき、流し台内部
の吸排気リ−ク防止のための設置工事も不要となり、設
置工事性の著しい向上が図れるとともに、設置工事ミス
等に対する信頼性も向上し、さらに設置工事費用の大幅
な削減ができるなど数々の効果を奏でるものである。な
お、従来例に示すような流し台内部への排気構成の組込
み式誘導式加熱調理器でも、排気孔から流し台上面へ別
部材にてダクトを設ければ、本発明と同様の構成にする
ことができるが、別部材対応となる上に別途設置工事も
必要となるため、従来例と同一の課題を残すこととな
る。
【0035】また、請求項2に記載の発明によれば、排
気孔を本体の側壁に設けたことにより、使用中の調理物
や鍋等からふきこぼれた水等の、排気孔からの本体内侵
入の可能性を減少させることができ、侵入物による故障
の防止が図れ、信頼性の向上が得られるものである。
【0036】また、請求項3に記載の発明によれば、排
気孔に沿って上壁を覆設したことにより、使用中の調理
物や鍋等からふきこぼれた水は上壁により排気孔より外
方へ排除され、さらに排気孔からの本体内侵入の可能性
を減少させることができ、侵入物による故障の防止が図
れ、信頼性のさらなる向上が得られるものである。
【0037】また、請求項4に記載の発明によれば、排
気孔の内部に、排気孔に相対する位置に下壁を並設した
ものであり、使用者が鍋等に入った水を流し台の奥壁方
向にこぼし、そのはね返りで排気孔に向かって侵入しよ
うとした際にも、下壁によって侵入を阻止することがで
き、本体への侵入物による故障の防止が図れ、信頼性の
さらなる向上が得られるものである。
【0038】また、請求項5に記載の発明によれば、排
気孔の内部に、排気孔に相対する位置に下壁を並設する
とともに、さらに本体内部側天面に天壁を、下壁に相対
する位置に併設したものであり、これにより、使用者が
鍋等に入った水を流し台の奥壁方向に勢いよくこぼし、
そのはね返りで排気孔に向かって侵入しようとするとと
もに、その一部が下壁の上端を飛び越えた際にも、天壁
によってこれをブロックし、本体内に設けられている制
御基板等への直接の被水を防止することができ、信頼性
のさらなる向上が得られるものである。
【0039】また、請求項6に記載の発明によれば、天
壁の下方に位置する本体ケ−ス内に、天壁の先端部の延
長線よりさらに本体内部側下面にリブを設け、一定の体
積を有する箱部を形成したものであり、これにより、使
用者が鍋等に入った水を流し台の奥壁方向に勢いよくこ
ぼし、そのはね返りで排気孔に向かって侵入しようとす
るとともに、その一部が下壁の上端を飛び越えた際に
も、天壁によってこれをブロックし、本体内に設けられ
ている制御基板等への直接の被水を防止し、さらに浸入
した水を箱部によって溜めることによって、流入による
制御基板裏面等への水の付着を防止することができ、信
頼性のさらなる向上が得られるものである。
【0040】また、請求項7に記載の発明によれば、箱
部の側面の所定の高さの位置に開口部を設けたものであ
り、これにより、使用者が鍋等に入った水を流し台の奥
壁方向に勢いよくこぼし、そのはね返りで排気孔に向か
って侵入しようとするとともに、その一部が下壁の上端
を飛び越えた際にも、天壁によってこれをブロックし、
本体内に設けられている制御基板等への直接の被水を防
止し、さらに浸入した水を箱部によって溜めることによ
って、流入による制御基板裏面等への水の付着を防止し
た後、万一大量に本体内に溢水した際に、箱部に溜める
許容値を越えるまえに、開口部によって流し台内に逃が
すことにより、流入による制御基板裏面等への水の付着
を防止することができ、信頼性のさらなる向上が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器周辺の断面図
【図2】同組込み式誘導加熱式調理器の組込み斜視図
【図3】本発明の第2の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器の組込み斜視図
【図4】同組込み式誘導加熱式調理器周辺の断面図
【図5】本発明の第3の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器周辺の要部断面図
【図6】本発明の第4の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器周辺の要部断面図
【図7】本発明の第5の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器周辺の要部断面図
【図8】本発明の第6の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器周辺の要部断面図
【図9】本発明の第7の実施例における組込み式誘導加
熱式調理器周辺の要部断面図
【図10】従来例における組込み式誘導加熱式調理器の組
込み斜視図
【図11】同組込み式誘導加熱式調理器の透視斜視図
【符号の説明】
31、 ・・・吸気
孔 32、41、52、61、71、81、91・・・排気
孔 53、 ・・・上壁 64、74、84、94 ・・・下壁 76、86、96 ・・・天壁 87、97 ・・・リブ 88、98 ・・・箱部 99 ・・・開口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭に配設された冷却用ファンの吸気孔
    と、本体に配設された排気孔とを備え、前記吸気孔を調
    理器本体を組み込んだ流し台の内部に配すると共に、前
    記排気孔を流し台の上面に位置して配してなる組込み式
    誘導加熱式調理器。
  2. 【請求項2】 排気孔を本体の側壁に設けてなる請求項
    1記載の組込み式誘導加熱式調理器。
  3. 【請求項3】 排気孔に沿って、上壁を覆設してなる請
    求項2記載の組込み式誘導加熱式調理器。
  4. 【請求項4】 外郭は、排気孔の内部で、前記排気孔に
    相対する内部位置に下壁を並設してなる請求項1または
    2記載の組込み式誘導加熱式調理器。
  5. 【請求項5】 本体内部側天面に、下壁に相対する位置
    に併設した天壁を配してなる請求項4記載の組込み式誘
    導加熱式調理器。
  6. 【請求項6】 天壁の下方に位置する本体ケ−ス内に、
    前記天壁の先端部の延長線よりさらに本体内部側下面に
    リブを設けて一定の体積を有する箱部を形成してなる請
    求項5記載の組込み式誘導加熱式調理器。
  7. 【請求項7】 箱部の側面には、所定の高さの位置に開
    口部を設けてなる請求項6記載の組込み式誘導加熱式調
    理器。
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