JP3314152B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JP3314152B2 JP04320498A JP4320498A JP3314152B2 JP 3314152 B2 JP3314152 B2 JP 3314152B2 JP 04320498 A JP04320498 A JP 04320498A JP 4320498 A JP4320498 A JP 4320498A JP 3314152 B2 JP3314152 B2 JP 3314152B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
ユニットの内部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットの内部
構造に関し、以下図面を参照しながら説明する。
【0003】図8に従来の電装ボックスの構造を示す。
図8に示すように、電装ボックス1は、底板3上に配設
された仕切り板5の上方に配設され、熱交換器4に固定
されている。
【0004】上記のような電装ボックス1の構造では、
電装ボックス1内に備えられた制御基板上の電気部品
は、ほぼ密閉された空間にあるため、空気の流れがない
ので放熱しにくいことが問題となっていた。
【0005】そこで、実開昭63−153034号公報
には、電装ボックスに外気を吸入する吸入孔と、電装ボ
ックス内に吸入した外気を室外送風機による吸引力を用
いて排出する排出孔を設けることにより、電装ボックス
内に空気の流れを造り、電装ボックス内の発熱部品を冷
却するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開昭63−
153034号公報に開示されたものでは、室外送風機
のファンには雨水等があたることがあり、室外送風機の
ファンは回転しているため、ファンの翼に付いた水滴が
ファンの回転円周方向に吹き飛ばされ、電装ボックス内
に水滴が進入するおそれが生じる。
【0007】また、横殴りの強い風雨が室外ユニットに
降り、雨水が室外機本体構造物や室外ユニットの設置地
面に衝突して反射したり飛び散ることがある。この場合
に、電装ボックスから排出される冷却風は、このような
強い風雨に比較して非常に弱い風であるから、電装ボッ
クスに排出孔があれば電装ボックス内部に排出孔から逆
流した水滴が入ってくるおそれがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機は上
記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、底板
上に配設する熱交換器と、該熱交換器を冷却する室外送
風機と、該底板上に配設され本体内を仕切る仕切り板
と、該仕切り板の上方に配設される電装ボックスとを備
えた空気調和機の室外ユニットにおいて、上記熱交換器
側に位置する上記電装ボックスの底面に形成する吸込孔
と、該吸込孔に連通するとともに底板方向に突出し、前
記送風機が配置される送風機室からの水滴が上記電装ボ
ックス内部に侵入しない程度の長さを有する筒状の通路
を形成する突出部と、該突出部に連通し該突出部下端に
形成する排気孔とを備えることを特徴とする空気調和機
の室外ユニットである。
【0009】請求項2記載の発明は、底板上に配設する
熱交換器と、該熱交換器を冷却する室外送風機と、該底
板上に配設され本体内を仕切る仕切り板と、該仕切り板
の上方に配設される電装ボックスとを備えた空気調和機
の室外ユニットにおいて、上記熱交換器側に位置する上
記電装ボックスの底面から該電装ボックス内に突出し、
前記送風機が配置される送風機室からの水滴が上記電装
ボックス内部に侵入しない程度の長さを有する筒状の通
路を形成する突出部と、該突出部に連通し該突出部の上
端に形成する吸込孔と、該突出部に連通し該電装ボック
スの底面に形成する排気孔とを備えることを特徴とする
空気調和機の室外ユニットである。
【0010】請求項3記載の発明は、底板上に配設する
熱交換器と、該熱交換器を冷却する室外送風機と、該底
板上に配設され本体内を仕切る仕切り板と、該仕切り板
の上方に配設される電装ボックスとを備えた空気調和機
の室外ユニットにおいて、上記熱交換器側に位置する上
記電装ボックスの底面から該電装ボックス内外に突出
し、前記送風機が配置される送風機室からの水滴が上記
電装ボックス内部に侵入しない程度の長さを有する筒状
の通路を形成する突出部と、該突出部に連通し該突出部
の上端に形成する吸込孔と、該突出部に連通し該突出部
の下端に形成する排気孔とを備えることを特徴とする空
気調和機の室外ユニットである。
【0011】請求項4記載の発明は、上記突出部を上記
電装ボックスに対して着脱自在に構成することを特徴と
する請求項1乃至3の何れかに記載の空気調和機の室外
ユニットである。
【0012】上記構成により、電装ボックス内の空気が
排出されるため、結果的に電気部品の放熱が容易に行え
課題が解決する。又、突出部を突出させているので雨水
等の進入も防げる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和機の室外
ユニットの各実施の形態を、図1乃至図7に基づき説明
する。
【0014】図1において、底板3上に上面視L字状の
熱交換器2、送風機室3aと機械室3bとを仕切る仕切
り板5を備え、仕切り板5の上方に送風機室3aと機械
室3bとにまたがって電装ボックス1が備えられてい
る。なお、上記送風機室3aには室外送風機(図示せ
ず)及び熱交換器2が配設されて、上記機械室3bには
圧縮機(図示せず)が配設される。また、上記電装ボッ
クス1の底面上には、制御基板2が配設され、さらに、
電装ボックス1の底面の送風機室3a側には長方形状の
吸込孔6aを形成している。
【0015】図2は、電装ボックスの取付け部近辺の上
面図である。図3は図2のA−A部断面である。突出部
6は、電装ボックス1の底面から外側下方の底板3に向
かって図3の如く筒状に突出形成する。突出部6の上端
は吸込孔6aに連通されており、突出部6の下端は排出
孔6bに連通している。
【0016】そして、図3の矢印の如く電装ボックス1
内の空気は、室外送風機によって外部から送風機室3a
に向かって導かれ、制御基板2を冷却して吸込孔6aか
ら突出部6の筒状部分を通って、排出孔6bから送風機
室3a内に排出されるため、制御基板2上の電気部品7
を容易に放熱することができる。
【0017】実施の形態1では、筒状の突出部6を下方
に突出させたため、電装ボックス組品としての座りが悪
く、水平に置きずらいという問題がある。また梱包体積
が大きくなり運搬上の費用も大きくなる。また突出部が
折れないように、その強度も十分確保することが必要に
なる等の問題が生じる。
【0018】そこで、実施の形態2では、実施の形態1
と同様に、電装ボックス1底面に排出孔6を設け水滴の
進入を防止するものであるが、上記問題を解消するもの
である。
【0019】図4は実施の形態2であり、図4は前記突
出部6の突出方向を電装ボックス1底面から内部に向か
って上方向に突出させたものである。
【0020】実施の形態2のように筒状の突出部6を電
装ボックス1内部側にのみ突出させると、電装ボックス
1内部の最下端部分の空気が吸い込まれずよどむ惧れが
あるが、この場合には、突出部6の断面積を大きくする
ことによって、突出長を小さくすることにより充分解消
することができる。
【0021】図5は実施の形態3であり、突出部6の突
出方向を、電装ボックス1の内部及び外部の両方向に突
出させたものである。なお、突出部6の突出長さは水滴
が直接電装ボックス1内部に侵入しない程度の短さで充
分であるから、上下に振り分けることにより、突出長を
小さくできる。
【0022】図6は、実施の形態1の構成に加えて、突
出部を別部品9で構成して着脱自在とした場合の例であ
り、別部品9は、図7に示すようにビス8にて電装ボッ
クス1の底面に取り付けられている。
【0023】また、実施の形態2の内部に向かって突出
する突出部を別部品で構成してもよい。さらに、実施の
形態3の場合には、突出部の電装ボックス1の外部に突
出する部分のみを別部品で構成してもよいし、突出部の
内部及び外部の両方に突出する部分を一体として別部品
としてもよい。
【0024】なお、上記各実施の形態における突出部6
の突出長さは、送風機室3a内に進入した水滴が、直接
電装ボックス1内部に侵入しない程度の短さで良い。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明によれば、電装ボックス内
の電気部品の放熱が容易になるため、電気部品の信頼性
を向上させることができる。
【0026】請求項1によれば、水滴が突出部を伝っ
て、排気孔より電装ボックス内部に進入するのを防止し
つつ、室外送風機による吸引力で電装ボックス内に空気
の流れを造り、電装ボックス内部を冷却することができ
る。
【0027】請求項2では電装ボックスに形成した排出
孔より突出部を上方すなわち電装ボックス内部側に突出
させたため、電装ボックス組品としての座りが良くな
り、水平に置きやすくなる。また、梱包体積も小さく出
来、運搬費用も節約できる。さらに、電装ボックスの取
り扱い時に、突出部が折れることもななる。
【0028】請求項3では筒状の突出部を電装ボックス
の内側と外側の両方に突出させることにより、突出部の
突出長さは水滴が直接電装ボックス内部に侵入しない程
度の短さで充分であるから、上下に振り分けることがで
き突出長を小さくできる。
【0029】請求項4では筒状突出部を電装ボックスと
は別部品としたから、樹脂成型用の金型の構成が簡易と
なると共に、電装ボックス組品としての座りの悪さ(水
平に置きずらいという難点)を解消し、運搬費用を増加
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の室外ユニットの実施の形
態1の内部構造を示す斜視図である。
【図2】図1の電装ボックスの上面図である。
【図3】図2の電装ボックスのA−A断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3を示す断面図である。
【図6】実施の形態1の変形例を示す断面図である。
【図7】図6の突出部の拡大断面図である。
【図8】従来の室外ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電装ボックス 2 制御基板 3 底板 3a 送風機室 3b 機械室 4 熱交換器 5 仕切り板 6 突出部 6a 吸込孔 6b 排気孔 7 電気部品 8 ビス 9 突出部別部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板上に配設する熱交換器と、該熱交換
    器を冷却する室外送風機と、該底板上に配設され本体内
    を仕切る仕切り板と、該仕切り板の上方に配設される電
    装ボックスとを備えた空気調和機の室外ユニットにおい
    て、 上記熱交換器側に位置する上記電装ボックスの底面に形
    成する吸込孔と、 該吸込孔に連通するとともに底板方向に突出し、前記送
    風機が配置される送風機室からの水滴が上記電装ボック
    ス内部に侵入しない程度の長さを有する筒状の通路を形
    する突出部と、 該突出部に連通し該突出部下端に形成する排気孔とを備
    えることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 底板上に配設する熱交換器と、該熱交換
    器を冷却する室外送風機と、該底板上に配設され本体内
    を仕切る仕切り板と、該仕切り板の上方に配設される電
    装ボックスとを備えた空気調和機の室外ユニットにおい
    て、 上記熱交換器側に位置する上記電装ボックスの底面から
    該電装ボックス内に突出し、前記送風機が配置される送
    風機室からの水滴が上記電装ボックス内部に侵入しない
    程度の長さを有する筒状の通路を形成する突出部と、 該突出部に連通し該突出部の上端に形成する吸込孔と、
    該突出部に連通し該電装ボックスの底面に形成する排気
    孔とを備えることを特徴とする空気調和機の室外ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 底板上に配設する熱交換器と、該熱交換
    器を冷却する室外送風機と、該底板上に配設され本体内
    を仕切る仕切り板と、該仕切り板の上方に配設される電
    装ボックスとを備えた空気調和機の室外ユニットにおい
    て、 上記熱交換器側に位置する上記電装ボックスの底面から
    該電装ボックス内外に突出し、前記送風機が配置される
    送風機室からの水滴が上記電装ボックス内部に侵入しな
    い程度の長さを有する筒状の通路を形成する突出部と、
    該突出部に連通し該突出部の上端に形成する吸込孔と、
    該突出部に連通し該突出部の下端に形成する排気孔とを
    備えることを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  4. 【請求項4】 上記突出部を上記電装ボックスに対して
    着脱自在に構成することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の空気調和機の室外ユニット。
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