JPS624720Y2 - - Google Patents

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JPS624720Y2
JPS624720Y2 JP5773181U JP5773181U JPS624720Y2 JP S624720 Y2 JPS624720 Y2 JP S624720Y2 JP 5773181 U JP5773181 U JP 5773181U JP 5773181 U JP5773181 U JP 5773181U JP S624720 Y2 JPS624720 Y2 JP S624720Y2
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JP
Japan
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blower
air
motor
case
intake hole
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Expired
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JP5773181U
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English (en)
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JPS57171197U (ja
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Priority to JP5773181U priority Critical patent/JPS624720Y2/ja
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Publication of JPS624720Y2 publication Critical patent/JPS624720Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空調装置に用いて有効なブロ
ア装置に関するものである。
従来、自動車空調装置に用いられるブロア装置
では、そのモータ5の冷却構造として、第1図お
よび第2図に示すようにブロアケース1の側面1
cから冷却風を導く構造と、第3図および第4図
に示すようにブロアケース下面1aから冷却風を
導く構造等が知られている。
しかしながら、上記の従来のモータ冷却構造に
おいては、次のような欠点がある。
すなわち、第1図、第2図に示す前者の構造で
は、 ブロアケース1のブロア室3に面する側面1
cに穴7をあけているため、送風特性上に悪影
響をあたえる。
空気吸入口6から水等の質量のある物体が侵
入した場合、ブロア2の遠心力により冷却風取
入穴7へ入りやすいという欠点がある。
また、第3図、第4図に示す後者の構造では、 空気吸入口6から水等が入つた場合、その水
がブロアケース下部1aへたまり、モータ5へ
入りやすい。
上記の欠点をおぎなうため、パイプ状のもの
をブロアケース1内に立てると、送風特性へ多
大な悪影響をあたえる。
本考案は上記点に鑑みて案出されたもので、送
風特性へ悪影響を及ぼすことがなく、かつ水等の
異物がブロアケース内へ入つても冷却風取入穴へ
は入らず、モータに悪影響をあたえることがない
ブロア装置を提供することを目的とする。
このために、本考案は自動車用空調装置の内外
気切換箱下方に設けられ、ブロアと、このブロア
を収納するブロアケースと、前記ブロアを回転駆
動するモータとを備えたブロア装置において、前
記ブロアケースのスクロールノーズ部のうち前記
ブローケースの空気吐出口に面する部位の上方部
に冷却風取入穴を設けると共に、この取入穴と前
記モータのハウジング内とを結ぶ空気通路を設け
たことを特徴とするブロア装置を採用するもので
ある。
以下、本考案を図に示す実施例について説明す
る。
第5図および第6図において、ブロアケース1
にはブロア2を収納する渦巻状のブロア室3が形
成してあり、かつブロアケース1は空気吸入口6
と空気吐出口4とを有している。なお、第5図に
おいて、空気吸入口6の上部には内外気切換箱2
0が装着され、自動車の車室内空気と車室外空気
が切換導入されるようになつている。空気吐出口
4の下流には空調用熱交換器が装着してある。前
記ブロアケース1の下低壁1aには、この壁1a
を上下に貫通して一部がブロア室3内に突出する
ようにして駆動モータ5が取付けられており、こ
のモータ5のモータ軸に前記ブロア2が装着さ
れ、この駆動モータ5によつて回転駆動されるよ
うになつている。
ブロアケース1のうち風圧の低いスクロールノ
ーズ部1bの側壁には、空気流れ方向と反対側の
部位に冷却風取入用の小穴7が設けてある。特に
この取入穴7はブロアケース1のうち空気吐出口
4に面して開口しており、空気吸入口6とは直接
面しないようになつている。そして、スクールノ
ーズ部1bはブロアケース1内を上下方向に貫通
して空気通路11を形成しており、この空気通路
11の出口部12と前記駆動用モータ5の冷却用
空気取入口10とをホース9により連結してあ
る。
上記構成において、ブロア2の回転により、空
気吸入口6を通してブロア室3内に吸入された空
気は空気吐出口4より吐出されるのであるが、こ
の空気吐出口4より吹出た空気は下流に配設され
た空調用熱交換器の抵抗を受け、その一部が取入
穴7より空気通路11及びホース9を通つて駆動
用モータ5の冷却用空気取入口10へ流れる。こ
れにより駆動用モータ5のケーシング内に冷却風
が入り、この冷却風はモータの冷却を行つた後、
駆動用モータ5の前端部に設けられた空気抜き用
スリツト(図示せず)から前記ブロア室3内の低
圧部に戻される。
この時、冷却風取入穴7はブロアケース1のノ
ーズ部1bのうち空気流れ方向に対向しない空気
吐出口4に面する部位に設けてあるために、内外
気切換箱20から空気吸入口6を経てブロアケー
ス1内に侵入した雨水、雪等がブロア2により吹
き飛ばされ、吐出空気流に乗つて運ばれても冷却
風取入穴7から侵入することはない。また前記冷
却風取入穴7はノーズ部1bのうち上方部に設け
られているために、ブロアケース1内に侵入し、
下底壁1aに溜まつた水や、ノーズ壁面を流下す
る水が侵入することもない。
従つて、雨、雪によつて駆動用モータ5の内部
水損という不具合が発生せず、モータロツクやモ
ータの発錆といつた問題は生じない。
しかも、本考案では取入穴7がブロア室3に開
口していないため、送風機の送風特性に悪影響を
与えることがなく、同時に異音の発生も防止でき
る。
以上要するに、本考案によればブロアケースの
スクロールノーズ部のうち前記ブロアケースの空
気吐出口に面する部位の上方部にモータ冷却用の
冷却風取入穴を設けているので、 送風特性に悪影響を与えない。
水等がブロアケース内に侵入しても、モータ
ハウジング内に侵入せず、モータの水損がな
い。
騒音の発生がない。
という優れた効果を有するブロア装置が提供でき
る。
という独自の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブロア装置を示す断面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は従来の他のブロア
装置を示す断面図、第4図は第3図の平面図、第
5図は本考案装置の一実施例を示す部分断面図
で、第6図のA−A線に沿う断面形状を示す。第
6図は第5図のB−B矢視断面図である。 1……ブロアケース、1b……スクロールノー
ズ、2……ブロア、4……空気吐出口、5……モ
ータ、7……冷却風取入穴、9……空気通路をな
すホース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用空調装置の内外気切換箱下方に設けら
    れ、ブロアと、このブロアを収納するブロアケー
    スと、前記ブロアを回転駆動するモータとを備え
    たブロア装置において、 前記ブロアケースのスクロールノーズ部のうち
    前記ブロアケースの空気吐出口に面する部位の上
    方部に冷却風取入穴を設けると共に、この取入穴
    と前記モータのハウジング内とを結ぶ空気通路を
    設けたことを特徴とするブロア装置。
JP5773181U 1981-04-21 1981-04-21 Expired JPS624720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5773181U JPS624720Y2 (ja) 1981-04-21 1981-04-21

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JP5773181U JPS624720Y2 (ja) 1981-04-21 1981-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57171197U JPS57171197U (ja) 1982-10-28
JPS624720Y2 true JPS624720Y2 (ja) 1987-02-03

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ID=29854199

Family Applications (1)

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JP5773181U Expired JPS624720Y2 (ja) 1981-04-21 1981-04-21

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232488Y2 (ja) * 1985-05-28 1990-09-04
JPH0452095Y2 (ja) * 1985-05-30 1992-12-08
KR101238658B1 (ko) 2006-10-27 2013-03-04 한라공조주식회사 센터 마운팅 타입 차량 공조장치
WO2018042789A1 (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社デンソー 送風ユニット

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JPS57171197U (ja) 1982-10-28

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