JPS6015695Y2 - 車輛用空気調和装置の排水装置 - Google Patents

車輛用空気調和装置の排水装置

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JPS6015695Y2
JPS6015695Y2 JP1980188616U JP18861680U JPS6015695Y2 JP S6015695 Y2 JPS6015695 Y2 JP S6015695Y2 JP 1980188616 U JP1980188616 U JP 1980188616U JP 18861680 U JP18861680 U JP 18861680U JP S6015695 Y2 JPS6015695 Y2 JP S6015695Y2
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JP
Japan
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vehicle
drainage device
air conditioner
condensed water
vehicle air
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JP1980188616U
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JPS57109909U (ja
Inventor
文雄 膽澤
信夫 鹿篭六
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輛用空気調和装置の蒸発器で生じた凝縮水
を車外に排出する車輛用空気調和装置における排水装置
の改良に関するものである。
従来、車輛用空気調和装置において、空調用蒸発器の除
湿作用により生じた凝縮水は、ドレンホースにて車外に
排出するようにしているが、送風機の上流側に蒸発器を
設置したいわゆる吸込方式の空気調和装置は、送風機の
上流側が負圧となるため、通常蒸発器の下方に位置する
排水孔と車外とを結ぶドレンホースより車外の空気を吸
込みこれによって凝縮水の円滑な排出ができない欠点を
有していた。
またあわせて車外の空気は温度が高くかつ塵埃が多いた
め、冷房能力の低下や、車内の空気を汚したりする欠点
があった。
さらに、この欠点を解消するために、従来、前記ドレン
ホースの先端は、先端を偏平させた管状の可撓性排水弁
を取付けた構造が知られている。
これは上記欠点を解消することはできるが、前記排水弁
の先端に泥が付着して硬まり、排水不能となる欠点を有
していた。
本考案は、上記従来の各構造にみられる欠点を解消する
もので、ドレンホースの先端に、外気の侵入および泥に
よるつまりを防ぐ管状の可撓性排水弁をつけ、凝縮水の
排出を妨げることなく、かつ温かい外気や塵埃が車内に
侵入しない車輛用空気調和装置の排水装置を提供するも
のである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
図において、1は空調用蒸発器、2aは送風機、2bは
送風機2aを駆動するための電動機である。
5はゴム製のドレンホースで、一端はケース3の蒸発器
1の下に設けた排水孔3aに嵌合しである。
6はEPDM等のゴム材あるいはそれに相当する柔軟な
可撓性材料よりなり、はぼ中間部で断面積の最少部分6
aと、先端部6bに行くにしたがって断面積を増加させ
た管状の可撓性排水弁で、ドレンホース5の他端に嵌合
しである。
4は自動車の車体で、車体4に設けた穴4aよりドレン
ホース5を車外へ導いている。
7は車室内への空気の吹出口、8は吸込口である。
上記構成において、電動機2aの回転により送風機2b
を回転させると、吸込口8よりケース3内に空気を吸込
み、この空気は蒸発器1で冷却されると同時に除湿され
た後、空気吹出ロアより車室内に吹出す。
このとき、送風機2aより風上に冷房用蒸発器1が配設
してあってその下に排水孔3aが設けであるため、排水
孔3a付近は負圧となるが、この負圧により可撓性排水
弁6のほぼ中間部6aの内面が密着するかまたは、微量
の凝縮水が中間部6aで水膜を張るため、暖かい外気や
塵埃がケース3内に吸入されることはない。
また、蒸発器1の除湿作用により生じた凝縮水は集まっ
て排水孔3aよりドレンホース5を介して可撓性排水弁
6へと流れ落ち、その量が多くなるとその自重により可
撓性排水弁6のほぼ中間部6aが撓んで開口し、車外に
凝縮水が排出される。
また、可視性排水弁6の先端部6bが広がっているため
、可撓性排水弁6の中間部6aに泥が直接侵入すること
がなく、泥等の詰まりによって排水に支障をきたすとい
ったこともない。
さらに可撓性排水弁6に、走行中のラム圧がかかった場
合、可撓性排水弁6の先端部6bは負圧となるため、走
行風のラム圧がかかつても、中間部6a付近の凝縮水は
先端部6bの負圧によりひっばられ、円滑な凝縮水の排
水がおこなわれる。
なお、上述した実施例においては、冷房用蒸発器1のみ
を有する空気調和装置に適用したが、送風機2aと空気
吹出ロアとの間に暖房用熱交換器を有する冷房装置にも
適用できるのは当然のことである。
上記実施例より明らかなように、本考案における車輌用
空気調和装置の排水装置は、はぼ中間部を偏平させ、−
貫流通断面積を減少した、可撓性材料よりなる可撓性排
水弁をドレンホースの先端に設けているため、ドレンホ
ース内の負圧作用、あるいは微量の凝縮水による水膜作
用等によって可撓性排水弁のほぼ中間部が密着するため
、暖かい外気や塵埃が車室内に吹出されることが防止で
き、また蒸発器の除湿作用により生じた凝縮水が、ある
値以上になるとその自重により可撓性排水弁のほぼ中間
部が撓んで開口するため、確実に凝縮水を車外に排出で
き、さらに可撓性排水弁の先端は筒状であるため、泥が
直接狭小面積の中間部へ侵入してこの中間部をふさぐこ
ともなく、さらに走行風が直接可撓性排水弁の先端に作
用した場合はこの先端内部が負圧となるため、この負圧
により中間部付近の凝縮水が引っばられて凝縮水が車外
に排出され、これにより確実な排水効果が得られる等、
種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における排水装置を具備した
車輛空気調和装置の概略構造を示す断面図、第2図は同
排水装置における可撓性排水弁の一部切欠き斜視図であ
る。 1・・・・・・蒸発器、5・・・・・・ドレンホース、
6・・・・・・可撓性排水弁、6a・・・・・・中間部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輛空調用蒸発器で生じた凝縮水をドレンホースによっ
    て車外に排出するよにした車輛空調装置の排水装置にお
    いて、前記ドレンホースの先端に、はぼ中間部を偏平さ
    せて流通断面積を徐々に減少させ、さらに先端部に向け
    て広がる形状の可視性材料よりなる排水弁を設けた車輛
    用空気調和装置の排水装置。
JP1980188616U 1980-12-26 1980-12-26 車輛用空気調和装置の排水装置 Expired JPS6015695Y2 (ja)

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JPS57109909U JPS57109909U (ja) 1982-07-07
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