JPH0143288Y2 - - Google Patents

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JPH0143288Y2
JPH0143288Y2 JP8545986U JP8545986U JPH0143288Y2 JP H0143288 Y2 JPH0143288 Y2 JP H0143288Y2 JP 8545986 U JP8545986 U JP 8545986U JP 8545986 U JP8545986 U JP 8545986U JP H0143288 Y2 JPH0143288 Y2 JP H0143288Y2
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JP
Japan
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evaporator
cleaning
dust
case
water
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JP8545986U
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JPS62197412U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用空調装置のエバポレータ洗浄
装置に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
自動車の車室内を快適な温湿度状態に保つため
空調装置が汎用されている。この自動車用空調装
置は、周知のように、クーリングユニツトケース
内にエバポレータを配置し、エアインテークドア
を介して取り込んだ車室内または大気をフアンに
よりエバポレータに吹付け、エバポレータのフイ
ン中を通る冷媒の膨張に伴う気化熱で冷却する構
造となつている。
したがつて、冷房効率の点からエバポレータの
前面(送風上流側)は清浄で目詰りの無いことが
望まれるが、降雪地などにおいては、冬期に路面
がスパイクタイヤにより削られ、これが大気中に
拡散し、暖期以降粉塵となつて綿ぼこり、ごみ等
と共にエアインテークドアからユニツトに取り込
まれ、エバポレータ前面に付着してフイン間の細
かい通路を閉塞する。
そのため、エバポレータからの冷風通過具合が
著しく悪化するが、従来ではこのエバポレータの
目詰りの簡便に解消する手段がなく、上記現象の
生じた都度、クーリングユニツトからエバポレー
タを取外して水洗いし、再びクーリングユニツト
に組付けるという煩雑で手間と時間のかかる方法
で対処するほかなかつた。
なお、エバポレータの臭気防止対策として、特
開昭58−56909号に、エバポレータの上部に薬液
散布配管を取り付け、これを供給ポンプを介して
殺菌液タンクに接続した装置が提案されている
が、このものは、エバポレータの雑菌の繁殖防止
についてはそれなりの効果があるが、タンク容量
や薬液使用の点、構造の複雑さの点などから、エ
バポレータ前面に付着した粉塵や綿ぼこりの洗浄
対策としては実用的でなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記のような問題点を解決するために
研究して考案されたもので、その目的とするとこ
ろは、エバポレータを搭載したまま、これの前面
に付着している粉塵や綿ぼこりを容易に洗い流
し、目詰りを防止することのできる装置を提供す
ることにある。
この目的を達成するため本考案は、噴孔を間隔
的に配した洗浄筒をエバポレータの送風上流側に
対設し、この洗浄筒の後部をエバポレータケース
から突出させ、水道ホース類との接続口を車室内
に臨ませたものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案に係るエバポレー
タ洗浄装置の一例を示すもので、1エバポレータ
であり、冷媒回路(図示せず)に接続する導管1
1,12と、それらの間を結ぶフイン13を備
え、ケース2内に配置されている。
3は前端が閉じられた洗浄筒(ヘツダを含む以
下同じ)であり、前記エバポレータ1の送風上流
側で、かつエバポレータ高さ方向の上半部域に対
向して設けられている。そして、この洗浄筒3に
は、好ましくはフイン13の間隔に対応する間隔
で所要孔径の噴孔4,4が穿設されている。
洗浄筒3のエバポレータ1との対設方式は任意
である。たとえばケース2の内壁に洗浄筒3を一
体成形し、あるいはケース2と別体に作り、ケー
ス内側に接着、もしくは機械的手段で固定しても
よい。本実施例では、簡易化のためおよび高さ方
向の対設位置を自由に設定できるようにするた
め、第3図のように洗浄筒3にくさび状の偏平な
差し込み脚14を設け、この差し込み脚14をフ
イン13の空隙に差し込むことでエバポレータ1
と対峙固定関係を得るようにしている。差し込み
脚14は洗浄筒3と一体でもよいし、別体に作
り、後端をもつて接着したり、環状部や割りリン
グで洗浄筒3を抱持するなど任意である。
そして、前記洗浄筒3の後部30は第1図で模
式的に示すように、ケース2の壁面を貫いて外方
に延出し、水道ホース10との接続口5が車室内
に臨ましめられている。
車室内とは、具体的にはインストルメントパネ
ルの適所であり、たとえばグローブボツクス6で
あれば、接続口5を奥壁から適当な長さ内部に突
出させればよい。グローブボツクス6を利用する
のは体裁の面や居住性の面から有利である。接続
口5には適宜プラグを取り付けてもよい。
7は前記ケース下部の排水口8の手前側通路1
6に配置されたシヤツターであり、常態において
排水口8からの大気の侵入を遮断し、エバポレー
タ洗浄時に加わる水圧で開くヒンジ9を有してい
る。
このヒンジ9は通路と一体の薄肉部として成形
されていてもよいし、別体に構成された支軸であ
つてもよい。
〔実施例の作用〕
本考案は上記のような構成からなるので、エバ
ポレータ1の前面に粉塵、綿ほこり、ごみ等が付
着し通気性能が低下したときには、外部から車室
内にホース10を導き、これの先端を車室内に臨
んでいる洗浄筒の接続口5に接続し、水道栓を開
けばよい。
これにより水道水はホース10から洗浄筒3に
圧送されてエバポレータ1の前面15に到り、各
フイン13に向けて開口している噴孔4から噴霧
されるため、フイン13に付着している粉塵、綿
ほこり、ごみ等が自動的に洗い流される。
洗い流された水はケース2の下部に溜り、シヤ
ツタ7を押圧する。水圧が一定以上になるとヒジ
9が回転してシヤツタ7が開くため、汚れた水は
排水口8から車外に排出される。
洗浄後は、ホース10を洗浄筒接続口5から外
せばよく、シヤツタ7は自動的に排水口8を閉じ
るため、冷風を効率良くフインに通過させること
ができる。なお、粉塵、綿ほこり、ごみ等が洗い
流されるため、これらの付着に起因する臭気もあ
わせて減少させることができる。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によるときには、エバポレ
ータをいちいち取り外す要なく、これを搭載した
まま前面に付着した粉塵、綿ほこり、ごみ等を容
易に洗い流すことができるので、メンテナンスを
良好なものにすることができ、しかも洗浄用液と
して水道水を利用するため、水量も制約がないと
ともに、特別な圧送手段や用液タンク等を必要と
せず、したがつて簡単な構造により確実な洗浄力
を得ることができるなどの優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動車用空調装置のエバポレ
ータ洗浄装置の一実施例を示す一部切欠縦断正面
図、第2図は同じくその断面図、第3図は洗浄筒
の拡大図、第4図は使用状態を示す車室側の正面
図である。 2……エバポレータ、3……洗浄筒、4……噴
孔、5……接続口、10……ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 噴孔を間隔的に配した洗浄筒をエバポレータの
    送風上流側に対設し、この洗浄筒の後部をエバポ
    レータケースから突出させ、水道ホース類との接
    続口を車室内に臨ませたことを特徴とする自動車
    用空調装置のエバポレータ洗浄装置。
JP8545986U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH0143288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8545986U JPH0143288Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8545986U JPH0143288Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS62197412U JPS62197412U (ja) 1987-12-15
JPH0143288Y2 true JPH0143288Y2 (ja) 1989-12-15

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JP8545986U Expired JPH0143288Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JP7218502B2 (ja) * 2018-03-29 2023-02-07 株式会社デンソーエアクール 空調装置および熱交換器の洗浄方法

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JPS62197412U (ja) 1987-12-15

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