JPH11108414A - 天井用換気扇 - Google Patents
天井用換気扇Info
- Publication number
- JPH11108414A JPH11108414A JP9277608A JP27760897A JPH11108414A JP H11108414 A JPH11108414 A JP H11108414A JP 9277608 A JP9277608 A JP 9277608A JP 27760897 A JP27760897 A JP 27760897A JP H11108414 A JPH11108414 A JP H11108414A
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- JP
- Japan
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- ceiling
- panel
- air supply
- port
- main body
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/08—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
- F04D25/088—Ceiling fans
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/4206—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/4226—Fan casings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/70—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
- F04D29/701—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/703—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps specially for fans, e.g. fan guards
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F7/00—Ventilation
- F24F7/04—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
- F24F7/06—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
- F24F7/10—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with air supply, or exhaust, through perforated wall, floor or ceiling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Ventilation (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 天井用換気扇において、結露水が部屋内へ落
下することを防止する。 【解決手段】 本体13の吸入口19ならびに天井12
の開口部12aを覆うようにパネル23を設け、そのパ
ネル23と天井12との間で側方へ開口する排気口31
を形成した。本体13の内壁面や送風ファン17に結露
した結露水は、パネル23の上面に落下して溜まるよう
になり、結露水が浴室11内に落下することがない。ま
た、天井12面に沿った方向から排気口31を通して排
気されると共に、給気口33を通して天井12面に沿っ
た方向へ給気されるようにしたので、空気が天井12面
に沿って多く流れるようになり、仮に、天井12に水滴
が付着した場合であっても、その水滴が付着した天井1
2を速やかに乾燥させることができる。
下することを防止する。 【解決手段】 本体13の吸入口19ならびに天井12
の開口部12aを覆うようにパネル23を設け、そのパ
ネル23と天井12との間で側方へ開口する排気口31
を形成した。本体13の内壁面や送風ファン17に結露
した結露水は、パネル23の上面に落下して溜まるよう
になり、結露水が浴室11内に落下することがない。ま
た、天井12面に沿った方向から排気口31を通して排
気されると共に、給気口33を通して天井12面に沿っ
た方向へ給気されるようにしたので、空気が天井12面
に沿って多く流れるようになり、仮に、天井12に水滴
が付着した場合であっても、その水滴が付着した天井1
2を速やかに乾燥させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋の天井に設け
られ、部屋の内部に対して排気ならびに給気を行う天井
用換気扇に関する。
られ、部屋の内部に対して排気ならびに給気を行う天井
用換気扇に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば浴室の天
井に設けられる天井用換気扇として、特許第26072
26号公報に開示されているものがある。すなわち、図
8において、浴室1の天井2には開口部2aが形成され
ており、天井2の裏側には、矩形箱状の本体3が浴室1
側から開口部2aに挿入されて設けられている。本体3
の内部にはファンケーシング4が設けられており、その
ファンケーシング4の内部には送風ファン5が配設され
ている。また、ファンケーシング4には、下方へ開口す
る吸入口4aが形成されていると共に、側方へ開口する
吐出口4bが形成されている。
井に設けられる天井用換気扇として、特許第26072
26号公報に開示されているものがある。すなわち、図
8において、浴室1の天井2には開口部2aが形成され
ており、天井2の裏側には、矩形箱状の本体3が浴室1
側から開口部2aに挿入されて設けられている。本体3
の内部にはファンケーシング4が設けられており、その
ファンケーシング4の内部には送風ファン5が配設され
ている。また、ファンケーシング4には、下方へ開口す
る吸入口4aが形成されていると共に、側方へ開口する
吐出口4bが形成されている。
【0003】天井2の下方には、パネル6が天井2の開
口部2aを覆うように、且つ、天井2との間に空気が流
れるように該天井2と所定間隔を存して設けられてい
る。この場合、そのパネル6と天井2との間の部分によ
り給気口7が形成されている。また、パネル6の略中央
部分、つまり、送風ファン5ならびに上記ファンケーシ
ング4の吸入口4aの略直下には排気口8が形成されて
いる。
口部2aを覆うように、且つ、天井2との間に空気が流
れるように該天井2と所定間隔を存して設けられてい
る。この場合、そのパネル6と天井2との間の部分によ
り給気口7が形成されている。また、パネル6の略中央
部分、つまり、送風ファン5ならびに上記ファンケーシ
ング4の吸入口4aの略直下には排気口8が形成されて
いる。
【0004】上記構成によれば、送風ファン5が回転駆
動されると、浴室1内の空気は、排気口8ならびにファ
ンケーシング4の吸入口4aを通してファンケーシング
4の内部へ吸入され、吐出口4bを通して浴室1の外部
へ排出されるようになる(図8中、矢印P参照)。ま
た、このとき、図示しない給気用ファンが回転駆動され
ることによって、浴室1の外部の空気は、給気口7を通
して浴室1内へ供給されるようになる(図8中、矢印Q
参照)。これにより、浴室1内が換気されるものであ
る。
動されると、浴室1内の空気は、排気口8ならびにファ
ンケーシング4の吸入口4aを通してファンケーシング
4の内部へ吸入され、吐出口4bを通して浴室1の外部
へ排出されるようになる(図8中、矢印P参照)。ま
た、このとき、図示しない給気用ファンが回転駆動され
ることによって、浴室1の外部の空気は、給気口7を通
して浴室1内へ供給されるようになる(図8中、矢印Q
参照)。これにより、浴室1内が換気されるものであ
る。
【0005】ところで、浴室1内の空気は高温多湿であ
るので、上記ファンケーシング4の内壁面や送風ファン
5は結露し易くなっている。しかしながら、上記した従
来のものでは、排気口8が送風ファン5の略直下に位置
しているので、ファンケーシング4の内壁面や送風ファ
ン5に結露した結露水が排気口8を通して浴室1内へ落
下する場合がある。このとき、例えば入浴中であると、
結露水が身体に落下することになるので、入浴者は、不
快感を感じることになる。
るので、上記ファンケーシング4の内壁面や送風ファン
5は結露し易くなっている。しかしながら、上記した従
来のものでは、排気口8が送風ファン5の略直下に位置
しているので、ファンケーシング4の内壁面や送風ファ
ン5に結露した結露水が排気口8を通して浴室1内へ落
下する場合がある。このとき、例えば入浴中であると、
結露水が身体に落下することになるので、入浴者は、不
快感を感じることになる。
【0006】また、このものにおいては、浴室1内の空
気を排気口8を通して略垂直方向から吸入する構成とな
っているので、仮に、天井2に水滴が付着した場合に
は、その水滴が付着した天井2を乾燥させるのに、比較
的時間がかかるという問題があった。
気を排気口8を通して略垂直方向から吸入する構成とな
っているので、仮に、天井2に水滴が付着した場合に
は、その水滴が付着した天井2を乾燥させるのに、比較
的時間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、結露水が部屋内へ落下することが
なく、また、仮に、天井に水滴が付着した場合であって
も、その水滴が付着した天井を速やかに乾燥させること
ができる天井用換気扇を提供することにある。
であり、その目的は、結露水が部屋内へ落下することが
なく、また、仮に、天井に水滴が付着した場合であって
も、その水滴が付着した天井を速やかに乾燥させること
ができる天井用換気扇を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の天井用換気扇
は、部屋の天井に設けられる本体と、この本体に設けら
れ、下部に吸入口が形成されると共に、他の部位に吐出
口が形成されたファンケーシングと、このファンケーシ
ングの内部に配設された送風ファンと、前記天井の下方
に前記ファンケーシングの吸入口ならびに前記天井の開
口部を覆うように設けられ、前記天井との間で側方へ開
口する排気口を形成するパネルと、前記本体に設けら
れ、前記排気口と仕切られて前記部屋の内部に連通する
給気口を形成する仕切板とを備え、前記部屋の内部に対
して、前記天井面に沿った方向から前記排気口を通して
排気すると共に、前記給気口を通して前記天井面に沿っ
た方向へ給気するように構成したところに特徴を有する
(請求項1)。
は、部屋の天井に設けられる本体と、この本体に設けら
れ、下部に吸入口が形成されると共に、他の部位に吐出
口が形成されたファンケーシングと、このファンケーシ
ングの内部に配設された送風ファンと、前記天井の下方
に前記ファンケーシングの吸入口ならびに前記天井の開
口部を覆うように設けられ、前記天井との間で側方へ開
口する排気口を形成するパネルと、前記本体に設けら
れ、前記排気口と仕切られて前記部屋の内部に連通する
給気口を形成する仕切板とを備え、前記部屋の内部に対
して、前記天井面に沿った方向から前記排気口を通して
排気すると共に、前記給気口を通して前記天井面に沿っ
た方向へ給気するように構成したところに特徴を有する
(請求項1)。
【0009】上記構成の天井用換気扇によれば、送風フ
ァンが回転駆動されると、部屋の内部の空気は、天井面
に沿った方向から排気口を通して部屋の外部へ排出され
るようになる。また、部屋の外部の空気は、天井面に沿
った方向から給気口を通して部屋の内部へ供給されるよ
うになる。この場合、ファンケーシングの吸入口ならび
に天井の開口部は、パネルにより覆われており、排気口
は、そのパネルと天井との間により側方へ開口するよう
に形成されているので、ファンケーシングの内壁面や送
風ファンに結露した結露水は、パネルの上面に落下して
溜まるようになり、従来のものとは異なって、排気口を
通して部屋内へ落下することはない。
ァンが回転駆動されると、部屋の内部の空気は、天井面
に沿った方向から排気口を通して部屋の外部へ排出され
るようになる。また、部屋の外部の空気は、天井面に沿
った方向から給気口を通して部屋の内部へ供給されるよ
うになる。この場合、ファンケーシングの吸入口ならび
に天井の開口部は、パネルにより覆われており、排気口
は、そのパネルと天井との間により側方へ開口するよう
に形成されているので、ファンケーシングの内壁面や送
風ファンに結露した結露水は、パネルの上面に落下して
溜まるようになり、従来のものとは異なって、排気口を
通して部屋内へ落下することはない。
【0010】また、上記したように、天井面に沿った方
向から排気されると共に、天井面に沿った方向へ給気さ
れるようになるので、空気が天井面に沿って多く流れる
ようになり、これによって、仮に、天井に水滴が付着し
た場合であっても、その水滴が付着した天井を速やかに
乾燥させることができる。
向から排気されると共に、天井面に沿った方向へ給気さ
れるようになるので、空気が天井面に沿って多く流れる
ようになり、これによって、仮に、天井に水滴が付着し
た場合であっても、その水滴が付着した天井を速やかに
乾燥させることができる。
【0011】この場合、前記排気口を前記給気口よりも
開口面積が大きく構成しても良い(請求項2)。また、
前記パネルに、前記ファンケーシングの吸入口の下方に
位置して水受部を設けても良い(請求項3)。
開口面積が大きく構成しても良い(請求項2)。また、
前記パネルに、前記ファンケーシングの吸入口の下方に
位置して水受部を設けても良い(請求項3)。
【0012】また、前記ファンケーシングに、前記水受
部に対向する部位に孔部を形成しても良い(請求項
4)。また、前記パネルの外周部に、立上がり状のリブ
を設けても良い(請求項5)。また、前記仕切板を、前
記給気口に対応する部位が湾曲状をなすようにしても良
い(請求項6)。
部に対向する部位に孔部を形成しても良い(請求項
4)。また、前記パネルの外周部に、立上がり状のリブ
を設けても良い(請求項5)。また、前記仕切板を、前
記給気口に対応する部位が湾曲状をなすようにしても良
い(請求項6)。
【0013】また、前記仕切板に、給気通路を形成する
ように側壁部を設けても良い(請求項7)。また、前記
仕切板を、前記ファンケーシングに一体に形成しても良
い(請求項8)。
ように側壁部を設けても良い(請求項7)。また、前記
仕切板を、前記ファンケーシングに一体に形成しても良
い(請求項8)。
【0014】また、前記仕切板やファンケーシングを、
二重構造に構成しても良い(請求項9)。
二重構造に構成しても良い(請求項9)。
【0015】また、前記給気口側に、フィルタを着脱可
能に設けても良い(請求項10)。さらに、前記本体を
円筒状に形成しても良い(請求項11)。
能に設けても良い(請求項10)。さらに、前記本体を
円筒状に形成しても良い(請求項11)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を浴室の天井に設け
られる天井用換気扇に適用した第1実施例について、図
1ないし図5を参照して説明する。まず、全体の縦断側
面を示す図1において、浴室11の天井12には、開口
部12aが形成されている。本体13は、本体上部1
4、本体下部15ならびに外枠体16が一体に組合され
て構成されており、浴室11側から天井12の開口部1
2aに挿入されることによって天井12の裏側(図1
中、上側)に配設されている。また、この本体13の外
枠体16は、図2に示すように、下面が開口する矩形箱
状をなしている。
られる天井用換気扇に適用した第1実施例について、図
1ないし図5を参照して説明する。まず、全体の縦断側
面を示す図1において、浴室11の天井12には、開口
部12aが形成されている。本体13は、本体上部1
4、本体下部15ならびに外枠体16が一体に組合され
て構成されており、浴室11側から天井12の開口部1
2aに挿入されることによって天井12の裏側(図1
中、上側)に配設されている。また、この本体13の外
枠体16は、図2に示すように、下面が開口する矩形箱
状をなしている。
【0017】上記本体上部14ならびに本体下部15
は、ファンケーシングを兼ねており、その内部には送風
ファン17が配設され、その送風ファン17の上方に
は、送風ファン17を回転駆動させるためのモータ18
が配設されている。また、本体下部15には、図1中、
下方へ開口する吸入口(ベルマウス)19が形成されて
いる。そして、本体13にあって図1中、左側方には、
本体上部14と本体下部15とによって、側方へ開口す
る吐出口20が形成されている。
は、ファンケーシングを兼ねており、その内部には送風
ファン17が配設され、その送風ファン17の上方に
は、送風ファン17を回転駆動させるためのモータ18
が配設されている。また、本体下部15には、図1中、
下方へ開口する吸入口(ベルマウス)19が形成されて
いる。そして、本体13にあって図1中、左側方には、
本体上部14と本体下部15とによって、側方へ開口す
る吐出口20が形成されている。
【0018】また、上記本体13の図1中、左側方に
は、排気用接続筒体21が配設されている。この排気用
接続筒体21の下部には、外方へ張出す鍔部21aが一
体に形成されており、右側方には、上記本体上部14の
上側に突設された嵌合部14a、14bに嵌合する被嵌
合部21b、21cが一体に設けられている。
は、排気用接続筒体21が配設されている。この排気用
接続筒体21の下部には、外方へ張出す鍔部21aが一
体に形成されており、右側方には、上記本体上部14の
上側に突設された嵌合部14a、14bに嵌合する被嵌
合部21b、21cが一体に設けられている。
【0019】この排気用接続筒体21は、その鍔部21
aが天井12の下面に宛てがわれ、開口部12aの図1
中、上側(天井12の裏側)周縁部に設けられた取付枠
(図示せず)にねじ固定され、且つ、その被嵌合部21
b、21cが本体上部14の嵌合部14a、14bに嵌
合された状態で、天井12の裏側に配設されている。
尚、この排気用接続筒体21の図1中、左側方には、屋
外へ通じる排気ダクト(図示せず)が接続されている。
aが天井12の下面に宛てがわれ、開口部12aの図1
中、上側(天井12の裏側)周縁部に設けられた取付枠
(図示せず)にねじ固定され、且つ、その被嵌合部21
b、21cが本体上部14の嵌合部14a、14bに嵌
合された状態で、天井12の裏側に配設されている。
尚、この排気用接続筒体21の図1中、左側方には、屋
外へ通じる排気ダクト(図示せず)が接続されている。
【0020】また、上記本体13の図1中、右側方に
は、給気用接続筒体22が配設されている。この給気用
接続筒体22の下部には、外方へ張出す鍔部22aが一
体に形成されており、この給気用接続筒体22は、その
鍔部22aが天井12の下面に宛てがわれ、上記した取
付枠にねじ固定された状態で、天井12の裏側に配設さ
れている。尚、この給気用接続筒体22の図1中、右側
方には、屋外へ通じる給気ダクト(図示せず)が接続さ
れている。
は、給気用接続筒体22が配設されている。この給気用
接続筒体22の下部には、外方へ張出す鍔部22aが一
体に形成されており、この給気用接続筒体22は、その
鍔部22aが天井12の下面に宛てがわれ、上記した取
付枠にねじ固定された状態で、天井12の裏側に配設さ
れている。尚、この給気用接続筒体22の図1中、右側
方には、屋外へ通じる給気ダクト(図示せず)が接続さ
れている。
【0021】しかして、本体13は、上記排気用接続筒
体21ならびに給気用接続筒体22が天井12の裏側に
配設された状態で、これを天井12の開口部12aから
天井12の裏側に挿入し、且つ、上記外枠体16の下方
に一体に形成された鍔部16aを排気用接続筒体21の
鍔部21aならびに給気用接続筒体22の鍔部22aに
宛てがい、取付枠にねじ固定することによって、天井1
2の裏側に配設されている。
体21ならびに給気用接続筒体22が天井12の裏側に
配設された状態で、これを天井12の開口部12aから
天井12の裏側に挿入し、且つ、上記外枠体16の下方
に一体に形成された鍔部16aを排気用接続筒体21の
鍔部21aならびに給気用接続筒体22の鍔部22aに
宛てがい、取付枠にねじ固定することによって、天井1
2の裏側に配設されている。
【0022】天井12の開口部12aの下方には、図3
にも示すように、矩形状のパネル23が配設されてい
る。このパネル23の上面部には、脚部24に支持され
た断面が凹状をなす矩形枠状の取付部25が設けられて
おり、その取付部25が外枠体16の鍔部16a、排気
用接続筒体21の鍔部21aならびに給気用接続筒体2
2の鍔部22aを覆うようになっている。
にも示すように、矩形状のパネル23が配設されてい
る。このパネル23の上面部には、脚部24に支持され
た断面が凹状をなす矩形枠状の取付部25が設けられて
おり、その取付部25が外枠体16の鍔部16a、排気
用接続筒体21の鍔部21aならびに給気用接続筒体2
2の鍔部22aを覆うようになっている。
【0023】また、このパネル23の上面部の所定部位
には、フック26が設けられており、パネル23は、周
知のように上記本体下部15に設けられたねじりコイル
ばね27(図2参照)のコイル部27aがフック26に
引掛けられることによって、上方へ付勢されて保持され
ている。尚、図1においては、ねじりコイルばね27は
省略している。
には、フック26が設けられており、パネル23は、周
知のように上記本体下部15に設けられたねじりコイル
ばね27(図2参照)のコイル部27aがフック26に
引掛けられることによって、上方へ付勢されて保持され
ている。尚、図1においては、ねじりコイルばね27は
省略している。
【0024】さらに、このパネル23は、上記した吸入
口19の下方の部分が浴室11側に張出すように僅かに
湾曲した形状となっており、その部位が水受部28とさ
れている。さらに、パネル23の外周部には、全周にわ
たって立上がり状のリブ29が一体に形成されている。
口19の下方の部分が浴室11側に張出すように僅かに
湾曲した形状となっており、その部位が水受部28とさ
れている。さらに、パネル23の外周部には、全周にわ
たって立上がり状のリブ29が一体に形成されている。
【0025】また、上記本体下部15には、その一部と
共に仕切板30が一体に形成されており、上記パネル2
3上方の空間部は、この仕切板30によって、排気用接
続筒体21側と給気用接続筒体22側とに仕切られてい
る。そして、この場合、排気用接続筒体21側における
パネル23と天井12との間の間隙部は、側方へ開口す
る排気口31とされ、その排気口31から上記吸入口1
9、吐出口20ならびに排気用接続筒体21の内部にか
けての部位が排気通路32とされている。
共に仕切板30が一体に形成されており、上記パネル2
3上方の空間部は、この仕切板30によって、排気用接
続筒体21側と給気用接続筒体22側とに仕切られてい
る。そして、この場合、排気用接続筒体21側における
パネル23と天井12との間の間隙部は、側方へ開口す
る排気口31とされ、その排気口31から上記吸入口1
9、吐出口20ならびに排気用接続筒体21の内部にか
けての部位が排気通路32とされている。
【0026】また、給気用接続筒体22側におけるパネ
ル23と天井12との間の間隙部は、側方へ開口する給
気口33とされ、給気用接続筒体22の内部から給気口
33にかけての部位は、給気通路34とされている。
尚、図面と垂直方向の側におけるパネル23と天井12
との間隙部も、上記排気口31ならびに排気通路32と
されている。つまり、この場合においては、図3に示す
ように、4方向のうちの3方向から排気すると共に、1
方向から給気するようになっている。
ル23と天井12との間の間隙部は、側方へ開口する給
気口33とされ、給気用接続筒体22の内部から給気口
33にかけての部位は、給気通路34とされている。
尚、図面と垂直方向の側におけるパネル23と天井12
との間隙部も、上記排気口31ならびに排気通路32と
されている。つまり、この場合においては、図3に示す
ように、4方向のうちの3方向から排気すると共に、1
方向から給気するようになっている。
【0027】さらに、仕切板30の両端部には、図4な
らびに図5にも示すように、その仕切板30との間で上
記給気通路34を形成するように、側壁部35が一体に
形成されている。また、仕切板30の下部30aは、給
気に際して空気が流れ易いように、湾曲状をなしてい
る。そして、側壁部35の下部、つまり、上記給気口3
3に対応する部位には、凹部35aが形成されており、
その凹部35aには、図5に示すように、矩形状の枠3
6と網37とからなるフィルタ38が着脱可能に取付け
られるようになっている。尚、図1においては、上記し
た側壁部35の凹部35aならびにフィルタ38は省略
している。また、本体下部15にあって吸入口19の周
囲部には、上記パネル23の水受部28の上方に位置し
て複数の孔部39が形成されている。
らびに図5にも示すように、その仕切板30との間で上
記給気通路34を形成するように、側壁部35が一体に
形成されている。また、仕切板30の下部30aは、給
気に際して空気が流れ易いように、湾曲状をなしてい
る。そして、側壁部35の下部、つまり、上記給気口3
3に対応する部位には、凹部35aが形成されており、
その凹部35aには、図5に示すように、矩形状の枠3
6と網37とからなるフィルタ38が着脱可能に取付け
られるようになっている。尚、図1においては、上記し
た側壁部35の凹部35aならびにフィルタ38は省略
している。また、本体下部15にあって吸入口19の周
囲部には、上記パネル23の水受部28の上方に位置し
て複数の孔部39が形成されている。
【0028】上記構成において、送風ファン17がモー
タ18により回転駆動されると、浴室11内の空気は、
上述したように排気口31が側方へ開口しているので、
天井12に沿った方向から排気口31ならびに吸入口1
9を通じて本体13内(ケーシング内)へ吸入され、そ
して、吐出口20、排気用接続筒体21ならびに排気ダ
クトの内部を通じて屋外へ排出される(図1中、矢印A
参照)。また、このとき、屋外の空気は、給気ダクトな
らびに給気用接続筒体22の内部を通じて給気通路34
内へ吸入され、上述したように、給気口33が側方へ開
口しているので、給気口33を通じて浴室11内へ天井
12に沿った方向へ供給される(図1中、矢印B参
照)。
タ18により回転駆動されると、浴室11内の空気は、
上述したように排気口31が側方へ開口しているので、
天井12に沿った方向から排気口31ならびに吸入口1
9を通じて本体13内(ケーシング内)へ吸入され、そ
して、吐出口20、排気用接続筒体21ならびに排気ダ
クトの内部を通じて屋外へ排出される(図1中、矢印A
参照)。また、このとき、屋外の空気は、給気ダクトな
らびに給気用接続筒体22の内部を通じて給気通路34
内へ吸入され、上述したように、給気口33が側方へ開
口しているので、給気口33を通じて浴室11内へ天井
12に沿った方向へ供給される(図1中、矢印B参
照)。
【0029】さて、ここで、浴室11の内部は、高温多
湿であるので、本体13の内壁面や送風ファン17など
に結露が発生するようになる。しかしながら、この場
合、吸入口19ならびに天井12の開口部12aは、パ
ネル23より覆われており、排気口31は、側方へ開口
するように形成されているので、本体13の内壁面や送
風ファン17などに結露した結露水は、吸入口19や孔
部39を通してパネル23の上面に落下し、パネル23
の水受部28に溜まるようになる。つまり、結露水が浴
室11内に落下することはない。そして、その水受部2
8に溜まった結露水は、排気に際して空気がパネル23
の上方を流れることによって、蒸発するようになる。
湿であるので、本体13の内壁面や送風ファン17など
に結露が発生するようになる。しかしながら、この場
合、吸入口19ならびに天井12の開口部12aは、パ
ネル23より覆われており、排気口31は、側方へ開口
するように形成されているので、本体13の内壁面や送
風ファン17などに結露した結露水は、吸入口19や孔
部39を通してパネル23の上面に落下し、パネル23
の水受部28に溜まるようになる。つまり、結露水が浴
室11内に落下することはない。そして、その水受部2
8に溜まった結露水は、排気に際して空気がパネル23
の上方を流れることによって、蒸発するようになる。
【0030】このように第1実施例によれば、本体13
の吸入口19ならびに天井12の開口部12aを覆うよ
うにパネル23を設け、そのパネル23と天井12との
間に側方へ開口するように排気口31を形成したので、
本体13の内壁面や送風ファン17に結露した結露水
は、パネル23の上面に落下し、溜まるようになる。こ
れによって、結露水が身体に落下することがなくなるの
で、入浴者が不快感を感じることがなくなる。
の吸入口19ならびに天井12の開口部12aを覆うよ
うにパネル23を設け、そのパネル23と天井12との
間に側方へ開口するように排気口31を形成したので、
本体13の内壁面や送風ファン17に結露した結露水
は、パネル23の上面に落下し、溜まるようになる。こ
れによって、結露水が身体に落下することがなくなるの
で、入浴者が不快感を感じることがなくなる。
【0031】また、排気口31ならびに給気口33を側
方へ開口するように構成したので、天井12面に沿った
方向から排気されると共に、天井12面に沿った方向へ
給気され、空気が天井12面に沿って多く流れるように
なる。これによって、仮に、天井12に水滴が付着した
場合であっても、その水滴が付着した天井12を速やか
に乾燥させることができる。
方へ開口するように構成したので、天井12面に沿った
方向から排気されると共に、天井12面に沿った方向へ
給気され、空気が天井12面に沿って多く流れるように
なる。これによって、仮に、天井12に水滴が付着した
場合であっても、その水滴が付着した天井12を速やか
に乾燥させることができる。
【0032】特に、この第1実施例では、4方向のうち
の3方向から排気し、1方向へ給気するように、つま
り、排気口31の全体の開口面積を給気口33の開口面
積よりも大きく構成したので、排気を効率良く行うこと
ができ、これによって、浴室11内を効率良く換気する
ことができる。
の3方向から排気し、1方向へ給気するように、つま
り、排気口31の全体の開口面積を給気口33の開口面
積よりも大きく構成したので、排気を効率良く行うこと
ができ、これによって、浴室11内を効率良く換気する
ことができる。
【0033】また、パネル23の上面に水受部28を設
けたので、パネル23の上面に落下した結露水は、その
水受部28に溜まるようになる。これによって、結露水
がパネル23の上面を流れて浴室11内に落下すること
を防止することができる。
けたので、パネル23の上面に落下した結露水は、その
水受部28に溜まるようになる。これによって、結露水
がパネル23の上面を流れて浴室11内に落下すること
を防止することができる。
【0034】また、本体下部15にあって吸入口19の
周囲部に、パネル23の水受部28の上方に対向するよ
うに複数の孔部39を設けたので、本体13の内壁面や
送風ファン17などに結露した結露水は、その孔部39
に案内されて速やかにパネル23の上面に落下するよう
になる。これによって、本体13の内壁面や送風ファン
17を速やかに乾燥させることができる。
周囲部に、パネル23の水受部28の上方に対向するよ
うに複数の孔部39を設けたので、本体13の内壁面や
送風ファン17などに結露した結露水は、その孔部39
に案内されて速やかにパネル23の上面に落下するよう
になる。これによって、本体13の内壁面や送風ファン
17を速やかに乾燥させることができる。
【0035】また、パネル23の外周部にリブ29を設
けたので、パネル23の上面に溜まった結露水がオーバ
フローして浴室11内に落下することを防止できると共
に、パネル23の強度を高めることもできる。また、仕
切板30の下部30aを湾曲状に形成したので、給気に
際して、屋外の空気を浴室11内に向かって滑らかに流
すことができる。
けたので、パネル23の上面に溜まった結露水がオーバ
フローして浴室11内に落下することを防止できると共
に、パネル23の強度を高めることもできる。また、仕
切板30の下部30aを湾曲状に形成したので、給気に
際して、屋外の空気を浴室11内に向かって滑らかに流
すことができる。
【0036】また、本体下部15に側壁部35を一体に
形成したので、給気に際して、屋外の空気が給気通路3
4の途中でリークすることがなく、これによって、屋外
の空気を浴室11内に向かって良好に流すことができ
る。
形成したので、給気に際して、屋外の空気が給気通路3
4の途中でリークすることがなく、これによって、屋外
の空気を浴室11内に向かって良好に流すことができ
る。
【0037】また、仕切板30を本体下部15に一体に
形成したので、仕切板30と本体下部15との間でリー
クすることがなく、これによって、排気ならびに給気を
良好に行うこができる。
形成したので、仕切板30と本体下部15との間でリー
クすることがなく、これによって、排気ならびに給気を
良好に行うこができる。
【0038】さらに、本体13の下方にあって給気口3
3に対応する部位にフィルタ38を着脱可能に設けたの
で、フィルタ38を取付けることによって、屋外から浴
室11内に虫が侵入することを防止することができると
共に、フィルタ38を室内側から取外しできるので、フ
ィルタ38の掃除を容易に行うことができる。
3に対応する部位にフィルタ38を着脱可能に設けたの
で、フィルタ38を取付けることによって、屋外から浴
室11内に虫が侵入することを防止することができると
共に、フィルタ38を室内側から取外しできるので、フ
ィルタ38の掃除を容易に行うことができる。
【0039】次に、本発明の第2実施例について、図6
を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分につい
て説明する。この第2実施例においては、本体下部15
の代わりに、本体下部41にあって給気側の部位が仕切
板30を含めて二重構造となっており、このような二重
構造によって、空気による断熱層42が形成されるよう
になっている。
を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分につい
て説明する。この第2実施例においては、本体下部15
の代わりに、本体下部41にあって給気側の部位が仕切
板30を含めて二重構造となっており、このような二重
構造によって、空気による断熱層42が形成されるよう
になっている。
【0040】この第2実施例によれば、上述した第1実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第2実施例では、給気側の部位を二重構造としたので、
冬場など、屋外の気温が低く、給気に際して、屋外から
冷気が吸入される場合であっても、断熱層42により、
本体下部41における結露を抑えることができる。
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第2実施例では、給気側の部位を二重構造としたので、
冬場など、屋外の気温が低く、給気に際して、屋外から
冷気が吸入される場合であっても、断熱層42により、
本体下部41における結露を抑えることができる。
【0041】次に、本発明の第3実施例について、図7
を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分につい
て説明する。この第3実施例においては、第1実施例で
説明した矩形箱状をなす外枠体16に代えて、円筒状、
すなわち、下面が開口する円形箱状をなす外枠体51を
有する本体52が採用され、さらに、円形状のパネル5
3が採用されている。
を参照して説明する。尚、第1実施例と同一部分には同
一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分につい
て説明する。この第3実施例においては、第1実施例で
説明した矩形箱状をなす外枠体16に代えて、円筒状、
すなわち、下面が開口する円形箱状をなす外枠体51を
有する本体52が採用され、さらに、円形状のパネル5
3が採用されている。
【0042】この第3実施例によれば、上述した第1実
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第3実施例では、本体52を横断面が全体として円形状
をしているので、本体52の表面積を小さくすることが
でき、その分、本体52における結露を抑えることがで
きる。
施例と同様の作用効果を得ることができる。特に、この
第3実施例では、本体52を横断面が全体として円形状
をしているので、本体52の表面積を小さくすることが
でき、その分、本体52における結露を抑えることがで
きる。
【0043】尚、本発明は、上記実施例にのみ限定され
るものでなく、本体を天井の上方から天井面に取付ける
ものであっても良く、また、浴室に限らず、他の部屋に
適用しても良いなど、種々の変形が可能である。
るものでなく、本体を天井の上方から天井面に取付ける
ものであっても良く、また、浴室に限らず、他の部屋に
適用しても良いなど、種々の変形が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の天井用換気扇によれば、本体の吸入口なら
びに天井の開口部を覆うようにパネルを設け、そのパネ
ルと天井との間で側方へ開口する排気口を形成したの
で、本体の内壁面や送風ファンに結露した結露水は、パ
ネルの上面に落下して溜まるようになる。これによっ
て、結露水が部屋の内部に落下することがなくなり、つ
まり、結露水が身体に落下することがなく、入浴者が不
快感を感じることがなくなる。
求項1記載の天井用換気扇によれば、本体の吸入口なら
びに天井の開口部を覆うようにパネルを設け、そのパネ
ルと天井との間で側方へ開口する排気口を形成したの
で、本体の内壁面や送風ファンに結露した結露水は、パ
ネルの上面に落下して溜まるようになる。これによっ
て、結露水が部屋の内部に落下することがなくなり、つ
まり、結露水が身体に落下することがなく、入浴者が不
快感を感じることがなくなる。
【0045】また、排気口ならびに給気口を側方へ開口
するように構成したので、天井面に沿った方向から排気
されると共に、天井面に沿った方向へ給気され、つま
り、天井面に沿って空気が多く流れるようになる。これ
によって、仮に、天井に水滴が付着した場合であって
も、その水滴が付着した天井を速やかに乾燥させること
ができる。
するように構成したので、天井面に沿った方向から排気
されると共に、天井面に沿った方向へ給気され、つま
り、天井面に沿って空気が多く流れるようになる。これ
によって、仮に、天井に水滴が付着した場合であって
も、その水滴が付着した天井を速やかに乾燥させること
ができる。
【0046】請求項2記載の天井用換気扇によれば、排
気口を給気口よりも開口面積が大きく構成したので、排
気を効率良く行うことができ、これによって、部屋内を
効率良く換気することができる。
気口を給気口よりも開口面積が大きく構成したので、排
気を効率良く行うことができ、これによって、部屋内を
効率良く換気することができる。
【0047】請求項3記載の天井用換気扇によれば、パ
ネルに、ファンケーシングの吸入口の下方に位置して水
受部を設けたので、パネルの上面に落下した結露水は、
その水受部に溜まるようになり、これによって、結露水
がパネルの上面を流れて部屋の内部に落下することを防
止することができる。
ネルに、ファンケーシングの吸入口の下方に位置して水
受部を設けたので、パネルの上面に落下した結露水は、
その水受部に溜まるようになり、これによって、結露水
がパネルの上面を流れて部屋の内部に落下することを防
止することができる。
【0048】請求項4記載の天井用換気扇によれば、フ
ァンケーシングにあって水受部に対向する部位に孔部を
形成したので、本体の内壁面や送風ファンなどに結露し
た結露水は、その孔部に案内されて速やかにパネルの上
面に落下するようになり、これによって、本体の内壁面
や送風ファンを速やかに乾燥させることができる。
ァンケーシングにあって水受部に対向する部位に孔部を
形成したので、本体の内壁面や送風ファンなどに結露し
た結露水は、その孔部に案内されて速やかにパネルの上
面に落下するようになり、これによって、本体の内壁面
や送風ファンを速やかに乾燥させることができる。
【0049】請求項5記載の天井用換気扇によれば、パ
ネルの外周部に立上がり状のリブを設けたので、パネル
の上面に溜まった結露水がオーバフローして部屋の内部
に落下することを防止できると共に、パネルの強度を高
めることもできる。
ネルの外周部に立上がり状のリブを設けたので、パネル
の上面に溜まった結露水がオーバフローして部屋の内部
に落下することを防止できると共に、パネルの強度を高
めることもできる。
【0050】請求項6記載の天井用換気扇によれば、仕
切板にあって給気口に対応する部位を湾曲状にしたの
で、屋外の空気を部屋の内部に向かって滑らかに流すこ
とができる。
切板にあって給気口に対応する部位を湾曲状にしたの
で、屋外の空気を部屋の内部に向かって滑らかに流すこ
とができる。
【0051】請求項7記載の天井用換気扇によれば、仕
切板に給気通路を形成するように側壁部を設けたので、
給気に際して、屋外の空気がリークすることがなく、こ
れによって、屋外の空気を部屋の内部に良好に流すこと
ができる。
切板に給気通路を形成するように側壁部を設けたので、
給気に際して、屋外の空気がリークすることがなく、こ
れによって、屋外の空気を部屋の内部に良好に流すこと
ができる。
【0052】請求項8記載の天井用換気扇によれば、仕
切板をファンケーシングに一体に形成したので、仕切板
とファンケーシングとの間でリークすることがなく、排
気ならびに給気を良好に行うこができる。
切板をファンケーシングに一体に形成したので、仕切板
とファンケーシングとの間でリークすることがなく、排
気ならびに給気を良好に行うこができる。
【0053】請求項9記載の天井用換気扇によれば、仕
切板やファンケーシングを二重構造に構成したので、そ
の二重構造によって生じる断熱層により、冬場など、屋
外の気温が低く、給気に際して、屋外から冷気が吸入さ
れる場合であっても、ファンケーシングにおける結露を
抑えることができる。
切板やファンケーシングを二重構造に構成したので、そ
の二重構造によって生じる断熱層により、冬場など、屋
外の気温が低く、給気に際して、屋外から冷気が吸入さ
れる場合であっても、ファンケーシングにおける結露を
抑えることができる。
【0054】請求項10記載の天井用換気扇によれば、
給気口側に、フィルタを着脱可能に設けたので、屋外か
ら部屋の内部に虫が侵入することを防止できる。
給気口側に、フィルタを着脱可能に設けたので、屋外か
ら部屋の内部に虫が侵入することを防止できる。
【0055】請求項11記載の天井用換気扇によれば、
本体を円筒状に形成したので、本体の表面積を小さくす
ることができ、これによって、本体における結露を抑え
ることができる。
本体を円筒状に形成したので、本体の表面積を小さくす
ることができ、これによって、本体における結露を抑え
ることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断側面図
【図2】パネルを一部残して示す下面図
【図3】パネルの取付状態を示す斜視図
【図4】本体下部の斜視図
【図5】本体下部の一部ならびにフィルタの斜視図
【図6】本発明の第2実施例を示すもので、本体下部の
要部を示す断面図
要部を示す断面図
【図7】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図8】従来例を示す図1相当図
図面中、11は浴室(部屋)、12は天井、12aは開
口部、13は本体、14は本体上部(ファンケーシン
グ)、15は本体下部(ファンケーシング)、16は外
枠体、17は送風ファン、19は吸入口、20は吐出
口、23はパネル、28は水受部、29はリブ、30は
仕切板、31は排気口、33は給気口、34は給気通
路、35は側壁部、38はフィルタ、39は孔部、41
は本体下部(ファンケーシング)、52は本体、53は
パネルである。
口部、13は本体、14は本体上部(ファンケーシン
グ)、15は本体下部(ファンケーシング)、16は外
枠体、17は送風ファン、19は吸入口、20は吐出
口、23はパネル、28は水受部、29はリブ、30は
仕切板、31は排気口、33は給気口、34は給気通
路、35は側壁部、38はフィルタ、39は孔部、41
は本体下部(ファンケーシング)、52は本体、53は
パネルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十川 康博 名古屋市西区名西二丁目33番10号 東芝エ ー ・ブイ・イー株式会社
Claims (11)
- 【請求項1】 部屋の天井に設けられる本体と、 この本体に設けられ、下部に吸入口が形成されると共
に、他の部位に吐出口が形成されたファンケーシング
と、 このファンケーシングの内部に配設された送風ファン
と、 前記天井の下方に前記ファンケーシングの吸入口ならび
に前記天井の開口部を覆うように設けられ、前記天井と
の間で側方へ開口する排気口を形成するパネルと、 前記本体に設けられ、前記排気口と仕切られて前記部屋
の内部に連通する給気口を形成する仕切板とを備え、 前記部屋の内部に対して、前記天井面に沿った方向から
前記排気口を通して排気すると共に、前記給気口を通し
て前記天井面に沿った方向へ給気することを特徴とする
天井用換気扇。 - 【請求項2】 前記排気口は、前記給気口よりも開口面
積が大きく構成されていることを特徴とする請求項1記
載の天井用換気扇。 - 【請求項3】 前記パネルは、前記ファンケーシングの
吸入口の下方に位置して水受部が設けられていることを
特徴とする請求項1または2記載の天井用換気扇。 - 【請求項4】 前記ファンケーシングは、前記水受部に
対向する部位に孔部が形成されていることを特徴とする
請求項3記載の天井用換気扇。 - 【請求項5】 前記パネルは、外周部に立上がり状のリ
ブが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4
のいずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項6】 前記仕切板は、前記給気口に対応する部
位が湾曲状をなしていることを特徴とする請求項1ない
し5のいずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項7】 前記仕切板は、給気通路を形成するよう
に側壁部が設けられていることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項8】 前記仕切板は、前記ファンケーシングに
一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし
7のいずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項9】 前記仕切板やファンケーシングは、二重
構造に構成されていることを特徴とする請求項1ないし
8のいずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項10】 前記給気口側に、フィルタが着脱可能
に設けられていることを特徴とする請求項1ないし9の
いずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項11】 前記本体は、円筒状に形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載
の天井用換気扇。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277608A JPH11108414A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 天井用換気扇 |
TW087107140A TW352410B (en) | 1997-10-09 | 1998-05-08 | Air vent fan for ceiling |
KR1019980027048A KR100297176B1 (ko) | 1997-10-09 | 1998-07-01 | 천정용환기팬 |
CNB981213243A CN1168934C (zh) | 1997-10-09 | 1998-10-07 | 顶棚用换气扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277608A JPH11108414A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 天井用換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11108414A true JPH11108414A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17585802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9277608A Pending JPH11108414A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 天井用換気扇 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11108414A (ja) |
KR (1) | KR100297176B1 (ja) |
CN (1) | CN1168934C (ja) |
TW (1) | TW352410B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167371A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴室の空気供給ノズルの取付け構造 |
JP2006250389A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Mitsubishi Electric Corp | 換気装置 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100337233B1 (ko) * | 1999-05-24 | 2002-05-17 | 임윤철 | 다중 집합 제트팬을 이용한 환기장치 |
JP2005147415A (ja) * | 2003-11-11 | 2005-06-09 | Sanyo Electric Co Ltd | ダクト用換気扇 |
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