JPH11257698A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPH11257698A
JPH11257698A JP5665298A JP5665298A JPH11257698A JP H11257698 A JPH11257698 A JP H11257698A JP 5665298 A JP5665298 A JP 5665298A JP 5665298 A JP5665298 A JP 5665298A JP H11257698 A JPH11257698 A JP H11257698A
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JP
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air supply
exhaust
fan
air
exhaust fan
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Application number
JP5665298A
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English (en)
Inventor
Kimiyasu Ozeki
公康 尾関
Kiyomi Niwa
清美 丹羽
Hideaki Shimizu
秀明 清水
Michihiko Ono
充彦 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室壁が汚れることを防止すると共に、排気用
ファン及び給気用ファンの回転時における騒音発生を極
力防止する。 【解決手段】 本体枠4内に設けられたモータ12のシ
ャフトに排気用ファン13を設け、この排気用ファン1
3の外周部に設けられた円筒状部16の外周面に給気用
ファン14を設ける。このとき、排気用ファン13及び
給気用ファン14の重心位置を一致させる。また、本体
枠4の室内側端部に、排気用ベルマウス部7及び前記排
気用ベルマウス部7の外周部に位置する給気口8を有す
る化粧カバー6を設ける。排気用ファン13が回転する
と、室内2の空気は排気用ベルマウス部7を介して排気
路A1,A2内に吸入され、室外3に排出される。給気
用ファン14が回転すると、室外3の空気が給気路B
1,B2内に吸入された後、給気口8を介して室内2に
供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気及び給気が可
能な換気装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば台所の壁に取付
けられる換気装置は、プロペラファンからなる排気用フ
ァンにより室内の空気を室外に排出するように構成され
ている。ところが、プロペラファンは、室内の静圧が高
くなると風量が低下するため、室内を十分に換気するこ
とができない。また、プロペラファンの風量が低下する
と、室壁に設けられた排気口の周囲の空気が澱み易く、
その澱みにより空気中に含まれる油や煤などが排気口の
周辺に位置する室壁に付着して汚れてしまうという問題
があった。これに対して、実開昭56−149836号
公報には、排気用ファンと、この排気用ファンの外周部
に設けられ該排気用ファンと一体に回転する給気用ファ
ンとを備え、室内の空気を室外に排出すると共に室外の
空気を室内に供給する構成の換気装置が記載されてい
る。この換気装置の場合、給気口は、排気口の外周部に
位置する構成となっており、排気口の周囲における空気
の澱みをなくすことができる。ところが、上記換気装置
の場合、排気用ファンの重心位置と給気用ファンの重心
位置とが軸方向に離れていたため、バランスが悪く、排
気用ファン及び給気用ファンが回転したときに軸ぶれし
て、騒音が発生するという問題があった。
【0003】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、室壁が汚れることを防止すると共に、
排気用ファン及び給気用ファンの回転時における騒音発
生を極力防止することができる換気装置を提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の換気
装置は、室内の空気を吸入して室外に排出する排気用フ
ァンと、この排気用ファンと一体に回転するように該排
気用ファンの外周部に設けられ、室外の空気を吸入して
室内に供給する給気用ファンと、前記排気用ファン及び
給気用ファンが収容され、前記排気用ファンにより吸入
された室内の空気を通す排気路及び前記給気用ファンに
より吸入された室外の空気を通す給気路を有する本体枠
とを備え、前記排気用ファンの重心位置と前記給気用フ
ァンの重心位置とが略一致するように構成したところに
特徴を有する。
【0005】このような構成によれば、排気用ファンの
送風作用により室内の空気が室外に排出されると、同時
に、給気用ファンの送風作用により室外の空気が室内に
供給される。そのため、室内の静圧が高くなることがな
く、換気能力が低下することを極力防止できる。そのた
め、排気口の周辺部分において空気が澱むことを防止す
ることができ、例えば室壁に油や煤などの汚れが付着す
ることを防止できる。しかも、排気用ファンの重心位置
と給気用ファンの重心位置とが略一致するため、回転時
に軸ぶれすることがなく、騒音の発生を抑えることがで
きる。
【0006】この場合、本体枠の室内側端部に、排気用
ベルマウス部を有すると共に、この排気用ベルマウス部
の周囲部に設けられた給気口とを有する本体カバーを設
けると良い(請求項2の発明)。このような構成によれ
ば、排気用ベルマウス部の周辺部の澱んだ空気を撹拌す
ることができるので、室壁に汚れが付着することをより
防止できる。また、室内の空気は排気口である排気用ベ
ルマウス部を介して排気路内に吸入されるので、圧力損
失を少なく抑えることができる。
【0007】このとき、前記給気口を本体カバーの側方
部に設けると、排気用ベルマウス部から排出される空気
と、給気口から室内に供給される空気とが混ざり合うこ
とを極力防止できる(請求項3の発明)。特に、この場
合、給気路内の空気を前記給気口に向けて案内する風向
板を設けると、給気口に向かった空気は、室壁に沿うよ
うにして給気口から室内に供給されるため、室壁に汚れ
が付着することをより一層防止できる(請求項4の発
明)。
【0008】また、排気用ファンの外周部に、該排気用
ファンと一体に回転し、本体枠内を排気路と給気路とに
仕切る円筒状部を設けると共に、この円筒状部の外周面
に給気用ファンを設け、前記円筒状部の室内側端部を、
前記排気用ベルマウス部の室外側端部を囲繞するように
構成すると良い(請求項5の発明)。このような構成に
よれば、排気路を流れる空気と給気路を流れる空気とが
混ざることを防止できる。この場合、本体カバーに、円
筒状部の室内側端部を囲繞する囲繞部を設けると、円筒
状部と排気用ベルマウス部との間がラビリンス構造とな
るため、シール効果が高まり、排気路を流れる空気と給
気路を流れる空気とが混ざることをより一層防止できる
(請求項6の発明)。
【0009】更に、円筒状部を、排気用ファンの室外側
端部から室内側に向かって延びるように構成し、前記円
筒状部の室外側端部を囲繞し、本体枠内を排気路と給気
路とに仕切る内枠を設けると良い(請求項7の発明)。
このような構成によれば、排気用ファン及び給気用ファ
ンと共に回転する部材である円筒状部により形成される
流路の長さ寸法を短く済ませることができるので、送風
性能の低下を抑えることができる。
【0010】更にまた、請求項1の換気装置において、
排気用ファン及び給気用ファンの回転時における騒音の
発生を抑えるために、排気用ファンの羽根の径方向寸法
を、給気用ファンの羽根の径方向寸法よりも大きく設定
し、前記排気用ファンの羽根の数を、前記給気用ファン
の羽根の数よりも少なくなるように構成することが望ま
しい(請求項8の発明)。
【0011】また、排気用ファンの羽根の数と給気用フ
ァンの羽根の数とを、互いに素となるように設定するこ
とも良い構成である(請求項9の発明)。この場合は、
高調波の発生を極力抑えることができ、その結果、騒音
の発生を抑えることができる。更にまた、請求項10の
発明のように、排気用ファン及び給気用ファンは同数の
羽根を有し、前記排気用ファンの羽根と前記給気用ファ
ンの羽根とは互い違いに配設することによっても、騒音
の発生を防止できる。また、本体枠は、ダクト状に構成
されていても良い(請求項11の発明)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を例えば台所等の室
壁に配設される換気装置に適用した第1の実施例につい
て図1ないし図3を参照して説明する。まず、図1にお
いて、室壁1には、室内外を連通する矩形状の孔1aが
設けられており、この孔1a内に、室内2側及び室外3
側に開口する矩形筒状の本体枠4が取付けられている。
前記本体枠4の室内側端部にはフランジ5が設けられて
おり、このフランジ5に本体カバーたる化粧カバー6が
着脱可能に取付けられている。化粧カバー6の室内側端
面には、排気口、この場合、排気用ベルマウス部7が形
成されている。そして、図2にも示すように、前記化粧
カバー7のうち上下面部及び両側面部には、それぞれ複
数の給気口8が形成されている。
【0013】また、本体枠4の室外側端部のうち両側面
部及び下面部には、それぞれ複数の吸入孔4aが形成さ
れている。そして、図1に示すように、本体枠4の室外
側端部には、矩形筒状のシャッター取付枠10が取付け
られている。このシャッター取付枠10は段付き状に形
成されており、段部10aよりも室内側部分は本体枠4
内に配設される内枠10bを構成し、段部10aよりも
室外側部分は例えば3枚のシャッター9が回動可能に取
付けられたシャッター取付部10cを構成している。こ
の場合、前記内枠10bは、本体枠4との間に所定の距
離を存するように該本体枠4内に配設されている。これ
により、本体枠4内部は、排気路A1と給気路B1とに
仕切られている。
【0014】前記内枠10aには、取付枠11を介して
モータ12が取付けられている。このモータ12のシャ
フト(図示せず)には、排気用ファン13及び給気用フ
ァン14が着脱可能に取付けられている。具体的には、
図3にも示すように、モータ12のシャフトに嵌着され
るボス部15の外周面には、排気用ファン13を構成す
る例えば5枚の羽根13aが等間隔に配設されており、
これら5枚の羽根13aの外周縁部には、円筒状部16
が固定されている。
【0015】この円筒状部16は、前記羽根13aの室
外側端部から前記ベルマウス部7の室外側端部に向かっ
て延びるように軸方向寸法が設定されており、その室内
側端部は室内2側に向かって順次径大となるように構成
されてベルマウス部7の室外側端部を囲繞するように構
成されている。また、このとき、円筒状部16の室外側
端部は、前記内枠10aの室内側端部により囲繞される
ように構成されている。上記構成により、本体枠4及び
化粧カバー6内の空間には、排気用ベルマウス部7を排
気路A1に連通させる排気路A2が形成されると共に、
給気路B1を給気口8に連通させる給気路B2が形成さ
れるように構成されている。
【0016】そして、前記円筒状部16の外周面には、
給気用ファン14を構成する例えば8枚の羽根14aが
略等間隔に配設されている。このとき、8枚の羽根14
a全体の重心位置、即ち給気用ファン14の重心位置
は、前記排気用ファン13の羽根13a全体の重心位置
と略一致するように構成されている。また、排気用ファ
ン13の羽根13aの径方向寸法(図3においてaで示
す)は、給気用ファン14の羽根14aの径方向寸法
(図3においてbで示す)よりも大きくなるように構成
されている。
【0017】さて、上記構成において、モータ12が駆
動すると、排気用ファン13及び給気用ファン14が一
体に回転する。このとき、排気用ファン13及び給気用
ファン14それぞれの重心位置が略一致しているため、
排気用ファン13及び給気用ファン14は、安定した状
態で回転する。そして、室内2の空気は、排気用ファン
13の送風作用により図1中矢印Xで示すように室壁1
の室内2側の壁面と略垂直方向から排気用ベルマウス部
7内に流入し、排気路A2、排気路A1を通ってシャッ
ター取付枠10の室外3側の開口部から室外3に排出さ
れる。
【0018】一方、室外3の空気は、給気用ファン14
の送風作用により矢印Yで示すように吸入孔4aを介し
て給気路B1内に吸入された後、給気路B2を通り、給
気口8から室内2へ供給される。このとき、円筒状部1
6の室内側端部は、室内2側に向かって順次径大となる
ように構成されて給気口8に向かってカーブしているた
め、給気路B2内を流れる空気は、円筒状部16の室内
側端部に沿って滑らかに給気口8に向かう。そのため、
給気路B2内の空気は、室壁1の壁面に沿うような方向
で給気口8から室内2に吐出される。従って、本実施例
においては、円筒状部16が風向板として機能する。
【0019】このような構成によれば、排気用ファン1
3及び給気用ファン14を設け、室内2の空気を室外3
に排出すると共に室外3の空気を室内2に給気するよう
に構成したので、室内2の静圧を下げることができ、換
気装置による換気能力の低下を防止することができる。
しかも、排気用ファン13及び給気用ファン14の重心
位置が略一致するように構成したので、給気用ファンと
排気用ファンの重心位置が軸方向に離れていた従来と比
べて、バランス良く回転し、騒音の発生を極力抑えるこ
とができる。
【0020】また、排気用ファン13の外周部に該排気
用ファン13と一体に回転する給気用ファン14を設け
ると共に、排気用ベルマウス部7の外周部に給気口8を
設け、排気口8の周辺部に給気するように構成したの
で、排気用ベルマウス部7の周囲の空気を撹拌すること
ができる。そのため、化粧カバー6の周囲の室壁1に油
や煤などが付着することを極力防止できる。
【0021】更に、本実施例においては、排気口を排気
用ベルマウス部7により構成したので、室内2の空気が
排気路A2に流入する際の圧力損失を少なく抑えること
ができ、高い排気性能を得ることができる。
【0022】更にまた、本実施例においては、排気用ベ
ルマウス部7を化粧カバー6の室内側端面に設けると共
に、給気口8を化粧カバー6の上下面及び両側面に設け
たので、室内2の空気は室壁1と垂直な方向から排気用
ベルマウス部7に流入し、給気口8から供給される空気
は、室壁1と平行な方向で室内2に吐出される。そのた
め、排気と給気とが混ざり合ってしまうことを防止でき
る。しかも、円筒状部16の室内側端部を給気口8に向
かってカーブするように構成し、給気路A2内の空気を
給気口8に向けて案内するように構成した。従って、給
気路A2内の空気は、室壁1に沿うようにして給気口8
から吐出されるため、室壁1に汚れが付着することをよ
り一層防止することができる。
【0023】また、本実施例においては、排気用ファン
13の外周部に円筒状部16を設けると共にその外周面
に給気用ファン14を設け、本体枠4内を排気路A1と
給気路B1とに仕切るように構成したので、排気路A1
を流れる空気と給気路B1を流れる空気とが混ざり合う
ことを防止できる。特に、本実施例においては、前記円
筒状部16を排気用ファン13の室外側端部から室内側
に向かって延びるように構成すると共に、内枠10bを
円筒状部16の室外側端部を囲繞するように構成して、
本体枠4内を排気路A1と給気路B1とに仕切るように
構成した。これより、回転する部材である円筒状部16
により形成される流路の長さ寸法を短く済ませることが
できるので、送風性能の低下を抑えることができる。
【0024】また、本実施例においては、中央部に位置
する排気用ファン13の羽根13aの径方向寸法を給気
用ファン14の羽根14aの径方向寸法よりも大きく構
成し、且つ、給気用ファン14の羽根14aの数を排気
用ファン13の羽根13aの数よりも多くした。そのた
め、排気用及び給気用ファン13及び14をより一層安
定して回転させることができ、しかも、排気用ファン1
3と給気用ファン14の送風量の差を少なくすることが
できる。そして、このとき、排気用ファン13の羽根1
3aの数と給気用ファン14の羽根14aの数とが互い
に素となるように設定したので(本実施例では5枚と8
枚)、回転時に高調波が発生することを極力抑えること
ができ、より一層、騒音の発生を抑えることができる。
【0025】図4は、本発明の第2の実施例を示してお
り、第1の実施例と異なるとことを説明する。尚、第1
の実施例と同一部分には、同一の符号を付している。こ
の第2の実施例においては、排気用ファン13の羽根1
3aの数を給気用ファン14の羽根14a数とを同一に
構成すると共に、それぞれの羽根13a,14aが互い
違いとなるように配設した。
【0026】このような構成においても、排気用ファン
13及び給気用ファン14の回転時において騒音が発生
することを極力防止できる。尚、この場合は、給気用フ
ァン14の送風量の方が、排気用ファン13の送風量よ
りも小さくなるため、本実施例は、室内を排気すること
を主な目的とする場合に好適である。
【0027】図5は、本発明の第3の実施例を示してお
り、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1
の実施例と同一部分には、同一の符号を付している。こ
の第3の実施例においては、室内側端部が順次径大とな
る円筒状部16に代えて、室外側端部から室内側端部に
かけて同一径寸法の円筒状部21が排気用ファン13の
外周部に取付けられている。そして、ベルマウス部7の
室外側端部は、上記円筒状部21の室内側端部の内側に
入り込むように構成されており、以て、ベルマウス部7
と円筒状部21とが一部ラップするように構成されてい
る。
【0028】また、化粧カバー6の内面のうち前記ベル
マウス部7の室内側端部付近には、前記円筒状部21の
室内側端部を囲繞する囲繞部たる筒状部22が設けられ
ている。これにより、円筒状部21の室内側端部は、ベ
ルマウス部7及び筒状部22の室外側端部に挟まれてラ
ビリンス構造が構成されている。このため、高いシール
効果を得ることができ、排気路A2を流れる空気と、給
気路B2を流れる空気とが混ざり合ってしまうことを防
止できる。
【0029】上記第1の実施例においては、円筒状部1
6の室内側端部を、室内側に向かって徐々に径大となる
ように構成し、給気路B2内の空気が円筒状部16に沿
って給気口8に向かうように構成している。ところが、
円筒状部16は、排気用ファン13及び給気用ファン1
4と共に回転する部材であるため、円筒状部16に沿っ
て流れる空気が多いと、その分、空気抵抗が大きくな
り、送風能力が低下する。これに対して、本実施例で
は、円筒状部21全体を同一径寸法となるように構成す
ることにより空気抵抗を小さくすることができ、送風能
力を向上することができる。
【0030】尚、上記した各実施例においては、室壁1
に設けられた孔1aに矩形箱状の本体をはめ込むタイプ
の換気装置について説明したが、この他、例えば図6に
示す他の実施例のように、室内と室外とを連通する排気
ダクト31及び給気ダクト32の内部に排気用ファン1
3及び給気用ファン14を収容する構成の換気装置にも
適用できる。この場合、排気ダクト31の内部に取付枠
33を介してモータ34が取付けられており、このモー
タ34のシャフト34aに排気用ファン13及び給気用
ファン14が取付けられている。
【0031】そして、モータ34の駆動により排気用フ
ァン13が回転すると、室内2の空気は、排気口31a
を介して排気ダクト31内に吸入された後、吐出口31
bから室外3に排出される。また、給気用ファン14が
回転すると、室外3の空気は、吸入口32bを介して給
気ダクト32内に吸入され、給気口32aから室内に供
給される。
【0032】尚、本発明は、上記した実施例に限定され
るものではなく、例えば次のような変形或いは拡張が可
能である。第3の実施例において、筒状部22を室外側
から室内側に向かって径大となるように構成し、給気路
B2内を流れる空気を給気口8に案内する風向板として
の機能を有するように構成しても良い。或いは、筒状部
22とは別に風向板を設けても良い。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の換気装置によれば、排気用ファンにより室内の空気を
吸入して室外に排出すると共に、給気用ファンにより室
外の空気を吸入して室内に供給するように構成したの
で、室内の静圧が高くなって換気能力が低下することを
防止することができ。その結果、室壁に油や煤などの汚
れが付着することを防止できる。しかも、前記排気用フ
ァンの重心位置と前記給気用ファンの重心位置とを略一
致させるように構成したので、回転時に排気用ファン及
び給気用ファンが軸ぶれを生じることがなく、騒音の発
生を抑えることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す換気装置の縦断側
面図
【図2】斜視図
【図3】円筒状部の室内側端部を断面して示す排気用フ
ァン,給気用ファン、円筒状部の正面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の他の実施例を示す換気装置の側面図
【符号の説明】
図中、2は室内、3は室外、4は本体枠、6は化粧カバ
ー(本体カバー)、7は排気用ベルマウス部、8は給気
口、10bは内枠、13は排気用ファン、14は給気用
ファン、16,21は円筒状部、22は筒状部(囲繞
部)、A1,A2は排気路、B1,B2は給気路を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 充彦 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気を吸入して室外に排出する排
    気用ファンと、 この排気用ファンと一体に回転するように該排気用ファ
    ンの外周部に設けられ、室外の空気を吸入して室内に供
    給する給気用ファンと、 前記排気用ファン及び給気用ファンが収容され、前記排
    気用ファンにより吸入された室内の空気を通す排気路及
    び前記給気用ファンにより吸入された室外の空気を通す
    給気路を有する本体枠とを備え、 前記排気用ファンの重心位置と前記給気用ファンの重心
    位置とが略一致するように構成したことを特徴とする換
    気装置。
  2. 【請求項2】 本体枠の室内側端部には、排気用ベルマ
    ウス部を有すると共に、この排気用ベルマウス部の周囲
    部に設けられた給気口とを有する本体カバーが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 給気口は、本体カバーの側方部に設けら
    れていることを特徴とする請求項2記載の換気装置。
  4. 【請求項4】 給気路内の空気を給気口に向けて案内す
    る風向板を具備することを特徴とする請求項3記載の換
    気装置。
  5. 【請求項5】 排気用ファンの外周部には、該排気用フ
    ァンと一体に回転し、本体枠内を排気路と給気路とに仕
    切る円筒状部が設けられていると共に、この円筒状部の
    外周面に給気用ファンが設けられ、 前記円筒状部の室内側端部は、排気用ベルマウスの室外
    側端部を囲繞するように構成されていることを特徴とす
    る請求項2記載の換気装置。
  6. 【請求項6】 本体カバーには、円筒状部の室内側端部
    を囲繞する囲繞部が設けられていることを特徴とする請
    求項5記載の換気装置。
  7. 【請求項7】 円筒状部は、排気用ファンの室外側端部
    から室内側に向かって延びるように構成され、 前記円筒状部の室外側端部を囲繞し、本体枠内を排気路
    と給気路とに仕切る内枠を設けたことを特徴とする請求
    項5記載の換気装置。
  8. 【請求項8】 排気用ファンの羽根の径方向寸法は、給
    気用ファンの羽根の径方向寸法よりも大きく設定され、 前記排気用ファンの羽根の数は、前記給気用ファンの羽
    根の数よりも少なくなるように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の換気装置。
  9. 【請求項9】 排気用ファンの羽根の数と給気用ファン
    の羽根の数とは、互いに素となるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  10. 【請求項10】 排気用ファン及び給気用ファンは同数
    の羽根を有し、前記排気用ファンの羽根と前記給気用フ
    ァンの羽根とは互い違いに配設されていることを特徴と
    する請求項1記載の換気装置。
  11. 【請求項11】 本体枠は、ダクト状をなすことを特徴
    とする請求項1記載の換気装置。
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