JP2003013896A - 換気ファン及び換気ファンユニット - Google Patents
換気ファン及び換気ファンユニットInfo
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- JP2003013896A JP2003013896A JP2001194765A JP2001194765A JP2003013896A JP 2003013896 A JP2003013896 A JP 2003013896A JP 2001194765 A JP2001194765 A JP 2001194765A JP 2001194765 A JP2001194765 A JP 2001194765A JP 2003013896 A JP2003013896 A JP 2003013896A
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- JP
- Japan
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- ventilation fan
- ventilation
- bathroom
- discharge port
- fan
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Ventilation (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】空気の逆流を最小限に抑えることのできる換気
ファン及びそういった換気ファンを搭載した浴室暖房機
用の換気ファンユニットを提供する。 【解決手段】浴室を形成している外壁Wの壁面に取り付
けられるプレート状の換気アダプタと、この換気アダプ
タにビス止めされる換気ファンと、この換気ファンを覆
うように、換気アダプタにビス止めされるファンカバー
とから構成されている。換気ファンには、ファン本体の
吐出口23に逆流防止ダンパ25が取り付けられてお
り、この逆流防止ダンパ25は、吐出口23の上部内側
面からそれぞれ内側に突出する左右一対の支軸26に、
上端側において回動自在に支持された、吐出口23を開
閉する羽根板27と、吐出口23の両内側面から内底面
にわたって連続的に形成された、羽根板27の内面側に
おける支軸26より下側の両側端縁及び下端縁が当接す
る段部28とから構成されている。
ファン及びそういった換気ファンを搭載した浴室暖房機
用の換気ファンユニットを提供する。 【解決手段】浴室を形成している外壁Wの壁面に取り付
けられるプレート状の換気アダプタと、この換気アダプ
タにビス止めされる換気ファンと、この換気ファンを覆
うように、換気アダプタにビス止めされるファンカバー
とから構成されている。換気ファンには、ファン本体の
吐出口23に逆流防止ダンパ25が取り付けられてお
り、この逆流防止ダンパ25は、吐出口23の上部内側
面からそれぞれ内側に突出する左右一対の支軸26に、
上端側において回動自在に支持された、吐出口23を開
閉する羽根板27と、吐出口23の両内側面から内底面
にわたって連続的に形成された、羽根板27の内面側に
おける支軸26より下側の両側端縁及び下端縁が当接す
る段部28とから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吐出口に逆流防
止ダンパが取り付けられた換気ファン及びこの種の換気
ファンを搭載した浴室暖房機用の換気ファンユニットに
関する。
止ダンパが取り付けられた換気ファン及びこの種の換気
ファンを搭載した浴室暖房機用の換気ファンユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、温水暖房熱源機から供給される
温水の熱を利用して浴室内に温風を吹き出すことによっ
て浴室内の暖房を行う浴室暖房乾燥機は、通常、浴室を
形成している外壁の浴室側の壁面に取り付けた状態で、
その取付領域内に形成された換気穴を通して浴室内の湿
度の高い空気が屋外に排気されるようになっており、浴
室内に設置される浴室暖房乾燥機に換気ファンを搭載す
るタイプと、換気ファンユニットを屋外に別途設置する
タイプとがある。
温水の熱を利用して浴室内に温風を吹き出すことによっ
て浴室内の暖房を行う浴室暖房乾燥機は、通常、浴室を
形成している外壁の浴室側の壁面に取り付けた状態で、
その取付領域内に形成された換気穴を通して浴室内の湿
度の高い空気が屋外に排気されるようになっており、浴
室内に設置される浴室暖房乾燥機に換気ファンを搭載す
るタイプと、換気ファンユニットを屋外に別途設置する
タイプとがある。
【0003】いずれのタイプの浴室暖房乾燥機であって
も、使用される換気ファンは浴室内と屋外との間に形成
された排気経路に設置されているので、換気ファンの運
転を停止しているときに、風等によって屋外から浴室内
に容易に空気が流入しないように、その吐出口には、通
常、逆流防止ダンパが取り付けられている。
も、使用される換気ファンは浴室内と屋外との間に形成
された排気経路に設置されているので、換気ファンの運
転を停止しているときに、風等によって屋外から浴室内
に容易に空気が流入しないように、その吐出口には、通
常、逆流防止ダンパが取り付けられている。
【0004】例えば、浴室乾燥暖房機に搭載される換気
ファンとしては、図7(a)、(b)に示すようなもの
があり、この換気ファン50に取り付けられた逆流防止
ダンパ60は、同図に示すように、吐出口51を開放可
能に閉塞する羽根板61と、この羽根板61を閉塞位置
に位置決めするストッパ62とから構成されている。な
お、浴室乾燥暖房機は、通常、換気穴を通して温水循環
用の温水チューブや電線類を屋外に引き出すようになっ
ており、円形の換気穴が温水チューブ等の引出領域と風
道部分とに区画されているので、風道部分に接続される
換気ファン50の吐出口51は、風道部分の形状と同様
に略半円形状に形成されている。
ファンとしては、図7(a)、(b)に示すようなもの
があり、この換気ファン50に取り付けられた逆流防止
ダンパ60は、同図に示すように、吐出口51を開放可
能に閉塞する羽根板61と、この羽根板61を閉塞位置
に位置決めするストッパ62とから構成されている。な
お、浴室乾燥暖房機は、通常、換気穴を通して温水循環
用の温水チューブや電線類を屋外に引き出すようになっ
ており、円形の換気穴が温水チューブ等の引出領域と風
道部分とに区画されているので、風道部分に接続される
換気ファン50の吐出口51は、風道部分の形状と同様
に略半円形状に形成されている。
【0005】前記羽根板61は、換気ファン50の運転
を停止したときに、自重で回動することによって換気フ
ァン50の吐出口51を閉塞するように、その上端部が
吐出口51の内周面に回動可能に支持されており、前記
ストッパ62は、羽根板61が閉じたときに、その内面
側の下端縁の一部が当接するように、換気ファン50の
吐出口51の内周面(下面)に部分的に形成されてい
る。
を停止したときに、自重で回動することによって換気フ
ァン50の吐出口51を閉塞するように、その上端部が
吐出口51の内周面に回動可能に支持されており、前記
ストッパ62は、羽根板61が閉じたときに、その内面
側の下端縁の一部が当接するように、換気ファン50の
吐出口51の内周面(下面)に部分的に形成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、換気ファン
50の吐出口51内に設置されている羽根板61を円滑
に回動させるためには、羽根板61の周縁と吐出口51
の内周面との間に僅かな隙間を形成しておく必要がある
ので、羽根板61の下端縁の一部分がストッパ62に当
接する、上述したような逆流防止ダンパ60では、スト
ッパ62に当接していない羽根板61の周縁部分におい
て、吐出口51と羽根板61との間に形成された隙間か
ら空気が流入(逆流)してしまい、十分な逆流防止機能
を果たすことができないという問題があった。
50の吐出口51内に設置されている羽根板61を円滑
に回動させるためには、羽根板61の周縁と吐出口51
の内周面との間に僅かな隙間を形成しておく必要がある
ので、羽根板61の下端縁の一部分がストッパ62に当
接する、上述したような逆流防止ダンパ60では、スト
ッパ62に当接していない羽根板61の周縁部分におい
て、吐出口51と羽根板61との間に形成された隙間か
ら空気が流入(逆流)してしまい、十分な逆流防止機能
を果たすことができないという問題があった。
【0007】そこで、この発明の課題は、空気の逆流を
最小限に抑えることのできる換気ファン及びそういった
換気ファンを搭載した浴室暖房機用の換気ファンユニッ
トを提供することにある。
最小限に抑えることのできる換気ファン及びそういった
換気ファンを搭載した浴室暖房機用の換気ファンユニッ
トを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、吐出口に逆流防止ダンパ
を取り付けた換気ファンにおいて、前記逆流防止ダンパ
を、上端側で前記吐出口の内周面に回動可能に支持され
た羽根板と、前記吐出口の内周面に形成された、前記羽
根板の内面側における回動軸より下側の両側端縁及び下
端縁が当接する段部とによって構成したのである。
を解決するため、この発明は、吐出口に逆流防止ダンパ
を取り付けた換気ファンにおいて、前記逆流防止ダンパ
を、上端側で前記吐出口の内周面に回動可能に支持され
た羽根板と、前記吐出口の内周面に形成された、前記羽
根板の内面側における回動軸より下側の両側端縁及び下
端縁が当接する段部とによって構成したのである。
【0009】以上のように、この換気ファンは、上端側
で前記吐出口の内周面に回動可能に支持された羽根板
と、前記羽根板の内面側における回動軸より下側の両側
端縁及び下端縁が当接する、前記吐出口の内周面に形成
された段部とによって逆流防止ダンパを構成したので、
換気ファンの運転を停止すると、吐出口を開放していた
羽根板が自重で回動して吐出口を閉塞し、回動軸より下
側における羽根板の周縁部が段部に当接することにな
る。
で前記吐出口の内周面に回動可能に支持された羽根板
と、前記羽根板の内面側における回動軸より下側の両側
端縁及び下端縁が当接する、前記吐出口の内周面に形成
された段部とによって逆流防止ダンパを構成したので、
換気ファンの運転を停止すると、吐出口を開放していた
羽根板が自重で回動して吐出口を閉塞し、回動軸より下
側における羽根板の周縁部が段部に当接することにな
る。
【0010】従って、羽根板が閉じた状態では、回動軸
より下側において、羽根板の周縁と吐出口の内周面との
間に隙間が形成されることがなく、羽根板の下端縁を部
分的にストッパに当接させる逆流防止ダンパを備えた従
来の換気ファンに比べて、空気の逆流を大幅に抑えるこ
とができる。
より下側において、羽根板の周縁と吐出口の内周面との
間に隙間が形成されることがなく、羽根板の下端縁を部
分的にストッパに当接させる逆流防止ダンパを備えた従
来の換気ファンに比べて、空気の逆流を大幅に抑えるこ
とができる。
【0011】特に、風等の影響を受けやすい、屋外に設
置される浴室暖房機用の換気ファンユニットについて
は、請求項2に記載の換気ファンユニットのように、上
述した逆流防止ダンパを備えた換気ファンを搭載してお
くことが望ましい。
置される浴室暖房機用の換気ファンユニットについて
は、請求項2に記載の換気ファンユニットのように、上
述した逆流防止ダンパを備えた換気ファンを搭載してお
くことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は、浴室内の湿度の高い空気を
屋外に排気するための換気ファンユニット1が屋外に設
置されるタイプの浴室暖房乾燥機2を、浴室を形成して
いる外壁Wの壁面に設置した状態を示している。
参照して説明する。図1は、浴室内の湿度の高い空気を
屋外に排気するための換気ファンユニット1が屋外に設
置されるタイプの浴室暖房乾燥機2を、浴室を形成して
いる外壁Wの壁面に設置した状態を示している。
【0013】前記浴室暖房乾燥機2は、同図に示すよう
に、その背面と外壁Wの壁面との間に数mm程度の隙間
が形成されるように、外壁Wにおける浴室側の壁面に固
定された取付板3を介して浴室内に据付固定されてお
り、外壁Wには、浴室暖房乾燥機2の背面と外壁Wの壁
面との間に形成された隙間から吸い込まれる浴室内の空
気を屋外に排気するための換気穴EHが、浴室暖房乾燥
機2の設置領域内を貫通するように形成されている。
に、その背面と外壁Wの壁面との間に数mm程度の隙間
が形成されるように、外壁Wにおける浴室側の壁面に固
定された取付板3を介して浴室内に据付固定されてお
り、外壁Wには、浴室暖房乾燥機2の背面と外壁Wの壁
面との間に形成された隙間から吸い込まれる浴室内の空
気を屋外に排気するための換気穴EHが、浴室暖房乾燥
機2の設置領域内を貫通するように形成されている。
【0014】換気穴EHには、浴室内の空気を屋外に排
気する際、換気穴EHから外壁W内に湿度の高い浴室内
の空気が進入しないように、換気パイプEPが挿通され
ており、この換気パイプEPは、浴室側の端部がゴムブ
ッシュ4によって、屋外側の端部が換気ファンユニット
1の構成要素である換気アダプタ10によって、それぞ
れ固定されている。
気する際、換気穴EHから外壁W内に湿度の高い浴室内
の空気が進入しないように、換気パイプEPが挿通され
ており、この換気パイプEPは、浴室側の端部がゴムブ
ッシュ4によって、屋外側の端部が換気ファンユニット
1の構成要素である換気アダプタ10によって、それぞ
れ固定されている。
【0015】前記換気ファンユニット1は、図1及び図
2(a)〜(d)に示すように、浴室を形成している外
壁を貫通する換気穴EHの形成位置に対応するように、
外壁Wの壁面に取り付けられるプレート状の換気アダプ
タ10と、この換気アダプタ10にビス止めされる換気
ファン20と、この換気ファン20を覆うように、換気
アダプタ10にビス止めされるファンカバー30とから
構成されており、ファンカバー30には、換気ファン2
0の吐出口23に対応する位置に、メッシュによって覆
われた排気口31が形成されていると共に、浴室暖房乾
燥機2から換気パイプEPを通して導かれる温水循環用
の温水チューブHC(図1参照)及び電線類を屋外に引
き出すために、その両側面及び底面に、部分的に接続さ
れた切除可能なノックアウト部32が形成されている。
2(a)〜(d)に示すように、浴室を形成している外
壁を貫通する換気穴EHの形成位置に対応するように、
外壁Wの壁面に取り付けられるプレート状の換気アダプ
タ10と、この換気アダプタ10にビス止めされる換気
ファン20と、この換気ファン20を覆うように、換気
アダプタ10にビス止めされるファンカバー30とから
構成されており、ファンカバー30には、換気ファン2
0の吐出口23に対応する位置に、メッシュによって覆
われた排気口31が形成されていると共に、浴室暖房乾
燥機2から換気パイプEPを通して導かれる温水循環用
の温水チューブHC(図1参照)及び電線類を屋外に引
き出すために、その両側面及び底面に、部分的に接続さ
れた切除可能なノックアウト部32が形成されている。
【0016】前記換気アダプタ10は、図1に示すよう
に、外壁Wを貫通している換気穴EHを開放する開口部
12が形成された基板11と、この基板11における開
口部12の周縁から内面側に突出した、換気穴EHに挿
通固定される換気パイプEPの端部に挿入される筒状の
パイプ接続部13と、開口部12を取り囲むように基板
11の外面側に突出した角筒状のファン取付部14とを
備えており、このファン取付部14の端面に換気ファン
20がビス止めされるようになっている。
に、外壁Wを貫通している換気穴EHを開放する開口部
12が形成された基板11と、この基板11における開
口部12の周縁から内面側に突出した、換気穴EHに挿
通固定される換気パイプEPの端部に挿入される筒状の
パイプ接続部13と、開口部12を取り囲むように基板
11の外面側に突出した角筒状のファン取付部14とを
備えており、このファン取付部14の端面に換気ファン
20がビス止めされるようになっている。
【0017】前記ファン取付部14には、換気アダプタ
10を外壁Wの壁面に取り付けた状態で、その左右両側
及び下側に、浴室暖房乾燥機2から換気パイプEPを通
して導かれる温水循環用の温水チューブHC(図1参
照)及び電線類を引き出すための切欠部15がそれぞれ
形成されており、各切欠部16には、エチレンプロピレ
ンジエン共重合体(EPDM)によって形成された柔軟
性及び弾性を有するシール材16が予め装着されてい
る。
10を外壁Wの壁面に取り付けた状態で、その左右両側
及び下側に、浴室暖房乾燥機2から換気パイプEPを通
して導かれる温水循環用の温水チューブHC(図1参
照)及び電線類を引き出すための切欠部15がそれぞれ
形成されており、各切欠部16には、エチレンプロピレ
ンジエン共重合体(EPDM)によって形成された柔軟
性及び弾性を有するシール材16が予め装着されてい
る。
【0018】前記換気ファン20は、図1及び図3に示
すように、吐出口23及び吸込口を有するケーシング2
2内に羽根車が回転可能に支持されたファン本体21
と、前記羽根車を回転させる駆動モータ24とから構成
されたシロッコファンであり、ケーシング22の吐出口
23には逆流防止ダンパ25が取り付けられている。
すように、吐出口23及び吸込口を有するケーシング2
2内に羽根車が回転可能に支持されたファン本体21
と、前記羽根車を回転させる駆動モータ24とから構成
されたシロッコファンであり、ケーシング22の吐出口
23には逆流防止ダンパ25が取り付けられている。
【0019】前記逆流防止ダンパ25は、図4〜図6に
示すように、ファン本体21の吐出口23の上部内側面
からそれぞれ内側に突出する左右一対の支軸26に、上
端側において回動自在に支持された、吐出口23を開閉
する羽根板27と、吐出口23の両内側面から内底面に
わたって連続的に形成された、羽根板27の内面側にお
ける支軸26より下側の両側端縁及び下端縁が当接する
段部28とから構成されており、羽根板27は、図5に
一点鎖線で示すように、支軸26より下側部分が前方に
持ち上げられたとき、即ち、吐出口23を開放するとき
に、支軸26の上側部分が、吐出口23の両内側面に形
成された段部28を通過して後方側に回動することがで
きるように、その上部側が幅狭に形成されている(図4
参照)。
示すように、ファン本体21の吐出口23の上部内側面
からそれぞれ内側に突出する左右一対の支軸26に、上
端側において回動自在に支持された、吐出口23を開閉
する羽根板27と、吐出口23の両内側面から内底面に
わたって連続的に形成された、羽根板27の内面側にお
ける支軸26より下側の両側端縁及び下端縁が当接する
段部28とから構成されており、羽根板27は、図5に
一点鎖線で示すように、支軸26より下側部分が前方に
持ち上げられたとき、即ち、吐出口23を開放するとき
に、支軸26の上側部分が、吐出口23の両内側面に形
成された段部28を通過して後方側に回動することがで
きるように、その上部側が幅狭に形成されている(図4
参照)。
【0020】以上のように、この換気ファンユニット1
に搭載された換気ファン20には、吐出口23の内側面
及び内底面に形成された段部28に、羽根板27におけ
る支軸26より下側の両側端縁及び下端縁を当接させる
ようにした逆流防止ダンパ25が取り付けられているの
で、羽根板27が吐出口23を閉塞した状態では、図5
及び図6に示すように、支軸26より下側において、羽
根板27の周縁と吐出口23の内周面との間に隙間が形
成されることがなく、羽根板の下端縁を部分的にストッ
パに当接させる逆流防止ダンパを備えた従来の換気ファ
ンに比べて、空気の逆流を大幅に抑えることができる。
に搭載された換気ファン20には、吐出口23の内側面
及び内底面に形成された段部28に、羽根板27におけ
る支軸26より下側の両側端縁及び下端縁を当接させる
ようにした逆流防止ダンパ25が取り付けられているの
で、羽根板27が吐出口23を閉塞した状態では、図5
及び図6に示すように、支軸26より下側において、羽
根板27の周縁と吐出口23の内周面との間に隙間が形
成されることがなく、羽根板の下端縁を部分的にストッ
パに当接させる逆流防止ダンパを備えた従来の換気ファ
ンに比べて、空気の逆流を大幅に抑えることができる。
【0021】また、屋外に設置される換気ファンユニッ
ト1では、換気ファン20の吐出口23が屋外で開放さ
れることになるので、風等の影響を受けやすく、上述し
たような逆流防止ダンパ25を取り付けた換気ファン2
0を搭載しておくと、特に、効果的である。
ト1では、換気ファン20の吐出口23が屋外で開放さ
れることになるので、風等の影響を受けやすく、上述し
たような逆流防止ダンパ25を取り付けた換気ファン2
0を搭載しておくと、特に、効果的である。
【0022】なお、上述した実施形態では、本発明にか
かる換気ファンが搭載された、屋外に設置される浴室暖
房乾燥機用の換気ファンユニットについて説明したが、
本発明にかかる換気ファンはこれに限定されるものでは
なく、例えば、浴室内に設置される浴室暖房乾燥機に搭
載される換気ファンの他、種々の換気ファンに対して適
用することができることはいうまでもない。
かる換気ファンが搭載された、屋外に設置される浴室暖
房乾燥機用の換気ファンユニットについて説明したが、
本発明にかかる換気ファンはこれに限定されるものでは
なく、例えば、浴室内に設置される浴室暖房乾燥機に搭
載される換気ファンの他、種々の換気ファンに対して適
用することができることはいうまでもない。
【図1】この発明の一実施形態である換気ファンユニッ
トを外壁の壁面に取り付けた状態を示す断面図である。
トを外壁の壁面に取り付けた状態を示す断面図である。
【図2】(a)は同上の換気ファンユニットを示す正面
図、(b)は同上の換気ファンユニットを示す右側面
図、(c)は同上の換気ファンユニットを示す左側面
図、(d)は同上の換気ファンユニットを示す底面図で
ある。
図、(b)は同上の換気ファンユニットを示す右側面
図、(c)は同上の換気ファンユニットを示す左側面
図、(d)は同上の換気ファンユニットを示す底面図で
ある。
【図3】同上の換気ファンユニットを構成している換気
アダプタに換気ファンを取り付けた状態を示す正面図で
ある。
アダプタに換気ファンを取り付けた状態を示す正面図で
ある。
【図4】同上の換気ファンの吐出口を示す正面図であ
る。
る。
【図5】図4のX−X線に沿った断面図である。
【図6】図4のY−Y線に沿った断面図である。
【図7】(a)は逆流防止ダンパが取り付けられた従来
の換気ファンを示す正面図、(b)は同上の換気ファン
を示す側面図である。
の換気ファンを示す正面図、(b)は同上の換気ファン
を示す側面図である。
1 換気ファンユニット
10 換気アダプタ
14 ファン取付部
20 換気ファン
21 ファン本体
22 ケーシング
23 吐出口
24 駆動モータ
25 逆流防止ダンパ
26 支軸
27 羽根板
28 段部
30 ファンカバー
31 排気口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F24F 7/10 F24F 7/10 Z
13/14 13/14 D
(72)発明者 山本 格
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会
社ノーリツ内
(72)発明者 二瓶 俊介
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会
社ノーリツ内
(72)発明者 土井 正次
兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会
社ノーリツ内
Fターム(参考) 3H034 AA02 AA13 BB20 CC03 CC07
DD12 DD20 DD28 EE00 EE10
3L058 BD02 BE05 BG01
3L081 AA03 AB01
Claims (2)
- 【請求項1】 吐出口に逆流防止ダンパを取り付けた換
気ファンにおいて、 前記逆流防止ダンパを、上端側で前記吐出口の内周面に
回動可能に支持された羽根板と、 前記吐出口の内周面に形成された、前記羽根板の内面側
における回動軸より下側の両側端縁及び下端縁が当接す
る段部とによって構成したことを特徴とする換気ファ
ン。 - 【請求項2】 請求項1に記載の換気ファンを搭載した
浴室暖房機用の換気ファンユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001194765A JP2003013896A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 換気ファン及び換気ファンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001194765A JP2003013896A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 換気ファン及び換気ファンユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003013896A true JP2003013896A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19032845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001194765A Pending JP2003013896A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 換気ファン及び換気ファンユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003013896A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009264298A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Hitachi Koki Co Ltd | ブロワ装置 |
KR101559374B1 (ko) * | 2015-02-11 | 2015-10-19 | (주)센도리 | 댐퍼 송풍장치 |
CN108087305A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-05-29 | 徐州安诚矿山设备有限公司 | 一种工业用风机 |
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001194765A patent/JP2003013896A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009264298A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Hitachi Koki Co Ltd | ブロワ装置 |
KR101559374B1 (ko) * | 2015-02-11 | 2015-10-19 | (주)센도리 | 댐퍼 송풍장치 |
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