JP4720333B2 - 空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室や脱衣所等のサニタリー空間に設置され、浴室や脱衣所等のサニタリー空間内の暖房等を行う空調装置に関する。詳しくは、空気の吸込口及び吹出口の小型化を図り、室内で目立たないようにしたものである。
従来より、浴室に温風を送出して暖房を行ったり、洗濯物の乾燥や換気を行う機能を備えた浴室用の空調装置が提供されている。このような浴室空調装置は、空気の吸込口や吹出口を有するフロントパネルが下面に備えられ、浴室の天井からフロントパネルが露出する形態で取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−294289号公報
しかし、従来の浴室空調装置では、フロントパネルのサイズが大きいので、室内の外観を損なうという問題があった。すなわち、フロントパネルは、450mm×350mm程度の大きさがあるので、浴室の天井では相当の面積を専有することになり、外観を損なってしまうおそれがあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、浴室や脱衣所等のサニタリー空間の外観を損なうことなく設置可能な空調装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る空調装置は、浴室や脱衣所等のサニタリー空間の天井パネルの上面側に設置される循環部本体と、循環部本体の下面に備えられ、循環部本体の下面の大きさより小型に構成される循環吸込口と、循環部本体の下面に備えられ、循環部本体の下面の大きさより小型に構成される循環吹出口と、循環吸込口から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を循環吹出口から吹き出す循環送風手段と、浴室や脱衣所等のサニタリー空間の天井パネルの上面側に設置される換気部本体と、換気部本体の下面に設けられ、換気部本体の下面の大きさより小型に構成される換気吸込口と、換気吸込口から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を屋外へ吹き出す換気送風手段とを備え、天井パネルの循環部本体が設置される位置に、循環吸込口と循環吹出口は露出し、循環部本体の全体は非露出とした大きさの取付開口部が形成されて、循環部本体が設置され、天井パネルの換気部本体が設置される位置に、換気吸込口が露出し、換気部本体の全体は非露出とした大きさの取付開口部が形成されて、換気部本体が設置される空調装置であって、循環吸込口と循環吹出口と換気吸込口は、空気が通るグリル部材がそれぞれ独立して構成され、循環吸込口と循環吹出口と換気吸込口は、横方向の長さが縦方向の長さより長く、かつ、短手方向の長さが略同等に構成されて、長手方向に一列状に配置されることを特徴とする。
本発明の空調装置では、浴室や脱衣所等のサニタリー空間の天井パネルに設置された循環吸込口から浴室や脱衣所等のサニタリー空間の空気を吸い込み、温風又は送風を循環吹出口から浴室や脱衣所等のサニタリー空間内に吹き出すことで、浴室や脱衣所等のサニタリー空間に対する暖房運転を行う。
本発明の空調装置によれば、循環吹出口と循環吸込口循環部本体より小型に構成され、天井パネルの循環部本体が設置される位置に、循環吸込口と循環吹出口露出され、循環部本体は、その全体非露出とした大きさに形成された取付開口部設置され、しかも、換気吸込口が換気部本体の下面の大きさより小型に構成され、天井パネルの換気部本体が設置される位置に、換気吸込口が露出され、換気部本体は、その全体が非露出とした大きさに形成された取付開口部に設置され、循環部本体の下面の循環吸込口及び循環吹出口と、換気部本体の下面の換気吸込口は、空気が通るグリル部材がそれぞれ独立して構成され、この循環吸込口と循環吹出口と換気吸込口は、横方向の長さが縦方向の長さより長く、かつ、短手方向の長さが略同等に構成されて、長手方向に一列状に配置されたものである。
この構成によって循環部本体及び換気部本体が室内の天井パネルに露出する部分の面積を小さくすることができる。これにより、室内の外観性を損なうことなく、循環部本体及び換気部本体を有する空調装置を設置することができる。
以下、図面を参照して本発明の空調装置としての浴室空調装置の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の浴室空調装置の構成例>
図1は第1の実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図で、図1(a)は、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aを備えた浴室51の天井パネル52を下面から見た平面図である。また、図1(b)は、浴室空調装置1Aを備えた浴室51の天井部分を矢印A方向から見た側面図、図1(c)は浴室51の天井部分を矢印B方向から見た側面図である。
第1の実施の形態の浴室空調装置1Aは、循環ユニット2Aと換気ユニット3Aを備える。循環ユニット2Aと換気ユニット3Aは独立した構成で、それぞれ浴室51の天井パネル52の上面に設置される。
循環ユニット2Aは循環部本体の一例で、浴室51の空気を吸い込む循環吸込グリル4Aと、浴室51に空気を吹き出す循環吹出グリル5を、下面に並列して備える。循環吸込グリル4Aは循環吸込口の一例で、循環吹出グリル5は循環吹出口の一例であり、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5は、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5の並ぶ方向に沿った横方向の長さが、縦方向の長さより長い細長い形態の長方形で、本例ではそれぞれが独立した部材で構成される。
循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5のサイズは、それぞれ循環ユニット2Aの下面のサイズより小型に構成される。また、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5の縦方向(短手方向)の長さは同じ長さに構成される。そして、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5は、横方向(長手方向)に一列に並ぶ配置となるように構成される。
循環ユニット2Aは、浴室51の天井パネル52に形成された循環吸込グリル取付開口部53aから、循環吸込グリル4Aを浴室51側へ露出させ、循環吹出グリル取付開口部53bから、循環吹出グリル5を浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
換気ユニット3Aは換気部本体の一例で、浴室51の空気を吸い込む換気吸込グリル6Aを下面に備える。換気吸込グリル6Aは換気吸込口の一例で、横方向の長さが、縦方向の長さより長い細長い形態の長方形で、換気吸込グリル6Aのサイズは、換気ユニット3Aの下面のサイズより小型に構成される。また、換気吸込グリル6Aの縦方向(短手方向)の長さは、循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5の短手方向の長さと同じに構成される。
換気ユニット3Aは、浴室51の天井パネル52に形成された換気吸込グリル取付開口部54aから、換気吸込グリル6Aを浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
<循環ユニットの構成例>
図2は循環ユニット2Aの内部構成の一例を示す断面図で、次に、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aにおける循環ユニット2Aの構成の詳細について説明する。なお、図2における切断面は、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5の並び方向に沿った面である。
循環ユニット2Aは、循環ファンモータ7Aにより回転駆動され、空気を吸い込んで吹き出すファン8と、回転駆動されるファン8により吸い込まれて吹き出す空気の風路を形成する循環ファンケース9Aを備える。
循環ファンモータ7Aとファン8と循環ファンケース9Aは循環送風手段の一例で、循環ファンモータ7Aは、多翼の羽根車で構成されるファン8の回転軸が垂直方向となる向きで、循環ファンケース9Aに取り付けられる。
循環ファンケース9Aは、循環ユニット2Aの外形を構成する本体ケース10Aに取り付けられ、ファン8の軸方向に沿った下面を開口して循環吸込口11aが形成されると共に、ファン8の接線方向に沿った空気の吹出風路と連通した下面を開口して循環吹出口11bが形成される。
そして、循環ファンケース9Aは、循環吸込口11aの下部に、循環吸込口11aと連通し、循環吸込グリル4Aが取り付けられる循環吸込グリル取付部12aを備える。
また、循環ファンケース9Aは、循環吹出口11bの下部に、循環吹出口11bと連通し、循環吹出グリル5が取り付けられる循環吹出グリル取付部12bを備える。
循環吸込グリル取付部12aと循環吹出グリル取付部12bは、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5が一列に並んで取り付けられるように、設置位置等が設定されている。
循環ユニット2Aは、循環ファンケース9Aの循環吹出口11bにヒータ13を備える。ヒータ13は例えばPTCヒータ等で構成され、ヒータ13に通電されてヒータ13が加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が加熱され、温風が吹き出すようになっている。
<換気ユニットの構成例>
図3は換気ユニット3Aの内部構成の一例を示す断面図で、次に、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aにおける換気ユニット3Aの構成の詳細について説明する。なお、図3における切断面は、換気吸込グリル6Aの短手方向に沿った面である。
換気ユニット3Aは、換気ファンモータ14により回転駆動され、空気を吸い込んで吹き出すファン15と、回転駆動されるファン15により吸い込まれて吹き出す空気の風路を形成する換気ファンケース16Aを備える。
換気ファンモータ14とファン15と換気ファンケース16Aは換気送風手段の一例で、換気ファンモータ14は、多翼の羽根車で構成されるファン15の回転軸が垂直方向となる向きで、換気ファンケース16Aに取り付けられる。
換気ファンケース16Aは、換気ユニット3Aの外形を構成する本体ケース17に取り付けられ、ファン15の軸方向に沿った下面を開口して換気吸込口18aが形成されると共に、ファン15の接線方向に沿った空気の吹出風路と連通して換気吹出口18bが形成される。
そして、換気ファンケース16Aは、換気吸込口18aの下部に、換気吸込口18aと連通し、換気吸込グリル6Aが取り付けられる換気吸込グリル取付部19を備える。
また、本体ケース17は、換気ファンケース16Aの換気吹出口18bと対向した一の側面に、換気吹出口18bと連通した換気ダクト取付部20を備える。
<第1の実施の形態の浴室空調装置の設置例>
次に、図1等を参照して浴室空調装置1Aの設置例について説明する。浴室51の天井パネル52には、循環ユニット2Aの循環吸込グリル取付部12aと循環吹出グリル取付部12bの位置に合わせて、循環吸込グリル取付開口部53aと循環吹出グリル取付開口部53bが開けられる。
循環吸込グリル取付開口部53aと循環吹出グリル取付開口部53bは、一列に並んで配置され、循環吸込グリル取付開口部53aは、循環吸込グリル4Aの形状に合わせて細長い形態の長方形で、循環吹出グリル取付開口部53bは、循環吹出グリル5の形状に合わせて細長い形態の長方形である。
そして、循環吸込グリル取付開口部53aと循環吹出グリル取付開口部53bは、それぞれ循環ユニット2Aの下面のサイズより小さい開口である。
循環ユニット2Aは、循環吸込グリル取付部12aが天井パネル52の循環吸込グリル取付開口部53aに対向し、循環吹出グリル取付部12bが天井パネル52の循環吹出グリル取付開口部53bに対向するように、例えば、天井パネル52の上面に設置された図示しない枠体に固定される。
そして、循環吸込グリル取付部12aに循環吸込グリル4Aが取り付けられ、循環吹出グリル取付部12bに循環吹出グリル5が取り付けられる。これにより、循環ユニット2Aは、浴室51の天井パネル52に形成された循環吸込グリル取付開口部53aから循環吸込グリル4Aを浴室51側へ露出させ、循環吹出グリル取付開口部53bから循環吹出グリル5を浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
浴室51の天井パネル52には、換気ユニット3Aの換気吸込グリル取付部19の位置にあわせて換気吸込グリル取付開口部54aが開けられる。換気吸込グリル取付開口部54aは、循環吸込グリル取付開口部53a及び循環吹出グリル取付開口部53bと一列に並ぶ位置に配置され、換気吸込グリル取付開口部54aは、換気吸込グリル6Aの形状に合わせて細長い形態の長方形である。
換気ユニット3Aは、換気吸込グリル取付部19が天井パネル52の換気吸込グリル取付開口部54aに対向するように、例えば、天井パネル52の上面に設置された図示しない枠体に固定される。
そして、換気吸込グリル取付部19に換気吸込グリル6Aが取り付けられることで、換気ユニット3Aは、浴室51の天井パネル52に形成された換気吸込グリル取付開口部54aから換気吸込グリル6Aを浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
これにより、循環ユニット2Aの循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5と、換気ユニット3Aの換気吸込グリル6Aは、浴室51の天井パネル52に一列に並んで配置される。ここで、循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5と、換気吸込グリル6Aが一列に並んで配置される状態とは、視覚的に一列に並んでいる状態を示し、互いの位置が多少ずれて配置されていても良い。
また、循環吸込グリル4A、循環吹出グリル5及び換気吸込グリル6Aは、それぞれ天井パネル52に対して略同一面となるように取り付けられる。
なお、換気ユニット3Aは、換気ダクト取付部20に排気用ダクト55が接続される。排気用ダクト55は、浴室51が設置される建物の屋外とつながり、換気ユニット3Aで吸い込んだ浴室51の空気を屋外へ排気可能な構成である。
<第1の実施の形態の浴室空調装置の制御機能例>
図4は第1の実施の形態の浴室空調装置1Aの制御系の一例を示す機能ブロック図である。浴室空調装置1Aは、CPUやメモリ等で構成される制御部31に、循環ユニット2Aの循環ファンモータ7A及びヒータ13と、換気ユニット3Aの換気ファンモータ14等が接続される。
制御部31は、図示しないメモリ等に格納されたプログラムに従って、例えば暖房運転モード、換気運転モード、乾燥運転モード及び涼風運転モードを実行する。これら運転モードは、入浴者等の利用者が操作部32を操作すること等により選択され、制御部31は、選択された運転モードを実行するプログラムに従い循環ファンモータ7A、換気ファンモータ14及びヒータ13等を制御する。
操作部32は、浴室空調装置1A本体と独立したリモートコントロール装置で、例えば浴室51に隣接した図示しない洗面所の壁面等に取り付けられる。
<第1の実施の形態の浴室空調装置の動作例>
次に、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aの動作を各図を参照して説明する。浴室空調装置1Aの制御部31は、操作部32における操作で暖房運転モードが選択されると、換気ユニット3Aは停止させた状態で、循環ユニット2Aを駆動制御する。
すなわち、循環ファンモータ7Aを駆動してファン8を回転させると共に、ヒータ13を駆動する。ファン8が回転すると、循環ファンケース9Aの循環吸込口11aから空気が吸い込まれる。これにより、循環吸込グリル4Aから浴室51内の空気が循環ユニット2Aに吸い込まれる。
循環ユニット2Aに吸い込まれた空気は、循環ファンケース9Aにより形成される吹出風路を通って循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。そして、ヒータ13は循環吹出口11bに配置されるので、ヒータ13に通電されて加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が温められて循環吹出グリル5から吹き出す。
これにより、浴室51内の空気を循環させながら浴室51内を暖房して、温度を上げることができる。
浴室空調装置1Aの制御部31は、操作部32における操作で換気運転モードが選択されると、循環ユニット2Aは停止させた状態で、換気ユニット3Aを駆動制御する。
すなわち、換気ファンモータ14を駆動してファン15を回転させる。ファン15が回転すると、換気ファンケース16Aの換気吸込口18aから空気が吸い込まれる。これにより、換気吸込グリル6Aから浴室51内の空気が換気ユニット3Aに吸い込まれる。
換気ユニット3Aに吸い込まれた空気は、換気吹出口18bを通って排気用ダクト55から屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内の湯気や湿気を排出して結露等を抑制し、カビの発生を抑えることができる。
浴室空調装置1Aの制御部31は、操作部32における操作で乾燥運転モードが選択されると、循環ユニット2A及び換気ユニット3Aを駆動制御する。すなわち、循環ユニット2Aでは、循環ファンモータ7Aを駆動してファン8を回転させると共に、ヒータ13を駆動する。
ファン8が回転すると、上述したように、循環吸込グリル4Aから浴室51内の空気が吸い込まれ、循環ユニット2Aに吸い込まれた空気は、循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。そして、ヒータ13が通電されて加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が温められて循環吹出グリル5から吹き出す。
換気ユニット3Aでは、換気ファンモータ14を駆動してファン15を回転させる。ファン15が回転すると、上述したように、換気吸込グリル6Aから浴室51内の空気が吸い込まれ、換気ユニット3Aに吸い込まれた空気は、排気用ダクト55から屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内に温風を吹き出して、図示しないランドリパイプに掛けられた洗濯物を乾燥させることができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出して、洗濯物の乾燥を促進することができる。
浴室空調装置1Aの制御部31は、操作部32における操作で涼風運転モードが選択されると、循環ユニット2A及び換気ユニット3Aを駆動制御する。すなわち、循環ユニット2Aでは、循環ファンモータ7Aを駆動してファン8を回転させる。
ファン8が回転すると、上述したように、循環吸込グリル4Aから浴室51内の空気が吸い込まれ、循環ユニット2Aに吸い込まれた空気は、循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。涼風運転モードでは、ヒータ13に通電しないことで、浴室51内の温度に応じた風が循環吹出グリル5から吹き出される。
換気ユニット3Aでは、換気ファンモータ14を駆動してファン15を回転させる。ファン15が回転すると、上述したように、換気吸込グリル6Aから浴室51内の空気が吸い込まれ、換気ユニット3Aに吸い込まれた空気は、排気用ダクト55から屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内に涼風を吹き出して、扇風機として利用することができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出することができる。
<第1の実施の形態の浴室空調装置の効果>
以上説明した第1の実施の形態の浴室空調装置1Aでは、浴室51の天井パネル52には、循環ユニット2A及び換気ユニット3Aの本体部分は露出せず、循環吸込グリル4Aと、循環吹出グリル5と、換気吸込グリル6Aが露出する形態である。
これにより、浴室空調装置1Aにおいて、浴室51の天井パネル52に露出する部分の面積を小さくすることができるので、浴室51の外観性を損なうことなく、浴室空調装置1Aを設置することができる。
また、循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5と、換気吸込グリル6Aを同じ幅として一列に配置することで、視覚的に目立たなくすることができる。更に、循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5と、換気吸込グリル6Aを、天井パネル52から突出せずに同一面に配置することによっても、視覚的に目立たなくすることができる。
なお、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aでは、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5は独立した部材としたが、一体に構成しても良い。更に、換気吸込グリル6Aも一体に構成しても良い。
また、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aでは、循環ユニット2Aと換気ユニット3Aを備える構成としたが、循環ユニット2Aのみを備えて、暖房運転を行う構成としても良い。
<第2の実施の形態の浴室空調装置の構成例>
図5は第2の実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図で、図5(a)は、第2の実施の形態の浴室空調装置1Bを備えた浴室51の天井パネル52を下面から見た平面図である。また、図5(b)は、浴室空調装置1Bを備えた浴室51の天井部分を矢印C方向から見た側面図、図5(c)は浴室51の天井部分を矢印D方向から見た側面図である。
第2の実施の形態の浴室空調装置1Bは、循環・換気ユニット2Bを備える。循環・換気ユニット2Bは循環部本体の一例で、浴室51の空気を吸い込む循環・換気吸込グリル4Bと、浴室51に空気を吹き出す循環吹出グリル5を、下面に並列して備える。
循環・換気吸込グリル4Bは循環吸込口の一例で、循環吹出グリル5は循環吹出口の一例であり、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5は、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5の並ぶ方向に沿った横方向の長さが、縦方向の長さより長い細長い形態の長方形で、本例ではそれぞれが独立した部材で構成される。
循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5のサイズは、それぞれ循環・換気ユニット2Bの下面のサイズより小型に構成される。また、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5の縦方向(短手方向)の長さは同じ長さに構成される。そして、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5は、横方向(長手方向)に一列に並ぶ配置となるように構成される。
循環・換気ユニット2Bは、浴室51の天井パネル52に形成された循環・換気吸込グリル取付開口部53cから、循環・換気吸込グリル4Bを浴室51側へ露出させ、循環吹出グリル取付開口部53bから、循環吹出グリル5を浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
<循環・換気ユニットの構成例>
図6は循環・換気ユニット2Bの内部構成の一例を示す断面図で、次に、第2の実施の形態の浴室空調装置1Bにおける循環・換気ユニット2Bの構成の詳細について説明する。なお、図6(a)における切断面は、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5の並び方向に沿った面であり、図6(b)における切断面は、循環吹出グリル5の短手方向に沿った面である。
循環・換気ユニット2Bは、循環・換気ファンモータ7Bにより回転駆動され、空気を吸い込んで吹き出すファン8と、回転駆動されるファン8により吸い込まれて吹き出す空気の風路を形成する循環・換気ファンケース9Bを備える。
循環・換気ファンモータ7Bとファン8と循環・換気ファンケース9Bは循環送風手段の一例で、循環・換気ファンモータ7Bは、多翼の羽根車で構成されるファン8の回転軸が垂直方向となる向きで、循環・換気ファンケース9Bに取り付けられる。
循環・換気ファンケース9Bは、循環・換気ユニット2Bの外形を構成する本体ケース10Bに取り付けられ、ファン8の軸方向に沿った下面を開口して循環・換気吸込口11cが形成される。
また、循環・換気ファンケース9Bは、ファン8の接線方向に沿った空気の吹出風路と連通した下面を開口して循環吹出口11bが形成される。更に、循環・換気ファンケース9Bは、ファン8の接線方向に沿った空気の吹出風路と連通した側面を開口して換気吹出口18cが形成される。
そして、循環・換気ファンケース9Bは、循環・換気吸込口11cの下部に、循環・換気吸込口11cと連通し、循環・換気吸込グリル4Bが取り付けられる循環・換気吸込グリル取付部12cを備える。
また、循環・換気ファンケース9Bは、循環吹出口11bの下部に、循環吹出口11bと連通し、循環吹出グリル5が取り付けられる循環吹出グリル取付部12bを備える。
更に、本体ケース10Bは、循環・換気ファンケース9Bの換気吹出口18cと対向した一の側面に、換気吹出口18cと連通した換気ダクト取付部20を備える。
循環・換気吸込グリル取付部12cと循環吹出グリル取付部12bは、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5が一列に並んで取り付けられるように、設置位置等が設定されている。
循環・換気ユニット2Bは、循環・換気ファンケース9Bの循環吹出口11bにヒータ13を備える。ヒータ13は例えばPTCヒータ等で構成され、ヒータ13に通電されてヒータ13が加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が加熱され、温風が吹き出すようになっている。
循環・換気ユニット2Bは、循環吹出口11bと換気吹出口18cの間に、風路を切り替えるダンパ21を備える。ダンパ21は風路切替部材の一例で、ダンパモータ22により軸21aを支点に回転して風路の切り替え動作を行う。
循環・換気ファンケース9B内には、ダンパ21の位置によって、循環・換気吸込口11cから循環吹出口11bへ連通した循環風路23aか、換気吹出口18cへ連通した排気風路23bが形成される。
すなわち、ダンパ21が図6に実線で示す全閉位置にあると、換気吹出口18cへの風路が遮蔽され、循環・換気吸込口11cから循環吹出口11bへ連通した循環風路23aが形成される。このダンパ21の全閉となる位置を循環位置と称す。
これに対して、ダンパ21が図6に一点鎖線で示す全開位置にあると、循環吹出口11bへの風路が遮蔽され、循環・換気吸込口11cから換気吹出口18cへ連通した排気風路23bが形成される。このダンパ21の全開となる位置を換気位置と称す。
更に、ダンパ21が図6に二点鎖線で示す循環位置と換気位置の中間位置にあると、循環・換気吸込口11cから循環吹出口11bへ連通した循環風路23aと、循環・換気吸込口11cから換気吹出口18cへ連通した排気風路23bの双方が形成される。このダンパ21の中間位置を循環換気位置と称す。
<第2の実施の形態の浴室空調装置の設置例>
次に、図5等を参照して浴室空調装置1Bの設置例について説明する。浴室51の天井パネル52には、循環・換気ユニット2Bの循環・換気吸込グリル取付部12cと循環吹出グリル取付部12bの位置に合わせて、循環・換気吸込グリル取付開口部53cと循環吹出グリル取付開口部53bが開けられる。
循環・換気吸込グリル取付開口部53cと循環吹出グリル取付開口部53bは、一列に並んで配置され、循環・換気吸込グリル取付開口部53cは、循環・換気吸込グリル4Bの形状に合わせて細長い形態の長方形で、循環吹出グリル取付開口部53bは、循環吹出グリル5の形状に合わせて細長い形態の長方形である。
そして、循環・換気吸込グリル取付開口部53cと循環吹出グリル取付開口部53bは、それぞれ循環・換気ユニット2Bの下面のサイズより小さい開口である。
循環・換気ユニット2Bは、循環・換気吸込グリル取付部12cが天井パネル52の循環・換気吸込グリル取付開口部53cに対向し、循環吹出グリル取付部12bが天井パネル52の循環吹出グリル取付開口部53bに対向するように、例えば、天井パネル52の上面に設置された図示しない枠体に固定される。
そして、循環・換気吸込グリル取付部12cに循環・換気吸込グリル4Bが取り付けられ、循環吹出グリル取付部12bに循環吹出グリル5が取り付けられる。これにより、循環・換気ユニット2Bは、浴室51の天井パネル52に形成された循環・換気吸込グリル取付開口部53cから循環・換気吸込グリル4Bを浴室51側へ露出させ、循環吹出グリル取付開口部53bから循環吹出グリル5を浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
よって、循環・換気ユニット2Bの循環・換気吸込グリル4B及び循環吹出グリル5は、浴室51の天井パネル52に一列に並んで配置される。また、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5は、それぞれ天井パネル52に対して略同一面となるように取り付けられる。
なお、循環・換気ユニット2Bは、換気ダクト取付部20に排気用ダクト55が接続される。排気用ダクト55は、浴室51が設置される建物の屋外とつながり、循環・換気ユニット2Bで吸い込んだ浴室51の空気を屋外へ排気可能な構成である。
<第2の実施の形態の浴室空調装置の制御機能例>
図7は第2の実施の形態の浴室空調装置1Bの制御系の一例を示す機能ブロック図である。浴室空調装置1Bは、CPUやメモリ等で構成される制御部33に、循環・換気ユニット2Bの循環・換気ファンモータ7Bと、ヒータ13と、ダンパモータ22等が接続される。
制御部33は、図示しないメモリ等に格納されたプログラムに従って、例えば暖房運転モード、換気運転モード、乾燥運転モード及び涼風運転モードを実行する。これら運転モードは、入浴者等の利用者が操作部32を操作すること等により選択され、制御部33は、選択された運転モードを実行するプログラムに従い循環・換気ファンモータ7B、ヒータ13及びダンパモータ22等を制御する。
<第2の実施の形態の浴室空調装置の動作例>
次に、第2の実施の形態の浴室空調装置1Bの動作を各図を参照して説明する。浴室空調装置1Bの制御部33は、操作部32における操作で暖房運転モードが選択されると、ダンパモータ22を駆動して、ダンパ21を循環位置にする。そして、循環・換気ファンモータ7Bを駆動してファン8を回転させると共に、ヒータ13を駆動する。
ファン8が回転すると、循環・換気ファンケース9Bの循環・換気吸込口11cから空気が吸い込まれる。これにより、循環・換気吸込グリル4Bから浴室51内の空気が循環・換気ユニット2Bに吸い込まれる。
暖房運転モードでは、ダンパ21が循環位置にあるので、循環・換気ファンケース9B内には循環風路23aが形成されている。これにより、循環・換気ユニット2Bに吸い込まれた空気は、循環・換気ファンケース9Bとダンパ21により形成される循環風路23aを通って循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。
そして、ヒータ13は循環吹出口11bに配置されるので、ヒータ13に通電されて加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が温められて循環吹出グリル5から吹き出す。
これにより、浴室51内の空気を循環させながら浴室51内を暖房して、温度を上げることができる。
浴室空調装置1Bの制御部33は、操作部32における操作で換気運転モードが選択されると、ダンパモータ22を駆動して、ダンパ21を換気位置にする。そして、循環・換気ファンモータ7Bを駆動してファン8を回転させる。
ファン8が回転すると、循環・換気ファンケース9Bの循環・換気吸込口11cから空気が吸い込まれる。これにより、循環・換気吸込グリル4Bから浴室51内の空気が循環・換気ユニット2Bに吸い込まれる。
換気運転モードでは、ダンパ21が換気位置にあるので、循環・換気ファンケース9B内には換気風路23bが形成されている。これにより、循環・換気ユニット2Bに吸い込まれた空気は、循環・換気ファンケース9Bとダンパ21により形成される換気風路23bを通って、換気吹出口18cから排気用ダクト55を介して屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内の湯気や湿気を排出して結露等を抑制し、カビの発生を抑えることができる。
浴室空調装置1Bの制御部33は、操作部32における操作で乾燥運転モードが選択されると、ダンパモータ22を駆動して、ダンパ21を循環換気位置にする。そして、循環・換気ファンモータ7Bを駆動してファン8を回転させると共に、ヒータ13を駆動する。
ファン8が回転すると、循環・換気ファンケース9Bの循環・換気吸込口11cから空気が吸い込まれる。これにより、循環・換気吸込グリル4Bから浴室51内の空気が循環・換気ユニット2Bに吸い込まれる。
乾燥運転モードでは、ダンパ21が循環換気位置にあるので、循環・換気ファンケース9B内には循環風路23aと換気風路23bの双方が形成されている。これにより、循環・換気ユニット2Bに吸い込まれた空気の一部は、循環・換気ファンケース9Bとダンパ21により形成される循環風路23aを通って循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。
そして、ヒータ13は循環吹出口11bに配置されるので、ヒータ13に通電されて加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が温められて循環吹出グリル5から吹き出す。
また、循環・換気ユニット2Bに吸い込まれた空気の一部は、循環・換気ファンケース9Bとダンパ21により形成される換気風路23bを通って、換気吹出口18cから排気用ダクト55を介して屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内に温風を吹き出して、図示しないランドリパイプに掛けられた洗濯物を乾燥させることができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出して、洗濯物の乾燥を促進することができる。
浴室空調装置1Bの制御部33は、操作部32における操作で涼風運転モードが選択されると、ダンパモータ22を駆動して、ダンパ21を循環換気位置にする。そして、循環・換気ファンモータ7Bを駆動してファン8を回転させる。
ファン8が回転すると、循環・換気ファンケース9Bの循環・換気吸込口11cから空気が吸い込まれる。これにより、循環・換気吸込グリル4Bから浴室51内の空気が循環・換気ユニット2Bに吸い込まれる。
涼風運転モードでは、ダンパ21が循環換気位置にあるので、循環・換気ファンケース9B内には循環風路23aと換気風路23bの双方が形成されている。これにより、循環・換気ユニット2Bに吸い込まれた空気の一部は、循環・換気ファンケース9Bとダンパ21により形成される循環風路23aを通って循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。そして、涼風運転モードでは、ヒータ13に通電しないことで、浴室51内の温度に応じた風が循環吹出グリル5から吹き出される。
また、循環・換気ユニット2Bに吸い込まれた空気の一部は、循環・換気ファンケース9Bとダンパ21により形成される換気風路23bを通って、換気吹出口18cから排気用ダクト55を介して屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内に涼風を吹き出して、扇風機として利用することができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出することができる。
<第2の実施の形態の浴室空調装置の効果>
以上説明した第2の実施の形態の浴室空調装置1Bでは、ダンパ21を備えて暖房と換気の風路を切り替えられる構成とすることで、単一の装置で暖房運転と換気運転が可能であり、浴室51の天井パネル52には、循環・換気吸込グリル4Bと、循環吹出グリル5が露出する形態である。
これにより、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aで得られた効果に加えて、浴室51の天井パネル52に露出する部分の面積を更に小さくすることができるので、浴室51の外観性をより一層損なうことなく、浴室空調装置1Bを設置することができる。
なお、第2の実施の形態の浴室空調装置1Bでも、循環・換気吸込グリル4Bと循環吹出グリル5は独立した部材としたが、一体に構成しても良い。
<第3の実施の形態の浴室空調装置の構成例>
図8は第3の実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図で、図8(a)は、第3の実施の形態の浴室空調装置1Cを備えた浴室51の天井パネル52を下面から見た平面図である。また、図8(b)は、浴室空調装置1Cを備えた浴室51の天井部分を矢印E方向から見た側面図、図8(c)は浴室51の天井部分を矢印F方向から見た側面図である。
第3の実施の形態の浴室空調装置1Cは、循環ユニット2Cと換気ユニット3Cを備える。浴室空調装置1Cは、循環ユニット2Cと換気ユニット3Cを上下に重ねた構成で、浴室51の天井パネル52の上面に設置される。
循環ユニット2Cは循環部本体の一例で、浴室51の空気を吸い込む循環吸込グリル4Aと、浴室51に空気を吹き出す循環吹出グリル5を、下面に並列して備える。循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5は、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5の並ぶ方向に沿った横方向の長さが、縦方向の長さより長い細長い形態の長方形で、それぞれが独立した部材で構成される。
循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5のサイズは、それぞれ循環ユニット2Cの下面のサイズより小型に構成される。また、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5の縦方向(短手方向)の長さは同じ長さに構成される。そして、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5は、横方向(長手方向)に一列に並ぶ配置となるように構成される。
換気ユニット3Cは換気部本体の一例で、浴室51の空気を吸い込む換気吸込グリル6Bが換気吸込ダクト24を介して接続される。換気吸込グリル6Bは換気吸込口の一例で、横方向の長さが、縦方向の長さより長い細長い形態の長方形で、換気吸込グリル6Bの縦方向(短手方向)の長さは、循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5の短手方向の長さと同じに構成される。
浴室空調装置1Cは、浴室51の天井パネル52に形成された循環吸込グリル取付開口部53aから、循環吸込グリル4Aを浴室51側へ露出させ、循環吹出グリル取付開口部53bから、循環吹出グリル5を浴室51側へ露出させ、換気吸込グリル取付開口部54bから、換気吸込グリル6Bを浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
<循環ユニット及び換気ユニットの構成例>
図9は浴室空調装置1Cの内部構成の一例を示す断面図で、次に、第3の実施の形態の浴室空調装置1Cにおける循環ユニット2C及び換気ユニット3Cの構成の詳細について説明する。なお、図9(a)における切断面は、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5の並び方向に沿った面であり、図9(b)における切断面は、循環吹出グリル5の短手方向に沿った面である。
循環ユニット2Cは、循環ファンモータ7Aにより回転駆動され、空気を吸い込んで吹き出すファン8と、回転駆動されるファン8により吸い込まれて吹き出す空気の風路を形成する循環ファンケース9Aを備える。
循環ファンモータ7Aは、多翼の羽根車で構成されるファン8の回転軸が垂直方向となる向きで、循環ファンケース9Aに取り付けられる。
循環ファンケース9Aは、浴室空調装置1Cの外形を構成する本体ケース10Cに取り付けられ、ファン8の軸方向に沿った下面を開口して循環吸込口11aが形成されると共に、ファン8の接線方向に沿った空気の吹出風路と連通した下面を開口して循環吹出口11bが形成される。
そして、循環ファンケース9Aは、循環吸込口11aの下部に、循環吸込口11aと連通し、循環吸込グリル4Aが取り付けられる循環吸込グリル取付部12aを備える。
また、循環ファンケース9Aは、循環吹出口11bの下部に、循環吹出口11bと連通し、循環吹出グリル5が取り付けられる循環吹出グリル取付部12bを備える。
循環吸込グリル取付部12aと循環吹出グリル取付部12bは、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5が一列に並んで取り付けられるように、設置位置等が設定されている。
循環ユニット2Aは、循環ファンケース9Aの循環吹出口11bにヒータ13を備える。ヒータ13は例えばPTCヒータ等で構成され、ヒータ13に通電されてヒータ13が加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が加熱され、温風が吹き出すようになっている。
換気ユニット3Cは、循環ユニット2Cの上側に重ねて配置される。換気ユニット3Cは、換気ファンモータ14により回転駆動され、空気を吸い込んで吹き出すファン15と、回転駆動されるファン15により吸い込まれて吹き出す空気の風路を形成する換気ファンケース16Bを備える。
換気ファンモータ14は、多翼の羽根車で構成されるファン15の回転軸が垂直方向となる向きで、換気ファンケース16Bに取り付けられる。
換気ファンケース16Bは、浴室空調装置1Cの本体ケース10Cに取り付けられ、ファン15の軸方向に沿った下面を開口して換気吸込口18aが形成されると共に、ファン15の接線方向に沿った空気の吹出風路と連通して換気吹出口18bが形成される。
本体ケース10Cは、換気ファンケース16Bの換気吹出口18bと対向した一の側面に、換気吹出口18bと連通した換気ダクト取付部20を備える。また、本体ケース10Cは、換気ファンケース6Bの換気吸込口18aと連通した換気吸込ダクト取付部25を他の側面に備える。
換気吸込ダクト取付部25には、図8に示すように換気吸込ダクト24の一端側が接続され、換気吸込ダクト24の他端側には、換気吸込グリル6Bが取り付けられる換気吸込グリル取付部26を備える。
換気吸込グリル取付部26は、換気吸込グリル6Bが循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5と一列に並んで取り付けられるように、設置位置等が設定されている。
<第3の実施の形態の浴室空調装置の設置例>
次に、図8等を参照して浴室空調装置1Cの設置例について説明する。浴室51の天井パネル52には、循環吸込グリル取付部12aと循環吹出グリル取付部12bと換気吸込グリル取付部26の位置に合わせて、循環吸込グリル取付開口部53aと循環吹出グリル取付開口部53bと換気吸込グリル取付開口部54bが開けられる。
循環吸込グリル取付開口部53aと循環吹出グリル取付開口部53b及び換気吸込グリル取付開口部54bは、一列に並んで配置される。循環吸込グリル取付開口部53aは、循環吸込グリル4Aの形状に合わせて細長い形態の長方形で、循環吹出グリル取付開口部53bは、循環吹出グリル5の形状に合わせて細長い形態の長方形で、換気吸込グリル取付開口部54bは、換気吸込グリル6Bの形状に合わせて細長い形態の長方形である。
ここで、浴室空調装置1Cの下部に位置する循環吸込グリル取付開口部53aと循環吹出グリル取付開口部53bは、それぞれ浴室空調装置1Cの下面のサイズより小さい開口である。
浴室空調装置1Cは、循環ユニット2Cの下面に備えられる循環吸込グリル取付部12aが天井パネル52の循環吸込グリル取付開口部53aに対向し、循環吹出グリル取付部12bが循環吹出グリル取付開口部53bに対向し、更に、換気ユニット3Cと換気吸込ダクト24を介して接続された換気吸込グリル取付部26が換気吸込グリル取付開口部54bと対向するように、例えば、天井パネル52の上面に設置された図示しない枠体に固定される。
そして、循環吸込グリル取付部12aに循環吸込グリル4Aが取り付けられ、循環吹出グリル取付部12bに循環吹出グリル5が取り付けられ、換気吸込グリル取付部26に換気吸込グリル6Bが取り付けられる。
これにより、浴室空調装置1Cは、浴室51の天井パネル52に形成された循環吸込グリル取付開口部53aから循環吸込グリル4Aを浴室51側へ露出させ、循環吹出グリル取付開口部53bから循環吹出グリル5を浴室51側へ露出させ、換気吸込グリル取付開口部54bから換気吸込グリル6Bを浴室51側へ露出させる形態で、浴室51の天井パネル52上に設置される。
よって、浴室空調装置1Cにおいて、循環ユニット2Cの下面に備えられた循環吸込グリル4A及び循環吹出グリル5と、換気ユニット3Cと換気吸込ダクト24を介して接続された換気吸込グリル6Bは、浴室51の天井パネル52に一列に並んで配置される。
また、循環吸込グリル4A、循環吹出グリル5及び換気吸込グリル6Bは、それぞれ天井パネル52に対して略同一面となるように取り付けられる。
なお、浴室空調装置1Cの換気ユニット3Cは、換気ダクト取付部20に排気用ダクト55が接続される。排気用ダクト55は、浴室51が設置される建物の屋外とつながり、換気ユニット3Cで吸い込んだ浴室51の空気を屋外へ排気可能な構成である。
<第3の実施の形態の浴室空調装置の動作例>
次に、第3の実施の形態の浴室空調装置1Cの動作を各図を参照して説明する。ここで、第3の実施の形態の浴室空調装置1Cの制御系の構成は、図4で説明した第1の実施の形態の浴室空調装置1Aと同等な構成とする。
浴室空調装置1Cの制御部31は、操作部32における操作で暖房運転モードが選択されると、換気ユニット3Cは停止させた状態で、循環ユニット2Cを駆動制御する。
すなわち、循環ファンモータ7Aを駆動してファン8を回転させると共に、ヒータ13を駆動する。ファン8が回転すると、循環ファンケース9Aの循環吸込口11aから空気が吸い込まれる。これにより、循環吸込グリル4Aから浴室51内の空気が循環ユニット2Cに吸い込まれる。
循環ユニット2Cに吸い込まれた空気は、循環ファンケース9Aにより形成される吹出風路を通って循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。そして、ヒータ13は循環吹出口11bに配置されるので、ヒータ13に通電されて加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が温められて循環吹出グリル5から吹き出す。
これにより、浴室51内の空気を循環させながら浴室51内を暖房して、温度を上げることができる。
浴室空調装置1Cの制御部31は、操作部32における操作で換気運転モードが選択されると、循環ユニット2Cは停止させた状態で、換気ユニット3Cを駆動制御する。
すなわち、換気ファンモータ14を駆動してファン15を回転させる。ファン15が回転すると、換気ファンケース16Bの換気吸込口18aから空気が吸い込まれる。これにより、換気吸込ダクト24を介して換気吸込グリル6Bから浴室51内の空気が換気ユニット3Cに吸い込まれる。
換気ユニット3Cに吸い込まれた空気は、換気吹出口18bを通って排気用ダクト55から屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内の湯気や湿気を排出して結露等を抑制し、カビの発生を抑えることができる。
浴室空調装置1Cの制御部31は、操作部32における操作で乾燥運転モードが選択されると、循環ユニット2C及び換気ユニット3Cを駆動制御する。すなわち、循環ユニット2Cでは、循環ファンモータ7Aを駆動してファン8を回転させると共に、ヒータ13を駆動する。
ファン8が回転すると、上述したように、循環吸込グリル4Aから浴室51内の空気が吸い込まれ、循環ユニット2Cに吸い込まれた空気は、循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。そして、ヒータ13が通電されて加熱されると、循環吹出口11bを通る空気が温められて循環吹出グリル5から吹き出す。
換気ユニット3Cでは、換気ファンモータ14を駆動してファン15を回転させる。ファン15が回転すると、上述したように、換気吸込ダクト24を介して換気吸込グリル6Bから浴室51内の空気が吸い込まれ、換気ユニット3Cに吸い込まれた空気は、排気用ダクト55から屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内に温風を吹き出して、図示しないランドリパイプに掛けられた洗濯物を乾燥させることができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出して、洗濯物の乾燥を促進することができる。
浴室空調装置1Cの制御部31は、操作部32における操作で涼風運転モードが選択されると、循環ユニット2C及び換気ユニット3Cを駆動制御する。すなわち、循環ユニット2Cでは、循環ファンモータ7Aを駆動してファン8を回転させる。
ファン8が回転すると、上述したように、循環吸込グリル4Aから浴室51内の空気が吸い込まれ、循環ユニット2Cに吸い込まれた空気は、循環吹出グリル5から浴室51内に吹き出される。涼風運転モードでは、ヒータ13に通電しないことで、浴室51内の温度に応じた風が循環吹出グリル5から吹き出される。
換気ユニット3Cでは、換気ファンモータ14を駆動してファン15を回転させる。ファン15が回転すると、上述したように、換気吸込ダクト24を介して換気吸込グリル6Bから浴室51内の空気が吸い込まれ、換気ユニット3Cに吸い込まれた空気は、排気用ダクト55から屋外へ排出される。また、浴室51内の空気が屋外に排出されることで、図示しない浴室ドア等に設けた空気取入口から、洗面所等の空気が吸い込まれる。
これにより、浴室51内に涼風を吹き出して、扇風機として利用することができる。また、浴室51内の空気の一部は屋外に排気されて換気が行われるので、湿気等を排出することができる。
<第3の実施の形態の浴室空調装置の効果>
以上説明した第3の実施の形態の浴室空調装置1Cでは、循環ユニット2Cと換気ユニット3Cを重ねて配置し、換気吸込グリル6Bを換気吸込ダクト24を介して接続したので、第1の実施の形態の浴室空調装置1Aで得られた効果に加えて、換気吸込グリル6Bの設置位置の自由度を向上させることができる。
なお、第3の実施の形態の浴室空調装置1Cでも、循環吸込グリル4Aと循環吹出グリル5は独立した部材としたが、一体に構成しても良い。更に、換気吸込グリル6Bも一体に構成しても良い。
また、第3の実施の形態の浴室空調装置1Cでは、循環ユニット2Cと換気ユニット3Cを単一のケースに収めて一体的に設置できる構成としても良いし、独立したユニットをそれぞれ設置する構成としても良い。
<各実施の形態の浴室空調装置の変形例>
なお、各実施の形態の浴室空調装置が設置される浴室とは、浴槽の無いシャワー装置のみの室内も含むものである。また、本発明の空調装置は、浴室の空調装置だけではなく、脱衣所、洗面所、トイレ等のサニタリー空間(室)の空調装置であっても良く、更に、単一の室内に限らず、複数の室内の空調を行うものであっても良い。
本発明は、浴室換気乾燥暖房機等と称され、浴室内の暖房及び換気、洗濯物の乾燥等の機能を有する浴室用の空調装置に適用される。
第1の実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図である。 循環ユニットの一例を示す構成図である。 換気ユニットの一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の浴室空調装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図である。 循環・換気ユニットの一例を示す構成図である。 第2の実施の形態の浴室空調装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態の浴室空調装置の一例を示す構成図である。 循環ユニット及び換気ユニットの一例を示す構成図である。
符号の説明
1A,1B,1C・・・浴室空調装置、2A,2C・・・循環ユニット、2B・・・循環・換気ユニット、3A,3C・・・換気ユニット、4A,4B・・・循環吸込グリル、5・・・循環吹出グリル、6A,6B・・・換気吸込グリル、7A・・・循環ファンモータ、7B・・・循環・換気ファンモータ、8・・・ファン、9A・・・循環ファンケース、9B・・・循環・換気ファンケース、10A,10B・・・本体ケース、11a・・・循環吸込口、11b・・・循環吹出口、11c・・・循環・換気吸込口、12a・・・循環吸込グリル取付部、12b・・・循環吹出グリル取付部、12c・・・循環・換気グリル取付部、13・・・ヒータ、14・・・換気ファンモータ、15・・・ファン、16A,16B・・換気ファンケース、17・・・本体ケース、18a・・・換気吸込口、18b,18c・・・換気吹出口、19・・・換気吸込グリル取付部、20・・・換気ダクト取付部、21・・・ダンパ、22・・・ダンパモータ、23a・・・循環風路、23b・・・換気風路、24・・・換気吸込ダクト、25・・・換気吸込ダクト取付部、26・・・換気吸込グリル取付部、31・・・制御部、32・・・操作部、33・・・制御部、51・・・浴室、52・・・天井パネル、53a・・・循環吸込グリル取付開口部、53b・・・循環吹出グリル取付開口部、53c・・・循環・換気グリル取付開口部、54a,54b・・・換気吸込グリル取付開口部、55・・・排気用ダクト

Claims (4)

  1. 浴室や脱衣所等のサニタリー空間の天井パネルの上面側に設置される循環部本体と、
    前記循環部本体の下面に備えられ、該循環部本体の下面の大きさより小型に構成される循環吸込口と、
    前記循環部本体の下面に備えられ、該循環部本体の下面の大きさより小型に構成される循環吹出口と、
    前記循環吸込口から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を前記循環吹出口から吹き出す循環送風手段と
    前記浴室や脱衣所等のサニタリー空間の天井パネルの上面側に設置される換気部本体と、
    前記換気部本体の下面に設けられ、前記換気部本体の下面の大きさより小型に構成される換気吸込口と、
    前記換気吸込口から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を屋外へ吹き出す換気送風手段とを備え、
    前記天井パネルの前記循環部本体が設置される位置に、前記循環吸込口と前記循環吹出口は露出し、前記循環部本体の全体は非露出とした大きさの取付開口部が形成されて、前記循環部本体が設置され、
    前記天井パネルの前記換気部本体が設置される位置に、前記換気吸込口が露出し、前記換気部本体の全体は非露出とした大きさの取付開口部が形成されて、前記換気部本体が設置される空調装置であって、
    前記循環吸込口と前記循環吹出口と前記換気吸込口は、空気が通るグリル部材がそれぞれ独立して構成され、
    前記循環吸込口と前記循環吹出口と前記換気吸込口は、横方向の長さが縦方向の長さより長く、かつ、前記短手方向の長さが略同等に構成されて、長手方向に一列状に配置される
    ことを特徴とする空調装置。
  2. 前記換気吸込口と前記循環吸込口及び前記循環吹出口は、前記天井パネルと略同一面に構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記換気部本体は、
    前記循環部本体と独立して前記浴室や脱衣所等のサニタリー空間の天井パネルの上面側に設置されことを特徴とする請求項1又は2に記載の空調装置。
  4. 前記換気部本体は、
    前記循環部本体の上部に設置され、前記換気吸込口とダクトを介して接続され
    ことを特徴とする請求項1乃至3に何れか記載の空調装置。
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