WO2013111540A1 - イオン発生装置 - Google Patents

イオン発生装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2013111540A1
WO2013111540A1 PCT/JP2013/000202 JP2013000202W WO2013111540A1 WO 2013111540 A1 WO2013111540 A1 WO 2013111540A1 JP 2013000202 W JP2013000202 W JP 2013000202W WO 2013111540 A1 WO2013111540 A1 WO 2013111540A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
flange
grill
ion generator
main body
electric motor
Prior art date
Application number
PCT/JP2013/000202
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
林 英樹
中曽根 孝昭
聡 香川
Original Assignee
パナソニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2012011886A external-priority patent/JP5899418B2/ja
Priority claimed from JP2012011884A external-priority patent/JP6074644B2/ja
Application filed by パナソニック株式会社 filed Critical パナソニック株式会社
Priority to CN201380005815.2A priority Critical patent/CN104067061B/zh
Publication of WO2013111540A1 publication Critical patent/WO2013111540A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T23/00Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/30Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by ionisation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F2013/0616Outlets that have intake openings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2221/00Details or features not otherwise provided for
    • F24F2221/14Details or features not otherwise provided for mounted on the ceiling

Definitions

  • FIG. 3 is an exploded perspective view of the ion generator according to Embodiment 1 of the present invention.
  • the main body 1 can be attached to the ceiling by inserting and tightening screws into the attachment holes 13 provided in the flange 2.
  • FIG. 9 is a cross-sectional view showing the configuration of the ion generator according to Embodiment 2 of the present invention.
  • the main body 101 of the ion generator is embedded in the ceiling 140.
  • the main body 101 has a cylindrical shape and is provided with a flange 102 at the bottom.
  • An electric motor 105 and a top plate 106 are provided on the top surface 103 of the main body 101.
  • the top plate 106 holds an electric motor 105 that rotates a turbo fan 104 that is a centrifugal fan.
  • a turbo fan 104 connected to the electric motor 105 is provided below the top plate 106.
  • FIG. 13 is a perspective view showing a grill of the ion generator according to Embodiment 2 of the present invention. As shown in FIG. 13, a plurality of grill-side protrusions 131 are attached on the upper surface side of the grill 119 so as to be concentric with the cylindrical main body 101 shown in FIG.
  • the ion generator of the present invention can be attached to a ceiling and supply ions in a wide range, it is useful in non-residential spaces such as living spaces, closets, baths, toilets, and warehouses.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

イオン発生装置は、本体(1)の天面(3)に遠心ファン(4)を回転させるための電動機(5)を保持する天板(6)と、電動機(5)とを設けている。またイオン発生装置は天板(6)の下方に、電動機(5)に接続する遠心ファン(4)を設け、本体(1)の下面に吸込口(16)と吹出口(17)とを有するグリル(18)を備え、吸込口(16)と吹出口(17)とは同心円状に形成されている。グリル(18)の外周側に吹出口(17)が、内周側に吸込口(16)が設けられ、吹出口(17)と天井面(41)との成す角度は鋭角である。

Description

イオン発生装置
 本発明は、イオン発生装置に関する。
 従来、室内空間の除菌、および脱臭を行うイオン発生装置は、マイナスイオン発生手段によって発生したイオンを、ファンによって生じさせた気流にのせて吹出している(例えば、特許文献1参照)。
 以下、従来のイオン発生装置が天井に取り付けられた状態を示す断面図である図15を参照しながら説明する。図15に示すようにイオン発生装置301は、略円筒形状のケース302内に、マイナスイオン発生手段303と、ファン304と、直流変換用基板305と、高電圧発生用基板306とを収納している。またイオン発生装置301は、ケース302の下部外周にカサ部307が取り付けられている。そして、ケース302外周面のファン304の空気取り入れ口308に対向する位置に、複数本のスリットからなるファン用空気導入開口309が設けられている。
 上記構成により、マイナスイオン発生手段303によって発生したマイナスイオンを、ファン304によって生じた気流に乗せてケース302の下方に向けて流出させる。
 このような住宅の一部に取り付けるイオン発生装置においては、デザイン性を重視するため、給気口と排気口とを同一面に設け、露出部を薄くすることが望まれている。しかし、給気口と排気口とを同一面に設けるとショートサーキットが発生し、イオンが部屋全体に効率よく拡散できない場合があった。
 また図16は、特許文献2に開示されている従来のイオン発生装置の異なる構成を示す斜視図である。図16に示すようにイオン発生装置は、本体401、グリル402、制御回路ケース405、静電霧化装置406、およびイオン排出口407を有している。ここで制御回路ケース405は、本体401の上面に設けられている。静電霧化装置406は、本体401の内部に設けられ、イオンを発生する。イオン排出口407から、静電霧化装置406によって生成されたイオンが排出される。
 イオン排出口407から排出されたイオンは、吸込口403から吸い込まれ、吹出口404から吹き出される前の空気に混ぜ合わせられ、イオンを含んだ空気として吹出口404から吹き出される。
 このような従来のイオン発生装置においては、天井とグリルとの隙間から空気が漏れ、確実に給気空気へイオンが混流されないという課題を有していた。
特開2006-230706号公報 特開2011-253780号公報
 本発明のイオン発生装置は、天井裏に本体を埋め込み、天井面から静電霧化装置により発生させたイオンを吹出す。そして円筒状の本体は、下部にフランジを有している。また本体の天面に遠心ファンを回転させるための電動機を保持する天板と、電動機とが設けられている。天板の下方には、電動機に接続する遠心ファンが設けられている。また本体の下面に、吸込口と吹出口とを有するグリルを備えている。そして吸込口と吹出口とは同心円状に形成され、グリルの外周側に吹出口が、内周側に吸込口が設けられている。また吹出口と天井面との成す角度は、鋭角である。
 このようなイオン発生装置は、吹出口をグリルの外周側に設け吹出口と天井面との成す角度を鋭角に外側に吹出し、グリルの内周側から空気を吸込む。そのため吹出しと、吸込みとがショートカットすることがない。
 また本発明のイオン発生装置は、天井裏に本体が埋め込まれ、円筒状の本体は下部にフランジを有している。本体の天面には、遠心ファンと遠心ファンを回転させるための電動機と電動機を保持する天板とが設けられている。またイオン発生装置は、フランジに嵌合するとともに吸込口と吹出口とを有するグリルを備えている。さらに本体の内部に静電霧化装置を備え、静電霧化装置によって発生したイオンが遠心ファンによって吸込口から吸込まれ、吹出口から排出される空気に混流される。そして、フランジに設けた円周状のフランジ側突起と、グリルに設けた円周状のグリル側突起とがそれぞれ重ならないように配置されている。
 このようなイオン発生装置は、フランジ側突起とグリル側突起とにより、フランジとグリルとが密着して嵌合する。そのため遠心ファンによって吸込口から吸込まれた空気が、天井とグリルとの隙間から漏れることなく吹出口から排出される。その結果、給気空気にイオンが確実に混流される。
図1は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置を天井に取付けた状態の断面図である。 図2は、同イオン発生装置の内部を示す斜視図である。 図3は、同イオン発生装置の分解斜視図である。 図4Aは、同イオン発生装置の側面図である。 図4Bは、図4Aの4B-4B断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置を天井に取付けた状態の断面図である。 図6は、同イオン発生装置のグリルが外れた状態の断面図である。 図7は、同イオン発生装置のグリルが外れた状態の拡大断面図である。 図8は、同イオン発生装置の異なる形態の斜視図である。 図9は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置の構成を示す断面図である。 図10は、同イオン発生装置の構成を示す上部分解図である。 図11は、同イオン発生装置の構成を示す下部分解図である。 図12は、同イオン発生装置のフランジを示す斜視図である。 図13は、同イオン発生装置のグリルを示す斜視図である。 図14は、同イオン発生装置のフランジ側突起とグリル側突起の詳細断面図である。 図15は、従来のイオン発生装置が天井に取り付けられた状態を示す断面図である。 図16は、同イオン発生装置の異なる構成を示す斜視図である。
 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
 (実施の形態1)
 図1は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置を天井に取付けた状態の断面図である。図1に示すように本発明の実施の形態1のイオン発生装置は、天井裏40に本体1を埋め込み、天井面41からイオン42を吹出す。本体1は、円筒状である。また本体1の下部にはフランジ2を有している。本体1の天面3には、遠心ファンであるターボファン4と、ターボファン4を回転させる電動機5とが設けられている。また天面3には、電動機5を保持する天板6が設けられている。天板6の下方には、電動機5に接続するターボファン4が設けられている。
 図2は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置の内部を示す斜視図である。図2に示すように本体1の左右すなわち側面には、固定金具7が設けられている。固定金具7は固定金具7aと、根底金具7bとの2つの部品から構成されている。根底金具7bは、固定金具7aとの接触面を中心に回転する。図1、図2に示すように本体1にあいた穴8と、固定金具7aにあいた長穴9とを貫通する金具専用ネジ10の先端には、固定ナット11が設けられている。金具専用ネジ10が回転することにより、本体1に設けた横U字形状の壁12によって回転方向の動きを規制された固定ナット11が上下に移動する。そして固定金具7が下方に移動し、フランジ2と固定金具7とにより天井を挟みこみ、本体1を天井に固定する。
 図3は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置の分解斜視図である。フランジ2に設けてある取り付け穴13にネジを差し込んで締め付けることにより、本体1を天井に取り付けられる。
 また図1に示すように、電動機5の軸方向の中央には電動機フランジ14が設けられている。電動機5は、天板6の上方よりネジにて電動機フランジ14を介して取付けられている。ターボファン4は、電動機5を天板6に取り付けている面から軸15にかけて覆い隠す形状である。
 また図3に示すようにイオン発生装置は、本体1の下面に吸込口16と吹出口17とを有するグリル18を備えている。吸込口16と吹出口17とは、同心円状に形成されている。グリル18の外周側に吹出口17が設けられ、内周側に吸込口16が設けられている。また図1に示すように吹出口17と、天井面41との成す角度は鋭角αである。
 また室内空気は吸込口16から、本体1の内部の吸込口16の上方に設けたオリフィス部19にかけて筒状の経路20を通ってターボファン4に吸い込まれる。すなわち筒状の経路20は、吸込口16からオリフィス部19までの給気経路である。そして吸い込まれた室内空気は、ターボファン4の全周に吹出される。また、ターボファン4から吹出された室内空気が、吹出口17へ導かれる空気流路21が設けられている。すなわち空気流路21は、ターボファン4から吹出口17までの排気経路である。
 図4Aは本発明の実施の形態1のイオン発生装置の側面図、図4Bは図4Aの4B-4B断面図である。図1、図4Bに示すように、排気経路の天井面41に平行な排気経路断面積21aが、給気経路の天井面41に平行な給気経路断面積20aより小さい。
 また図3に示すように、筒状の経路20の外周部に静電霧化装置22が設けられている。静電霧化装置22は、保護カバー23にて覆われている。また静電霧化装置22は筒状の経路20、空気流路21以外に配置されている。保護カバー23の下方には、静電霧化装置22から発生したイオンを排出するイオン排出口24が備えられている。イオン排出口24は、吹出口17近傍に設けられている。またイオン排出口24の大きさは、直径5ミリメートル程度であり、ユーザーの指が入り込まない大きさである。なお、図1の矢印は空気の流れを示している。
 図5は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置を天井に取付けた状態の断面図である。図2および図5に示すように、フランジ2の立ち上がり部25に、グリル18の外形より内側に突起部26が設けられている。また、本体1に取り付けられるグリル18に、突起部26と係合する係合部27が設けられている。
 また、突起部26と係合部27とには通常、荷重がかかっていない。図2に示すようにフランジ2とグリル18とを固定する手段として、グリル18に爪29、フランジ2に嵌合部30が設けられている。フランジ2とグリル18とは、嵌合することにより支えられている。
 また図5に示すように、電動機5および静電霧化装置22をコントロールする基板31を納める制御回路ケース32は、本体1の外郭にあたる天板6と電動機5との側方に設置されている。
 上記構成において、図1に示すように空気の流れを上流から追っていくと、ターボファン4はグリル18中央の吸込口16から室内の空気を吸込み、ターボファン4によって遠心方向に均一に空気が送り出される。そして、均一に送り出された空気は、本体1の内壁に沿って下方に曲げられ、空気流路21を通じてグリル18の吹出口17から均一に吹出される。また図3に示す静電霧化装置22よりイオンが生成され、吹出口17の近傍に設置されているイオン排出口24から、イオンが放出される。イオンは、図1に示す吹出口17から吹出す風の流れにのって均一に室内全体にいきわたる。
 このように吹出口17がグリル18の外周側に設けられ、吹出口17と天井面41との成す角度が鋭角であり、グリル18の内周側から空気を吸込む。そのため吹出しと、吸込みとがショートカットすることがない。その結果、効率よくイオンを含んだ空気が、室内全体にいきわたる。
 また図4Bに示すように、排気経路である空気流路21の断面積が小さいため、面風速が大きくなる。そのため、吹出口17から吹出された空気は、吸込口16に吸い込まれにくくなる。その結果、吹出口17からでるイオンのショートカットが少なくなる。
 また、ターボファン4が使用されることにより、ケーシングが不要となる。その結果、本体1の外形が小さくなり、天井に取り付ける際の穴が小さくなり、施工の手間が軽減する。
 なお図1に示すように、ターボファン4は電動機5を覆い、更に電動機5は天板6の窪み部のある面に取り付けられている。そのため、本体1の高さが低くなり、天井裏40が低い場合でも本体1は設置される。
 図6は本発明の実施の形態1のイオン発生装置のグリルが外れた状態の断面図、図7は同イオン発生装置のグリルが外れた状態の拡大断面図である。図6および図7に示すように、万が一グリル18とフランジ2とを係合する爪29と嵌合部30が破損しても、本体1の突起部26とグリルの係合部27とが係合されている。そのためグリル18が、落下することがなくなる。また、デザイン性も向上する。
 また突起部26と天井面41との隙間28は、係合部27のグリル18の外郭からの距離である係合部距離27aと、グリル18の外郭厚み18aとの合計を超えている。そのため、図6に示す爪29等が破損し、勢いよくグリル18が落下しそうになっても、グリル18は前方に飛び出すことなく確実に保持される。
 図8は、本発明の実施の形態1のイオン発生装置の異なる形態の斜視図である。図8に示すように、吸込口16の内側に照明装置33が設けられている。
 上記構成によりイオン発生装置は、照明装置33を備えるため、天井が有効に利用され、照明とのデザイン性がよくなる。
 (実施の形態2)
 図9は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置の構成を示す断面図である。図9に示すようにイオン発生装置の本体101は、天井裏140に埋め込まれている。また本体101は円筒状であり、下部にはフランジ102を備えている。本体101の最上方の天面103には、電動機105と天板106とが設けられている。天板106は、遠心ファンであるターボファン104を回転させる電動機105を保持する。天板106の下方には、電動機105に接続するターボファン104が設けられている。
 なお、電動機105は、直流(DC)でも交流(AC)でもどちらでも良い。
 図10は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置の構成を示す上部分解図である。図10に示すように本体101の左右すなわち側面には、固定金具107が設けられている。固定金具107は板状の固定金具107aと、根底金具107bとの2つの部品により構成されている。根底金具107bは、固定金具107aと接触する接触面134を中心に図9に示す天井150と根底金具107bとが平行に回転する。また本体101の側面にあいた図9に示す穴108と、固定金具107aにあいた長穴109とを貫通する金具専用ネジ110の進む方向の先端には、固定ナット111が設けられている。
 図9、図10に示すように金具専用ネジ110が回転することにより、本体101の側面に設けた天井150側を凹状としたU字形状の壁112によって、回転方向の動きを規制された固定ナット111が上下に移動する。そして固定金具107が下方に移動し、フランジ102と固定金具107とにより天井150を挟みこみ、本体101を天井150に固定する。
 なお、フランジ102に設けてある取り付け穴113にネジが差し込まれ締め付けられることにより、本体101が天井150に取り付けられてもよい。
 図10に示すように、電動機105の軸方向の中央には電動機フランジ114が設けられている。電動機105は、天板106の上方よりネジにて電動機フランジ114を介して取付けられている。電動機105が取り付けられる天板106の中央には、本体101の天面103より低い窪み部115があり、天板106は窪み部115の面に取り付けられている。図9に示すようにターボファン104は、電動機105を天板106に取り付けている面から軸116にかけて覆い隠している。
 図11は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置の構成を示す下部分解図である。図11に示すように本体101の下端の中央に、吸込口117と、吸込口117の外周囲に吹出口118とを有するグリル119が備えられている。そしてグリル119は、図10に示すフランジ102に嵌合して取り付けられている。
 また図9に示すように室内空気は、本体101の下端の吸込口117から、本体101の内部の吸込口117の上方に設けたオリフィス部120にかけての筒状の経路121を通ってターボファン104に吸い込まれる。すなわち筒状の経路121は、吸込口117からオリフィス部120までの給気経路である。そして吸い込まれた室内空気は、ターボファン104の全周に吹出される。またターボファン104から吹出された室内空気が、吹出口118へ導かれる空気流路122が設けられている。すなわち空気流路122は、ターボファン104から吹出口118までの排気経路である。
 また図11に示すように本体101の内部に、本体101を図10に示す天面103に平行に仕切る仕切板123と、仕切板123に取り付けられた静電霧化装置124と運転動作ランプ125とが設けられている。静電霧化装置124と運転動作ランプ125とは、保護カバー126により完全に覆われ、ユーザーが手を触れることができない。
 保護カバー126の下方には、静電霧化装置124から発生したイオンを排出するイオン排出口127が備えられている。イオン排出口127は、吹出口118近傍に設けられている。そして図9に示すイオン発生装置では、静電霧化装置124によって発生したイオン142が、ターボファン104によって吸込口117から吸込まれ吹出口118から吹出される空気143に混流される。図11に示すイオン排出口127の大きさは、直径5ミリメートル程度であり、ユーザーの指が入り込まない大きさである。
 また図11に示すように保護カバー126の下方には、運転動作ランプ125の光が通る光筒128が設けられている。光筒128は、グリル119へ運転動作ランプ125の光を透過させ、グリル119の表面において光を浮び上がらせている。
 また制御回路ケース129は、電動機105(図9参照)および静電霧化装置124をコントロールする基板が納められている。制御回路ケース129は、図10に示す本体101の外郭の天板106と電動機105との上方に設置されている。制御回路ケース129の幅は、本体101の直径より小さい。また制御回路ケース129は本体101の中心軸からずらして配置されている。
 図12は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置のフランジを示す斜視図である。図12に示すようにフランジ102の下面側には複数のフランジ側突起130が、円筒状の本体101と同心円をなすように円周状に複数取り付けられている。
 図13は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置のグリルを示す斜視図である。図13に示すようにグリル119の上面側には複数のグリル側突起131が、図11に示す円筒状の本体101と同心円をなすように円周状に複数取り付けられている。
 図14は、本発明の実施の形態2のイオン発生装置のフランジ側突起とグリル側突起の詳細断面図である。図14に示すように1つのフランジ側突起130が、2つのグリル側突起131に挟まれている。一方、1つのグリル側突起131が、2つのフランジ側突起130に挟まれ、フランジ側突起130とグリル側突起131とがそれぞれ重ならないように配置されている。換言すれば、少なくとも1つのフランジ側突起130が2つのグリル側突起131に挟まれ、少なくとも1つのグリル側突起131が2つのフランジ側突起130に挟まれている。
 また図12に示すようにフランジ102のフランジ側面102aには、複数のフランジ側面突起132が備えられている。フランジ側面突起132は、上方に頂点132aを有し、フランジ半径方向102bにフランジ上部102cからフランジ下部102dにかけて傾斜辺132bを設けた楔形状である。全方面、すなわちどの角度から見たときも三角形状132cになるフランジ側面突起132が設けられている。一方、図13に示すようにグリル119のグリル内壁面119aには、凹部133が設けられている。凹部133はフランジ側面突起132と対になり、フランジ側面突起132と嵌合する。
 上記構成において、図9に示すように空気の流れを上流から追っていくと、ターボファン104はグリル119中央の吸込口117から室内の空気を吸込む。そして吸込まれた空気は、ターボファン104によって遠心方向に均一に送り出される。
 そして均一に送り出された空気は、本体101の内壁に沿って下方に曲げられ、空気流路122を通って、グリル119の吹出口118から均一に吹出される。
 また、図11に示すように静電霧化装置124よりイオン142が生成され、イオン排出口127から放出される。そしてイオン142は、図9に示す吹出口118から吹出す空気にのって均一に室内全体にいきわたる。
 このとき、天井150とグリル119との天井-グリル間距離141が、複数のフランジ側突起130と複数のグリル側突起131とによって長くなる。また、隙間風路の曲がりが多くなるので、天井150とグリル119との隙間の圧力損失が大きくなるため、天井150とグリル119との隙間から漏れる給気空気が抑制される。その結果、図11に示すようにイオン排出口127から放出されたイオン142は、ターボファン104によって遠心方向に均一に送り出された空気に付加され、天井150とグリル119との隙間からではなく、吹出口118から吹出す空気にのって均一に室内全体にいきわたる。
 なお、図9に示す複数のフランジ側突起130と複数のグリル側突起131とによって、天井150とグリル119との隙間の圧力損失が大きくなる。そのため、空気流路122を通った空気が、天井150とグリル119との隙間を抜けずに吹出口118から吹き出される。その結果、天井150が汚れ難くなり、室内の循環流だけでなく、外気から室内に給気する給気ルーバー等にフランジ側突起130、グリル側突起131を設けても効果的である。
 また図12、図13に示すように凹部133は、フランジ側面突起132と対になり、フランジ側面突起132と嵌合する。凹部133により、円筒状の本体101のフランジ102と、グリル119とのセンター合せが容易になる。天井150とグリル119との隙間の圧力損失を大きくするために、フランジ側突起130とグリル側突起131とを近づけても、フランジ側突起130とグリル側突起131とのそれぞれが重なり合わず、本体101にグリル119を取り付けることができる。一方、フランジ102に対しグリル119の取り付けが回転方向において位置規制される。そのため、図11に示すイオン排出口127と光筒128とはグリル119に対し、任意の位置に配される。
 また保護カバー126によって、静電霧化装置124をさえぎる為、ユーザーが直接、静電霧化装置124に触れることがない。そのため静電霧化装置124が高圧を発生しても、ユーザーが触れることがないため安全性が向上する。
 また、図9に示すターボファン104が使用されることにより、ケーシングが不要となる。そのため、本体101の円周方向の大きさを小さくすることができ、天井150に取り付ける施工をする際に開ける穴が小さくなり、施工の手間が軽減する。
 なお、ターボファン104は電動機105に覆いかぶさるように重なっている。更に図10に示すように電動機105は、天板106の窪み部115の面に取り付けられているため、本体101の高さを低くでき、天井150裏が低い場合でも設置できる。
 また、図11に示すように制御回路ケース129を本体101の内部に入れないため、本体101の内部の流路を大きくできる。そのため本体101の内部の圧力損失が減少し、図10に示すターボファン104の負荷、および騒音が低下する。
 また図11に示すように制御回路ケース129は、本体101の中心軸よりずらして配置されている。そのため天井150にあけた穴に本体101を挿入するとき、本体101を斜めにして制御回路ケース129から穴に挿入できる。その結果、天井150に制御回路ケース129と同じ大きさの穴をあけなくても良くなるため、施工工数が削減する。
 本発明のイオン発生装置は、天井に取り付けて広範囲にイオンを供給することができるため、居住空間、クローゼット、バス、トイレ、または倉庫などの非居住空間においても有用である。
1,101  本体
2,102  フランジ
3,103  天面
4,104  ターボファン
5,105  電動機
6,106  天板
7,7a,107,107a  固定金具
7b,107b  根底金具
8,108  穴
9,109  長穴
10,110  金具専用ネジ
11,111  固定ナット
12,112  壁
13,113  取り付け穴
14,114  電動機フランジ
15,116  軸
16,117  吸込口
17,118  吹出口
17a  吹出し内部
17b  吹出し外部
18,119  グリル
18a  外郭厚み
19,120  オリフィス部
20,121  筒状の経路
20a  給気経路断面積
21,122  空気流路
21a  排気経路断面積
22,124  静電霧化装置
23,126  保護カバー
24,127  イオン排出口
25  立ち上がり部
26  突起部
27  係合部
27a  係合部距離
28  隙間
29  爪
30  嵌合部
31  基板
32,129  制御回路ケース
33  照明装置
40,140  天井裏
41  天井面
42,142  イオン
102a  フランジ側面
102b  フランジ半径方向
102c  フランジ上部
102d  フランジ下部
115  窪み部
123  仕切板
125  運転動作ランプ
128  光筒
130  フランジ側突起
131  グリル側突起
132  フランジ側面突起
133  凹部
134  接触面
141  天井-グリル間距離
143  空気
150  天井

Claims (9)

  1. 天井裏に本体を埋め込み、天井面から静電霧化装置により発生させたイオンを吹出し、
    円筒状の前記本体は下部にフランジを有し、
    前記本体の天面に遠心ファンを回転させるための電動機を保持する天板と前記電動機とを設け、
    前記天板の下方に前記電動機に接続する前記遠心ファンを設け、
    前記本体の下面に吸込口と吹出口とを有するグリルを備えたイオン発生装置であって、
    前記吸込口と前記吹出口とは同心円状に形成され、前記グリルの外周側に前記吹出口が、内周側に前記吸込口が設けられ、前記吹出口と前記天井面との成す角度は鋭角であることを特徴とするイオン発生装置。
  2. 前記本体の内部の前記吸込口の上方にオリフィス部を備え、前記吸込口から前記オリフィス部までの給気経路である筒状の経路と、前記遠心ファンから前記吹出口までの排気経路である空気流路とが設けられ、前記排気経路の前記天井面に平行な排気経路断面積が、前記給気経路の前記天井面に平行な給気経路断面積より小さいことを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 前記フランジの立ち上がり部に前記グリルの外形より内側に突起部と、前記グリルに前記突起部と係合する係合部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  4. 前記吸込口の内側に照明装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  5. 天井裏に本体を埋め込み、
    円筒状の前記本体は下部にフランジを有し、
    前記本体の天面に遠心ファンを回転させるための電動機を保持する天板と前記電動機とを設け、
    前記天板の下方に前記電動機に接続する前記遠心ファンを設け、
    前記フランジに嵌合するとともに吸込口と吹出口とを有するグリルを備え、
    前記本体の内部に静電霧化装置を備え、前記静電霧化装置によって発生したイオンが前記遠心ファンによって前記吸込口から吸込まれ前記吹出口から排出される空気に混流されるイオン発生装置であって、
    前記フランジに設けた円周状のフランジ側突起と前記グリルに設けた円周状のグリル側突起とがそれぞれ重ならないように配置されたことを特徴とするイオン発生装置。
  6. 前記フランジ側突起と前記グリル側突起とがそれぞれ複数設けられ、少なくとも1つの前記フランジ側突起が2つの前記グリル側突起に挟まれ、少なくとも1つの前記グリル側突起が2つの前記フランジ側突起に挟まれることを特徴とする請求項5に記載のイオン発生装置。
  7. 前記フランジは、フランジ側面に複数のフランジ側面突起を備えたことを特徴とする請求項5に記載のイオン発生装置。
  8. 前記フランジ側面突起は、前記フランジのフランジ半径方向にフランジ上部からフランジ下部にかけて傾斜辺を設けた楔形状であることを特徴とする請求項7に記載のイオン発生装置。
  9. 前記グリルのグリル内壁面に凹部を設け、前記凹部と前記フランジ側面突起とが嵌合することを特徴とする請求項7に記載のイオン発生装置。
PCT/JP2013/000202 2012-01-24 2013-01-17 イオン発生装置 WO2013111540A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201380005815.2A CN104067061B (zh) 2012-01-24 2013-01-17 离子发生装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012-011886 2012-01-24
JP2012011886A JP5899418B2 (ja) 2012-01-24 2012-01-24 イオン発生装置
JP2012-011884 2012-01-24
JP2012011884A JP6074644B2 (ja) 2012-01-24 2012-01-24 イオン発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2013111540A1 true WO2013111540A1 (ja) 2013-08-01

Family

ID=48873274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2013/000202 WO2013111540A1 (ja) 2012-01-24 2013-01-17 イオン発生装置

Country Status (2)

Country Link
CN (1) CN104067061B (ja)
WO (1) WO2013111540A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067743A1 (ja) * 2014-10-31 2016-05-06 シャープ株式会社 イオン発生装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6251410B2 (ja) * 2014-09-29 2017-12-20 シャープ株式会社 イオン発生機
JP6467623B2 (ja) * 2014-11-06 2019-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気清浄装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152186A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Mitsubishi Electric Corp 通風端末器
JPH1183097A (ja) * 1997-09-08 1999-03-26 Daikin Ind Ltd 送風機及び該送風機を用いた空気清浄装置並びに空気調和装置
JPH11257698A (ja) * 1998-03-09 1999-09-21 Toshiba Corp 換気装置
JP2001116280A (ja) * 1999-10-12 2001-04-27 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機
JP2001116281A (ja) * 1999-10-12 2001-04-27 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機
JP2002130186A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Mitsubishi Electric Corp 循環送風機
JP2010242627A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Panasonic Corp 送風装置
JP2011253780A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Panasonic Corp イオン発生装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2420551Y (zh) * 2000-04-19 2001-02-21 大金工业株式会社 空调装置
CN1699840A (zh) * 2004-05-19 2005-11-23 乐金电子(天津)电器有限公司 窗式空调机的室外部空气流动结构
CN102297482B (zh) * 2011-07-11 2013-08-28 宁波真和电器股份有限公司 空气净化加湿器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152186A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Mitsubishi Electric Corp 通風端末器
JPH1183097A (ja) * 1997-09-08 1999-03-26 Daikin Ind Ltd 送風機及び該送風機を用いた空気清浄装置並びに空気調和装置
JPH11257698A (ja) * 1998-03-09 1999-09-21 Toshiba Corp 換気装置
JP2001116280A (ja) * 1999-10-12 2001-04-27 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機
JP2001116281A (ja) * 1999-10-12 2001-04-27 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機
JP2002130186A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Mitsubishi Electric Corp 循環送風機
JP2010242627A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Panasonic Corp 送風装置
JP2011253780A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Panasonic Corp イオン発生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067743A1 (ja) * 2014-10-31 2016-05-06 シャープ株式会社 イオン発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN104067061B (zh) 2017-07-18
CN104067061A (zh) 2014-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130315731A1 (en) Celing mounted ventilation fan with illumination
JP6339219B2 (ja) イオン発生装置
US7431642B2 (en) Exhaust fan having a unitary molded housing
WO2013111540A1 (ja) イオン発生装置
JP5621563B2 (ja) イオン発生装置
JP2010181058A (ja) 空気調和機
JP2017122525A (ja) 天井埋込型室内ユニット
JP5899418B2 (ja) イオン発生装置
JP6186592B2 (ja) イオン発生装置
JP5640891B2 (ja) 送風装置
JP2016070540A (ja) イオン発生機
JP5381365B2 (ja) 送風装置
JP6074644B2 (ja) イオン発生装置
JP6229140B2 (ja) イオン発生装置
CN109114678B (zh) 空调室内机
JP5378675B2 (ja) イオン供給装置
JP4958884B2 (ja) 換気装置
KR102163367B1 (ko) 환풍장치
JP2013152796A (ja) イオン発生装置
JP2001027200A (ja) トルネード型吸気・送風装置
JP7466503B2 (ja) 換気扇
JP5781839B2 (ja) イオン発生器付き送風機
JP6182731B2 (ja) イオン発生装置
JP2009127872A (ja) イオン供給装置
JP6212710B2 (ja) イオン発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 13740684

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 13740684

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1