WO2023162377A1 - 換気扇 - Google Patents

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佳臣 高田
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Abstract

換気扇は、フレームと、羽根車(200)を含む。フレームは、箱状の形状を有するとともに、風上側と風下側とにおいて開口する。羽根車(200)は、フレームの内部に配置される。羽根車(200)の中心部分にはボス部(230)が配置される。羽根車(200)において、ボス部(230)の外周には翼(240)が固定されている。翼(240)は、風下側から風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下するように構成されている。

Description

換気扇
 本開示は、羽根車の回転により気流を生成する換気扇に関する。
 換気扇に使用される羽根では、気流の流入をスムーズにして騒音を低減させるために、翼外縁部の前縁が先細形状とされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-183604号公報 特開2000-121112号公報
 換気扇に使用される羽根において、翼の大きさが同一であっても風量を増加することが求められる。
 本開示のある態様の換気扇は、風量を増加する技術を提供することを目的とする。
 本開示のある態様の換気扇は、風上側と風下側とにおいて開口した箱状のフレームと、フレームの内部に配置され、ボス部の外周に翼が固定された羽根車と、を備える。翼は、風下側から風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下するように構成されている。
 これによれば、風量を増加できる。
図1Aは、実施の形態1に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図1Bは、実施の形態1に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図1Cは、実施の形態1に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図1Dは、実施の形態1に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る換気扇の構造を示す分解斜視図である。 図3Aは、実施の形態1に係る換気扇の構造を示す断面図である。 図3Bは、実施の形態1に係る換気扇の構造を示す断面図である。 図4Aは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す図である。 図4Bは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す図である。 図5Aは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す図である。 図5Bは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す図である。 図5Cは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す図である。 図6は、実施の形態1に係る羽根車のサイズを示す図である。 図7Aは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す断面図である。 図7Bは、実施の形態1に係る羽根車の構造を示す断面図である。 図8Aは、実施の形態1に係る羽根車における翼の形状を示す図である。 図8Bは、実施の形態1に係る羽根車における翼の形状を示す図である。 図9Aは、実施の形態2に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図9Bは、実施の形態2に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図9Cは、実施の形態2に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図9Dは、実施の形態2に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 図10は、実施の形態2に係る換気扇の構造を示す分解斜視図である。 図11Aは、実施の形態2に係る換気扇の構造を示す断面図である。 図11Bは、実施の形態2に係る換気扇の構造を示す断面図である。 図12Aは、実施の形態2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図12Bは、実施の形態2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図12Cは、実施の形態2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図12Dは、実施の形態2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図12Eは、実施の形態2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図13Aは、実施の形態2に係る換気扇におけるカップリングロッドの配置を示す図である。 図13Bは、実施の形態2に係る換気扇におけるカップリングロッドの配置を示す図である。 図14Aは、実施の形態2に係るリベットによるシャッターとカップリングロッドとの接続を示す図である。 図14Bは、実施の形態2に係るリベットによるシャッターとカップリングロッドとの接続を示す図である。 図14Cは、実施の形態2に係るリベットによるシャッターとカップリングロッドとの接続を示す図である。 図15Aは、実施の形態2に係るシャッターの開閉時におけるカップリングロッドの変形を示す図である。 図15Bは、実施の形態2に係るシャッターの開閉時におけるカップリングロッドの変形を示す図である。 図15Cは、実施の形態2に係るシャッターの開閉時におけるカップリングロッドの変形を示す図である。 図15Dは、実施の形態2に係るシャッターの開閉時におけるカップリングロッドの変形を示す図である。 図16Aは、変形例1に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図16Bは、変形例1に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図16Cは、変形例1に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図16Dは、変形例1に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図16Eは、変形例1に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図17Aは、変形例2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図17Bは、変形例2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図17Cは、変形例2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図17Dは、変形例2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。 図17Eは、変形例2に係るカップリングロッドの構造を示す図である。
 (実施の形態1)
 以下、本開示を実施するための形態について、(1)基本構造、(2)羽根車の構造の順に添付図面を参照して説明する。
 (1)基本構造
 図1A~図1Dは、換気扇1000の外観の構造を示す。図1Aおよび図1Bは、シャッター410が閉じている場合の換気扇1000の構造を示し、図1Cおよび図1Dは、シャッター410が開いている場合の換気扇1000の構造を示す。図2は、換気扇1000の構造を示す分解斜視図である。フレーム100は箱状の形状を有するとともに、前側に開口した風上側開口102と、後側に開口した風下側開口104とを有する。前側は、図2の左側であり、室内側、風上側に相当する。後側は、図2の右側であり、室外側、風下側に相当する。
 フレーム100の内部には、風上側にスピンナー210を装着した羽根車200と、羽根車200に風下側から接続されて羽根車200を駆動するモータ220と、モータ220を風下側から支持するモータサポート222が設けられる。つまり、羽根車200とモータ220は、モータサポート222によりフレーム100に固定される。
 フレーム100には、風上側開口102の周囲を囲む枠形形状のフランジ110が設けられる。フランジ110には風上側から、羽根車200の風胴となるオリフィス300が装着される。オリフィス300は、中央部分に円形の開口310を有する。オリフィス300がフランジ110に装着された状態において、開口310から羽根車200とスピンナー210が露出する。
 フレーム100の風下側開口104には、開閉可能な第1シャッター410aから第3シャッター410cが配置される。第1シャッター410aは最も下側に配置され、第2シャッター410bは第1シャッター410aの上側に配置され、第3シャッター410cは第2シャッター410bの上側に配置される。第1シャッター410aから第3シャッター410cはシャッター410と総称される。シャッター410は、第1シャッター支持板400a、第2シャッター支持板400bにより両側から支持され、カップリングロッド500の上下移動により開閉される。カップリングロッド500の上下移動はスイッチ420によりなされる。第1シャッター支持板400aと第2シャッター支持板400bはシャッター支持板400と総称される。シャッター支持板400、シャッター410、リベット520、カップリングロッド500の構造、およびシャッター410の開閉動作については後述する。
 図3Aおよび図3Bは、換気扇1000の構造を示す断面図である。これらは、図1Aおよび図1CのA-A’断面図である。図3Aは、シャッター410が閉じている状態を示す。フレーム100の内部における風下側開口104の近傍には、帯状のシャッター支持板400が上下方向に設けられる。シャッター支持板400には、第1支持軸412aから第3支持軸412cが下側から上側の順番に並べられる。また、風下側開口104において、外気の流入を防止するための第1シャッター410aから第3シャッター410cが下側から上側の順番に並べられる。第1シャッター410aの両端部のアーム部が第1支持軸412aに連結されることによって、第1支持軸412aは、第1シャッター410aを回動自在に支持する。また、第2支持軸412bは第2シャッター410bを回動自在に支持し、第3支持軸412cは第3シャッター410cを回動自在に支持する。
 カップリングロッド500は、フレーム100の内部において上下方向に延びる第1片510と、第1片510の下端部分から風上側に延びる第2片512とを有する。第1片510と第2片512は屈曲部514において接続され、第1片510と第2片512はと屈曲部514は1つの部品として一体的に製造される。
 第1片510は、第1シャッター410aのアーム部に第1リベット520aを介して上下方向に移動可能に連結される。また、第1片510は、第2シャッター410bのアーム部に第2リベット520bを介して上下方向に移動可能に連結される。さらに、第1片510は、第3シャッター410cのアーム部に第3リベット520cを介して上下方向に移動可能に連結される。第1リベット520aから第3リベット520cはリベット520と総称される。
 第2片512は、風下側の屈曲部514と風上側の前端部分542との間を延びる。前端部分542はスイッチ420に接続される。スイッチ420は、カップリングロッド500における第2片512の前端部分542を上下方向に移動させる。図3Aの状態において換気扇1000の電源はオフされており、モータ220は停止している。
 図3Bは、シャッター410が開いている状態を示す。図3Aにおけるスイッチ420が下側に向いて引かれることによって、第2片512が下側に向かって移動する。第2片512の移動とともに第1片510も下側に向かって引き下げられる。各シャッター410は、支持軸412を支点に回動して開放し、保持される。また、図3Bの状態において換気扇1000の電源がオンされ、モータ220が動作する。その結果、羽根車200が回転する。
 (2)羽根車の構造
 図4Aおよび図4Bは、羽根車200の構造を示す。図4Aは、羽根車200を風上側から見た場合の平面図を示し、図4Bは、羽根車200を風上側から見た場合の斜視図を示す。羽根車200の中心部分には、円柱形状のボス部230が配置され、ボス部230の外周には複数枚の翼240が固定される。ここでは、翼240の数を「5」とするが、翼240の数は「5」に限定されない。翼240において、ボス部230側が内周であり、内周の反対側が外周である。そのため、翼240において、ボス部230に接続される縁、つまり内周側の縁が内周縁250であり、外周側の縁が外周縁252である。羽根車200が図5Cに示される回転方向に回転可能である場合、翼240における回転方向側の縁が前縁260であり、前縁260の反対側の縁が後縁262である。
 図5A~図5Cは、羽根車200の構造を示す。図5Aは、羽根車200の側面図であり、上側が風上側に相当し、下側が風下側に相当する。羽根車200における翼240では、前縁260が後縁262よりも風上側に配置される。図5Bは、図5Aにおける1つの翼240の断面図である。図5Bには、内周縁250から外周縁252に至る弧形状270が示される。具体的に説明すると、弧形状270は、内周縁250から風上側に向かって突出してから、風下側に向かって外周縁252に到達する。このような弧形状270は、一般的な翼の形状である。
 一方、本実施の形態1に係る翼240は、内周縁250から外周縁252に向かって進む場合に、内周縁250から風上側に向かって突出し、開始位置280において風下側に向かって沈下を開始する。また、翼240は、開始位置280から最大沈下位置282まで風下側に向かった沈下を続け、最大沈下位置282から風上側に向かって戻り始める。さらに、翼240は、終了位置284まで風上側に向かって戻り、終了位置284から風下側に向かって外周縁252に到達する。つまり、翼240は、開始位置280から終了位置284の間において、部分的に風下側に向かって沈下する。そのため、開始位置280は、風下側に向かって沈下を開始する位置であり、最大沈下位置282は、沈下量が最大になる位置であり、終了位置284は、風下側に向かった沈下が終了する位置である。ここで、内周縁250から開始位置280の間と、終了位置284から外周縁252との間は、弧形状270に近い形状になる。
 図5Cは、羽根車200の一部分を風下側から見た場合の平面図を示す。翼240における内周縁250と外周縁252との間には、前縁260から後縁262に向かって、開始位置280に沿った曲線(以下、この曲線も「開始位置280」という)と、最大沈下位置282に沿った曲線(以下、この曲線も「最大沈下位置282」という)と、終了位置284に沿った曲線(以下、この曲線も「終了位置284」という)とが並んで配置される。沈下量が最大となる最大沈下位置282が風下側に向いた立壁の役割を有することによって、内周縁250と終了位置284との間の第1領域290と、終了位置284と外周縁252との間の第2領域292とが形成される。そのため、気流は、第1領域290を流れる気流と、第2領域292を流れる気流とに分離される。気流が2つに分離することによって、1つの気流の流れがスムーズになる。その結果、翼240全体としての風量が増加する。
 図6は、羽根車200のサイズを示す。これは、羽根車200の一部分を風上側から見た場合の平面図を示す。ボス部230の中心から外周縁252までの長さが羽根径である。ここでは、羽根径を「1」と仮定する。ボス部230の半径が0.25から0.4であり、ボス部230の中心から開始位置280までの長さ「A」が0.49から0.55である。また、ボス部230の中心から終了位置284までの長さ「B」が0.79から0.81であり、ボス部230の中心から最大沈下位置282までの長さが0.65から0.67である。
 図7Aおよび図7Bは、羽根車200の構造を示す断面図である。図7Aは、前縁260の近傍における翼240の断面図であり、図7Bは、後縁262の近傍における翼240の断面図である。図7Aにおける弧形状270と最大沈下位置282との差は、図7Bにおける弧形状270と最大沈下位置282との差よりも大きい。つまり、羽根車200の回転方向における翼240の前縁260側よりも翼240の後縁262側において沈下量が小さい。以下では、このことを図8Aおよび図8Bも使用して説明する。
 図8Aおよび図8Bは、羽根車200における翼の形状を示す。図8Aは、羽根車200の一部分を風下側から見た場合の平面図であり、図5Cと同様に、翼240は、内周縁250、外周縁252、前縁260、後縁262を有する。ここでは、内周縁250と外周縁252とを結ぶ線(i)から線(v)を規定する。線(i)が最も後縁262に近く、線(v)が最も前縁260に近く、線(ii)から線(iv)はこれらの間に配置される。図8Bは、線(i)から線(v)のそれぞれに対する弧形状270と最大沈下位置282とを示す。図示のごとく、線(i)において弧形状270と最大沈下位置282が最も近くなる。
 本実施の形態1によれば、翼240は、風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下するので、気流の流れを2つに分けることができる。また、気流の流れが2つに分かれるので、風量を増加できる。また、翼240の前縁260側よりも翼の後縁262側において沈下量が小さいので、2つに分かれた気流を1つにまとめて押し出すことができる。また、2つに分かれた気流が1つにまとめて押し出されるので、風量を増加できる。
 本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の換気扇(1000)は、風上側と風下側とにおいて開口した箱状のフレーム(100)と、フレーム(100)の内部に配置され、ボス部(230)の外周に翼(240)が固定された羽根車(200)とを備える。翼(240)は、風下側から風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下するように構成されている。
 翼(240)は、ボス部(230)側の内周縁(250)と、内周縁(250)とは反対側の外周縁(252)とを有してもよい。翼(240)を内周縁(250)から外周縁(252)に向かって進む場合に、風下側に向かって沈下を開始する位置を開始位置(280)と呼ぶ場合、風下側に向かった沈下が終了する位置は終了位置(284)と呼ばれ、羽根径を1とした場合に、ボス部(230)の半径が0.25から0.4であり、ボス部(230)の中心から開始位置(280)までの長さが0.49から0.55であり、ボス部(230)の中心から終了位置(284)までの長さが0.79から0.81であり、ボス部(230)の中心から沈下量の最大位置(282)までの長さが0.65から0.67であってもよい。
 羽根車(200)の回転方向において、翼(240)の前縁(260)側の沈下量よりも翼の後縁(262)側の沈下量が小さくなるように構成されてもよい。
 以上、実施の形態1を説明した。この実施の形態1は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
 (実施の形態2)
 換気扇は、電源のオンとオフに応じて、シャッターを開閉させる。シャッターを開閉するために、カップリングロッドが使用される。カップリングロッドは、シャッターに可動的に連結されるシャッター連結板と、シャッター連結板に連結軸を介して係止された差動板を含む。シャッター連結板は上下方向に延び、差動板は前後方向に延びるので、これらの組合せはL字形状を有する(例えば、特許文献2参照)。
 カップリングロッドは、シャッター連結板と連結軸と差動板という3つの部品を含むが、カップリングロッドの部品数を低減することが求められる。また、カップリングロッドの部品数を少なくする場合においても、カップリングロッドの強度は低下しない方がよい。
 本実施の形態は、カップリングロッドの部品数を少なくしても、カップリングロッドの強度の低下を抑制する技術を提供することを目的とする。
 本開示のある態様の換気扇は、前後方向に開口した箱状のフレームと、フレームの内部において上下方向に設けられるシャッター支持板と、フレームの後側の開口において、シャッター支持板に支持軸を介して回動自在に支持されるシャッターと、フレームの内部において上下方向に延び、かつシャッターにリベットを介して上下方向に移動可能に連結される第1片と、第1片の下端部分から前側に延びる第2片とを有するカップリングロッドと、カップリングロッドにおける第2片の前端部分を上下方向に移動させるスイッチを備える。カップリングロッドにおける第1片と第2片は一体化され、第2片における第1片側の部分には、前側に向かうと外側に段状に広がる曲げ部が配置され、第1片の外側にはシャッターが配置され、第1片の内側にはリベットの頭部が配置され、第1片とシャッターとの間は離間され、第1片とリベットの頭部との間は離間される。
 この開示によれば、カップリングロッドの部品数を少なくしても、カップリングロッドの強度の低下を抑制できる。
 以下、本開示を実施するための形態について、(1)基本構造、(2)カップリングロッドの構造の順に添付図面を参照して説明する。
 (1)基本構造
 図9A~図9Dは、換気扇2000の外観の構造を示す。図9Aおよび図9Bは、シャッター1410が閉じている場合の換気扇2000の構造を示し、図9Cおよび図9Dは、シャッター1410が開いている場合の換気扇2000の構造を示す。図10は、換気扇2000の構造を示す分解斜視図である。フレーム1100は箱状の形状を有するとともに、前側に開口した風上側開口1102と、後側に開口した風下側開口1104とを有する。前側は、図10の左側であり、室内側、風上側に相当する。後側は、図10の右側であり、室外側、風下側に相当する。
 フレーム1100の内部には、風上側にスピンナー1210を装着した羽根車1200と、羽根車1200に風下側から接続されて羽根車1200を駆動するモータ1220と、モータ1220を風下側から支持するモータサポート1222が設けられる。つまり、羽根車1200とモータ1220は、モータサポート1222によりフレーム1100に固定される。
 フレーム1100には、風上側開口1102の周囲を囲む枠形形状のフランジ1110が設けられる。フランジ1110には風上側から、羽根車1200の風胴となるオリフィス1300が装着される。オリフィス1300は、中央部分に円形の開口1310を有する。オリフィス1300がフランジ1110に装着された状態において、開口1310から羽根車1200とスピンナー1210が露出する。
 フレーム1100の風下側開口1104には、開閉可能な第1シャッター1410aから第3シャッター1410cが配置される。第1シャッター1410aは最も下側に配置され、第2シャッター1410bは第1シャッター1410aの上側に配置され、第3シャッター1410cは第2シャッター1410bの上側に配置される。第1シャッター1410aから第3シャッター1410cはシャッター1410と総称される。シャッター1410は、第1シャッター支持板1400a、第2シャッター支持板1400bにより両側から支持され、カップリングロッド1500の上下移動により開閉される。カップリングロッド1500の上下移動はスイッチ1420によりなされる。第1シャッター支持板1400aと第2シャッター支持板1400bはシャッター支持板1400と総称される。シャッター支持板1400、シャッター1410、リベット1520、カップリングロッド1500の構造、およびシャッター1410の開閉動作については後述する。
 図11Aおよび図11Bは、換気扇2000の構造を示す断面図である。これらは、図9Aおよび図9CのA-A’断面図である。図11Aは、シャッター1410が閉じている状態を示す。フレーム1100の内部における風下側開口1104の近傍には、帯状のシャッター支持板1400が上下方向に設けられる。シャッター支持板1400には、第1支持軸1412aから第3支持軸1412cが下側から上側の順番に並べられる。また、風下側開口1104において、外気の流入を防止するための第1シャッター1410aから第3シャッター1410cが下側から上側の順番に並べられる。第1シャッター1410aの両端部のアーム部が第1支持軸1412aに連結されることによって、第1支持軸1412aは、第1シャッター1410aを回動自在に支持する。また、第2支持軸1412bは第2シャッター1410bを回動自在に支持し、第3支持軸1412cは第3シャッター1410cを回動自在に支持する。
 カップリングロッド1500は、フレーム1100の内部において上下方向に延びる第1片1510と、第1片1510の下端部分から風上側に延びる第2片1512とを有する。第1片1510と第2片1512は屈曲部1514において接続され、第1片1510と第2片1512はと屈曲部1514は1つの部品として一体的に製造される。
 第1片1510は、第1シャッター1410aのアーム部に第1リベット1520aを介して上下方向に移動可能に連結される。また、第1片1510は、第2シャッター1410bのアーム部に第2リベット1520bを介して上下方向に移動可能に連結される。さらに、第1片1510は、第3シャッター1410cのアーム部に第3リベット1520cを介して上下方向に移動可能に連結される。第1リベット1520aから第3リベット1520cはリベット1520と総称される。
 第2片1512は、風下側の屈曲部1514と風上側の前端部分1542との間を延びる。前端部分1542はスイッチ1420に接続される。スイッチ1420は、カップリングロッド1500における第2片1512の前端部分1542を上下方向に移動させる。図11Aの状態において換気扇2000の電源はオフされており、モータ1220は停止している。
 図11Bは、シャッター1410が開いている状態を示す。図11Aにおけるスイッチ1420が下側に向いて引かれることによって、第2片1512が下側に向かって移動する。第2片1512の移動とともに第1片1510も下側に向かって引き下げられる。各シャッター1410は、支持軸1412を支点に回動して開放し、保持される。また、図11Bの状態において換気扇2000の電源がオンされ、モータ1220が動作する。その結果、羽根車1200が回転する。
 (2)カップリングロッドの構造
 これまでのカップリングロッドでは、第1片1510に対応する部品と、第2片1512に対応する部品とが組み合わされている。本実施の形態2に係るカップリングロッド1500は1つの部品で構成される。これにより、金型が1つですむとともに、組み立ての工数が低減する。しかしながら、1つの部品でカップリングロッド1500を構成した場合、屈曲部1514に応力が集中する。これにより、カップリングロッド1500が変形するおそれがある。本実施の形態2に係るカップリングロッド1500において、変形を防止するための構造を以下では説明する。
 図12A~図12Eは、カップリングロッド1500の構造を示す。図12Aは、カップリングロッド1500の構造を示す斜視図である。L字型形状のカップリングロッド1500では、第1片1510と第2片1512とが屈曲部1514において接続される。第1片1510には、第1貫通孔1530aから第3貫通孔1530cが設けられる。第1貫通孔1530aは、第1リベット1520aを貫通させることによって第1シャッター1410aのアーム部に連結され、第2貫通孔1530bは、第2リベット1520bを貫通させることによって第2シャッター1410bのアーム部に連結される。さらに、第3貫通孔1530cは、第3リベット1520cを貫通させることによって第3シャッター1410cのアーム部に連結される。第1貫通孔1530aから第3貫通孔1530cは貫通孔1530と総称される。第2片1512における屈曲部1514側の部分には曲げ部1540が設けられる。曲げ部1540は、風上側に向かうと外側に段状に広がる。第2片1512に複数の曲げ部1540が設けられてもよい。図12B~図12Eは後述する。
 図13Aおよび図13Bは、換気扇2000におけるカップリングロッド1500の配置を示す。図13Aは、図9Aの換気扇2000から羽根車1200、スピンナー1210、オリフィス1300を取り外した状態の構造の斜視図である。フレーム1100の両側には、上下に延びる第1側壁部1130a、第2側壁部1130bが配置される。第1側壁部1130a、第2側壁部1130bは側壁部1130と総称される。第1側壁部1130aと第2側壁部1130bを結ぶ方向は左右方向とも呼ばれる。第2側壁部1130bに沿ってカップリングロッド1500が配置されるとともに、第2側壁部1130bの下側、特にカップリングロッド1500における第2片1512の前端部分1542の下側にはスイッチ1420が配置される。
 図13Bは、図13Aの領域Dの部分を拡大した部分斜視図である。第2片1512は、屈曲部1514と前端部分1542との間に曲げ部1540を有する。屈曲部1514から前端部分1542に向かう方向において、曲げ部1540では、第2片1512が第2側壁部1130b側に段状に広がる。つまり、第2片1512は、屈曲部1514と前端部分1542との間を一直線で延びるのではなく、曲げ部1540においてフレーム1100の左右方向にも延びる。
 図14A~図14Cは、リベット1520によるシャッター1410とカップリングロッド1500との接続を示す。図14Aは、図13Aの換気扇2000を風上側から見た図である。図14Bは、図14Aの領域Eの部分を拡大した図である。第1片1510の外側、つまり第2側壁部1130b側には、第3シャッター1410cのアーム部が配置され、第1片1510の内側、つまりフレーム1100の中央側には、第3リベット1520cの頭部1522が配置される。外側と内側とを結ぶ方向は前述の左右方向に相当する。リベット1520の頭部1522は図14Cのように示される。ここで、第1片1510と第3シャッター1410cのアーム部との間は離間される。第1片1510と第3リベット1520cの頭部1522との間も離間される。そのため、第1片1510は、第3シャッター1410cのアーム部と第3リベット1520cの頭部1522との間において移動可能である。他のシャッター1410、リベット1520についても同様である。
 図15A~図15Dは、シャッター1410の開閉時におけるカップリングロッド1500の変形を示す。図15Aは、シャッター1410が閉じている状態を示し、図15Bは、図15Aの場合におけるカップリングロッド1500の構造を示す。第2片1512の前端部分1542は、スイッチ1420(図示せず)に下側に向いて引っ張られていないので、第2片1512は傾いていない。そのため、第1片1510も傾いておらず、第2側壁部1130bに沿って配置される。
 図15Cは、シャッター1410が開いている状態を示し、図15Dは、図15Cの場合におけるカップリングロッド1500の構造を示す。第2片1512の前端部分1542は、スイッチ1420(図示せず)に下側に向いて引っ張られるので、力Fを受ける。第2片1512は、曲げ部1540により左右方向にも延びるので、第2片1512の前端部分1542が力Fを受けることによって、第2片1512は右回転の回転力Gを受ける。回転力Gにより第1片1510は外側に向かう力Hを受ける。前述のごとく、第1片1510と第3シャッター1410cのアーム部との間は離間され、第1片1510と第3リベット1520cの頭部1522との間も離間されるので、第1片1510は、左右方向に移動しやすい。そのため、第1片1510において第3貫通孔1530cが位置する第1片1510の上部は外側へ移動し、第1片1510において第1貫通孔1530aが位置する第1片1510の下部は内側へ移動し、第1片1510は、図15Dのように撓む。
 つまり、第2片1512が下側に向かって引っ張られるときに、屈曲部1514に加わる応力は、第2片1512の回転と第1片1510との撓みに分散される。その結果、屈曲部1514に加わる応力は低減される。
 以下では、図12C~図12Eを使用して第1片1510の構造をさらに詳細に説明する。図12Bは、カップリングロッド1500の側面図を示す。第1片1510には、複数の貫通孔1530が設けられる。これらのうち、第1貫通孔1530aは最も屈曲部1514に近いので、第1貫通孔1530aの周囲は、他の貫通孔1530の周囲よりも応力を受けやすい。そのため、第1貫通孔1530aの周囲を補強することが求められる。図12Cは、図12Bの領域Aを拡大した図である。図12Cには、第1貫通孔1530aを含む部分の第1片1510の広さ1532が示される。広さ1532は、第2貫通孔1530bおよび第3貫通孔1530cを含む部分の第1片1510の広さよりも広くされる。また、広さ1532は、第1片1510における第2貫通孔1530bと第3貫通孔1530cとの間の前後方向の寸法より大きい。
 図12Dは、図12Bの領域Bと領域B’を拡大した図である。第1片1510の縁部には波形状部1534が設けられる。波形状部1534を設けることによって、第1片1510の縁部の長さが長くなるので、第1片1510が撓みやすくなる。その結果、屈曲部1514に加わる応力がさらに分散される。
 図12Eは、図12Bの領域C、領域C´を拡大した図である。第1片1510の縁部には切り欠き形状部1536が設けられる。切り欠き形状部1536を設けることによって、第1片1510の縁部の長さが長くなるので、第1片1510が撓みやすくなる。その結果、屈曲部1514に加わる応力がさらに分散される。また、第1片1510の上下方向における中央部である第2貫通孔1530bの近傍には、切り欠き形状部1536が一つ設けられ、第1片1510の上下方向における上部である第3貫通孔1530cの近傍には、切り欠き形状部1536が二つ設けられている。これにより、第1片1510の上下方向における上部は、第1片1510の上下方向における中央部より曲がりやすくなる。但し、第1片1510の上下方向における中央部と屈曲部1514との距離は、第1片1510の上下方向における上部と屈曲部1514との距離より短いので、屈曲部1514に加わる応力は、第1片1510の上下方向における上部より、第1片1510の上下方向における中央部に伝わりやすい。その結果、第1片1510の上下方向における上部と中央部との両方で撓みやすくなり、屈曲部1514に加わる応力がさらに分散される。
 カップリングロッド1500の形状は図12Aおよび図12Bに限定されない。図16A~図16Eは、変形例1に係るカップリングロッド1500の構造を示す。変形例1に係るカップリングロッド1500の第1片1510には、2つの貫通孔1530が設けられる。そのため、変形例1に係るカップリングロッド1500は、シャッター1410の数が「2」である場合に使用される。図16A~図16Eは、図12A~図12Eにそれぞれ対応する。第1片1510に設けられる貫通孔1530の数は「2」、「3」に限定されない。
 図17A~図17Eは、変形例2に係るカップリングロッド1500の構造を示す。変形例2に係るカップリングロッド1500は、図12A~図12Eとは異なった形状を有する。図17A~図17Eは、図12A~図12Eにそれぞれ対応する。
 本実施の形態2によれば、第1片1510と第2片1512が一体化されているので、1つの金型によりカップリングロッド1500を製造できる。また、第1片1510と第2片1512が一体化されているので、組み立ての工数を低減できる。また、第2片1512には、前側に向かうと外側に段状に広がる曲げ部1540が配置され、第1片1510とシャッター1410との間と、第1片1510とリベット1520の頭部1522との間とがいずれも離間されるので、第2片1512に力が加わっても第1片1510を撓ませることができる。また、第1片1510が撓むので、屈曲部1514に加わる応力を分散できる。また、屈曲部1514に加わる応力が分散されるので、カップリングロッド1500の変形を防止できる。
 また、第1貫通孔1530aを含む部分の第1片1510の広さ1532が、第2貫通孔1530bを含む部分の第1片1510の広さよりも広いので、第1貫通孔1530aを含む部分を補強できる。また、広さ1532は、第1片1510における第2貫通孔1530bと第3貫通孔1530cとの間の前後方向の寸法より大きいので、第1貫通孔1530aを含む部分を補強できる。また、第1片1510の縁部に波形状部1534を配置させるので、第1片1510を撓みやすくできる。また、第1片1510の縁部に切り欠き形状部1536を配置させるので、第1片1510を撓みやすくできる。
 本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の換気扇(2000)は、前後方向に開口した箱状のフレーム(1110)と、フレーム(1110)の内部において上下方向に設けられるシャッター支持板(1400)と、フレーム(1110)の後側において、シャッター支持板(1400)に支持軸(1412)を介して回動自在に支持されるシャッター(1410)と、フレーム(1110)の内部において上下方向に延び、かつシャッター(1410)にリベット(1520)を介して上下方向に移動可能に連結される第1片(1510)と、第1片(1510)の下端部分から前側に延びる第2片(1512)とを有するカップリングロッド(1500)と、カップリングロッド(1500)における第2片(1512)の前端部分を上下方向に移動させるスイッチ(1420)と、を備える。カップリングロッド(1500)における第1片(1510)と第2片(1512)は一体化され、第2片(1512)における第1片(1510)側の部分には、前側に向かうと外側に段状に広がる曲げ部(1540)が配置され、第1片(1510)の外側にはシャッター(1410)が配置され、第1片(1510)の内側にはリベット(1520)の頭部(1522)が配置され、第1片(1510)とシャッター(1410)との間は離間され、第1片(1510)とリベット(1520)の頭部(1522)との間は離間される。
 シャッター(1410)は、第1シャッター(1410)と、第1シャッター(1410)の上側に配置される第2シャッター(1410)とを備えてもよい。第1片(1510)は、第1シャッター(1410)に連結される第1貫通孔(1530)と、第2シャッター(1410)に連結される第2貫通孔(1530)とを有してもよい。第1貫通孔(1530)を含む部分の第1片(1510)の広さ(1532)は、第2貫通孔(1530)を含む部分の第1片(1510)の広さよりも広く構成されてもよい。
 第1片(1510)の縁部は波形状(1534)を有してもよい。
 第1片(1510)の縁部は切り欠き形状(1536)を有してもよい。
 以上、実施の形態2を説明した。この実施の形態2は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
 100 フレーム
 102 風上側開口
 104 風下側開口
 110 フランジ
 200 羽根車
 210 スピンナー
 220 モータ
 222 モータサポート
 230 ボス部
 240 翼
 250 内周縁
 252 外周縁
 260 前縁
 262 後縁
 270 弧形状
 280 開始位置
 282 最大沈下位置
 284 終了位置
 290 第1領域
 292 第2領域
 300 オリフィス
 310 開口
 400 シャッター支持板
 400a 第1シャッター支持板
 400b 第2シャッター支持板
 410 シャッター
 410a 第1シャッター
 410b 第2シャッター
 410c 第3シャッター
 412 支持軸
 412a 第1支持軸
 412b 第2支持軸
 412c 第3支持軸
 420 スイッチ
 500 カップリングロッド
 510 第1片
 512 第2片
 514 屈曲部
 520 リベット
 520a 第1リベット
 520b 第2リベット
 520c 第3リベット
 542 前端部分
 1000 換気扇
 1100 フレーム
 1102 風上側開口
 1104 風下側開口
 1110 フランジ
 1130 側壁部
 1130a 第1側壁部
 1130b 第2側壁部
 1200 羽根車
 1210 スピンナー
 1220 モータ
 1222 モータサポート
 1300 オリフィス
 1310 開口
 1400 シャッター支持板
 1400a 第1シャッター支持板
 1400b 第2シャッター支持板
 1410 シャッター
 1410a 第1シャッター
 1410b 第2シャッター
 1410c 第3シャッター
 1412 支持軸
 1412a 第1支持軸
 1412b 第2支持軸
 1412c 第3支持軸
 1420 スイッチ
 1500 カップリングロッド
 1510 第1片
 1512 第2片
 1514 屈曲部
 1520 リベット
 1520a 第1リベット
 1520b 第2リベット
 1520c 第3リベット
 1522 頭部
 1530 貫通孔
 1530a 第1貫通孔
 1530b 第2貫通孔
 1530c 第3貫通孔
 1532 広さ
 1534 波形状部
 1536 切り欠き形状部
 1540 曲げ部
 1542 前端部分
 2000 換気扇

Claims (7)

  1.  風上側と風下側とにおいて開口した箱状のフレームと、
     前記フレームの内部に配置され、ボス部の外周に翼が固定された羽根車と、を備え、
     前記翼は、前記風下側から前記風上側に向かって突出するとともに、部分的に前記風下側に向かって沈下するように構成されている、換気扇。
  2.  前記翼は、前記ボス部側の内周縁と、前記内周縁とは反対側の外周縁とを有し、
     前記翼を前記内周縁から前記外周縁に向かって進む場合に、前記風下側に向かって沈下を開始する位置を開始位置と呼ぶ場合、前記風下側に向かった沈下が終了する位置は終了位置と呼ばれ、
     羽根径を1とした場合に、前記ボス部の半径が0.25から0.4であり、前記ボス部の中心から前記開始位置までの長さが0.49から0.55であり、前記ボス部の中心から前記終了位置までの長さが0.79から0.81であり、前記ボス部の中心から沈下量の最大位置までの長さが0.65から0.67である、請求項1に記載の換気扇。
  3.  前記羽根車の回転方向において、前記翼の前縁側の前記沈下量よりも前記翼の後縁側の前記沈下量が小さくなるように構成されている、請求項2に記載の換気扇。
  4.  前記フレームの内部において上下方向に設けられるシャッター支持板と、
     前記フレームの後側において、前記シャッター支持板に支持軸を介して回動自在に支持されるシャッターと、
     前記フレームの内部において前記上下方向に延び、かつ前記シャッターにリベットを介して前記上下方向に移動可能に連結される第1片と、前記第1片の下端部分から前側に延びる第2片とを有するカップリングロッドと、
     前記カップリングロッドにおける前記第2片の前端部分を前記上下方向に移動させるスイッチと、をさらに備え、
     前記カップリングロッドにおける前記第1片と前記第2片とは一体化され、
     前記第2片における前記第1片側の部分には、前側に向かうと外側に段状に広がる曲げ部が配置され、
     前記第1片の外側には前記シャッターが配置され、前記第1片の内側には前記リベットの頭部が配置され、
     前記第1片と前記シャッターとの間は離間され、前記第1片と前記リベットの前記頭部との間は離間される、請求項1から3のいずれか一項に記載の換気扇。
  5.  前記シャッターは、第1シャッターと、前記第1シャッターの上側に配置される第2シャッターと、をさらに備え、
     前記第1片は、前記第1シャッターに連結される第1貫通孔と、前記第2シャッターに連結される第2貫通孔と、を有し、
     前記第1貫通孔を含む部分の前記第1片の広さは、前記第2貫通孔を含む部分の前記第1片の広さよりも広く構成されている、請求項4に記載の換気扇。
  6.  前記第1片の縁部は波形状を有する、請求項4または5に記載の換気扇。
  7.  前記第1片の縁部は切り欠き形状を有する、請求項4から6のいずれか1項に記載の換気扇。
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