JP2023123976A - 換気扇 - Google Patents

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雄嵩 川崎
Yutaka Kawasaki
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Abstract

【課題】風量を増加する技術を提供する。【解決手段】換気扇は、フレームと、羽根車200を含む。フレームは、箱状の形状を有するとともに、風上側と風下側とにおいて開口する。羽根車200は、フレームの内部に配置される。羽根車200の中心部分にはボス部230が配置される。羽根車200は、ボス部230の外周に複数枚の翼240を固定する。翼240は、風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下する。【選択図】図4

Description

本開示は、羽根車の回転により気流を生成する換気扇に関する。
換気扇に使用される羽根では、気流の流入をスムーズにして騒音を低減させるために、翼外縁部の前縁が先細形状とされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-183604号公報
換気扇に使用される羽根において、翼の大きさが同一であっても風量を増加することが求められる。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、風量を増加する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の換気扇は、風上側と風下側とにおいて開口した箱状のフレームと、フレームの内部に配置され、ボス部の外周に複数枚の翼を固定した羽根車とを備える。翼は、風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下する。
本開示によれば、風量を増加できる。
図1(a)-(d)は、実施例に係る換気扇の外観の構造を示す図である。 換気扇の構造を示す分解斜視図である。 図3(a)-(b)は、換気扇の構造を示す断面図である。 図4(a)-(b)は、羽根車の構造を示す図である。 図5(a)-(c)は、羽根車の構造を示す図である。 羽根車のサイズを示す図である。 図7(a)-(b)は、羽根車の構造を示す断面図である。 図8(a)-(b)は、羽根車における翼の形状を示す図である。
以下、本開示を実施するための形態について、(1)基本構造、(2)羽根車の構造の順に添付図面を参照して説明する。
(1)基本構造
図1(a)-(d)は、換気扇1000の外観の構造を示す。図1(a)-(b)は、シャッター410が閉じている場合の換気扇1000の構造を示し、図1(c)-(d)は、シャッター410が開いている場合の換気扇1000の構造を示す。図2は、換気扇1000の構造を示す分解斜視図である。フレーム100は箱状の形状を有するとともに、前側に開口した風上側開口102と、後側に開口した風下側開口104とを有する。前側は、図2の左側であり、室内側、風上側に相当する。後側は、図2の右側であり、室外側、風下側に相当する。
フレーム100の内部には、風上側にスピンナー210を装着した羽根車200と、羽根車200に風下側から接続されて羽根車200を駆動するモータ220と、モータ220を風下側から支持するモータサポート222が設けられる。つまり、羽根車200とモータ220は、モータサポート222によりフレーム100に固定される。
フレーム100には、風上側開口102の周囲を囲む枠形形状のフランジ110が設けられる。フランジ110には風上側から、羽根車200の風胴となるオリフィス300が装着される。オリフィス300は、中央部分に円形の開口310を有する。オリフィス300がフランジ110に装着された状態において、開口310から羽根車200とスピンナー210が露出する。
フレーム100の風下側開口104には、開閉可能な第1シャッター410aから第3シャッター410cが配置される。第1シャッター410aは最も下側に配置され、第2シャッター410bは第1シャッター410aの上側に配置され、第3シャッター410cは第2シャッター410bの上側に配置される。第1シャッター410aから第3シャッター410cはシャッター410と総称される。シャッター410は、第1シャッター支持板400a、第2シャッター支持板400bにより両側から支持され、カップリングロッド500の上下移動により開閉される。カップリングロッド500の上下移動はスイッチ420によりなされる。第1シャッター支持板400aと第2シャッター支持板400bはシャッター支持板400と総称される。シャッター支持板400、シャッター410、リベット520、カップリングロッド500の構造、およびシャッター410の開閉動作については後述する。
図3(a)-(b)は、換気扇1000の構造を示す断面図である。これらは、図1(a)、(c)のA-A’断面図である。図3(a)は、シャッター410が閉じている状態を示す。フレーム100の内部における風下側開口104の近傍には、帯状のシャッター支持板400が上下方向に設けられる。シャッター支持板400には、第1支持軸412aから第3支持軸412cが下側から上側の順番に並べられる。また、風下側開口104において、外気の流入を防止するための第1シャッター410aから第3シャッター410cが下側から上側の順番に並べられる。第1シャッター410aの両端部のアーム部が第1支持軸412aに連結されることによって、第1支持軸412aは、第1シャッター410aを回動自在に支持する。また、第2支持軸412bは第2シャッター410bを回動自在に支持し、第3支持軸412cは第3シャッター410cを回動自在に支持する。
カップリングロッド500は、フレーム100の内部において上下方向に延びる第1片510と、第1片510の下端部分から風上側に延びる第2片512とを有する。第1片510と第2片512は屈曲部514において接続され、第1片510と第2片512はと屈曲部514は1つの部品として一体的に製造される。
第1片510は、第1シャッター410aのアーム部に第1リベット520aを介して上下方向に移動可能に連結される。また、第1片510は、第2シャッター410bのアーム部に第2リベット520bを介して上下方向に移動可能に連結される。さらに、第1片510は、第3シャッター410cのアーム部に第3リベット520cを介して上下方向に移動可能に連結される。第1リベット520aから第3リベット520cはリベット520と総称される。
第2片512は、風下側の屈曲部514と風上側の前端部分542との間を延びる。前端部分542はスイッチ420に接続される。スイッチ420は、カップリングロッド500における第2片512の前端部分542を上下方向に移動させる。図3(a)の状態において換気扇1000の電源はオフされており、モータ220は停止している。
図3(b)は、シャッター410が開いている状態を示す。図3(a)におけるスイッチ420が下側に向いて引かれることによって、第2片512が下側に向かって移動する。第2片512の移動とともに第1片510も下側に向かって引き下げられる。各シャッター410は、支持軸412を支点に回動して開放し、保持される。また、図3(b)の状態において換気扇1000の電源がオンされ、モータ220が動作する。その結果、羽根車200が回転する。
(2)羽根車の構造
図4(a)-(b)は、羽根車200の構造を示す。図4(a)は、羽根車200を風上側から見た場合の平面図を示し、図4(b)は、羽根車200を風上側から見た場合の斜視図を示す。羽根車200の中心部分には、円柱形状のボス部230が配置され、ボス部230の外周には複数枚の翼240が固定される。ここでは、翼240の数を「5」とするが、翼240の数は「5」に限定されない。翼240において、ボス部230側が内周であり、内周の反対側が外周である。そのため、翼240において、ボス部230に接続される縁、つまり内周側の縁が内周縁250であり、外周側の縁が外周縁252である。羽根車200が図5(c)に示される回転方向に回転可能である場合、翼240における回転方向側の縁が前縁260であり、前縁260の反対側の縁が後縁262である。
図5(a)-(c)は、羽根車200の構造を示す。図5(a)は、羽根車200の側面図であり、上側が風上側に相当し、下側が風下側に相当する。羽根車200における翼240では、前縁260が後縁262よりも風上側に配置される。図5(b)は、図5(a)における1つの翼240の断面図である。図5(b)には、内周縁250から外周縁252に至る弧形状270が示される。具体的に説明すると、弧形状270は、内周縁250から風上側に向かって突出してから、風下側に向かって外周縁252に到達する。このような弧形状270は、一般的な翼の形状である。
一方、本実施例に係る翼240は、内周縁250から外周縁252に向かって進む場合に、内周縁250から風上側に向かって突出し、開始位置280において風下側に向かって沈下を開始する。また、翼240は、開始位置280から最大沈下位置282まで風下側に向かった沈下を続け、最大沈下位置282から風上側に向かって戻り始める。さらに、翼240は、終了位置284まで風上側に向かって戻り、終了位置284から風下側に向かって外周縁252に到達する。つまり、翼240は、開始位置280から終了位置284の間において、部分的に風下側に向かって沈下する。そのため、開始位置280は、風下側に向かって沈下を開始する位置であり、最大沈下位置282は、沈下量が最大になる位置であり、終了位置284は、風下側に向かった沈下が終了する位置である。ここで、内周縁250から開始位置280の間と、終了位置284から外周縁252との間は、弧形状270に近い形状になる。
図5(c)は、羽根車200の一部分を風下側から見た場合の平面図を示す。翼240における内周縁250と外周縁252との間には、前縁260から後縁262に向かって、開始位置280に沿った曲線(以下、この曲線も「開始位置280」という)と、最大沈下位置282に沿った曲線(以下、この曲線も「最大沈下位置282」という)と、終了位置284に沿った曲線(以下、この曲線も「終了位置284」という)とが並んで配置される。沈下量が最大となる最大沈下位置282が風下側に向いた立壁の役割を有することによって、内周縁250と終了位置284との間の第1領域290と、終了位置284と外周縁252との間の第2領域292とが形成される。そのため、気流は、第1領域290を流れる気流と、第2領域292を流れる気流とに分離される。気流が2つに分離することによって、1つの気流の流れがスムーズになる。その結果、翼240全体としての風量が増加する。
図6は、羽根車200のサイズを示す。これは、羽根車200の一部分を風上側から見た場合の平面図を示す。ボス部230の中心から外周縁252までの長さが羽根径である。ここでは、羽根径を「1」と仮定する。ボス部230の半径が0.25から0.4であり、ボス部230の中心から開始位置280までの長さ「A」が0.49から0.55である。また、ボス部230の中心から終了位置284までの長さ「B」が0.79から0.81であり、ボス部230の中心から最大沈下位置282までの長さが0.65から0.67である。
図7(a)-(b)は、羽根車200の構造を示す断面図である。図7(a)は、前縁260の近傍における翼240の断面図であり、図7(b)は、後縁262の近傍における翼240の断面図である。図7(a)における弧形状270と最大沈下位置282との差は、図7(b)における弧形状270と最大沈下位置282との差よりも大きい。つまり、羽根車200の回転方向における翼240の前縁260側よりも翼240の後縁262側において沈下量が小さい。以下では、このことを図8(a)-(b)も使用して説明する。
図8(a)-(b)は、羽根車200における翼の形状を示す。図8(a)は、羽根車200の一部分を風下側から見た場合の平面図であり、図5(c)と同様に、翼240は、内周縁250、外周縁252、前縁260、後縁262を有する。ここでは、内周縁250と外周縁252とを結ぶ線(i)から線(v)を規定する。線(i)が最も後縁262に近く、線(v)が最も前縁260に近く、線(ii)から線(iv)はこれらの間に配置される。図8(b)は、線(i)から線(v)のそれぞれに対する弧形状270と最大沈下位置282とを示す。図示のごとく、線(i)において弧形状270と最大沈下位置282が最も近くなる。
本実施例によれば、翼240は、風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下するので、気流の流れを2つに分けることができる。また、気流の流れが2つに分かれるので、風量を増加できる。また、翼240の前縁260側よりも翼の後縁262側において沈下量が小さいので、2つに分かれた気流を1つにまとめて押し出すことができる。また、2つに分かれた気流が1つにまとめて押し出されるので、風量を増加できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の換気扇(1000)は、風上側と風下側とにおいて開口した箱状のフレーム(100)と、フレーム(100)の内部に配置され、ボス部(230)の外周に複数枚の翼(240)を固定した羽根車(200)とを備える。翼(240)は、風上側に向かって突出するとともに、部分的に風下側に向かって沈下する。
翼(240)は、ボス部(230)側の内周縁(250)と、内周縁(250)とは反対側の外周縁(252)とを有してもよい。翼(240)を内周縁(250)から外周縁(252)に向かって進む場合に、風下側に向かって沈下を開始する位置を開始位置(280)と呼ぶ場合、風下側に向かった沈下が終了する位置は終了位置(284)と呼ばれ、羽根径を1とした場合に、ボス部(230)の半径が0.25から0.4であり、ボス部(230)の中心から開始位置(280)までの長さが0.49から0.55であり、ボス部(230)の中心から終了位置(284)までの長さが0.79から0.81であり、ボス部(230)の中心から沈下量の最大位置(282)までの長さが0.65から0.67であってもよい。
羽根車(200)の回転方向における翼(240)の前縁(260)側よりも翼の後縁(262)側において沈下量が小さい。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100 フレーム、 102 風上側開口、 104 風下側開口、 110 フランジ、 200 羽根車、 210 スピンナー、 220 モータ、 222 モータサポート、 230 ボス部、 240 翼、 250 内周縁、 252 外周縁、 260 前縁、 262 後縁、 270 弧形状、 280 開始位置、 282 最大沈下位置、 284 終了位置、 290 第1領域、 292 第2領域、 300 オリフィス、 310 開口、 400 シャッター支持板、 410 シャッター、 412 支持軸、 420 スイッチ、 500 カップリングロッド、 510 第1片、 512 第2片、 514 屈曲部、 520 リベット、 1000 換気扇。

Claims (3)

  1. 風上側と風下側とにおいて開口した箱状のフレームと、
    前記フレームの内部に配置され、ボス部の外周に複数枚の翼を固定した羽根車とを備え、
    前記翼は、前記風上側に向かって突出するとともに、部分的に前記風下側に向かって沈下する換気扇。
  2. 前記翼は、前記ボス部側の内周縁と、前記内周縁とは反対側の外周縁とを有し、
    前記翼を前記内周縁から前記外周縁に向かって進む場合に、前記風下側に向かって沈下を開始する位置を開始位置と呼ぶ場合、前記風下側に向かった沈下が終了する位置は終了位置と呼ばれ、
    羽根径を1とした場合に、前記ボス部の半径が0.25から0.4であり、前記ボス部の中心から前記開始位置までの長さが0.49から0.55であり、前記ボス部の中心から前記終了位置までの長さが0.79から0.81であり、前記ボス部の中心から沈下量の最大位置までの長さが0.65から0.67である請求項1に記載の換気扇。
  3. 前記羽根車の回転方向における前記翼の前縁側よりも前記翼の後縁側において前記沈下量が小さい請求項2に記載の換気扇。
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