JP3081775U - 散熱ファン - Google Patents

散熱ファン

Info

Publication number
JP3081775U
JP3081775U JP2001003013U JP2001003013U JP3081775U JP 3081775 U JP3081775 U JP 3081775U JP 2001003013 U JP2001003013 U JP 2001003013U JP 2001003013 U JP2001003013 U JP 2001003013U JP 3081775 U JP3081775 U JP 3081775U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
heat dissipating
air
shell
arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001003013U
Other languages
English (en)
Inventor
▲徳▼ 梁
喜▲供▼ 劉
Original Assignee
昇聯科技股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昇聯科技股▲分▼有限公司 filed Critical 昇聯科技股▲分▼有限公司
Priority to JP2001003013U priority Critical patent/JP3081775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3081775U publication Critical patent/JP3081775U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型の製造が簡単で、コストが低く、モータ
ーの使用寿命が長い散熱ファンを提供する。 【解決手段】 円盤20の底部には上に向かって凹みモ
ーターを置く置き部を有し、円盤20の周縁には、外に
向かって延伸している多数枚の円弧形の羽板21を有す
る。多数枚の羽板21は円盤20の周縁に規則よく配列
され、そして、各羽板21の二つの面に凸面211およ
び凹面212が形成されている。凸面211上には羽板
21の凹面212と逆向きに凸出している導流部213
が設けられている。導流部213および羽板21が連結
されている位置には少なくとも一つの円弧面214が設
けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は散熱ファンに関するものであり、特に弧形羽板の凸面に導流部がある 散熱ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のノートブック型コンピュータに使用されている散熱ファンは、軽く薄い 特性を有するために、直進直出の方式から直進横出の方式(例えばブロワーの型 態)に改良されている。図8および図9に示しているのは従来の散熱ファンで、 回転盤81の周縁に曲面がある羽板82が延伸し、羽板82は傾斜し風切り角α があって、羽板82の円弧面で風が導かれ、同時にこの場所で増圧され、空気の 圧力がかかり圧出される。ただし、このタイプのファンは上吸入側出しの機能が あるので、片一方方向のシステムの熱量に対してだけ散熱を行い、上下とも散熱 が必要な機種に対しては適用できない。かつ羽板82は、その風切り角αで極め て少ない空気に対して風切りを進行するので、生じる騒音は当然小さいが、その 吸風量は不足している。また、このタイプの散熱ファンは、一般ではプラスチッ クの射出成形により製造してコストを下げている。しかしプラスチックの射出成 形に必要な金型は、複雑な羽板82の円弧面の設計に適合した上下開きの金型に することができない。必ず多数個の中ご(図の中には表示していない)を各羽板 82の間に伸入させる必要がある。ただしこのタイプの金型の製造は複雑で、コ ストは極めて高く、コストを下げる部品に対しては適用できない。
【0003】 図10および図11に示す別の従来の散熱ファンは、回転盤91の周囲が外に 向かってやや傾斜して多数の直板状の羽板92が凸伸し、上下はみな風を吸うこ とができ、かつ上記のものよりも散熱に優れている。そして製造のときは、上記 の風切り型の散熱ファンの複雑度およびコストを改善することができ、上下の型 開きができる。ただしこのタイプの羽板92は、回転時は空気に対して風切りを 行うのではなく、拍打ちをする。それは木板で水面を拍打するように容易に水し ぶきを生じる他に、さらに比較的大きい騒音を生じ、なおかつ羽板92が空気を 拍打する際には、羽板92の上下縁の空気は押圧されて、上下に進入する風に対 して阻力が生じる。この阻力は直接にモーターの負荷に影響する。よってモータ ーの使用寿命を下げる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
よって本考案の目的は、金型の製造が簡単で、コストが低く、モーターの使用 寿命が長い散熱ファンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の散熱ファンは上記の点を解決するためになされたものであり、円盤の 底部には上に向かって凹みモーターを置く置き部を有し、円盤の周縁に、外に向 かって延伸している多数枚の円弧形の羽板を有する。該多数枚の羽板は円盤の周 縁に規則よく配列され、そして、各羽板の二つの面に凸面および凹面が形成され ている。凸面上には羽板の凹面と逆向きに凸出している導流部が設けられている 。その導流部および羽板が連結されている位置には少なくとも一つの円弧面が設 けられている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜5を参照する。本考案の第一実施例による散熱ファンは殻体10の中に 設けられ、殻体10は、その頂部および底部に各々進風口11があり、かつ殻体 10の側辺には出風口12がある。そして殻体10の底部の進風口11の内側に は固定盤13が設けられている。該固定盤13の中央の位置にモーター14が設 けられており、該モーター14には上に向かって延伸している回転軸141があ る。該回転軸141の上端は円盤20の中心に結合され、該円盤20の底部には 上に向かって凹んだ置き部22があり、該置き部22の中にはモーター14を置 くことができる。この他に円盤20の周縁には外に向かって円弧形に延伸してい る多数枚の羽板21がある。該多数枚の羽板21は、時計の逆方向の円弧形にな って延伸している(上から下に向かって見る)。各羽板21は円盤20に各々接 合された位置の法線Lと15°〜75°の挟み角をなしており、各羽板21に凸 面211および凹面212が形成されている。凸面211の一側の上下の中間位 置には、羽板21の凹面212と逆向きに凸出している導流部213がある。該 導流部213および羽板21の上下が連結されている位置には、各々円弧面21 4が設けられている。
【0007】 本考案の第一実施例による散熱ファンが、モーター14の駆動を受けて時計と は逆回転の方向に回転したとき(上から下に向かって見る)は、殻体10の中の 周囲部には干渉流れ空間Hが形成され、円盤20の周縁の各羽板21は、その旋 回径路の前端の空気に対して風切りをし、そして該空気は風切りを受けると同時 に、羽板21の凸面211によって前に向かって推進される。この場所の空気が 引き動かされて離された後は、その他の空気は進風口11から進入する。別に風 切りされて引き離された空気は、導流部213と凸面211との間の円弧面21 4に順じて、羽板21の開放端に向かって流動する(図2および図3に示す)。 空気が羽板21の推進を離れた後は、殻体10の干渉流れ空間Hの中で増圧され る。この増圧を受けた空気は、出風口12から排出される。
【0008】 本考案の第一実施例による散熱ファンが使用されるときは、ノートブック型の コンピュータ(図の中には表示していない)の内部に設けられ、モーター14の 駆動を受けると、羽板21の導流部213は上下の二つの円弧面214を分割し て、上下の進風口11から進入した空気をみな羽板21によって引き動かすこと ができる。羽板21の上下の二側はともに空気に対して風切りをすることができ る。これによって、殻体10の上下の進風口11はコンピュータ(図の中には表 示していない)の系統に生じた熱をみな吸入することができる。このために本考 案の第一実施例による散熱ファンは両向きの進風を行うことができ、その散熱の 効果は比較的良い。その他に、各羽板21が空気に対して風切りを進行したとき は、空気を直接に円弧面214によって、その内側および羽板21の外側の端縁 に向かって流動させる(図3に示す)ので、風切りされた空気は上、下の二側に 向かって流れない。これにより、進風口11に対して吸入した空気は阻力になら ない。このように進風の阻力が下がったときは、モーター14の負荷も下げるこ とができるので、モーター14の寿命を増すことができる。そして羽板21、円 弧面214で、空気に対して風切りおよび導流の効果を増加させ、拍打をしない ので、騒音を下げることができる。また、羽板21は複雑な曲面でなく、製造の ときは上下の開き金型に設計することができるので、製造のコストを下げること ができる。
【0009】 上記を総合すると、本考案の第一実施例による散熱ファンの羽板21は、上下 の進風口11から進入した空気をすべて羽板21によって引き動かすことができ 、これによって比較的良い散熱効果が達成され、羽板21の円弧面の風切りなら びに増加した導流の効果によって生じた騒音が下げられ、同時に空気を上下に向 けて乱流させない。吸入した空気の阻力を減らす以外に、出風量を増加させるこ とができ、またモーター14の負荷を減らし、モーター14の寿命を増加させる ことができる。さらに羽板21の導流部213の設計によって、その金型の設計 を比較的簡単にして、製造のコストを下げることができる。
【0010】 当然、本考案には多くの実施例がある。それはただ細かい部分が変化したのみ である。図6を参照する。これは本考案の第二実施例による散熱ファンである。 羽板31の上の導流部32がその底縁の位置に設けられ、導流部32と凸面33 との間に上側の円弧面34だけがある。すなわち、羽板31で上側の進風口を引 き動かす効果が比較的高い(図の中には表示していない)ので、上記の従来例と 同じ片向の抽風の機能がある。
【0011】 図7に示すのは、本考案の第三実施例による散熱ファンで、導流部41は羽板 42の頂縁に比較的近い位置に設けられており、羽板42には異なる大きさの円 弧面43があって、異なる進風口(図の中には表示していない)の面積に対して 異なる導流部41の上下の中に羽板42を設けることができる。
【0012】
【考案の効果】
上記に述べたように本考案は、羽板の上下の円弧面によって、上下の進風口か ら進入した空気がすべて羽板によって引き動かされ、比較的良い散熱効果を達成 することができる。また、羽板の円弧面の風切りで生じる騒音を下げ、同時に空 気を上下に向けて乱入させないことによって、吸入した空気の阻力を減らし、吸 風量を増加し、モーターの負荷を下げてモーターの寿命を増加させることができ る。また、羽板の導流部の設計によって金型の設計を比較的簡単にして製造コス トを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例による散熱ファンを示す斜
視図である。
【図2】本考案の第一実施例による散熱ファンの空気の
流動方向を示す上面図である。
【図3】本考案の第一実施例による散熱ファンの空気の
流動方向を示す側面図である。
【図4】本考案の第一実施例による散熱ファンを使用し
ている状態を示す斜視図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】本考案の第二実施例による散熱ファンを示す側
面図である。
【図7】本考案の第三実施例による散熱ファンを示す側
面図である。
【図8】従来の散熱ファンを示す斜視図である。
【図9】従来の散熱ファンを示す側面図である。
【図10】従来の別の散熱ファンを示す斜視図である。
【図11】従来の別の散熱ファンを示す側面図である。
【符号の説明】
10 殻体 11 進風口 12 出風口 13 固定盤 14 モーター 20 円盤 21 羽板 22 置き部 31 羽板 32 導流部 33 凸面 34 円弧面 41 導流部 42 羽板 43 円弧面 141 回転軸 211 凸面 212 凹面 213 導流部 214 円弧面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に上に向かって凹んだ置き部を有す
    る円盤と、 前記円盤の周縁に設けられ、外部に向かって弧形をなす
    ように延伸している複数の羽板とを備え、 前記複数の羽板は、弧形に延伸し、かつ各前記羽板は前
    記円盤との接合位置の法線と15°〜75°の挟み角を
    なし、各前記羽板に凸面および凹面が形成され、前記凸
    面には前記羽板の凹面と逆向きに凸出している導流部が
    設けられ、前記導流部および前記羽板が連結されている
    位置には少なくとも一つの弧面が形成されていることを
    特徴とする散熱ファン。
  2. 【請求項2】 前記円盤および前記複数の羽板は殻体の
    中に設けられ、前記殻体は頂部および底部に各々進風口
    を有し、かつ前記殻体の側辺には出風口を有し、前記殻
    体の底部の進風口の内側には固定盤が設けられ、前記固
    定盤の中央部に前記置き部に配置可能なモーターが設け
    られ、前記モーターには上に向かって延伸している回転
    軸が設けられ、前記回転軸の上端は前記円盤の中心部に
    結合されていることを特徴とする請求項1記載の散熱フ
    ァン。
  3. 【請求項3】 前記導流部は、前記羽板の上下の間、底
    縁に接近している位置、又は頂縁のいずれかの位置に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の散熱ファ
    ン。
JP2001003013U 2001-05-16 2001-05-16 散熱ファン Expired - Fee Related JP3081775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003013U JP3081775U (ja) 2001-05-16 2001-05-16 散熱ファン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003013U JP3081775U (ja) 2001-05-16 2001-05-16 散熱ファン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3081775U true JP3081775U (ja) 2001-11-22

Family

ID=43214520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003013U Expired - Fee Related JP3081775U (ja) 2001-05-16 2001-05-16 散熱ファン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3081775U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011252388A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Nidec Copal Corp ファンモータ
JP2013170576A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Quanta Computer Inc 遠心送風機
JP2014202198A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 三菱電機株式会社 遠心羽根車、電動送風機及び電気掃除機
TWI487842B (zh) * 2012-04-18 2015-06-11 Adda Corp 散熱風扇

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011252388A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Nidec Copal Corp ファンモータ
JP2013170576A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Quanta Computer Inc 遠心送風機
US9222482B2 (en) 2012-02-20 2015-12-29 Quanta Computer Inc. Centrifugal fan
TWI487842B (zh) * 2012-04-18 2015-06-11 Adda Corp 散熱風扇
JP2014202198A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 三菱電機株式会社 遠心羽根車、電動送風機及び電気掃除機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100713996B1 (ko) 원심 송풍기의 날개차 및 그것을 구비한 원심 송풍기
US6568907B2 (en) Impeller structure
JP2006057631A (ja) 熱放散ファンおよびそのハウジング
JP5575332B2 (ja) ターボファン、および空気調和機
US20030223864A1 (en) Fan structure having horizontal convection
US20060147305A1 (en) Axial-flow heat-dissipating fan
WO2011099286A1 (ja) 遠心送風機
TW201414928A (zh) 離心風扇
JP3081775U (ja) 散熱ファン
CN209028554U (zh) 可携式电子装置
US20060078426A1 (en) Blower capable of reducing secondary flow
US20020159885A1 (en) Heat dissipating fan
JP4649972B2 (ja) 送風機と、それを備えた空気調和機
JP4945859B2 (ja) 遠心送風機の羽根車及びそれを備えた遠心送風機
CN210164670U (zh) 离心式换气扇
JP3453093B2 (ja) 軸流送風機
CN210977988U (zh) 一种风轮与蜗壳组合的流道结构
JP3059676U (ja) 超薄型冷却ファンの改良構造
CN221127053U (zh) 无刷直流电机的底部双进风式通风结构
JP2002371996A (ja) 送風機及び送風機を有する換気扇
US20060110252A1 (en) Impeller for axial-flow heat-dissipating fan
CN211692893U (zh) 一种集成风叶安装外转子直驱电机使用的工业吊扇
JP3812467B2 (ja) 遠心送風機の羽根車及びそれを用いた遠心送風機
CN102606541A (zh) 风扇装置
JP3135977U (ja) ファンモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees