JP3097907U - ファンフレーム - Google Patents

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JP3097907U
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黄 文喜
林 國正
張 楯成
劉 文豪
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Abstract

【課題】ファンの風量を増加させ、放熱効果を向上させる。
【解決手段】開口を有する筐体を備え、開口にはファンブレードが取り付けられ、該ファンブレードの回転によって生ずる気流が前記開口の一端から入って他端から吹き出すファンフレームが開示されている。開口以外の側縁部分に凹部が形成され、且つ該凹部と前記開口の間に、空気を該凹部を経由して前記開口に入れることができる補助吸気口が設けられている。空気は開口から入るばかりでなく、補助吸気口から入ることができ、よって、吸気面積を向上させてファンの風量を向上させることができる。
【選択図】 図3B

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はファンフレームに係るもので、特に電子装置に適用され、吸気面積を増やし、ファンの風量を向上させることのできるファンフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子装置の出力が増大し、稼動率が高くなりつつあることに伴って、更に高効率の放熱ファンの市場ニーズが日増しに高まっている。電源供給器、コンピュータなどの電子装置に一般的に用いられる放熱ファンの放熱性能を向上させるために、これまでは、ファンの放熱効果を向上させる方法として回転速度の増加及びファンブレードの改良で風量を強化することが期待されていた。
【0003】
しかしながら、ファンの回転速度の向上及びファンブレードの改良には限界があった。図1A及び図1Bに示すのは従来の放熱ファンであり、図1Aの放熱ファン1は、通常方形であるファンフレーム2を備え、ファンフレーム2の中央の穴4にはファンブレード6、コイル、磁石及び軸受(図示しない)などが取付けられ、ネジ取付穴8を貫通するネジを利用して該ファン1を決められた位置に固定する。
【0004】
図1AのA−A線に沿う断面である図1Bに示すように、ファン1はファンブレード6の回転により空気をファン1の上側から入れ、穴4を通過して下側から吹き出させる。このようなファンの吸気面積は穴4の開口面積だけであり、且つ穴4の開口面積はファンブレード6の外径の面積よりやや大きいだけである。
【0005】
図2に示す放熱ファン10は従来他のファンの立体図であり、通常は方形であるファンフレーム12を有して、該ファンフレーム12の中央の穴14にはファンブレード16、コイル、磁石及び軸受(図示しない)などが取付けられる。さらに、ネジ取付穴18を貫通するネジによって該ファン10を固定させる。
【0006】
前記ファンブレード16の外形は図1Aにおけるファンブレード6の外形より大きい傾度をもっており、その面積も図1Aにおけるファンブレード6の面積より大きい。
【0007】
しかしながら、上述のファン10もファンブレード16の回転によって、空気をファン10の上側から入れ、穴14を通過して下側から吹き出させる(図2を参照)。このようなファンの吸気面積は僅かに穴14の開口面積(即ちファンブレード16の外径の円の面積よりやや大きい)だけである。
【0008】
ファン1或いはファン10共に従来のファンフレームを用いており、ファンブレードの外形に風量を増大させる設計が施されているが、モーターの回転速度の限界、及びファンブレード自体の外形に制限され、ファンの特性が向上しにくくなっている。それと同時に、ファンの吸気口面積はファンブレードより僅かに大きいだけで、単一方向による吸気で風量が大きくないため、放熱効果が制限される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、ファンの性能を向上させるかという問題に面した時に、如何にその解決方法を見つけ、ファンの放熱効果を向上させ、風量を増加させるかが改善すべき課題である。
【0010】
従って、本考案の主な目的は、ファンフレームを提供することで、吸気面積を拡大することによって、風量を増加し、ファンの効率を向上させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、開口を有する筐体であるファンフレームを提供し、開口にはファンブレードが取付けられ、該ファンブレードが回転することによって起る気流はこの開口の一端から入って他端から吹き出し、ファンフレームの開口以外の側縁部には凹部が形成され、且つ該凹部と開口の間に、空気を該凹部を経由して該ファンブレードの中心を通る対角線から入れる補助吸気口を設けることを特徴とする。
【0012】
これにより、総吸気面積は貫通口の開口面積のほか、各凹部の開口及び補助吸気口の面積をも含むため、多方向から吸気でき、風量を増加してファンの効率を向上することができる。
【0013】
本考案の特徴及び技術内容を更に知るため、以下に、添付の図面を参照して本考案の詳細について説明するが、添付の図面は参考であり、本考案をこれら図示のものに制限するものではない。
【0014】
【考案の実施の形態】
<第一実施形態>
図3A、図3B、及び図3Cは本考案の第一実施形態に基づいた図であり、その中で、ファン20は従来のいずれのファンの構造、例えばコイル、磁石、軸受、及びファンブレードを含む構造を用いることができ、更に風量を向上できる設計のファンブレードの外形を含むことができる。その詳細な構成及び作動原理は従来から知られているため詳述せず、構造の違いについてのみ説明する。
【0015】
図3A及び図3Bに示すように、本考案のファンフレーム22は、中央に開口24を有する略方形の筐体で、開口24にはファンブレード26及び該ファンブレード26を回転させるための駆動手段(図示しない)が取付けられる。該ファンブレード26の回転時に起る気流は、該開口24の上端開口から入り、下端の開口から吹き出し、図3Cのように、該開口24の上下端の開口はそれぞれテーパー面242,244を形成し、気流の吸気と排気を助ける。
【0016】
図3A〜図3Cに示すように、ファンフレーム22の側縁の表面部分、すなわち本実施例の略方形の筐体において開口24を除いた四隅の略三角形の部分、にそれぞれ開口する凹部28が形成される。該凹部28の底部に、該ファン20を固定するためのネジを貫通できるネジ取付穴281が形成され、該凹部28と該開口24の間に補助吸気口282が形成される。
【0017】
補助吸気口282は前記開口24の上端のテーパー面242と略同一の斜度を形成し、略90度の角度をもって前記ファンブレード26に向かう。従って、ファンブレード26が回転する時、空気が開口24の開口から入るだけでなく、図3AのB−B線断面図と点線枠内の部分拡大図である図3Cから解かるように、空気は各凹部28の開口から各補助吸気口282を通ってスムーズに入ることができる。
【0018】
このように、本考案のファンフレーム22を用いたファン20の総吸気面積は、開口24の開口面積の他に各凹部28の開口面積を含むため、風量を増加させてファンの効率を向上させ、さらに放熱効果をより向上させることができる。実験結果によると、本考案のファンフレーム22を用いたファン20は、風量を約10%〜15%増加させることができる。
【0019】
上述のファンフレーム22の筐体は略方形の外形だが、その他の円形、楕円形、菱形、或いは開口24が中央に形成されていないなど、凹部28を形成できる側縁部分を有する様々な外形のファンフレームの筐体も本考案の構造に適用できる。
【0020】
<第二実施形態>
図4A、図4B、及び図4Cは本考案の第二実施形態に基づいた図である。ファン30は従来の何れのファンの構造、例えばコイル、磁石、軸受、及びファンブレードを含む構造を採用でき、並びに風量を増加できる設計のファンブレードの外形を含むことができる。その詳細な構造と作動原理については既に周知であるため別に触れず、ここではその異なる構造のみについて説明する。
【0021】
図4A及び図4Bに示すように、本考案のファンフレーム32は、中央に開口34を有する略方形の筐体で、開口34にはファンブレード36及び該ファンブレード36を回転させるための駆動手段(図示しない)が取り付けられる。該ファンブレード36の回転によって起る気流は、開口34の上端開口から入り、下端開口から吹き出す。図4Cに示すように、この開口の上下端の開口にはそれぞれテーパー面342,344が形成され、気流の吸気と排気を助ける。
【0022】
図4A〜図4Cに示すように、ファンフレーム32の側縁の表面部分、即ち、本実施例の略方形の筐体において開口34を除いた四隅の略三角形の部分に、それぞれ開口する凹部38が形成される。該凹部38の底部には、ファン30を固定するために、ネジが貫通できるネジ取付穴381が形成され、且つ凹部38は、ファンフレーム32の側縁表面及び該ネジ取付穴381の間に、適当な距離をもって補助吸気口382を設け、該補助吸気口382と前記ファンフレーム32の吸気面を適当な距離に保たせる。
【0023】
前記補助吸気口382は、前記開口34の上端のテーパー面342と略同じ斜度となり、且つ略鋭角の角度をもって該ファンブレード36に向かうため、ファンブレード36が回転する際、空気は開口34の開口から入るだけでなく、図4AのB−B線断面図と点線枠内の部分拡大図を示す図4Cから解かるように、空気は各凹部38の各補助吸気口382からもスムーズに入ることができる。
【0024】
このように、本考案のファンフレーム32を用いたファン30の総吸気面積は、前記開口34の開口面積の他、各凹部38の各補助吸気口382の面積をも含む。さらに該補助吸気口382はファンフレーム32の吸気面と適当な距離を保つため、前述の第一実施形態の補助吸気口より更に大きな吸気面積を有し、風量を更に増やしてファンの効率を向上させ、より良い放熱効果を提供することができる。
【0025】
同時に、本考案のファンフレームの筐体を用いることで、従来のファンフレームの構造の強さ及び省材料というメリットを保持できる。本来のファンフレームの構造の強度を保持して使用材料を増やさないメリットの他、ファンフレームの一部空間を利用することで総吸気面積を大幅に増加させることができ、風量を増加してファンの効率を向上させ、より良い放熱効果を提供することができる。
【0026】
<第三実施形態>
図5A、図5B、及び図5Cは本考案の第一実施形態に類似した構造を用いた図である。その中で、ファン40及びその構造と作用については、第一実施形態及び第二実施形態において説明したものと同様である部分は説明を繰り返さず、構造の異なる点についてのみ説明する。
【0027】
図5A及び図5Bに示すのは、それぞれ本考案のファンフレーム42のファン全体の平面図及び立体図である。その構造は、第一実施形態及び第二実施形態で示したものと同様で、ファンブレード46の回転による気流は、開口44の上端開口から入り、下端開口から吹き出す。図5Cに示すように、開口44の上下端の開口にはそれぞれテーパー面442,444が形成され、気流の吸気、排気を助ける。
【0028】
図5A〜図5Cに示すように、ファンフレーム42の四隅の部分には、ネジ取付穴481及び補助吸気口482が形成される。ネジ取付穴481はファン40を固定するようネジを貫通できる。前記補助吸気口482は略三角形に形成され、ファンフレーム42の四隅の部分にあるネジ取付穴481の上に設けられ、ファンフレーム42が完全に該ファンブレード46を包みこめるようにしつつ、その四隅の部分は空気をスムーズに入れることができる補助吸気口482になれる。これについては図5AのC−C線断面図と点線枠内の部分拡大図である図5Cに示す通りである。
【0029】
前記補助吸気口482と開口44の上端の開口に形成されるテーパー面442は、略該テーパー面と同じ斜度の鈍角を成す角度で、また開口44の下端の開口に形成されるテーパー面444とは該テーパー面と略同じ斜度の鋭角を成す角度で、ファンブレードに向かうように形成される。
【0030】
このように、本考案のファンフレーム42を採用したファン40の総吸気面積は、開口44の開口面積の他に、各補助吸気口482の面積を含むため、風量を増加させてファンの効率を向上させ、さらに放熱効果をより向上させることができる。さらに、補助吸気口482ファンフレーム42の四隅の部分に設けられ、上述の実施例よりさらに大きい吸気面積をもつため、更に風量を増加させてファンの効率を向上させることができ、より良い放熱効果を提供することができる。
【0031】
<第四実施形態>
図6A、図6B、及び図6Cは本考案の第四実施形態に基づいた図である。ファン50と上述の実施例において述べた作用と同様の点については述べず、ここではその異なる構造についてのみ説明する。
【0032】
図6A〜図6Cに示すように、本考案のファンフレーム52は中央に開口54を有する略方形の筐体であり、該開口54の中には、ファンブレード56及び該ファンブレード56を回転させるための駆動手段(図示しない)が取り付けられる。
【0033】
ファンフレーム52の四隅の部分は中空設計を採用し、この四隅の部分にはネジ取付穴581及び補助吸気口582が形成され、ネジ取付穴581はファン50を固定するためにネジを貫通させることができるもので、前記補助吸気口582はファンフレーム52の四隅の中空の部分の側縁表面に開けられ、該ファンフレーム52の筐体はファンブレードの四隅の略三角形の部分を包みこむ側縁にこれらの補助吸気口582を形成し、空気を該中空部分を経てスムーズに該開口54に入れる。
【0034】
図6AのD−D線断面図と点線枠内の部分拡大図である図6Cから解かるように、ファンブレード56が回転する際に起る気流は、開口54の上端開口から入り、下端開口から吹き出し、開口54の上下端の開口はそれぞれテーパー面542,544を形成し、気流の吸気と排気をスムーズにすると同時に、空気も各補助吸気口582からスムーズに入ることが可能である。
【0035】
前記補助吸気口582と開口54の上下端の開口にそれぞれ形成されるテーパー面542,544は、該テーパー面と略同じ斜度をもって鈍角の角度をなしてファンブレードに向かって形成される。
【0036】
このように、本考案のファンフレーム52を用いたファン50の総吸気面積は、開口54の開口面積の他に、各補助吸気口582の開口面積を含むため風量を増加させてファンの効率を向上させる上、より良い放熱効果を提供することができる。
【0037】
<第五実施形態>
図7A、図7B、及び図7Cは本考案の第五実施形態に基づいた図である。ファン60は上記の実施例に示される作用と同様であるため、作用については詳述せず、その構造の違いについてのみ説明する。
【0038】
図7A〜図7Cに示すように、本考案のファンフレーム62の四隅の部分は第四実施形態のように中空設計を用いており、この四隅の部分には凹部68、ネジ取付穴681、補助吸気口682および補助吸気口683が形成される。
【0039】
ネジ取付穴681は該ファン60を固定するためにネジを貫通させることができるものである。補助吸気口682はそれぞれ該ファンフレーム62の側縁表面に形成される凹部68において、該凹部68と前記開口64の間に形成される開口であり、ここから空気をスムーズに入れることができる。
【0040】
前記補助吸気口683は第四実施形態のような設計を採り、ファンフレーム62の四隅の中空の部分の側縁表面に設けられる。該ファンフレーム62の筐体は、ファンブレード66を囲む四隅の略三角形の部分に各補助吸気口683を形成し、空気が該補助吸気口683を経て開口64に入れるようにする。
【0041】
図7AのE−E線断面図と点線枠内の部分拡大図である図7Cから解かるように、ファンブレード66が回転する時によって起る気流は、前記開口64の上端開口から入り、下端開口から吹き出し、開口64の上下端の開口はそれぞれテーパー面642,644を形成し、気流の吸気と排気を容易にすると同時に、空気を各補助吸気口682,683からもスムーズに入れることができる。
【0042】
本実施形態の特徴は、ファンフレーム62の開口64以外の側縁の四隅の部分に中空設計を採る他、この四隅の部分に、それぞれファンフレーム62の側縁表面に開けられた凹部68の開口が、凹部68と開口64の間に形成されることで、空気を該凹部を経て開口に入れる第一補助吸気口(即ち、各補助吸気口682)、及び、ファンフレーム62の四隅の中空部分の側縁表面に開けられることで、ファンフレーム62の筐体がファンブレード66を囲む四隅の略三角形の部分の側縁に、空気を前記中空部分を経て該開口64に入れることができる第二補助吸気口683(即ち、各補助吸気口683)を形成する。
【0043】
このように、本考案のファンフレーム62を採用したファン60の総吸気面積は、開口64の開口面積の他に、各補助吸気口682及び各補助吸気口683の開口面積をも含み、ファン60の総吸気面積を大幅に増加するため、風量を増やしてファンの効率を向上させることができる。さらに、より良い放熱効果を提供することができる。
【0044】
同時に、それらの開口の上下端の開口にそれぞれ形成されるテーパー面は、各補助吸気口の必要に応じて、スポイラー、チョーク或いは同様の効果を持つ構造を加え、空気をスムーズに吸気側から入れるだけでなく、それらの補助吸気口を経てそれらの開口に入ることができるようにする。
【0045】
そのほか、上記の実施形態において、それらの凹部である該補助吸気口及び補助吸気口は主に吸気口側に形成されているが、それらの凹部である補助吸気口及び補助吸気口の形成位置と数量は実際の設計上の必要に応じて適切な変更をすることができ。例えば、凹部である補助吸気口及び補助吸気口を均一に配置するのではなく、筐体の側縁部分の一方にだけ形成することもでき、上記の実施例に示すものに限定したものでなくとも良い。
【0046】
即ち、上記説明は本考案の具体的な実施形態に過ぎず、本考案の実施できる範囲を限定するものではない。よって、本考案の精神及び原理を逸脱しない限り、当業者の成し得る全ての変更や修正は、何れもこの考案の請求の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来のファンフレームを採用したファンブレード全体を示す平面図である。
【図1B】図1AのA−A線に沿う断面図と点線枠内の部分拡大図である。
【図2】従来他のファンフレームを採用したファンブレード全体を示す斜視図である。
【図3A】本考案の第一実施形態のファンフレームを採用したファンブレード全体の平面図である。
【図3B】本考案の第一実施形態のファンフレームを採用したファンブレード全体の斜視図である。
【図3C】図3AのB−B線に沿う断面図及び、点線枠内の部分拡大図である。
【図4A】本考案の第二実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す平面図である。
【図4B】本考案の第二実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す斜視図である。
【図4C】図4AのC−C線断面図及び、点線枠内を示す部分拡大図である。
【図5A】本考案の第三実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す平面図である。
【図5B】本考案の第三実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す斜視図である。
【図5C】図5AのD−D線に沿う断面図及び、点線枠内を示す部分拡大図である。
【図6A】本考案の第四実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す平面図である。
【図6B】本考案の第四実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す斜視図である。
【図6C】図6AのE−E線に沿う断面図及び、点線枠内を示す部分拡大図である。
【図7A】本考案の第五実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す平面図である。
【図7B】本考案の第五実施形態のファンフレームを採用したファン全体を示す斜視図である。
【図7C】図7AのF−F線に沿う断面図及び、点線枠内を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1,10,20,30,40,50,60 ファン
2,12,22,32,42,52,62 ファンフレーム
4,14 穴
4,14,24,34,44,54,64 開口
6,16,26,36,46,56,66 ファンブレード
8,18,281,381,481,581,681 ネジ取付穴
28,38,68 凹部
242,342,442,542,642 上端テーパー
244,344,444,544,644 下端テーパー
282,382,482,582,682,683 補助吸気口

Claims (8)

  1. 開口を有する筐体を備え、前記開口にはファンブレードが取り付けられ、該ファンブレードの回転によって生ずる気流が前記開口の一端から入って他端から吹き出すファンフレームであって、
    前記開口以外の側縁部分に凹部が形成され、且つ該凹部と前記開口の間に、空気を該凹部を経由して前記開口に入れることができる補助吸気口が設けられていることを特徴とするファンフレーム。
  2. 前記凹部の底側にネジ取付穴が形成されることを特徴とする請求項1に記載のファンフレーム。
  3. 前記開口の上端にテーパー面が形成され、前記補助吸気口は、該テーパー面と略同じ斜度をもって、略90度の角度でファンブレードに向かうように形成されることを特徴とする請求項1に記載のファンフレーム。
  4. 前記開口の上端にテーパーが形成され、前記補助吸気口が、該テーパー面と略同じ斜度により鋭角の角度でファンブレードに向うように形成されることを特徴とする請求項1に記載のファンフレーム。
  5. 前記開口の上端及び下端にテーパー面が形成され、前記補助吸気口は、前記開口の上端開口に形成されたテーパー面に対し、該テーパー面と略同じ斜度で鈍角の角度を成し、かつ前記開口の下端開口に形成されたテーパー面に対し、該テーパー面と略同じ斜度をもって鋭角の角度を成し、ファンブレードに向かうように形成されることを特徴とする請求項1に記載のファンフレーム。
  6. 開口を有する筐体を備え、該開口にはファンブレードが取り付けられ、該ファンブレードが回転することによって生ずる気流が前記開口の一端から入って他端から吹き出すファンフレームにおいて、
    前記開口以外の側縁の四隅の部分が中空に形成され、この四隅の部分にはそれぞれ該ファンフレームの側縁表面に設けられた凹部の開口が、該凹部と前記開口の間に形成されることで空気を該凹部を経由させて前記開口の第一補助吸気口に入れ、かつ該ファンフレームの四隅の中空部分に設けられる側縁表面が該ファンフレームの筐体を該ファンブレードの四隅の略三角形の部分の側縁に空気を該中空部分を経由させることが可能で、前記開口の第二補助吸気口に形成されることを特徴とするファンフレーム。
  7. 前記開口の上端及び下端にはそれぞれテーパー面が形成され、前記補助吸気口が該テーパー面と略同じ斜度で鈍角の角度を成し、ファンブレードに向かうように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のファンフレーム。
  8. ファンフレームの筐体が略方形、円形、楕円形、あるいは菱形を呈することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のファンフレーム。
JP2003002845U 2002-05-22 2003-05-20 ファンフレーム Expired - Lifetime JP3097907U (ja)

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