JP2005307921A - 自動車のモータファンシュラウドのフラップ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両前後方向の設置スペースを拡大することなくエンジンルーム内に搭載可能なモータファンシュラウドのフラップ構造の提供。
【解決手段】 モータファンシュラウド1のシュラウド壁2のファン通風孔3から外れた位置に開口部5aが設けられ、該開口部4aを車両走行風のラム圧により開閉するフラップ5aが設けられたモータファンシュラウドのフラップ構造において、前記フラップ5aをシュラウド壁2からモータファンシュラウド1の内側へ回動させることにより開口部5aを開閉自在に形成した。
【選択図】 図2
【解決手段】 モータファンシュラウド1のシュラウド壁2のファン通風孔3から外れた位置に開口部5aが設けられ、該開口部4aを車両走行風のラム圧により開閉するフラップ5aが設けられたモータファンシュラウドのフラップ構造において、前記フラップ5aをシュラウド壁2からモータファンシュラウド1の内側へ回動させることにより開口部5aを開閉自在に形成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、モータファンシュラウドのフラップ構造に関する。
従来、自動車のモータファンシュラウドのファン通風孔から外れた位置に開口部を形成してここにフラップを設けることにより、自動車の走行中にはラジエータを通過する走行風のラム圧によりフラップが回動して開口部が開放され、これによりモータファンシュラウド内の走行風を車両後方側へ効率良く通風させる一方、自動車の停車時やアイドリング時にはラジエータは、フラップが開口部を閉じてファンによる強制風がラジエータの全域に通過するようにした技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
特開昭57−173519号公報
実願昭63−134250号公報
しかしながら、車室内のスペースの拡大化に伴ってモータファンシュラウドの設置スペースも狭くなっており、特許文献1記載のモータファンシュラウドのフラップ構造を採用した場合、シュラウド壁から車両後方側に回動するフラップがモータファンシュラウドの後方に搭載されるエンジンや補器類がフラップに衝突するという問題点があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、モータファンシュラウドのフラップをモータファンシュラウドの内側へ回動させることにより、車両前後方向の設置スペースを拡大することなくエンジンルーム内に搭載可能なモータファンシュラウドのフラップ構造を提供することにある。
請求項1記載の発明では、モータファンシュラウドのシュラウド壁のファン通風孔から外れた位置に開口部が設けられ、該開口部を車両走行風のラム圧により開閉するフラップが設けられたモータファンシュラウドのフラップ構造において、前記フラップをシュラウド壁からモータファンシュラウドの内側へ回動させることにより開口部を開閉自在に形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明にあっては、モータファンシュラウドのシュラウド壁のファン通風孔から外れた位置に開口部が設けられ、該開口部を車両走行風のラム圧により開閉するフラップが設けられたモータファンシュラウドのフラップ構造において、前記フラップをシュラウド壁からモータファンシュラウドの内側へ回動させることにより開口部を開閉自在に形成したため、フラップがモータファンシュラウドの内側に回動して開口部を開閉し、これにより、車両前後方向の設置スペースを拡大することなくエンジンルーム内に搭載可能になる。
以下、本発明のモータファンシュラウドのフラップ構造の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例のモータファンシュラウドのフラップ構造が採用されたモータファンシュラウドの斜視図、図2は図1のS2−S2線における断面図でありフラップが閉じた状態を説明する図、図3はフラップが開いた状態を説明する図である。
図1に示すように、本実施例のモータファンシュラウドのフラップ構造が採用されたモータファンシュラウド1は、車両前方側が大きく開口した箱状に形成される他、その全体が樹脂材で一体的に形成され、車両前方側の左右上下端には図外のラジエータに固定するための取付部1aが形成されている。
また、車両後方側のシュラウド壁2にはファン通風孔3を備える円筒状のファンリング4が形成され、ここにファンFが収容されるようになっている。
また、車両後方側のシュラウド壁2にはファン通風孔3を備える円筒状のファンリング4が形成され、ここにファンFが収容されるようになっている。
そして、前記シュラウド壁2のファン通風孔3から外れた位置に、矩形形状に開口された開口部4a〜4cと及びフラップ5a〜5cが設けられている。
なお、開口部4a〜4c及びフラップ5a〜5cの構造及び作動は同一であるためここでは開口部4a及びフラップ5aについて詳述する。
なお、開口部4a〜4c及びフラップ5a〜5cの構造及び作動は同一であるためここでは開口部4a及びフラップ5aについて詳述する。
図2に示すように、前記開口部4aの下部はシュラウド壁2からモータファンシュラウド1の内側に凹設された凹部室6が形成されており、該凹部室6にはモータファンシュラウド1内に連通する開口部6aが形成されている。
一方、開口部4aの上部には、シュラウド壁2の内側に固定された回転軸7に回動自在に軸支された板状のフラップ5aが設けられている。
また、前記フラップ5aは、シュラウド壁2の突起部8に固定されたスプリングSで上方に付勢されており、これによりフラップ5aの端部9が凹部室6の側壁6bに当接して開口部6aを閉じた状態に維持している。
なお、前述したフラップ5aを閉じた状態に維持するための手段はスプリングS以外の方法及び構造を採用しても構わない。
一方、開口部4aの上部には、シュラウド壁2の内側に固定された回転軸7に回動自在に軸支された板状のフラップ5aが設けられている。
また、前記フラップ5aは、シュラウド壁2の突起部8に固定されたスプリングSで上方に付勢されており、これによりフラップ5aの端部9が凹部室6の側壁6bに当接して開口部6aを閉じた状態に維持している。
なお、前述したフラップ5aを閉じた状態に維持するための手段はスプリングS以外の方法及び構造を採用しても構わない。
このように形成されたモータファンシュラウドのフラップ構造では、自動車の停車時またはアイドリング時等には、フラップ5a(5b、5c)が閉じた状態に維持され、これによりファンFによる強制風がラジエータの全域に通風される。
そして、自動車の走行中等には、車両走行風(図2中破線矢印で図示)のラム圧によりフラップ5a(5b、5c)が押圧されることにより、フラップ5a(5b、5c)がスプリングSの付勢力に反して回転軸7を中心に車両後方側(矢印A方向)へ回動し、結果、図3に示すように、フラップ5aの端部9と凹部室6の下壁6cとの隙間Oから車両走行風を後方へ通過させてラジエータの冷却性能を高めることができる。
そして、本実施例のフラップ5aは略垂直状態まで回動した際に抑止されるようになっており、これによりフラップ5aの回動範囲はモータファンシュラウドの内側の範囲に限定され、従来の発明に比べてフラップ5aがシュラウド壁2から車両後方側へ回動することがない。
従って、本実施例のモータファンシュラウドは、車両前後方向の設置スペースを拡大することなくエンジンルーム内に搭載可能になる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明の具体的構成は本実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、開口部4a及びフラップ5aのモータファンシュラウド1の内側への開閉構造、形成数、形成位置等については適宜設定できる。
F ファン
O 隙間
S スプリング
1 モータファンシュラウド
2 シュラウド壁
3 ファン通風孔
4a、4b、4c 開口部
5a、5b、5c フラップ
6 凹部室
6a 開口部
6b 側壁
6c 下壁
7 回転軸
8 突起部
9 端部
O 隙間
S スプリング
1 モータファンシュラウド
2 シュラウド壁
3 ファン通風孔
4a、4b、4c 開口部
5a、5b、5c フラップ
6 凹部室
6a 開口部
6b 側壁
6c 下壁
7 回転軸
8 突起部
9 端部
Claims (1)
- モータファンシュラウドのシュラウド壁のファン通風孔から外れた位置に開口部が設けられ、該開口部を車両走行風のラム圧により開閉するフラップが設けられたモータファンシュラウドのフラップ構造において、
前記フラップをシュラウド壁からモータファンシュラウドの内側へ回動させることにより開口部を開閉自在に形成したことを特徴とするモータファンシュラウドのフラップ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128730A JP2005307921A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 自動車のモータファンシュラウドのフラップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128730A JP2005307921A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 自動車のモータファンシュラウドのフラップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005307921A true JP2005307921A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35436963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004128730A Pending JP2005307921A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 自動車のモータファンシュラウドのフラップ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005307921A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286113A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Calsonic Kansei Corp | 車両用フラップ構造 |
KR20140083392A (ko) * | 2012-12-26 | 2014-07-04 | 한라비스테온공조 주식회사 | 쉬라우드 |
JP2016145575A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | ハンオン システムズ | 車両用ファンシュラウド |
US10337394B2 (en) | 2015-02-17 | 2019-07-02 | Denso Corporation | Blower for vehicle |
CN114396335A (zh) * | 2022-01-04 | 2022-04-26 | 东风汽车集团股份有限公司 | 用于车辆的护风罩和风扇总成 |
-
2004
- 2004-04-23 JP JP2004128730A patent/JP2005307921A/ja active Pending
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CN114396335A (zh) * | 2022-01-04 | 2022-04-26 | 东风汽车集团股份有限公司 | 用于车辆的护风罩和风扇总成 |
CN114396335B (zh) * | 2022-01-04 | 2022-12-23 | 东风汽车集团股份有限公司 | 用于车辆的护风罩和风扇总成 |
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