JP2600557Y2 - 風向変更装置 - Google Patents

風向変更装置

Info

Publication number
JP2600557Y2
JP2600557Y2 JP1988082446U JP8244688U JP2600557Y2 JP 2600557 Y2 JP2600557 Y2 JP 2600557Y2 JP 1988082446 U JP1988082446 U JP 1988082446U JP 8244688 U JP8244688 U JP 8244688U JP 2600557 Y2 JP2600557 Y2 JP 2600557Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind direction
direction changing
raised
peripheral surface
raised portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988082446U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH024154U (ja
Inventor
実 柴門
晴行 帰山
直樹 黒葛野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1988082446U priority Critical patent/JP2600557Y2/ja
Publication of JPH024154U publication Critical patent/JPH024154U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600557Y2 publication Critical patent/JP2600557Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は空気調和機等の細長い吹出口に複数枚の風向
変更羽根が並べられる風向変更装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、細長い吹出口に複数枚の風向変更羽根を並べる
ようにした風向変更装置の構造例としては実公昭61−12
97号公報がある。この構造例は吹出口の枠の風案内面に
係止孔を複数個並べて設け、この係止孔に風向変更羽根
を順次嵌め込むようになっている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このような構造において、吹出口が長くなると、それ
につれて吹出口の枠も長くなり、枠自体の強度が低下す
る。そして、枠の強度が低下すると、この枠が変形しや
すくなり、風向変更羽根が取り付けにくくなったり、た
とえ取り付けることができたとしてもこの風向変更羽根
が操作しずらくなるおそれがある。
本考案は、吹出口が長くなっても、この吹出口の変形
を防止すると共に、この吹出口に風向変更羽根を取り付
けやすくすることを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は細長の吹出口に
沿って複数枚の風向変更羽根が並べられる風向変更装置
において、前記吹出口の枠に設けられ切り欠きを有する
折り返し部と、孔とこの孔の近傍に設けられた隆起部と
を有する支持部材と、回転軸とこの回転軸よリ延出し前
記孔に嵌め込まれるピンとを有し前記支持部材に片持ち
状態で回動自在取り付けられる風向変更羽根とを備え、
前記支持部材は、前記折り返し部の内壁に沿って嵌め込
まれ第1の隆起部とこの第1の隆起部から更に隆起し前
記切り欠きの周面と対をなす周面を有する第2の隆起部
とを備え、この支持部材を折り返し部に嵌め込むことに
より前記回転軸の周面はこの折り返し部の周面と第2の
隆起部の周面とに当接されることを特徴とする。
(ホ)作用 支持部材に風向変更羽根を片持ち状態で取り付けた状
態で、支持部材を吹出口の枠の折り返し部の内壁に沿っ
て嵌め込んで吹出口に取り付けることで、風向変更羽根
がその回転軸の周面はこの折り返し部の周面と第2の隆
起部の周面とに当接される。吹出口は嵌め込まれた支持
部材で補強される。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の風向変更装置が取り付けられた分離
型空気調和機の室内ユニット1の分解斜視図である。2
は板金製のフレームで天板3と、背板4と、左支持板5
と、右支持板6と、この右支持板6の右下方に延びた下
板7とから構成され、これらの板はいずれも溶接で結合
されて、一体化されている。8はクロスフローファン
で、左支持板5の穴9から右支持板6の穴10を貫通する
よう配置される。11は軸受で、ファン8の非駆動軸12が
挿入されて、左支持板5の左側面に固定される。13はこ
のファン8を駆動するモーターで、このモーター13の軸
14がファン8のボス15に固定される。そしてこのモータ
ー13の取付片16が右支持板6の右側面17に固定される。
18は電装板で、この板のフランジ片19がフレーム2の天
板3並びに背板4の縁に固定される。この電装板18の内
側面には電装部品21が取り付けられている。22は左支持
板5の下部前縁(図示せず)と右支持板6の下部前縁23
とにまたがって固定される取付部材で、後部24が前部25
よりも高くなるよう略J字状に形成されている。この後
部24はクロスフローファン8の舌部として作用する。26
はドレンバンでこの取付部材22に載置される。27は熱交
換器で、左右の両管板28が左並びに右支持板5,6の前辺2
9に取り付けられる。30は取付部材22並びにフレーム2
の背板4につながる吹出部材で、風向変更装置としての
横羽根31や縦羽根(図示せず)が組み込まれている。32
は、フレーム2の天板3の前方に配置された補助天板
で、その前部には下方に折れ曲ったフランジ片33が形成
されている。34は前面並びに上面に吸込口35が設けられ
た吸込グリル部材で、4個並べて(第1図では2個省略
した)熱交換器27の前面に配置される。36は盲部材で右
端の吸込グリル部材34の左方に配置される。この吸込グ
リル部材34並びに盲部材26はその上部37が補助天板32の
前縁38に、下部39が吹出部材30の垂直片40に夫々固定さ
れる。41はエアフィルターで、吸込グリル部材34の裏側
に配置される。42,43は左並びに右側面パネルで、これ
らパネルはフレーム2に吹出部材30、吸込グリル部材3
4、盲部材39等の外装体が取り付けられた状態でこのフ
レーム2に取り付けられる。
第2図は室内ユニットの要部断面図で、51はフレーム
2の背板4に貼付された断熱材、52は吹出部材30に立て
られた縦羽根で、この縦羽根52と横羽根31とを動かすこ
とにより、吹出口53から吐出される風の流れを変更でき
る。この吹出部材30の上には前述した略J字状の取付部
材22が配置されており、この部材はフレーム2の左支持
板5の下部と右支持板6の下部とにまたがって固定され
ている(第1図参照)。そしてこの取付部材22は、その
後部24が前部25よりも立ち上げられており、この後部24
をクロスフローファン8の舌部として用いている。又、
この左支持板5並びに右支持板6にはクロスフローファ
ン8を駆動するモーター13や、このファンの軸受11が直
接取り付けられている(第1図参照)。このように、左
並びに右支持板5,6に舌部(後部)24を有する取付部材2
2と、クロスフローファン8の軸受11と、このファンの
駆動用モーター13とを直接取り付けるようにしたので、
この舌部(後部)24とクロスフローファン8との隙間寸
法aの精度を保つことができる。この取付部材22に載置
されるドレンバン26は、合成樹脂製のドレン受け54と、
このドレン受け54の外側面に貼付された断熱材55とから
構成されておりこのドレンバン26の後端56が取付部材22
の係止部57に嵌め込まれている。そして、このドレンバ
ン26と取付部材22との間に空間60を設けている。
第3図はこの吹出部材30の斜視図、第4図はこの吹出
部材30に後述する支持部材が取り付けられた状態を示す
断面図で、これら吹出部材30と支持部材69と横羽根31
(第1図参照)と、縦羽根52とで風向変更装置が構成さ
れている。62はU字状の切り欠きで、吹出部材30の下部
63の斜面64に多数設けられている。65は吹出部材30の上
部66と下部63とをつなぐ連結板で、この板には前方へ突
出したアーム67が設けられている。68はこのアーム67の
先に設けられた孔で、横羽根31(第1図参照)の回転軸
が嵌め込まれる。前述の支持部材69は略三角形状に成形
されており、斜面70には2つのU字状の第1の隆起部71
と、この第1の隆起部71に更に隆起した第2の隆起部72
とがある。そして、第1の隆起部71には2つの縦羽根52
のピン73が嵌め込まれる孔74が形成されている。従っ
て、ピン73を孔74に挿入することによって、風向変更羽
根(縦羽根)52は支持部材69に片持ち状態で回動自在に
取り付けられたこととなる。又、第2の隆起部72の前縁
(周面)75はU字状となっていてU字状の切り欠き62と
対をなしている。即ち、この支持部材69を折り返し部に
嵌め込むことにより回転軸76の周面はこの折り返し部64
の周面と第2の隆起部72の周面75とに当接される。この
支持部材69は吹出部材30の下部63へ裏から取り付けられ
るもので、その取付状態は第4図に示す通りである。す
なわち、支持部材69の斜面70並びに第1の隆起部71は吹
出部材30の斜面64(枠の折り返し部)の裏(内壁)に当
てられて、支持部材30の水平面77は吹出部材69の水平面
77の上面に夫々当てられる。このようにして、折り返し
部が構成される斜面64と水平面77との内壁に沿って支持
部材30を嵌め込んで、吹出部材69の斜面64と水平面77と
の変形をこの支持部材69によって防止する。又、縦羽根
52の回転軸76は吹出部材30の下部のU字状の切り欠き62
に当てられている。すなわち、縦羽根52の回転軸76はU
字状の切り欠き62と、第2の隆起部72の前縁75によって
囲まれている。尚、この第2の隆起部72の表面と吹出部
材30の斜面64とは面一状態となっている。
(ト)効果 以上述べたように、本考案は、支持部材を吹出口の枠
の折り返し部の内壁に沿って嵌め込んで取り付けるよう
にしたので、吹出枠が長くなってもこの支持部材で吹出
枠が補強され、この吹出枠の強度の低下を抑えることが
出来る。
又、吹出枠の強度の低下を抑えると共に、この支持部
材を折り返し部に嵌め込むことにより回転軸の周面は折
り返し部の周面と第2の隆起部の周面とに当接されるの
で、風向変更羽根の操作時に羽根のぐらつきを防ぎ、ス
ムーズに動かすことができる。更に支持部材に風向変更
羽根を片持ち状態で取り付けた状態で支持部材を吹出口
に取り付けるので、吹出口に風向変更羽根を配置する作
業が良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は室内ユニ
ットの分解斜視図、第2図は同ユニットの縦断面図、第
3図は同ユニットに組み込まれる吹出部材の分解斜視
図、第4図は同部材の縦断面図である。 53……吹出口、52……縦(風向変更)羽根、69……支持
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−170626(JP,U) 実開 昭62−17752(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/15

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長の吹出口に沿って複数枚の風向変更羽
    根が並べられる風向変更装置において、前記吹出口の枠
    に設けられ切り欠きを有する折り返し部と、孔とこの孔
    の近傍に設けられた隆起部とを有する支持部材と、回転
    軸とこの回転軸より延出し前記孔に嵌め込まれるピンと
    を有し前記支持部材に片持ち状態で回動自在取り付けら
    れる風向変更羽根とを備え、前記支持部材は、前記折り
    返し部の内壁に沿って嵌め込まれ第1の隆起部とこの第
    1の隆起部から更に隆起し前記切り欠きの周面と対をな
    す周面を有する第2の隆起部とを備え、この支持部材を
    折り返し部に嵌め込むことにより前記回転軸の周面はこ
    の折り返し部の周面と第2の隆起部の周面とに当接され
    ることを特徴とする風向変更装置。
JP1988082446U 1988-06-22 1988-06-22 風向変更装置 Expired - Lifetime JP2600557Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988082446U JP2600557Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 風向変更装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988082446U JP2600557Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 風向変更装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024154U JPH024154U (ja) 1990-01-11
JP2600557Y2 true JP2600557Y2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=31307199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988082446U Expired - Lifetime JP2600557Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 風向変更装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600557Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477110B1 (ko) * 2001-11-28 2005-03-18 삼성전자주식회사 공기조화기
JP5267482B2 (ja) * 2010-02-19 2013-08-21 パナソニック株式会社 空気調和機の室内ユニット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311348Y1 (ja) * 1964-08-07 1968-05-16
JPS62297643A (ja) * 1986-06-16 1987-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 一体形空気調和機の風向偏向羽根取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH024154U (ja) 1990-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6488579B2 (en) Ventilating exhaust fan
JP2600557Y2 (ja) 風向変更装置
KR0184697B1 (ko) 공기조화기의 전기부품상자
JP3638355B2 (ja) 空気調和機の室外機
US5718094A (en) Supply air register construction
JP2769211B2 (ja) 送風機
JP3503394B2 (ja) 空気調和機
JP3332728B2 (ja) 天井吊り形空気調和機
CN217817123U (zh) 一种壳体组件及空调室外机
JPH0720507Y2 (ja) 空気調和機
KR100557382B1 (ko) 벽걸이형 공기 조화기
JP3334688B2 (ja) 空気調和機
JP3070472B2 (ja) 空気調和機
CN106765597B (zh) 空调壁挂机和空调器
JP3334687B2 (ja) 空気調和機
JP3250974B2 (ja) 空気調和機の室内機
WO2023162377A1 (ja) 換気扇
JPS63220037A (ja) 一体形空気調和機の風向偏向羽根取付装置
JP2765946B2 (ja) 送風装置
JP2562666B2 (ja) 空気調和機
JPH0615230Y2 (ja) 分離型空気調和機の室内ユニット
CN216346699U (zh) 窗式空调器
JP4194925B2 (ja) 空気調和装置
JPH0424348Y2 (ja)
JPH11351607A (ja) 空気調和機