JPH0615230Y2 - 分離型空気調和機の室内ユニット - Google Patents

分離型空気調和機の室内ユニット

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JPH0615230Y2
JPH0615230Y2 JP1988082444U JP8244488U JPH0615230Y2 JP H0615230 Y2 JPH0615230 Y2 JP H0615230Y2 JP 1988082444 U JP1988082444 U JP 1988082444U JP 8244488 U JP8244488 U JP 8244488U JP H0615230 Y2 JPH0615230 Y2 JP H0615230Y2
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JP
Japan
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indoor unit
side panel
air conditioner
type air
separation type
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988082444U
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English (en)
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JPH024129U (ja
Inventor
実 柴門
晴行 帰山
直樹 黒葛野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、室内壁面に据付けられる分離型空気調和機の
室内ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 室内壁面に据付けられる分離型空気調和機の室内ユニッ
トにおいて、そのキャビネットの側壁に段違い部を設け
て、この室内ユニットの後部の幅寸法を前部の幅寸法よ
りも小さくすることが実公昭55−50513号公報に
示されている。
このように室内ユニットの後部の幅寸法を前部の幅寸法
よりも小さくして、前方付近から室内ユニットを見た時
にこの室内ユニットの後部を見えにくくして、視覚的に
室内ユニットを薄く見せることが行なわれている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このようにして視覚的に室内ユニットを薄く見せるよう
にしているものの、室内ユニットを斜め前からみると、
室内ユニットの後部が見えるため、室内ユニットが薄く
見えるという視覚的効果を十分発揮できなくなる。
本考案は、室内ユニットを斜め前から見た場合にも、こ
の室内ユニットを薄く見せることを目的としたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は室内ユニットの側
面パネルにこのユニットの後部の幅寸法を前部の幅寸法
よりも小さくするための段違い部を設け、且つ側面パネ
ルの後部の表面の明度を、前部の表面の明度よりも低く
するようにしている。又、側面パネルを合成樹脂で成型
し、この側面パネルの前部の表面の色をこの合成樹脂の
色とし、この側面パネルの後部の表面を合成樹脂の色の
明度よりも低い明度の色に着色するようにしている。更
にこの側面パネルの前部と後部との間に溝を設けるよう
にしている。
(ホ)作用 側面パネルの前部の表面の明度を高くしたことにより、
この前部の立体感を不鮮明にし、且つ側面パネルの後部
の表面の明度を低くしたことによりこの後部が目だたな
いようにしている。又、側面パネルを合成樹脂で成型
し、この側面パネルの前部の表面の色をこの合成樹脂の
色とし、後部の表面のみに明度の低い色を着色すること
により、塗装作業を簡略化させている。しかも、側面パ
ネルの前部と後部との間に溝を設けたことにより、この
溝によって後部の塗装が略均一に行なえる。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の分離型空気調和機の室内ユニット1の
分解斜視図である。2は板金製のフレームで天板3と、
背板4と、左支持板5と、右支持板6と、この右支持板
6の右下方に延びた下板7とから構成され、これらの板
はいずれも溶接で結合されて、一体化されている。8は
クロスフローファンで、左支持板5の穴9から右支持板
6の穴10を貫通するよう配置される。11は軸受で、
ファン8の非駆動軸12が挿入されて、左支持板5の左
側面に固定される。13はこのファン8を駆動するモー
ターで、このモーター13の軸14がファン8のボス1
5に固定される。そしてこのモーター13の取付片16
が右支持板6の右側面17に固定される。18は電装板
で、この板のフランジ片19がフレーム2の天板3並び
に背板4の縁に固定される。この電装板18の内側面に
は電装部品21が取り付けられている。22は左支持板
5の下部前縁(図示せず)と右支持板6の下部前縁23
とにまたがって固定される取付部材で、後部24が前部
25よりも高くなるよう略J字状に形成されている。こ
の後部24はクロスフローファン8の舌部として作用す
る。26はドレンパンでこの取付部材22に載置され
る。27は熱交換器で、左右の両管板28が左並びに右
支持板5,6の前辺29に取り付けられる。30は取付
部材22並びにフレーム2の背板4につながる吹出部材
で、風向変更装置としての横羽根31や縦羽根(図示せ
ず)が組み込まれている。32は、フレーム2の天板3
の前方に配置された補助天板で、その前部には下方に折
れ曲ったフランジ片33が形成されている。34は前面
並びに上面に吸込口35が設けられた吸込グリル部材
で、4個並べて(第1図では2個省略した)熱交換器2
7の前面に配置される。36は盲部材で右端の吸込グリ
ル部材34の左方に配置される。この吸込グリル部材3
4並びに盲部材26はその上部37が補助天板32の前
縁38に、下部39が吹出部材30の垂直片40に夫々
固定される。41はエアフィルターで、吸込グリル部材
34の裏側に配置される。42,43は左並びに右側面
パネルで、これらパネルはフレーム2に吹出部材30、
吸込グリル部材34、盲部材39等の外装体が取り付け
られた状態でこのフレーム2に取り付けられる。
第2図はこの右側面パネル43の斜視図で、このパネル
は合成樹脂で一体に成型されている。このパネルには段
違い部50を形成してその前部51の表面が後部52の
表面よりも側方へ突出している。ここで、その前部51
の表面の色は合成樹脂の色とし、その後部52の表面
(斜線を施した部分)の色はホットスタンプにて合成樹
脂の色の、明度よりも低い明度の色に着色されている。
そして、この前部51と後部52とのつなぎ目には溝5
3が形成されている。このように溝53を設けたのは次
の理由による。すなわち、後部52をホットスタンプに
て着色する際、加熱されたローラの端を段違い面54に
当てながらこの後部52を加熱すれば、後部52の端
(溝53を除いて)までほぼ均一に加熱され、この端ま
で着色が均一に行なえる。又、後部52に着色した塗料
が流れたとしても、この塗料が溝53内に侵入する程度
で支障は少ない。59は螺子穴で、この右側面パネル4
3をフレーム2の背板4に(第1図参照)固定するため
の螺子(図示せず)が差し込まれる。55はノックアウ
トホールでこのノックアウトホールを切り欠くことによ
り、熱交換器27につながれた冷媒配管や、ドレンパン
26につながれたドレンホースを、この右側面パネル4
3の側方から取り出すことができる。このような段違い
部50や色違いは左側面パネル42(第1図参照)にも
同様に施こされている。
第3図はこのような構成の室内ユニット1が室内壁面5
6に据付けられた状態を上方から見たもので、段違い部
50によって室内ユニット1の後部の幅寸法aが前部の
幅寸法bよりも小さくなっている。そしてイ地点から室
内ユニット1を見た場合には右側面パネル43の後部5
2は前部51に隠れて見えにくくなるため、前部51の
厚さ寸法cが室内ユニット1の厚さ寸法dであるかの如
く見え、室内ユニット1を薄く見せることができる。次
にイ地点から更に側方となるロ地点から室内ユニット1
を見た場合は、左側面パネル43の後部52の室内壁面
56に近い部分57は見えてしまうが、この後部52は
低い明度の色に着色されているために、この後部52は
ほとんど見立たなくなり、ロ地点から室内ユニット1を
見た場合とほぼ同様な室内ユニット1の厚さ寸法cに見
えて室内ユニット1を薄く見せることができる。
(ト)考案の効果 以上述べたように本考案は、室内壁面に据付けられる室
内ユニットの側面パネルにこのユニットの後部の幅寸法
を前部の幅寸法よりも小さくするための段違い部を設
け、且つ側面パネルの後部の表面の明度を、前部の表面
の明度よりも低くしたから、室内ユニットを側方から見
た場合後部がほとんど目だたなくなり、室内ユニットを
薄く見せることができる。
又、側面パネルを合成樹脂で成型し、この側面パネルの
前部の表面の色をこの合成樹脂の色とし、この側面パネ
ルの後部の表面を前記合成樹脂の明度よりも低い明度の
色に着色したことにより塗装作業を簡単にすることがで
きる。更に、この側面パネルの前部と後部との間に溝を
設けたから、後部の塗料が流れたとしてもこの流れに塗
料は溝内に侵入し、見栄えが悪くなるおそれは少ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は室内ユニ
ットの分解斜視図、第2図は同ユニットの右側面パネル
の斜視図、第3図は同ユニットが室内壁面に取り付けら
れた状態を示す要部平面図である。 1……室内ユニット、42,43……側面パネル、50
……段違い部、54……溝、56……室内壁面、a……
後部の幅寸法、b……前部の幅寸法。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の壁面に据付けられる分離型空気調和
    機の室内ユニットにおいて、この室内ユニットの側面パ
    ネルにこのユニットの後部の幅寸法を前部の幅寸法より
    も小さくするための段違い部を設け、且つ前記側面パネ
    ルの後部の表面の明度を、前部の表面の明度よりも低く
    したことを特徴とする分離型空気調和機の室内ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】側面パネルを合成樹脂で成型し、この側面
    パネルの前部の表面の色をこの合成樹脂の色とし、この
    側面パネルの後部の表面を前記合成樹脂の色の明度より
    も低い明度の色に着色した請求項1記載の分離型空気調
    和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】側面パネルの前部と後部との間に溝を設け
    た請求項2記載の分離型空気調和機の室内ユニット。
JP1988082444U 1988-06-22 1988-06-22 分離型空気調和機の室内ユニット Expired - Lifetime JPH0615230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988082444U JPH0615230Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 分離型空気調和機の室内ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH024129U JPH024129U (ja) 1990-01-11
JPH0615230Y2 true JPH0615230Y2 (ja) 1994-04-20

Family

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JP1988082444U Expired - Lifetime JPH0615230Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 分離型空気調和機の室内ユニット

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JP2008116097A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機

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JPH024129U (ja) 1990-01-11

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