JP2008093574A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】両吸込型遠心送風機の一方の吸込風路中に駆動モータが配置されても、送風機性能を維持して、騒音の発生を抑制することができ、また、フィルタの全面にわたり通風できるようにして、フィルタの浄化性能を向上し、フィルタ寿命を長くすることを目的とする。
【解決手段】本体1内部を分割する仕切り板6の中央付近に形成したファン開口部7に対応して両吸込遠心送風機5を設け、仕切り板6の他面側に設けた空気浄化フィルタ4に面してファン開口部7の外周側に通風開口部13a〜cを形成し、両吸込型遠心送風機5のケーシング10両面に第1吸込口8および第2吸込口9を設け、第1吸込口8をファン開口部7に対応して密接するとともに、第2吸込口9は通風開口部13a〜13cと連通することにより、送風機性能を維持して騒音の発生を抑制でき、空気浄化フィルタ4全面に通風して浄化性能を向上する空気調和機を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、汚れた部屋の空気を両吸込型遠心送風機で本体内に吸い込み、その風路に設けた空気浄化フィルタにより清浄して吐出する空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機は、本体を小型にし、スリムな外観が求められている。また、圧力損失の上昇を抑え、低騒音な空気調和機が求められている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その空気調和機について図9を参照しながら説明する。
図に示すように、本体ケーシング101の底板102から天板103までの高さに熱交換コイル104、プレフィルタ105およびメインフィルタ106を配置し、外気吸込口107と内気還気口108、さらに排気口109を設け、両吸込型遠心送風機110は、空気吸込口111の一方を熱交換コイル104に対向させるとともに、その高さを熱交換コイル104の中央よりやや上方に位置するようにして設置している。これにより本体ケーシング101の幅方向および奥行方向の寸法を小さくして、コンパクト化できるものである。
特開平10−246456号公報(第6頁、第1図)
このような従来の空気調和機では、両吸込型遠心送風機の流路に十分な空間があるため圧力損失が小さく、また駆動モータを遠心送風機から離れた位置に設けることができる。
しかし、さらに本体を小型化するためには、駆動モータを両吸込型遠心送風機の吸込風路中に配置しなければならず、駆動モータが風路をふさぐため圧力損失が増大することになり、またケーシング吸込口の両面から流入する流量のバランスが悪くなり、送風機性能を低下させ、騒音が増大するという課題があり、駆動モータが風路をふさぐ配置とした場合でも、両吸込型遠心送風機の流量バランスを保ち、送風性能を適正に維持できることが要求されている。
また、プリフィルタとメインフィルタが外気吸込口および内気還気口と両吸込型遠心送風機の中間にあるが、各フィルタの全面に通風するには風路を迂回させなければならず、実際には各フィルタに均等に通風し難いという課題があり、できるだけフィルタ全面に通風して、フィルタの清浄効率を高め、長寿命化することが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、両吸込型遠心送風機の一方の吸込風路中に駆動モータが配置されても、送風機性能を維持して、騒音の発生を抑制することができ、また、フィルタの全面にわたり通風できるようにして、フィルタの浄化性能を向上し、フィルタ寿命を長くすることを目的としている。
本発明の空気調和機は、上記目的を達成するために、箱体状の本体内部を分割する仕切り板と、この仕切り板の中央付近に形成したファン開口部と、このファン開口部に対応して前記仕切り板の一面側に設けた送風手段と、この送風手段により前記本体に設けた本体吸気口から本体吐出口へ通風される通風路と、前記仕切り板の他面側に設けた空気浄化フィルタと、この空気浄化フィルタに面して前記仕切り板のファン開口部の外周側に形成した通風開口部を有し、前記送風手段は送風モータにより駆動される両吸込型遠心ファンと、この両吸込型遠心ファンのケーシングと、このケーシングの両面に設けた第1吸込口および第2吸込口からなり、前記第1吸込口を前記ファン開口部に対応して密接するとともに、前記第2吸込口は前記通風開口部と連通する構成としたものである。
また、他の手段は、送風モータは、ケーシングの第1吸込口または第2吸込口の中心付近に位置し、両吸込型遠心ファンを軸支してなる構成としたものである。
また、他の手段は、両吸込型遠心ファンは主板の両側に長ブレードと短ブレードを整列して配置し、送風モータの取付側に前記長ブレードを配してなる構成としたものである。
また、他の手段は、仕切り板に形成したファン開口部に、ベルマウスと通気性の保護カバーを略一体に形成したものである。
また、他の手段は、保護カバーは送風モータのモータカバーを一体に備え、このモータカバーにより前記送風モータを支持してなる構成としたものである。
また、他の手段は、両吸込型遠心ファンの主板に主板穴を形成し、第1吸込口と第2吸込口を連通させてなる構成としたものである。
また、他の手段は、仕切り板に設ける通風開口部を、ケーシングの外側に複数箇所設けてなる構成としたものである。
また、他の手段は、通風開口部の形状は、一部をケーシングの外周に沿う形状としたものである。
また、他の手段は、通風開口部は、仕切り板のファン開口部を中心として相対する4方向にそれぞれ形成したものである。
また、他の手段は、本体吸込口を本体の前面端部または本体の側面に設けてなる構成としたものである。
これらの手段により、両吸込型遠心送風機の一方の吸込風路中に送風モータが配置されても、送風機性能を維持して、騒音の発生を抑制することができ、また、フィルタの全面にわたり通風できるようにして、フィルタの浄化性能を向上し、フィルタ寿命を長くすることができる空気調和機が得られる。
本発明によれば、両吸込型遠心送風機の一方の吸込風路中に送風モータが配置されても、送風機性能を維持して、騒音の発生を抑制することができるという効果のある空気調和機を提供できる。
また、仕切り板に設けたファン開口部と通風開口部を通して、空気浄化フィルタの略全面にわたり通風できるようにして浄化性能を向上し、空気浄化フィルタの寿命を長くすることができる空気調和機を提供できる。
また、両吸込型遠心ファンの送風モータ側のブレード寸法を長くすることにより、風量バランスを良くし、ケーシング内を流れる空気のアンバランスを解消して、送風機性能を維持するとともに、騒音の発生を抑制することができる空気調和機が得られる。
また、仕切り板に他の部品を一体化して取り付けることにより、部品点数を減らすことができる空気調和機を提供できる。
また、両吸込型遠心ファンの主板に主板穴を設け、吸気された空気が主板穴を通してファン内で流通可能とすることにより、両吸込型遠心ファンの風量バランスを良くして、ケーシング内の気流のアンバランスを解消することができ、送風機性能を適正に保ち、騒音の発生を抑制することができる。
また、通風開口部と第2吸込口とを連通させることにより、第1・第2吸込口へ風量および圧力損失を適正に分散することにより、両吸込型遠心送風機の吸引負荷を処理能力に合わせることができ、送風性能を安定して発揮させることができる。
また、本体吸込口を本体の前面端部または本体の側面に設けたことにより、空気浄化フィルタを通過する気流が、両吸込型遠心送風機の第1吸込口に過剰に流れず、第2吸込口へも適正に配分されるようにすることで、空気浄化フィルタの略全面に通風できることとなり、フィルタの浄化性能を向上し、フィルタ寿命を長くすることができる空気調和機が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、箱体状の本体内部を分割する仕切り板と、この仕切り板の中央付近に形成したファン開口部と、このファン開口部に対応して仕切り板の一面側に設けた送風手段と、この送風手段により本体に設けた本体吸気口から本体吐出口へ通風される通風路と、仕切り板の他面側に設けた空気浄化フィルタと、この空気浄化フィルタに面して仕切り板のファン開口部の外周側に形成した通風開口部を有し、送風手段は送風モータにより駆動される両吸込型遠心ファンと、この両吸込型遠心ファンのケーシングと、このケーシングの両面に設けた第1吸込口および第2吸込口からなり、第1吸込口をファン開口部に対応して密接するとともに、第2吸込口は通風開口部と連通する構成としたものであり、空気浄化フィルタの中央付近は、仕切り板のファン開口部を通して、送風手段の第1吸込口から吸引される気流が通過し、空気浄化フィルタの中央を外れた領域では、仕切り板の通風開口部を通して、送風手段の第2吸込口から吸引される気流が通過することにより、空気浄化フィルタの略全面にわたり通風できるようにして浄化性能を向上し、空気浄化フィルタの寿命を長くできるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、送風モータは、ケーシングの第1吸込口または第2吸込口の中心付近に位置し、両吸込型遠心ファンを軸支する構成としたものであり、両吸込型遠心送風機の第1吸込口に送風モータを配置すると、送風モータを両吸込型遠心送風機に略一体化されて省スペース化できるものの、第1吸込口に加わる空気抵抗値が増加して吸込風量が低下することになるが、反対側にある第2吸込口には元から大きな空気抵抗が生じているので、それぞれの吸込口に加わる空気抵抗値の差はかえって少なくなり、両吸込型遠心送風機のアンバランスが軽減されるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、両吸込型遠心ファンは主板の両側に長ブレードと短ブレードを整列して配置し、送風モータの取付側に長ブレードを配する構成としたものであり、送風モータの取り付けられる側のブレード高さを大きくすることにより、吸引能力を向上させることができ、両吸込型遠心ファンの風量および風圧のバランスを改善して、両吸込型遠心送風機の運転を安定化させるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、仕切り板に形成したファン開口部に、ベルマウスと通気性の保護カバーを略一体に形成したものであり、ベルマウスなどの部品点数を減らしてコストダウンできるとともに、仕切り板と両吸込型遠心送風機を省スペースで一体化できるので、本体内での空気漏れを未然に防ぐことができるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、保護カバーは送風モータのモータカバーを一体に備え、このモータカバーにより送風モータを支持する構成としたものであり、モータカバーなどの部品点数を減らしつつ、送風モータを第1吸込口の中心位置に正確に、かつ省スペースで取付できるという作用を有する。
請求項6に記載の発明は、両吸込型遠心ファンの主板に主板穴を形成し、第1吸込口と第2吸込口を連通させてなる構成としたものであり、両吸込型遠心ファン内の風圧および風量バランスがくずれた場合に、主板に設けた主板穴を通して自動的に調整され、両吸込型遠心送風機内のアンバランスを解消して、送風機能を安定させるという作用を有する。
請求項7に記載の発明は、仕切り板に設ける通風開口部を、ケーシングの外側に複数箇所設けてなる構成としたものであり、仕切り板に面した空気浄化フィルタの中心付近より外側の領域に複数箇所から分散して空気を通過させることができ、空気浄化フィルタの通過面積を拡大できるという作用を有する。
請求項8に記載の発明は、通風開口部の形状は、一部をケーシングの外周に沿う形状としたものであり、通風開口部を通過した気流をケーシングの外周に沿うように案内することができるので、通風開口部から第2吸込口に至る風路を最短距離にして、圧力損失を低減できるという作用を有する。
請求項9に記載の発明は、通風開口部は、仕切り板のファン開口部を中心として相対する4方向にそれぞれ形成したものであり、空気浄化フィルタの略全面にわたり通風できるようにして浄化性能を向上し、空気浄化フィルタの寿命を長くするとともに、両吸込型遠心送風機の圧力損失を軽減するという作用を有する。
請求項10に記載の発明は、本体吸込口を本体の前面端部または本体の側面に設けてなる構成としたものであり、本体吸込口を本体の前面中央を外した位置に設けているので、特に第1吸込口からの空気浄化フィルタの局所的な通風による空気流れを防止することができ、空気浄化フィルタの前面に広範囲にわたり通風できるようにして、フィルタの浄化性能を向上できるという作用を有する。
以下、本発明の空気調和機の形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図6に示すように、箱体状の本体1の正面下部には本体吸込口2aを設け、本体1の両側面には本体吸込口2b、2cを設け、また本体1の天面には本体吐出口3を設けている。本体1の内部には本体吸込口2a、2b、2cから本体吐出口3に至る通風路14を形成し、この通風路14に空気浄化フィルタ4と両吸込型遠心送風機5を配置している。
また、本体1内には本体1を前後に2分するとともに、中央付近にファン開口部7を備えた仕切り板6を設けている。仕切り板6の前方には空気浄化フィルタ4を、仕切り板6の後方には両吸込型遠心送風機5を配している。両吸込型遠心送風機5は両側面に第1吸込口8と第2吸込口9を開口する渦巻き形状のケーシング10と、ケーシング10に収納される両吸込型遠心ファン11から構成され、両吸込型遠心ファン11はモータ12により回転可能に軸支されている。第1吸込口8は仕切り板6のファン開口部7より大口径に形成され、中心を合わせて密接状態で結合されている。
仕切り板6にはファン開口部7の外周側で、ケーシング10と重ならない位置に複数の通風開口部13a、13b、13cを設け、両吸込型遠心送風機5の第2吸込口9と連通する吸込風路14aが本体1内に形成されている。
また、ファン開口部7には第1吸込口8側に突き出すベルマウス15が形成され、ファン開口部7を覆うように通気性の保護カバー16を付設している。また両吸込型遠心ファン11を軸支するモータ12を第1吸込口8側に配しており、モータ12は保護カバー16に一体に設けたモータカバー17に固定されている。
また、両吸込型遠心ファン11は略中央に設けた主板18の両側に長ブレード19と短ブレード20をリング状に配列し、モータ12を長ブレード19側に配した位置関係で、回転軸12aに主板18が結合される。主板18に第1吸込口8と第2吸込口9を連通させてなる主板穴21を形成している。主板穴21は扇型形状であり、外径がφ160mmおよび内径φ65mm及び60度の角度で形成されている。両吸込型遠心ファン11の外径をφ203、長ブレード19の羽根高さを49mm、短ブレード20の羽根高さを21mmとしている。 ケーシング10は側面部10a、舌部10b、ディフューザ部10c、吐出部10dにより構成され、舌部10bは両吸込型遠心ファン11の外周部との最小隙間を含む部位であり、ディフューザ部10cは舌部10bから渦巻形状に弧を描いて、両吸込型遠心ファン11の外周部との隙間を徐々に拡大するように構成している。
上記構成において、本体1の操作部(図示せず)を操作して両吸込型遠心送風機5を運転すると、本体吸込口2a,2b、2cからそれぞれ吸気され、通風路14に配した空気浄化フィルタ4を通過するときに、汚染空気を浄化して本体吐出口3から清浄空気を吐出する。このとき本体吸込口2a,2b、2cは本体1の全面下部と側面にあるので、空気浄化フィルタ4の背面中央に面する第1吸込口8から局所的に直接吸引されることはなく、浄化フィルタ4の表面を拡散しつつ、ファン開口部7と複数の通風開口部13a、13b、13cに向けて広範囲に分散し、フィルタ内を通過すものである。
また、仕切り板6のファン開口部7には、モータ12がモ−タカバー17を介して中央付近に固定されているため、吸気面積が小さくなり、第1吸込口8の吸込風量が低下することになるが、反対側にある第2吸込口9には元から大きな空気抵抗が生じているので、それぞれの吸込口に加わる空気抵抗の差は少なくなり、両吸込型遠心送風機5の両吸込口でのアンバランスを軽減することができる。
また、両吸込型遠心ファン11の主板18には、モータ12側に羽根寸法を大きくした長ブレード19を設け、主板18の反対側には羽根寸法小なる短ブレード20を設け、第1吸込口8と第2吸込口9に加わる負荷のバランスを保つように長ブレード19,短ブレード20の寸法を設計段階で設定することにより、アンバランスを解消して送風運転を安定化することができる。
また、両吸込型遠心ファン11の主板18に開口する主板穴21を設けることにより、第1吸込口8と第2吸込口9への負荷バランスが崩れた場合でも、主板穴21を通して余分な気流を一時的に流通させることができるので、自動的にアンバランスを調整することができる。
また、ケーシング10とは重ならない位置で、仕切り板6上に複数の通風開口部13a〜13cを設けているが、この通風開口部13a〜13cを通過した清浄空気は、ケーシング10の側方および後方に設けた吸込風路14aを通り、第2吸込口9より吸引されて、本体吐出口3より吐出される。このとき、複数の通風開口部13a〜13cはケーシング10の外側に位置することになるので、仕切り板6に面した空気浄化フィルタ4の中心付近より外側の領域に空気を通過させることができ、ファン開口部7からの気流と合わせて、空気浄化フィルタ4の略全面に汚染空気を通過させることができるものであり、仕切り板6の限られたスペースを有効に利用して、空気浄化フィルタ4の通風範囲を拡大することができるものである。
なお、本実施の形態では、モータ12は第1吸込口8側に配したが、第2吸込口9側に配置してもよく、この場合は第1吸込口8と第2吸込口9の開口面積の調整、および長ブレード19と短ブレード20の配置を変えることにより、同様の効果が得られる。
また本体1の通風路14内にモータ12を収納するスペースがあれば、両吸込型遠心ファン11をプーリーやベルトを介して駆動するようにしてもよい。
以上のように、空気浄化フィルタ4と両吸込型遠心送風機5の間に仕切り板6を設け、仕切り板6に開口する複数の通風開口部13a、13b、13cと両吸込型遠心送風機5の第2吸込口9を連通させることにより、両吸込型遠心送風機5の風量バランスを良くすることができ、騒音を抑制して運転することができるとともに、フィルタの全面にわたり通風できるようにして空気清浄効果を高めることができる。
(実施の形態2)
図7に示すように、通風開口部13a、13b、13c、13dの形状は、一部をケーシング10の外周に沿う形状とし、仕切り板6のファン開口部7を中心として相対する4方向にそれぞれ形成されている。
上記構成において、通風開口部13a〜13dを通過した清浄空気は、ケーシング10の側方および後方に設けた吸込風路14aを通り、第2吸込口9より吸引されて、本体吐出口3より吐出される。このとき、複数の通風開口部13a〜13dは一部をケーシング10の外周に沿う形状としているので、通風開口部13a〜13dを通過した気流をケーシング10の外周に沿うように案内することができ、通風開口部13a〜13dから第2吸込口9に至る吸込風路14aを最短距離にして、圧力損失を低減することができる。
また、通風開口部13a〜13dは、仕切り板6のファン開口部7を中心として相対する4方向にそれぞれ形成しているので、ファン開口部7からの気流と合わせて、空気浄化フィルタ4の略全面にわたり通風できるようにして浄化性能を向上し、空気浄化フィルタ4の寿命を長くするとともに、両吸込型遠心送風機5の圧力損失を軽減することができる。
以上のように、通風開口部13a、13b、13c、13dの形状は、一部をケーシング10の外周に沿う形状とし、仕切り板6のファン開口部7を中心として相対する4方向にそれぞれ形成することにより、吸込風路14aの圧力損失を低減することができるとともに、仕切り板6の限られたスペースを有効に利用して、フィルタの全面にわたり通風できるようにして空気清浄効率を高め、長寿命化することができる。
(実施の形態3)
図1〜図3に示すように、本体吸込口2aを本体1の前面端部、本体吸込口2b、2cを本体1の側面にそれぞれ形成している。本体1側面の本体吸込口2b、2cの長手方向の長さは、空気浄化フィルタ4の長手方向の長さと略同一寸法としている。
上記構成において、本体吸込口2aを本体1の前面中央を外した位置に設けているので、特に第1吸込口8からの空気浄化フィルタ4の局所的な通風による空気流れを防止することができ、空気浄化フィルタ4の前面に広範囲にわたり通風できるようにして、フィルタの浄化性能を向上することができる。
以上のように、本体吸込口2aを本体1の前面端部、本体吸込口2b、2cを本体1の側面にそれぞれ形成することにより、本体1の前面中央から空気浄化フィルタの中央を通過し、第1吸込口に吸引されるという局所的な通風による空気流れを防止することができ、空気浄化フィルタの前面から広範囲にわたり通風できるようにして、空気清浄効率を高めることができる。
本発明にかかる空気調和機は、両吸込型遠心送風機の一方の吸込風路中に送風モータが配置されても、バランスよく送風性能を維持し、小型で低騒音な空気調和機などに有用であり、またフィルタの略全面にわたり通風できるようにして浄化性能を向上し、長寿命化できることにより、表面積大なる空気浄化フィルタを備えた空気調和機などに有用である。
本発明の実施の形態1および実施の形態3における空気調和機の断面図 同空気調和機の斜視図 同空気調和機の断面図 同空気調和機の分解図 同空気調和機の両吸込型遠心ファンの斜視図 本発明の実施の形態1〜3における空気調和機の通風開口部の位置を示す正面図 本発明の実施の形態2における空気調和機の正面図 従来の空気調和機を示す断面図 従来の空気調和機の概略図
符号の説明
1 本体
2a 本体吸込口
2b 本体吸込口
2c 本体吸込口
3 本体吐出口
4 空気浄化フィルタ
5 両吸込型遠心送風機
6 仕切り板
7 ファン開口部
8 第1吸込口
9 第2吸込口
10 ケーシング
11 両吸込型遠心ファン
12 モータ
12a 回転軸
13a 通風開口部
13b 通風開口部
13c 通風開口部
13d 通風開口部
14 通風路
14a 吸込風路
15 ベルマウス
16 保護カバー
17 モータカバー
18 主板
19 長ブレード
20 短ブレード
21 主板穴

Claims (10)

  1. 箱体状の本体内部を分割する仕切り板と、この仕切り板の中央付近に形成したファン開口部と、このファン開口部に対応して前記仕切り板の一面側に設けた送風手段と、この送風手段により前記本体に設けた本体吸気口から本体吐出口へ通風される風路と、前記仕切り板の他面側に設けた空気浄化フィルタと、この空気浄化フィルタに面して前記仕切り板のファン開口部の外周側に形成した通風開口部を有し、前記送風手段は送風モータにより駆動される両吸込型遠心ファンと、この両吸込型遠心ファンのケーシングと、このケーシングの両面に設けた第1吸込口および第2吸込口からなり、前記第1吸込口を前記ファン開口部に対応して密接するとともに、前記第2吸込口は前記通風開口部と連通する構成とした空気調和機。
  2. 送風モータは、ケーシングの第1吸込口または第2吸込口の中心付近に位置し、両吸込型遠心ファンを軸支してなる請求項1記載の空気調和機。
  3. 両吸込型遠心ファンは主板の両側に長ブレードと短ブレードを整列して配置し、送風モータの取付側に前記長ブレードを配してなる請求項2記載の空気調和機。
  4. 仕切り板に形成したファン開口部に、ベルマウスと通気性の保護カバーを略一体に形成した請求項1または2記載の空気調和機。
  5. 保護カバーは送風モータのモータカバーを一体に備え、このモータカバーにより前記送風モータを支持してなる請求項4記載の空気調和機。
  6. 両吸込型遠心ファンの主板に主板穴を形成し、第1吸込口と第2吸込口を連通させてなる請求項2または3記載の空気調和機。
  7. 仕切り板に設ける通風開口部を、ケーシングの外側に複数箇所設けてなる請求項1記載の空気調和機。
  8. 通風開口部の形状は、一部をケーシングの外周に沿う形状とした請求項1または7記載の空気調和機。
  9. 通風開口部は、仕切り板のファン開口部を中心として相対する4方向にそれぞれ形成した請求項7または8記載の空気調和機。
  10. 本体吸込口を本体の前面端部または本体の側面に設けてなる請求項1記載の空気調和機。
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