JP2003240262A - 二重管用給排気装置 - Google Patents

二重管用給排気装置

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JP2003240262A
JP2003240262A JP2002089911A JP2002089911A JP2003240262A JP 2003240262 A JP2003240262 A JP 2003240262A JP 2002089911 A JP2002089911 A JP 2002089911A JP 2002089911 A JP2002089911 A JP 2002089911A JP 2003240262 A JP2003240262 A JP 2003240262A
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JP
Japan
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case
air supply
port
pipe
exhaust
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Pending
Application number
JP2002089911A
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English (en)
Inventor
Fumiichiro Masuda
文一郎 増田
Masaki Sakakura
正樹 坂倉
Junichi Muraki
潤一 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funen Across Corp
Ichimon Kiko Inc
Original Assignee
Funen Across Corp
Ichimon Kiko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダクトや送風ファンの占有容積を低減させると
とも、保守点検が容易な二重管用給排気装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】ケース1の中央で、その深さ方向中位に支
持板2を設け、それに1基の両軸モータ3のケーシング
を貫装し、回転軸の両端にそれぞれシロッコファン4
a,4bを取り付け、一方のシロッコファン4bの吸い
込み口と二重管の給気用管連結口5の間、及びその吐出
口と給気ダクト連結口12との間に通風路を形成し、他
方のシロッコファン4aの吐出口と二重管の排気用管連
結口6との間、及びその吸い込み口と排気ダクト連結口
14との間に通風路を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外管と内管とか
らなり、外管と内管との間に外通風路が、内管の内部に
内通風路が形成されている二重管を利用して、外気を強
制的に給気すると同時に、室内の汚染空気を強制的に排
気するための給排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給排気システムでは、給気と排気
は別個のダクトで誘導され、給気側の送風ファンは新鮮
な外気の取り入れ口の近傍に、排気側の送風ファンは汚
染空気の発生個所の近傍に設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ダクト工事
が煩雑となるほか、ダクト及び送風ファンの占有容積が
大となり、そのうえ送風機の保守点検を2個所で行う必
要があった。
【0004】この発明は、ダクト工事が簡素化され、ダ
クトや送風ファンの占有容積を低減させるととも、保守
点検が容易な二重管用給排気装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の二重管
用給排気装置は、ケースの中央で、ケースの深さ方向中
位に支持板を設け、その支持板に穿設された貫通孔に1
基の両軸モータのケーシングを貫装し、そのモータの回
転軸の両端にそれぞれ遠心ファン取り付け、一方の遠心
ファンの吸い込み口とケース側部に取り付けられた二重
管の給気用管連結口の間、及びその吐出口とケース側壁
に取り付けられた給気ダクト連結口との間に通風路を形
成し、他方の遠心ファンの吐出口とケース側部に取り付
けられた二重管の排気用管連結口との間、及びその吸い
込み口とケース側壁に取り付けられた排気ダクト連結口
との間に通風路が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0006】かかる発明では、1基の両軸モータで給気
用と排気用の遠心ファンを駆動させるものであるから、
ファンの占有容積を減少してコンパクトにすることがで
きるほか、ファンの保守点検が1個所ですむから管理が
容易になる。
【0007】請求項2に記載の二重管用給排気装置は、
請求項1に記載の二重管用給排気装置において、各通風
路中に断面積が拡大された気室が設けられていることを
特徴とするものである。
【0008】かかる発明では、請求項1の作用効果に加
えて、各通風路の中間に通風断面積が拡大された気室が
設けられているので、通気の整風とファンによる騒音を
消音する効果を奏する。
【0009】請求項3に記載の二重管用給排気装置は、
請求項1又は請求項2に記載の二重管用給排気装置にお
いて、両軸モータ、2基の遠心ファンを含む駆動部が、
ケースから取り外し可能に配設されていることを特徴と
するものである。
【0010】かかる発明では、請求項1又は請求項2の
作用効果に加えて、両軸モータ、2基の遠心ファンを含
む駆動部が、ケースから取り外し可能に配設されている
から、遠心ファンの点検や遠心ファンの羽根の清掃が極
めて容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照しながらその詳細を説明する。図1は二重管用給排気
装置の断面図であり、図2は図1の二重管用給排気装置
の下部蓋板を除去した底面図である。
【0012】二重管用給排気装置のケース1は箱体であ
り、そのケース1の中央でケースの深さ方向中位に支持
板2が設けられ、その支持板2に穿設された貫通孔に両
軸モータ3のケーシングが気密貫装されている。両軸モ
ータ3の回転軸の両端には、それぞれ遠心ファンとして
の同仕様のシロッコファン4a,4bが取り付けられて
いる。
【0013】ケース1の側部には二重管との連結口、す
なわち給気用管連結口5と排気用管連結口6が設けられ
ている。なお、図示の例では連結される二重管の内管内
が排気用通風路、内管と外管との隙間が給気用通風路と
なっている。
【0014】給気用管連結口5の一方の端縁は、ケース
1の側部の側壁7に設けられた貫通孔8の開口縁に取り
付けられている。また、排気用管連結口6の一方の端縁
は、ケース1の側部で、側壁7の内側に位置する中間壁
9に設けられた貫通孔10の開口縁に取り付けられてい
る。
【0015】ケース1の側壁7と対峙する側壁11に設
けられた3個の貫通孔の開口縁には、3個の給気ダクト
連結口12の端縁がそれぞれ取り付けられている。また
側壁と7と側壁11とに連なる一方の側壁13には同様
に2個の排気ダクト連結口14が設けられている。
【0016】中間壁9の左右の端縁はそれぞれケース1
の側壁13と、その側壁13と対峙する側壁15とに接
続され、その下縁は蓋板22と接触するようになってい
る。そして、中間壁9の上縁は、その中間壁9に設けら
れた貫通孔10の開口縁、すなわち排気用管連結口6の
端縁との接合部の上部で、支持板2の一方の端縁と遮蔽
板16で連接され、遮蔽板16の蓋板22側に気室Ra
が、遮蔽板16の底板20側に気室Rbが形成されてい
る。
【0017】上下のシロッコファン4b,4aのファン
ケーシング17b,17aの上面には、シロッコファン
4b,4aの羽根車の径より大きい径の貫通孔が設けら
れ、その貫通孔にはその周縁を覆う給気ガイド板18
b,18aが取り付けられて吸い込み口を形成してい
る。
【0018】下段のシロッコファン4aのファンケーシ
ング17aの吐出口は中間壁9に向けて開放されてい
て、ファンケーシング17aの上面と支持板2との間
は、側壁13と側壁15に連なる仕切壁19,19で仕
切られて気室Rcが形成されている。
【0019】したがって、排気は排気ダクト連結口14
からケース1内に導入され、気室Rcを経る通風路によ
り下段のシロッコファン4aの吸い込み口に至り、その
シロッコファン4aの吐出口からの吐き出され、気室R
aを経る通風路で排気管用連結口6内に導かれる。
【0020】上段のシロッコファン4bのファンケーシ
ング17bの吐出口は側壁11に向けて開放されてい
て、ファンケーシング17bの上面と底板20との間
は、その吐出口側で側壁13と側壁15に連なる仕切壁
21仕切られて気室Rdが形成されている。
【0021】したがって、給気は給気管用連結口5と排
気管用連結口6との空間を通ってケース1内に導入さ
れ、気室Rbを経る通風路により上段のシロッコファン
4bの吸い込み口に至り、そのシロッコファン4bの吐
出口から吐き出され、気室Rdを経る通風路で3個の給
気ダクト連結口12に導かれる。
【0022】このように、上段のシロッコファン4bの
吸い込み口と給気用管連結口5との間、及びその吐出口
と給気ダクト連結口12との間の通風路にそれぞれ気室
Rb,Rdが形成され、下段のシロッコファンの吐出口
と排気用管連結口6との間、及びその吸い込み口と排気
ダクト連結口14との間の通風路それぞれ気室Ra,R
cが形成されている。
【0023】それらの気室Ra,Rb,Rc,Rdで
は、その前後の通風路に比べて断面積が拡大するように
設計されているので、通気の整風とファンによる騒音を
消音する効果を奏する。さらに、それら気室Ra,R
b,Rc,Rdの側壁に消音材を添着することによりそ
の効果を一層高めることができる。
【0024】この二重管用給排気装置において、両軸モ
ータ3、2基のシロッコファン4a,4bを含む駆動部
が、ケース1から取り外し分解可能にビス止めされてい
るので点検保守が極めて容易となる。
【0025】上記の実施例において、遠心ファンとして
シロッコファンを使用しているが、その他のターボファ
ン、リミットロードファンも適用することができる。
【0026】また、実施例ではケースに連結される二重
管の内管内が排気用通風路、内管と外管との隙間が給気
用通風路となっているが、逆の場合でも駆動部の取付を
上下逆にすることにより適用可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明では、1基の両軸モータ
で給気用と排気用の遠心ファンを駆動させるものである
から、ファンの占有容積を減少してコンパクトにするこ
とができるほか、ファンの保守点検が1個所ですむから
管理が容易になる。
【0028】請求項2の発明では、請求項1の効果に加
えて、各通風路の中間に通風断面積が拡大した気室を設
けたので、通気の整風とファンによる騒音を消音するこ
とができる。
【0029】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の効果に加えて、両軸モータ、2基の遠心ファンを含
む駆動部が、ケースから取り外し可能に配設されている
から、遠心ファンの点検や遠心ファンの羽根の清掃が極
めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重管用給排気装置の断面図である。
【図2】図1の二重管用給排気装置の下部の蓋板を除去
した底面図である。
【符号の説明】
1はケース、2は支持板、3は両軸モータ、4a,4b
はシロッコファン、5は給気用管連結口、6は排気用管
連結口、7は側壁、8は貫通孔、9は中間壁、10は貫
通孔、11は側壁、12は給気ダクト連結口、13は側
壁、14は排気ダクト連結口、15は側壁、16は遮蔽
板、17a,17bはファンケーシング、18a,18
bは給気ガイド板、19は仕切板、20は底板、21は
仕切板、22は蓋板、Ra,Rb,Rc,Rdは気室、
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村木 潤一 東京都板橋区上板橋1−19−16 フネンア クロス株式会社内 Fターム(参考) 3H032 AA04 BA03 NA02 3H034 AA02 AA18 BB02 BB06 BB20 DD01 EE06 EE12 EE17 3L080 AA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの中央で、ケースの深さ方向中位
    に支持板を設け、その支持板に穿設された貫通孔に1基
    の両軸モータのケーシングを貫装し、そのモータの回転
    軸の両端にそれぞれ遠心ファン取り付け、一方の遠心フ
    ァンの吸い込み口とケース側部に取り付けられた二重管
    の給気用管連結口の間、及びその吐出口とケース側壁に
    取り付けられた給気ダクト連結口との間に通風路を形成
    し、他方の遠心ファンの吐出口とケース側部に取り付け
    られた二重管の排気用管連結口との間、及びその吸い込
    み口とケース側壁に取り付けられた排気ダクト連結口と
    の間に通風路が形成されていることを特徴とする二重管
    用給排気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二重管用給排気装置に
    おいて、各通風路の中間に断面積が拡大された気室が設
    けられていることを特徴とする二重管用給排気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の二重管用
    給排気装置において、両軸モータ、2基の遠心ファンを
    含む駆動部が、ケースから取り外し可能に配設されてい
    ることを特徴とする二重管用給排気装置。
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