JP2002022233A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2002022233A JP2000205547A JP2000205547A JP2002022233A JP 2002022233 A JP2002022233 A JP 2002022233A JP 2000205547 A JP2000205547 A JP 2000205547A JP 2000205547 A JP2000205547 A JP 2000205547A JP 2002022233 A JP2002022233 A JP 2002022233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱交換型換気装置を構成する天井配置型の空気
調和装置を小型且つ低騒音化する。 【解決手段】本空気調和装置1では、天井裏3に配置さ
れるケーシング10と、ケーシング10の下面29に取
り付けられる化粧パネル11とを有する。ケーシング1
0内で熱交換器14に対して同側に給気送風機15と排
気送風機16とを配置したので、これらをまとめて小型
化できる。給気送風機16は熱交換器14の送風方向上
流に、排気送風機15は熱交換器14の送風方向下流に
配置されているので、各送風機15,16の運転音は室
内に漏れ難く低騒音化できる。 【効果】化粧パネル11は、吸込口40の周囲に複数の
吹出口41を有し、吹出風速を抑えて低騒音化でき、ま
た、ドラフト感を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】空気調和装置に関する。例え
ば、天井裏に配置される装置本体と、これに取り付けら
れて天井面に配置される化粧パネルとを有する天井配置
型の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】上述
の空気調和装置としては、例えば、熱交換型換気装置が
ある。これは、装置本体と屋外とを一対のダクトで連通
させるとともに、装置本体と室内とを化粧パネルを介し
て連通させて、室内からの排気流と、室内への給気流と
により、屋外の空気により室内を換気できるようにして
いる。化粧パネルには、空気吹出口と空気吸込口とが一
つずつ設けられている。また、装置本体の内部には、排
気流および給気流の間で熱交換するための熱交換器と、
給気流および排気流を生じさせる一対の送風機とが設け
られている。
【0003】装置本体内では、熱交換器と一対の送風機
とは、熱交換器の多数の仕切板の積層方向となる一の方
向に並び、一対の送風機は熱交換器の両側に配置されて
いる。これに対応して、装置本体は、上述の一の方向に
沿って長い略直方体の箱状に形成されており、その長手
方向に大型化していた。一方、小型の空気調和装置とし
て、装置本体内に、一対の送風機が熱交換器に対して同
側に配置されたものがある。この空気調和装置では、給
気流の風路において、給気送風機は、熱交換器の送風方
向上流に配置され、また、排気送風機は、熱交換器の送
風方向上流に配置されていた。
【0004】しかしながら、排気送風機は熱交換器より
も室内側に配置されるので、室内へ送風機からの音が漏
れ易く、その結果、空気調和装置の運転音が大きくなる
傾向にある。そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、低騒音でしかも小型化できる空気調和装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明は、装置本体の内部に、熱交換器で相交
差する排気風路および給気風路と、これら排気風路およ
び給気風路にそれぞれ設けられる排気送風機および給気
送風機とを備える空気調和装置において、上記排気送風
機および給気送風機は、熱交換器に対して同側に配置さ
れ、排気送風機が熱交換器の送風方向下流になり、給気
送風機が熱交換器の送風方向上流になるように、各送風
機の対応する風路における送風方向が設定されているこ
とを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0006】この発明によれば、一対の送風機は、熱交
換器に対して同側に配置されることにより、外形をまと
めてコンパクトに配置でき、しかも室内への風路に熱交
換器を介することにより、送風機からの音を室内へ漏れ
難くできる。その結果、小型且つ低騒音の空気調和装置
を実現できる。請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の空気調和装置において、上記熱交換器は、略直方体
をなし、熱交換器の一の側面からなる排気側吸込面は真
下に向けられていることを特徴とする空気調和装置を提
供する。
【0007】この発明によれば、略直方体の熱交換器
を、一の側面を斜めにする場合に比べてコンパクトに配
置できるので、より一層小型の空気調和装置を実現でき
る。また、例えば、空気調和装置を天井に配置する場合
に、室内から熱交換器の排気側吸込面への風路を簡素化
できる。その結果、小型化に好ましく、しかも、空気が
スムーズに流れるので、低騒音化にも寄与する。請求項
3に記載の発明は、請求項1または2に記載の空気調和
装置において、上記両送風機は、熱交換器の一の側面か
らなる給気側吸込面に対向して配置されていることを特
徴とする空気調和装置を提供する。
【0008】この発明によれば、給気送風機と熱交換器
の給気側吸込面との間の風路を簡素化できるので、小型
化するのに好ましい。また、給気送風機の近傍に排気送
風機を隣接して並べることができるので、より一層小型
化するのに好ましい。請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3の何れかに記載の空気調和装置において、上記
熱交換器は、水平方向に積層される多数の仕切板を含む
ことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0009】この発明によれば、積層方向に長くなる傾
向にある熱交換器を、その高さを抑えつつコンパクトに
配置できるので、より一層小型化するのに好ましく、例
えば、天井配置型の空気調和装置に好ましい。請求項5
に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の空気
調和装置において、上記給気送風機および排気送風機
は、共通の駆動手段により駆動されることを特徴とする
空気調和装置を提供する。
【0010】この発明によれば、送風機ごとに別個の駆
動手段を設ける場合に比べて、駆動手段や送風機間に必
要な隙間を少なくできるので、空気調和装置を小型化で
きる。請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れ
かに記載の空気調和装置において、上記装置本体の下面
に対向して天井面に配置される化粧パネルが、室内空気
の吸込口と、この吸込口の周囲に配置される複数の吹出
口とを含むことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0011】この発明によれば、単一の吹出口を設ける
場合と比較すると、複数の吹出口は総吹出面積を広く確
保できるので、吹出風量を同じにしたときに各吹出口か
らの吹出流速を低減できる。その結果、速い吹出風に起
因するドラフト感を低減でき、且つ吹出流速を低減して
運転音の低減も図ることができる。請求項7に記載の発
明は、請求項6に記載の空気調和装置において、上記化
粧パネルは、吸込口の四方にそれぞれ配置される4つの
吹出口を含み、4つの吹出口のうち、両送風機の下方に
対応する吹出口はダミーであることを特徴とする空気調
和装置を提供する。
【0012】この発明によれば、吹出口は、吸込口のほ
ぼ全周を取り囲むことができ、吹出面積を最大限に確保
できる。また、4つの吹出口を吸込口の四方にバランス
良く配置できるので、デザイン的にも優れる。ダミーで
ある吹出口は、空気を流さないので、音を室内に漏れ難
くできる結果、その上方にある送風機の運転音の室内へ
の漏れを抑制できて好ましい。請求項8に記載の発明
は、請求項7に記載の空気調和装置において、上記装置
本体の下面に、ダミーでない3つの吹出口に一括して空
気を送る略コの字形形状の開口が形成されていることを
特徴とする空気調和装置を提供する。
【0013】この発明によれば、3つの吹出口間で吹出
風をむらなく分散でき、請求項7の3つの吹出口を実効
あるものにすることができる。請求項9に記載の発明
は、装置本体の内部に、熱交換器で相交差する排気風路
および給気風路と、これら排気風路および給気風路にそ
れぞれ設けられる排気送風機および給気送風機とを備
え、天井面に配置される化粧パネルが装置本体の下面に
取り付けられている空気調和装置において、上記排気送
風機および給気送風機は、熱交換器に対して同側に配置
され、化粧パネルは、室内空気の吸込口と、この吸込口
の周囲に配置される複数の吹出口とを含むことを特徴と
する空気調和装置を提供する。
【0014】この発明によれば、単一の吹出口を設ける
場合と比較すると、複数の吹出口では総吹出面積を広く
確保できるので、吹出風量を同じにしたときに各吹出口
からの吹出流速を低減できる結果、速い吹出風に起因す
る運転音を低減することができる。また、一対の送風機
は、熱交換器に対して同側に配置されることにより、外
形をまとめてコンパクトに配置できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の空気調和装
置を添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の
一実施形態の空気調和装置の一部断面下面図であり、図
2のA−A断面を示す。図2は、図1に示す空気調和装
置の一部断面正面図であり、図1のB−B断面を示す。
図3は、図1に示す空気調和装置の一部断面正面図であ
り、図1のC−C断面を示す。図4は、図1に示す空気
調和装置の化粧パネル11の下面図である。図5は、図
1に示す空気調和装置の装置本体の下面図である。図1
と図2を参照する。
【0016】本空気調和装置1は、一対のダクト2とと
もに、室内4から屋外への排気流と、屋外から室内4へ
の給気流とを生成し、排気流および給気流との間で熱交
換しながら、室内4を換気する熱交換型換気装置を構成
している。空気調和装置1は、天井裏3に配置される装
置本体としてのケーシング10と、室内4に面して天井
面5に配置されて天井開口6を介してケーシング10の
下面29に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル1
1とを有している。ケーシング10は、その側面に固定
された保持具13を介して、天井裏の梁等に設けられた
吊りボルト等(図示せず)に吊り下げ支持されている。
【0017】ケーシング10は、平面形状略矩形、より
詳しくは略8角形形状の箱状に形成されている。ケーシ
ング10の内部には、その略中央部に配置された直交流
型の熱交換器14と、この熱交換器14で相交差する排
気風路51および給気風路52と、これら排気風路51
および給気風路52にそれぞれ設けられる排気送風機1
5および給気送風機16とを備えている。給気風路52
および排気風路51は、ケーシング10の内部で互いに
仕切られている。
【0018】ケーシング10は、ダクト継手12を介し
て、一対のダクト2と接続されている。また、ケーシン
グ10の下面29に化粧パネル11が固定されている。
化粧パネル11は、平面視で略正方形に形成され、室内
4へ空気を吹き出す吹出口41と、室内4の空気を吸い
込む吸込口40とを有している(図4参照)。化粧パネ
ル11の吸込口40および吹出口41は、ケーシング1
0の内部およびダクト継手12を介して、一対のダクト
2とそれぞれ連通している。
【0019】両送風機15,16が運転されると、給気
風路52に給気流が流れ、排気風路51に排気流が流れ
る。両気流は、互いに熱交換されつつ化粧パネル11、
ケーシング10およびダクト2を通じて流れ、これによ
り、室内4が換気される。本発明の空気調和装置1で
は、排気送風機15および給気送風機16は、熱交換器
14に対して同側に配置されている。且つ、排気送風機
15が熱交換器14の送風方向下流になり、給気送風機
16が熱交換器14の送風方向上流になるように、各送
風機15,16の対応する風路51,52における送風
方向(図1の矢印F1,F2参照)が設定されている。
これにより、小型且つ低騒音の空気調和装置1を実現で
きている。
【0020】上記熱交換器14は、水平方向に積層され
る送風用の多数の仕切板37(一部のみ図示)と、隣接
する仕切板37間に配置されてその間の間隔を規制する
断面波形の多数の間隔規制部材38(一部のみ図示)と
を含む。なお、各図には、水平方向を示す矢印H1,H
2を図示している。H1は仕切板37の積層方向に沿う
方向であり、H2は、仕切板37の積層方向と直交する
方向である。
【0021】各風路51,52は、間隔規制部材38に
より間隔を規制された互いに隣接する一対の仕切板37
間に区画され、その間隔規制部材38の波形の頂部の延
びる方向に空気が流れる。間隔規制部材38の波形の頂
部の延びる方向が、隣接する間隔規制部材38同士で互
いに直交するように配置されており、給気風路52およ
び排気風路51が仕切板37を介して隣接しつつ、その
流れ方向を直交させて区画されている。
【0022】上記熱交換器14は、略直方体をなしてい
る。この略直方体は、仕切板37の積層方向に長く形成
され、この長手方向の断面形状は、仕切板37の外形で
ある略正方形とほぼ同形とされている。熱交換器14の
長手方向に沿う複数、例えば、4つの側面39は、多数
の仕切板37および間隔規制部材38の端縁により通気
面に形成されている。各側面39は、給気側吸込面5
4、給気側吹出面55、排気側吸込面56および排気側
吹出面57とそれぞれなっている。給気側吸込面54お
よび給気側吹出面55は、互いに対向する側面39にあ
り、排気側吸込面56および排気側吹出面57は、互い
に対向する側面39にある。上述の直方体の一の側面3
9からなる排気側吸込面56は真下に向けられている。
【0023】両送風機15,16は、熱交換器14の一
の側面39からなる給気側吸込面54に対向して配置さ
れている。両送風機15,16の2つの羽根車31は互
いに同心に配置され、両羽根車31の回転中心軸線33
が熱交換器14の長手方向と平行に配置されている。両
送風機15,16は、熱交換器14の長手方向に沿う一
の側面39に対して、この側面39と対向する方向につ
いての一方の側である同側に配置されている。
【0024】各送風機15,16は、空気を送るために
回転自在に支持されて多数の羽根を有する羽根車31
と、この羽根車31を収容して空気流を案内するファン
ケーシング32とをそれぞれ有している。各送風機1
5,16は、回転中心軸線33に沿う方向(軸方向とも
いう。)の左右両側から空気を吸い込む左右両吸込型に
構成されている。左右両吸込型の送風機15,16で
は、ファンケーシング32の左右両側の吸込口への風路
を分散させて配置できるので、十分な風量を確保しつつ
狭隘なスペースに配置するのに好ましい。
【0025】給気送風機16および排気送風機15は、
共通の駆動手段としての単一のモータ35により駆動さ
れる。モータ35は、回転中心軸線33に沿ってモータ
35の本体から両側へ向けて延びる回転軸36を有し、
この回転軸36の両端に各送風機15,16の羽根車3
1が駆動連結されている。各羽根車31は、モータ35
の回転軸36を介してモータ35の軸受により回転自在
に支持されている。モータ35の回転軸36が所定の回
転方向(例えば、図2および図3では反時計回りに)に
回転すると、両送風機15,16が空気を送り出すこと
ができる。
【0026】両送風機15,16およびモータ35は、
一体的な送風ユニットを構成している。給気送風機16
と、排気送風機15と、モータ35とは、回転中心軸線
33の延びる方向に並んで配置され、両送風機15,1
6の間にモータ35が挟まれて配置されている。モータ
35が給気風路52および排気風路51を区画する部材
の一部として機能している。モータ35の回転軸36
は、水平方向に延びており、送風ユニットは、回転中心
軸線33に沿って長い外形を有し、熱交換器14の長手
方向となる仕切板37の積層方向に平行に配置されてい
る。送風ユニットと熱交換器14との両者の長手方向を
平行にして、両者を並べているので、長手方向および両
者が並ぶ方向の両方向にともに直交する方向に、空気調
和装置1の外形を小型化するのに好ましい。
【0027】特に、送風ユニットと熱交換器14との両
者を水平方向に沿って並べ、且つ両者の長手方向を水平
としているので、空気調和装置1を上下方向に小型化す
るのに好ましく、天井配置型の空気調和装置1に好まし
い。給気送風機16を熱交換器14の給気側吸込面54
の略中央部で対向させつつ、排気送風機15を熱交換器
14の長手方向の端部近傍に配置している。これにより
両送風機15,16を熱交換器14に対して空気を流し
易い位置でコンパクトに配置することができる。
【0028】ケーシング10は、平面形状の略8角形の
各辺をなす8つの側面20と、各側面20の上端縁を接
続する上面28と、各側面20の下端縁を接続する下面
29とを有している。8つの側面20は、平面形状を略
矩形とみたときの長方形の各辺をなす互いに対向する2
対の正側面21〜24と、上述の長方形の角部に切り落
とし状に形成される4つのコーナ側面25とを有する。
ケーシング10の平面形状の長方形の長手方向と、送風
ユニットの長手方向となる軸方向と、熱交換器14の長
手方向となる積層方向とは、互いに平行に配置されてい
るので、一方向に長いもの同士をまとめてコンパクトに
配置するのに好ましい。
【0029】ケーシング10の平面形状の長方形の長手
方向に沿って延びる正側面21は、送風ユニットに隣接
して、送風ユニットの軸方向と平行に配置されている。
正側面21には、一対のダクト継手12が送風ユニット
の軸方向に沿って並んでいる。両送風機15,16と隣
接する正側面21に一対のダクト2を接続しているの
で、両送風機15,16と一対のダクト2とをつなぐ風
路を短くできる結果、空気調和装置1の小型化に好まし
い。
【0030】ケーシング10の内部には、給気風路52
および排気風路51を構成する複数の室61〜65が、
複数の仕切部材71〜77等により区画されている。給
気用のダクト2とつながり給気送風機16が配置される
第1室61と、給気送風機16の吐出口と熱交換器14
の給気側吸込面54とに面する第2室62と、熱交換器
14の給気側吹出面55に面する第3室63とが区画さ
れている。また、熱交換器14の排気側吹出面57に面
して熱交換器14の上方に区画されている第4室64
と、第4室64と連通し排気送風機15が配置された第
5室65とが区画されている。排気送風機15の吐出口
は排気用のダクト2につながるダクト継手12につなが
っている。
【0031】ケーシング10には、第1室61と第2室
62とを仕切る仕切部材71と、第2室62と第3室6
3とを仕切る仕切部材72と、第3室63と第4室64
とを仕切る仕切部材73と、第3室63と第5室65と
を仕切る仕切部材74と、第2室62と第5室65とを
仕切る仕切部材75と、第1室61と第5室65とを仕
切る仕切部材76と、第2室62と第4室64とを仕切
る仕切部材77とが設けられている。
【0032】また、第4室64は、熱交換器14の排気
側吹出面57に沿う方向に延びており、熱交換器14の
長手方向の一方の端部近傍にある開口(図示せず)を通
じて第5室65に連通している。排気流は、熱交換器1
4から第4室64および第5室65を経て排気送風機1
5へ向けて、折り返し状に流れている。すなわち、排気
流は、吸込口40から熱交換器14内を経て第4室64
へ真上に向かって流れ、第4室内で水平に流れ、第4室
64から第5室65に入る際に、平面視で略直角に曲が
りつつ下方に向けて流れる。
【0033】また、第3室63は、平面視で、熱交換器
14の給気側吹出面55および両端面に面する三方を取
り囲む略コの字形状に形成されている。第3室63は、
下面29に形成された開口27を通じて、化粧パネル1
1の吹出口41に連通している(図3および図5参
照)。また、熱交換器14の排気側吸込面56は、下面
29に形成された開口26を介して、化粧パネル11の
吸込口40に臨んでいる(図2参照)。
【0034】第3室63では、給気側吹出面55からの
空気は、給気側吹出面55に対向する正側面22および
この正側面22に隣接し且つ給気側吹出面55に対して
斜めに配置される一対のコーナ側面25に沿って、熱交
換器14の長手方向の両側にまで流れ込むことができる
(図1の矢印F3参照)。排気風路51は、下面29の
開口26から、熱交換器14の仕切板37間の一方の風
路、第4室64、第5室65、排気送風機15を経て、
一方のダクト継手12に至る。給気風路52は、他方の
ダクト継手12から第1室61、給気送風機16、第2
室62、熱交換器14の仕切板37間の他方の風路、第
3室63を経て下面29の開口27に至り、化粧パネル
11の吹出口41へとつながる。
【0035】化粧パネル11は、ケーシング10の下面
29に対向して取り付けられ、天井面5に配置される。
化粧パネル11は、図4に示すように、平面視で略矩
形、例えば、略正方形に形成されている。化粧パネル1
1の中央部に配置された略矩形の室内空気の吸込口40
と、化粧パネル11の周縁に沿って吸込口40の周囲に
配置される複数、例えば、4つの吹出口41とが設けら
れている。これら4つの吹出口41は、吸込口40の四
方にそれぞれ配置されている。4つの吹出口41のう
ち、両送風機15,16の下方に対応する1つの吹出口
42はダミーであり、空気を流通させない開口である。
また、吹出口42を除いた残りの3つの吹出口43は、
ダミーでなく、空気を吹き出す開口である。
【0036】なお、上述の吹出口41は、ダミーでない
吹出口43と、ダミーである吹出口42とを含む総称と
して用いている。なお、ダミーである吹出口42には、
空気を吸い込む開口は含まれない。ダミーである吹出口
42は、下方から見たときに、ダミーでない吹出口43
と同形に形成されており、違和感のない外形とされてい
る。ダミーである吹出口42の上部には吹出口42を塞
ぐ閉鎖部材44が設けられている。この閉鎖部材44
は、ダミーである吹出口42を通じて室内へ両送風機1
5,16の運転音が伝わることを防止でき、低騒音化を
図るのに好ましい。
【0037】ダミーでない複数、例えば、3つの吹出口
43は、吸込口40の周囲となる化粧パネル11の下面
に配置されている。これらの吹出口43は、吸込口40
を両側から挟む2つの吹出口43と、これら2つの吹出
口43の間となる吸込口40の周縁に沿って配置された
吹出口43とを含む。これら3つの吹出口43は、吸込
口40の3方を取り囲んでいる。また、ケーシング10
の下面29には、図5に示すように、ダミーでない3つ
の吹出口43に一括して空気を送る略コの字形形状の開
口27が形成されている。
【0038】空気は、熱交換器14から出た後、第3室
63で拡がり、下方の開口27を経てそのまま吹出口4
1をスムーズに通って室内4に吹き出される。吹出風
は、複数の吹出口41からむらなく分散して吹き出され
る。吹出風の吹出方向は、吸込口40から遠ざかるよう
に斜め下向きとされている。特にコの字形状の開口27
は、吸込口40の周囲のダミーでない3つの吹出口43
の配置に合わせて、平面視で重なるように配置されてい
るので、吹出風を分散させるのに好ましい。
【0039】このように本発明の実施形態によれば、一
対の送風機15,16は、熱交換器14に対して同側に
配置されることにより、外形をまとめてコンパクトに配
置でき、しかも両送風機15,16の送風方向が室内4
への風路に熱交換器14を介するように設定されている
ことにより、送風機15,16からの音を室内へ漏れ難
くできる。その結果、小型且つ低騒音の空気調和装置1
を実現できる。また、略直方体の熱交換器14を、その
一の側面39を真下に向けて配置したので、一の側面3
9を斜めにする場合に比べてコンパクトに配置できるの
で、より一層小型の空気調和装置1を実現できる。
【0040】特に、熱交換器14の排気側吸込面56が
真下に向けられていることにより、天井配置型の空気調
和装置1において、室内4に面する吸込口40から熱交
換器14の排気側吸込面56への風路を簡素化できる。
例えば、本実施形態では、化粧パネル11の吸込口40
の直近の真上に開口26を介して排気側吸込面56が配
置されている。その結果、小型化に好ましく、しかも、
空気がスムーズに流れるので、低騒音化にも寄与する。
【0041】また、両送風機15,16は、熱交換器1
4の給気側吸込面54に対向して配置されている。これ
により、給気送風機16と熱交換器14の給気側吸込面
54との間の風路を簡素化できるので、小型化するのに
好ましい。しかも、給気送風機16の近傍に排気送風機
15を隣接して並べることができるので、より一層小型
化するのに好ましい。また、熱交換器14の多数の仕切
板37を水平方向に積層したことにより、積層方向に長
くなる傾向にある熱交換器14を、その高さを抑えつつ
コンパクトに配置できるので、より一層小型化するのに
好ましく、例えば、天井配置型の空気調和装置1に好ま
しい。
【0042】また、給気送風機16および排気送風機1
5は、共通の駆動手段としてのモータ35により駆動さ
れるので、送風機ごとに別個の駆動手段を設ける場合に
比べて、駆動手段や送風機間に必要な隙間を少なくで
き、その結果、空気調和装置1を小型化できる。また、
化粧パネル11の吸込口40の周囲に複数の吹出口4
1、特にダミーでない吹出口43を配置するようにし
た。これにより、単一の吹出口41を設ける場合と比較
すると、複数の吹出口41は総開口面積を広く確保でき
るので、吹出風量を同じにしたときに各吹出口41から
の吹出流速を低減できる。その結果、速い吹出風に起因
するドラフト感を低減でき、且つ吹出流速を低減して運
転音の低減も図ることができる。
【0043】さらに、吸込口40の周囲に吹出口41を
分散させているので、吹出風の集中を防止でき、吹出風
が集中して人に吹きつけられることに起因するドラフト
感を抑制することができる。ここで、吹出口41が吸込
口40の周囲に配置されていることによる上述の作用効
果を得るには、吸込口40の両側にダミーでない吹出口
43があればよい。例えば、ダミーである吹出口42
は、設けられても良いし、設けられない構成も考えられ
る。
【0044】また、4つの吹出口41は、吸込口40の
四方にそれぞれ配置され、吸込口40のほぼ全周を取り
囲むことができるので、吹出面積を最大限に確保でき
る。しかも、4つの吹出口41を吸込口40の四方にバ
ランス良く配置でき、デザイン的にも優れる。さらに、
4つの吹出口41にダミーである吹出口42を設けるこ
とにより、上述の作用効果を得つつ、実効の得難い吹出
口41、例えば、熱交換器14の給気側吹出面55から
最も遠くにある吹出口41への風路を省略でき、小型化
するのに好ましい。
【0045】また、ダミーである吹出口42を両送風機
15,16の下方に対応して設けた。ダミーである吹出
口41は空気を流さないので、音を室内に漏れ難くでき
る結果、その上方にある送風機の運転音の室内への漏れ
を抑制できて好ましい。また、ダミーでない3つの吹出
口41に一括して空気を送る略コの字形形状の開口27
により、上述の3つの吹出口41を実効あるものにする
ことができる。すなわち、3つの吹出口41に対応した
形状の開口27から空気が一括して送られるので、吹出
風を3つの吹出口41間でばらつきなく分散させること
ができる。
【0046】ここで、開口27が略コの字形形状である
とは、開口27が、互いに対向して配置される一対の部
分と、これら一対の部分の一方の端部同士をつなぐよう
に延びる接続部分とを有していればよく、これらの各部
分が互いに仕切られていてもよい。また、各部分が湾曲
した形状とされていてもよい。なお、上述の実施形態で
は、空気調和装置1は、両送風機15,16を熱交換器
14に対して同側に配置する第1の構成と、排気送風機
15の送風方向が排気風路51において熱交換器14の
下流になるように設定されている第2の構成と、複数の
吹出口41を有する第3の構成とをともに有するものを
説明したが、これには限定されない。例えば、上述の第
1の構成および第2の構成だけを有するものでもよい。
また、上述の第1の構成および第3の構成だけを有する
ものでもよい。
【0047】上述の第1の構成および第3の構成を有す
る場合には、吸込口40の周囲の複数の吹出口41によ
る上述の作用効果、および一対の送風機を熱交換器14
に対して同側に配置したことによる上述の作用効果を同
様に得ることができ、その結果、低騒音で且つ小型の空
気調和装置を実現できる。また、上述の第1の構成およ
び第2の構成を有する場合にも、低騒音で且つ小型の空
気調和装置を実現できる。
【0048】また、熱交換器14の外形は、その長手方
向を切る断面が略正方形となる直方体であったが、これ
には限定されず、略直方体であればよい。ここで、略直
方体には、例えば、熱交換器14の長手方向を切る断面
形状が、長方形や菱形等の矩形のものの他、この矩形の
角部がカットされたり丸められたりして形成される6角
形、8角形等の多角形や、略円形のものも含む。その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の空気調和装置の一部断面
下面図であり、化粧パネルおよびケーシングの下面を取
り外した状態を図示している。
【図2】図1に示す空気調和装置の一部断面正面図であ
り、図1のB−B断面を図示している。
【図3】図1に示す空気調和装置の一部断面正面図であ
り、図1のC−C断面を図示している。
【図4】図1に示す空気調和装置の化粧パネルの下面図
である。
【図5】図1に示す空気調和装置のケーシングの下面図
である。
【符号の説明】
1 空気調和装置 5 天井面 10 ケーシング(装置本体) 11 化粧パネル 14 熱交換器 15 排気送風機 16 給気送風機 27 略コの字形形状の開口 29 下面 35 モータ(駆動手段) 37 仕切板 39 熱交換器の一の側面 40 吸込口 41 吹出口 42 ダミーである吹出口 43 ダミーでない吹出口 51 排気風路 52 給気風路 54 給気側吸込面 56 排気側吸込面 F1,F2 送風方向 H1 水平方向

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体(10)の内部に、熱交換器(14)で相
    交差する排気風路(51)および給気風路(52)と、これら排
    気風路(51)および給気風路(52)にそれぞれ設けられる排
    気送風機(15)および給気送風機(16)とを備える空気調和
    装置(1) において、 上記排気送風機(15)および給気送風機(16)は、熱交換器
    (14)に対して同側に配置され、 排気送風機(15)が熱交換器(14)の送風方向下流になり、
    給気送風機(16)が熱交換器(14)の送風方向上流になるよ
    うに、各送風機(15,16) の対応する風路(51,52) におけ
    る送風方向が設定されていることを特徴とする空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の空気調和装置(1) におい
    て、 上記熱交換器(14)は、略直方体をなし、熱交換器(14)の
    一の側面(39)からなる排気側吸込面(56)は真下に向けら
    れていることを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の空気調和装置
    (1) において、 上記両送風機(15,16) は、熱交換器(14)の一の側面(39)
    からなる給気側吸込面(54)に対向して配置されているこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の空気調和
    装置(1) において、 上記熱交換器(14)は、水平方向(H1)に積層される多数の
    仕切板(37)を含むことを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の空気調和
    装置(1) において、 上記給気送風機(16)および排気送風機(15)は、共通の駆
    動手段(35)により駆動されることを特徴とする空気調和
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れかに記載の空気調和
    装置(1) において、 上記装置本体(10)の下面(29)に対向して天井面(5) に配
    置される化粧パネル(11)が、室内空気の吸込口(40)と、
    この吸込口(40)の周囲に配置される複数の吹出口(43)と
    を含むことを特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の空気調和装置(1) におい
    て、 上記化粧パネル(11)は、吸込口(40)の四方にそれぞれ配
    置される4つの吹出口(41)を含み、4つの吹出口(41)の
    うち、両送風機(15,16) の下方に対応する吹出口(42)は
    ダミーであることを特徴とする空気調和装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の空気調和装置(1) におい
    て、 上記装置本体(10)の下面(29)に、ダミーでない3つの吹
    出口(43)に一括して空気を送る略コの字形形状の開口(2
    7)が形成されていることを特徴とする空気調和装置。
  9. 【請求項9】装置本体(10)の内部に、熱交換器(14)で相
    交差する排気風路(51)および給気風路(52)と、これら排
    気風路(51)および給気風路(52)にそれぞれ設けられる排
    気送風機(15)および給気送風機(16)とを備え、天井面
    (5) に配置される化粧パネル(11)が装置本体の下面(29)
    に取り付けられている空気調和装置(1) において、 上記排気送風機(15)および給気送風機(16)は、熱交換器
    (14)に対して同側に配置され、 化粧パネル(11)は、室内空気の吸込口(40)と、この吸込
    口(40)の周囲に配置される複数の吹出口(43)とを含むこ
    とを特徴とする空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7441588B2 (en) * 2003-01-23 2008-10-28 Daikin Industries, Ltd. Heat exchanger unit
CN100439808C (zh) * 2005-02-15 2008-12-03 Lg电子株式会社 通风系统
JP2010151439A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 Tai-Her Yang 交換流量を自動制御する固定式熱交換装置
JP2013050273A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Daikin Industries Ltd 換気装置

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