JP4715205B2 - 熱交換機器 - Google Patents

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Description

本発明は、室内換気を室内空気と屋外空気をファンモータによる送風と熱交換素子による熱交換によって、省エネルギーでおこなうにあたり、屋外からの給気と室内からの排気をダクトを介しておこなう熱交換機器において、前記熱交換機器の構成をコンパクトな集積構造とする場合の通風路抵抗の低減および施工性の向上を図る技術に関するものである。
従来例1として、図25は従来例1の正面断面図、図26は従来例1の壁面取付けの第一施工図、図27は従来例1の天井面取付けの第二施工図である。以下、その構成について図25、図26、図27を参照しながら説明する。図25および図26に示すように、本体109は、排気用羽根106および給気用羽根107とそれらを回転させるモータ108と複数個の熱交換素子110で概ね構成されている。前記本体109の室内面側には、室内の空気を吸い込む室内側吸込口101と室内に空気を吹き出す室内側吐出口102
を有するルーバー103を取付け、一方室外面側には、室外に空気を吹き出す室外側吐出口104と室外から空気を吸い込む室外側吸込口105とを有している。そして、前記本体109の中央部内には、前記室内側吸込口101の上部に排気用羽根106を設け、それを回転させるモータ108を連結し、前記モータの反対側には給気用羽根107と連結している。そして、排気用羽根106と給気用羽根107の外周部には、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の熱交換素子110を配設している。そして、前記室内側吸込口101と前記排気用羽根106および前記熱交換素子110と連結して前記室外側吐出口104とを連通する排気通風路、および前記室外側吸込口105と給気用羽根107および前記熱交換素子110を連結して室内側吐出口102に連通する給気通風路をそれぞれ形成している。そして、前記本体109の室外側吐出口104と室外側吸込口105は、隔壁111にて二層に分離し、前記本体109に設けたダクト接続口112にそれぞれ連通した構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
この動作については図25、図26に示すように、前記室内側吸込口101から吸込んだ室内吸込空気101aを、排気用羽根106により前記熱交換素子110を通過させて熱交換をおこない、排気通風路を通じて前記室外側吐出口104から排出空気104aとして排気する。一方、前記室外側吸込口105から吸込んだ室外吸込空気105bを給気用羽根107により前記熱交換素子110を通過させることにより熱交換をおこない、給気通風路を通じて前記室内側吐出口102から給気空気102bとして給気する。
ここで、図27のように、前記本体109のルーバー105を天井面に設置すると、ダクト123は本体109の背面から取り出す構成より、天井裏の高さ方向にダクト接続され室外フード124までダクト配管される。
また、従来例2として、図28は従来例2の斜視図、図29は従来例2の施工図である。図28に示すように、本体121は、室内側吸込口113と室内側吐出口114を有するルーバー115が取付けられ、室外側吐出口116と室外側吸込口117とを有し、排気用羽根118と給気用羽根119とそれらを回転させるモータ120とを設けている。前記本体121内に前記モータ軸の直角方向で、排気用羽根118および給気用羽根119の吹き出し方向に、互いに独立した通路が交互に積層された複数個の熱交換素子122を配置している。
そして、前記ルーバー115の室内側吸込口113から吸込んだ吸込空気113aは、排気用羽根118を通り熱交換素子122を通過して、室外吐出口116から排出空気116aとして排気される。また、前記室外側吸込口117から吸込んだ室外吸込空気117bは給気用羽根107によって前記熱交換素子122を通過させられることにより熱交換をおこない、給気通風路を通じて前記室内側吐出口114から給気空気114bとして給気される。
また従来例3として、図30は従来例3の施工図である。図30に示すように、本体109は天井裏に吊下げられ、室外フード124から室外側吐出口104、室外フード124から室外側吸込口105、及び室内側吸込口101から室内吸込みルーバー125、室内側吐出口102から室内吐出ルーバー126までをダクト配管123にて連通している。
室外の空気を室内に供給するための給気通路と、室内の空気を室外へ排気するための排気通路とが独立状態に箱体内に画成され、排気通路には排気流を形成する排気送風機が、給気通路には給気流を形成する給気送風機がそれぞれ組み込まれ、排気流と給気流の一部が内蔵された熱交換器の二系統の作動流体通路でそれぞれ構成され、排気流と給気流との間で連続的な熱交換が可能に構成されている。その際の排気送風機と給気送風機は、羽根
の軸方向を水平に配置し、かつ熱交換素子を挟む形で横方向に2個の羽根を並べて配置された構成となっていた(例えば特許文献2参照)。
この動作についてはは図30に示すように、前記室内吸込ルーバー125からダクト123を通じて前記室内側吸込口101より吸込んだ室内吸込空気101aを、排気用羽根106により前記熱交換素子110を通過させて熱交換をおこない、前記室外側吐出口104からダクト123を通じて室外フード124から排出空気104aとして排気する。一方、室外フード124からダクト123を通じて前記室外側吸込口105より吸い込んだ室外吸込空気105bを給気用羽根107により前記熱交換素子110を通過させることにより熱交換をおこない、前記室内側吐出口から102からダクト123を通じてル−バー126より給気空気として給気する。
特開昭59−129339号公報(第1頁、第3図) 特開2000−257935号公報(第1頁、第1図)
近年、居住あるいは非居住の建築物においては、室内を広く見せるため床面から天井までの距離を大きくとる市場動向より、天井裏の寸法の確保が難しく、その中で平面積を大きくすることなく寸法の低い天井裏に入り、かつ自由なダクト配管が可能な熱交換機器が要望されている。
このような要望に対して、従来例1のように通常は壁面に取り付ける熱交換機器を天井に配設した場合は、熱交換機器の形状はコンパクトになるが、外部に配管するダクト接続口が熱交換機器の天井面にある。そのため、ダクト配管の際には、低い天井裏ではダクト配管をおこなえなかったり、また、配管をおこなえても施工が困難であるという課題を有していた。
一方、従来例2のような熱交換機器は、ダクト接続口が熱交換機器の側面に設置されているため、ダクト配管における天井裏の寸法の確保はされるが、羽根性能の重要な要素である羽根外径方向が垂直に配置され、本体の高さ寸法が必然的に高くなる。そして、熱交換素子と羽根を横方向に並べて配置するため、横方向の寸法も大きくなり、狭い天井裏では他の機器も配置されるため、天井裏での配置設計が困難であったり、ルーバーが大きくなると意匠的にも好ましくないという課題を有していた。
また、ダクト接続位置および室内吐出口と室内吸込口の位置が限定されているため、室内吐出口と室内吸込口の天井に対する位置を逆にする場合にダクトをクロスさせて配管しなければならず、ダクト配管を行う際に施工上困難を有していた。
そこで本発明はこのような従来の課題を解決するもので、低い天井裏で横方向へのダクト配管が可能な薄型でかつコンパクトな熱交換機器の提供を目的としている。
また、従来例3の熱交換機器は、天井裏の機器配置設計の自由度をもたすこと、音の影響を少なくすること、若しくは意匠的な観点から、熱交換機器から室内側と屋内側の給排気をダクト配管いて行なう換気方式の場合である。その際には、熱交換機器に内蔵した羽根の軸方向を水平に配置する必要があり、本体の高さ寸法は羽根の外径によって決まってくる。ここで、ダクト配管にて給排気をおこなうため、ファンは高い圧力を必要とし、外径寸法の大きい羽根が必要となり、本体の高さ寸法が必然的に高くなっていた。さらに、熱交換素子を挟む形で2個の羽根を横方向に並べて配置する必要から、横方向の寸法も大きくなっているのが現状であった。そのため熱交換機器の寸法は大きくならざるを得ず、狭い天井裏での配置設計が困難であり、コンパクトな熱交換機器が要望されていた。
本発明の熱交換機器は上記目的を達成するために、内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体、前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内吸込口から前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口から室内吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、第1の排気空気室と第2の排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体、前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根と、伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内吸込口から前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口から室内吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を備え、前記機体の天面側の給気用羽根の上部に形成した第2の給気空気室と、その外側に形成した第1の排気空気室を隔壁にて区画し、第1の排気空気室と第2の排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする。
また、排気通風路に連通した第1の排気空気室と第2の排気空気室および、給気通風路に連通した第1の給気空気室と第2の給気空気室を機体側面のコーナーに設けたことを特徴とする。
また、第1の排気空気室と第2の排気空気室の間および、第1の給気空気室と第2の給気空気室の間の通風路を、機体側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間を設けて形成したことを特徴とする。
また、機体の側面に形成した第2の排気空気室および、機体の側面に形成した第1の給気空気室を、前記機体の側面に取付けおよび取外しできる構成としたことを特徴とする。
また、前記給気および排気の空気の流れを反対にする場合には、第1の給気空気室から取り外した第2の給気空気室を、第2の排気空気室に連結して通風路を形成し、屋外の空気を第2の排気空気室から給気し、室内の空気を第1の給気空気室から排気することを特徴とする。
また、室内の空気を吸い込む室内排気吸込口と室内に空気を吹き出す室内給気吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体、前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置
し、前記室内排気吸込口を有する前記機体の側面部に第3の室内排気空気室と前記機体の底面部に第4の室内排気空気室とを形成し、前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口を有する前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、前記室内給気吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の底面部に第3の室内給気空気室と前記機体の側面部に第4の給気空気室を形成し、前記第3の室内給気空気室と前記第4の室内給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ前記第3の室内排気空気室と前記第4の室内排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする。
また、室内の空気を吸い込む室内排気吸込口と室内に空気を吹き出す室内給気吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体、前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内排気吸込口を有する前記機体の側面部に第3の室内排気空気室と前記機体の底面部に第4の室内排気空気室とを形成し、前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口を有する前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、前記室内給気吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の底面部に第3の室内給気空気室と前記機体の側面部に第4の室内給気空気室を形成し、前記機体の底面側の排気用羽根の下部に形成した第3の室内排気空気室と、その外側に形成した第4の室内給気空気室を隔壁にて区画し、前記第3の室内給気空気室と前記第4の室内給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ前記第3の室内排気空気室と前記第4の室内排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする。
また、排気通風路に連通した第3の室内排気空気室と第4の室内排気空気室および、給気通風路に連通した第3の室内給気空気室と第4の室内給気空気室を機体側面のコーナーに設けたことを特徴とする。
また、第3の室内排気空気室と第4の室内排気空気室の間および、第3の室内給気空気室と第4の室内給気空気室の間の通風路を、機体側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間を設けて形成したことを特徴とする。
また、機体の側面に形成した第3の室内排気空気室および、機体の側面に形成した第4の室内給気空気室を、前記機体の側面に取付けおよび取外しできる構成としたことを特徴とする。
また、前記給気および排気の気流の流れを反対にする場合には、第3の室内排気空気室から切り外した第4の室内排気空気室を、第4の室内給気空気室に連結して通風路を形成し、室内の空気を第4の室内給気空気室から排気し、屋外の空気を第3の室内排気空気室から給気することを特徴とする。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、熱交換機器の構成をコンパクトな集積構造にし、かつダクト接続口を横方向に取り出すため、機体の天面部に第1の排気空気室に連通して機体の側面部に第2の排気空気室を設け、機体の側面部に第1の給気空気室に連通して機体の天面部に第2の給気空気室を設けた構成とすることにより、機体を小型化および薄型化にすると同時に、施工性の向上も図ることができる熱交換機器を提供できる
また室内からダクトを介して本体への給排気を行なう場合、天面部とその側面部に空気室を設けたものに加え、底面部においても、機体の底面部に第4の排気空気室に連通して機体の側面部に第3の排気空気室を設け、機体の側面部に第4の給気空気室に連通して機体の底面部に第3の給気空気室を設けた構成とすることにより、機体を小型化および薄型化にすると同時に施工性の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態は、箱状の機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内吸込口から前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口から室内吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、第1の排気空気室と第2の排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通した構成としたものである。これにより、ダクト接続方向を横方向にするに際して、前記第1の排気空気室と前記第2の排気空気室を連通し、前記第1の給気空気室と前記第2の給気空気室を連通する際に、抵抗損の低減した構成にすることより、機体の小型化および薄型化と共に施工性の向上を図ることが可能となる。また、前記羽根から出た空気が均等に前記熱交換素子内へ送り込まれるため小型の前記熱交換素子であっても高い熱交換性能が得られると同時に、前記熱交換素子の小型化で前記排気用羽根と前記給気用羽根の径を大きくできるため、羽根幅が小さい場合でも高静圧が確保できる。また、給気路と排気路のそれぞれにおいて、側面の有効開口面積が大きくなるため、機体の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
本発明の第2の実施の形態は、箱状の機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根と、伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内吸込口から前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口から室内吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を備え、前記機体の天面側の給気用羽根の上部に形成した第2の給気空気室と、その外側に形成した第1の排気空気室を隔壁にて区画し、第1の排気空気室と第2の排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通した構成としたものである。これにより、限られた高さの中で、前記天面部の第2の給気空気室と第1の排気空気室を空気の流れに合わせた位置で隔壁にて区画することで機体の薄型化および機内圧損の低減を図ることが可能となる。また、給気路と排気路のそれぞれにおいて、側面の有効開口面積が大きくなるため、機体の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
また、排気通風路13に連通した第1の排気空気室14と第2の排気空気室15および、給気通風路16に連通した第1の給気空気室17と第2の給気空気室18を機体3の側面のコーナー20に設けた構成となる。これより、コーナーを使わない場合は、有効開口面積を確保するために同一側面上に屋外吸込口と屋外吹出口を配置しようとすると、機体高さを高くするしかないが、コーナー部を利用するとコーナーの両端部を活用できるので、機体高さを高くすることなく有効開口面積を確保することができるため、機体の小型化
を図ることが可能となる。
また、第1の排気空気室と第2の排気空気室の間および、第1の給気空気室と第2の給気空気室の間の通風路を、機体側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間を設けて形成した構成としたものである。これにより、機体内部の空間を有効に活用して前記第1の排気空気室と前記第2の排気空気室の間および、前記第1の給気空気室と前記第2の給気空気室の間の通風路を連通するため、機体の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
また、機体の側面に形成した第2の排気空気室および、機体の側面に形成した第1の給気空気室を、前記機体の側面に取付けおよび取外しできる構成としたものである。これにより、給気路および排気路それぞれのダクトの接続方向を変えることができ、施工性の向上を図ることが可能となる。
また、第2の給気空気室を、他のコーナーに配設できる構成としたものである。これにより、給気路と排気路のそれぞれのダクトが機体の4側面の全ての方向から接続ができ、施工性の向上を図ることが可能となる。
また、給気および排気の空気の流れを反対にする場合には、第1の給気空気室から取り外した第2の給気空気室を、第2の排気空気室に連結して通風路を形成し、屋外の空気を第2の排気空気室から給気し、室内の空気を第1の給気空気室から排気することができる構成としたものである。これにより、給気と排気を逆にすることができるため、施工性の向上を図ることが可能となる。
また、箱状の機体に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内排気吸込口を有する前記機体の側面部に第3の室内排気空気室と前記機体の底面部に第4の室内排気空気室とを形成し、前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口を有する前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、前記室内給気吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の底面部に第3の室内給気空気室と前記機体の側面部に第4の給気空気室を形成し、前記第3の室内給気空気室と前記第4の室内給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ前記第3の室内排気空気室と前記第4の室内排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通した構成にしている。これにより、機体の小型化および薄型化と共に施工性の向上を図ることが可能となる。また、前記羽根から出た空気が均等に前記熱交換素子内へ送り込まれるため小型の前記熱交換素子であっても高い熱交換性能が得られると同時に、前記熱交換素子の小型化で前記排気用羽根と前記給気用羽根の径を大きくできるため、羽根幅が小さい場合でも高静圧が確保できる。また、給気通風路と排気通風路のそれぞれにおいて、側面の有効開口面積が大きくなるため、機体の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
本発明の第15の実施の形態は、箱状の機体に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、前記室内排気吸込口を有する前記機体の側面部に第3の室内排気空気室と前記機体の底面部に第4の室内排気空気室とを形成し、前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、前記屋外吸込口を有する前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、前記室内給気吹出口に至る給気
通風路に連通して、前記機体の底面部に第3の室内給気空気室と前記機体の側面部に第4の室内給気空気室を形成し、前記機体の底面側の排気用羽根の下部に形成した第3の室内排気空気室と、その外側に形成した第4の室内給気空気室を隔壁にて区画し、前記第3の室内給気空気室と前記第4の室内給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、かつ前記第3の室内排気空気室と前記第4の室内排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通した構成としたものである。これにより、限られた高さの中で、前記天面部の第2の給気空気室と第1の排気空気室を空気の流れに合わせた位置で隔壁にて区画し、前記底面部の第3の給気空気室と第4の排気空気室を空気の流れに合わせた位置で隔壁にて区画することで機体の薄型化および機内圧損の低減を図ることが可能となる。また、給気通風路と排気通風路のそれぞれにおいて、側面の有効開口面積が大きくなるため、機体の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
また、排気通風路に連通した第3の室内排気空気室と第4の室内排気空気室および、給気通風路に連通した第3の室内給気空気室と第4の室内給気空気室を機体側面のコーナーに設けた構成となる。これより、コーナーを使わない場合は、有効開口面積を確保するために同一側面上に屋外吸込口と屋外吹出口を配置しようとすると、機体高さを高くするしかないが、コーナー部を利用するとコーナーの両端部を活用できるので、機体高さを高くすることなく有効開口面積を確保することができるため、機体の小型化を図ることが可能となる。
また、第3の室内排気空気室と第4の室内排気空気室の間および、第3の室内給気空気室と第4の室内給気空気室の間の通風路を、機体側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間を設けて形成した構成となる。これにより、機体内部の空間を有効に活用して前記第3の排気空気室と前記第4の排気空気室の間、及び前記第3の給気空気室と前記第4の給気空気室の間の通風路を連通するため、機体の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
また、機体の側面に形成した第3の室内排気空気室および、機体の側面に形成した第4の室内給気空気室を、前記機体の側面に取付けおよび取外しできる構成としたものである。これにより、給気路および排気路それぞれのダクトの接続方向を変えることができ、施工性の向上を図ることが可能となる。
また、前記給気および排気の気流の流れを反対にする場合には、第3の室内排気空気室から切り外した第4の室内排気空気室を、第4の室内給気空気室に連結して通風路を形成し、室内の空気を第4の室内給気空気室から排気し、屋外の空気を第3の室内排気空気室から給気する構成としたものである。これにより、給気と排気を逆にすることができるため、施工性の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1について図1から図12に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1の正面断面図、図2は本発明の実施例1の平面断面図、図3は本発明の実施例1のルーバー付きの底面図、図4は本発明の実施例1の天井面取付けの施工図、図5は本発明の実施例1の背面図、図6は本発明の実施例1の正面図、図7は本発明の実施例1の右側面図、図8は本発明の実施例1の左側面図、図9は本発明の実施例1の平面図、図10は本発明の実施例1の天面側の空気室を示す斜視図、図11は本発明の実施例1の側面開口およびコーナー柱空間を示す斜視図、図12は本発明の実施例1の熱
交換素子を示す斜視図である。
図1から図9に示すように、箱状の機体3には室内の空気を吸い込む室内吸込口1と室内に空気を吹き出す室内吹出口2を有するルーバー25および屋外空気を吸い込む屋外吸込口4と屋外に排出する屋外吹出口5を設けている。また、図1に示すように、機体3の中央部内には、回転により送風する排気用羽根6と給気用羽根7を電動機8に装着して配設し、熱交換素子9を排気用羽根6と給気用羽根7の外周部に配置している。熱交換素子9は、図12に示すように伝熱板10を所定間隔に保持して積層し、互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路11と、排気路12から形成されている。図1から図3に示すように、室内吸込口1から屋外吹出口5に至る排気通風路13に連通して、機体3の天面部に第1の排気空気室14と機体3の側面部に第2の排気空気室15を形成し、屋外吸込口4から室内吹出口2に至る給気通風路16に連通して、機体3の側面部に第1の給気空気室17と機体3の天面部に第2の給気空気室18を形成している。さらに図11に示すように、第1の排気空気室と第2の排気空気室、および第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に左開口21aと右開口21bを機体3の側面のコーナー20に設け、それらを合わせた有効開口21を確保する。さらに、機体3の側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間26を設けた構成としている。
上記構成において、ルーバー25の室内吸込口1から吸込まれた室内の空気は排気用羽根6により熱交換素子9へ送り込まれた後、熱交換素子9を通過して機体3の天面部に設けられた第1の排気空気室14に導かれ、それに連通する機体3の側面部に設けられた第2の排気空気室15を経て屋外吹出口5から屋外へ排出される。一方、屋外吸込口4から吸込まれた屋外の空気は機体3の側面部に設けられた第1の給気空気室17とそれに連通し、機体3の天面部に設けられた第2の給気空気室18を経て給気用羽根7により熱交換素子9へ送り込まれた後、熱交換素子9を通過し、ルーバー25の室内吹出口2から室内へ供給される。
これにより、天井裏の低い建物に対し、横方向へのダクト配管が可能な薄型でかつコンパクトな熱交換機器を供給できる。つまり、図1、図2、図11に示すように、機体の高さ方向寸法Hを小さくすると機体3の側面の開口高さhも小さくなってしまうので有効開口面積が小さくなる。そこで、第1の排気空気室14と第2の排気空気室15の間の有効開口面積を大きくするため、左開口21aと右開口21bを機体3の側面のコーナー20に設け、それらを合わせて有効開口21を確保している。また、このことは第1の給気空気室17と第2の給気空気室18の間においても同様である。
そして、第1の排気空気室14と第2の排気空気室15の間の通風路の有効開口面積を大きくし、かつ空気の流れをスムーズにするために、機体内部の空間を有効に活用して機体3の側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間26を設けている。また、このことは第1の給気空気室17と第2の給気空気室18の間においても同様である。
さらに、屋外吹出口5と機体3との間にL字型の柱空間で形成した第2の排気空気室15を設けた。また、このことは屋外吸込口4と機体3との間においても同様である。
これらにより、有効開口面積を確保して空気の抵抗損を少なくし、かつ空気の流れをスムーズにする形状としたことで曲がり抵抗の低減、および第1の排気空気室14から屋外吹出口5にいたる通風路の急縮小、急拡大による圧力損失を緩和する。これによって室内から吸込まれ、機体3の天面側に位置する第1の排気空気室14に導かれた空気を機体3の側面側に方向変換して設けた屋外吹出口5に排気する場合の屋外吹出口5と第1の排気空気室14との間の機内圧損の低減を図ることが可能となる。
ここで、図2、図10に示すように、機体3の天面側に位置する第2の給気空気室18と、第1の排気空気室14について説明する。前記第2の給気空気室18は前記給気用羽根7の上部に、コーナー20を挟んで、先端が開いたU字形状で構成された隔壁19の内側に形成されている。第1の排気空気室14は、機体3の天面でかつ四方を側面板で囲まれた空間から前記第2の給気空気室18を除いた空間で前記熱交換素子9の排気の開口部が面している。
このように、機体3の天面側の上部に設けた1つの空間を前記隔壁19で区画することにより、第1の排気空気室14と第2の給気空気室18を設けることができる。このため、狭い空間の中に2つの空気室ができるので、空気の流れに合わせた効率的な風路を設けることができ、機体の薄型化を図ることが可能となる。
一方、熱交換素子9を排気用羽根6と給気用羽根7の外周部に配置することにより、羽根から出た空気が均等に熱交換素子9内へ送り込まれるため小型の熱交換素子であっても高い熱交換性能を得ることができる。
また、限られた機体内部の空間において熱交換素子9の小型化が図れると排気用羽根6と給気用羽根7の径を大きくすることができるため、羽根幅を小さくしても高静圧が確保でき、機体の薄型化を図ることができる。
また、図2、図12に示すように、熱交換素子9を機体3の内周面に沿って90度づつずらして四角形状に配置する。これにより、機体3や羽根が大きくなった場合は、熱交換素子の伝熱板10の積層枚数を増やし、また、機体3や羽根が小さくなった場合は、熱交換素子の伝熱板10の積層枚数を減らすだけで済む。これが円形状の配置の場合であると、その都度積層する伝熱板の曲率を変える必要があるが、本願発明の場合には、基本的な元の形状を変えることなく、換気風量の違いによる機種設計自由度の向上を図ることが可能となる。
(実施例2)
本発明の実施例2について図13、図14に基づいて説明する。図13は本発明の実施例2の給気空気室を示す平面図、図14は本発明の実施例2の給気空気室を示す平面図である。図13、図14に示すように、機体3の同一側面に屋外吸込口4と屋外吹出口5を設けている場合において、屋外吹出口に接続するダクトを現在の位置から90度ずれた隣り合う側面にて接続したい場合には、第1の排気空気室14は4つの側面に跨って構成されているので、第2の排気空気室15を外し、それを反転させて隣の側面に取り付けることができる。言うまでもなく前記第2の排気空気室15は隣の側面に限らず、他の2つの側面についても取り付け可能である。
一方、第2の給気空気室18は隣り合う2つの側面に跨って構成されているので、第1の給気空気室17においても前記第1の給気空気室17を外し、それを反転させて隣の側面に取り付けることができる。
ゆえに、屋外に排出する屋外吹出口5は機体の4側面に取付け、取外しすることが可能となり、屋外空気を吸い込む屋外吸込口4は取付け面と隣り合う側面に取付け、取外しが可能となる。
これらのことから、給気と排気のダクト配管の自由度が増し、施工性の向上を図ることが可能となる。
(実施例3)
本発明の実施例3について図4、図15、図16に基づいて説明する。図15は本発明の実施例3の屋外吸込口から給気し、屋外吹出口から排気する構成を示す平面図、図16は本発明の実施例3の屋外吹出口から給気し、屋外吸込口から排気する構成を示す平面図である。図4、図15、図16に示すように、現場で屋外吹出口から排気ダクト27を通じて屋外吹出フード28から排気する排気風路と屋外吸込フード29から給気ダクト30を通じて屋外吸込口へ給気する給気風路のダクト配管をする際、現場の事情により排気風路と給気風路を入れ替えたい場合に、熱交換機器で変更可能となる構成としている。
上記構成において、図15に示すように、排気の場合は、第1の排気空気室14と連通した屋外吹出口5を有する第2の排気空気室15で構成し、給気の場合は、屋外吸込口4を有する第1の給気空気室17とそれに連通した第2の給気空気室18で構成している。このときの給気空気22は、屋外吸込口4から入り、第1の給気空気室17を通り第2の給気空気室18へ導かれる。一方、排気空気23は、第1の排気空気室14と第2の排気空気室15を通り屋外吹出口5から吹き出される。
ここで、第2の給気空気室18は機体天面部に隔壁19を4箇所のネジ31にて固定し形成されている。なお、使用していないネジ穴はネジ31にて塞いでいる。
ここで、排気と給気を逆転したい場合は、隔壁19を固定している4箇所のネジ31を外し、隔壁19を90度回転させ、あらかじめ設けているネジ穴にネジ31で固定する。そして、使用しなくなったネジ穴はまたネジ31で塞ぐものとする。
これにより、図16に示すように、第2の給気空気室18を取り外して90度ずらすことにより、第1の給気空気室17が排気用の空気室として使用できる。そのとき、第2の排気空気室15が給気用の空気室として使用できる。このときの給気空気22は、屋外吹出口5から入り、第2の排気空気室15を通り第2の給気空気室18へ導かれる。一方、排気空気23は、第1の排気空気室14と第1の給気空気室17を通り屋外吸込口4から吹き出される。
これにより、排気と給気を逆転したい場合は、ダクトを交差させることなく、給気と排気のダクト配管を逆にすることができ、施工性の向上を図ることが可能となる。
なお、機体3を正方形にすると第2の給気空気室18を移動させる場合に、どのコーナーにおいても寸法の調整をすることなく取外し、取付けが容易となる。
(実施例4)
本実施例は実施例1の室内の給排気を直接おこなう方式に対して、室内の給排気を本体からダクトを介しておこなう方式とした点が異なる構成であり、実施例4の説明において実施例1と重複するところは、同一符号を付けて説明を省略している。
図17は本発明の実施例4の施工図、図18は本発明の実施例4の正面図、図19は本発明の実施例4の平面断面図、図20は本発明の実施例4の底面断面図、図21は本発明の実施例4の左側面図、図22は本発明の実施例4の右側面図、図23は本発明の実施例4の正面断面図、図24は本発明の側面開口およびコーナー柱空間を示す斜視図である。
図19から図23に示すように、箱状の機体3には室内の空気を吸い込む室内排気吸込口33と室内に空気を吹き出す室内給気吹出口32および、屋外空気を吸い込む屋外吸込口4と屋外に排出する屋外吹出口5を設けている。また、機体3の中央部内には、回転により送風する排気用羽根6と給気用羽根7を電動機8に装着して配設し、熱交換素子9を排気用羽根6と給気用羽根7の外周部に配置している。そして、室内排気吸込口33から
屋外吹出口5に至る排気通風路13に連通して、機体3の側面部に第3の排気空気室37と機体3の底面部に第4の排気空気室38を形成し、屋外吸込口4から室内給気吹出口32に至る給気通風路16に連通して、機体3の底面部に第3の給気空気室39と機体3の側面部に第4の給気空気室40を形成している。そして、図24に示すように、第3の排気空気室と第4の排気空気室、および第3の給気空気室と第4の給気空気室の間に左開口21aと右開口21bを機体3の側面のコーナー20に設け、それらを合わせた有効開口21を確保する。さらに、機体3の側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間26を設けた構成としている。
上記構成において、図17、図19、図20、図23に示すように、室内排気ルーバー34aから吸込まれた室内の空気は室内排気ダクト36を介して室内排気吸込口33に入り、機体の側面部に設けられた第3の排気空気室37に導かれ、それに連通する機体の底面部に設けられた第4の排気空気室38を経て室内排気用羽根6により熱交換素子9へ送り込まれた後、熱交換素子9を通過して機体3の天面部に設けられた第1の排気空気室14に導かれ、それに連通する機体3の側面部に設けられた第2の排気空気室15を経て屋外吹出口5から排気ダクト27(図示せず)および屋外吹出フード28(図示せず)を介して屋外へ排出される。一方、屋外吸込フード29から吸込まれた屋外の空気は屋外給気ダクト30を介して屋外吸込口4に入り、機体3の側面部に設けられた第1の給気空気室17とそれに連通し、機体3の天面部に設けられた第2の給気空気室18を経て給気用羽根7により熱交換素子9へ送り込まれた後、熱交換素子9を通過し、機体の底面部に設けられた第3の給気空気室39に導かれ、それに連通する機体の側面部に設けられた第4の給気空気室40を経て室内給気吹出口32から室内給気ダクト35を経由して室内給気ルーバー34bを介して室内へ供給される。
これにより、天井裏の低い建物に対し、横方向へのダクト配管が可能な薄型でかつコンパクトな熱交換機器を供給できる。コンパクトの構成は、図20、図23、図24に示すように、機体の高さ方向寸法Hを小さくすると機体3の側面の開口高さhも小さくなってしまうので有効開口面積が小さくなることから風路抵抗が大きくなり、所定の風量を得ることができなくなる。そこで、第3の排気空気室37と第4の排気空気室38の間の風路抵抗を少なくするため、左開口21aと右開口21bを機体3の側面のコーナー20に設け、それらを合わせて有効開口21とし、有効開口面積を大きくして風路抵抗の低減を図っている。また、このことは第3の給気空気室39と第4の給気空気室40の間においても同様である。
そして、第3の排気空気室37と第4の排気空気室38の間においても、通風路の有効開口面積を大きくしかつ空気の流れをスムーズにするために、機体内部の空間を有効に活用して機体3の側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間26を設け、風路抵抗の低減を図っている。また、このことは第3の給気空気室39と第4の給気空気室40の間においても同様である。
さらに、室内排気吸込口33と機体3との間に、L字型の柱空間で形成した第3の排気空気室37を設け、前記室内排気吸込口33から第3の排気空気室37に至る風路抵抗の低減を図っている。また、このことは室内給気吹出口32と機体3との間においても同様である。
これらにより、有効開口面積を確保して空気の抵抗損を少なくし、かつ空気の流れをスムーズにする形状としたことで曲がり抵抗の低減を図っている。つまり、第3の排気空気室37から第4の排気空気室38にいたる通風路の急縮小、急拡大による圧力損失の緩和、および前記室内排気吸込口33から第3の排気空気室37に至る風路抵抗の低減を図り、機内圧損の低減を図った熱交換機器を提供することが可能となる。
また、機体3の底面側に位置する第3の給気空気室39と、第4の排気空気室38の関係について図20、図23により説明する。前記第4の排気空気室38は前記排気用羽根6の下部に、コーナー20を挟んで、先端が開いたU字形状で構成された室内側隔壁41の内側に形成されている。第3の給気空気室39は、機体3の天面でかつ四方を側面板で囲まれた空間から前記第4の排気空気室38を除いた空間で前記熱交換素子9の排気の開口部が面している。このように、機体3の底面側に設けた1つの空間を前記室内側隔壁41で区画することにより、第4の排気空気室38と第3の給気空気室39を設けることができる。このため、狭い空間の中に2つの空気室ができるので、空気の流れに合わせた効率的な風路を設けることができ、機体の薄型化を図ることが可能となる。
本発明の熱交換機器は、機体高さを低く保ちながら機内圧損を低減し、かつ自由なダクト配管が可能であるため、天井裏寸法の確保が難しい近年の居住および非居住の建築物の換気装置として有用である。
本発明の実施例1の正面断面図 本発明の実施例1の平面断面図 本発明の実施例1のルーバー付きの底面図 本発明の実施例1の天井面取付けの施工図 本発明の実施例1の背面図 本発明の実施例1の正面図 本発明の実施例1の右側面図 本発明の実施例1の左側面図 本発明の実施例1の平面図 本発明の実施例1の天面側の空気室を示す斜視図 本発明の実施例1の側面開口およびコーナー柱空間を示す斜視図 本発明の実施例1の熱交換素子を示す斜視図 本発明の実施例2の給気空気室を示す平面図 本発明の実施例2の給気空気室を示す平面図 本発明の実施例3の屋外吸込口から給気し、屋外吹出口から排気する構成を示す平面図 本発明の実施例3の屋外吹出口から給気し、屋外吸込口から排気する構成を示す平面図 本発明の実施例4の施工図 本発明の実施例4の正面図 本発明の実施例4の平面断面図 本発明の実施例4の底面断面図 本発明の実施例4の左側面図 本発明の実施例4の右側面図 本発明の実施例4の正面断面図 本発明の実施例4の側面開口およびコーナー柱空間を示す斜視図 従来例1の正面断面図 従来例1の壁面取付けの第一施工図 従来例1の天井面取付けの第二施工図 従来例2の斜視図 従来例2の施工図 従来例3の施工図
1 室内吸込口
2 室内吹出口
3 機体
4 屋外吸込口
5 屋外吹出口
6 排気用羽根
7 給気用羽根
8 電動機
9 熱交換素子
10 伝熱板
11 給気路
12 排気路
13 排気通風路
14 第1の排気空気室
15 第2の排気空気室
16 給気通風路
17 第1の給気空気室
18 第2の給気空気室
19 隔壁
20 コーナー
21 有効開口
21a 左開口
21b 右開口
22 給気空気
23 排気空気
25 ルーバー
26 コーナー柱空間
27 排気ダクト(図示せず)
28 屋外吹出フード(図示せず)
29 屋外吸込フード
30 給気ダクト
31 ネジ
32 室内給気吹出口
33 室内排気吸込口
34a 室内排気ルーバー
34b 室内給気ルーバー
35 室内給気ダクト
36 室内排気ダクト
37 第3の排気空気室
38 第4の排気空気室
39 第3の給気空気室
40 第4の給気空気室
41 室内側隔壁

Claims (12)

  1. 内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体
    前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根
    伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子
    互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、
    前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、
    前記室内吸込口から前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、
    前記屋外吸込口から室内吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し
    第1の排気空気室と第2の排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、
    かつ第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする熱交換機器。
  2. 内の空気を吸い込む室内吸込口と室内に空気を吹き出す室内吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体
    前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根と、
    伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子
    互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、
    前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、
    前記室内吸込口から前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、
    前記屋外吸込口から室内吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を備え、
    前記機体の天面側の給気用羽根の上部に形成した第2の給気空気室と、その外側に形成した第1の排気空気室を隔壁にて区画し
    第1の排気空気室と第2の排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、
    かつ第1の給気空気室と第2の給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする熱交換機器。
  3. 排気通風路に連通した第1の排気空気室と第2の排気空気室および、給気通風路に連通した第1の給気空気室と第2の給気空気室を機体側面のコーナーに設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換機器。
  4. 第1の排気空気室と第2の排気空気室の間および、第1の給気空気室と第2の給気空気室の間の通風路を、機体側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間を設けて形成したことを特徴とする請求項に記載の熱交換機器。
  5. 機体の側面に形成した第2の排気空気室および、機体の側面に形成した第1の給気空気室を、前記機体の側面に取付けおよび取外しできる構成としたことを特徴とする請求項1〜4いずれか一つに記載の熱交換機器。
  6. 前記給気および排気の空気の流れを反対にする場合には、第1の給気空気室から取り外した第2の給気空気室を、第2の排気空気室に連結して通風路を形成し、屋外の空気を第2の排気空気室から給気し、室内の空気を第1の給気空気室から排気することを特徴とする請求項に記載の熱交換機器。
  7. 内の空気を吸い込む室内排気吸込口と室内に空気を吹き出す室内給気吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体
    前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根
    伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子
    互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、
    前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、
    前記室内排気吸込口を有する前記機体の側面部に第3の室内排気空気室と前記機体の底面部に第4の室内排気空気室とを形成し、
    前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、
    前記屋外吸込口を有する前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、
    前記室内給気吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の底面部に第3の室内給気空気室と前記機体の側面部に第4の給気空気室を形成し
    前記第3の室内給気空気室と前記第4の室内給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、
    かつ前記第3の室内排気空気室と前記第4の室内排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする熱交換機器。
  8. 内の空気を吸い込む室内排気吸込口と室内に空気を吹き出す室内給気吹出口屋外空気を吸い込む屋外吸込口と外に排出する屋外吹出口を有する箱状の機体
    前記機体の中央部内に電動機の回転により送風する排気用羽根と給気用羽根
    伝熱板を所定間隔に保持して積層した熱交換素子
    互いに独立した通路が交互に形成された複数個の給気路と排気路からなる熱交換機器であって、
    前記熱交換素子を前記羽根の外周部に配置し、
    前記室内排気吸込口を有する前記機体の側面部に第3の室内排気空気室と前記機体の底面部に第4の室内排気空気室とを形成し、
    前記屋外吹出口に至る排気通風路に連通して、前記機体の天面部に第1の排気空気室と前
    記機体の側面部に第2の排気空気室を形成し、
    前記屋外吸込口を有する前記機体の側面部に第1の給気空気室と前記機体の天面部に第2の給気空気室を形成し、
    前記室内給気吹出口に至る給気通風路に連通して、前記機体の底面部に第3の室内給気空気室と前記機体の側面部に第4の室内給気空気室を形成し、
    前記機体の底面側の排気用羽根の下部に形成した第3の室内排気空気室と、その外側に形成した第4の室内給気空気室を隔壁にて区画し
    前記第3の室内給気空気室と前記第4の室内給気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通し、
    かつ前記第3の室内排気空気室と前記第4の室内排気空気室の間に少なくとも2側面の開口を設けて連通したことを特徴とする熱交換機器。
  9. 排気通風路に連通した第3の室内排気空気室と第4の室内排気空気室および、給気通風路に連通した第3の室内給気空気室と第4の室内給気空気室を機体側面のコーナーに設けたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の熱交換機器。
  10. 第3の室内排気空気室と第4の室内排気空気室の間および、第3の室内給気空気室と第4の室内給気空気室の間の通風路を、機体側面のコーナーの両側面に跨ってコーナー柱空間を設けて形成したことを特徴とする請求項に記載の熱交換機器。
  11. 機体の側面に形成した第3の室内排気空気室および、機体の側面に形成した第4の室内給気空気室を、前記機体の側面に取付けおよび取外しできる構成としたことを特徴とする請求項7〜10いずれか一つに記載の熱交換機器。
  12. 給気および排気の気流の流れを反対にする場合には、第3の室内排気空気室から切り外した第4の室内排気空気室を、第4の室内給気空気室に連結して通風路を形成し、室内の空気を第4の室内給気空気室から排気し、屋外の空気を第3の室内排気空気室から給気することを特徴とする請求項11に記載の熱交換機器。
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