JP3543485B2 - 熱交換換気装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダクトを介して給排気による換気を熱交換器を通して行なう熱交換換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記この種の従来の熱交換換気装置は、その多くが直方体に構成された本体ケーシングに二系統の独立した風路が構成され、これらの風路の一部が組込まれた熱交換器の一次側と二次側の熱交換通路により熱交換可能に構成されている。本体ケーシングには、一方の風路に室外の空気を室内へ供給するための給気流を形成する送風機が組込まれ、他方の風路に室内の空気を室外へ排気するための排気流を形成する送風機が組込まれている。各風路にはそれぞれ気流の出入口となる吸込口と吹出口があり、この二組の吸込口と吹出口は本体ケーシングの対向する側面等にそれぞれダクト接続可能に構成されている。
【0003】
この種の熱交換換気装置は、吊りボルト等により天井裏等に吊り固定され、ダクトを介して室内の空気と室外の空気を吸込み両者間での連続的な熱交換を行ないながら給排気による換気機能を果たす。各吸込口や各吹出口は固定的な構成のものが多く、ダクトの配管方向はその各吸込口や各吹出口の向きによって限定される。従って、実際の設置工事においては天井裏の梁等の構造体や照明器等の付帯設備、吊りボルト等に対する位置関係からダクトの配管が困難になることがあり、こうした場合には面倒でも配管方向を変える専用の部材を使って対処しなければならない。こうした問題を解消するために熱交換器に対して送風方向を一方向にまとめ、吹出し配管方向を変更することができるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の熱交換換気装置において、熱交換器に対して送風方向を一方向にまとめて吹出し配管方向の変更を可能にしたものは、そのことによって、一方の送風機の位置が熱交換器に対して気流を押し込む押込側になるのに対して、他方の送風機の位置が熱交換器に対して気流を吸い込む吸込側になってしまう。そのため二系統の風路間の圧力差が大きくなり、風路間に高度のシール対策を講じないと漏れ風量が多くなるといった問題を含んでいる。
【0005】
また、一方の送風機の奥側に他方の送風機が位置することになり、奥側の送風機を本体ケーシングに通常設けられている熱交換器に対する点検口を利用して取外すことが困難になるため、本体ケーシングの側板を外すことができるようにするなど、送風機のメンテナンスのための対策を講じる必要があった。
【0006】
実開昭60―135553号公報や実開昭63―22537号公報には、排気用の換気装置についてダクト接続部の方向を可変にする技術が開示されている。これらの技術は構成の簡素な換気装置に対するもので、本体に対してダクト接続部を任意の回動位置で固定できるようにしたり、接続部となるエルボを回転できるようにしたものである。
【0007】
本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、その課題とするところは、ダクトの配管方向の自由性を漏れ風量の増加を伴うことなく高めることができる熱交換換気装置を得ることであり、その熱交換装置の小型化や重量バランスの向上やメンテナンス性の向上を達成することであり、また、実開昭60―135553号公報や実開昭63―22537号公報に示されている技術を評価し、これを発展させ熱交換装置に応用し、ダクトの配管方向の自由性を漏れ風量の増加を伴うことなく高めることができる熱交換換気装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
多面体の箱構造に構成した本体ケーシングに積層型で6面体の熱交換器を組込み、この本体ケーシング内に熱交換器の一方の熱交換通路を介して連続する一次気流を通す一次流路と、熱交換器の他方の熱交換通路を介して連続する二次気流を通す二次流路とを互いに独立して構成し、一次通路には一次気流を形成する送風機を設け、二次通路には二次気流を形成する送風機を設けた熱交換換気装置について、その熱交換器を本体ケーシングの中央において幅方向に組込み、本体ケーシング内のこの熱交換器を基準とする熱交換器の両側に一次気流を形成する送風機と二次気流を形成する送風機とを、それらの各送風機ケーシングが熱交換器とほぼ平行となる本体ケーシングの幅方向にその吸込み位置から各吹出側までの距離が十分にとれるよう本体ケーシングの各隅部に向かって延出するように組込み、これらの送風機ケーシングの各吹出側の臨む本体ケーシングの各隅部には一次流路と二次流路の各出口端となる吹出口をそれぞれ方向が90度異なるように設け、本体ケーシングの他の隅部には一次流路と二次流路の各入口端となる吸込口をそれぞれ設け、各吹出口を本体ケーシングの当該各隅部を形成する稜線区間内においてその方向を90度可変できる構成とし、本体ケーシングの各隅部の稜線区間部を面取り状に斜めにカットして吸込口や吹出口が個々に開口する接続面を形成し、この各接続面にダクト接続の可能な接続口を有するダクト接続部材をその取付け方向を可変に装着できるようにする手段を採用する。
【0009】
また、ダクト接続部材の接続口を球面管継手により方向可変に構成する手段を採用する。
【0010】
さらに、ダクト接続部材の接続口を方向の可変な可撓構造にする手段を採用する。
【0011】
また、ダクト接続部材を、カットした稜線区間部を補完する中空形態に構成する手段を採用する。
【0012】
さらに、本体ケーシングの接続面にこの各接続面にほぼ平行の回動面で回動し、吸込口や吹出口と連通するダクト接続の可能なダクト接続部材を設ける手段を採用する。
【0013】
また、ダクト接続部材に開口方向の異なる複数の接続口を設ける手段を採用する。
【0014】
さらに、複数の接続口の通気面積に差異を持たせる手段を採用する。
【0015】
また、ダクト接続部材の内部に吸音材を装着する手段を採用する。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
発明の実施の形態1.
図1に示すこの実施の形態1の熱交換換気装置は、直方体の箱構造の本体ケーシング1に積層型で6面体の熱交換器2と給気用と排気用の二機の送風機3,4とを組込んだ構成である。本体ケーシング1内には熱交換器2の一方の熱交換通路を介して連続する一次気流である排気流を通す一次流路5と、熱交換器2の他方の熱交換通路を介して連続する二次気流である給気流を通す二次流路6とが互いに独立して構成されている。熱交換器2は本体ケーシング1の中央において幅方向に組込まれ、本体ケーシング1内のこの熱交換器2を基準とする熱交換器2の両側に排気流を一次流路5に形成する排気用の送風機4と、給気流を二次流路6に形成する給気用の送風機3とが、それらの各送風機ケーシング7が熱交換器2とほぼ平行となるように組込まれている。
【0017】
即ち、給気用と排気用の各送風機3,4の送風機ケーシング7は、熱交換器2に沿って本体ケーシング1の幅方向にその各吹出側が本体ケーシング1の対角線上の各隅部に向かって延出するように組込まれている。これらの送風機ケーシング7の各吹出側の臨む本体ケーシング1の各隅部には一次流路5と二次流路6の各出口端となる室外吹出口8と室内吹出口9が、当該隅部を形成する本体ケーシング1の直角に交わる二側面にそれぞれ一つずつ開設されている。本体ケーシング1の他の対角線上の隅部には一次流路5と二次流路6の各入口端となる室内吸込口10と室外吸込口11とが、当該隅部を形成する本体ケーシング1の直角に交わる二側面にそれぞれ一つずつ開設されている。
【0018】
即ち、室外吹出口8と室内吹出口9、室内吸込口10と室外吸込口11はいずれも当該各隅部を形成する稜線区間内において、方向が90度異なる二個を一組として設けられている。これらの室外吹出口8と室内吹出口9、室内吸込口10と室外吸込口11にはダクト接続部材12又は閉止板13をねじにより装着することができるようになっている。ダクト接続部材12は、筒状の接続口14の一端側に取付フランジ15を設けた構成で、接続口14を使ってダクトを接続することができる。閉止板13は室外吹出口8と室内吹出口9、室内吸込口10と室外吸込口11を閉止するめくら蓋として機能するものである。
【0019】
熱交換器2の一方の端面である小口が臨む本体ケーシング1の側面には熱交換器2を出し入れできる開閉可能の蓋16を備えた点検口17が設けられている。熱交換器2の他方の小口と本体ケーシング1の側面との間には熱交換器2を迂回するバイパスが構成されている。このバイパスは通常においてはダンパ(図示しない)等により閉止されている。本体ケーシング1の四隅部の上部には吊りボルトにより吊り支持させるための吊り金具18が固定されている。
【0020】
上記構成の熱交換換気装置は、四隅の吊り金具18において吊りボルトにより吊り固定して天井裏等に設置される。ダクト配管に都合のよい方の室外吹出口8にダクト接続部材12を装着し、他は閉止板13で閉止してダクト接続部材12の接続口14にダクトを接続して室外(多くは屋外)へ連絡させる。同様に、ダクト配管に都合のよい方の室内吸込口10にダクト接続部材12を装着し、他は閉止板13で閉止してダクト接続部材12の接続口14にダクトを接続して室内へ連絡させる。これにより、室内外が熱交換換気装置の一次流路5を介してダクトにより連絡され、一連の通風路が形成される。
【0021】
さらにダクト配管に都合のよい方の室内吹出口9にダクト接続部材12を装着し、他は閉止板13で閉止してダクト接続部材12の接続口14にダクトを接続して室内へ連絡させる。同様に、ダクト配管に都合のよい方の室外吸込口11にダクト接続部材12を装着し、他は閉止板13で閉止してダクト接続部材12の接続口14にダクトを接続して室外(多くは屋外)へ連絡させる。これにより、室内外が熱交換換気装置の二次流路6を介してダクトにより連絡され、一連の通風路が形成される。
【0022】
方向が90度異なる二個一組の室外吹出口8、室内吹出口9、室内吸込口10、室外吸込口11のいずれをダクト接続に使うかは、天井裏の梁等の構造体や照明器等の付帯設備、吊りボルト等に対する位置関係等から決めればよく、ダクトの配管方向に都合の良い方向に開口しているものを適宜選定すればよい。吊りボルトによる吊り固定に際しては、熱交換器2を基準として熱交換器2の両側に二機の送風機3,4が配設され、熱交換器2を基準とする左右の重量がほぼ均等であることから全体の重量バランスが良いので、作業しやすい。従って、通常は四隅部で吊り支持させることが多いが、この熱交換換気装置では必ずしも四隅部で吊り支持しなくても、例えば対向する二箇所で吊り支持させても不安定にはならない。
【0023】
このように設置した熱交換換気装置の給気用と排気用の各送風機3,4を運転させれば、給排気流間での連続的な熱交換を伴う給排気による熱交換換気を実施することができる。即ち、ダクトを介して室内吸込口10から吸込まれた室内の空気は、一次流路5を経て熱交換器2の一方の熱交換通路を通り、さらに一次流路5から排気用の送風機4に吸込まれ、その送風機ケーシング7を経て熱交換器2にほぼ平行な方向へ吹出され、室外吹出口8からダクトを経て室外へ排気される。一方でダクトを介して室外吸込口11から吸込まれた室外の空気は、二次流路6を経て熱交換器2の他方の熱交換通路を通り、さらに二次流路6から給気用の送風機3に吸込まれ、その送風機ケーシング7を経て熱交換器2にほぼ平行な方向へ吹出され、室内吹出口9からダクトを経て室内へ給気される。熱交換器2の熱交換通路を通過する間に給気流と排気流間での熱交換が行なわれる。
【0024】
ここで各送風機3,4は、その吸込み位置から本体ケーシング1の室外吹出口8又は室内吹出口9までの距離が十分にとれる位置に設けられているので、送風機3,4の送風機ケーシング7の吹出側までの間において気流の乱れによる損失が少なく、室外吹出口8や室内吹出口9の方向を可変にしてもそのことによる悪影響は生じない。また、各送風機3,4はいずれも熱交換器2に対して吸込側となる位置に設けられているため、漏れ風量を多くする一次流路5と二次流路6間の圧力差は殆ど無くなる。このようにこの熱交換換気装置は、ダクトの配管の方向に関する自由度が増し、設置工事が容易になる。さらに、熱交換器2の点検口17を利用して双方の送風機3,4に対するメンテナンスを実施できる利点もある。
【0025】
なお、各隅部を形成する稜線区間内において吹出方向や吸込方向を可変にすることは、方向を可変にすることによっても本体ケーシング1を大型化しないようにするためである。また、室外吹出口8と室内吹出口9とをその方向を可変として、室内吸込口10と室外吸込口11については固定的に構成しても、或いはこの逆の構成としてもダクトの配管の方向に関する自由度はそれ相応に増し、それなりの有効性はある。さらに、この実施の形態1の熱交換換気装置は、大風量の装置として構成することにより、二つの室内吸込口10と、二つの室内吹出口9を使って二系統化でき、多室の熱交換換気或いは必要に応じた給排気方向の選択も可能である。
【0026】
発明の実施の形態2.
図2はこの実施の形態2の熱交換換気装置の構成を示す一部を破断した斜視図である。この図からも分るように、その特徴は前述の実施の形態1のものの本体ケーシング1における各隅部の稜線区間内に相当する稜線区間部を面取り状に斜めにカットして室内吸込口10や室外吸込口11及び室内吹出口9や室外吹出口8を個々に開口させた接続面19を形成し、この各接続面19にダクト接続の可能な接続口14を有するダクト接続部材12をその取付け方向を可変に装着したことである。本体ケーシング1内の熱交換器2や各送風機3,4に関する構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を使い、それらについての説明は省略する。
【0027】
即ち、この熱交換換気装置の本体ケーシング1は直方体の四箇所の隅部の稜線区間部が面取り状に斜めにカットされ、外観上は図2に示すように平面形状が8角形を呈している。カットされた面は平行四辺形の接続面19として構成され、それぞれに開口部として室内吸込口10、室外吸込口11、室内吹出口9、室外吹出口8のいずれかが開設されている。カットされた部分である稜線区間部は、直角二等辺三角柱形の部分となっている。各接続面19には開口部の口縁にフランジが内向きに形成され、このフランジを使ってダクト接続部材12がそれぞれネジ等により接続できるようになっている。
【0028】
各ダクト接続部材12は図3,4に示すようにカットした稜線区間部を補完する形状の中空体として構成され、内面には吸音材20が貼着されている。即ち、各ダクト接続部材12は、接続面19のフランジに整合するフランジ21を開放面側に備えた直角二等辺三角柱状の中空体として構成され、直角をなす平行四辺形の二面のうちの片面には、その面に直角に筒状の接続口14が設けられ、ダクトの接続を可能に構成されている。開放側は平行四辺形をなし、接続面19のフランジにそのフランジ21を整合させてネジ締めすることにより本体ケーシング1に装着される。接続面19を長方形にし、それにフランジ21を対応させた場合にはダクト接続部材12は180度反転させて接続面19に装着でき、接続面19を正方形にし、それにフランジ21を対応させた場合にはダクト接続部材12は90度ずつ反転させて接続面19に装着することができる。
【0029】
前者の場合、ダクト接続部材12の取付け方向を変えることにより接続口14の方向を水平方向に45度変えることが可能になり、後者の場合、ダクト接続部材12の取付け方向を変えることにより接続口14の方向を水平方向と垂直方向とにそれぞれ45度ずつ変えることができる。これにより、実施の形態1のものと同様にこの熱交換換気装置も、ダクトの配管の方向に関する自由度が増し、設置工事が容易になる。ダクト接続部材12には吸音材20が貼設されているので騒音も軽減する。これ以外の機能や利点は実施の形態1のものと同じであるのでそれらの説明は省略する。
【0030】
発明の実施の形態3.
図5はこの実施の形態3の熱交換換気装置の構成を示す一部を破断した斜視図である。この図からも分るように、その特徴は前述の実施の形態2のものと同様に実施の形態1のものの本体ケーシング1における各隅部の稜線区間内に相当する稜線区間部を面取り状に斜めにカットして室内吸込口10や室外吸込口11及び室内吹出口9や室外吹出口8を個々に開口させた接続面19を形成し、この各接続面19にダクト接続の可能な接続口14を有するダクト接続部材12を装着したことである。本体ケーシング1内の熱交換器2や各送風機3,4に関する構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を使いそれらについての説明は省略する。
【0031】
即ち、この熱交換換気装置の本体ケーシング1は直方体の四箇所の隅部の稜線区間部が面取り状に斜めにカットされ、外観上は平面形状が8角形を呈している。カットされた面は平行四辺形の接続面19として構成され、それぞれに開口部として室内吸込口10、室外吸込口11、室内吹出口9、室外吹出口8のいずれかが開設されている。カットされた部分である稜線区間部は、直角二等辺三角柱形の部分となっている。ダクト接続部材12は各接続面19の開口部に連通状態で固着され、可撓の例えばスバイラルダクトからなる接続口14を備えている。
【0032】
各接続口14は可撓性があるため自由な方向に向けてダクトと接続することが可能であり、ダクトの配管の方向に関する自由度が一層増し、設置工事がさらに容易になる。特に、出隅のない接続面19から接続口14が延出する構成であるため、接続口14の曲がりを妨害する構成がなく、接続口14の方向を自由に可変することができる。なお実施の形態1の本体ケーシング1の四隅部を欠いた形態の本体ケーシング1は、その分小型になりしかも重量バランスも損なわれないので、本数の少ない吊りボルトでも設置することが可能である。これ以外の機能や利点は実施の形態1のものと同じであるのでその説明は省略する。
【0033】
発明の実施の形態4.
図6はこの実施の形態4の熱交換換気装置の構成を示す一部を破断した斜視図である。この図からも分るように、その特徴は前述の実施の形態2,3のものと同様に実施の形態1で示した本体ケーシング1における各隅部の稜線区間内に相当する稜線区間部を面取り状に斜めにカットして室内吸込口10や室外吸込口11及び室内吹出口9や室外吹出口8を個々に開口させた接続面19を形成し、この各接続面19にダクト接続の可能な接続口14を有するダクト接続部材12を装着したことである。本体ケーシング1内の熱交換器2や各送風機3,4に関する構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を使いそれらについての説明は省略する。
【0034】
即ち、この熱交換換気装置の本体ケーシング1は直方体の四箇所の隅部の稜線区間部が面取り状に斜めにカットされ、外観上は平面形状が8角形を呈している。カットされた面は平行四辺形の接続面19として構成され、それぞれに開口部として室内吸込口10、室外吸込口11、室内吹出口9、室外吹出口8のいずれかが開設されている。カットされた部分である稜線区間部は、直角二等辺三角柱形の部分となっている。ダクト接続部材12は各接続面19の開口部に連通状態で固着され、図7,8に示すように本体ケーシング1の接続面19にこの各接続面19にほぼ平行の回動面で回動する構成22を備え、室内吸込口10、室外吸込口11、室内吹出口9、室外吹出口8と連通している。
【0035】
各ダクト接続部材12は基部において回動するため自由な方向に向けてダクトと接続することが可能であり、ダクトの配管の方向に関する自由度が一層増し、設置工事がさらに容易になる。特に、出隅のない接続面19からダクト接続部材12が延出する構成であるため、ダクト接続部材12の回動を妨害する構成がなく、その方向を自由に可変することができる。なお実施の形態1の本体ケーシングの四隅部を欠いた形態の本体ケーシング1は、実施の形態3のものと同様に小型になりしかも重量バランスも損なわれてはいないので、本数の少ない吊りボルトでも設置することが可能である。これ以外の機能や利点は実施の形態1のものと同じであるのでその説明は省略する。
【0036】
発明の実施の形態5.
図9はこの実施の形態5の熱交換換気装置の構成を示す一部を破断した斜視図である。この図からも分るように、その特徴は前述の実施の形態2のものと同様に実施の形態1のものの本体ケーシング1における各隅部の稜線区間内に相当する稜線区間部を面取り状に斜めにカットして室内吸込口10や室外吸込口11及び室内吹出口9や室外吹出口8を個々に開口させた接続面19を形成し、この各接続面19にダクト接続の可能な接続口14を有するダクト接続部材12を装着したことである。本体ケーシング1内の熱交換器2や各送風機3,4に関する構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を使いそれらについての説明は省略する。
【0037】
即ち、この熱交換換気装置の本体ケーシング1は直方体の四箇所の隅部の稜線区間部が面取り状に斜めにカットされ、外観上は平面形状が8角形を呈している。カットされた面は平行四辺形の接続面19として構成され、それぞれに開口部として室内吸込口10、室外吸込口11、室内吹出口9、室外吹出口8のいずれかが開設されている。カットされた部分である稜線区間部は、直角二等辺三角柱形の部分となっている。各接続面19には開口部の口縁にフランジが内向きに形成され、このフランジを使ってダクト接続部材12がそれぞれネジ等により装着できるようになっている。
【0038】
各ダクト接続部材12は図10,11に示すようにカットした稜線区間部内に収まる形状の中空体として構成され、内面には吸音材20が貼着されている。即ち、各ダクト接続部材12は、接続面19のフランジに整合するフランジ21を開放面側に備えた等脚台形状の中空体として構成され、正面には筒状の接続口14が設けられ、ダクトの接続を可能に構成されている。接続口14の基部は球面管継手23に構成され自由に接続口14の方向を変えることができる。ダクト接続部材12の開放側は平行四辺形をなし、接続面19のフランジにそのフランジ21を整合させてネジ締めすることにより本体ケーシング1に装着される。
【0039】
各ダクト接続部材は基部の球面管継手23において回動するため自由な方向に向けてダクトと接続することが可能であり、ダクトの配管の方向に関する自由度が一層増し、設置工事がさらに容易になる。特に、出隅のない接続面19にダクト接続部材12が装着された構成であるため、ダクト接続部材12の接続口14の回動を妨害する構成がなく、その方向を自由に可変することができる。なお実施の形態1の本体ケーシングの四隅部を欠いた形態の本体ケーシングは、実施の形態2,3のものと同様に小型になりしかも重量バランスも損なわれないので、本数の少ない吊りボルトでも設置することが可能である。これ以外の機能や利点は実施の形態1のものと同じであるのでその説明は省略する。
【0040】
発明の実施の形態6.
図12,13はこの実施の形態6のダクト接続部材12の斜視図である。熱交換換気装置の本体部分の構成は実施の形態2のものと同じである(図2参照)。従って、実施の形態1及び実施の形態2のものと同じ部分については実施の形態1,2のものと同じ符号を使い、それらについての説明は省略する。
【0041】
即ち、この熱交換換気装置の本体ケーシング1は直方体の四箇所の隅部の稜線区間部が面取り状に斜めにカットされ、外観上は図2に示すものと同様に平面形状が8角形を呈している。カットされた面は平行四辺形の接続面19として構成され、それぞれに開口部として室内吸込口10、室外吸込口11、室内吹出口9、室外吹出口8のいずれかが開設されている。カットされた部分である稜線区間部は、直角二等辺三角柱形の部分となっている。各接続面19には開口部の口縁にフランジが内向きに形成され、このフランジを使ってダクト接続部材12がそれぞれネジ等により接続できるようになっている。
【0042】
各ダクト接続部材12は図12,13に示すようにカットした稜線区間部を補完する形状の中空体として構成され、内面には吸音材20が貼着されている。即ち、各ダクト接続部材12は、接続面19のフランジに整合するフランジ21を開放面側に備えた直角二等辺三角柱状の中空体として構成され、直角をなす平行四辺形の二面には、その面に直角に筒状の接続口14がそれぞれ設けられ、ダクトの接続を可能に構成されている。開放側は平行四辺形をなし、接続面19のフランジにそのフランジ21を整合させてネジ締めすることにより本体ケーシング1に装着される。二つの接続口の内部には着脱可能な風量調整部材24が備えられている。風量調整部材24の係脱により接続口14の通気面積を変えることができ、風量を調整することができる。勿論、予め通気面積の異なる接続口14を構成してもよい。これ以外の構成は実施の形態2のものと同じである。
【0043】
この実施の形態6の熱交換換気装置はダクト接続部材12の一方の接続口14を閉止させれば、実施の形態2で示したものと同じ機能を果たす。ダクト接続部材12の各接続口14を使うことにより、二系統に分岐させることができる。この場合、送風機3,4の吹出し方向に沿った接続口14の方が風量が多くなるが、風量調整部材24による通気面積の調整により必要に応じた風量に調整することができる。このように二系統に分岐させても、本体ケーシング1のカットした稜線区間部において分岐させうるためコンパクトな構成となる。これ以外の機能は実施の形態2のものと同じであるのでその説明は省略する。
【0044】
【発明の効果】
以上、実施の形態による説明からも明らかなように、熱交換器を基準とした全体の重量バランスが良くなるとともに、熱交換器に対して両送風機がいずれも吸込側に位置することになり一次流路と二次流路間の圧力差が殆どなくなるうえ、気流の乱れによる損失が少なく、ダクトとの接続において配管しやすい配管方向となるように各吹出口の方向を、本体ケーシングの当該各隅部を形成する稜線区間内においてそれぞれ変えることができ、ダクトの配管の方向に関する自由度が増し、設置工事が容易になり、ダクトとの接続において配管しやすい配管方向となるように各接続面へのダクト接続部材の取付け方向を変えることにより、各吹出口と各吸込口とに連通する接続口の方向を本体ケーシングの当該各隅部を形成する稜線区間内においてそれぞれ変えることができる。
【0045】
また、ダクトとの接続において配管しやすい配管方向となるように各吹出口或いは各吸込口に連通する接続口の方向を球面管継手により、本体ケーシングの当該各隅部を形成する稜線区間内においてそれぞれ変えることができ、ダクトの配管の方向に関する自由度が一層向上する。
【0046】
さらに、ダクトと接続するダクト接続部材の接続口の方向を広範囲に可変させることができ、ダクトの配管の方向に関する自由度が一層向上する。
また、ダクトと接続するダクト接続部材の方向を広範囲に可変させることができる。
【0047】
さらに、ダクトとの接続において配管しやすい配管方向となるような開口方向の接続口を選択することができる。
【0048】
また、複数の接続口の風量を可変にすることができる。
【0049】
さらに、騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の熱交換換気装置を一部を破断して示す斜視図である。
【図2】発明の実施の形態2の熱交換換気装置を一部を破断して示す斜視図である。
【図3】発明の実施の形態2の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す斜視図である。
【図4】発明の実施の形態2の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す斜視図である。
【図5】発明の実施の形態3の熱交換換気装置を一部を破断して示す斜視図である。
【図6】発明の実施の形態4の熱交換換気装置を一部を破断して示す斜視図である。
【図7】発明の実施の形態4の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す正面図である。
【図8】発明の実施の形態4の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す断面図である。
【図9】発明の実施の形態5の熱交換換気装置を一部を破断して示す斜視図である。
【図10】発明の実施の形態5の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す斜視図である。
【図11】発明の実施の形態5の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す断面図である。
【図12】発明の実施の形態6の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す斜視図である。
【図13】発明の実施の形態6の熱交換換気装置のダクト接続部材を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング
2 熱交換器
3 送風機
4 送風機
5 一次流路
6 二次流路
7 送風機ケーシング
8 室外吹出口
9 室内吹出口
10 室内吸込口
11 室外吸込口
12 ダクト接続部材
14 接続口
17 点検口
19 接続面
20 吸音材
23 球面管継手
24 風量調整部材

Claims (8)

  1. 多面体の箱構造に構成した本体ケーシングに積層型で6面体の熱交換器を組込み、この本体ケーシング内に上記熱交換器の一方の熱交換通路を介して連続する一次気流を通す一次流路と、上記熱交換器の他方の熱交換通路を介して連続する二次気流を通す二次流路とを互いに独立して構成し、上記一次通路には一次気流を形成する送風機を設け、上記二次通路には二次気流を形成する送風機を設けた熱交換換気装置であって、上記熱交換器を上記本体ケーシングの中央において幅方向に組込み、上記本体ケーシング内のこの熱交換器を基準とする熱交換器の両側に一次気流を形成する送風機と二次気流を形成する送風機とを、それらの各送風機ケーシングが上記熱交換器とほぼ平行となる上記本体ケーシングの幅方向にその吸込み位置から各吹出側までの距離が十分にとれるよう上記本体ケーシングの各隅部に向かって延出するように組込み、これらの送風機ケーシングの各吹出側の臨む上記本体ケーシングの各隅部には上記一次流路と上記二次流路の各出口端となる吹出口をそれぞれ方向を異なるように設け、上記本体ケーシングの他の隅部には上記一次流路と上記二次流路の各入口端となる吸込口をそれぞれ設け、上記各吹出口を上記本体ケーシングの当該各隅部を形成する稜線区間内においてその方向を可変できる構成にし、前記本体ケーシングの各隅部の稜線区間部を面取り状に斜めにカットして吸込口や吹出口が個々に開口する接続面を形成し、この各接続面にダクト接続の可能な接続口を有するダクト接続部材をその取付け方向を可変に装着したことを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 請求項に記載の熱交換換気装置であって、各接続面にダクト接続の可能な接続口を有するダクト接続部材を設け、このダクト接続部材の接続口を球面管継手により方向可変に構成したことを特徴とする熱交換換気装置。
  3. 請求項に記載の熱交換換気装置であって、ダクト接続部材の接続口を方向の可変な可撓構造にしたことを特徴とする熱交換換気装置。
  4. 請求項に記載の熱交換換気装置であって、ダクト接続部材をカットした稜線区間部を補完する中空形態に構成したことを特徴とする熱交換換気装置。
  5. 請求項に記載の熱交換換気装置であって、本体ケーシングの接続面にこの各接続面にほぼ平行の回動面で回動し、吸込口や吹出口と連通するダクト接続の可能なダクト接続部材を設けたことを特徴とする熱交換換気装置。
  6. 請求項に記載の熱交換換気装置であって、ダクト接続部材に開口方向の異なる複数の接続口を設けたことを特徴とする熱交換換気装置。
  7. 請求項に記載の熱交換換気装置であって、複数の接続口の通気面積が異なることを特徴とする熱交換換気装置。
  8. 請求項又は請求項に記載の熱交換換気装置であって、ダクト接続部材の内部に吸音材を装着したことを特徴とする熱交換換気装置。
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