JP2000257935A - 熱交換換気装置 - Google Patents

熱交換換気装置

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JP2000257935A
JP2000257935A JP11056354A JP5635499A JP2000257935A JP 2000257935 A JP2000257935 A JP 2000257935A JP 11056354 A JP11056354 A JP 11056354A JP 5635499 A JP5635499 A JP 5635499A JP 2000257935 A JP2000257935 A JP 2000257935A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換換気装置の小型化を推進する。 【解決手段】 室外の空気を室内へ供給するための給気
通路6と、室内の空気を室外へ排気するための排気通路
5とが独立状態に箱体1内に画成され、排気通路5には
排気流を形成する排気用送風機4が、給気通路6には給
気流を形成する給気用送風機3がそれぞれ組み込まれ、
給気通路6と排気通路5のそれぞれの一部が内蔵された
熱交換器2の二系統の作動流体通路でそれぞれ構成さ
れ、排気流と給気流との間で連続的な熱交換が可能に構
成された熱交換換気装置について、その排気通路5の前
記排気用送風機4と前記熱交換器2との間の部分に通ず
る開口部13を箱体1に開設し、開口部13には開閉手
段14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給排気流間で熱交換
を行ないながら換気する熱交換換気装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の熱交換換気装置は、例えば特公平
5―61542号公報に示されているような構成であ
る。即ち、図11に示すように外箱を構成する本体箱体
46内に室外の新鮮な空気を室内へ供給するための給気
通路と、室内の空気を室外へ排気するための排気通路と
が仕切壁等により全経路において独立状態に画成されて
いる。排気通路には排気流を形成する排気用送風機47
が、また、給気通路には給気流を形成する給気用送風機
48が組み込まれている。給気通路と排気通路のそれぞ
れの一部は内蔵された積層型の熱交換器49の二系統の
作動流体通路でそれぞれ構成され、排気流と給気流との
間で連続的な熱交換が可能に構成されている。
【0003】熱交換器49は、伝熱性を持つ(通湿性を
併せ持つ場合もある)仕切板をコルゲート状の間隔板を
挟んで積層し、一層おきに一次側の作動流体通路と二次
側の作動流体通路が交互に構成された六面体のブロック
状に形成されている。排気通路には熱交換器の作動流体
通路を迂回し、ダンパーにより開閉できるバイパス通路
が熱交換器の一方の小口側に形成されていて、このバイ
パス通路を開放することにより熱交換を伴わない普通換
気を行なうことができる。この種の熱交換換気装置は、
その多くが天井裏等の空間に設置され装置への空気の吸
込み及び送出は全てダクトを介して行なわれる構成であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状態の熱
交換換気装置において、熱交換換気も普通換気も行なう
ことができるもののバイパス通路分、装置の寸法が大き
くなるといった問題点がある。熱交換換気機能に限定す
れば装置は小型化できるが、外気冷房等を行なうことが
できる普通換気機能は利便性があり確保すべき機能であ
る。しかしながら、最近の天井裏の空間は、空調機器の
吊りボルトや照明機器の配線や排煙に関するセンサ等種
々の設備が多く存在し、こうした設備と競合することを
少なくする小型化の要請は強く、沢山のダクト配管を必
要とすることに対しても工夫を迫られている。また、天
井裏に設置してしまうと、装置は隠れてしまいメンテナ
ンスがし難いといった問題点がある。
【0005】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、熱交
換換気装置の小型化を推進することであり、熱交換換気
装置のダクト配管の低減を図ることであり、熱交換換気
装置のメンテナンス性の向上を推進することであり、熱
交換換気装置の機能の向上を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、室外の空気を室内へ供給するため
の給気通路と、室内の空気を室外へ排気するための排気
通路とが独立状態に箱体内に画成され、排気通路には排
気流を形成する排気用送風機が、給気通路には給気流を
形成する給気用送風機がそれぞれ組み込まれ、給気通路
と排気通路のそれぞれの一部が内蔵された熱交換器の二
系統の作動流体通路でそれぞれ構成され、排気流と給気
流との間で連続的な熱交換が可能に構成された熱交換換
気装置について、その排気通路の排気用送風機と熱交換
器との間の部分に通ずる開口部を箱体に開設し、この開
口部にこれを開閉する開閉手段を設ける手段を採用す
る。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における熱交換器を六面体
の積層構造となし、その作動流体通路の臨まない二面の
小口側の外箱に、それぞれ熱交換器の出し入れの可能な
メンテナンス口を設ける手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1に係る前記手段における熱交換器を六面体
の積層構造となし、排気通路の室内の空気の吸込口を箱
体の下部に設け、この吸込口から熱交換器を出し入れで
きるように構成する手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける開口部と排気通路の室内の空気の吸込口を箱体の
外部で連通させうる風路構成部材を備える手段を採用す
る。
【0010】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、室外の空気を室内へ供給するための給気通路と、室
内の空気を室外へ排気するための排気通路とが独立状態
に箱体内に画成され、排気通路には排気流を形成する排
気用送風機が、給気通路には給気流を形成する給気用送
風機がそれぞれ組み込まれ、給気通路と排気通路のそれ
ぞれの一部が内蔵された熱交換器の二系統の作動流体通
路でそれぞれ構成され、排気流と給気流との間で連続的
な熱交換が可能に構成された熱交換換気装置について、
その給気通路の給気用送風機と熱交換器との間の部分に
通ずる開口部を箱体に開設し、この開口部にはこれを開
閉する開閉手段を設ける手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項5に係る前記手段における排気通路の排気用
送風機と熱交換器との間の部分に通ずる開口部を箱体に
開設し、この開口部にはこれを開閉する開閉手段を設け
る手段を採用する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図4はこの実施の形態1の熱交換
換気装置を示したものである。この熱交換換気装置は、
直方体の箱構造の本体箱体1内に積層型で六面体の熱交
換器2と給気用送風機3と排気用送風機4とを組込んだ
構成である。本体箱体1内には熱交換器2の一方の作動
流体通路を介して連続する、一次気流である排気流を通
す排気通路5と、熱交換器2の他方の作動流体通路を介
して連続する、二次気流である給気流を通す給気通路6
とが互いに全経路にわたり独立状態に構成されている。
【0013】熱交換器2は、本体箱体1内のほぼ中央に
おいて対向する二つの陵角部が上下に向き、閉塞した小
口7が本体箱体1の内側面に向くように幅方向に抜き差
し可能に組込まれている。熱交換器2の給気通路6に連
絡する作動流体通路の出口端と入口端は、対向する二面
にそれぞれ開口し、排気通路5に連絡するもう一方の作
動流体通路の出口端と入口端は、他の対向する二面にそ
れぞれ開口している。熱交換器2の二面の小口7を除く
他の四面の境界部となる四つの稜角部は熱交換素子を保
持する保持枠により構成され、この保持枠にはそれぞれ
アングル状のフィルター装着レールが対向状に設けら
れ、熱交換器2の双方の小口7側からの抜き差しにより
フィルターを脱着することができるように構成されてい
る。
【0014】本体箱体1の一側の熱交換器2の二面の小
口7が臨む部分には熱交換器2及びフィルターを出し入
れできる蓋付きのメンテナンス口8が開設され、いずれ
のメンテナンス口8からでも熱交換器2等のメンテナン
スが行なえるよう構成されている。本体箱体1内に構成
された室外の新鮮な空気を室内へ供給するための給気通
路6の入口端は、本体箱体1の一側に開設された室外側
吸込口9で、ダクト接続可能に構成され、その出口端
は、本体箱体1の他側に開設された室内側吹出口10
で、ダクト接続可能に構成されている。
【0015】また、室内の空気を室外へ排気するための
排気通路5の入口端は、本体箱体1の他側に開設された
室内側吸込口11で、ダクト接続可能に構成され、その
出口端は、本体箱体1の一側に開設された室外側吹出口
12で、ダクト接続可能に構成されている。本体箱体1
の一側には排気通路5の排気用送風機4と熱交換器2の
作動流体通路の出口側との間の部分に通ずる開口部13
が開設され、この開口部13にはこれを開閉するスライ
ド式のダンパー14が設けられ、通常はダンパー14に
より図1に示すように開口部13は閉止されている。な
お、開口部13には着脱可能のフィルター(図示しな
い)が装着されている。このようにこの熱交換換気装置
は、給気通路6と排気通路5のそれぞれの一部が内蔵さ
れた積層型の熱交換器2の二系統の作動流体通路でそれ
ぞれ構成され、排気流と給気流との間で連続的な熱交換
が可能である。
【0016】即ち、排気通路5の室内側吸込口11から
吸込まれた室内空気は、排気流として排気通路5を流れ
熱交換器2の作動流体通路を通過して、排気用送風機4
を経て排気通路5の室外側吹出口12から吹き出され
る。また、給気通路6の室外側吸込口9から吸込まれた
新鮮な外気は、給気流として給気通路6を流れ熱交換器
2の作動流体通路を通過して、給気用送風機3を経て給
気通路6の室内側吹出口10から室内へ吹き出される。
春秋等の中間季や外気冷房をする場合には、ダンパー1
4を動作させて、図4に示すように本体箱体1の開口部
13を開放させる。開口部13を開放すると熱交換器2
を経ない排気流が形成され、熱交換を伴わない普通換気
が行なわれる。
【0017】この熱交換換気装置は、天井裏の空間にア
ンカーボルト等により吊り固定され、室内側吸込口11
以外の室内側吹出口10、室外側吸込口9、室外側吹出
口12には図2,3に示すようにダクト15が接続さ
れ、ダクト15を介して室内や室外へ連絡される。室内
側吸込口11と開口部13とは天井裏の空間に臨まされ
る。天井構造16には、天井裏空間に通じる通風孔17
が設けられ、この通風孔17を経て室内の空気が室内側
吸込口11や開口部13に吸込まれることになる。この
ように、この熱交換換気装置は、ダクト配管が少なくて
すみ、バイパス通路を本体箱体1内に構成する必要がな
いので本体の寸法を普通換気機能を備えたまま小さくす
ることができ、狭隘な天井裏の空間への施工性も改善さ
れる。また、熱交換器2等のメンテナンスが本体箱体1
の両側から行なうことができるので、他の設備機器等に
よって一方のメンテナンス口8が使えなくても他方のメ
ンテナンス口8を使うことができるのでメンテナンスに
支障を来さない。
【0018】実施の形態2.図5,6によって示すこの
実施の形態2の熱交換換気装置は、天井裏に設けられて
もその所在が明確になるようにして熱交換器等のメンテ
ナンスをより容易に行ない得るようにする工夫を講じた
ものであり、これに係る構成以外は実施の形態1のもの
と同じである。従って、実施の形態1のものと同一部分
は、実施の形態1のものと同一の符号を用いそれらの説
明は省略する。
【0019】天井裏に設置された熱交換換気装置は、給
排気場所と本体との位置が整合するわけではなく、その
所在が明確ではなくなる。所在が不明確であると、メン
テナンスが煩わしくなり、おろそかになり勝ちである。
本実施の形態は、こうした問題点を解消する工夫を講じ
たもので、排気通路5の室内側吸込口11を本体箱体1
の下部に設け、この室内側吸込口11から熱交換器2等
を出し入れできるように構成したものである。
【0020】室内側吸込口11は、本体箱体1の熱交換
器2の排気流を通す作動流体通路の入口側が臨む下部に
構成され、熱交換器2の長さより少し長い長辺と熱交換
器2の幅寸法より少し広い短辺の風路構造18として構
成されている。風路構造18は長さ調節が可能に構成さ
れ、天井構造16にその開口端である室内側吸込口11
が臨まされ、室内側に装着されたグリル19を介して室
内の空気を吸込むことができる。こうした風路構造18
による室内側吸込口11の構成を採ることにより、熱交
換換気装置の位置と室内側吸込口11の位置が符合する
ことになり、室内側吸込口11から熱交換器2を出し入
れでき、容易に熱交換器2等のメンテナンスを行なうこ
とができる。これ以外の構成及び機能は実施の形態1の
ものと同じである。
【0021】実施の形態3.図7,8によって示すこの
実施の形態3の熱交換換気装置は、実施の形態1で示し
た熱交換換気装置に、天井構造16に通風孔17が施工
されていない建物に対しても対応できる工夫を講じたも
のであり、これに係る構成以外は実施の形態1のものと
同じである。従って、実施の形態1のものと同一部分
は、実施の形態1のものと同一の符号を用いそれらの説
明は省略する。
【0022】天井構造16に実施の形態1で示したよう
な通風孔17が無い場合には、室内側吸込口11にもダ
クト15を接続してダクト15を介して室内空気を吸込
むことになる。本実施の形態は、この室内側吸込口11
に接続されるダクト15と、普通換気用の開口部13と
を本体箱体1の外部において連通させ得る着脱可能な風
路構成部材20を備えたものである。ただし、開口部1
3を開閉するダンパー14は、スライド式ではなく回動
式のものを適用する。これにより、熱交換換気時には室
内の空気をダクト15を介して室内側吸込口11から吸
込むことができ、普通換気時には室内の空気をダクト1
5と風路構成部材20を介して開口部13から吸込むこ
とができるようになる。これ以外の構成及び機能は実施
の形態1のものと同じである。
【0023】この熱交換換気装置では、天井構造16に
拘らず風路構成部材20の係脱による対応により設置す
ることが可能であり、設置に当り他の設備機器の吊りボ
ルト等が風路構成部材20の取付の邪魔になっても、図
7や図8に示すような室内との連通の形態での対応によ
って容易に機能態を採ることができ、施工性が向上す
る。
【0024】実施の形態4.図9,10によって示すこ
の実施の形態4の熱交換換気装置は、実施の形態1で示
した熱交換換気装置に、室内の空気を循環させるサーキ
ュレータの機能を具備させたものであり、これに係る構
成以外は実施の形態1のものと同じである。従って、実
施の形態1のものと同一部分は、実施の形態1のものと
同一の符号を用いそれらの説明は省略する。
【0025】本実施の形態4の熱交換換気装置は、実施
の形態1で示した熱交換換気装置の本体箱体1の一側
に、給気通路6の給気用送風機3と熱交換器2の作動流
体通路の出口側との間の部分に通ずる第2の開口部21
を開設し、この第2の開口部21にこれを開閉するスラ
イド式のダンパー22を設けたものである。第2の開口
部21は通常においてはダンパー22により閉止してい
る。ダンパー22を動作させて第2の開口部21を開放
して給気用送風機3のみを運転させることにより、室内
の空気が第2の開口部21から給気通路6を経て給気用
送風機3に吸込まれ、室内側吹出口10からダクト15
を経て室内に吹出され、室内の空気を循環させることが
できる。室内側吹出口10に接続するダクト15の途中
に図9に示すように、高性能フィルターや除湿器や加湿
器等の空気質処理器23を設けることにより、室内の空
気質を改善する機能も備えさせることができる。熱交換
換気機能や普通換気機能については実施の形態1のもの
と同様であり、小型で多機能な熱交換換気装置となる。
なお、この構成は、実施の形態2,3で示したものにも
適用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、機能を限定す
ることなく熱交換換気装置を小型化することができ、ダ
クト配管も低減することができる。
【0027】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともにメンテナンス性が向上する。
【0028】請求項3の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともにメンテナンス性が向上する。
【0029】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに建物の構造の
差異にも対応でき、施工性が向上する。
【0030】請求項5の発明によれば、熱交換換気装置
の機能の向上を図ることができる。
【0031】請求項6の発明によれば、請求項5に係る
前記効果とともに、機能を限定することなく熱交換換気
装置を小型化することができ、ダクト配管も低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の熱交換換気装置の構成を示す
斜視図である。
【図2】 実施の形態1の熱交換換気装置の平断面図で
ある。
【図3】 実施の形態1の熱交換換気装置の機能を示す
側断面図である。
【図4】 実施の形態1の熱交換換気装置の機能を示す
斜視図である。
【図5】 実施の形態2の熱交換換気装置の平断面図で
ある。
【図6】 実施の形態2の熱交換換気装置の機能を示す
側断面図である。
【図7】 実施の形態3の熱交換換気装置の平断面図で
ある。
【図8】 実施の形態3の他の熱交換換気装置の平断面
図である。
【図9】 実施の形態4の熱交換換気装置の平断面図で
ある。
【図10】 実施の形態4の熱交換換気装置の機能を示
す側断面図である。
【図11】 従来の熱交換換気装置の構成を示す平面構
成図である。
【符号の説明】
1 本体箱体、 2 熱交換器、 3 給気用送風機、
4 排気用送風機、5 排気通路、 6 給気通路、
7 小口、 8 メンテナンス口、 11室内側吸込
口、 13 開口部、 14 ダンパー、 18 風路
構造、 20 風路構成部材、 21 第2の開口部、
22 ダンパー。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外の空気を室内へ供給するための給気
    通路と、室内の空気を室外へ排気するための排気通路と
    が独立状態に箱体内に画成され、前記排気通路には排気
    流を形成する排気用送風機が、前記給気通路には給気流
    を形成する給気用送風機がそれぞれ組み込まれ、前記給
    気通路と前記排気通路のそれぞれの一部が内蔵された熱
    交換器の二系統の作動流体通路でそれぞれ構成され、排
    気流と給気流との間で連続的な熱交換が可能に構成され
    た熱交換換気装置であって、前記排気通路の前記排気用
    送風機と前記熱交換器との間の部分に通ずる開口部を前
    記箱体に開設し、この開口部にはこれを開閉する開閉手
    段を設けた熱交換換気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱交換換気装置であっ
    て、熱交換器を六面体の積層構造となすとともに、その
    作動流体通路の臨まない二面の小口側の外箱に、それぞ
    れその熱交換器の出し入れの可能なメンテナンス口を設
    けた熱交換換気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の熱交換換気装置であっ
    て、熱交換器を六面体の積層構造となすとともに、排気
    通路の室内の空気の吸込口を箱体の下部に設け、この吸
    込口から熱交換器を出し入れできるように構成した熱交
    換換気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の熱交換換気装置であって、開口部と排気通路の室内の
    空気の吸込口を箱体の外部で連通させうる風路構成部材
    を備えた熱交換換気装置。
  5. 【請求項5】 室外の空気を室内へ供給するための給気
    通路と、室内の空気を室外へ排気するための排気通路と
    が独立状態に箱体内に画成され、前記排気通路には排気
    流を形成する排気用送風機が、前記給気通路には給気流
    を形成する給気用送風機がそれぞれ組み込まれ、前記給
    気通路と前記排気通路のそれぞれの一部が内蔵された熱
    交換器の二系統の作動流体通路でそれぞれ構成され、排
    気流と給気流との間で連続的な熱交換が可能に構成され
    た熱交換換気装置であって、前記給気通路の前記給気用
    送風機と前記熱交換器との間の部分に通ずる開口部を前
    記箱体に開設し、この開口部にはこれを開閉する開閉手
    段を設けた熱交換換気装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の熱交換換気装置であっ
    て、排気通路の排気用送風機と熱交換器との間の部分に
    通ずる開口部を箱体に開設し、この開口部にはこれを開
    閉する開閉手段を設けた熱交換換気装置。
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