JPS6325457Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6325457Y2
JPS6325457Y2 JP1983110286U JP11028683U JPS6325457Y2 JP S6325457 Y2 JPS6325457 Y2 JP S6325457Y2 JP 1983110286 U JP1983110286 U JP 1983110286U JP 11028683 U JP11028683 U JP 11028683U JP S6325457 Y2 JPS6325457 Y2 JP S6325457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
filter
blower
filters
outside air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983110286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6018423U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983110286U priority Critical patent/JPS6018423U/ja
Publication of JPS6018423U publication Critical patent/JPS6018423U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6325457Y2 publication Critical patent/JPS6325457Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、室内循環空気と外気という二種類の
汚染空気中の塵埃を同時に除塵処理し得るフイル
タを備えてなる空気調和機に関する。
従来この種の空気調和機では、室内循環空気中
の塵埃を除去するためのフイルタと、取入れ外気
中の塵埃を除去するフイルタとを、それぞれの通
風路内に配設することが一般に行なわれていた。
しかしながら、このような室内循環空気および
取入れ外気を除塵処理するフイルタを別々に設け
ることは、空気調和機内部への設置スペースや保
守、点検等の面から問題をもつものであつた。す
なわち、上述したフイルタにおいてその除塵性能
を発揮させるには濾過面積を大きくとることが必
要で、このためフイルタを設置する通風路はでき
るだけ広いことが望まれる。しかし、このような
通風路において広い個所は少なく、このような空
気調和機内部に二つのフイルタを別々に組込むこ
とは、送風機や熱交換器などといつた他の部材と
の関係もあり、この空気調和機全体の大型化に繋
がる。これは、送風機よりも上流側の通風路を部
分的に広げ、その部分にフイルタを配設する等の
対策を必要とされることから明らかであろう。
さらに、上述したように別々に配設されている
フイルタの保守、点検は、通常、機体の別々の個
所に設けられる開閉扉を開けて行なうことが必要
とされ、その煩雑さは避けられない。たとえば天
井据付型の空気調和機では、上述したフイルタの
配設位置によつては、天井側にも保守、点検用の
扉を設けることが必要とされ、実用上から好まし
いものではない。特に、この種のフイルタは、他
の部品に比べて洗浄、交換等といつた保守作業を
頻繁に必要とするもので、このような室内循環空
気および取入れ外気用のフイルタを別々に設ける
ことは実用面から大きな問題であつた。
また、上述した二種類のフイルタを、別個に機
体内に組込むようにすることは、部品点数等の増
加を招き、コスト高に繋がるばかりでなく、組立
性などの面からも問題となるもので、これらの問
題点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望
まれている。
なお、実公昭49−2628号公報には、空気清浄機
において、室内に吸入される外気の吸気通路と室
外に排気される室内空気の排気通路とを、互いに
交叉するように形成した熱交換器が開示されてい
るが、これは両空気流間での熱交換を目的として
いるものであり、またその外気が通る吸気通路部
分には空気濾過材が設けられているものの、室外
に排気される室内空気側の通路ではこのような濾
過材は不要とされるものである。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、濾材の通風路を交互に直交させて積層したフ
イルタを、機体の室内循環空気風路と外気取入風
路に直交して配設してなる。一個のフイルタユニ
ツトで、二風路の汚染空気を同時に除塵処理し得
るようにした空気調和機を提供するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る空気調和機の一実施例を
示すものであり、図において1は空気調和機の機
体、2は空気吸込口、3は第2図からも明らかな
ようにフイルタユニツト枠3a内に濾材3bの通
風路を交互に直交させて積層することで形成され
互いに独立した二風路の空気中の塵埃を除去する
第1および第2のフイルタA,Bからなるフイル
タユニツト、4は送風機、5は冷却媒体または加
熱媒体と送風機4により吸込まれた空気とを熱交
換する周知の熱交換器、6は機体1の吸込口2と
送風機4間に設けられた外気取入口、7は冷戻時
に熱交換器5での結露水などのドレン水を受ける
ドレンチヤンバ、9はチヤンバ8により配分され
た空気の吹出口である。
このような構成による空気調和機において、熱
交換器5に冷却媒体または加熱媒体を流し、空気
調和機1のスイツチ(図示せず)をオンすると、
送風機4が運転を開始する。まず、室内の汚染空
気は吸込口2より吸引され、第1のフイルタAを
通過する時に室内空気中の塵埃は除去される。ま
た、このとき、機体1の外気取入口から吸引され
た外気も室内空気と直交して第2のフイルタBを
通過し除塵される。そして、清浄空気のみが送風
機4を通つて熱交換器5に入つて冷却または加熱
された後、チヤンバ8に送られ、吹出口9から冷
気または暖気となつて室内へ放出される。
以上説明したように、本考案に係る空気調和機
によれば、濾材の通風路を交互に直交させて積層
したフイルタユニツトを機体の室内循環空気風路
と外気取入風路に直交して配設するようにしたの
で、単一のフイルタユニツトで二風路の汚染空気
が処理可能となり、これによりこのフイルタユニ
ツトを機体内で最も広くかつ他の機器との配設位
置関係においても効率のよい所に配設することが
でき、設置スペース等の面から優れ、またフイル
タの保守、点検等を行なうにあたつても、一個所
をよいため作業性に優れ、しかも従来のような開
閉扉等の問題もなく、また組込み部品点数が削減
されるため、組立作業も容易に行なえ、コスト的
にも有利である等の実用上種々優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空気調和機の一実施例を
示す縦断面図、第2図はその要部となるフイルタ
ユニツトの斜視図である。 1……機体、2……吸込口、3……フイルタユ
ニツト、4……送風機、5……熱交換器、6……
外気取入口、9……吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口と吹出口とを有する機体と、前記吸込口
    と吹出口との間に形成された通風路と、この通風
    路内でその吸込口側から順次配設されたフイルタ
    ユニツト、送風機および熱交換器と、前記吸込口
    と送風機間の機体に設けられた外気取入口から前
    記通風路に直交して送風機に流通する取入れ外気
    用の通風路を備え、前記フイルタユニツトを、前
    記取入れ外気用の通風路を流れる気流を濾過する
    第1のフイルタとこの第1のフイルタと直交して
    配設され前記吸込口から送風機へ流通する室内循
    環空気流を濾過する第2のフイルタとから構成し
    たことを特徴とする空気調和機。
JP1983110286U 1983-07-15 1983-07-15 空気調和機 Granted JPS6018423U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983110286U JPS6018423U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983110286U JPS6018423U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018423U JPS6018423U (ja) 1985-02-07
JPS6325457Y2 true JPS6325457Y2 (ja) 1988-07-12

Family

ID=30256552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983110286U Granted JPS6018423U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018423U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4685476B2 (ja) * 2005-03-09 2011-05-18 三菱電機株式会社 換気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6018423U (ja) 1985-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102175153B1 (ko) 환기겸용 실내공기정화시스템
JPS6325457Y2 (ja)
JP3747570B2 (ja) 換気装置
JP2001165484A (ja) 換気装置
JP2925916B2 (ja) 空気調和機
KR102057687B1 (ko) 듀얼타입 열교환 환기장치
JPH07101116B2 (ja) 空気調和機
JPS6023731A (ja) 空気調和ユニツト
JPH08261531A (ja) クリーンルームシステム
JP2680761B2 (ja) 空気調和装置
JPH0634175A (ja) 空気清浄化空調換気装置
KR102445933B1 (ko) 배기바이패스 무덕트 환기장치
JP2597853B2 (ja) クリーンルーム
JPH0370140B2 (ja)
JP2532033B2 (ja) 還気ユニット分離型空気調和機
JPH0641073Y2 (ja) 熱交換器付換気装置
JPH0514105Y2 (ja)
JP2549212B2 (ja) 空気調和装置
JPH0678825B2 (ja) 天井取付形空気調和装置
JPH0710172Y2 (ja) 空気調和機
JPS63135728A (ja) 空調用室内機
JPH02233928A (ja) 空調換気装置
JPH0725551Y2 (ja) 天井埋込ダクト型空気調和機
KR20050111157A (ko) 환기시스템
JP2574937B2 (ja) 空気調和装置