JPH08261531A - クリーンルームシステム - Google Patents

クリーンルームシステム

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JPH08261531A
JPH08261531A JP7067327A JP6732795A JPH08261531A JP H08261531 A JPH08261531 A JP H08261531A JP 7067327 A JP7067327 A JP 7067327A JP 6732795 A JP6732795 A JP 6732795A JP H08261531 A JPH08261531 A JP H08261531A
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豊 五十嵐
Muneo Fukuoka
宗男 福岡
Kyoichi Nakano
恭一 中野
Kenichi Uchiyama
憲一 内山
Masaharu Iwamiya
正治 岩宮
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フアンモータ効率を改善、スペースの有効利
用によるフイルタの保守を容易にし、室内温度分布を均
一化し管理の容易なクリーンルームシステムの提供。 【構成】 清浄度の高い第1エリア3とそれ以外の第2
エリア4からなり、エリア3の天井に個別に交換可能な
複数フイルタユニツト6を配設し、ユニツト6の上側に
陽圧チヤンバー16を形成し、エリア4の天井側に空調
気をチヤンバー16内に供給するためのフアンユニツト
5を所定のフイルターユニツト毎に設け、エリア3,4
の床14は空気の流通可能とし、この床下に相互に連通
する床下チヤンバ15を形成し、エリア3と4の境界部
の床下チヤンバ内に冷水コイル13を設け、エリア3の
フイルタユニツトを通過した清浄気はダウンフローを形
成し床下チヤンバに流入し冷水コイルを通りエリア4側
に流入しその床を通りアツプフローを形成し、フアンユ
ニツト5に吸引される空気流を形成するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清浄空気を供給して循
環させるクリーンルームシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や半導体装置製造工場等において、
特に清浄度の高い環境を必要とする部屋や領域はクリー
ンルームとして構成される。このようなクリーンルーム
として、ULPAフィルター等の超高性能フィルターと
ファンを組合せた複数台のファン−フィルターユニット
を天井内に設置し、これらのファン−フィルターユニッ
トから清浄空気を天井から床に向けて送風してダウンフ
ローを形成し、これを部屋の側壁あるいは床面を通過さ
せてファンあるいは空調機に戻して循環させる垂直層流
式クリーンルームシステムが開発されている。
【0003】従来の垂直層流式クリーンルームシステム
においては、交換可能な個々のフィルターごとに小型フ
ァンを一体的に設けてファン−フィルターユニットを構
成し、このファン−フィルターユニットをクリーンルー
ムの天井面全体に配設していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クリーンルームシステムにおいては次のような問題点が
あった。
【0005】小型ファンを多数用いるため、ファン効
率やモータ効率が悪く大きな消費電力を必要としランニ
ングコストが上昇する。
【0006】ファンのメンテナンスを天井裏から行う
ため天井面を構成するフィルターの上側に広いスペース
を必要とする。
【0007】一様に温度調整された空調エアーとそれ
に比べ大量の循環エアーがファン−フィルターユニット
を介してクリーンルーム全体に吹出されるため、クリー
ンルーム内の各種装置の配置によってその発熱量に応じ
て温度分布のムラが生じ易い。
【0008】フィルターごとにファンを一体化するた
めファンの台数が多くなり、その管理やメンテナンスが
面倒となり、また駆動制御システムが複雑で高価となり
イニシャルコストを増加させる。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたものであって、ファンのモータ効率を改善し、スペ
ースを有効に利用してフィルターのメンテナンスを容易
にし、室内の温度分布を均一化し、駆動制御や管理が容
易なクリーンルームシステムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、清浄度の高い第1エリアとそれ以外の
第2エリアをパーティションにて区画し、第1エリアの
天井側に個別に交換可能な複数のフィルターユニットを
配設し、これらのフィルターユニットの上側に陽圧チャ
ンバーを形成し、第2エリアの天井側に、空調された空
気を上記陽圧チャンバー内に供給するためのファンユニ
ットを所定数のフィルターユニットごとに設置し、上記
第1および第2エリアの床は空気が流通可能とし、この
床下に相互に連通する床下チャンバーを形成し、上記第
1および第2エリアの境界部の床下チャンバー内に冷水
コイルを設け、上記第1エリアのフィルターユニットを
通過した清浄空気は、ダウンフローを形成して床下チャ
ンバー内に流入し、ここで上記冷水コイルを通過して第
2エリア側に流入しその床を通過してアップフローを形
成して上記ファンユニットに吸引される空気流を形成す
るように構成したことを特徴とするクリーンルームシス
テムを提供する。
【0011】好ましい実施例においては、前記フィルタ
ーユニットを保持する枠材の外周部分に前記陽圧チャン
バーと気密的に分離した陰圧部を形成し、この陰圧部を
前記ファンユニットの吸込側に連結したことを特徴とし
ている。
【0012】別の好ましい実施例においては、前記ファ
ンユニットは、筐体と、この筐体内に設けたファンと、
ファン吸込側の筐体内に設けた加湿器と、ファン吸込側
の筐体に設けた循環空気吸込口と、ファン吸込側の筐体
に接続する空調エアーダクトおよび前記陰圧部に連結す
る負圧吸込ダクトと、前記陽圧チャンバーに接続する吹
出し口とからなることを特徴としている。
【0013】
【作用】第1エリアの天井に複数のフィルターユニット
が設けられ、所定数のフィルターユニットごとに第2エ
リアの天井側にファンユニットが設けられる。フィルタ
ーユニットの上面側には他の機器は設置されず陽圧チャ
ンバーが形成される。この陽圧チャンバーは、その中に
作業員が入りフィルタ−ユニットの保守点検や交換を行
う作業空間となり、小スペースでメンテナンスが容易に
できる。ファンユニットの送風作用により第1エリア天
井内のフィルターユニット上面側は陽圧となり、フィル
ターユニットを通して清浄空気がダウンフローを形成し
て室内に流れる。清浄空気は床を通過して床下チャンバ
ーに流入し、第1エリアと第2エリアの境界部に設けた
冷水コイルを通過して温度調整される。温度調整された
空気は、第2エリアの床を通過してアップフローを形成
しファンユニットに吸引され加湿器にて所定の湿度まで
加湿される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るクリーンルーム
の平面図であり、図2はその立面図である。空調すべき
領域は、複数のワーキングエリア2および3と各ワーキ
ングエリア3に隣接するメンテナンスエリア4により構
成される。ワーキングエリア3には、例えば医療設備あ
るいは半導体装置製造ライン等における極めて清浄度の
高い空気環境を必要とする各種装置(図示しない)が設
置される。各ワーキングエリア3、3間にはワーキング
エリア3に比べ清浄度の低いメンテナンスエリア4が設
けられる。このメンテナンスエリア4は、例えばワーキ
ングエリア3内の装置を作業員が操作したり保守点検を
行ったり、あるいはさほど清浄度を必要としない各種医
療機器や製造ラインを設置して比較的多数の作業員が各
種操作を行うために出入りする場所である。ワーキング
エリア3とメンテナンスエリア4との間にはパーティシ
ョン12が設けられる。このパーティション12は必要
に応じて設置し、場合によってはなくてもよい。ワーキ
ングエリア3とメンテナンスエリア4は交互に並列して
設けられ、その側縁(図1では上側)に沿って例えば側
壁(図示しない)で隔てられた別のワーキングエリア2
が設けられる。このワーキングエリア2は例えば通路と
して使用してもよい。
【0015】各ワーキングエリア2、3の天井側にはU
LPAフィルター等の超高性能フィルターからなる多数
のフィルターユニット6が個別に着脱交換可能に設けら
れる。フィルターユニット6として用いるフィルターは
クリーンルームの用途や必要とする清浄度に応じて各種
選択可能である。これらのフィルターユニット6の上面
側には他の機器(後述のファンユニット等)は設置され
ず陽圧チャンバー16を構成する空間が形成される。従
って、ワーキングエリアの天井裏でのメンテナンス作業
はフィルターユニットの保守点検や交換作業のみであ
り、天井裏での作業が容易にできる。また、この陽圧チ
ャンバー16内には他の機器が設置されないため、作業
員が入ってフィルターユニット6の保守点検や交換等の
作業ができる程度の空間が容易に確保できる。
【0016】ワーキングエリア3に清浄空気を送り込む
ための複数台のファンユニット5がメンテナンスエリア
4の天井側に設けられる。1台のファンユニット5が所
定の複数のフィルターユニット6に対応して設置され
る。同様に、ワーキングエリア2に清浄空気を送り込む
ための複数台のファンユニット5’がメンテナンスエリ
ア4の天井側に設けられる。
【0017】各メンテナンスエリア4の天井側には、各
ワーキングエリア3に対応して、図示しない空調機より
延長された外気供給ダクト9およびクリーンルーム内の
空気を外部に排出するための排気ダクト11が設けられ
る。この外気供給ダクト9は、空調エアーダクト10を
介して各ファンユニット5に接続される。また、各ファ
ンユニット5は、吐出ダクト7を介してワーキングエリ
ア3上の陽圧チャンバー16に接続されるとともに、負
圧吸引ダクト8を介して各フィルターユニット6の側面
に形成された陰圧チャンバー(後述)に接続される。ワ
ーキングエリア2に対するファンユニット5’について
も実質上これと同様の構成である。
【0018】各ワーキングエリア3およびメンテナンス
エリア4の床は空気が流通するアクセスフロア14とし
て構成されその下面側に床下チャンバー15が形成され
る。ワーキングエリア3とメンテナンスエリア4との境
界部の床下チャンバー15に冷水コイル13が設置され
る。
【0019】給気ダクト9を介して矢印A(図1)のよ
うに送られた空調された外気は、給気連結用の空調エア
ーダクト10を介して各ファンユニット5、5’に導入
され、吐出ダクト7を介して矢印B(図2)のように陽
圧チャンバー16内に吹出される。陽圧チャンバー16
に送られた空調された空気は、フィルターユニット6を
通過して極めて清浄度の高いクリーンエアーのダウンフ
ローCを形成してワーキングエリア3内を上から下に向
けてほぼ垂直に流れる。なお、このとき陽圧チャンバー
16に送り込まれた空調空気の一部はフィルターユニッ
ト6の側面の陰圧部から負圧吸引ダクト8を介してファ
ンユニット5に戻される。このようにフィルターユニッ
ト6の側面に陰圧部を形成して、この陰圧部をファンユ
ニット5の吸込み側に接続することにより、フィルター
ユニット6を通さずにワーキングエリア3内に空気が送
り込まれることを防止して、ワーキングエリア内の空気
を所定の清浄度に保つことができる。
【0020】ワーキングエリア3内にダウンフローCを
形成して流れる清浄空気は、アクセスフロアー14を通
過して床下チャンバー15内に流入する。ワーキングエ
リア3の床下に流入した空気は冷水コイル13を通過し
て隣のメンテナンスエリア4側の床下チャンバー15内
に流入する。この冷水コイル13を通過することによ
り、空気が所定の温度に冷却され温度調整されるととも
に除湿されて、適度に温湿度制御された空気が形成され
る。この冷水コイル13を通過した空気は、メンテナン
スエリア4のアクセスフロア14を通過してアップフロ
ーDを形成して天井側のファンユニット5に戻される。
ワーキングエリア3内に供給された清浄空気の一部は、
ワーキングエリア3の下部あるいは床下チャンバー15
内その他適当な位置に設けた排気口(図示しない)を介
して排気ダクト11に導入され外部に排出される。
【0021】図3は、ファンユニット5の詳細図であ
り、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。このファンユニット5は、外側ケーシングを構
成する筐体16と、この筐体16内に設けたファン17
と、ファン17の吸込み側に設けた蒸気加湿器18と、
プレフィルター19とを具備している。プレフィルター
19の前面側の筐体16には循環エアの吸込み口20が
設けられる。21は点検口である。筐体16の、ファン
17の吸込み側の側面部には、前述のフィルターユニッ
ト6の側面陰圧部に接続する負圧吸引ダクト8および給
気ダクト9に接続する空調エアーダクト10が設けられ
る。また、筐体16の、ファン17の吐出側には吐出ダ
クト7が設けられる。ファン17の容量や風量は、1台
のファンユニットでまかなうフィルターユニット6の数
に応じて定められる。
【0022】図4は、フィルターユニット6の周辺部の
構成説明図である。ULPAフィルターからなるフィル
ターユニット6は、フィルター材6aと鉄板等からなる
外枠26とを一体的に組合せた構成であり、外枠26の
上縁にはシール材27が設けられる。このフィルターユ
ニット6はその側面部でアルミの押出し成型体等からな
る支持枠材23に取付けられる。この支持枠材23には
シール材27を介して封止金具25が固定される。この
封止金具25の下縁はフィルターユニット6の外周部上
縁のシール材27内に圧入され、フィルターユニット6
の側面部を気密的にシールする。支持枠材23の外側に
はチャンネル材等からなるフレーム24が設けられ、そ
の上部にパーティション12が固定される。支持枠材2
3の下側にも、前述のワーキングエリア3とメンテナン
スエリア4を分離するパーティション12が固定され
る。
【0023】フィルターユニット6の外枠26の側面部
には陰圧空間40が形成される。支持枠材24の適当な
位置には、陰圧導孔28が形成され、フィルターユニッ
ト6の外枠26側の陰圧空間40とフレーム24の内部
の陰圧空間40とを連通させる。このフレーム24の適
当な位置に前述のファンユニットに対応して負圧吸込み
ダクト8が取付けられる。
【0024】図5は本発明に係るクリーンルームシステ
ムの全体構成図であり、図6はその制御系統図である。
なお、上記実施例と同じまたは対応する部材には同じ番
号を付して説明を省略する。
【0025】外気処理用空調機29は、HEPAフィル
ター等の高性能フィルター30を介してクリーンルーム
内の給気ダクト9に接続される。排気ダクト11は排気
ファン31に接続されクリーンルーム内の空気を一部排
気する。空調機29は、外気(矢印E)を所定の温湿度
に制御し、これを各ファンユニット5に送風する。各フ
ァンユニット5では、ワーキングエリア3での湿度条件
を満たす補正加湿を蒸気加湿器18により行う。また、
床下チャンバー15内の冷水コイル13により、ワーキ
ングエリア3内の発熱を処理するとともにフィルターユ
ニット6を通過してワーキングエリア3に吹出される清
浄空気の温湿度を制御する。このような温湿度制御のた
めに空調機29の吐出口およびフィルターユニット6の
吹出し面側に温度センサーTおよび湿度センサーHが設
けられる。このような制御により、ファンユニット5ご
とにワーキングエリア3内が温湿度制御され発熱量の大
小に応じた領域ごとに最適な温湿度制御が行われる。ま
た、冷水コイル13を床下に設けることにより、長い空
調サプライダクトやレタンダクトが不要になり、ファン
ユニット5の構成が簡素化し天井内の小スペース内にコ
ンパクトに収めることができる。
【0026】制御装置33は、図6に示すように、各々
のファンユニット5や空調機29および冷水コイル13
に対応して設けられた制御器34にモジュラーケーブル
35を介して連結される。各制御器34は、温度センサ
ーTや湿度センサーHの検出信号およびワーキングエリ
ア3と外部との差圧を検出する圧力センサーPからの差
圧信号、および各ファンユニット5の吐出口における風
速を検出する風速センサーFの検出信号をA/D変換器
(図示しない)等を介して制御装置33に送る。制御装
置33は予め作成されたプログラムに従って各検出デー
タに基づいて各機器の駆動制御を行う。即ち、温度デー
タおよび湿度データに基づいて空調機29の冷水および
温水コイルや加湿器等を開閉するための電磁弁36およ
び床下チャンバー内の冷水コイル13の電磁弁36の開
閉制御を行う。また、圧力センサーPからの差圧信号に
基づいて空調機29のインバータ制御を行いこれにより
ファンの回転数を制御する。制御装置33は、中央監視
装置32に連結され、制御条件の入力や運転状態のデー
タ出力の画面表示あるいはプリントを行うことができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、クリーンエリアの天井面に交換可能な複数のフィル
ターユニットを設け、所定数のフィルターユニットごと
に別のエリアの天井内にファンユニットを設け、かつ床
下に温湿度制御用の冷水コイルを設けているため、従来
のファンとフィルターとを一体的に組合せた構成に比
べ、能力の大きいファンを用いることができ、ファン動
力の効率を高め消費電力を低減させることができる。ま
た、ファンの台数が少なくなるため、制御や管理が容易
にできコストの低減が図られる。また、ファンユニット
ごとに温湿度制御ができるため、室内機器の発熱分布に
応じて発熱に対処することができクリーンルーム内を均
一な温度分布にすることができる。また、フィルターユ
ニットの上面には機器が設置されないため天井裏からの
機器のメンテナンスは不要となりフィルターユニット交
換に伴う作業のみとなるため、天井裏に広いスペースを
必要とすることなく充分やりやすい状態でフィルターユ
ニットのメンテナンス作業を行うことができる。また、
温湿度制御用の冷水コイルを床下に設けることにより、
長い空調サプライダクトやレタンダクトが不要になり、
ファンユニットの構成が簡素化し天井内の小スペース内
にコンパクトに収めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の平面図である。
【図2】 本発明の実施例の立面図である。
【図3】 本発明の実施例で用いるファンユニットの構
成図である。
【図4】 本発明の実施例のフィルターユニット周辺の
構成図である。
【図5】 本発明の実施例のシステム全体構成図であ
る。
【図6】 本発明の実施例の制御系統図である。
【符号の説明】
3:ワーキングエリア(第1エリア) 4:メンテナンスエリア(第2エリア) 5:ファンユニット 6:フィルターユニット 13:冷水コイル 14:アクセスフロア 15:床下チャンバー 16:陽圧チャンバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 憲一 東京都中央区京橋二丁目5番12号 東洋熱 工業株式会社内 (72)発明者 岩宮 正治 東京都中央区京橋二丁目5番12号 東洋熱 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清浄度の高い第1エリアとそれ以外の第
    2エリアをパーティションにて区画し、 第1エリアの天井側に個別に交換可能な複数のフィルタ
    ーユニットを配設し、これらのフィルターユニットの上
    側に陽圧チャンバーを形成し、 第2エリアの天井側に、空調された空気を上記陽圧チャ
    ンバー内に供給するためのファンユニットを所定数のフ
    ィルターユニットごとに設置し、 上記第1および第2エリアの床は空気が流通可能とし、
    この床下に相互に連通する床下チャンバーを形成し、 上記第1および第2エリアの境界部の床下チャンバー内
    に冷水コイルを設け、 上記第1エリアのフィルターユニットを通過した清浄空
    気は、ダウンフローを形成して床下チャンバー内に流入
    し、ここで上記冷水コイルを通過して第2エリア側に流
    入しその床を通過してアップフローを形成して上記ファ
    ンユニットに吸引される空気流を形成するように構成し
    たことを特徴とするクリーンルームシステム。
  2. 【請求項2】 前記フィルターユニットを保持する枠材
    の外周部分に前記陽圧チャンバーと気密的に分離した陰
    圧部を形成し、 この陰圧部を前記ファンユニットの吸込側に連結したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ファンユニットは、筐体と、この筐
    体内に設けたファンと、ファン吸込側の筐体内に設けた
    加湿器と、ファン吸込側の筐体に設けた循環空気吸込口
    と、ファン吸込側の筐体に接続する空調エアーダクトお
    よび前記陰圧部に連結する負圧吸込ダクトと、前記陽圧
    チャンバーに接続する吹出し口とからなることを特徴と
    する請求項1に記載のクリーンルームシステム。
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