JPH02178547A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH02178547A JPH02178547A JP63335079A JP33507988A JPH02178547A JP H02178547 A JPH02178547 A JP H02178547A JP 63335079 A JP63335079 A JP 63335079A JP 33507988 A JP33507988 A JP 33507988A JP H02178547 A JPH02178547 A JP H02178547A
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Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体製造等の電子工業に使用される空気調
和装置に係り、特に、浄化空気領域から排出された空気
の流れる方向を規制した空気調和装置に関する。
和装置に係り、特に、浄化空気領域から排出された空気
の流れる方向を規制した空気調和装置に関する。
半導体装置等の製造においては、塵埃の混入や温度、湿
度の変化を極端に嫌う。特に、製品の高集積化に伴って
、これまで以上に室内環境の高清浄度が要求されるよう
になってきた。この半導体装置製造に用いられる空間は
クリーンルームと呼ばれて、空気調和装置として構成さ
れている。
度の変化を極端に嫌う。特に、製品の高集積化に伴って
、これまで以上に室内環境の高清浄度が要求されるよう
になってきた。この半導体装置製造に用いられる空間は
クリーンルームと呼ばれて、空気調和装置として構成さ
れている。
一般にクリーンルームは、トンネル構造と全面垂直層流
構造に大別され、使用目的によって選択される。近時、
省エネルギーの観点から構成される装置の特徴は、稼動
状況に応じた特定の装置域ごとの空調制御ができるトン
ネル構造のものが注目されている。この種のクリーンル
−ムとしては、例えば、特公昭62−31258号公報
に開示されたものが挙げられる。
構造に大別され、使用目的によって選択される。近時、
省エネルギーの観点から構成される装置の特徴は、稼動
状況に応じた特定の装置域ごとの空調制御ができるトン
ネル構造のものが注目されている。この種のクリーンル
−ムとしては、例えば、特公昭62−31258号公報
に開示されたものが挙げられる。
トンネル形クリーンルームは、建屋内に設置される空気
清浄調和装置として構成される。
清浄調和装置として構成される。
この装置は、各種の処理装置を配置する装置配置領域と
、作業者が移動する通路となると共に処理装置を操作す
る作業領域(以後この円領域を合わせて浄化空気領域と
いうことがある。)と、処理装置のメンテナンスを行う
保全領域とに区分けされている。装置配置領域及び作業
領域の各天井部には、超高性能フィルタとファンとを組
み合わせて配置された空気浄化装置がそれぞれ独立して
設けられ、空気調和機から導かれた空気をファンで加圧
し、超高性能フィルタにより清浄化した後、吹出口を通
して各領域内に吹き出すようになっている。
、作業者が移動する通路となると共に処理装置を操作す
る作業領域(以後この円領域を合わせて浄化空気領域と
いうことがある。)と、処理装置のメンテナンスを行う
保全領域とに区分けされている。装置配置領域及び作業
領域の各天井部には、超高性能フィルタとファンとを組
み合わせて配置された空気浄化装置がそれぞれ独立して
設けられ、空気調和機から導かれた空気をファンで加圧
し、超高性能フィルタにより清浄化した後、吹出口を通
して各領域内に吹き出すようになっている。
また、各領域の下部には床下排気部があり、排出空気は
建屋外に排出されるか、あるいは床下排気部から保全領
域に入り、保全領域に空気調和機が設置されている場合
は、その空気調和機に導かれ、温度及び湿度が再度調整
され、浄化空気領域の天井部に配置された空気浄化装置
を経て再び浄化空気領域に供給される。
建屋外に排出されるか、あるいは床下排気部から保全領
域に入り、保全領域に空気調和機が設置されている場合
は、その空気調和機に導かれ、温度及び湿度が再度調整
され、浄化空気領域の天井部に配置された空気浄化装置
を経て再び浄化空気領域に供給される。
ところが、上記従来の空気調和装置nにJiいては、床
下排気部が隣接する浄化空気領域間で共用されているた
め、ある浄化空気領域からの排気が床下排気部を経由し
て隣接した浄化空気領域に流れ込んでしまうことがあっ
た。作業者の髪、紙の繊維、金属粉など、一つの浄化空
気領域で発生した塵埃を含んだ浄化度の低くなった空気
が、直接、隣接浄化空気領域に流入してしまうとか、化
学薬品を扱う作業等を行う場合に、その蒸気が他の浄化
空気領域に入り込み、他の浄化空気領域における作業に
著しく悪影響を及ぼすという問題があっjこ。
下排気部が隣接する浄化空気領域間で共用されているた
め、ある浄化空気領域からの排気が床下排気部を経由し
て隣接した浄化空気領域に流れ込んでしまうことがあっ
た。作業者の髪、紙の繊維、金属粉など、一つの浄化空
気領域で発生した塵埃を含んだ浄化度の低くなった空気
が、直接、隣接浄化空気領域に流入してしまうとか、化
学薬品を扱う作業等を行う場合に、その蒸気が他の浄化
空気領域に入り込み、他の浄化空気領域における作業に
著しく悪影響を及ぼすという問題があっjこ。
また、上記従来の空気調和装置においては、浄化空気領
域および保全領域をその内部に設けた建屋のコーナー部
、すなわち建屋の天井と側壁の交わる部分、床下排気部
の床面と建屋側壁の交わる部および建屋四隅の各コーナ
ー部において、空気の流れが乱れる事があった。同じよ
うに、二つの浄化空気領域間の保全領域の上方空間に2
3いても、両方の浄化空気領域の上方から互いに逆向き
の空気流が流れ込んでくるので、これらが乱流を生じる
ことがある。このため、空気流の乱れに伴って、塵埃が
舞い上がり、化学薬品のガスが周囲に拡散し、浄化空気
領域の空気の清浄度に悪影響を及ぼすといった問題があ
った。
域および保全領域をその内部に設けた建屋のコーナー部
、すなわち建屋の天井と側壁の交わる部分、床下排気部
の床面と建屋側壁の交わる部および建屋四隅の各コーナ
ー部において、空気の流れが乱れる事があった。同じよ
うに、二つの浄化空気領域間の保全領域の上方空間に2
3いても、両方の浄化空気領域の上方から互いに逆向き
の空気流が流れ込んでくるので、これらが乱流を生じる
ことがある。このため、空気流の乱れに伴って、塵埃が
舞い上がり、化学薬品のガスが周囲に拡散し、浄化空気
領域の空気の清浄度に悪影響を及ぼすといった問題があ
った。
そこで、本発明の目的は一つの浄化空気領域より排出し
た空気が、床下排気部を経て隣接浄化空気領域に流入す
ることを防止し、かつ、浄化空気領域および保全領域を
その内部に設けた建屋のコーナー部あるいは保全領域上
方空間における空気流の乱れの発生を防止した空気調和
装置を提供することである。
た空気が、床下排気部を経て隣接浄化空気領域に流入す
ることを防止し、かつ、浄化空気領域および保全領域を
その内部に設けた建屋のコーナー部あるいは保全領域上
方空間における空気流の乱れの発生を防止した空気調和
装置を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために、上部に空気浄化装
置を備えた浄化空気領域から排出した空気を、浄化空気
領域と隔壁を介して隣接して設けた保全領域に導く、床
下排気部を萌記両領域の下方に形成し、保全領域下方の
床下排気部に、あるいは浄化空気領域と保全領域をその
内部に設けた建屋のコーナー部および保全領域上方の建
屋天井部に、通風誘導部材を設けた空気調和装置を提供
するものである。
置を備えた浄化空気領域から排出した空気を、浄化空気
領域と隔壁を介して隣接して設けた保全領域に導く、床
下排気部を萌記両領域の下方に形成し、保全領域下方の
床下排気部に、あるいは浄化空気領域と保全領域をその
内部に設けた建屋のコーナー部および保全領域上方の建
屋天井部に、通風誘導部材を設けた空気調和装置を提供
するものである。
空気浄化装置で清浄化された空気は、浄化空気領域の室
内に吹き出されるが、浄化空気領域から床下排気部に排
出された空気の一部は、保全領域側の床下排気部に流れ
込む。このとき、保全領域下部の床下排気部には通風誘
導部材があるので、浄化空気領域側の床下排気部から流
れ込んできた空気は通風誘導部材により、上方に流れの
向きを変え、保全領域に導かれる。したがって一つの浄
化空気領域から排出し、保全領域側の床下排気部に流入
した清浄度の低くなった空気が、隣接した浄化空気領域
に流入するおそれがなくなる。また、この通風誘導部材
の表面に塵埃吸若用の粘着性マットまたは静電マットを
被覆した場合には、塵埃除去効果が向上する。さらに、
通風誘導部材上に吸看剤含有フィルタを付設した場合に
は、化学薬品の蒸気等の除去効果もあり、空気浄化作用
が一層促進される。
内に吹き出されるが、浄化空気領域から床下排気部に排
出された空気の一部は、保全領域側の床下排気部に流れ
込む。このとき、保全領域下部の床下排気部には通風誘
導部材があるので、浄化空気領域側の床下排気部から流
れ込んできた空気は通風誘導部材により、上方に流れの
向きを変え、保全領域に導かれる。したがって一つの浄
化空気領域から排出し、保全領域側の床下排気部に流入
した清浄度の低くなった空気が、隣接した浄化空気領域
に流入するおそれがなくなる。また、この通風誘導部材
の表面に塵埃吸若用の粘着性マットまたは静電マットを
被覆した場合には、塵埃除去効果が向上する。さらに、
通風誘導部材上に吸看剤含有フィルタを付設した場合に
は、化学薬品の蒸気等の除去効果もあり、空気浄化作用
が一層促進される。
また、通風誘導部材が建屋のコーナー部および保全領域
上方の天井部に設けられているので空気の流れは、1!
屋内のすべての空間で乱れを生じることか無くなり、し
たがって、塵埃または化学薬品等の蒸気が周囲に拡散す
ることもない。
上方の天井部に設けられているので空気の流れは、1!
屋内のすべての空間で乱れを生じることか無くなり、し
たがって、塵埃または化学薬品等の蒸気が周囲に拡散す
ることもない。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の空気調和装置の一部概略縦断面図で
ある。空気調和装置1の建屋10内に構成される部分は
、装置配置領域11と作業領域12(以下これを合わせ
て浄化空気領域11.12と呼ぶことがある。、)と、
これらの浄化空気領域11.12とは隔壁16で区画さ
れた保全領域13と、この浄化空気領域11.12およ
び保全領域13の上方の天井裏部14および下方の床下
排気部15に大略区分されている。
ある。空気調和装置1の建屋10内に構成される部分は
、装置配置領域11と作業領域12(以下これを合わせ
て浄化空気領域11.12と呼ぶことがある。、)と、
これらの浄化空気領域11.12とは隔壁16で区画さ
れた保全領域13と、この浄化空気領域11.12およ
び保全領域13の上方の天井裏部14および下方の床下
排気部15に大略区分されている。
浄化空気領域lL12の天井部には空気浄化装置17が
設けてあり、これらの空気浄化装置17には浄化空気領
域11.12に面した位置に超高性能フィルタ18と、
保全領域13および天井裏部14側に吸入口をもら、装
置配置領域II側に吹き出し口をもつ7アン19aを備
えた7アンユニツ[9と、がそれぞれ配置されている。
設けてあり、これらの空気浄化装置17には浄化空気領
域11.12に面した位置に超高性能フィルタ18と、
保全領域13および天井裏部14側に吸入口をもら、装
置配置領域II側に吹き出し口をもつ7アン19aを備
えた7アンユニツ[9と、がそれぞれ配置されている。
浄化空気領域+112の下部の床面20および保全領域
13の下部の床面21は、すのこ状部材で形成され、隔
壁16の下方延長部に設けられたダンパ22をはさんで
、両床下面は床下排気部15を構成している。また、建
屋IOの外部に設けた空気調和機23よりダクト26を
介して温度、湿度の調整された空気が天井裏部14へ供
給される構成となっている。保全領域13下部の床下排
気部15のほぼ中央部には、通風誘導部材27が床下排
気部15の長手方向に沿って配置されている。
13の下部の床面21は、すのこ状部材で形成され、隔
壁16の下方延長部に設けられたダンパ22をはさんで
、両床下面は床下排気部15を構成している。また、建
屋IOの外部に設けた空気調和機23よりダクト26を
介して温度、湿度の調整された空気が天井裏部14へ供
給される構成となっている。保全領域13下部の床下排
気部15のほぼ中央部には、通風誘導部材27が床下排
気部15の長手方向に沿って配置されている。
また、第3図に@1図のA−A線で切断した本発明の空
気調和装置lの一部概略横断面図を示すように、本発明
の空気調和装置lは機材を搬送するため、あるいは作業
者の通路用の主搬送路29に対して、複数の空気浄化領
域11.12が直交して配置され、いわゆるベイ描込を
構成している。そして、この主搬送路29の上方には、
浄化空気領域11.12’と同様に空気浄化装置17が
設けらている。そして、主搬送路29と浄化空気領域
月、12の境界部の床下排気部15にも通風誘導部材2
7を配置しておく。
気調和装置lの一部概略横断面図を示すように、本発明
の空気調和装置lは機材を搬送するため、あるいは作業
者の通路用の主搬送路29に対して、複数の空気浄化領
域11.12が直交して配置され、いわゆるベイ描込を
構成している。そして、この主搬送路29の上方には、
浄化空気領域11.12’と同様に空気浄化装置17が
設けらている。そして、主搬送路29と浄化空気領域
月、12の境界部の床下排気部15にも通風誘導部材2
7を配置しておく。
また保全領域13の下方の床下排気部15にはその長手
方向に沿って通風誘導部材27が配置されている。
方向に沿って通風誘導部材27が配置されている。
以上の構成からなる空気調和装置の作用を説明する。
空気調和機23にて所定の温度、湿度に調整された空気
(空調空気)は天井裏部14に送られ、ファン19aに
より空気浄化装置17に吸い込まれ、超高性能フィルタ
18によって塵埃等の除去がされた後、浄化空気領域1
1.12に吹さ出される。浄化空気領域11.12の床
面20がすのこ状であるため、吹き出された空気は天井
から床面に向かってダウン70−式に縦の層流となって
流れ、床下排気部15に達す。
(空調空気)は天井裏部14に送られ、ファン19aに
より空気浄化装置17に吸い込まれ、超高性能フィルタ
18によって塵埃等の除去がされた後、浄化空気領域1
1.12に吹さ出される。浄化空気領域11.12の床
面20がすのこ状であるため、吹き出された空気は天井
から床面に向かってダウン70−式に縦の層流となって
流れ、床下排気部15に達す。
床下排気部15では空気はダンパ22を通過して、保全
領域13側の床下排気部15に流れる。このとき、保全
領域13側の床下排気部15のほぼ中央には通風誘導部
材27があるため、ここに流入した空気は上方に向きを
変え床面21を経て保全領域13に流入する。保全領域
13はファン19aの吸引力により若干減圧状態にある
ので、−旦、保全領域I3に流入した空気は、ファン1
9aの方向に流れやすくなっている。また、このとき空
気は層流のアンプ70−となるので、この空気が排出し
た浄化空気領域11.12側の7アン19aにより吸引
され、隣接した浄化空気領域!!、12側のファン19
aへは吸引されない。
領域13側の床下排気部15に流れる。このとき、保全
領域13側の床下排気部15のほぼ中央には通風誘導部
材27があるため、ここに流入した空気は上方に向きを
変え床面21を経て保全領域13に流入する。保全領域
13はファン19aの吸引力により若干減圧状態にある
ので、−旦、保全領域I3に流入した空気は、ファン1
9aの方向に流れやすくなっている。また、このとき空
気は層流のアンプ70−となるので、この空気が排出し
た浄化空気領域11.12側の7アン19aにより吸引
され、隣接した浄化空気領域!!、12側のファン19
aへは吸引されない。
さらに、主搬送路29の上方の空気浄化装置17からも
下向きに浄化空気が吹き出され、浄化空気はすのこ状の
床面(図示せず。)を通って床下排気部15に導かれる
が、主搬送路29と浄化空気領域11゜12との境界部
にも通風誘導部材27が配置されているので、浄化空気
領域11.12方向からの清浄度の低くなった空気と床
下排気部15で混合するおそれはない。
下向きに浄化空気が吹き出され、浄化空気はすのこ状の
床面(図示せず。)を通って床下排気部15に導かれる
が、主搬送路29と浄化空気領域11゜12との境界部
にも通風誘導部材27が配置されているので、浄化空気
領域11.12方向からの清浄度の低くなった空気と床
下排気部15で混合するおそれはない。
この通風誘導部材27は、第4図(a)に示すように単
一部材からなるものでもよいが、第4図(b)に示すよ
うに、多数の部材をつなぎ合わせて床面に配置してもよ
い。また、多数の部材をつなぎ合わせて用いる場合には
、通風誘導が必要な箇所に適宜の個数配置することがで
き、また、撤去作業がじやすく、汚染度の高くなった通
風誘導部材27を選択的に取り除き、新しい部材と交換
することも容易となる。また、この通風誘導部材270
通風誘導側面27aは、通風の誘導−ヒ支障をさたす形
状以外のいかなる形状でもとり得るが、m4Z(a)に
示すような、凹面状の二つの通風誘導側面27aを有す
る断面略三角形のものが最も望ましい。しかし、第4図
(c)に示すように、平面状の通風誘導側面27aを有
する断面三角形ものであってもよい。
一部材からなるものでもよいが、第4図(b)に示すよ
うに、多数の部材をつなぎ合わせて床面に配置してもよ
い。また、多数の部材をつなぎ合わせて用いる場合には
、通風誘導が必要な箇所に適宜の個数配置することがで
き、また、撤去作業がじやすく、汚染度の高くなった通
風誘導部材27を選択的に取り除き、新しい部材と交換
することも容易となる。また、この通風誘導部材270
通風誘導側面27aは、通風の誘導−ヒ支障をさたす形
状以外のいかなる形状でもとり得るが、m4Z(a)に
示すような、凹面状の二つの通風誘導側面27aを有す
る断面略三角形のものが最も望ましい。しかし、第4図
(c)に示すように、平面状の通風誘導側面27aを有
する断面三角形ものであってもよい。
また、第4図(d)に示すように、この通風誘導部材2
7の通風誘導側面27aには、浄化空気領域11.12
から排出される、髪の毛、紙繊維、衣服の繊維、金属磨
耗粉などの塵埃を吸着するための粘着性マント27゛あ
るいは、静電マット27′を被覆しておけば空気浄化効
果にも役立つ。さらにメチルエチルケトン、アルコール
類等の溶剤またはアンモニア、過酸化水素、硝酸、フッ
化水素等の化学薬品の蒸気、あるいはその他の微粒子を
吸着させるために、第4図(e)に示すように通風誘導
部材27の頂部の一方または両方の通風誘導側面27a
に吸着剤含有フィルタ28を付設してもよい。このフィ
ルタ28はチタン系もしくはシリカ系の吸着剤を含有し
たものが望ましい。また、特定の薬品の使用領域は予め
決まっていることが多いので、各化学薬品に適した吸着
剤を含むフィルタ28を付設した通気誘導部材27を、
それぞれの化学薬品を使用する浄化空気領域11.12
に隣接する保全領域13の床下排気部15に設置してお
くことが好ましい。この吸着剤含有フィルタ28は通風
誘導側面27aに対して略垂直状にフィルタ面が配置さ
れるようにすると吸着効果が向上する。
7の通風誘導側面27aには、浄化空気領域11.12
から排出される、髪の毛、紙繊維、衣服の繊維、金属磨
耗粉などの塵埃を吸着するための粘着性マント27゛あ
るいは、静電マット27′を被覆しておけば空気浄化効
果にも役立つ。さらにメチルエチルケトン、アルコール
類等の溶剤またはアンモニア、過酸化水素、硝酸、フッ
化水素等の化学薬品の蒸気、あるいはその他の微粒子を
吸着させるために、第4図(e)に示すように通風誘導
部材27の頂部の一方または両方の通風誘導側面27a
に吸着剤含有フィルタ28を付設してもよい。このフィ
ルタ28はチタン系もしくはシリカ系の吸着剤を含有し
たものが望ましい。また、特定の薬品の使用領域は予め
決まっていることが多いので、各化学薬品に適した吸着
剤を含むフィルタ28を付設した通気誘導部材27を、
それぞれの化学薬品を使用する浄化空気領域11.12
に隣接する保全領域13の床下排気部15に設置してお
くことが好ましい。この吸着剤含有フィルタ28は通風
誘導側面27aに対して略垂直状にフィルタ面が配置さ
れるようにすると吸着効果が向上する。
なお、この通風誘導部材27を、作業領域12のほぼ中
央部に位置する床下排気部15にも配置しておけば、作
業領域12よりの空気の流れを乱すことはなく、左右に
分流して隣接した保全領域j3方向に排気させることか
でさる。 また、第2図に示すように、建屋10の天井
と側壁の交わる部分、床下排気室15の床面と側壁の交
わる部分および建屋10の四隅のそれぞれのコーナー部
および図示はしていないが二つの浄化空気領域11.1
2間の保全領域13上方の天井部に通風誘導部材27を
置けば、ここでも浄化空気領域11.12よりの空気の
流れを乱すことはなく、lI!屋1屋内0内気流を偏向
させることができる。特に、天井部に配置する通風誘導
部材27には塵埃または化学薬品等のガス吸着用のフィ
ルタを付設しておくと、天井部に浮遊しているこれらの
不純物を吸着除去できる。
央部に位置する床下排気部15にも配置しておけば、作
業領域12よりの空気の流れを乱すことはなく、左右に
分流して隣接した保全領域j3方向に排気させることか
でさる。 また、第2図に示すように、建屋10の天井
と側壁の交わる部分、床下排気室15の床面と側壁の交
わる部分および建屋10の四隅のそれぞれのコーナー部
および図示はしていないが二つの浄化空気領域11.1
2間の保全領域13上方の天井部に通風誘導部材27を
置けば、ここでも浄化空気領域11.12よりの空気の
流れを乱すことはなく、lI!屋1屋内0内気流を偏向
させることができる。特に、天井部に配置する通風誘導
部材27には塵埃または化学薬品等のガス吸着用のフィ
ルタを付設しておくと、天井部に浮遊しているこれらの
不純物を吸着除去できる。
本発明は保全領域下部の床下排気部に通風誘導部材が配
置されているので、ある浄化空気領域(装置配置領域、
作業領域)から保全領域側の床下排気部に流れ込んでさ
た浄化度の低下した空気を上方の保全領域に導き、隣接
の浄化空気領域には流れ込ませないようにすることがで
き、隣接の浄化空気領域に影響を与えることがない。ま
た、通風誘導側面に粘着性マット、静電マットを被覆し
ておけば、塵埃除去効果があり、ざらに、吸着剤含有フ
ィルタを付設することにより、たとえ空気が化学薬品等
の蒸気などで汚染されていても、これらの蒸気、その他
の微粒子を除去でさる1゜また、建屋のコーナー部およ
び保全領域の上方の天井部に通風誘導部材を設けること
により建屋内の空気流に乱れが生じなくなり、塵埃が舞
い上がったり、化学薬品の蒸気が周囲に拡散したりする
事がなくなり、浄化空気領域の空気浄化度を下げること
もなくなる。
置されているので、ある浄化空気領域(装置配置領域、
作業領域)から保全領域側の床下排気部に流れ込んでさ
た浄化度の低下した空気を上方の保全領域に導き、隣接
の浄化空気領域には流れ込ませないようにすることがで
き、隣接の浄化空気領域に影響を与えることがない。ま
た、通風誘導側面に粘着性マット、静電マットを被覆し
ておけば、塵埃除去効果があり、ざらに、吸着剤含有フ
ィルタを付設することにより、たとえ空気が化学薬品等
の蒸気などで汚染されていても、これらの蒸気、その他
の微粒子を除去でさる1゜また、建屋のコーナー部およ
び保全領域の上方の天井部に通風誘導部材を設けること
により建屋内の空気流に乱れが生じなくなり、塵埃が舞
い上がったり、化学薬品の蒸気が周囲に拡散したりする
事がなくなり、浄化空気領域の空気浄化度を下げること
もなくなる。
第1図は、本発明の空気調和装置の一部概Ii!)縦断
面図、第2図は!I!屋コーナー部の拡大断面図、第3
図は第1図のA−A線で切断した本発明の空気調和装置
の一部概略横断面図、第4図(a)、(b)、(c)、
(d)および(e)は、本発明で用いる通風誘導部材を
それぞれ示す。 II・・・装置配置領域、12・・・作業領域、13・
・・保全領域、 15・・・床下排気部、27・・・通
風誘導部材、28・・・吸若材含有フィルタ代理人 弁
理土中野佳直 ほか1名 菓 第 図 図 /3−−一保全領域 ノ5−−−床下市F気邪 17−−−墾り(j事イヒ装JL
面図、第2図は!I!屋コーナー部の拡大断面図、第3
図は第1図のA−A線で切断した本発明の空気調和装置
の一部概略横断面図、第4図(a)、(b)、(c)、
(d)および(e)は、本発明で用いる通風誘導部材を
それぞれ示す。 II・・・装置配置領域、12・・・作業領域、13・
・・保全領域、 15・・・床下排気部、27・・・通
風誘導部材、28・・・吸若材含有フィルタ代理人 弁
理土中野佳直 ほか1名 菓 第 図 図 /3−−一保全領域 ノ5−−−床下市F気邪 17−−−墾り(j事イヒ装JL
Claims (6)
- (1)上部に空気浄化装置を備えた浄化空気領域から排
出した空気を、浄化空気領域と隔壁を介して隣接して設
けた保全領域に導く、床下排気部を前記両領域の下方に
形成し、保全領域下方の床下排気部に通風誘導部材を設
けたことを特徴とする空気調和装置。 - (2)通風誘導部材の通風誘導側面に塵埃吸着用のマッ
トを被覆させたことを特徴とする請求項1記載の空気調
和装置。 - (3)通風誘導部材の通風誘導側面に、塵埃またはガス
吸着用の吸着剤含有フィルタを付設したことを特徴とす
る請求項1記載の空気調和装置。 - (4)上部に空気浄化装置を備えた浄化空気領域および
浄化空気領域と隔壁を介して隣接して設けた保全領域を
その内部に設けた建屋のコーナー部および保全領域上方
の建屋天井部に通風誘導部材を設けたことを特徴とする
空気調和装置。 - (5)通風誘導部材の通風誘導側面に塵埃吸着用のマッ
トを被覆させたことを特徴とする請求項4記載の空気調
和装置。 - (6)通風誘導部材の通風誘導側面に、塵埃またはガス
吸着用の吸着剤含有フィルタを付設したことを特徴とす
る請求項4記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63335079A JP2612198B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63335079A JP2612198B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02178547A true JPH02178547A (ja) | 1990-07-11 |
JP2612198B2 JP2612198B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=18284529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63335079A Expired - Lifetime JP2612198B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2612198B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08261531A (ja) * | 1995-03-27 | 1996-10-11 | Toyo Netsu Kogyo Kk | クリーンルームシステム |
JP2006242391A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 空調機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62261838A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-14 | Hitachi Ltd | 防塵室 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP63335079A patent/JP2612198B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62261838A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-14 | Hitachi Ltd | 防塵室 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08261531A (ja) * | 1995-03-27 | 1996-10-11 | Toyo Netsu Kogyo Kk | クリーンルームシステム |
JP2006242391A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 空調機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2612198B2 (ja) | 1997-05-21 |
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