JP3747570B2 - 換気装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、熱交換器を通じて給排気による換気を行なう換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記この種の換気装置は空調換気装置とも称され、一次気流を通す複数の一次通路と二次気流を通す複数の二次通路とが内部で独立状態のまま交差し、一次通路の出入口端が対向する二面に開口し、二次通路の出入口端が他の対向する二面に開口した六面体で積層構造の熱交換器が組込まれているものが多い。例えば、特開平3―105142号公報や実公平6―5543号公報には、上述のような構成の熱交換器を組込んだ空調換気装置が示されている。これらの空調換気装置は図11に示すような基本的構造を有するものである。即ち、六面体の箱型に構成された本体ケーシング50の中央に、熱交換器51が一次通路と二次通路の開口する面同士により形成される四箇所の陵角部を上下と左右に向けて横向き状態に組込まれている。
【0003】
本体ケーシング50内には熱交換器51の一次通路を経路の一部とする排気通路52と、熱交換器51の二次通路を経路の一部とする給気通路53とが全経路にわたり独立状態に画成されている。熱交換器51の左右には排気送風機54と給気送風機55が組込まれ、排気送風機54により排気通路52に排気流が、給気送風機55により給気通路53に給気流が形成される。排気通路52は、本体ケーシング50の一側に設けられた排気吸込口56を入口端とし、熱交換器51の一次通路を経て排気送風機54から本体ケーシング50の他側面に設けられた出口端となる排気吹出口57に至る一連の通路として形成されている。また、給気通路53は、本体ケーシング50の一側に設けられた給気吸込口58を入口端とし、熱交換器51の二次通路を経て給気送風機55から本体ケーシング50の他側面に設けられた出口端となる給気吹出口59に至る一連の通路として形成されている。この空調換気装置は、外気を熱交換器51を通じて室内へ供給し、室内空気を熱交換器51を通じて室外へ排気することができ、給排気流間での連続的な熱交換により室内の温度等の状態量を大きく変動させずに給排気による換気を行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の換気空調装置においては、熱交換器51の一次通路と二次通路の臨む面側の左右にそれぞれ給気通路53と排気通路52が画成され、給気送風機55と排気送風機54とが配置される構成であり、熱交換器51の小口間である長手方向がほぼ本体ケーシング50の幅となり、本体ケーシング50の熱交換器51の左右部分に給気送風機55と排気送風機54とが組込まれるため、その部分の容積が大きくなり、装置が大型になるといった問題点がある。そして、その容積の大きい部分に給気通路53と排気通路52とを画成し、給気送風機55と排気送風機54を組込むため、両通路を仕切る隔壁部材が複雑な形状になり、経路も長くなって気密保持も面倒になるといった問題も伴う。
【0005】
一方、本体ケーシング50の一側に給気吹出口59と排気吸込口56が、他側に排気吹出口57と給気吸込口58が配設されているため、設置場所が天井裏等の空間に限定され、設置場所に関する自由性が低く、メンテナンスもし難いといった問題点もある。
【0006】
本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたものであって、本発明の課題とするところは、小型化でき設置場所に関する制約の少ない熱交換器を内蔵した換気装置を得ることであり、その換気装置に通常換気機能を簡素な構成で付与することであり、メンテナンス性の向上を推進すること、施工性の向上とともに取扱い易くすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1に係る発明は、一次気流を通す複数の一次通路と二次気流を通す複数の二次通路とが内部で独立状態のまま交差し、一次通路の出入口端が対向する二面に開口し、二次通路の出入口端が他の対向する二面に開口した六面体で積層構造の熱交換器を、六面体の箱型に構成した本体ケーシングに対して、その両小口を横方向に向けて組込み、この熱交換器の両小口側に熱交換器の一次通路又は二次通路に通じる通風開口を持つ仕切板を設け、この仕切板には通風開口と対角線上において対向するバイパス通路を設け、仕切板の面に沿って対角線上をスライドするシャッタ板によりバイパス通路を開閉させるようにし、この仕切板により仕切られた熱交換器の小口側の本体ケーシング内には、それぞれ送風機を配設し、本体ケーシング内に排気吸込口を入口端とし、熱交換器の一次通路を経て一方の送風機から本体ケーシングに設けた排気吹出口を出口端とする排気通路と、給気吸込口を入口端とし、熱交換器の二次通路を経て他方の前記送風機から本体ケーシングに設けた給気吹出口を出口端とする給気通路とを全経路について互いに独立して形成する手段を採用する。
【0008】
前記課題を達成するために請求項2に係る発明は、請求項1に係る前記手段における熱交換器を本体ケーシングに対してその一次通路の入口端の臨む面と、その二次通路の入口端が臨む面とが天板部に前後に並んで臨むように組込み、給気吹出口、給気吸込口、排気吹出口、排気吸込口を本体ケーシングの前記天板部に集合させる手段を採用する。
【0010】
前記課題を達成するために請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段における本体ケーシングに各送風機の点検口と、熱交換器の点検口とを前後対称に設ける手段を採用する。
【0013】
前記課題を達成するために請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る前記手段における本体ケーシングを、二つの送風機部分と一つの熱交換器部分とに分割して構成し、これらを着脱可能に連結して機能態となるようにする手段を採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図8はこの実施の形態1の換気装置について示したものであり、図において矢印イは給気流の流れを、矢印ロは排気流の流れを、矢印ハはバイパス流の流れをそれぞれ示している。この換気装置は、本体ケーシング1に積層型の熱交換器2と、遠心式の排気送風機3と給気送風機4とが組込まれて構成されている。熱交換器2は空気対空気での熱交換を行なうもので、一次気流(排気流)を通す複数の直線状の一次通路と二次気流(給気流)を通す複数の直線状の二次通路とが内部で独立状態のまま交差し、一次通路の出入口端が対向する二面に開口し、二次通路の出入口端が他の対向する二面に開口し、両小口5が閉止した六面体に構成されていて、両小口5間が長手方向の寸法となっている。
【0015】
本体ケーシング1は六面体の箱型に構成され、この本体ケーシング1内のほぼ中央に熱交換器2がその両小口5を横方向に向け、一次通路の入口端の臨む面6と、二次通路の入口端が臨む面7とが本体ケーシング1の天板部8に前後に並んで臨むように着脱可能に組込まれている。熱交換器2の長手方向の下部を除く三箇所の陵角部9は、本体ケーシング1の内壁面に内接する状態に気密状態に組付けられ、下部の陵角部9は、本体ケーシング1の底面側に設けられた支持部材に気密状態に取付けられている。熱交換器2の両小口5は、それぞれ本体ケーシング1内を縦に仕切る第1の仕切板10にそれぞれ当接しており、当該部の気密が保持されている。本体ケーシング1内には各第1の仕切板10に平行に近接してそれぞれ第2の仕切板11が設けられ、第1の仕切板10と第2の仕切板11により熱交換器2の小口5に隣接する給気チャンバと排気チャンバとが画成されている。これら第2の仕切板11と本体ケーシング1の左右の側板部との間は、送風機室として画成され一方に排気送風機3が、他方に給気送風機4が組込まれている。
【0016】
本体ケーシング1内には熱交換器2の一次通路を経路の一部とする排気通路12と、熱交換器2の二次通路を経路の一部とする給気通路13とが全経路にわたり独立して画成されている。排気通路12は、本体ケーシング1の熱交換器2の一次通路の入口端が開口する面6の端に対応する天板部8に設けられた排気吸込口14を入口端とし、熱交換器2の一次通路を経て熱交換器2の長手方向に通じる経路から、第1の仕切板10に開設された通風開口15を通り、排気チャンバを経て第2の仕切板11の通風開口から排気送風機3の吸込口、吹出口に向い本体ケーシング1の一側部寄りの天板部8に設けられた排気吹出口16を出口端とする一連の通路である。
【0017】
給気通路13は、本体ケーシング1の熱交換器2の二次通路の入口端が開口する面7の端に対応する天板部8に設けられた給気吸込口17を入口端とし、熱交換器2の二次通路を経て熱交換器2の長手方向に通じる経路から、第1の仕切板10に開設された通風開口15を通り、給気チャンバを経て第2の仕切板11の通風開口から給気送風機4の吸込口、吹出口に向い本体ケーシング1の他側部寄りの天板部8に設けられた給気吹出口18を出口端とする一連の通路である。排気吹出口16と排気吸込口14と給気吸込口17と給気吹出口18とはダクトの接続を可能に構成され、千鳥状に並んで全て本体ケーシング1の天板部8上に集合している。
【0018】
本体ケーシング1の熱交換器2の一次通路の出口端が開口する面の臨む底部側と、二次通路の出口端が開口する面の臨む底部側にはそれぞれ支持構造に支持された第1のドレンパン19が配設されている。これらの各第1のドレンパン19には受容したドレンを排出する排出口(図示しない)が形成され、いずれも第1のドレンパン19の下方に設けられた第2のドレンパン20に排水できるように構成されている。第2のドレンパン20には単一の排水口が設けられ、排水管21の接続によりドレンを外部に排水することができる構成である(図6参照)。
【0019】
排気チャンバ側の第1の仕切板10には、通風開口15と対角線上において対向するバイパス通路22が開設されている(図1参照)。このバイパス通路22と通風開口15とは第1の仕切板10の面に沿って対角線上をスライドするシャッタ板23によりいずれか一方が選択的に開放される。シャッタ板23は保持レールにスライド可能に支持され、通常はバイパス通路22を閉止し、通風開口15を開放する位置にばねにより付勢されているが、駆動部24に通電することによりバイパス通路22を開放し、通風開口15を閉止する位置に保持される。なお、バイパス通路22は、熱交換器2の一次通路を迂回する排気通路を形成するものであるが、二次通路を迂回するバイパス通路を給気チャンバ側の第1の仕切板10にも同様に設けてもよい。
【0020】
熱交換器2と排気送風機3と給気送風機4の各点検口25は、本体ケーシング1の前面部と背面部とに前後対称に設けられている。各点検口25にはそれぞれ開閉可能な点検蓋26が装着されている。なお、排気送風機3と給気送風機4に対する点検口25については図6に示すように本体ケーシング1の側板部に設けることもできる。電装部品27については、本体ケーシング1内の天板部8側に構成された通風部分とは隔絶し、水分等に晒されないスペース内に収納されている。
【0021】
上述の換気装置は、図2,3,4に示すように排気送風機3と給気送風機4の運転により、外気を熱交換器2を通じて給気通路13により室内へ供給し、室内空気を熱交換器2を通じて排気通路12により室外へ排気することができ、この種の空調換気装置と同様に、給排気流間での連続的な熱交換により室内の温度等の状態量を大きく変動させずに給排気による換気を行なうことができる。そして、バイパス通路22を図5に示すように開放することにより、熱交換を伴わない通常の換気も行なうことができ、春秋等の中間期の換気にも応ずることができる。
【0022】
この換気装置の特徴は、横置き形態に内蔵した熱交換器2の両小口5に面する場所に排気送風機3と給気送風機4とを配設したことであり、これにより熱交換器2の長手方向の寸法を延長する形の本体ケーシング1でなく、熱交換器2の小口5側を延長した形の本体ケーシング1を構成できるので装置が小型になる。そして、排気チャンバと送風機室、給気チャンバと送風気室とは、排気通路12と給気通路13とが入り乱れないので、風路を隔絶する隔壁部材等は必要なく、従って、この部分に対する風路間の気密保持も不要になる。また、第1の仕切板10にバイパス通路22を開設するだけで熱交換器2を迂回するバイパスが構成でき、最短距離で構成の簡素なバイパス通路22が構成できる。さらに、排気吹出口16と排気吸込口14と給気吸込口17と給気吹出口18とが千鳥状に並んで、全て本体ケーシング1の天板部8上に集合しているため、図6,7に示すように、天井裏以外の建物の壁構造28等に対して取付けることができ、取付場所に関する自由性が高くなるうえ、ダクト接続の作業もし易くなる。
【0023】
また、排気吹出口16と排気吸込口14と給気吸込口17と給気吹出口18の位置は、簡単に多方向に設定することが可能である。即ち、図8に示すように排気吹出口16は、排気送風機3の吹出口の方向を変えることにより、本体ケーシング1の天板部8にも前面部にも背面部にも底面部にも設定することができる。同様に給気吹出口18も、給気送風機4の吹出口の方向を変えることにより、本体ケーシング1の天板部8にも前面部にも背面部にも底面部にも設定することができる。排気吸込口17については天板部8と前面部との二方向に設定でき、給気吸込口17についても、天板部8と背面部との二方向に設定できる。これにより、設置場所に対する適用性が高くなり、施工の自由度が増すことになる。
【0024】
この換気装置は、図6,7に示すように前面を前にして取付けることも、背面を前にして取付けることもできる。そして、いずれの取付方をしても熱交換器2及び排気送風機3、給気送風機4の保守点検を前側や側部側から実施することができる。そして取付方が異なっても、熱交換器2の一次通路や二次通路に生じるドレンは、各第1のドレンパン19を経て第2のドレンパン20に一括して集められ、一箇所の排水管21により外部に排水できるため、排水管21の施工は容易である。
【0025】
実施の形態2.
図9はこの実施の形態2の換気装置の構成を示したものである。この換気装置も機能部品については基本的に実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【0026】
この換気装置は実施の形態1で示した本体ケーシング1を、各第1の仕切板10の位置において分割したものである。即ち、二つの送風機部分29と一つの熱交換器部分30とに分割構成されていて、二つの送風機部分29で熱交換器部分30を挟むように、合わせ面にシール部材31を挟んで着脱可能に連結して実施の形態1のような機能態となるようにしたものである。送風機部分29と熱交換器部分30との連結は、例えば、フック32とクランパー33の組構成による公知の連結具により行なえばよい。このような構成を採ることにより、各部がユニット化するため取付け作業等における扱いがし易くなり、保守点検もやり易くなる。これ以外の機能や利点は実施の形態1のものと同じである。
【0027】
実施の形態3.
図10に示すこの実施の形態3は、実施の形態1,2の換気装置におけるドレンの処理構造に対する工夫を講じたものであり、他の構成については変わらない。従って、実施の形態1,2のものと同じ部分については実施の形態1,2のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【0028】
ドレン処理に関し、実施の形態1で示したような第1のドレンパン19を二つ並べて設けるのは、熱交換器2の下部の陵角部9における気密を維持し、給排気流が混ざらないようにするためであるが、第1のドレンパン19が二つ必要である。そこで、一個のドレンパンで済むように、本体ケーシング1内の熱交換器2の下方にその熱交換器2の一次通路の出口端の開口する面と二次通路の出口端が開口する面とにわたる単一のドレンパン34を設け、このドレンパン34の底面の一部の一次通路の出口端の臨む側と二次通路の出口端の臨む側との境界部分に、熱交換器2の下部の陵角部9が入り込むU字状の凹部35を構成する。これにより、凹部35と陵角部9とにより水封機能を果たす通水連絡部36が構成され、気密を図りつつドレンの連絡が可能になり、単一のドレンパン34でドレン排水対策が可能になる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したとおり請求項1の発明によれば、小型化でき設置場所に関する制約の少ない熱交換器を内蔵した換気装置が得られるとともに通常換気機能を簡素な構成で付与することができる。
【0030】
請求項2の発明によれば、小型化でき設置場所に関する制約の少ない熱交換器を内蔵した換気装置が得られる。
【0032】
請求項3の発明によれば、換気装置のメンテナンス性が向上する。
【0035】
請求項4の発明によれば、換気装置の施工性が向上し取扱いもし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の換気装置を示す分解斜視図である。
【図2】 実施の形態1の換気装置の機能を示す平面機能説明図である。
【図3】 実施の形態1の換気装置の機能を示す正面機能説明図である。
【図4】 実施の形態1のバイパス通路におけるシャッタ板の機能を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1のバイパス通路におけるシャッタ板の機能を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1の換気装置の取付状態の一例を示す側面図である。
【図7】 実施の形態1の換気装置の取付状態の一例を示す正面図である。
【図8】 実施の形態1の換気装置の各吸込口と各吹出口の設定可能位置を示す説明図である。
【図9】 実施の形態2の換気装置を示す分解斜視図である。
【図10】 実施の形態3の換気装置の通水連絡部の構成を示す部分断面図である。
【図11】 従来の空調換気装置の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング、 2 熱交換器、 3 排気送風機、 4 給気送風機、 5 小口、 6 面、 7 面、 8 天板部、 12 排気通路、 13給気通路、 14 排気吸込口、 16 排気吹出口、 17 給気吸込口、18 給気吹出口、 19 第1のドレンパン、 20 第2のドレンパン、22 バイパス通路、 25 点検口、 29 送風機部分、 30 熱交換器部分、 32 フック、 33 クランパー、 34 ドレンパン、 36 通水連絡部。
Claims (4)
- 一次気流を通す複数の一次通路と二次気流を通す複数の二次通路とが内部で独立状態のまま交差し、前記一次通路の出入口端が対向する二面に開口し、前記二次通路の出入口端が他の対向する二面に開口した六面体で積層構造の熱交換器を、六面体の箱型に構成した本体ケーシングに対して、その両小口を横方向に向けて組込み、この熱交換器の両小口側に前記熱交換器の一次通路又は二次通路に通じる通風開口を持つ仕切板を設け、この仕切板には前記通風開口と対角線上において対向するバイパス通路を設け、前記仕切板の面に沿って対角線上をスライドするシャッタ板により前記バイパス通路を開閉させるようにし、この仕切板により仕切られた前記熱交換器の小口側の前記本体ケーシング内には、それぞれ送風機を配設し、前記本体ケーシング内に排気吸込口を入口端とし、前記熱交換器の前記一次通路を経て一方の前記送風機から前記本体ケーシングに設けた排気吹出口を出口端とする排気通路と、給気吸込口を入口端とし、前記熱交換器の前記二次通路を経て他方の前記送風機から前記本体ケーシングに設けた給気吹出口を出口端とする給気通路とを全経路について互いに独立して形成した換気装置。
- 請求項1に記載の換気装置であって、熱交換器を本体ケーシングに対してその一次通路の入口端の臨む面と、その二次通路の入口端が臨む面とが天板部に前後に並んで臨むように組込み、前記給気吹出口、給気吸込口、排気吹出口、排気吸込口を前記本体ケーシングの前記天板部に集合させた換気装置。
- 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の換気装置であって、本体ケーシングに各送風機の点検口と、熱交換器の点検口とを前後対称に設けた換気装置。
- 請求項1〜請求項3までのいずれかに記載の換気装置であって、本体ケーシングを、二つの送風機部分と一つの熱交換器部分とに分割して構成し、これらを着脱可能に連結して機能態となるようにした換気装置。
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