JP2574937B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2574937B2 JP23131290A JP23131290A JP2574937B2 JP 2574937 B2 JP2574937 B2 JP 2574937B2 JP 23131290 A JP23131290 A JP 23131290A JP 23131290 A JP23131290 A JP 23131290A JP 2574937 B2 JP2574937 B2 JP 2574937B2
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州三 秋田
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空気調和装置に関し、特にたとえば全熱交
換器を備えるエアハンドリングユニット式の空気調和装
置に関する。
〔従来技術〕
従来の空気調和装置の一例が、たとえば特開平1−11
1146号に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 この従来の空気調和装置では、空気調和機本体、全熱
交換ユニットおよびダンパユニットのそれぞれが別々に
形成されており、空気調和機本体と全熱交換ユニット、
ダンパユニットと全熱交換ユニットとはそれぞれダクト
によって連通されていた。したがって、広い設置スペー
スが必要でありしかも施工が面倒であるという問題点が
あった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、設置スペース
を小さくできしかも施工性を向上できる、空気調和装置
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、側面から見て逆L字状のハウジングを備
え、ハウジングの縦辺部の内部にU字状の空気通路を形
成するとともに少なくとも熱交換コイルを設け、ハウジ
ングの横辺部の内部に少なくとも全熱交換器を設けた、
空気調和装置である。
〔作用〕
縦辺部が空調機本体として形成され、それに連通する
横辺部が全熱交換ユニットとして構成される。すなわ
ち、縦辺部に形成したU字状空気通路の一方側から、全
熱交換ユニットを通して導入される外気が熱交換コイル
によって熱交換されてハウジングに形成された給気口か
ら室内に供給される。ハウジングに形成された還気口か
らの還気は全熱交換ユニットを通して排気される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、従来の空気調和機本体および全熱
交換ユニットのそれぞれの機能を1つのハウジングの内
部に集約するようにしているので、設置スペースをより
小さくできる。しかも、ハウジングによって両者は連通
しているので、ダクト工事等の手間を軽減でき、施工性
を飛躍的に向上できる。
また、横辺部を天井裏に配置するようにすれば、天井
裏の余剰空間を有効に利用できる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1A図〜第1C図を参照して、この発明の一実施例の空
気調和装置10は、側面逆L字状(第1B図)のハウジング
12を含む。ハウジング12は、したがって、互いに連通し
た縦辺部14および横辺部16を含む。
縦辺部14の内部には、仕切壁18によって正面(第1C
図)右側に第1室20が、左側に第2室22がそれぞれ形成
される。第1室20と第2室22とは仕切壁18の下方に形成
された開口24によって連通される。したがって、縦辺部
14の内部は全体としてU字状の空気通路を形成する。
第1室20の上部は横辺部16と連通され、第1室20の下
部には、ロール巻取式のプレフィルタ26が仕切壁18と略
平行に配置される。プレフィルタ26を巻き取る2つのロ
ール部28は上下方向に配置され、ロール部28のいずれか
一方には、図示しない巻取用のモータが取り付けられ
る。
第2室22の下部には、熱交換コイル30が傾斜して配置
され、熱交換コイル30の上側には、これと近接してメイ
ンフィルタ32が配置される。第2室22の上部には、空調
された空気を空調すべき室内に送風するためのファン34
およびこれを駆動するモータ36が配置される。また、第
2室22の上部には水平方向に延びて仕切壁38が形成さ
れ、仕切壁38には開口40が形成される。開口40にはファ
ン34の吹出口が連通される。
さらに、縦辺部14の前面には、縦辺部14の内部に配置
された各空調器具の点検や交換等を行うための図示しな
い点検扉が形成される。
一方、横辺部16の左側面には、第1A図からよくわかる
ように、奥側に還気口42が、手前側に給気口44がそれぞ
れ形成され、右側面には奥側に外気口46が、手前側に排
気口48がそれぞれ形成される。なお、給気口44は開口40
を通してファン34の吹出口に連通している。
横辺部16の内部には、第2A図および第2B図からよくわ
かるように複数の仕切壁によって、左後方から中央部に
かけて第3室50が、第3室50の略下側に第4室52が、右
全方に第5室54が、右後方に第6室56が、そして左前方
に第7室58がそれぞれ形成される。そして、第3室50と
第4室52との境界部には、全熱交換器60が配置され、こ
れによって、第3室50および第4室52には、さらに室62
および64が形成される。
また、横辺部16の内部には、隣接する室間を開閉可能
に連通する複数(この実施例では5つ)のダンパ64〜72
が第2A図および第2B図に示す位置にそれぞれ配置され、
さらに、第5室54には、排気を屋外へ送出するためのフ
ァン74およびこれを駆動するモータ76が配置される。フ
ァン74の吹出口は前述の排気口48と連通される。なお、
ダンパ64は外気口46から導入されかつ全熱交換器60によ
って還気口42からの還気と熱交換された外気とその還気
の一部とを、前述の縦辺部14の第1室20の上側すなわち
空気取入口に導くためのダンパである。ダンパ66は還気
の全熱交換器60を通さずバイパスさせるためのダンパで
ある。ダンパ68は外気を全熱交換器60を通さずバイパス
させるためのダンパである。ダンパ70は全熱交換器60を
経て還気を排気するためのダンパであり、ダンパ72は外
気を全熱交換器60に通すためのダンパである。
したがって、横辺部16の内部には、第3図に示すよう
な空気通路が形成される。
このように形成される空気調和装置10は、たとえば第
4図に示すように、縦辺部14が廊下の壁面に、横辺部16
が天井裏にそれぞれ配置されるように設置される。そし
て、還気口42および給気口44はダクト78および80によっ
て空調すべき部屋と連通され、外気口46および排気口48
はダクト82および84によって屋外と連通される。
この空気調和装置10を通常の排気熱回収運転する場合
には、ダンパ66およびダンパ68が閉鎖され、空気は第1A
図〜第1C図ならびに第2A図および第2B図中実線矢印で示
すように流れる。すなわち、モータ36および76によって
ファン34および74を駆動することによって還気口42から
第3室50内に取り込まれた還気の一部は、第2A図および
第2B図からよくわかるようにダンパ64を通して第4室52
内に流入する。また、一部は、全熱交換器60内に取り込
まれて熱交換される。すなわち、暖房時には、還気の熱
は全熱交換器60に回収され、冷房時には、全熱交換器60
の熱は還気に持ち去られる。そして、全熱交換器60を通
過した還気は、室64からダンパ70を通して第5室54内に
流入し、ファン74によって、排気口48から屋外へ送出さ
れる。
一方、外気口46から第6室56内に取り込まれた外気は
ダンパ72を通して室62内に流入し、次いで、全熱交換器
60内に取り込まれて熱交換される。この熱交換は、暖房
時には全熱交換器60による外気の加熱、冷房時には外気
の冷却である。そして、全熱交換器60を通過した外気
は、第4室52内に流入し、ダンパ64を通して流入する還
気と混合される。外気と通気の混合空気は縦辺部14の第
1室20内に取り込まれる。
第1室20内に取り込まれた空気は、第1B図および第1C
図からよくわかるように、プレフィルタ26によって比較
的大きな塵埃が除去された後、開口24を通して第2室22
内に流入する。そして、熱交換コイル30で熱交換すなわ
ち加熱または冷却され、メインフィルタ32を通してさら
に微細な塵埃が除去される。
このようにして除塵、熱交換等の空調処理がなされた
空気は、ファン34によって第7室58内に送出され、給気
口44から空調すべき室内へ送出される。この排気熱回収
運転時の空気の流れは第5図のようになる。
一方、この空気調和装置10は外気冷房運転する場合に
は、ダンパ70およびダンパ72が閉鎖され、ダンパ66およ
びダンパ68が開放される。したがって、還気口42から第
3室50内に取り込まれる還気の一部は第2A図および第2B
図中破線矢印で示すように流れ、全熱交換器60を通過す
ることなく屋外へ送出される。また、外気口46から第6
室56内に取り込まれた外気は第2A図および第2B図中破線
矢印で示すように流れ、全数変換器を通過することなく
第4室52内に流入し、ダンパ64を通して流入する還気と
混合される。この外気冷房運転時の空気の流れは第6図
のようになる。
なお、ダンパ64は、排気熱回収運転時および外気冷房
運転時において、他のダンパと協働して排気と外気の換
気量等を調整する。
この実施例によれば、逆L字状のハウジング12の内部
に、従来の空気調和機本体、全熱交換ユニットおよびダ
ンパユニットの全ての機能を集約するようにしているの
で、設置スペースをより小さくでき、しかも施工性を飛
躍的に向上できる。
また、横辺部16を天井裏に配置できるので、天井裏の
余剰空間を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1図はこの発明の一実施例を示す図解図であ
り、第1A図は平面図、第1B図は一部破断側面図、第1C図
は一部破断正面図である。 第2A図および第2B図は横辺部の内部構造および空気の流
れを説明するための図解図であり、第2A図は上部からの
斜視図、第2B図は下部からの斜視図である。 第3図は横辺部における空気の流れを示すエアフロー図
である。 第4図はこの実施例の設置状態を示す斜視図である。 第5図はこの実施例における排気熱回収運転時の空気の
流れを示すエアフロー図である。 第6図はこの実施例における外気冷房運転時の空気の流
れを示すエアフロー図である。 図において、10は空気調和装置、12はハウジング、14は
縦辺部、16は横辺部、26はプレフィルタ、30は熱交換コ
イル、32はメインフィルタ、34,74はファン、42は還気
口、44は給気口、46は外気口、48は排気口、60は全熱交
換器、64〜72はダンパを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面から見て逆L字状のハウジングを備
    え、前記ハウジングの縦辺部の内部にU字状に空気通路
    を形成するとともに少なくとも熱交換コイルを設け、前
    記ハウジングの横辺部の内部に少なくとも全熱交換器を
    設けた、空気調和装置。
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