JPH01155132A - 換気空調ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は全熱交換器と、空調用の熱交換器を備えて、換
気機能を有する換気空調ユニットに関するものである。

従来の技術 従来この種の換気空調ユニットは、第３図に示すように
換気空調用のユニット本体４ｏに、室内から空気を取り
入れる室内空気取入口４１ａ。

４１ｂと、前記室内空気取入口４１ａ、４１ｂより取入
れだ空気を冷媒流体を通す熱交換器４２と室内空気供給
口４３、この供給口４３よりダクト（図示せず）を経て
室内に送り込むだめの空調用送風機４４を有する空調室
６３を備え、また室内の汚れた空気を屋外の新鮮な外気
と換気するために、側方に設けた外気取入口４５よシ外
気を取り入れ、吸気７１ン４６によって全熱交換器４７
を経て、第１開口部４８を通って、前記空調用送風機４
４まで連通ずるようにしている。また、前記室内空気取
入口４１　ａ　、　４１　ｂより本体内に取り入れられ
た室内の汚れだ空気の一部を屋外に排出するため、前記
室内空気取入口４１ａ、ｚｂと隣接し、空気の一部を第
２仕切板４ａの第２開ロ部６０よシ、前記全熱交換器４
７、屋外排気口５１、ダクト（図示せず）を経て、換気
口（図示せず）より屋外へ排出するだめの排気７７ン５
２を備えた全熱交換室６４を備えている。そして一つの
換気空調ユニットで室内の空調と換気を行うものであっ
た。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ユニット本体４０を建物に
設置する場合、全熱交換器室５４と空調室５３が一体化
しているため工事性は簡単であるが、建物によっては、
充分なスペースがなく、そのために設置不可能であっだ
シ、仮にスペースを有しても、天井裏内に他の配管やケ
ーブルなどが施工されているため、施工性が劣ったりす
る場合があった。また、こうしたユニット本体４ｏは、
製品重量が重く、設置時に多大な労力を必要とするなど
の問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、ユニット
本体の分離によシ、工事性・施工性の向上、施工対応の
多様化を目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、本体内に組型ね
られる２枚の仕切板によってその両側に分れる全熱交換
室と、空調室とを形成し、前記全熱交換室に全熱交換器
と、との全熱交換器に連通した位置に設けられた吸・排
気用送風機を備えるとともに、前記空調側に空調用送風
機と冷媒を通す熱交換器とを備え、前記空調室と前記全
熱交換室とを一体に形成する接続具と、空調室と全熱交
換室とを分離したときに、前記組型ねられていた仕切板
に形成されている吸気用の開口部を連通ずるダクトと、
排気用であシかつ、空調室側の仕切板に開口した開口部
を閉塞する蓋体とを備えたものである。

作　　用 この構成により、全熱交換室と、空調室とが一体に構成
されたものでも据付けが充分な場合は、そのまま据付は
施工を行ない、一体とした状態で施工不可能なときは、
接続具を取外して分離し、吸気用の第３開口部をダクト
で接続して吸気せしめるとともに、一方の第２開口部を
蓋体で閉塞し、他方の第２開口部より排気することとな
る。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図および第２図にもと
づき説明する。図示のように換気空調ユニットの本体１
内に組型なるように設けた第２仕切板８および第３仕切
板９の両側に全熱交換室２と、空調室２０とを形成して
いる。前記全熱交換室２１には、全熱交換器２と、外気
を外気取入口１２よシ吸気する吸気ファン４と室内空気
を室内取入口１６ｂを通して排気する排気ファン５を同
軸上に設けた吸排気送風機３とを設けている。前記吸気
ファン４側には前記外気取入口１２と全熱交換器２に連
通する吸気開口部６を設け、前記排気ファン６側には、
前記第２仕切板８および、第３仕切板９に形成した第２
開ロ部１１ａ、１１ｂを位置させるとともに、この第２
開口部１１ａ。

１１ｂより流入し、全熱交換器２に連通ずる排気開口部
７を設け、また吸気開口部６より全熱交換器２を経て、
屋外排気口１３へ、前記排気開口部７よシ全熱交換室２
側に流れる第３開口部１０ａ。

１ｏｂを第２．第３の仕切板８．９に設けている。

前記＠２仕切板８、第３仕切板９によって区画された空
調室２０側には、空調用送風機１４と、直膨式の冷媒を
流す熱交換器１７とを備え、室内へ供給する供給口１８
が、前記熱交換器１７に対向して備えられている。また
、前記空調室２０と全熱交換室２１との分割部Ａには接
続具２５　、２６を両側に設け、空調室２０と全熱交換
器室２１とにわたって、ねじ２７によシ接続している。

まだ第２図に示す空調室２ｏ側の第３仕切板９には第２
開口部１１ｂを分離時に閉塞するだめの蓋体２８を設け
、ねじ２９によって閉塞するようにしている。

上記構成において、ユニット本体を建物の天井裏内に設
置する場合、全熱交換器室２１と空調室２ｏが、第２仕
切板８、第３仕切板９が接合され、接続具２５．２６に
よって一体化していて、工事が簡単である場合、すなわ
ち建物の構造によっては、天井裏内に充分なスペースが
ある場合は一体化したままの状態で据付ける。

また施工上問題になるような場合、すなわち配管や、他
のケーブルが配設されているために、−体化した状態で
は施工が不可能々場合には、ねじ２７を取外し、接続具
２５．２６を取って空調室２０と、全熱交換室２１とを
分離し、第３開口部１０ａと１０ｂ間をダクト１９で接
続する。一方、第２開口部１１ｂは、蓋体２８とねじ２
８によって閉塞する。このことによシ、空調用送風機１
４の運転により、室内取入口１６ａ、１６ｂよシ流入し
た室内空気が、熱交換器１７を通って、空調された空気
が、供給口１８より室内へ送風される。

一方吸気は吸気ファン４により、外気取入口１２よか流
入し、吸気開口部６を経て全熱交換器２を通過し、第３
開口部１０　ａよりダクト１９を流れ、空調室２ｏ内に
流れ込み、空調用送風機１４によって熱交換器１７を通
して、外気が導入される。

次に排気は排気ファン６によって第２開口部１１ａより
外気が流入し、排気開口部７より全熱交換器２を通過し
、前記吸気時の空気と熱交換しながら、屋外排気口１３
より屋外へ排気する流路となるのである。一方、空調室
２ｏ側の第２開口部１１ｂは、前述のように蓋体２８に
よって閉塞したので、外からの空気流入はなくなるもの
である。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、全熱交
換器室と空調室とを一体とするか、または分離可能とし
て、建物の天井裏内の構造に対応して、工事性・施工性
等を考慮し、最とも最適となるように本体を分割もしく
は一体型として取付ける構成としたことによシ、工事性
、施工性を上げるばかりでなく、対応する建物の構造の
バリエーションも豊富になる。

また、分割した場合も、全熱交換器室と空調室とをダク
トで連結するといった簡単な方法で可能であり、工事性
・施工性・汎用性に富んだユニットもなるという効果を
有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による換気空調ユニ峙 ットの平面図、第２図は同換気空調ユニットを分断 離した場合の平面図、第３図は従来の換気空調ユニット
の壓面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・全熱交換器、３・
・・・・・吸排気用送風機、８・・・・・−第２仕切板
、９・・・・・・第３仕切板、１０ａ・・・・・・第３
開口部、１１ｂ・・・・・・第２開口部、１４・・・・
・・空調用送風機、１７・・・・・・熱交換器、１９・
・・・・・ダクト、２０・・・・・・空調室、２１・・
・・・・全熱交換器、２５．２６・・・・・・接続具、
２８・・・・・・蓋体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内に相重ねられる２枚の仕切板によってその両側に
   分れる全熱交換室と空調室を形成し、前記全熱交換室に
   全熱交換器と、この全熱交換器に連通した位置に設けら
   れた吸・排気用送風機を備えるとともに、前記空調室側
   に空調用送風機と冷媒を通す熱交換器とを備え、前記空
   調室と前記全熱交換室とを一体に形成する接続具と、空
   調室と全熱交換室とを分離したときに、前記相重ねられ
   ていた仕切板に形成されている吸気用の開口部を連通す
   るダクトと、排気用でありかつ、空調室側の仕切板に開
   口した開口部を閉塞する蓋体とを備えてなる換気空調ユ
   ニット。