JPH02287032A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば天井内に設けられる空気調和機などの
空気調和機の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図〜第１０図は従来の天井埋設型の空気調和機（以
下空調機と略す）を示すもので、第５図は空調機及び外
気処理装置を天井の内側に設けた状況を示す断面図、第
６図は第７図における切断面■−■における天井の内側
に設けられた空調機の断面図、第７図は第６図における
切断面■−■における側断面図、第８図は空調機のチャ
ンバブロックの構成を示す斜視図、第９図はチャンバブ
ロック内の空気の流れを示す斜視図、第１０図は天井露
出パネル部を下方から見上げて示した平面図である。こ
れらの図において、（１）は天井スラブ、（２）は天井
、０）は部屋の外壁、（イ）は天井（２１の内側に設け
られた空調機であり、天井（２１より若干突出して設け
られ室内の空気の吸い込み口及び吹き出し口を有する天
井露出パネル（５）を備えている（詳細後述）　、　ｆ
６１は顕然及び潜熱を同時に交換する全熱交換器（図示
せず）を備え天井スラブ（１）に吊り下げられた外気処
理装置、（７）は天井（２）に設けられ室内の空気を抽
気する抽気口である室内空気吸い込みグリル、（ａは室
内へ空気を供給する給気口、ここでは外気を供給する外
気吹き出しグリル、（９）は外壁（３）に設けられ抽気
された室内空気を室外へ排出する排気口、００）は同じ
く外壁Ｂ）に設けられた外気吸入口であり、排気ダクト
（ＩＩ）、吸気ダクト（１２）により各々外気処理装置
（６）に連通されており、図の実線矢印Ａに示される如
く室内空気吸い込みグリル口から室内の空気を抽気して
排気口（９）から外へ排出するとともに図の点線矢印Ｂ
に示されるように外気吸入口ＧＯ＋から新鮮な外気を吸
入して外気吹き出しグリル（８）から室内へ吹き出すこ
とにより換気を行う。このとき、外気処理装置（６）に
内蔵された全熱交換器により排出する室内空気と吸入す
る外気との間で全熱交換を行なわせ、空調エネルギの節
約を図っている。

次に空調機（４）の詳細構成を説明する。（２１）は天
井（２１内に設置された本体で、この例では箱状にされ
ており、風洞（４１）　（後述）の一部を構成している
。（２２ａ）は天井スラブ（１）に埋め込まれた吊りボ
ルトであり、本体（２１）の側＆（２１ａ）に設けられ
た取付片（２１ｂ）の穴に挿通し、ナツト（２２ｂ）を
締め付けることにより本体（２１）の天井（２１内にお
ける吊り高さを調節する。（２３）は送風機の一例であ
るシロッコファン（以下ファンという）　、（２３ａ）
ｆｉミツアン２３）の吸入口、（２３ｈ）は同じく吐出
口、（２４）は取付台、（２５）は仕切板であり、ファ
ン（２３）は取付台（２４）を介して本体（２１）に支
持されるととらに、取付台（２４）、仕切板（２５）に
より本体（２１）の中が吸入側通路（２６ａ）と吐出側
通路（２６ｂ）とに仕切られている。（２７）はファン
（２３）の吐出側通路（２６ｂ）に設けられ本体（２１
）に固定された熱交換器、（２７ａ）（２７ｂ）は熱交
ｆＡＨ（２７）の冷温水入口及び出口、（２８）は熱交
換器（２７）の下方に設けられ排出口（２８ａ）を有す
る露受皿、（２８ｂ）　（第７図左方）は排水管（図示
せず）を接続するための中間皿であり、熱交換器（２７
）に冷水を通水して空気を冷却するときに発生する結露
水を受けて中間皿（２８ｂ）を経て外部へ排出する。（
２つ）は本体（２１）とは別体に形成されたチャンバブ
ロック、（５）はチャンバプロッタ（２９）の下部に設
けられた天井露出パネルであり、第７図に示されるよう
にチャンバブロック（２９）よりも図の左右方向に大き
くされている。チャンバブロック（２９）は第８図に示
すように発泡スチロール樹脂等の発泡樹脂で形成された
上部ブロック（３０）と下部ブロック（３１）とが組み
合わされて構成されている９上部ブロック（３０）は中
央部に矩形状の貫通穴（３０ａ＞を形成するように内壁
（３０ｂ）が設けられ、又この内壁（３０ｂ）と同じ高
さで外縁部に外壁（３０ｃ）が設けられるとともに、図
の左手前部に上方に突出して垂直通２Ｂ（３０ｄ）を有
する細長形状の突出部（３０ｅ）　（第９図参照）が一
体に形成されている。下部ブロック＜３１１は上部ブロ
ックの貫通穴（３０ａ）に対応する位置に矩形状の開口
部（３１ａ）、左右両側に細長い開口部＜３１ｂ）、　
（３１ｃ）を有し、この両ブロック（３０）、　（３１
）により中央貫通路（２９ａ）及び垂直通ｉＹ！　（３
０ｄ）　（第９図参照）、開口部（３１ｂ）。

（３１ｃ）を有する左、右通路（２９ｂ）、　（２９ｃ
）　、左、右通路（２９ｂ１．　＜２９ｃ）を第８図の
左右に連通ずる水平通路（２９ｄ）　、　（２９ｅ）を
備えたチャンバブロック（２９）が組み立てられる０組
み立てられたチャンバブロック（２９）は突出部（３０
ｃ）の周壁をガイドとして第６図に示されるように本体
（２１）のｆｉｌ！！ｌ壁＜２１ａ）と仕切板（２５）
とにより形成されたイ（１１長形状の吐出側通路（２６
ｂ）の出口にシール材（３２）を介して装着される。

なお、（３３）は左通路（２９ｂ）に設けられ左、右通
路（２９ｂ）、　（２９ｃ）の風量のバランスを調整す
る左右風量調整板である。（３５ａ＞、（３５ｂ）は天
井露出パネル（５）に対向して設けられた外側及び内側
部材であり、これらと両側のエンドパネル（３６）　（
第７図、第１０図参照）とにより、チャンバブロックの
左右の１３７０部（３１ｂ）、　（３１ｃ）と連通し夫
々１次き出し口（５ａ）。

（５ｈ）を備えた吹き出し通路（５ｃ）、　（５ｄｌが
構成されている。又、中央部に設けられたサービスパネ
ル（３７）と内側部材（３５ｂ）と両側のエンドパネル
（３６）とによりチャンバブロック（２９）の中央貫通
路（２９ａ）に連通された吸い込み口（５ｅ）、　（５
ｆ）が形成されている（第１０図参照）　、　（３８）
は中央貫通ｉ？３（２９ａ）に設けられたフィルタ、（
３９）は熱交換２ｉｆ（２７）の冷温水の配管接続部の
点検を行うために天井露出パネル（５）に着脱可能に設
けられた開閉板（第７図第１０図）であり、サービスパ
ネル（３７）を取り外すことにより熱交換器（２７）の
配管接続部の点検やフイルタ（３８）の清掃が行えるよ
うにされている。以上により天井露出パネル（５）は構
成されており、空調機（４）を天井（２）内に設置した
ときに生じる天井（ａとの間隙は外側部材＜３５ａ＞の
外側端部（３５ｃ）及びエンドパネル（３６）の肩部（
３６ａ＞　（第７図、第１０図）により隠される。なお
、　（４０）　（第６図、第７図）は吐１１冒１１１１
通路（２６ｂ）の内壁に設けられた断熱材であり、冷房
時等に本体（２１）の外壁に結露が生じるのを防止する
。

従来の空調機（１１，ｌは以上のように中央貫通路（２
９ａ）、吸入側通路（２６ａ）、吐出側通路（２６ｂ）
、チャンバブロックの垂直通ｆＹ８（３０ｄｌ、左１右
通路（２９ｂ）、　（２９ｃ）、左、右通路（２９ｂ）
、　（２９ｃ）を連通する水平通路（２９ｄ）、　（２
９ｅ、）、左右の吹き出し通路（５ｃ）（５ｄ）により
天井（２１の開口部、この例では吸い込み１：］　（５
ｅ）、　（５ｆ）、ファン（２３）、熱交換器（２７）
、同じく天井（２の開口部である吹き出し口（５ａ）　
（５ｂ）を連通ずる風洞（旧）が構成されている。

次に動作について説明する。ファン（２３）を運転する
ことにより室内の空気は吸い込み口（５ｅ）。

（５［）カら中央Ｌ！ｒ通路（２９ａ）内ノフィルタ（
３８）、吸入側通路（２６ａ）、ファンの吸入口（２３
ａ）を経てファン（２７）に吸入されて吐出口（２３ｂ
）から吐出され、例えば冷水が通水されている熱交換器
（２７）を通過して冷却、除湿される。このようにして
空気調和をされた空気はチャンバブロック（２９）の垂
直通路（３０ｄｌへ流入した後、第９図に示されるよう
に一部は図中の矢印Ｃの如くそのまま下方へ向い左の吹
き出し通１（２９ｂ）へ流入し、残部は図仲の矢印りの
如く水平通路（２９ｄｌ、　（２９ｅ）を通過して右の
吹き出し通路（２９Ｃ）へ流入し、さらに各々左右の吹
き出し通路（５ｃ）、　（５ｄ）を経て吹き出し口（５
ａ）　（５ｂ）から室内へ吹き出される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の空調機は以上のように構成されているので、例え
ば外気処理装置を設けて室内の換気を行う場合、空調機
の吸い込み口（５ｅ）、　（５ｆ）及び吹き出し口（５
ｃ）、　（５ｄ）とは別に室内空気吸い込みグリル（７
）及び外気吹き出しグリル（８１（第５図）を天井（２
）に設置しなければならず、天井の施工時にこれらのた
めの開口部を多数設けることが必要であり、ダクト工事
及び天井工事とも施工に多くの工数を要していた。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、別途設けられた外気処理装置などにより室内
の空気の抽気及び室内への空気の供給などを行う場合に
、これらのための開口部を別に設けることを要せず、空
気調和機を経由して行うことにより施工工数を低減でき
る空気調和機を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る空気調和機は、二つの開口部を有する天
井の内側や壁の穴等に設置された送風機と熱交換器及び
これらを連通ずる風洞、即ち二つの開口部と送風機と熱
交換器とを連通ずる風洞を備えた空気調和機において、
風洞に連通して上記開口部を介して室内の空気を抽気す
る抽気口及び室内へ空気を供給する給気口を設けたもの
である。

〔作　　用〕

この発明においては、風洞に連通して設けられた抽気口
及び給気口により、天井や壁に設けられた二つの開口部
、即ち空調機により空気調和を行うための開口部を介し
て室内の空気を抽出したり、室内へ空気を供給したりす
ることができ、これらのための開口部を別途設けなくと
も良い。

〔発明の実施例〕

第１図〜第４図はこの発明の一実施例を示すもので、第
１図は第２図の切断面Ｉ−■における天井内に設置され
た空調機を示ず断面図、第２図は第１図の切断面■−■
におけるＩｔｙｒ面図に更にファン部分を示すために一
部を切り欠いて示した側断面図、第３図は空調機の天井
露出パネル部を下方から見上げて示した平面図、第４図
は空調機及び外気処理装置を天井内に設けた状況を示す
断面図である。これらの図において、（１）〜（４１）
は上記従来装置と同様であるので説明を省略する。（５
１）は内部仕切板（５２）により区切られた第１の部屋
（５１ａｌと第２の部屋（５Ｊｂ肋を有する接続室、（
５３）は天井露出パネル（５）の吸い込み口（５ｅ）、
　（５ｆ）と第１の部屋（５１ａ）とを開口部（５４）
を介して連通ずる細長い矩形状断面を有する垂直ダクト
、（５５）は第１の部屋（５１ａ）に設けられ室内の空
気を抽気する抽気口であり、排気ダクト（１１）が接続
されている。

なお、（５６）は垂直ダクト（５３）と第１の部屋＜５
１ａｌとの間に設けられた漏洩防止用のパツキンである
。

（５７）は第２の部屋（５１ｂ）に設けられ室内へ空気
へ供給する給気口であり、給気ダクト（１２）が接続さ
れるとともに第２の部屋（５！ｂ）、開口部（５８）を
介してファン（２３）の吸入側通路（２６ａ）に連通し
ている。即ち、この実施例においては、抽気口（５５）
は風洞（旧）の熱交換器（２７）よりも上流側（吸い込
み口（５ｅ）、　（５ｆ）側）において風洞（４１）と
連通し、給気口（５７）は風洞（４１）の熱交換器（２
７）よりも下流側（吹き出し口（５ａ、）　、　＜５ｂ
）側）において風洞（４１）と連通して設けられている
。この発明の一実施例における空調機（５９）は以上の
ように構成されている。

次に動作について説明する。空調機により冷房等を行う
ときの動作は上記従来例と同様である。

空調時、例えば冷房時に並行して室内の換気を行う場合
、外気処理装置（６）を運転することにより、外気処理
装置（６）に設けられた換気ファン（図示せず）により
、室内空気は吸い込み口（５ｅ）、　（５［）、開口部
り５４）、垂直ダク１−（５３）、第１の部屋（５１ａ
）、抽気口（５５）、排気ダクト（１１）、外気処理装
置（６）の全熱交換器（図示せず）を経て排気口（９）
から室外へ排出され、同時に外気は外気吸入口００）か
ら外気処理装置（６）の全熱交換器、給気ダク）−（１
２）、給気口（５７）、第２の部屋（５１ｂ）、開口部
（５８）を経て吸入側通路（２６ａ）へ入り、中央貫通
路（２９ａ＞のフィルタ（３８）を経て流入する室内空
気と合流してファン（２３）に吸入され、熱交換器（２
７）により空気調和をされて垂直通路（３０ｄ）、吹き
出し通路（５ｃ）、　（５ｄｌを経て左右の吹き出し口
（５ａ）、　（５ｂ）より室内へ供給される。

なお、上記実施例においては全熱交換器を有する外気処
理装置（６）を空調ＩＩｓ　（５９）に組み合せたもの
について示したが、全熱交換器を有せず単に換気を行う
換気装置あるいはマイナスイオン発生装置や香りの添加
装置などを空調機（５９）に組み合せる場合であっても
同様の効果を奏する。

又、抽気口（５５）及び給気口（５７）を風洞（旧）と
連通させる位置や設けがたについては、上記実施例にと
られれることなく、この発明の目的を損なわない範囲で
、例えば香りの添加装置と組み合せる場合、抽気口（５
５）を風洞（旧）の熱交換器（２７）よりも下流側で風
洞（４１）と連通させて空気調和を行った空気を抽気す
るようにするなど、適宜選択すれば良い。

なお、空気調和装置を壁の穴等に設ける場合であっても
同様の効果を有する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、天井や壁等に設けられ
た二つの開口部と送風機と熱交換器とを連通ずる風洞に
連通して、上記開口部を介して室内の空気を抽気する抽
気口及び室内へ空気を供給する給気口を設けたので、こ
れら抽気及び給気のための開口部を別途設ける必要がな
く、ダクト及び天井や壁等の施工工数を低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はこの発明の一実施例を示すもので、第
１図は第２図の切断面Ｉ−Ｉにおける天井の内側に設け
られた空調機を示す断面図、第２図は第１図の切断面Ｉ
Ｉ　−１ｉにおける側断面図、第３図は天井露出パネル
部をＦから見トげて示した平面図、第４図は空調機及び
外気処理装置を天井内に設けた状況を示す断面図、第５
図〜第１０図は従来の空調機を示すもので、第５図は空
調機及び外気処理装置の設置状況を示す断面図、第６図
は第７図の切断面Ｍ−ＶＩにおける天井の内側に設けら
れた空調機を示す断面図、第７図は第６図の切断面■−
■における側断面図、第８図はチＡ・ンバブロックの構
成を示す斜視図、第９図はチャンバブロック内の空気の
流れを示す斜視図、第１０図は天井露出パネル部を下か
ら見上げて示した平面図である。 図において、（５ａ）、　＜５ｂ）は吹き出し口、（５
ｃ）（５ｄ）は吹き出し通路、（５ｅ）、　（５ｆ）は
吸い込み口、（６）は外気処理装置、（１１）は排気ダ
クト、（１２）は給気ダクト、（２りは本体、（２３）
はファン、（２６ａ）は吸入側通路、（２６ｂ）は吐出
側通路、（２７）は熱交換器、（２９ａｌは中央【°１
通路、（２９ｂ）、　（２９ｃ）は左、右通路、（２９
ｄ１．　（２９１シ）は水平通路、（３０ｄｌは垂直通
路、（４１）は風洞、（５１ａ）、　（５１ｂ）は第１
及び第２の部屋、（５５）は抽気口、（５７）は給気口
、（５つ）は空調機である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　　弁岬」二　　　大　　岩　　増　　雄第２図 ２３　　’　　フ７゛ノ ２１ｏ；暖へ測通路 ２’ｌｏ：中デで１通路 ＪＯｄ：音直地路 第１図 第３図 第１０図 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 二つの開口部を有する天井の内側や壁の穴等に設置され
   た送風機と熱交換器及び上記送風機と上記熱交換器と上
   記二つの開口部とを連通する風洞を備え、上記送風機と
   上記熱交換器とにより上記開口部の一方から室内の空気
   を吸い込み空気調和を行って上記開口部の他方から吹き
   出す空気調和機において、上記風洞に連通して設けられ
   上記開口部を介して室内の空気を抽気する抽気口及び室
   内へ空気を供給する給気口を備えたことを特徴とする空
   気調和機。