JP2006207519A - 遠心ファン - Google Patents

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centrifugal fan
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Yoshio Kashiwazaki
芳男 柏崎
Morio Senba
守夫 仙波
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Abstract


【課題】
本発明は、遠心ファンのブレードの剛性を確保するハブを残しながら、通風路への通気を拡大して、通風路と隔離されて配置されている制御回路の発熱素子を効果的に冷却することを目的とする。
【解決手段】
本発明に成る遠心ファンは、蝸牛状ケーシングと、該ケーシングに内蔵されるモータと、該モータを駆動するための制御回路と、前記モータの回転子に一体保持される羽根車とを備え、前記ケーシング側壁中心部位の、モータと隣接する制御回路収納部が、通風路の一部を形成する環状突起部を有し、該環状突起部が、インペラ外周円弧径よりも小径であって、前記制御回路収納部側内周面に、好ましくはその傾斜角をケーシング側壁平面に対し15°乃至75°として形成し、また、ケーシング側壁内面とインペラハブ背面との間隙を1とした時、前記環状突起部の軸方向高さが0.5乃至0.8となるよう形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハブを有するインペラ構造の遠心ファンで、通風路と隔離されて配置されている制御回路周縁からの、吸引による冷却通気拡大に係る改良に関する。
(特開平9−228997号公報) (特開平7−091400号公報)
上述公知文献に見られるような従来周知の遠心ファンのケーシングについては、空気の流入する通風路上流側と吐出する通風路下流側とが連通することに起因する吐出空気の流れの乱れが生じ、これが騒音の派生や、吐出圧力の損失を招くため種々の改良が為されている。例えば特開平7−91400もその一例で、吐出口から外部へ吐出されるべき圧力の高い空気が、圧力の低い通風路最上流側へ流れ込まないようにする手段として、吐出口のノーズ近傍に補助吸い込み口を設ける構造の提案である。
その他、上述混流を抑制する手段として羽根車内周縁端に近接する隔壁を設けることもよく知られているものであるが、該構成を採用するとき問題になるのが、内装される電子回路の放熱をも制限してしまうことであった。図2は、電子回路収納部を形成する隔壁が、ケーシング通風路全域に亘って同じ高さで形成される従来周知の構成を示している。
図に見るように、インペラの転回動作によりケーシングの吸込口1−2から通風路5を経て吐出口(図示を省略)への効果的な通風を目論んで、環状突起部(隔壁)1−1が形成されているが、通風性能の面では効果を示すのに対し、モータ3と制御回路4が内装されている回転子ハブ内部の自己発熱の熱放散を妨げるように作用することになり、高性能・高入力に伴う自己発熱の冷却にとっては障害となっている。
上述のような従来技術に成る遠心ファンは、ブレードの剛性を確保するハブを残しながら、通風路への通気を拡大すると共に、通風路と隔離されるように配置されている制御回路の発熱素子の効果的冷却を実現することが課題である。
本発明に成る遠心ファンは、
蝸牛状ケーシングと、該ケーシングに内蔵されるモータと、該モータを駆動するため回路基板とこれに搭載された電子部品より成る制御回路と、前記モータの回転子に一体保持される羽根車とを備え、前記ケーシング側壁中心部位の、モータと隣接する制御回路収納部が、通風路の一部を形成する環状突起部を有し、該環状突起部が、インペラ外周円弧径よりも小径であって、前記制御回路収納部側内周面に傾斜面を有し、好ましくは、
前記環状突起部傾斜面の傾斜角が、ケーシング側壁平面に対し15°乃至75°として形成され、また、
ケーシング側壁内面とインペラハブ背面との間隙を1とした時、前記環状突起部の軸方向高さが0.5乃至0.8となるよう形成されている。
本発明に成る遠心ファンは、動作時のノイズを抑制するブレードの剛性を維持しながら、内装される発熱要素の冷却をより効果的なものとする。
以下図面により本発明の実施例を説明する。
図1は、第1の実施例で、上述従来技術と同様に通風効率を損なわないように、ケーシング1の内面の、インペラ2の転回動作部に対向する部位に環状突起部1−1を形成するが、該環状突起部1−1は、通風路5での通気によって、モータ3や制御回路4が内装されている回転子ハブ内部の空気を効率的に吸引するように、該環状突起部1−1の内周面側に内周傾斜面1−11を形成している。
上述内周傾斜面1−11の形成により、通風路5に連通するインペラ2の背面と環状突起部1−1の先端との小さな隙間から、内部の空気が通風路側に流出容易となることで、内部の冷却効果を高めるものである。
そして、通風性能を損なうことなく、内部からの流出通気を効果的に行うための条件を種々検討の結果、通常の遠心ファン設計要件として、環状突起部1−1の高さをA、隙間6の広さをBとして、ケーシング側壁内面とインペラハブ背面との間隙(A+B)を1とし、Aが0.5乃至0.8であることが好ましいことを確認している。
更に、上記条件に加えて、内周傾斜面1−11の傾斜角αが、ケーシング側壁平面に対し15°乃至75°とすることが効果的であることも確認している。
本発明に成る遠心ファンは、小型化に伴う性能維持と動作ノイズ抑制を兼ね備える利点を実現し、その適用範囲の拡張に利するものである。
本発明に成る遠心ファンの例の断面図である。 従来技術に成る遠心ファンの例の断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
1−1 環状突起部(隔壁)
1−11 内周傾斜面
1−2 吸込口
2 インペラ
2−1 ブレード
3 モータ
4 制御回路
5 通風路
6 (インペラ背面と環状突起部との)隙間
α 内周傾斜面の傾斜角
A 環状突起部の高さ
B 隙間の広さ
D インペラの外周円弧径

Claims (3)

  1. 蝸牛状ケーシングと、該ケーシングに内蔵されるモータと、該モータを駆動するため回路基板とこれに搭載された電子部品とより成る制御回路と、前記モータの回転子に一体保持される羽根車と、を備える遠心ファンにおいて、前記ケーシング側壁中心部位の、モータと隣接する制御回路収納部が、通風路の一部を形成する環状突起部を有し、該環状突起部が、インペラ外周円弧径よりも小径であって、前記制御回路収納部側内周面に傾斜面を有すること、を特徴とする遠心ファン。
  2. 前記環状突起部傾斜面の傾斜角が、ケーシング側壁平面に対し15°乃至75°として形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の遠心ファン。
  3. ケーシング側壁内面とインペラハブ背面との間隙を1とした時、前記環状突起部の軸方向高さが0.5乃至0.8となるよう形成されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載の遠心ファン。
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