JP2005147415A - ダクト用換気扇 - Google Patents

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広和 岡田
Hideyoshi Inazumi
秀吉 稲積
Kazuya Yano
一也 矢野
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Abstract

【課題】本体とダクト接手との接合部における排気口下方の接合部に設けるパッキンの締付力を向上かつ安定させて、水漏れを確実に防止できるようにしたダクト用換気扇を提供すること。
【解決手段】 送風機8を内蔵した本体2と、本体2の一側面に形成された排気口16と、排気口16に連通するように本体2の前記一側面に結合されるダクト接手4と、ダクト接手4を本体2に結合する結合手段と、排気口16下辺を形成する側面部とダクト接手4の排気口側側面部との間に挟着されるパッキン18とを備えたものとする。また、結合手段には、本体2とダクト接手4との接合部における排気口16の下方位置に設けられた第1結合手段50を少なくとも有するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室などの天井裏に取り付けられ、本体の排気口をダクトにより外気に連通して室内の空気を換気するダクト用換気扇に関する。
この種のダクト用換気扇は、送風機を内蔵した本体と、本体下面に取り付けられる吸込みグリルと、本体側面の排気口に結合されるダクト接手などから構成されている。また、このようなダクト用換気扇扇では、ダクト用換気扇内の排気通路で空気中の水分が結露する。このため、結露水が本体とダクト接手との接合部の隙間から漏れるという問題があった。そこで、従来、本体の排気口下辺の側面部とダクト接手の排気口側側面部との間にパッキンを挟み込むことにより、通路内で発生した結露水の漏れを防止するようにしている。このような従来のものとしては特許文献1が知られている。
特開2002−332994号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、本体とダクト接手との結合方法が具体的に開示されていない。なお、パッキン部を挟みつける力が弱くなったり、均一でなかったりすると、排気通路内は大気圧より空気圧が高いため、本体とダクト接手との接合部から結露水が漏れるおそれがある。また、水漏れが生ずると、外観上体裁が悪いばかりでなく、カビが発生したり悪臭が発生したりして不潔であった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、本体とダクト接手との接合部における排気口下方の接合部に設けるパッキンの締付力を向上かつ安定させて、水漏れを確実に防止できるようにしたダクト用換気扇を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決することを目的とするものであって、本発明に係るダクト用換気扇は、送風機を内蔵した本体と、本体の一側面に形成された排気口と、排気口に連通するように本体の前記一側面に結合されるダクト接手と、ダクト接手を本体に結合する結合手段と、排気口下辺を形成する側面部とダクト接手の排気口側側面部との間に挟着されるパッキンとを備え、結合手段は、本体とダクト接手との接合部における排気口の下方位置に設けられた第1結合手段を少なくとも有することを特徴とする。
また、上記ダクト用換気扇において、前記送風機を、回転軸を垂直方向に配置した電動機と、羽根車と、羽根車の下方に吸込口を構成したファンケーシングとから構成し、このファンケーシングを、本体内を排気口下辺位置近辺で上下に仕切るように配置するとともに、排気口の下辺から本体の側面に沿って下方に向けて垂下する垂下片を有するように形成し、前記パッキンがこの垂下片とダクト接手の排気口側側面部との間に挟着されるように構成してもよい。
また、前記第1結合手段は、ダクト接手又は本体の何れか一方に設けられた嵌合爪と、ダクト接手又は本体の他方に設けられた、嵌合爪が嵌入される嵌合孔とから構成されるものとしてもよい。
また、前記第1結合手段は、嵌合爪が嵌合孔に嵌入されることにより本体とダクト接手とが互いに引き寄せられるように作用するテーパ面を、嵌合爪あるいは嵌合孔の何れか一方に少なくとも有するように構成してもよい。
また、前記本体は排気口が形成されている一側面に排気口の左右両側に突出する板状突出部を有し、ダクト接手は板状突出部の上端から差し込まれるコ字状の差込部を有し、前記結合手段はこの板状突出部と差込部とから構成される第2結合手段を有するように構成してもよい。
また、前記第2結合手段は、第1結合手段が結合される前に、前記板状突出部の上端部から差し込まれる差込部を少なくとも有し、さらに、この差込部は、前記板状突出部に差し込まれる際に差込部を前記板状突出部に案内するガイド部を備えているようにしてもよい。
また、前記パッキンは、ダクト接手が本体に結合される前にダクト接手の排気口側側面部に貼着されていることが好ましい。
また、前記ダクト接手は、排気通路を形成する底面における排気口側端縁近傍に、排気口側から反排気口側に向けて下方に傾斜する傾斜面部を有するものであってもよい。
本発明によれば、本体の排気口下辺を形成する側面部とダクト接手の排気口側側面部との間に挟着されるパッキンを備え、結合手段として、排気口の下方位置に設けられた第1結合手段を少なくとも有するので、結合手段によるパッキン挟着力が向上し、かつ安定化し、水漏れを確実に防止することができる。
また、本発明において、本体内を排気口の下辺位置近辺で上下に仕切るようにファンケーシングを設け、このファンケーシングの端部を排気口から本体の外側に垂下する垂下片を形成し、この垂下片とダクト接手の排気口側側面部との間にパッキンを挟着するようにすれば、排気通路内で結露した結露水が、本体とダクト接手との接合部から漏れることがない。
また、本発明において、第1結合手段を、嵌合爪と嵌合爪が嵌入される嵌合孔とから構成すると、狭隘なスペース等で行う本体とダクト接手との結合作業を容易に行うことができる。
また、この第1結合手段において、嵌合爪が嵌合孔に嵌入されることにより本体とダクト接手とが互いに引き寄せられるように作用するテーパ面を、嵌合爪又は嵌合孔の何れか一方に少なくとも有する場合は、パッキンの締め付け力がより一層向上し、かつ安定化し、水漏れをより一層確実に防止することができる。
また、本発明において、本体の排気口が設けられている一側面に形成された板状突出部に対し、ダクト接手に形成されたコの字状の差込部を差し込む第2結合手段を有する構成とした場合は、第1結合手段及び第2結合手段の結合力により、パッキンに対し本体の左右及び中央から挟着力が作用するため、パッキン挟着力がより一層向上し、かつ安定化し、水漏れをより一層確実に防止することができる。
また、この第2結合手段において、第1結合手段が結合される前に、前記板状突出部の上端部から差し込まれる差込部に、本体の板状突出部に差込部を差し込む際のガイド部が形成されている場合は、本体とダクト接手との結合作業性が向上する。
また、本発明において、ダクト接手が本体に結合される前に、ダクト接手の排気口側側面部にパッキンを貼着するようにした場合は、ダクト接手を本体に結合する際に、ダクト接手の端面等でパッキンを傷つけるような事故がなくなる。
また、本発明において、ダクト接手の排気通路を形成する底面における排気口側端縁近傍に、排気口側端部から反排気口側に向けて下方に傾斜する傾斜面部を形成した場合は、本体とダクト接手との接合部に結露水が溜まることはなく、本体とダクト接手との接合部から結露水が漏れることを防止することが容易になる。
本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図10に基づいて説明する。
本発明のダクト用換気扇1は、箱型に形成された本体2と、本体2の下方に取り付けられる吸込みグリル3と、本体2の側面に取り付けられるダクト接手4とから構成されている。
本体2は、上下2室に分離されている。本体上部室5は送風機取付部として構成され、本体下部室6は吸込みグリル3の取付部として構成されている。
本体上部室5には、送風機8が収納されている。送風機8は、回転軸9が垂直方向となるように配置された電動機10と羽根車11とファンケーシング12、13とを有している。本体上部室5のケーシングが羽根車11の円周方向のファンケーシング12を兼用している。また、本体上部室5と本体下部室6とを仕切る仕切り板が羽根車11の吸込口14を備えた羽根車11下方のファンケーシング13を形成している。吸込口14は羽根車11側に曲げられた、すなわち、上方に曲げられた通常の吸込口である。
本体上部室5の一側面には略正方形の排気口16が形成されている。この排気口16側の側面部には、鍔状の板状突出部17が形成されている。
そして、上記仕切り板を兼用するファンケーシング13の端部はこの排気口16から本体2の外面側に垂下する垂下片19を備えている。なお、本体2の排気口16の下辺を形成する側面部の端部に位置する外面部には、垂下片19を本体2外面と面一に収めるための段状部17aが形成されている。
仕切り板を兼用するファンケーシング13の周縁には、この垂下片19を形成している端縁部を除き、立上り片21が形成されている。
仕切り板を兼用するファンケーシング13は、垂下片19を形成した端縁部が排気口16の下辺部により支持されることと、その対向端縁部においてボルト22により本体2に固定されていることなどにより取り付けられている。
電動機10は、本体上部室5の上方に突出して形成された電動機収納室25に配置されて固定されている。羽根車11は、電動機10の回転軸9に固定されている。
本体下部室6は、下面が吸気口31として開放されており、吸気口31の周辺にはフランジ部32が形成されている。フランジ部32は、本体2を天井裏33内の所定位置まで押し上げたときに天井34の下面に当接するように形成されている。
また、この本体下部室6内には吸込みグリル3を取り付けるための取付部材36が、吸込口14を跨ぐように、前述の仕切り板兼用のファンケーシング13から垂下して取り付けられている。取付部材36の中央部には、吸込みグリル3を取り付けるための長孔37が形成されている。
吸込みグリル3は、中央部がグリル羽根部として形成され、周縁が上方に曲げられたものであって、前述の本体下部室6のフランジ部32を覆うように取り付けられている。また、吸込みグリル3の中央部上面には係止爪38が設けられ、この係止爪38に二股状に上方に広がる線ばね39が取り付けられている。そして、吸込みグリル3は、線ばね39の二股状部を前述の長孔37に弾性的に差し込むことにより、天井34に引き付けられた状態で所定位置に固定されている。
ダクト接手4は、排気を室外に排出するための排気ダクト41を、排気口16に連通するように取り付けるためのものであって、内部に排気通路42を有する。また、ダクト接手4は、一端側において、排気通路42を前述の排気口16に連通させるように本体2の側面部に取り付けられ、他端側に排気ダクト41が取り付けられる。
ダクト接手4の排気口16側には、図6に示すように、排気口16と略同一形状の連絡口43が設けられている。連絡口43は、送風機8の送風性能を維持するように設けられた排気口16の位置に合わされているため、連絡口43側から見て左側に偏った位置となっている。ダクト接手4の排気口16の下辺を形成する側面部、及び排気口16側から見た排気口16の左辺に接する側面部には本体2との接合部の水漏れを防止するための、L字型に形成されたパッキン18が取り付けられている。また、ダクト接手4上部の連絡口43側は突出しており、この突出部41aが本体2の上面に被さるように形成されている。
ダクト接手4内には、図1に示すように、排気時に開放され、非排気時には自重、ばね力などにより閉鎖するように形成された風圧式シャッター46が取り付けられている。
次に、本体2とダクト接手4との結合手段について説明する。結合手段は、第1結合手段50と第2結合手段60とからなる。
第1結合手段50は、図2〜図6などに見られるように、本体2の排気口16下辺を形成する側面部と、ダクト接手4の連絡口43に下辺を形成する側面部とに設けられる結合手段をいう。本実施例における第1結合手段50を説明する。ダクト接手4側に下方に突出する嵌合爪51が2箇所に形成されている。また、本体2側に上記嵌合爪51を嵌合させることのできる嵌合孔52が嵌合爪51に対応して2箇所に形成されている。また、前記嵌合爪51の先端部は、図7に示すように、先端に行くに従いダクト接手4の側面に対向する面が本体2側に傾斜するテーパ面53に形成されている。このテーパ面53が形成されていることにより、この第1結合手段50が結合されるときには、嵌合爪51が嵌合孔に入り易くなっている。また、このテーパ面53が形成されていることにより、嵌合爪51が嵌合孔52に嵌合されるとダクト接手4と本体2とが互いに引き付けられる。
なお、前述のパッキン18は、前述のようにダクト接手4側に取り付けられているので、図8及び図9に示すように、嵌合爪51を嵌合孔52に嵌合させる場合にパッキン18が本体2の側面に対し略並行に保持された状態となる。この結果、嵌合爪51がパッキン18に接触してパッキン18を損傷させるようなことがない。
次に、第2結合手段60は、本体2の排気口16側側面に形成されている板状突出部17に対し、ダクト接手4側に形成された差込部61が上方から差し込まれる構造のものをいう。また、差込部61は、図2、図4、図5及び図6に示されるように、ダクト接手4の連絡口43側側面部(すなわち、排気口16側側面部)の両側方において上下2箇所にそれぞれ形成された下差込部62と上差込部63とから構成されている。
下差込部62は、図5に示されるように、ダクト接手4の両側板の一部が本体2側にコの字状に折り曲げられて形成されている。つまり、下差込部62は水平断面形状がコの字状に形成されている。また、下差込部62は、図10に示されるように、垂直方向の断面で見ると、本体2側に開いた傾斜形状をなし、この傾斜部分がガイド部64を形成している。ガイド部64は、下差込部62が板状突出部17に対し上方から差し込まれる場合に下差込部62を板状突出部17にガイドするものである。
上差込部63は、上述の下差込部62と同様に、ダクト接手4の両側板の一部が本体2側にコの字状に折り曲げられて形成されている、つまり、上差込部63は、水平断面形状がコの字状に形成されている。また、上差込部63は、下差込部62と異なり、図10に示されるように垂直方向の断面形状が垂直状に形成されている。
なお、上記のような下差込部62及び上差込部63を金型成型するためには、図4及び図10に示されるように、金型を逃がすための孔65、66を形成する必要がある。一方、連絡口43は前述のように連絡口43側の側方から見て左側に偏っているため、連絡口43の左側の側面部が狭くなっている。この結果、連絡口43の左側に形成される孔65、66を通じて排気とともに結露水が漏出する恐れがある。このために、本実施の形態では、前述のように連絡口43の左側側面部にパッキン18が存在するように、パッキン18をL字型に形成し、連絡口43の左側に存在する孔65、66からの結露水の漏れを防止している。
なお、連絡口43側の側方から見た連絡口43の右側側面部は、図6に見られるように広くなっており、孔65、66までの寸法が大きくなっていることに加え、連絡口43と孔65、66との間に凹穴部67が形成されているため、連絡口43の右側の孔65、66から結露水が漏れる心配はがない。
ダクト接手4の底面は、排気通路42の底面を構成するが、図1に示すように、排気口16側端部近傍において、排気口16側端部からダクト接手4側(すなわち、反排気口側)に向かって下方向に傾斜する傾斜面部48を有している。この傾斜面部48を有することにより、本体2側に結露した結露水が本体2とダクト接手4との接合部に滞留することなく円滑にダクト接手4内に流れ込むことができる。ここで、パッキン18とファンケーシング13、それにパッキン18と傾斜面部48の高さ関係を図7のごとくファンケーシング13よりパッキン18の上端を低くし、さらに、パッキン18の上端より傾斜面部48の最高点の方が低くなるようにすることで、結露水がダクト41側へより排水し易くなる。
上記のように構成されたダクト用換気扇1においてダクト接手4は本体2に対し次のように結合される。
まず、第2結合手段60の下差込部62のガイド部64を本体2の板状突出部17に対し上方から差し込む。ガイド部64がガイド機能を有するので、下差込部62を本体2の板状突出部17に容易に差し込むことができる。下差込部62を板状突出部17に差し込んだ状態で、つまり、ダクト接手4を本体2の排気口16が形成されている一側面に沿わせた状態で,ダクト接手4を上方から下方にスライドさせる。これにより、上差込部63が本体2の板状突出部17に差し込まれる。また、第1結合手段50が結合される。
本体2とダクト接手4とは上記のように結合されるが、本発明においては、第2結合手段60の一部をなす下差込部62に、下差込部62を本体2の板状突出部17に差し込む際のガイド部64が形成されているので、ダクト接手4を本体2に対し容易に取り付けることができる。特に、本体2が天井裏33に押し上げられた後に、本体2に対しダクト接手4を取り付ける場合には、狭隘なスペースでの作業となるが、このように構成されていると手探り状態での作業も可能となる。
また、第1結合手段50も、嵌合爪51と嵌合爪51が嵌入される嵌合孔52とから構成されているので、本体2とダクト接手4との結合作業を容易に行うことができる。
また、ダクト接手4が本体2に結合される前に、ダクト接手4の排気口側側面部にパッキン18を貼着しているので、ダクト接手4を本体2に結合する際に、ダクト接手4の端面等でパッキン18を傷つけるような事故がなくなる。
また、上記のように結合されたダクト用換気扇1が換気運転されると、排気中に含まれている水分が本体2の排気通路内で結露し、結露水が排気通路の底面に流れ落ちる。排気通路の底面に流れ落ちた結露水は、排気の風圧に押されてダクト接手の方に流れる。このとき、本体2とダクト接手との接合部において、結露水の漏れが次のように防止される。
すなわち、本発明においては、本体2の排気口16下辺を形成する側面部とダクト接手4の排気口側側面部との間にパッキン18を挟着し、排気口16の下方位置に設けられた第1結合手段50によりパッキン18が締め付けられているので、パッキン挟着力が向上し、かつ安定化し、水漏れを確実に防止することができる。
また、本体2内を排気口16の下辺位置で上下に仕切るようにファンケーシング13を設け、このファンケーシング13の端部を排気口16から本体2の外側に垂下する垂下片19を形成し、この垂下片19とダクト接手4の排気口側側面部との間にパッキン18を挟着するようにしているので、本体2内の排気通路の底面(この場合ファンケーシング13が本体2内の排気通路の底面を形成する)と本体2の排気口16側の側板との間に隙間が生じない。したがって、この隙間から生じる水漏れを防止することができる。換言すれば、この効果が加えられることにより、本体2とダクト接手4との接合部からの水漏れをより確実に防止することができるといえる。
また、前述の第1結合手段50は、嵌合爪51が嵌合孔52に嵌入されることにより本体2とダクト接手4とが互いに引き寄せられるように作用するテーパ面53を、嵌合爪51に有するので、第1結合手段50によるパッキン18の締め付け力が向上し、かつ安定化し、本体2とダクト接手4との接合部からの水漏れをより一層確実に防止することができる。
また、パッキン18は排気口16の下方に設けられた第1結合手段50及び排気口16の側部に設けられた第2結合手段60の双方により締め付けられるので、均一かつ強力に締め付けられる。したがって、パッキン挟着力がより一層向上し、かつ安定化し、水漏れをより一層確実に防止することができる。
また、ダクト接手4の排気通路42を形成する底面における排気口16側端縁近傍に、排気口16側端部から反排気口側に向けて下方に傾斜する傾斜面部48が形成されているので、本体2からダクト接手4側に流れる結露水が本体2とダクト接手4との接合部に溜まることがなくダクト接手4側にスムースに流れる。したがって、本体2とダクト接手4との接合部から結露水が漏れることを防止することが容易になる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、次のように変形することも可能である。
第1結合手段50に関し、嵌合爪51をダクト接手側4に設け、嵌合孔52を本体2側に設けることに代えて、嵌合爪を本体2側に設け、嵌合孔をダクト接手4側に設けるようにすることもできる。この場合、嵌合爪は上方に屈曲するように設けると、本体2に対しダクト接手4を上方から下方にスライドさせながら本体2とダクト接手4とを結合することができる。
また、第1結合手段50に関し、テーパ面53を嵌合爪51に設けることに代えて、嵌合孔52側に同機能を有するテーパ面を設けるようにしてもよい。また、図11に示すように、このようなテーパ面53a、54aを嵌合爪51と嵌合孔52の双方に分散して形成するようにしてもよい。
本発明実施例に係るダクト用換気扇の側断面図で、天井裏に取り付けられた状態を示す。 同ダクト用換気扇のシャッターを外した状態におけるダクト接続側から見た側面図である。 同ダクト用換気扇本体の排気口側から見た側面図である。 同ダクト用換気扇におけるダクト接手の、シャッターを外した状態における排気ダクト接続側から見た側面図である。 同ダクト接手の部分底面図である。 同ダクト接手の、シャッターを外した状態における連絡口側から見た外観図である。 同ダクト用換気扇の第1結合手段部分の断面図である。 同第1結合手段の結合準備状態図である。 同第1結合手段の結合直前状態図である。 同ダクト用換気扇の第2結合手段部分の断面図である。 同ダクト用換気扇の変形例に係る第1結合手段部分の断面図である。
符号の説明
1 ダクト用換気扇
2 本体
4 ダクト接手
8 送風機
10 電動機
11 羽根車
13 ファンケーシング
16 排気口
17 板状突出部
18 パッキン
19 垂下片
42 排気通路
43 連絡口
48 傾斜面部
50 第1結合手段
51 嵌合爪
52 嵌合孔
53 テーパ面
53a テーパ面
54a テーパ面
60 第2結合手段
61 差込部
62 下差込部
63 上差込部
64 ガイド部

Claims (8)

  1. 送風機を内蔵した本体と、本体の一側面に形成された排気口と、排気口に連通するように本体の前記一側面に結合されるダクト接手と、ダクト接手を本体に結合する結合手段と、本体の排気口下辺を形成する側面部とダクト接手の排気口側側面部との間に挟着されるパッキンとを備え、結合手段は、本体とダクト接手の接合部における排気口の下方位置に設けられた第1結合手段を少なくとも有することを特徴とするダクト用換気扇。
  2. 前記送風機は、回転軸を垂直方向に配置した電動機と、羽根車と、羽根車の下方に吸込口を形成したファンケーシングとを有し、このファンケーシングは本体内を排気口下辺の高さ位置近辺で上下に仕切るように配置されるとともに、排気口の下辺から本体の側面に沿って下方に向けて垂下する垂下片を有し、前記パッキンがこの垂下片とダクト接手の排気口側側面部との間に挟着されてなる請求項1記載のダクト用換気扇。
  3. 前記第1結合手段は、ダクト接手又は本体の何れか一方に設けられた嵌合爪と、ダクト接手又は本体の他方に設けられた、嵌合爪が嵌入される嵌合孔とから構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のダクト用換気扇。
  4. 前記第1結合手段は、嵌合爪が嵌合孔に嵌入されることにより本体とダクト接手とが互いに引き寄せられるように作用するテーパ面を、嵌合爪又は嵌合孔の何れか一方に少なくとも有することを特徴とする請求項3記載のダクト用換気扇。
  5. 前記本体は排気口が形成されている一側面に排気口の左右両側に突出する板状突出部を有し、ダクト接手は板状突出部の上端から差し込まれるコ字状の差込部を有し、前記結合手段はこの板状突出部と差込部とから構成される第2結合手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のダクト用換気扇。
  6. 前記第2結合手段は、第1結合手段が結合される前に、前記板状突出部の上端部から差し込まれる差込部を少なくとも有し、さらに、この差込部は、前記板状突出部に差し込まれる際に差込部を前記板状突出部に案内するガイド部を備えていることを特徴とする請求項5記載のダクト用換気扇。
  7. 前記パッキンは、ダクト接手が本体に結合される前にダクト接手の排気口側側面部に貼着されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の換気扇。
  8. 前記ダクト接手は、排気通路を形成する底面における排気口側端縁近傍に、排気口側端部から反排気口側に向けて下方に傾斜する傾斜面部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のダクト用換気扇。
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