JP2002061874A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
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- JP2002061874A JP2002061874A JP2000243810A JP2000243810A JP2002061874A JP 2002061874 A JP2002061874 A JP 2002061874A JP 2000243810 A JP2000243810 A JP 2000243810A JP 2000243810 A JP2000243810 A JP 2000243810A JP 2002061874 A JP2002061874 A JP 2002061874A
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- JP
- Japan
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- base
- indoor unit
- base body
- air conditioner
- heat exchanger
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外観をより美しくすると共に、据付時の配管
取り出し工事が容易に行える空気調和機の室内機を提供
する。 【解決手段】 ベース2と、ベース2の前面に装着され
る前面パネル3とからなる室内機の筐体1において、ベ
ース2を硬質樹脂製のベース本体2Aと、ベース本体2
Aを被覆する軟質樹脂製のベースカバー2Bとからなる
二重構造とし、ベース本体2Aの左右両側面には排水ホ
ース12等の取出口2a、2bを設けておき、ベースカバ
ー2Bはベース本体2Aの前後両端面および左右両側面
の取出口2a、2bを含む外側の全域を被覆した状態に
しておき、排水ホース12等の取り出し工事を行う際に、
対応する何れか一方の取出口2aまたは2bの開口端に
沿ってベースカバー2Bを切除し、開口するものとす
る。
取り出し工事が容易に行える空気調和機の室内機を提供
する。 【解決手段】 ベース2と、ベース2の前面に装着され
る前面パネル3とからなる室内機の筐体1において、ベ
ース2を硬質樹脂製のベース本体2Aと、ベース本体2
Aを被覆する軟質樹脂製のベースカバー2Bとからなる
二重構造とし、ベース本体2Aの左右両側面には排水ホ
ース12等の取出口2a、2bを設けておき、ベースカバ
ー2Bはベース本体2Aの前後両端面および左右両側面
の取出口2a、2bを含む外側の全域を被覆した状態に
しておき、排水ホース12等の取り出し工事を行う際に、
対応する何れか一方の取出口2aまたは2bの開口端に
沿ってベースカバー2Bを切除し、開口するものとす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室内機
に係わり、詳しくは、筐体の構造に関する。
に係わり、詳しくは、筐体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機の筐体は例えば図1
に示すようなベース2と、その前面に装着された前面パ
ネル3とからなり、上面と前面上部に設けられた吸込口
4と前面下部に設けられた吹出口5とを結ぶ空気通路6
にエアフィルタ7と、熱交換器8と、送風ファン9が配
置され、熱交換器8の下方には同熱交換器8より流下す
る結露水を受ける露受皿10が設けられている。
に示すようなベース2と、その前面に装着された前面パ
ネル3とからなり、上面と前面上部に設けられた吸込口
4と前面下部に設けられた吹出口5とを結ぶ空気通路6
にエアフィルタ7と、熱交換器8と、送風ファン9が配
置され、熱交換器8の下方には同熱交換器8より流下す
る結露水を受ける露受皿10が設けられている。
【0003】露受皿10の背面左右には図6に示すような
排水口10a、10bがあり、その何れか一方に排水ホース
12の一端を接続し、他端を筐体1(ベース2)の後方下
部左右側面に取り外し可能に設けたカバー21a、21bの
取り外しにより形成される取出口21a'、21b'の何れか一
方から室外に延出させ、露受皿10で受けた熱交換器8の
結露水を外部に排出するようになっている。
排水口10a、10bがあり、その何れか一方に排水ホース
12の一端を接続し、他端を筐体1(ベース2)の後方下
部左右側面に取り外し可能に設けたカバー21a、21bの
取り外しにより形成される取出口21a'、21b'の何れか一
方から室外に延出させ、露受皿10で受けた熱交換器8の
結露水を外部に排出するようになっている。
【0004】排水ホース12は筐体1の右側面後方に取り
出すことが多いため、出荷時はその排水ホース12を背面
右の排水口10aに取付け、熱交換器8からの配管13と一
緒に背面下部の空隙部に収めた状態にし、必要に応じて
背面右の排水口10aから背面左の排水口10bに付け替え
るようになっている。
出すことが多いため、出荷時はその排水ホース12を背面
右の排水口10aに取付け、熱交換器8からの配管13と一
緒に背面下部の空隙部に収めた状態にし、必要に応じて
背面右の排水口10aから背面左の排水口10bに付け替え
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記カバー
21a、21bは取り外しが容易に出来るように周囲に複数
の切欠孔22(図7参照)を連設したり、薄肉部を設けた
りしているが、切欠孔22の存在は外観を損なうだけでな
く筐体1の強度を低下させることにもなり、梱包移送時
にこの部分が破損する恐れがある。また、薄肉部を設け
たものではその表面に光沢ムラ等が発生して外観を損ね
たり、材質が硬いため取出口21a'、21b'の開口に手間が
かかる等の問題があった。
21a、21bは取り外しが容易に出来るように周囲に複数
の切欠孔22(図7参照)を連設したり、薄肉部を設けた
りしているが、切欠孔22の存在は外観を損なうだけでな
く筐体1の強度を低下させることにもなり、梱包移送時
にこの部分が破損する恐れがある。また、薄肉部を設け
たものではその表面に光沢ムラ等が発生して外観を損ね
たり、材質が硬いため取出口21a'、21b'の開口に手間が
かかる等の問題があった。
【0006】また、ベース2と前面パネル3、ベース2
と熱交換器8等は硬質材料同士がネジ止めとか、爪によ
る嵌合により固定されているため、温度変化による材料
の収縮率の違いから両者間に「きしみ音」が発生した
り、隙間ができる恐れがあり、冷房時にその隙間から空
気通路6内に外気が流入するようなことがあると、空気
通路6内で結露することもあるため、両者間に発泡ゴム
等のシール材を貼り付ける必要があり、組立作業の効率
化およびコスト低減を図る上でも筐体構造の改善が必要
であった。
と熱交換器8等は硬質材料同士がネジ止めとか、爪によ
る嵌合により固定されているため、温度変化による材料
の収縮率の違いから両者間に「きしみ音」が発生した
り、隙間ができる恐れがあり、冷房時にその隙間から空
気通路6内に外気が流入するようなことがあると、空気
通路6内で結露することもあるため、両者間に発泡ゴム
等のシール材を貼り付ける必要があり、組立作業の効率
化およびコスト低減を図る上でも筐体構造の改善が必要
であった。
【0007】また、筐体1そのものは衝撃に対する緩衝
力が小さいため、室内機の梱包には図5に示すような厚
手の緩衝材14と外装ダンボール15が使用され、梱包寸法
が大きくなるため、材料費だけでなく輸送コストの面で
も問題があった。したがって、本発明においては、前記
諸問題点を改善した空気調和機の室内機を提供すること
を目的としている。
力が小さいため、室内機の梱包には図5に示すような厚
手の緩衝材14と外装ダンボール15が使用され、梱包寸法
が大きくなるため、材料費だけでなく輸送コストの面で
も問題があった。したがって、本発明においては、前記
諸問題点を改善した空気調和機の室内機を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、ベースと、同ベース
の前面に装着された前面パネルとからなる筐体の上面と
前面上部に吸込口を設ける一方、前面下部に吹出口を設
け、これら吸込口と吹出口を結ぶ空気通路に少なくとも
熱交換器と送風ファンを配置すると共に前記熱交換器の
下方に露受皿を設け、この露受皿の背面左右に形成した
排水口の何れか一方に排水ホースの一端を接続し、他端
を前記熱交換器の接続配管と共に室外に延出させ、前記
露受皿で受けた結露水を外部に排出するようにしてなる
空気調和機の室内機において、前記ベースがその左右両
側面の所定位置に前記排水ホース等の取り出しに利用す
る取出口を設けた硬質樹脂製のベース本体と、同ベース
本体の外側および前記取出口を被覆した軟質樹脂製のベ
ースカバーとからなり、前記排水ホース等の取り出しに
際し、対応する取出口の開口端に沿って前記ベースカバ
ーを切除し、開口するようにした構成とする。
決するためになされたものであり、ベースと、同ベース
の前面に装着された前面パネルとからなる筐体の上面と
前面上部に吸込口を設ける一方、前面下部に吹出口を設
け、これら吸込口と吹出口を結ぶ空気通路に少なくとも
熱交換器と送風ファンを配置すると共に前記熱交換器の
下方に露受皿を設け、この露受皿の背面左右に形成した
排水口の何れか一方に排水ホースの一端を接続し、他端
を前記熱交換器の接続配管と共に室外に延出させ、前記
露受皿で受けた結露水を外部に排出するようにしてなる
空気調和機の室内機において、前記ベースがその左右両
側面の所定位置に前記排水ホース等の取り出しに利用す
る取出口を設けた硬質樹脂製のベース本体と、同ベース
本体の外側および前記取出口を被覆した軟質樹脂製のベ
ースカバーとからなり、前記排水ホース等の取り出しに
際し、対応する取出口の開口端に沿って前記ベースカバ
ーを切除し、開口するようにした構成とする。
【0009】また、前記ベース本体と前記前面パネルが
接触するベース本体側の接触面を前記軟質樹脂で被覆し
た構成とする。
接触するベース本体側の接触面を前記軟質樹脂で被覆し
た構成とする。
【0010】また、前記ベース本体の後方端面を前記軟
質樹脂で被覆した構成とする。
質樹脂で被覆した構成とする。
【0011】また、前記空気通路を形成する前記ベース
本体の背面下部が別ピースからなるものでは、その別ピ
ースとの接触面を前記軟質樹脂で被覆した構成とする。
本体の背面下部が別ピースからなるものでは、その別ピ
ースとの接触面を前記軟質樹脂で被覆した構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。図1は室内機の内部構成
を、図2は同室内機の背面側を示したものである。図に
おいて、1はベース2と、その前面に装着された前面パ
ネル3とからなる筐体である。筐体1の上面と前面上部
には吸込口4、前面下部には吹出口5が設けられ、これ
ら吸込口4と吹出口5とを結ぶ空気通路6にはエアフィ
ルタ7と、空気通路6内の前方にあって垂直方向に立設
された第1熱交換器8aと、同第1熱交換器8aの上部
にあって上端を後方に傾斜させた第2熱交換器8bと、
同第2熱交換器8bの後方にあって第2熱交換器8bと
の連設部がΛ状に折曲された第3熱交換器8cとからな
る熱交換器8と、送風ファン9が配置され、前記第1熱
交換器8aの下方には第2熱交換器8bおよび第1熱交
換器8aの結露水を受ける露受皿10が設けられている。
〜図5に基づいて説明する。図1は室内機の内部構成
を、図2は同室内機の背面側を示したものである。図に
おいて、1はベース2と、その前面に装着された前面パ
ネル3とからなる筐体である。筐体1の上面と前面上部
には吸込口4、前面下部には吹出口5が設けられ、これ
ら吸込口4と吹出口5とを結ぶ空気通路6にはエアフィ
ルタ7と、空気通路6内の前方にあって垂直方向に立設
された第1熱交換器8aと、同第1熱交換器8aの上部
にあって上端を後方に傾斜させた第2熱交換器8bと、
同第2熱交換器8bの後方にあって第2熱交換器8bと
の連設部がΛ状に折曲された第3熱交換器8cとからな
る熱交換器8と、送風ファン9が配置され、前記第1熱
交換器8aの下方には第2熱交換器8bおよび第1熱交
換器8aの結露水を受ける露受皿10が設けられている。
【0013】11は第3熱交換器8cから流下する結露水
を受けるための露受皿で、この露受皿11で受けた結露水
は図示されてない導水路を介して前方の露受皿10に導く
ようになっており、露受皿10の背面左右には図2に示す
ような排水口10a、10bが設けられている。12は排水口
10aに仮止めされている排水ホースで、この排水ホース
12は排水口10bへの付け替えができる。13は熱交換器8
からの配管で、その先端に図示されてない室外機との接
続配管を接続するようになっている。排水口10aまたは
10bに接続された排水ホース12の他端は熱交換器8の接
続配管と一緒に筐体1(ベース2)の左右両側面に設け
られた取出口2a、2bの何れか一方から取り出して室
外に延出させ、露受皿10に流下した結露水を外部に排出
するようになっている。
を受けるための露受皿で、この露受皿11で受けた結露水
は図示されてない導水路を介して前方の露受皿10に導く
ようになっており、露受皿10の背面左右には図2に示す
ような排水口10a、10bが設けられている。12は排水口
10aに仮止めされている排水ホースで、この排水ホース
12は排水口10bへの付け替えができる。13は熱交換器8
からの配管で、その先端に図示されてない室外機との接
続配管を接続するようになっている。排水口10aまたは
10bに接続された排水ホース12の他端は熱交換器8の接
続配管と一緒に筐体1(ベース2)の左右両側面に設け
られた取出口2a、2bの何れか一方から取り出して室
外に延出させ、露受皿10に流下した結露水を外部に排出
するようになっている。
【0014】以下、本発明の特徴である筐体1の構造に
ついて説明する。筐体1は先に説明したようにベース2
と、その前面に装着された前面パネル3とからなるが、
本発明によるベース2は図3の各図に示すように、硬質
樹脂製のベース本体2Aと、同ベース本体2Aの外側を
被覆した軟質樹脂製のベースカバー2Bとからなる二重
構造になっており、ベース本体2Aの左右両側面の後方
下部には図3の(b)に示すように、排水ホース12等の
取出口2a、2bが設けられている。ベースカバー2B
はベース本体2Aの前後両端面および左右両側面の取出
口2a、2bを含む外側の全域を被覆した状態になって
おり、排水ホース12等の取り出しに際して、対応する何
れか一方の取出口2aまたは2bの開口端に沿ってベー
スカバー2Bを切除し、開口するようになっている。
ついて説明する。筐体1は先に説明したようにベース2
と、その前面に装着された前面パネル3とからなるが、
本発明によるベース2は図3の各図に示すように、硬質
樹脂製のベース本体2Aと、同ベース本体2Aの外側を
被覆した軟質樹脂製のベースカバー2Bとからなる二重
構造になっており、ベース本体2Aの左右両側面の後方
下部には図3の(b)に示すように、排水ホース12等の
取出口2a、2bが設けられている。ベースカバー2B
はベース本体2Aの前後両端面および左右両側面の取出
口2a、2bを含む外側の全域を被覆した状態になって
おり、排水ホース12等の取り出しに際して、対応する何
れか一方の取出口2aまたは2bの開口端に沿ってベー
スカバー2Bを切除し、開口するようになっている。
【0015】また、室内機によっては図4に示すよう
に、空気通路6を形成するベース本体2Aの背面下部2
cが別ピースからなり、その上端部をネジ止めによりベ
ース本体2Aと一体化するようにしたものがあるが、本
発明においては、その別ピースとの接触面を前記軟質樹
脂で被覆した構成とすることにより、接触面同士の密着
性を良くし、空気通路6への外気の侵入を防止するよう
になっている。
に、空気通路6を形成するベース本体2Aの背面下部2
cが別ピースからなり、その上端部をネジ止めによりベ
ース本体2Aと一体化するようにしたものがあるが、本
発明においては、その別ピースとの接触面を前記軟質樹
脂で被覆した構成とすることにより、接触面同士の密着
性を良くし、空気通路6への外気の侵入を防止するよう
になっている。
【0016】以上により、ベース2の左右両側面は取出
口2a、2bが直接見えないフラットな仕上がりにする
ことができ、ベースカバー2Bは軟質樹脂で出来ている
ためカッターナイフ等を用いれば取出口2a、2bを簡
単に開口することができる。また、ベース本体2A側の
他部品(前面パネル3等)との接触面は全て軟質樹脂で
コーティングされているので他部品との結合状態等が良
くなっている。
口2a、2bが直接見えないフラットな仕上がりにする
ことができ、ベースカバー2Bは軟質樹脂で出来ている
ためカッターナイフ等を用いれば取出口2a、2bを簡
単に開口することができる。また、ベース本体2A側の
他部品(前面パネル3等)との接触面は全て軟質樹脂で
コーティングされているので他部品との結合状態等が良
くなっている。
【0017】図5は室内機の梱包状態を示したものであ
るが、以上説明したような筐体1を有する室内機であれ
ば、ベース本体2Aを覆っているベースカバー2Bが軟
質樹脂でできているため従来の室内機に比して筐体1の
緩衝力が大きくなっている。したがって、室内機を保護
する緩衝材14をより小さくすることができると共に、外
装ダンボール15の小型化も図れることになる。
るが、以上説明したような筐体1を有する室内機であれ
ば、ベース本体2Aを覆っているベースカバー2Bが軟
質樹脂でできているため従来の室内機に比して筐体1の
緩衝力が大きくなっている。したがって、室内機を保護
する緩衝材14をより小さくすることができると共に、外
装ダンボール15の小型化も図れることになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したような筐体であれば、左右
両側面に形成されている取出口が外部から直接見えない
ので外観が綺麗であり、排水ホース等を左右何れかの取
出口から取り出す場合、その取出口を覆っている部分の
ベースカバーをハサミかカッターナイフ等で容易に切除
できるため工事時間の短縮が図れ、また、ベース本体と
他部品との接触面が軟質材料でコーティングされている
ため、硬質材料同士が直接接触せず、材料の熱収縮等に
よる異音の発生が無くなり、さらに、そのベース本体と
他部品間の軟質材料がパッキンの役割を果たすことによ
り、従来必要としていたシール材が削減され組立に要す
る工数および部品コストの低減が図れ、更にはベース本
体を覆う軟質材料が緩衝力を有するため、製品の梱包に
用いる緩衝材をより小さくすることができ、梱包寸法の
小型化および輸送コストの低減が図れる等、多大な効果
を奏する。
両側面に形成されている取出口が外部から直接見えない
ので外観が綺麗であり、排水ホース等を左右何れかの取
出口から取り出す場合、その取出口を覆っている部分の
ベースカバーをハサミかカッターナイフ等で容易に切除
できるため工事時間の短縮が図れ、また、ベース本体と
他部品との接触面が軟質材料でコーティングされている
ため、硬質材料同士が直接接触せず、材料の熱収縮等に
よる異音の発生が無くなり、さらに、そのベース本体と
他部品間の軟質材料がパッキンの役割を果たすことによ
り、従来必要としていたシール材が削減され組立に要す
る工数および部品コストの低減が図れ、更にはベース本
体を覆う軟質材料が緩衝力を有するため、製品の梱包に
用いる緩衝材をより小さくすることができ、梱包寸法の
小型化および輸送コストの低減が図れる等、多大な効果
を奏する。
【図1】本発明および従来例に係わる室内機の内部構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す室内機の背面斜視図
である。
である。
【図3】本発明の実施の形態を示したもので、(a)は
室内機の側面図、(b)は(a)に示す筐体の後方下部
左右の拡大図、(c)は(a)に示す筐体のB−B矢視
部拡大断面図、(d)は(a)に示す筐体のC−C矢視
部拡大断面図、(e)は(a)に示す筐体のD部拡大断
面図である。
室内機の側面図、(b)は(a)に示す筐体の後方下部
左右の拡大図、(c)は(a)に示す筐体のB−B矢視
部拡大断面図、(d)は(a)に示す筐体のC−C矢視
部拡大断面図、(e)は(a)に示す筐体のD部拡大断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す要部拡大断面図であ
る。
る。
【図5】本発明および従来例に係わる室内機の梱包状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図6】従来例を示す室内機の背面斜視図である。
【図7】従来例を示す室内機の背面要部拡大図である。
1 筐体 2 ベース 2A ベース本体 2B ベースカバー 2a 取出口 2b 取出口 2c 背面下部 3 前面パネル 4 吸込口 5 吹出口 6 空気通路 7 フィルタ 8 熱交換器 9 送風ファン 10 露受皿 10a 排水口 10b 排水口 11 露受皿 12 排水ホース 13 配管 14 緩衝材 15 外装ダンボール
Claims (4)
- 【請求項1】 ベースと、同ベースの前面に装着された
前面パネルとからなる筐体の上面と前面上部に吸込口を
設ける一方、前面下部に吹出口を設け、これら吸込口と
吹出口を結ぶ空気通路に少なくとも熱交換器と送風ファ
ンを配置すると共に前記熱交換器の下方に露受皿を設
け、この露受皿の背面左右に形成した排水口の何れか一
方に排水ホースの一端を接続し、他端を前記熱交換器の
接続配管と共に室外に延出させ、前記露受皿で受けた結
露水を外部に排出するようにしてなる空気調和機の室内
機において、 前記ベースがその左右両側面の所定位置に前記排水ホー
ス等の取り出しに利用する取出口を設けた硬質樹脂製の
ベース本体と、同ベース本体の外側および前記取出口を
被覆した軟質樹脂製のベースカバーとからなり、前記排
水ホース等の取り出しに際し、対応する取出口の開口端
に沿って前記ベースカバーを切除し、開口するようにし
てなることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 【請求項2】 前記ベース本体と前記前面パネルが接触
するベース本体側の接触面を前記軟質樹脂で被覆してな
る請求項1記載の空気調和機の室内機。 - 【請求項3】 前記ベース本体の後方端面を前記軟質樹
脂で被覆してなる請求項1記載の空気調和機の室内機。 - 【請求項4】 前記空気通路を形成する前記ベース本体
の背面下部が別ピースからなるものでは、その別ピース
との接触面を前記軟質樹脂で被覆してなる請求項1記載
の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243810A JP2002061874A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243810A JP2002061874A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061874A true JP2002061874A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18734603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243810A Pending JP2002061874A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061874A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103673081A (zh) * | 2012-09-20 | 2014-03-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器室内机 |
JP2015010731A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
WO2019077745A1 (ja) * | 2017-10-20 | 2019-04-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243810A patent/JP2002061874A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103673081A (zh) * | 2012-09-20 | 2014-03-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器室内机 |
JP2015010731A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
WO2019077745A1 (ja) * | 2017-10-20 | 2019-04-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JPWO2019077745A1 (ja) * | 2017-10-20 | 2020-04-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
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