JP2598981B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2598981B2
JP2598981B2 JP63261841A JP26184188A JP2598981B2 JP 2598981 B2 JP2598981 B2 JP 2598981B2 JP 63261841 A JP63261841 A JP 63261841A JP 26184188 A JP26184188 A JP 26184188A JP 2598981 B2 JP2598981 B2 JP 2598981B2
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JP
Japan
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casing
air
suction
suction nozzle
air conditioner
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JP63261841A
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JPH02110219A (ja
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和夫 森
久吉 桑原
隆彦 宇口
孝之 福本
達也 谷
博司 野口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機等に組み込まれる遠心形の送風装
置に関する。
(ロ)従来の技術 遠心形の送風装置が組み込まれた空気調和機としては
実公昭58−16585号公報がある。
この公報ではファンケーシングの吐出口がいずれも同
一平面上となるようこれら送風機が複数個並べられてい
る。そして、吸込空気がファンケーシング間の隙間から
各ファンケーシングの吸込ノズルを介してこのケーシン
グ内へ吸込まれるようになっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような空気調和機において、ファンケーシング間
の隙間が小さいとこの隙間からケーシングに吸込まれる
空気の量が不足してファンケーシングの内外の圧力差が
十分とれずファンケーシング内の空気の一部が吐出口へ
案内されずに吸込ノズルより流出して騒音が発生するお
それがあった。
本発明は上述の課題を解決することを目的としたもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明はケーシングの吸
込ノズルの空気流出側端部に、このケーシングに収納さ
れた翼車の空気吸込側端面と向かい合う張り出し部材を
設けるようにしたものである。
(ホ)作用 張り出し部材を設けて、ケーシングの吸込ノズルの空
気流出側端部と翼の空気吸込側端面とを向かい合せてこ
の両者の隙間を小さくしたので、吸込ノズルからケーシ
ングの外部へ空気が逆流しにくくなる。
(ヘ)実施例 第1図において、1は箱形の空気調和機で家屋の天井
に隠蔽されるものである。2はサービス点検口兼底面吸
込口、3は背面吸込口である。そして上面にも吸込口
(図示せず)が設けられており、空気調和機の設置状態
に応じて3つの吸込口のうち、どれか1つの吸込口を開
放し、残りの2つの吸込口をパネル部材(後述する)で
塞ぐようにする。4は吐出口で、必要に応じてダクトが
取り付けられる。5はこの空気調和機1の筐体内を前後
に区画する仕切板で、前室6と後室7とをつなぐ開口8
が設けられている。9は前室に収納された熱交換器、10
は2つ並べられた送風装置で、翼車11とケーシング12と
から構成されている。13はこの翼車を駆動する電動機、
14はドレンポンプで、これら機器は後室7に収納されて
いる。ここで送風装置10はサービス点検口2から臨まれ
る筐体内の一方に、電動機13はこの筐体内の他方に配置
されている。
15は天井に固定された吊り具、16はこの空気調和機の
左右両側面の前後に取り付けられた吊り金具で、この金
具16を吊り具15へ装着することによってこの空気調和機
1が天井に設置される。17はこの空気調和機1の本体19
の側板18に固定された収納箱で、この空気調和機1の運
転を制御する電気部品が収納されている。
第2図はこの空気調和機1の後部を示し20は冷媒管の
接続具、21は温水管の接続具、22はドレン配管でいずれ
も後面にまとめられている。23はサービス点検口を塞ぐ
パネル部材で、第1パネル24と第2パネル25とから構成
されている。この第1パネル24は電動機13の下方に、第
2パネル25は送風装置10の方になるようにしている。す
なわち、第1パネル24をサービス点検口2から外すと、
電動機13が見えて、第2パネル25を外すと送風装置10が
見えるようにしている。ここで第2パネル25の左縁には
段差26があり、第1パネル24の右縁27がこの段差に位置
するようにしている。これら2つのパネル24,25は螺子2
8で底板30に取り付けられている。
第3図はこの空気調和機1に組み込まれる送風装置1
0、電動機13、熱交換器9等の関係を示すもので、31は
仕切板5の開口8のまわりに取り付けられるシール材
で、その先端は熱交換器9へ当てられて、開口8から吐
出された風を熱交換器9へ案内するようにしている。32
は電動機13の取付基台で、左右にU字状の取付片33が取
り付けられている。この取付片33は上部を支点34として
回転自在に支持されている。この取付片33は連結部材35
で一体的に回動するようにつながれている。36は電動機
の両側に嵌め込まれるクッション材で、夫々取付片33に
よって固定される。37は回転軸、38はこの電動機13の回
転軸37と翼車11の回転軸39とをつなぐジョイントであ
る。40は翼11の回転軸39を受ける軸受、41はこの軸受40
の支持具で、仕切板5に固定されている。
前記ケーシング12は夫々左側に吸込ノズル42のある左
ケーシング43と、右側に吸込ノズル44のある右ケーシン
グ45とから構成され、後室7側から螺子46で固定されて
いる。そして特に他方の右ケーシング45の吸込ノズル44
の側方には電動機13が備えられている。この電動機13の
大きさはケーシング12の大きさよりも小さいため、特に
この他方の右ケーシング45の吸込ノズル44の側方には他
の吸込ノズル42の側方よりも大きな空間46が形成されて
いる。従って、この他方の右ケーシング45の吸込ノズル
44からは他の吸込ノズル42よりも多量の空気が吸込ま
れ、ケーシング12の内外の圧力差が十分確保できるよう
になっている。このためケーシング12の内から外への空
気の逆流はほとんど生じない。
47は張り出し部材で、他方の左ケーシング43の吸込ノ
ズル42、一方のケーシング12の両吸込ノズル42,44の空
気流出側端部48に位置させ、左並びに右ケーシング43,4
5の側板に当てがって前室6側から螺子49で固定されて
いる。このように張り出し部材47を翼車11の空気吸込側
端面51と向かい合せたのは次の理由による。すなわち、
他方の在ケーシング43の吸込ノズル42、一方のケーシン
グ12の両吸込ノズル42,44の側方にはケーシング12や側
板50があるため、このノズル42,44に吸込まれる空気量
は、他方の右ケーシング45の吸込ノズル44から吸込まれ
る空気量よりも少なく、従ってケーシング12の内外の圧
力差が十分確保できないことがある。このためケーシン
グ12の内から外へすなわちノズル42,44の空気流出側端
部48からケーシング12の外へ空気が逆流する(一点鎖線
参照)おそれがあったため、この空気流出側端部48に張
り出し部材47を設けて、この部材47と翼車11との隙間を
平面的に小さくして、上述した逆流の発生を抑えるよう
にしている。その結果騒音(バサバサ音)が減少され
た。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明はケーシングの吸込ノズル
の空気流出側端部の張り出し部材と翼車の空気吸込側端
面とを向かい合って吸込ノズルからケーシングの外部へ
空気が逆流しにくくしたので、騒音を発生しにくくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は空気調和
機の外装板の一部を切り欠いた斜視図、第2図は同機の
後部を示す斜視図、第3図は同機に組み込まれる送風装
置の分解斜視図、第4図は同機の要部を示す横断面図で
ある。 1……空気調和機、10……ケーシング、11……翼車、4
2,44……吸込ノズル、47……張り出し片、48……空気流
出側端部、51……空気吸込側端面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 孝之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 谷 達也 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 野口 博司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】翼車を吸込ノズルのあるケーシングに収納
    した遠心型の送風装置において、前記吸込ノズルの空気
    流出側端部には、前記翼車の空気吸込側端面と向かい合
    う張り出し部材を設けたことを特徴とする送風装置。
JP63261841A 1988-10-17 1988-10-17 送風装置 Expired - Lifetime JP2598981B2 (ja)

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JPH02110219A JPH02110219A (ja) 1990-04-23
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JP5855998B2 (ja) * 2012-03-29 2016-02-09 東芝キヤリア株式会社 空気調和機

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