JP2956676B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2956676B2
JP2956676B2 JP10006406A JP640698A JP2956676B2 JP 2956676 B2 JP2956676 B2 JP 2956676B2 JP 10006406 A JP10006406 A JP 10006406A JP 640698 A JP640698 A JP 640698A JP 2956676 B2 JP2956676 B2 JP 2956676B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、天井埋込式の空
気調和機に関し、さらに詳しくはドレン排出装置に接続
されるハーネスのポンプ室からの導出部におけるシール
性を向上させるようにした空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、天井埋込式の空気調和機は、図
1に示すように、天井Cに形成された開口部7の上方に
空気調和機本体1を配置し、該空気調和機本体1に対し
て前記開口部7を覆う化粧パネル2を取り付けて構成さ
れており、前記空気調和機本体1のケーシング3内に
は、略環状の熱交換器4と、該熱交換器4の中心部にあ
って吸込側を下向きとし且つ吹出側を前記熱交換器4の
側面とした送風機5と、該送風機5の吸込側に配置され
たベルマウス6とが配設されている。符号8はドレンパ
ン、9はファンモータ、10は吹出空気通路である。
【0003】上記のような構成の空気調和機の場合、図
2に示すように、前記ケーシング3内において前記吹出
空気通路10が形成されていない部分(即ち、吹出空気
通路間)に、前記ドレンパン8に連通されるポンプ室1
1を形成し、該ポンプ室11内にドレン排出装置12
(例えば、ドレンポンプ12Aおよびフロートスイッチ
12B)を配設し、該ドレン排出装置12によりドレン
パン8内に溜まったドレンを外部へ排出するようになっ
ている。
【0004】ところで、ドレン排出装置12を構成する
ドレンポンプ12Aおよびフロートスイッチ12Bから
のハーネス13をスイッチボックス14内に配設された
プリント基板(図示省略)に接続する必要がある。
【0005】従来の技術では、前記ポンプ室11の側壁
11a(断熱材により構成されている)に、前記ハーネ
ス13を該ポンプ室11外へ導出するための凹溝15を
形成し且つ該凹溝15に、前記ハーネス13を前記ポン
プ室11側から挿入する切れ目17を有するシール材1
6を配設するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構成とした場合、前記シール材16の切れ目17を完
全にシールすることができないところから、シール性が
不十分となるという不具合がある。
【0007】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、簡単な構成により、ポンプ室からのハーネス導出
部におけるシール性を確保し得るようにすることを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、ケーシング3内に、略環状の熱交換器4と、該熱
交換器4の中心部にあって吸込側を下向きとし且つ吹出
側を前記熱交換器4の側面とした送風機5と、前記熱交
換器4の下方にあって該熱交換器4からのドレンを受け
止めるドレンパン8とを配置するとともに、該ドレンパ
ン8に隣接するポンプ室11に、前記ドレンを外部へ排
出するドレン排出装置12を配置してなる空気調和機に
おいて、前記ポンプ室11の側壁11aに、前記ドレン
排出装置12に接続されるハーネス13を該ポンプ室1
1外へ導出するための凹溝15を形成し且つ該凹溝15
に、前記ハーネス13を前記ポンプ室11側から挿入す
る切れ目17を有する第1のシール材16を配設すると
ともに、該第1のシール材16における切れ目17の外
端に圧接される第2のシール材22を付設している。
【0009】上記のように構成したことにより、ポンプ
室11からのハーネス導出部におけるシール性が向上す
ることとなり、ケーシング3への結露の発生が防止でき
る。その結果、断熱材の削減が可能となり、コストダウ
ンに寄与する。
【0010】請求項2の発明におけるように、前記第2
のシール材22を、前記ドレンパン8とポンプ室11と
を仕切る仕切板20の端部に取り付けた場合、仕切板2
0の取付と同時に第2のシール材22の取付が行えるこ
ととなり、製品組立ライン作業を簡素化することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0012】この空気調和機は、従来技術の項において
既に説明したものと同様の天井埋込式空気調和機とされ
ている。
【0013】即ち、図1および図2に示すように、この
空気調和機は、天井Cに形成された開口部7の上方に空
気調和機本体1を配置し、該空気調和機本体1に対して
前記開口部7を覆う化粧パネル2を取り付けて構成され
ており、前記空気調和機本体1のケーシング3内には、
略環状の熱交換器4と、該熱交換器4の中心部にあって
吸込側を下向きとし且つ吹出側を前記熱交換器4の側面
とした送風機(例えば、ターボファン)5と、該送風機
5の吸込側に配置された合成樹脂製のベルマウス6とが
配設されている。符号8は前記熱交換器4の下方に配置
されたドレンパン、9はファンモータ、10は前記熱交
換器4の外周側に形成された吹出空気通路である。
【0014】前記ケーシング3は、略六角形形状とされ
ており、断熱材からなる側壁3aと、該側壁3aの上部
を覆う天板3bとからなっている。
【0015】前記ベルマウス6における吸込穴13の口
縁には、スイッチボックス11を収納する凹部18が形
成されており、該スイッチボックス11の下端開口は蓋
カバー19により覆蓋されている。
【0016】前記ケーシング3内において前記吹出空気
通路10が形成されていない部分(即ち、吹出空気通路
間)には、前記ドレンパン8に連通されるポンプ室11
が形成されており、該ポンプ室11内には、ドレン排出
装置12(例えば、ドレンポンプ12Aおよびフロート
スイッチ12B)が配設されている。該ドレン排出装置
12は、ドレンパン8内に溜まったドレンを外部へ排出
する作用をなす。そして、前記ポンプ室11は、仕切板
20により前記ドレンパン8の液溜め部と区画されお
り、前記仕切板20の下端部には、ドレン中に含まれる
ゴミ等がポンプ室11内に流入するのを阻止してドレン
のみがポンプ室11内へ流入し得るように多数の切欠部
21,21・・が形成されている(図3および図4参
照)。なお、前記仕切板20は、ケーシング天板3bに
対してビス23,23・・により固定される。
【0017】前記ドレン排出装置12を構成するドレン
ポンプ12Aおよびフロートスイッチ12Bからのハー
ネス13をスイッチボックス14内に配設されたプリン
ト基板(図示省略)に接続する必要があるところから、
前記ポンプ室11の側壁11a(ケーシング3の側壁3
aを構成する断熱材と一体に形成されている)には、前
記ハーネス13を該ポンプ室11外へ導出するための凹
溝15を形成されており、該凹溝15には、前記ハーネ
ス13を前記ポンプ室11側から挿入する切れ目17を
有する第1のシール材16が配設されている(図3およ
び図4参照)。
【0018】前記仕切板20の一端部には、前記第1の
シール材16における切れ目17の外端に圧接される第
2のシール材22が取り付けられている(図3および図
4参照)。
【0019】上記のように構成したことにより、ポンプ
室11からのハーネス導出部におけるシール性が向上す
ることとなり、ケーシング3への結露の発生が防止でき
る。その結果、断熱材の削減が可能となり、コストダウ
ンに寄与する。しかも、前記第2のシール材22を、前
記ドレンパン8とポンプ室11とを仕切る仕切板20の
端部に取り付けているため、仕切板20のケーシング天
板3bへの取付と同時に第2のシール材22の取付が行
えることとなり、製品組立ライン作業を簡素化すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
ケーシング3内に、略環状の熱交換器4と、該熱交換器
4の中心部にあって吸込側を下向きとし且つ吹出側を前
記熱交換器4の側面とした送風機5と、前記熱交換器4
の下方にあって該熱交換器4からのドレンを受け止める
ドレンパン8とを配置するとともに、該ドレンパン8に
隣接するポンプ室11に、前記ドレンを外部へ排出する
ドレン排出装置12を配置してなる空気調和機におい
て、前記ポンプ室11の側壁11aに、前記ドレン排出
装置12に接続されるハーネス13を該ポンプ室11外
へ導出するための凹溝15を形成し且つ該凹溝15に、
前記ハーネス13を前記ポンプ室11側から挿入する切
れ目17を有する第1のシール材16を配設するととも
に、該第1のシール材16における切れ目17の外端に
圧接される第2のシール材22を付設して、ポンプ室1
1からのハーネス導出部におけるシール性を向上させる
ようにしたので、ケーシング3への結露の発生が防止で
きることとなり、断熱材の削減が可能となってコストダ
ウンに寄与するという優れた効果がある。
【0021】請求項2の発明におけるように、前記第2
のシール材22を、前記ドレンパン8とポンプ室11と
を仕切る仕切板20の端部に取り付けた場合、仕切板2
0の取付と同時に第2のシール材22の取付が行えるこ
ととなり、製品組立ライン作業を簡素化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける空気調和機本体の縦断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける空気調和機本体の下面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機の要
部拡大断面図である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機の要
部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1は空気調和機本体、3はケーシング、4は熱交換器、
5は送風機、6はベルマウス、11はポンプ室、11a
は側壁、12はドレン排出装置、12Aはドレンポン
プ、12Bはフロートスイッチ、13はハーネス、14
はスイッチボックス、15は凹溝、16は第1のシール
材、17は切れ目、20は仕切板、22は第2のシール
材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(3)内に、略環状の熱交換
    器(4)と、該熱交換器(4)の中心部にあって吸込側
    を下向きとし且つ吹出側を前記熱交換器(4)の側面と
    した送風機(5)と、前記熱交換器(4)の下方にあっ
    て該熱交換器(4)からのドレンを受け止めるドレンパ
    ン(8)とを配置するとともに、該ドレンパン(8)に
    隣接するポンプ室(11)には、前記ドレンを外部へ排
    出するドレン排出装置(12)を配置してなる空気調和
    機であって、前記ポンプ室(11)の側壁(11a)に
    は、前記ドレン排出装置(12)に接続されるハーネス
    (13)を該ポンプ室(11)外へ導出するための凹溝
    (15)を形成し且つ該凹溝(15)には、前記ハーネ
    ス(13)を前記ポンプ室(11)側から挿入する切れ
    目(17)を有する第1のシール材(16)を配設する
    とともに、該第1のシール材(16)における切れ目
    (17)の外端に圧接される第2のシール材(22)を
    付設したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記第2のシール材(22)を、前記ド
    レンパン(8)とポンプ室(11)とを仕切る仕切板
    (20)の端部に取り付けたことを特徴とする前記請求
    項1記載の空気調和機。
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