JP2000130801A - 分離型空気調和機の圧縮機カバー装置 - Google Patents

分離型空気調和機の圧縮機カバー装置

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JP2000130801A
JP2000130801A JP31001698A JP31001698A JP2000130801A JP 2000130801 A JP2000130801 A JP 2000130801A JP 31001698 A JP31001698 A JP 31001698A JP 31001698 A JP31001698 A JP 31001698A JP 2000130801 A JP2000130801 A JP 2000130801A
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JP
Japan
Prior art keywords
compressor
cover
outdoor unit
compressor cover
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP31001698A
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English (en)
Inventor
Seiji Ota
清二 太田
Sadami Masahara
定己 正原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JP2000130801A publication Critical patent/JP2000130801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離型空気調和機の室外機において、空気調
和機が運転中発生する配管表面等に付着する結露水を、
シール材を使わずに排水口まで導くことができ、安価か
つ強度向上が図れる圧縮機カバーを提供するものであ
る。 【解決手段】 圧縮機3の外周部を覆う圧縮機カバー1
が半円筒型の形状を有し、前記カバーに側面部に向け傾
斜した溝1aを一体形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分離型空気調和機
の圧縮機カバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マンション等においては、分離型
空気調和機の室外機の設置場所は、設置スペースの問題
から室外機を壁掛けにされる場合が多い。この場合、空
調機の運転中に配管表面等に発生する結露水が、正規の
排水口から排出されずに室外機前面の前面グリルと室外
機の基板部との隙間から漏れるといった課題がある。
【0003】そのため従来の横型圧縮機を搭載した室外
機は、図6及び図7に示すように、室外機中央にファン
105、その後方に凝縮器107を配置し、室外機下部
には、圧縮機103を配置している。そして、圧縮機1
03の外周部には、圧縮機駆動音の遮音と圧縮機下部へ
の水侵入防止を目的として、圧縮機の外周部を半円筒上
に覆う圧縮機カバー101を設置している。
【0004】また、室外機の両側には、冷凍サイクルを
形成する配管類110及びアキュームレータ108を配
置し、圧縮機カバー101の上部には、前記冷凍サイク
ルの低圧配管109が通る構成となっている。このた
め、空調機が運転中には、低圧配管109やアキューム
レータ108の表面に発生した結露水が、各配管を伝っ
て圧縮機カバー101の表面に落ちる。
【0005】上記課題の原因は、圧縮機カバー表面に落
下した結露水が、前記、前面グリルと基板間に流れ落ち
ることに起因している。そのため、従来の構成では、図
7及び図8に示すように、圧縮機カバー表面に落下した
結露水が、前面グリル112裏側に落下しないように圧
縮機カバー表面に接付ポリエチレン等のシール材102
を貼り付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、接付ポリエチレン等のシール材を別部品
として圧縮機カバーに貼り付けているため、材料費及び
シール材の貼り付け作業工数もかかり、かつ、部品単体
の輸送梱包形態においても、シール材の剥がれを防止す
るため、カバーとカバーとの間に緩衝材を入れるといっ
た梱包形態をとらざるをえず、高価なものとなってい
た。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので分離型空気調和機の安価な圧縮機カバー装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、圧縮機カバーが半円筒型の形状を有し、カ
バーの側面部に向け傾斜させた溝を一体形成しているも
のである。
【0009】上記構成によって、空気調和機運転時に発
生する配管部表面の結露水を室外機基板部に設けられた
排水口に正常に誘導することができ、よって、水漏れ防
止用のシール材を廃止することができ、シール貼り付け
工数や、部品コストを低減できるものである。
【0010】また、一体形成した溝形状により、圧縮機
カバーの強度も高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、圧縮機
外周部を覆う圧縮機カバーに、カバーの側面に向けて傾
斜させた形状の溝を一体形成させたものである。そし
て、この構成によれば、空気調和機の運転中に生じた配
管部表面の結露水が、圧縮機カバー上部に落下しても、
室外機前面の前面グリルと基盤との隙間に侵入すること
を防止でき、圧縮機カバー表面に設けた傾斜した溝を伝
い、基盤部に設けた排水口まで結露水を導くことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図3を
参照して説明する。
【0013】図1は、分離型空気調和機の室外機本体
で、室外機前面に取りつけられている前面グリル12を
外した状態を示す。図2は室外機本体の断面図であり、
図3は、本実施例における圧縮機カバーの外観図であ
る。室外機中央にファン5、その後方に凝縮器7を配置
し、室外機下部には、圧縮機3を配置している。そし
て、圧縮機3の上部には、圧縮機の外周を覆うように半
円筒形状を有し、かつ、左側面部に向け傾斜した溝1a
を一体形成した圧縮機カバー1を設けている。また、室
外機の左右両側には、冷凍サイクルを形成する配管類1
0及びアキュームレータ8を配置し、圧縮機カバー1の
上部には、前記冷凍サイクルの低圧配管9が横切る構成
となっている。結露水の排水口(図示せず)は、基板1
1の左側に位置している。尚、4は電装品制御ボック
ス、6はファンモータ、13は天板、14はエアーガイ
ダー、15は、配管接続弁である。
【0014】上記構成において、空気調和機が運転中に
低圧配管9表面及びアキュームレータ8表面に生じた結
露水が、圧縮機カバー1表面に落下しても、圧縮機カバ
ー1に設けた傾斜した溝1aを伝い排水口のある基板に
導かれる。よって、結露水が前面グリル12と基板11
との隙間に侵入することを防止することができ排水口以
外からの滴下を防止することができる。尚、圧縮機カバ
ーに設けた溝は、図7に示すように複数個設けてもよ
く、また、図8に示すように、基板上の排水口の位置に
より、圧縮機カバーの中央より左右両端に下った傾斜を
もたせたものでも良い。
【0015】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
に記載の発明は、横型圧縮機を搭載する分離型空気調和
機の室外機において、前記圧縮機のカバーにカバー側面
部に向け傾斜させた溝を一体形成したことを特徴するも
ので、この構成によれば、空気調和機運転中に配管類に
生じた結露水が、前面グリルと基板部との隙間に侵入す
ることをシール材等の別部品を用いることなく防止する
ことができシール材を用いた場合のように、シール材の
コストや貼りつけ工数が不要となり安価な圧縮機カバー
装置を提供することができる。また、溝が一体に形成し
た構造のため、カバーの強度も向上するという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す室外機の正面図
【図2】本発明の実施例を示す室外機の横断面図
【図3】本発明の実施例を示す圧縮機カバーの外観図
【図4】本発明のその他の実施例を示す圧縮機カバーの
外観図
【図5】本発明のその他の実施例を示す圧縮機カバーの
外観図
【図6】従来の室外機の正面図
【図7】従来の室外機の横断面図
【図8】従来の圧縮機カバーの外観図
【符号の説明】
1 圧縮機カバー 1a 傾斜した溝 3 圧縮機 5 ファン 7 凝縮器 9 低圧配管 11 基板 12 前面グリル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横型圧縮機を搭載する分離型空気調和機
    の室外機において、前記圧縮機の外周部を覆う圧縮機カ
    バーが、半円筒型形状を有し、その前面側に、そのカバ
    ーの側面部に向け傾斜させた溝を一体形成したことを特
    徴とする圧縮機カバー装置。
JP31001698A 1998-10-30 1998-10-30 分離型空気調和機の圧縮機カバー装置 Pending JP2000130801A (ja)

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JP31001698A JP2000130801A (ja) 1998-10-30 1998-10-30 分離型空気調和機の圧縮機カバー装置

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ID=18000150

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012556A1 (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 ダイキン工業株式会社 空気処理装置における圧縮機カバー
US11959659B2 (en) 2018-03-23 2024-04-16 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit for air-conditioning apparatus

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WO2018012556A1 (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 ダイキン工業株式会社 空気処理装置における圧縮機カバー
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