JPS6010178Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPS6010178Y2 JPS6010178Y2 JP1791780U JP1791780U JPS6010178Y2 JP S6010178 Y2 JPS6010178 Y2 JP S6010178Y2 JP 1791780 U JP1791780 U JP 1791780U JP 1791780 U JP1791780 U JP 1791780U JP S6010178 Y2 JPS6010178 Y2 JP S6010178Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- roof
- compressor
- room
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車両の屋根上に塔載する空気調和装置に関
するものである。
するものである。
従来この種の装置として第１図〜第４図に示すものがあ
った。
った。
図において、１は圧縮機、２は室内ファン、３は室外フ
ァン、４は室内熱交換器、５は室外熱交換器、６はリタ
ーン口、７はシールパツキン、８はユニット枠及び後述
の排出管９の断熱材、９は圧縮機結露水排水管、１０は
圧縮機を収納する圧縮機室、１１は室内ファン２及び熱
交換器４を収納する室内部、１２はこお室内部１１と圧
縮機室１０を外部に対して水密するカバーパツキン１３
は装置枠の底板、１４は車両の配風ダクト、１５は車両
の屋根上面、Ａは空気の流れである。
ァン、４は室内熱交換器、５は室外熱交換器、６はリタ
ーン口、７はシールパツキン、８はユニット枠及び後述
の排出管９の断熱材、９は圧縮機結露水排水管、１０は
圧縮機を収納する圧縮機室、１１は室内ファン２及び熱
交換器４を収納する室内部、１２はこお室内部１１と圧
縮機室１０を外部に対して水密するカバーパツキン１３
は装置枠の底板、１４は車両の配風ダクト、１５は車両
の屋根上面、Ａは空気の流れである。
なおこの図は従来の車両屋根に塔載される集中形空気調
和装置を示したものであり、こ）で圧縮機１、室内ファ
ン２、室外ファン３、室内熱交換器４、室外熱交換器５
はヒートポンプができる構造に組込まれた冷暖房作用を
行う機器で、その作用については一般に熟知されている
ので説明を省略する。
和装置を示したものであり、こ）で圧縮機１、室内ファ
ン２、室外ファン３、室内熱交換器４、室外熱交換器５
はヒートポンプができる構造に組込まれた冷暖房作用を
行う機器で、その作用については一般に熟知されている
ので説明を省略する。
このように集中形空気調和装置の場合、圧縮機１の高さ
が高いので、圧縮機室１０を車両の屋根内に落とし込ん
でいた。
が高いので、圧縮機室１０を車両の屋根内に落とし込ん
でいた。
またこの種のものでは、冷房運転すると、圧縮機１のシ
ェルに結露し、この結露水が圧縮機室１０に溜るので、
この部分は車両客室内に対して完全防水の構造にして溜
った結露水は車外へ排水管９で排水するようにしている
。
ェルに結露し、この結露水が圧縮機室１０に溜るので、
この部分は車両客室内に対して完全防水の構造にして溜
った結露水は車外へ排水管９で排水するようにしている
。
従来の装置は、以上のように構成されているので、圧縮
機室１０と室内部１１は装置の外部に対しても、車両客
室内に対しても完全防水構造にする必要があり、車両の
屋根に明ける穴並びに車両屋根上のシール部を大きくし
なければならなかった。
機室１０と室内部１１は装置の外部に対しても、車両客
室内に対しても完全防水構造にする必要があり、車両の
屋根に明ける穴並びに車両屋根上のシール部を大きくし
なければならなかった。
また振動、騒音を出す圧縮機が車両の屋根内に入り込ん
でいるので、配風ダクト１４並びに車内天井面に防音対
策を施こす必要があった。
でいるので、配風ダクト１４並びに車内天井面に防音対
策を施こす必要があった。
この考案は上記のような従来の装置の欠点を除去するた
めになされたもので、圧縮機の高さを低くし、装置が取
付けられる部分の屋根を周りの屋根より低くすることな
しに圧縮機室下面が車両の屋根上面になるようにするこ
とにより、車両の屋根と装置のシール面を室内部のみを
範囲で行うことができるようにしたものである。
めになされたもので、圧縮機の高さを低くし、装置が取
付けられる部分の屋根を周りの屋根より低くすることな
しに圧縮機室下面が車両の屋根上面になるようにするこ
とにより、車両の屋根と装置のシール面を室内部のみを
範囲で行うことができるようにしたものである。
すなわち圧縮機、室外ファンを車両の屋根上の車外部に
配置することで、車内に対して騒音の小さい、かつ水密
性に対して信頼度の高い装置を提供したものである。
配置することで、車内に対して騒音の小さい、かつ水密
性に対して信頼度の高い装置を提供したものである。
以下この考案の一実施例を第５図〜第８図について説明
する。
する。
図において、１５は車両の屋根上面で、この屋根上面は
車両全長にわたって変化させることなく、従って従来の
ように屋根に理め込み部を設けることなく、この屋根上
面上に装置を塔載するようにしたものである。
車両全長にわたって変化させることなく、従って従来の
ように屋根に理め込み部を設けることなく、この屋根上
面上に装置を塔載するようにしたものである。
また１７は圧縮機１に結露した結露水を排水する穴で、
圧縮機室１０の底部に設けられている。
圧縮機室１０の底部に設けられている。
なおその他の構造は上記従来と同様であるので説明を省
略する。
略する。
このようなものにおいて、圧縮機の結露水を生じるが、
この結露水は、圧縮機室１０が車両屋根上面上に対向し
て設けであるので、穴１７から圧縮機室下面と屋根上面
との間の空間を経てそのまま車両屋根上面上に流すこと
ができ、圧縮機室、室外ファン室は水密構造にする必要
はない。
この結露水は、圧縮機室１０が車両屋根上面上に対向し
て設けであるので、穴１７から圧縮機室下面と屋根上面
との間の空間を経てそのまま車両屋根上面上に流すこと
ができ、圧縮機室、室外ファン室は水密構造にする必要
はない。
又、この圧縮機より出る騒音並びに振動は車両屋根で一
度遮蔽されるため、車両への騒音が小さくなる。
度遮蔽されるため、車両への騒音が小さくなる。
なお上記実施例は、圧縮機２台、室外ファン１台、室内
ファン１台で構成される空気調和装置で説明したが、圧
縮機が１台もしくは３台以上、又、室内、外ファンを複
数台にした種々の組合せの装置にも適用できる。
ファン１台で構成される空気調和装置で説明したが、圧
縮機が１台もしくは３台以上、又、室内、外ファンを複
数台にした種々の組合せの装置にも適用できる。
また上記では冷房に関して説明したがこの装置はヒート
ポンプの暖房の場合にも適用できる。
ポンプの暖房の場合にも適用できる。
この考案は以上のように、室内ファン及び室内熱交換器
を収納し車内に連通した室内部を車両の屋根上面に塔載
すると共に、圧縮機を収納した圧縮機室と室外ファンと
室外熱交換器とを上記屋根上面に対向して該屋根上面に
塔載し、上記室内部と上記屋根上面との間にパツキンを
設けて上記室内部のみで車内外のシールをすると共に、
上記圧縮機室の底部に排水穴を設けて上記圧縮機の結露
水を上記排水穴から上記屋根の上面に流す構造としたの
で、シールパツキン７は空気調和装置の室内部のみに対
応した大きさでよく小さくできるとともに、排水管９並
びに圧縮機室のカバー水密、圧縮機室の底板の水密が不
要になる。
を収納し車内に連通した室内部を車両の屋根上面に塔載
すると共に、圧縮機を収納した圧縮機室と室外ファンと
室外熱交換器とを上記屋根上面に対向して該屋根上面に
塔載し、上記室内部と上記屋根上面との間にパツキンを
設けて上記室内部のみで車内外のシールをすると共に、
上記圧縮機室の底部に排水穴を設けて上記圧縮機の結露
水を上記排水穴から上記屋根の上面に流す構造としたの
で、シールパツキン７は空気調和装置の室内部のみに対
応した大きさでよく小さくできるとともに、排水管９並
びに圧縮機室のカバー水密、圧縮機室の底板の水密が不
要になる。
また装置の底板下面に貼る断熱材も少なくてすむので装
置が安価にできる。
置が安価にできる。
さらに車両側に関しては、車両屋根の穴は空気調和装置
の案内部と車内との連通に必要な大きさでよいので小さ
くでき加工費が安くなり、シール部が小さくなることに
より、屋根の水密に関して信頼度が向上し、防音対策が
簡素化できるなどの効果がある。
の案内部と車内との連通に必要な大きさでよいので小さ
くでき加工費が安くなり、シール部が小さくなることに
より、屋根の水密に関して信頼度が向上し、防音対策が
簡素化できるなどの効果がある。
第１図は従来の車両用空気調和装置を示す平面図、第２
図は第１図■−■線断面図、第３図は第１図の■−■線
断面図、第４図は第１図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図
はこの考案の一実施例を示す平面図、第６図は第５図の
ＶＩ−ＶＩ線断面図、第７図は第５図の■−■線断面図
、第８図は第５図の■−■線断面図である。 図中、１は圧縮機、２は室内ファン、３は室外ファン、
４は室内熱交換器、５は室外熱交換器、６は車内空気ク
リーン口、７は車両屋根面のシールパツキン、８は断熱
材、１０は圧縮機室、１１は室内部、１２はカバーパツ
キン、１３は装置枠の底板、１４は配風ダクト、１５は
車両の屋根上面、１７は排水穴である。 尚図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 瀉２図
図は第１図■−■線断面図、第３図は第１図の■−■線
断面図、第４図は第１図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図
はこの考案の一実施例を示す平面図、第６図は第５図の
ＶＩ−ＶＩ線断面図、第７図は第５図の■−■線断面図
、第８図は第５図の■−■線断面図である。 図中、１は圧縮機、２は室内ファン、３は室外ファン、
４は室内熱交換器、５は室外熱交換器、６は車内空気ク
リーン口、７は車両屋根面のシールパツキン、８は断熱
材、１０は圧縮機室、１１は室内部、１２はカバーパツ
キン、１３は装置枠の底板、１４は配風ダクト、１５は
車両の屋根上面、１７は排水穴である。 尚図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 瀉２図
Claims (1)
- 室内ファン及び室内熱交換器を収納し車内に連通した室
内部を車両の屋根上面に塔載すると共に、圧縮機を収納
した圧縮機室と室外ファンと室外熱交換器とを上記屋根
上面に対向して該屋根上面に塔載し、上記室内部と上記
屋根上面との間にパツキンを設けて上記室内部のみで車
内外のシールをすると共に、上記圧縮機室の底部に排水
穴を設けて上記圧縮機の結露水を上記排水穴から上記屋
根の上面に流す構造としてなる車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1791780U JPS6010178Y2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1791780U JPS6010178Y2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56119715U JPS56119715U (ja) | 1981-09-11 |
| JPS6010178Y2 true JPS6010178Y2 (ja) | 1985-04-08 |
Family
ID=29614251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1791780U Expired JPS6010178Y2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010178Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105180430A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-12-23 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 换热设备 |
-
1980
- 1980-02-14 JP JP1791780U patent/JPS6010178Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105180430A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-12-23 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 换热设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56119715U (ja) | 1981-09-11 |
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