JPH0124498Y2 - - Google Patents

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JPH0124498Y2
JPH0124498Y2 JP1983106953U JP10695383U JPH0124498Y2 JP H0124498 Y2 JPH0124498 Y2 JP H0124498Y2 JP 1983106953 U JP1983106953 U JP 1983106953U JP 10695383 U JP10695383 U JP 10695383U JP H0124498 Y2 JPH0124498 Y2 JP H0124498Y2
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air conditioner
ceiling
sealing material
side plates
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JP1983106953U
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天井内に配置される空気調和機本体
の下面に、天井下面側に配置されるパネルをチヤ
ンバーを介して取付けるようにした天井埋込型空
気調和機に関するものである。
(従来技術) この種の天井埋込型空気調和機においては、本
体ケーシング内にフアンと熱交換器を取付けてな
る空気調和機本体を天井内に配置しているが、こ
の場合、空気調和機の冷房運転時には熱交換器通
過後の冷風あるいは室内からの還流冷風によつて
過度に冷却され本体ケーシングの外表面に結露が
生じることがある。この本体ケーシングの外表面
に発生した露が該外表面を伝つて天井面上に滴下
すると、天井面にシミが発生する等の不具合が発
生することになる。
このような本体ケーシングの外表面に生じた露
による不具合の発生を防ぐため、従来下記に例示
するような方法が考えられた。即ち、そのひとつ
は、第1図に示す如く本体ケーシング4の側板2
2,23…の外表面に防熱材を貼付し、これによ
り結露の発生自体を未然に防止しようとするもの
である。ところが、この第1の従来例によれば、
かなり広い面に比較的高価な防熱材を一様厚さに
貼付しなければならないところからコストが大幅
にアツプするという欠点があつた。
また他のひとつは、第2図に示す如く本体ケー
シングの各側板に防熱材を貼付することなく、特
に結露の発生し易い側の側板22の下端部にU字
状の露受溝30を形成し、側板22の外表面に発
生した露をこの露受溝30内に捕集して自然蒸発
させ天井面への滴下を未然に防止しようとするも
のである(実開昭57−100118号公報)。ところが、
この第2の従来例によれば、露受溝30が側板2
2の外表面より外方に突出して形成されているた
め、空気調和機本体の外形寸法が大きくなり、特
に設置空間の制約を受ける天井埋込型空気調和機
としては尚改良の余地がある。
さらに第3の方法としては、実開昭53−46757
号公報にみられるように、外側パネルの一部を内
側へ抜き曲げて露案内片を形成する方法がある。
しかしながら、この第3の方法では、案内片の打
抜き跡に必然的に開口が形成されて、該開口を通
して空気のバイパスあるいは漏洩が生じるという
問題を生じる。又、この方法では必ず案内片の下
側にドレン受を配置しなければならず、この種の
空気調和機を設計するにあたつてレイアウト上の
制約を受けるという問題がある。
尚、第1図において符号1は空気調和機本体、
2はチヤンバー、3はパネル、4は本体ケーシン
グ、5はフアン、6は熱交換器、14は天井パネ
ルである。又、第2図において符号20はチヤン
バー2(第1図参照)との間のウレタンフオーム
等のシール材、31は側板22,24の内側に設
けられたシール材20用の位置決め部材である。
(考案の目的) 本考案は、空気調和機本体の本体ケーシングの
外表面に露受溝を凹設し且つ該露受溝の底部をシ
ール材の位置決め部材として利用することにより
小形軽量化並びに低コスト化を図るようにした天
井埋込型空気調和機を提供することを目的として
なされたものである。
(考案の構成) 本考案は、相対向する一対の第1、第2側板と
相対向する一対の第3、第4側板と天板によつて
底面の開口した略矩形筐状に形成された本体ケー
シング内にフアンと熱交換器を取付けて構成され
且つ天井内に配置される空気調和機本体の底面側
に、吸込口と吹出口を有し且つ天井下面側に配置
されるパネルを、その内部に吸込通路と吹出通路
を形成した略矩形状のチヤンバーを介してしかも
前記空気調和機本体と前記チヤンバーの間に適宜
のシール材を介在せしめた状態で取付けてなる天
井埋込型空気調和機において、前記本体ケーシン
グの各側板のうちの適宜の側板の下端部に、本体
ケーシング内部に向つて適宜に陥没する露受溝を
凹設し、該露受溝の底面が水平方向に向つて且つ
同露受溝の穴深部に向つて適宜角度で下降傾斜し
てのびているとともに、前記露受溝の底面の下面
側に前記シール材を該底面に当接せしめた状態で
取付けたことを特徴とするものである。
(実施例) 第3図には本考案実施例に係る両吹き出し式天
井埋込型空気調和機Zが示されている。この空気
調和機Zは、後に詳述する空気調和機本体1とチ
ヤンバー2とパネル3を上下方向に一体的に結合
して構成されている。
空気調和機本体1は、相対向する一対の第1、
第2側板22,23と相対向する一対の第3、第
4側板24,25と天板26によつて底面の開口
した略矩形筐状に形成された本体ケーシング4内
を、仕切板27によつて吸込側空気通路18と吹
出側空気通路19の2室に区画形成するととも
に、吸込側空気通路18にフアン5をまた吹出側
空気通路19に熱交換器6を夫々配置して構成さ
れている。この空気調和機本体1は、本体ケーシ
ング4の開口端を下方に向けた状態で吊りボルト
15,15により天井内に吊り下げ状態で配置さ
れている。
この空気調和機本体1の開口端側には、中央部
に吸込通路8を該吸込通路8の両側部に一対の吹
出通路9,9を形成してなる略矩形筐状のチヤン
バー2の下端面2aに、吸込口10と一対の吹出
口11,11を有するとともに該吸込口10には
グリル12とエアフイルター13を取付けたパネ
ル3を結合ビス17,17…によつて一体的に結
合してなるパネルアツセンブリー7が、天井パネ
ル14の下面側から前記チヤンバー2を上方に向
けた状態で取付けられている。このパネルアツセ
ンブリー7と前記空気調和機本体1は、結合ボル
ト16,16…によつて一体的に結合せしめられ
ており、後述する如く該チヤンバー2の上端面2
bと前記本体ケーシングの開口端部4aに設けた
第1シール材20(ウレタンフオーム)及び本体
ケーシング4内の露受皿32とチヤンバー2の仕
切板33との間に設けた第2シール材34(ウレ
タンフオーム)とによりチヤンバー2と本体ケー
シング4相互間の気密性が保持されている。
一方、本体ケーシング4の各側板22,23,
24,25のうち、熱交換器6の空気流通面に対
向する一対の第1、第2側板22,23の下端部
22a,23aには、第3図ないし第5図に示す
如く該側板下端部22a,23aをプレス加工に
より断面〓形に陥没させてなる露受溝21が該第
1、第2側板22,23の幅方向全長に亘つて形
成されている。この露受溝21の底面21aは、
水平方向に向つてのびており、しかも第1、第2
側板22,23の外表面上の開口縁部21cから
本体ケーシング内部の穴深部21bに向つて適宜
角度で下降傾斜せしめられており、この穴深部2
1bを水溜部としている。従つて、第1、第2側
板22,23の外表面に発生した露は、該第1、
第2側板22,23をつたつて流下し、露受溝2
1内に捕集せしめられたのち次第に自然蒸発せし
められる。
次にこの露受溝21を形成した側板下端部の構
成を第1側板22について説明すると、この露受
溝21の底面21aと該露受溝21より下側に位
置する側板の下端部22bとで形成される略形
の第1隅角部35内には前記第1シール材20が
嵌装されており、前述の如く結合ボルト16,1
6…を締め込むことにより該第1シール材20が
露受溝21の底面21aとチヤンバー2の上端面
2bの間において押圧変形せしめられ両者間のシ
ール性を保持する如く作用する。即ち、露受溝2
1の底面21aを第1シール材20の位置決め部
材として作用せしめている。
又、第3、第4側板24,25の下端部の構成
を第3側板24について説明すると、この第3側
板24の下端部24aのしかも前記第1側板22
の第1隅角部35に対応する位置には第4図及び
第5図に示す如く該第3側板24の下端部24a
をその幅方向全長に亘つてプレス加工により断面
〓形に折曲形成してなる断面「形の第2隅角部3
6が形成されている。この第2隅角部36内には
前記第1隅角部35内に嵌装した第1シール材2
0と気密的に接合される第1シール材20が嵌装
されている。
次に、第1、第2側板22,23と第3、第4
側板24,25の接合部の構造を第1側板22と
第3側板24の接合部について説明すると、この
第1側板22と第3側板24は、該第3側板24
の端部フランジ面24cに対して第1側板22の
耳部22cを重ね合わせた状態に組み付けられる
が、この場合、第3側板24の幅方向における位
置決めは第3側板24の端部フランジ面24cと
第1側板22の耳部22cが当接することによつ
て行なわれ、また第1側板22の幅方向における
位置決めは露受溝21の端面21dが第3側板2
4の内面に当接することによつて行なわれる。
(考案の効果) 本考案の天井埋込型空気調和機は、天井内に配
置される空気調和機本体の本体ケーシングの外面
に、該本体ケーシングの内方に陥没させた状態で
露受溝を形成しているため、第2図に示す従来例
(実開昭57−100118号公報)の如く露受溝を本体
ケーシングの外側に突出形成した場合に比して該
空気調和機本体の外形寸法を小さく抑えることが
でき、装置全体の小型軽量化を図ることができる
という効果がある。
又、本体ケーシングの外面に陥没形成した露受
溝の底面をシール材の位置決め部材として作用せ
しめるようにしているため、専用の位置決め部材
(第2図、符号31)を設ける必要がなく、それ
だけ部品点数の減少によるコストダウン及び軽量
化を図り得るという実用的効果がある。
さらに本考案によれば、露受溝はそれ自体で露
を貯留することができるので、露案内片をパネル
に打抜き形成した従来例(実開昭53−46757号公
報)のように、該露案内片の下方に別途ドレン受
けを配置しなければならないというような設計上
の制約もなく、しかも、露受溝形成のためにパネ
ルに開口を生ぜしめることもないので、上記従来
例においてみられるような空気のバイパスや漏洩
という問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の従来例の天井埋込型空気調和機
の全体図、第2図は第2の従来例の天井埋込型空
気調和機の要部分解斜視図、第3図は本考案実施
例に係る天井埋込型空気調和機の縦断面図、第4
図及び第5図は第3図の空気調和機の本体ケーシ
ングの要部斜視図である。 1……空気調和機本体、2……チヤンバー、3
……パネル、4……本体ケーシング、5……フア
ン、6……熱交換器、8……吸込通路、9……吹
出通路、10……吸込口、11……吹出口、20
……シール材、21……露受溝、22……第1側
板、23……第2側板、24……第3側板、25
……第4側板、26……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する一対の第1、第2側板22,23
    と、相対向する一対の第3、第4側板24,25
    と、天板26とによつて底面の開口した略矩形筐
    状に形成された本体ケーシング4内にフアン5と
    熱交換器6を取付けて構成され且つ天井内に配置
    される空気調和機本体1の底面側に、吸込口10
    と吹出口11,11を有し且つ天井下面側に配置
    されるパネル3を、その内部に吸込通路8と吹出
    通路9を形成した略矩形状のチヤンバー2を介し
    てしかも前記空気調和機本体1と前記チヤンバー
    2の間に適宜のシール材20を介在せしめた状態
    で取付けてなる天井埋込型空気調和機であつて、
    前記本体ケーシング4の各側板22,23,2
    4,25のうちの適宜の側板22,23の下端部
    22a,23aに、本体ケーシング4内部に向つ
    て適宜に陥没する露受溝21を凹設し、該露受溝
    21の底面21aが水平方向に向つて、且つ前記
    露受溝21の穴深部21bに向つて適宜角度で下
    降傾斜してのびているとともに、前記露受溝21
    の底面21aの下面側に前記シール材20を該底
    面21aに当接せしめた状態で取付けたことを特
    徴とする天井埋込型空気調和機。
JP1983106953U 1983-07-09 1983-07-09 天井埋込型空気調和機 Granted JPS6014423U (ja)

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4584500B2 (ja) * 2001-06-29 2010-11-24 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機

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JPS5346757B2 (ja) * 1972-03-17 1978-12-15
JPS586125B2 (ja) * 1973-10-05 1983-02-03 タイヨウサンギヨウ カブシキガイシヤ ザヒヨウイチソクテイソウチ

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JPS5346757U (ja) * 1976-09-25 1978-04-20
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