JP2919708B2 - 空気調和機のフィルタ固定装置 - Google Patents

空気調和機のフィルタ固定装置

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JP2919708B2
JP2919708B2 JP5152940A JP15294093A JP2919708B2 JP 2919708 B2 JP2919708 B2 JP 2919708B2 JP 5152940 A JP5152940 A JP 5152940A JP 15294093 A JP15294093 A JP 15294093A JP 2919708 B2 JP2919708 B2 JP 2919708B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸込みパネルにフィル
タを固定するフィルタ固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、空気調和機の室内ユニット(以
下、単に「空気調和機」という)を室内の天井に設置す
る天井設置型の空気調和機において、室内空気を吸込む
吸込み口には、多数の吸込み口が形成された吸込みパネ
ルが設けられ、この吸込みパネルにはフィルタが設けら
れている。このフィルタは、吸込みパネルの内面に固定
されるが、通常、このフィルタは吸込みパネルを補強す
るための補強具により固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、吸込みパネルは合成樹脂製であり、周囲の温
度差により変形しやすいし、フィルタもまた変形しやす
い。
【0004】これらが変形すると、補強具により固定し
ただけの従来固定装置では、フィルタの側面を押さえて
いないので、フィルタに位置ずれが生じて、フィルタ振
動が発生したり、フィルタを通らない空気を吸込んだ
り、等の問題が生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、吸込みパネルの内面にフ
ィルタを堅固に固定することのできる空気調和機のフィ
ルタ固定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の吸込み口が形成された吸込みパネ
ルを設け、この吸込みパネルにフィルタを固定するフィ
ルタ固定装置において、前記吸込みパネルのパネル面に
フィルタの側面を位置決めする複数のボスを突設すると
共に、このボスにより位置決めされるフィルタのフィル
タ枠の側縁にリブを突設し、このリブを前記パネル面と
の間で挟むように吸込みパネルを補強するための補強具
により前記ボス間を連結したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、吸込みパネルやフィルタが、
その長手方向や短手方向に反ったとしても、フィルタ
は、吸込みパネルの内面に突設されたボスにより側面が
押さえられ、吸込みパネル補強用の補強具により全体が
押さえられるので、フィルタに位置ずれが生じることは
ない。
【0008】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0009】本実施例にかかる空気調和機1は、天井に
設置する天井吊り下げ型の空気調和機であって、図1に
示すように、吊ボルト3、本体吊枠5により天井から吊
り下げられている。
【0010】空気調和機1の本体7内には、冷房用熱交
換器9、温水熱交換器11、並びにクロスフローファン
13等が設けられており、吸込み口15から吸込んだ空
気を熱交換して吹出し口17から吹き出している。尚、
図中、符号19は空気清浄フィルタ、符号21はドレン
パンである。
【0011】このドレンパン21は、吸込み口15を囲
うように配置され、これにより外部との断熱が図られて
いる。
【0012】空気調和機の下側、即ち室内側には、化粧
パネル23が取付けられている。この化粧パネル23に
は、一側に室内空気を吸込む吸込み口15が形成され、
他側には吹き出口17が形成されている。
【0013】化粧パネル23の吸込み口15には、図2
に示すように、多数の吸込み孔が形成された吸込みパネ
ル25が嵌め込まれ、この吸込みパネル25の内面に
は、後述するような、フィルタ100(図3)が固定さ
れている。
【0014】吸込み口15には、図2に示すように、吸
込みパネル25のカバー部15a、15bが形成されて
いる。
【0015】このカバー部15a、15bは、凹んで形
成され、カバー部15aと15bをつなぐ壁部15cに
は、3個のフック孔27a、27b、27c(後述する
吸込みパネルのフックが挿入される)が形成されてい
る。
【0016】これらの3個のフック孔27a、27b、
27cの内、中央のフック孔27cの高さは、他のフッ
ク孔27a、27bの高さよりも高く形成され、且つ、
フック孔27cの係合端28cの位置は、他のフック孔
27a、27bの係合端28a、28bの位置よりも距
離Hだけ外側(室内側)に位置している。この距離H
は、吸込みパネル25の寸法等によっても異なるが、本
実施例では約2mmに設定されている。
【0017】吸込みパネル25が長手方向に反る時に
は、通常、図4に示すように、吸込みパネル25の中央
部が本体7側に凹むように反る。
【0018】3個のフック孔27a、27b、27c
は、予めその反りを見込んで形成される。即ち、このよ
うにフック孔27a〜27cを形成しておけば、吸込み
パネル25に図示のような反りが生じても、その吸込み
パネル25をフック孔27a〜27c内に容易に着脱す
ることができる。
【0019】尚、吸込み口15において、符号30は、
吸込みパネルのラッチ39が係合するための係合部材で
ある。
【0020】次に、吸込みパネル25について説明す
る。
【0021】吸込みパネル25には、図2に示すよう
に、多数の吸込み孔29が形成されている。そして、そ
の周囲には、多数のボス31が突設され、これらボス3
1には、ビス35を用いて補強具33が取付けられてい
る。
【0022】吸込みパネル25の両端部25a、25b
には、両側ボス31a、31bと中央ボス(中間ボス)
31cとが突設されている。両側ボス31a、31bに
は、補強具33をビス止めするためのビス孔が形成され
ている。
【0023】中央ボス31cの高さは、図3に示すよう
に、両側ボス31a、31bの高さよりも、寸法Tだけ
高く形成されている。
【0024】吸込みパネル25は、上述したように通常
本体7側に凹むように反るので、ボス31a〜31c
は、予めその反りを見込んで形成される。
【0025】即ち、このようにボス31a〜31cを形
成しておけば、吸込みパネル25に図示のような反りが
生じても、それを取付けた状態で、すべてのボス31a
〜31cが、カバー部15a、15bに当接する。寸法
Tは、本実施例では、約0.5mmに設定されている。
【0026】吸込みパネル25の長手方向には補強具3
3が設けられ、この補強具33の両側と中央部にはフッ
ク37a、37b、37cが形成されている。これらの
フックは、前述した化粧パネル23のフック孔27に挿
入され、これにより吸込みパネル25は化粧パネル23
に保持される。
【0027】尚、吸込みパネル25において、フックの
形成された補強具33が取付けられた側と反対側に設け
られているのは、ラッチ39である。
【0028】次に、フィルタ100について説明する。
【0029】フィルタ100は、図3に示すように、樹
脂製のフィルタ枠101を備えており、このフィルタ枠
101内には、コルゲート状に折り曲げられたフィルタ
素材102が嵌め込まれている。このフィルタ枠101
の長手方向一側縁には、適当な間隔をあけて、4個のリ
ブ103が突設され、他側縁には、3個の凹部104が
設けられている。
【0030】このフィルタ100は、吸込みパネル25
のパネル面に固定される。フィルタ100を固定するに
際しては、図2を参照して、吸込みパネル25のパネル
面の長手方向に突設されたボス31に対して、当該ボス
31間にフィルタ枠101の4個のリブ103を延出さ
せつつ、フィルタ枠101の側縁を当接させるようにし
位置決めし、そのパネル面にフィルタ枠101を宛
う。この場合、パネル面の短手方向に突設されたボス3
1a〜31cは、フィルタ枠101の長手方向へのずれ
を防止する。
【0031】そして、ボス31間に延出させたフィルタ
枠101の4個のリブ103を前記パネル面との間で
から挟むようにして断面略L字状の補強具33を宛い、
この補強具33を各ボス31に対応するビスによって
ス止めする。
【0032】これによれば、吸込みパネル25やフィル
タ100が、図4、及び図5に示すように、その長手方
向や短手方向に反ったとしても、フィルタ枠101の側
縁が吸込みパネル25の長手方向に存在するボス31、
及び吸込みパネル25の短手方向に存在するボス31a
〜31cにより位置ずれを起こさないように押さえら
れ、また4個のリブ103が補強具33aにより押さえ
られるので、フィルタ100は、パネル面に堅固に固定
され、位置ずれが生じるようなことはない。
【0033】尚、吸込みパネル25のパネル面に、突起
(例えば、ラッチ39)が出ている時には、フィルタ1
00の脱着時に、その突起を折損しないよう、突起の周
囲に折損防止用の囲い片を設けることが望ましい。
【0034】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変型可能である。例
えば、本発明は天井据付式の空気調和機に限らず、壁掛
け式や床据置き型の空気調和機であっても同様な効果を
得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、フィルタは、吸込みパネルの内面に突設され
たボスにより側面が押さえられ、吸込みパネル補強用の
補強具により全体が押さえられるので、フィルタに位置
ずれが生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の概略的構成を示す断面図である。
【図2】化粧パネルと吸込みパネルとを示す分解斜視図
である。
【図3】a,bは夫々フィルタを示す平面図、並びに側
面図である。
【図4】吸込みパネルの長手方向における取付け状態を
示す断面図である。
【図5】吸込みパネルの短手方向における取付け状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 23 化粧パネル 25 吸込みパネル 31a、31b、31c ボス 33 補強具 100 フィルタ 101 フィルタ枠 103 リブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吸込み口が形成された吸込みパネ
    ルを設け、この吸込みパネルにフィルタを固定するフィ
    ルタ固定装置において、 前記吸込みパネルのパネル面にフィルタの側面を位置決
    めする複数のボスを突設すると共に、このボスにより位
    置決めされるフィルタのフィルタ枠の側縁にリブを突設
    し、このリブを前記パネル面との間で挟むように前記吸
    込みパネルを補強するための補強具により前記ボス間を
    連結したことを特徴とする空気調和機のフィルタ固定装
    置。
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