JPH0322666Y2 - - Google Patents

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JPH0322666Y2
JPH0322666Y2 JP1986003542U JP354286U JPH0322666Y2 JP H0322666 Y2 JPH0322666 Y2 JP H0322666Y2 JP 1986003542 U JP1986003542 U JP 1986003542U JP 354286 U JP354286 U JP 354286U JP H0322666 Y2 JPH0322666 Y2 JP H0322666Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天井埋め込み式空気調和機に関する
ものである。
(従来の技術) 天井埋め込み式空気調和機において、第8図図
示の如く、天井19′に取付けられた空気調和機
本体1′に対して、該本体1′の下部を覆蓋するパ
ネル2′を取付けるに際して、本体1′側に設けた
略L字状の係止部材14′に、パネル2′側に設け
た略L字状の仮掛け金具15′を係止して仮止め
状態となし、その状態でパネル2′を本体1′にビ
ス止めするようにしたものがすでに提案されてい
る(例えば、実開昭60−30925号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の如く、共に略L字状を呈する係止
部材14′と仮掛け金具15′との係合によりパネ
ル2′の仮止めを行うようにする場合、仮止め状
態が不安定で、ビス止め位置の位置合せのため
に、パネル2′をずらそうとすると、仮止め状態
が解除されるおそれがあり、パネル2′の組付作
業を慎重に行わなければならないという不具合が
あつた。
本考案、上記の点に鑑みてなされたもので、本
体へのパネル仮止めを確実ならしめて、パネルを
少しずらしても、仮止め状態が解除されないよう
にし、以つてパネル組付作業を容易に行い得るよ
うにすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、添付の第1図ないし第7図に示すよう
に、底面が開口された本体ケーシング3内にフア
ン4および熱交換器5を配設してなる本体1と、
該本体1の下方を閉蓋するパネル2とからなる天
井埋め込み式空気調和機において、前記本体1底
面側に、略L字状を呈し且つその水平端部に立上
り部14aを有する係止部材14を設ける一方、
前記パネル2上面側に、前記係止部材14に対し
て係脱自在とされ且つ略逆L字状を呈ししかもそ
の水平端部に垂下部15aを有する仮掛け金具1
5を揺動可能に枢支して、前記係止部材14に対
して前記仮掛け金具15を係止することによつ
て、パネル2を本体1に仮止めし得るようにして
いる。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、本体1対してパネル2を組付けようとす
る時には、本体1側の係止部材14にパネル2側
の仮掛け金具15を係止して、パネル2を仮止め
状態となした後、パネル2を本体1にビス止めす
るのであるが、パネル2の仮止め状態において、
本体1のビス孔とパネル2のビス孔との位置合せ
を行う際に、パネル2をスライドさせても、係止
部材14と仮掛け金具15とはそれぞれの立上り
部14aと垂下部15aとが係合した状態のもと
に、仮掛け金具15がパネル2に対して揺動し、
係止部材14と仮掛け金具15との係合が外れる
ようなことはなくなるのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
本実施例の天井埋め込式空気調和機は、天井1
9において段下げ部19aに設置されるものであ
り、底面が開口された本体ケーシング3内にフア
ン4および熱交換器5を配設してなる本体1と、
該本体1の下方を閉蓋し、吸込グリル9等を有す
るパネル2とからなつている。
前記本体1は、天井19に形成された開口部2
0に臨ましめられる如く天井19上方の構造物
(図示省略)に対して支持ボルト21,21……
により支持されている。
前記本体1の下面には、前記熱交換器5の下方
に位置するドレンパン12が設けられており、該
ドレンパン12には、下向きに空気を吹き出すべ
く構成された空気吹出口7が形成されている。符
号6は本体1側の空気吸込口である。
前記本体ケーシング3において前記空気吹出口
7に近接した側壁3aには、ダクト13を接続す
べく構成された横向きの開口8が形成されてお
り、該開口8は、本実施例では空気吹出口として
作用するようになつている。
前記ダクト13は、本体1側の開口8と前記天
井段下げ部19aに形成された開口22とを接続
するためのものである。
また、前記本体1内においてフアン4の吸込側
と吹出側とを仕切る仕切板11の下端には、略L
字状を呈し且つその水平端部に立上り部14aを
一体に延設してなる係止部材14が設けられてい
る。本実施例の場合、該係止部材14は、仕切板
11と一体の樋状部として形成されているが、別
体構成であつてもよく、部分的なものであつても
よい。
さらに、前記本体1の底面適所には、パネル2
を取付けるための固定金具16,16……が設け
られている。符号29はビス孔である。
一方、前記パネル2は、矩形状の枠部材24
と、前記本体1側の空気吸込口6および空気吹出
口7に対応する吸込グリル9および吹出グリル1
0と、これら空気吸込口6と空気吹出口7との間
の底板25とを備えている。
該底板25において吸込グリル9の側壁を構成
する部分には、これを補強するための補強部26
が設けられている。該補強部26は、前記仕切板
11において係止部材14と対向する位置とされ
ており、該補強部26には、前記係止部材14に
対して係脱自在とされる仮掛け金具15,15
が、適当間隔をおいて揺動可能に枢支されている
(第4図参照)。
該仮掛け金具15は、前記係止部材14と係合
してパネル2を本体1に仮止めするためのもので
あり、第5図図示の如く、鉄線によつて略逆L字
状に形成され、その水平端部に垂下部15aを有
している。そして、仮掛け金具15の下端には、
鉄線の両端部で構成される軸支部15b,15b
が一体形成されている。該軸支部15b,15b
は、前記補強部26に形成された切欠穴27,2
8に鉄線のもつ弾発力を利用して係合され、これ
ら軸支部15b,15bを支点として仮掛け金具
15が揺動自在とされているのである。
前記切欠穴27,28のうち、一方の切欠穴2
8には、第6図イ,ロ図示の如く、仮掛け金具1
5の枢支時に一方の軸支部15bを挿入し易くす
るための開口部28aが形成されている。この切
欠穴28の開口部28aは、仮掛け金具15を取
付けた後に、パネル2を本体1に取付けるために
補強部26に固着される取付金具17の一部によ
つて閉塞され、かくすることによつて仮掛け金具
15の軸支部15bの外れを防止するようにして
いるのである。また、第6図ロに示す如く、凹部
27b,28bの位置で仮掛け金具15を立てる
ようにするのである。なお、この取付金具17
は、第5図図示の位置の他に、第4図図示の如
く、パネル2において本体1側の固定金具16,
16……と対応する位置にそれぞれ設けられてお
り、本体1側の固定金具16,16……のビス孔
29,29……との位置合せを容易ならしめるた
めに、ビス挿通用の長孔30が形成されている。
図面中、符号23はダクト13の開口に設けら
れる吹出グリル、31はパネル取付用のビス、3
2は吹出空気をダクト13からのみ吹出し得るよ
うに空気吹出口7を閉塞する閉鎖板である。
次いで、図示の実施例にかかる天井埋め込み式
空気調和機の組立順序を説明する。
まず、本体1を、天井19上方の構造物(図示
省略)に対して支持ボルト21,21を介して支
持した後、パネル2を持ち上げて、第2図図示の
如く、該パネル2側の仮掛け金具15,15を本
体1側の係止部材14に係止する。すると、パネ
ル2は、係止部材14と仮掛け金具15との係合
により本体1対して仮止め状態とされる。そこ
で、パネル2側の取付金具17,17……を、本
体1側の固定金具16,16……に対してビス1
8,18……を用いて固着すれば、第1図図示の
如く、パネル2の組付が完了する。なお、パネル
組付時において、本体1側の固定金具16,16
……のビス孔29とパネル2側の取付金具17,
17……の長孔30との位置合せを行うために、
第7図イ図示の状態にあるパネル2を、矢印Aあ
るいはB方向にスライドさせて、第7図ロあるい
はハ図示の如くなす場合があるが、本実施例の如
く、仮掛け金具15をパネル2の補強部26に対
して揺動自在としたことにより、パネル2のスラ
イド操作が極めて容易に行えるとともに、係止部
材14の立上り部14aと仮掛け金具15の垂下
部15aとの係合が外れるおそれもない。
また、前記仮掛け金具15は、これを使用する
必要のない時には、横向きにねかせてパネル2内
におさめれば、邪魔にならない(第6図参照)。
なお、図示の実施例では、仮掛け金具15を鉄
線により構成したが、これに限定されるものでは
なく、板部材等を用いて構成してもよいことは勿
論である。
さらに、本考案における他の構成部材について
も、図示の実施例に限定されるものではなく、考
案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更
可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、底面が開口され
た本体ケーシング3内にフアン4および熱交換器
5を配設してなる本体1底面側に、略L字状を呈
し且つその水平端部に立上り部14aを有する係
止部材14を設ける一方、前記本体1の下方を閉
蓋するパネル2の上面側に、前記係止部材14に
対して係脱自在とされ且つ略逆L字状を呈ししか
もその水平端部に垂下部15aを有する仮掛け金
具15を揺動可能に枢支して、前記係止部材14
に対して前記仮掛け金具15を係止することによ
つて、パネル2を本体1に仮止めし得るようにし
たので、パネル2の仮止め状態において、本体1
のビス孔とパネル2のビス孔との位置合せを行う
場合に、パネル2をスライドさせても、仮掛け金
具15の垂下部15aが係止部材14の立上り部
14aに係合した状態で、仮掛け金具15がパネ
ル2に対して揺動するところから、パネル2のス
ライド時にも、係止部材14と仮掛け金具15と
の係合が外れるようなことはなくなり、パネル2
の組付作業を極めて容易に行い得るという実用的
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかる天井埋め込
み式空気調和機の縦断面図、第2図は、第1図の
天井埋め込み式空気調和機の組付過程を示す縦断
面図、第3図は、第1図の天井埋め込み式空気調
和機の一部欠除した斜視図、第4図は、第1図図
示の天井埋め込み式空気調和機におけるパネルの
上面図、第5図は、第4図におけるX部拡大斜視
図、第6図イは、第5図における仮掛け金具の取
付過程を示す斜視図、第6図ロは、仮掛け金具取
付部における切欠穴を示す要部斜視図、第7図
イ,ロ,ハは、パネルスライド時における仮掛け
金具の動きを説明するための要部断面図、第8図
は、従来公知の天井埋め込み式空気調和機を示す
断面図である。 1……本体、2……パネル、3……本体ケーシ
ング、4……フアン、5……熱交換器、14……
係止部材、14a……立上り部、15……仮掛け
金具、15a……垂下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面が開口された本体ケーシング3内にフアン
    4および熱交換器5を配設してなる本体1と、該
    本体1の下方に前記開口を閉蓋すべく取付けられ
    るパネル2とからなる天井埋め込み式空気調和機
    において、前記本体1底面側に、略L字状を呈し
    且つその水平端部に立上り部14aを有する係止
    部材14を設ける一方、前記パネル2上面側に
    は、前記係止部材14に対して係脱自在とされ且
    つ略逆L字状を呈ししかもその水平端部に垂下部
    15aを有する仮掛け金具15を揺動可能に枢支
    したことを特徴とする天井埋め込み式空気調和
    機。
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