JPH0625787Y2 - 換気部材 - Google Patents
換気部材Info
- Publication number
- JPH0625787Y2 JPH0625787Y2 JP1989039710U JP3971089U JPH0625787Y2 JP H0625787 Y2 JPH0625787 Y2 JP H0625787Y2 JP 1989039710 U JP1989039710 U JP 1989039710U JP 3971089 U JP3971089 U JP 3971089U JP H0625787 Y2 JPH0625787 Y2 JP H0625787Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- main body
- ventilation
- mounting bracket
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ventilation (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は室内天井面に通風口が開口され、通風口には
室内に露出するグリルが装着される換気部材に関するも
のである。
室内に露出するグリルが装着される換気部材に関するも
のである。
［従来の技術］ 従来の上記この種の換気部材は、例えば実開昭６３−１
３２２２９号公報に開示されているような構成である。
即ち、室内天井面に通風口が開口する本体の上記通風口
には、室内に露出するグリルが係脱可能に装着されてい
る。グリルにはその背面に背後に二股状に拡開して延び
る取付バネが対向状に二つ取付けられている。本体には
その通風口の口縁の対向する二箇所に上記取付バネを縮
小状態で挿通することができるスリットを持つ取付金具
が取付けられている。グリルの本体への取付けは、各取
付バネをそれぞれ取付金具のスリットに差し通し、グリ
ル全体を本体側に押し付けることにより行われる。即
ち、取付バネの拡開バネ力によりグリルが本体に対して
保持されるのである。
３２２２９号公報に開示されているような構成である。
即ち、室内天井面に通風口が開口する本体の上記通風口
には、室内に露出するグリルが係脱可能に装着されてい
る。グリルにはその背面に背後に二股状に拡開して延び
る取付バネが対向状に二つ取付けられている。本体には
その通風口の口縁の対向する二箇所に上記取付バネを縮
小状態で挿通することができるスリットを持つ取付金具
が取付けられている。グリルの本体への取付けは、各取
付バネをそれぞれ取付金具のスリットに差し通し、グリ
ル全体を本体側に押し付けることにより行われる。即
ち、取付バネの拡開バネ力によりグリルが本体に対して
保持されるのである。
［考案が解決しようとする課題］ 上記した従来の換気装置においては、取付バネによる拡
開バネ力でグリルを保持するため、取付バネの取付金具
に対する位置によって保持力が変わり、本体に対してグ
リルがかなり離される場合には、取付バネの自由端側が
取付金具に当たることになり、グリルの保持が不安定に
なるため、特に比較的大型でグリルの重量も大きいもの
ではグリルの着脱操作の困難性が高くなるといった解決
する課題を含んでいた。
開バネ力でグリルを保持するため、取付バネの取付金具
に対する位置によって保持力が変わり、本体に対してグ
リルがかなり離される場合には、取付バネの自由端側が
取付金具に当たることになり、グリルの保持が不安定に
なるため、特に比較的大型でグリルの重量も大きいもの
ではグリルの着脱操作の困難性が高くなるといった解決
する課題を含んでいた。
この考案はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、グリルの本体に対する装着位置関係によっても
グリルの保持状態が変化せず、グリルの装着に係る構成
が簡素で、比較的大型のものにも対応できる換気部材を
得ることを目的とする。
もので、グリルの本体に対する装着位置関係によっても
グリルの保持状態が変化せず、グリルの装着に係る構成
が簡素で、比較的大型のものにも対応できる換気部材を
得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この考案に係る換気部材は、室内天井面に通風口が開口
する本体と、上記通風口に装着され、室内に露出し、上
記通風口に連通する開口を中央部に有するグリルとを備
え、上記通風口の口縁に設けられ、内側に突き出した本
体の取付金具と、上記グリルの背面に上記本体の取付金
具と対向する位置に設けられたグリルの取付金具とが上
記グリルの開口からネジ締めされることにより上記グリ
ルが上記本体に係脱可能に装着されるものである。
する本体と、上記通風口に装着され、室内に露出し、上
記通風口に連通する開口を中央部に有するグリルとを備
え、上記通風口の口縁に設けられ、内側に突き出した本
体の取付金具と、上記グリルの背面に上記本体の取付金
具と対向する位置に設けられたグリルの取付金具とが上
記グリルの開口からネジ締めされることにより上記グリ
ルが上記本体に係脱可能に装着されるものである。
［作用］ この考案においては、グリルがグリル側の取付金具と本
体側の取付金具とのネジ締めにより保持されることにな
り、グリルの本体に対する装着位置関係によってもグリ
ルの保持状態が変化せず、グリルの装着に係る構成も簡
素になり、グリルの保持力も十分に確保され、グリルの
端縁の室内天井面への密着性も増す。
体側の取付金具とのネジ締めにより保持されることにな
り、グリルの本体に対する装着位置関係によってもグリ
ルの保持状態が変化せず、グリルの装着に係る構成も簡
素になり、グリルの保持力も十分に確保され、グリルの
端縁の室内天井面への密着性も増す。
［実施例］ 第１図，第２図，第３図はいずれも本考案の一実施例を
示したものである。図示本例の換気部材は給気のための
端末部品又は排気のための入口端部品となるもので、消
音部材１が内張りされ、下面が室内天井面に通風口２と
して開口される箱形の本体３と、この本体３の通風口２
に装着され、室内に露出し、通風口２に連通する開口を
中央部に有するグリル４とからなる。本体３にはダクト
接続可能な接続口５と本体３を吊り固定するための吊り
金具６とグリル４を取付ける取付金具７とが設けられて
いる。またグリル４にはその背面に本体３の通風口２に
挿入しうる脚部８が一体に突出されている。取付金具７
は本体３の通風口２の口縁左右に取付けられ、それぞれ
水平に本体３の内方に突き出している。グリル４の脚部
８は、対向する二枚の板状部分として構成され、各脚部
８には内側に突き出す取付金具９が取付けられている。
上記各取付金具７，９には上下に対応する位置にネジ１
０を通す孔が開けられ、本体３側の取付金具７の孔には
ネジが切られている。
示したものである。図示本例の換気部材は給気のための
端末部品又は排気のための入口端部品となるもので、消
音部材１が内張りされ、下面が室内天井面に通風口２と
して開口される箱形の本体３と、この本体３の通風口２
に装着され、室内に露出し、通風口２に連通する開口を
中央部に有するグリル４とからなる。本体３にはダクト
接続可能な接続口５と本体３を吊り固定するための吊り
金具６とグリル４を取付ける取付金具７とが設けられて
いる。またグリル４にはその背面に本体３の通風口２に
挿入しうる脚部８が一体に突出されている。取付金具７
は本体３の通風口２の口縁左右に取付けられ、それぞれ
水平に本体３の内方に突き出している。グリル４の脚部
８は、対向する二枚の板状部分として構成され、各脚部
８には内側に突き出す取付金具９が取付けられている。
上記各取付金具７，９には上下に対応する位置にネジ１
０を通す孔が開けられ、本体３側の取付金具７の孔には
ネジが切られている。
本体３は室内天井面に通風口２が開口する状態に吊り金
具６において吊り固定され、グリル４は本体３の上記通
風口２に装着され、室内に露出する。グリル４の本体３
への装着は、グリル４の脚部８を通風口２に押し込み、
本体３側の取付金具７にグリル４側の取付金具９からネ
ジ１０を、グリル４の周縁に形成されているフランジ部
が室内天井面に当たるまでねじ込めばよい。これによ
り、グリル４は本体３に自重による弛みもなく、端縁が
室内天井面にしっかり密着する安定した状態に装着され
る。本体３が第１図のように取付けられた場合と、第３
図に示すように取付けられた場合とでは、グリル４の脚
部８のはめこみ深さが異なるが、ネジ１０によるグリル
４を保持する保持力は変わらない。即ち、グリル４の取
付位置関係に拘らず、安定したグリル４の装着状態が得
られ、ネジ１０による保持であるため、たとえ比較的大
型でグリルの重量も大きいものでもグリルの着脱操作が
容易になる。
具６において吊り固定され、グリル４は本体３の上記通
風口２に装着され、室内に露出する。グリル４の本体３
への装着は、グリル４の脚部８を通風口２に押し込み、
本体３側の取付金具７にグリル４側の取付金具９からネ
ジ１０を、グリル４の周縁に形成されているフランジ部
が室内天井面に当たるまでねじ込めばよい。これによ
り、グリル４は本体３に自重による弛みもなく、端縁が
室内天井面にしっかり密着する安定した状態に装着され
る。本体３が第１図のように取付けられた場合と、第３
図に示すように取付けられた場合とでは、グリル４の脚
部８のはめこみ深さが異なるが、ネジ１０によるグリル
４を保持する保持力は変わらない。即ち、グリル４の取
付位置関係に拘らず、安定したグリル４の装着状態が得
られ、ネジ１０による保持であるため、たとえ比較的大
型でグリルの重量も大きいものでもグリルの着脱操作が
容易になる。
［考案の効果］ 以上、実施例による説明からも明らかなように本考案の
換気部材は、グリルがグリル側の取付金具と本体側の取
付金具とのネジ締めにより保持されることになり、グリ
ルの本体に対する装着位置関係によってもグリルの保持
状態が変化せず、グリルの装着に係る構成も、係脱操作
も簡単になり、コストも低減するうえ、比較的大型でグ
リルの重量が大きいものにも対応することができる。
換気部材は、グリルがグリル側の取付金具と本体側の取
付金具とのネジ締めにより保持されることになり、グリ
ルの本体に対する装着位置関係によってもグリルの保持
状態が変化せず、グリルの装着に係る構成も、係脱操作
も簡単になり、コストも低減するうえ、比較的大型でグ
リルの重量が大きいものにも対応することができる。
第１図は本考案の一実施例としての換気部材の構成を取
付状態で示す縦断面図、第２図は同じくその要部を拡大
して示す拡大断面図、第３図は同じく異なる取付状態で
換気部材を示す縦断面図である。図において、２は通風
口、３は本体、４はグリル、７は取付金具、８は脚部、
９は取付金具、１０はネジである。なお、図中同一符号
は、同一又は相当部分を示す。
付状態で示す縦断面図、第２図は同じくその要部を拡大
して示す拡大断面図、第３図は同じく異なる取付状態で
換気部材を示す縦断面図である。図において、２は通風
口、３は本体、４はグリル、７は取付金具、８は脚部、
９は取付金具、１０はネジである。なお、図中同一符号
は、同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】室内天井面に通風口が開口する本体と、上
記通風口に装着され、室内に露出し、上記通風口に連通
する開口を中央部に有するグリルとを備え、上記通風口
の口縁に設けられ、内側に突き出した本体の取付金具
と、上記グリルの背面に上記本体の取付金具と対向する
位置に設けられたグリルの取付金具とが上記グリルの開
口からネジ締めされることにより上記グリルが上記本体
に係脱可能に装着されていることを特徴とする換気部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989039710U JPH0625787Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 換気部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989039710U JPH0625787Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 換気部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02131140U JPH02131140U (ja) | 1990-10-31 |
| JPH0625787Y2 true JPH0625787Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31548860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989039710U Expired - Lifetime JPH0625787Y2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 換気部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625787Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7011790B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2022-01-27 | 株式会社ノーリツ | 浴室暖房装置の取付け方法 |
| JP7050226B2 (ja) * | 2018-08-30 | 2022-04-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 天井埋込型換気扇装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS614168U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-11 | リンナイ株式会社 | 燃焼制御回路 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP1989039710U patent/JPH0625787Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02131140U (ja) | 1990-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |