JP2000121144A - 空気調和装置とその設置方法 - Google Patents

空気調和装置とその設置方法

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JP2000121144A
JP2000121144A JP10290914A JP29091498A JP2000121144A JP 2000121144 A JP2000121144 A JP 2000121144A JP 10290914 A JP10290914 A JP 10290914A JP 29091498 A JP29091498 A JP 29091498A JP 2000121144 A JP2000121144 A JP 2000121144A
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air conditioner
screwed
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Kiyoto Hamaguchi
清人 浜口
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】天井裏空間に配置される従来の熱交換換気装置
は、熱交換器及び送風機を含む大型のユニットを構成す
る。狭い場所への設置が困難。設置場所が制約され、換
気に適した気流を室内に送ることが困難。 【解決手段】天井裏空間Vで第1のユニット4を吊り具
9に吊り下げた後、次いで、予め連結具11を固定した
第2のユニット6を第1のユニット4に隣接させて、連
結具11を第1のユニット4のケーシング7の上面18
に載せる。連結具11を第1のユニットのケーシング7
にねじ止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱交換換気装置等天
井裏空間に吊り下げ状態で設置される空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】この種の
熱交換換気装置等が設置される天井裏空間はもともとあ
まり広くない。特に、建物の構造材(ブレス)同士の配
置ピッチが狭い場所等、設置スペースや作業スペースの
狭い場合がある。これに対して、従来の熱交換換気装置
は、熱交換器及び一対の送風機を一括して収容した単一
のユニットを構成していて比較的大型であるため、上記
のようなスペースの狭い場所への設置が困難であった。
【0003】このため、天井裏空間での設置場所が限定
され、空気調和されるべき室内空間に適した気流を室内
空間に流すことができない場合がある。本発明は上記課
題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は狭い場
所にも設置することができ、設置場所の自由度が高い空
気調和装置及びその設置方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の課題解決手段として、請求項1記載の発明の態様は、
天井裏空間に吊り具により吊り下げられた状態で配置さ
れる空気調和装置において、互いに分離可能であって、
それぞれ対応する機能部品を含む第1及び第2のユニッ
トと、第1のユニットのケーシングを吊り具に固定する
手段と、第1及び第2のユニットのケーシング同士を互
いに連結する連結具とを備えることを特徴とするもので
ある。
【0005】本態様では、天井裏空間で第1のユニット
を吊り具によって天井裏空間に吊り下げた後、第2のユ
ニットを天井内空間に持ち上げて第2のユニットに隣接
させ、この状態で両ユニットのケーシングを連結具を介
して互いに連結することができる。天井裏空間内でユニ
ット同士を連結して空気調和装置を組み立てるので、建
物の構造材間のピッチが狭い場所でも、本空気調和装置
を設置することが可能となる。
【0006】請求項2記載の発明の態様は、請求項1に
おいて、第1のユニットは送風機を含み、第2のユニッ
トは熱交換器を含むことにより熱交換換気装置を構成す
ることを特徴とするものである。本態様では、天井裏空
間で送風機を含む第1のユニットを吊り下げた後、この
第1のユニットを熱交換器を含む第2のユニットに隣接
させ、この状態で両ユニットのケーシングを連結具を介
して互いに連結する。天井裏空間でユニット同士を連結
して熱交換換気装置を組み立てるので、建物の構造材間
のピッチが狭い場所でも、本熱交換換気装置を設置する
ことが可能となる。
【0007】請求項3記載の発明の態様は、請求項1又
は2において、上記連結具は両ユニットのケーシングの
上面に跨がる状態で両ケーシングを連結することを特徴
とするものである。本態様では、両ケーシングの上面同
士を連結具を介して連結するだけで、両ユニットを簡便
に連結することができる。このように上部の連結具のみ
で両ケーシングを連結できるのは、下記の理由による。
すなわち、上部が連結具を介して第1のユニットに支持
される第2のユニットのケーシングには、連結具を中心
とするモーメント荷重が働くが、このモーメント荷重
が、両ケーシングの対向する端部の下部同士の当接によ
り受けられるからである。換言すると、第2のユニット
の自重が両ケーシングの連結状態を保持する役目を果た
し、簡便な連結構造にて強固な連結を確保することがで
きるわけである。
【0008】請求項4記載の発明の態様は、請求項3に
おいて、第1のユニットのケーシングの側面にねじ止め
される連結補助具をさらに備え、連結具は、両ユニット
のケーシングの上面にそれぞれねじ止めされる第1の連
結姿勢と、連結補助具及び第2のユニットのケーシング
の上面にそれぞれねじ止めされる第2の連結姿勢とを択
一的に選択可能であり、第2の連結姿勢の連結具を連結
補助具にねじ止めする止めねじの操作部は、下方から操
作可能なように下方に向いていることを特徴とするもの
である。
【0009】本態様では、天井裏空間における作業空間
が狭い場合には、第2の連結姿勢を選択し、第2のユニ
ットのケーシングの上面に固定された連結具を、第1の
ユニットのケーシングの側面に固定された連結補助具及
び第1のユニットのケーシングの上面に載せた後、下方
の室内空間側から止めねじを操作することにより、連結
具と補助連結具とを互いにねじ止めする。
【0010】一方、天井裏空間において広い作業空間が
ある場合には、第1の連結姿勢を選択し、補助連結具を
用いないで、両ケーシングの上方から連結具に関するね
じ止め作業を実施する。請求項5記載の発明の態様は、
請求項4において、上記連結補助具は、第1のユニット
のケーシングの側面に沿わされて該側面にねじ止めされ
る第1の部分と、この第1の部分と直交し上面が第1の
ユニットのケーシングの上面の延長上に連続する第2の
部分とを含み、この第2の部分は、上記止めねじが挿通
される鉛直なねじ挿通孔を含み、上記連結具は、第2の
連結姿勢で連結補助具のねじ挿通孔を挿通した止めねじ
がねじ込まれるねじ孔を含むことを特徴とするものであ
る。
【0011】本態様では、第2の連結姿勢を採用する場
合、第1のユニットのケーシングの側面にねじ止めされ
た連結補助具の第2の部分の上面に、第2のユニットの
ケーシングの上面にねじ止めされた連結具の一部を載
せ、鉛直なねじ挿通孔を通して連結具のねじ孔に止めね
じを下方からねじ込む。連結補助具を簡単な構造とした
ので、板金形成等でコスト安価に製造することができ
る。
【0012】請求項6記載の発明の態様は、請求項1な
いし5記載の空気調和装置の設置方法であって、天井裏
空間で第1のユニットを吊り具に吊り下げた後、この第
1のユニットに第2のユニットを隣接させた状態で両ユ
ニットのケーシング同士を連結具を介して互いに連結す
ることを特徴とするものである。本態様では、天井裏空
間でユニット同士を連結して空気調和装置を組み立てる
ので、建物の構造材間のピッチが狭い場所でも、本空気
調和装置を設置することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の空気調和
装置の一例である熱交換換気装置の内部構成を示す模式
的側面図である。図1を参照して、熱交換換気装置1
は、一対の送風機2,3を含む第1のユニット4と、熱
交換器5を含む第2のユニット6とを互いに連結して構
成され、天井裏空間Vに配置される。
【0014】熱交換器5は屋外から室内へ導入される給
気と、室内から屋外へ導出される排気との間で熱交換を
行わせる。一対の送風器2,3はそれぞれ給気および排
気の流れを生成する。第1のユニット4のケーシング7
の四隅部は、建物の構造材8に固定されて垂下されるね
じ棒からなる吊り具9に固定されて吊り下げられる。一
方、第1のユニット4のケーシング7と第2のユニット
6のケーシング10の上部同士が連結する連結具11を
介して互いに連結され、これにより両ケーシング7,1
0が一体的に接続されている。
【0015】本実施の形態では、連結具11が第1の連
結姿勢にて両ケーシング7,10同士を直接連結する場
合と、連結具11が第2の連結姿勢にて後述する連結補
助具を介して両ケーシング7,10同士を連結する場合
とを択一的に選択可能である。まず、分解斜視図である
図2、連結工程を示す図3及び連結完了の状態を示す図
4を参照して、第1の連結姿勢にて連結する場合につい
て説明する。図2を参照して、連結具11は矩形板から
なる主体部12を有している。この主体部12の一方の
縁部には、下方に突出する一対の仮止め片13a,13
bが延設されている。また、主体部12は、上下に貫通
する第1、第2及び第3のねじ挿通孔14,15,16
と、ねじ孔17とを有しており、これらの第1、第2及
び第3のねじ挿通孔14,15,16と、ねじ孔17と
は、第1の連結姿勢にて連結する場合に用いられる。
【0016】また、連結具11は図2に示すケーシング
7,10の端部(紙面前側端部)と対向する端部(紙面
後ろ側端部)同士の連結にも利用できるように、対称性
が持たされており、上記の第2及び第3のねじ挿通孔1
5,16に対応する第2及び第3のねじ挿通孔15A及
び16A、並びに上記のねじ孔17に対応するねじ孔1
7Aを有している。第1のねじ挿通孔14に関しては中
央部に設けられているので、とちらの側の取り付けにも
兼用されるようになっている。
【0017】一方、第1のユニット4のケーシング7の
上面18には、連結具11の一対の仮止め片13a,1
3bをそれぞれ嵌め入れる一対のスリット19a,19
bが形成されていると共に、連結具11の第1のねじ挿
通孔14に上方から挿通されたねじ20がねじ込まれる
ねじ孔21が形成されている。また、第2のユニット6
のケーシング10の上面22には、第1の連結姿勢にあ
る連結具11の第2及び第3のねじ挿通孔15,16に
それぞれ上方から挿通されたねじ23,24がねじ込ま
れる第1の組のねじ孔25,26が形成されていると共
に、第2の連結姿勢にある連結具11の第2及び第3の
ねじ挿通孔15,16にそれぞれ上方から挿通されたね
じ23,24がねじ込まれる第2の組のねじ孔27,2
8が形成されている。
【0018】第1のユニット4のケーシング7の側面2
9には、吊り具9に上下一対のナット41(上方のナッ
ト41のみを図示してある)によって締結される断面L
字形形状の取付具30がねじ止めされている。また、側
面29の上部隅部に後述する連結補助具32を固定する
ためのねじ孔31が形成されている。図3(a),
(b)及び(c)を参照して、連結具11が第1の連結
姿勢で両ケーシング7,10同士を連結する工程につい
て説明する。
【0019】まず、天井面に設けられたメンテナンス用
の開口(図示せず)等を通して、第1のユニット4を天
井裏空間Vに吊り上げ、図3(a)に示すように、第1
のユニット4のケーシング7の四隅部を吊り具9によっ
て構造材8から吊り下げる。次いで、第1の組のねじ孔
25,26にねじ込まれたねじ23,24によって、図
3(a)に示すように、予め、連結具11を第2のユニ
ット6のケーシング10の上面22に取り付けた状態
で、図3(b)に示すように、第2のユニット6のケー
シング10を第1のユニット4のケーシング7に突き合
わせると共に、連結具11の半分を第1のユニット4の
ケーシング7の上面18に載せる。
【0020】次いで、図2並びに図3(b)及び(c)
を参照して、連結具11の第1のねじ挿通孔14を挿通
させたねじ20を、第1のユニット4のケーシング7の
上面18のねじ孔21に上方からねじ込み、連結具11
を介して両ケーシング7,10の上部同士を連結する。
これにより両ユニット4,6が連結される。このように
ケーシング7,10の上部を連結するのみで良いのは、
下記の理由による。
【0021】すなわち、上部が連結具11を介して第1
のユニット4のケーシング7に支持される第2のユニッ
ト6のケーシング10には、連結具11を中心とするモ
ーメント荷重が図3(c)において時計回り方向に働く
が、このモーメント荷重が、両ケーシング7,10の対
向する端部の下部同士の当接により受けられることによ
り、第2のユニット6の自重が両ケーシング4,7の連
結状態を保持する役目を果たすからである。その結果、
上部のみを連結する連結具11による簡便な連結構造に
て強固な連結を確保することができる。
【0022】次いで、分解斜視図である図5、連結工程
を示す図6、及び連結完了の状態を示す図7を参照し
て、連結具11が第2の連結姿勢で両ケーシング7,1
0同士を連結補助具32を用いて連結する場合について
説明する。図7を参照して、第2の連結姿勢では、連結
具11を第1の連結姿勢に対してケーシング7,10の
側方へ所定距離だけずらし、連結具11の一部がケーシ
ング7,10の側方へはみ出す状態で連結が行われる。
【0023】このため、図2に示す第1の連結姿勢では
連結具11のねじ挿通孔15,16に挿通されるねじ2
3,24が、第2のユニット6のケーシング10の第1
の組のねじ孔25,26にねじ込まれていたが、図5及
び図7に示す第2の連結姿勢では、ねじ挿通孔15,1
6に挿通されるねじ23,24は、ケーシング10の第
2の組のねじ孔27,28にねじ込まれる。また、第1
の連結姿勢では、上方からのねじ20が連結具11のね
じ挿通孔14に挿通されたが、第2の連結姿勢では連結
具11のねじ孔17に対して後述する下方からの止めね
じ38がねじ込まれるようになっている。また、第2の
連結姿勢では、連結具11の仮止め片13bがケーシン
グ7のスリット19aに嵌め入れられ、仮止め片13a
はケーシング7の側方にはみ出すようになっている。
【0024】図5を参照して、連結補助具32は例えば
アングル板からなり、第1のユニット4のケーシング7
の側面29に沿わされて側面29にねじ止めされる第1
の部分33と、この第1の部分33と直交する第2の部
分34とを有している。第1の部分33はケーシング7
の側面29の一対のねじ孔31に対応して一対のねじ挿
通孔35を有している。ねじ挿通孔35に挿通されたね
じ36がねじ孔31にねじ込まれることにより、連結補
助具32がケーシング7の側面29に固定される。この
ように固定された状態で、第2の部分34の上面37
は、第1のユニット4のケーシング7の上面18の延長
上に連続するようになっている。また、第2の部分34
は止めねじ38が挿通される鉛直なねじ挿通孔39を有
している。止めねじ38は頭部からなる操作部40を下
方に向けた状態で、ねじ挿通孔39を通して連結具11
のねじ孔17にねじ込まれ、これにより、連結具11と
連結補助具32がねじ締結されるようになっている。
【0025】次いで、図6(a),(b)及び(c)を
参照して、連結具11が第2の連結姿勢で連結補助具3
2を用いて両ケーシング7,10同士を連結する工程に
ついて説明する。まず、予め連結補助具32が取り付け
られた第1のユニット4を天井裏空間Vに吊り上げ、図
6(a)に示すように、第1のユニット4のケーシング
7の四隅部を吊り具9によって構造材8から吊り下げ
る。
【0026】次いで、第2の組のねじ孔27,28にね
じ込まれたねじ23,24によって、図6(a)に示す
ように、予め、連結具11を第2のユニット6のケーシ
ング10の上面22に取り付けた状態で、図6(b)に
示すように、第2のユニット6のケーシング10を第1
のユニット4のケーシング7に突き合わせると共に、連
結具11の一部を、第1のユニット4のケーシング7の
上面18及び連結補助具32の第2の部分34の上面3
7に載せる。
【0027】次いで、図5並びに図6(b)及び(c)
を参照して、下方から連結補助具32の第2の部分34
のねじ挿通孔39に挿通させた止めねじ38を、連結具
11のねじ孔17に、下方から操作部40を回転操作し
てねじ込み、連結具11及び連結補助具32を介して両
ケーシング7,10の上部同士を連結する。これにより
両ユニット4,6が連結される。
【0028】本実施の形態では、天井裏空Vに個別に吊
り上げられたユニット4,6同士を連結して熱交換換気
装置1等の空気調和装置を組み立てるので、建物の構造
材8間のピッチが狭い場所でも、本熱交換換気装置を設
置することが可能となる。また、第2のユニット6の自
重によるモーメント荷重が両ケーシング7,10の連結
状態を保持する役目を果たすので、両ケーシング7,1
0の上部同士を連結する簡便な連結構造にて強固な連結
を確保することができる。
【0029】特に、天井裏空間Vにおける作業空間が狭
い場合に、第2の連結姿勢を選択し、連結具11及び連
結補助具32を用いて、下方の室内空間側から止めねじ
38の操作部40を操作することができる。その結果、
設置スペースや作業スペースの狭い天井裏空間Vに熱交
換換気装置1等の空気調和装置を設置することが実質的
に可能となる。
【0030】また、連結補助具32を例えばアングル板
(L字形板)からなる簡単な構造としたので、板金形成
等でコスト安価に製造することができる。連結具11に
関しても同様である。本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、天井裏空間に
個別に吊り上げられたユニット同士を連結して空気調和
装置を組み立てるので、建物の構造材間のピッチが狭い
場所でも、本空気調和装置を設置することが可能とな
る。請求項2記載の発明では、天井裏空間でユニット同
士を連結して空気調和装置としての熱交換換気装置を組
み立てるので、建物の構造材間のピッチが狭い場所で
も、設置が可能となる。
【0032】請求項3記載の発明では、第2のユニット
の自重が両ケーシングの連結状態を保持する役目を果た
すので、両ケーシングの上部同士を連結する簡便な連結
構造にて強固な連結を確保することができる。請求項4
記載の発明では、天井裏空間における作業空間が狭い場
合に、第2の連結姿勢を選択し、第2のユニットのケー
シングの上面に固定された連結具を、第1のユニットの
ケーシングの側面に固定された連結補助具及び第1のユ
ニットのケーシングの上面に載せた後、下方の室内空間
側から止めねじを操作することにより、連結具と補助連
結具とを互いにねじ止めする。これにより、設置スペー
スや作業スペースの狭い天井裏空間に空気調和装置を設
置することが実質的に可能となる。
【0033】請求項5記載の発明では、第2の連結姿勢
を採用する場合、第1のユニットのケーシングの側面に
ねじ止めされた連結補助具の第2の部分の上面に、第2
のユニットのケーシングの上面にねじ止めされた連結具
の一部を載せ、鉛直なねじ孔に止めねじを下方からねじ
込む。連結補助具を簡単な構造としたので、板金形成等
でコスト安価に製造することができる。
【0034】請求項6記載の発明では、天井裏空間でユ
ニット同士を連結して空気調和装置を組み立てるので、
建物の構造材間のピッチが狭い場所でも、本空気調和装
置を設置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の一例である熱交換換気
装置の内部構成を示す模式的側面図である。
【図2】連結具が第1の連結姿勢で連結する場合の熱交
換換気装置の要部の分解斜視図である。
【図3】(a),(b)及び(c)は第1の連結姿勢で
の設置工程を順次に示す概略側面図である。
【図4】第1の連結姿勢での連結が完了した状態を示す
熱交換換気装置の要部の斜視図である。
【図5】連結具が第2の連結姿勢で連結する場合の熱交
換換気装置の要部の分解斜視図である。
【図6】(a),(b)及び(c)は第2の連結姿勢で
の設置工程を順次に示す概略側面図である。
【図7】第2の連結姿勢での連結が完了した状態を示す
熱交換換気装置の要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 熱交換換気装置(空気調和装置) 2,2 送風機(機能部品) 4 第1のユニット 5 熱交換機(機能部品) 6 第2のユニット 7,10 ケーシング 8 構造材 9 吊り具 11 連結具 12 主体部 13a,13b 仮止め片 14 第1のねじ挿通孔 15,15A 第2のねじ挿通孔 16,16A 第3のねじ挿通孔 17,17A ねじ孔 18,22 上面 20,23,24,36 ねじ 25,26,27,28,31 ねじ孔 29 側面 30 取付具(固定する手段) 32 連結補助具 33 第1の部分 34 第2の部分 35,39 ねじ挿通孔 37 上面 38 止めねじ 40 操作部 41 ナット(固定する手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井裏空間(V) に吊り具により吊り下げら
    れた状態で配置される空気調和装置において、 互いに分離可能であって、それぞれ対応する機能部品
    (2, 3)(5) を含む第1及び第2のユニット(4) (6) と、 第1のユニット(4) のケーシング(7) を吊り具(9) に固
    定する手段(30, 41)と、 第1及び第2のユニット(4) (6) のケーシング(7)(10)
    同士を互いに連結する連結具(11)とを備えることを特徴
    とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】第1のユニット(4) は送風機(2)(3)を含む
    と共に、第2のユニット(6) は熱交換器(5) を含むこと
    により熱交換換気装置(1) を構成する請求項1記載の空
    気調和装置。
  3. 【請求項3】上記連結具(11)は両ユニット(4) (6) のケ
    ーシング(7)(10) の上面(18)(22)に跨がる状態で両ケー
    シング(7)(10) を連結することを特徴とする請求項1又
    は2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】第1のユニット(4) のケーシング(7) の側
    面(29)にねじ止めされる連結補助具(32)をさらに備え、 連結具(11)は、両ユニット(4) (6) のケーシング(7)(1
    0) の上面(18)(22)にそれぞれねじ止めされる第1の連
    結姿勢と、連結補助具(32)及び第2のユニット(6) のケ
    ーシング(10)の上面(37)(22)にそれぞれねじ止めされる
    第2の連結姿勢とを択一的に選択可能であり、 第2の連結姿勢の連結具(11)を連結補助具(32)にねじ止
    めする止めねじ(38)の操作部(40)は、下方から操作可能
    なように下方に向いていることを特徴とする請求項3記
    載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】上記連結補助具(32)は、第1のユニット
    (4) のケーシング(7) の側面(29)に沿わされて該側面(2
    9)にねじ止めされる第1の部分(33)と、この第1の部分
    (33)と直交し上面(37)が第1のユニット(4) のケーシン
    グ(7) の上面(18)の延長上に連続する第2の部分(34)と
    を含み、この第2の部分(34)は、上記止めねじ(38)が挿
    通される鉛直なねじ挿通孔(39)を含み、 上記連結具(11)は、第2の連結姿勢で連結補助具(32)の
    ねじ挿通孔(39)を挿通した止めねじ(38)がねじ込まれる
    ねじ孔(17)を含むことを特徴とする請求項4記載の空気
    調和装置。
  6. 【請求項6】天井裏空間(V) で第1のユニット(4) を吊
    り具(9) に吊り下げた後、この第1のユニット(4) に第
    2のユニット(6) を隣接させた状態で両ユニット(4)
    (6) のケーシング(7)(10) 同士を連結具(11)を介して互
    いに連結することを特徴とする請求項1ないし5記載の
    空気調和装置の設置方法。
JP10290914A 1998-10-13 1998-10-13 空気調和装置とその設置方法 Pending JP2000121144A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007218465A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換換気装置
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