JPH0526402Y2 - - Google Patents

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JPH0526402Y2
JPH0526402Y2 JP1987115260U JP11526087U JPH0526402Y2 JP H0526402 Y2 JPH0526402 Y2 JP H0526402Y2 JP 1987115260 U JP1987115260 U JP 1987115260U JP 11526087 U JP11526087 U JP 11526087U JP H0526402 Y2 JPH0526402 Y2 JP H0526402Y2
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wall
fitting
screw
receiving
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、壁埋め込み型暖房装置、特にそのグ
リルの取付構造に関するものである。
[背景技術] 壁を介して隣合う部屋をそれぞれ暖房するため
に、壁に設けた開口部内に暖房の本体装置を埋め
込んで取り付け、そして各部屋において壁の表面
にそれぞれグリルを取り付けてグリルで本体装置
の各部屋に露出する面を覆うようにした壁埋め込
み型暖房装置がある。このものにあつてグリルの
取り付けは、グリルを通したビスを本体装置に固
定した受け金具に螺合することによつておこなわ
れるのが一般的である。
しかしながらこのようにグリルを取り付ける場
合には、グリルは本体装置に対して取り付け位置
が決められることになり、壁の厚みに対応してグ
リルの取付状態を調整することができず、壁が薄
いときには壁面とグリルの間に隙間が生じたり、
壁が厚いときにはグリルを取り付けることができ
なくなつたりするという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、壁の厚みに対応してグリルの取付位置を調整
することができる壁埋め込み型暖房装置を提供す
ることを目的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案は、壁1に設けた開口部2内に
壁1の両面に露出する状態で暖房の本体装置3を
取り付けると共に、壁1の両面にそれぞれ本体装
置3を覆うグリル4を取り付けて形成される壁埋
め込み型暖房装置において、本体装置3に取着さ
れる受け金具5に壁面と略直角に外方へ突出する
受け片6を設け、受け片6にねじ孔7及び壁面と
略直角方向に長い長孔8を穿設し、連結金具9に
ねじ孔10及び壁面と略直角方向に長い長孔11
を穿設すると共にねじ孔10を上記受け金具5の
長孔8に、長孔11を上記受け金具5のねじ孔7
にそれぞれ対向させた状態で連結金具9をグリル
4の内側に配設し、連結金具9の長孔11に通し
た連結ビス12を受け金具5のねじ孔7に螺結す
ると共に、グリル4を通したグリル固定ビス13
を連結金具9のねじ孔10に螺結してこのグリル
固定ビス13の先部を受け金具5の長孔8に挿通
させて成ることを特徴とするものであり、かかる
構成の受け金具5と連結金具9とを介して本体装
置3にグリル4を固定して壁1へのグリル4の取
り付けをおこなうようにすることで上記目的を達
成したものであつて、以下本考案を実施例により
詳述する。
部屋間の壁1には両側の部屋にそれぞれ開口す
る開口部2が形成してあり、この開口部2内に暖
房の本体装置3がはめ込んで取り付けてある。暖
房の本体装置3は例えば第3図に示すように、上
部の両側にフイルター付きの吸入口17を下部の
両側に吹出口18をそれぞれ設けると共に上下中
段部内にフアン19と熱交換器20とを設けて形
成されるものであり、熱交換器20には壁1内に
通した温水ベアーチユーブ21を接続して温水を
通すようにしてある。そして吸入口17から吸入
した空気をフアン19によつて熱交換器20に通
して加温し、この加温した空気を吹出口18から
吹き出させることによつて室内暖房をおこなうこ
とができるものであり、このとき本体装置3の上
部内と下部内にそれぞれダンパー22,22が回
動自在に取り付けてあつて、ダンパー22の傾き
方向を調整することによつて隣合う部屋間で暖房
の切り替えなどの調整をおこなうことができるよ
うにしてある。
この本体装置3を両側の部屋から覆うために吸
気グリル部23と吹出グリル部24とを設けて形
成したグリル4を壁1の両面に取り付けるもので
あり、この取り付けにあたつては受け金具5と連
結金具9とを用いる。受け金具5は固定片25と
受け片6とで断面L字型に形成されるものであ
り、この受け金具5は本体装置3の各露出面にお
いて第1図に示すようにその両側端部に固定して
ある。受け金具5の固定は固定片25をビス26
止めすることによつて、受け片6が壁面と直角の
方向に突出するようにおこなわれる。この受け片
6には第2図に示すように一対のねじ孔7と、壁
面と直角の方向(水平方向)に長い長孔8とが穿
設してある。また連結金具9は当たり片27と連
結片28とで断面L字型に形成されるものであ
り、第2図に示すように連結片28には受け金具
5のねじ孔7に対応する位置において受け金具5
の長孔8と平行な長孔11が、受け金具5の長孔
8に対応する位置においてねじ孔10がそれぞれ
穿設してある。
グリル4を壁面に取り付けるにあたつては、ま
ず各受け金具5に対向させて連結金具9を配置
し、当たり片27を壁面に当接させて連結金具9
の位置合わせをおこなう。このとき受け金具5の
ねじ孔7と長孔8とにそれぞれ連結金具9の長孔
11とねじ孔10とが合致しており、連結金具9
の長孔11を挿通させた連結ビス12を受け金具
5のねじ孔7に螺結することによつて各受け金具
5にこの位置合わせをした各連結金具9を結合固
定する。ここで壁1の厚みが薄い場合には連結金
具9は受け金具5よりも引つ込んだ位置に、また
壁1の厚みが厚い場合には連結金具9は受け金具
5よりも突出した位置にそれぞれ位置決めされる
ことになるが、この位置ずれは長孔11に沿つた
連結ビス12の位置調整によつて吸収され、支障
なく、受け金具5への連結金具9の結合をおこな
うことができる。そしてグリル4をそれぞれ壁1
の両面において本体装置3の露出する部分に被
せ、グリル4の両側の側片29に形成した通孔3
0にグリル固定ビス13を通し、このグリル固定
ビス13を連結金具9のねじ孔10に螺結させる
と共に先部を受け金具の長孔8に挿通させること
によつて、連結金具9及び受け金具5を介して本
体装置3にグリル4を固定し、壁面でのグリル4
の取り付けをおこなうのである。ここで、通孔3
0は連結金具9の当たり片27を壁面に当接させ
た状態におけるねじ孔10の位置に対応するよう
に形成してあり、通孔30を通して連結金具9の
ねじ孔10にグリル固定ビス13を螺合させてグ
リル4の取り付けをおこなうにあたつて、グリル
4の側片29の先端は壁面に密接される。また上
記のように壁1の厚みに応じて受け具5に対して
連結金具9の位置がずれることになるが、このず
れに応じてグリル固定ビス13は受け金具5の長
孔8に沿つて位置調整されることになり、支障な
く連結金具9のねじ孔10にグリル固定ビス13
を螺結させてグリル4の取り付けをおこなうこと
ができる。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、壁の厚みに応
じて連結金具の位置を調整させた状態で連結金具
を受け金具に取り付けることができ、壁の厚みに
対応してグリルの取り付けができるものであつ
て、壁とグリルとの間に隙間が生じたりグリルの
取り付けができなくなつたりするおそれがないも
のであり、またグリルの取り付けの施工は連結ビ
スとグリル固定ビスのねじ回し作業で容易におこ
なうことができると共に、グリルの着脱にあたつ
てはグリル固定ビスのねじ回し作業だけで容易に
おこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の水平断面図、第2
図は同上の一部の拡大分解斜視図、第3図は同上
の概略の縦断面図である。 1は壁、2は開口部、3は本体装置、4はグリ
ル、5は受け金具、6は受け片、7は受け金具の
ねじ孔、8は受け金具の長孔、9は連結金具、1
0は連結金具のねじ孔、11は連結金具の長孔、
12は連結ビス、13はグリル固定ビスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁に設けた開口部内に壁の両面に露出する状態
    で暖房の本体装置を取り付けると共に、壁の両面
    にそれぞれ本体装置を覆うグリルを取り付けて形
    成される壁埋め込み型暖房装置において、本体装
    置に取着される受け金具に壁面と略直角に外方へ
    突出する受け片を設け、受け片にねじ孔及び壁面
    と略直角方向に長い長孔を穿設し、連結金具にね
    じ孔及び壁面と略直角方向に長い長孔を穿設する
    と共にねじ孔を上記受け金具の長孔に、長孔を上
    記受け金具のねじ孔にそれぞれ対向させた状態で
    連結金具をグリルの内側に配設し、連結金具の長
    孔に通した連結ビスを受け金具のねじ孔に螺結す
    ると共に、グリルを通したグリル固定ビスを連結
    金具のねじ孔に螺結してこのグリル固定ビスの先
    部を受け金具の長孔に挿通させて成る壁埋め込み
    型暖房装置。
JP1987115260U 1987-07-28 1987-07-28 Expired - Lifetime JPH0526402Y2 (ja)

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JPS6419827U JPS6419827U (ja) 1989-01-31
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