JP3458535B2 - 屋外型冷凍装置 - Google Patents

屋外型冷凍装置

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JP3458535B2 JP15043295A JP15043295A JP3458535B2 JP 3458535 B2 JP3458535 B2 JP 3458535B2 JP 15043295 A JP15043295 A JP 15043295A JP 15043295 A JP15043295 A JP 15043295A JP 3458535 B2 JP3458535 B2 JP 3458535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外に設置して用い
られる屋外型冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば実開平4−8024号公報
に示された従来の屋外型冷凍装置を示す斜視図、図7は
その側断面図であり、これらの図において、1は屋外型
冷凍装置の本体ケーシング、2は圧縮機、3は凝縮器、
4は仕切板、5は送風機である。また、14は底板、1
5は側面パネル、16は背面パネル、17は前面パネ
ル、18は上面パネルであり、これらにより本体ケーシ
ング1が構成されている。19は前面パネル17の上部
に形成された吸気口である。
【0003】圧縮機2は底板14に取り付けられてお
り、底板14の圧縮機2周辺には電気機器類を収容する
制御箱(不図示)とアキュムレータや油分離器等の冷媒
機器(不図示)とが配設されている。圧縮機2及びアキ
ュムレータや油分離器等の冷媒機器は、本体ケーシング
1の外部に設けられる蒸発器(不図示)等と配管接続さ
れて、冷凍サイクルを構成するようになっている。
【0004】また、本体ケーシング1の内部は仕切板4
によって、凝縮器3、送風機5等を収容する熱交換室2
0と、圧縮機2、制御箱、冷媒機器等を収容する機械室
21とに区画されている。なお、仕切板4は、前面パネ
ル17の吸気口19下方の内面に沿って横方向に配設さ
れた横杆部材(不図示)と、底板14との間に架設され
ている。
【0005】また、図7において、実線矢印は送風機5
の回転に伴って吸気口19から熱交換室20に取り入れ
られ、凝縮器3にて冷媒と熱交換される空気の流れを示
し、一方、点線矢印は吸気口19から入った雨水が流れ
落ちる経路を示す。この点線矢印で示すように、雨水の
一部は仕切板4の上面を流下して底板14上に溜まり、
最終的には底板14と側面パネル14又は背面パネル1
6との隙間から本体ケーシング1の外へ出る。また、雨
が激しくなった場合等には、雨水の一部は仕切板4の前
端と前面パネル17との隙間から機械室21内に浸入し
て滴下し、前面パネル17近傍の底板14上に溜まる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の屋
外型冷凍装置においては、仕切板4が1枚の大きな板部
材で構成されており、その大きさと重量のために仕切板
4の着脱が容易に行なえず、仕切板4を取り外して行な
う機械室21内部の保守・点検に多大な労力を要すると
いう問題点があった。
【0007】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたものであって、仕切板の着脱が容易にできて
機械室内部の保守・点検に要する労力を軽減できる屋外
型冷凍装置を提供することを目的とするものである。ま
た、上記目的に加えて、機械室内の機器類の防水処理及
び防錆処理の簡略化が図れる屋外型冷凍装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、前面パネルの上部に吸気口が形成され
た本体ケーシングと、前面パネルの吸気口下方の内面に
沿って横方向に配設された横杆部材と、横杆部材と本体
ケーシングの底板との間に架設され本体ケーシングの内
部を凝縮器、送風機等を収容した熱交換室と圧縮機、制
御箱等を収容した機械室とに区画する仕切板とを備えた
屋外型冷凍装置において、仕切板が複数の分割仕切板か
ら構成されており、分割仕切板は、前端部が横杆部材に
支持され後端部が本体ケーシングの底板に支持されると
ともに機械室の内面形状に沿って形成された上面に凹溝
を有する複数の支柱に着脱自在に固定され、さらに、底
板の凹溝下端に対応する位置にはドレイン孔が形成され
ると共に、分割仕切板の接合縁部を下向きに折り曲げて
凹溝の上方に配してなるものとした。
【0009】
【0010】また、少なくとも圧縮機及び制御箱の上方
に配置される樋部材を横杆部材の前面に設けたものであ
る。
【0011】
【作用】この発明に係る屋外型冷凍装置では、分割仕切
板は、前端部が横杆部材に支持され後端部が本体ケーシ
ングの底板に支持されるとともに機械室の内面形状に沿
って形成された上面に凹溝を有する複数の支柱に着脱自
在に固定され、さらに、底板の凹溝下端に対応する位置
にはドレイン孔が形成されると共に、分割仕切板の接合
縁部を下向きに折り曲げて凹溝の上方に配してなるの
で、分割仕切板の接合縁部から侵入した雨水は、支柱に
形成された凹溝に受け止められ、この凹溝により本体ケ
ーシングの底板まで導かれ、ドレン孔から本体ケーシン
グの外部に排出される。
【0012】
【0013】また、仕切板と前面パネルとの隙間から浸
入した雨水は、横杆部材に設けられた樋部材に受け止め
られ、この樋部材により圧縮機及び制御箱が無い位置ま
で導かれる。
【0014】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の実施例1に係る屋外型冷
凍装置の要部を示す概略分解斜視図である。なお、屋外
型冷凍装置の全体は図6及び図7に示した従来例と略同
様に構成されているので、その図示を省略する。
【0015】4a,4b,4c,4dは分割仕切板であ
り、この実施例では、これら4枚の分割仕切板から仕切
板4が構成されている。8は、前面パネル17の吸気口
19下方の内面に沿って横方向に配設された、断面逆L
字状の横杆部材である。また、10a,10b,10
c,10dは、底板14の四隅に立設されて本体ケーシ
ング1の骨組みを構成する柱であり、横杆部材8は、屋
外型冷凍装置の前面側に位置する柱10aと10bとの
間に架設されている。9は屋外型冷凍装置を制御するた
めの電気機器類を収容する制御箱である。
【0016】7a,7bは、機械室21の内面形状に沿
って形成された支柱であり、これらの支柱7a,7b
は、その前端部が横杆部材8に支持され、その後端部が
底板14に支柱されている。そして、分割仕切板4a,
4b,4c,4dは、ネジ(不図示)を用いて、支柱7
a,7bに着脱自在に固定されている。
【0017】以上のように構成されているので、各分割
仕切板4a〜4dは小さくて軽量であるうえに、例え
ば、制御箱9の保守・点検の際には分割仕切板4aのみ
を取外し、また、圧縮機2の保守・点検の際には分割仕
切板4bのみを取り外し、さらに、据え付け時の配管接
続の際には分割仕切板4cのみを取り外して作業を行な
うようにすることが可能であり、仕切板4を1枚の板部
材で構成した場合よりも機械室21内部の保守・点検に
要する労力を軽減でき、作業性の向上が図れる。
【0018】実施例2.図2はこの発明の実施例2に係
る屋外型冷凍装置の要部を示す概略分解斜視図、図3は
分割仕切板の接合縁部を示す要部拡大正面図である。な
お、図1、図6、及び図7に示した構成要素と同一又は
相当する構成要素には同一符号を付してその説明を省略
する。
【0019】この実施例においては、支柱7c,7d
が、その上面に凹溝22を有する断面C字状に形成され
ている。また、凹溝22の上方に配される分割仕切板4
e,4f,4gの接合縁部が下向きに折り曲げられて、
この折り曲げられた部分が凹溝22の内部へ挿入されて
いる。さらに、底板14の、支柱7c,7dの凹溝22
下端に対応する位置にはドレン孔7e,7fが形成され
ている。
【0020】以上のように構成されているので、吸気口
19から熱交換室20内に入って仕切板4の上面を流下
する雨水が分割仕切板4e,4f,4gの接合縁部から
浸入した場合であっても、この浸入した雨水は凹溝22
に受け止められ、凹溝22により底板14まで導かれ
て、ドレン孔7e,7fから本体ケーシング1の外部に
排出される。
【0021】したがって、分割仕切板4e,4f,4g
の接合縁部から浸入した雨水が機械室21内に滴下する
ことがないため、機械室21内の防水処理および防錆処
理を実施例1の場合よりも簡略化できる。
【0022】実施例3.図4はこの発明の実施例3に係
る屋外型冷凍装置の要部を示す概略分解斜視図、図5は
樋部材を示す要部拡大側面図である。なお、図2,図
6,及び図7に示した構成要素と同一又は相当する構成
要素には同一符号を付してその説明を省略する。
【0023】この実施例においては、制御箱9から圧縮
機2(図4には示さず)に至る上方に樋部材8aが配置
されている。樋部材8aは横杆部材8の前面に、屋外型
冷凍装置の正面から見てやや右下がりに傾斜させて取り
付けられている。
【0024】以上のように構成されているので、吸気口
19からの雨水が仕切板4(分割仕切板4e,4f,4
g)の前端と前面パネル17との隙間から浸入した場合
であっても、この浸入した雨水は樋部材8aに受け止め
られ、この樋部材8aにより機械室21右側の制御箱9
や圧縮機2の無い位置まで導かれて、樋部材8aの右端
から底板14に滴下する。
【0025】したがって、仕切板4の前端と前面パネル
17との隙間から浸入した雨水が制御箱9や圧縮機2に
滴下することがないため、圧縮機2の電源端子部や制御
箱9の防水処理を簡略化できるとともに、雨水による漏
電等のトラブルを防止できて、屋外型冷凍装置の信頼性
向上が図れる。
【0026】なお、以上の実施例では支柱の後端部を本
体ケーシングの底板で支持したが、支柱の後端部が背面
パネルに支持されるように構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明に係る屋外型冷凍装置は、以上
説明したように構成されているので、以下に記載した効
果を奏する。
【0028】すなわち、仕切板が複数の支柱に着脱自在
に固定された複数の分割仕切板から構成されているの
で、機械室内部の保守・点検の際には、必要に応じて一
部の分割仕切板のみを取り外せばよいことになり、保守
・点検に要する労力が軽減され、作業性の向上が図れ
る。
【0029】また、分割仕切板の接合縁部から侵入した
雨水は、支柱に形成された凹溝に受け止められ、この凹
溝により本体ケーシングの底板まで導かれ、ドレン孔か
ら本体ケーシングの外部に排出される。したがって、分
割仕切板の接合縁部から侵入した雨水が機械室内に滴下
することがないので、機械室内の防水処理および防錆処
理が簡略化できる。
【0030】また、仕切板と前面パネルとの隙間から浸
入した雨水は、横杆部材に設けられた樋部材に受け止め
られ、この樋部材により圧縮機及び制御箱が無い位置ま
で導かれる。したがって、仕切板と前面パネルとの隙間
から浸入した雨水が圧縮機又は制御箱に滴下することが
ないため、圧縮機の電源端子部や制御箱の防水処理を簡
略化できるとともに、雨水による漏電等のトラブルを防
止できて、屋外型冷凍装置の信頼性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る屋外型冷凍装置の
要部を示す概略分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施例2に係る屋外型冷凍装置の
要部を示す概略分解斜視図である。
【図3】 実施例2における分割仕切板の接合縁部を示
す要部拡大正面図である。
【図4】 この発明の実施例3に係る屋外型冷凍装置の
要部を示す概略分解斜視図である。
【図5】 実施例3における樋部材を示す要部拡大側面
図である。
【図6】 従来の屋外型冷凍装置を示す斜視図である。
【図7】 図6の屋外型冷凍装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング、2 圧縮機、3 凝縮器、4 仕
切板、4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g 分
割仕切板、5 送風機、7a,7b,7c,7d 支
柱、8 横杆部材、8a 樋部材、9 制御箱、14
底板、16 背面パネル、17 前面パネル、19 吸
気口、20 熱交換室、21 機械室、22 凹溝。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面パネルの上部に吸気口が形成された
    本体ケーシングと、上記前面パネルの上記吸気口下方の
    内面に沿って横方向に配設された横杆部材と、上記横杆
    部材と上記本体ケーシングの底板との間に架設され上記
    本体ケーシングの内部を凝縮器、送風機等を収容した熱
    交換室と圧縮機、制御箱等を収容した機械室とに区画す
    る仕切板とを備えた屋外型冷凍装置において、 上記仕切板が複数の分割仕切板から構成されており、上
    記分割仕切板は、前端部が上記横杆部材に支持され後端
    部が上記本体ケーシングの底板に支持されるとともに上
    記機械室の内面形状に沿って形成された上面に凹溝を有
    する複数の支柱に着脱自在に固定され、さらに、上記底
    板の凹溝下端に対応する位置にはドレイン孔が形成され
    ると共に、分割仕切板の接合縁部を下向きに折り曲げて
    上記凹溝の上方に配してなることを特徴とする屋外型冷
    凍装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも圧縮機及び制御箱の上方に配
    置される樋部材を横杆部材の前面に設けてなる請求項第
    1項に記載の屋外型冷凍装置。
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WO2018193520A1 (ja) * 2017-04-18 2018-10-25 三菱電機株式会社 室外機、空気調和機、及び、室外機の製造方法
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