JP4246877B2 - 換気扇取付け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば天井板に換気扇を取付ける換気扇取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば図12に示すような換気扇取付け装置が用いられる。これは、下面が開口する箱体からなっていて、その上面部に換気扇1が取付けられる本体枠aと、この本体枠aの一側部に設けられる孔部に対向して排気口体2を備え、上端部が本体枠a上端に引掛けられる引掛け部3を有し、本体枠の側面に密着する排気板bとから構成される。
【0003】
上記本体枠aは、天井板4に設けられる取付け用開口部5に挿入され、この下端開口部周縁に沿って一体に設けられるフランジ部6が天井板4の取付け用開口部5周辺に対向する。一方、排気板bの下端部に沿って折曲フランジ部7が設けられ、天井板4と本体枠フランジ部6との間に介在される。
【0004】
本体枠フランジ部6と排気板折曲フランジ部7とに互いに連通する取付け用孔8が設けられていて、室内側から木ねじなどの取付け具9が挿入され、かつ天井板4の木枠4aなどに挿着されることにより、本体枠aとともに排気板bが天井板4に取付けられる。
【0005】
なお、本体枠a内には換気扇1に対向して風向案内板10が取付けられ、かつ下面開口部には図示しないフィルタおよび化粧板が着脱自在に取付けられて、下面開口部を閉塞する。一方、排気板bの排気口体2には図示しないダクトの端部が接続されていて、換気扇1を駆動することによって本体枠a内に吸込んだ室内空気を、室外へ排気案内する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして、換気扇1の作用自体何らの問題もないが、換気扇取付け装置の天井板4に対する取付け作業については、以下のような問題がある。
すなわち、予め排気板bの引掛け部3を本体枠a上端に引掛けた状態にして、これらを天井板4の取付け用開口部5に挿入する。このとき、排気口体2が開口部5周縁に当接しないように、本体枠aを傾けて挿入することは勿論である。
【0007】
排気板bの折曲フランジ部7と本体枠aのフランジ部6が天井板4に当接したら、作業者は片手で本体枠aを押し上げて仮保持し、片手で取付け具9を取付け用孔8に挿入し、かつドライバなどの工具を用いて取付け具9を天井板4に対して締結固定する。
【0008】
したがって、作業者は片手で工具を使いながら、片手で本体枠aの位置がずれないように仮保持しなければならず、極めて作業し難いという問題(欠点)があった。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、天井板に対する換気扇の取付け作業の容易化を図り、安定した取付けを可能とした換気扇取付け装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の換気扇取付け装置は上記目的を満足するためになされたものであり、天井板に設けられる取付け用開口部に挿入されかつ補助取付け手段を介して天井板に取付け固定される排気枠と、換気扇を備え排気枠内に挿入することにより排気枠に掛止される本体枠とを具備し、上記補助取付け手段は、排気枠に設けられる掛合用長孔と、排気枠に掛止され排気枠の掛合用長孔に対向する掛合用長孔を備えた第1の補助取付け用具と、上端部に設けられ第1の補助取付け用具の掛合用長孔と排気枠の掛合用長孔に挿入しかつ掛止される掛止部と中間部に設けられ各掛合用長孔を挿通して排気枠内部に突出する掛止片部および掛止片部の先端に設けられ各掛合用長孔からの掛止片部の抜け止めをなすストッパ片部下端部に設けられ天井板上に載る受け片部とを備え排気枠を天井板に取付け固定する第2の補助取付け用具とを具備した
【0011】
さらに、本体枠の側面部に、排気枠への挿入時に排気枠の側面部内面に当接するリブを設けた。
【0014】
さらに、排気枠と第1の補助取付け用具に設けられる掛合用長孔は、その上部から下部に向かって幅寸法が漸次広く形成される。
【0015】
さらに、排気枠と第1の補助取付け用具に設けられる掛合用長孔は、左右に並んで一対上下方向に亘って設けられるとともに、その上部のみ下部よりも幅寸法が広く形成され、この掛合用長孔の上部から挿入される第2の補助取付け用具の掛止片部は、左右に一対設けられるとともに、その挿入側端部に掛合用長孔上部の幅寸法よりも狭い幅寸法で、かつ掛合用長孔上部の相互間隔寸法よりも広い間隔寸法の折曲片部が設けられる。
【0016】
さらに、第1の補助取付け用具は、その上端に外方へ折曲形成される引掛け爪を備え、第2の補助取付け用具は、排気枠を天井板取付け用開口部へ挿入する際に引掛け爪に掛止される当接片部を備えた。
【0017】
さらに、第1の補助取付け用具は排気枠に掛止された状態で排気枠の内側に突出する爪部を備え、本体枠は排気枠内に挿入された状態で上記爪部に掛止される突起部を備えた。
【0018】
さらに、排気枠は、第1の補助取付け用具に設けられる爪部を支持し、かつ本体枠の挿入の際に突起部をガイドするテーパ状のリブを備えた。
【0020】
上述の課題を解決する手段を採用することにより、作業者が換気扇を天井板に取付けるにあたって、作業者は両手を用いて同じ作業を順次行うことで、必然的に換気扇の取付けができ、取付け作業性の容易化を図り、安定した取付けを可能となす。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図3に、本発明の第1の実施の形態を示す。図1は換気扇取付け装置の断面図、図2は換気扇取付け装置を分解した図、図3は取付け途中の状態を示す。
【0022】
換気扇取付け装置は、本体枠11と、排気枠20および、補助取付け手段を構成する第1の補助取付け用具30と、第2の補助取付け具40とを備えている。以下、各構成部品を順次説明する。
【0023】
上記本体枠11は、下面が開口する箱体であり、その上面部に換気扇1が取付けられ、かつ換気扇に対向する本体枠11内に風向案内板10が取付けられる。下端開口部には、図示しないフィルタおよび化粧板が着脱自在に取付けられて開口部を閉塞し、かつ下端開口部周縁に沿って一体に設けられるフランジ部6が天井板4の取付け用開口部5の周縁に対向する。
【0024】
特に図2に示すように、本体枠11の相対向する側面部11aのほぼ中央部に、垂直方向に亘って所定幅の凹陥部12が設けられている。さらに、凹陥部12の一側下端に近接した位置に三角状に折曲された突起部13が突出する。ここでは、本体枠11に孔部14が設けられ、この孔部から別部材の板片15に設けられる突起部13が突出している。
【0025】
上記排気枠20は、下端部とともに上端部が開口する枠体であり、上記本体枠11の内側に嵌り込む寸法形状をなす。下端開口部周縁に沿ってフランジ部21が設けられ、組立てられた状態で天井板4の板面に密着し、これに本体枠11のフランジ部6が密着して室内から遮蔽する。なお、本体枠11と排気枠20のいずれのフランジ部6,21においても、従来のような取付け具を挿通するための取付け用孔を設ける必要がない。
【0026】
排気枠20の一側部に排気口体2が設けられていて、組立てられた状態で本体枠11の側面部11bに設けられる排気孔11Cに対向する。この排気口体2が設けられる側面部20aとは直交する方向の両側面部20bに、上記第1の補助取付け用具30と第2の補助取付け用具40とが重なって取付けられる。
【0027】
さらに、排気枠20の側面部20bで上記第1,第2の補助取付け用具30,40の取付部位近傍の上端は、これら用具が取付けられる上端よりも極端に低い段状に形成され、その一部に引掛け用凹部22が設けられる。この引掛け用凹部22は、組立てられた状態で本体枠20の突起部13を掛止する位置にある。
【0028】
このようにして、第1,第2の補助取付け用具30,40が取付けられる排気枠20の側面部20bは、本体枠11の凹陥部12が設けられる側面部20bと対向して組立てられる。
【0029】
第1の補助取付け用具30は、本体枠凹陥部12の幅寸法よりも狭い幅寸法に形成され、組立てられた状態で凹陥部内に位置する。この上端部は断面鍵状の折曲部31となっていて、上記排気枠20の段状に形成される上端部に引掛けられる。下端部はL字状に折曲される爪部32となっていて、排気枠側面部20bに設けられる矩形状の孔部33に挿入される。
【0030】
第1の補助取付け用具30が取付けられる排気枠側面部20bに、上下方向に亘って、かつ左右に並んで一対の掛合用長孔23が設けられていて、これら掛合用長孔と対向する寸法形状の掛合用長孔34が第1の補助取付け用具30に設けられる。
【0031】
第2の補助取付け用具40は、その上端に第1の補助取付け用具30と排気枠20の掛合用長孔23,34に挿入し掛止する一対の尖鋭状の掛止部41が設けられる。これら掛止部41相互間は掛合用長孔34相互間に当接する当接片部42となっている。
【0032】
上記第2の補助取付け用具40の下端部は、斜め手前側に折曲される受け片部43となっていて、この受け片部と上記掛止部41との間の中間部には、上記第1の補助取付け用具30と排気枠20の掛合用長孔23,34に挿通する掛止片部44が折曲形成される。
【0033】
すなわち、第2の補助取付け用具40は、組立てられた状態で掛止片部44が各掛合用長孔23,34に挿通し、その先端が排気枠20内側へ突出する。この突出側端部に、図3のみに示す、切起し加工によるストッパ片部45が設けられていて、掛止片部44の掛合用長孔23,34からの抜け止めをなす。
【0034】
しかも、上述したように、第1の補助取付け用具30の位置は本体枠11の凹陥部12と対向していて、この第1の補助取付け用具に掛合用長孔34が設けられ第2の補助取付け用具40の掛止片部44が突出しているところから、掛止片部44は凹陥部12内にあって、組立時および組立てられた状態で本体枠11に対して接触しない。
【0035】
つぎに、このようにして構成される換気扇取付け装置の天井板4に対する取付け作業について説明する。
はじめに、排気枠20を用意し、この左右側面部に第1の補助取付け用具30を取付ける。すなわち取付け用具30の上端折曲部31を排気枠20上端に引掛け、この下端爪部32を排気枠孔部33に挿入すればよい。この状態で、第1の補助取付け用具30の掛合用長孔34が排気枠20の掛合用長孔23に正しく対向する。
【0036】
つぎに、第2の補助取付け用具40の掛止片部44を各掛合用長孔23,34に挿通し、先端を排気枠20内側へ突出させる。なお、このときストッパ片部45を掛止片部44面から起こさずにしておき、挿通したあと起こすことにより、掛止片部44が円滑に掛合用長孔23,34に挿通する。
【0037】
上記排気枠20に第1の補助取付け用具30と第2の補助取付け用具40を取付けたあと、この排気枠20を天井板4の取付け用開口部5に対向し、かつ排気枠上端部から取付け用開口部に挿入する。
【0038】
ただし、第2の補助取付け用具40の掛止片部44は最大限、排気枠20内へ突出するよう引張っておく。したがって、第2の補助取付け用具40は、その上端から受け片部43上端部までが第1の補助取付け用具30を介して排気枠20にほとんど密着状態になり、わずかに受け片部43のみが斜めに突出する。
【0039】
排気枠20をそのまま垂直に押し上げると、天井板4の取付け用開口部5周縁に排気口体2が接触して通過の障害になるが、ある程度排気枠を所定方向に傾けながら押し上げれば、支障なく排気口体2が開口部5を通過することは、従来のものと同様である。
【0040】
排気枠20の下端フランジ部21が天井板4に当接したら、排気枠20の内部に手を挿入して第2の補助取付け用具40のストッパ片部45を起こしてから、掛止片部44先端を外側へ押す。ストッパ片部45が排気枠20の内側面に当接して、それ以上の掛止片部44の飛び出しを規制する。結局、第2の補助取付け用具40は斜め姿勢になる。
【0041】
なお、この作業は作業者が片手で排気枠20を保持し、片手でストッパ片部45の起しと掛止片部44先端の外側への押しをなす必要があるが、従来のような工具を用いる作業と比較してごく簡単であり、作業性を損なうことがない。
【0042】
以上の作業を終えたら、作業者は排気枠20および第2の補助取付け用具40から手を離してもよい。排気枠20自体の重量で一旦は落下するが、第2の補助取付け用具40が斜め姿勢となって受け片部43が外方へ突出しているので、この受け片部端が天井板4上に載り、しかも上端掛止部41が各掛合用長孔34,23に食い込む。
【0043】
すなわち、第2の補助取付け用具40が直接的に排気枠20の落下を規制するので、落下量はごくわずかである。排気枠20のフランジ部21と第2の補助取付け用具40の受け片部43との間に天井板4を介在させた状態で、排気枠20の取付けがなされる。
【0044】
ただし、第2の補助取付け用具40の受け片部43が外方へ突出しているので、取付け用開口部5周縁に引掛かり、ほとんど強制的に排気枠20を挿入する。そのため特に図3に示すように、排気枠20の両側面部20bが弾性変形して上部から内側に倒れる傾向にある。
【0045】
つぎに、排気枠20に対して換気扇1などを取付けた本体枠11を下方から挿入する。排気枠両側面部20bが内側に倒れているので、本体枠11も強制的に挿入することになり、排気枠両側面部20bを外方へ押し広げる。本体枠11を取付けた状態で、第2の補助取付け用具40の下端受け片部43と上端掛止部41が排気枠20をより強固に取付けることとなる。
【0046】
本体枠11のフランジ部6が排気枠30のフランジ部21を完全に覆い、かつ天井板4に当接する位置で、この突起部13が排気枠20の引掛け用凹部22に掛合する。したがって、作業者は本体枠11から手を離しても落下はない。
【0047】
このようにして、換気扇取付け装置の天井板4に対する取付け作業が全て終了する。結局、換気扇取付け装置を取付けるのに木枠を組む必要がなく、かつ木ねじなどの取付け具やドライバなどの工具なしで簡単に施工でき、しかも、より強固な取付けとなる。
【0048】
図4は、第2の実施の形態を示していて、先に説明した第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。(以下、同様)
本体枠11Aに設けられる凹陥部12の両側を、薄板状のリブ16としていることが特徴である。この場合、先に天井板4に取付けた排気枠20に対してより強固に本体枠11Aを取付けることができる。
【0049】
そして、排気枠20に当接する本体枠11A部分がリブ16であるため、本体枠の形状に制約がなくなって、性能を保持するケーシング形状にでき、安価で軽量化を図れることとなる。
【0050】
図5は、第3の実施の形態を示す。本体枠11Bにリブ16Aを設けたことは、先に説明したものと同様であるが、ここでのリブは上端から下方に向かって斜めに切欠され、下部側が広くなっている。
【0051】
したがって、先に天井板4に取付けた排気枠20に対して本体枠11Bを挿入する際に、図3に示すように排気枠20の両側面部20bが内側に倒れた状態になっていても、リブ16Aの形状限定によりスムーズに排気枠に挿入できる。
【0052】
図6は、第4の実施の形態を示す。本体枠11Bの側面部に上端が斜めに切欠されたリブ16Aを設けることは先に説明したものと同様であるが、このリブの位置を排気枠20を介して第1の補助取付け用具30の取付け位置に設定する。ただし、掛合用長孔23から第2の補助取付け用具40の掛止片部44が突出しているので、この位置は避ける。
【0053】
上記本体枠11Bにおけるリブ16Aの位置設定により、既に天井板4に取付けられる排気枠20に対して本体枠11Bを挿入する際に、リブ16Aが排気枠20を確実に押し広げて、より強固な取付けができる。
【0054】
図7は、第5の実施の形態を示す。ここでは、第1の補助取付け用具30Aおよび図示しない排気枠20に設けられる掛合用長孔34Aに特徴がある。すなわち、掛合用長孔34Aは第1の補助取付け用具30Aの上部側から下部側に亘って、幅寸法が漸次大になるよう形成される。
【0055】
したがって、第1,第2の補助取付け用具30A,40を排気枠20に取付けた状態で天井板4の取付け用開口部5に挿入したあと、第2の補助取付け用具40の受け片部43を天井板4の上面に当接するよう引き下げる際に、この取付け用具上端の掛止部41が掛合用長孔34Aの両側縁に圧接状態で掛止される。
【0056】
掛止部41の掛合用長孔34Aに対する食い込み作用がより大きくなり、第2の補助取付け用具40が上方向へ移動することを確実に防止して、より安定した固定をなす。
【0057】
図8(A)(B)は、第6の実施の形態を示す。図8(A)に示す第1の補助取付け用具30Bおよび図示しない排気枠20に設けられる掛合用長孔34Bと、この掛合用長孔に挿入される図8(B)に示す、第2の補助取付け用具40Aの掛止片部44Aに特徴がある。
【0058】
すなわち、一対の掛合用長孔34Bの上部のみ、その下方部位と比較して互いに内側方向に突出するよう幅寸法が大に形成される。これら掛合用長孔34B上部の幅寸法をAとし、長孔相互間隔寸法をBとする。
【0059】
これに対して、第2の補助取付け用具40Aの掛止片部44A上端を、ここでは内側に対向するよう折曲形成しており、これら折曲片部46の幅寸法をA’とし、折曲片部46端縁相互間隔寸法をB’として、互いの寸法関係を、A>A’、B>B’に設定する。
【0060】
以上の条件を備えているところから、第2の補助取付け用具40Aの掛止片部44Aを掛合用長孔34Bに挿入する際に、掛止片部44A上端の折曲片部46相互をある程度左右に押し広げ、B’からB以上の寸法にする。一旦、掛止片部44Aを掛合用長孔34Bに挿入したあとは、折曲片部46相互間隔寸法がもとのB’に戻る。
【0061】
したがって、第2の補助取付け用具40Aを掛合用長孔34Bに沿って移動するときに、折曲片部46相互間が長孔上端の相互間寸法Bよりもはるかに広い部分を移動することになり、この取付け用具40Aの掛合用長孔34Bからの抜け止めが確実になされて施工性が良い。
【0062】
図9は、第7の実施の形態を示す。ここでは、第1の補助取付け用具30Cにおいて掛合用長孔相互間で、かつ上部に切起し加工による引掛け爪35が設けられ、第2の補助取付け用具40Bの上端掛止部41相互間の当接片部42Aが内側に折曲されている。
【0063】
上記排気枠20に第1の補助取付け用具30Cを取付けたあと第2の補助取付け用具40Bを取付けるのに、図のように第1の補助取付け用具40Bの引掛け爪35に第2の補助取付け用具40Bの当接片部42Aを掛止する。
【0064】
第2の補助取付け用具40Bを第1の補助取付け用具30Cに対して仮止めすることになり、排気枠20を図示しない天井板4の取付け用開口部5に挿入する際に第2の補助取付け用具40Bを手で支える必要がなく、単純に排気枠20のみを挿入すればよいので施工性が良い。
【0065】
図10(A)(B)は、第8の実施の形態を示す。はじめに、図10(A)から説明すると、本体枠11の側面部11aに突出する突起部13が、排気枠20に取付けられる第1の補助取付け用具30の下端爪部33に直接載る位置と寸法の設定をなしたことが特徴である。
【0066】
したがって、先に説明したように排気枠20上端の引掛け用凹部22の加工手間が不要となり、かつ本体枠11の重量が突起部13と爪部32を介して第1の補助取付け用具30にかかることになり、本体枠11とともにこの取付け用具30は排気枠20に対して、より強固に取付けることとなる。
【0067】
図10(B)は、その変形例を示していて、本体枠11の側面部11aに突出する突起部13が、排気枠20に取付けられる第1の補助取付け用具30の下端爪部32に載る位置と寸法の設定をなしているうえに、排気枠の上記爪部が挿入する孔部33下縁に対向してテーパ状のリブ25が設けられる。
【0068】
したがって、本体枠11を排気枠20内に挿入するのに、排気枠に設けたリブ25が本体枠11の突起部13に対するガイドとなる。なお説明すれば、排気枠20に本体枠11を挿入するとき、突起部13がテーパ状のリブ25に当接して徐々に本体枠11内部に押し込められたあと突起部が爪部32を乗り越える。そして、突起部13は再び外方に突出し、爪部32上に載って本体枠11が支持される。このため、施工性がさらに向上する。
【0069】
図11は、第9の実施の形態を示す。ここでは第1の補助取付け用具30Dと、図示しない排気枠20に設けられる掛合用長孔34Cの形状に特徴がある。すなわち、各掛合用長孔34Cの両側縁は全長に亘ってノコギリ刃状に形成されている。
【0070】
そのため、掛合用長孔34Cに掛合される第2の補助取付け用具40の受け片部44を天井板4上面に当接するように引き下げた際、この取付け用具40上端の掛止部41が掛合用長孔34Cのノコギリ刃状の両側縁に確実に食い込んで取付け用具の上方向への移動が防止され、より安定した固定をなす。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、天井板に対する換気扇の取付け作業の容易化を図って施工性に優れ、安定した取付けを可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す、換気扇取付け装置の断面図。
【図2】同実施の形態を示す、換気扇取付け装置の分解した斜視図。
【図3】同実施の形態を示す、組立途中の排気枠の断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す、本体枠の斜視図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す、本体枠の側面図。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す、組立途中の断面図。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す、第1,第2の補助取付け用具の斜視図。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す、第1の補助取付け用具の正面図と、第2の補助取付け用具の斜視図。
【図9】本発明の第7の実施の形態を示す、排気枠に取付けられる第1,第2の補助取付け用具の断面図。
【図10】本発明の第8の実施の形態を示す、換気扇取付け装置の一部断面図と、組立途中の一部断面図。
【図11】本発明の第9の実施の形態を示す、第1,第2の補助取付け用具の斜視図。
【図12】従来の、換気扇取付け装置の断面図。
【符号の説明】
4…天井板、
5…取付け用開口部、
20…排気枠、
23…(排気枠の)掛合用長孔、
34…(第1の補助取付け用具の)掛合用長孔、
30…第1の補助取付け用具、
41…掛止部、
44…掛止片部、
43…受け片部、
40…第2の補助取付け用具。

Claims (7)

  1. 天井板に設けられる取付け用開口部に挿入され、かつ補助取付け手段を介して天井板に取付け固定される排気枠と、
    換気扇を備え、上記排気枠内に挿入することにより排気枠に掛止される本体枠とを具備し、
    上記補助取付け手段は、
    上記排気枠に設けられる掛合用長孔と、
    上記排気枠に掛止され、排気枠の掛合用長孔に対向する掛合用長孔を備えた第1の補助取付け用具と、
    上端部に設けられ第1の補助取付け用具の掛合用長孔と排気枠の掛合用長孔に挿入しかつ掛止される掛止部と、中間部に設けられ各掛合用長孔を挿通して排気枠内部に突出する掛止片部および、この掛止片部の先端に設けられ上記各掛合用長孔からの掛止片部の抜け止めをなすストッパ片部と、下端部に設けられ上記天井板上に載る受け片部とを備え、排気枠を天井板に取付け固定する第2の補助取付け用具と、
    を具備したことを特徴とする換気扇取付け装置。
  2. 上記本体枠の側面部に、上記排気枠への挿入時に、排気枠の側面部内面に当接するリブを設けたことを特徴とする請求項1記載の換気扇取付け装置。
  3. 上記排気枠と第1の補助取付け用具に設けられる掛合用長孔は、その上部から下部に向かって幅寸法が漸次広く形成されることを特徴とする請求項1記載の換気扇取付け装置。
  4. 上記排気枠と第1の補助取付け用具に設けられる掛合用長孔は、左右に並んで一対、上下方向に亘って設けられるとともに、その上部のみ下部よりも幅寸法が広く形成され、
    この掛合用長孔の上部から挿入される第2の補助取付け用具の掛止片部は、左右に一対設けられるとともに、その挿入側端部に、掛合用長孔上部の幅寸法よりも狭い幅寸法で、かつ掛合用長孔上部の相互間隔寸法よりも広い間隔寸法の折曲片部が設けられることを特徴とする請求項1記載の換気扇取付け装置。
  5. 上記第1の補助取付け用具は、その上端に外方へ折曲形成される引掛け爪を備え、上記第2の補助取付け用具は、排気枠を天井板取付け用開口部へ挿入する際に、上記引掛け爪に掛止される当接片部を備えたことを特徴とする請求項1記載の換気扇取付け装置。
  6. 上記第1の補助取付け用具は、排気枠に掛止された状態で排気枠の内側に突出する爪部を備え、
    上記本体枠は、排気枠内に挿入された状態で上記爪部に掛止される突起部を備えたことを特徴とする請求項1記載の換気扇取付け装置。
  7. 上記排気枠は、上記第1の補助取付け用具に設けられる爪部を支持し、かつ本体枠の挿入の際に上記突起部をガイドするテーパ状のリブを備えたことを特徴とする請求項6記載の換気扇取付け装置。
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